エレン「そいつはクリスタだぞ?」
ライナー「!?」
ライナー「ちょっと待ってくれ、クリスタなら食堂を出た時ユミルの横に居たよな?」
エレン「あれはアルミンだぞ?」
ライナー「んんっ?」
この遣り取りがあったのは今から1時間前の事だ。
俺はあの後、すぐに104期の気の合う仲間に事の顛末を話した。
皆は内心訝しんで聞いていたが、まぁ無理はないだろう。話している俺も半信半疑だからな。
そんな俺達の反応を芳しくなく思ったのだろう。
「だったら俺が確かめてやるよ!」
エレンはそう言い、アルミンを問い詰めにかかった。
アルミン・・・いや、クリスタはあっさり入れ替わっていることを肯定した。
「な、俺の言ったとおりだろ?」
ドヤ顔をするエレン。俺は、それには目をくれなかった。それどころではなかったのだ。
「アルミンは明後日まで、私たちが預かりました。」
固唾を呑んで聞いていた。だから聞き間違えるハズはない。
クリスタは確かにそう言ったのだと。
扉から出ていくクリスタを見ながら、俺は心底思った。
アルミン爆発しろ、と。
とりあえず今日は導入部まで
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