戦士「・・・」
僧侶「・・・」
賢者「・・・・」グスッ
魔王「……おい聞いてんのか?返事しろよ」
戦士「………勇者は…死んだよ。」
僧侶「・・・・・ッ」
賢者「私に…わたしにもっと力があれば…勇者ぁぁぁぁッ………」
戦士「お前のせいじゃない。お前は悪くない。」
賢者「で、でも…うぅ……」グスッ
魔王「」
魔王「何があったんだよ…おい。」
僧侶「………勇者は城の結界に突っ込み、……消滅………した…………」
戦士「・・・・・」
賢者「 うう…ぁ…ぁぁ……」
魔王「………は?」
僧侶「世界を闇へと陥れた魔王と言う存在、一見害は内容に見えるピカ○ュウみたいな肩乗りネズミ、「それピカチュウじゃね?by魔王」
僧侶「…黙れよ」
魔王「」
僧侶「村人たちは勇者を神のように崇め、王は勇者に過度の期待を……」
僧侶「そんな状態で旅を続けた勇者は魔王城の前でとうとう精神が崩壊してしまった。(んだと思う。)」
僧侶「……全ては…お前のせいだ!魔王!!!!!」
賢者、戦士「ソーダソーダ!ブーブー」
魔王「まぁ…確かに、確かにな、俺がいなけりゃ村人は平和に暮らしたろうさ。王だって自由に権力を使えただろうさ。勇者だってお前らだってこんな危険な目にあうことはなかっただろう。それでもだ、“魔王を討伐する勇者様”なんだろう?過度の期待は当たり前、プレッシャーは当たり前!んなもんでおかしくなるようじゃ勇者は失格なんだよ。」ドラクエナメンナ!!
魔王「そこの小娘の言う通り。おかしくなった勇者を止められなかったんだお前らが悪い。」
三人「……ッ」
僧侶「ところで。ピカチュウって6kgもあるんです。あんなのに飛び付かれたり飛び乗られたり……サトシ(10)も大変ですね。」フー。
戦士「何年も続けてたらムキムキになれるかもな。」ハハッ
戦士「・・・・その通りだ。その通りだが」
僧侶「・・・貴様が居なければこうはならなかったはずだ。」
賢者「……これ以上犠牲者…被害者を増やさないためにも、私達が貴方をたおします!!!」
魔王「・・・・・・・」
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