佐天「あたし、死んじゃったんだ…」(933)
たったら書く
佐天「アレ・・・? あたし、鏡に写ってない・・・?」
佐天「なんで・・・? どうして・・・?」
佐天「だれか・・・教えてよ・・・ねえ!?」
~数時間前
佐天「うーいーはーるー・・・って、ナニ暗い顔してんのよ?」
初春「」
佐天「ちょっと初春? 初春さん? シカトですかー?」
初春「」
佐天「ねぇ? どしたの? なに怒ってんのよ?」
初春「」
佐天「初春・・・?」
御坂「初春さん?」
初春「御坂さん・・・?」
佐天「ちょwww御坂さんには反応するんかいwwww」
佐天「ちょっと聞いてくださいよ御坂さん。初春があたしのことシカトするんですよ~」
御坂「・・・どう、調子は?」
初春「・・・大丈夫ですよ」
御坂「そっか・・・」
佐天「ちょwww御坂さんもあたしのことシカトですかwww?」
御坂「学校はちゃんと行ってる? あんまり休んじゃ駄目だよ」
初春「はい・・・すみませんご心配をお掛けして・・・」
佐天「あれ? なに初春不登校? そういえば今日って日曜だっけ?」
御坂「これからどこ行くの?」
初春「お仕事しに支部へ・・・、だいぶ休んじゃいましたから・・・」
御坂「じゃあ私も一緒に行こうかな」
佐天「じゃああたしも」
ジャッジメント支部
ガチャ
初春「こんにちは」
御坂「どうも」
佐天「ちわ~っす」
固法「初春さん? 御坂さんも」
佐天「固法さんまであたしのことシカトですか?」
初春「ご心配をおかけして申し訳ありませんでした」
白井「初春、本当にもう大丈夫ですの?」
初春「はい、長い間休んでしまってすみません。もう大丈夫ですから」
白井「とてもそうには見えませんわね」
白井「ジャッジメントは中途半端な気持ちで出来るものではありませんのよ?」
初春「す・・・すみません・・・」
白井「そんなんではいてもらっても邪魔になるだけですわ」
御坂「ちょっと黒子、そんな言い方しなくても・・・」
白井「お姉さまは口を出さないでくださいまし。お仕事に私情を挟むなどもっての外ですの」
佐天「白井さん、何だかよくわかりませんけど言い過ぎですよ!」
白井「先輩、わたくし見回りに行ってまいります」
固法「う、うん・・・」
佐天「ちょっと、白井さん?」
ビリビリの茶髪が御坂
茶髪ツインテールで御坂ラブなのが白井
頭に花が咲いてるのが初春
黒髪ロングで地味なのが佐天
佐天「白井さんどういうことなんですか?」
白井「」
佐天「黙ってたらわかんないですよ」
不良A「おい、これっぽっちってこた~ね~よな~?」
不良B「ほれ、ジャンプしてみろや」
鋼盾「ほんとにもう持ってないんです・・・」
不良C「あン? だったら盗んででも持ってこいよ!」
白井「お止めなさい」
不良A「あ?」
白井「ジャッジメントですの、恐喝及び暴行の現行犯で貴方達を拘束します」
不良B「やれるもんならやってみ・・・」
ドゴッ!
不良B「ぐふっ!?」
ドサッ
不良C「な!? このガキ・・・」
バキッ!
不良C「ぎゃふっ!?」
ドサッ
不良A「ちょ・・・ちょっと待て、わかった、わかったから・・・」
バキッ! ドカッ! グシャッ!
不良A「ぎゃあっ!? まいった、まいったから!」
白井「ふざけるんじゃないんですの!」
ゴキッ! ボキッ!
佐天「白井さんやり過ぎですって! 死んじゃいますよ!?」
白井「この! この! この!!」
不良A「」
白井「貴方みたいなのがいるから・・・貴方みたいなのがいるから・・・!」
佐天「誰か、白井さんを止めて!」
さて寝るか・・・
佐天は無能力者だから身を守るすべがなくてチンピラに殺されたってことか
黄泉川「もう止めるじゃん!」
佐天「アンチスキル?」
白井「・・・ご苦労様ですの」
黄泉川「ここまでする必要があったのか?」
白井「抵抗したので反撃したまでですわ、正当防衛ですの」
黄泉川「これは過剰防衛だろう・・・、お前は相手を必要以上に傷つけることはしなかったはずじゃん?」
白井「・・・では後はお任せいたしますの」
佐天「ちょっと白井さん?」
黄泉川「まったく・・・」
鉄装「やっぱりあれですかね・・・友達をスキルアウトに殺された恨み・・・」
黄泉川「だからといって仕事に私情を挟むなんてもっての外じゃん」
佐天「え? 友達を殺された?」
佐天「何それ? あたしそんなの聞いてないよ・・・」
タッタッタッ・・・
佐天「白井さん、どこいったんだろう・・・」
佐天「あ、いた、白井さーん!・・・ってトイレに入って行っちゃった・・・」
佐天「仕方ない、ここで待ってるか」
佐天「ちょっと長いような・・・どうしたんだろ・・・?」
佐天「あたしも入ってみるか・・・」
佐天「白井さん・・・洗面台の前で何やってるんだろ?」
白井「う・・・ぐ・・・」
佐天「白井さん、どうしたんですか?」
佐天「・・・泣いてるんですか?」
白井「佐天さん・・・」
佐天「え? 何ですか? あたしはここ・・・に・・・?」
佐天「あれ・・・? 何であたし・・・ 鏡に映ってないのかな・・・?」
佐天「白井さん見てくださいよ・・・あたしだけ鏡に映ってないですよ・・・、ハハハ・・・」
佐天「白井さん聞いてます・・・?」
白井「」
佐天「何であたしのことシカトするんですか・・・?」
白井「」スタスタ・・・
佐天「ちょっと? 白井さん、待ってください!」
佐天「何なのよ・・・一体全体・・・?」
佐天「白井さん、待ってくださいって!」
佐天「ああんもう・・・いないし・・・」
佐天「あの、すみません、今常盤台中学の制服を着たツインテールの女の子がここ通りませんでした?」
一般人「」スタスタ
佐天「あれ? ちょっと・・・」
佐天「あ、すみません、ちょっと聞きたいことが・・・」
一般人「」スタスタ
佐天「あ・・・」
佐天「嘘でしょ・・・? あたしが見えてないの・・・?」
佐天「あの、今日って何日ですか!?」
一般人「」スタスタ
佐天「あ、お兄さん格好いいですね!」
一般人「」スタスタ
佐天「あたしのパンツ見る~!?」
一般人「」スタスタ
佐天「誰でもいいから・・・あたしのこと見えてたら返事してよーーーー!!!」
上条「見えてるよ」
佐天「え・・・?」
ピンポーン
お、デリヘルきたな
フレ ンダ「見えてるよ。」
佐天「テケテケ!?」
佐天「あなたは・・・?」
上条「俺は上条当麻」
上条「とりあえず場所変えてもらってもいいかな? ここで喋ってると俺が独り言いってるみたいになるんだ」
佐天「ここならいいですよね? 教えてください、あたしは一体・・・?」
上条「結論から言うと、君は死んだんだ」
佐天「は・・・? 何言ってるんですか? あたしは今こうして生きてるじゃないですか?」」
上条「今の君は生身じゃないんだ」
佐天「生身じゃないって・・・幽霊だとでも? この学園都市で、非科学的ですね」
上条「専門家に言わせると、君みたいな存在を、自分だけの現実(パーソナルリアリティ)っていうんだってさ」
佐天「パーソナルリアリティ・・・?」
上条「君ができる選択は二つだ」
上条「俺の右手に触れて消えるか、このまま存在し続けて親しい人に危害を加えるか」
佐天「・・・どういうことですか?」
上条「俺の右手は特別でね、触れれば君みたいなのを消すことができるんだ」
佐天「・・・親しい人に危害を加えるってのは?」
上条「君がこのまま居続ければ、いずれそうなるってこと」
佐天「バカバカしい・・・頭おかしいんじゃないんですか?」
佐天「あたしもう行きます、さようなら」
上条「俺は明日のこの時間にまたここに来るから、それまであちこち見てきたよ」
佐天「・・・あたしはもう来ません」
タッタッタッ・・・」
佐天「何よあいつ・・・気持ちワル・・・」
佐天「・・・とりあえず、初春のトコいってみよっと」
佐天「ここからだと初春ン家のほうが近いか・・・帰ってるかな?」
佐天「初春~、いる~?」
佐天「まだ帰ってないのかな?」
佐天「いや、中にいるような気がする・・・」
佐天「初春ー、お邪魔しちゃうよー?」
さてそろそウィニーで児ポ・・・おや誰か来たようだ
なんでスキルアウトに殺されたこと覚えてないの?
佐天「うーいーはーるー?」
初春「佐天さん・・・」
佐天「何だいるんじゃん、返事してよ」
初春「また白井さんに怒られちゃいました・・・ジャッジメント失格ですね・・・」
佐天「そんなことないよ、初春はがんばってるよ、白井さんはさ、友達を失ったみたいでイライラしてるだけだから・・・」
初春「あとですね、今日はこんなことがあったんですよ・・・」
佐天「ねー初春、人と話すときは相手の顔を見て話さないといけないんだよ? なんで写真立て見ながら話してんのかな・・・?」
初春「それとですね・・・」
佐天「ね、聞いてるの?」
初春「・・・って、こんな感じなんですよ・・・」
佐天「ねぇ・・・返事してよ・・・初春・・・」
初春「・・・さて、私そろそろ夕食の支度しちゃいますね」
佐天「ねえってば!!!!」
ガシャーン!
初春「痛っ!? 何で急に写真立てが・・・」
佐天「うわ! 指切れてんじゃん、大丈夫? 」
初春「ごめんなさい佐天さん、大丈夫ですか? あ・・・血、付けちゃった・・・ごめんなさい・・・」
佐天「だからさ・・・なんであたしの写真に謝ってるの・・・? あたしは・・・ここにいるんだよ・・・?」
初春「ごめんなさい・・・佐天さん・・・ごめんなさい・・・佐天さん・・・」
佐天「もう・・・やめてよ初春・・・お願いだから・・・こっち向いてよ・・・」
雨降ってきそうなんで今度はマジで出かけてきます
スキルアウトもただ殺すだけはしない筈。つまり…
トボトボ・・・
佐天「初春のバカ・・・もう知らないんだから・・・」
ビリビリビリ・・・
ギャーーーー・・・
佐天「ん? 悲鳴・・・?」
もうちょっと待っててね
不良A「ちょ・・・ちょっと待て、わかった、わかったから・・・」
ビリッ! ビリッ! ビリリッ!
不良A「ぎゃあっ!? まいった、まいったから!」
御坂「ふざけるんじゃないんわよ!」
ビリッ! ビリッ!
佐天「御坂さんやり過ぎですって! 死んじゃいますよ!?」
御坂「この! この! この!!」
不良A「」
御坂「あんたたちみたいなのがいるから・・・佐天さんは・・・!」
佐天「誰か、御坂さんを止めて!」
ビリリリ
佐天「きゃうううううん!!!?ケホケホ・・・」
>>122
面白そうだそのまま行ってみる?
不良A「ちょっと待ってくれ・・・何いってんだよ・・・」
御坂「だ・か・ら!」
佐天「御坂さん?」
御坂「一月くらい前にさ、アンタたちが今私にやったみたいに女の子を強引に路地裏に引っ張り込んだりしてないかって聞いてるのよ!」
不良B「さ、さあ・・・覚えてねえよ・・・」
ビリビリビリ!
不良C「ひっ?」
御坂「じゃあさ・・・そういうことやってその子に乱暴して、挙句に殺しましたって可能性もあるわけね・・・?」
不良A「なっ!? さすがに殺しまではしねーって!」
不良B「いくらなんでもそれはな~・・・」
不良C「そうそう、そんな酷いことはしないって・・・」
御坂「ふっざけんな!!!」
ビリビリビリビリ!!!
不良『ふぎゃーーーー!!!?』
御坂「今アンタたちがしてることだけで十分酷いっつーの!」
御坂「殺しまでは? なによ、まではって!?」
不良A「すみません・・・」
御坂「アンタたち・・・次またこんなことしたら、この程度じゃ済まさないからね・・・」
不良B「ひ・・・」
不良「はい・・・」
佐天「御坂さんコワ・・・」
佐天「こんにちは御坂さん。何してたんですか?」
御坂「」スタスタ
佐天「ひょっとして・・・白井さんの友人を殺したスキルアウトを探してたんですか?」
御坂「」スタスタ
佐天「ハハ・・・やっぱりシカトですか・・・?」
御坂「」スタスタ
佐天「すみませんお邪魔しちゃって・・・」
佐天「あたしちょっと支部に顔出してきますね。それじゃこれで・・・」
御坂「」スタスタ・・・
佐天「ハハハハ・・・」
佐天「ハハ・・・」
佐天「こんにちはー!」
固法「」
白井「」カタカタ・・・
佐天「うっわー、思いっきり無視されちゃってるなーあたし!」
固法「」
白井「」カタカタ・・・
佐天「白井さんは何してるのかなー? ちょっと覗いちゃおーっと」」
白井「」カタカタ・・・
佐天「うーん!うん!」
佐天「何やってるのかサッパリわかんないやー!」
固法「・・・白井さん」
白井「・・・何ですの?」
・・
固法「アンチスキルからまた連絡があってね、やりすぎだって・・・」
白井「馬鹿どもにはそのくらいでちょうどいいんですの」
白井「いえ、むしろ足りないくらいとも思いますの」
白井「スキルアウトはこの世から完全に消すべきですわ」
固法「お仕事に私情を挟むなんてもっての外じゃなかったの?」
白井「そんな甘い考えだから、----が・・・」
・ ・
固法「アンチスキルからまた連絡があってね、やりすぎだって・・・」
>>135
すまんずれた
佐天「え? 今何て・・・?」
固法「ーーーーがーーーーのは・・・」
佐天「なに? 何言ってるんですか?」
白井「ーーーーーーーーーーーーー」
固法「ーーーーーーーーーーーーーーー」
佐天「なに? なんなの? 頭が・・・いたい・・・」
固法「・・・とにかく、今日はもう帰りなさい。後は私がやっておくから」
白井「わたくしと初春の分が終わったら帰りますわ」
固法「白井さん・・・」
白井「初春があんな状態なんです。」
白井「なら、わたくしが彼女の分を補わなくてはなりませんの」
白井「なぜなら、わたくしは初春のパートナーですから」
固法「この上貴方が倒れでもしたら余計に困るのよ」
固法「貴方にも休息が必要だと思うわ」
白井「しかし、それでは先輩の負担が・・・」
固法「後輩二人のフォローぐらい出来ないとね、先輩なんだから」
さてではオナニーして風呂入ってきます
多分そのあと寝ちゃうと思います
おやすみなさい
初春「ゾク・・・これがレベル5ry
と
佐天「ジャッジメントです!」
はどうなったかどなたか御存じ?
佐天「ん・・・治まった・・・?」
佐天「何だったんだろ、今の・・・」
白井「わかりました。ではお言葉に甘えさせてもらって・・・」
固法「そうしてちょうだい。それで元気になって、またしっかり働いてね」
白井「はいですの。それでは・・・」
佐天「あ、白井さん帰っちゃうんですか?」
固法「さてと・・・ぱっぱと終わらせますか」カタカタカタ・・・
佐天「あたしは・・・お邪魔ですね」
佐天「じゃあ、あたしもお先に失礼します」
佐天「固法さん、さ・・・」
トクン・・・
佐天「う・・・? なに・・・?」
佐天「う・・・? なに・・・?」
佐天「気持ち悪い・・・何この感覚・・・?」
佐天「固法さん・・・助け・・・」
ゾクッ
固法「うわ、寒・・・何? 急に・・・?」
固法「冷房・・・入れてないよね・・・?」
佐天「固法さん・・・」
佐天「帰ろう・・・早く・・・」タッ
佐天「早く・・・帰って寝よう・・・」
佐天「それで・・・明日になれば・・・きっとまた元通りになってる・・・」
佐天「うん、きっとそうだよ・・・」
佐天「あれ? おかしいな、部屋の鍵がない・・・
佐天「どうしよう・・・管理人さんに連絡して鍵持って来てもらうしか・・・あれ? 携帯もない・・・」
佐天「困ったな・・・財布もないや・・・何で・・・? どこで落したんだろ・・・?」
佐天「しかたない・・・初春のトコにと邪魔させてもらおう・・・」
佐天「初春ー、こんな時間にごめんねー」
佐天「初春ー? 返事ないならまた勝手に上がっちゃうよー?」
初春「佐天さん・・・」
佐天「初春・・・またあたしの写真に話しかけてるの?」
佐天「初春はホントあたしのことが好きだね~」
佐天「ところでさ初春、今晩ここに泊めてくれないかな? 部屋の鍵落しちゃったみたいでさ・・・」
初春「じゃあ、私そろそろ寝ますね」
佐天「初春・・・」
初春「おやすみなさ・・・」
佐天「初春っ!!!」
ドン!!!!
初春「キャ!?」
佐天「地震!?」
初春「いたたた・・・佐天、大丈夫ですか?」
佐天「あたしは大丈夫だけど・・・初春は?」
初春「よかった・・・無事ですね・・・」
初春「私は大丈夫ですよ、ちょっと尻もちついただけですから・・・」
佐天「いや、だからさ、それは写真・・・」
ドドドド・・・
初春「余震ですね・・・」
佐天「・・・ダメだ・・・あたしはこれ以上、ここにいちゃいけない・・・」
佐天「ごめん、初春・・・」
初春「でも大丈夫ですからね、私が佐天さんのこと守ってあげますから・・・」
佐天「困ったな・・・ホントにどうしよう・・・?」
佐天「生まれて初めての野宿になるのかな・・・?」
佐天「・・・結構歩いてきちゃったな・・・」
上条「よっ、ここに集まるのは明日の約束じゃなかったっけ?」
佐天「・・・お互いに、ですね・・・」
さてではお仕事行ってきます
上条「で、どうだった?」
佐天「・・・何がですか?」
上条「今の自分だよ。認めたくないってのはわかるけどさ・・・」
佐天「・・・誰もあたしの存在に気付いてくれない」
佐天「あたしの姿を、声を、誰も認識してくれない・・・」
佐天「友達でさえも・・・」
佐天「あたしは・・・本当に死んだんですか・・・?」
上条「ああ・・・」
上条「佐天涙子、今からちょうど一月前に、君は死んだ・・・」
佐天「・・・? あたしのこと知ってるんですか?」
上条「ニュースにもなったしな」
上条「それに、ビリビリ・・・御坂からも聞いた」
佐天「御坂さんとお知り合いなんですか?」
上条「ま~・・・知り合いって言えば知り合いかな・・・?」
上条「なぜか会う度に突っかかられてさ」
上条「でもある日突然それがピタッと止まって」
上条「心配になって話してみたら友達が死んだって聞いて・・・」
佐天「そうですか・・・」
佐天「それで・・・あたしの死因は?」
上条「集団暴行」
上条「一月前に、佐天さんは御坂たちと遊びに出掛けてたんだ」
上条「んで、完全下校時刻になって、みんなそれぞれ帰って行った」
上条「帰る途中で佐天さんは裏路地に引っ張られて、そこで・・・」
上条「覚えてないか?」
佐天「全然・・・身に覚えがないですよ」
上条「じゃあさ、今日一日のことを思い出せるか?」
佐天「今日は・・・初春に会って、御坂さんに会って、ジャッジメントの支部に行って・・・」
上条「それよりも前のことは? 朝起きてからのこととか」
佐天「朝起きてから・・・?」
そういえばあたし、今日は何時に起きたんだっけ?
何であたしは初春がいたあの場所にいたんだっけ?
それに、今日は学校は休みだったっけ?
上条「思い出せないか? なら昨日のことはどうだ?」
佐天「昨日・・・?」
昨日はあたしは何やってたんだっけ
学校行ってた?
いや、昨日も休みだったかな?
おかしいな、何でこんなこと思い出せないんだろう?
上条「どうだ?」
佐天「・・・思い出せない・・・どうして?」
・・・・・・ ・・・・・・・・
上条「思い出せないんじゃなくて、思い出したくないんだよ」
上条「思い出せば、それは今いる自分の存在を否定することになるからな・・・」
佐天「存在を否定って・・・?」
佐天「言ってる意味がわからないですよ・・・」
佐天「だって・・・あたしは確かにここにいる」
佐天「こうやって、上条さんの横に、ベンチに腰かけて・・・」
上条「それは本当か?」
上条「本当に、佐天さんは今、ベンチに座ってるのか?」
佐天「え?」
>>277
あああああああああああああああああ
またずれたああああああああああああああああああああ
ちょっとオナニーして落ち着いてくるよ
賢者タイム利用して飯作って今それ食ってるよ
上条「佐天さんは本当に今、ベンチに触れてるのか?」
佐天「・・・どういう・・・意味ですか?」
あれ? おかしいな、あたし、座ってるはずだよね?
変だな、お尻の感触は
佐天「あれ・・・? あれ・・・?」
おかしいな、あたし、地面に足をつけてるはずだよね?
あたし、今、息をしているはずだよね?
佐天「あれ・・・? あれ・・・?」
佐天「えっと・・・あれ・・・れ・・・?」
佐天「あたしは・・・あ・・たし・・・は・・・?」
佐天「そんな・・・」
佐天「あ・・・ああ・・・」
上条「気付いたか・・・」
佐天「・・・やっぱり・・・信じられないです・・・」
佐天「あたしが・・・死んでるなんて・・・」
佐天「だって・・・」
佐天「こうやって・・・泣くことも・・・できるのに・・・」
触れてるはずなのに、触れてない
呼吸をしてるはずなのに、してない
地に足がついてるはずなのに、ついてない
フワフワしてる、何にも触れてない、でも触れてる
そんな感覚
人は死ぬと、みんなこうなるのかな・・・
上条「さっきも言ったけど、今俺の隣にいる佐天さんは、パーソナルリアリティってやつなんだ」
佐天「・・・幽霊っていうのとは、違うんですよね?」
上条「ああ。俺もよくはわかってないんだけど」
佐天「何で・・・今の私は・・・ここに・・・いるんですか?」
上条「佐天さんは、以前レベルアッパーってのを使ったことあるよな?」
佐天「は、はい・・・」
上条「原因は多分それじゃないかって話だ」
上条「そのレベルアッパーってのを使うと」
上条「脳波が多くの他人と統一されて、それで自分の演算能力が上がって、能力のレベルが上がる・・・でいいんだよな?」
佐天「たしか・・・そんな風だったかな?」
上条「それでだ、その副作用で自分のパーソナルリアリティが確固たるものとして確立し」
上条「さらにAIM拡散力場の影響を受けて不安定になり」
上条「それで・・・さらに・・・何かいろいろあるらしい・・・」
佐天「いろいろって・・・すごいアバウトですね・・・」
上条「すまん・・・俺も聞いててサッパリ意味がわからなかったんだ・・・」
佐天「聞いてて・・・?」
上条「ああ、俺もある人にこのことを聞かされたんだ」
佐天「どういうことですか?そのある人って・・・?」
上条「詳しくは言えないんだけど」
上条「その人が今の佐天さんみたいな存在に気付いて」
上条「何とかしようとしたんだけど打つ手なしで」
上条「そんなときに以前聞いたことのある俺の右手の話を思い出したんだってさ」
佐天「あたしみたいな存在を消すことのできる・・・?」
上条「ああ、それで俺に協力してくれって頼みこんできたんだ」
すまん
右肩が悲鳴を上げてきたんでちょっと休憩
風斬か!!
ここで風斬との交流が活きるとは
>>318
そういやなんでだろうね?
上条さんの能力的には「見えない」ことは起こっても「見える」ことは起こりにくいと思うんだけど…
つまりサテンさんに働いているなんらかの力を無効化してるってことだよね?
佐天「そうだったんですか・・・」
佐天「ところで、どうして上条さんはあたしが見えるし、声も聞こえるんですか?」
上条「それはこれのおかげ」
佐天「眼鏡とイヤホン・・・ですか?」
上条「今言ったその俺に頼みこんできたって人が作った代物なんだけどな」
上条「佐天さんは今、佐天涙子というパーソナルリアリティがAIM拡散力場の中でどうこうという・・・」
上条「まぁさっきの小難しい話なんだけど」
上条「簡単に言えば、虚数学区っていう都市伝説的な存在らしいんだ」
佐天「聞いたことあります・・・学園都市を裏から操る組織・・・」
上条「それが、実際にはそういうものじゃないらしいんだけどな」
上条「俺は説明聞いてもサッパリだったけど・・・」
上条「とにかく、そういうものを見ることができる眼鏡」
上条「それと、佐天さんの声は、声じゃなくて情報をAIM拡散力場を介して飛ばしてるもので」
上条「それをこのイヤホンで人間が聞き取れる音声に変換してるんだってさ」
断っときますけど禁書にも超電磁砲にもこんな設定ありません
このSSオリジナルです
肩が限界なんでおちます
独裁スイッチの人かな
お出かけま家に少しだけ
上条「他に何か聞きいことはあるか?」
佐天「・・・あたしは、どうなるんですか?」
上条「昼に言った通りだよ」
上条「俺の右手に触れて消えるか、このまま存在し続けて親しい人に危害を加えるか」
佐天「あたしがこのまま居続ければ、いずれそうなる・・・でしたっけ?」
上条「いくらか、自覚はあるのか?」
佐天「何となく・・・」
佐天「今日、友人の家に行ったんですけど・・・」
佐天「そこで、友人の物が突然壊れたり、地震が起きたり・・・」
佐天「ハッキリとはわからないんですけど・・・」
佐天「あたしがやったって・・・何となく、感じるんです・・・」
佐天「あたしは、このままだとどうなっちゃうんですか・・・?」
上条「AIMバーストって知ってるよな?」
佐天「は、はい。御坂さんたちから聞きました」
佐天「レベルアッパーの効果で作られた、AIM拡散力場の集合体、潜在意識の怪物・・・思念の塊・・・」
佐天「御坂さんが倒したって聞きましたけど・・・」
上条「佐天さんは、このままじゃいずれそいつみたいになっちまうんだ」
佐天「あたしが? そんな・・・」
上条「佐天さんて、今の自分をハッキリと意識できたのって今日からだよな」
佐天「はい、正確には今日のお昼くらいから・・・かな?」
上条「佐天さんが死んでからちょうど一月」
上条「その間、佐天さんのパーソナルリアリティはAIM拡散力場の中に溶け込んでた状態だったんだと。これが一段階目」
上条「周りの影響を受けながらそれが時間をかけて少しずつもとの、佐天さんを形成していった。これが二段階目」
上条「そんで、その佐天さんがさらにAIM拡散力場を吸収していって、佐天さんのパーソナルリアリティが薄れていき」
上条「最終的に、AIMバーストみたいなものになっちまうんだとさ」
んじゃ仕事行ってきます
佐天「そうなって・・・親しい人を襲っていくんですか・・・?」
上条「ああ」
上条「さっき俺が言った周りの影響ってのなんだが」
上条「佐天さんはそうなってから一番最初に会ったのが初春ってひとなのか?」」
佐天「は、はい」
上条「なら今の佐天さんを作るのに、多分その初春さんが一役買ってるはずだ」
佐天「初春が?」
上条「初春さんとは仲が良かったんだろ」
佐天「はい、初春はあたしの親友です」
上条「その初春さんが、AIM拡散力場の中を漂っていた佐天さんを」
上条「その・・・えっと・・・強い想いって感じなのかな? 」
上条「要するに、初春さんの強い思いが今の佐天さんを作る手助けをしたってことだ」
佐天「なんか・・・またえらくアバウトですね・・・」
上条「すまん・・・俺も全然理解できてないんだ・・・」
上条「とにかく、生きてたときに親しかった人を襲うのは間違いないんだ」
上条「今まで俺が見てきたのはみんなそうだった」
上条「多分、生前の記憶に強く残ってるものに向かって行ってしまうんだろうな」
上条「佐天さんと初春さんは相当結びつきが強いみたいだから、きっと一番に狙われると思う」
佐天「今までって・・・ひょっとして、あたし以外にもこんな風になっちゃった人っているんですか?」
上条「レベルアッパーを使った人は、死後にそうなる可能性がある。」
上条「実際、俺はそういうのを何度か見てきたし」
佐天「そして・・・消してきたんですか? その人たちを・・・?」
上条「正直、それは人じゃなかったけどな」
佐天「どういうことですか・・・?」
上条「佐天さんみたいなのはこれが初めてなんだ」
上条「俺が今まで見てきたのは、佐天さんみたいに人格なんかなかった」
上条「このイヤホンも本当は声を聞くものじゃなくて、この眼鏡と合わせてそいつらの位置をつかむためのものだったんだ」
上条「会話なんかできるもんじゃなかったから」
上条「だから・・・消すことに抵抗はなかった・・・」
佐天「あたしは、少し特別なんですね?」
上条「ああ。だからあの時、声をかけてみようってなったんだ」
佐天「そう・・・だったんですか・・・」
佐天「あたしは、あとどのくらいでなっちゃうんですか?」
佐天「その・・・AIMバーストに・・・」
上条「・・・わからない」
上条「俺の依頼主さんも、佐天さんがいつそうなるか、わからないって言ってた」
上条「でも、そんなにはもたないだろうって・・・」
佐天「そうですか・・・」
佐天「上条さん、お願があります」
上条「なんだい?」
佐天「あたしを消すの、もう少しだけ待ってもらいたいんです」
佐天「あたし、もう少しだけでも、こうしていたいんです」
佐天「あと一日だけ・・・一日だけでいい・・・」
佐天「お願いします、あたし逃げも隠れもしませんから・・・」
佐天「あ、もし上条さんだけじゃ決められないことなら、その依頼主さんに相談して・・・」
上条「いいよ」
佐天「え・・・?」
上条「一日くらいなら、佐天さんならきっと大丈夫だと思うから」
佐天「・・・ありがとうございます。」
上条「じゃあ、明日のこの時間にまたここでってことでいいかな?」
佐天「はい。すみまさん、無理言って・・・」
上条「すみません、勝手な約束して・・・」
木山「いや、かまわない」
木山「私も、彼女の話を聞いていて大丈夫だと思っていたところだ」
上条「先生と佐天さんて知り合いなんですよね? やっぱり先生が直接説明してあげたほうがよかったんじゃ・・・」
木山「どの面して会えばいいと言うんだ?」
木山「あの佐天涙子を作り出してしまったのは私なんだぞ・・・」
佐天「ハァ・・・」
佐天「まいったな・・・・」
佐天「思い出しちゃったよ・・・全部・・・」
佐天「そっか・・・」
佐天「あたし、死んじゃったんだ…」
佐天「あと一日・・・」
佐天「あと24時間の・・・」
佐天「あたしの人生・・・」
佐天「いや、もう人生じゃないのか?」
佐天「こういう場合はなんて言うんだろ?」
佐天「ま、呼び方なんてどうでもいっか」
佐天「ハァ・・・」
佐天「・・・やだな・・・」
佐天「死にたく・・・ないよ・・・」
佐天「あれ・・・」
佐天「やだな・・・」
佐天「泣くなよ・・・涙子・・・」
佐天「あんたのルイは・・・うれし涙のルイだろ・・・」
佐天「お母さんと・・・お父さんに・・・怒られちゃうぞ・・・?」
佐天「弟にも・・・笑われちゃうぞ・・・?」
佐天「だから・・・こんなことで・・・泣いちゃだめだよ・・・」
佐天「泣くな・・・」
佐天「泣くな・・・・・・」
佐天「・・・ふう」
佐天「よし、泣くのやめ!」
佐天「行動しよう! 残された時間は限られてるんだ!」
佐天「とりあえずどうしようか・・・」
佐天「こんな時間じゃみんな寝ちゃってるだろうし・・・」
佐天「そういやあたしの部屋ってどうなってるんだろ?」
佐天「行ってみるか」
佐天「・・・部屋の鍵ないんだっけ」
佐天「入れるかな・・・?」
佐天「さてと、こうして部屋のドアの前にいる涙子ですが」
佐天「中に入れるのでしょーか!?」
佐天「・・・っと?」
佐天「すり抜けちゃった・・・」
佐天「侵入成功! ・・・て、泥棒さんじゃないんだから・・・」
佐天「あー・・・」
佐天「見事になんもないね・・・」
佐天「お母さんたちが来て持って帰ったのかな?」
佐天「そういやあたしの遺体ってどうなってんだろ?」
佐天「っていうか、あたしのこと殺した犯人ってどうなってるんだろ?」
佐天「捕まったのかな?」
佐天「いや、御坂さんが探してたのがきっとそれだから、まだ捕まったないんだ・・・」
佐天「ふう・・・」
ー白井「そんな甘い考えだから、佐天さんが被害に遭われたんですのよ」ー
ー固法「佐天さんが殺されたのは事実よ でもだからって」ー
佐天「・・・白井さん、固法さん」
ー上条「認めたくないってのはわかるけどさ」ー
佐天「・・・なるほど」
佐天「あの会話が聞き取れないって思ったのは、そういうことだったんですね・・・」
佐天「聞こえないふりをしてたんだ・・・あたし・・・」
佐天「そうやって不都合な情報を遮断して」
佐天「今のあたしの存在を守ってたんだ・・・」
佐天「死んでもあたしは」
佐天「自分勝手だな・・・」
佐天「お母さん・・・」
佐天「会いたいな・・・」
佐天「・・・無理だよね、もう時間ないし・・・」
佐天「っていうか、会っても何もできないし・・・」
佐天「・・・ん?」
佐天「上条さんのあの眼鏡とイヤホンがあれば」
佐天「他の人とも会話できるじゃん!!」
佐天「イケる! このアイディア!!」
佐天「・・・いや・・・でも・・・」
佐天「そんなことしたら、余計に未練が残っちゃって
佐天「消えられなくなっちゃうよな・・・」
佐天「初春の時みたいに、また怪我させちゃうかもしれないし・・・」
佐天「生きてるときに散々迷惑かけて」
佐天「死んでからも迷惑かける気か? あたしは・・・」
佐天「ホント・・・バカだな・・・」
佐天「バカは死んでも直らないや・・・」
佐天「もう・・・誰とも会わないほうがいいのかな・・・」
佐天「・・・それはちょっと寂し過ぎるかな・・・?」
佐天「・・・うん、ちょっと寂し過ぎるな・・・」
すみませんここまで
乙。これで何割くらい消化できたの?
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org774218.jpg
保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
>>457
なにこれ素敵
>>457
おいおい、この画像はなんだ
kwsk
>>458 >>459
vipでの
拾い物だから俺も詳細はわからないんだ
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org774278.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org774279.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org774290.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org774294.jpg
∧_∧ ∧_∧
_( ´∀`) (´∀` )
三(⌒), ノ⊃ ( >>1 ) SSスレは
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. 〈_)\_) (__(___)
( ´∀) (´∀` )
≡≡三 三ニ⌒) >>1 .) 立てんなって
/ /) )  ̄.| | |
〈__)__) (__(___)
∧_∧ ,__ ∧_∧
( ´)ノ ):;:;)∀`)
/  ̄,ノ'' >>1 ) 言ったろーが!!
C /~ / / /
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ヽ l //
∧_∧(⌒) ―― ★ ―――
( ) /|l // | ヽ ゆとりニコ厨がーー!!
(/ ノl|ll / / | ヽ
(O ノ 彡'' / .|
/ ./ 〉
\__)_)
∧_∧ ∧_∧
_( ´∀`) (´∀` )
三(⌒), ノ⊃ ( >>1 ) SSスレは
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. 〈_)\_) (__(___)
( ´∀) (´∀` )
≡≡三 三ニ⌒) >>1 .) VIPに立てんなって
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〈__)__) (__(___)
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C /~ / / /
/ / 〉 (__(__./
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ヽ l //
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木山素子ちゃんかわいい
レベルアップ
チュンチュン・・・
佐天「ん・・・?」
佐天「えっ!? もう朝!?」
佐天「気付かなかった・・・いつのまに・・・?」
佐天「そうか・・・雨戸で部屋に光が入らなかったんだ・・・」
佐天「うわー! 何やってんだあたし!!」
佐天「貴重な時間が・・・」
佐天「ま・・・嘆いても仕方ないか・・・」
佐天「とりあえずどうしよう・・・?」」
佐天「・・・今日って平日かな?」
佐天「学校あるのかな?」
佐天「行ってみようかな・・・」
佐天「さてと、結局来ちゃったわけだけど・・・」
佐天「まだ、大丈夫だよね・・・? あたし・・・」
佐天「大丈夫だよ・・・上条さんもそういってたし・・・」
佐天「それにしても、早く来すぎちゃったのかな?」
佐天「誰かいないのか・・・」
大圄「お早うございます」
佐天「へっ? 大圄先生? お、お早うございます」
先生「お早うございます、大圄先生」
佐天「あ・・・」
佐天「そうだ、見えないんだっけ・・・」
佐天「しかしこうして先生が来てるってことは・・・今日は学校あるのかな?」
佐天「お、ようやく生徒が見えてきたな」
アケミ「おはよう」
マコちん「おはよう、アケミ」
むーちゃん「おはよ」
佐天「アケミ? マコちんにむーちゃんも・・・」
佐天「初春は・・・まだかな?」
キーン コーン カーン コーン ・・・
佐天「チャイムなっちゃったぞ・・・」
大圄「じゃあ出席とるぞ」
大圄「浅沼・・・井ノ上・・・」
佐天「初春・・・こないな・・・」
大圄「初春・・・は、また休みか・・・」
佐天「また?」
大圄「柄森・・・沖野・・・笠原・・・」
アケミ「かざり・・・まだ学校来れないか・・・」
マコちん「仕方ないよ、涙子のことで一番ショック受けてたの、かざりだったし・・・」
むーちゃん「放課後さ、かざりのトコ行ってみる?」
アケミ「うん、行こう」
大圄「こらそこ、何を喋ってるんだ?」
佐天「初春・・・」
ー御坂「学校はちゃんと行ってる? あんまり休んじゃ駄目だよ」ー
佐天「・・・何やってるんだよ」
佐天「みんなに迷惑かけちゃだめだろ・・・」
キーン コーン カーン コーン ・・・
アケミ「あ~だる・・・」
マコちん「1限目からかったるそーだね」
むーちゃん「今日も暑いもんね」
アケミ「う~、涙子~、扇いで~」
マコちん「」
むーちゃん「」
アケミ「あ・・・、ごめん・・・」
マコちん「・・・私もさ、たまに呼んじゃうんだよね・・・」
むーちゃん「私も・・・」
佐天「みんな・・・」
アケミ「・・・かざりン家行ったらさ、何話そっか・・・?」
マコちん「んー、そうね・・・」
むーちゃん「じゃあさ、体育の武藤のアレとか・・・」
アケミ「あー、うんうん」
マコちん「きっとかざりも大爆笑だよ」
むーちゃん「あとさ・・・」
佐天「アケミ・・・」
佐天「マコちん・・・」
佐天「むーちゃん・・・」
佐天「ごめんね・・・」
佐天「あたしがレベルアッパーを使わせたせいで、大変なことになって・・」
佐天「みんな・・・」
佐天「本当に・・・ごめんね・・・」
佐天「みんな・・・」
佐天「・・・初春のこと・・・お願いね」
佐天「アケミ・・・」
佐天「マコちん・・・」
佐天「むーちゃん・・・」
サヨナラ
アケミ「」
マコちん「」
むーちゃん「」
アケミ「な、なんだろ・・・」
マコちん「あ、え? ど、どうしたの・・・?」
アケミ「今・・・涙子がいたような・・・」
むーちゃん「え? アケミも・・・?」
アケミ「」
マコちん「」
むーちゃん「」
佐天「さて、次はどこ行こうかな・・・」
佐天「常盤台中学・・・」
佐天「中はどんな風になってるんだろ?」
佐天「御坂さんと白井さんて、どんな授業受けてるんだろ?」
佐天「・・・行ってみようかな」
佐天「はい、常盤台中学校にとうちゃくー」
佐天「うわ~、やっぱ綺麗だな~、ゴミなんて一つも落ちてないよ」
佐天「この清潔感、さっすがお嬢様学校は違うな~」
佐天「さて、ではとりあえず御坂さんのクラスから行ってみますか」
キーン コーン カーン コーン ・・・
佐天「御坂さんのクラスは・・・ここかな?」
佐天「あ、いたいた」
佐天「何か元気なさそう・・・どうしたんだろう・・・?
婚后「御坂さん」
佐天「あれ、婚后さん?」
婚后「お昼ご一緒しませんこと?」
御坂「婚后さん・・・?」
御坂「ごめんなさい。私、食欲がないから・・・」
婚后「またそんなことおっしゃって。ひょっとしてダイエット中ですの?」
御坂「そういうわけじゃ・・・」
婚后「ならよろしいですわよね?」
御坂「さ、早く食堂へまいりましょう。湾内さんと泡浮さんを待たせてますのよ」
婚后「・・・うん」
>>593
ミス
下の二行の名前部分交換で
大圄先生の口調はあれでいいのかな?
佐天「ここが常盤台中学の食堂か~」
佐天「さっすがお嬢様、給食じゃないんだね」
湾内「あ、婚后さん」
泡浮「御坂様も」
婚后「白井さんはご一緒ではありませんの?」
御坂「黒子は今日は休んでるわ」
佐天「昨日固法さんに休めって言われたからですかね」
婚后「そうですの・・・」
>>602
食堂かどうかはわかりませが
湾内「白井さん、まだ体調がすぐれないようで・・・」
泡浮「やっぱり、佐天さんが亡くなられたことが・・・」
婚后「佐天さんを殺した犯人の目星はまだ立っておりませんの?」
佐天「あ、あたしのこと覚えててくれたんだ。ありがとうございます」
御坂「うん・・・」
御坂「犯行現場が防犯カメラの死角になっていてね・・・」
御坂「わざとその場所を選んだんだと思う・・・」
御坂「ただ、犯行当時にスキルアウトが現場付近にいたらしいって情報はあるみたいなんだけど・・・」
御坂「それ以外の情報はないらしくて・・・」
佐天「そうなんですか・・・やっぱまだ捕まってなかったんですね・・・」
婚后「それで、貴方が捕まえようと街の不良を狩ってらっしゃるんですの?」
御坂「・・・何でそれを?」
婚后「あら、当たりですの?」
御坂「」
なんか「夢ちゃんちゃんこ」思い出したw
・・・あ・・・歳ばれるorz
>>611
初春「火ッ火ッ風ー」
御坂「サンダーストーム!」
黒子「初春ー、元気な男の子ですの」
上条「あれ?手になんか持ってる・・・」
婚后「別にそれを悪いことだとは言いませんが」
婚后「そんなご様子で、犯人を捕まえることできるのかしら?」
御坂「・・・どういうことかしら?」
婚后「そのままの意味ですのよ」
婚后「ここ一月の間で、貴方、明らかにやつれましたわね」
婚后「少しは休まれたほうがいいんではありませんの?」
婚后「そんな状態では犯人を見つけ出す前に、貴方が倒れてしまいますことよ?」
御坂「」
湾内「婚后さん、御坂様のことをとても心配なさっているんですよ」
泡浮「御坂様のことだけではありませんわ。白井さんのことも・・・」
婚后「ちょ、ちょっと貴方達、何をおっしゃっているんですの!?」
婚后「わたくしは別に、心配など・・・」
婚后「ただちょっと、その、気になっただけですのよ!?」
湾内「それを・・・」
泡浮「心配なさっているというのでは・・・」
婚后「だ、断じて違いますわ! わたくしは、別にそのようなことは・・・」
御坂「・・・婚后さん」
婚后「な、なんですの?」
御坂「ありがとう・・・」
婚后「な、べ、別に、礼を言われるようなことは・・・」
婚后「と、とにかく、佐天さんの件は、わたくしのほうでも何かわかれば教えて差し上げないこともないので・・・」
婚后「す、少しはご自分の体のことも考慮すべきではないかと・・・」
御坂「うん・・・」
佐天「御坂さん、あたしのために無理してるんですか・・・?」
湾内「あ、もう少しで午後の授業が始まってしまいますね」
婚后「あら、もうそんな時間ですの」
泡浮「おしゃべりしていると、時が過ぎるのが早く感じますよね」
御坂「じゃ、教室に戻ろうか・・・」
佐天「・・・さてと、」
佐天「あたしもそろそろお暇しようかな」
佐天「婚后さん・・・」
佐天「湾内さん・・・」
佐天「泡浮さん・・・」
佐天「みなさんとは、そんなに交流があったわけじゃないけど」
佐天「とてもいい人だってことは、わかります」
佐天「御坂さんと白井さんが困っているときは」
佐天「彼女たちを助けてあげてくださいね・・・」
佐天「それじゃ・・・」
サヨナラ
婚后「」
湾内「え?」
泡浮「」
婚后「・・・湾内さん、どうかなさったんですの?」」
湾内「い、いま、なにか・・・」
泡浮「私もです・・・」
婚后「わたくしにも・・・今のは・・・」
佐天「・・・次は、どうしよっかな」
佐天「白井さんは寮にいるはずだから」
佐天「夜に行けば、もう一度御坂さんにも会える・・・」
佐天「よし! じゃあ固法さんのとこにいこう」
佐天「・・・固法さんが通ってる学校は・・・どこだ?」
佐天「・・・支部で待ってるか」
佐天「んー、支部に来たはいいけど・・・」」
佐天「まだ早いよねー・・・」
カチャ
佐天「あれ、固法さん?」
固法「さてと・・・」
佐天「ずいぶん早いご出勤ですね・・・」
固法「ちゃっちゃと終わらせないと・・・」
佐天「あ、そうか。 白井さんと初春が休んでるから、二人の分まで・・・」
pipipipi・・・
固法「はい、ジャッジメント第一七七支部・・・」
固法「・・・わかりました、すぐに向かいます」
佐天「・・・事件ですか?」
不良A「おい、これっぽっちってこた~ね~よな~?」
不良B「ほれ、ジャンプしてみろや」
鋼盾「ほんとにもう持ってないんです・・・」
不良C「あン? だったら盗んででも持ってこいよ!」
佐天「あれ・・・どっかで見たことあるシチュエーション・・・」
固法「貴方たち、止めなさい!」
不良A「あ? 何だねーちゃん!?」
固法「ジャッジメントよ! 恐喝及び暴行の現行犯で、貴方たちを拘束します」
不良B「ねーちゃんいい胸してんじゃん、ちょっと揉ませ・・・」
ドゴッ
ドサッ
不良C「なっ!? このアマ・・・!!」
ゴッキャ!
ドサッ
不良A「」
固法「まだ続ける?」
不良A「スミマセンデシタ・・・」ガクガクブルブル
佐天「・・・固法さんつよ!」
保守
支援
>>640
ジャッジメントの訓練とか受けてるはずだし
格闘もそれなりに強いはずだよね?
この理屈でいえば初春も強いはずだが・・・
少女「うわーーーん・・・」
固法「どうしたの?」
少女「お母さんとはぐれた・・・」
固法「じゃあ一緒に探してあげるね」
おばさん「夜になるとここで学生が騒いでね・・・」
固法「わかりました。アンチスキルに連絡して・・・」
学生「この辺にこういうお店があるはずなんですけど・・・」
固法「えっとね、この先の三つ目の信号を左に・・・」
佐天「・・・ジャッジメントって、ホント大変なお仕事なんだな・・・」
カチャ
固法「さてと・・・」
固法「さっさと本部に提出する書類作らないと・・・」
固法「帰れるの何時になるかな・・・」
佐天「・・・お疲れ様です、固法さん」
佐天「ジャッジメントって、ホントいろいろするんですね」
佐天「そーいえばあたし、ここを初春との待ち合わせ場所に使ってて、固法さんによく怒られてましたよね・・・」
佐天「ホント、あたしってばお仕事の邪魔してたんだなー・・・」
佐天「すみませんでした・・・」
佐天「邪魔者はもうすぐ消えますから・・・」
佐天「もう・・・お仕事の邪魔はしませんから・・・」
佐天「固法さん・・・」
佐天「あなたは白井さんに休息が必要だって言ってましたけど・・・」
佐天「固法さんにも、必要だと思いますよ・・・」
佐天「一人で頑張り過ぎないで・・・」
佐天「お体に気をつけて・・・」
ー佐天「固法さん、さ・・・」ー
ートクン・・・ー
ー佐天「う・・・? なに・・・?」ー
ー佐天「気持ち悪い・・・何この感覚・・・?」ー
ー佐天「固法さん・・・助け・・・」ー
佐天「大丈夫・・・今度はちゃんと言える」
佐天「それじゃ・・・」
佐天「固法さん・・・」
サヨナラ
固法「」
固法「佐天さん!?」
サヨナラ見る度にラーゼフォン思い出す
固法「」
固法「何言ってるんだろ、私・・・」
固法「疲れているのかな・・・?」
固法「少し休んだほうがいいのかな・・・?」
固法「いや、白井さんと初春さんの分もがんばらないと・・・」
固法「・・・でも、」
固法「少しは休んだほうがいいのかな・・・」
固法「あら・・・?」
固法「おかしいな・・・?」
固法「何で泣いているんだろう・・・私・・・?」
固法「なんで・・・」
固法「・・・佐天・・・さん・・・」
>>679
すまんそれ知らない
そろそろお仕事行ってきます
保守
保守
⑨
なんだまだ完結してないのか
ハッピーエンドになればいいんだが・・・
ほ
佐天「・・・手からマックポークが出る能力、かぁ・・・」
>>711
佐天「私がマックポークを出して」
初春「私が保温して」
白井「わたくしがお届けしますの」
御坂「そして私が座って食べる」
上条「そして、その幻想を俺がぶち殺す」
マックポークいつのまにか落ちてたな……
>>715
すごいショックだった
>>715
誰かがスレを攻撃して書き込めなくしてた
他のスレには書き込みができるのにあのスレには書き込めなかった
マックポーク・・・
帰ってきてくれ・・・
>>728
そんなに暇なら
マックポーク書いてよ
保守
マックポーク
白井「デートしましょう」上条「……はい?」
これってどうなったの?
>>758
製作に移ったはず
>>759
俺が見たとき落ちてたけど
完結した?
>>760
確かスレストくらったから移ったんだと思う
白井「デートしましょう」上条「……はい?」
>>761
うおお!ありがとう!
お気に入りに突っ込んでた
マックポークと
これが落ちてたからスゲーショックだったんだよ
佐天「あはは…」
佐天「次は…やっぱあそこしかないよね」
初春「ドラゴンボール……?これがあれば、佐天さんを…」
一週間後
初春「意外と簡単に集まりましたね」
御坂「妹達を総動員したからね」
黒子「黒子もかなり貢献しましたのよ?」
初春「二人とも、協力ありがとうございました。私一人だけではどれだけ時間がかかったことか…」
御坂「佐天さんは私達の大切な友達だもの。生き返る可能性があるってんならいくらでも協力するわよ」
黒子「その通りですの。それより初春、さっさと願いを叶えてもらいませんこと?」
初春「わかりました。ではいきますよ……?『いでよ、神龍』!!」
バシューッ
神龍「さあ願いを言え どんな願いもひとつだけ叶えてやろう」
初春「>>879!!」
授業中に侵入してきたテロリストをセガールしたい
初春「授業中に侵入してきたテロリストをセガールしたい!!」
御坂・黒子「!?」
神龍「願いは叶えてやった ではさらばだ」ヒューン
初春「……」
御坂「ちょっとどういう事!?佐天さんを生き返らせるんじゃなかったの!?」
黒子「初春!私達を騙しましたの!?」ガシッ
初春「ふんっ」ガンッ
掴みかかった黒子の顔に肘を打ち込む初春
怯んだ隙に頭の花飾りを解き、黒子の首を絞める
黒子「が…ぁっ…初春、なに…を……」ガクッ
先の肘打ちの痛みと困惑で演算が一瞬遅れ、テレポートで逃れることもできないまま黒子は絶命した
御坂「いやああああああああ!黒子!黒子ぉッ!!」
あまりの出来事に動けずにいた御坂が、倒れた黒子に縋り付く
御坂「あんた…何したのかわかって…… !?」
御坂が顔を上げた先に、初春は居なかった
瞬間、御坂の視界が回転した
初春が背後から頭頂部・顎に両手をかけ、全力で捻ったのだ
御坂は自分に何が起こったのかを理解しようとすることすらできず、帰らぬ人となった
初春「すごい…!!この力さえあれば、授業中に侵入してきたテロリストをセガールできます!!」
続かない。保守
ho
初春「錬金術……?これがあれば、佐天さんを…」
一週間後
初春「意外と簡単に習得できましたね」
御坂「さすがMNWの通信教育ね」
黒子「黒子もかなり貢献しましたのよ?」
初春「二人とも、協力ありがとうございました。私一人だけではどれだけ時間がかかったことか…」
御坂「佐天さんは私達の大切な友達だもの。生き返る可能性があるってんならいくらでも協力するわよ」
黒子「その通りですの。それより初春、さっさと練成してしまいませんこと?」
初春「わかりました。ではいきますよ……?練成!!」
バシューッ
御坂「何か出てきたわね…」
黒子「あ、あれは…>>888!?」
左天さん
黒子「あ、あれは…左天さん!?」
初春「あちゃー…惜しいですね」
御坂「どうする?処分してもう一回やる?」
左天「アレ・・・ココハ・・・ワタシシンダハズジャ・・・」
黒子「待ってくださいましお姉様。どうやら魂の方はうまく引き継いでいるようですの」
左天「ミサカサン、クロコサン、ウイハル!!コレハイッタイ…」
御坂「じゃああと少しよね!とりあえずこれは処分しとくわ」ビリビリ
左天「ギャアアアアアア」プスプス
初春「よおし、もう一回・・・練成!!」
バシューッ
御坂「あれは…>>892!?」
佐天さん
御坂「あれは…佐天さん!?」
佐天「うーん…」
黒子「成功ですの!」
初春「佐天さーんっ」タタタッ ダキッ
佐天「あたし、一体・・・?」
御坂「初春さんが錬金術を使って佐天さんを生き返らせてくれたのよ」
佐天「そうだったんだ…。初春…ありがとうね」
佐天(なんだろう…よく思い出せないけどついさっき酷い目にあったような…)
黒子「ああっ!」
初春・御坂・佐天「?」
黒子「大変ですの!この佐天さんは失敗作ですの!」
黒子「お胸が…佐天さんの自慢のお胸がお姉様以下のサイズに!」
佐天「あー、ホントだ…。でも大丈夫ですよ、背に腹は代えられないって言いますし」
御坂「なーんだまた駄目だったかあ」ビリビリ
佐天「ぎゃああああああああああ」プスプス
初春「なかなかうまくいきませんね…今度こそ、練成!」
黒子「これは…>>897?」
佐天涙子
黒子「これは…佐天涙子?」
初春「今度こそ、完全に元通りの佐天さんです!」
佐天涙子「うう…別に胸くらい無くてもよかったのに」
御坂「」ビリビリ
佐天涙子「ぎゃああああああああああ」プスプス
初春「ちょっと御坂さん!!」
御坂「あ…ごめん、頭に血が上ってつい…」
黒子「黒子はお姉様の慎ましさと謙虚さを兼ね備えたお胸が大好きですのよ」サスサス
御坂「やめなさい!」ビリビリ
黒子「ぎゃあああああああ」プスプス
初春「はあ…じゃあ、もう一回作りますよ」
御坂「ごめんね初春さん」
黒子「あら。材料がもう足りないようですの」
御坂「あんた生きてたのね」
初春「うーん、これからまた材料揃えるのも面倒くさいですね…」
御坂「じゃあ佐天さんの復活はまたってことでいいわよね」
初春「そうですね」
黒子「ですの」
そしてその後、佐天さんの復活は先延ばしを繰り返した結果、完全に忘れ去られてしまったとさ
おわり
保守。寝るからあとの保守はまかせた
なかなか落ちないもんだな。保守
どうせ埋まるんだから製作行って一からやり直せば?
保守いらないし自分のペースで書けるし
>>921
>自分のペースで書けるし
何かこの一文に疑問を感じる
ペース任せると途端に書かなくなる人いるし、ある程度縛られててくれたほうがこっちとしては嬉しいな
あー。安価スレならそれで良いんだろうけど
普通の単発SSで、「書く」ってのはよくないと思うなぁ
全部書き終えてから「投下」しろよ、と
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