ペトラ「そう言ってました。リヴァイ兵長に面会を求めていますがどうしますか?」
グンタ「魔導士…本で読んだ事があるな…魔法を操れるとか…」
オルオ「はぁ?魔法?」
リヴァイ「…ふん。会ってみる価値はありそうだ」
エレン(魔法か…あるのかそんなの…)
……………………
ルーテ「…」
ガチャ
リヴァイ「よう。天才魔導士とやら」
ルーテ「…」
リヴァイ「…おい」
ルーテ「…」
リヴァイ「…おい、無視か…?いい度胸だ…」
ルーテ「ああ、私の事でしたか」
リヴァイ「…おちょくってんのか…」
ルーテ「私は稀代の天才魔導士、ルーテです。あなたがリヴァイですね」
オルオ(へ、兵長を…)
ペトラ(呼び捨てに…)
リヴァイ「…まあいい。俺に何の用だ。余計な事に時間を割いている暇はないんだが」
ルーテ「では率直にお話しましょう。馬をお借りします」
リヴァイ「…あ?」
リヴァイ「そんな事が許されるとでも思っているのか…?」
ルーテ「はい」
リヴァイ「…」
ルーテ「沈黙ということは了承と受け取って構いませんね。それでは」
リヴァイ「待て」
ルーテ「何か?」
リヴァイ「お前…魔法が使えるらしいな」
ルーテ「…正確には使えるというレベルではなく、自在に操る事ができる…と、ご認知下さい」
リヴァイ「…ふん、面白い。嘘か本当か…一度やってみせろ」
ルーテ「いいでしょう」
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