P「寝れないしアイドルでも狩るか」 (117)
小鳥「はい?」
P「狩ります アイドル」
小鳥「ちょっと意味が分かりませんね」
P「分かりませんか?それじゃあ……」
ガチャ
春香「おはようございまーす」
P「お、春香良い所に」
春香「へ?何ですか?」
P「ちょっとこっち来い」
春香「?はい……」
P「うん、その辺だな……もうちょっと右かな よし」ポチ
ガッシャーン!
春香「ええ!何ですかこれ!」
小鳥「檻が、上から…… ぷ、プロデューサさん!?」
P「はい、大体こんな感じですね」
春香「」ボーゼン
小鳥「え、えーっと?」
P「まあ、基本的には捕獲がメインですねー 討伐とか、痛めつけることも極力は避けたいですね」
小鳥「はあ……」
P「よし、春香」
春香「!!はい!何でしょう!」
P「これで春香は俺につかまったからな、俺にはお前を何かの目的に使えるんだぞ」
春香「何かの、目的……?」
P「まあ取りあえず最初だからな……肩でも揉んでもらおうかな」
春香「は、はあ」
P「檻をあげるから、逃げるなよー」ポチッ
ウィーン…
春香「た、助かった……のかな?」
, -二二- 、
/,ィ=-:: ̄ ̄::`ミ、:\
//´:::::::::::::::i::::::::::::::::ヾ、ヽ
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l::{:::、/ レヘ/ uゞ‐┘N::::::::!:|
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l:::|、 、_,_, l:::::.;:/
ヽ:::}ト _・ _,..ィ´|:://
`iLf圭)ス_人-w从リ (
,. イr ぅヽ/ヽ、
P「はい、じゃあ肩揉んで」
春香「うーん?まあ、とりあえずお安いご用です!」モミモミ
P「あー…… 結構上手いな……・」
春香「そうですか?えへへ……」
小鳥「いやいや!違うわ!春香ちゃん!」
春香「え?肩揉みってこれのことじゃないんですか?」
小鳥「そうじゃなくて!プロデューサーさん!何ですかこれ!」
P「まあ、一種のレクです 暇なので」
P「今から、2週間でアイドルたちを全員狩ってみようかなと」
小鳥「2週間って、随分長いですね……」
P「期限内に俺が全員狩れたら、俺の勝ち 1人でも取りこぼしたら、俺の負け」
P「小鳥さんには、俺の方を手伝ってもらいますから よろしくお願いしますね」
春香「へー 面白そうですね!」
P「まあ、そんな感じだから 春香も皆にそういうことでメールしといてくれな」
春香「了解です!」
小鳥「飲み込み早すぎるわ、春香ちゃん……」
春香「何言ってるんですか小鳥さん!レクですよ!レク!」
P「よし!じゃあ明日から開始だからな!仕事はスケジュール通りに行って、合間は全てこのレクに使うからな!」
春香「腕が鳴りますね!プロデューサーさん!」
P「ああ、頑張って逃げてくれな」
春香「……へ?何からですか?」
P「おいおい、話を聞いてなかったのか?俺と小鳥さんからに決まってるだろ」
春香「え、だ、だって、私捕まえる側じゃ……」
P「いや?お前も逃げる側だぞ」
春香「ええ!?」
P「むしろ、何でこっち側だと思ったんだ」
春香「そ、そんな……」
P「ちなみに、律子はこっち側だからな 覚えておいてくれ」
次の日
P「いやあ!とうとう始まりましたねえ!」
律子「ええ、もう楽しみで仕方ありませんね」
小鳥(律子さん、案外乗り気なんだあ……)
律子「ささ、まず誰から狩りましょうか!」
P「そうですねぇ……まず、>>12から行きましょうかね!」
小鳥(あ、安価なんだ……)
千早
律子がノリノリで小鳥が一歩引いてるのは珍しいな
P「千早から行こう」
律子「なるほど、随分紳士的な選択ですね……」
P「まあ、最初からガンガンはいけないからな」
律子「千早の今日のスケジュールは、歌の仕事が一本です」
P「そうか なら、それが終わった後がベストだな」
律子「ええ……間違いありません」
小鳥「あ、あの、お二人とも……?」
P「何ですか?音無さん」
小鳥「ええと、なぜ、最初に千早ちゃんを……?」
律子「ふふん それは簡単ですよ、小鳥さん」
律子「千早は恐らく、この勝負を真面目に考えてはいません 恐らく春香がメールを送ったならば、冗談としか考えていないでしょう」
P「ああ、だから一番作戦の成功率が高いんだ しかし、万が一という事もある……」
律子「ええ、もし千早がこの勝負のことを真に受けていたら? それを考慮して、仕事終わりを狙うんです」
P「一度普通に仕事をさせて なんだ、やっぱりあれは春香の冗談だったんじゃないか、そう思わせる」
律子「その油断しきったその瞬間を!ガバッと!」
小鳥「」ビクッ
律子「捉えよう そう言うわけです」
小鳥「な、なるほど……」
P「さ、というわけで、そろそろ千早のスタジオに向かいましょう 小鳥さん、車の鍵を」
小鳥「はい、バンでいいですか?」
律子「ええ、そっちの方がいいでしょう スモークも貼っていますからね」
P「それじゃあ、出発します 小鳥さんも一緒に行きますよ」
小鳥「ええ!?でも、事務所を留守にするというのはちょっと……」
律子「何を言っているんですか!そんなことは二の次です!」
律子「さあ、しゅっぱーつ!」
小鳥「ちょ、ちょっとぉ!」
ギィー……バタン
千早のスタジオ
P「さて、到着しました」
律子「ええ、千早の収録が終わるまで、あと15分ってところですかね」
P「ふむ…… それじゃあ、その前に作戦を練っておくか……」
律子「プロデューサー、私から提案が」
P「何だ、言ってみろ」
律子「はい、ここはもう、私が迎えに行ってこのバンまで連れてきます」
P「ほほう…… 随分荒っぽい作戦だな」
律子「しかし、根拠もあるんです 恐らく千早は、私がこの「お遊び」にここまで積極的だとは考えていないはずなんです」
小鳥(自覚あるのね……)
律子「だから、私が適当に演技をして、千早をここまでおびき寄せバンに乗せる それでこの作戦は終了です」
律子「一見シンプルですが、この作戦が最も成功率と、安全性を兼ね備えているのではないかと」
P「ふむ、確かに」
律子「私に、やらせてくれませんか、プロデューサー」
P「……」
律子「プロデューサー!」
P「わかった、良いだろう……」
律子「!あ、ありがとうございます!」
小鳥(ええ……)
15分後……
千早「お疲れ様でした」
スタッフ「はーい、お疲れ様でした」
千早(今日は満足いく収録ができたわね……)
律子「千早、お疲れ様」
千早「あら、律子」
律子「その顔だと、収録うまくいったみたいじゃない」
千早「……え、ええ、そうね」
律子「ん?どうしたの?」
千早(そう言えば昨日の春香からのメール……)
千早「あの、律子、昨日メールが来たじゃない?春香から」
律子「メール……?ああ、あれね」
千早「そう、あれ」
律子「なあに?あれ、本気にしてたの?」
千早「そ、そんな訳ないじゃない!」アセアセ
律子「ふふ、そーんなに焦らなくたっていいじゃないの 分かってるわよもちろん」
千早「そ、そうよね…… あんなの、ただの冗談よね……」
律子「ほらほら、そんな冗談言ってないで、早く行くわよ」
千早「……ふふ、そうよね 行きましょう」
律子「……」テクテク
千早「……」テクテク
千早(あら?そういえば……)
千早(今日、律子が迎えに来てくれるなんて、そんな予定あったかしら……?)
千早(だって私、今日はもう上がりのはずだし、迎えに来てもらう理由が……)
千早「あ、ね、ねえ、律子……」
律子「さ、乗った乗った」ガラッ
千早「……」
律子「どうしたの?ほら、早く乗って」
千早「……やっぱり、おかしいわ」
律子「……!」
千早「律子、あなたが今日私を迎えに来る理由は無い それなのにどうして、今日あなたは私のスタジオに来たの……?」
千早「もしかして、あの春香からのメールって……」
千早「律子、答えて」
律子「……」
千早「律子……!」
律子「ふうー……」
律子「流石千早、車に乗る前に気が付くとはね」
千早「!!」
律子「そのとおり、昨日の春香のメール、あれは本気よ」
千早「……なんですって」
千早「……私、電車で帰るわ 悪いけれど、律子の車には乗れない」
律子「残念だけど、そうはいかないわ」
P「」ガシッ
千早「!!な、なに…… プロデューサー!?」
律子「……本当なら、車の外での争いは避けたかったのだけど」
律子「でも、惜しかったわね千早」
千早「はな、離して……!離してくださいプロデューサー!」ジタバタ
律子「千早、私が敵の前でネタばらしをする」
千早「くっ……」ジタバタ
律子「それっていうのはつまりね……」
千早「ぐう……」
小鳥(千早ちゃん、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……)
律子「事実上の勝利宣言なのよ……!」
千早「……!」
律子「さ、プロデューサーさん 千早を車に」
P「ああ…… 大人しくするんだな、千早……」
千早、捕獲
小鳥の家
律子「いやー!どうでした?決まってました?私」
P「ああ、バッチリだったな!」グッ
千早「……」ジト
P「はは、そう睨むんじゃないよ 千早」
千早「嫌です、軽蔑します」
P「ま、そんなに睨まれたって、状況は変わらない 昨日の春香のメールに従って、千早には何かをされてもらう、もしくはしてもらう」
千早「ぐう……」
P「ちなみに、デモンストレーションでは春香に肩もみをしてもらったが……」
P「そうだな、それでもまだ最初だ いくつかの中から、選ばせてやろう」
1、くすぐられる
2、小鳥の部屋の掃除をする
3、こちらの仲間になる
P「さあ、選んでもらおうか」
千早「うう……>>26です……」
に
千早「小鳥さんの部屋の、掃除をします……」
P「なるほど、懸命な判断だ……」
小鳥「あ、それじゃあ千早ちゃん、お願いしていいかしら」
律子「はい、三角巾とエプロンよ」
P「床はフローリングで、ものが多いから気を付けろよ あ、風呂の掃除の仕方は分かるか?」
千早「ええ、一応 一人暮らしですから」キュッ
小鳥「わあー、千早ちゃん似合うわね!」
千早「ありがとうございます……」
律子「うんうん、こういう家庭的なのもいいわね!」
千早「律子まで、そんな……」
P「よし、それじゃあよろしくな!」
P「その間、次のターゲットを決めましょう」
律子「ええ、そうですね」
P「何か意見はあるか?」
律子「そうですね……>>31何てどうでしょうか」
まこっつぁん
律子「真、でどうでしょう」
P「真、だと……?彼女は強敵だ、まだ早いんじゃ……」
律子「だからこそ、です」
P「!」
律子「ルールその21『プロデューサー側の捉えた捕虜は、使用目的とともに、安全であるという証拠の写真をアイドル側に提示しなければならない』」
律子「つまり」パシャ
千早「あ、ちょっと律子!勝手に……!」
律子「アイドルたちを狩れば狩るほど、彼女たちはこちらを警戒する」カチカチ
P「だから、先に真を……」
律子「ええ、最初はお互い紳士的に、フェアーになるようにと、千早を目標にしました」
律子「ですがここからはそうはいきませんですから、強い戦力は先に落としておきたい」
P「うむ確かに……」
P「しかし、それが真となれば一筋縄ではいかないぞ 何か策はあるのか……?」
律子「作戦、そうですね……」
律子「恐らく、真と正面からぶつかっても勝ち目はありません」
P「となると、罠だな」
律子「ええ そう言うことになります」
P「しかし難しいぞ 律子のメールを期に、アイドルたちも一層警戒を務める」
律子「何か、真を一撃で落とせる罠……」
小鳥(真ちゃんが食い付きそうなものかあ……)
律子「!」
律子「プロデューサー 私に、いい考えが」
P「何!本当か!?」
律子「はい、真を、ここにおびき出します」
1、765プロ事務所
2、きゃぴぴぴーん☆な服屋
3、東京湾の埠頭
あ、めんご>>38な
2
律子「きゃぴぴぴーんな服屋です」
P「……まあ、妥当だな」
小鳥(確かに一番可能性があるわね……)
P「しかし、あまりにもあからさまじゃないか?真にもすぐに気付かれるだろう」
律子「ええ、その通りです」
律子「ですから、そこに更に罠を張るんですよ……」
P「……」
千早「……小鳥さん、意外と綺麗にしてるわね……」
ピロピロリン♪
真「メールだ…… !!これは……」
雪歩「千早、ちゃん…… 嘘……」
美希「千早さん……!こんなのってないの!ハニー、小鳥、律子!」
雪歩「やっぱり春香ちゃんのメール、本当だったんだね……」
真「くそっ!僕が千早のことを向かいに行ってあげて入れば」
雪歩「そんな!真ちゃんのせいじゃないよ!」
美希「そうなの!悪いのはハニーたちだよ!」
美希「こんな、こんなことを千早さんに……!」
本分:千早、捕獲 目的、小鳥の家の掃除
美希「悔しいけど、かわいいの!」
真「エプロンが、フリフリしてるね!」
雪歩「家庭的……」
ピロリロリン♪
真「あれ、またメールだ……」
差出人 プロデューサー
sub:フリフリの衣装
本分:真、お前、前からフリフリの衣装を着たいって言ってたよな?
何と!その夢が敵うチャンスがやって来たぞ!
この前の雑誌の撮影で、お前のことをいたく気に入っていたファッションデザイナーの方が
お前のことをコーディネートしたいんだそうだ!
急な仕事になるが、よろしく頼むな!
P.S.千早のエプロン、可愛かっただろ(笑)
真「こ、これは……」
美希「何、これ……」
雪歩「プロデューサーさん酷いですぅ……」
真「千早のことを、まるで遊びみたいに ……ボク、許せないよ!」
雪歩「そうだよ!こんなのってないよ!」
真「それに、このメールの内容…… ボクでもわかる」
美希「うん、挑発、なの」
真「ボク、行くよ」
雪歩「!!真ちゃん!?」
真「この喧嘩、乗ってやる……!」
真「望むところさ……!」
美希「……真クン、本気?」
真「もちろんだよ、ボク、怒ってるんだ!」
美希「……罠、だよ?まず間違いなく」
雪歩「そうだよ!危ないよ!」
真「……止めないでくれ、二人とも」
真「罠だろうが何だろうが、関係ない」
真「僕は必ず、狩って見せるよ!3人を!」
ピロリロリン♪
真「ん?またプロデューサーかな?」
差出人 プロデューサー
sub:言い忘れていたが
本分:さっきのメール、仕事ってのは本当だ
ルールその6『この狩りは原則として仕事の合間に行うものとし、これを反故することは許されない』
蹴ったら……分かっているな?
真「上等だ!言われなくたって行ってやる!」
次の日
P 「ふふ……、来たな、真」
真「……ええ、『仕事』ですからね」ニヤッ
P「そうか、ふふ……」
P「今日の仕事内容は、メールの通りだ」
真「ええ、ボクが可愛い服を着て撮影 ……それだけですね?」
P「その通りだ」
真「なるほど、分かりました」
デザイナー「プロデューサーさん、菊地真さん お久しぶりです」
P「あ!お久しぶりです!デザイナーさん」
真「こんにちは!今日はよろしくお願いします!」
デザイナー「はい、よろしくお願いしますね」
P「いやー、ラッキーでしたよ!まさかまたデザイナーさんと一緒にお仕事をさせていただけるなんて」
デザイナー「いいえ、こちらこそ 真さんのこの前のお写真、素晴らしかったです」
P「だそうだ、良かったなー 真」
真「へへ、嬉しいです!」
デザイナー「今回は、この前の真さんのイメージとは一転、カワイイ感じの真さんのを取らせていただきたいと思っています」
真「はい、お話は聞いています」
デザイナー「本当?それじゃあ、もう一つ」
デザイナー「今回は、真さん、あなたのご意見も聞かせていただきたいの」
真「ボクのですか?」
デザイナー「ええ、何しろ、ここまでの大胆なイメージチェンジとなるとね、どうしても手さぐりになって行くから……」
真「なるほど、そうですよね……」
真「それじゃあ、ボクもいろいろ言わせていただきます!よろしくお願いしますね!」ニコッ
デザイナー「良い笑顔ね それじゃあ早速、始めましょうか」
1時間後
デザイナー「はい!OK!真さん、チェックお願いします」
真「はーい」
真「うわー 意外と良いですね!白のワンピース!」
デザイナー「うん よく似合ってるわ」
P「いやー最初ゴスロリなんて着たいなんて言うからどうなることかと思ったけど、上手くいきそうですね!」
真「ええー? ダメでしたか?」
デザイナー「いいえ、そんなことは無いのだけれど でも、こっちの方が良いわ」
真「そうですか……」
デザイナー「ふむ……それにしても…… このワンピース姿、スタジオ内だけでの撮影だけでは惜しいわね」
P「え」
デザイナー「真さん、私、良いロケ場所を知っているの そこで撮影してもいいかしら?」
真「……!ええ、構いません」ニコッ
デザイナー「良い笑顔ね それじゃあ、申し訳ないけれど、車移動になります」
真「あー…… あの」
デザイナー「何かしら」
真「もしよろしかったら、ボク、デザイナーさんと一緒の車がいいかな、なんて……」
デザイナー「……私の車? 私は構わないけど、軽だからプロデューサんが乗れないわね……」
真「あ!そっちの方が都合がいいです!よろしくお願いします!」
真(へへ、どうだプロデューサー)
真(きっとプロデューサーにとってはスタジオ外でのロケは想定外……)
真(何せ罠だ、春香が檻とか何とか言ってたしね、そこから動いちゃえばこっちのもんだよ)
真「いやー、それにしても デザイナーさんが運転するんですね!」
デザイナー「ええ、趣味なの 運転」
真「へえー 何だかかっこいいですね!」
デザイナー「ふふ、ありがとう でもあなたには負けるわよ」
真「あ!ダメですよーそんなこと言っちゃ!」
デザイナー「え?」
真「だって、今日のボクはカワイイボクですからね!」
デザイナー「ふふ、そうだったわね」
真「あ、そういえば、ロケってどこでやるんですか?」
デザイナー「あら、言ってなかったかしら?」
真「はい、聞いてませんけど……」
デザイナー「それじゃあ、先に言っておきましょうか ……音無小鳥さんの家、よ」
, -二二- 、
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`iLf圭)ス_人-w从リ (
,. イr ぅヽ/ヽ、
真「え……?」
デザイナー「ふふ、それに、撮影の内容はまだ決まっていないわ」
デザイナー「私にはよく分からないのだけど、あなたがどんな『使用目的』で捕まるのかはまだ決まっていないのでしょう?」
真「何だと……」
真「くそっ、嵌められた……!」バッ
デザイナー「あら、だめよ、動いちゃあ 運転中だもの危ないわ」
真「ぐっ……」
デザイナー「ふふっ、あなたを私の車に乗せるのが作戦の一番の課題だったのだけれど、あなたから進言してくれるとは思わなかった」
真「……何が目的だ」
デザイナー「え?」
真「あなたがプロデューサーさんたちに手を貸したって、何の得にもならないはずだ!」
真「それを、どうして……」
デザイナー「あら、そんなことないわ」
デザイナー「ふふ、だって」
デザイナー「真サマを一時の間でも手玉にとれる こんな楽しいことってないわ」
真「何だって!?」
デザイナー「ああ~ 今日の撮影でもすてきでしたわ、真サマ」
デザイナー「プロデューサーさんはゴスロリは無しだなんて言ってたけれど、そんなことない!真サマったら何を着てもお似合いになりますからね!」
デザイナー「今のそのワンピースだって、素晴らしいわ!私、こんなに本気でシンプルなワンピースをデザインしたの初めてよ!ね?良いでしょう?真サマ!」
真「なるほど……、そう言う事か……」
デザイナー「分かってもらえました?私のあついリビドーを!」
真「……ふふ、それにしても、詰めが甘いね!プロデューサーも、あなたも!」
デザイナー「ええ?どういう事かしら」
真「今ここでネタばらしなんて、早すぎるよ!車を降りた後に、逃げる手段なんていくらでもあるさ」
デザイナー「……さあ、どうかしらね」
真「何だと!」
デザイナー「真サマも考えが甘いわ」
デザイナー「私がここでネタばらしする、それも全て秋月律子プロデューサーのシナリオのうち」
デザイナー「ふふ、これってね、もう私たちが確信しているからなのよ」
デザイナー「絶対的な、勝利を、ね……」
デザイナー「さ、着いたわ」
真「!」バッ
P「おおーっと 動くなよ、真!」
真「プロデューサー!」
P「ふふ、『お仕事』はもう終わりだ」
P「これを見ろ!」
真「! 千早ぁ!」
千早「うう、真、ごめんなさい……」
律子「どうかしら?真、千早の『ふりふりエプロンドレス+犬耳』の味は?」
真「な、なんて可愛いんだ……!」
P「どうだ?着てみたいだろう?このエプロンドレスを」
真「ぐう……!」
律子「しかも犬耳付き、真、こんなかわいいアクセサリーを着けたことあったかしらね?」
律子「今、このチャンスを逃したら、次にいつこんな服を着る仕事が入るかしら……?」
真「うう……、卑怯だぞ!プロデューサー!律子!」
律子「ふふん、なんとでも言いなさい……」
律子「あなたがそうやっていくら色々なものを天秤にかけたって、結局あなたの中で揺れている事実は簡単」
律子「この衣装を、着たいか、着たくないか」
真「……!」
律子「駄目よ?メールに送付されていた千早の写真だけで物事を判断しちゃあ」
律子「ここは小鳥さんの家ですもの、このくらいのものはいくらでもあるわ」
真「……やられた!」
P「さあ、観念しろ真、お前はこの衣装の魔力には逆らえないだろう」
真「うう、うう……!」
千早「真!しっかりして!」
P「無駄だよ、千早」
P「もうお前の言葉は真には届かないさ」
千早「くっ……!」
雪歩「そ、そんなことありません!」
律子「なっ!」
P「雪歩!?」
雪歩「真ちゃん、ダメだよ!今真ちゃんが居なくなったら私たち、もうプロデューサーたちに勝てないよ!」
律子「なぜ、雪歩がここに!?」
雪歩「逃げよう!真ちゃん!」パシッ
P「ああ!待て!」
ダダダッ
律子「くう……!予想外だわ!プロデューサー!追いますよ!」
P「ああ!」
ダダダッ
雪歩「はあ、はあ、はあ」
真「雪歩、どうしてここに!?」
雪歩「はあっ……、春香ちゃんが、教えてくれたの……はあっ」
真「春香だって!?」
雪歩「そう……、春香ちゃん……はあっ」
雪歩「真ちゃん、逃げ切ったら…… はあっ、春香ちゃんを探して……!」
真「春香…… よし、分かった、もうしゃべらなくていいから、頑張れ雪歩!」
雪歩「ううん、私はもうだめだよ……真ちゃん……」
真「何言ってるんだ!」
雪歩「もう、体力の、限界……」
真「そんなこと……!」
雪歩「真ちゃん、私のペースに合わせていたら、逃げ切れないよ……?だから、手を……」
パシッ
雪歩「きゃあ!」ドサッ
真「雪歩!」
雪歩「私に構わないで…… 真ちゃん、早く!」
P「真、雪歩、待て!」
律子「いました!あそこです!」
真「ぐう……、雪歩、ごめん!」ダッ
雪歩「えへへ、やったよ……、春香ちゃん、美希ちゃん…… 作戦、成功……」
律子「……!プロデューサーさん!私は雪歩を!」
P「ああ、分かった! 待て、真ォ!」
雪歩「これで、私も、役に……」
律子「雪歩、転んだの!?怪我はない!?」
雪歩「はあっ、……少し、すりいちゃいました、えへへ……」
律子「……」
律子「傷は対したことないわね」
律子「……小鳥さんの家に行きましょう、消毒してあげるから」
雪歩「はい、ありがとうございます……」
雪歩「私、頑張れたかなあ……?」
雪歩、捕獲
小鳥さんの家
雪歩「痛ぁ!」
小鳥「ダメよー動いちゃ、我慢しててね」
雪歩「うう、痛いです……」
千早「まったく、こんな無理して……」
雪歩「ごめんね?千早ちゃん……」
千早「別に、萩原さんが謝ることじゃないわ だって」チラ
千早「悪いのは、この大人たちだもの」
律子「……ええ、今回のことは私も反省しているわ ごめん、雪歩」
小鳥「……ごめんなさい」
雪歩「あ、謝らないでください!だって、私が勝手に転んじゃっただけですし……」
千早「……それで?この茶番、まだやるのかしら?」
律子「……続けるわ、もちろん」
千早「律子!」
律子「止めるわけにはいかないの」
バタン
P「はあ、はあ……!雪歩、大丈夫か?転んだみたいだったが……」
雪歩「あ、プロデューサー……」
雪歩「大丈夫です 血もあんまり出てないですし」
P「そうか、良かった……」
小鳥「お帰りなさい、プロデューサーさん」
律子「……真は?」
P「取り逃がしたよ」
律子「そうですか、まあ、仕方ないですね」
千早「……あの、プロデューサー」
P「ん?」
千早「プロデューサーも、続けるおつもりなんですか、これ」
P「……ああ、もちろんだ」
千早「……どうして!」
P「……その前に、決めなくちゃいけないことがある 雪歩にしてもらうこと、>>79だ」
性奴隷
P「……雪歩には、性奴隷になってもらう」
千早「な、何ですって…… プロデューサー!!」
雪歩「へ…… きゅう……」バタッ
千早「ゆ、雪歩! 許せません、プロデューサー!律子!」
律子「……」
千早「ど、どうして黙っているのよ!」
P「千早」
千早「何ですか!」
P「俺はお前を捕まえた そして、今お前がするべきことは何だ?」
千早「……掃除に戻ります」
小鳥「ごめんね、千早ちゃん」
千早「許しません」
小鳥「……」
千早「私、許しませんからね」
小鳥「いいんですか、プロデューサーさん」
P「いいんです、今は、まだ話すわけにいきませんから」
P「さて、と……」パシャ
P「送信……と」
P「さて、次は>>85を狩る」
みき
律子「美希、ですか」
P「ああ、やはり、どうしても向こうの主力を1人くらいは落としておきたい」
律子「ええ、分かります」
P「……問題は、方法」
小鳥「美希ちゃんなら、プロデューサーさんがアプローチをかければそれでいいんじゃないでしょうか?」
P「いえ、それは難しいですね」
小鳥「ええ?どうしてですか?」
P「まず、一つ目の理由としては、向こうにも捕まることのできない理由があるという事」
小鳥「捕まることのできない理由……?」
P「はい、そしてもう一つ いえ、むしろこっちの方が大きな理由かもしれません」
小鳥「……?」
P「俺たちは、さっきの雪歩の件で、完全に悪役になってしまいました」
小鳥「えっ、という事は、送っちゃったんですか!?さっきの『目的』で」
P「はい、メールにもきちんと書きましたよ」
P「『性奴隷』ってね……」
美希「真クン!よかった、無事だったんだね!」
真「いや、無事じゃないよ…… 雪歩が、捕まった」
美希「!!」
美希「ご、ごめんね 雪歩」
真「くそっ、ボクがもっとしっかりしていれば……」
ピロリロリン♪
真「!! ……メールだ」
差出人 プロデューサー
sub:雪歩を捕獲
本文:さ、これでまた一人お前たちの戦力は減った
見ろ、これが今の雪歩の姿だ
そして、使用の目的は、『性奴隷』だよ
つまり、どういうこと分かるかな?一つ、『問い』を出してやろう
これから、二人が目茶目茶に混ざりあったものを見たときに、お前らは一体どうなるだろうな?
ま、それはおいおい見せてやるよ……
真「そんな、そんなことって!」
真「サイテーだ 見損ないましたよ、プロデューサー!」
ここからの展開何にも思いつかなんだが……
美希「ハニー……どういうことなの……」
美希「もう、こんなの、遊びじゃないよ!」
美希「とめなきゃ……」
美希「美希、ハニーのこと止めてあげなきゃ!」
真「……ねえ、美希」
美希「何?」
真「雪歩が、言ってたんだ 春香を頼れって」
美希「春香……」
真「それって、どういう意味か分かる?」
美希「うん、分かるよ」
美希「だって、真クンを助ける作戦を考えたのは、春香だから」
真「何だって!」
真「そ、それじゃあ、春香に連絡を……」
美希「ううん、それは無理なの」
美希「だって、春香、今は海外にいるから」
真「海外……」
美希「うん、そう 昨日から、11日間」
真「それじゃあ、春香が帰ってくるのって、期限の最後の日ってこと……?」
美希「うん、そう」
美希「だから、ここからは、美希たちで何とかしなくちゃいけないの」
美希「リーダー抜きで、やれるだけやらなきゃ」
真「美希……」
美希「それじゃ、次は美希が動くね?」
真「それじゃあ、ボクも一緒に!」
美希「真クンはダメ一回お休みなの」
真「何でさ!ボクだって雪歩を……!」
美希「次また真クンが危なくなったら、もうミキたちに勝ち目はないから」
美希「だから、ここからはミキたちに任せて」
真「美希、たち……?」
美希「うん、美希と、響、そして貴音で次はいくの」
律子「しかし、この状況で美希を落とすとなると、生半可じゃ行きませんね」
P「ああ、俺たちが関わるもの全てを警戒してくるだろうな」
小鳥「それじゃあどうするんですか、一体?」
P「カードを1枚、切ろうと思います」
小鳥「カード?」
P「ええ、これですルールその12『プロデュースに必要な企画会議は、原則として765プロ事務所内で行うものとする』」
小鳥「……これは?」
P「ええ、本来なら、このゲームに熱中し過ぎて仕事に不備が出ないように、と思って考えたルールなんですが」
P「この際です、利用できるものは利用しましょう」
律子「この2つのルールを使えば、美希を取りあえず確実に事務所におびき出すことができます」
律子「あとのことは、今から考えましょう」
美希「来たの、ハニーからのメール」
響「……何て?」
美希「プロデュース会議だって 事務所でやるって言ってる」
貴音「事務所、なるほど 決め事の中にそのようなものが確かありましたね」
響「狙いは美希か……」
貴音「美希、どうするのです?あちらはまず間違いなく、そこで何か策を弄してくるはずですが」
美希「うん、そうだね……」
美希「ミキね、ちょっとハニーたちに聞きたいことがあるの だから今回はミキ的に、勝つんじゃなくて、引き分け狙いで行きたいの」
響「引き分けか……」
美希「そう、だからね?二人にも手伝ってほしいなって」
響「うん、任せろ!」
貴音「もちろんですよ、美希」
美希「二人とも、ありがとう」
美希「それじゃあ、今から、作戦を説明するね……」
次の日 765プロ事務所
美希「おはようございますなの」
P「美希、来たか……っと、響と貴音も一緒なのか」
響「そうだぞ」
貴音「……」
P「しかし、今日は美希だけに用事があるんだがな……」
美希「うん、そのことなんだけどね」
美希「美希、その企画会議、フェアリー3人でのお仕事の企画を持ち込みたいの」
P「……!」
美希「お仕事は絶対 そうでしょ?ハニー」
P「……ああ、その通りだ」
美希「ふふ、ハニーならそう言うと思ってたの」
貴音「……それに」
貴音「美希一人に対して律子と小鳥嬢との3人がかりというのは、いささか不公平でございますから」
P「不公平?何のことだ?」
貴音「ふふ……あなた様もお人が悪い」
P「まあ、いい それじゃあ始めようか、企画会議……」
2時間後……
律子「まあ、こんなものかしらね」
P「ああ、これなら 話題性に実際のパフォーマンスのクオリティを兼ねているしな いいと思うぞ」
P「お前たちはどうだ?」
響「うんうん!すごくいい企画だぞ、これ!」
貴音「ええ、今からの準備がとても楽しみですね」
P「そうかそうか、それはよかった」
P「美希、お前はどうだ?」
美希「うん、美希も、とっても素敵だって思うな」
P「うん、そうか…… それじゃあ、これをもって会議を終了……」
美希「待って!待ってなの!」
美希「美希もうちょっと質問があるんだけど、良いかな?」
P「うん?何だ?」
美希「うん、とっても大切なことなんだけどね……」
響(……ここからだぞ)チラ
貴音(ええ、分かっておりますよ 響……)
響(プロデューサーは言ってた、『仕事』が終わるまでは仕事が優先)
貴音(となれば、その『仕事』の最中である限りは、わたくしたちは安全、という事……)
響(だから、美希が時間を稼いでいる間に、)
貴音(わたくしたちが美希の目的を果たす……!)
響「ね、ねえぴよ子……?」
小鳥「なにかしら、響ちゃん……?」
響「自分たちも、質問、あるんだけど」
小鳥「え、ええ……」
響「雪歩の話……、なんだけど……」
小鳥「!」
響「あれ、ホントのことなのかな?」
小鳥「え、ゆ、雪歩ちゃん……?」
小鳥「ええと、ええと……」
律子「響」
響「!」
律子「それ、仕事の話なのかしら」
響「え、あ、ええっと」
律子「仕事以外の話は、仕事が終わってからにしてちょうだい 申し訳ないけれど」
響「あ、あう……」
貴音「……仕事の話ですよ 律子」
律子「……え?」
貴音「仕事の話、のはずなのです この雪歩の件は」
P「……」
美希「ハニー?」
P「あ、ああ、すまないな」
律子「……貴音、どういう事かしら」
貴音「……おかしいと思っていたのですよ」
貴音「あのメールをプロデューサーから頂いたときに、こんな悪ふざけなど、あなた様や律子がするはずはないと」
貴音「もちろん、プロデューサー殿は少々悪ふざけを好みますが……」
貴音「しかし、いつもであれば限度はわきまえているのです」
貴音「それなのに、今回の雪歩の件、あれは少々どころではありません まったくの良識知らず」
貴音「それを大人である3人が分からないはずかないのです」
貴音「とすれば、答えは1つ、この雪歩の件は『仕事』と関係している……」
貴音「そうでしょう?秋月律子」
律子「……」
響「……どうなの?律子」
律子「いいえ、違うわね」
貴音「!」
律子「ええ、確かに私とプロデューサー殿は悪ふざけが過ぎた」
律子「でもね、残念ながら、雪歩の件、それ以上でも以下でもないわ」
貴音「なんと……」
響「律子!なんで……、なんでなんだよ!」
律子「何でも何もないわ、言ったでしょう、悪ふざけが過ぎたって……」
美希「……違うよ」
律子「!!」
美希「律子、それは違うの」
律子「違うって、何が……?」
美希「律子だってハニーだって、ぴよ子だって、理由もなしにこんなことしないの ミキたちを悲しませることなんて、ゼッタイに」
美希「だから、ミキ、最初から分かってたの」
美希「今、やってるこれが、遊びじゃないんだって」
美希「それを直接確かめたかった、だから、今日ミキはここに来た」
律子「美希……」
美希「さてと、それじゃあ、『お仕事』はこれでおしまいだね」
美希「ハニーたちは、これから美希を捕まえるんでしょ?」
P「ああ、そうなるな……」
美希「それでね?一つ、お願いがあるんだけど」
P「なんだ?」
美希「最初の目的はミキだけだったはずなんだから、響と貴音は見逃してあげてほしいの」
響「何だって!?」
貴音「美希!それはいけません!」
P「……」
響「何言ってるんだよ美希!引き分けを狙うって、言ってたじゃないか!」
貴音「そうです……!これでは、わたくしたちの……」
美希「ううん?引き分けだよ?」
美希「美希がハニーたちにつかまる代わりに、一つとっても大事なことが確認できた」
美希「ね?引き分け、でしょ?」
響「そんなのって……」
P「……いいだろう」
P「その条件、飲もう」
貴音「あなた様……!」
P「響と貴音には、帰ってもらう 美希、良いんだな?」
美希「もちろん」
響「ちょ、ちょって待ってってば!」
美希「響、貴音、申し訳ないけど、そう言う事なの」
貴音「……分かりました」
響「た、貴音!」
貴音「美希、それでよろしいのですね?」
美希「うん、ありがとうなの 貴音」
貴音「……行きましょう、響」
響「ねえ、貴音、ホントにいいの?これじゃあ雪歩と同じ……!」
貴音「仕方がありません、リーダーのいう事は、危機的状況において絶対ですから」
貴音「ここは、言うとおりにいたしましょう」
響「うう……」
貴音「それでは皆様、ごきげんよう……」
バタン…
P「……なあ、美希」
美希「ねえ、ハニー」
美希「もう一つ、聞きたいことがあるの」
P「何だ」
美希「雪歩のメール…… あれ、美希と春香のこと?」
P「……!」
美希「『そして、使用の目的は、『性奴隷』だよ
つまり、どういうこと分かるかな?一つ、『問い』を出してやろう
これから、二人が目茶目茶に混ざりあったものを見たときに、お前らは一体どうなるだろうな?』」
美希「イドトセイレイ、『異土』と『精霊』」
美希「これ、美希たちのことなんだよね?異土って外国のことなんでしょ?今外国にいるのって、ミキたちの中では春香だけだし」
美希「それに、『精霊』……妖精の親玉、つまり、プロジェクトフェアリーのリーダー……ミキのことだよね?」
美希「ミキ分からないの、ハニーが、雪歩を傷つけてまで、どうしてこんな回りくどいやり方でミキと春香を名指ししたのか」
美希「ねえ、どうして……?」
第一部、完
はい、こんな朝っぱらまでありがとうございました
疲れたので寝ます 皆ごめん
1部とか言ってますけど、続き書くかは分かんないです
アナグラムは適当でごめんなこれ以上のものが思いつかなくて
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