キョン「ということで今まで世話になったな」
ハルヒ「ちょっと待ちなさいよ!新SOS団ってどういうことよ!」
キョン「だから俺を含めたこの四名で新たにSOS団を結成するんだよ」
ハルヒ「なんでそんなことをする必要があるのよ!」
キョン「なんでって…正直、今のSOS団の女性陣に魅力を感じないんだ」
ハルヒ・長門・みくる「!?」
キョン「まっ、そんな訳だから今まで世話になったな。ありがとよ」
ハルヒ「ほ、ほんとに辞める気なの!?」
キョン「当然だろ。新しい仲間が俺のことを待ってるんだから」
みくる「ふぇ~~」
古泉「思い直すことはできないのでしょうか?」
キョン「それは無理だな。…なんだったら古泉、お前も来るか?」
古泉「えっ?」
キョン「新SOS団の方がこっちより綺麗どころが揃ってるぞ」
古泉「確かに……」
ハルヒ「古泉くん!」
古泉「ぼ、ぼくはここに留まります」
キョン「そうか、そいつは残念だな」
古泉「ええ、ほんと残念です…」
ガチャ
朝倉「ねぇキョンくん?いつまでここにいるのよ」
佐々木「そうだよ、キョン。早く僕たちの活動を行おうじゃないか」
鶴屋「ほらっ!キョンくん!SOS団の部室からおさらばするよ」グイッ
キョン「というわけで失礼するぞ」
ハルヒ「ちょっと待ちなさい!まだ話は終わってないわよ!」
バタン
ハルヒ「キョン!」
佐々木「それでキョン、君はちゃんとSOS団と訣別してきたのかい?」
キョン「ああ、ちゃんと辞めることを言ってやったぞ」
佐々木「クックッ…それを聞いて安心したよ」ギュッ
キョン「おっおい!佐々木!」
佐々木「これで君は僕たち新SOS団のものだね」
朝倉「ねぇ佐々木さん、いちゃつくのは部室に着いてからにしてもらえないかしら?」
キョン「部室?…いつの間に新SOS団の部室を確保したんだ?」
朝倉「鶴屋さんが部室を確保してくれたのよ」
ごめん、婆ちゃんとお茶してた
キョン「そうなんですか?鶴屋さん?」
鶴屋「うん、ほらっここだよ!」
キョン「ここってコンピ研の部室じゃないですか」
鶴屋「……さっ、入った!入った!」
朝倉「ふぅ~やっぱり部室があると落ち着くわ」
佐々木「拠点があるとないのとではモチベーションが違ってくるしね」
キョン「えっ?ここって確かにコンピ研の部室だったはずだが…」
朝倉「ほらっ、細かいことを気にしちゃダメよ、キョンくん」
佐々木「そうだよキョン。ここは新SOS団の部室…それでいいじゃないか」
キョン「それもそうだな」
キョン「ここが新SOS団の部室か…ワクワクしてきたな」
鶴屋「それでキョンくん、私たちの役割を教えてもらえないかな?」
佐々木「そうだね。この新SOS団では誰が団長なんだい?」
キョン「そうだったな。まず団長は佐々木、お前に任せたいと思う」
佐々木「えっ?ぼく?」
キョン「ああ、賢くて判断力のあるお前なら適任だと思うが…どうだろ?」
佐々木「き、君がそこまで言うならいいだろ、団長役を引き受けることにするよ」
キョン「ありがとうな」
佐々木「じゃあ、僕の補佐役である副団長は君がやるんだね?」
キョン「いや、それは別な人物を考えてる」
ごめん。婆ちゃんの小言がうるさいのでやめます。
誰か続き書いてもいいので…すんません
書いてやるからあらすじだけ伝えれ
じゃねぇとスレにいる九割が絶望する内容にするぞ
方向性が違うようなら言ってね
キョン「鶴屋さん・・・お願い出来ますか?」
鶴屋さん「おやっ、あたしでいいのかいっ?」
キョン「ええ、むしろ適任です。古泉なんかよりずっと役に立ちますよ。佐々木もいいよな?」
佐々木「(ホントはキョンの方が・・・)キョンが選んだなら間違いはないだろう。宜しくお願いします、鶴屋さん。」スッ
鶴屋さん「こっちこそお願いするっさ」ガシ ブンブン
佐々木「(いい人そうだな。)キョン・・・聞きにくいけど・・・鶴屋さんはその・・・特殊な方なのかい?未来人だとか宇宙人だとか」
キョン「特殊といえば特殊だが一般人だな。俺と変わらん。」
鶴屋さん「キョン君、乙女を捕まえて特殊とか酷いにょろよ」ニョローン
キョン「ハハッすいません。でも鶴屋さんを副団長に充てたには色々理由があるんですよ。まぁそれはのちのち」
キョン「で朝倉、お前は参謀役、長門の位置付けだな。いいか?」
朝倉「だと思ったわ。別に構わないけど・・・他の役柄も合いそうにないしね。」
キョン「いやいや案外お茶汲みメイドも合いそうじゃないか?」
朝倉「・・・ごめん、それ無理。あまり口出しはしたくないけど結局神様と宇宙人、雑用しか合ってないわよね」
キョン「雑用って俺か?確かに否定は出来ないが・・・まぁその辺も考えてある。」
佐々木「未来人と超能力者枠が足りないね。藤原くんと橘さんを呼ぶかい?」
キョン「藤原は駄目だ。あいつ嫌いだし・・・それにこの新生SOS団(仮)俺以外の男はいらない。橘もいらない・・・。」
朝倉「どうするの?足りないだらけじゃないの」
キョン「まぁ任せろ・・・鶴屋さんお願いがあります」
鶴屋さん「おおっ、副団長の初仕事だねっ?何でも言っておくれ?お茶かいっ?コスプレかいっ?」ヌギヌギ
キョン「ち、違います。副団長にはそれはお願い出来ませんよ。俺が今からある場所に電話をかけます。合図したら電話を代わって『よろしくお願いするっさ』と言って下さい。(くうっ惜しいことをした。鶴屋さんのコスプレ)」
鶴屋さん「それだけかいっ?物足りないにょろ」
キョン「まぁすぐに色々お願いしますよ。では電話を」prrr prrr prrr ガチャ
森さん『・・・もしもし。なんの御用でしょうか?あなたとお話することは特にありませんが。』
キョン「古泉から聞いているようですね。単刀直入に言います。お茶汲みメイドと超能力者枠が余ってまして。森さん、あなたにそこを埋めてもらいたいんです。」
森さん『ふざけてるんですか?私は機関の人間、涼宮さんの敵対組織となりつつあるその集団に加わるとお思いですか?』ピキピキ
キョン「まぁ普通に考えて無理でしょうね?ですが僕はお茶汲みメイドが欲しいんです。そこは無理を通しますよ。(鶴屋さん、お願いします)」クイクイ
鶴屋さん「ほいきた・・・もしもし?そこを何とかお願いするっさ?・・・これでいいのかい?」
キョン「十分です。森さんどうですか?」
森さん「・・・今の声はまさか・・・」
キョン「えぇ・・・鶴屋さんです。この意味がわかりますよね。機関の人間としてはどうするべきか。」
森さん『やってくれますね。なかなか卑怯な手を使ってくれます。』ビキビキ
キョン「お褒めにあずかり光栄です。佐々木・・・喉が乾かないか?」
佐々木「えっ・・・僕がお茶汲みメイド?・・・キョ、キョンが望むなら僕は、か、構わ、なぃ///」ドキドキ
キョン「ち、違う。森さん、神がお茶を飲みたいそうです。三分以内に・・・」
コンコン ガチャ
森さん「お茶をお持ちしました。」ニコッ
鶴屋さん「おおっメイドが現れたにょろ。ってかあなたはあの・・・」
キョン「・・・さ、さすがです。」
森さん「どうぞ、今日は暑いのでアイスティーにしました。」コトリ
佐々木「ど、どうも(綺麗な人だな。キョンとはどういう関係?)」
森さん「ハイ、お嬢様・・・どうぞ」コトリ
鶴屋さん「お嬢様ってめがっさ恥ずかしいにょろね、鶴屋さんでいいっさ。」
キョン「いいじゃないですか。本人がそう言いたいようですし。(さすが森さん、わかっている。お嬢様とメイド、これは本来一つで1セットであるべきもの。)」
鶴屋さん「空いてる時間でいいから稽古をつけて欲しいっさ。鶴屋流古武術にメイド神拳を取り入れて新たな高みを目指すにょろ。」シュシュ
森さん「ウフフ、畏まりましたわ。私は厳しいですよ。」ニコリ
キョン(さらに師弟関係まで追加だとッ!?ここは理想郷、『アヴァロン』かっ?)
森さん「どうぞ」コトリ
朝倉「ありがとう。・・・あなたも大変ね。」
森さん「あなたほどでは・・・現在どのくらい制限を?」
朝倉「そうね、93%くらいは制限がかかってるわね。少しずつちょろまかしてるんだけど、なかなかうまくいかないわ。さすが長門さんね。」
キョン「そうだったな。まぁ俺も協力するから本来の力を早く取り戻してくれよ。・・・でも俺は殺さないでくれ。」
朝倉「そんなことしないわよ・・・でもあなたを奪って佐々木さんの出方を見る・・・てのはどうかしら?」チラッ
佐々木「えっ!?」ビクッ
朝倉「冗談よ・・・可愛いわ」クスクス
佐々木「///」
キョン「なんだよ、奪うって・・・命か?勘弁してくれよ。森さん、あの僕にもお茶を・・・」
朝倉(鈍感ね・・・相変わらずといったとこかしら)
森さん「ハ~イ、お待ち下さい。あらやだいけないわッ(棒読み)」ツルッ シュッ
キョン「うわっ危ねぇッ」スッ ガシャーンボコボコ
森さん「・・・チッ、いけない私ったらなんてドジっ娘メイドなんでしょうテヘッ」
キョン「って自分でドジっ娘メイドって言うなッ。あとなんで俺だけ煮えたぎったお茶なんですかッ?」
森さん「あなたには少し煮え湯を飲んで頂きたくて。すぐに冷たいお茶を用意しますね」ニコッ
キョン「はっ、ははっ・・・お、お願いします(なんか入れられそうで怖くて飲めねぇ)」ガクガク
朝倉「あとは未来人枠ね?藤原ってのが嫌ならなんか当てはあるの?」
キョン「佐々木、異様に喉が乾いた。少しお茶をわけてくれ」ズズーッ プハッ
佐々木(間接・・・キスだよね///)
キョン「色々考えたが未来人枠はいらない。藤原はどうか知らないが朝比奈さんは見た目はともかく未来人としては災害しか持ってこなかったからな」
鶴屋さん「キョン君ひどいにょろよっ。みくるは悪い娘じゃないっさっ」プンプン
森さん「そーだそーだ」
キョン「メイドは黙っていなさい。鶴屋さん、勘違いしないで下さい。朝比奈さんはとてもいい人です。まさに天使です、そこは間違いない事実。・・・ですが」
鶴屋さん「・・・ですが?」
キョン「未来人としてはちょっと・・・たまに現れてコキ使われたり、やたら禁則禁則だったりで。ぶっちゃけ未来人はいらねぇだろ常識的に考えて・・・という結論に達した訳です。」
鶴屋さん「そうなのかいっ?」
キョン「えぇ、事実ですよ。何回か死にかけました。三年間ぐらい意識不明で眠らされたり、道端に罠をしかけて通行人の足を痛めつける片棒を担がされたり、デカい石を無駄に動かしたりする労働に従事させられました。報酬は皆無です。」
キョン「・・・佐々木、藤原はどうだ?役に立ってたか?」
佐々木「どうかな?たまに現れてコーヒー飲んで、下らんとか付き合いきれんとか言うだけだったからな。」
鶴屋さん「なんだそりゃ、感じが悪い男にょろねっ」
キョン「だろうな。やっぱり未来人枠はいらない。だいたい未来ってのは人に決められるんじゃなく自分で掴むもんだろ?」キラッ
朝倉「・・・なんなの?彼こんなキャラだったっけ」
森さん(下らね)ホジホジ
鶴屋さん「キョン君は良いこと言うねっ、男はそうじゃないとダメっさ」
佐々木「(やだっ・・・キョン素敵すぎるよ)そのとおりだよキョン。僕たちで未来を作ればいいんだよ。」
キョン「佐々木、お前の力が必要だ・・・神として・・・俺と未来を作ってくれるか?」キュピーン
佐々木「えっ・・・大胆だね。周りにみんないるのに。そうだね、僕は子供は二人ぐらい欲しいな。子供が生まれてからは専業主婦がいいな。心配はいらないよ。キョン一人の稼ぎでもきちんと遣り繰りしてみせるから」ドキドキ
キョン「・・・え?あ、あの佐々木さん?SOS団の話ですよね?」
佐々木「やっぱり賃貸より郊外で小さくてもいいから一戸建てがいいな。そこで犬を飼うんだ。小さい庭で季節の花を育てて」ウットリ
佐々木「季節のイベントはきちんとやるんだ。子供の情報教育には必需だろう。親しい友達を呼んでパーティーなんかもいいなぁ・・・」
朝倉「あ~ゴホン・・・佐々木さん、彼との未来はまたいつか伺うわ。」
佐々木「えっ・・・キョン、今のはプロポーズじゃ?」
キョン「・・・なぜこの場面で俺が佐々木にプロポーズを?」
佐々木「・・・クックッ・・・今のは冗談だよ。本気にしたかい?」ショボーン
キョン「いや、ちっとも」
佐々木「(´;ω;`)ウッ」ガビーン
森さん「かみはしんだズビューーン」ボソリ
キョン「森さん、何か言いました?」
森さん「何も」
キョン「当座はハルヒから神の力を佐々木に移す方法を探して行こうと思う。」
朝倉「そうね、その過程で私に力が戻れば言うことないわ。観察対象を佐々木さんに変えればいいだけだし」
鶴屋さん「超能力とか宇宙人とかワクワクするっさ」
キョン「鶴屋さん・・・巻き込んでしまってすいません。あなたは回りから見たいだけって言ってたのに」
鶴屋さん「いいっさいいっさっ・・・参加した以上はキッチリ働かせてもらうよっ。ホントは一緒になんかやりたかったにょろ」
キョン「鶴屋さん・・・お願いします」スッ
鶴屋さん「キョン君・・・あたし頑張るよっ///」ギュツ
キョン「さっ、今日は御開きにしよう。森さんも電話が気になってそれどころじゃないでしょうし」ニヤニヤ
森さん「・・・気付いてましたか。では失礼します。」ピキピキ ガラガラピシャン
キョン「明日から放課後には来て下さいね・・・聞こえてないか」
キョン「じゃ・・・佐々木帰るぞ。鞄持ってやるよ」
佐々木「う、うん」ドキドキ
朝倉「そうね、なんかさっきから誰かに見られてる気がしてならないからね」
長門『パーソナルネーム朝倉涼子、退室次第屋上へ』
朝倉「お~コワッ。じゃあねん」ガラガラ
鶴屋さん「じゃっみんなまた明日にょろ~ん」ガラガラ タッタッタッ
キョン「佐々木・・・なんだか悪いな。お前は普通の暮らしがしたかったのにな・・・すまない」
佐々木「いいんだ・・・でもどうしてSOS団を辞めて僕たちと?」
キョン「フフッ・・・お前たちの方が美人だからさっ」キリリ
佐々木「・・・クックッ分かりやすい嘘だな。いいんだ、でもいつか教えて欲しいな。あの仲の良かった彼女達から袂を別ったんだ。それなりの理由があるんだろ?」
キョン「・・・佐々木。お前には嘘はつけないな。いつかは話すよ。それにお前の協力が必要だから・・・俺を信じてくれ」ギュツ
佐々木「・・・キョン」ギュツ
佐々木「キョン・・・じゃここで。僕は駅のトイレで着替えてから帰るから」
キョン「・・・あぁ。いちいち北高まで来るのは大変だろ?来れる時だけでいいぞ。どうしても佐々木の力が必要な時は連絡するからなっ」
佐々木「うん・・・でも出来るだけ行くよ、キョン」
キョン「ああ、ありがとう。気をつけて帰れよ。じゃあな」
キョン「(・・・行ったか)待ち伏せとはあまり感心出来ないな。隠れてないで出てこいよ。なぁハルヒ」クルッ
ハルヒ「ッ!?」
ハルヒ「・・・キョン、なんでSOS団を辞めたのよ。そんな勝手な行為許さないわ」
キョン「許すも許さないもないだろ?お前にされた事を思えば今まで続いてたのさえ不思議だぞ。」
ハルヒ「ッ・・・そうね、ごめんなさいキョン。ねっ、これからはそんなことしないから・・・だからっ」
キョン「それに新しいSOS団の方が俺の好みが揃っている。これは覆しようのない事実」クワッ
ハルヒ「・・・じゃあこれはどう?あんたポニーテール好きだよね?これからは・・・ずっとポニ」ユイユイ
キョン「やめてくれ、もう遅い・・・だから、俺のことは諦めてくれハルヒ」バッ
ハルヒ「・・・キョン」
ハルヒ「・・・バカッ、私があんたの事を諦めるハズが・・・」
キョン「だが俺はお前たちを見限った。いやお前たちだからこそ・・・すまない。それだけだ。じゃあな」コギコギ
ハルヒ「キョン・・・あんたなにかあったの?」
キョン「なにもない、なにもな。」コギコギ
ハルヒ「・・・キョン」
同時刻 北高屋上
長門「どういうつもりか説明を」
朝倉「どうもこうもないわ。私はまだ日陰でひっそりと咲く花では済ませたくないの。」
長門「眉毛を細く揃えられたくないなら彼らに協力するな。というか彼を返して」
朝倉「やだわ、嫉妬なの?みっともないわ」
長門「そうではない。彼はSOS団には必要なパーツ、彼でなくてはいけない。団にも私にも」
朝倉「やっぱ長門さんはこの仕事には向いてないわ。お子ちゃますぎる。心も・・・身体もね」クスリ
長門「パーソナルネーム朝倉涼子の情報連結解除を申請・・・あなたを戻したのは間違いだった。ここで消す」
朝倉「あら、怖いわどうしましょう」オロオロ
長門「情報の欠片も残さない。さよなら」ズビューーッ
朝倉「まさかこんなに簡単に・・・フフッ。お願いするわ」シュバババーー
長門「なにを?・・・!?んっ、情報操作が?身体が・・・動か、な、い」ガクッ
九曜「ーーー捕獲ーーー完了」ユラリ
朝倉「助かったわ。ありがとう周防さん。でもこんなに早く力が戻ってくるなんてね。そんなに彼が重要かしら?」
九曜「ーーー重要ーーーとても」
解除するなら俺にしろ
パーソナルネーム>>132を敵性と判断
情報連結の解除を申請する
朝倉「ふ~ん、まぁいいわ。パーソナルネーム長門有希より能力をダウンロードします。長門有希はダウンロードされた後に95%の能力を制限。パーソナルネーム朝倉涼子のバックアップとします。・・・っとこれでよし。み な ぎ っ て き た わ」
九曜「ーーー彼女ーーー潰す?」グイッ
朝倉「そこまでしなくていいわ、急に消えたら彼が色々と疑うもの。そうね、無口で恥ずかしがりで読書好きな眼鏡っ娘に改変しましょ。フヒッ」
九曜「ーーー彼女ーーー眼鏡ッ娘ーーーあなたーーー眉毛ッ娘?」
朝倉「ま、眉毛?・・・・・・また呼ぶわ。彼にも近いうちに会わせてあげる」
九曜「ーーー期待ーーーage」
改変後の長門は僕の物ですがもんくありませんね?
同時刻 閉鎖空間
古泉「・・・涼宮さんの怒り具合からしたら神人はもっと強烈かと思いましたが意外に大したことはなかったですね。森さん・・・彼はどうでした?」
森さん「・・・特になにも。只の糞ジャリでしたわ」ピキピキ
古泉「・・・なにか洗脳とか何者かの入れ知恵があったのではないでしょうか?」
森さん「古泉まで彼を過大評価しすぎです。只のエロ餓鬼ですよ。」
古泉「だとしたらいつも通り・・・ではないような気がしますが」
まあ、朝倉さんは俺の嫁だ
>>143
俺の嫁をもの扱いしないでくれるかな
キョン自宅
キョン「ただいま~・・・(平静、平静)」ガラガラ
みゆきち「あっお兄さん帰って来ましたよ」
キョン妹「・・・キョン君?お帰り~」
みゆきち「危ないわ・・・私に掴まって」ガシッ
キョン妹「うん、ごめんね」ヨチヨチ
キョン「いや待ってくれ俺が行く」トタトタ
キョン(・・・妹は・・・あの日を境に光と・・・下半身の自由を失った。それだけでなく・・・俺以外の家族すら)
キョン「みゆきち・・・今日も遅くまですまなかった。」
みゆきち「いいんです。友達ですし。それに・・・なんでもありません///。ご飯温めて食べて下さいね。美味しいかわかりませんが、それじゃ。おやすみなさい」ガチャ
キョン「あぁありがとう、おやすみ。・・・ごめんな遅くなって」
キョン妹「えへへ・・・大丈夫だよ。みゆちゃんもいたし。SOS団も忙しかったんでしょ?」
キョン「あぁ・・・風呂は入ったか?」
キョン妹「まだ~・・・お父さんとお母さんまだ帰ってこれないのかな。」
キョン(父と母はもういない・・・俺がこいつを守って・・・いや元の身体に戻してやる。それにはどんな犠牲もいとわない。)
キョン妹「こんなこと言ったら怒られちゃうかもしれないけど・・・目が見えなくなってしっかり歩けなくなっちゃったけど・・・キョン君が前より優しくしてくれるから嬉しいな」
キョン「・・・俺がお前を守る、ずっと傍にいてやる。元の身体に戻してやる」ギュツ
キョン妹「えへへ、嬉しいな」
ちなみに「みよきち」な
>>164 (ゝω・)ごめん
キョン(俺は只の人間だ・・・ちっぽけで平凡、貧弱で矮小、だが俺の回りにいる奴らは違う。神のチカラ・・・とことん利用させてもらう。俺と妹が幸せに生きる為にな)
キョン妹「キョン君、お風呂入れて~」
キョン「あぁ待ってろ。すぐに涌かしてくる。危ないから動くなよ。」
キョン妹「は~い」
キョン(そもそもあの事故すら怪しいところだらけだ。疑いだしたらキリがない。そもそも大事故だってのに新聞にすら載らない。)ドバーーー
キョン(何者かがハルヒに親しい俺を潰しに来たか・・・とにかく誰も信用出来ない・・・一番信用してた長門があれじゃあな)ドバーーー
少し前、長門宅
キョン「長門・・・俺の妹が事故にあって、両親は即死・・・でも妹はまだ生きてるんだ。助けてくれ」
長門「・・・出来ない。あなたならともかく、あなたの家族の命をどうにかする権利は私にはない」
キョン「そんなっ・・・頼む、俺にはもうあいつしか家族が、この通り」グリグリ
長門「やめて。あなたは勘違いしている。私はそれほど万能ではない。」
キョン「でも俺が死にかけた時には助けてくれただろ?妹だって・・・」
長門「あなたは特別・・・人の命とはそんな単純なものではない。わかって」
キョン「わかった、長門・・・こんなに頼んでも駄目なんだな。もうこれ以上はお前には頼らない。今までありがとう、おやすみ長門有希」ガチャ バタン
長門「(チクリ・・・この胸の痛み、辛い)・・・わかってほしい」
キョン(長門が駄目なら古泉だって・・・朝比奈さんだって信用出来る筈がない。なんてったって事故に遭わせた張本人かもしれないしな)ドバーーー
キョン(ハルヒの力だって当てにならない・・・無自覚な神にすがるほどにもう俺は愚かにはなれない)ギリリッ
キョン「ならば・・・俺が自ら神を造り出してやるッ・・・佐々木を使ってな」ダバダバ
キョン妹「キョン君~お風呂まだ~」
キョン「・・・考えごとしてたら溢れちまった。よし、今入れてやるからな、脱がすぞ。ホレ、手を上げて」ヌガシヌガシ
キョン「いいお湯だったな・・・いつまでも学校も休ませるわけにもいかないし、早いとこなんとかしなくちゃ」フキフキ
キョン妹「私は大丈夫だから・・・キョン君はしっかり学校に行って楽しんできて。大丈夫、昼間はお隣のおばさんがいてくれる。放課後はみよちゃんも来てくれるし。」
キョン「・・・俺がなんとかしてやるッ・・・元の身体に戻してやる。だからもう少し待っててくれ」ギュツ
キョン妹「キョン君、えへへ・・・今日も隣で寝ていい?」
キョン「あぁ・・・さ、布団に連れてくぞ。よっと」
キョン妹(キョン君・・・こんなになっちゃったけどあたし幸せだよ)ギュツ
キョン「寝付いたか・・・お、携帯に着信あり・・・古泉」trrr trrr trrr ガチャ
古泉「もしもし。こんな夜更けにすみません。今よろしくて?」
キョン「少し待て、妹が起きちまう」テシテシ
キョン「なんだ?・・・まぁ用件はわかるがな」
古泉「・・・あなたの様子がおかしくて調べてみたらやっとわかりました。御愁傷様です。本当に記録にはなく事故の事を知ったのは先ほどですよ」
キョン「どうだかな。すまないが色々と信用出来ないんだ。色々とな」
古泉「・・・僕でもですか?確かに機関は色々と闇が多い、それは事実です。ですが・・・」
キョン「古泉、お前だからじゃない。俺は誰も信用しない、信じるのは俺自身と・・・妹だけだ。」
バーガー来たけど何もしないのなwwwww
古泉「・・・涼宮さんもですか?彼女の気持ちはどうするんです、今日だって閉鎖空間が・・・」
キョン「世界が危機だってか?糞以下だな。俺は世界より妹が大事だ。あいつが笑うなら世界すら壊してやるよ。お前の心配も杞憂だよ。すぐにハルヒは神じゃなくなる」
古泉「自暴自棄にならないで下さい。あなたは何を言ってるかわかっているんですか?」
キョン「わかっている・・・だから古泉・・・ハルヒは任せる。お前が守ってやれ。あとハルヒには事故のことは伝えないでくれ。無駄な心配をして閉鎖空間を発生させたくない」
古泉「・・・そうすれば僕を信じてもらえますか?」
×→無駄な心配をして
○→無駄な心配をさせて
キョン「・・・お前も信用出来ない。でもお前しか頼れないんだ・・・わかってくれ」
古泉「わかりました・・・彼女には伏せておきます。ご両親のお葬式は?」
キョン「妹にはまだ死んだことは伝えてない。少し遠くに赴任したことにしてある。今はこれ以上ショックは与えられないからな。」
古泉「そうですか・・・最後に僕はあなたの味方です。それだけは・・・失礼します」ガチャ
キョン「古泉・・・案外ちょろいな。誰が機関の人間なんて・・・」
翌朝 教室
国木田「キョンおはよう・・・疲れた顔だね。大丈夫かい?」
谷口「おおかた朝まで自己最高記録更新を狙ってたんだろ」
キョン「バカ言え・・・ハルヒは?」
朝倉「お休みですって・・・先生から連絡受けたわ。彼女今週当番だったしね」
キョン「朝倉・・・昨日と感じが違うな。まさか・・・やったのか?」
朝倉「ウフフ・・・どうかしら?」
キョン「長門はどうした?まさか・・・連結を?」ガタン タッタッタッ
谷口「朝倉が昨日と違うとか・やったとか・・・連結とか」ポタポタ
国木田「中学生かよ」
朝倉「彼も甘々ね。搾りカスが心配だなんて」クスクス
キョン「教室にはいない・・・部室か?」タッタッタッ
ガチャ
長門「!?」ビクッ
キョン「長門・・・良かった。朝倉の様子から連結解除して消されたかと・・・眼鏡、また掛けたのか?」ハァハァ
長門「ごめんなさい、キョン君・・・私、あなたの力になれなかった。」
キョン「長門?その口調・・・一体?」
長門「昨日朝倉さんを屋上に呼び出して・・・彼女の連結を解除しようとしたの」
長門「俺は貴様の絞りカスだ!」
長門「そうしたら・・・わからないけど動きを封じられて・・・能力を」グスッ
キョン「それで・・・なんでいつもと違うんだ?」
長門「彼女は私を消さずにある種の・・・情報操作で普通の女の子のようにした・・・だから普段とは違うふうに喋れる」
キョン「・・・長門」
長門「キョン君・・・ごめんね、ごめんね。妹さんのことも・・・私は助けれない、見てることしか・・・出来ないウッ」シクシク
キョン(長門・・・泣いて?俺はこんなことを望んでた訳じゃ・・・長門ッ・・・済まないッ)
キョン「そうか・・・これで長門も俺の邪魔を出来ないんだな。いや、機関よりお前の方が心配だったんだよな」
長門「・・・えっ?」
>>234
それなんていうアッシュ?
消失長門を追い詰めるとはなんたる鬼畜
>>239
あんなもん追い込んでなんぼだろ
キョン「まぁ・・・お前は黙って本でも読んでろよ。その方がお似合いだよハハハッ」
長門「・・・キョン君・・・酷いょ」シクシク
キョン(この長門は巻き込めない・・・だから・・・ここで・・・お別れだ長門ッ)
キョン「俺には朝倉がいるからな、長門・・・お前は用済みだよ。SOS団も辞めろ・・・その辛気な顔は見たくない」ガチャ
長門「・・・ウッ、ウエェッ、私・・・やっと・・・気持ちを、伝え・・・グスッ」
ここで寝ます。
>>238
リキッドのつもりだったんだが
>>241
続きはいらねーから二度と書くなよカス野郎
朝倉「ずいぶんと酷い言い方ね。女の子を泣かすなんてクスクス」
キョン「盗み聞きとは悪趣味だな。お前こそどういうつもりだ?長門を改変して・・・能力を制限するだけて十分だろう?」
朝倉「あら、あんな娘は嫌い?あたしは大好きよ。昨夜も家に帰ってから・・・嫌なら消すけど」ニコッ
キョン「・・・そんな無駄なことはしなくていい。俺には必要なのはお前みたいにな美と知を兼ね揃えた女だ。俺と来い、朝倉涼子」グイッ
朝倉「あなた変わったわね・・・でも涼宮さんの下でヌボーっとした顔してた時よりずっと魅力的よ。」クスクス
キョン「自分のおかれてる境遇を理解したら誰だって変わるさ」
キョン「・・・で実際ハルヒの力を佐々木に移す方法なんてあるのか?」
朝倉「どうかしら?彼女が死んだら自動的に移る仕組みかも・・・殺っちゃう?」シャキーン
キョン「殺らんでいい。そんな物騒なことしてみろ、機関が一個師団投入して皆殺しにされるわ・・・俺が言うのもなんだがお前も変わったな。」
朝倉「今ならなんでも出来そうな気がするのよ・・・長門さんは凄いわ。こんな気持ちを押さえ込んで生活してたなんて」
キョン(危ない奴だ・・・早めに見切りをつけないとな)
キョン「ハルヒに自分の力を自覚させ・・・その上で能力を譲渡させる。そんなところか?」
朝倉「あら、急に難易度が上がったわね。そんなこと可能なの?」
キョン「それが正解かすらもわからんけどな・・・まぁやってみるだけの価値はある。そろそろ教室に戻るぞ。先に行くからな」スタスタ
朝倉「・・・周防さんの言う通りね、確かにソソりわ彼・・・彼女との約束守れるかしらクスクス」ペロリ
放課後 元コンピ研部室
コンコンガチャ
キョン「・・・森さん早いですね。いい心がけです、正にメイドの鑑ですよ」
森さん「機関から正式に辞令が降りましたから。ふぬけた組織に成り下がったものよ・・・存続の為にスポンサーに媚びて神を売るなんて。」ギリギリ
朝倉「いいじゃない。楽しみましょ・・・これからは裏方じゃなく表舞台で動けるのよ?正に世界はここで廻るのよ」クスクス
森さん「どうでしょう?私はそんな希望などありませんが・・・お茶です」コトリ
キョン「どうも」スッ
朝倉「待ちなさい・・・それは私が飲むわ」グビグビ
森さん「・・・チッ(でもこれで邪魔なTFEI端末を始末出来たわ)」
朝倉「・・・んっ、グフッ・・・こ、これは毒が?く、苦しハァハァ」バタッ
キョン「おいおい冗談は止めろよ朝倉・・・血?マヂなのか?」
森さん「残念ながら事実です。本来はあなたに盛るつもりでしたがまさか彼女が飲むなんてね。まぁかえって良かったかしら」クスクス
キョン「・・・これは機関からの指示ですか?」
森さん「いえ私個人の意思です。あなたを始末すること・・・これが最良の選択。新川も古泉も知らないわ」
キョン「そうか、良かった。機関にはまだ役に立って貰いたいですからね。潰さずに済んで助かりました。朝倉、起きろ。」グイグイ
朝倉「・・・いい盛りっプリね。彼なら一滴でもお陀仏よ。味はお茶と変わらない、飲むまでわからないなんてね」ガバッ
森さん「・・・そんな、あの毒でも?」ガタガタ
朝倉「・・・これはいけないメイドね・・・お仕置きが必要かしら?反逆罪に問われてもおかしくないわ」ペロッニヤニヤ
キョン「・・・ほどほどにしとけよ、部屋から出てるか?お楽しみには俺がいちゃ邪魔だろ?」
森さん「ヒッ」ガタガタ
朝倉「そうね・・・それじゃお願」
鶴谷さん「にょろーん、皆揃ってるねっ。おや佐々木ッチだけいないね。お休みかい?メイドさ~ん、あたしにも冷茶一つ欲しいっさ」ガチャ
朝倉「・・・チッ、いいところで」
キョン「まぁいいだろ・・・森さん、俺と朝倉にもお茶を・・・ストレートでね」ニヤリ
森さん「かしこまりました(お嬢様、感謝致します)」
キョン「朝倉には伝えてあるがハルヒに自分の力を自覚させその上で佐々木に譲渡させる・・・とりあえずこの流れで進めることにする。森さん、無理に協力しなくていいですよ。ですがこの部屋で見聞きした事は誰にも内密にお願いします。もし誰かに伝えたら・・・」
朝倉「ふふっ・・・凌辱メイド地獄~淫妖の宴~ってとこね」ジュルリ
鶴屋さん「おやおや、凄い単語が出たねっ。あたしも喋ったら同じ目に遭うにょろ?」
朝倉「監禁令嬢~淫魔の調教~って感じに」ハァハァ
キョン「鶴屋さんは特にないですよ。気にしないで下さい」
キョン「今日はハルヒも佐々木もいない・・・作戦はまた後日だ。早めに切り上げよう。(早く帰ってあいつの顔が見たい)」
鶴屋さん「メイドさんッ・・・それなら屋上でちょろっと稽古付けてくれっさ」ガタッ
森さん「かしこまりました」ニコリ
朝倉「あたしはどうしようかしら・・・帰って長門さんで遊ぶのもいいけどなぁ~いつでも出来るし~」
キョン(長門で遊ぶ?どういうことだ?いや別に長門がどうってわけじゃ)
キョン「あんまり長門を虐めるなよ」
こんな時間か・・・仕事だからまた暇見てなんとかします。支援して頂きありがとうございます
朝倉「あら?長門さんが心配?意外ね・・・妹さんのことしか興味ないと思ってたわ」ニコッ
キョン「ッツ!?(妹のことを!?いや、今は平静を装えっ)・・・あんな妹でも大事だよ。当然さ」ニコッ
鶴屋さん「キョン君、妹さんどうかしたのかいっ?凄い汗だよっ?」
朝倉「妹さん風邪らしいわ。心配になるのも無理がないわ、あんなに可愛いんだもん。ねっキョン君?」クスクス
キョン(この眉毛、調子に乗りやがって)ビキビキ
>>291
ちょっと表でろ
俺の嫁だぞ
>>292
は?絵が嫁なわけねーだろ。
気持ち悪いんだよクズ野郎が
キョン「・・・妹に手を出してみろ。眉毛一本つ残さずに消してやる」ボソボソ
朝倉「あら怖い・・・あなたが私の意思にそぐわない事をしない限りそんなことしないわ。」ボソボソ
キョン、朝倉「ニコッ」ビキビキゴゴゴゴゴゴゴゴ
鶴屋さん「二人は仲良しだねっ・・・熱々さぁ~」ニコニコ
森さん「えっ?お嬢様本気ですか?どう見ても仲良しには(しかし彼の妹が何かしらの鍵のようね・・・調べてみるわ)」
キョン「じゃあ解散だな」ガチャ
この朝倉さんもまた魅力的な事には変わらんな
こういうスレ探し出してわざわざ
「気持ち悪い」
とか書き込んでる時点でなかなかにアレなんだぜ
キョン「クソッ・・・朝倉のやつ。厄介だな・・・今以上に妹から目が放せない。」コギコギ
キョン「ただいまっ・・・おっいい香りだな。カレーか?」ヌギヌギ
みよきち「おかえりなさい。今日はお早いですね。」
キョン妹「キョン君おかえり~」
キョン「あぁハルヒが休みでな。早く解散したんだ」
キョン妹「ハルにゃんが?風邪かな?心配だね~。ね~シャミ~?」
キョン「(俺はお前が心配だよ・・・)みよきちもご飯食べてくだろ?」
みよきち「えぇ・・・いいんですか?」
キョン妹「やった~食べよ食べよ・・・お腹ペコペコだよ」ニコッ
>>303
俺はいいからスポイルは許してやれ
超支援
>>303
このコピペって何のスレ?
じゃあ俺は朝倉さんをスポイルしてくる
キョン「ほらっ・・・またこぼしたぞ。いいから俺が食わせてやる。あ~んしろ、あ~ん」スクイスクイ
キョン妹「あ~ん」パクモグモグ「美味しいねっ」
キョン「そうだな。みよきち、すごく美味しいよ」
みよきち「二人で一緒に作ったんですよ。ね?」
キョン妹「あたしも手伝ったんだよ。人参摺り下ろしたり人参摺り下ろしたり人参摺り下ろしたり・・・」
キョン「つまり人参しか摺らなかったんだな?ハハハッ」
キョン妹「えへへ」
みよきち「うふふ」
キョン「遅くまですまなかったな。そこまで送ろうか?」
みよきち「いえっ・・・大丈夫です。妹さんの傍にいてあげて下さい。それじゃ」ガチャ
キョン「うん、それじゃ・・・おやすみ」バタン
キョン妹「・・・帰っちゃったね。」
キョン「あぁ・・・いい子だな。みよきちは。」
キョン妹「みよちゃんにならキョン君をあげてもいいかな」ニコッ
キョン「バ、馬鹿言うなっ・・・そんなつもりじゃ」
キョン妹「あ、そっかハルにゃんがいるもんね。」
キョン「ハルヒは関係ないッ」
キョン妹「え~じゃみくるちゃん?有希ちゃん?・・・鶴にゃんかな?キョン君モテモテだからね~」
キョン「・・・俺はお前が元気なら他には誰もいらないよ」ギュッ
キョン妹「ウッ・・・キョン君」ギュッ
キョン「明日は金曜だ・・・土日とずっと一緒にいてやる。約束だ。家にいるか?どっか行きたいとこはあるか?」
キョン妹「・・・嬉しいな。またSOS団のみんなと遊びたいな~・・・でもわたしがいたらみんなつまんないよね?」
キョン「そんなことはないぞ。でめあいつらにも都合があるからな・・・でも聞いてみるよ。ダメならずっと俺が遊んでやる」
キョン妹「キョン君・・・ありがとう」
キョン「さっ・・・風呂に入って寝ような」
キョン妹「うんっ」
翌朝 教室
キョン「・・・ハルヒ、おはよう」ガタッ
ハルヒ「・・・おはよ」ムスッ
キョン「(ハルヒは来た・・・今日やるか)なぁハルヒ・・・大事な話があるんだ。二人で話がしたい、放課後空いてるか?」
ハルヒ「なによ・・・いまさら・・・愛の告白?フンッ」
キョン「近いな・・・もっと複雑だが似たようなもんだ」
ハルヒ「えっ・・・そんな、嘘よね?」ドキドキ
谷口「・・・」ドキドキ
国木田「キョンやるなぁ」
朝倉「・・・」ニヤリ
キョン「放課後部室に迎えに行くから、待っててくれ」ガタン
ハルヒ「う、うん」ドキドキ
国木田「キョン、どこ行くの?もうすぐHR始まるよ?」
キョン「・・・放課後のリハーサルしてくる。岡部には適当に誤魔化しといてくれ」
ハルヒ「嘘だよね・・・冗談よ冗談、本気にしちゃ駄目」ドキドキ
trrr trrr trrr ガチャ
キョン「佐々木か?今日やるぞ。放課後北高に来てくれ」
佐々木『おやおや急だね・・・でも行くよ。キョン・・・その為に僕が必要なんだろ?』
キョン「あぁ佐々木・・・俺にはお前が必要だ。」
佐々木『キョン・・・嬉しいよ(利用されてるってわかっていてもね、キョンに必要にされて僕は嬉しいと感じている)』
キョン「それじゃ放課後にな」
キョン「・・・いまさらハルヒと顔を合わせて授業受けるのもあれだな。コンピ研の部室でサボるか。」テクテク
ガチャ
みくる「キョン君おはようございました・・・待ってました」
キョン「朝比奈さん・・・何のようですか?僕は特に用はありませんが?」
みくる「そんな・・・」
キョン「待ってましたって言いましたね?また未来からの指令ですか?おおかた泣き落としでも何でもいいから俺を止めろってとこですかね?」
みくる「・・・そうです。あなたを止めろって」グスッ
キョン「おあいにく様ですがもう遅いです。ハルヒの力は今日にも佐々木に移ります。」
朝倉さんは実に人間臭くて魅力的
古泉「お時間よろしくて?」
みくる「キョン君、おはようございました。」
みくる「・・・わかってます。その指令を最後に未来と通信が出来なくなりました。・・・この意味がキョン君にわかりますか?」
キョン「もうハルヒが神としての未来はないってことですよね?安心しました。」
みくる「酷いです。わたしは・・・もう家族に会えません、ここでこの時代の人間として生きていくしか・・・ご家族を失ったキョン君なら少しはわかっ・・・んっ」グイッ
キョン「酷いだと?あんたに何がわかる。だいたい許可が出ないと時間移動も出来ない未来人が何を言える・・・家族に会えない?朝比奈さんはエージェントですよね?そんな覚悟も出来てなかったんですか?」
みくる「ひっ」ドサッ
キョン「わかりました・・・いいですよ。ハルヒから力を奪うのは止めにします。代わりに・・・」
みくる「代わりに?・・・なんですか?わたしに出来ることならなんでも・・・」
キョン「俺を家族が事故に遭ったあの日に飛ばして下さい。そもそもあの事故さえなければこんな事には・・・お願いします。朝比奈さん」
みくる「・・・キョン君・・・ごめんなさい、禁則事項です。できません。ごめんなさい」
キョン「・・・禁則禁則禁則禁則・・・未来に戻れなくてもそれしか言えないんですね。都合が悪ければ禁則で済ませるんですか?」
みくる「そんなつもりじゃ・・・」
キョン「あなたは家族に会えなくなる覚悟があったかもしるません。でも妹は・・・家族も失い光を失い歩くことさえ出来ない・・・まだ小学生なんですよ」ギリギリ
みくる「キョン君・・・」スッ ヌギヌギ
キョン「なんですか?言葉じゃ懐柔出来なければ身体で懐柔ですか?見上げたものです。ですがあいにくそんな気分じゃ・・・」
みくる「違います。ただキョン君が・・・あまりにも・・・寂しそうな・・・顔だから」
キョン「!?」
超展開すぐるwwww
キョン「・・・どこまでも・・・朝比奈さん・・・あなたって人は」ピキピキ
バンッ
鶴屋さん「そこまでだよ・・・みくる、そんな男に優しくしてやる必要はないよ。」
みくる「鶴屋さん・・・どうして?」
鶴屋さん「みくるが教室に来ないからね・・・探し回ってたら声が聞こえて。色々聞かせてもらったよ。」
キョン「鶴屋さん・・・あなたは副団長ですよね?誰の味方なんですか?」
鶴屋さん「みくるの味方さ。キョン君、少なくともあんたの手助けなんか死んでもお断りだねっ」
しえんぬ
キョン「どこから聞いてたのか知りませんが・・・構いませんよ。辞めればいいじゃないですか」
鶴屋さん「みくるっ、行くよ・・・キョン君、ちょっとでもあんたを仲間だと、友達だと思ってたなんて一族の恥だよ。」
キョン「仲間ですか・・・そんなものは只の上っ面の繋がりです。事実そこの朝比奈さんはいくら頼んでも禁則禁則で何の役にも立ちません・・・自分が現状を打開する一番の手段を持ってるにも関わらず」
鶴屋さん「それはキョン君の都合だよね?みくるの事情を考えない・・・そんなことは仲間のすることじゃないっさ。」
キョン「水掛け論です。終着点がありませんよ」
鶴屋さん「・・・見損なったよ。みくる・・・行こっ」ガラガラ
みくる「・・・ごめんなさい、キョン君」ガチャ
キョン(覚悟はしてたさ・・・でもまだ序の口・・・失うものはまだまだある)
放課後 部室
ハルヒ「キョンはともかく古泉君も来ないし・・・みくるちゃんはなんか目が虚ろだし・・・有希はなんか・・・可愛くなったわね。おどおどした感じが嗜虐心を揺さぶるわ・・・眼鏡復活してるし・・・ちょっと虐めたくなったわ」ハァハァ
長門「ヒッ・・・い、痛いのは嫌です」ガタガタ
ハルヒ「・・・冗談よ、冗談」ポンッ
長門「い、いや・・・やめて下さい。ごめんなさいごめんなさい」
ハルヒ「ちょっと有希?どうしちゃったの」アセアセ
ガチャ
キョン「ハルヒ・・・いるな。行こうか?」ニコッ
ハルヒ「キョン・・・うん」ドキドキ
みくる「ッツ!!・・・涼宮しゃん、行かないで下しゃい」ガシッ
ハルヒ「みくるちゃんどうしたのよっ?相手はキョンよ。取って喰われる訳じゃないわ、すぐ帰ってくる。お茶煎れて待っててちょうだい」ガラガラ
みくる「涼宮さん・・・古泉君、こんな時になんでいないの?」
北高 屋上階段
ハルヒ「ここ、SOS団を作る時にあんたを引きずってきた場所ね。懐かしいわホント」
キョン「・・・憶えてたか。まぁ忘れるわきゃないよな。俺もずっと忘れないよきっと」
ハルヒ「・・・うん。で話ってなによ」ドキドキ
キョン「ハルヒ・・・なぁ神様っていると思うか?」
ハルヒ「運命がどうたらってこと?その私とあんたがその・・・運命的な出会いでゴニョゴニョ」
キョン「運命的・・・そうかもな。でも話したい内容とは違う。」
ハルヒ「まわりくどいわね・・・何が言いたいの?」
キョン「いつかお前に言ったよな。未来人も宇宙人も超能力者もいるって」
ハルヒ「古泉君とかみくるちゃん、有希がってやつね・・・つまんない冗談。」
キョン「・・・全部事実だ・・・それでお前が・・・」
ハルヒ「神ってね。ふざけてるの?じゃああんたは何者?悪魔?妖怪?」
キョン「・・・ジョン、ジョン・スミスだよ。ハルヒ」
ハルヒ「あんた・・・何を言って?」ドサッ
キョン「ついでに言うとあの時に一緒にいた・・・あの眠ってた女の子は朝比奈さんだ。彼女の力であの場所にいた・・・お前が望んだからかもな。」
ハルヒ「う、嘘よ。信じない、信じれない、信じたくない」ガタガタ
キョン「あの時の文字は『わたしは、ここにいる』だっけか?ハルヒ・・・おれもそこにいた・・・ってとこだな」クスクス
キョン「なにを怖がる・・・全部お前が求めた、だから実現した。嬉しいだろ?」
ハルヒ「確かに欲しがった。でも私が欲しがったから実現した、そんなの嘘よ。ありえないわ・・・それなら今すぐ何か見せてよ」
キョン「ハルヒ・・・自分を疑うな。お前が自分を疑ったら叶うものも叶わなくなる・・・神様も不便だな・・・朝倉いるんだろ?出てこいよ。」
朝倉「・・・言っちゃったわね。もう戻れないわよ」クスクス
キョン「覚悟の上だ・・・朝倉、神様のご希望だ。何かして見せろ。ハルヒ様、こいつは賎しい宇宙人です。ご覧になって下さい」スタッ
朝倉「プッ・・・なにそれあなた芝居がかりすぎよ・・・ちょうど機関の蝿がいるわね。潰してくるわ」ガラガラバッ
ハルヒ「ちょ、ちょっとそこは窓よ、それにここは屋上・・・えっ?飛んで・・・」
キョン「・・・情報操作、長門もよくやってたよ。便利な力だよ。まったく」
ハルヒ「あれは誰?朝倉さん何を・・・嘘?腕が・・・?何をする気なの・・・キョン、止めさせて、お願い」ガバッ
はよせい
キョン「あれは『機関』の見張りだな。古泉の仲間か?知ってるかハルヒ・・・お前は二十四時間あいつらに見張られてるんだ。プライバシーも糞もない」
ハルヒ「いいからやめさせて・・・お願いだから」
キョン「ハルヒ・・・お前が朝倉の力を見たいと言ったんだろ?目を反らすな」
ハルヒ「いや・・・嫌だよこんなの」グスグス
朝倉「ただいま・・・意外にしぶとかったわクスクス。さすがに訓練されてる奴らだけあってすぐには死ななかっ・・・」バシッ
ハルヒ「ひ、人殺し・・・人の命をなんだと思ってんのよ」フルフル
朝倉「そうね、でも私には命の概念なんてないの。だから命の価値なんてわかんないわ」
キョン「ハルヒ、こいつらはそういった奴らなんだ。」
ハルヒ「有希もそうなの?あの子もこいつみたいに・・・」
キョン「他はわからんが長門は違ったな。でも今のお前の監視役はこいつなんだ。」
ハルヒ「監視役?」
キョン「あぁそうだ。古泉も長門も朝比奈さんもみんなお前の正体を知ってて黙ってた監視役みたいなもんさ。神様のご機嫌を損ねないように、腫れ物に触るようにな。」
は
な
くそ
ハルヒ「そんな・・・嘘よ」ブワッ
キョン「ありえないよな・・・仲間だと思ってた連中が自分の顔色を伺ってご機嫌をとろうとする姑息な監視役だなんてな・・・大した奴らだよまったく。」
ハルヒ「あんたも・・・あんたもそうなの?」
キョン「俺はなハルヒ・・・お前をそんな境遇から救ってやりたいんだ。お前は俺にとっと大切な・・・人間なんだ。神様なんかじゃなくてな」
ハルヒ「・・・キョン、信じていいの?」
キョン「あぁ(ニヤリ)」
キョン「あぁ・・・俺に任せろ。すべて忘れさせてやる。嫌なことも・・・不安も全てな」
ハルヒ「・・・でもどうやって?」
キョン「・・・佐々木、来てくれ」
佐々木「涼宮さん・・・久しぶりだね。ショックだったろう・・・可哀想に」ナデナデ
ハルヒ「な、なんで佐々木さんが?」
キョン「ハルヒ・・・簡単に言うと佐々木はお前のスペアだ。お前が望めばそのチカラを佐々木に移すことが出来る。だからその厄介なチカラは佐々木に預かってもらって俺たちはまたSOS団で今まで通り楽しくすごそう。な?」
ハルヒ「え、でもそんなことしたら佐々木さんが・・・」
佐々木「僕は構わないよ。自分がスペアだということは理解してるし・・・僕は平凡なのが好きなんだ。宇宙人だの超能力者だのを求めたりはしないさ。いいところ当たり付きアイスの当たりを願うぐらいだろう。クックッ」
キョン「だから・・・ハルヒ、また全部忘れて新しくやり直そう。なっ」ギュッ
ハルヒ「うん・・・キョンお願い、全部忘れさせて・・・今のままじゃ、あたし・・・」グスン
キョン「じゃあ強く願え・・・自分のチカラを意識しつつそれを佐々木に渡すことを・・・」
朝倉「・・・」クスクス
朝倉「クスクス」
キョン「何かおかしい?」
朝倉「茶番はおかしいものだろう?」
文芸部室
ハルヒ「みっくるちゃーん、ただいまっ」ガラッ
みくる「あれ?キョン君は?ご一緒じゃないんですか?」
ハルヒ「キョン?あいつのこと知ってるの?」
みくる「え?・・・さっき迎えに。」
ハルヒ「あいつ私の前の席なんだけどさ、ちょっと親しくしてあげたら勘違いしたみたいでさ・・・付き合ってくれ・・・だってさ」
みくる「え・・・それでどうしたんですか?」
ハルヒ「もちろんお断りしたわよ。私は男なんかに構ってる暇はないの。」
みくる「そんな・・・まさか・・・な、長門さんっ!?」
長門「彼女は情報操作を受けてるみたい、つまり彼女はもう神性を帯びていない。・・・彼の思惑通りに進んじゃったのね」
みくる「そ、そんな」ガクッ
ハルヒ「なにごちゃごちゃ言ってんの?明日は土曜日、市内探索をするんだからね。古泉君遅いわね。サボる気かしら」
屋上付近
キョン「・・・佐々木、気分はどうだ。なんか変わったことはあるか?」
佐々木「今のところは・・・ないね。いたって普通だよ。」
朝倉「・・・涼宮さんはいいの?消した方が良かったんじゃない?」
キョン「あいつに罪はない。今まで通り楽しく過ごしてくれればいいさ・・・宇宙人も未来人も見つからないだろうがな。」
佐々木「でもSOS団は活動するんだろ?彼らが暴露する恐れもあるんじゃないのかい?」
キョン「能力が制限された宇宙人、未来に帰れない未来人、なんの能力もない超能力者の言うことなんて誰が信じるんだ」
朝倉「それもそうね・・・で、これからどうするの?」
trrr trrr trrr
佐々木「おや、橘さんから電話だね。もしもしどうしたんだい?」
橘『佐々木さん、突然ですけど涼宮さんから・・・その~なんていうか・・・力を譲ってもらってませんか?』
佐々木「おや、わかるのかい?」
橘『やっぱり・・・組織のみんなで同時に感じたんですよっ、今から会えませんか?みんな大喜びですよ』
やったたえちゃん
佐々木「というわけだ。僕は失礼する。キョン・・・前に聞きそびれた君のネガイ・・・今度聞かせてくれよ」カンカンカン
朝倉「・・・良くやったわね。期待通りよ」クスクス
キョン「別にお前の為じゃない・・・自分の、そして妹の為だ。」
朝倉「まぁいいわ・・・私も帰るわね。また連絡してちょうだい」カンカンカン
キョン「良かったんだ・・・きっと・・・これで妹が救えるハズ・・・早く、今すぐあいつの顔が見たい」カンカンカン
駅前公園付近
キョン「遅くなっちまったな。あいつ心配してるかな・・・あれ、あのシルエットは・・・長門?」ジャリジャリ
長門「・・・・・・!?」
キョン「そんなに驚くなよ。帰らないのか?・・・隣、座るぞ」スタッ
長門「・・・帰りたくないの」ポツリ
キョン「・・・一人じゃ寂しいからか?」
長門「・・・」フルフル
キョン「ハルヒのことは悪かったな。こんなこと頼める義理じゃないがあいつと仲良くしてやってくれ」
長門「・・・」コクン
キョン「じゃ・・・なっ。ありがとなっ」スタッ
長門「・・・待ってキョン君」ギュッ
キョン「・・・どうした?・・・なにがそんなに不安なんだ?」
長門「一人は嫌なの・・・一人でお家にいると・・・彼女が来るの」ガタガタ
キョン「・・・彼女?」
長門「朝倉・・・涼子」ガタガタ
キョン「朝倉が!?朝倉がなんだってんだ」
長門「・・・私を虐めるの。それが怖い、凄く」シクシク
キョン「どういうことだ?虐めるって・・・なんでだ?なんでそんなことを」
長門「たぶん・・・私がなにをされても死なない、・・・死ねないから・・・彼女の有り余る暴力性を受け入れる器が他にないから」シクシク
キョン「そんな・・・傷一つ見当たらないぞ・・・いや情報操作か?」
長門「・・・」コクン
長門「・・・部屋を情報操作して辺りから隔離するの。だから泣いても叫んでも誰も助けてくれない」
キョン「・・・・・・そんな」
長門「ひとしきり私の体を痛め付けたり分解したらまた元に戻すの・・・その繰り返し」
キョン「嘘だ・・・そんな」ダラダラ
長門「・・・私の制限された能力じゃ抵抗も出来ない・・・ただ玩具に飽きるのを待つしかないの」グスン
キョン「・・・長門・・・俺のせいなんだよな」
この朝倉さんは青色と言うより藍色の朝倉さんだな
長門「・・・そんなつもりで言ったんじゃないの。キョン君はキョン君で妹さんの為に必死なんだよね?妹さんを助けられない私にはなにも言う権利はないわ」ポタポタ
キョン「・・・長門・・・俺の家に来いよ、匿ってやる。あいつが来ても追っ払ってやるから安心しろ」
長門「・・・キョン君ッ」
キョン「妹もきっと喜ぶさ。佐々木に言ってあいつのチカラもどうにかしてやる・・・だから泣くなよ」
長門「キョン君、ありがとう」ギュッ
朝倉『面白くなってきたじゃないクスクス』
み な ぎ っ て き た ! ! !
ここで本物の朝倉さんが長門を助けにくるルート来い
キョン「長門・・・しっかり掴まってろよ」コギコギ
長門「・・・うん///」ギュッ
キョン「さぁ着いたぞ」ハァハァ
長門「・・・電気点いてないね。もう寝ちゃってるのかな?」
キョン「・・・そんなハズは・・・いや、まさか・・・長門、外にいてくれ」ガチャ
キョン「・・・!?なんだ・・・なにが起こったんだ?なんで部屋がこんなにボロボロに?」
ガタン
キョン「誰だっ!?」
ミヨキチ「・・・おにーさん?」ブルブル
俺「そうだな。ククク…」朝倉の肩を抱く
数時間前の機関
古泉「いやはや森さんにまで知られてしまうと・・・参りました。」
森さん「確かに彼の様子はおかしかったと思うけど・・・まさか妹さんを救う為に世界を売るなんてね・・・なかなか出来ることじゃないわ」
古泉「麗しき兄妹愛ですね。」
森さん「でも到底許されることじゃない。確かに事故には怪しい点が多すぎる。それは後からいくらでも調べられるわ。今は一刻を争う、彼の妹を確保する。そうすれば交渉出来るでしょう・・・妹さんが大事なら尚更ね」
古泉「・・・僕も参加しなければいけませんか?」
森さん「なにを腑抜けた事を・・・参加すれば彼の妹のことを報告しなかった罰・・・不問にします。」
古泉「・・・気乗りしません。」
森さん「彼は今回の件で断罪をしなければならなくなるわ。それは法律云々じゃない、機関、その他の勢力からの要求よ。その時に誰かが彼の味方になってあげなきゃ彼は・・・終わったようなものよ」
古泉「・・・」ゴクリ
森さん「だからあなたはずっと上に昇って彼を救える立場になりなさい」
森さん「古泉・・・行くわよ」ガチャ
古泉「ハイッ」ガチャ
キョン宅 付近
機関兵士A「こちらアルファ1、目標を確認」
機関兵士B「・・・目標の横に人影あり。友人の吉村美代子と思われます」
森さん『総員突入せよ・・・友人も確保しろ。かすり傷一つ負わせるな・・・あとあと厄介だからなフフッ』
機関兵士A「了解、総員突入・・・GOGOGOGO」
古泉「うまくいきそうですね。」
森さん「失敗する要素がないわよ」
機関兵士A『なんだ・・・なんだこいつは、バ、バケモノかっ』
森さん、古泉「!?」
森さん「古泉くん寝ちゃ駄目!!」
機関兵士A「古泉ぃいい!!」
森さん「いやああああああ!!!」
古泉「くか~・・・」
森さん「総員戦闘配置、ストーム1・・・状況を・・・古泉、行くわよ」ガチャ
古泉「一体なにが!?」ガチャ
機関兵士A「撃て打て射て討て・・・目標には当てるなよ」パラパラパラパラパラ
九曜「ーーー無駄ーーー無駄ーーー無駄」ビュン
機関兵士A「ぐはっ」ドサッ
機関兵士B「隊長、畜生化け物めっ・・・うわ、やめやめてく」グシャ
機関兵士C「キャプテンフォレスト・・・駄目です、歯が立ちません」
九曜「―――早さ―――――が―――足りない――――」
九曜「ーーーどっちがーーー彼のーーー妹?」ギロリ
キョン妹「妹?わたし、わたしがキョン君の妹、ミヨちゃんは関係ない」ブルブル
九曜「ーーーミヨちゃん?ーーーあなたはどうでもいいーーー必要なのは妹ーーーだけ」
キョン妹「ミヨちゃんは隠れてて、男の人たちもこの声の人も私に用があるみたいだから」
ミヨキチ「で、でも」
キョン妹「キョン君が来たら今のことを伝えて。さっ早く隠れて」
九曜「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!」
森さん「彼女から離れなさい、射つわよ。」ガチャ
九曜「ーーーあなたーーー誰?」
古泉「あれは・・・天蓋領域のデバイス・・・名は周防なんちゃらでしたか」
九曜「ーーー周防ーーー九曜」
森さん「射ちます」ドキューーン
キョン妹「キャッ」ペタン
九曜「ーーー無駄ーーーん、無駄ではーーーない」
森さん「対TFEI端末用の弾丸よ。少しは効くようね、古泉、撃ちなさい」ドキューーンドキューーン
九曜「ーーー生体ーーー活動にーーー支障」ドサッ
森さん「怪我はない?怖かったでしょ?」トコトコ
古泉「僕です。声でわかりますか、お兄さん、キョン君の友達の古泉です。」
キョン妹「あっ一樹君だね~憶えてるよ~」
森さん「ここは危ないわ、私たちと行きましょう」
キョン妹「う、うん。さっきの声のお姉ちゃん大丈夫かな?」
九曜「ーーー」ピクリ
古泉「・・・も、森さん、感じましたか?涼宮さんのチカラが!?」
森さん「わかるわ・・・遂にやられたのね。これで機関もおしまいかしら」クスクス
キョン妹「どうかしたの~?」
森さん(大丈夫、この子がこちらにあればまだなんとかなるわ)
九曜「ーーーチャンスーーーキラッ」ビュン
古泉「!?森さんッ・・・危ないッ・・・ぐはっ」トンッ バキバキ
森さん「古泉ッ・・・」
九曜「ーーー妹ーーー確保ーーー」ビュン
森さん「なんてことなの・・・古泉、しっかりして」
森「古泉・・・あいつらに復讐してやる!」みたいな展開になりそうだが・・・
機関が突入しなければ古泉はやられなかった
タイキックー
ファッ!!
現在 キョン宅
ミヨキチ「それで暫くはバタバタしてたけど・・・その後はお兄さんが帰ってくるまで静かでした」ガタガタ
キョン「ミヨキチだけでも無事で良かった。怖かっただろう」ギュッ
長門「キョン君・・・もしかしたらだけど妹さんを拐った彼女は朝倉さんと繋がっているのかも」
キョン「どうしてそう思うんだ?」
長門「この家に残っている暗い靄みたいな雰囲気・・・朝倉さんにやられた時と同じ雰囲気が・・・」
キョン「そうか・・・だから弱かった朝倉がお前を倒せたんだな。畜生」ガッ
長門「キョン君ごめんなさい・・・私に構ってなければ妹さんを・・・」グスン
キョン「いや、俺がいたって結果は同じだろう。俺も一緒に拐われてたかもしれない・・・危ないとこだった。ミヨキチ・・・タクシーを呼ぶから今日は帰るんだ。大丈夫、あいつは無事だよ」ナデナデ
キョン(朝倉・・・森園生、古泉までもか。やってくれるじゃねぇか。思い知らせてやるよ)ビキビキ
長門「・・・私のせいだ」
朝倉「私が?長門さんを?」キョン「黙れ」
長門「(計画通り……)」
新川「森園生・・・あなたがいながらこの体たらく。いかがするおつもりで?」
森さん「・・・責任は私にあるわ。好きなようにして」
新川「古泉は瀕死、駆り出した兵士は全滅、対象は連れ去られ・・・おまけに涼宮ハルヒはチカラを失い『組織』がシャシャリ出てきています。」
森さん「お手上げね・・・無職か軍法会議か、最高の二択かしらクスクス」
新川「上層部は早くも組織との合併を画策しています。そうなれば我々は用済みですよ。」
キョン「部屋はボロボロだけどなんとか寝れるだろ」ポンポン
長門「キョン君・・・どうするの?」
キョン「俺は非力だ・・・とりあえず明日佐々木と連絡取ってみるとするか。情けないだろ?自分じゃ何も出来ないのに煽って騙して・・・色々失って・・・やっと願いが叶うと思ったらこれだからな。」
長門「そんなことないよ。ずっとキョン君が妹さんの為に頑張ってきたことは知ってるから」
キョン「長門・・・でもな妹がいなくなって少し安心してる自分がいるんだ・・・気持ち悪ィ・・・最低だ、誰よりもな」
やっぱりヒロインは長門なんだ!
いつだって長門はヒロインなんだ!
>>570
ちげーよカス
長門「・・・気のせいだよ。大丈夫、妹さんは無事よ」
キョン「なんでそう言える・・・朝倉に捕まってる可能性だってあるんだ、お前だってそれがどういった意味かわかるだろ?」ギュッ-
長門「・・・キョン君痛いよ」
キョン「すまない、また嫌なことを言っちまったな」
長門「疲れてるんだよ・・・添い寝してあげるからもう寝よ?佐々木さんはきっと味方だから」
キョン「長門・・・」ギュッ
キョン「スーッスーッ」
長門「疲れてたんだね。すぐ寝ちゃったわ・・・少しだけ何か期待しちゃったかも///」クスリ
長門「キョン君・・・わたし行くね?妹さんはきっと救い出すから・・・命、ううん・・・この個体識別反応に賭けて。だから・・・帰ってきたら」ガチャ タッタッタッ
長門(また図書館に・・・連れてってね)
キョン「・・・長門・・・ムニャムニャ」
>>586
・・・チッ
翌朝 キョン宅
キョン「長門ッ・・・どこにもいない。まさかあいつ朝倉のところに」ゴクリ
prrr prrr prrr
朝倉『あらキョン君おはよ~・・・佐々木さんと連絡ついたの?私ってばさっきベッドに入ったばっかりなのよねぇ・・・ハアァ欠伸が出ちゃうムニャムニャ』
キョン「長門と妹を返せ」ギリギリ
朝倉『長門さんも同じこと言ってたわね・・・妹さんは知らないわ・・・周防さんがどうこうって・・・知らないわよ、そこまではね。長門さんはそこに転がってるけどね』クスクス
キョン「長門は無事なのか?」
朝倉『あらやだ。彼女は私の物よ・・・それなのにあまりにもキョン君キョン君煩いからね・・・ちょっとやりすぎちゃった』テヘッ
キョン「!?テメェ・・・許さねぇ」
朝倉『自分じゃなにも出来ないヒモ野郎なんて怖くもいわ・・・あんたの彼氏ムカつくわよ』ドカッ
長門『ん゛・・・ぐぅ』ピクピク
>>590
死ね
朝倉『いいからとっとと佐々木さんに連絡しなさい。じゃないと長門さん挽き肉にしちゃうぞ☆』
キョン「(こいつ・・・狂ってやがる)わかった連絡する、だから長門には手を出すな。約束してくれ」
朝倉『ハイハイ、私がシャワー浴びてくる間によろしくね。長門さんもスッキリしたいよね?温かいお湯がポットにあるわよ・・・待っててね』ガチャ プーッ プーッ
キョン「くそがっ・・・長門無事でいてくれ」
prrr prrr prrr
佐々木「やぁキョン・・・連絡待ってたよ」
>>597
グダグダで意味わからなくなってるしもう辞めろ
他人のオナニーを否定するもんじゃあないよ
>>600
オナニーなら人の目につかない所でやって欲しいものだな。
気持ち悪すぎだろ
キョン「佐々木・・・どうだ、なんか変わったか?」
佐々木「僕は変わってないね。橘さんとお仲間はずいぶん喜んでくれてるよ。あまり人に感謝されることのない僕には新鮮だよ。クックッ」
キョン「それは良かった・・・今から会えるか?朝倉も会いたいらしいし」
佐々木「僕は構わないよ・・・ところでキョン、君の願いはなんだったんだい?」
キョン「妹・・・いや長くなるから会ってからにしよう。二時間後に駅前の喫茶店で・・・じゃあまた」ガチャ
>>603
補習から帰ってきて疲れてるだろうに。今日はもう休めよ
次は赤点取るなよ
>>605
安価相手間違ってるぞ?
そんくらいちゃんとやれよカスゆとり
>>603
気持ち悪いなら見なきゃいい
つかオナニーだってわかってるんだったら見るなよ
>>608
伝家の宝刀www嫌なら見るなwwwwww
ニコニコに帰れよマジで・・・
>>611
うん
で、なんでスレ閉じないの?
キョン「朝倉・・・二時間後に駅前の喫茶店だ。」
朝倉『ハイハイ、わかったわ』
キョン「長門は無事だろうな?死んでたら只じゃおかないからな」
朝倉『生きてるわよ。正確に言うと死ねないんだけどね・・・でも死んでた方がましかもね。私は治さないわよクスクス』
キョン「お前には頼らん」ガチャ
朝倉「いちいち苛つくわ・・・長門さん、帰ってきたら彼も一緒に遊んであげる。楽しみにしてなさい」
>>611
こういうやつらがVIPのSSをスポイルしてることにいい加減気づけ
>>613
いやいやwww
うん、じゃねーからwwwwww
::::::::::|ミ|:::::::
::::::::::|ミ|:::::::
::::::::::|ミ|:::::::
::::::::::|ミ|:::::::
:::_/ ̄ ̄ ̄\:::::
::ノへ丶(_∠_ \:::
:// ̄>="イ_ノ \:
| ̄(_人_) |
| ヒエエエノ、 /:
:\ `ー-U /::
:::/ 丶:お:
::/ | |:わ:
:| | |:り:
キョン「ぐわぁ」
長門「…」ピクピク
朝倉「それじゃあ」
朝倉「死になさい」
ばしゃーん
古泉「遅ればせながら参上させて頂きました…!」シュインシュイン
というカッコイツキな展開を求める
嫌なら見るなって主張自体は基本的には間違ってないよね
携帯であぼん設定めんどくさいからやめてよ
まじさ、つまんなきゃ見なきゃいいだろ
>>622
俺は嫌じゃないから見てるけど
書いてる人を褒めたりする意見は良くて
否定する意見書くと叩かれるのって冷静に考えたら間違ってる気がするけどな
>>619
古泉「遅ればせながら…」手淫手淫
二時間後 駅前喫茶店
カランカラン
キョン「・・・佐々木!?橘だったか。一緒に来たんだな。」
橘「そうですよ。佐々木さんは私たちの大事な人ですからね。何かあったら一大事です。」
佐々木「だそうだ。気にしないでくれ。キョン・・・君が僕にとって一番大事な人だからね。クックッ」
キョン「佐々木・・・なんか変わったな。自信に満ちてるというか・・・満更でもないって感じに見える」
佐々木「間違いではないかもしれない。古くから民に神として祀られた人はこんな気持ちだったのかもね・・・何でも出来そうさ」ニコッ
>>623
ヽ人人人人人人人人ノ
< 嫌なら見るな! >
< 嫌なら見るな! >
ノYYYYYYYYヽ
__
/_(S)\
// ∧∧\\
\\(゚Д゚)/ /
\⌒ ⌒ /
L_人_ノ
/ /
∧_∧ ■□( ))
( ;)□■  ̄丶
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
>>629
お前わざわざスレ開いてるじゃねーか
>>632
だからなんだよwww
気持ち悪いよ君^^
>>637
単草生やしていきがんなよゆとり太郎がwwwwww
スポイルの意味先生に聞いてこいよwwwwwwwww
俺「ミク大好き!」
ミク「私もマスターのこと大好きです!」
ぎゅっ!
俺「んっ…ミク…ちゅちゅちゅっ…ちゅっ」
ミク「ちゅっちゅっ…ちゅちゅっ…ますたぁ…ちゅっ」
俺「ちゅっ…絶対に結婚しようね…ちゅっ!」
ミク「ちゅっ……はい//」
夏だな
>>646
で?
夏だからなんなの?
暑いの?
湿度高いの?
なんでいちいちそんなこと書くの?
七月後半なんて夏に決まってんだろカスが
朝倉「お待たせ・・・みんなお揃いね。あらあなたは誰かしら?」
佐々木「彼女は橘京子さん・・・僕の信者だよ。」
橘「はじめまして」ペコリ
キョン「(信者?)揃ったから始めるか・・・朝倉、お前の願いは佐々木から情報フレアを観測したいってことでいいのか?」
朝倉「そうね・・・まぁそれが一番よね?その為にいるんだし」
佐々木「キョン・・・君の願いはなんだい?」
キョン「あぁ・・・妹、妹の身体を治してやってほしい」
佐々木「君の妹さんどうかしたのかい?あの可愛らしい娘だよね」
朝倉「交通事故で両目と足に障害が残ってるんですって」シクシク
キョン「しかもあの九曜とかいう天蓋領域のデバイスに拐われてる・・・きっと取り戻すからその時は・・・お前のチカラで・・・妹を治してくれ。」
佐々木「クックッ・・・それは出来ないよキョン」
キョン「!?どうしてだ?出来るだろう?」ガバッ
佐々木「可能か不可能で言ったら可能だよ。きっと余裕で治せるだろう。」
橘「昨日も仲間の親御さんの病気を完治させたんですよ。凄いです。」
キョン「じゃ・・・どうして妹は治してくれないんだ?おかしいだろ?」
佐々木「キョン・・・君は僕のことだけ考えてくれればいいんだ。妹だろうが他の女のことなんか気に懸けないでくれよ。気分が悪い」
橘「キョンさん・・・あなたが間違ってますよ?佐々木さんに謝って下さい」
キョン「・・・ふざけるなッ・・・それだけの理由で妹を助けないだと?間違ってるのはお前らだろ?佐々木、お前変だぞ。そんな奴じゃなかっただろう?」
佐々木「僕が・・・変わった?」ピシッ
橘(佐々木さん?・・・やだ、なにこの悪寒)
キョン「少し祭り上げられたぐらいでいい気になってるんじゃないのか?佐々木・・・神様になる前の方がずっと魅力的だったな。」
佐々木「キョン・・・そんなことを言わないでくれ。君は僕が必要なんだろ?」ピシピシピシ
朝倉「どっちかって言ったら私の家に転がってる長門っていう芋虫の方が必要みたいよね」クスクス
佐々木「芋・・・虫?嘘だ嘘だ嘘だ・・・嘘だーーー」
橘「佐々木さん、だめッ・・・閉鎖空間が」
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
佐々木の閉鎖空間
橘「・・・嘘?この真っ黒い空間が佐々木さんの?・・・みんな早く集まって」
喫茶店
朝倉「凄いわ・・・四年前の涼宮さんの時と同じくらいのを観測したわ」ブルブル
キョン「橘は閉鎖空間か・・・佐々木は倒れちまったし・・・あとはお前だけか。朝倉・・・長門返してくれ。」
朝倉「嫌よ・・・さっきの以上の情報フレアを観測するには・・・一つよね」クスクス
朝倉「あなたを殺して佐々木さんの出方を見る」ジャキ
キョン「さすがにお仕舞いか・・・さんざん他人を利用した悪人にはお似合いだよな・・・ごめんな、ハルヒ、朝比奈さん、古泉、鶴屋さん、森さん・・・長門・・・誰も救えなかった」ズバッ
キョン「・・・生きて!?えっお前は」
朝倉「なんであなたがここにいるねよ長門さんッ」ビキビキ
長門「彼を・・・守るため」
キョン「長門お前大丈夫なのか?・・・いつもと雰囲気が違うな」
朝倉「確かに四肢はもいだし喉だって潰したハズ・・・部屋も時間凍結して誰も入れる訳もない・・・あんた誰よ」ワナワナ
長門「私は長門有希・・・そして周防九曜でもある。」
キョン「どうしてそんなことに・・・九曜って言ったよな妹は?」
長門「保護してある・・・そして涼宮ハルヒの元にいる」
朝倉「なるほどね、彼女なら入れてもおかしくはないわ。そこで彼女の力を奪ったのね?」
長門「違う・・・同じ人間を想う者どおし融合した。」
朝倉「融合した?・・・下らないわ。ブッ潰して豚の餌にしてやるッ」ジャキ
長門「・・・やめて、あなたでは勝てない。」ガシッ
朝倉「ふざけるなっ・・・えっ?振りほどけない?そんな」ガクガク
長門「・・・倒れて」ボキボキボキボキボキボキボキボキ
朝倉「ヒギィ」ドサッ
キョン「長門・・・説明してくれるか?」
長門「かまわない。」
長門「朝倉涼子の部屋で私は瀕死いや生体活動は停止していて個体識別信号だけを発していた。ただあなたの名前だけを・・・」
キョン「それで俺の名前を呼ぶ声に誘われて九曜が現れたのか?」
長門「彼女もまたあなたの虜・・・何故かは知らない。そこまでは教えてくれない。今まで理解し合わなかった情報思念体と天蓋領域の思念体が理解しあい生まれた端末が私。」
キョン「凄い話だな・・・呼び方は長門でいいのか?周防の方がいいのか?」
長門「有希でも九曜でも構わない」
キョン「そうか、助かったよ、有希、九曜」
長門「そぅ」
キョン「妹は・・・そもそも九曜はなんであいつを拐ったんだ?」
長門「拐ったのではなく保護したらしい。機関にも怪しい動きがあった。朝倉涼子も妹の価値に気づいていた。だから保護した。」
キョン「俺たちの早とちりだったのか・・・ハルヒのとこにいるんだよな?大丈夫なのか?」
長門「朝倉涼子の情報操作は解除した。現在神性を帯びていない彼女の操作は問題ない。妹をとても心配している。あなたのことも・・・」
キョン「俺は誰にも頼らずに利用して幸せになろうと思ってた・・・間違いだったのか」
長門「間違いとも言い切れない。でも元に戻す事を願うのではなく他の幸せを模索して欲しかった。」
キョン「・・・何も言えないな。みんなに合わせる顔もない」
長門「時間はかかる・・・でも取り戻せる。私達も協力する。だから・・・」
あともう少しですが寝ます。起きたら終わらせます。残りは締めなんで山場はないです
閉鎖空間内
橘「これが神人・・・なによ、こんなの勝てるハズないじゃないの」ペタン
組織の男A「・・・橘さん、動いて下さい、止まったら狙われます。」
橘「涼宮さんから佐々木さんにチカラが移ったからといって浮かれすぎていたわ・・・彼女も女の子、予想できたハズよね。」ブツブツ
組織の男B「残ったのは俺たちだけか・・・彼女だけでも生きてもらわなければ・・・彼女を頼む」
組織の男A「ここで死ななくても神人を野放しにしたら世界は崩壊・・・ふっ・・・万事休すだな」
組織の女「先輩・・・駄目です、行かないで下さい。わ、わたし・・・先輩のことが」
組織の男A「続きは帰ってきてからだ。行くぞB」ダダダダ
組織の男B「最後の最後までお前の面を見なきゃいけないとはな。」ダダダダ
組織の男A、B「行くぞ・・・うおおぉおぉおッ・・・モブアターーック」ドガーン
組織の女「(先輩・・・神人は?)そんな・・・まだ立ってる・・・もうおしまいだわ」ペタン
新川「諦めたらそこで戦闘終了ですぞ」
森さん「よく耐えたわね、下がってなさい。行くわよ新川、田丸さん」
橘「どうしてあなた方が・・・」
古泉「チカラが譲渡されても我々の能力は完全には消えなかった・・・といったところでしょうか?少々ご都合主義な気もしますがいたしかねないでしょう」
組織の女「凄い・・・神人があっという間に」ガタガタ
橘「これが『機関』の戦闘力か・・・勝てないわね」
古泉「終わったようですね。これも経験値の差でしょうか」
橘「・・・礼は言っとくわね。ありがとう」ボソリ
古泉「んっふ・・・世界の為ですよ」
森さん「あんた、今回なにもしてないじゃない」ポカッ
喫茶店内
キョン「森さん・・・新川さん、古泉まで!?」
森さん「キョン君・・・わかってるとは思うけど・・・妹さんの為とはいえあなたがとった行動は間違っていたわ。私達と来てもらいます。古泉・・・確保しろ」
古泉「・・・そんなッ」
キョン「いいんだ・・・誰かが罰を受けなきゃ収まらないんだろ?・・・でも聞かせてくれ。俺の家族の事故は・・・誰が原因なんだ?」
古泉「・・・誰のせいとか黒幕とかはありません。普通の事故です。」
キョン「じゃあなんで隠蔽されたりしたんだ!?」
森さん「・・・上層部の一部が涼宮さんに刺激を与えないように配慮した・・・それが答えよ。(・・・)」
キョン「それだけ?じゃあ俺が勝手に疑心暗鬼でみんなを疑って突き放してたってわけか・・・そんな馬鹿な」ガクッ
古泉「しょうがありません・・・我々にも疑わしい処が多いですからね」
森さん「さぁ行きましょう・・・後片付けを思うと皺が出来そうね」サスサス
キョン「・・・連れて行ってくれ。長門・・・迷惑かけたな、すまない」
長門『あなたはきっと助ける、待ってて』
キョン「あぁ・・・待ってるよ」
機関内部
佐々木「キョン・・・ここはどこだい?さっきは驚いたよ・・・恥ずかしいところを見せたね。」キョロキョロ
キョン「佐々木・・・目が覚めたか。さっきは済まなかったな。俺が間違ってた。妹とはいえ佐々木以外の女のことを考えるなんてどうかしてたぜ・・・そのせいで辛い目に遭わせたな」ギュッ
佐々木「えっ・・・キョンどうしたんだい?」
キョン「これからは俺が側で支えてやる・・・だから無闇に力は使わなくていい。二人で静かに暮らそう・・・なっ?」
佐々木「クックッ・・・神様になって良かったよ。それだけが僕の望みだ」ギュッ
少し前 機関内部
森さん「キョン君、あなたには罰を受けてもらうわ」
キョン「あぁ・・・そうだろうな。でも公的機関じゃないのにどんな罰を受けるんだ?もしかして死刑ですか?」
森さん「あなたを死刑なんかにしたら神様と宇宙人から総攻撃を受けて今度こそ壊滅しちゃうわ」
新川「機関と組織は合併して新たな神・・・佐々木さんを神輿に担いで活動をします。あなたにはそれを手伝って頂きたい。」
キョン「・・・それって」ゴクリ
古泉「今後は今までの生活は捨てて頂き佐々木さんの側に付いてもらいます。常に・・・ですね」
森さん「報告によれば佐々木さんはあなたが他の女性を考えたことにより閉鎖空間を発生させた・・・つまりあなたが佐々木さんの事だけを見てれば閉鎖空間の発生は無いと思われます。」
古泉「ある意味涼宮さんよりも扱い易いと言えるでしょう。彼女の時は四苦八苦してましたからね。」
キョン「妹は?妹はどうなる・・・あいつには俺しか家族がいないんだ、身体だって」
森さん「その辺は考慮しました。長門さんにお願いして情報操作をしてあります。彼女は涼宮さんの妹として周囲に認知させてあります。」
古泉「妹さん・・・涼宮さん、あなたのことを知っている人間には情報操作を行いました。もうあなたはいない人間なんです。彼女たちにはあなたに関する記憶がない。」
キョン「・・・それが俺の罰か?機関は酷い奴らだなククク」
古泉「ここにいる人間・・・あとは橘さん、長門さんは憶えてますよ。十分じゃないですか」
キョン「・・・そうか、そうだよな。」
古泉「心配されないで下さい。妹さんに関しては機関がしっかりサポートします。涼宮さんの負担にはさせません」
数ヶ月後
ハルヒ「んっ、この段差手強いわね」ガッガッ
ハルヒ妹「お姉ちゃ~ん」、ゴメンねぇ。私が車椅子だから」
ハルヒ「あんたは悪くないは、この町の福祉がなってないのよ。あたしが神様ならこの町の段差という段差は全部摩擦係数0のツルツル玉子肌にしてやるわ・・・ふんっ」
キョン「大丈夫ですか?女の子じゃ大変でしょ。手伝いますよ」
ハルヒ「えっ・・・すいません。いいんですか?お連れさんがいるのに」
佐々木「僕は構いませんよ。キョン、女の子を支えてあげなよ。僕は彼女と車椅子を運ぶから」
ハルヒ妹「お兄ちゃんもキョンって言うんだ・・・あたしも皆にキョンって呼ばれてるの~」
キョン「そうか・・・奇遇だね」トサッ
ハルヒ「助かりました・・・お礼によければ冷たい物でもご馳走させてもらうませんか?・・・この子もあなたを気に入ったみたいだし」
キョン「すいません・・・人を待たせてまして。ご厚意だけ頂きます。佐々木、行くぞ」
佐々木「う、うん。それじゃバイバイ、キョンちゃん」ギュッ
ハルヒ妹「バイバ~イ」
佐々木「良かったのかい?僕の心配ならいらない、力の扱い方にもなれたから無闇に閉鎖空間は作らないよ」
キョン「いいんだ・・・幸せそうだったしな。偽りだとしてもあいつが幸せならそれで十分さ」
<(^o^)>
( ) 竜児とみのりんの仲を取り持つわ
//
<(^o^)> 北村君好き好きー
( )
\\
..三 <(^o^)> みのりんは大切な親友!
三 ( )
三 //
.
ヘ(^o^)ヘ ねえパパ、もっとお金
|∧
/ /
(^o^)/ 北村くん?年上好きらしいし、もうどうでもいい
/( )
(^o^) 三 / / >
\ (\\ 三
(/o^) < \ 三 りゅーじぃ好き好きー
( /
佐々木「偽り・・・そうだね、幸せならそれても構わないよね」
キョン「?行くぞ」
佐々木(キョン・・・僕は知ってるよ全部。でも構わないんだクックッ)
ハルヒ「・・・行っちゃったわね。なんかどっかで会ったような気がする顔よね・・・あんた?目を押さえてどうかしたの?目が痛いの?どうしよう」オロオロ
ハルヒ妹「違うのお姉ちゃん・・・さっきの女の子に手を握られてから・・・目が眩しくて・・・それに爪先もなんか痺れて」
ハルヒ「それって・・・SOS団の市内探索は中止よ。病院に行きましょ」
病院
ハルヒ「みくるちゃん、鶴屋さん・・・ごめんね、予定中止させちゃって。古泉君も」
みくる「なに言ってるんですか~それどころじゃないですよ~」グスグス
鶴屋さん「でも一体どうしてにょろ?お医者さんも匙を投げてたのにっ」
ハルヒ「なんかカップルにね・・・車椅子を運ぶのを手伝ってもらったの・・・あのコの言うにはその後から光を感じるようになったみたい」
古泉「神の奇跡ですね・・・きっとそのカップルは神様とその下僕だったんですよ(佐々木さん、あなたって人は)」ニコッ
ハルヒ「ププッ・・・なにそれ古泉君」
古泉「んっふ、お気に召しませんか?最良の答えだと思いますよ」
残念すぎる終わり方に絶望しろってことだろ
終わったのか?
>>847 落としていいか迷ってる
いきなり死ねって、どういう事ですか?君には社会の常識がないのですか?
普通は、『あのう、すいませんけれども死んでくれませんか?』とか
『あなたには、死ぬという選択肢もありますよ』とか言うものですよ。
あなたみたいに最初から喧嘩腰だと、
言われた方は『じゃあ死んでみようかな』とかいう気持ちがなくなるものです。
まずは、親切丁寧に人に死んでください、と頼むべきだと思いますよ。
そこから、人の輪と協調が生まれ、『よーし死んでみるか』
という気持ちが生まれるわけです。
橘「どこいってたんですか?佐々木さんを勝手に連れ出して・・・出発前のこの忙しい時に」プンプン
キョン「・・・すまない。最後に一目見たくてな」ポリポリ
橘「・・・まぁいいです。古泉さんから電話がありましたよ。」
prrr prrr prrr
古泉「もしもし、出発前のお忙しい時にすみません。」
キョン「俺こそ謝ることがある・・・遠くから見るだけって約束なのに困ってるみたいだったからついつい助けちまった」
古泉「フフッ・・・なんのことですか?困ってる人を助けるのは人として当然ですよ。・・・佐々木さんに替わってもらえますか?」
佐々木「・・・やっぱり問題だったかい?」
古泉「あまり気まぐれで奇跡を起こさないで頂きたいですね。後始末に困ります・・・ですが感謝致しますよ。ありがとうございました。このことは彼には秘密ということで・・・罰になりませんからね。もう一度彼に替わって下さいますか」
キョン「最後に妹を見たいと言ったのは俺なんだ。佐々木を責めないでやってくれ」
古泉「そんなんじゃありませんよ・・・寂しくなりますね。国内といえどなかなか会える距離ではないですから」
キョン「しょうがない、鶴屋財閥の後ろ楯がないんだ、機関としてこの町にはいられないだろ。なんならお前も来ればいい。」
古泉「お気持ちだけ頂きます。僕はここで任務ではなく夢にまで見た一人の男子高校生として生きていきます。それに以前友人から涼宮さんを守ってくれと頼まれましたからね・・・ここは離れることは出来ないんです。」
キョン「古泉・・・お前」グスッ
古泉「それに最近ですね・・・妹さんが僕のことを『お兄ちゃん』って呼んでくれるんですよ。んふっ・・・」
キョン「古泉、テメェ」ビキビキ
古泉「確かにそう呼んでもらえるようになるまで色々画策しましたが・・・これは病み付きになりますね。」
キョン「妹に手を出してみろ・・・只じゃおかねえからな」ピキピキ
佐々木「キョン、そろそろ行くよ。」
古泉「最後になりますね。もう会うこともないでしょう。」
キョン「わからん、偶然があるかもな。妹だけじゃなくハルヒ、朝比奈さん、鶴屋さん、他の奴らもよろしく頼む。長門には助けられた、感謝していると伝えてくれ」
古泉「長門さん?もうずいぶんお会いしてませんよ?」
某県 某市 郊外
佐々木「夢に見た郊外の一戸建てだよキョン・・・僕たち高校生なのに一緒に暮らすなんて・・・これは過ちがあってもおかしくないね」ゴクリ
キョン「中古で築20年だけどな・・・おまけに隣は機関の宿舎だ。ムードも糞もない・・・」
佐々木「ひどいなキョン、僕と暮らすのが嫌なのかい?」
キョン「嫌なわけないだろ?」ギュッ
佐々木「駄目だよ・・・こんなところで・・・橘さんが見てる」ギュッ
橘「こら、そこイチャイチャしないでお隣さんに挨拶でもしてきなさい」プンプン
佐々木「そうだね、キョン行こうか」
ピンポーン ガチャ
佐々木「こんにちは・・・この度お隣に越してきた佐々木と・・・」
長門「引っ越し蕎麦?」
キョン「・・・長門と九曜?どうしてここに」
九曜「ーーー偶然ーーー」
長門「私の任務は観測、対象が移動したならそれを追う・・・それに」
キョン「それに?」
長門「あなたが鬼嫁に苛められたら助ける。」
キョン「・・・長門また会えて良かった」ギュッ
長門「そぅ///」
佐々木「キョン、初日から浮気とはやってくれるね」プルプル
橘「佐々木さん、ちょっと落ち着いて下さいってば」
おわり
ほんとぐだぐだですいませんでした。お読み頂きありがとうございます
>>925
あんま変わらないだろそれ
∩___∩ |
| ノ\ ヽ |
/ ●゛ ● | |
| ∪ ( _●_) ミ >>929
彡、 |∪| | J
/ ∩ノ ⊃ ヽ
( \ / _ノ | |
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