苗木「なにか桑田君に思い当たりはないの？」

桑田「まったくない」

苗木「ていうかどんな感じで刺してくるの？」

桑田「あぁ」



〔回想〕

桑田「おーっす、おはよう舞園」

舞園「せいやっ！」ｸﾞｻｯ

桑田「ぐ……うぅ…」

舞園「おはようございます、桑田君。いい朝ですね」ﾆｺﾘ

桑田「あ、あぁ」

舞園「先に食堂行ってますね」





桑田「みたいな」

苗木「」

桑田「こないだも」

苗木「まだあるの!?」



〔回想〕
桑田（なぜか傷が治ったからよかったものの、舞園にはキツく言っとかねーと）

桑田「おい舞園！」

舞園「ふんっはっ！」ｸﾞｼｬｯ

桑田「ぐおぉぉぉ！」ﾌﾞｼｭｰ

舞園「おはようございます。桑田君、どうしたんですか？」

桑田「」ﾋｭｰﾋｭｰ

桑田（やべぇ、喉斬られた……）

舞園「えーと……先、行ってますね？」





桑田「とかな」

苗木「なんで生きてられんのさ!?」

桑田「最近は刺すだけじゃなくてさ」

苗木「うん……もういいや」



〔回想〕

桑田「ま、舞園さん？」

舞園「ﾌｧﾆｯﾌ」ｼｭﾊﾞｯ

桑田（ソニックブーム!?）

桑田「ぐあぁぁ！」

舞園「やっ！」ｼｭﾊﾟｯ

桑田「ぐはっ！」

舞園「おはようございます、桑田君。最近よく会いますね」

桑田（ちくしょう、ちくしょう）

舞園「先、行ってますね」




桑田「とかもあったな」

苗木「もう二人とも怖いよ」

桑田「馬乗りになって心臓を刺されたときはエロかった。んっんっ、て必死に刺すしよ」

桑田「俺の11037も元気になったぜ！」

苗木「死ねばいいのに」

桑田「もう死ぬのも慣れたけどな」

苗木「慣れちゃダメだよ！」

桑田「あ、舞園だ」

苗木「え!?」

舞園「魔神剣！」ﾄﾞﾝｯ

桑田「あぽ！」

舞園「新狼牙風風拳！」ｸﾞｼｬｯ

桑田「パンツ見えた！」

苗木（あ、ホントだ）

舞園「九頭龍閃！」ｺﾞｯ!

桑田「原理的に避けることも防御することも不可能だー！」

舞園「おはようございます、桑田君。食堂行ってますね」ﾋｭﾝﾋｭﾝ

苗木「ま、待ってよ舞園さん！」

桑田「な？刺してくるだろ？」

苗木「刺すの次元を越えてるよ！」

桑田「俺じゃねーと危ないからな……」

苗木「ほんとにそうだね」

十神「おい、苗木」

苗木「あ、十神！舞園さんを止めてよ！このままじゃ桑田君が死んじゃうよ！」

十神「……おい苗木。なにを言ってるか知らんが」










十神「舞園も桑田もすでに死んでいるだろう」

苗木「え？」

十神「舞園に至っては桑田に殺されただろ。妄言も大概にしろ」

苗木「え？だってここに……」

十神「誰もいないぞ」

苗木「う……そだ……」

舞園さんも桑田君も死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない


苗木「死んで……ない」

十神「しっかりしろ苗木！」

苗木「っ!?」

十神「あいつらの分まで生きるんじゃなかったのか？このまま壊れてお前まで死ぬのか！」

苗木「…………」

十神「ふん！死ぬかどうかはお前の好きにしろ。俺は止めん」

十神「……じゃあな」

苗木「……そうだね」

苗木「僕は生きるよ。舞園さんの分も、桑田君の分も、不二咲さんや大和田君、霧切さん、石丸君、山田君、セレスさんの分まで」

十神「………それでこそ苗木だ」

苗木「ありがとう十神君、おかげで目が覚めたよ」

苗木「でもさ、十神君なんか太ってない？」




終わり

全ては苗木くんの作り出した妄想なんだよ！


江ノ島さんの姉がフリーザ様だったり
幼児退行してたりね！


希望は前に進むんだ！