殺人鬼「僕の詭弁的哲学」(59)

衝動が抑えられなかったので書く

「世界って広いよね」

「世界を見てみろ、戦争で、紛争で、抗争で人がいっぱい死んでいる」

「そこではさも当然のように、人が死んでいるじゃないか」

「だから」


血みどろ死体「」

殺人鬼「これも当然だよね」

「ゴミの分別なんて馬鹿らしくやってらんないよ」

「ちょっとぐらい、ルールを破ったっていいじゃないか」

「どうせ埋めちゃえば手間は変わらないんだし」

??「でも、周りの分別をする人は嫌だなって思うよ?」

「馬鹿正直に分別する人がバカなんだよ」


水死体「」

殺人鬼「ちょっとぐらいいいじゃないか、ルールを守らずズルをしたって」

「どうせ葬式をあげる手間は一緒なんだし」

「周りの人が悲しむかもしれないって?」

「バカ正直に悲しむ奴がバカなんだよ」

「人間って醜いよね」

「平和な世界を作っても、人を傷つけずにはいられないんだ」


耕された死体「」

殺人鬼「ね?」

何か辛いことがあったのか?相談相手にならなるぞ?

「きっかけは些細な言葉」

「そこから生まれた誤解が誤解を呼んで」

「取り返しがつかないぐらいに溝が大きくなって」

「憎しみのあまりに女の子がついに殺人を犯す」

「っていう小説を読んだんだ」

「知らないうちに争いの火種をつくっちゃうのって怖いよね」


窒息死体「」

「だからつい黙らせちゃった」

「クサい物の臭いってつい嗅ぎたくなるよね」

「嫌なはずなのに、ついつい嗅いじゃうんだ」


餓死体「」

「人が飢えてるのを見るのは辛いってわかってたのにね」

「なんでやっちゃったんだろうね」

>>6
いや、なんか思いついたから書きたくなった。
別に誰にも殺意を抱いていないし、そもそも血を見るのも苦手だよ

「人間なら誰しも殺意を抱くんだよ」

「人間なら100%、人を殺したいって思うんだ」



逆さ吊り死体「」

殺人鬼「だから僕は正しい」

「政治家の人って偉いよね!」



銃殺体「」

「偉い人が戦争をしてるんだから、僕は間違ってない」

「恋って素晴らしいよね」

「あの子のことが気になって気になって仕方ないんだ」

「良いところも」

「悪いところも」

「あの子の全てが知りたいんだ!」


スラッシュの入った死体「」

「知りたいんだ!」

「僕は何人もの人を殺してきた」

「最近になって後悔し始めているんだ」

「死んだ人たちのためにしてあげられることってなんだろう?」


轢死体「」

殺人鬼「自分の道を貫き通すことかな」

「間違いで殺されたってことになったら、死んだ人たちは悲しむよね!」

ふー、スッキリした。

あ、みんなも書きたかったら自由に書いていいよ

やばい、またムラムラきた。

「この人は運がなかっただけなんだよ」

「なにも悪くないんだ」

「悪いことなんて何一つないんだ」


刺殺体「」

殺人鬼「なんにも悪くない……」

「殺人は悪いってみんなして言うけど」

「殺人が好きな人間だっているじゃないか」

「殺人鬼は確かにいるじゃないか」


ねじれた死体「」

殺人鬼「いるんだから仕方ない」

「殺人鬼は人間を喜んで殺す」

「殺人鬼は人間」

「つまり人間は喜んで人殺しをするんだ」


関節のない死体「」

殺人鬼「これが間違っているのなら、僕は人間じゃないことになるね!」

「それはありえないよ」

「強姦ってのは、殺人よりも重い罪なんだよ」

「殺人は体を殺すけど」

「強姦は心を殺すんだ」

「絶対に許してはいけないよね」


剣山のような死体「」

殺人鬼「より重い罪の強姦は許されないってことは、より軽い罪の殺人は許されてもいいと思うんだ」


「一目ぼれだった」

「彼女を幸せにしたいと思った」

「彼女を守りたい」

「心からそう思ったんだ」


すり傷だらけの死体「」

殺人鬼「それはそれ、これはこれ。だね。」

「物事は切り替えが大事なんだよ」

ふぅ・・・
すっきりした。今夜は気持ちよく寝れそうだ

やばい、またムラムラきた。

>>23
えっ、ちょっと書き込んだ覚えない。ムラムラしないと駄目?

間違ってムラムラしたと書き込んだみたいです。
どうやってもムラムラと来ないので、これで寝ます

「赤の他人は赤い他人」

「つまりは血に塗れた他人だよね」

「元々から真っ赤に染まっているのならこんな風に混じれても文句は言えないよね」

「君はきっと生きていたのなら僕に不平不満をぶちまけるだろうけれど」

「死人に口なし、良い言葉だよね、僕は好きだよ」

「だから僕はきっと多分恐らくは不思議と不安と不全と不幸にも好にも幸運にも」

細切れ死体「」

「悪くは無いと思うんだ」

「アーティスティックな作品はロックだ」

「きっとその『ロック』って言うのは道には外れ撒くっているのだろうけれど」

「多分そのロックって言うのは道に外れているからロックなんだよ」

「可笑しいね、道を突き進んでいるのにも拘らず道を外すのがロックだなんて」

「ん?ああ、御免よ、アーティスティックの話だったね」

「どうだい?愉悦で愉快で不快で不敵で不吉で不完全な芸術作品になった気持ちは」

「僕には一生を持っても味わえないほどの快感だろう?」

「人の作品は死んでからの評価が高いとは言うけれど」

「殺人鬼としての作品は作品そのものが死んだときに評価が下されるのかな?」

磔刑死体「」

「それにしても、ロックだね」

「キリストもこんな気持ちだったのかな」

「ふむ、僕は多くの人と過ちを共にして来てそれを糧にしてきていたけれど」

「こんな風な人間を見たのは恥ずかしながら初めてだよ」

「成程、人への気持ちというのはこんなにも簡単に届くものなんだね」

「まさに以心伝心と言った所なのかな」

「それは違うのか、でもまあ、僕の気持ちは君に伝わったよね」

「残念ながら君が何を言いたかったのかは僕には分からず終いだったけどね」

「人を呪わば穴二つ」

「呪いって文字に口が二つあるってダジャレなんだけど、よく思いつくよね、感心しちゃった」

「さらにそこに二人の人が居るんだからそりゃあもう仕方がない」

「もう、こうするための文字だったとしか言いようがないよ」

呪殺死体「」

「文字って素晴らしいよね、君もそう思わない?」

ムラムラきた

「なんで戦争で人を殺していいのか」

「考えれば考えるほど不思議だよね」

「許されているわけじゃないけど、当たり前のことなんだ」


血の涙を流した死体「」

殺人鬼「許されなくてもいいんだよね」

「許されることを前提とした悪事って一番醜いと思うんだ」

「男だから」「女だから」「子供だから」「年寄りだから」「みんなやって

るから」「仕方なかったから」

「そんな言い訳をしても、被害を受けた人にとっては同じなんだよね」

「それなのに言い訳する人は許すことを被害者に強要するんだ」

「許さないといけない立場に追いやるんだ」


ノドの裂かれた死体「」

殺人鬼「反省はしても、許されようとか思っちゃだめだよ」

「許されようとする行為って醜いよね」

「許されたい、攻撃されたくないって気持ちから出る言葉って、僕は大嫌い

なんだ」

「かりそめの反省、こぼれ出る言い訳」

「本当に醜い」


爪のはがれた死体「」

殺人鬼「命乞いなんてしても無駄なのにね」

すっきりした。清々しい気分だ。

>>29
本当に書く人がいるとは思わなかった。
ついムラムラしてしまった。

「本当にやると思わなかった」 「仕方なくやったんだ」 

「冗談のつもりだった」 「強要された」 「しょうがなかった」

「共感しちゃうよ、共振する空気の様に」

「仕方なかったんだ彼がやろうなんて言い出さなければ冗談だったのに彼が真に受けるから」

「まさか本当にするなんて思っても見ない出来事だったんだよ一瞬の事だったどうして良いか分からなかったんだ」

「君が悪いんだ僕は魔が差しただけで本当の犯人は僕じゃない真犯人が居るんだ信じてくれ」

「助けてくれ僕じゃあないんだ彼が全部悪いんだ僕がそういうことをする人間じゃあないって事位分かるだろう?」

殴殺死体「」

「こう言ったらきっと君も助けてくれるだろう?」

「声帯と言うのは素晴らしいね」

「どうしても人体の神秘という物が垣間見れるよ」

「ギター音だったり馬の音だったり音響でガラスだって打ち破れちゃう」

「最近は猫が人語を喋るなんてのもあるらしいね」

「余りの可愛さに心臓が高鳴っちゃったよ」

「動物とコンタクトを取れる日もそう遠くは無いかもね」

バラバラ死体「」

「だからその神秘につい触れてみたくなっちゃった」

「嗚呼、アダムとイヴが知恵の林檎を採る時の様に」

「蛇に唆されただけなんだ」

あ、安心してね、俺はサイコの気は全くないって言えんだろうけど
人殺しなんて滅相も無い、命と地球は大事にしなきゃね

「殺人鬼は快楽殺人者と同等に扱われる節があるけれど」

「全くふざけないでほしいよね」

「それじゃあまるで僕が何か使命感とかそういうものに触発されて即発されて」

「まるで他の物からの干渉がなきゃ殺さないみたいで僕は嫌なんだよ」

「殺しを期待されている殺人鬼、見世物にされたようだよ」

「魅せてはいるけど見せられる事なんて一つだってありはしないのに」

「殺人鬼は殺人鬼だから殺人鬼なのさ」

「殺人の動機は殺人鬼だから殺人鬼なのは殺人鬼だから」

「決して其処には快楽も快勝も快哉も良い事なんて一つもないのに」

「勘弁して欲しいよね、僕は良い事をしている訳じゃあないんだよ」

猟奇死体「」

「だからこれも、然るべき殺人鬼の殺害だ」

>>39
キモすぎワロタ

>>41
ウェッヘッヘッヘキモイだろうキモイだろう

前にも似たようなスレあったな
同じ奴が書いてるの?

>>43
俺はちゃうで

俺も違うけど影響は受けてるかもしれない。

もしかして魔王のやつ?

「好きなものこそ上手なれっていうけど」

「本当にそうなっている人って何人いるんだろうね」

「なんとなくやったことが、なんかうまくいって、だからなんとなく続ける」

「そんな人の方が多い気がするんだ」


宙吊り死体「」

殺人鬼「なんとなくってのも、十分立派な動機だよ」

「なんとなくやめられないことってあるよね」

「面白くはないのに、ついつい続けちゃう」

「続けちゃったから、やめるのが惜しくなる」

「そうやって、時間と労力を無駄にしちゃうんだ」



オーブンで焼けた死体「」

殺人鬼「意味は無いってわかってるんだけどね」

「人間の本質だから仕方ないよね」


「だって、生きるってそういうことでしょ?」

「僕らはみんな生きている」

「生きているからおどるんだ」

「僕らはみんな生きている」

「生きているから殺すんだ♪」


血の滴る死体「」

殺人鬼「ころしたっていいじゃないか にんげんだもの」

スッキリした。もう二度と書かないと思う。お疲れ様でした

乙カレーイヤー

小説はあんまり読まないけど、めだかボックスは好きだった。
でも、宗像先輩も球磨川先輩もあんまりイメージしなかったな。

大石圭さんの「殺人勤務医」の主人公が頭にチラついて仕方なかった。
こういうのが好きなら読んでみることをお勧めする。

僕がゴミクズに思えるほど文章がうまいし、怖いし、そしてゾクゾクして面白い。

あ、でも「殺人勤務医」は耐性ない人が読むと本気でトラウマになるよ。
良い子のみんなは読まないでね。

「差別はいけないと思う」
「だから、僕は差別をしないよ」

老若男女様々な死体達「」

「そう、皆平等に殺すだけ

「人殺しはいけない事だよ」
「僕もそう思うけど」

惨殺死体「」

「まあ、関係ないよね」
「しないとは誰も言ってないよ?」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年12月12日 (木) 10:37:21   ID: PE25PELi

久しぶりに自分で書いたSS読んでみたけど、痛いなー……。
クッキークリッカーをもじったネタとかも入れてたのか。懐かしい。

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