DIO「プッチ、タイムマシンのようなスタンドはないか?」
プッチ「DIO、君は私をドラえもんか何かと勘違いしているのか?」
DIO「フンッ!このDIOがあるのかないのかと聞いているんだがなッ!」
プッチ「ああ、わかったわかった。ほら、これだ」
DIO「ほーぅ!あるのだな」
プッチ「それじゃ、ザ・ワールドを抜くぞ」
DIO「フッ!持つべきものは友だなッ!感謝するぞッ!」
ザ・ワールド OUT
タイムマシン IN
プッチ「タイムマシンという名のスタンドだ。スタンドパワーはほとんどないぞ」
DIO「フンッ!貧弱なスタンドだなッ!だが構わん!これでこのDIOの雪辱を晴らしてやるッ!」
プッチ「雪辱を晴らす?」
DIO「そうだッ!過去に戻って歴史を塗り替えるッ!」
プッチ「なるほど。君にしてはせせこましくてセコい発想だが、なかなかいいアイディアだな」
DIO「せせこましくてセコいは余計だッ!いくぞッ!タイムマシン、発動ッ!」
プッチ「ま、待て!私まで行くのか!?おい、放してくれ!」
DIO「フンッ!感じるぞッ!時をかける感覚ッ!さあ、このDIOを19世紀のイギリスへ連れていくのだッ!!」
19世紀 イギリス
ジョースター邸宅近辺
DIO「ほーぅ!懐かしいな。何もかもあの日のままだッ!」
プッチ「当たり前だ!その『あの日』にきたんだからな!私まで無理矢理付き合わせて・・・まったく君は・・・」
DIO「フンッ!細かいことは気にしていては迷える子羊を導けんぞッ!」
プッチ「いつもながら本当に勝手だな・・・まあいい。私も歴史に興味がないわけではない。19世紀のイギリス。ちょっと観光してみるよ」
DIO「ああ、それがいいッ!このDIOが育ったたくましい時代のイギリスの空気をとくと味わうがいいッ!」
プッチ「ああ。じゃ、後でな」
DIO(さてと、邪魔な奴はいなくなったし・・・とりあえずUVカットクリームを塗るか・・・これを塗らないと日なたに出れんからな・・・)
馬「ヒヒーン!」
DIO「ムッ!そうこうしているうちに来たかッ!」
ディオ(もう少しでジョースター家か・・・フンッ!このディオがジョースター家の財産をゆくゆくは)
ドガアッ!
ディオ「な、なんだッ!」
DIO「貧弱貧弱ゥ!!」
ディオ「な、なんだお前は!強盗か!?金なら持ってないぞ!」
DIO「フンッ!自分自身ながらこの程度でうろたえるとはなんとだらし無い姿よッ!」
ディオ「な、なにを、なにを言ってるんだ、この男は・・・」
DIO「とりあえずこれをくらえぃッ!」
ディオ(矢で刺してきたッ!こいつやっぱり強盗!)
DIO「フハハハハハ、ザ・ワールドがあればジョナサンにも負けまいッ!いな、そもそも吸血鬼になる必要すらないッ!」
ディオ「グ、グワッ・・・ぐふっ・・・」
DIO「フハハハハハ、ハーッハッハッハッハ」
ディオ「・・・」
DIO「ハッハッハッハッハ・・・・・・ハ・・・?」
ディオ「・・・」
DIO「おい・・・」
ディオ「・・・」
DIO「おいッ!起きろッ!しっかりしないかッ!!」
ディオ「・・・」
DIO「こ、こいつッ!矢に選ばれていないッ!ば、馬鹿な!このDIOがスタンドを開花させられないだとッ!」
DIO「や、やばいッ!過去の自分を殺害しかけたから存在が消えかかってきたッ!仕方あるまいッ!吸血鬼にして生かしてやるッ!」
DIO「WRYYYYYYYYY!!」
ディオ「・・・ハッ!」
DIO「フンッ!気がついたかッ!この貧弱がぁッ!」
ディオ「貧弱だとッ!お前は何者なんだッ!」
DIO「このDIOがわからんとはなッ!まあ、仕方あるまいッ!とりあえずさっさとスタンドを出してみせろッ!」
ディオ「ス、スタンド・・・だと・・・?」
DIO「ザ・ワールドを出さないかッ!さっさとやれッ!」
ディオ「な、なんだッ!なんだかわからないが力のビジョンが形になっていくッ!」
DIO「ほーぅ!少しなまっちょろそうだがザ・ワールドが出せたではないかッ!」
ディオ「これが・・・スタンド・・・」
DIO「そうだッ!よく覚えておけッ!このスタンドこそ世界を牛耳る力ッ!お前の意のままに動く究極のしもべなのだッ!」
ディオ「意のままに・・・動く、だと?」
DIO「ん?」
ディオ「ほぅ、これは・・・まるで夢のようだな・・・」
DIO「おい、やめろッ!」
ディオ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ああああ!!!」
DIO(クッソ!このガキッ!いまこのDIOがタイムマシンとかいう貧弱なスタンドしか使えないからってこのDIOにラッシュを叩き込むとはッ!!)
ディオ「フハハハハハッ!これは気分爽快だなッ!己の手足を動かさずに相手をボコボコにできるとはッ!」
DIO「おのれええええッ!このDIOの顔に泥を塗るかあああッ!!」
ディオ「ほーぅ!あれだけのラッシュを叩き込まれて立ち上がるとはなッ!その根性は褒めてやってもいいぞッ!」
DIO「いつまでも調子に乗るなよッ!貴様が倒すのはこのDIOではなくジョナサンなのだからなッ!!」
ディオ「フンッ!貴様のようなわけのわからんタコスケに言われなくてもわかっているさッ!こんな素晴らしい力をくれたのだ、感謝はしてやるぞッ!」
DIO「ムッ、ま、まあ、わかっていればいいのだが・・・」
ディオ「さーて、早速、この力で・・・ハッ!な、なんだこれはッ!!光が当たった部分の肉体がッ!!」
DIO「フンッ!忌ま忌ましいがそれが吸血鬼の定めだッ!陽の光を浴びると消滅してしまうのだッ!」
ディオ「な、なんだとッ!!」
DIO「これからは夜に活動するんだッ!いいなッ!!」
ディオ「チッ、スタンドというのは強力だがデメリットもでかいな・・・」
DIO「いや、光に弱いのはスタンドは関係ないのだ」
ディオ「な、なにッ!?では、なぜッ!?」
DIO「それはこのDIOが貴様を吸血鬼にしたからだ」
ディオ「吸血鬼にッ!?なぜだッ!?」
DIO「お前が矢に刺さって死にかけたからだ」
ディオ「貴様ッ!そういえばそうだッ!このディオを矢で殺そうとしたッ!」
DIO「矢で射ぬかなければスタンドは使えん」
ディオ「ムッ、そ、そうなのか・・・で、なぜこのディオを吸血鬼にしたのだ?」
DIO(こいつ、めんどくさい奴だな・・・少しは自分で考えないのか・・・)
ディオ(こいつ、さては頭悪いな・・・説明に要領の良さがない・・・)
DIO「だからな、貴様が吸血鬼でスタンドを使えるのは、かくかくしかじか」
ディオ「なるほど。そういうことだったのかッ!!」
DIO(物分かりの悪い奴めッ!)
ディオ(回りくどい説明しやがってッ!)
DIO「そういうわけだ。夜活動してジョースター家の財産を乗っ取れッ!!」
ディオ「フンッ!そういうことならこのディオ、スタンドとやらはいらんッ!」
DIO「なにぃッ!?」
ディオ「その『矢』とやらはこのディオを拒絶したのだろうッ?そんなこのディオの素晴らしさのわからんガラクタに与えられた能力などいらんッ!!」
DIO「馬鹿を言うなッ!貴様は吸血鬼の力だけではジョナサンに負けるのだッ!!」
ディオ「な、なにぃ!?人間を超越したこの強力な怪力と不死身の生命力を持ってしてこのディオが負けるだとッ!?ジョナサンはいったい何者なのだッ!?どれほどの力があるのだッ!?」
DIO「あ、いや・・・その・・・」
ディオ「いま、このディオが敗北する姿が想像できんッ!ジョナサンもそのスタンドとやらを使うのかッ!?吸血鬼なのかッ!?」
DIO「ま、まあ、普通の人間なんだが・・・」
ディオ「普通の人間だとッ!?ならなぜ負けるッ!?負けるほうがおかしいだろッ!象が蟻に負けるというのかぁッ!?」
DIO「あ、うん・・・いや、なんだ・・・だからな・・・うん、」
ディオ「はっきりしろッ!このスカタンがぁッ!!」
DIO「負けた!負けたんだよッ!未来のお前はなッ!だからこのDIOが来たんだッ!歴史を変えるためにッ!!」
ディオ「な、なんだとッ!?で、ではまさか貴様は未来のこのディオなのかぁッ!?」
DIO「そのとおりだッ!このDIOはこのDIOの人生を変えるために未来からやってきたのだッ!貴様はジョジョに敗北する運命にあるッ!その運命を乗り越える力を与えるためにやってきたのだッ!!」
ディオ「ば、馬鹿な、そんなことがッ!このディオがこんなわけのわからんファッションをするだとッ!」
DIO「・・・」
DIO「とにかくッ!運命を乗り越える力ッ!それがスタンドだッ!貴様はスタンド能力を使いジョジョを打ち倒すのだッ!」
ディオ「・・・わかった・・・状況は理解した・・・」
DIO「ほーぅ!ようやく理解したかッ!このウスノロめッ!」
ディオ「だが、一つわからんことがある」
DIO「なんだ?」
ディオ「これだけの力があってなぜジョナサンに負けるのだ?」
DIO(ギクッ)
ディオ「吸血鬼の力だけで十分勝てるんじゃないのか?何をどう失敗したら負けることができるんだ?」
DIO「そ、それはだな・・・」
DIO「いいか?ジョジョはあまりにも卑怯な奴なのだッ!こすい手段ばかり使って正々堂々と戦わん!このDIOはあまりに卑劣な策略にはまってしまい敗北したのだッ!」
ディオ「ほーぅ!なるほど。ジョナサンはずる賢い奴なのか・・・なかなか面白そうだな!」
DIO「あ、ああ。面白い奴ではある・・・だが決して油断するなッ!油断だけはするなよッ!油断だけはッ!!」
ディオ「フンッ!このディオが油断などするものかッ!!」
ディオ(さてはコイツ・・・油断して負けたな・・・)
DIO「スタンドは確かに授けたからな!しっかりやれよ!太陽の光に弱いのはアレルギーとでも言っておけッ!!」
ディオ「わかった。では行ってくるぞッ!このディオがジョースター家を乗っ取りジョナサンとかいう奴もボコボコにしてやろうッ!」
DIO)「フンッ!さすがこのDIOだなッ!これなら安心だッ!では未来で待ってるからなッ!!」
ジョナサン「君はディオ・ブランドーだね」
ディオ「そういう君はジョナサン・ジョースター!」
DIO(なんだかんだ心配で見に来てしまった・・・。我ながら恥ずかしいものだな・・・自分の青春を見返すというのは・・・。UVカットクリームはありったけ渡しておいたが、大丈夫かな・・ あいつ・・・)
ジョナサン「紹介するよ!ダニーってんだ!」
ディオ「フンッ!」
ボガァ!!
ジョナサン「な、なにをするだァーー!許さんッ!」
DIO(イタい!見ておられん!あんなイタい行動してたのかッ!しかもなんかニヤついてるし!!)
プッチ「DIO」
DIO「!!」
DIO「驚かすなよ!」
プッチ「す、すまん。」
プッチ「へぇ、あれが若い頃の君なのか。いかにも野望を秘めてる顔だな」
DIO「フンッ!」
プッチ「あ、おい、屋敷に入ってしまうぞ」
DIO「構わんッ!スタンドで中を見るぞッ!ザ・ワールドを返せッ!」
プッチ「はいはい」
タイムマシン OUT
ザ・ワールド IN
DIO「フムッ!やはりこのスタンドが一番しっくりくるなッ!よし、屋敷に向かうぞッ!」
ジョースター邸
ディオ「いいかッ!僕は一番が好きだッ!ナンバーワンだッ!!」
ホワイトスネイク「おいおい、君は引っ越してきていきなりテンション高いな」
ザ・ワールド「フンッ!ジョジョにナメられたら終わりだからなッ!!」
ホワイトスネイク「ん?おい、ジョナサンって奴の様子がおかしいぞ?」
ザ・ワールド「え?」
ジョナサン(ピクピク)
ディオ(し、しまった!吸血鬼なのを忘れて力の加減を間違えてしまったッ!!)
ザ・ワールド「あの馬鹿ッ!このままではジョナサンが死んでしまうッ!」
ホワイトスネイク「どうするんだ!?治療用に使えそうなスタンドは持ってきてないぞ!!」
ザ・ワールド「おのれッ!仕方あるまいッ!かくなる上はッ!時を停めるッ!」
DIO「今のうちにこのDIOがジョジョを吸血鬼にしてジョジョを助けるッ!悔しいが仕方ないッ!」
DIO「WRYYYYY!!!」
そして時は動き出す!
DIO(ハァ、ハァ、ハァ、なんとか間に合ったな・・・)
ジョナサン「う、ぐ、な、なんだ、力が溢れてくる!」
ディオ「な、なにッ!?」
ホワイトスネイク「DIO、君、まさか!」
ザ・ワールド「ああ、ジョナサンを吸血鬼にしてきた・・・そうでないとこのDIOは引っ越し早々殺人を犯してしまい財産を乗っ取れなくなるからな・・・」
ジョナサン「な、なんだ!僕の身体に力が溢れているッ!」
ディオ「こ、これは・・・」
ジョナサン「ディオ!君はなんて人なんだ!君が僕に力をくれたのか?」
ディオ「い、いや、このディオは・・・」
ジョナサン「すごいッ!壁を足で登れるぞッ!」
ホワイトスネイク「おい、ジョナサンって奴、ノリノリだぞ。どうするんだ?」
ザ・ワールド「うむむ・・・」
ホワイトスネイク「ジョナサンが吸血鬼になってしまったら余計に倒しにくいんじゃないのか?」
ザ・ワールド「ええい!黙れッ!成り行き上仕方ないではないかッ!!」
ディオ(こ、これはどういうことなんだッ!なぜ、ジョナサンまで吸血鬼にッ!・・・ん?あれは・・・)
ホワイトスネイク「まあ、とりあえずジョナサンはUVカットクリーム持ってないんだから太陽の下にほうり出すよう助言すればいいんじゃないか?」
ザ・ワールド「むぅ・・・」
ザ・ワールド(ディオ)「おい」
ザ・ワールド「!?」
ザ・ワールド(ディオ)「やっぱりお前か・・・」
ザ・ワールド「フンッ!そもそも貴様がジョナサンを殺すようなことをするから駄目だったんだろうがッ!」
ザ・ワールド(ディオ)「そんなことはしらん。このディオ、あそこまでの怪力とは聞いてないからなッ!」
ホワイトスネイク「まあ、とりあえず、ジョナサンが吸血鬼になったんだから殺害するのが楽になったんだ。太陽の下にだせばいいんだからな。結果オーライさ」
ザ・ワールド(ディオ)「フンッ!こっちの奴は未来のこのディオと違って頭がいいらしいなッ!」
ザ・ワールド(クッソ!自分のことながら自分がここまでモンキーだとは思わなかったッ!)
ホワイトスネイク「太陽に当たれば砂なるし死体を隠す必要もあるまい。むしろこの展開は好都合だ」
ザ・ワールド(ディオ)「君の言葉はまるで未来を照らすようだ・・・安らぐよ」
ホワイトスネイク「ふっ・・・。さあ、若きわが親友よ、ジョナサンを始末するのだ」
ザ・ワールド(ディオ)「わかった。また話そう」
ホワイトスネイク「若い君もなかなか素直でいい奴だな」
ザ・ワールド「フンッ!ま、全てがうまくいくならそれでいいのだがなッ!」
ホワイトスネイク「これでジョースター家は断絶。ジョースターの血統は途絶えたな」
ザ・ワールド「ああ・・・」
DIO(待てよ・・・ジョナサンの身体が消滅したら・・・)
ホワイトスネイク「さ、未来へ帰ろう。無意味な歴史の改変はよろしくない」
ザ・ワールド「待て!奴をとめろ!」
ホワイトスネイク「な、なに!?」
ザ・ワールド「そもそもこのDIOの首から下はジョナサンだッ!ジョナサンが消滅したらやばいッ!!」
ディオ「ジョナサン!せっかく出会えたんだ!散歩に行こう」
ジョナサン「ディオ!うん!君のようなすごい人となら僕はどこにでもいくよ!」
ザ・ワールド「待て!頼む!待ってくれ!」
ディオ「お、おい、なんだよ」
ジョナサン「え?」
ディオ「い、いや、なんでもないんだ。ちょっと用意があるからそこら辺で待っててくれ」
ジョナサン「わかった」
ザ・ワールド「計画は中止だ!ジョナサンを始末するなッ!」
ディオ「なにぃ?」
ザ・ワールド「このDIOの首から下はジョナサンの肉体なのだッ!ジョナサンを始末すればこのDIOも消えてしまうッ!」
ディオ「ほーぅ、それがどうした?」
ザ・ワールド「な、なに!?」
ディオ「歴史を変えにきたのだろうッ!変わった未来には貴様はいなくて当たり前だッ!それぐらい変えにくる前に気づけッ!」
ザ・ワールド「な、なんだとッ!?」
ディオ「フンッ!我ながらなんとも頭の悪いものよッ!俺はジョナサンを始末してジョースター家を乗っ取るッ!変更はないッ!」
ザ・ワールド「ま、待てッ!」
ディオ「ええいッ!見苦しいぞッ!」
ホワイトスネイク「DIO、このディオの言う通りだよ・・・君は見苦しい・・・」
ザ・ワールド「プッチ・・・」
ホワイトスネイク「過去を変えにきたんだ。君は変わった新しい君を受け入れなければならない。それが定めだ」
ディオ「フンッ!さすがだな。このディオよりよほど頭が冴えているッ!」
ザ・ワールド「ば、馬鹿な、このDIOが・・・」
ホワイトスネイク「さあ、ディオ、行くんだ。間違いなくジョナサンを始末し、野望をはたしてきなさい」
ディオ「ああ、わかっているさ」
ザ・ワールド「・・・」
ホワイトスネイク「DIO・・・」
ザ・ワールド「・・・」
ホワイトスネイク「DIO、心配しなくてもいい。僕は新しい君の力になるよ。君のことは忘れない」
ザ・ワールド「プッチ・・・」
ジョナサン「うわああああああ!身体があああああああ」
ディオ「フハハハハハハハハハ!これでジョースター家はこのディオのものだッ!」
ホワイトスネイク「これで歴史は変わる。タイムマシンで過去にきた私達もまた新しい歴史に上書きされる」
ザ・ワールド「新しい歴史、か・・・このDIO、新しい歴史ではちっぽけな恐怖すら持たない帝王になれているだろうか・・・」
ホワイトスネイク「DIO、君にしては随分と自信がなさ気じゃないか。大丈夫だよ。あのディオをみたろ。きっとうまくやるさ」
ザ・ワールド「ああ、そうだな・・・」
ホワイトスネイク「私は新しい歴史でも君を忘れないよ。私はいつまでも君の力になる」
ザ・ワールド「ああ、ありがとう、プッチ・・・」
ホワイトスネイク「ふっ、本当に柄にもないことを言うんだな、さあ、新しい歴史がきた。新しい歴史を受け入れよう・・・」
歴史は変わった!
カーズ「ハーッハッハッハッハ!究極生命体カーズ様だあああああ!!」
新しい歴史ではカーズが支配者となっていた。
DIOがこの世界の帝王となる歴史はなかなか見つからない。
fin
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