上条「へぇ、留学生が来るのか」(324)
上条「留学生か。珍しいな」
土御門「なんか学園都市と外部教育機関との交換留学生制度らしいぜよー」
土御門「当初は常盤台とか長天上機学園高レベルな学校が行うモンだったらしいにゃ」
青ピ「楽しみやわー。女の子? 男の子?」
土御門「ま、そんな所に学生に成りすました企業スパイなんかが入り込んだら大問題ぜよ」
上条「だからウチみてーな低レベルな高校にか。理由はともかく楽しみだな」
土御門「そうだにゃー」
上条「で、何処からの留学生なんだ? イギリス? ロシア? ヴァチカン?」
土御門「残念ながら国内留学っつーやつぜよ。確か、熊本だったっけ?」
上条「へー九州かぁ……」
小萌「みなさーん、ホームルーム始めますよー!」
小萌「もう知っている人もいるとは思いますが、今日は交換留学生が来てますよー」
青ピ「はい! 先生! その子は女の子ですか? それとも男の娘ですか!?」
小萌「はいはーい。喜べヤロウどもー。そして残念乙女たちー。来るのは女の子でーす!」
青ピ「やったでー! せんせー! その子はどんな子ですかー!」
姫神「私の。アイデンティティーが。失われる」
小萌「まあまあ。落ち着きなさいなのですよー」
小萌「百聞は一見にしかずなのですよ。それじゃ、入ってきちゃってください!」
上条「……まさか、ここでインデックスとか来ないよな」
神裂「神裂火織です。宜しくお願いします」
上条「え?」
青ピ「巨乳ポニテお姉さんタイプキターーー!!」
神裂「……って、あ、あなたはか、上条当麻!?」
上条「は? え? ちょ、待て。落ち着け、俺」
上条「…………おい。土御門」
土御門「おー、カミやんはあの留学生とお知り合いかにゃー?(棒読み)」
上条「おい。無視してんじゃねぇぇぇぇ!!」
小萌「あれー? 神裂さん何してるんですかー?」
神裂「へ? 何って言われたとおりに自己紹介を……」
小萌「何やってるんですか? あなたは留学生じゃなくて教育実習生じゃないですか」
小萌「ホントの留学生さんが廊下で困ってますよー」
小萌「出てきちゃったものは仕方ないので、とりあえず自己紹介続けちゃってくださーい」
神裂「す、すいません!」
神裂「このクラスに教育実習生としてやってきた神裂火織です。至らぬ点はございますが、宜しくお願いします」
土御門「はいはい、質問でーす! 神裂先生は幾つぜよー?」
神裂「(つ、土御門!)……じゅ、じゅうは、じゃなかった。に、21歳です」
青ピ「おかしいでー? どう見ても結婚適齢期過ぎているようにしか……で、ホンマ?」
神裂「(こ、コイツ……)に、21歳です……!」
青ピ「本当に21歳なんですかー?」
神裂「うっせーんだよ」
青ピ「へ?」
神裂「うっせえんだよ! ド素人が!」
神裂「はっ……! す、すいません。取り乱してしまって……」
小萌「いやいや。ウチのバカどもがすいませんねー。女性に年齢訊くなんて失礼きわまりないのですよー」
吹寄「で、先生。ホントの留学生っていうのは……あそこでモジモジしているあの子なんですか?」
小萌「あー、完全に忘れていたのですよー。彼女が交換留学生さんなのです」
五和「い、五和といいます! よ、宜しくお願いします!」
上条「……また厄介ごとに巻き込まれそうな気がしてならない」
小萌「えーっと、そしたら五和さんの席は……」
土御門「せんせー。カミやんの横と後ろが空いているんで、そこに五和さんと神裂さんの席が用意できるにゃー!」
小萌「あ、そうですねー。土御門ちゃんナイスですー。じゃ、そこでお願いしまーす」
上条「よ、よお。神裂に五和……」
神裂「……今回の件に関して土御門から何らかの連絡は?」
上条「いや。全然。留学生が来るぜー、ぐらいにしか」
神裂「ちゃんと伝えろといったはずなのに……使えない。本当に」
上条「で、何故、お二人はここに……?」
五和「詳しくは後で説明するので……すいません!」
上条「いや、どうせ魔術絡みだろ? お前らも大変だよなー」
一時間目 数学
「……となって、さて。この問題は、誰にしようかなっと」
上条(わ、わかんねー! 入院してる時に授業進めるんじゃねーよ!)
「それじゃ……上条。これ解いてみろ」
上条「は、はい! えーっと、えーっと……ちょっと待ってくださいねー」
上条(わ、わかる訳ねーだろォ! こんな公式覚えてすらいねーもん!)
上条(誰かに助けを……吹寄! って目、逸らしてんじゃねェェェェ!)
五和「答えはx=3ですよ。上条さん」 ボソッ
上条「へ? あ、X=3です!」
「……正解だ。もう少し早く答えられるようにしろよ」
二時間目 武道 剣道
「えーっと、確か神裂さんは剣道がお得意だとか」
神裂「剣道というか、剣術でしょうか。剣道もある程度は出来ますが」
「それはよかった。……ちょっと生徒相手に出来ますかね?」
神裂「はい。相手は……ああ、そこの背の高い二人。お願いできますか?」
青ピ「はい! 是非! 自分でよければ! 何べんでもご一緒しますでー!」
土御門「俺はちっと腹の調子が……」
神裂「さっきまであんなに元気だったでしょう? 土御門君」
土御門「は、はい……(殺気が! 殺気がァ!)」
神裂「っざけてんじゃねーぞ。お前ら」 ボソッ
青ピ「あれー? 何か怖いお姉さんの声が聞こえたような気がするんやけど……」
土御門「き、気のせいぜよ。じゃあな、カミやん」
神裂「救われぬ者に救いの手を(Salvere000)」
上条「……なあ、さっきの視えたか?」
五和「ほんの少しだけ。あれじゃあ認識できてもよけられませんね……」
上条(瞬殺ってのはこういうのを言うんだろうな)
五和(敵に反撃の暇さえ与えず一撃で……流石、女教皇様です)
バギッ
神裂「おや、竹刀が……」
「おかしいですね。古くなってたんでしょうか……」
土御門「おれ、らがわ、るかっ、たぜよ……」
青ピ「ご、ごめんな……さ、い」
昼休み
吹寄「そういえば他の3バカはどうしたの?」
上条「保健室。そろそろ戻ってくるだろう。精神的ダメージが無ければ」
吹寄「そうか。……あー、そう。貴様は食堂を使うか?」
上条「ああ。今日は使うつもりだけど? なんだ、一緒に行くか?」
吹寄「生憎、私は弁当があるのよ。で、神裂さんと五和さんを連れて行ってくれないかな、と」
上条「そんなことか。わかった。じゃあ行こうぜ。神裂、五和」
上条「そこの券売機で食券買ってくれ」
五和「えーっと、流石、学園都市ですね。メニューがたくさんです」
上条「まあな。値段も手頃だしな」
五和「それじゃ、私はこれにしよっと」
上条「行くか。あれ? 神裂は?」
神裂「な、何ですか! この機械は……! ちょっと!」
ガタガタ ピーピーピー
『エラーガハッセイシマシタ エラーガハッセイシマシタ』
上条「ちょ、何してくれてんですか!? 神裂さん!?」
神裂「こ、この機械が悪いんです。何処にもボタンが着いてないじゃないですか」
神裂「その上、お金も戻ってこないし。仕方なく揺らしたらコレですよ。おかしいんじゃないんですか、この機械は?」
上条「……これはな、タッチパネルっつーんだよ。ちなみに学園都市の無人販売の機械はセキュリティの問題で揺らしたり衝撃与えると警報が鳴るようになってんだ」
神裂「…………それぐらい知ってました」
上条「知ったたの!? なら何故!? わざとですか!?」
神裂「冗談で」
上条「冗談でやっていい事とやっちゃダメな事があるんだよ! ちなみにコレは後者な!」
神裂「それより、私はお腹が減りました。上条当麻、私の代わりに食券を購入してください」
上条「はいはい。わかりましたよ……」
上条「なんとか全員分の食事が用意できましたか……」
五和「あ、あのっ、これ、おしぼりです!」
上条「お、おお。ありがとな。それじゃ、いただきます」
神裂・五和「いただきます」
上条「で、何でお前ら二人が学園都市に? しかも神裂が教育実習生って……にあわ―――
ヒュンッ。
神裂「はい? 何が言いましたか?」
上条「い、いや、何でも。(は、箸がテーブルに突き刺さってる!?)」
五和「その理由については放課後にでも話したいと思いますので。長くなりますし」
放課後
小萌「さよーなら、なのですよー!」
土御門「さ、散々な目にあったぜよ……」
青ピ「なんか新たな扉が開かれそうやー。新境地やでー」
上条「それじゃ、話してもらおうか」
五和「は、はい。えーっと、今回なんですが、アックアの時と殆ど同じです」
上条「……つまり、オレを狙う魔術師がいると」
神裂「ええ。アックアのような強敵では無いとおもいますが、念には念をいれてということで」
五和「前回は本当に危なかったですし。最初から女教皇様と私の二人で警護にあたろうと」
上条「で、留学生と教育実習生っつー訳か」
五和「はい。当初は天草式の若い人たちをほとんど送り込むはずだったんですが、やっぱり難しくて」
五和「結局、留学生として私が。教育実習生として女教皇様が、という形になってしまったんです」
神裂「これなら何の問題も無く常に警護を行えますので。逆に天草式の者が多すぎてもダメでしょうね」
上条「へー。わざわざ悪いな。で、二人は何処に泊まるんだ?」
神裂「え? 何を言っているんですか? 私達が警護対象と別の場所に寝泊りする訳が無いでしょう」
神裂「あなたの家にお邪魔します。というか泊まります」
五和(か、上条さんと同じ部屋で……! や、やった……!)
上条「で、オレに意見する権利とかはあるんでしょうか?」
神裂「ありません。……まあ、おきていたら体がバラバラでもよろしいのなら」
上条「あー、でもどうするか。流石にうちの家に四人は厳しいぜ?」
神裂「インデックスのことならご安心を。念のため、ステイルが既にイギリスに連れ帰っています」
神裂「二人を一緒に警護するのよりも分担したほうが楽ですので」
五和「ロンドンにはアニェーゼ部隊をはじめとした方々がいますので。彼女は安全ですよ」
上条「そっか。よかった」
上条「警護してもらってる身で文句は言えないか。さ、帰ろうか」
神裂「夕飯は私達が作りますが、材料などはあるのでしょうか?」
上条「あー。どうだろ……三人分はないかな。帰りにスーパーでも寄っていくか」
五和「はい!(上条さんとスーパー!)」
五和「私、頑張りますよ!」
上条「おお、よろしくな」
上条「ただいまー。って、本当にいねーな」
五和「今頃、音速旅客機でユーラシア大陸上空を飛んでるんじゃないでしょうか?」
上条「あー、アレか。アレね」
神裂「さ、早い所作っちゃいましょう。五和、手伝ってください」
五和「いいですよ。私がやりますから。(せっかくのチャンス……いくら女教皇様でも渡せない!)」
神裂「遠慮しないで下さい。このぐらいは私がやりますので」
五和「いやいや。わざわざ女教皇様の手を煩わせる訳には……(上条さんはアナタになんか渡しませんよ?)」
神裂「いいですって。たまには私のいう事も―――
上条「だァー! ストップ、ストップ! 二人で一品づつ作ればいいだろ!」
五和「か、上条さんがそういうなら……はい。わかりました」
五和「頑張って作るので、ちゃんと食べてくださいね!」
上条「ああ。期待してるよ、あ、神裂もよろしくな」
神裂「あなたに言われなくてもわかっています。ご心配なく、多少の料理は出来ますので」
上条「……なんだろう。女の子の料理が食べれるっていうのに、この不安は」
上条「とてつもなく悪い予感がする。というか悪い予感しかしない」
五和「出来ました! たくさんありますので、たっぷり食べてくださいね!」
五和「あ、鍋いっぱいに作っちゃったんで、量とかは全然心配しなくて大丈夫です」
五和「……残したりしたらイヤ、ですよ」
上条「わ、わかってるぜ。い、いただきまーす」
むぐむぐ。もぐもぐ。
上条「こ、これは……!」
上条「上手い! 前も美味かったけど、それにも増して……最高だぜ、五和!」
五和「そ、そうですか! ありがとうございます!」
神裂「……どうぞ。五和のほど美味くは作れませんでしたが」
上条「あのー、神裂さん? 怒ってらっしゃるでしょうか?」
神裂「何を言ってるんですか。私が怒る? 何故?」
上条「い、いやぁ。何でもございません。いただきます」
むぐむぐ。もぐもぐ
神裂「どうでしょうか?」
上条「美味いよ。五和のにも負けないぐらい美味いぜ!」
神裂「そう、ですか。ありがとうございます」
五和「そろそろお風呂にしますか? 沸いてますよ」
上条「そんな事まで。自分の家なのに、悪いな。つーか、よく気が利くな、五和は」
五和「い、いえ。そんな……ひ、冷えちゃうから早く入ってくださいね」
上条「ああ。そうするよ。えーっと、タオルは……よし、それじゃ」
上条「アレ? 何で風呂場まで着いてくるんですか?」
神裂「何を今更。何度も言いますがアナタは護衛対象なんですよ」
神裂「護衛対象を人間が油断するであろう入浴中に一人にするとお思いで?」
上条「い、いや。それは最もな訳だが……」
神裂「ということで、私達もご一緒させていただきますね」
神裂「……少しは準備があるので。先に入っていてください」
神裂「変な顔をしないで。先に言いますが、へんな事をしようものなら七天七刀の錆になりますので」
上条「……はい(す、少しでも桃色イベントを期待した俺がバカだった)」
五和「お、お邪魔します……」
上条「あ、ああ。って、五和も!?(水着ですか、そう来たか!)」
上条(いや、裸でこられるよりはマシだけど……つーか、これでも十分エロい)
五和「は、はい。あ、あの……あんまりジロジロみないで下さいね」
上条「あ、ああ!」
五和「あ、あの! お、お背中流しましょうか!」
上条「い、いや。いいって。いや、本当に、マジで」
五和「……ダメ、ですか。それとも、私だからイヤなんですか?」
上条「そ、そういう訳じゃなくて……(涙目、上目遣い!? は、反則です!)」
五和「ですよね。私みたいな女、イヤですよね。もっと魅力的な人とかいますもんね」
上条「違うって……あー、もう! 是非、お願いします! 五和さん!」
五和「いいんですか! はい! やらせていただきます!」
ID変わった?
いちおうトリップ
遅かったorz
上条(た、保て俺の理性とか、その他色々!)
五和「痛くないですか?」
上条「あ、ああ。ちょうどいいよ」
五和「それじゃ、流しますね」
じゃあー。
神裂「……。何をやっているんですか」
上条「……か、神裂さん?」
五和「こ、これは別にイヤらしい事とかじゃなくて……!」
神裂「五和は少し静かにしていてください。で、何をやっているんですか」
上条「いや、ホント、何もしてませんって。いや、マジで」
神裂「そうですか。なら、その膨らんでいるモノは?」
上条「……熱膨張?」
神裂「…………」
上条「……仕方ない事ですよ。むしろ襲わなかった時点で俺は紳士ですよ?」
上条「むしろ、この状況でこうならない奴のほうが変だって。不全かホモじゃねーか」
上条「健全な男子高校生としては当然の反応でしてね……」
神裂「………………。」
上条「っていうか無言はやめよう! マジで何も話さないと怖いから!」
上条「ほ、ほら。五和だってビミョウに怖がってるじゃねぇか!」
神裂「……その五和を見て発情してたのは何処の誰でしょうかね?」
上条「そ、それは……ごめんなさい」
神裂「……五和。あがりましょう。アナタもさっさとあがるように」
神裂「外で待ってます。何かあれば大声でも出してください。それでは」
ガラララ ピシャッ
なんか見覚えある酉だな…
前も日付変わった後に付けてなかった?
上条「悪くない。俺は何にも悪くない。絶対に悪くない」
上条「……出るか」
神裂「もうあがったんですか。先ほどの出来事を想像して行為に浸っているかと思いました」
上条「怒ってますよね。完全に怒ってますよね」
神裂「怒ってはいませんよ。汚らわしいモノを見せ付けられて不機嫌なだけですから」
神裂「……それでは私が入ってきますね。覗いたら明日の朝にはダルマにでもなってるでしょうね」
上条「は、はい」
五和「あ、あの……(ど、どうしよう。すごく話しづらい……)」
上条「本当に悪い。言い訳じゃないんだけど……ごめん」
五和「だ、大丈夫ですよ! 上条さんは変な事しないって信じてますから」
上条「そっか。ありがとな……」
五和「いえ。別に」
神裂「あがりました。お湯に白くて粘ついた液体は無かったのでキレイですよ」
上条「……もういいや。五和、入ってきちゃえよ」
五和「はい。それでは」
ねーちんなにしにきたんだよwwww
護衛対象殺る気満々じゃねぇかww
神裂「五和に変な事はしませんでしたか?」
上条「してねーよ! つーかお前の中で俺はどんな存在なんだ!?」
神裂「水着姿を見て発情する変態」
上条「……間違ってはいないけど! でも、色々とおかしいじゃねえか!」
神裂「大変ですね。夏とかプールにいけるんですか? あ、ずっと前屈みの姿勢でしょうか」
上条「だ・か・らァ! 俺は変態でもなんでもねーし! つーかお前何しに来たんだよ!?」
神裂「何って。護衛ですよ。あなたの。まさか私があなたに会うためにわざわざ来たとでも?」
上条「……ですよね。なんかスイマセン。本当に。謝りきれないぐらいに」
神裂「このぐらいで勘弁してあげましょうか。五和もそろそろあがるでしょうし」
未成年ってどっかにあったはずだから同い年ぐらいじゃね?
五和「いいお湯でした。ありがうございます」
上条「ああ。そろそろ寝るか? 明日も学校だろ?」
神裂「ですね。ところで、人数分の布団はあるのでしょうか?」
上条「……あ。俺とインデックスの二人分、っつーかベットと布団一人分しかねーぞ?」
神裂「……困りましたね。……そのベットなら二人ぐらいは眠れそうですが」
上条「護衛だから片方は寝て、もう片方は起きるって感じじゃないのか?」
神裂「深夜の護衛は天草式の面々が行いますので。私達は昼間フルに活動している分、眠れますよ」
上条「で、何故俺が壁際のベットに押し付けられてるんですか?」
神裂「ここ、布団を床に敷くと窓から丸見えじゃないですか。カーテンしめたといっても狙撃魔術なら一撃ですね」
神裂「まあ、それで死にたいならご自由に。しかし私達にはあなたを護衛する任務があるので。仕方なく」
五和「す、すいません。キツイかもしれませんが……」
上条「いや。大丈夫」
五和「そうですか……? お、おやすみなさい。上条さん」
上条さん達も寝るので、寝ます。
明日の午前9時ぐらいには戻ってこられます
需要なかったら落としてください
明日残っていたら続きを書きたいと思います
おやすみなさい
保守は任せろー
保守
保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
まあ携帯規制だからもう少し長いかな
ageてスレ番が500越えてきたらだと間隔つかみやすいかと…まあ埋めすぎず落とさずで適当にやればおk
ほすほす
後は任せた
おはようございます
続き書きたいとおもいます
保守ありがとー
翌朝
上条「んむ……もう朝か……」
上条「よかった。いつのまにか神裂の布団にもぐりこんで……なんつー事態にはならなかったか」
上条「流石に命は惜しいよなァ……うん」
五和「あ、上条さん。おはようございます、よく眠れましたか?」
上条「五和、おはよう。よく眠れたよ。……あれ? 神裂は?」
五和「今後の予定とかを土御門さんと話し合っているようです。隣の部屋にいるんじゃないですか?」
上条「そっか。それならいいかな」
五和「もう朝御飯できてますよ? 食べますか?」
上条「あー、もう。そのぐらい俺も手伝うのに……ま、いただくよ」
五和「はい!」
むぐむぐ。もぐもぐ
上条「いやー、ホントに五和の飯は美味いな! お嫁さんにしたいぐらいだぜ」
五和「へ!? あ、そ、そんな……わ、私なんかが……!」
上条「なに赤くなってんだよ?」
五和「で、でも上条さんがいいっていうなら……」ゴニョゴニョ
上条「ん? どうした?」
五和「な、なんでもないです! お弁当あるので、早く行っちゃいましょう!」
上条「そうだな。って、弁当まで作ってくれたのか」
五和「はい。上条さんの為なら何でも出来ますから」
上条「おいおい、流石にそれは言いすぎだろ。好きっつーわけじゃねーんだからさ」
五和「い、いや、そ、その……」
神裂「五和、上条当麻。そろそろ行きましょうか」
五和「は、はい!(よかったぁ……すごく気まずかった)」
神裂「何をボーっとしてるんですか? 置いて行きますよ」
上条「してねぇよ! っていうか神裂さん、俺に対する対応が酷くないですか?」
神裂「気のせいでしょう。あまり騒ぐと舌を引き千切りますよ」
上条「あのさ、俺、護衛対象だったよな? たった今、護衛にした引き千切るとか言われたんだけど」
五和「……た、多分そうだと。で、でも上条さんは私が絶対守りますから!」
土御門「ねーちんの機嫌が悪い?」
上条「そうなんだよ。なんつーかツンツンしてるっつーの?」
土御門「……今の話を聞く辺りだとカミやんにも非があるようなきがするぜよ」
上条「そりゃあそうだけど。いくらなんでも酷すぎじゃないか? お前の同僚だろ、何とかしろよ」
土御門「俺に聖人相手に戦えと? そんなの無理っつーもんぜよ」
上条「さいですか。ま、学校にいる間は大丈夫だろうな」
土御門「まー、そうだにゃ。流石に学校で暴れるほどねーちんはガキじゃないぜよ」
土御門「カミやんも大変ぜよ(ま、そんな事は昨晩盗聴してたから丸解りにゃー)」
土御門「(さて、ねーちんもついに……緊急事態ぜよ)」
土御門「あ、建宮かにゃ? 大変ぜよ。ねーちんが、ねーちんが!」
建宮『な、なんだってー!? 女教皇様まで……上条当麻、恐るべしのよ!』
土御門「っつーことで早急に対応を練るぜよ。またあの天使が君臨しようものなら……!」
建宮『その点なら問題ないのよ。既に大精霊は控えているのよ。堕天使に対抗は出来る』
土御門「……そうかにゃー。となると決戦はカミやん宅か。……ちょっと隠しカメラ仕掛けてくるぜよ」
建宮『よろしくのよ。あ、後で見せてくれのよ』
土御門「あとはどうやってアレをねーちんに着せるかだけど……問題なさそうにゃー」
神裂「土御門。上条当麻の機嫌があまりよくないのだが……」
土御門「どーせ、ねーちんが何か言ったり、やったりしたんぜよ?」
神裂「そ、そうなんですけど……」
土御門「礼儀っていうモンは大切にゃー。日本人は重んじらしいぜよ」
神裂「つ、つまり、それは……!」
土御門「例のモノはカミやんの家に届いているぜよ。ちなみにカミやんは今日補習で遅いから」
五和「あ、アレを……ですか?」
土御門「そうだにゃー。というかアレしかもう手は無いぜよ」
五和「で、でも……!」
土御門「五和がんな格好すればカミやんはもう一発KOぜよ。後は何でもし放題にゃー」
五和「え! そ、それは、本当ですか!?」
土御門「にゃー。例のモノは家に届いてるぜよ。ファイトにゃー!」
上条「あー、補習ダルいィ……」
土御門「事ある毎に入院するカミやんが悪いぜよ。つーか出席日数足りてんのかにゃ?」
上条「……多分、ギリギリ」
小萌「だからわざわざ補習なんてやってるんじゃないんですかー」
小萌「さーおバカちゃんたち、お勉強の時間ですよ。もう一片、一年生やりたい人は帰ってください、さよならですー」
上条「うう、不幸だー」
土御門「まあまあ、カミやんもそう嘆くなって」
上条「だってよー、家帰ったら神裂が機嫌悪いままだろうし……不幸だ」
土御門「まーまー。何かいいことあるぜよ」
青ピ「家帰ったらメイドさんがお帰りなさいませご主人様ーとかいいでー!」
小萌「そ、そこの三人! バカな話はやめて勉強集中しないと先生怒っちゃいますよ!」
青ピ「怒った小萌先生も可愛いでー!」
上条「ンなバカみてーな事があるわけねーだろ」
上条「第一、うちにいるのは世界に20人もいない聖人と魔術師だぜ」
上条「まあ神裂のほうは……思い出すのも恐ろしい。あのときは世界の限界を目撃したな……」
上条「ま、幻想を見てねぇで現実見ろってことか」
上条「ただいまー」
五和・神裂「「お帰りなさいませ。ご主人様」」
上条「え? え? え?」
上条「えぇえぇっぇぇぇえぇぇっぇぇぇぇぇ!!?」
五和「お、お荷物をお持ちします!」
上条「い、いいって! つーか、何!? その格好と態度は!?」
神裂「……あなたは一度見ているでしょう」
上条「た、確かに。そうだけれども! 今、何でこんな格好しているんだよ!?」
神裂「土御門に言われて。……あなたはこういうのが好きらしいですね」
五和「えっと、私も土御門さんに着てみろって……変、ですかね?」
上条「似合ってるけど! 可愛いけど!」
五和「よかった……ありがとうございます!」
上条「喜ばないで! ここは少なからず恥ずかしがるポイントだから!」
神裂「で、どういうポーズが好きなんですか。こんな感じでしょうか?」
上条「だァ! 神裂!? な、なつーポーズをとってるんだ!?」
神裂「……昨日はアナタに迷惑をかけてしまったので」
上条「こんなの望んでないから! いや、マジで!」
神裂「私ではダメでしょうか? それとも服を着ている時点でダメなのでしょうかね」
上条「治ってない! お前の頭の中の上条さんは間違いなく変態じゃねーか!」
神裂「それでは、制服とか特定の衣装では無いとダメとか? もしかして大人の人は無理なんでしょうか」
上条「だァァァァ! そういう事言うなぁ!」
五和「え……上条さんってロリコンなんですか……」
神裂「そういえば思い当たるフシが……」
上条「ないから!」
五和「上条さんがどんな嗜好でも、き、気にしませんから……」
神裂「……何をやっているんですか、アナタは」
上条「……あーハイハイ。もういいですよ。ったく、お前らもさっさと着替えろよ」
神裂「はいはい。私服に欲情するタイプですかね。お望みどおり、五和も着替えましょうか」
五和「は、はい」
上条(で、結局はいつもの格好ですか。十分エロいっつーの)
上条「なあ、神裂さん。機嫌直してくださいって」
神裂「何度も言いますが私は決して機嫌が悪くはありませんので」
五和「女教皇様……何かあったんでしょうかね」
上条「ああ、五和も気になるか。あー、どうすりゃいんだろ」
五和「……何か誘ってみてはどうでしょう? えーっと、温泉とか?」
上条「あー。すきそうだもんな。わかった。ちょっと行って来る」
神裂「銭湯? いいですけど、護衛はどうするんですか?」
上条「あ」
神裂「まさかそんな簡単な事も考えられずに提案した訳じゃありませんよね」
上条「えーっと、それは……その……」
神裂「結論から言えばダメですね。というか無理です。諦めましょう」
神裂「敵の魔術師はいつやってくるかわからないのですよ? 今この瞬間に襲われる可能性だってあります」
上条「あ、ああ。あのさ、神裂。……ごめんな」
神裂「な、何を謝っているんですか」
上条「俺が悪かったよ。神裂はさ、俺の為にこんな事までしてくれてるんだもんな」
神裂「……任務です。それに、アナタが死んだらあの子が悲しむでしょう」
上条「そっか。ともかく、ありがとな」
神裂「……いえ。こちらこそ」
神裂イラネ
神裂「べ、別にアナタのためにいるわけではありませんので……!」
神裂「勘違いしないで下さいね」
上条「ああ、わかってるよ」
五和「よくなったみたいで良かったです。さ、ご飯作っちゃいましょう」
上条「そうだな、手伝うよ」
建宮「ま、こんなモノなのよ」
土御門「いつものカミやんならここからねーちん押し倒すぐらいはやっちまうんだぜい」
建宮「さーて、そしたら俺らはカメラの映像を記録して―――
神裂『何をやっているんでしょうかね? 土御門。建宮』
土御門「あれ? ねーちんの声が聞こえるぜよ。壁、そんなに薄かったっけにゃー?」
神裂『こんな所にまでカメラが。こんなローアングルだと中身まで写っちゃってるんじゃないんですか?』
神裂『記録装置は土御門の家でしょうか……すいません。少し隣の部屋に』
ピンポーン ピーンポーン
土御門「……! (い、息を潜めるにゃー)」
建宮「……。(とてつもない殺気を感じるのよ……!)」
ピーンポーン ピーンポーン ピンポンピンポンピンポンピンポン...
土御門「ひ、ひぃぃ!!」
建宮「なッ! お、おい土御門! くそ、メモリーだけ持ってにげやっがたのよ!」
土御門「殺される……!」
>>126
,;r'"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ヽ、
,r'";;;;:::::;彡-=―-=:、;;;;;;ヽ、
/;;ィ''"´ _,,,,....ニ、 ,.,_ `ヾ;;;;〉
`i!:: ,rニ彡三=、' ゙''ニ≧=、!´ 屋上へ行こうぜ・・・・・・
r'ニヽ, ( ・ソ,; (、・') i'
ll' '゙ ,;:'''"´~~,f_,,j ヾ~`''ヾ. 久しぶりに・・・・・・
ヽ) , : ''" `ー''^ヘ i!
ll`7´ _,r''二ニヽ. l ズレちまったよ・・・・・・
!::: ^''"''ー-=゙ゝ リ
l;::: ヾ゙゙`^''フ /
人、 `゙’゙::. イ
いやいやここは俺が引き受けるぜ
書き手は何処行った…
すいません
色々で出かけてました
上条「ったく、何やってんだか……」
五和「……大変ですね。土御門さんに、建宮さんもですか」
上条「呆れるばかりだぜ……」
神裂「もう逃げられませんよ、土御門。建宮」
土御門「な、何言ってるニャー。ねーちんも気づいてんだろ?」
建宮「女教皇ともあろう方が気づかないはずが無いのよ」
五和「……女教皇様たちは何処まで―――ッ!?」
上条「? どうしたいつ―――
突如、大きな爆発音と同時に当麻の部屋のガラスが粉砕された。
上条「なっ!? なんだ!?」
土御門「本命が襲撃開始、っと。さーて、カミやんを狙う魔術師成敗タイムぜよ」
建宮「まずは一人。まー、俺達三人について来ちまったのが運の尽きよの」
神裂「いいんですか? こんなにホイホイ着いて来てしまって」
土御門「魔法名を名乗ってやるぜよ。背中刺す刃(Fallere825)」
神裂「救われぬ者に救いの手を(Salvere000)。逃がしはしませんよ」
上条「来やがったかッ……!」
五和「逃げてください! ここは私が……って、きゃあっ!」
再びの爆撃が壁を粉砕し、部屋に置かれた物を吹き飛ばす。
上条「相手が何処から攻撃してっかもわからねェんだぞ! とりあえず逃げて体制を立て直そう!」
五和「は、はい!」
神裂「あっけないですね。これで上条当麻の命を狙う? 笑わせてくれます」
魔術師A「……くっ、き、貴様、神裂火織か……!」
神裂「ええ。まあ、あなたには色々と話していただきますので。お願いしますね」
Prrrrrrrrr Prrrrrrrrrr!
上条「土御門から……! おい! どうなってんだ!?」
土御門『あ、カミやん。まだ生きてるかにゃ? なんか走ってるっぽいから足はあるみたいだにゃー』
土御門『わかってると思うけど、魔術師の襲撃が始まったにゃー』
上条「わかってる! こっちは絶賛爆撃狙撃され中だっつーの!」
土御門『ま、こっちは相手が魔術使う暇も無く倒しちゃったけど、今ねーちんがごうも、もとい取調べ行ってるにゃー』
土御門『しばらく時間かかるから、それまで精々生き延びてにゃー』
上条「ちょ、待て……ってオイ!」
五和「ど、どうしましょうか?」
上条「とりあえず逃げるしかねぇだろ。幸い、爆撃なら右手で打ち消せる」
なんか書こうと思ったら落ちてた
戦闘描写とか下手糞なので目つぶってください
路地裏を逃げる二人の目の前の空間が一瞬、ゆがむ。
僅かな歪みに気づいた上条が右手を前に差し出したのとほぼ同時に目の前の空間が爆発した。
上条「ッそ! 何だ、コレは!」
五和「予備動作が殆どなしの遠距離空間爆撃……!」
上条「ここみたいな狭い路地裏なら爆撃が来る場所はわかるが……こりゃ厳しいぜ」
五和「……どこかに、私達を見れる場所に術者がいるはずです」
上条「ああ。まずはソイツを見つけてぶっ飛ばす。行くぜ、五和」
五和「はい……!」
?「あれが異能の力を打ち消す右手、か。厄介なモンだぜ……」
?「逃げ惑えゴミ共。ククク……いい気分だぜ」
轟っ!と音をたてて爆発した空間に上条が右手を突き出す。
空間から放たれた爆風は四方へと飛び散り、消え去った。
上条「キリがねぇ! 狭い路地でもジリ貧じゃねえか!」
五和「……一度、開いた場所に出ましょう。このままじゃあダメです」
五和「この魔術はある程度の範囲までしか作用しないでしょう。つまり、射程距圏外に出てしまえば……」
上条「……向こうの方から出てくるっつーことか!」
上条「でも、流石に一般人のいるところであんな事されたら……!」
五和「それなら方法がありますよ。あなたも幾度か見た事があるでしょう」
五和「人払いのルーンを張ります。……すいませんが、少し路地裏を逃げ回ってください」
上条「ああ。どうせアイツの狙いは俺だしな……任せとけ」
五和「五分、五分で貼り終えます。すいません、宜しくお願いします」
上条「任せたぞ、五和」
上条「土御門!どうなってる!」
土御門『こっちはこっちで大変ぜよ! 連中、周りへの被害を考えてない!』
上条「くそッ……そっちもかよ! 俺らの方は俺らで何とかする」
土御門『逃げ足が速い奴ばかりで散々ぜよ。今、ねーちんと建宮が応戦中で悪いけどそっちにはいけないにゃー』
上条「ああ。わかった。気をつけろよ」
土御門『誰に物言ってるにゃ? 気をつけるのはカミやんのほうぜよ!』
上条「だっはァ!?」
当麻の声が路地裏に響いた。
空間が歪んだのを見たときには右手を突き出す暇は無かった。
実を屈め、姿勢を低くして全速力で路地裏を掛ける。
大きく踏み込み跳んだ所で、背中からほんの数ミリの空間が爆発した。
上条「ッぶねェ……くそ、五分が長く感じる……!」
?「ククククク……! そうだ、そうだ。逃げ惑え、ゴミ共」
?「どうせお前らは俺様に殺されるんだからよぉ!」
Prrrrrr Prrrrrrrrrr!!
上条「五和か!? ルーンは貼り終えたのか!?」
五和『はい。場所は第七学区の大型交差点です。相手を誘い出してください』
上条「……わかった。いますぐ行く。待ってろ!」
?「……? 逃げるのか?」
?「逃げられはしねーよ。俺の爆撃からはな」
第七学区 大型交差点
上条「……!? 五和がいない……くそ、どうしたんだ!?」
上条「……。(攻撃は来ない。ある程度離れると無理みたいだな)」
?「あー、あー。ったくよォ。面倒くせぇ。なんで俺様がこんな雑魚に付き合わなきゃならねーんだ」
誰もいない交差点に立っているのは当麻と銀色の長い髪、そしてバインダーをつけた男だった。
上条「テメェか。爆撃ヤロー」
?「上条当麻か。あー、もう一人の女は部下とヤッてんだろ」
上条「ふざけやがって……! 周りの被害も考えないで、むやみに魔術使って、テメェら!」
?「ハァ? んなぐらいの攻撃で死ぬ奴が悪いんだろ? テメェらバカじゃねーのか?」
上条「……いいぜ、テメェがそう思ってんなら。まずはその幻想をぶち殺す!」
?「やってみろォ! カスがァ!」
※注意 一方さんじゃないよ
?「テメェの能力っつーのは異能を打ち消す幻想殺しだったっけか」
?「いい能力だ。……それでは、消し炭になる前に俺の力も教えてやろうか」
?「遠距離空間爆撃術式。射程範囲内の指定した空間を爆撃する魔術だ」
?「さっきみたいに標的が移動していたり、狭い場所にいると座標指定が上手くいかなくて、ロクな攻撃が出来ないがな」
?「射程距離は大体100メートル。つまりだな……」
?「こんだけ開けた場所で、この距離ならいつでもお前を殺せるんだよ!」
上条「……ッ!(来る……!)」
歪む空間。路地裏の時のように一つではない。
見えるだけでも六ヶ所。約一秒のタイムラグを置いて、爆発が起きる。
轟音が交差点に響き渡り、砂煙が舞い辺りを覆い隠す。
「もう終わりか? もう少し楽しませろよ」
上条「ふ、ざッ、ける、なァッ!」
声を上げ、当麻は砂煙をかきわけ走る。
目の前に現れる爆撃は右手で防ぎ、時には爆撃を追い越し爆風を追い風に変え、
銀髪の男へ向かって走る。
「調子に乗るなよ……!」
瞬間、当麻の視界全域が歪んだ。
上条(なッ……! ヤバ―――)
空間がはじける。
「……(複数の爆撃を一つに集中させた一点集中型の攻撃だ。一瞬で体が消し炭だろう)」
上条「ついてねーな、アンタはよォ!」
けれども、上条当麻は倒れはしなかった。
むしろ、魔術攻撃を一つに纏めてしまった事により、幻想殺しにとっては有利な状況を作り出したのだ。
「く、くそ……!」
銀髪の男と当麻の距離は既にゼロに近かった。
上条「うぉぉぉぉぉ!!」
当麻の拳が銀髪の男の左頬にのめりこみ、銀髪の男は大きく吹き飛んだ。
「ぐはぁっ……!」
五和「大丈夫ですか!? 上条さん!」
上条「……五和! 無事だったか。よかった」
五和「はい。何とか。女教皇様たちはまだ手こずっているようですが……」
上条「そうか。さっさと俺達も行くか―――
上条「五和ッ! 危ないっ!」
瞬間。当麻が五和の前に回る。
右手を使う暇など無かった。五和を守る、それだけの行動。
自らに背を向けた当麻に、銀髪の男は爆撃を放った。
「……ハハ…ハ……! ……いいだろう…!」
「あくまでも抗うつもりか虫ケラ共が!」
「わが魔術の……終焉を味わえ!」
銀髪の男が空に向かって手を掲げる。
手から約5メートル程の点を中心として空間が歪み始め、それが少しづつ大きくなっていく。
歪んだ空間は爆撃に変わり、まるで空間自体が爆発を続けているようなモノが作り上げられた。
「……全方位を補足する攻撃要塞。貴様らに生き残る術はない!」
上条「く、くそ……!」
五和「に、逃げましょう! そのケガじゃ…・・・!」
ビルの裏に逃げ込んだ二人。五和が上条のケガを診る
五和「ど、どうしよう……。わ、私を庇って……」
五和「私が……ワタシガ……あ、ああ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「どうした!? 逃がさないといったはずだ。さっさと出てこないと周りを攻撃するぞ!?」
上条「い、つわ……」
五和「しゃ、喋っちゃダメですよ!」
上条「……けが、すこしだけでも、いいからなおしてくれ」
五和「治すって……行くつもりですか!? こんなケガなのに!?」
上条「お、おれがいかねーと。アイツは普通の人を攻撃するだろ……?」
五和「でも……わ、私が! 私が行きます!」
五和「私、いつもアナタの役に立てなかったから……」
五和「テッラと戦ったときも、アックアの時だって! 何も、何も出来なかった!」
五和「……それなのに、上条さんだけ傷ついて……そんなの、私……ッ!」
五和「今回、あなたの護衛を任されて……私、思ったんです」
五和「……今度こそは上条さんを守ろう、って」
上条「五和……」
五和「だから大丈夫です。私、頑張れますから」
上条「でも……!」
五和「大丈夫ですって。私、少し嬉しいんです。初めて上条さんの役に立てて」
……それは違う。
言おうとした言葉が出なかった。
五和「……私、上条さんのことが好きですから」
そういい残して、五和は手に持つ槍を強く握り締めるとその場から走り去っていった。
「何だ? 貴様などに用はない。上条当麻はどこにいる?」
五和「上条さんには近づけません。あなたは……私が止めます」
「面白い……! 貴様に何が出きるか、見せてみろ!」
超能力じゃないですか
バースト系の
>>185
わかる人いた。その通り、某第五星将さんです
銀髪の男によって作り出されたエネルギーの塊。
その球体のは常に爆発が繰り返されていて、その様子はまるで太陽の用だった。
五和(……術式の詳細は不明。おそらく、アレ自体に攻撃は殆ど効果無し)
五和(となれば狙うのは術者自身……ッ!)
五和「七教七刃ッ!」
放たれた無数の鋼糸が虚空を進む。
七方向から一気に手足や心臓を切り刻む天草式の技法、七教七刃。
弾丸よりも早い速度で空を翔る鋼糸は銀髪の男に迫り、
「その程度か?」
空中に浮かぶ爆撃の塊から無数の爆撃が銀髪の男の前にの地面に撃ち出された。
弾幕、というレベルではない。最早、爆撃で形成された防護壁。鋼糸は糸も簡単に崩れ去った。
五和「なっ……!」
「先ほどの術式、天草式か。……となるとアレはとっておきか」
「もうアレ以上の物は無いだろう。さあ、どうする?」
対抗する術が無いと知っていても。
五和は立ち上がり、地面に落ちていた槍を強く握り締めて、構える。
「最後まで立ち向かうか。……そうだな。上条当麻を差し出せ。そうすれば見逃そう」
五和「そうですか。……お断りです」
「……そうか、そうか。死ね。虫ケラ」
視界が真赤に染まる。
爆撃が無数に繰り出され、存在する物、全てを破壊しながら五和に迫り、
―――唯閃。
僅かに金属が擦れる音がして。
ぶわぁ、と目の前に迫っていた爆撃の壁が真っ二つに切り裂かれた。
「なっ……!」
それに一瞬だけ遅れて銀髪の男がうめき声をもらす。
銀髪の男の右腕は肩からスッパリと切断され、地面に転がっていた。
神裂「……すいません。予想以上に強敵でして」
神裂「よくやりましたね、五和。……下がっていてください」
五和「女教皇様……?」
神裂「間に合ってよかったです。あとは私がやりますので」
五和「い、いえ! 私も……私も戦います!」
神裂「……はい。それでは後方支援をお願いします。……行きますよ」
たんっ、と地面を軽やかに蹴る音がして、神裂は空に飛んだ。
倒れかけていた銀髪の男は体制を建て直し空中の神裂をにらみつける。
「調子にのるんじゃねぇ! 塵埃と散れ!」
爆撃の塊かた無数に放たれる爆撃の弾丸。
人間の限界を超えた動作で神裂は全ての爆撃の弾丸を刀で防ぐ。そして、
神裂「―――五和ッ!」
落下をしながら叫んだ。その声は確かに届く。
五和が聞くと同時に走り出しした。神裂に意識を奪われていた銀髪の男の攻撃は五和に届かない。
走りながら、敵をしっかりと見定めて、五和は槍を強く握り締める。
五和「やぁぁァァぁっぁあ!!」
その槍は銀髪の男を貫いた。
「ぐがっ……!」
口から鮮血を噴出しながらも銀髪の男はふらつき、それでもなお立ち上がる。
「ふ、ざけるな……ふざけるな……ふざけるなァァァァァァッァッァァァぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
銀髪の男は口が裂けんばかりの雄たけびをあげ、左手を爆撃の塊に向かって掲げる。
神裂「……まだ何か奥の手が!?」
五和「……!?(爆撃の塊が……縮小? いや、アレは……!)」
「俺の力を一点に圧縮した超圧縮爆撃……!」
「一撃、一撃の爆撃は防げてもコレはどうだ……?」
「上条当麻はもういい……。ただ、お前らはここで殺す! 絶対にだ!」
「避けたければ勝手に避けろ。その代わり、この周囲に多大な被害が及ぶ。死人も一人や二人じゃないだろうな」
神裂「……くっ!」
「所詮、貴様らの強さなどその程度だ。弱者を守ろうとして崩れるほどでしかないんだ!」
そう言って、銀髪の男は超圧縮した爆撃の塊を放つ。
神裂は真正面からそれを受け止めるために七天七刀に手を伸ばすが、
上条「違ぇよ。コイツらは弱くなんか無い。テメェなんかよりもずっと強い……」
声を聞いて、手が止まる。
バキン、と何かが割れる音がして超圧縮された爆撃の塊は四方に飛散して消え去った。
上条「コイツらはな、知ってんだよ。守ることの大切さを。……それがわかんねぇお前が、コイツらに勝てる訳がねぇだろ!」
上条「……それでも、それでもテメェがコイツらよりも強いっつーんなら」
上条「その幻想をぶち殺す!」
支援
上条「テメェみてえな弱い奴じゃあ、俺にすら勝てねぇよ……!」
動けなくても不思議なぐらいのダメージを負っているにも関わらずに、ふらついた足で、
一歩づつ、少しづつ、銀髪の男に歩み寄る。全ての力を出しつくし、ダメージを喰らった銀髪の男に反撃することは出来ない。
上条「うぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
上条「ん……ここは……」
カエル医者「やあ。おはよう。ケガはどうかな?」
上条「ああ。また病院か……」
カエル医者「そう。また、だね。今度は爆発に巻き込まれたのかい?」
上条「そんな所です」
カエル医者「君も大変だね。あ、明日には退院できるよ?」
カエル医者「どうせ、そろそろ出席日数が危ないんだろう? ちょっと早いけど仕方ないかな?」
上条「どうも……」
小萌「退院おめでとうなのですよー、上条ちゃん」
上条「もう二度と勘弁ですね。とは言っても遣りかねませんけど」
小萌「そして、残念ですけど、さようならなのです。神裂さんに五和ちゃん」
五和「短い間でしたけど、皆さんといれてとても楽しかったです」
神裂「教育実習をこの素晴らしい高校で過ごせたことを大変、良かったと思っています。ありがとうございました」
上条「……はぁ。(これでまた普通の日常か)」
すいません。寝ます。
九時ぐらいには来れると思います。
明日、残っていれば終わらせます。
乙
保守は任せろー
保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
まだ大分有るから平気だろうけど埋めるのもほどほどにな
保守
珍しいか?単独で何度か立ってたりしたが
誰か後頼む…
神裂「短い間でしたが、本当にお騒がせしてすいませんでした」
上条「いやいや。神裂達は十分頑張ってくれたよ。こっちがお礼しなきゃな
神裂「そうですか。ケガのほうは大丈夫でしょうか?」
上条「ああ。もうバッチリ全回復だぜ!」
神裂「よかったです。……そろそろ飛行機の時間なので、それでは」
五和「さ、さようなら!」
『ロンドン行きJAN938便、五分後に出発です』
土御門「飛行機は行っちまうっぽいけど、もういいぜよか?」
五和「それは、その……」
神裂「……困りましたね。上条当麻の家に忘れ物をしてしまいました」
神裂「私と土御門は用があるので行けませんが……五和、行ってもらえますか?」
五和「そ、それじゃあ、行ってきます!」
神裂「……行きましたかね」
土御門「で、ねーちん。忘れ物って何だにゃー?」
神裂「そうですね……心残り、とかでいいでしょうか?」
土御門「救われぬ者に救いの手、ねえ……まあ、あとは五和次第にゃー」
土御門「なんつーか、ねーちんらしいぜよ」
神裂「……バカな事を言ってないで。さっさと行きましょう」
―――彼に言いたい事があるのでしょう?
―――早く行ってきなさい。後悔してからでは遅いですから。
五和「か、上条さん……!」
上条「ん? 五和じゃねーか。どうしたんだ?」
五和「えっと、その……か、上条さんに言いたいことがあって……!」
五和「あの時、私が言ったこと、覚えてますか……?」
上条「……ああ、アレか。覚えてるさ、嬉しかったぜ」
五和「え……あ、ほ、本当ですか!?」
上条「ああ。五和が俺の事を守ってくれたから」
五和「……え?」
上条「ん? だって、アレだろ。"大丈夫ですって。私、少し嬉しいんです。初めて上条さんの役に立てて"っていうの」
五和「そ、その後は……」
上条「あー。悪い。その後って意識が朦朧としてて覚えてないんだ」
上条「で、気づいたら神裂がいて。それで飛び出した、みたいな感じだな。何かあったのか?」
五和「そ、そうですか……べ、別に大したことじゃありませんので!」
上条「そっか。じゃあな、五和」
五和「さようなら。上条さん。また今度」
土御門「で、結局カミやんはダメだったと」
五和「でもいいんです。また次がありますから」
土御門「んじゃ頑張るぜよー。少しは応援してるにゃー」
支援
後日
土御門「あ、ねーちん。面白い物があるぜよー!」
神裂「何ですか、土御門。……っ!?」
土御門「いやぁ、堕天使と大精霊の対決。貴重すぎる一枚ぜよ」
土御門「なんかこの出来を他の奴に見せたいにゃー。あ、シェリー辺りならわかってくれそうぜよ」
神裂「や、やめなさいっ!」
土御門「あるぇ? 人に物をお願いする時にはそれなりの姿勢が必要ぜよ?」
神裂「なっ……何が望みですか?」
土御門「いやー、例えばさー。ねーちん堕天使エロメイドverの一日奉仕とか?」
土御門「もちろん記録はしないっつー条件で。そうすれば写真捨ててあげるぜよ」
神裂「……いいでしょう。やればいいんだろ! ド変態が!」
え?何この展開…
| 三_二 / ト⊥-((`⌒)、_i | |
〉─_,. -‐='\ '‐<'´\/´、ヲ _/、 |
|,.ノ_, '´,.-ニ三-_\ヽ 川 〉レ'>/ ノ
〈´//´| `'t-t_ゥ=、i |:: :::,.-‐'''ノヘ|
. r´`ヽ / `"""`j/ | |くゞ'フ/i/
. |〈:ヽ, Y ::::: ,. ┴:〉: |/
. \ヾ( l ヾ::::ノ |、 エジプトからきたDIOブランドーだ
j .>,、l _,-ニ-ニ、, |))
! >ニ<:| 、;;;;;;;;;;;;;,. /| ___,. -、 よろしく
| | !、 .| | ( ヽ-ゝ _i,.>-t--、
ヽ| | ヽ\ _,..:::::::. / .| `''''フく _,. -ゝ┴-r-、
..|.| | :::::ヽ<::::::::::::::::>゛ |_ _,.-''"´ / ̄,./´ ゝ_'ヲ
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:.ヽ‐'''!-‐''"´::::::::::::::::: ̄ ̄`~''‐-、_ / にニ'/,.、-t‐┴―'''''ヽ
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\  ̄\―-- 、 _::::::::::::::::::::__::/ / /  ̄ ) ノ__'-ノ
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ヽ ヽ\ \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / ゝニ--‐、‐ |
l ヽヽ \:::::::::::::::::::::::::::::::/ /‐<_ ヽ |ヽ
禁書「ただいまなんだよ!」
上条「おかえり、インデックス」
禁書「ロンドンは楽しかったんだよ! オルソラのご飯も食べれたし!」
上条「そっか。よかったな。向こうは安全だったか?」
禁書「こっちはね。とうま、また無茶したんだって? 今度は爆撃?」
上条「まあな。いつも通り元気になったから、大丈夫だよ。それに……今回は神裂も五和もいたから」
禁書「そっか。よかったね、とうま!」
上条「うん、そうだな。あ、そういえばまだ鍋に五和の料理が残ってるけど……どうする?」
禁書「お腹いっぱいご飯くれると嬉しいな!」
おわり
なんとか終わらせられました。
投稿ペースが不定期だったり、突然いなくなったりしてスイマセン。
後半の銀髪の男。モデルというかそのまんまですが、PSYRENのドルキさんです
能力的には美琴にも勝てるかもしれないです。ただ、ちょっとだけお頭が足りなかったり
魔術サイドの五和、神裂のssだったので、いつも背景にいた通行止めコンビも排除
最終的に上条さんが誰ともくっつかないssは初めてだったり。終わり方がビミョウかも
結局、ヒロインは誰だったのか
土御門消えろと思ったのは初めてだ…
乙
土御門は義妹一筋だろこのダボがそこを曲げんじゃねーよ
>>245 なんかいいIDだな
上条「留学生か。珍しいな」
土御門「なんか学園都市と外部教育機関との交換留学生制度らしいぜよー」
土御門「当初は常盤台とか長天上機学園高レベルな学校が行うモンだったらしいにゃ」
青ピ「楽しみやわー。女の子? 男の子?」
土御門「ま、そんな所に学生に成りすました企業スパイなんかが入り込んだら大問題ぜよ」
上条「だからウチみてーな低レベルな高校にか。理由はともかく楽しみだな」
土御門「そうだにゃー」
上条「で、何処からの留学生なんだ? イギリス? ロシア? ヴァチカン?」
土御門「確か、イタリアぜよ」
上条「へーイタリアかぁ……」
小萌「みなさーん、ホームルーム始めますよー!」
小萌「もう知っている人もいるとは思いますが、今日は交換留学生が来てますよー」
青ピ「はい! 先生! その子は女の子ですか? それとも男の娘ですか!?」
小萌「はいはーい。喜べ乙女たちー。そして残念野郎どもー。来るのは男の子でーす!」
青ピ「なんやねんな! せんせー テンション下がるわー!」
姫神「良かった私の。アイデンティティーが。保たれる」
小萌「まあまあ。落ち着きなさいなのですよー」
小萌「百聞は一見にしかずなのですよ。それじゃ、入ってきちゃってください!」
上条「……まさか、ここでインデックスとか来ないよな」
| 三_二 / ト⊥-((`⌒)、_i | |
〉─_,. -‐='\ '‐<'´\/´、ヲ _/、 |
|,.ノ_, '´,.-ニ三-_\ヽ 川 〉レ'>/ ノ
〈´//´| `'t-t_ゥ=、i |:: :::,.-‐'''ノヘ|
. r´`ヽ / `"""`j/ | |くゞ'フ/i/
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. \ヾ( l ヾ::::ノ |、 DIOブランドーだ
j .>,、l _,-ニ-ニ、, |))
! >ニ<:| 、;;;;;;;;;;;;;,. /| ___,. -、 よろしく
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ヽ| | ヽ\ _,..:::::::. / .| `''''フく _,. -ゝ┴-r-、
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ヽ ヽ\ \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / ゝニ--‐、‐ |
l ヽヽ \:::::::::::::::::::::::::::::::/ /‐<_ ヽ |ヽ
青髪「…」
小萌「あれー? DIOさん何してるんですかー?」
DIO「? 何って言われたとおりに自己紹介だが……」
小萌「何やってるんですか? あなたは留学生じゃなくて教育実習生じゃないですか」
小萌「ホントの留学生さんが廊下で困ってますよー」
小萌「出てきちゃったものは仕方ないので、とりあえず自己紹介続けちゃってくださーい」
DIO「ふん…よかろう!」
DIO「このクラスに教育実習生としてやってきたDIO・ブランドーだ。」
土御門「はいはい、質問でーす! DIO先生は幾つぜよー?」
DIO「最初の質問がそれか、鉄板というやつか。くだらんな」
青ピ「いきなりそのキャラはきついでー。まあやろうの年齢なんか気にならんけどなー」
DIO「(こ、コイツ……)100歳だ……!」
青ピ「本当に100歳なんですかー?キャラ定まってないでー?」
DIO「黙れ」
青ピ「へ?」
DIO「ピーピー騒ぐな ド低能が」
DIO「ムっ……! おっと。取り乱してしまったな……」
小萌「いやいや。ウチのバカどもがすいませんねー。」
吹寄「で、先生。ホントの留学生っていうのは……あそこで凛凛としているあの子なんですか?」
小萌「あー、完全に忘れていたのですよー。彼が交換留学生さんなのです」
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`‐` 、.... ' ` 、 ___,. ' , '´ .;;.、/ , `, 転校生のジョルノ・ジョバーナです
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. 、 l '、ヒェテ.l .、`T;;;;;;' ,; l .l,'./ よろしくお願いします。
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上条「……また厄介ごとに巻き込まれそうな気がしてならない」
小萌「えーっと、そしたらジョルノ君の席は……」
土御門「せんせー。カミやんの横と後ろが空いているんで、そこにジョルノ君とDIOさんの席が用意できるにゃー!」
小萌「あ、そうですねー。土御門ちゃんナイスですー。じゃ、そこでお願いしまーす」
上条「よ、よお。俺は上条…上条トウマだ。よろしくな…」
ジョルノ「……こちらこそよろしくお願いします。ジョジョと呼んでください」
DIO「ふん…」
上条「……」
上条「で、何故、ジョジョは日本に……?」
ジョルノ「詳しいことは言えません。すいません!」
上条「いや…そうなんだ? まあ色々あるよなー」
一時間目 数学
「……となって、さて。この問題は、誰にしようかなっと」
上条(わ、わかんねー! 入院してる時に授業進めるんじゃねーよ!)
「それじゃ……上条。これ解いてみろ」
上条「は、はい! えーっと、えーっと……ちょっと待ってくださいねー」
上条(わ、わかる訳ねーだろォ! こんな公式覚えてすらいねーもん!)
上条(誰かに助けを……吹寄! って目、逸らしてんじゃねェェェェ!)
ジョルノ「答えはx=3ですよ。上条さん」 ボソッ
上条「へ? あ、X=3です!」
「……正解だ。もう少し早く答えられるようにしろよ」
二時間目 武道 剣道
「えーっと、確かDIOさんは剣道がお得いですか?」
DIO「さあな試したことはない、だがこのDIOにできぬことはそうそうあるまい」
「それはよかった。……ちょっと生徒相手に出来ますかね?」
DIO「…。まあよい。(少しばかり茶番に付き合ってやるか)……、そこの背の高い男!」
青ピ「ご指名か! 自分でよければ! 何べんでもご一緒しますでー!」
土御門「(なんかいやな予感がするぜ)俺はちっと腹の調子が……」
DIO「さっきまであんなに元気だっただろう? 土御門君…」
土御門「は、はい……(殺気が! 殺気がァ!)」
上条(瞬殺ってのはこういうのを言うんだろうな)
ジョルノ(敵に反撃の暇さえ与えず一撃で……流石です)
バギッ
DIO「おや、棒きれが……」
「おかしいですね。古くなってたんでしょうか……」
土御門「おれ、らがわ、るかっ、たぜよ……」
青ピ「ご、ごめんな……さ、いもう許し…て」
昼休み
吹寄「そういえば他の3バカはどうしたの?」
上条「保健室。そろそろ戻ってくるだろう。精神的ダメージが無ければ」
吹寄「そうか。……あー、そう。貴様は食堂を使うか?」
上条「ああ。今日は使うつもりだけど? なんだ、一緒に行くか?」
吹寄「生憎、私は弁当があるのよ。で、ジョルノ君とDIOさんを連れて行ってくれないかな、と」
上条「そんなことか。わかった。じゃあ行こうぜ。ジョルノ、DIOさん」
上条「そこの券売機で食券買ってくれ」
ジョルノ「えーっと、流石、学園都市ですね。メニューがたくさんです」
上条「まあな。値段も手頃だしな」
ジョルノ「それじゃ、僕はこれにしよう」
上条「行くか。あれ? DIOさんは?」
DIO「な、何んだ! この箱は……! ちょっと!」
ガタガタ ピーピーピー
『エラーガハッセイシマシタ エラーガハッセイシマシタ』
DIO「URYYYYYY」ボカンッ
上条「ちょ、何してくれてんですか!? DIOさん!?」
DIO「この機械が悪いのだ。そもそもこのDIOの生まれた時代にはこんなものは無かった」
DIO「その上、金も戻ってこないし。当然の結果というわけだ」
上条「……これはな、タッチパネルっつーんだよ。ちなみに学園都市の無人販売の機械はセキュリティの問題で揺らしたり衝撃与えると警報が鳴るようになってんだ」
DIO「…………それぐらいこのDIOがしらんとでも?」
上条「知ったたの!? なら何故!? わざとですか!?」
DIO「冗談のつうじん奴だ」
上条「冗談でやっていい事とやっちゃダメな事があるんです! ちなみにコレは後者な!」
DIO「それより、私は腹が減った。上条当麻、代わりに貴様の血をいただくとしよう」
上条「はいはい。わかりまし……!?」
上条「なんとか全員分の食事が用意できましたか……」
ジョルノ「あ、すいません父が…、これ、輸血パックです!」
上条「お、おお。ありがとな。それじゃ、いただきます……お父さんなの!!!」
ジョルノ「いただきます」
上条「…で、マジな話何でお前ら学園都市に? とくにDIOさんあんた一体何者だ」
ドカッ。
DIO「………」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド
上条「い、いや、何でも。(机がいつの間にか真っ二つ!?)」
ジョルノ「その理由については…放課後にでも話したいと思いますので。」ボソ
放課後
小萌「さよーなら、なのですよー!」
土御門「さ、散々な目にあったぜよ……」
青ピ「なんか新たな扉が開かれそうやー。新境地やでー」
上条「それじゃ、話してもらおうか」
ジョルノ「はい。簡単に言うと、あるものを探しに」
上条「……もの?それっていったい…魔術に関係するものか?」
ジョルノ「いいえ。魔術とかそういうのとはまた違いますね。」
上条「魔術関係じゃない?…てっきりそうとばかり」
DIO「………」
ジョルノ「…あなたはスタンド使いというものを知っていますか?」
上条「いや…初めて聞いたな。なんなんだスタンド使いって?」
DIO「話にならんな」
DIO「いくぞジョルノ」
上条「…ちょっとまてよ」
ジョルノ「すいません、この街でも解析不能の能力を持っている者がいると聞いて、てっきりスタンド使いかと」
ジョルノ「この話は忘れてください。では」
姫神「…」
上条「なんだったんだよ、忘れろったって忘れらるわけねーだろ」
上条「どうせまたなんか事件が起こって…ん?」
???「私のそばに近寄るなーーーーーーー」
上条「…行ってみるか」
???「うううううう」
美琴「一体なんなのよ…」
上条「あっビリビリ!」
美琴「!?ッあんたなんでこんなところに」
上条「凄い声が聞こえたから何かと思ってさ……お前一体何したんだよ」
美琴「私は何もしてないわよ…こいつがいきなり私の前に現れて、それで近寄るなーーーーって」
上条「お前何言ってんだ?」
美琴「お起こったことをありのままに伝えただけよ!私にも何が何だか…」
???「ううううううう」
上条「あの~…もしもし一体どうしたんでしょうか?」
美琴「ちょっとほっときなさいよ…」
???「ううう…さっさとやれ」
上条「?」
???「もう…構わん…慣れた…抗えない…やれよさっさとォォォォォ」
上条「…」
???「……………」
美琴「ほら…いくわよ」グイ
上条「おッおい」
???「・・・・・・・」
???「?」
???「…なんだ…いつもと違う?…私はなぜ死なない」
???「期待させておいて…時間差殺しか?」
???「…」
上条「おい、いつまで引っ張るんだよ、もういいだろ」
美琴「あっ…そ、そうね」
上条「…やっぱりさっきの人心配だ…俺戻るわ!」
美琴「やめなさいよ、薬とかやってる危ない奴よきっと」
上条「ならなおさらほっとけないだろ、危険だ」
美琴「はぁ~…じゃあ私も行くわ。あんただけじゃ心配だもん」
???「おい!!!」
美・上「!?」
ジョルノ「とうさん…どうするんですかこれから」
DIO「矢のことはとりあえず置いといて構わんだろう…まずは寝床を探さんとな」
ジョルノ「勢いで飛び出したのはまずかったですね…」
ジョルノ「日光…大丈夫ですか?」
DIO「この辺りで一番でかい屋敷をいただくとしよう」
ジョルノ「ちょっとそれはまずいですよ!」
DIO「ではどうするというのだ?」
ジョルノ「金はあるんです…この街をいったん出て…」
小萌「あーーDIOさんにジョルノ君じゃないですかー!」
D・ジョ「!」
小萌「二人揃って買い物ですかー仲がいいんですねー」
ジョルノ「…先生実は相談が」
美琴「………」
上条「なるほど…本来なら殺されるはずが今回はそれがなかったと」
ディアボロ「そういうことだ。まあまだわからんがな…」
上条「いや…そういう能力にかかっていたとしたらすでに解放されてると思います」
ディアボロ「にわかには信じられん、なにを根拠にそんなことを」
上条「えっとですね・・・・・・・・」
ディアボロ「イマジンブレイカー…」
上条「本当に…本当に私は解放されたのか…」
美琴「あんた疑り深いわね!死なないのが何よりの証拠じゃない?」
ディアボロ「… … … うおおおおおおおおおおおおおおおお」
上・美「ビクッッ!!」
DIO「………」
姫神「………」
小萌「さー狭いですけどくつろいでくださいねー」ニコニコ
ジョルノ(くつろぐといってっも…)
DIO「私は失礼する」ガチャン
小萌「あっDIOさんどこいくんですかー」
小萌「いっちゃいました…」
ジョルノ「まあいいじゃないですか部屋も広くなったことだし。とうさんなら大丈夫ですよ夜ですし」
姫神「…」
DIO「ふん…このDIOがなぜあんな小汚い場所に」ブツブツ
ディアボロ「…さてどうしたものか、解放されたのはいいが寝床を探さねば」
ディアボロ「今すぐにでもイタリアに戻りたいところだが… ん……」ニヤ
DIO「しかたあるまい…あそこの人間を脅して家を乗っ取るとしよう 夜明けも近いしな」
D・ディ「おいそこのお前!!!」
D・ディ「!?」
上条「はー…つかれた」
禁書「う~トーマ遅かったんだよっ!お腹減ったー」
上条「ああ悪かったな…いま作る…ん?」
ピンポーン ピンポーン ピンポーン
禁書「誰か来たんだよ?」
上条「なんだか?いやな予感しかしないんだが…」ガチャ
DIO・ディアボロ「………」
上条「………」
」
バタン
上条「何も見なかった…うん何も見てないし何も来ていない」
禁書「おなか減ったーーー」
上条「おお!いま作るから待ってろインデックス」
上条「今日は何にしようかな~もやしにもやしにもやs」
ドゴオオオオオン
禁・上「!?」
ディアボロ「失礼する」
DIO「ふんさっきの女の家と変わらんではないか」
ディアボロ「恩人の家だぞ文句を言うな」
上条「」
ディアボロ「上条君これからしばらく失礼するよ」
上条「」
DIO「上条とやら…貴様の血はなかなか私に馴染むようだ。またいただくぞ」
上条「」
ディアボロ「それよりまずは何か作ってくれないか…久しぶりに食事をしたい」
上条「」
チュンチュン
土御門「・・・かみやんだいじょうぶかにゃー?顔色悪いぜよ」
上条「 」
青ぴ「まーかみやんのことやからなんかフラグ建ててエーことやってたんちゃうか」
青ぴ「あーほんま羨ましーわ」
上条「 」
ジョルノ「おはよう上条くん」
うわぁ…DIOスレ逝けよ
小萌「はーい では授業を始めますよー」
・・・・・・・・・・
キーンコーンカーンコーン
DIO「さあ食事の時間だ…おい上条当麻」
上条「姫神…ちょっといいか」
姫神「え?」
上条「…」
姫神「…」
DIO「ん?なんだ小娘私に何か用かな?」
上条「DIOさん彼女血を吸われるのが趣味でして吸ってやってもらえませんかね」
DIO「ぬううううううううううううううううう」
ジョルノ「とうさああああああああああああああん」
DIO「こ…このDIOが…こんな…ばかな」
ドドドドドドドドドドドドドドドドド
上条「てめーの敗因はたった一つシンプルな答え…」
上条「てめーは俺をおこらせた」
土御門「・・・・・・・」
青ぴ「なんやこれ」
ディアボロ「…そうか…しかたない能力勝負というのは相性が重要だ」
ディアボロ「DIOであろうと吸血殺しなんていういかにも天敵っぽい者に当たっては…」
上条「はい…非常に残念です…俺がそばに付いていながら…うっ」
ディアボロ(ふふふふっふこれはいい、正直奴は目障りだったからな。)
ディアボロ(奴のスタンドは私のキングクリムゾンに匹敵するほどだ…だが奴がいなくなったならばもはや敵はいない
やはり私が支配者!帝王!そう帝王だ生まれ持った天命)
ディアボロ(DIOを始末する隙を窺っていたがその必要はないまずはこの上条当麻を殺す)
ディアボロ(必要ないと考えていたがイマジンブレイカー……厄介の種は消しておく方がいい)
上条「あの…どうしたんですディアボロさん?」
ディアボロ「ああ…少し感傷に浸っていてね…」
上条「お察しします。でも大丈夫です彼はそんな悲しみを吹き飛ばしてくれるはずですよ」
上条「さ入ってくれ」
ディアボロ「クククククク死ね キングクリムzえ?」
ジョルノ「おじゃまします…」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ディアボロ(こ…こいつはぁぁぁジョルノジョバアアアアナァァァァァl)
ジョルノ「………」
上条「どうしたんですか?ディアボロさん顔が真っ青ですよ~」
ディアボロ「」
ディアボロ「はっ…ここは…?」
チンピラ「おいおっさんよぉぉ…金貸してくんねえかなあ?」
ディアボロ「貴様誰に物を言っているか分かっているのか?」
チンピラ「あ?うっせぇぇぇ金をさっさとだせやぁぁぁl」
ディアボロ「キングクリムゾン!!!!」
グサッ
ディアボロ「え?」
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