上条「インデックス~、きのこの山買ってきたぞ~」(308)

インデックス「…え?そこは普通たけのこの里でしょ、とうま?」

上条「あのな…まったく、インデックスは全然きのこの山の事を分かっちゃいねぇな…」

インデックス「分かるもん!これはどちらの味も知ってての結論だよ!?とうま!」

上条「ならばこそ、きのこの山に結論が至らないのはおかしい!」

インデックス「むー!これは私の持ってる10万3000冊の魔道書にも書いてある事なんだよ!?」

上条「魔道書にたけのこの里の事なんて書いてあるわけねーだろ!」

インデックス「あるもんー!サクサクがおいしいって書いてあるんだもんー!」

上条「…はぁ、インデックス。お前サクサク厨だったのかよ…」

インデックス「そう言うとうまはどうせ、バランス厨なんでしょ!?」

上条「あのチョコレートとビスケットの黄金比こそ、至高の逸品なんだろーが!」

インデックス「うわ!キモ!低学歴のくせに黄金比とか言っちゃってる!?」

上条「うっぜええええええええ!言ったな!だったらどっちが正しいか勝負しようぜ!?」

インデックス「いいよ!多数決…だね!?」

上条「あぁ!【きのこ派】と【たけのこ派】、より多い支持者を集めた方が勝ちだ!」

インデックス「絶対に………私が勝つんだよ!」

御坂「………で、私はどっちが好みか聞きに来たわけね」

上条「そう言う事なんだ御坂。お前はきのこの山とたけのこの里、どっちが好きだ?」

インデックス「とうま、今さりげなくきのこの優先順位を先にして聞いたね!?」

上条「どっちでもいいだろ!」

インデックス「これは印象操作になるんだよ!たけのこときのこのどちらが好きですか?って聞くべきかも!」

上条「それだとお前も印象操作してるじゃねーか!」

御坂「…まぁどっちかって言うと私もたけのこ派かなー。きのこの山って何だか貧乏っちいし」

上条「なんだとおおおおおおおおおおお!?」

御坂「というか、私がアンタの肩を持つわけないでしょ?分かりなさいよそれくらい」

インデックス「さすが短髪!お菓子の神髄を分かってる解答だったんだよ!」

上条「ぜってーテキトーだっただろ今の!ノーカンだノーカン!」


御坂「…あ、イイ事を思いついた。だったらその勝負、私も参加させなさいよ!」

上条「な…なんでだよ。つーかイイ事って…?」

御坂「アンタが負けたらさー、"罰ゲーム"って事に…し・な・い!?」

上条「なん…だと…!?」

           ,.. ≦.:. ̄ ̄ ̄.:.:.ミ:...、
         /.:.:.;.:.:..---.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
        /.:::/,.. -‐zァ一- ミ:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶
        {:.// /´ {      `i 、:\.:.:.:..ヽ
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        / //_   \ヽ. ヽ l!  i i丶:ヽ.:.∧
          i  /´ ̄ミ`   ≦キ ト i }| ヽ.:::.:.:.}
          | ,イ,ァ了心、   ´,z==ミノ .′  i ∨::/
          |/,}ヘ. ヒ.ツ     {ぅ:.リ V  { | Y
          }/.| ,,,`        ー' チ  |  ∨l|  
        ノ |    ′     '' .′  il   V{     結局、たけのこ派の圧勝な訳よ
       /i 人            { i  リ | ヽ
     / .イ {..{..\  ^      ,Ⅵ ,′ |  廴
    ( イ.人. |..|/..:::丶    _ . イ } / {   { ヽ  ヽ
     { {/ ハ.{...、....::N..:二「     廴} i{ 乂  '. }i i }
     ∨ ,..::ト...:V斗く  i    /l 人 ヽ ミ Vノ }′
     {  i...::} V´ノイ:.〉 /}   / {′/\\  \ノ
      乂 {...::|ハ.:.:.:.:.く .′ ーム ハ/.:.:.:.:.\ヽ  \
       ヽ:.リト }.:.:.:.:.{ }|/´ブ__,} { {.:.:.:.:.:.:.:.:.:.} 〉.   ヽ
       ノ}:ノ:}ノ:.:/.:.:.V7≦__ 人人廴..:/.:.:.:|/..}    }
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      人  }.:. {.:i ' !|l 、 V.:.:.:.:.l:.′.:.:.:ヽ::.j  / 廴__ノ
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      ん彡.:.:.i:.:| |   |:.:.:、:.:.:.:.j.:.:.:.:.:.:.:./ 人廴ノ
      } .:.:.:.:.:イ}.:| |   {:.:.:.:\::.}.:.:.:.:.:.:.:} ´
------------キリトリセン----------------

      / .:.:.:.: 小:.} |  |:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:ヘ

御坂「まぁ、私が負けても罰ゲームは無しだけどねー」

上条「なんでだよ!?」

インデックス「だって、たけのこ派が負ける事なんて絶対にありえないからなんだよ!」

上条「くっそー見てろ!ぜってー多勢を擁して見返してやる!」

御坂「あら?私が常盤台中学の子達に声をかければ、みーんなたけのこ派って言ってくれるわよ?」

上条「ひ…卑怯だ!」

御坂「…じゃあ今からアンタと私達は別行動ってことで。タイムリミットは今日の午後7時までよー」

上条「今はちょうど午前9時を回った所だから…ってアイツらもう行きやがった!」

インデックス「じゃあねーとうまー!10時間必死に足掻いてるといいかもー!」

上条「い…今に見てろ!ぜってーお前らに罰ゲームをさせてやるからなー!」

上条「…くそっ、まずはクラスの連中に声をかけてみるか。はぁ…どうしてこうなった…」


御坂「………と言うわけで、黒子はもちろんたけのこ派よね?」

白井「…ごめんなさいですの。こればかりはいくらお姉ぇ様の頼み事でも聞けないんですの…」

御坂「!?」

(現在 - 【きのこ派:2人】 【たけのこ派:2人】)

ステイル「………アレイスター統括理事長。緊急の呼び出しとは一体…?」

アレイスター「魔術師ステイル=マグヌス…。非常にマズイ事態が起きた」

ステイル「それは一体…?」

アレイスター「今、学園都市内で小さな争い事が起きている…。"きのこたけのこ戦争"だ」

ステイル「は?………いや、失礼」

アレイスター「このままでは科学側にも魔術側にも、互いのバランスに支障を来す恐れがある」

ステイル「…そうか!派閥同士の争いにより、それで大きな戦争を引き起こす可能性もあるというわけか…」

アレイスター「ただでさえ勢力が緊迫している中、このまま新たな勢力が加わるのは非常に厄介だ」

ステイル「きのこ派やたけのこ派で勢力が分散した学園都市に、魔術側が一斉に攻め入って来れば…!」

アレイスター「…それに乗じて、例えば科学側と魔術側のきのこ勢力同士が手を組んだとしたら?」

ステイル「!!…最悪だ。仲間同士で戦争を起こす事態にもなりかねない…」

アレイスター「いずれにせよ、このままでは科学側が魔術側に攻め入られる火種となってしま…」


ステイル「クソッ!たけのこ厨め…。デカイ顔せず今までの用に大人しくしていれば良かったモノを…!」

アレイスター「………なに?今の言葉、聞き捨てならんな。…魔術師ステイル=マグヌス」

(現在 - 【きのこ派:3人】 【たけのこ派:3人】)

青髪ピアス「………そうやなー、ワイはあのタケノコのとろける甘さがめっちゃ好みなんやで!」

土御門「ニャー、俺にはきのこ特有のスッキリとしたあの飽きない甘さが好評なんぜよー」

上条「互いに1票ずつか…。何というか、緊迫した争いになってんなぁ…」

青髪ピアス「カミやんカミやん!小萌せんせとか女子勢には聞かへんの?」

上条「…つったって今日は学校休みだし、みんなどこに居るかも分かんねーよ」

土御門「それがにゃーんと!そこのファミレスでクラスの女子達が集まってるらしいぜよ!」

青髪ピアス「ホンマかいな!これは行かなあかんなフラグ男さん!」

上条「なんだよそれ!つか、テメーらが単に行きたいだけだろ!」

土御門「カミやんのフラグパワーがなきゃ、俺達におこぼれが行かないんぜよ。さぁさぁ!」

上条「はぁ…。何だかどんどん面倒な事になって行ってるような気がする…」


小萌「………なんと!先生達も今、その話し合いのために集まっていたのですよ!」

上条「なんて奇遇な!?」

姫神「小萌はきのこ厨。私はたけのこ厨。」

青髪ピアス「自分で厨とか言うんかいな…」

クラス委員長「…アンケート用紙の集計が済んだわよ」

上条「マメだなぁ。そんなことやってたのか」

小萌「それでは先生が発表しますですよー。…なんと!きのこ派11人!たけのこ派10人!」

上条「おぉ!1票差だけどきのこ派に多くの支持が!これはでかいぞ!」

姫神「…チッ。」

小萌「もともと先生含めて奇数人でしたからねー」

姫神「…たけのこのチョコとクッキーの調和こそ至高。それはまるでオーケストラが奏でるハーモニーのよう。」

青髪ピアス「分かるでーヒメやん!ワイら残されたタケノコ派同士、仲良くやって行こうなー!」

姫神「ヤダ。面倒。」

青髪ピアス「んな…!?」


土御門「はっはー。どうやら地味な者ほどたけのこを好むらしいんだにゃー」

上条「たしかに…。さっきからたけのこを選ぶ人間は地味なキャラばっ…ふがああああああ!?」バキッ

姫神「…魔法のステッキ。」ガシャーンッ

小萌「あぁ!上条ちゃんがファミレスの窓ガラスを突き破ってお外へと飛んで行っちゃったのです!」

土御門「………まぁ、俺らはこれで解散って事にするんだニャー」

(現在 - 【きのこ派:14人】 【たけのこ派:13人】)

パイの実最強説

御坂「………黒子がまさか、あそこまで頑固なきのこ派だったとはねー」

インデックス「きのこ厨は頭の固い人ばっかりなんだよ!」


佐天「…あ、御坂さんじゃないですかー!」

初春「こんにちはー」

御坂「初春さんに佐天さん。そうだ、二人にも聞きたい事があるんだけど…」

初春「なんですか?」

御坂「二人はきのこの山とたけのこの里、どっちが好き?」

佐天「そうですねー…私は断然、きのこの山ですね!」

初春「私はどっちかって言うとたけのこの里ですかねー。頭にも生えますし」

御坂「うーん、また意見が割れちゃったなぁ…」

佐天「…まったく、これだから初春は素人なんだよー。そこは普通きのこの山でしょ?」

初春「えー?佐天さんこそ、そこはたけのこの里を選ぶべきだと思います!」

御坂「あはは…、まぁまぁ二人とも…」

佐天「…はっはっはー。初春ごとき初心者に、お菓子の味なんて本当に分かるのぉー?」

初春「はぁ?佐天さんみたいな"無能力者"にこそ、私はお菓子の味なんて分からないと思いますけど!?」

佐天「…あぁ!?初春あんたさ、言って良い事と悪い事の区別もできないの…って!?」バキッ

初春「きゃっ!…あーあ、先に手を出したのは佐天さんですよ?これは犯罪ですよ?」

佐天「殴るほどの理由があるから殴ったんだよ!裁判だったら絶対私が勝つねこれ!」

初春「はぁー?元はと言えば、普段から何の努力もしない"無能"な佐天さんが悪いんですよ!?」

佐天「アンタもまだレベル1じゃん!つか、レベル取ったら初春なんて私よりゴミ人間じゃん!?」

初春「結果が全てですから。というか、無能な人ほどきのこの山を好むみたいなんですね」

佐天「そんなの結果じゃなくてただの暴論でしょ!?…もういい!無能無能って…たけのこ厨が!殺す!」ガッ

初春「…ほら、そうやってすぐ暴力に走る。きのこ厨には問題児ばっかりですね」

佐天「ジャッジメントのくせに何もできねー初春が、偉そうにしてんじゃねー!」バキッ

初春「うっ…。…いい加減にしてくださいこの無能が!」バキッ

佐天「きゃっ!?よくも顔を…!うああああああああああああああ!!」


初春「…頭の花よ!佐天さんの頭にその茎を突き刺せ!」ドスドスッ

佐天「ごきゅ…きゅ…あ……か…ぱ…?」どくどく…

初春「…佐天さん?たけのこの里こそ、至高の逸品ですよね…?」ごりごり…

佐天「ハイ……ウイハル…タダシイ……タケコノ……オシイイ……」

黒春「もうダメなんだよ、頭の中いじくられ過ぎて……」

御坂「う…初春さんの能力で、佐天さんの頭の中をいじくってる…?」

初春「え?何のことですか?」

御坂「あれ…?その頭の花飾りが初春さんの能力なんじゃ…?」

初春「え?何のことですか?」

佐天「ウイハルノ…アタマニハエテル、タケンコ……オンシイ……」ぱくぱく

初春「え?何のことですか?」ズボッ

佐天「………は!?私は今まで何を…?」

初春「…佐天さん。佐天さんはきのこの山とたけのこの里、どっちが好きですか?」

佐天「そりゃもう!断然たけのこ里に決まってるじゃん!………あれ?」


インデックス「これで、たけのこ派が有利になったんだよ!」

佐天「………??」

御坂「…そ、それじゃあ私達は行くわね!二人とも質問に答えてくれてどうもありがとー!」たったったっ

初春「はーい!同じたけのこ派として、御坂さん達もがんばってくださいねー!」

佐天「??………??????????????????」

(現在 - 【きのこ派:14人】 【たけのこ派:15人】)

久しぶりにインデックスの語尾が上手い>>1を見た

ステイル「………と言うわけで、一刻も早くこの"きのこたけのこ戦争"を静めないと危険な状態にあるんだ」

神裂「はぁ…」

ステイル「神裂は今どこに居る?」

神裂「イギリスですが…。その…実はこちらでも今、きのこの山とたけのこの里がブームになってるんです」

ステイル「なん…だと…!?」

神裂「先ほども、イギリス清教のメンバーらを交え、」

神裂「きのこの山やたけのこの里を食べてながらティータイムを楽しんでいた所ですし…」

ステイル「なんという事だ…。メイジ製菓め…!」ドガッ

神裂「それにその時にも"きのこたけのこ戦争"が起こってしまいました…」

ステイル「くそ…!何としてもこの勢いを食い止めねば…!」


神裂「…ちなみに、ティータイムに参加した人達は…きのこ派14人、たけのこ派13人…という風に分かれました」

ステイル「やはりというか、きのこの方が優れているという事には間違いないからな…」

神裂「………今の言葉、聖人である私には聞き捨てできませんよ?…ステイル」

ステイル「!?」

(現在 - 【きのこ派:28人】 【たけのこ派:28人】)

小萌「………というテーマが、今話題らしいのですよー!」

黄泉川「こらこらじゃん。今は私の知り合いのお見舞いに来てるんだから、病院では静かにするじゃんよ」

芳川「…まぁ面白そうなテーマではあるかも。そうね…私はきのこ派かしら」

小萌「さすが芳川先生なのです!これできのこ派が一歩リードなのですー!」

黄泉川「残念じゃんー。私はたけのこ派じゃんー!」

小萌「むー!なんですとー!」


―ガラッ

カエル顔の医者「…おやおや、病院ではなるべく静かにして居てほしいんだけどねぇ」

小萌「っと、どうもすみませんなのです…」

カエル顔の医者「まぁ大目に見るけど…いったいどんな面白い話をしてたんだい?」

芳川「ふふ。先生はきのこの山とたけのこの里、どちらがお好きですか?」

カエル顔の医者「きのことたけのこ?うーん…そうだねぇ。私は…」

黄泉川「………ごくり」

カエル顔の医者「…ナースが好きかな」

(現在 - 【きのこ派:29人】 【たけのこ派:29人】)

―わーわー

アクセラレータ「………ったく、近くの病室がうるせぇなァ。ここは病院だぞ…」

ラストオーダー「きのこの山とたけのこ里、どっちが好き?って話題みたいってミサカはミサカは…」

アクセラレータ「…まったく興味ねェ」

ラストオーダー「その多数決を取ってる見たい。アクセラレータはどっちが好き?ってミサカはミサカは…」

アクセラレータ「聞けよ人の話…」

ラストオーダー「でもアクセラレータってあんまりお菓子食べないよね?ってミサカはミサカは…」

アクセラレータ「甘いモンは食べたくねぇんだよ…」

ラストオーダー「缶コーヒーもブラックしか飲んでないよね!ってミサカはミサカは…」

アクセラレータ「あれもホントは微量に砂糖が入ってんだけどな…」

ラストオーダー「そうなんだーってミサカはミサカは…」


アクセラレータ「…あぁ、今日も平和だ」

ラストオーダー「平和が一番だねーってミサカもミサカも同調してみたり…」

アクセラレータ「何だか周りが騒がしい気もするけど、オレにはオレには関係ねぇ…」

ラストオーダー「関係ねぇ関係ねぇ………ってミサカはミサカはツッコミすら放棄してみたり…」

上条「………くっ、姫神のやつ…警棒でぶん殴りやがって。300mほどふっ飛んだぞ…」

上条「っテて…、ココは…?」

御坂妹「………あなたはこんな所で何をしているんですか?とミサカは傷だらけの少年に尋ねます」

上条「ん?御坂妹か…。今、俺はお前の姉と絶賛勝負中でな…。そうだ、御坂妹はどっちが好きだ?」

御坂妹「…もしかするとそれは、きのこの山とたけのこの里のどちらが好きかという質問ですか?とミサカは…」

上条「ありゃ?どうして本題を話してないのに分かったんだ?」

御坂妹「…私達シスターズを繋ぐミサカネットワークには、ラストオーダーと呼ばれる司令塔が存在します」

御坂妹「その司令塔から事前に"きのこたけのこ戦争"が起きているとの通告がありましたとミサカは…」


上条「なるほどなぁ…ん?司令塔って事は、お前らはなるべくそいつの命令には従わないといけないのか?」

御坂妹「はいとミサカは即答します」

上条「…じゃあ例えば、"10000人近いシスターズ全員がきのこ派と名乗る"なんて命令されたらどうなるんだ…?」

御坂妹「10000人近いシスターズ全員がきのこ派と名乗るでしょうとミサカは当たり前のように解答します」

上条「…うおおおおお!これだ!これなら御坂達に圧倒的な差を付けられるぞ!」

上条「御坂妹!そのラストオーダーって奴は今どこに居るんだ!?」

御坂妹「いつもの病院にいますが…あっ………とミサカが言い切る前に少年は行ってしまわれました…」

魔術師だけにメイジ製菓ってか、あほかwwwwwwwwwwwwwwww

当然、ここは黄金錬成の出番だな

上条「………あれは!御坂達も病院に向かってる!?」

インデックス「………あ!とうまも来てる!急ぐんだよ短髪!」

御坂「アンタが走るのが遅いんでしょ!もう、さっさとラストオーダーとやらをとっ捕まえるわよ!」

上条「やっぱり御坂達も同じ事を考えてやがったのか…!させねぇぞ!」

御坂「…あっ!コラ待ちなさい!病院の中では走ったらダメなんだから!」

上条「くっ!こればかりは反論できねぇ!…だったら早歩きだ!」てくてくてく

御坂「………ちょっと!付いてこないでよ!」てくてくてく

上条「つったって、同じ病室が目的地なんだから仕方ねぇだろ!」てくてくてく

御坂「だからって並んで歩かないでよ!」てくてくてく

インデックス「…あ!この病室の名札に"らすとおーだー"って書いてあるんだよ!」

上条「ここか!」

御坂「ここね!」

―ガラッ


上条「………あれ?」

御坂「誰も居ない…?」

>>106
ヘタ錬「たけのこ派、圧倒的差を付けてきのこ厨に勝利する」
上条「あ?」

きのこ勝利

>>108
ダークホースのすぎのこ派がある。
もしも教皇がすぎのこ宣言をしたら、、、あわわ。

>>115
普通に宣言したら10億ほどの信徒が離れかねないから、C文書の出番だな

アクセラレータ「………なんだってオマエが狙われてるんだよ!?」

ラストオーダー「よく分かんないけど、ミサカネットワークからそう伝達が来たんだよ!ってミサカはミサカは…」

アクセラレータ「とりあえず病院からは離れたけどよ…。はっ!この公園なら思いっきり能力が使える…!」

ラストオーダー「今なら誰も居ないから安心して戦えるよ!ってミサカはミサカは…」

アクセラレータ「この俺様から平穏を奪った三下どもをギタギタにしてやるぜ…クカコキカキキコ…!」

ラストオーダー「返り討ちにしてね!ってミサカはミサカは護衛を頼んだり!」

アクセラレータ「…っと、その前に便所行ってくるわ。オマエはそこで大人しくしてろよ」

ラストオーダー「はーい!ってミサカはミサカは言い付けをしっかり守ります!」


上条「………行ったか」ガサッ

御坂「まさかアクセラレータが護衛に居るなんてね…」ガササッ

インデックス「名札にちゃんと書いてあったんだよ…って誰それ?」ガサササッ

上条「…よし、あの作戦を実行するぞ!」

御坂「…分かったわ!」

インデックス「…じゃあ私はここで待ってるね!」

上条「おう、任せとけ!」

アドリア海の女王で全てのきのこ厨orたけのこ厨を根絶やしに

浜面は絶対に4:1で負ける

前方のヴェント「私はたけのこの里が憎い!」

>>130
ヴェントがテレビの前で発表したらたけのこ派が全滅するww

上条「………こんにちはー。お嬢ちゃんお腹が減ってないかなー?」

ラストオーダー「だ、誰!?ってミサカはミサカは思いっきり警戒してみたり!」

御坂「お…お姉さん達のお菓子を分けてあげよっかー?大丈夫、全然怪しい人達なんかじゃないわよー?」

ラストオーダー「………わーい!ってミサカはミサカはだったらご厚意に甘んじてみたり!」

上条「(よかった!こいつインデックスと同じレベルだ!)」

御坂「私が持ってる美味しそうなのがたけのこの里で、あのバカが持ってる不味そうなのがきのこの山よー?」

上条「あからさまな印象操作だな!と…とりあえず、お嬢ちゃんは今どっちのお菓子が食べたいかなー?」

ラストオーダー「どっちも!ってミサカはミサカはご厚意に遠慮せず選択してみたり!」

御坂「どっちか一つじゃないと勝負が付かな…、どっちか一つはお姉さん達が食べる分なのよー?」

上条「そ…そうそう!だからお嬢ちゃんはどっちか一つ、食べたい方のお菓子を選んでねー?」

ラストオーダー「うーん、どっちも同じ味だと思うけど…ってミサカはミサカは見た目で判断してみたり…」

御坂「そんな事ないわよー?たけのこの里の方がぜったい美味しいに決まってるわよー!」

上条「いやいや!きのこの山の方が格段に美味しいぞー?」


ラストオーダー「あうあぅ……ってこの音は…?」サクサクッ

インデックス「…んー!このきこりの切株もおいしいんだよ!」

打ち止め、ミサカネットワークで二人のこと知ってるだろww

上条「あ…あいつ!思いっきり別のお菓子食ってやがる!」

御坂「結局アンタはお菓子なら何でも良かったんかい!」

ラストオーダー「わ…わー!だったらミサカもきこりの切り株にするー!」

上条「!?」

御坂「な…なんですってー!?」

インデックス「な、なに…?あ…!ダメ!これは私の分なんだよー!」

ラストオーダー「んー!おいしいー!ってミサカはミサカは満面の笑みを浮かべてみたり!」

インデックス「あー!全部食べられたー!ふえ~…とうまーとうまー!」

上条「はぁ…アイツ何やって…」


ラストオーダー「…決めた!だったら私はきりかぶ派!ってミサカはミサカは宣言してみたり!」

御坂「えっ!?」

御坂妹「…!!…きりかぶ派。シスターズは全員きりかぶ派を宣言しますとミサカは…」

御坂妹「きりかぶ派…きりかぶ派…」

上条「そんな…バカな…!?」

(現在 - 【きのこ派:29人】 【たけのこ派:29人】 【きりかぶ派:9,969人】)

勝てねえww
霊装の出番か…

上条「これ、勝負はどうなるんだよ…?」

御坂「そ、そんなこと私に聞かれても知らな…ってあれは」


初春「………あ、居た!御坂さーん!」

御坂「初春さん?どうしたのパソコンなんか持って…?」

上条「ん?御坂の知り合いか…」

初春「た、大変な事が起こってるんです!これを見てください!」

御坂「ネットの掲示板…?これがどうしたの?」

初春「立ってるスレッドの一覧を見てください!」

御坂「こ、これは………!?」

上条「…"きのこ派VSたけのこ派 ★500"? なぁ、この★500ってなんだ?」

御坂「単純に、これで500スレ目って事よ…!」

上条「!?…そう言えばよく見ると、"きのこ派VSたけのこ派"ってスレしか立ってねぇぞこの板…」

初春「そうなんです!午前9時前に1スレ目が立ってから7時間、ずっとこの話題が続いてるんです!」

上条「午前9時前…?何か引っかかるような…」

(現在 - 【きのこ派:3.4万人】 【たけのこ派:3.4万人】 【きりかぶ派:0.9万人】)

エツァリ「たけのこ厨ぅぅぅぅぅぅぅぅ」

初春「ネット上だけではありません!現在ジャッジメントも全力を挙げて調査中なのですが…」

初春「リアルの世界でも言い争いが行われていて、もはや学園都市内部だけでなく日本中…」

初春「いえ、世界中でこの"きのこたけのこ戦争"が行われているみたいなんです!」

上条「なん…だと…!?いくらなんでもその勢いはオカシイぞ!」


土御門「………というわけなんぜよカミやん。お遊びはもうここでお終いにするんだニャー」

上条「土御門…!?…ぐっは…」ゴフッ

御坂「だ…誰!?なんでそのバカを気絶させたの…!?」

土御門「すまんすまんだニャー。…っとやっぱりカミやんが"中心"じゃなかったようぜよ…」

―プルルル…

初春「わ、私の携帯電話が…すみません。こ、こちら初春!………なんですって!」

初春「…きのこ派とたけのこ派が言い争いの末、ついに傷害事件まで引き起こした!?」

御坂「!!」

土御門「"術式"はまだ生きているという事か…。悪い!カミやんを借りていくぞ!」タタタッ

御坂「あ、ちょっと!………な、何なのよ一体…?」

(現在 - 【きのこ派:7.9億人】 【たけのこ派:7.9億人】 【きりかぶ派:0.0001億人】)

なんか一気に原作みたいな流れにwww

―ジャアアァァァァ…

アクセラレータ「………ふぅスッキリした…ってなんだァ?」

きのこ派「…おいテメェ!たけのこ派の人間か!?」

たけのこ派「それともきのこ派か!?どっちの派閥の人間だ!?」

アクセラレータ「!!そうか…てめぇらが俺達を狙ってるって言う奴らだな?」

きのこ派「…まさか!コイツ、どちらでもないきりかぶ派の人間か!?」

たけのこ派「くっそ異端者め…!ここは共闘して力尽くでも黙らせるぞ!」

アクセラレータ「…この俺様を誰だと思ってんだ、アァ!?」バシュッ

きのこ派「ぎゃああああああああああああああっ!」バタッ

たけのこ派「ぐああああああああああああああっ!?」ドサッ

アクセラレータ「ったく、俺はお菓子になんて興味ねーんだっつーの」

アクセラレータ「…そうだ、アイツは…」


インデックス「…私のお菓子!かえせかえせー!」

ラストオーダー「ごめんごめん!ってミサカはミサカは逃げながら謝ってみたりー!」

アクセラレータ「………増えた?」

インデックス「…あっ!君この子の保護者!?この子私のお菓子を勝手に食べちゃったんだよ!」

アクセラレータ「はぁ…そりゃあ悪かったな…」

インデックス「…ってあれ?とうま達が居なくなってる!?おーい!みんなどこ行ったのー!?」

アクセラレータ「しかも迷子かよ…メンドク…」

ラストオーダー「………あ!アクセラレータ危ない!ってミサカはミサカは注意してみたり!」

きのこ派「死ねたけのこ派があああああああああ!!…ってぎゃああああああああ!?」ボキッ

インデックス「す…すごいんだよ!手も触れずに敵を倒しちゃった!」

アクセラレータ「…いきなり襲われるのには馴れてっけどよぉ、さすがにこの状況は妙だな…」

ラストオーダー「なんだか学園都市中で、たけのこ派ときのこ派が争ってるみたいってミサカはミサカは…」

アクセラレータ「争うったって、これじゃあ文字通り"戦争"じゃねぇか…」


インデックス「…!そういえばさっきから、魔力の流れを感じるんだよ!」

アクセラレータ「この白いの、仕舞いには電波系かよ…。俺にはもう手に負え…」

インデックス「…こっちかも!」てててっ

ラストオーダー「わーい!ってミサカもミサカも付いていくー!」とととっ

アクセラレータ「お…おいオマエら!…クソッ、待ちやがれ!」タタタッ

土御門「………おい、起きろカミやん!それほど強くは殴っていないはずだ!」パシパシ

上条「ぐ………ごほっごほっ!つ…土御門か…」

土御門「気がついたか。クッ、俺もカミやんと分かれた直後に上からの知らせがあってな…」

上条「き、気絶させられたことは良いとして…、一体何が起こってるんだよ土御門…?」

土御門「…"きのこたけのこ戦争"。これは魔術によって引き起こされた現象だ」

上条「!!なん…だと…!?」

土御門「きのこの山やたけのこの里と言ったキーワードを、誰かが口にした瞬間に発動する術式らしいんぜよ」

上条「たったそれだけで発動…?」

土御門「あぁ。それでその魔術が発動された人間は、きのこ派とたけのこ派の二つの派閥に分けられ」

土御門「"きのこ派はたけのこ派に対して攻撃的になり"、"たけのこ派はきのこ派に対して攻撃的になる"」

土御門「…らしいんだニャー。"きりかぶ派"ってのも居るらしいけど、アレは一切関係無いみたいぜよ」

上条「…そうか、それで俺もお前もその魔術にかかってたってわけなのか」

土御門「不覚にもにゃー」

上条「…でもさ、誰がそんな大掛かりな魔術を仕組んだのか知らねーけど、一体何のために…」


ステイル「………決まっているだろ。科学側と魔術側で大きな戦争を起こすためさ」

上条「ステイル!」

土御門「…科学側と魔術側の同じ派閥が、裏では既に手を組んだ所もあるという情報も耳にしたニャー」

ステイル「どちらにせよ、勢力の分散した科学側が魔術側に"敵うわけが無いんだ"」

土御門「科学側という枠組みの中だけのバランスも、ある種ギリギリの状態にあったんぜよ…」

上条「そうか…という事は、最終的にこの魔術は魔術側でしか得をしないという事…でいいのか?」

土御門「…十中八九、カミやんの思ってるとおり"魔術側"の人間によって発動されていると見てもいいんだニャー」

ステイル「そして、その魔術の力が集まる中心にあるのが…ここ学園都市らしいんだ」


上条「でもよ…そんな大掛かりの魔術がどうやって学園都市で引き起こされたって言うんだ?」

土御門「たしかに…。俺もこのきのこの山やたけのこの里のお菓子自体に原因があると見ていたんだが…」

ステイル「そのお菓子自体はイギリスや世界でもよく売っている商品らしい。ただ…」

上条「…どっちのお菓子も、かなり昔から売ってる商品なんだよな。」

上条「だったら今日じゃなくても、発売当日からこの魔術が起きてなきゃオカシイんだけど…」

上条「…ん?そういえば、この魔術は"今日"発動されたんだよな?」

土御門「正確には、日本時間で今日の"午前9時前"に発動されたらしいんぜよ」

上条「午前9時…。俺やインデックスと御坂達が、一番最初に"きのこたけのこ戦争"を起こした時間だよな…」

土御門「という事は、やはりカミやん達が発動のきっかけを作ったと見るべきなんだがニャー…」

ステイル「午前9時前…。そのときあの子は何か言っていなかったか?」

上条「インデックス…の事だよな。たしか、『そこは普通たけのこの里でしょ!?』とか」

上条「『サクサクがおいしいんだよ!』とか『魔道書にも載ってる!』とかか…」

ステイル「はぁ…あの子はたけのこ派なのか…」

土御門「…いや、ちょっと待て。問題はそこじゃないぜよ」

上条「魔道書にも載ってる~って所か?いくら何でもそれは…」

ステイル「…あの子の能力は"完全記憶"だ。あの子が重い違えるわけがないだろう?」

上条「…あっ!って事はまさか、今回の事件はインデックスが…!?」

土御門「いや、インデックス自体は魔術を操る力を持っていないはずぜよ」

ステイル「あの子が魔術を使うなんてことはあり得ない。しかし、やはりあの子の持つの魔道書に何かが…」


ステイル「!!…そうか、そういうことか…。理解できたぞ…」

上条「なんだって…!?」

土御門「…!やれやれ、俺も今やっとこのカラクリに気付いたぜよ…」

ステイル「読み取り機だ…。あのお菓子があの子の魔道書を読み取るような役割を持っていたんだ…!」

>上条「魔道書にたけのこの里の事なんて書いてあるわけねーだろ!」

>インデックス「あるもんー!サクサクがおいしいって書いてあるんだもんー!」

これがフラグだったのか

上条「読み取り機…?たしかインデックスの頭の中の魔道書を読み取るのは、かなり危険な行為なんじゃなかったっけ?」

土御門「…おそらく、魔術に必要な術式だけを魔道書から読み取るような仕組みになってたんぜよ。例えるなら…」

土御門「磁石のついた一枚カードを、山札の中から対極の磁石を使って釣り上げる…って感じかニャー」

ステイル「補足するなら、そのお菓子が術式を読み取った瞬間に魔術が発動するようにも設定されていた…」

上条「…そういえば、インデックスにきのこの山を渡した瞬間に言い争いになったんだよな…」

土御門「…そう言えば聞いた事があるぞ。きのことたけのこは古くから対を表す象徴だったと、」

土御門「そしてそれらを応用し、人々の精神をも対にしてしまうと言う恐ろしい魔術が過去に存在したと…!」

ステイル「…おそらく、きのこの山やたけのこの里の形状、成分、内容量、包装…と言った、」

ステイル「商品として生産されている状態がその魔術の途中までの術式を担っていたのだろう…」

上条「…そしてそのお菓子がインデックスの頭の中の術式を読み取ることで術式が完成、発動したってわけか…」

土御門「インデックスの手にお菓子が渡るという事が、この魔術を発動するのスイッチだった…とも言えるんだニャー」

上条「…という事は、今回の事件の犯人はこのお菓子の"製造メーカー"ってことなのか?」

土御門「きのこの山やたけのこの里の製造メーカーなんて超有名ぜよ?…"メイジ製菓"なんだニャー」


ステイル「…そもそも、"メイジ"と言う言葉の古くからの意味くらい、君なら知っているはずだろう?」

土御門「!!………魔法使い…だニャー!」

>>103
すげーwww

インデックス「………ここで魔力の流れがプッツリ途切れてる。結界か何かが張ってあるのかも…」

アクセラレータ「つーか、ここ"メイジ製菓"のビルだぞ?そりゃああのお菓子を作ってるメーカーだけどよぉ…」

ラストオーダー「こんにちはー!見学したいんですけどー…ってあれ?誰も居ないよ?ってミサカはミサカは…」

アクセラレータ「ビル内の明かりが付いてて誰も居ねぇってのは、何処かオカシイな…」

インデックス「…!こっちの方から強い魔力を感知したかも!」てててっ

ラストオーダー「探検だー!ってミサカはミサカははしゃいでみたり!」とととっ

アクセラレータ「あの白いのどこまで行く気だよ…オマエも付いて行くンじゃねぇ!」タタタッ


インデックス「………ここだ。この部屋に何かあるかも」

アクセラレータ「有るに決まってんだろ…。会社なんだから…」

ラストオーダー「それではお先にー!ってミサカはミサカはドアを蹴ってお邪魔してみたりー!」ドンッ

アクセラレータ「おい!…ってこれは…!?」

インデックス「ひっ人が…たくさん血を流して倒れてるんだよ!?うっ…」げろげろ

?「………おや、魔道書図書館本人が殴り込んでくるとは思いもしなかったのであるな…」

アクセラレータ「な…んだアイツ?…この状況の中、普通にイスに座ってやがる…!?」

?「私は"メイジ製菓"社長。この会社の代表であり、設立者でもあるぞ」

もっと褒めてくれ

>>227
どん兵衛かき揚げ(笑)

アクセラレータ「…っつこたァ、テメエが今回の黒幕って事でイイんだなァ?」

メイジ社長「…おや?私の魔術が通用しないのであるな。もしや貴様ら全員同じ派閥であるな?」

アクセラレータ「俺はお菓子になんて興味ねぇからよ…。知ったこっちゃねぇな」

アクセラレータ「…コイツらの場合は、逆に何でも来いの食いしん坊バンザイなんだろーよ」

ラストオーダー「何でも来い!ってミサカはミサカは好き嫌いしません!」

インデックス「…まさか、この術式は"きのこたけのこ戦争"の魔術の応用!?」

メイジ社長「…さすが禁書目録である。まぁ、手の内が読まれる事はある程度予想済みであったが…」

インデックス「…そうか、これを利用してこの学園都市を崩壊させようって魂胆なんだね」

アクセラレータ「なん…だと…!?」

メイジ社長「そうである。そのために設立した会社なのであるからな…。この時を待ちわびていたぞ!」

メイジ社長「………もっとも、本来ならばこの計画はあと数百年先に行われる予定だったのであったのだがな」

インデックス「…私が学園都市に来たから。だから計画が数百年縮められた!そう言いたいんでしょ!?」

メイジ社長「その通りである!貴様のような人間さえ居なければ、こんな事態にはならなかったのである!ハハハ!」

インデックス「くっ…!私のせいで…ううぅ………うぅ…うぅぅぅぅ…」


アクセラレータ「…そりゃあ、誰かがそこに居りゃあ何だって起こりえる事だろうが」

インデックス「え…?」

アクセラレータ「自分がここ居なきゃこんな事起きなかった…なんて、誰だって経験する事だろーがって言ってんだよ」

アクセラレータ「…もっとも?俺こそこんな所に居なきゃ良かったんだけどよぉ…」

ラストオーダー「………」

アクセラレータ「…それでも、ここに居ても良かったって思える事だって今の俺にはある…」

アクセラレータ「だから、"居なければ良かった理由"があったとしても…」

アクセラレータ「"居なければ良かった人間"なんてのは、どこを捜しても居ねーって事なんだよォ!」

メイジ社長「ほざけ…!異端者が!貴様ごとき"能力者"が介入して良い一件ではないのであるぞ!」

アクセラレータ「メンドクセェ…、用はテメェを倒しちまえば済む話なんだろ…?」

インデックス「術者を倒せば、この魔術を止められる事には間違いないけど…」


メイジ社長「見くびってもらっては困るのであるぞ…能力者が!私はイギリス清教の中でも…」

アクセラレータ「ベラベラ喋ってる暇があったら…かかって来いよ三下がァ!」バシュッ

メイジ社長「!?…ぎゃあああああああああああ!!私の…腕が…腕がああぁぁぁぁぁぁ…!」

インデックス「すごい…防御結界も張ってるはずなのに…」

アクセラレータ「…あぁ?オマエ、本当は弱っちぃンじゃねーの?」

インデックス「……その腕ではもう術式も刻めないね。降参したら?」

アクセラレータ「ハッ!なんだもうお終いかよ…!学園都市の平和はあっさり守られちまったなぁ?」

メイジ社長「クッ…ぐあああああぁぁぁぁっ!」ぎゅ…ぎゅ…

ラストオーダー「あ!千切れた腕と自分の血で地面に何か書いてる!ってミサカはミサカは…」

インデックス「!!魔方陣を完成させるのが早い!………アレは!」

アクセラレータ「…この野郎!まだ何かしようって…」

メイジ社長「もう遅いのである!…"この空間の時間を巻き戻す…っ!"」

アクセラレータ「クッ…!?なんだこの光は!」ピカーッ

インデックス「まずい!数分前にこの部屋に居なかった私達は…消えて無くなっちゃう!」

メイジ社長「ハハハ!貴様の望み通り、"居なかった事にしてやるのである!"」

アクセラレータ「ク、クソ…ガ………!!」シューッ…

………
……


メイジ社長「………腕が戻ってのである。そして侵入者どもは消え去った…。はは…ハハハハハ!」


上条「侵入者がどうしたって?」

口調が後方のアックアwww

メイジ社長「は!?…まだ侵入者が居たのか!クソッ!なぜ互いに殺し合わないのである!?」

上条「そりゃあ…決まってんだろ」

土御門「俺達3人はきのこ派なんだニャー」

ステイル「…まぁ、そういうわけだ」

メイジ社長「クッ…!もしや貴様らはイギリス清教の人間ではないのであるのか…!?」

ステイル「いかにも。…あなたの事もよくご存じですよ?」

土御門「大昔に消息を絶って以来、既に死亡したと思われていた方にお会い出来て大変光栄に思うんだニャー!」


ステイル「………!!おいイマジンブレイカーの持ち主、今すぐ"部屋の真ん中を思い切り右手で叩け!"」

メイジ社長「!?」

上条「…こうか!?」パキィッ

―ドサッドサドサドサッ

メイジ社長「ぎ…ぎゃああああああああああああっ!?また腕があああああああああ!?」

上条「インデックス!それに…アクセラレータとラストオーダーまで!?」

土御門「これは…空間転移と時間転移を合わせた魔術か!?」

メイジ社長「ど…どうしてこの最強の魔術が打ち破られたのであるか…!?」

映画化するなら明治製菓がスポンサーか
いい販促映画になるぞww

ステイル「決まっているだろ。…より最強の能力だからさ」

メイジ社長「ひ…ひぃ…!」ぎゅ…ぎゅ…

土御門「…おい!まだ魔方陣か何かを完成させようとしてるぞ…!」

ステイル「…イノケンティウス!」ゴアアァッ

メイジ社長「ぎゃあああああああああああ!!」ジュアアアァァァ…

ステイル「千切れた腕の断面を焼かせてもらった。それで完全に止血できたな」

上条「そうか、血文字で魔術を発動させようとしてたのか…!」

メイジ社長「ご、ごめんな…さ………ゆる、ゆるし…」

ステイル「…君の右手なら、充分この男の魔術は止められるだろう」

土御門「じゃあカミやん!いつものやったって!」


上条「………例えてめぇの貧相な幻想でも、」

メイジ社長「ゆるし…ゆる…ゆるりゅりゅりゅうるるう………」

上条「俺の右手が…骨までキレイにぶち殺してやるよおおおおおおおっ!」

メイジ社長「ひ…ひいいいぃぃぃぃぃぃい!?っっっうぐええええええええあぁぁぁぁぁあああああ!?」

―バキイィィィィィィィィイイッ!!

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インデックス「………ホントなんだよ!私が魔力の流れだけで中心を読み当てたって所までは覚えてるんだから!」

上条「…っつっても、魔術の影響でその後の記憶が無いって事は、誰にもインデックスさんの功績は証明できないよなぁ」

インデックス「ムキーッ!誰かと一緒に来たって所までも覚えてるから、その人に聞くとわかるんだよー!」がぶーっ

上条「痛ぇー!?って、それだとその人達も覚えてねぇんじゃねーの…ってぎゃー!」ガラッ

土御門「おーっすカミやん。…つか、なんでインデックスじゃなくてカミやんが入院してんぜよー?」

上条「あのな…。お前が俺の鳩尾をぶん殴ったときに危うく肋骨に致命傷レベルのケガを負ってたんですけど…」

インデックス「私は前後の記憶がないだけで、他は全然大丈夫みたいだったんだよ!」

土御門「そりゃあ悪い事したニャー。ほら、お見舞いのメロン…はもったいないからコンビニのプリンぜよ」

インデックス「わー!これ食べていいの!?」

土御門「いいぜよー。あ、でもココは飲食禁止だからロビーに行って食べるといいんだニャー」

インデックス「わーい!」てててっ


上条「はぁ…いたわりがほしい…」

土御門「…それで今回の件だが、魔術師のメイジ社長はイギリス清教が預かることになったんぜよ」

土御門「メイジ製菓は、名前と代表者を変えて経営を存続される事になったらしいが…」

上条「…とりあえず、きのこの山もたけのこの里も販売中止になる事は無いってわけか。何だか複雑だな…」

ケンカはや~め~て~ 争わないで~
きのこたけのこ好みもあるけど
みんな素敵じゃだめかしら

やっぱ別商品として販売してるから軋轢が生まれるんだよな
半分ずつ1つの箱にいれて販売するのが一番いいよ
商品名は
「たけ」のこの「里」 と
き「のこの」山 とで3文字ずついただいて
「たけのこの里」でいいじゃん

土御門「何言ってるんぜよ!まだきのこの山が食べられるってことだぜカミやんー!」

上条「…土御門にはまだ魔術の効力が残ってるみたいだな。…その幻想をぶち殺す!」バキッ

土御門「ぎゃっ!?じょ…冗談!冗談ぜよー!…まぁ実際、"きのこたけのこ戦争"はたまに起こるみたいだニャー?」

上条「…まぁそれはきっと、単純に"どちらも美味しい"から起こる問題なんだろうけどさ…」ガラッ

御坂「…ちょっとアンタ!勝負はどうするのよ!罰ゲームも!」

上条「うわ、御坂!?…ってあれ、土御門の奴はどこに行きやがった…?」

御坂「誰も居ないじゃない。っていうかキョロキョロしてないで、私の話聞いてるの!?」

上条「罰ゲームの話ぃ?あぁ、だったら今度の大覇星祭の時にでも持ち越してくれよ…」

御坂「それは良い案ね…!じゃあ詳しい事は当日話し合いましょう!」ガラッ

上条「風のようにやって来て去っていったな…。まぁとりあえずこれで病室も静かにな…」ガラッ

インデックス「………とうまー!ロビーでプリンを食べてたら、病院の人に怒られたんだよー!」

上条「当たり前だ!」

インデックス「むー!でもとうまが食べて来いって言ったんだよー!だよー!」がぶっ

上条「それは俺じゃねーってぎゃあぁぁぁぁあ! ふこー…!っと、今は静かにしねーっと…」


上条「(………他の病室の人に迷惑がかかるからな)」

おしまい。

一方「よくわかンねェが、タケノコの頭からキノコ生やしたデザインにすりゃいいンじゃねェのか?」
小萌「それはいい考えなのですよー。是非ともメイジ製菓にお手紙を――」
黄泉川「そうは問屋が卸さないじゃーん。それって要するにタケノコがキノコに乗っ取られた、
     即ち敗北したと同義じゃん」
一方「何を馬鹿なこと言ってン……」
小萌「ちっ……バレました」
一方(……頭痛ェ…………)

インデックス「2月22日は猫の日なんだよとうま!」

上条「ところでインデックス、11月11日は何の日か知っているか?」

インデックス「もちろん!ポッキーの日だよ!!ポッキーは大好きなんだよ!」

上条「インデックス何を言ってるんだ。プリッツの日だろプリッツこそが至高だろう。」

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