一方通行「よォ」黒子「一方通行…さん」2(282)

何かスレストしてしまったので(誤爆のせい?)再建

不完全燃焼だったから続けるだけなので、これが落ちたらもう諦めます

ストーリー
黒子、一方と出会う

黒子、スキルアウトに襲われる

一方、黒子を助ける

黒子、一方にお礼を言いに行く

一方、黒子を突っぱねる

一方、黒子に少なからず好意を抱く

――風紀委員一七七支部

佐天「おっじゃましまーす!」

初春「あ、佐天さん」

黒子「こんにちわですの」ハァー

佐天(またアンニュイな溜息を…)

美琴「あら、佐天さんも来たの?」

佐天「すいません、お邪魔…でしたか?」

固法「むしろあなたが来てくれて助かったわ」

佐天「へ?」

黒子「はぁ……」ボケー


ヒソヒソ

固法「この前からずっとあの調子なのよ」

初春「そうなんですよ、白井さんが仕事してくれないせいで私も仕事したくありません」

美琴(いや、それはおかしくない?)

佐天「つまり、白井さんの悩みを探ろう…と?」

初春「そゆことです☆」

ヒソヒソ

佐天「それじゃ、作戦通りに動いて下さいね」

美琴初春固法「「「了解」」」


美琴「ねぇ、黒子?」

黒子「はい、何ですの?お姉様?」

美琴「今度の日曜日、暇だったらどっか遊びにいかない?久しぶりに私とアンタの二人で」

黒子「お気持ちはうれしいのですが…ちょっと日曜日は私用が…」

美琴「そ、そう!無理に誘ってごめんね!」

黒子「いえ、お姉様が謝る事では無いですわ」


佐天「御坂さん関連じゃない…と」キュッ

初春「しーらいさん!」

黒子「何ですの?初春」

初春「いや、さっきから何か悩んでるじゃないですか…もしかして仕事の事ですか?」

佐天(初春、直球すぎる!)

初春「何ならこの私が相談に乗りますよ?もちろん白井さんが三回まわってワン、と鳴いたらの話ですが」

黒子「結構ですの。それに私の悩みは仕事ではありませんわ」


佐天「仕事でもなし…と」キュッ

ガチャ

黒子「あら、固法先輩。いったいどちらへ?」

固法「いや、ちょっと欲しい本があってね」

固法「『5分で勝つる!The恋愛攻略本!』て言うんだけど…」

固法(た、タイトル言うの恥ずかしい…///)

黒子「…………」ピクッ

黒子「固法先輩、ちょっとよろしいでしょうか?」


美琴「え!」

佐天「ま、まさか…」

初春「あのクソレズ女が…恋愛……?」

――― 一方そのころ一方通行は

一方通行「俺がババァに恋…」

一方通行「な訳ねェよなァ!」

一方通行(これは恋愛じゃねェ!単なる生理現象だァ!)

一方通行(そう、こんなモンまやかしだァ!幻想だァ!)

一方通行「幻想幻想幻想幻想幻想幻想幻想幻想幻想」ブツブツ

ドカッ

上条一方通行「「痛!」」

上条一方通行「「………………」」

上条「えと…スンマセン」

一方通行「三下ァ…」

上条「ハイ…殺さないで………」

一方通行(待てよ…ここでコイツをブッ殺して特に何かがあるわけでもねェ)

一方通行(コイツに…俺の気持ちを相談するってのもアリか…)ニィィ

上条「ヒィ!」

一方通行「おい三下ァ…」

上条「な、なんでせうか?」

一方通行「この後時間空いてるか?」

上条「いや、生憎上条さんはこのあとすぐタイムセールに…」

一方通行「……………」ギロ

上条「いえ、急に時間がたっぷり空いてしまいました」

一方通行「ついてこい」

上条(不幸だ…)

一方通行「まあ、そこに座れ」

上条「タイムセール…タイムセール…君はどこへ行っちゃうの?」ブツブツ

一方通行(なンかさすがに不憫になってくるな…)サラサラ

一方通行「ホラよ」ポン

上条「?」

一方通行「20万の小切手だ。これでタイムセールのことは一度忘れろ」

上条「……………」プルプル

上条「…………きゅ…」

一方通行「きゅ?」

上条「救世主!」ガシィ

一方通行「おいコラ止めろ!抱きつくんじゃねェ!」

上条「ん~愛しの小切手ちゃん」チュッ

一方通行(さすがにそこまで行くとキモいな…)

一方通行「ンで、ちょっと相談に乗って欲しいンだがよォ…」

上条「はいはい、上条さんにお答えできる事なら何でもお申し付けください、救世主(メシア)」

一方通行「救世主はヤメロ。で、相談なンだけど…笑ったりしねェか?」

上条「それが真面目な相談ならな」

一方通行「…俺に……好きな女ができたかもしれない」

上条「ブフォwwwwwwwwww」

一方通行「!?」

一方通行「次笑ったら半殺しな」

上条「ハイ、ズビバゼン」

上条「てかこれってこんな場所で話す話題じゃねーな」

上条「オレん家に来いよ。ゆっくりメシでも食いながら話そうぜ」

一方通行「テメェの家…か」

一方通行(嫌な予感しかしねェのは気のせいか?)

――上条宅

ガチャ

上条「ただいまーインデックス」

インデックス「おかえりなんだよ」

一方通行「…邪魔すンぞ」

インデックス「あれ、あなたはあの時のガリガリもやし君?」

一方通行「テメェ…木原ン時のシスターかよ。おいコラ三下ァ!どういう事だおらァ!」

上条「てか…お二人はお知り合いで?」

インデックス「前にちょっとね。でも何でこのモヤシがうちに?」

上条「馬鹿野郎!この方をどなたと心得る!」

上条「泣く子も黙る天下の副将軍――もとい学園都市第1位」

上条「上条家の財政に救いをもたらしたる一方通行様であるぞ!」

インデックス「ははぁー」ペター

上条「この現金が目に入らぬかぁー!」

インデックス「メ、救世主ァァァ」ガシィ

一方通行「だから抱きつくんじゃ…(あ…でもちょっとイイかも)」

インデックス「なるほど。つまりは恋の相談なんだね」

一方通行「なァ…コイツに言って何かメリットあるの?」

上条「ところで好きになった人ってどんな人なの?」

一方通行「ああ、こう…ちょっと俺のストライクゾーンより上で…風紀委員をやってる奴だ」

上条(もしかして美琴が言ってた固法先輩って人なのかな?それならオレが美琴に取りなして…)

一方通行「名前は……白井黒子…だったか?」

上条「ブフォwwwwwwwwwwwwww」

小切手は現金化するのに時間がかかるよ

一方通行「そォかそォか…オマエが自殺志願者だったとは知らなンだ」

上条「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待って下さいよ!」

上条「一応参考ばかりに聞いておきますが…貴方様のストライクゾーンはお幾つくらいで?」

一方通行「10歳前後がジャストミートだ」

上条「」

インデックス「それはただの悪球打ちなんだよ」

>>26
サーセン

上条「で、お前はあの白井黒子に恋をしてしまった…と?」

一方通行「かも知れねェってだけだ!」

ドガァァ

上条「へ?……ああああああ!上条家の壁がぁぁ」

一方通行「音を立てて崩れていくな」

「――話は聞かせて貰ったぜよ!」

インデックス「敵襲じゃ!」

上条「何奴!?」

一方通行「いつまで水戸黄門ごっこやってンだ?」

土御門元春「正義の味方シスコンマン、見参!」

一方通行「…………」

インデックス「…………」

上条「…………」

土御門「あれ、お呼びでなかったかにゃー?」

一方通行「何しに来やがった……」

土御門「嫌だにゃー増援にきまっとるぜい」

土御門「味方は一人でも多い方がいい。違うか?一方通行?」

スレタイに2とか付けるっていうのはアレか
スレストして下さいっていうアピールか

結標『アホくさ、勝手にやってればいいじゃない。一方通行の色恋沙汰なんて興味ないわ』

海原『すみませんが、その程度の私情で「グループ」を動かすのは止めていただけませんか?』

海原『僕もあまり暇ではありませんので、それでは』プチ

土御門「はは…全滅ぜよ」

一方通行「そもそも二人しかいねェじゃねェか」

上条「\(^0^)/」

>>32
言い訳がましいけど建てたとき混乱してたので思わず付けてしまっていた

土御門「甘いぜよ」

土御門「この裏社会通、土御門元春の本領はここからだぜい!」ピポパポ

プルルルル

土御門「もしもし、俺だ。すぐに来てくれ、事情は後で話す」

上条「?」

あと、今禁書SSが軒並み潰されてるからsageてやった方がいいと思うぞ

ピンポーン

上条「んお?」

ガチャ

浜面「到着!」

絹旗「浜面…超早過ぎです。もうちょっとこっちのことも超考えてくれてもいいんじゃないですか?」

神裂「呼ばれて飛び出てきたまではいいですが、一体何なのですか?」

上条「」

土御門「これが俺の誇る精鋭ぜよ」

>>36
おk サンクス

浜面「つまり…」

絹旗「一方通行の恋愛を…」

神裂「手伝え…と?馬鹿にしているんですか?土御門?」

土御門「初めに言っておくが、『上条当麻は一方通行の恋愛を手伝っている』ぜよ。つまり恩返しに最適と思わんかね?」

神裂浜面「「!!」」

絹旗「あの、私はその人に超義理もなにも無いんですけど」

土御門「いや、そもそもお前呼んでないし」

絹旗「…………」

上条「こまけぇこたぁいいんだよ!」

上条「俺たちの力で一方通行を白井とくっつけてやろうじゃないか!」

土御門「だぜい!」

上条土御門インデックス浜面神裂絹旗「おー!」

一方通行(俺は今モーレツに感動している!!)ブワッ

サーセン、なんか眠たげなまま続けても結局gdgdになりそうなのでこの辺で区切りをつけときます

残ってたら続きは書きますが、落としてもらっても全然構いません

――とあるファミレス

美琴「しかし…アンタが普通の恋を抱いてくれて、あたしゃ嬉しいわ」

黒子「お姉様…それではまるで黒子が今までヘンテコな恋しかしてこなかったように聞こえますわよ?」

佐天(いや、ヘンテコでしょ。アレは…………)

初春「大丈夫ですよ白井さん。私たちがついている以上、バッドエンドは回避できるよう尽力しますので」

黒子「フォローになってるような、なってないような……」

佐天「こ、細かい事はいいじゃないですか!…それより白井さんの好きになった人ってどんな感じの人なんですか?」

黒子「そうですわね~」ウーン

初春「どうせ頭の先からつま先まで「御坂美琴」~な人じゃないですか?」

美琴「初春さん、それってつまりただの私じゃ…」

佐天「あの…相手……男性…ですよね?」

黒子「ええ。もちろん殿方ですの」

佐天「ズバリ名前は?」

黒子「……そ、そこまで言わなければなりませんの?///」

佐天「大丈夫ですよ!私たちが知ってる人だとは限らないし」

黒子「実のところ……私はあの方の本名を存じませんの…」

美琴「はぁ…?」

黒子「能力名なら分かるのですが…」

初春「白井さんバカなんですか?それなら書庫(バンク)で調べれば一発で…」

黒子「私は…そんな邪道に頼ってまで名前を存じたいとは思いませんの」

美琴「アンタなりのこだわりって奴ね。んで…能力名は何て言うの?」

黒子「絶対に秘密ですのよ!?」ガタッ

佐天「ちょw白井さん、ちょっと落ち着いて」

黒子「絶対に…絶対に言外しないことを誓言してくださいな」

美琴「分かってるわよ…女の子同士の秘密ね、これでいいでしょ?」

初春(言外するなよ!絶対言外するなよ!)ウズウズ

黒子「あの方の能力は「一方通行」。学園都市第1位の方ですの」

美琴「ブフィwwwwwwwwwwww」ゴホゴホ

佐天「み、御坂さん!?大丈夫ですか?」

美琴「いや、ゴメン…あんまりのショックに思わず……」

黒子「もしや…お姉様とあの方はお知り合いですの?」

美琴「知り合い…ってほどの関係では無いわね」

美琴「…………ん?」

美琴(あ!当麻だ…………ん?)ゴシゴシ

美琴(……あの隣に歩いてるの…もしかして一方通行じゃ…)

美琴「み、見間違い…かしら?」

佐天「何がですか?」

美琴「いや……あそこ歩いてる白いのが確か一方通行だった気が…」

初春「運命(笑)ですね☆白井さん」

黒子「……………」

美琴「ちょっと黒子!今すぐ店出れば間に合うわよ!」

黒子「…………」

黒子「いえ……いいんですの…あの方に時間をとらせてしまうのも…失礼…ですし」

黒子(う…あの時拒絶された事ばかり思い浮かんでしまいますの……)

美琴「えーいじれったい!私が直接行ってくる!」バッ

黒子「は?ちょ、ちょっとお姉様!?」

美琴「ちょっと待ちなさいよ!」

上条「ゲ……この声は…」

一方通行(チッ…オリジナルか)

美琴「待てっつってんでしょ?」バチバチ

一方通行「面白ェ……戦争でもやらかそうってのかァ?」スッ

上条(ん?待てよ…美琴を上手く使えば…)

一方通行「上等だこの第3位如きがよォォォ!」

上条「一方通行、ストップ!」

一方通行「あンだよ!?」

上条「御坂、タイム」

美琴「は?」

ヒソヒソ

上条「おい、早まるなよ一方通行」

一方通行「あァ!?」

上条「良く考えてみろ。御坂は白井と同じ常盤台中学の生徒、それどころか二人がルームメイトだという事まで調査済みだ」

一方通行「何………だと…………?」

上条「これを利用しない手は無いだろ」

一方通行「テメェ…なンて策士だこの野郎」


美琴「タイム終了まだ?」

上条「一方通行、お前先に帰れ」

一方通行「了ォ解」バッ

美琴「あっ」

美琴(逃げられた……)

上条「御坂……お前、一方通行に用事でもあったのか?」

美琴「う…(ヤバ)」

美琴(ん?待てよ……コイツ…見た感じ一方通行と仲良さげだったわね)

美琴(って事はコイツから色々聞き出せるかも!)

美琴(キャー私って天才!?)

美琴「ね、ねぇアンタ…」

上条「はい?」

美琴「一方通行って……彼女とかいるの?」

上条「はい!?」

製速に立てればよかったんじゃない?
というか、次落ちたらそうすれば?

上条「まさか…お前……」

美琴「ち、違うわよ!私じゃなくて黒子…」

上条「黒子?」

美琴(しまった!え、えーと)

美琴「黒子…の友達の友達の佐天さんって子が一方通行の事好きなのよ!」

美琴(佐天さん…ごめん!)

上条「そ、そっか」

上条(くそっ折角両想いのハッピーエンドかと思いきや…こんな落とし穴が……)

>>58
製作の方もそろそろSS論争が静まった頃なんですかね?
まあどの道、三度も建て直すなんてあつかましい事はしませんが

美琴「で、アイツって彼女とかいんの!?」

上条「いねーよ。ただ、惚れた女がいるって話だけどな」

美琴「!」

美琴(黒子……ドンマイ)

上条(この流れなら……いける!)

上条「なあ御坂、さっき話にでた白井の事なんだが…」

上条「あの子、彼氏とかいんの?」

美琴「え!?」

上条「ご、誤解しないで下さいよ!上条さんは別にロリコンじゃありませんから」

上条「あの子の事好きなのは俺じゃ無くてア…」

美琴「ア?」

美琴(まさか……アクセラレータ?)

上条(やべえ、殺される…)

美琴「ア゛?」ビリビリ

上条(前門の悪魔、後門の雷神…万事休すか!?)

上条「ア…」

美琴「…………」

上条「青髪ピアスって言う俺のダチなんだよ!」

美琴「そう……」

美琴(何だ、残念)

上条(フゥー…危ない橋でしたが、渡りきりましたよ!上条さんは!)

前スレどーこー?

>>63
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1271862746です。もう落ちたみたいですが

美琴(でも…ここで引き下がったら黒子に見せる顔がないわ)

上条(一度状況を整理してみよう)

美琴(黒子は一方通行の事が好きで、青髪ピアスとか言う奴に好かれてる)

上条(一方通行は白井の事が好きで、サテンさんという人に好かれている)

美琴(つまり 青髪→黒子→一方通行→?)

上条(つまり 佐天→一方通行→白井→?)

美琴上条((この状況を打破する策は……ん?全員で男女二人ずつの四人…))

美琴上条((あ!))

美琴上条「「ダブルデート!」」ビシィ

美琴上条「「…………」」

美琴上条((台詞被った…))

美琴「…………」

上条「な、なぁ御坂…」

美琴「何よ…?」

ガバッ

上条「頼む!この通りだ!」

上条「青髪(もといアクセラレータ)の為にゼヒトモ白井さんをダブルデートに付き合わせてくれ!」

美琴「な………!」

美琴(願っても無い展開ィィィィィィ!………でも土下座はちょっと引くわ)

美琴「し、仕方ないわね。そのかわり!アンタもちゃんと一方通行を引っ張ってきなさいよ!」

上条「望むところだ!」

――上条宅

上条「という事なんだ」

一方通行「グッジョブ!とセロリはkjに惜しみない賞賛を送ります」

インデックス(キモ…)

絹旗「でも、まさかわずか一日でデートまで超持ち込んでしまうなんて…上条さんって実は超策士って評価で超OKですか?」

浜面「なあ、俺達って何のためにいるの?」

神裂「さあ、>>1のド素人にでも聞いてください」

土御門(これは…さらなる増援を用意せざるを得ない……!)

美琴「というわけよ。佐天さん、ダシに使うようなことしてごめんね」

佐天「いえ、いいんですよ!私なんて何の取り柄もないし…例えそーゆー事ででも役に立てて嬉しいです」

黒子「お姉様…黒子はいくら感謝してもしきれませんわ」

黒子「お姉様と誓い合った純愛を裏切った私を罰するどころか応援して下さるなんて…」

黒子「黒子、涙がでちゃう…だって女の子ですもの!」

美琴「いや、誓い合った覚えはまるでないんだけど」

美琴(まあ、これで黒子が私から離れてくれれば…私も当麻に専念できるし……)ニヘラー

固法「御坂さん、顔!顔!」

美琴「へ?」

初春「DATE(デート)まで漕ぎつけたのはいいですけど…一歩間違えればDEATH(デス)ですよ!白井さん!」

美琴「何でこうプレッシャーかけてるのかな…この子は」

佐天「でも、このデートを利用しない限り勝ちは薄いですよ?」

黒子「それもそうですわね……」

初春「仕方ありませんね、たまには白井さんの為に一肌脱ぎましょう」ピコピコ

prrrrr

『デスノ!ショウ!ドウ!シュンカンノパッション!』

黒子「あら?」

初春「ごめんなさい、間違えて白井さんにかけちゃいました☆」テヘッ

黒子「……………」

初春「つ、次こそは…」

一方通行「デートまで漕ぎつけたンはイイけどよォ…失敗したら死ぬしかないんじゃね?」

上条「ネガティブになってちゃ始まらねーよ。幸い青ピも全部理解した上で引き立て役になってくれるみたいだしな」

(prrrr

上条「お、青ピか?」

上条「じつはカクカクジカジカでな」

青髪ピアス『つまり女子中学生とダブルデートやとぉ!引き受けん訳がないわー!』)

浜面「だがよ、計画とか練っておくのは重要じゃねぇか?今回の場合デートコースも未定なんだろ?」

浜面「実行に移す前に計画を練るのは初歩中の初歩だろ。スキルアウトだってそんぐれー常識だぜ!」

絹旗「超どや顔でふんぞりかえってる浜面は超スルーするとして、計画を練るのはやはり超定石だと思います」

神裂「衣装の選択も重要ですね。天草式十字凄教では服装の持つ意味を重要視します」

神裂「ちなみに彼が今日着ている白と黒の服に込められた意味は「破壊と渇望・威圧感」…デート向きではありませんね」

インデックス「ねぇ、私も会話に混ぜて欲しいんだよ」

一方通行「オマエは恋愛経験とかまるでなさそうじゃねェか」

インデックス「失敬なんだよ!こう見えても知識だけならいくらでも…」

インデックス「何なら昨日立ち読みした『5分で勝つる!The恋愛攻略本!』の内容をここで教えてあげてもいいんだよ」

一方通行上条土御門浜面絹旗神裂((なんという伏兵……))

姫神「インデックスが書き写してる間に。衣装を。決めない?」

上条「あれ?お前いつからそこに?」

姫神「>>23の頃から。ずっと…」

絹旗「とりあえずその超ウルトラマンだか仮面ライダーだかみたいな超ダサイ服は超止めましょうよ」

上条「じゃあこのフリップに書いて全員提出な!時間制限は一分!スタート!」

一方通行「オイ、人の真剣な悩みをヘキサゴンみたいにしてンじゃねェよ」

カリカリ

絹旗「みなさんが何を書いてるのか超気になります。浜面はどうせバニーでしょうが」

土御門「ならねーちんはきっと「堕天使エロメイド」だにゃーww」

浜面神裂((他人のトラウマをほじくり返すんじゃねぇよ))

上条「できた!みんなは?」

絹旗「超終わりました」

神裂「私もです」

上条「それじゃ全員オープン!」

姫神「あの。私。まだなんだけど」

上条『スーツ』

土御門『メイドガイ』

浜面『皮ジャン』

絹旗『セーター』

神裂『トレンチコート』

姫神『チェックの』


一方通行「とりあえず土御門、テメェは失せろ」

インデックス「ちなみに私のオススメは『モーニングスーツ』なんだよ」

神裂さんがエロメイドになるのは原作何巻ですか!?

上条「いや、やっぱりデートっていやスーツとかじゃねぇの?」

土御門「甘いにゃー一方通行。お前のような硬派な男がメイド服を着る事で素晴らしいギャップ萌えが…」

一方通行「黙ってねェとブチ殺すぞ」

絹旗「私の経験上、セーターが一番いいと思います」

一方通行「オマエの趣味を押しつけてるだけだろーが」

>>77
確か16巻ぐらいだったと思うです

一方通行「で、テメェは皮ジャンかよ…まンま不良の発想だな」

浜面「アンタのワイルドさをアピールするとしたらやっぱこれだろ」

浜面「貧弱な体形も上手く隠せるしな(笑)」

一方通行「よォし分かった。後でブチ殺す」

一方通行「で、オマエはトレンチコートか。普通だな」

神裂「はい。トレンチコートに隠された意味は「温もり・包容力」。デートにはうってつけではないかと」

一方通行(真剣に考えてくれてンのはコイツだけみたいだな…)

一方通行「じゃあトレンチコートにするかァ」

神裂「色は白がオススメです。白に隠された意味は…」

一方通行「ああ、その風水みてェなのはどォでもイイ」

神裂「…………」ショボーン

姫神「あの。私の発表が。まだ…」

――風紀委員一七七支部

木山「邪魔するよ」

初春「いらっしゃいませ~」

木山「相談、というのは本当に電話で言っていた事なのか?」

木山「何故よりによって私に…」ブツブツ

黒子「まさか援軍…とは彼女の事ですの?」

初春「あい」

木山「まあいい。で要件というのは」

木山「路上で服を脱いでも逮捕されないコツ…だったか?」

初春黒子「「違います」」

黒子「大脳生理学の観点から言って、少しでも女性らしさを感じさせるコツを教えて貰いたいんですの」

木山「ふむ。大脳生理学の観点から言って、媚薬が脳にどんな影響を与えるか、か」

初春「なんかこの人、生徒さんを救ってから急におばあちゃんみたいになっちゃいましたね」

固法「確かに」

美琴「苦労したんでしょうね。まあ必要な部分だけ聞いて、あとは固法先輩のもってた『5分で勝つる!The恋愛攻略本!』で我慢しましょ」

固法(わざわざ私の名前を出さなくても…)

佐天「その1:自身のタイプを自覚すべし。活発系・大人しい系・年上・先輩・年下・妹キャラ…」

初春「著:蒼紙卑亜洲(アオガミピアス)…聞いた事ない人です」

美琴(ん?どこかで聞いた事があるような……)

佐天「その29:ギャップ萌えを活用すべし。普段お堅いキャラの人はちょっと甘えるだけでこうかはばつぐんだ!」

黒子「木山先生、これは…」

木山「うむ、ギャップ萌えは確かに効率としては有効だ。今までの価値観を打ち崩す事で多角的な価値観へ誘う事ができる」

固法(恋愛指南書を学者と一緒に解読するってすごいシュールね)

美琴「木山先生、これは――」

木山「これは…大脳学的な観点から言うとあまり良いとは―――」

――上条宅

一方通行「なァ…俺は『白のトレンチコート』を買ってこいって言ったよなァ…」

浜面「…………」

絹旗「…………」

一方通行「何で『白のジャケット』に変わってンだァァァァァ!オマエらはあれか?おつかいも出来ねーのか?」

絹旗「浜面です!全部浜面が悪いんです!」カッ

浜面「何だと絹旗!テメェ俺に全部罪を被せようと!?」

(絹旗「やっぱりセロリさんにはセーターが超似合うと思うんですが」

浜面「いや、この皮ジャンだって!トレンチコートなんざアイツにゃ似合わねぇよ」

絹旗「超セーターです!」

浜面「セーターなんざ麦野にでも着せてろ!皮ジャンだ!」

絹旗「…………」

浜面「…………」

絹旗「埒があかないので、間を取って普通のジャケットにしません?」

浜面「お、なんか「冬セラレータ」って感じで似合うかもな!」)

一方通行(何で間をとってトレンチコートにしねェのかが謎だ)

ピンポーン

上条「ん?」

土御門(来たか……)

上条「はい」

????『宅配便です。上条さんでよろしいでしょうか?』

上条「あ、ハイ。………あの、何の荷物ですか?」

????『「冷蔵庫」となっていますが…』

上条(…冷蔵庫?)

上条「送り主は?」

????「スクー…「愛と漢方の未元物質」となってまぁす❤」

一方通行「三下ァ……悪い事は言わねェから絶対ソレを家に入れるな」

垣根帝督「悪いがな、もう家には入っちまってんだよ」

垣根「俺の「未元物質」(ダークマター)に常識が通用するとでも思ってんのか?」カラカラ

心理定規「やっほー、元気ぃ?」

浜面「うげ…テメェら……」

絹旗「スクール…………!」

インデックス「とうま!なんか冷蔵庫(※)の上に寝っ転がった変なのが偉そうにしてるんだよ」

上条(偉そうにしてるけど、なんか乳母車に乗った子供みてぇだな。)

※滑車付き。単価18万円

一方通行「悪ィが今いそがしいンだよ。オマエみたいな死に損ないの相手ならいつでもしてやるから帰れ」

垣根「ケッ…せっかく強敵(とも)が助けに来てやったってのに、つれねーなぁ第1位。やっぱお前ムカツクぜ」

一方通行「自分の事強敵(トモ)だと思ってんならさっさと世紀末に帰りやがれ」

土御門「まあ待て一方通行。コイツは俺が呼んだんだ」

一方通行「余計な事してんじゃねェよクソ野郎が」

インデックス「この人がいると狭くなっちゃうかも。ベランダにでも出しておこうよ」

神裂「…………(ついていけない…)」

神裂「しかし…鉄製のシルクハットとは、なかなか変な帽子をしてますね」

神裂(ローラの持ってたゲームにもカエルの帽子を被った神様がいましたが、今の日本の流行なのでしょうか)

インデックス「ていうかなんか臭いんだよ」

垣根「ああ、コイツは俺の脳味噌だ」

インデックス「」神裂「」

上条「インデックス、ベランダにつまみだしてよし」

インデックス「御意なんだよ」カラカラ

垣根「おいコラァ!止めろ!オイ!マジで止めろ、頼むから止めろ」

心理定規「今回はお仲間ね、ヨロシク♪」

浜面「…………」

絹旗「いきなり信用できるとか超思ってるんですか?」

心理定規「いきなりじゃなくても徐々でいいわ」

絹旗「せめて名前ぐらい超名乗ったらどうなんですか?」

心理定規「そうね。「目路谷 鳩子」(めじや はとこ)よ」

絹旗「わかりました(どう考えても偽名ですが、まあいいでしょう)」

浜面「へーなんかめちゃめちゃ変わった名前だな。俺は浜面仕上!よろしくな!鳩子!」

絹旗(馬鹿………)

―――風紀委員一七七支部

佐天「その…1689…:……可愛らしい転び方………」

木山「なぁ…もう…止めにしないか?」

黒子「確かに…キリがありませんの」

初春「じゃあここでもう終了って事で…」

御坂「……………………」グテー

黒子「でも、有益な知識もいくつか手に入れましたわね」

美琴「そりゃ、これだけやって収穫なかったら、その本書いた蒼紙とか言う奴ブン殴ってるとこよ」

佐天「てか何が「5分で勝つる(キリッ」ですか!5日の間違いじゃないんですか!?」

固法「本に当たってもしょうがないわ。それじゃこれから作戦立案…といきたいけど………この調子じゃ無理ね」

初春「大丈夫れすよ~日曜日まであと3日もあるんれすし、失敗しても困るのは私たちじゃなくて白井さんだけですしぃ~」

黒子「……………」

木山「ところで君達…学校は?」

美琴黒子初春佐天固法「「あ」」

――上条宅

上条「いやしかし、明日が休みで助かったよなぁ~」

土御門「いやはやこの前の休日、遊ぶ市民を尻目に勉強させられた甲斐があったぜよ」

姫神「禿同」

鳩子「ところで、今のところデートプランはどこまでできあがっているの?」

神裂「バトルロワイヤルと、とある身勝手によって衣装が決定したところです」チラッ

絹旗「………(トレンチコートの事、まだ超恨んでるんでしょうか)」

鳩子「じゃあデートコースもまだ?」

神裂「恥ずかしながら」

絹旗「衣装はもういいとして、あとは「デートテーマ」「食事」「イベント」「告白場所」ですかね」

鳩子「じゃあチームを編成したほうがよさそうね」

絹旗「そうですね」

上条(やっぱこういう時は女の人って頼りになるなー)

絹旗「それじゃ、デートテーマは私と浜面」

神裂「食事に関しては「あの子」…インデックスを置いて他に無いでしょう。私と彼女と土御門で考えます」

鳩子「じゃあイベントは私とあの人とで考えるわね。告白に関しては本人の意思が重要だから一方通行と上条君で」

姫神「あの。私は?」

スフィンクス「にゃーん」

姫神「…………………」

浜面「つかさ、デートテーマって何よ」

絹旗「下っ端の浜面は下っ端らしく大人しく考えてて下さい」

浜面「くっ…こうなったら最後の手段だぁー!」ピポパポ

prrrrr

滝壺『……もしもし?はまづら?』

浜面「滝壺ぉー!デートコースって言ったら何!?」

滝壺『……………自然公園』

浜面「ありがとう!滝壺!愛してる!」

滝壺『…………そう…///』

滝壺『ところで何かあったの?』

浜面「一方通行の恋愛を手伝ってるんだー!」

滝壺『そう。がんばってね、はまづら。応援してる』

浜面「おう!」ピッ

一方通行(俺も白井サンと付き合ったらあンな風になるんだろうか)

「病院でケータイ使っちゃだめですよー」

滝壺「ごめんなさい」

滝壺「……………」

滝壺「はまづら……アクセラレータ………」

滝壺(浜面×一方通行……)

滝壺「…………………ムフ」

浜面「デートのメインコースが決まったぜ!自然公園ルートだぁ!」

絹旗「まあ決めたのはほとんど滝壺さんですから、浜面は超役に立ってませんけどね」

衣装:白のジャケット
デートテーマ:自然公園

イムホテップ「だから、そんなたったの2軒じゃ腹ごしらえなんてロクにできないんだよ!」

神裂「だから貴女を基準に考えないで下さい!普通の人間は1軒のメニューを全部頼むなんてしませんから!」

神裂(私の人選ミスでしょうか…)ハァ

土御門「ねーちん、白井黒子の好物が判明したぜよ。スイーツ系だそうだ」

神裂「まったく、貴方の情報網には感服します。一体どこでそんな情報を?」

土御門「いや、ウィキペディアに……」

インデックス「このホットドッグってのは美味しそう!」

神裂「昼食として少々物足りなさはありますが、一方通行も白井黒子とやらも小食の部類に入るようですし大丈夫でしょう」

土御門「デザートはクレープ屋と黒蜜堂のデザートコースがちょうど自然公園への道中にあるぜよ」

神裂「では、決まりですね」

インディグネイション「かおりー私もホットドッグ食べたいんだよ!」

衣装:白のジャケット
デートテーマ:自然公園
食事:ホットドッグ屋・クレープ屋・黒蜜堂

垣根「イベントだぁ…適当にショッピングでいいんじゃねーの?」

衣装:白のジャケット
デートテーマ:自然公園
食事:ホットドッグ屋・クレープ屋・黒蜜堂
イベント:二組に分かれてショッピング

垣根「えらくあっさりだなオイ、ムカツクぜ…」

prrrr

上条「はい、上条です」

美琴『もしもし?』

上条「ん?御坂か?どうしたんだよ」

美琴『いや、言いづらいんだけどさ…黒子も佐天さんも明後日の予定全く立てて無いらしいんだけど大丈夫?』

上条「わかった。全部こっちで考えておくわ」

美琴『そう』ホッ

上条「それじゃ、白井さんと佐天さんによろしく言っておいてくれ」

美琴『わかった。それじゃあね』ピッ

――――
―――


黒子「うう……ついに明日ですのね…」

黒子(緊張して眠れませんの…)

黒子「いいえ!シャキっとなさい白井黒子!」

黒子「クヨクヨなんて私には似合いませんわ!」

―――
――

――――
―――

一方通行「………………」

(黒子「逮捕ですの!」

一方通行「ケッ…おまわりさんごっこはヨソでやれってンだ」

一方通行「何度も言わせンじゃねェ!送って行ってやるってンだよ!」

黒子「この年になっておんぶだなんて恥ずかしいので止めて下さいな」

黒子「今回はお礼を申し上げに来ましたの」

一方通行「逮捕状がまわってくる事があっても、感謝状なんざ貰える立場じゃねェンだよォォォ!」)


一方通行(明日…例えどうなろうと後悔だけはしねェ……そンだけだ)

―――
――

―――午前9:00

一方通行「……行ってくらァ」

上条「おう!応援してるぜ!」

一方通行「ケッ」バンッ


黒子「では、行ってまいりますの」

美琴「頑張んなさいよ~」

黒子「はいですの!」ヒュン


上条「さて…」


美琴「…行くわよみんな」


上条美琴「「行動開始(ミッションスタート)」」

――――午前9:01

黒子が俺以外の奴に惚れるなんてありえない
>>1

                 _\    Y    O  _ノ>  O  Yヽ//_
                 ___\γ⌒/⌒ゝ./   .  \。乂      ,ノ  }`ヽ>
                 \ ヽ乂 O ノ 乂__ノ乂___人八ノ丁ゝ--'ー O ノヽ
                  ⌒ヽ_〈   、__)人ノ-(人/:.:∨:.:.:.:.:.:乂ノ\)__人ノー'
          .    γ__ゝ 。入_ノ:.!ハノ:  /       !       ヽヽ  ;
      \、,,)r゙''"''ー弋辷_,,. i:.(人)Y ハ|:/:.: /./:.:.:.: |:.:.l:.:.:.:.:|:.:l:.:.:|ヽ:.:.:.:.:.:. i:.i:.:.:.:.:;
   =、..,,,ニ;ヲ_     ヾ彡i :(   )lノ.:. :ii:.:. |:.|:.:|:|:.:.|.:.:|!:. !:!|:.:|:.: l:. |:.:.:.:.:.:.:|:.|:.:.:l: ;
    ``ミミ,   i'⌒!  ミミi |( ):´:.:i:.:.:.:.:|i:.:. |:.!:.:|:|:.:.|.:.:|!.: !:!|:.:|.:._!__|___!:.:.: |:.|:.:.:|: |
   = -三t   f゙'ー'l   , |::::i:.:.:.:i:. :.:.:|i:.:._L|=T厂「.:.|.:.ノ:|L l´_| L;,;l丶:.|:.|:.:.:|:.:!
     ,シ彡、 lト  l!  ,:ミ | |::::i:.:.:.:i:. :.:.:|l_´jL|=―  ̄  ̄   __z,,__ `丶!_!: リ:.:!
     / ^'''7  ├''ヾ!!.|::ノ:.:.:.:.i: .:.:.:i _zア⌒`丶       イ⌒:.`ヽ ,';ノノ j/
    /    l   ト  _,、:':/:.:.:.:. i: .:.:.:i.〃{::ら:::}          らノ:} }}`i::::::ト、
     〃ミ ,r''f!  l! ヽ.  /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:iヽ つ:::ノ         ゝ-'_,、 l::::人
   ノ ,   ,イ,: l! , ,j! , ト、 人\ヽ :.:\ `¨¨´     、    "" !リ
    / ィ,/ :'     ':. l ヽ.   \ ヽ\ヽ """        '        八
   / :: ,ll         ゙': ゙i   }:.}: ̄:ヽ         ___,
  /  /ll         '゙ !     ;.:ハ:::::::::丶.     ` ̄ .....     .イ
    /' ヽ.          リ   ノ'  }.:.:リ::::::〕  、        .イ::;′
   /  ヽ        /     ノ'|:/}:::::ノ}   `    <!:::::|/
   /  r'゙i!     .,_, /      ノ' ノ//         !:\
  /.     l!       イ        /::::〈           !\::`:..、
  /   ,:ィ!        ト、     /:::::::::::::ヽ        !  |::::::::::`:..

青髪ピアス「はぁ…確か佐天っちゅう子と仲良くなりゃええねんな。…引き立て役もめんどいなぁ」

「ストップ」

青ピ「はい?」

固法「風紀委員(ジャッジメント)です。あなたを変質者として拘束します」

青ピ「んなアホな!」

固法(ごめんなさいね……)

初春『固法先輩!右側後方!』

固法「え?」

土御門「悪いにゃー風紀委員さんよ、ちょっと付き合って貰うぜよ?」ガシッ

土御門「デルタフォースのよしみだぜい!さっさと行け!青ピ」

土御門(ホントは尾行してたんだけどな)

固法「ちょ、ちょっと離しなさい!」

青ピ「サンクスやで!」

初春『チッ…ターゲットA、逃がしました!』

美琴「クソ…向こうもやるわね……」


トボトボ

佐天「はぁ……知らない人…しかもあの白井さんに惚れてる人と仲良くなんてできるのかな…」

佐天「なんかすごく不安になってきたぁー!」

「ヘイヘイそこのねーちゃん」

「ちょっとハマちゃん?浮気でもするつもりぃ?」

佐天(何このチンピラ……)

浜面「YoYo♪キミ、以外に暇だったりぃ?」

佐天「いえ、用事があるので…」

絹旗「えー、ちょっとアンタ!ハマちゃんが超誘ってくれてるのに超シカトですか?超ありえなくない?」

佐天(うわ…ヤバ…………)

浜面「お前さんに恨みはないけど、付きあってもらうよーん」

浜面(こいつがいなけりゃ一方通行も楽に二人っきりになれる)

初春『御坂さん!佐天さんがヘンテコなチンピラにつかまってます!』

美琴「マズイわね……私も持ち場を離れられないし…」


心理定規(鳩子)「………………」

心理定規(ここまでは全部上条君の予想通りね…)

垣根「……………」


一方通行「あと45分…むしろ時間が余っちまいそうだなァ」

――――午前9:15

青ピ「ひ、ひぃ~」バタバタ

常盤台A「お待ちなさい!」ヒュンッ

常盤台B「観念すべきですわ!」シュンッ

青ピ(女の子に追いかけられるのは好きでも…狙われるのは嫌やー!)


初春「ちっ…しぶといですね………このゴキブリは」

黒子「……………」シュンッ

黒子「……………」

黒子「ようやくあの方とまたお会いできるのですね…」

黒子「……………」

黒子(でも…嫌われたらどうしましょう…この前のように)

黒子(いいえ!あなたは昨日の夜からクヨクヨは止めると誓ったでしょう!白井黒子!)プルプル

黒子「行きますの…」シュンッ

重福「佐天さん!これ!」ポイッ

佐天「重福さん!……ありがと!」パシィ

絹旗「フフン、そんな超平凡な金属バットで何ができるっていうんですか!?」

浜面「タァァァキィツブォォォォ」ブシュウー

絹旗「浜面の真の能力「兎血飛翔」(バニーブラッド)の前ではそんなもの、超何の役にもなりませんよ?」

一方通行「なンか血が騒ぎやがるな……」

一方通行「何があるか分かンねェし、チョーカーは切っておくか」

カチッ

一方通行「……………」ダッ

――――午前9:48

青ピ「はぁはぁ…もう待ち合わせ場所までついてしもうた」

青ピ「他には誰もおらんな…」


カキーン

浜面「……………」ドサッ

絹旗「そんな…浜面の「変な直球」(ブラッディストレート)が…ホームラン?」

佐天「急がなきゃ!」ダッ

佐天(見ててくれましたか…アンナ先生!)


黒子「エクセレント!小梅!」

ハッ

黒子「い、今…口が勝手に……」

――――午前9:52

一方通行「よう」

青ピ「あ、ああ…どうも…」

一方通行「………テメェ分かってんだろォな…」

一方通行「白井サンに手ェだしたらブッ殺すぞ」

青ピ「……………はい、もちろんです…」

黒子「……………」シュンッ

一方通行「……………」ジー

黒子「!」

一方通行「よォ」

黒子「お、お久しぶりですの………一方通行…さん」

黒子「随分と早くに来られていましたのね……」

一方通行「…………今来たとこだ」

黒子「……………」

青ピ(これじゃ絶望的やな……………)

佐天「はぁはぁ…遅れてすいません」

青ピ「」ドキーン

青ピ「……もしかして、君が佐天いう子?」

佐天「は、はい」

青ピ「僕は青髪ピアス、青ピでええよ。今日一日ヨロシクな」

佐天「私は佐天涙子っていいます。涙子って呼んでください」

黒子(佐天さん達…やりますわね。ならば私も………)

黒子「ア、一方通行さん!」

一方通行「何だ?えっと…白井サン?」

黒子「そ、その………黒子で結構ですの」

一方通行「あ、ああ…黒子…さン」

黒子「さん付けも結構です」

一方通行「じ、じゃァ…その……黒子………///」

黒子「//////」

佐天(お、白井さんやりましたね!)

青ピ(あの二人もなかなかやるやん)

黒子「そ、それで………今日はどこへ参るおつもりで?」

一方通行「あ、あァ…自然公園だ」

黒子「意外と緑がお好きなんですの?」

一方通行「緑っつーかなァ……こう、吹きぬけるような風が気持ちイイって事はあるかもな…」

一方通行(まあ、自然公園に決めたのは俺じゃねェしな)

黒子「フフッ…意外と貴方って詩人肌ですのね」

一方通行「……………そォか?」

黒子「たびたびちょっと恥ずかしいようなポエムを一人で作って唄ってたりするんじゃありません?」

一方通行「ン、ンな事する訳ねェだろォがァ!!!」

一方通行(実は当たってたり……)

黒子「ホホ、冗談ですわよ。……ね?」ニコ

一方通行「チッ(…その顔は反則だろーが……)」

青ピ「なー涙子ちゃん」

佐天「……何でしょうか」

青ピ「…………この圧倒的な疎外感は何なんやろね」

佐天「あ、私も同じ事考えてました……」

青ピ「……………」

佐天「……………」

上条(何だ、一方通行の奴…結構自力で頑張ってるじゃねーか)


美琴(でも……問題はこの後…………アイツが変態だとバレたら一巻の終わりよ)


上条「(一応保険をかけておくか)……インデックス、第二段階に移るぞ」

インデックス「悪いけどこれから「超機動少女カナミン」の再放送が…」

上条「…………晩ご飯抜きとどっちがいい?」

インデックス「これよりアクセラ計画は第二段階へ移行する!」バッ

――自然公園

青ピ「あ、涙子ちゃん足元気ぃつけてな」

佐天「あ、どうも」

一方通行「…………」スタスタ

黒子「……………」


上条(おい!そこは手とか取ってやるモンだろうが!)

上条「………」

上条「コイツを使うか」キラッ

一方通行「………」チカッ

一方通行「…………」チカチカッ

一方通行(誰かが鏡で遊んでンのか?ウゼェ……)チラッ

上条「……………(イケメンAA」チカチカ

一方通行(ナニやってんだアイツはああァァァァ!)

一方通行(シスターもいやがンのか…ってか全部見られてるンじゃねーだろーなオイ)

一方通行(てか何やってンだ?シスターの前に出て、手を差し伸べて、握って……歩く)

ハッ

一方通行(ジェスチャーかコラァァァァァ)

一方通行(俺にあんなヒーローみてェなマネ…できるワケが……)チラッ

黒子「…………」ジッ

一方通行(……………あのまなざし…手を求めてンのか?……俺なんかが黒子のヒーローになれンのか?)

一方通行(………いや、なれるかじゃねェ………なるしか…………………………ねェだろうが!)

一方通行「オイ」

黒子「……?」

一方通行「手…貸せよ。オマエが泥だらけになったらこっちの気分も落ちちまうンだよ」


上条(いいぞ!一方通行!)

インデックス(カナミン…観たかった………)

一方通行「オイ、どーした」

黒子「分かれ道……ですわね」

青ピ「ほな、涙子ちゃんとボクは左に行くわ」

佐天(空気読めてるなぁ…この人)

佐天「同じじゃつまらないですし、お二人は右がいいんじゃないですか?」

黒子「へ?」

青ピ「ほな、後でな~」

一方通行「ちょw」

黒子一方通行((あれ、もしかして……………))

黒子一方通行((二人っきり?))

一方通行「……………」

黒子「…………」

一方通行(話題がまるででてこねェ…)

一方通行(三下ァァァァ、助けてくれェ!)ギラッ←救いを求める眼


上条「よし!インデックス!」

インデックス「はいはい」パッパッ


一方通行(うン? わ・だ・い・な・ら・カ・ナ・ミ・ン・に・つ・い・て…?)

一方通行(アホかァァァァッ)

黒子「どうかなさいまして?」

一方通行「い、イヤ…ちょっとそこに白っぽいチンパンジーがいて珍しいと思っただけだァ」

黒子「白っぽいと言えば貴方も白っぽいですが…………生まれつきですの?」

一方通行「いや、俺のコイツは能力の―――」


インデックス「ほら、大成功なんだよ!」

上条「結果オーライの間違いだろ?」

美琴(黒子も一応何とかやってるみたいだけど…不安だわ)

美琴「そろそろこっちもアクション起こすか………初春さん、伝令!」

初春『あい』

美琴「各人配置しておいて」

初春『りょーかいです☆』

美琴「フフ…私も伊達に『とある科学の超電磁砲』の主人公務めてるわけじゃないのよ!」

一方通行「つか…あの二人はどォすンだ?」

黒子「まぁ…当初の予定通り2時までにセブンスミストへ行けばいいんじゃないでしょうか?」

一方通行「じゃあメシも二人だけか」

黒子「そ、そうなりますわね…///」

一方通行「そういや、この辺に美味いホットドッグ屋があるって話だったなァ…噂じゃ「超電磁砲」も時々食ってるとか」

黒子「では、お昼ごはんはそこにしません?」

一方通行「おk」

一方通行「ここだな」

黒子(ホットドッグ…どんな食べ物なんでしょう………?)

一方通行「すンませン、ホットドッグ2つ」

木山「………………いらっしゃいませ」

黒子「」

黒子「な、な、ななななななななななな」

黒子(何故木山春生がこんなところに………)

木山「……2つだね………はい」

一方通行「ちょっと待て、オマエの眼はフシアナか?どう数えても3つじゃねェか!」

木山「いや、今ウチの店ではカップルの客には1つ多くサービスさせてもらっているんだ」

黒子「なっ!///」

一方通行「だ、誰がカップルだコラァ!///」←まんざらでもない顔

ナイスアシスト

できたらsageたほうがいいよん

木山「照れるな、少年」

一方通行「てっ、照れてねェ!…チッ……まあありがたく3つとも貰っといてやらァ」

一方通行「行くぞ!黒子!」グイッ

黒子「あ…ちょ、ちょっとお待ちに」

木山「………………………」グッb

黒子「……………………」グッb


木山「店長、さっき私が勝手にサービスした分の代金270円です」チャリーン

店長「うむ」

美琴「せんせい……………………!」ウルッ

>>159
そういえばsage忘れてました


黒子「そういえば私、ホットドッグって初めて食べるんですの」

一方通行「そりゃめずらしいヤツだなオマエは」

黒子「こ、こんな太いのを一気に頬張るなんてできませんの…」

一方通行(何か卑猥に聞こえンのは気のせいか?)


美琴「あのバカ!変態性質がにじみでてるじゃない!」

美琴(何とか伝える方法は…)

美琴(……………………)

黒子「う…モゴモゴ」

一方通行(…………………)

ビリッ

黒子「ああん!」バチィ

一方通行(!?)


美琴「しまった、逆効果か」

『デスノ!ショウ!ドウ!シュンカンノパッション!』

黒子「あ、すみません!電話が…」

一方通行(自分の歌を着うたにしてンのか…?)


黒子「なんですの、初春?」

初春『いや、白井さん…今相当ヤバかったんで、助け舟を出したんですよ』

黒子「そ、そんなに…?」

初春『そんなに。たぶん一方通行さんも内心じゃ白い目で見てた気がしますよ』

黒子「そ、そんな…………」

黒子「どうすればいいでしょうか…?」

初春『それは私じゃどーしよーもないですね』

初春『私は単なる白井さんの部下であって、白井さんの守護天使でもパートナーデジモンでもありませんから』

黒子「貴女に期待した私が愚かでしたわ…」

初春『わあ!待って下さいよ、冗談ですって。そうですね……木の葉を隠すなら森の中…とか?』

黒子「…森…………多角的価値観………?」

黒子(ええい、ままよ!ですの)

黒子「一方通行さん……」

一方通行「あン?」

黒子「黒子…一人では食べかたがわかりませんの…ですから……」

黒子「あーんして食べさせてくださいな」

一方通行美琴初春「「ブッwwwww」」

一方通行「はァ!?きゅ、急に何言い出してンですかテメェは!?」

黒子「お願いしますの!」

ズルッ

黒子「きゃあ」

ドテッ

黒子「いたた…転んでしまいましたの……」

黒子(何とか誤魔化せたでしょうか?)

一方通行(な、なンだか急に可愛らしくなりやがったな…///)


美琴「その29:ギャップ萌えを活用すべし…その1689:可愛らしい転び方……この女!」

初春「土壇場で『5分で勝つる!The恋愛攻略本!』をモノにしやがった…だとぉ!?」

サーセンもう夜勤なンでこれで終わりかもしれません

今日中に終わらせるつもりだったんですが


もし明日も残ってるというような異常事態であれば書きにきますが、落として貰って結構です
では

           /ヽ  ,. . .-‐…‐- . .
        {_/)'⌒ヽ: : : : : : : : : 〉`: 、

        {>:´∧;;;;;/. : : : : : : : : : : : : :ヽ
      /: : : /;;;;;;Y: : : : : : : : : : : : : : : : : : .___
.   /: : : :/丁⌒: : :∧ : : /: /` }: : : : : :ハ;;;;;;}

   /: : : :/: : :{: : 八: :{:>x/| /   |:i : : :}: : : };;;∧
.  /: : :/} : : :八Y⌒jY´んハ从  从-‐ノ: : :/Y: : :.  
 /: : / /: :/: : : V(.  弋ツ    心Yイ : ∧ノ: : ハ   支援ですの
 !: : :!//i: : : : : 个i ''''     , {ツ /彡く: ハ: : : :i
 }: : :ヽ  / : : : i: :´{入   _     /: : : ∧: i i: : : |
〃. : : : ∨: : : :/l: :/⌒ヽ、  `  イ: : : :/ }: リ: : :ノ
: : :/\: : V : /ノ:/     VT爪_八: : : { 彡. : イ{
: :( /: \:} /: :/{     rv\j  { >‐=ミー=彡ヘ: ヽ
`)' ){: (  ): : :{八   /ヘJ ̄ ̄ {_/ /   \j: : 八: :}

               /    /     / /    ヽ \
             /      /      /   !  /    V  ヽ
.           /            / ///| //l    l   ヘ
              /         l    // /_/ il /  l   リ \ ヽ
          /     /    !   j/ / __≧ト、 |  // l  ト、\
           / l   /   / |.   |  ヽ  l:::ノヾ`|  //  l\ ヘ `
            /,. l  /   / |.   |      ̄¨`  |/≦V l!  \ヘ
        // リ /   / k !.   |          ij:うl |\ヽ ハ}
       /イ / /  / /、ー |    !           ヽ ム/ ! \ヽ
         / /  /イ `ーj    l 、___    ´/ l l!リ∧ l `
          / /l /  !   ∧  j      ‐- _  / .|  V
          // .j リ  リ.  / V. |          イ   |
              l/ | / |  /   V ト、          / .l  |
           / l/ l /    Vl  >  __ ∧ l  | /     黒子ェ…
                  l /     lリ     /     リヽ |V
            イ ̄ ̄¨ >.、     /       リ
          イ─ 、: : : : : : : >..、 /

       x<: : :`ヽ  \: : : : :: : : : :>、_
   __x<: : : : : : : : : :\  \: : : : : : : : : : : : \
  /: : : : : : : : : : : : : : : : \  \: : : : : : : : : : : : \

俺は今モーレツに感動している!


上条「何か分からんが良い感じになっとる…」

インデックス「ホットドッグおいしいです^^」

姫神『こちらスネーク。どうやらクレープを食べに行くらしい』

上条「あの野郎!もっとホットドッグで話引っ張れよ……」

インデックス「でも、あいさの尾行術はピカイチかも!」

姫神『……特に隠れてるわけじゃない。けど……………気付かれない……』

一方通行「…………………」

黒子「ホットドッグ、ごちそうさまでしたの」

一方通行「気にすンじゃねェよ。こういう時は男が奢ンのは当然だろォが」

一方通行(何で今日の俺はこんなくせェ台詞がポンポン出てくンだ……………)


美琴「何よ、結局私…何の役にも立ってないじゃない………」

美琴(美琴さんディスってんじゃねーぞ>>1ゴルァァァァァ!)

初春『あ、御坂さん!二人ともクレープ屋に行くみたいですよ?』

美琴「なぁぁぁにぃぃぃぃ!?」

初春(…………何か御坂さんがテレスティーナみたいになっちゃいましたね)

           __
    rー/⌒!‐':.:.:.:.:.:.:`:.:.:.、

    _У`)  }/:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.`ヽ_
    /:.:.:./ヽ /:.:./:.:.//:.:.:;ィ:.:.:.:.:.:.'.
  ∠|:.:.弋  {:.:./://<|l:.:/ |:l:.|:.:.:.:.:!
    |:.:.:.|(_」:〃__/_ ミⅣ }:|:.|:.:|:.|:|
    |:.:.:.l:.:.|)ヽ{ マ。ソヽ   _ナチ:/:/;'
   ハ: ハ: |ゝ丶 ¨    ヒソリ/:/リ
.  / 川:.l:.|久        ' ` /:∧
    ∨ノリ_/ 丶  <_ア _ノ:.:.:/}  >>1さんおはようございますですの。支援
    /_/ゝ、  `7=<  j、:.://
   / ̄ ̄\\_>、 }、  ヽ!
   V<⌒\ ヽ \{ ̄j//{
   ,' \  />、  \// !
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 l::::|`ー―~‐'‐'ー'―'⌒⌒{

黒子「しかし、貴方が「クレープ屋に行く」なんて言うと思いませんでしたわ」

一方通行「?」

黒子「いつもブラックコーヒーばかり飲んでるじゃありませんの」

一方通行「ソレはソレ、コレはコレだ」

黒子「何ですの、ソレ」プッ


上条「よし、インデックス!第三段階の準備だぞ」

インデックス「悪いけどこれから「超機動少女カナミン インテグラル」の再放送が…」

上条「…………晩ご飯抜きとどっちがいい?」

インデックス「これよりアクセラ計画は第三段階へ移行する!」バッ

サーセン、テンションで睡魔をごまかせなくなってきました

書くとしたら(そもそも残ってるとすれば)多分午後になってしまうと思います

一方通行「オマエはやっぱ甘いモンとか好きなンか?」

黒子「そうですわね。まあ、女の子なら大抵好くものですわ」


美琴(一応は順調っぽいわね……)

「ママー、あの人双眼鏡持って何してるの?」

「……シッ…見ちゃいけません」

美琴「…………………………」

一方通行「すンません、クレープ2つ」

神裂「い、いらっしゃいましぇー」キラッミ☆

一方通行「」

神裂「お、お味の方はどうす……いえ、どうなさいますか?」

一方通行「………………オイ…ちょっと待て」

神裂「黙って買えド素人が」ボソッ

一方通行「チッ……ンじゃコーヒークリーム味。オイ、オマエはどうすンだ?」

黒子「ああ、私も同じ…………」ハッ

(黒子「私とも間接キ…もとい、食べ比べを…………」

美琴「アンタ私と同じ味じゃない」

黒子「…………………」)

黒子(いえ、黒子は失敗を繰り返さない女ですの!)

黒子「私は――――」


上条「神裂の奴、上手くやってるみたいだな」

インデックス「とうま、クレープ食べたいんだよ」

上条「……………さっき8コも食っただろ」

神裂「ところでお客様、カップルの方とお見受けしましたが………」

黒子「ブッ」

黒子(やはり木山以外の方からもカップルに見えてるのでしょうか!?)

一方通行「な、ナニぬかしてやがンだ…」

神裂「隠そうとしてもそうはい神裂き」

一方通行「……………」

神裂「………………」

一方通行(アレ、もしかしてココ笑うとこ?)

神裂「………………………で、カップルでよろしいですね」

一方通行「だから…別にそういうンじゃ……」

神裂「よろしいですね?」

一方通行「いや………」

神裂「よろしいですね?」

一方通行「………………………ハイ」

神裂「ただいま当店では「恋愛座席(カップルシート)」というものを設置しております」

神裂「そこの利用者の方へはもれなくブラックコーヒーを進呈しております」

一方通行(ピンポイントで人の好物出してンじゃねェよ)

黒子「ま、まぁ…………こういうのも中々よろしいんじゃないでしょうか?」

一方通行「……オマエが言うなら仕方ねェな」

神裂「では、あそこの木陰にあるベンチとなっております」

黒子(………公共のベンチにしか見えませんが………)ゴシゴシ

             /:./:.:.:.:.:.〃:.:./:.:.:.:.:.;.:.:.;.:.:.... i  :.:.:.:.:.',:.:.:.',
             .'.:.':.:.:.:.:.:.:l:.:.:./:i:.:.:.〃: /:.:.:.;|:.:.:!:.:.i:.:.:......i..  V{
         ゝ  i:.:.|:.:.:l:.:.:.:.!:.:/|`ト、'1:.:/.:.:./ !:.:.:|:.:.l:.:.:i:.:.:l::.:.:.:.i〈
         )   |:.:.l:.:.:.!:.:.:.:!:/_j_ |:/、iVl:.:.:/ !:.:./!:,ィ:.:.l:.:.:|i:.:.:.:.|′
         ´)  ! ::ヘ:.:.|:.i:.;レ',.=ミト、.|'丨/  |:.:;'イ:リ|:i:l|:.:.!:!:.:.:.:|
           j /::{.ヽ!:li1{ んリ」   ! レ  /j:/__」/_|川:.:;::|:.:.:.:l   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ,:.'::::::い.ト|:|!‘<㌧       ',ィぅY^V リ!:/::|:.i:.i:|   |  えっ >>1さん
          ,′l::::.:ヽ_l l  ´^        {{㍗ ノ^ レ:::::!::l:l !   |  来てるじゃないですか!?
            //::::|:::.:.:.:|::!          ,    `¨   /'7ハ_!:::!:!:!  | 支援。     
         //::/l::::.:.:.:l:ハ.           u /,彳/ ∨:リ  ノへ_________
       /_;/_ノ:!:::.:.:.:.l 丶    __       ,イ´://   V
     ,<::.ヽ..::`ー|:::.:.:.:.:!  \  ´ ′   _, ヘ://
      /  \::\、:.:|:::.:.:.:.:i:',     ンー¬:::::´:::.::.::.::`ヽ、
.    i   、 \::.ヽ:l:::.:.:.:.:|::iー、 ′/|:::::.::.::.::.::.::.:/':.ハ

.    !    ヽ \::.:!:::.:.:.:.!::.l. /^\ |::.::.::.::.::.:://  i
    j       ,  l\!:::.:.:.:|::.::l::.::.::.::.::l::.::.::.:: // l  !亅
    〈: . .    '  l: : |:トi:.:.:|::.::.l::.::.::.:,'::.::.::/;.イ  ! ' {

一方通行黒子「………………………」テクテク


神裂「では店長、辞めさせていただきます」

店長「へ?な、何言ってんの!?そんなの困るよ!」

神裂「うるせぇんだよド素人が!」

スッ

神裂「――――――唯閃!」

店長「ぎゃあああああ」

店長(不幸だ……)

一方通行「クレープもなかなかイケるな……」

黒子「そうですわね…」

黒子(行くなら今か…!)

黒子「あ、あの…一方通行さん」

一方通行「あン?」

黒子「そ、その…貴方の食べてる味も食べてみたいのですが……///」

一方通行「何だ、そんな事かよ。ホレ」

パクッ

一方通行(ン…?これってもしかして間接キスじゃ………///)

黒子「で、ではお返しに私のも……///」

一方通行「いや、それはいい」

黒子(な、何故―――――)

一方通行(残念だが………さすがにそれは食いたくねェ)


美琴「あのバカ…何で納豆クリームなんか選んでんのよ…………」

一方通行「……………」モシャモシャ

黒子「……………」パクパク

一方通行(話題がねェ………三下ァ!)


上条「今…心の声が………一方通行!」キラッ


一方通行「………」チカチカッ

一方通行(通信手段がねェとはいえ……コレはやっぱウゼェ)

一方通行「……………」スッスッ


上条「インデックス…サイン解読してくれ」

インデックス「とうまは役に立たないね」

上条(五十音図のサインなんざ覚えられるのはお前達ぐらいしかいねーよ)

インデックス「えーとね、『わだいをください』だって」

上条「何で敬語なんだよ」

インデックス「……………」パッパッ


一方通行(『おんがくについて』…なる程なァ)

一方通行「なァ…黒子………は音楽とか聴いたりすンのか?」

黒子(唐突ですわね…)

黒子「ええ、たまに。逆にお聞きしますけど、一方通行さんは好きなジャンルやアーティストはおありで?」

一方通行「そォだな………BUMP OF CHICKENとかポルノグラフィティあたりはよく聴くなァ」

黒子(ある意味予想通りですわね…)

一方通行「オマエの方はどうなンだ?」

黒子「大抵はクラッシックを聴く事が多いですわね」

黒子「…最近は何故か川田まみとfripSideを無性に聴きたくなる時がありますが」

一方通行(………)

   \__   -‐…――/ r〈: : : : : : : : : _: : : : : : : :-- : : \/: : \
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 ー…ー―‐--- /: : : :/│ i/:/: : : :/: : : ⌒: ´: : : :ヽ: : : ヽ__〉: : : ヽ

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        ,′ : //|: : : {: : |:│ : : l: : : : :/: : |/  j : j/: |/ : : リ: }∨: :/
          { : : : / │: :八yヘ│ : : |/ト-/{、:│  ムィ仟}i/|: :/l/: //: :/
        : : : !  | : {{{( (ヘ、 : N{^存付人{  弋)ソ イ レイ: //: : '

.          、: {  l: : : マ{{`ト、\{ヽ弋)iソ    、 ´ 八 : ∨ / / さるよけ支援ですの!
           iヽ人 人 : : :\{__>:>、   ´     _   イ\{\∨/
           | : \\ハ : 人: : :/ /> _、 ´ ’/ ´  ヽ/:,ハ:\
        八 : : \∨:/    ̄∨/ {/{_\  ̄ /   ─-∨ \:\
          \_>:>、\    {///|i  ノ'/゙\/ //⌒ 〈\   ): :)
             //   \\   ∨//| {// / //    ∨丶/:/
         /: /     〉 :\ ∨/ハ // / //      }V:/>、\

           /: /     /: 人: 〉 ∨/∨〔<>〕{.{ /      ノ ∨  \ヽ
.         〈: 〈     // ノ/   ∨  {  厂    / 〈{    〉:〉
         \\  / ⌒^´   〈 丶 } 〈/  ̄ ̄  / リ   く(
          \ヽ >         人   冫 }       |   、_ノ
          ((^´         / ∧    〈      _ノ|

一方通行「クラシックか……」


(インデックス「その1051:相手の趣味に共感をみせるべし」

一方通行「あン?どういう意味だ?」

インデックス「ある程度は相手に合わせてあげる必要もあるって事かも」

一方通行「ほォ…………」

インデックス「ちなみに天草式にはそれを利用して気分を高揚させる魔術もあるんだよ」

土御門「まあ一方通行が魔術なんて使ったら一発でオダブツだろうけどにゃー」

一方通行「つーかコレ長すぎだろ。『5分で勝つる!』って絶対5分じゃ覚えられねェよ!」)


一方通行「俺もよく聴くぜ」キリッ

黒子「あら、本当ですの?」パァァ

一方通行(なるほどなァ…こういう事か)

黒子「では、どんな曲がお好きですの?ちなみに私はワーグナーの」ウンタラカンタラ

一方通行(ヤベェ………まるで分からねェぞオイ)


(インデックス「ただし、知ったかぶるような事すると失敗もアリ」

一方通行「この俺が知ったかぶるなんて情けねェマネするかよ」)


一方通行(……………)

黒子「で、一方通行さんは?」

一方通行「あ、あァ………」

一方通行(フル回転だァ!俺のベクトルの全てをクラシックへ集中!)

一方通行「えーとだなァ…ベートーベンとラプソディーインブルーだ」

黒子(のだめカンタービレがお好きなんでしょうか………?)

一方通行「あ、あとは女子厨二楽坊とかだァ」

黒子「そうですの…………(厨二じゃなくて十二ですのよ)」

一方通行(ふゥ・・・どうやらバレなかったらしいな)

黒子(まあ、この方もわざわざ私に合わせてくれたんでしょうね)

一方通行「…………そろそろ行きてェところだが」

黒子「今行っても一時間ぐらいあまってしまいますわね………あら?」

ワイワイガヤガヤ

黒子「バザーのようですが……学園都市じゃ比較的珍しいですわね」

一方通行「ヒマだし寄っていくか」

「おい、そこのカップルさんよ」

一方通行「あンだコラァァァ///」

垣根「真っ昼間から見せつけやがって……ムカついた、何か買ってけ」

一方通行「」ズコッ

黒子「バザーって冷蔵庫まで売ってるんですのね。知りませんでしたわ」

垣根「これは冷蔵庫じゃねぇし売りモンでもねーよ」

心理定規「お安くしておくわよ、アツアツカップルさん?」

黒子「//////」

一方通行(もしかして俺らって常時監視されてンじゃ…)

一方通行(いや、怖いからこの考えはヤメよう。ストーカーはアレイスターだけで十分だ)

心理定規「そうね…ありがちだけど、お揃いのキーホルダーなんてどうかしら…」

黒子「そうですわね……」

垣根(コイツ…やっぱ口だけは達者だな)

一方通行「お、お揃い……」ゴクリ

垣根(お前は乗せられすぎだ)

心理定規「キーホルダー2つ、まいどありー」チャリーン

垣根「結局買いやがった…………」

黒子「はい、こっちが貴方の分ですの」

一方通行「オウ」

垣根「ケッ…ムカツクからさっさとどっか行きやがれ」

一方通行「言われなくても行くわクソッタレ。行くぞ黒子!」

黒子「は、はいですの」

一方通行「………………じゃァな」

垣根「おう」

黒子(お知り合い………?)

垣根「…………………」

垣根「撤収だ」

心理定規「バザー撤収してちょうだい」

男『了解です』

垣根「………引き立て役も面倒臭ぇモンだぜ」

――――セブンスミスト

佐天「………ん?あれって白井さんと一方通行さんじゃないですか?」

青ピ「そうみたいやな………」

佐天「手、つないでるって事は……」

青ピ「上手くいっとるみたいやな…………向こうも」

佐天(…………も?)

一方通行「何で30分以上前だってのにもういンだよ」

青ピ「いや、どうせおしゃべりするしかあらへんし……それならここでしてもええんちゃう?」

一方通行(その発想はなかった)


上条「よし、オレ達も先回りするぞ!」

インデックス「了解なんだよ」


美琴「私は先回りするから、初春さんは外の状況をお願い」

初春『了解です』

一方通行(結局…………四人に戻っちまったなァ)

黒子(結局…………また四人ですのね)

青ピ「ボカァ涙子ちゃんと一緒に回りたいから、また別行動でええか?」

佐天「いいですね」

一方通行(なン……………)

黒子(だと……………?)

一方通行「行っちまった…………」

黒子「ですの…………………」

一方通行「仕方ねェから適当にその辺ブラブラしてようぜ」

黒子「そうですわね」


上条「ナイスだ青ピ!」

インデックス(あ、カナミンのプリントTシャツだ)

上条「おい、はやく追いかけるぞ!」

インデックス「ま、待ってよ~」


美琴「ゲコ太ゲコ太~」

初春『御坂さん、目的を忘れないで下さいよ』

美琴「わかって―――――痛!」ドカッ

インデックス「痛!」ドテッ

上条「おい、何やってんだよ………すいません、だいじょ…」

美琴「…………………」

上条「」

上条「ど…どうも」

美琴「お、お久しぶりです上条先輩………」

上条「じゃ、じゃあこれで…。ボクはこれから勉強があるので…」

美琴「え、ええ……わたくしもこれからピアノのおけいこが………」

上条「そ、それでは!」

インデックス(すごい気色悪いんだよ………)

初春『何やってるんですか!』

美琴「だ、だってあのバカとシスターが…………」

初春『白井さんたちを見失っちゃったじゃないですか!』

美琴「そんな事言ったってぇ………」

初春『さっさと追いかけて下さい!』

美琴「うう………(主人公なのに…………)」グス

――――黒蜜堂

一方通行「まだ食うンかい……………」ズズ

黒子「甘いものは別腹、ですの」モグモグ

一方通行「あんま食うと太るぜェ?」

黒子「…………………」ギロッ

一方通行「…………すンませン」

黒子「まあ、こんな店で甘いものでなくブラックコーヒーしか飲んでないあなたもどうかと思いますが」

一方通行「美味けりゃイイんだよ」ズズ

黒子「私も同じですの。美味けりゃいいんですの」

一方通行「せっかくイイスタイルしてンのに勿体ねェな…」

黒子「…………///」

黒子「じ、じゃあこのへんで止めておきますの」

一方通行「そォか」

一方通行「じゃあソレ食ったら………ちょっとついてきて欲しいとこがある」

黒子「? 佐天さんたちはどうするおつもりで?」

一方通行「あの二人ほっぽって先に外に出ちまったンだから、今さら同じだろ」

黒子(まあ、あの二人もきっと楽しんでるでしょうしバチは当たらないでしょう)


青ピ「ホラホラ涙子ちゃん!こっちはどうや?」

佐天「お、ゲコ太の着ぐるみパジャマですか?いいですね!」

青ピ「他にもカナミンとかメイドさんとかいろいろあるでー」

佐天(ヤバ………コスプレにハマっちゃうかも!)

サーセン。オチを全く考えていなかったので、少し時間を下さい

頑張って今日中に終わらせます


一方通行「………もう暗くなっちまったなァ」

黒子「ついこの前まで6時でも明るかったのに、不思議なものですわね」

黒子「でも、ちょっと赤が混じってて幻想的ですの」

一方通行「俺には地獄にしかに見えねェがな」

黒子「……………」

黒子「…ここは……………」

一方通行「覚えてるか?」

黒子「………忘れるわけがありませんの」

黒子(私のヒーローに…出会った場所………そして、拒絶された場所……)

一方通行「一週間ぐらいしかたってねェのに…随分昔の事だった気がすンな」

黒子「奇遇ですわね、私も同じですの」


「………………」

スキルアウトA「………いたぜ」

スキルアウトB「一方通行…………ぶっ殺してやる!」

スキルアウトC「どうやって殺すんだ?」

スキルアウトB「昨日も言っただろうが………コイツだよ」

スキルアウトC「コレは……………………」

スキルアウトA「コイツは「攪乱の羽」(チャフシード)、理屈は知らねえが一方通行の弱点はこれらしい」

スキルアウトB「駒場の野郎もコレで一方通行を追い詰めたって話だからなぁ」

スキルアウトC「……………」

スキルアウトA「そら、行くぜ!」カチッ

ブオン

スキルアウトB「クク……………」

一方通行「まァそこにでもすわ――――」ガタッ

黒子「?」

一方通行「ク……………ガ…………!」バタッ

一方通行(なンだ……………立てねェ…)

黒子「一方通行さん!」

スキルアウトA「へへ……………」ザッ

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