男「何もない空間に5年いたら5億円?」 (29)
女「ん……?」
男「あ、起きた……」
女「え、誰!?ここどこ!?」
男「それが俺もよく分からなくて……」
金髪女「ん……あ、あれ?どこよ、ここ……」
黒髪男「……ここは……?」
ビッチ女「んー……なによ……」
昨日
女「なんかいいバイトないかなぁ……」ペラペラ
女妹「お姉ちゃん、どおしたの?」
女「あ、ちょっとね……バイト探してるの」
女妹「ばいと……?」
女「うん、バイトしないとお金ないからさ」
女妹「そっかぁ……」
女「はぁ……宝くじでも当たったらなあ」
スマホからでID変わるからトリップつけた
できてる?
女妹「ねーねー、お姉ちゃん!」
女「んー?」
女妹「5おくえんだって!」
女「え?そんなのあるわけないじゃん」
女妹「ほんとだよ!5ねんで5おくえんってかいてあるもん!」
女「どれどれ……」
女「……ほんとだ」
女妹「でしょ?でしょ!?」
女「うん、何もない空間で5年……でもこの世界では5時間だけ……って」
女「意味分かんないし、なんか怪しい……」
女「けど、話を聞くくらいなら……ここにいけばいいのよね……よし!」
女「なんか怪しいとこ来ちゃったな……えーと、ここ……でいいのかな?」コンコン
『どうぞ』
女「あ、は、はい……」
『では、アルバイトの説明をします』
『男女数人で何もない空間に5年間暮らしてもらいます』
『しかし5年というのはその空間だけで実際は5時間しか経っていません』
『物の持ち込みは禁止』
『体感は5年ですが肉体的には5時間だけなのでお腹も減りませんし成長、老化もしません』
『途中で棄権することもできます』
『そして、5年間その空間で暮らし元の生活に戻ったとき、5年間の記憶はすべて消えます』
女「じゃ、じゃあ……5億円はどうなるんですか?」
『それは何らかの形で必ず手に入ります』
女「は、はあ……」
『やりますか?やりませんか?』
女「す、少し……考えさせてください」
男「ただいまー!」
妹「おかえり、お兄ちゃん」
男「おう、ただいま」
母「ごめんね?こんな遅くまでバイトさせて……」
男「いいっていいって」
母「はあ、宝くじでも当たらないかしら……」
男「ははっ、そうそう当たらないよ」
母「そうよね~……」
男「あ、明日ちょっとバイトの説明聞いてくるから」
母「あらそう、そっちのほうが時給いいの?」
男「ん、まあね……そのほうがいいでしょ?」
母「ええ、助かるわ」
男「じゃあ、おやすみ~」
父「ちょっと話がある。いいか?」
金髪女「なに?」
父「実は……うちの会社の経営がうまくいっていないんだ」
金髪女「そ、そう……」
父「そこで、だな……お前も結婚できる年齢になっただろ?」
金髪女「ええ」
父「VIP会社の社長の息子さんが、お前のことを凄い気に入ってね……」
金髪女「あ、あのいけすかないヤツ……」
父「その息子と、結婚しないか?」
金髪女「はぁ?いやよ!なんで……」
父「たのむ、このままだと会社が……」
金髪女「……い、いくらあればいいの?いくらあれば倒産しない?」
父「まずは数億……それでなんとか」
金髪女「じゃあ、私が稼ぐわよ!!」
眠気やばいので寝ますすみません
明日の11時まで残ってたら書きますが落ちると思うのでまた立て直しますノシ
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