菫「水着撮影だ…と…!?」照「う、うん」 (62)

白糸台部室

菫「は?」

照「ごめん」

菫「は?は?」

照「監督に三連覇逃したら、水着撮影の取材受けるって約束してて」

菫「聞いて無いぞ!私は!聞・い・て・無・い!!!!!!」

照「ちょうどその時、菫が休んでたから……」

菫「6月か……。確か風邪で二日ほど休んだが……」



ガチャ

淡「やっほー、二人とも元気かね」

渋谷「おはようございます」

亦野「WEEKLY麻雀TODAYで、虎姫の取材は水着で受けるってマジっすかー?」ドヨーン

菫「亦野、お前も知ってたのか?取材のこと」

亦野「そりゃもう。なんせ白糸台の三連覇記念(予定)って事で、30ページも特集される取材ですからね」

菫「なぜ反対しなかった!?水着だぞ。水着」

淡「別に水着くらいいいじゃん。減るもんじゃあるまいし。まー私の水着見て、来年も入部者殺到だけどねー」

渋谷「私は……やっぱり恥ずかしいです///」

亦野「私は嫌ですよー。反対しましたけどね」

照「私も断固反対した」

回想

監督『で、水着撮影の件だが』

照『反対反対反対!』

亦野『同じくです。私達は雀士であってアイドルではありません。水着を見せる必要なんて全くもってありません』


淡『さーんーせー。アイドルみたいで面白そう』

渋谷『どちらでも……。強いて言うなら賛成ではあります。今年、一軍昇格したばかりなので取材を受けてみたい……とか…少し思ったり』

監督『賛成2、反対2か。さてどうしたもんかね』

淡『菫に聞いてみればいいじゃん』

監督『あーそうだな。今日は休んでるが』

照『駄目駄目!菫はこっち側の人間じゃないから』

亦野『そうですよ……。弘世先輩は身長も高いし、スタイルもいいし美形だし……。取材慣れしてるし……』

渋谷『インタビュー受けるの嫌いじゃないって言ってましたよ』ズズズ



監督『メールで聞くか。9月に予定されてる取材だが、どうする?っと』ポチポチ

ブーブー

監督『もう返信が帰って来た』

WEEKLY麻雀TODAYの取材ならば、毎年受けてますので問題ないです

監督『だとよ。賛成3で反対2だな』

照『なっ……!?』

淡『わーい。新しい水着買おうっと』

渋谷『去年の水着がキツくてもう入らない』ズズズ

亦野『ぎゃああぁぁぁぁぁぁ、ミリタリー特集なら良かったのにいぃぃぃぃぃぃ』

菫「あ、あの時のメールか……。だって取材なんて普通水着って思わないだろ!?」

照「監督書いて無かったの?」

亦野「まぁ……、おかげでハワイでしたっけ?三泊四日で行けますし」

渋谷「WEEKLY麻雀TODAYの提供で、お金かからず行けます」

淡「うんうん。みんなで旅行楽しいよね!いい思い出になるよ」

菫「いやいや水着を公開するんだぞ?お前ら恥ずかしくないのか?」

淡「全然」

渋谷「……スタイルに自信ないので恥ずかしいです///」

照「嫌」

亦野「虎姫のお笑い枠なんでスクール水着を着る予定です」

監督『照が嫌がってる理由はよーくわかってる。だからチャンスをやろう』

監督『もし白糸台が三連覇達成したら、私の力で水着ではなく私服取材でゴリ推してやろう』

照『その言葉忘れないで下さいよ』

亦野『やあああああああってやるぜ!』



照「てな話もあったよ」

菫「……私にも責任あるな。清澄が初出場初優勝してしまったからな」

亦野「とほほ……、私は完敗ですよ。そりゃ諦めもしますって」

淡「たかみー、一緒に水着買いに行こっ♪」キャッキャッ

渋谷「う、うん」ウフフ



菫「……」



照「なぁ、亦野。私もスクール水着でいいかな?」

亦野「宮永先輩は駄目ですよ。虎姫の看板しょってますから。チーム虎姫と言えば宮永照のチーム。白糸台と言えば宮永照の学校ですから」

照「だって……、私……、胸が……」ズーン

亦野「気持ちはわかりますよ」



菫「……」

淡「菫も一緒に行く?」

渋谷「大きいサイズだと可愛い水着ないから苦労しますよね」

菫「えっ……あー…、そ、そうだな」



照「けっ」

亦野「ちっ……。何着ても似合うくせに……。だいたい水着取材なんてあの三人居ればいいですよね」

照「そうだよな。私には咲と取材を受けてダブル宮永特集で良かったのに」

亦野「私は釣り特集とか。山で撮影なら、高鴨さんとセットで良かったのに」

照「帰ろ帰ろ。亦野、ミスド奢ってやるよ」

亦野「本当ですか?やったー」

照「太らない程度に食べよう」



菫「お、おい。私も連れてけよ!?」



照「ふん」

亦野「どうぞ、おかまいなく。可愛い水着買いに行って下さいよ。弘世先輩」


バタン


菫「あー……行ってしまった」

淡「あららー、虎姫の貧乳コンビが拗ねちゃったよ」

渋谷「誠子ちゃんは貧乳。宮永先輩は無乳。だから貧乳コンビではないよ」ズズズ

淡「じゃあ早速渋谷でも行きますか?」

渋谷「私の家?」

淡「違う違う、東京の渋谷。あーでも水着買ったら、たかみー家で試着しよっかなー」

渋谷「いいよ。お茶くらい出すし」



菫「……」コソコソ

淡「渋谷って普段行かないから、道わかんないなー」

渋谷「弘世先輩に任せれば大丈夫」

菫「……」タッタッタ



淡「あれ?すーみーれー?」キョロキョロ

菫の部屋

菫「くっ…まずいぞますいぞ!」ポトポト

菫「非常にまずい事になった」

菫「私服取材ならいくらでも誤魔化しがきくが……、むしろコスプレ取材なら私も快く引き受けたのに!」

菫「私の三年間も積み上げて来た嘘がバレてしまう!?」


菫「……」ヌギヌギ

菫「私の胸が……パットによって作られた偽物だと言う事が……」ペターン

菫「なんとか…、なんとかならないのか!」

菫「こんな時はグーグル先生で調べるのが一番だ」

菫「豊乳っと……」カタカタ、ターン




プチ豊胸注射ハイアコープ!荒川美容外科特価キャンペーン中!

切らずにヒアルロン酸注入で豊胸 |赤阪美容外科

初めての豊胸なら松実おもちマッサージ | 1万5647件の実績!OFFモニター募集中

菫「切ったり注射したりは正直怖いな」

菫「松実おもちマッサージ?これなら大丈夫か……」


豊胸をしてみたいけど、いきなり手術はちょっと…という方は、豊胸手術の前に松実おもちマッサージに挑戦してみましょう。
胸を大きくするために効果的な方法はいくつかありますが、どれも継続して続けなければならないものが多く、すぐに飽きてしまうという方も案外多いですね。
そこで、とても簡単にできる方法をご紹介しましょう。

それは、ツボを刺激することです。
ツボを押すだけで胸が大きくなるの?!と半信半疑の方も試しにやってみましょう。
豊胸に効果的だと言われているツボは胸骨にあります。
左右の乳首のある位置から真ん中に向かった部分です。この胸骨のツボを押すことでバストアップにつながると言われ……以下略


菫「よくわからんが、この先生にマッサージして貰えば多少は大きくなるような気がする」

菫「場所が奈良県か……。遠いな」

菫「しかし背に腹は変えられん。今すぐ予約だ」

そして松実館

菫「ここが…例の……」

宥「いらっしゃいま……貴方は!?」

菫「君はあの時の!?阿知賀の次鋒」

玄「お姉ちゃん、今日から私の副業のお客様が来られるから…って弘世さん!」




菫「~~ってわけなんだ」

玄「なるほどなるほど。水着撮影が控えていて、恥ずかしいおもちは見せたくないと」

菫「むっ…むぅ…、その通りだ」

菫「先生の力で、私を普通乳にして下さい。もはやCあれば上等!いや僥倖」

玄「ふぅーむ。Cカップならば水着にパット入れて、谷間を作れますね」

菫「あ、あぁ。着痩せするタイプなんだと誤魔化せる」

宥「別に今のままでいいと私は思うのだけど……」


菫「巨乳の君にはわからないよ!!!!!!」

玄「お姉ちゃんにおもちを持たざる者の気持ちはわかりませんのだ!!!!!!」

宥「はぅ~~~、ご、ごめんねぇ」

玄「では今日からおもち合宿を始めます」

菫「宜しくお願いします!」

玄「部屋はおもちの間を使って下さい」



菫「それで私は……、何をしたらいいんだ?」

玄「まずは>>42ですね」

感謝のパイもみ

玄「感謝のパイもみでございます」

菫「ん?感謝とは?」

玄「高いお金払って、奈良県まで来てくれたお礼も兼ねまして」

菫「は、はぁ……」



玄「お姉ちゃん!」

宥「はい。後ろからごめんね」ガシッ

菫「な、なんだ!羽交い締めにして、私に何をする気だ!?」

玄「感謝の……パイもみ……、破!邪!号!」モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ

菫「んほおおおおおおおおおお!?!??!?!!?!??!!」

菫「」ビクンビクン

玄「ふぅ……では、今日はゆっくり休んでください」

菫「こ、これが胸を大きくするマッサージなのか?」

玄「いいえ。これはパイもみであってマッサージではありません。強いて言うなら胸を触ってただけです。あっ、Bカップに近いAカップですね」

宥「玄ちゃんは胸を揉んだだけでカップ数がわかるんですよー」



玄「明日は早朝から>>46します」

おもち巡り

玄「おもち巡りをします」

菫「おもち巡り?」

玄「おもちの視察ですね。形のいいおもち、大きいおもちを見てるだけで幸せになれます」

玄「もちろん触るのが一番いいんですが」モミッ

宥「あ、あんっ」

菫(私のおもちに影響するのかそれ……)

早朝

菫「おはよ…う…ご…ざい…ます」ウトウト

玄「おはようございます!今日も張り切っていきましょう!」

菫「ふぁい」ウトウト


玄「おもちの形にも、いくつかのタイプがあります。日本人の場合、扁平型と言われるおもちのタイプが多くなっています。
また円盤型と言われるおもちのタイプも、日本人には多いです。そして釣鐘型というのも、有名なおもちのタイプのひとつです。
このタイプは外国人に多いと言われています。」

菫「そ、そうなのか」

玄「おもち巡りでこの三タイプのおもちを視察しましょう」

阿知賀の山

穏乃「朝は気持ちイイなーーーー!ヤッホー―――!」


ガサゴソ

玄「毎朝、穏乃ちゃんはこの時間にここに来るのですよ」

菫「へぇー」

玄「穏乃ちゃんは周囲に人が居るとは微塵にも思ってないでしょう」

菫「そりゃこんな早朝から隠れてる人間なんて私達くらいだよ」

玄「穏乃ちゃんは、人が居ない所では……、脱ぎます!」

菫(変態かよ)



穏乃「うおおおおおおおおおお!」ヌギヌギ

玄「……」ジーーー

菫「小さいな……」ジーーー



穏乃「オシッコしちゃお」チョロチョロ

穏乃「山の中で全裸オシッコ気持ちいいなぁ~」チョロチョロ



玄「穏乃ちゃんのおもちは扁平型おもちです。小さいおもちでトップとアンダーバストを測定したときにその差があまりなく、ふくらみがないおもち」

菫「私も貧乳だけど、あの子は照に近いな。無乳だ無乳」

玄「次は円錐型おもち(晴絵)を見て、最後に鐘型おもち(宥)を見ますよ」

菫「あぁ、キンクリだな」

玄「いかがでしたか?」

菫「参考にはなったよ。松実宥のバストはとてつもないな」

玄「自慢の姉ですから」

菫「しかしこれが私のバストアップに繋がるのか?」

玄「繋がりませんよ」

菫「は?」

玄「私なりのお・も・て・な・しです」

菫「……」

玄「朝から三つもおもち見て、幸せになりますよね」

菫「……あぁ」


玄「気を取り直して>>55しますか」

おもち吸い

玄「おもちを吸います」

菫「誰の!?」

玄「弘世さんに決まってるじゃないですか!お姉ちゃん!」

宥「は、はい」ヒョイ

玄「私は右胸を。お姉ちゃんは左胸を」



玄「おもちを捧げよ!」ハムッ

宥「心臓を捧げよ!」ハムッ


玄・宥「レロレロレロレロレロレロ」

菫「んほほおおおおおおおお、まちゅみしまいぃどんしゃいぃこう!!!!!」

9月某日

風越女子


池田「ささっ、あんたはこのロッカーの中に隠れるし!」

久「ちょっ……呼び出して置いて、いきなりロッカーに隠れろですって?」

池田「そうだし。今日はキャップの誕生日で、あんたはサプライズゲストなんだし!」

久「それならそうと早く言ってよー」

池田「キャップには竹井さんは今日は来れないって嘘ついてあるから」

久「ふーん。あっそ」

池田「頃合いを見計らって、ロッカーから現れるし!」

久「わかったわかった。呼ばれて飛び出てジャーンすればいいんでしょ」

池田「そうそう。はい、今月のWEEKLY麻雀TODAYでも読んで時間潰しててくれ」

久「はぁ……、あんまし長い時間は居たくないわね」

池田「昨日、私がロッカーの中までちゃーーーんと掃除したから大丈夫だし」

久「そういう問題じゃない……ってもういいわよ」



ガチャ、バタン

久「ふーん、今月は白糸台特集か」ペラッ

久「水着特集って……この高校、なにやってんのよ」ペラッ

久「渋谷尭深。私が対戦したハーベストタイムの子…って胸でかっ!?」

久「これはすごい。胸を収穫したいわね。もちろん私が」

久「他は……大星さんもなかなかあるわね。宮永照の後継者って言われてたけど、胸は引き継いでないみたい」ペラッ

久「宮永照は…これは……鉄板だわ」ペラッ

久「咲も絶望的ね。高校生級の絶望は二人も居るのね」

久「あれ?弘世菫って一番、白糸台でスタイル良さそうだったけど……」ペラッ


久「……」ジーー

久「胸、私よりないじゃん。意外だわー」



松実おもちマッサージに効果は無かったらしい


終わり

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom