ミカサ「オナニー妨害」(114)

ミカサ「エレンはオナニーをしすぎている…」

ミカサ「エレンは隠しているつもりかもしれないが、私にはわかる」

ミカサ「隣にいればわかる…あの匂い」

ミカサ「間違いなく、手淫後の匂い」

ミカサ「…エレンの雄の匂い///」

ミカサ「エレンは…」

ミカサ「…ぁん……」ビリビリッ

ミカサ「この体に電流が流れるような感覚……エレンのオナニーの知らせ!」

ミカサ「エレン!一体どこにいるの!?」ダッ

ダダダダダダ…

キャラ崩壊注意

エレン「今日は…トイレでするか」ガチャッ

エレン「…へっ」ガサガサッ

エレン「まったく…いいエロ本を貰ったもんだぜ」

エレン「ジャンのやつを…少し見直さないとな…」

エレン「…」ペラッ

エレン「おぉ…やべぇ…ムラムラしてきた…」ボッキーン

エレン「……シコるか…」



ミカサ「エレン!」ガチャッ

エレン「どぅわあああああ!?!?」ビクッ

エレン「おっおおおお前なんでここにいんだよ!?ここ男子トイレだぞ!?」

ミカサ「…よかった」

エレン「はぁあぁ!?よかったって 何がだ!?」

ミカサ「なんでもない…」

エレン「なんでもないのに男子トイレに勢いよく入ってくるやつがいるか!?」

ミカサ「確かに…」

エレン「納得してんじゃねえよ!」

ミカサ「…」

エレン「…」

ミカサ「…!」

エレン「…!」

ミカサ「邪魔をした…」

エレン「……おう」

ミカサ「…」スタスタ

エレン「…」

エレン(萎えちまった…)

エレン(この気分じゃしばらくシコれねえな…)

エレン(…まあ、まだ今日は始まったばかりだ。シコる機会はいくらでもあるだろ)

ミカサ「…」

ミカサ「朝一のオナニーは未然に防ぐことができた。これは快挙」

ミカサ「…しかし、エレンは隙あらば、シコる」

ミカサ「そして、数々の誘惑があるだろう…」

ミカサ「なので、ずっとエレンに注意を払い、気をつけなければならない」

ミカサ「…ちなみに、エレンがトイレにいたのを突き止められたのは、アルミンのおかげ」

ミカサ「アルミンにエレンの居所を聞いたら、『トイレにいったよ』と教えてくれた」

ミカサ「後でアルミンを褒めよう」

ミカサ「…さて、今からは食事…」

ミカサ「いくらエレンでも、食堂でシコるなんて大胆かつ犯罪まがいのことはしない」

ミカサ「このとき、エレンはいつどこでシコるか、食べながら考えてるはず…」

ミカサ「…とにかく、食堂に行かないと…間に合わない」

スタスタスタスタ…

食堂

エレン「…」

アルミン「エレン?元気なさそうだけど…」

エレン「ああ…」

エレン(今日は日課の朝オナニーができなかった…)

エレン(これをしねえと、俺の一日は始まんねえってのに…)

エレン(くそっ…ミカサ…)チラッ

ミカサ「///」

エレン(照れてんじゃねえ!

エレン(いつオナる…?)

エレン(休憩時間…いや、10分やそこらじゃ、場所の確保、シコる、後始末が間に合わねえ)

エレン(オナニーするのも楽じゃねえな…)

エレン(…早漏で、尚且つ、人目を気にせずシコれるやつなら…悩まなくてもすむんだが)

エレン(ところ構わずオナニーするやつは…どこでも排便する獣と同じ…)

エレン(俺は…人として、節度のあるオナニーをしなければならない)

エレン(…とりあえず飯食ってエネルギーを蓄えるか…)パクパクモグモグ

アルミン(エレンが険しい表情だ…)

アルミン(何を考えているんだろう…)

アルミン(気が抜ける食事の時間にまで…)

アルミン(…エレンがあんなに頑張っているんだ…)

アルミン(僕もエレンと肩を並べられるような…そんな男にならないと)

アルミン(…そういや、さっきミカサにエレンの行方を聞かれたけど…なんだったんだろう?)

格闘訓練

エレン「よし…いくぞ」

アニ「きな…」

エレン「おらっ!」

アニ「…っ!」

ガシッ

エレン「―――がっ…」

ドサッ

エレン「ぐっ…」

アニ「単調だね…もう少しフェイントなり、技術を身につけなよ」ギリギリ

エレン「首……絞まってる…」ギリギリ

アニ「喋れるんなら大丈夫じゃない?」

エレン「…ん」

アニ「?」

エレン(アニって…いい匂いだな)

エレン(それに…密着してるせいか、ちょっと胸が当たってる…///)モゾモゾ

アニ「ちょっと…抵抗したって無駄だよ」

エレン(思ってたほどやわらかくないな…ちょっと硬い?)モゾモゾ

エレン(とはいっても、石みたいな、そういう硬さじゃなくて…なんだろうな?)

エレン(弾力のある硬さ…というのか…?)

エレン(あ…やべぇ…こんなこと考えてたら…)ボッキーン

アニ「木剣ちゃんとポケットにしまっときなよ。当たってるよ」

ヒュウウウウ…

アニ「!」サッ

ドゴォ

エレン「うおっ!?」

エレン(がっ…勃起してたところに…ピンポイントに…)

エレン(何が落ちてきたんだ……?)

アニ「ライナー…?」

エレン「ライナーが俺の…勃起ポイントに…落下してきただと…?)

エレン(萎えた…)

ミカサ「アニ…」

アニ「…」

ミカサ「…それ…いけない」

アニ「…は?何が?」

ミカサ「エレンに体が触れる…関節技は駄目」

アニ「…どうして?」

ミカサ「それは…知らなくてもいい」

アニ「…私が従う必要がない」

ミカサ「…」

アニ「…」

ゴゴゴゴゴゴゴ…

キース「貴様ら!何をサボっているんだ!」

アニ「…教官のおでましだ」

ミカサ「そう…なら、一旦おあずけ」

アニ「…」

ミカサ「…」

キース「さっさと戻れ!」

エレン(…萎えちまったし、今は訓練に励むか…)

ミカサ「格闘訓練…恐れていたことが起こってしまった」

ミカサ「それは、格闘時における、密着…」

ミカサ「今のエレンは性欲が滾っている、獣…のようなもの」

ミカサ「雄の本能を剥き出しにしている…淫らな獣のような性欲を持っている……はず」

ミカサ「なので…アニ…に限らず、他の女子相手でも、密着すれば、陰茎が総立ち」

ミカサ「…私だとどうなのだろうか?」

ミカサ「今度試してみよう…そして、確かめてみよう…」

ミカサ「…いけない。無駄話が過ぎてしまった」

ミカサ「これからも、エレンのオナニーを妨害しなければならない」

ちょっと中断。また来る

兵法講義

座学教官「―――で、万が一ありうる、平地での立体機動後の着地の際だが―――」カッカッ

エレン(なんでライナーは俺の勃起地点に落下してきた…)

エレン(まあ、そのおかげで萎えて、周りに勃起してたのがバレずにすんだんだが…)

エレン(…それにしても、アニの匂いと…あの…おっ…おっぱ…)

エレン(胸の感触がよかったな……あ、駄目だ今は兵法講義中だ)ムクムク

エレン(…納まれ…俺の勃起…落ち着け…無の境地…今は兵法講義中だ…)

エレンのイェーガー「…立body機motionを維持する…」ギンギン

エレン(駄目だ…納まる気配がねえ…!)

ミカサ(…)

ミカサ(エレンのあの表情…そして、チンポジのチェック…)

ミカサ(間違いなくエレンは勃起している)

ミカサ(恐らく、先ほどのアニとの密着について思い出している…)

ミカサ(…仕方ない…思春期の男子とあらば、あの様な出来事は、立派なおかず材料…)

ミカサ(女体を食らい、それを知るまで、いい思い出になるだろう…)

ミカサ(そして…今、エレンは思い悩んでいる表情を浮かべている…)

ミカサ(それは、授業が難解で、理解が及ばないことを悩んでいるから?…違う)

ミカサ(エレンの悩みはいつでも同じ。オナニー)

ミカサ(エレンは今…勃起を納めようと頭脳を駆使しているであろう…)

ミカサ(でも…残念だ…とても残念だ…)

ミカサ(エレンは…本能を理屈で抑えられるほど大人ではない…)

ミカサ(エレンの勃起が納まるには…萎えてしまうほどの出来事が身に降りかかるか、オナった直後か…)

ミカサ(二つに一つ…)

ミカサ(だが、この室内でオナるなどという行為は不可能…)

ミカサ(それに、兵法講義中では、萎えてしまう出来事も起こらないだろう…)

ミカサ(ここから推測するに…エレンが次に取る行動は―――

エレン「教官!」バッ

座学教官「どうしたイェーガー!」

エレン「お腹が痛いので、トイレに行かせて貰ってもよろしいでしょうか!?」

座学教官「本当に痛いのか!?」

エレン「………………はいっ!」

座学教官「そうか…なら、いってよろしい」

エレン「ありがとうございます!」

ミカサ(やはり……)

ミカサ(あざとい……あざとイェーガー…)

ミカサ(腹痛を理由にすることによって、前屈みになることが可能…)

ミカサ(さらに、腹部を手で覆うようにすることによって、腹痛であることを強調…)

ミカサ(大半の人は…エレンは本当に腹痛なんだ…そう思う)

ミカサ(しかし、そうではない。あの行動は、勃起をカモフラージュする為だけのもの…)

ミカサ(そう。エレンはトイレへ、オナニーをしに行った)

ガラッ


教室の扉が開く音が聞こえた。エレンがオナニーをする為に、トイレへ行った合図のようなものだ。

みんなは特に気に留めなかった。ただの腹痛だ、うんこをしに行ったんだ、もしくは下痢。その程度の認識。

私は、オナニーオナニーと思っていた。

再び、教官は講義を始めた。エレンに気がいったのも束の間、みんなの視線は黒板へ移った。

私は今なお、教室を去る一人の男の後ろ姿が脳裏にこびりついていた。

そして、私はスッと右手を挙げた。

「教官。私もトイレへ行ってよろしいでしょうか」

「アッカーマンもか?」

「はい」

わざと、震える声で言った。

「…いいだろう」

「ありがとうございます」

私はトイレへ行く権利を勝ち取った。

今日はここまで
多分ゆっくり進むことになると思います

ミカサ(エレン…オナニーはさせない…!)

ドスドス ガタガタ

マルコ(あっ振動で消しゴムが)ポロッ

ライナー(ミカサのやつ、床を踏み抜く気か?)

コニー「ふごごっ…Zz…ふぐっ…」パチッ

コニー「…なんだぁ?地震か?」

座学教官「えーっ巨人の……振動すげえなおい」カカッカッカカッポキッ

ベルトルト(うわぁ…振動で黒板の字がぶれてるよ…チョーク折れちゃったし)




ミカサ「…エレンがトイレに入ったのを確認」

ミカサ「…ここは一つ、妨害方法を変えてみるとしよう」

ミカサ「…前回は、ドアを開けて妨害するだけの、シンプル イズ ベスト な妨害方法…」

ミカサ「原点にして頂点…」

ミカサ「全国全世界全宇宙の母方が、まず最初にする方法がこれ…」

ミカサ「ありがちなパターンを挙げるなら…」


『○ャ○!あんた!自分の部屋ちゃんと掃除したの!?』ガチャッ

『ババァ!!ノックしろよ!!』ドピュッ


ミカサ「…と、いったところだろうか…」

ミカサ「…そういえば、オナニーを妨害されたときのエレン…」

ミカサ「今でも、エレンが驚きと焦りに満ちた表情で私を見ながら、ずらし掛けてたズボンを一瞬で戻した姿が忘れられない」

ミカサ「あの時、私とエレンはまさに、母親と息子のような…」

ミカサ「……最近の私は無駄話が多い。これでは駄目」

ミカサ「オナニー妨害に無駄な思考はいらない…」パシッパシッ

ミカサ「…さて、行こう」

男子トイレ

エレン「あぁ…チンコ痛え…」ガチャッ

バタン

ミカサ「エレン、個室へ入る」

ミカサ「行動開始」

男子トイレの個室内

エレン「…」ズルッ

エレン「くそっ…我ながら勃起力強すぎだろ……」

エレンのイェーガー「…立body機motionしてる…」ビンビン

エレン「パンツ突き破ってんじゃねぇか…」

エレン「まぁ…元々パンツは…ボロボロだったからな……破れるのも仕方ねえのか…」

エレン「…後で履き替えねえと…」


ヒタヒタ…ヒタヒタ…


エレン「ん…?」

ヒタヒタ…

エレン(なんだ…?足音……?)

ヒタヒタ…

エレン(足音にしては…小さい音だな…)

ヒタヒタ…

エレン(…これは…足音を抑えて歩いている音か…!)

ヒタ…ヒタ…

エレン(それにしてもさっきから……うろちょろしてんのか?)

エレン(音の方向が定まらねぇ…歩き回っていやがる…)

エレン(俺は一人の空間じゃないと…落ち着いてオナニーできないんだ…!)

エレン(小便ならさっさと済ませてくれ……!)

ヒタヒタ…

エレン(まだ歩き回っていやがる…!こいつ、小便器の品定めでもしてんのか…!?)

ゴーンゴーンゴーンゴーン

エレン(…終わった)

エレン「オナニーできなかった…」

エレン「どうしていつも邪魔される…」

エレン「オナってやる…寝るまで…必ず…っ!」

エレン「…うぅ…」

エレン「どうして邪魔するんだよぉ…誰なんだよ…」

ミカサ(エレンのオナニーの決意…これは確固たる決意)

ミカサ(しかし、その直後の悲壮感…)

ミカサ(エレンは感情の起伏が激しい…)

ミカサ(…もしかしてオナニーができないことによって…?ストレス?)

ミカサ(それだと私の………責任……)


ガヤガヤ コウギダルカッタナー


ミカサ(! 人が来るまえに退散しないと。見つかってしまう)シュバッ

廊下

エレン「んだよこれ…自分がイライラしてんのか悲しいのかわからねえ…」スタスタ


アルミン「エレン!」タッタッタ

エレン「! アルミン!」

アルミン「講義終了まで何してたの?」

エレン「えっ…いや、お前が心配することじゃねえだろ」

アルミン「心配するよ…。トイレに行ったきり帰ってこないし…だから、こうして迎えにきたんだ」

アルミン「何かあったのエレン?便器が詰まったりでもした?」

エレン「…何もねえよ」

アルミン「本当に?」

エレン「ああ…何もなかったんだ…何も…」

アルミン「エレン…?」

ライナー「おいエレン!アルミン!遅れちまうぞ!」

アルミン「ライナーだ」

エレン「…そういや次は馬術だったよな?……いこうぜ」

アルミン「…うん」

アルミン(エレンがなんだか悲しそうだ…両目に涙が浮かんでいるようにも見える…)

アルミン(一体どうしたというんだ…)

アルミン(トイレに行ってからの数分間の間に…なにが?)

アルミン(…エレンの背中が寂しいぞ……自由の翼を背負えなさそうな背中だ…)

ミカサ「…本日三度目の妨害の後…」

ミカサ「こっそりと物陰から覗き見してたけど」

ミカサ「エレンは半泣きだった…」


ミカサ「…ふと思う…私は何か…エレンに対して大それたことをしているような…」

ミカサ「……いや、私は鬼になってでもオナニーを阻止しなければならない…」

ミカサ「ごめんねエレン」

ミカサ「…それにしても、オナニーとはそれほどまでに気持ちがいいものなのだろうか?」

ミカサ「エレンがあそこまで、頑なにオナニーを諦めない姿を見て…少し…」

ミカサ「……」

ミカサ「……やめておこう」

ミカサ「私がオナニーの快楽を覚えてしまうと…誰がエレンのオナニーを阻止できようか。いや、できない」

ミカサ「…というより しないだろう…」

>>58のゴーンゴーンをカーンカーンに訂正

馬術

エレン(だめだ…なんかぼーっとする…オナニーしてぇー…)

馬「ヒヒーン」フーン

エレン「…落ち着け」パッカパッカ

馬「ヒヒヒーン」ブルブル

エレン「うわっ揺れるなって」

馬「バッファロー」グワングワン

エレン「落ち着けって言ってるだろ!」パシーン

馬「ファッ」

クリスタ「ちょっと駄目だよエレン!素手で馬を叩いちゃ!」パカラッパカラッ

エレン「クリスタ」

クリスタ「乱暴だよエレン!」

エレン「乱暴!?」

クリスタ「そうだよ。馬は生き物なんだよ?乱暴しちゃ傷ついちゃうじゃない。心も体も」

エレン「そうだな」チラッ

クリスタ「馬に対してはね…」

エレン(クリスタって意外とあるよな。膨らみかたがちょうどいい)

クリスタ「エレン?聞いてる?」

クリスタ「優しく接して、撫でてあげるの。そうすれば馬さんも喜ぶんだから」ニコッ

馬「//////」

エレン「///」

クリスタ「どうしたの?」

エレン「いや…なんでも…あっ」

クリスタ「エレン…?」

エレン(……!)

クリスタ「エレン?もうそろそろ馬術の時間が始まるよ?いかないと」

エレンのエレン「Jäger!」ボッキーン


エレン(もう限界だ…!暴発寸前……っ!)

エレン(思い勃ったが吉日!)

エレン「っ!」パパパパシーン

馬「ファッ」

クリスタ「そうやってまた乱暴する!」

パカラッパカラッ…


クリスタ「いっちゃった…」

アルミン「おーい!」パカラッ

クリスタ「アルミン」

アルミン「さっき凄い勢いで駆けていった人が見えたけど…もしかしてエレン?」

クリスタ「うん…急に馬さんを叩いて、それで馬さんが驚いちゃって暴走しちゃったの」

アルミン「エレン…何やってるんだ…もうすぐ馬術の試験なのに…」

ミカサ「―――エレン―――」

ミカサ「電気が走るような…蟻が這いずりまわるような感覚…」

ミカサ「もはや言うまでもない」

ミカサ「はぁっ!」ピシャッ

馬「ヒヒィン」

パカラッパカラッ

パカラララララッ

アルミン「あれは……ミカサ!?えぇ!?ちょっとどこいくの!?」

パカラララララッ

ミカサ「エレンを追いかける!」

アルミン「それなら僕も行くよ!」

ミカサ「駄目!アルミンはここに残って!」

アルミン「だけど!」

ミカサ「私なら大丈夫!アルミンは気にしないで、馬術の試験に専念して!」

アルミン「ミカサはどうするのさ!?」

ミカサ「一回ぐらい試験をパスしたところでなんともない!」

アルミン「だけど!」

パカラッパカラッ

アルミン「…いっちゃった…もう声が届かないな」

クリスタ「…戻ろう?ミカサがああ言ってるんだし、大丈夫だよ。何たってあのミカサなんだから。ね?」

アルミン「うん…そうだね。ここまで言われて僕がいくのも野暮かな」

クリスタ「きっと大丈夫よ」

――――――――

エレン「もういいよな…オナってもいいんだよな?」カチャカチャ

エレン「全方向確認…異常なし」ズルッ

エレン「よお…一日ぶりだな」

エレンのエレン「Jäger」

エレン「…チンコに話かけるとか末期だな…ふふふっくくっ…」

エレン「…よし!」ギュッ

シュッ…シュッ…

エレン(久しぶりだ!この感覚!)シコシコ

馬「…ヒヒーン」

エレン「馬いたのか。どっかいっとけ」

馬「ヒヒーン」パカラッ

エレン「これで誰もいねぇ…!」シコシコシコシコ

エレン「おおっおおおっおおおおっ」シコシコシコシコ

エレン「アニ…アニ…!」シコシコ

パカラッ

エレン「クリスタ…クリスタ……!」シコシコシコ


パカラッ パカラッ エレーン


エレン「エレン…エレン……」シコシコシコ


エレン「エレ………え?」


ズザザザザッ


ミカサ「エレン」

ミカサ「ここにいたの」

エレン「…………ミ…カ…サ……」

エレンのエレン「」シナーッ

ミカサ(すごい速度で萎えてる……)

エレン「お、おおおお前なんでここに!?馬術の試験は!?」カチャカチャ

ミカサ「それはお互いさま」

ミカサ「それよりエレン。オナニーしてた…でしょ?」

エレン「は、はぁ!?ちげぇし!俺は股間がかゆかったから掻いてただけだっつの!ほら!」ボリボリ

ミカサ「もういい。ごまかさなくても…全部わかってるから…」

エレン「は、は!?全部!?」

ミカサ「そう…私はエレンの全てを知っている。もちろん、性事情まで…」

ミカサ「オナニーのことも……」

エレン「」

エレン「なんで知ってんだよ!?」

ミカサ「オナニー後の匂いはモロバレ…エレンはよそよそしく装って、上手く誤魔化していたつもりなのかもしれないけど」

ミカサ「正直わかる……匂う」

エレン「はぁ…?嘘だろ…?」

ミカサ「…私はたった今オナニーをしてきました、と顔に書いて歩いているようなもの…」

エレン「そんな…嘘だろ…!?」

ミカサ「嘘じゃない」

エレン「俺がオナニーしてることがわかったところで、お前には関係ないだろ!?」

エレン「迷惑かけたわけでもないし…俺は一人で楽しんでいたのに…なんでそれを……!」

エレン「うぅ…あぁあ……」ポロポロ

ミカサ「エレン…このハンカチで涙を…」スッ

エレン「うぅううぅ…」チーン

ミカサ「……」

―――
――

エレン「うう…」グスッ

ミカサ「落ち着いた?」

エレン「ああ…なんとか…」

ミカサ「よかった」


エレン「いや…よくねぇよ。オナニーを邪魔した理由を聞かせてくれよ」

ミカサ「……仕方ない。私はエレンに精神的苦痛を与えてしまった」

ミカサ「理由を教えるのが、今の私にできる償い…」

エレン「なんで邪魔したんだ?」

ミカサ「…これを見て」ゴソゴソ

スッ

エレン「なんだこりゃ………『性書』?」

ミカサ「ええ。これは『性書』」

ミカサ「性にまつわる様々な事柄が記されている」

エレン「ふーん……こんなもんがあるんだな……。で、これがどうしたんだよ」

ミカサ「072ページを見て」

エレン「072……てか分厚いなこれ」ペラペラ

ミカサ「読みあげて」

エレン「なんでだよ」

ミカサ「いいから」

エレン「ったく……。オナニーをしすぎると死にます」

エレン「オナニーで死ぬのか………は?」

ミカサ「そう…オナニーをしすぎると死ぬ」

エレン「は?はぁ?はぁあああ!?」

エレン「いやいやいやいや…」

ミカサ「事実らしい」

ミカサ「人類にも極僅かだが、毎年数人程オナニーのしすぎで命を落としている」

ミカサ「私たちが所属するこの訓練兵団にも10年に5人はオナニーのしすぎで死んでいる……らしい。選ばれし5人」

エレン「マジかよ…」

エレン「なんでそんな情報が残ってんだよ…」

ミカサ「色々調べた。図書室とかにたくさんあった」

エレン「オナニーを邪魔してきたのは、俺をオナニーのしすぎで死なせないためか?」

ミカサ「ええ。エレンをテクノブレイクさせるわけにはいかない」

エレン「なんだ『てくのぶれいく』って」

ミカサ「オナニーのしすぎを、テクノブレイクという」

エレン「テクノ…ブレイク…」

エレン(なんかかっこいい)

ミカサ「エレンにテクノブレイクされては困る」

エレン「でも、俺は何回オナっても元気なんだけど。大丈夫なんじゃねえか?」

ミカサ「その油断が命取り」

ミカサ「エレンがオナニーをするのは、一日で5~7回…」

ミカサ「ここ最近でメキメキと回数が増えている…少し前までは一日2~4回だった」

ミカサ「思春期ならば仕方ない…そう思い、口出しはしないようにしていた…」

ミカサ「けど、このまま何も言わなければ回数が増え、一日に10回、20回、30回とするのではないか…」

ミカサ「そしてテクノブレイク」

エレン「おいおい…いくらなんでもそんなに…」

今日はここまで
遅くてすみません

ミカサ「オナニーは麻薬」

ミカサ「手が止まらない止められない」

ミカサ「オナニーはやめられないの。したことないけど」

エレン「じゃあ偉そうに説教すんなよ…!」

ミカサ「だけど性書に書いてあるから…」

エレン「なんで妄信してんだよ…!」

エレン「確かに、オナニーによって死ぬこともあるかもしれねえ…けどな、オナニーは人生の糧なんだよ」

エレン「辛い訓練の時…オナニーがあったから乗り越えられた」

エレン「オナニーを通じて友達100人ぐらいできた」

エレン「オナニーは嗜好」

エレン「ミカサ。わかってくれ」

ミカサ「エレン…」

エレン「ほどほどにするからさ。な?」

ミカサ「私は焦りすぎたのかも…」

エレン「ミカサ」

ミカサ「…わかった。そこまで言うのなら…妨害はやめよう」

エレン「ミカサ!」

ミカサ「しかし、また何度もシコるようなら全力で妨害する。そのつもりで」

エレン「ああ…わかってる」

エレン「…ところで、いまさらだけど性書って何なんだ?」

ミカサ「性書は先人の記録…だと思う」

ミカサ「先人達は後世のオナニー中毒者に向けて性書を書き表したのではないか。多分そう」

エレン「先人…?」

ミカサ「ええ。多分…」

ミカサ「例えば、45ページにある45段落を読んで」

エレン「えーっと…」ペラペラ

エレン「床オナ、絶対駄目」

エレン「え?」


『床オナしすぎると本番時にイけなくなる』


エレン「…」

エレン(やべぇ結構してた)

ミカサ「テクノブレイクのことだけではなく、オナニーをする際にしてはいけない方法も記してある」

ミカサ「そう…性書とは、オナニーを研究した先人達の知識の塊…」

ミカサ「自分たちの間違いを…後に生まれてくる人たちに向けたメッセージのようなもの…それが性書」

エレン「マジかよ」


ミカサ「他にも沢山記してある」

エレン「ふーん…すげぇな先人…」


ポツ…ポツ…

ミカサ「…」

エレン「…」

ポツポツ…

ミカサ「…雨」

エレン「だな…」

ミカサ「エレン。あなたに性書を託そう」

エレン「え?俺に?」

ミカサ「今思えばオナニーをしない私が持っていても仕方がない」

エレン「ん、まあそうかもしんねえけど」

ミカサ「これをよく読んで、よりよきオナニーライフを送ってほしい」

エレン「ミカサ…!」

ミカサ「エレンなら大丈夫…間違った方法や、過度にシコったりはしないと…そう信じている」

エレン「ああ…ありがとうな」

ミカサ「帰ろう」

エレン「ああ」


ミカサ「…どうしたの?」

エレン「俺の馬がいねえ…」

ミカサ「…私の後ろに乗って」

エレン「悪いな。…後で俺の馬探しに行かないと」

ミカサ「私も手伝おう」

今日はここまで
もうすぐ終わる

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年09月24日 (火) 10:20:37   ID: RIRM8KTb

エレン(もう、いい、やっちまえ)

シコシコ…

ミカサ(この音はまさかっ…)

ミカサ(…見たい)

ドンッ
ガチャ


エレン(…)ビュルルルル


ミカサ(…///)


2 :  SS好きの774さん   2014年01月03日 (金) 19:13:44   ID: MWvSQ0ua

エレンの欲しい

3 :  SS好きの774さん   2014年10月06日 (月) 18:02:08   ID: 9Int0-YV

ミカサならエレンのオナニーをこっそり見る、とかだと思ってたがこれもまたいいかもなww

4 :  SS好きの774さん   2015年03月29日 (日) 23:37:09   ID: xG7xmdYd

見たい見たいみたぁーい♥

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom