美樹妹「・・・お・・・お兄ちゃん・・・」 美樹兄「ただいま、さやか。」 (31)

もしも美樹家に兄弟がいたら・・・という設定の下、投下してみたいと思います。
dNoVeLsにて本編もやっている為(詳しくは前述サイトのユーザー名検索で「碇タツジ」で検索)、この短編がいい感じなら将来本編でも使うと思います。
短編・別サイトの本編にてコメントお待ちしております。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379934689

・投下開始


2028年、夏。とあるマンションの一室。


「おはよぉ・・・」
母「朝ご飯、作っておいたから。私はもう出かけるわね。」
「うん・・・。」


朝起きると両親は直ぐに出かける。仕事があり、その仕事は夜遅くまで続く。これが原因で、家庭崩壊間近だった。


「(結局また単なる焼き魚・・・いつになったらあたしに買い物を頼まないで済むわけ・・・?)」


そう思ったとき、不意にカレンダーを見た母がふと話す。


母「そういえば、今日はあなたの兄が帰ってくる日よね。」
「・・・私、兄上って居たっけ・・・」
母「ま、あなたがまだ小学校に入ってないときに家出して、あれから慶應大学経済学部に入学してそれきりだもの。あなたは知らなくていいわ。」
「知らなくていい・・・??ど・・・どういうことよそ
母「もう出家した人間に構わないでちょうだい。私だってまた児童虐待であなたを半殺しにしたくないから。」
「ちょっ・・・


バタンッ

「何よそれ・・・」


♪♪♪♪~(着信音:God knows...)


「はい美樹です。」
「さやか!もう8時だぞ!今日はみんなで東サマラン行こってのに!!」
「あっ!!ごめんごめん!!もう家出るから!!」


すっかり忘れてた。今日の友達との約束の時間と、私に兄が存在していること。


「(今・・・、何しているんだろ・・・)」

・今日はここで終了します。この時点でコメントあれば是非(荒らさないでorz)。

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