阿笠「できたぞ新一、光彦くんの姿煮デミグラスソースあえじゃ」 (82)

コナン「ほんとか?さっそく試してくるぜ!!」

阿笠「くれぐれも悪用するでないぞ~」

学校

ガラッ
コナン「おーい、光彦~」
歩美「光彦くん?今日は休みだよ?」

コナン「光彦が休み?珍しいな~」

灰原「ちょっと」

コナン「ん?なんだ灰原」

灰原「実は彼昨日から家に帰ってないらしいのよ」

コナン「なんだって!?」

コナン「まさかあいつ、黒の組織に・・・」

灰原「ところでさっきからかかえてるそれは何?」

コナン「ああ、これか?光彦の姿煮デミグラスソースあえだぜ」

灰原「あら、そう」

源太「なんかいい匂いするなコナン」


コナン「とりあえず光彦のあしどりをしらべるか・・・」

阿笠宅

コナン「というわけで光彦のあしどりを調べてるんだ」

阿笠「光彦くん?昨日わしの家に来たぞい」

コナン「なんだって!?」

コナン「くわしく聞かせてくれ!博士!!」

昨日

光彦「博士、なんです?話って」

阿笠「ああ」

阿笠「実は頭が良くなる装置が完成したんでの」

阿笠「ぜひ光彦くんに使ってもらいたくて呼んだんじゃよ」

光彦「ほんとですか?博士!!」

光彦「さっそくお願いしますよ!!」

光彦「このお風呂みたいなのに入ればいいんですね!」

阿笠「ああ、そうじゃ。よし蓋をするぞい」

光彦「蓋をするんですか?」

阿笠「ああ、逃げられたら困るじゃろ」

光彦「なるほど~」

阿笠「じゃあスイッチをいれるぞい」

阿笠「熱かったら言っとくれ」

光彦「わかりました!!」

グツグツ

阿笠「どうじゃ~?」

光彦「まだぬるいですよ、博士!」

阿笠「まだ30度じゃからの~」

グツグツグツグツ

阿笠「どうじゃ~?」

光彦「いい湯加減です!!博士!!」

阿笠「そうか、まだ40度じゃからの」

グツグツグツグツ
グツグツグツグツ

阿笠「どうじゃ~?」

光彦「ちょっと熱いですね!!」

阿笠「そうか、まだ50度じゃからの」

光彦「ちょっと出てコーヒー牛乳でもいただきます!!」ザバッ

ゴチン!!光彦はなにかに頭を強打した

光彦「あいたっ!!な、なんですこれ・・・蓋・・・?」

光彦「は、博士!!蓋が邪魔で出れません!!!」ドンドン

阿笠「ああ、戦車やミサイルでさえその蓋は破壊できんのじゃ」

光彦「なんですって!?博士助けてくださいよ!!!」

阿笠「ああ、一気に80度にするぞい」

グツグツボコッボコッ

グツグツボコッボコッ

~5時間経過~

阿笠「しまった、寝てしまったぞい」

阿笠「光彦くん、湯加減はどうじゃ?」

シーン

阿笠「光彦くん?・・・まさか!!」

パカッ 博士は蓋を開けた

阿笠「お、おぉ・・・なんてことじゃ」

阿笠「光彦くんもうたた寝しておったのか」

阿笠「さ、光彦くんほてった体を冷ますにはデミグラスソースが一番なんじゃよ」

ドサッ

阿笠「全身に塗りたくって・・・と」

阿笠「はぁ・・・疲れたぞい、光彦くん、わしは寝るから勝手に帰っていいぞい」

翌朝

阿笠「ふぁ~よく寝たぞい」

阿笠「ん?なんじゃこれは・・・よくわからんがまた新一に頼まれて作ったものじゃろう」

阿笠「新一に連絡せんとな」

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阿笠「・・・というわけなんじゃよ」

コナン「なるほどな・・・」

コナン「博士の長い説明聞いてたら博士の料理完食しちまったぜ」

阿笠「どうじゃった?」

コナン「ああ、デミグラスソースが効いてて旨かったぜ!!」

阿笠「そうか、それは良かった」

コナン「とりあえずまず光彦を見つけようぜ!!本人に聞くのが手っ取り早いぜ!!!」



光彦が見つかることはなかった

Fin

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