姉「クーラーぶっこわれたよおい」(1000)
弟「マジか」
姉「うん」
弟「どんまい」
姉「つーわけで暫くあんたの部屋で寝るわ」
弟「あ、マジで?」
姉「うんマジで」
弟「いつ直るんだ?」
姉「しらね」
弟「電話したんだろ?」
姉「あ、してない」
弟「しろよ。そこは」
姉「……2週間後に来るだと」
弟「おっそ」
姉「忙しいんじゃね?」
うおおおおお!!!!
/ ̄ ̄\
うおおおおお!!!! . / ヽ,,,)ii(,,,ノ\
____ .| (●))((●) |
/ヽ,,)ii(,,ノ\ | (__人__) |
/(●)))(((●)\ | il´ |r┬-|`li }
/:::::⌒(__人__)⌒:::::\ |!l ヾェェイ l! }
| ヽ il´ |r┬-|`li r | ヽ /
\ !l ヾェェイ l! / .ヽ /
/⌒ヽゝ ノ~⌒ヽ /⌒ヽゝ <ノ~⌒ヽ
| ,Y Y | | ,Y Y |
| | ・ ・ |. | | | ・ ・ |. |
| l | | | l | |
| ヽ l / ノ | .ヽ l / ノ
ヽ ヽ / /ヽ ヽ ヽ / /
/\ \ / / ヽ )) . /\ \ / / ヽ ))
(( / . ◆◇◆◇◆ ヽ (( / . ◆◇◆◇◆ヽ
/ /◆◇◆◇ ヽ / /◆◇◆◇ ヽ
. / / ◆◇◆ \ ヽ / / ◆◇◆ \ ヽ
弟「ベットはひとつしかない」
姉「よろしく」
弟「お前床な」
姉「あ、マジで?」
弟「マジマジ」
姉「えー、汚いだろそれは」
弟「嫌なら自分の部屋で寝ろ」
姉「しょうがないか」
弟「当たり前だ、何様だ」
姉「姉様」
弟「きっも」
姉「あんたが言わせたんだろうに」
弟「あまりにも予想通りできもかった」
姉「ま、いいや。とにかくそういう事で。ごはんだって」
弟「こいつの部屋のクーラー壊れたってよ」
父「あれま。連絡したか?」
姉「したした。二週間後に来るとさ」
母「遅くない?すぐには来てくれないの?」
姉「なんか忙しいんだって。クーラー色んな所で壊れてるんでしょ」
母「ふーん」
弟「一部の定期整備してくれない住人に対してクーラーが暴動を起こしたんじゃね?」
父「なるほど、あり得る」
母「あんた達相変わらずアホねぇ」
姉「生まれた時からアホなんでしょこいつら」
弟「俺は定期的に掃除してるしな、それに比べてお前ときたら」
父「姉はそういうのサボりそうだよな」
姉「母さん味噌汁まだ?」
/ ̄ ̄\
. / ヽ ノ\
____ .| (○) (○) |
/ヽ ノ\ | (__人__) |
/(○) (○)\ | ´ |r┬-|` }
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| ヽ ´ |r┬-|` r | ヽ /
\ ヾェェイ / .ヽ /
/⌒ヽゝ ノ~⌒ヽ /⌒ヽゝ <ノ~⌒ヽ
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| ヽ l / ノ | .ヽ l / ノ
ヽ ヽ / /ヽ ヽ ヽ / /
/\ \ / / ヽ . /\ \ / / ヽ
/ . ◆◇◆◇◆ ヽ / . ◆◇◆◇◆ヽ
. / ◇◆◇◆◇ ヽ / ◇◆◇◆◇ ヽ
/ /◆◇◆◇ ヽ / /◆◇◆◇ ヽ
父「そうそう、聞け」
弟・姉「「あ?」」
母「私たち、明日からグアム行くの」
父「行くんだ♪」
弟「初耳なんだが」
姉「私も」
父「今言った」
母「そうそう」
弟「ふーん」
姉「いつ帰って来るの?」
父「2週間後か3週間後」
弟「ふーん」
姉・弟「「いってら」」
父・母「「いってき」」
父「まぁというわけで、仲よくお留守番よろしく」
弟「あんたの部屋のAV見ていい?」
父「だめ」
弟「じゃあネットで売るぞ?」
父「俺にバレない様に見ろ」
弟「おう」
姉「こいつら猿だな」
母「そりゃ猿の息子は猿だわよ」
姉「その点私たちは人間だね」
母「猿に好かれちゃったけどね私は」
姉「難儀だねぇ」
母「はやく食べなさいあんた達」
弟「このから揚げうま」
A「こんにちわ」
B「こんにちわ」
A「暑いですね」
B「そうですね」
こういう淡々としたやり取りがなんたらかんたら
って批判するコピペが去年の夏 確かしゅーくりーむとかじゃがいもとか騒いでた時ぐらいに頻発に貼られてたけど
誰かあれ持ってない?
父「いってきます」
母「一応言うけど戸締りだけはしっかりね」
弟「いってら」
姉「いってら」
弟「さてと……夏休みの宿題すっか」
姉「そういうのは8月31日にしよう」
弟「去年もそれ言ってたぞ」
姉「まじか」
弟「おう、そして俺までずるずるお前に邪魔されて結局全部は提出できず」
姉「みんなでやらなければこわくないの精神で」
弟「二人じゃねぇか。こええよ、今年はちゃんとする」
姉「んじゃ数学教えて」
弟「お前英語担当な」
3時間後
弟「全然すすまねぇじゃねぇか」
姉「わたしのせいかよ」
弟「お前バカすぎ」
姉「英語に関してそのまま返そう」
弟「今は数学してんだよ馬鹿」
姉「テレビ見よう」
弟「いいよ」
姉「お、マナカナだ」
弟「おお。久々に見た」
姉「かわいいね」
弟「異議なし」
姉「あんたどっちが好き?」
弟「一緒じゃねぇか顔」
姉「ばか、顔じゃなくてあれだよ?マナはおおざっぱでカナは引っ込み思案な所があるって聞いた」
弟「え?逆じゃなかったっけそれ」
姉「……いや知らないけどさ」
弟「というか第一どっちがどっちだよこの二人」
姉「分かんないよそんなの……あ、あれだ。ほくろかな」
弟「は?」
姉「ほくろがある方がカナだからほくろかな」
弟「じゃあこっちか」
姉「そうなるね、ほくろまなとは言わない気がする」
弟「ふーん」
姉「てかさ、この二人よくハモるな」
弟「だな。普通の双子はこうならねぇだろ」
姉「まったくだ」
弟・姉「「……そろそろチャンネルかえね?」」
姉「甲子園見よ。夏の醍醐味」
弟「甲子園見ながら夏のソーメンとしけこもうぜ」
姉「採用。リビングへゴー」
弟「その前にじゃんけん」
弟「ぐー」 姉「ぱー」
姉「ごー」
弟「……ごー」
姉「まだー?」
弟「うっせぇ、もうすぐだよ馬鹿」
姉「そんな馬鹿馬鹿言うと英語教えてやんないぞ?」
弟「すいません失礼しました馬鹿さま」
姉「……」
弟「できたぞ」
姉「待ってました!」
弟「腹減ったー」
姉「いただきまーす……んー♪」
弟「ネギ切るの忘れた」
姉「別にいいよ」
弟「ならいっか」
姉「…」ズルズル
弟「…」ズルズル
姉「うまいね」
弟「俺が作ったからな」
姉「いいお嫁さんになれますね」
弟「私は男ですが何か?」
姉「あ、ホームラン打った!」
弟「おお!」
姉「……ピッチャー悔しそう…」
弟「ん?」
姉「歯食いしばったじゃん一瞬」
弟「そうか?」
姉「そうそう……よし!私こっち応援する」
弟「ふーん」
姉「だからあんたもこっち応援する事」
弟「俺は傍観するだけだ」
姉「冷徹な奴はモテないぞ」
弟「冷徹もクソもねぇだろ」
姉「ご馳走様」
弟「ああお粗末様」
姉「……頑張れぇ」
弟「……がんばれがんばれ」
弟「……」 パチッ
姉「……」
ウーーーーー
弟「あ、終わった?どっち勝った?」
姉「……」
弟「……」
弟「……はぁ」
ポンポン
姉「……」
弟「風呂掃除してくらぁ」
姉「……うん」
弟「ごっしごっしごっしっとぉ~」
弟「あぢー……」
姉「……」カチャカチャ
弟「掃除完了~」
姉「おつかれ、ほれアイス」
弟「これはこれは」
姉「ほうびじゃ。受け取るがよい」
弟「調子のんな馬鹿」
姉「あ、タッチだ」
弟「南を甲子園に連れてって♪」
姉「そっちじゃなくて芸人の」
弟「ああ双子の」
姉「私たちはさ、こうはならなくてよかったよね」
弟「まぁ俺は親父似でお前は母さん似だからな」
姉「双子なのにここまで違うのもどうよ」
>>10
最近こういうネタっていうか、雰囲気のSSが多いな。
A「貴方に危害を及ぼします」
B「出来れば止めて欲しいのですが」
A「それは出来ません」
B「どうしてですか」
A「どうしてでしょうね」
こんな感じのユルイっていうか淡白っていうか。
変にキャラがナヨナヨしてる感じ。
お話として実りのないgdgdな展開が続いてさ、
たまに新キャラが登場して
C「こんな雰囲気でいいんですか」
A「いいんです」
B「いいんです」
こんな感じになるんだ、『!』も『?』も使わない会話。
抑揚のない感情と冷めた視点で物語は進んで、
スレ住人1「この雰囲気すきだwww」
スレ住人2「癒されるよなwww」
スレ住人3「前も書いてたよな、気に入ったわ」
みたいな流れになってスレ主も調子に乗るんだ。
別に止めろとは言わないけどさ、もうだいぶ飽和してるジャンルだし、
出来れば止めて欲しいのですが。
まあ俺はこういうの好きだけどね
支援
弟「どうでもいいよ、まぁ少なくともタッチみたいなのは嫌だな」
姉「どうして?」
弟「なんか俺こいつら好かない。生理的な問題」
姉「ふーん、可愛いじゃん」
弟「え?」
姉「え?」
弟「……マジかよ」
姉「ぬいぐるみみたいで」
弟「ああそっちね」
姉「何だと思ったのよ」
弟「好みのタイプなのかよ」
姉「まさか!勘弁してよ」
弟「それタッチが聞いてたらドMじゃない限りキレるぞ」
姉「聞いてたらね。聞いてないからOK」
弟「汗かいたからこのまま風呂でシャワー浴びてくるわ」
>>20 スレ住民1乙
ピンポーン
姉「ん?」 ガチャッ
女「はぁい、元気?」
姉「昨日会ったじゃん」
女「暇なので遊びに来ました、というか弟君に会いに来ました」
姉「あいつなら今お風呂」
女「お邪魔します!」
姉「おお?目の色が変わりましたよ奥さん」
女「ねぇお茶もらっていい?」
姉「冷蔵庫開けて自分でとりな」
女「もうちょっと客人扱いしてよねったく……」
弟「出たぞ。あ、女じゃん。俺にもお茶」
女「……はい」
姉「顔がお赤いですわよ奥様」
女「……あーえっと…」
弟「ん?」
姉「あんたに会いに来たんだって」
女「ちょ!」
弟「それはそれは、ゲームでもする?テレビでも見る?」
女「い、いや……うん。テレビ」
弟「うぃ」 ピッ
姉「それじゃあ私は上に」
女「え?だって…」
弟「ん?どうした?」
女「いや……なんでも」
弟「俺この芸人嫌いなんだよな、何が面白いんだがさっぱりだ」
女「あー私も私も……ねぇそろそろパンツ以外はいたら?」
姉「……本でも読むか」
女「ねぇ……」
弟「なに?」
女「この間さ」
弟「うん」
女「告白されたって聞いたんだけどさ」
弟「うん」
女「誰に?」
弟「うちのクラスの佐々木」
女「美人だよね」
弟「まぁ顔は整ってるよなかなり」
女「それで?」
弟「は?」
女「OKしたの?」
弟「いいや?」
女「なんで!?」
弟「なんでって言われても、好きじゃないから?」
女「えー!もったいない」
弟「それはお前が決める事じゃねェだろ」
女「そうだけどさぁ……男子から何か言われなかった?」
弟「お前と同じ事言われたかな確か」
女「ほらー」
弟「だーかーらー」
女「なんで?」
弟「んー、あいつ性格悪いし」
女「そんな事ないでしょ。友達いっぱいいるよ?あの子」
弟「嫉妬心半端なさそう、自分のプライド傷つけられたら影でいろいろするぞあいつ」
女「酷い言いぐさだなぁ」
弟「昔あいつに恥かかせやがったかんね。あの女」
女「あいつって姉?」
弟「そ。だから嫌い」
弟「昔昔の話です」
女「聞く聞く」
弟「姉が今そっちのクラスに居る斎藤にコクられました」
女「マジ!?全然知らなかった」
弟「斎藤君はシャイで純情な青年なのでひっそりこっそり告白してひっそりこっそり振られたそうな」
女「へー……姉もあんなイケメンを振るとはいい度胸ね。今度これをネタにアイス奢らせるか」
弟「お前が姉にアイス奢ってもらったらネタをバラしたのが俺だってバレてだな、今度は俺が姉にアイス奢る羽目になるからやめろ」
女「あはは、それでそれで?」
弟「斎藤は良い奴なので俺も姉から話を聞いても口外しなかったわけだ。そしてその一ヶ月後にだな」
女「あ、分かった!佐々木さんが斎藤君に告ったんだ!」
弟「あたり、んで斎藤は当然断る。
理由を聞いた佐々木はメラメラと嫉妬の炎を姉に燃やして影ながら色々姉に嫌がらせをしましたとさ。ちゃんちゃん」
女「マジっすか」
弟「そうそう。だから俺は佐々木が嫌い、姉が困ってたの見たから嫌い」
女「……ふーん」
面白い
弟「というわけで俺はあいつを振った」
女「弟って、これで何人振ったの?」
弟「佐々木が初めてだよ」
女「うっそだー!絶対うっそだー!」
弟「なんでそうなんだよ、お茶飲もう」
女「ホントに初めて?自分で気づいてないってわけじゃなくて?」
弟「当たり前だろ。告白された事に気付かない程俺は鈍感な人間じゃねェよ」
女「いや、あんた鈍感だって」
弟「マジか」
女「まじまじ……あーあ、その鈍感さに今まで何人の女の子が泣かされてる事やら」
弟「そういうのはアイツの専売特許だろ、今まで何人の男振ってると思ってんだ」
女「姉?」
弟「そうそう。小学校の時からモテモテだったのよ彼女」
女「へー……まぁあんたの姉は可愛いからねぇ」
弟「今まで50人は切ってるだろうな」
女「ごじゅ!?」
弟「女友達にはそういう話しても色々言われたりするから言わないって言ってたなそういや……ホントに知らないのな」
女「……50て」
弟「冷やかされたりお堅い女とか言うんだろ?お前ら女はそういう話聞かされると」
女「まぁそういう子もいるかな。でも冷やかし程度だよ?」
弟「姉はそれがめんどいんだろ。そんな感じ」
女「ふーん……モテてるのは知ってるけどそんなにとは……」
弟「ま、どうでもいいが。あいつが誰と付き合おうが」
女「え?弟ってシスコンでしょ?」
弟「おいちょっと待て。どっからそんな話になった」
女「そりゃ佐々木さんの件から」
弟「お前は何言ってんだよ」
女「シスコンじゃないの?」
弟「双子なのにシスコンもクソもねぇだろ」
女「そうかな?」
弟「そうだよ。ウーロン茶飲むか?」
女「頂きましょう……あーあ」
弟「なんだよ?」
女「弟と姉とが同じクラスなら楽しいだろうなってふと思って」
弟「どゆこと?」
女「あんたたちって双子だから絶対同じクラスにはならないじゃない?それが残念な気がして」
弟「家でいつも顔合わせるのに学校でもいつも顔合わせろってか。めんどくさいだろ」
女「でもきっと楽しいよ?」
弟「まぁ別に楽しくないだろ、とは言わないけどさ……そろそろ晩飯作らなきゃな」
女「……そういえば家の人は?」
弟「なんか旅行行った」
女「へー、じゃあ最近は姉と二人?」
弟「最近ってか今日からだけどな。今日から2週間」
女「ふーん」
弟「女メシどうする?くってく?」
女「なんなの?」
弟「ゴーヤチャンプルー」
女「夏っぽい料理だよねそれ、食べていいなら頂きます」
弟「家の人に電話しろよ。というか姉呼んできて」
女「はいはい」
弟「多分俺の部屋で寝てるか本読んでるかだから」
女「え?」
弟「行きゃわかる」
女「ここだっけ……おーい」
姉「」スースー
女「マジで弟の部屋で寝てるしこの子、ほらっ、起きて」
姉「ん?……あとちょっと」
女「お決まりの可愛い感じはいいから起きて。ごはんだってよ」
姉「あれ?ああ、そうだ女が来てたんだった」
女「忘れてたの?」
姉「忘れてたというかお昼にあんたと弟を二人にして私は自分の部屋で本を読んでたのよ」
女「それで?」
姉「で、暑いじゃない?」
女「夏だからね」
姉「それで、今私の部屋クーラー壊れてるのよ」
女「うわーそれはキツいね」
姉「そ、だからクーラーが健在な弟の部屋に行って本を読んでたら、布団が気持ち良くてついぐうぐうと……忘れてもしょうがないでしょ?」
女「まぁいいけど……しかしあんたね、いくら弟の部屋だからってよく男の部屋のベッドでぐうぐうと」
姉「男って言われても、何年一緒にいると思ってんの。あいつだって私の部屋で寝てる事あるよ?たまにだけど」
女「え…いいな」
姉「は?」
女「あ、いや何でもない」
姉「ところであいつと何話してたの?恋バナ?」
女「ま、そんな感じかな。性格いいよねぇ弟って」
姉「そう?全然だと思うけど」
女「あんたは身内だからそう思うのよ。他の女の子からすればどんなにハイスペックか」
姉「スペックて……あいつはパソコンですか」
女「顔だって少しジャニ系な感じで…てかかなりジャニ系だし」
姉「あんた……眼科行ったほうがいいよ。付添おうか?」
女「あんたねぇ……」
弟「お前ら早く降りて来いって!メシできたぞ!!あと女は家に電話しろ!家の人心配するだろうが!」
女「ほらっ、いいやつ」
弟「おっせぇよお前ら、冷めちゃうだろうが」
女「ごめんごめん」
姉「うるさい奴、ちょっと位ゆっくりしてても冷めないって」
弟「お前俺のベッドによだれ垂らしてないだろうな?」
姉「あたしは子供か!」
女「あ、さっき拭いてたよこの子」
姉「女!」
弟「このやろう……」
姉「嘘だって!女!」
女「あはは、ごめんごめん」
弟「ったく……ほら、ごはんつげよ」
姉「分かってるわよ……今日ゴーヤチャンプルーじゃん!」
弟「見りゃ分かんだろ」
姉「私これ大好き。ふふっ」
女「ご馳走様!おいしいねこれ!」
弟「お粗末様」
女「というか、姉食いすぎ」
姉「え?そうかな」
弟「こいつゴーヤチャンプルーだけは馬鹿みたいに食うからな」
姉「馬鹿ってひどくない?こいつ口悪いよねぇ女」
女「でもよく食べるね」
姉「だ、だって……美味しいじゃん。ゴーヤ」
女「なんか、今のあんたをクラスの男達が見たら何て言うだろ……ふふっ」
姉「見てないから問題なーし」
弟「見ても只の馬鹿食い女としか思わないだろ」
姉「こいつムカつくんですけど」
女「あははっ、まぁまぁ」
弟「さてと、それじゃあ俺も食い終わったし。女、アイス食おうぜ」
女「お、いいですね♪」
姉「あー!私のも残しといてよ?」
弟「それはどうかな」
姉「残さなかったら〆る」
弟「ほら女、お前はこんな暴力女にはなるなよ?」
女「バニラくれたら考えたげる」
弟「げ、じゃあ俺抹茶にするか」
女「ありがと、ふふっ」
姉「……」
女「ん?どうしたの?」
姉「……べつに」
女「?」
弟「お、ナイターやってる」
女「私野球分かんないのよね、あんまり興味ないというか」
弟「俺もそうだけど何と言うか。夏の夜はこうやってビール片手に野球中継ってのが古き良き日本って感じしないか?」
姉「出たよ親父発想」
弟「親父発想とかうぜぇ、口も悪いなこいつは」
女「でもビールないじゃん」
弟「そこはアイスで代用って事で」
女「そこはガキだね」
弟「お前と同い年だ馬鹿。というかそろそろ帰らなくてもいいのか?」
女「ああ……そうだねー。もう少ししたら帰る」
弟「あんまり遅いと家の人が心配するからな」
女「弟さっきからそればっかり」
弟「そうだっけ?」
女「んもう!優しいのね」
弟「なんじゃその言い方。きめぇよ」
女「ひど」
姉「……楽しそうなこって」ボソッ
姉(それにしても……ゴーヤチャンプルーまだないかな……でもまだ食べたいとは流石に…)
弟「おい、チャンプルーの残りまだフライパンにあるから食べていいぞ」
姉「え?あ…そう」
弟「そう」
女「なに?あんたまだ食べるの?」
姉「え?た、食べないわよ!もうご馳走様!」
女「だよね、流石にね……あんたスタイルいいけどそれ以上食べると太るよ?」
姉「う、うるさいな」
弟「……アイスは」
姉「…後で」
弟「……」
女「さてと……じゃあ確かに弟の言う事も一理あるし。帰りますか!」
弟「送ろうか?」
女「いいよ、歩いて5分だし。じゃあお邪魔しました」
姉「またね」
弟「また暇つぶしに来てくれ」
女「はいはいー。おやすみ」
弟「……」
姉「……」
弟「食べていいぞ」
姉「うん、いただきます」
弟「よく食うなしかし」
姉「うるさい馬鹿」
弟「ごはんは?つごうか?」
姉「いらない」
弟「別にもう見栄はる相手はいねぇだろ」
姉「ほんとにいらないだけ」
弟「あっそ」
姉「……ねぇ」
弟「アイスくっていい?」
姉「だめ!」
>>19
サンクス 助かるわ
弟「ケチ野郎が。もうそれ食ったら腹いっぱいだろうが」
姉「別腹って言葉を知らないのかあんたは」
弟「太るぞ」
姉「何か言った?」
弟「いや、後片付けよろしく」
姉「えー、あたし?」
弟「当たり前だろ」
姉「チッ」
弟「さて、俺は部屋戻ってクーラーで寛ぐか」
姉「うっざ」
弟「誰かさんと違って俺のやるべき事はもうやったんでね、シャワーも夕方浴びたしもう今日はいいや」
姉「ふん……いいもん。お湯はってお風呂入るもん」
弟「よくこのくそ暑いのに風呂入る気になるな。じゃ、俺部屋行くわ」
姉「やっぱシャワーにしよ」
弟部屋
姉「おーい」
弟「あー?」
姉「あけろー」
弟「自分で開けろ」
姉「両手ふさがってんの!」
弟「何やってんだお前は」 ガチャッ
姉「はい」
弟「お、カルピス?」
姉「見りゃわかるでしょ」
弟「牛乳かもしれねぇじゃん」
姉「あんたね」
弟「あんがと、んで何?何か用?」
姉「完全に忘れてやがるこいつ」
弟「え?……あ、忘れてた。こっちで寝るのか」
姉「ちょっと布団持ってくるの手伝って」
弟「え、めんどいからヤダ」
姉「ちょっと!」
弟「お前やっぱ自分の部屋で寝ろよー。狭くてしゃーない」
姉「暑いの!」
弟「扇風機で我慢しろよ」
姉「えー?」
弟「無理?」
姉「……じゃあちょっと試してみるか」
弟「そうしろそうしろ。おやすみ」
姉「…おやすみ」
弟「……ねむた」
10分後
ガチャ
姉「やっぱ駄目!暑い!」
弟「はぁ…」
姉「あついー」
弟「わかったわかった。俺があっちで寝てみる」
姉「マジ?」
弟「試しにな。暑かったら戻って来る。お前そこで寝ていいよ」
姉「あんた優しいとこもあんのね」
弟「お前がそんなに暑い暑いいうから気になっただけだ、大して部屋の位置変わらんのに」
姉「ホントに暑いんだって」
弟「はいはいおやすみ」
姉「うん」
10分後
ガチャ
弟「暑い!なんじゃありゃ!!」
姉「ほらー!」
弟「いつか原因を突き止めるとして、寝るならこっちだな。あっちは無理だ、サウナ状態」
姉「じゃ、そういう事で」
弟「ちょっと待て。ベッドは俺が使う」
姉「えー?やだ」
弟「やだじゃねぇ!俺のベッドだ!俺が使う」
姉「じゃあ私はどこで寝ればいいのよ!ふざけるな!」
弟「逆ギレかい」
姉「床で寝ろと?」
弟「フローリングの床冷たいから気持ちいいぞ」
姉「ホコリとか絶対すごいもん、やだ」
弟「……じゃあ布団持って来い」
姉「だから手伝ってって言ってるじゃん」
弟「めんどい」
姉「……」
弟「……だってめんどい。あれ重い」
姉「確かに一階の押入れから持ってくるのはキツイけどさぁ」
弟「もうそんな気力残ってねぇよ」
姉「…」
弟「大人しくサウナ部屋で寝るか床に寝るか選ぶんだな。俺は寝る」
姉「…床で寝る」
弟「決定。悪く思うな、この部屋の主は俺だ」
姉「この鬼が」
弟「電気消すけど寝る体勢は決まったか?」
姉「チッ、マジで消すつもりだこいつ」
弟「消します」 パチッ
姉「真っ暗だー」
弟「おやすみ」
姉「オレンジの小さい奴点けないのあんた」
弟「おやすみ」
姉「……」
10分後
姉「ねー弟ー起きてる?」
弟「寝てる」
姉「床硬いって、寝れないってこれじゃ」
弟「知らん」
姉「ねぇー、端っこでいいからさぁベッド使わせてよ私も」
弟「はぁ?お前が入ってきたら狭いだろ」
姉「そこは我慢してもらってさー、これじゃ寝不足になるって」
弟「えー?お前襲うなよ?」
姉「それって私が言うセリフでしょ」
弟「俺がお前を襲うわけねぇだろ、アホか」
姉「そのまま返す。寝れないから協力してほしいだけだっての」
弟「しゃーねぇな」 ゴゾゴゾ
姉「んじゃお邪魔しますっと」
弟「マジ邪魔」
弟「ううー、狭い」
姉「すぐ慣れるって多分」
弟「だといいがな」
姉「……」
弟「……」
姉「……」
弟「……あ、慣れた」
姉「はやっ!」
弟「順応性が高いんだよ俺は」
姉「あっそ」
弟「そうそう……ふぁぁ、んじゃおやすみ」
姉「おやすみ」
弟「……んん」ゴソゴソ
姉「……」
姉「ねぇねぇ」
弟「……」
姉「ねぇ」ツンツン
弟「ああ゛?」
姉「怒るなって」
弟「なに?」
姉「あのさぁ」
弟「早くして、意識がそろそろ飛ぶ」
姉「あんたってさ」
弟「うんうん」
姉「女とさ」
弟「うんうん」
姉「付き合ってんの?」
弟「うんうん」
姉「へー……」
弟「うんうん………うん?」
姉「そっか、付き合ってんのか」
弟「……」クルッ
姉「あ…」
弟「今のは勢いに任せてうんうん言ってただけだ」
姉「うん知ってる」
弟「……」
姉「ふふっ」
弟「寝る前に変なからかい方するな、目が冴えちまった、この馬鹿」
姉「で、実際は脈あり?なし?あの子いい子だよー」
弟「いい子なのは知ってるがあいつはそもそも俺をそんな感じで見てないって」
姉「もし見てるとしたらどうすんのよ?告白されたらどうすんのよ?」
弟「そんな事は起こらないから考えなくていい、寝ろ」
姉「えー……教えろっての」
弟「なんでそんな事知りたいんだよ」
姉「そりゃあだって……イジれるじゃん?色々」
弟「そんなこったろうと思った」
姉「あはは」
弟「寝ていい?」
姉「どうぞどうぞ」
弟「ったく」クルッ
姉「あ、そう言えばさ、あんた佐々木さんにコクられたんだって?」
弟「……」クルッ
姉「あ、またこっち向いた。よく動くねあんた」
弟「知ってたの?」
姉「昨日友達が言ってた」
弟「ふーん」
姉「振ったらしいね」
弟「そうそう、振った」
姉「……なんで?」
弟「なんでって言われてもな」
姉「あの子綺麗じゃん。男子にモテモテだって聞いたよ?その子に告白されたってあんた名誉な事じゃん」
弟「そんな事言われても、別に俺は好きじゃないわけで」
姉「嫌いなの?」
弟「どっちかっていうとそうかもな」
姉「理由は?」
弟「……忘れた。生理的に受け付けないんだろ多分」
姉「……」
弟「……」
姉「ふーん」
弟「……なぁ、明日買い物行こうぜ」
姉「どしたの急に」
弟「1週間分ぐらいの食糧まとめ買いしに行こうぜ。一気にすませたら楽だろ」
姉「ああ、ね」
弟「んで明日はお前メシ当番な」
姉「ええ?私?」
弟「今日全部俺が作ってやっただろうが」
姉「……しょうがないな」
弟「しょうがないとか言ったかこの野郎」
姉「頭をグリグリすんな!痛い!」
弟「ふぁあ……」
姉「……ふぁあ…」
弟・姉「「……寝るか」」
弟「んじゃ、今度こそおやすみ」
姉「おやすみ」
弟「…おい」
姉「なに?」
弟「一応涼しいけどタオルケット的なので腹は保護しとけ」
姉「保護しとけて」
弟「風邪ひかれたら看病めんどくさい、今親父達いねぇし」
姉「はいはいどうも」
弟「…じゃ、まじ……ね……r……」
姉「……」
弟「……」
姉「……」
弟「……」スー スー
姉「……」
弟「……」スースー
姉「……おやすみ」
ポン
弟「……」スースー
姉「……」スー スー
残ってたら続きやるけど多分落ちてるだろうからキリのいいとこまでやりますたw
個人的には満足です
おやすみなさい
おはようございます
ごはんをすーぱーへちょうたつしてきます
そしておふにはいり
さいかいします
ではのこっていたらのちほど
弟「……」 パチッ
姉「……」
弟「あれ?」
姉「なに?」
弟「なんで?」
姉「……朝だから」
弟「そうじゃねぇよ…あ、そうかクーラーが」
姉「そうそう」
弟「思い出した。分かったからどいて」
姉「言われなくてもどく」
弟「朝飯にすっか」
姉「あんまり食欲ない」
弟「じゃあ俺だけ食うわ」
姉「うん、あ。味噌汁なら飲む」
弟「あっそ」
姉「冷めても味噌汁って美味しいよね。なんでだろ」
弟「しらね」
姉「ちょっとは考えろ」
弟「うるせぇな……あー、今日も朝から暑い」
姉「ねぇ、今日行くんでしょ?」
弟「ん?どこへ」
姉「買い物」
弟「あー、はいはい」
姉「いくら持って行けばいいかな」
弟「適当でいいだろ」
姉「お母さん達いつもの所にお金入れてるよね」
弟「んーと」 ゴソゴソ
弟「あった」
姉「よし」
姉「行く?」
弟「朝は勉強」
姉「えー?」
弟「今日は英語しようぜ、教えろよ」
姉「買い物先にしない?暑いし」
弟「昼の本格的に暑い時に宿題なんか出来るか?」
姉「それは置いといて」
弟「お前の場合8月末まで置いたままだから却下」
姉「融通が利かない奴はモテないぞ」
弟「知るか馬鹿」
姉「馬鹿馬鹿いうな」
弟「すみませんねぇ馬鹿様」
姉「なんかデジャヴなんだけど」
弟「気のせいだろ。俺の部屋でやろうぜ。クーラーいるだろ」
弟「……んー」
姉「ん?何?」
弟「いや、もうちょっと考える」
姉「数学と違って英語は言葉なんだから考えても分からない時は分からないって」
弟「そりゃそうか……これ教えてくれ」
姉「どれ……あんたこれ分かんないの?」
弟「うるせぇな」
姉「またお母さんに怒られるぞ。2学期のテストで」
弟「夏の間になんとか追いつく」
姉「無理だと思うが」
弟「いいからさっさと教えろよ」
姉「これはこの文法がですね…」
弟「ふむ…」
2時間後
弟「取り敢えず今日と明日のノルマ分は達成」
姉「キリいいしやめる?」
弟「ああ」
姉「今何時?お腹へった」
弟「11時半、俺はそこまで減ってないけど」
姉「何か作んなさいよ」
弟「えー、俺かよ……てか今日お前の当番だろ」
姉「朝は自分で作ってたじゃん」
弟「あ…とにかく昼と晩飯はお前だ」
姉「だって私が作ると不味い」
弟「しらねぇよ」
姉「……じゃあ何がいい?」
弟「え?…んー……ラーメン」
姉「インスタントじゃん!」
弟・姉「「いただきます」」
弟「よし、うまい」
姉「もうちょっと味気のあるもの食べたかったな」
弟「ラーメン馬鹿にすんな、というかお前それで別に満足してるじゃん」
姉「あ、バレた?」
弟「これ食ったら休憩して買い物行くぞ」
姉「3時間位お昼寝して行こうよ」
弟「このクソ暑いのに寝れるか」
姉「クーラー点ければいいじゃんリビングの」
弟「お前のそのパターンは夕方になったら絶対動かないパターンだから駄目」
姉「やだなぁ、信用しなさいよ」
弟「無理」
姉「チッ」
弟「30分位で何買うかメモして出発って事で」
姉「んじゃ行く?」
弟「おう。戸締りして」
姉「うん」
弟「どっちのスーパー行く?」
姉「学校の方のが安いでしょ」
弟「よし」
スーパー
弟「ふー、店内はクーラー利いてて天国だな」
姉「でもさ、スーパーの冷房って少し利きすぎな所あるよね」
弟「あー。なんでだろうなあれ」
姉「知らないけどさ」
弟「ああもしかして寒い?」
姉「え?ああここは大丈夫。ありがと」
弟「おう。んじゃ野菜から行くか」
姉「りょうかい」
姉「エリンギげっと」
弟「籠にそうだな……6パック」
姉「多くない?」
弟「じゃあ4ぐらい?」
姉「うん」
弟「よし、これで野菜はおっけ。肉コーナー行こう」
「あら!○○さんとこの」
弟「え?」
姉「あ、こんにちは」
「二人で仲よくお買い物?ふふっ」
弟「はぁ…」
姉「そうなんですよ、ふふっ」
「あ、そうそう今度○○さんに町内会の会合に出てもらいたいんだけど、大丈夫か分かる?姉ちゃん」
姉「じゃあ母に聞いて連絡をこちらからするように言っときます」
「助かるわ。じゃあね、おほほ」
弟「だれだっけあの人」
姉「4軒隣の大村さんじゃん」
弟「あー、はいはい」
姉「あんた愛想悪すぎ。世間渡り下手だとやってけないよ人生」
弟「だって誰か分からなかったから」
姉「言い訳」
弟「うるせぇな、あ。あいつは分かるぞ。声掛けるか?」
姉「ん?ああ……」
弟「……」
姉「佐々木さんじゃん」
弟「知ってるぞ」
姉「そうじゃなくて……あ」
弟「こっち気づいた、おーい……逃げられた」
姉「あんたはデリカシーも学ぼうよ。あと空気の読み方」
弟「?」
お会計4977円になります
姉「はい……あ、弟」
弟「ん?」
姉「小銭持ってる?」
弟「ちょっと待って……77円…あった」
姉「ん。はいじゃあ…」
5077円お預かりします。100円のお返しですどうもありがとう御座いました。
姉「結構重いね」
弟「お前こっち持てよ」
姉「そっちの方が軽い?」
弟「多分な」
姉「優しいね」
弟「は?意味わからん。行くぞ」
姉「おう」
弟「あー着いた着いた」
姉「さっさと冷蔵庫入れよ」
弟「だな」
姉「あ、卵買い忘れた」
弟「あ…」
姉「このドジ」
弟「お前もだろうが!……コンビニで買えばいいよなくなったら」
姉「あは、じゃあそういう事で」
弟「なんか疲れたなー、暑いし」
姉「ホントあっつ…リビングでクーラー点けて寛ぐって言うのは?」
弟「乗った」
姉「よし」
5回の裏、○○学園の攻撃に移ります
弟「……」
姉「……」
弟「……ふー」
姉「……」
弟「……」
姉「……」
弟「なぁ」
姉「んー?」
弟「飽きない?」
姉「あんたがこういう雰囲気というかそういうのが好きって言ったんじゃん」
弟「夜のナイターだけだよそれは。俺達と年が近い奴らがやってるだけじゃん」
姉「全国の高校野球ファンを敵に回したね」
弟「聞いてないからいいよ、何か飽きた」
姉「まぁ…でも他の番組も大したものは」
弟「んー……じゃあ映画でも見るか」
姉「何見んのよ」
弟「ホラーとか……」
姉「えー……ホラーやだ」
弟「なんで」
姉「怖いじゃん」
弟「え?お前怖いの駄目だっけ?」
姉「そうだよ」
弟「ふーん……じゃあ克服のチャンスだな」
姉「なんでそうなんのよ!」
弟「暑い夏にはホラーで体を冷やせばいい」
姉「いやだって」
弟「まぁまぁ」
姉「逃げよ」
ガシ
姉「はーなーせー」
弟「まぁまぁまぁまぁ」
姉「……」
弟「観念しましょう」
姉「さいあく」
弟「それじゃ、スタート。いいじゃん、どうせお前も暇だろうが」
姉「上で漫画読んでた方がマシ」
弟「暑いぞ」
姉「あんたの部屋で」
弟「許可せず」
姉「まじうざ」
弟「お、始まった」
姉「う……」
20分後
姉「……」
弟「……」
姉「ねぇ……ちょっとぉ」
弟「……」
姉「ねぇったら……」
弟「……」
40分後
弟「……」
姉「……」
弟「なんで俺の服をつかんでんの?」
姉「……しね」
弟「こわい事言うなよ」
姉「……」
弟「……」
姉「……こわぃ」
弟「ごめんね、もうすぐ終わるからね」
姉「ふざけんな……ぅぅ」
弟「終わったー、いやぁ面白かったな」
姉「……まじふざけんな」
弟「涙目じゃん。どうした、はは」
姉「あんたねぇ…いいかげんにしなさいよ」
弟「涼しくなったろ?」
姉「場面場面思い出して泣きそうなんだけど」
弟「うるせぇな。これ位で怖い怖いって」
姉「めちゃくちゃ怖かったじゃん!」
弟「そうか?」
姉「いい加減にしないと泣くよ?」
弟「なんだよその脅しもなってない泣き宣言は」
姉「あんたにしがみついて泣いてやるよ?いいの?」
弟「はは、やれるもんならやってみろばーか」
姉「……」
弟「さてと、アイスでも食うか…お前も食べるだろ。何がい…」
姉「……」
弟「……」
姉「……」
弟「……ごめんって」
姉「…」
弟「あー、えっと……」
ナデナデ
姉「……マジ怖かったんだよ」
弟「分かったよ」
姉「……」
弟「あ、じゃあお前の好きなジブリでも見るか!」
姉「え?」
弟「駄目?」
姉「……うん。駄目じゃない」
弟「あっそう」
ナデナデ
姉「どれ見るの?」
弟「んーと……紅の豚は?」
姉「いいよ、あんたそればっか」
弟「かっこいいだろだって」
姉「そりゃかっこいいけど、もう何回も見たからなぁ」
弟「じゃあ違うのにするか」
姉「ううん、いいよ。見たいんでしょ」
弟「……悪かったよ」
姉「もう大丈夫だしそんなに謝られても逆に困る」
弟「なんじゃそりゃ」
姉「あんたが私の立場ならすぐ分かるよ」
弟「変な奴」
姉「DVDあったよ」
弟「ん」
姉「私も好きだよ。これ」
今日連絡があったの。ベンガルの奥地で残骸が見つかったって
姉「……このシーンいいy」
弟「静かに」
姉「……」
3年待ったわ。もう涙も彼ちゃった。
弟「……」
姉「……」
いい奴はみんな死ぬ。 友へ……
弟「……」
姉「あんた、ここのBGM何回も部屋で聞いてるよね。たまに」
弟「ん?…うん」
姉「……」
弟「……」
枯れちゃっただった。まぁいっか
姉「このシーンもいいよね、ここからポルコが話する所が私一番好き」
弟「フィオがポルコのホントの姿見た最後の人間なのかな……」
姉「そうなんじゃない」
弟「ふーん」
ポルコ!私がキスしてみようか?
弟「……フィオいい子だよなぁ」
姉「あんたこういう子好きなの」
弟「こういう子嫌いな奴はいねぇだろって話だよ」
姉「ふーん……」
何かお話して、そしたら寝るから
お話?そうだなぁ……ふー……
あれは戦争の最後の夏だった…俺達はいつものパトロールにイストリアを目指してアドリア海へ出たんだ。
俺の横をベルリーニが飛んでいた。古い仲間でな……
弟「……」
姉(あんた。このシーンになると面白い顔するよね……気づいてないんだろうけど)
姉「このシーンのBGMって幻想的だよね」
弟「ああ…」
雲の…平原……
弟「……いいなぁ」
姉「何が?」
弟「こういう体験がもし実際に出来たら死んでもいいよ俺」
姉「飛行機で空を彷徨うって事?」
弟「そういう事じゃねぇよ。馬鹿だなお前は」
姉「だってそうじゃん。メルヘン入ってるね」
弟「学校の奴らには言うなよ、そういう事」
姉「そんなキモい所言うわけないでしょ。私までとばっちりだし」
弟「うるせぇな」
姉「でもさ」
弟「あ?」
姉「死んでもいいとか……あんま言うな」
弟「……へいへい」
姉「時には昔の話をしようか…」
弟「終わったな」
姉「この曲聞くとなんか泣きたくなるってお母さん言ってたな、そういえば」
弟「へー」
姉「何か分かるかも」
弟「まぁ、何となくな」
姉「うん」
弟「きっと俺達がもう少し大人になったら分かる類のもんだろ」
姉「かもね」
弟「おう……っ」
姉「どしたの?」
弟「腹が痛い、ちょっと冷えたか」
姉「マジで?」
弟「トイレ行ってくる」
姉「うん」
姉「どう?大丈夫」
弟「ちょっと駄目」
姉「正露丸あったっけ……」
弟「いや、多分ない」
姉「買ってこようか?」
弟「いいよ別に」
姉「でも」
弟「寝りゃ治るだろこういう類のは」
姉「部屋行きなよ」
弟「おう」
姉「何か食べた方がいいんじゃ」
弟「風邪じゃねぇんだから」
姉「でも」
弟「部屋で寝てみる。丁度眠いしな……痛いな」
姉「……」
コンコン
弟「何?」
姉「入っていい?」
弟「今クーラー切ってるぞ」
姉「うん、入っていい?」
弟「いいけど」
ガチャッ
姉「どんな感じ?」
弟「まだ痛いな」
姉「ズキズキって感じ?」
弟「うんこ出るかもって感じの痛さだけどうんこが出る気配はない」
姉「あんたねぇ、もうちょっと他に言い方ないの?」
弟「ねぇよ……いて…」
姉「ほら」
弟「なに?」
姉「よいしょっと」
弟「は?」
姉「えへへ、あっためたげる」
弟「きめぇよ!やめろ!」
姉「冗談だって、というかクーラー点けて。暑い」
弟「いや、腹冷やしたら更に痛くなりそうなんだが」
姉「だからお腹の周りは布団かぶせとけばいいじゃん。あんたも暑いでしょ」
弟「まぁそうか……というかお前が暑いだけだろ」
姉「当たり」
弟「リビングでクーラー利かしてればいいのに」
姉「ずっとリビングにいるのって何か嫌じゃない?」
弟「何が?」
姉「分からないならいい……点けるよ」
弟「はいはい」
ピッ
姉「……」
弟「……なんで腹さすってんの?」
姉「ん?なんとなく」
弟「あっそう」
姉「……」
弟「……」
姉「アイスばっか食べてるからじゃない?」
弟「かもな」
姉「馬鹿だなぁホント」
弟「うるせぇな」
姉「……」
弟「……」
姉「……」
弟「いつまでさすってんだよ。もういいよ」
姉「治った?」
弟「はい?」
姉「昔さ、お母さんがよくやってくれたじゃん。こうやって痛い所をさすってたら痛みがどっかに行っちゃうって」
弟「痛いの痛いのとんでけってか……それで治ったら全人類健康だっての」
姉「夢のない奴め」
弟「なんでそうなんだよ……もういいよ。どうも」
姉「うん」
弟「……」
姉「漫画読んでいい?」
弟「好きにしろ」
姉「うん」
弟「……」
姉「ベッド腰かけていい?」
弟「えー?」
姉「いいじゃん」
弟「あれだぞ。いきなり後ろにいる俺に体重かけたりしたら怒るぞ」
姉「するわけないでしょそんなの」
弟「ならまぁいいや……いてぇな。アイスもう当分いらね」
姉「あはは、よいしょ」
弟「……俺寝るわ」
姉「ん?うん…」
弟「……」
姉「……」
弟「……」
姉「ねぇ」
弟「んぁ?」
姉「この漫画面白いね」
弟「ん?んん……」
姉「ね」
弟「んー」
姉「ねぇ、この漫画の1巻は?」
弟「あー、どっかあるだろ」
姉「ふむ…」
弟「……」
姉「……」
ナデナデ
弟「ん? んん…」 ゴソゴソ
姉「……」
弟「……」
姉「……」
ナデナデ
弟「なんだよ?」
姉「ん?うん」
ナデナデ
書き溜めてんじゃないの?リアルタイムで話し考えて書いてる?
>>243
後者ですねぇ。
というかちょっと外します。
あらかじめ作っておいて、書き溜めておいたのを続けて投下の方がいいよ
>>245
それだともっとつまんなくなる事必至なんで多分しません。
8時頃残ってたら戻ってきます
弟「……ん?」パチッ
姉「……」
弟「今何時?」
姉「8時」
弟「寝てた?」
姉「寝てた寝てた。ぐっすりと」
ナデナデ
弟「ずっと撫でてたわけじゃねぇよな」
姉「そりゃそうでしょ」
弟「だよなぁ」
姉「漫画読みながらよ。面白いねこの絶望先生って奴、ブラックジョークって言うの?」
弟「……」
姉「お腹どう?」
弟「いい感じ」
姉「あっそ」
弟「めし食べるか」
姉「あ、ごめんまだ作ってない」
弟「いや、いいよ。ラーメンにしよ」
姉「また?」
弟「たまには」
姉「1日中ラーメンでもいっかって感じ?」
弟「まぁ…」
姉「でもなんかさ、食欲ない」
弟「まぁ俺の実はないんだけど」
姉「なんだよそれは」
弟「しらねぇよ」
姉「変な奴」
弟「テレビ点けて」
姉「ん?」
弟「オールスターやってるから」
弟「同点か…」
姉「なんか色んな色の人がいて楽しいね」
弟「なんか小学生みたいだなお前」
姉「うざ、だってそうじゃん。それが醍醐味でしょ?色んなチームの人がまとまって」
弟「まぁそうだけどさ」
姉「お客さんいっぱいだね」
弟「おう…お前セ・リーグとパ・リーグって何の略か知ってる?」
姉「セントラルとパシフィックじゃなかった?」
弟「そうだっけ」
姉「自分で聞いといてなんなんですかあんたは」
弟「なんか知ってそうだったから聞くつもりで質問したってとこ」
姉「素直に聞けよ馬鹿」
弟「馬鹿馬鹿言うな」
姉「……」
弟「まだ蝉鳴いてるな」
姉「最近明るいからお昼と勘違いしてるのが何匹かいるんでしょ」
弟「あ、なるほど」
姉「うん」
弟「あー、えっとだな」
姉「うん?」
弟「何と言うか」
姉「何よ」
弟「どうもな」
姉「は?」
弟「……」
姉「ああ、別にいいよ」
弟「あっそ」
姉「うん。ふふ」
姉「なんせ私はあんたのお姉ちゃんですからね」
弟「先に出てきただけの癖によく言うわ」
姉「それでもお姉ちゃんはお姉ちゃんでしょ」
弟「ぜーんぜん似てないけどな」
姉「まぁね」
弟「……」
姉「何ほっぺ触ってんの、キモいんですけど」
弟「似てないよなぁと思って」
姉「あんたと私?」
弟「ああ……」
姉「…・・」
弟「…・・」
姉「手どけてよ」
弟「ああ、ごめん」
姉「ま、確かに似てないけどさ」
弟「二卵性だっけ」
姉「そうそう」
弟「ふーん」
姉「……」
弟「……」
姉「あんたさ」
弟「ん?なに」
姉「なんか、知ってんの?」
弟「え?何が」
姉「知らないけど」
弟「は?」
姉「おふろ行ってくる。今日もシャワーだろうなぁ」
弟「ん、ああ。分かった」
ガチャッ バタンッ
姉「……なーに言ってんだか」
ガチャッ
姉「…あ」
弟「おいおい。タオル1枚はねぇよ」
姉「あんたがいるとは思わなかった」
弟「飲みもの飲みに来たんだよ。さっさとシャツとか着ろよ」
姉「分かってる、でもちょっと私にも牛乳」
弟「これ飲んだら服着ろ」
姉「うるさいな、分かってる。 ぷはっ」
弟「コーヒー牛乳にした方がよかったか?」
姉「いい。コーヒー嫌いだし」
弟「その年でコーヒー飲めないとかありえねぇよ」
姉「ブラックがぶがぶ飲めるあんたがおかしいんだって。絶対」
弟「そうか?」
姉「そうそう」
弟「ふーん……胸見えるぞ。そのままだと」
姉「おっと」
弟「俺のクラスの男共が見たら歓喜するな」
姉「は?」
弟「お前人気あんだよ。うちのクラスの奴に」
姉「ふーん」
弟「紹介しろってうるさいので全部断ってる」
姉「ありがたやありがたや……まぁこっちもだけど」
弟「え?」
姉「朗報になるかは知らんがあんたもこっちのクラスの女子にちょっとは人気みたい」
弟「ほー…でも知らねぇ奴ばっかだわそっち。女ぐらいか」
姉「でしょうね」
弟「ふーん」
姉「ふーん」
弟「……服着ろって」
姉「おっと」
弟「ったく」
姉「でさ、話は変わるけど」
弟「何?」
姉「今日もクーラーは壊れたままなわけで」
弟「あーはいはい。てかそれで降りてきたのもある」
姉「え?」
弟「布団持ってあがろうと思って」
姉「ああ」
弟「おう」
姉「……あの布団暑くない?」
弟「クーラー利かせるんだから大丈夫だろ」
姉「えーでもさー」
弟「じゃあマットにする?」
姉「マット?」
弟「ほら、あれ。そこのリビングのマット。ベッドとしても使えるタイプ」
姉「…」
弟「どうよ」
姉「なんか違和感が」
弟「お前が俺の部屋で寝てる事自体違和感バリバリだよ」
姉「それを言うか」
弟「我慢しろ、それで寝れるだろ?」
姉「まぁ…」
弟「寝るか?」
姉「んー、まだ眠くない」
弟「ずっと俺の看病?してくれた割には元気だな」
姉「漫画読みながら見てただけ」
弟「まぁそっか」
姉「何か音楽かけて」
弟「俺あんま聞かないんだよ」
姉「なんかないの?」
弟「jazz位だな」
姉「親父かよお前は」
弟「うるせぇ馬鹿」
姉「馬鹿って言うな。いいよもう、テレビ点けていい?」
弟「いいよ」
姉「あ、世界ふしぎ発見やってる」
弟「グリーンランドか」
姉「どこ?」
弟「北極らへんだろ確か」
姉「ふーん……北極クマかわいい」
弟「でも兇暴だぞこいつら」
姉「そうなの?」
弟「当たり前だろ。野性動物なめんな」
姉「なんであんたが偉そうなのよ馬鹿」
弟「馬鹿って言うな」
姉「それにしてもグリーンランドって綺麗だね」
弟「日本の6倍の広さがあるんだってよ」
姉「よく知ってるね」
弟「今テレビで言ってただろ」
姉「ああ、そっか」
弟「そういえばさ」
姉「ん?」
弟「なんで氷山の氷ってすげぇ青いんだろうな。水色ってか」
姉「ああ……空の青と海の青が合わさって太陽の光で反射して、とかじゃないの?」
弟「ほー」
姉「いや、適当に言ってみただけだけど」
弟「まぁいいや……いつか行ってみたいな」
姉「こんな寒い所に?」
弟「だってなぁ」
姉「なによ」
弟「なーんもなさそうじゃん」
姉「氷だけでしょそりゃ」
弟「なんかそういうのってよくね?」
姉「……うーん」
弟「全部綺麗さっぱり何もないって感じで、色々スッキリしそう」
姉「なんかメルヘン入ってない?」
弟「ねぇよ馬鹿」
姉「でもこんな所で遭難とかしたら絶対死ぬよ」
弟「じゃあいつ死んでもいい年位の時に行くかな」
姉「……」
弟「なんだよ」
姉「あんたって死にたい願望あんの?」
弟「ないけど?」
姉「ほんとかよ、死なないでよね。めんどくさいから」
弟「めんどくさいってなんだ」
姉「ほらっ、家事とか」
弟「ああそゆことか」
姉「そうそう。あと少しさびしいじゃん」
弟「二人でも一人でも大して変わらんだろ」
姉「本気で言ってんの?」
弟「うそ」
姉「あっそ」
弟「怒ったか?」
姉「一々死ぬとか言う話題はやめろって言ってんの」
弟「なんでだよ」
姉「そういうのは何か怖いから嫌」
弟「意味がわからん」
姉「……もう寝ようよ」
弟「いいけど」
姉「……」
弟「電気消すぞ」
姉「うん」
弟「よし」
姉「あ、オレンジの点けるの?」
弟「お前その方がいいんだろ」
姉「え?」
弟「おやすみ」
姉「うん」
弟「……ふぁぁ」
姉「……」
弟「……」
姉「……」
30分後
ゴソゴソ
弟「……ん?」
姉「……」
弟「ん?」 クルッ
姉「…」
弟「うお」 ビクッ
姉「あはは」
弟「なんだよ馬鹿」
姉「マット寝れない」
弟「知らん」
姉「まぁまぁ」
弟「まぁまぁじゃねぇよ」
姉「まぁまぁ」
弟「ほっぺをつねるな」
姉「いいじゃん。一緒に寝れば」
弟「狭いだろ俺もお前も」
姉「昨日は大丈夫だったじゃん」
弟「それはすぐ寝れたからだろ」
姉「今も眠いでしょ」
弟「いきなり横にお前の顔のドアップで吃驚して目覚めたわ馬鹿」
姉「馬鹿って言うな馬鹿」
弟「……はぁ」
姉「じゃああれだ。なんか話そ」
弟「なんだよそりゃ」
姉「あんたが眠くなるまで話そ」
弟「何話せと」
姉「うーん」
弟「もういいって。話してたら寝れねェ」ゴソゴソ
姉「あ…」
弟「……」
姉「怒った?」
弟「怒ってねェよ、何に怒るんだよ第一」
姉「うん」
弟「……」
姉「……昔さぁ」
弟「あ?」
姉「よく二人で寝てたよね」
弟「いつの昔だ」
姉「部屋が一緒だった時」
弟「そうだっけ?」
姉「覚えてないの?」
弟「うん」
姉「…そっか」
弟「嘘だよ覚えてるよ」
姉「そっか、ふふっ」
弟「いつから部屋別になったんだっけ?」
姉「小5の時」
弟「そうだっけ」
姉「うん」
弟「ふーん…そういえば一緒だったなぁ」
姉「うん」
弟「それがなに?」
姉「何かここ二日それを思い出してた、ここであんたと寝てる時」
弟「あっそ」
姉「そうそう」
弟「そういやお前まだ雷恐いの?」
姉「え?」
弟「雷の時は一晩中俺にしがみついてたのをたった今思い出した」
姉「今はもう大丈夫に決まってんでしょ」
>>307
そのゲロも掃除してくれんだろ?
弟「じゃあもうしがみつくなんて事はないわけだ」
姉「当たり前だろ馬鹿じゃないの」
弟「今外大雨洪水警報出てるの知ってる?」
姉「え?」
弟「さっきテレビでテロップ出たろ。雷もそのうちひどくなるってよ」
姉「ふーん」
弟「……」
姉「それが?」
弟「別に?」
姉「何で笑うのよ」
弟「笑ってねえよ」
姉「笑った。絶対笑った」
弟「うるせぇな。寝るぞ」
姉「ふん、言われなくても」
30分後
弟「……」
姉「……」
ゴロゴロゴロ
姉「……ねぇ」
弟「……」
ゴロゴロゴロ
姉「ねぇ~」
弟「……」
ドンッ
姉「ねぇ~」ユサユサユサ
弟「あはははは」
姉「こ、このやろう……ねぇ~」
弟「くくくく」
>>311
俺、小学生のころ風邪引いて、吐きそうになったことがあるんだ。
でもその時両親が居なくて(なんでだったかな…無責任にほっとかれた訳じゃ無かったような)
小学校高学年位の姉ちゃんが看病してくれてた。
もちろん上手く看病出来るわけもないけど絞りきれてない濡れタオルを取り換えてくれたりして、誰かが近くにいてくれただけで安心できた。
で、いよいよ吐くって段階になって洗面器に向かってえづいてる間、姉ちゃんは背中をさすってくれたんだ。
無事に俺の胃の中は空っぽになり、気分もある程度よくなったんだがそこからが悲惨だった。
俺のゲロの臭気に当てられた姉ちゃんが貰いゲロ。洗面器に受け止められなかったそのゲロは俺の布団に。
そしてその臭気で再び俺の吐き気もぶり返し、でももう胃は空っぽなので出るのは胃液だけ。
姉は泣きながら「ごめん、ごめん」といいつつ自分のゲロをどうにか拭き取ってたっけ・・・。
結局その後親が帰ってくるまで姉ちゃんは自分のゲロの匂いに耐えつつ涙目で見守ってくれてた、という今でも仲のいい姉弟の話でした。
>>317
いきなり長文が来てビックリしたwいいね。
姉「ねぇ、怖いんですけど」
弟「お前何歳だよ、はは」
姉「笑うな」
弟「いやぁ、ちょっとあれだ。かわいいと思った」
姉「なら助けろ」
弟「どうしろと」
姉「だっこ」
弟「きめぇ、あははは」
姉「こ、このやろう」
ドンッ
姉「ひゃ!」
弟「雷なんて音がする前に光るんだから心の準備できるだろうが」
姉「予想外に大きい音だったいするじゃん!雷の怖さなめんな馬鹿」
弟「あははは」
姉「まだ笑うか」
弟「だったいするじゃんて、変な噛み方だなおい」
姉「あ、そっちか」
弟「……ほら」
姉「え?」
弟「だっことかガキじゃねぇんだから出来るかよ馬鹿、手で我慢しろ」
姉「あ」
弟「なに?いいなら俺はこのまま反転して寝る」
ギュッ
姉「……いいとか言ってない」
弟「あっそう」
姉「そうそう」
弟「……」
姉「……」
弟「…・・大丈夫だって」
姉「……分かってるけど」
弟「避雷針というのを知らんのかお前は」
姉「知ってるよ馬鹿」
弟「じゃあ大丈夫って分かるだろ」
姉「ふん」
弟「……」
姉「……」
ギュ
弟「……」
姉「……」
弟「はぁ……10秒だけだぞ」
姉「は?…わあ!」
弟「おら、落ち着け」
姉「……」
ギュゥ
弟「ほら、おしまい」
姉「ま、まだ怖い」
弟「知らん」
姉「こわいー」
弟「じゃあもう5秒」
姉「あ」
弟「おわり」
姉「……」
弟「昔思い出したわ、てかお前の髪が口に入りそうだ。ピンでとめるかしろよ」
姉「……」
弟「姉?」
姉「まだ…こわいよ」
弟「嘘つけ。雷もう鳴ってないぞ、すぐ通りすぎたんだよ多分」
ギュッ
姉「……」
弟「おい?……どした?」
姉「……」
弟「なんなんだよ、おっぱい当たってるぞ。いいのか?」
姉「しね」
弟「じゃあ離せよ」
姉「うるさい」
弟「寝れねえだろ、睡眠の邪魔すんn…泣いてんの?」
姉「泣いてない」
弟「ほんとに?」
姉「ほんとだってば」
弟「ふーん」
姉「……」
弟「……」
姉「ねぇ」
弟「んー?」
姉「なんでお父さん達、旅行行ったか知ってる?」
>>336黒歴史ありで思い出しゲロ
弟「グアムだっけ?観光だろ」
姉「グアムの後さ。ハワイ行くんだって」
弟「へー、知らんかった」
姉「そこで、住む家見つけるんだって」
弟「ん?何だよ住む家って」
姉「……お父さんと、あんたが住む家だよ」
弟「はい?」
姉「お父さんの仕事言ってみ」
弟「旅行会社だろ。世界中に支社がある奴の日本支社」
姉「ハワイ支社に転勤だって、3年位」
弟「……マジ?」
姉「マジ」
弟「んで転勤先での住居探しに行ったってわけか」
姉「そう」
弟「へー……んでなんで俺が住む家って言ったの?」
姉「お父さんが決めたって」
弟「えー……冗談だろ。俺がハワイに行かなきゃならん理由がない」
姉「会社の方針で一人家族を連れて行くと会社が用意してくれる住宅が安く借りれるんだって」
弟「……」
姉「お母さんと連れて行ったら私達が日本に残る事になるし、あんたになったみたい」
弟「家族全員で行くとかはできねぇのかな」
姉「そしたら借りる家が大きくなってお金かかるって。
2人で行って1人~2人用の住宅を安く借りるのが一番お金がかからないんだって」
弟「ふーん……そんなもんか」
姉「……」
弟「ハワイねぇ……いつ行くんだろ」
姉「旅行から帰ってきたら準備するって言ってたハワイの日本人学校への転入とかの準備」
弟「あのクソ親父はなんで俺に今まで黙ってたんだろ、俺が反対するって思ってんのかな」
姉「え?」
弟「だって、しょうがねぇだろ。仕事で、家計の事考えたら。そんなのでダダこねねぇよ俺」
姉「あんた、日本いたいんじゃないの?」
弟「当たり前だろ」
姉「……」
弟「でもしょうがねぇだろ」
姉「……」
弟「そっか……まぁあいつらが旅行から帰ってきたら詳しく聞いてみるか」
姉「……」
弟「じゃ、おやすみ」
姉「ちょ、ちょっと!それだけ!?何かないの?」
弟「何がだよ!」
姉「あ」 ビクッ
弟「……ごめん」
姉「」
弟「いきなりそんなの言われても分かんねぇよ。実感わかねぇよ。
でも、もしそうならしょうがない。そうだろうが」
姉「……」
弟「あーあ……お前のせいで寝れないじゃねぇか」
姉「ごめん」
弟「うそだよ馬鹿」
姉「…」
弟「ハワイって行った事ねぇよ俺」
姉「…私だってないわよ」
弟「3年か」
姉「……うん」
弟「ふーん」
姉「…」
弟「そっかそっか」
姉「……」
ギュッ
>>347可愛い
俺ら付き合わない?
弟「なんだよ、もう雷ないって」
姉「……」
弟「なんなんだよ…」
姉「あんたってさ」
弟「あ?」
姉「何か、大人になったよね」
弟「ごめん。マジで何言ってるか分からん。さっきからどうした」
姉「前はこういうのってダダコネまくってた」
弟「どんなクソガキだよ俺は」
姉「あんたクソガキだったじゃん」
弟「ズバっと言うなよ」
姉「でも、今のあんたは」
弟「大人の事情って奴を理解できる年齢になったんだよ。俺もお前も」
姉「……」
弟「……寝ようぜ」
姉「なんか、ごめん」
弟「いいよ、おやすみ」
姉「お腹、もう大丈夫?」
弟「今更かよ。もう痛くない」
姉「そう…」
弟「寝るぞ」
姉「うん」
弟「手、離せ」
姉「……うん」
弟「……おやすみ」
姉「うん」
1時間後
姉「……」スー スー
弟「…………」
弟「………………まじかぁ………」
起きました。もう保守しなくていいです、どうもどうも
弟「……」スー スー
姉「……起きて」
弟「ん?」
姉「朝だって」
弟「まだ夜じゃねぇの?」
姉「雨降ってるから外が暗いだけ」
弟「ふーん……ねむた」
姉「昨日私より早く寝てたじゃん」
弟「ん?ああ…うん」
姉「起きてたの?」
弟「いや、寝てたよ」
姉「あっそ」
弟「ああ……めし食うか」
姉「うん」
弟「目玉焼きにするぞ」
姉「いいよ」
弟「よし」
弟・姉「「いただきます」」
姉「おいしい」
弟「やっぱソースだよな」
姉「別に醤油でもいいけどね」
弟「俺はソースが好き」
姉「なんで?」
弟「醤油って色んな料理に使われてるだろ?それに比べてソースの出番は少ないと思う、可哀そうだ」
姉「意味がわからん」
弟「何となくそんな感じしない?」
姉「しないよ」
弟「そっか」
弟「なぁ…」
姉「なに?」
弟「親父達の連絡先分かる?」
姉「え?…確か世界中繋がる国際携帯電話だったよ。お父さんの」
弟「んじゃいつもと同じ電話番号で通じるのかな」
姉「そうなんじゃない?試したことないけど」
弟「試してみよ…あ」
姉「ん?」
弟「今ハワイかグアムか知らんが…何時ぐらいなんだろ」
姉「分かんない」
弟「まぁいいや…電話してみる」
姉「うん…」
弟「んーと……」
姉「……」
弟「出ないな……あ!もしもし?親父?」
姉「…」
弟「今どこだよ。ああグアムなのか…今から行くのか、今空港?ふーん…え?ああ、知ってる。ハワイだろ?姉に聞いた」
姉「…」
弟「おう…おう……うん……ん?ああ、いいよ。決めて来いよ、ああ…はは、ああ。安い所見つけろよ。んで綺麗な所」
姉「………」
弟「え?いや別に謝らなくてもいいって。反対?しねぇよ馬鹿、俺はガキかよ。おう、もう確定って事でいい?
……分かった。じゃあ帰ってからすぐ行く感じ? うん……了解。じゃあ待ってるわ。頑張ってな、じゃ……」
姉「…」
弟「今グアムの空港だって、今からハワイ行くみたい」
姉「そう」
弟「そうそう。あー俺ってさ、もしかして宿題しなくていいんじゃね?」
姉「え?」
弟「だってそうじゃん」
姉「…で、でもまぁ一応すれば?」
弟「うん…まぁな」
姉「だって私が困る」
弟「は?」
姉「私はちゃんと2学期からこっちの学校あるし」
弟「そりゃそうだろ」
姉「だから、数学とかの宿題もちゃんとしなくちゃいけないわけで」
弟「だな」
姉「だ、だから」
弟「分かってるよ。手伝ってやるって」
姉「…うん」
弟「というわけで、この2週間は数学を重点的にやる、おっけ?」
姉「うん」
弟「よし、じゃあ俺の部屋行ってて、お茶入れてくから」
姉「わかった」
弟「…」
弟「…もしもし、俺俺。あのさ、今日の昼からさ、カラオケ行かね? うん。ヒマだろお前、おう。はは、じゃあ昼連絡すっから」
姉「おそい」
弟「うるせぇな、ほら、やるぞ」
姉「はいはい」
弟「んで、どこか分からないとこは?」
姉「まだ始めてないっての、今から……えっと……ここ」
弟「ん」
姉「一番始めなのに分かんないのか馬鹿って言わないの?」
弟「え?…ああ、うん」
姉「…言えば?」
弟「お前が馬鹿なのは分かりきってるからな、今更言ってもな」
姉「うざ」
弟「まぁまぁ、ここはな…」
姉「うん…」
3時間後
弟「結構進んだな」
姉「だねぇ」
弟「……昼か」
姉「何作るの?」
弟「そうめん」
姉「いいよ」
弟「うん、ああ。俺昼から出かけるから」
姉「え?」
弟「鈴木達とカラオケ」
姉「あ、そう」
弟「そう」
姉「わかった」
弟「ん」
姉「おいしい」
弟「ネギ取って」
姉「ん」
弟「さんきゅ」
姉「あんたってさ、カラオケで歌う曲あんの?」
弟「失礼な、そんぐらいある」
姉「だって家では音楽聴かないじゃん。jazz位で」
弟「Mステとかで最近の曲でいいと思ったのはたまに聞いてるって」
姉「ふーん」
弟「ああ言うのは一回聴けば大体行けるんだよ、歌詞覚えなくていいし、カラオケは」
姉「そんなもん?」
弟「そう。誰かさんと違って俺は音痴じゃないしな」
姉「私だって音痴じゃないって」
弟「はいはい」
姉「はいはいじゃない」
弟「んじゃ行ってくる」
姉「うん」
弟「多分5時か6時に帰る」
姉「うん」
弟「じゃ」
姉「……」
姉「…」
姉の部屋
ピッ
ゴー
姉「…」
ゴーゴー
姉「…ねよ」
姉『弟ー、こわいよー』
弟『大丈夫だって。怖くないよー』
姉『怖いよー、雷やだぁ、うぇぇん』
弟『ほら、こっち来て。一緒に寝よう?』
姉『グズッ』
弟『ほら、いいこいい子』
姉『怖いよぉ……弟だっこぉ』
弟『泣かないでよー、大丈夫大丈夫』
姉『グスッ』
弟『大丈夫大丈夫』
姉『うん……』
弟『僕はどこにも行かないよ、大丈夫だって』 ナデナデ
姉『うん、うん』
弟『……俺はもうすぐいなくなるけどな』
姉『え!?』
弟『じゃ、まあ頑張れよ』
姉『弟!?弟どこ!?』
姉「弟!」 ガバッ
姉「……」
ミーンミーン
姉「…」
ギュッ
姉「……」
姉「さいあく…」
姉「…」
姉「4時半……あ」
姉「…クーラー消さなきゃ」
姉「……リビングにいよ」
弟「ただいまー」
姉「おかえり、どうだった?カラオケ」
弟「めちゃくちゃ歌った、楽しかった。おわり」
姉「小学生の日記かよ」
弟「んー、なんつーか、皆と楽しく過ごせた」
姉「ふーん、よかったじゃん」
弟「ああ、転校の事も言った」
姉「…そう」
弟「かなりビックリされたから俺の方がビックリしてんだよ馬鹿って逆ギレ?してみた、はは」
姉「なんじゃそりゃ」
弟「はは、まぁそんな感じ。シャワー浴びて来る」
姉「うん」
弟「ナイター点けといて」
姉「はーい、あはは」
弟「頼んだ、はは」
弟「出たぞ」
姉「はいお茶」
弟「あれ、気が利く姉とか…どうした?」
姉「あんたそれ凄い失礼だと思う」
弟「嘘だよ」
姉「ふん」
弟「あれ?ナイターは?」
姉「なんか今日はやってないみたい」
弟「マジか…じゃあまぁいいや…新聞欄っと…」
姉「はい」
弟「おう」
姉「何見るの?」
弟「今から決めるんだよ馬鹿」
姉「馬鹿って言うな」
私は今八丈島に来ています!海がとても綺麗です!見てください!
弟「へー…いいなぁ」
姉「あんた船酔いするじゃん」
弟「でもいいじゃん。羨ましい」
姉「綺麗だね」
ここで釣ったムロアジを生で刺し身にし!ムロアジ丼にして食べるのが今回のミッション!それでは行ってみましょう!
弟「ムロアジかぁ……」
姉「食べたいの?ムロアジ丼」
弟「食べてはみたいな」
姉「スーパーで買ってくる?」
弟「だめだめ、生のムロアジ刺し身なんて足が早いからここら辺に出回ってるわけない」
姉「足が早い?」
弟「サンマやイワシと競争したら一番泳ぎが速いって事だ」
姉「ふーん、だったら泳ぎが早いでいいじゃん」
弟「海の中の生き物は泳ぎだけで進むわけじゃないんだ。たとえばタコとかイカは噴射で進むだろ」
姉「そんなもんなの」
弟「そうだ、だからタコとかの場合は噴射力が強い弱いって言うわけだ。
ウツボとか海蛇とかはクネル力で進むからクネ力が強い弱いって言う。だからムロアジは足が早いでいいんだ」
姉「……」
弟「……」
姉「腐りやすいからって事でしょ?」
弟「そうそう」
姉「だと思った」
弟「当たり前だろ」
姉「うん」
弟「…」
姉「…」
弟「……」
姉「あはははっ!クネ力が強いって、なに…あはは!!」
弟「さっさと突っこめよ!頑張っちゃっただろうが!あははっ!」
姉「姉弟そろって馬鹿会話、ふふっ」
弟「俺はツッコミ待ちだったんだよ馬鹿」
姉「あはは。知ってた」
弟「この野郎」
姉「ふふっ……へっくしょん」
弟「ん?」
姉「へっくしょん!…ああー、あれ?」
弟「どした?」
姉「さぁ、花粉症じゃない」
弟「この時期にそれはないんじゃね?」
姉「だね。まぁいいや、私もシャワー浴びてこよ」
弟「いってら」
姉「うん」
弟「?」
姉「あれ?おっかしいな…」
弟「出た?」
姉「うん」
弟「まだくしゃみ出るか?」
姉「いや、もう大丈夫。あったまったから」
弟「そっか…ったく。どうせ昼間クーラー点けて寝てたんだろ」
姉「え!?」
弟「俺の部屋で」
姉「あ…うん」
弟「だと思った。あんまりクーラー使いすぎるのも問題だな、今日の夜は扇風機で我慢するか」
姉「えー、それだと絶対寝れないって」
弟「うーん…まぁとにかく気を付けろよ、腹出して寝てたんだろどうせ」
姉「するどい事で」
弟「乙女の恥じらい的なのはないのかお前には」
姉「恥じらう相手がいないのでね」
弟「なんじゃそりゃ…もういいや。もう眠いから俺寝るぞ」
弟部屋
弟「あー今日は疲れた」
姉「それはそれは」
弟「お前は寝ないのか?どうせ今日もこっち来る気っぽいが」
姉「まぁね。あっち暑いし」
弟「早く修理してもらえればいいのになぁ」
姉「まったくですなぁ」
弟「?」
姉「…私、本読んでから寝る、横入れて」
弟「小説?」
姉「うん」
弟「ふーん」
姉「…ねぇ、小さく音楽かけていい?」
弟「小さくだぞ、小さく」
姉「分かってるって」
弟「……」
~~♪
姉「……」
~~♪
弟「あれだ、時をかける少女の曲だ」
姉「夏に聞くべき名曲って奴よ」
弟「別にいいけどさ」
姉「…」
弟「……なんかこの人の歌って全部切なくなるから嫌い」
姉「あんたこういうの嫌いだっけ」
弟「そういう嫌いじゃなくてだな、切なくなりたい時とそうじゃない時があるだろ、今はそうじゃない時なだけ」
姉「ふーん」
弟「……」
姉「あ、とめようか?」
弟「…いいよ」
すみません2時間程用事できたorz
1000までに終われるといいが…
姉「音大きい?」
弟「いや、大丈夫」
姉「寝れる?」
弟「大丈夫だって」
姉「あっそ」
あなたと過ごした日々を この胸に焼き付けよう
姉「……」
思い出さなくても大丈夫なように
弟「…」
いつか他の誰かを好きになったとしても
あなたはずっと特別で 大切で
またこの季節が めぐってく
姉「……」
弟「……ん?なんだよ」
姉「…別に」
弟「なんかさっきから見てない?」
姉「自意識過剰すぎじゃね?きも」
弟「うるせぇよ」
姉「ふふ」
弟「……3年」
姉「え?」
弟「3年か」
姉「2、3年って言ってたから、2年かもしれないじゃん」
弟「ん?うん」
姉「…」
弟「3年後、どうなってんのかな」
姉「何が?」
弟「ん?いや別に…」
姉「……寝ないの?」
弟「寝るよ」
姉「……」
弟「おやすみ」
姉「うん」
弟「…」 ゴソゴソ
姉「……」
弟「…」
姉「想像できないよね」
弟「……そうだな」
姉「先すぎるよ」
弟「おう」
姉「……遠いし」
弟「だからもういいって、お前も寝ろよ」
姉「…音楽聴きながら寝たら迷惑?」
弟「別に」
姉「分かった」
弟「…ふぁぁ……」
姉「……」ゴソゴソ
20分後
姉「……」
弟「……」スー スー
~~♪
姉「……」 ピッ
姉「起きてる?」
弟「……」
姉「…寝てんの?」
弟「……」
姉「……」
弟「…………おやすみ」
姉「………うん」
弟「おーい起きろー」
姉「んん?……んー」
弟「今日はちょっと色々すんぞー」
姉「なんなの一体」
弟「朝飯作ったら話す」
姉「?」
弟・姉「「いただきます」」
弟・姉「「ごちそうさま」」
姉「で?なになに?」
弟「今日の夜何があるか知ってるか?俺もさっき思い出したんだけど」
姉「は?何かあったっけ」
弟「隣町で花火大会でーす」
姉「おお!」
弟「見たくね!?」
姉「いいね!」
弟「だから今日は花火大会に行く為にやる事を出来るだけ早く済ませようって事で」
姉「でも電車で一駅でしょ?隣町って」
弟「花火を特等席で見たくないのかお前は」
姉「そりゃ見に行くからにはちゃんと見たいけど」
弟「だろ?そこはまかせろ。当てがある」
姉「どゆこと?」
弟「まぁまぁ、あと浴衣も着ようぜ!」
姉「はぁ?マジで?」
弟「マジ。お前持ってただろ」
姉「一昨年買った奴だよ?」
弟「え?もう入らない?」
姉「そういう事じゃない!入るよこの馬鹿!」
弟「馬鹿って言うなよ。つまり浴衣着たりもするから時間かかるだろ?午前中に宿題やら風呂掃除とか全部やるぞ」
姉「どうしても浴衣着るの?めんどうない?」
弟「馬鹿、雰囲気を味わう為に浴衣は必須条件」
姉「強情だよねそういうとこ」
弟「悪いか」
姉「……」
弟「…頼むって」
姉「…いいよ、ふふっ」
弟「ほんとか!よしっ」
姉「あはは、じゃあ宿題手伝ってよね」
弟「よしきた、任せろ」
姉「じゃ、始めますか」
弟「今日はカルピスにしよっと」
姉「ちゃんと8:2にしてよ」
弟「薄くね?6:4とかだろ」
姉「もう…じゃあどっちでもいいよ。はやく」
3時間後
姉「おおー」
弟「俺の本気を見せたな」
姉「あんたすごいすごい」
弟「これでもう少しだろ。ほぼ終わった様なもんだ」
姉「流石でございますぼっちゃま」
弟「きめぇ、そろそろメシにしようぜ!」
姉「そだね、勉強するとお腹減る~。今日は何?」
弟「お前が作るんじゃねぇのかよ。当番だろ?」
姉「あー…じゃあ野菜炒め」
弟「へいへい。あ、そうだ。女呼ばない?」
姉「え?」
弟「あいつも花火大会誘おうぜ。二人は寂しいだろ」
姉「…」
弟「嫌なの?」
姉「嫌なわけないじゃん」
弟「そう、じゃあ呼ぼうぜ」
姉「私さ、まだ言ってないからなぁ」
弟「何が?」
姉「あんたがハワイ行く事」
弟「ああ、じゃあ俺が言うわ」
姉「……ショック受けると思うなぁ」
弟「そりゃ俺だってビックリしたしな」
姉「そういう意味じゃないよ馬鹿」
弟「は?」
姉「いいよ。それじゃあ呼ぼうか?」
弟「電話すっか。俺やるよ、えっとあいつの電話番号……」
姉「…」
弟「もしもし?俺、弟。おう…あのさ、今から来ない?浴衣持ってきて。なんでって今日お前何があるかしらねェの?」
女「と、いうわけで来たけど?」
姉「いらっしゃい」
弟「浴衣持って来た?」
女「押入れから引っ張りだしてきたよ。これでいい?」
弟「いいね」
女「花火大会とかすっかり忘れてたんだけど」
姉「私も」
弟「俺も今朝思い出した」
姉「それで?」
弟「なに?」
姉「言えって」
弟「ああ、はいはい」
女「何何?」
弟「えっとさ、実は俺さ…」
女「うん……え?」
女「マジで?」
弟「マジ」
女「……そう」
弟「だから、花火大会行こうぜ!」
女「なんでそうなんのよ、あはは」
弟「いいじゃん!」
女「分かった分かった。それじゃあちょっと姉と浴衣着てくるから待ってて」
姉「え?もう?」
女「しっかり着る時は結構時間かかるんだよ?」
姉「そっか…んじゃそういう事で」
弟「おう!俺リビングで寝てるわ」
姉「うわ、何かそれムカつく」
弟「まぁまぁ」
女「姉ー、いこ」
姉「あ、うん」
姉「ここでいいかな?」
女「うん」
姉「……」
女「……じゃ、じゃあ始めよっか」
姉「……女、大丈夫?」
女「え?何が?」
姉「その…」
女「大丈夫大丈夫!ちょっと吃驚したけど」
姉「……」
女「……」
姉「……」
女「……」
姉「泣いてるじゃん」
女「泣いてないよ馬鹿」
姉「うそつき」
女「これは心の汗ですぅ」
姉「なにそれ」
女「……」
姉「あんたって、弟の事好きなんでしょ?」
女「…」
姉「隠せてるとか思ってた?バレバレじゃん」
女「……」
姉「弟にコクったりしないの?」
女「……あんたはどうなのよ」
姉「は?」
女「あんただって弟の事好きじゃん」
姉「私は姉弟としてだし、何言ってんの?」
女「うそつき」
姉「何言ってんのマジで。そんなわけないって」
女「……うそだね」
姉「意味わかんない事言うなよ」
女「無理してるでしょ」
姉「知らない、そんなの」
女「じゃあ言うよ。私はあいつが好き」
姉「…・・」
女「その私から見ると、あんたの弟への目付きは姉弟って感じじゃない」
姉「何言ってんのマジで…怒るよ?」
女「ううん。絶対違う。賭けてもいい」
姉「違うって!!」
女「……」
姉「……」
弟「ど、どうした?喧嘩か?」
女「あ、いや……姉「何でもない。だからリビング行ってて」
弟「そ、そうか……ビックリさせんなよ」
姉「そろそろ着替えるからリビング行ってて馬鹿」
弟「はいはい」
女「……ごめん」
姉「…いい」
女「でも……でも一言言わせて」
姉「何?」
女「もしあんたが、弟の事何とも思ってないんだったら……私、こんなに頑固に追及しない」
姉「……」
女「…応援してねって、今までに何回も頼もうとした。でも……出来無かった」
姉「……」
女「別に好きじゃなくてもいい。でも、私はそう思ってた。ずっとそう思ってた…それだけだよ」
姉「…分からない」
女「え?」
姉「……わかんないのよ、馬鹿」
nice boat.
女「ごめん」
姉「いいよ」
女「……まぁ、分かんないよね。そりゃ」
姉「うん、分かんないよ。ただ…」
女「え?」
姉「…寂しくなるなとは、思うよ。……それだけ」
女「……」
姉「……」
女「…着よっか!ね!」
姉「……」
女「ふふっ」
姉「そだね、あはは」
女「さてとー、それじゃあ下は穿かないで行こうか!」
姉「マジ!?」
女「正式には穿かないのが正解でしょたしか♪」
1時間後
弟「なぁまだかよ。時間かかるのな」
女「できたよー、じゃーん!」
弟「おお!色っぽい!」
女「マジで?ありがと♪」
弟「姉は?」
女「今最終調整中。できたー?」
姉「ちょっと待ってー。出来た!」
女「出ておいでー」
弟「出ておいで出ておいで」
姉「きっも、ふふっ」
弟「おおー」
姉「どうよ?」
弟「…いんじゃね?」
姉「そりゃどうも」
弟「んじゃ俺も着ようかな!」
姉「え?あんたも着るの?」
弟「そりゃ女二人が浴衣で俺だけTシャツって何か微妙じゃね?」
姉「あんた持ってたっけ」
弟「部屋にあるよ、お前と同じ色の奴一昨年一緒に買っただろ」
姉「そうだっけ?」
弟「そうだよ。着てくるわ、ちょっと待ってな」
姉「あんた着方知ってんの?」
弟「しらね」
姉「おい」
弟「何とかなるだろ」
女「姉、あんた着せてあげたら?」
姉「はぁ?なんで私が」
女「いいじゃんいいじゃん。ほらっ、行った行った」
弟「まぁいいけど、んじゃ俺の部屋行って着替えて来るわ!女は待ってて」
姉「しょうがないな、で。どこ?」
弟「確かここに…あったあった、ほら」
姉「ほんとだ」
弟「だろ?さてと……なぁなぁ」
姉「何?」
弟「浴衣って下は全裸だっけ?」
姉「な…」
弟「あれ?違うっけ」
姉「女の人はそうだって女言ってたけど、あんたは別にいいんじゃない」
弟「そっか、じゃあいいや……てかさ」
姉「なに?」
弟「という事は、お前下は」
姉「……」
弟「おいおい…」
姉「だって女が穿くなって!」
弟「あーえっと……変な事聞くぞ」
姉「…何?」
弟「上も下も? いたいいたい!」
姉「次聞いたら殴る」
弟「時すでに遅し…そうか、それはそれは……あ、じゃあさ」
姉「なに?」
弟「横向いて万歳して万歳」
姉「は?」
弟「いいから」
姉「…こう?」
弟「おっぱい見えてるぞ」
姉「!?」
弟「脇の下には身八つ口っていう着物のズレを直す為の穴があるんだっての!ははっ」
弟「いたいいたいいたいいたい!!!」
30分後
女「出来たー?おおー!かっこいいじゃん!……あれ?」
弟「…」
姉「…」
女「どしたの?」
弟・姉「「べつにー」」
女「はい?」
弟「ま、とにかく!そろそろ行くか」
女「夕方だから屋台とかもいっぱい出てるかもね。何食べようかなー」
姉「屋台の食べ物っておいしいよね」
弟「食べすぎると太るぞお前ら」
女「失礼な、ちゃんと調節するっての」
姉「そうそう」
弟「はは……あ、そうだ。電話しなくちゃ」
姉「どこに?」
弟「まぁまぁ……あ、もしもし?俺俺、さっきメールした奴教えてくんね?うんうん」
女「ん?何?」
姉「さぁ」
弟「駅を出て左とまっすぐ行ったら神社があって、そこを上がって境内にはいって右に小道があるからそれを上がる
……おし!覚えた。サンキュ、またな」
女「誰?」
弟「友達、絶景ポイント教えてもらった」
女「おお!いいねいいね」
弟「もうこれでばっちりだ」
姉「なるほどね」
弟「んじゃ!そろそろ行くか?今から行けばいい頃合だろ。花火の前に腹ごしらえもできるしさ」
女「いいねぇいいねぇ!」
姉「よーし!」
プルルル
っ
弟「あ、俺出るわ」
姉「よろしく」
弟「はい?あ、親父?」
姉「!」
女「お父さん?」
弟「ああ……え?ほんとか。おう…よかったじゃん、ちゃんと綺麗なとこだろうな?そっか、はいはい
……うん…うん……え!?」
姉「なに?」
女「?」
弟「……そっか。分かった、じゃあ準備しとく、うぃっす。はいはい……じゃあな」
女「どしたの?」
姉「お父さん何て?」
弟「まぁまぁ、大した事じゃないから。部屋決まったって報告!おし!行くぞ!」
姉「…」
ん
弟「いやぁ風流ですなぁ」
女「なんか親父臭くない?それ」
弟「いいよ別に」
女「あははっ」
姉「…」
弟「どうした?」
姉「あんた、何か隠してない?」
弟「なーんも?」
姉「…ならいいけど」
弟「せっかく浴衣になってんだし、女もお前も綺麗だしさ。楽しまなきゃもったいないって」
姉「綺麗とか…しらないし」
弟「褒めてんのに」
姉「…うるさい!行くよ」
もしもしwwwwwwwwwww
もしもしwwwwwwwwwww
電話ですけどwwwwwwwwwww
だれかいませんかwwwwwwwwwww
もしもしwwwwwwwwwww
居るじゃないですかwwwwwwwwwww
弟「結構人いるなー」
姉「そりゃ花火大会だし」
女「要はお祭でしょ、そりゃ人はいるでしょ」
弟「あのなぁ…はぐれたらやだなって事だよ」
女「んじゃ手つなげばいいじゃん駅降りたら」
弟「ガキかよ」
女「えー?そんな事ないって、ねぇ姉もそう思うでしょ?」
姉「弟と同意見」
女「またまたぁ」
姉「てかよっぽど混雑してないとはぐれないっしょ」
女「ま、そだね。その時はその時で、ふふっ」
弟「着いたぞ、行こうぜ……お!いいねいいね!屋台いっぱい」
もっしもーしwwwwwwwwwww
ごめんなさいwwwwwwwwwww
もーしませんwwwwwwwwwww
で、俺もな 俺もな 俺もな(笑)
シネとか言われたら濡れちゃう/////
もしもし
続きまだかよ
ガチャ
弟「姉、リンゴ飴いるか?女も」
姉「お。奢ってくれるのかい弟君や」
弟「奢ろうと思ったけど何か今ので萎えたな」
姉「うそうそ、よろしく!」
女「楽しそうな事で、私も奢ってよね!」
弟「言うんじゃなかった」
弟「お」
女「とうもろこし?」
姉「奢ったげよっか」
弟「マジすか」
姉「いいよ♪」
女「姉、あたしも♪」
姉「言うんじゃなかった」
弟「何かテンション上がるなぁこういう屋台で色々買うのって」
姉「結構好きでしょあんた。私もだけど、ふふっ」
もしもしwwwwwwwwwww
最近、姉と二人暮らし始まったけど
こんな展開になりませんwwwwwwwwwww
弟「んじゃそろそろ行くか!」
姉「どこに?」
弟「冗談だろ?」
姉「ごめんごめん」
女「ここからどれ位の距離?」
弟「さぁ、まぁ歩いてすぐだって言ってたから遠くはないだろ。こっちだ」
女「あ」
弟「ん?ああ…ちょっと待ってて」
女「うん」
姉「…あ、あの?」
「お姉ちゃんかわいいじゃん。1人?」
「俺らとあっちの屋台とかで遊ぼうぜ!花火もそろそろ始まるしさ、いいだろ?」
姉「えっと…えっと」
弟「お、いたいた!探したぜー姉ちゃんよ♪」
「誰だこいつ」
姉「あ…」
弟「ったくよ、探したのにはぐれんなよな。ほらっ、花火始まるぜ!お兄さん方も花火始まるぞ!」
「お前彼氏とか?」
弟「もち!じゃ、そういう事で。行くぞ!」 グイッ
姉「あ」
「…はぁ……これで何人目だよ」
「6人目」
「……だめだめすぎる」
女「あ、おーい。大丈夫だった?」
弟「救出してきた」
姉「…ありがと」
弟「いいよ、行こうぜ」
姉「ん?う、うん…」
女「……」
にっぺりあまぐえー
弟「着いた!…と思う」
姉「なんじゃそりゃ」
女「ホントにここなの?」
姉「間違ってるんじゃない?」
弟「えー、だってあそこから打ち上がるはずだしな…お!見ろ!」
女「え?」
姉「あ…」
ドーン
女「おお!」
弟・姉「「でっか!」」
女「……あはは!ハモってやんの!!」
弟「お前!ハモんな!」
姉「私のセリフだっての!」
女「ふふふっ、どっちもどっち…くくくっ」
女「…くくくっ」
中に誰もいませんよ?
女「はぁーよかったよかった!」
姉「すごかったね!」
弟「だなぁ!」
女「あんたたち花火見たことなかったの?」
弟「いやあるけどさ」
姉「大体いつも家でたまにやる位だからさ」
女「この大会毎年あんのに来たことなかったの」
弟・姉「「うん」」
女「はぁ…」
弟「いやぁしかし!アメリカ行く前に見れてよかった」
姉「あ…」
弟「ん?」
女「……」
弟「何だよお前ら」
姉「…別に」
女「……ちょっとさ、弟」
弟「なんだ?あ、もうすぐ駅だ」
女「姉」
姉「何?」
女「ちょっと、借りていい?」
弟「俺は借りもんじゃねぇよ馬鹿」
女「まぁまぁ、ちょっと来てよ」
弟「どこへだよ」
姉「……」
女「…いい?」
姉「弟」
弟「なんだよ」
姉「ちょっと話。聞いてあげて……女、私そこのコンビニの前にいるから」
弟「えー?おいなんだよ女。ここで言えばいいだろ」
女「助かる。まぁまぁ、ちょっとおいで」
俺もさっき花火大会行ってきたぜ
・・・男子4人で
>>675
家族で行くよりかはマシだ…
姉「……」
姉「…」
女「…」
弟「なんだよ、さっさと帰ろうぜ?」
女「……私さ」
弟「なに」
女「あんたの事好きよ」
弟「え…」
女「……」
弟「……」
女「弟は?」
弟「……」
姉「…………」
姉「……」
30分後
姉「あ……」
弟「…遅くなった。ごめん」
姉「…女は?」
弟「先に帰った、何か用事があるとかで。お前によろしく言っといてってさ」
姉「そう…」
弟「帰ろう…あ、そうだ。花火買って帰らないか?」
姉「え?」
弟「あ、駄目か……飽きたよな。さっき散々見たのにな…何言ってんだろ俺」
姉「いいよ」
弟「……」
姉「いいよ、買お」
弟「……うん」
もしもしwwwwwwwwwww
もしもしもしもし
弟「ただいまっと」
姉「帰りも混んでたね」
弟「そうだな、メシどうする?」
姉「屋台で散々食ったじゃん。まだ食べるの?」
弟「いや、お前ならまだ腹減ってるかもしれないと思っての俺の優しさから来た発言というか……いひゃいでふ」
姉「この口か」
弟「いひゃいでふ……はなひてくだひゃい」
姉「ふふっ」
弟「ははっ……」
姉「……」
弟「…」
姉「……」
弟「花火さ、しない?二人で」
姉「……いいよ」
自治してんなや死ねやこら
落ち着けるかよ死ね
俺の息子がしんなりしてる
おら
早く続き書けよ
>>700
霧吹きでもかけてやれ
弟「…バケツあった」
姉「お、えらいえらい」
弟「当然」
姉「ばーか、ふふっ」
弟「親父の部屋からライターも見つけてきた」
姉「この花火マッチついてるけど」
弟「……こっちの方が楽だろ」
姉「はいはいそうですねー」
弟「べ、別に気づいてなかったわけじゃないからな」
姉「そうですかー」
弟「ごめん嘘着ついた」
姉「あははは」
弟「…そんなに笑うか普通」
姉「ふふふ……点けよっか」
弟「点いた、ほらっ」
姉「うん……わぁ…」
弟「…」
姉「あ…消えちゃった」
弟「ほら次」
姉「え?あ……うん」
弟「……」
姉「綺麗……緑色に光ってるよ。ほらっ」
弟「うん」
姉「……消えちゃった」
弟「…ほらっ」
姉「あんたもやれば?」
弟「ん?うん…何て言うかさ」
姉「なに」
弟「お前のことが好きだ」
姉「弟・・・」
終了
弟「昔さー」
姉「昔っていつよ」
弟「ここで前にも花火やった事あるじゃん。二人で」
姉「小学校の頃?」
弟「そうそう…」
姉「それが何よ」
弟「その頃俺が見てた光景がそれなわけ」
姉「それ?」
弟「…お前が……姉が花火嬉しそうにやってるって光景」
姉「……あっそ」
弟「ちょっと、久々にそれが見たくなっただけ」
姉「……そんな事言ったらさ、私だってそうだし」
弟「え?」
姉「あの頃の花火の思い出なんてあんたが馬鹿みたいにここで花火振り回してた光景しか残ってないっての、ほらっ」
弟「ほらっ」おちんちんぴろ~ん
姉「ほらっ」おまんまんくぱぁぁぁぁ
fin
弟「うんこ漏らした」
弟「え?」
姉「あんたもやるの。はい」
弟「馬鹿みたいに振り回せばいいのか?」
姉「馬鹿、普通にしろよそこは」
弟「…ははっ……」
弟「……」
姉「……」
弟「もしさー」
姉「……何?」
弟「俺がさ」
姉「…………何?」
弟「明日さ……この家をd…」
姉「やだ!!」
ポニョ そーすけと せっくすする
クーラー「まだかなっ」
弟「……」
姉「やだ!絶対やだ!だってまだ1週間位あるじゃん」
弟「……」
姉「……やだ」
弟「…嘘だよ」
姉「え?」
弟「明日出るわけねぇだろ。馬鹿じゃね?お前…本気にしちゃってさぁ」
姉「……この馬鹿!」
弟「なんで泣いてんだよこの馬鹿。ばーか」
姉「うるさぃ…さいあく……」
弟「ごめんごめん、でもまぁ弟としては嬉しいもんだよ。そういう反応は」
姉「……双子だし、別に弟としてとか思ってない癖に」
弟「少しは思うもんだよ。お前が俺の事を弟として見てる程度にはな……これで最後かな。2本ある」
姉「線香花火……」
弟「なんで?」
姉「あたしは・・・」
弟「・・・?」
姉「あたし・・・」
弟「なんなんだよ、さっさと言え」
姉「弟のことが好きなんだ!」
弟「姉・・・」
fun
弟「俺のうんこくさくね?」
姉「凄いくさい…頭がおかしくなる」
弟「好きだよ、ねえちゃん」ブリ
姉「えっ……?」
弟「だから……、女として見て好きだよ…」ミチミチミチ
姉「…」
弟「愛してる」ブブブブブジャピ
クーラー「ふたりを引き裂く為に登場しますねっ」
姉「うんこ漏らしながら告白なんて…初めてされた…」
弟「で、いいのかダメなのか聞いてるんだけど」
姉「うん…」
弟「こ」
姉「……」
弟「…」
姉「…」
パチパチ ポトッ
弟「……ほら、バケツ」
姉「うん」
ポチャッ
弟「付き合ってくれて、ありがとう」
姉「何?急に、キモすぎ」
弟「そのキモい弟の姉だぞお前は。どんまい」
姉「じゃあキモくない事にしといてやるか」
弟「うわ、キモ」
姉「なんでそうなんのよ」
弟「ははっ……風呂どうする?」
姉「先入る」
弟「了解」
弟「……」
弟「……もしもし?…明日何時に行けばいいんだよ。はやっ!…家まで迎えに来てくれよマジで
あ、最初からそのつもりってか…夕方の電話じゃ一人で空港行けって言ったじゃねェか馬鹿!
……おう……分かったよ。また明日な、はいはいおやすみ」
弟「……急いで準備準備……あー…」
姉部屋
ガチャッ
弟「お邪魔しますよっと…リモコンリモコン……あった」
ピッ ゴーゴー
弟「……」
ピッ
弟「……」
ガチャッ バタン
姉「あのさ」
弟「なんだい」プス
姉「…」
姉「あのさ、私も…好きだよ…あんたのこと…」
弟「…」ブッ
姉「すきだけど…きょうだいだし…」
弟「うむ」ピー ババババ ボテ
姉「あんたはそれでも…私が姉でも付き合いたい?」
弟「うん………」
姉「…」
弟「こ」ブリッブッミチミチミチミチミチビジャプーババババババババドバドバドバボボボボボバスン!びちゃ
弟「うん…」
姉「こ…」
ぶりぶりぶりぶりぶり ポトッ
弟「……ほら、バケツ」
姉「うん」
ポチャッ
弟「付き合ってくれて、ありがとう」
姉「何?急に、キモすぎ」
弟「そのキモい弟の姉だぞお前は。どんまい」
姉「じゃあキモくない事にしといてやるか」
弟「うわ、キモ」
姉「なんでそうなんのよ」
弟「ははっ……風呂どうする?」
姉「先入る」
弟「了解」
姉「うん...」
弟「こ?」
姉「しね」
弟「」
fon
1時間後
弟部屋
弟「あー久々にちゃんと風呂入ったらいいね」
姉「疲れとれたって感じだよね」
弟「てかお前その髪乾かしたか?」
姉「乾いてるでしょ。ほら」
弟「うむ、ならよし」
姉「いちいち触るなよ馬鹿」
弟「はいはいごめんなさいね」
姉「うっざ」
弟「もう寝ようぜ。ヘトヘトだ」
姉「私も…寝よっと」
弟「で、入ってくるわけ?今日も」
姉「花火大会で疲れたこの体にサウナの部屋で寝ろと?」
弟「……いいや?めっそうもない」
姉「じゃあ、そういう事で」ゴソゴソ
弟「あ、先に入りやがった」
姉「たまには私が奥側でもいいじゃん」
弟「別にどうでもいいけどさ…あ、やっぱ駄目だ」
姉「なんで?」
弟「そっち側にいられたらいざお前に押されたら俺がベッドから落ちる」
姉「どんだけ寝相悪いんだ私は」
弟「俺よりは悪いだろ、たまに夜中抱き付いてくるし」
姉「え…」
弟「どうせ無自覚なんだろうけどな、ははっ」
姉「……」
弟「まぁいいや…寝ようぜ」
姉「……」
姉「……」
弟「そういや、晴れてよかったな。昨日の夜と今日の朝方はひどかったから」
姉「うん」
弟「楽しかっただろ?」
姉「ん?」
弟「花火大会」
姉「うん」
弟「そりゃよかった」
姉「……」
弟「あのさ」
姉「うん?」
弟「…姉の部屋のクーラーさ」
姉「…うん」
弟「……やっぱいい」
姉「………うん」
>>738
弟「ははっ……風呂どうする?」
姉「一緒に入る」
弟「了解」
に見えた
・゚・(ノД`)
弟「……」
姉「……」 ゴソゴソ
弟「なに?何かついてる?」
姉「んーん」
弟「…あっそ」
姉「……」
弟「お前…さ」
姉「なぁに?」
弟「……親父が転勤するって。いつ知ったの」
姉「……1ヶ月前」
弟「そっか」
姉「うん」
弟「……近付いてくんな。暑い」
姉「暑くない」
弟「俺は暑い」
姉「私は暑くない」
弟「嘘つくな」
ギュッ
姉「嘘じゃない、馬鹿」
弟「ボケてんなお前さては」
姉「うん。ボケてる」
弟「奇遇な事に、俺もなんだよ」
姉「ふーん」
弟「双子だとこういう時も似るのかな」
姉「さぁね」
弟「……」
姉「……質問ー」
弟「なんだ?」
姉「女と何話したの?」
弟「ん?」
姉「何話したの」
弟「顔がちかい」
姉「ボケてるから距離感が分からない」
弟「そら流石にないだろ」
姉「ねぇ、何話したの……まぁ分かってるけど」
弟「…あっそ」
姉「私の思ってた通りの事を女が弟に言ったとしたら…あんたは……」
弟「断った」
姉「……」
弟「……断った」
姉「分かった」
弟「…」
姉「そっか…」
女・・・・
弟「……吃驚した」
姉「鈍感すぎると時に犯罪だぞ」
弟「耳が痛いね」
姉「なんで?やっぱりアメリカ行くから」
弟「いや、アメリカ行くからじゃなくて…もしアメリカ行かなくても断ってた。多分」
姉「え?」
弟「多分な」
姉「……」
弟「……」
姉「なんで?」
弟「…」
姉「…」
弟「目を見て話そうか?」
姉「さっきから私はずっとあんたの目見てるけどね」
弟「……」
姉「何か恥ずかしいね、変なの。姉弟なのに」
弟「昔、ある所に男の子と女の子がいました」
姉「昔話かよ」
弟「そう。男の子と女の子は双子でした…双子と言われて育ちました」
姉「……」
弟「……」
姉「……」
弟「しかし実は、その双子は……同じ年の同じ日に生まれた男の子と女の子をそれぞれ子供として持つ
父親と母親が再婚した事により一緒になったので、双子と呼ばれているだけなのでした」
姉「……」
弟「この事実は男の子にのみ、男の子が10歳の時、伝えられました」
姉「……」
弟「とかいう話…作り話があったとさ」
姉「……それで?」
弟「男の子は…幼い頃から散々女の子と全然似てない事を周りの大人から言われていたので、少し感づいていましたとさ」
姉「それで?」
弟「男の子は、実は女の子の事が好きになっていたのです。じゃじゃーん、驚愕の事実だよな」
姉「……」
弟「………だからだよ……って事にしとくわ」
姉「……」
弟「……」
姉「……その話の別バージョン知ってる?」
弟「?」
姉「少しだけ違う。女の子は実は6歳の時に、お母さんからこっそり教えられてたって裏話が補足された話なんだけど」
弟「……ふーん、似た様な話もあるもんだな」
姉「そう…だね」
実は女は弟の双子の妹でした
これはねれないぞ・・・
いまさら女がピエロ化しててワロタwww
・・・この俺にもまだ涙が残っておったわ
弟「……昔さ」
姉「なぁに?」
弟「雷さ、鳴ってて」
姉「うん」
弟「お前が俺にしがみついてたじゃん」
姉「……」
ギュッ
姉「うん」
弟「その時たしかか言ったんだよ俺…」
姉「……」
弟「……僕はどこにも行かないよ。大丈夫だって……って」
姉「……」
弟「あの時に…思ったのは。雷に震えるこの可愛い子を守ってあげたいって事だけだった」
姉「……」
弟「だから俺が少しお前の前ではメンヘル入ってるって言われるのはそっからだな……そういうガキ思考が原形なんだろ」
姉「……ふふっ」
弟「あ、笑いやがった」
姉「だって……ふふふ」
弟「お前、今電気つけたら俺の顔凄い事になってたりするんだぞ?笑いやがって」
姉「ごめんごめん」
弟「……」
姉「…ごめんごめん」
ギュッ
姉「……ぅ……」
弟「……暑い」
姉「……ぅぇ……ヒック……」
弟「……あつい……って…言ってん、だろ」
姉「……ヒック……ぇぐ……」 ギュゥ
弟「……」
姉「……いやだ」
弟「……」
姉「……いやだよ…」
弟「……」
姉「行かないで…」
弟「……」
姉「置いて行かないで……」
弟「……」
姉「どこにも行かないって…言ったじゃんかぁ……」
弟「……」
姉「……ぅぅ…」
弟「しょうがないんだよ、分かってんだろ」
姉「……ヒック」
弟「……しょうがない……しょうがないんだ……」
ナデナデ
姉「……」
う゛ぅえええぇぇぇぇぇぇぇぇ
姉「……」
弟「泣くなよ、馬鹿」
姉「……ごめん」
弟「俺だって、別に行きたいわけじゃないって言っただろ。前に」
姉「うん…」
弟「……たった2、3年だ」
姉「うん」
弟「すぐだ。またすぐ会えるし、第一たまに日本にも帰れるだろうし」
姉「うん…」
弟「……そうさ、帰ってくるから」
姉「……」
弟「だから、お前はこっちで頑張れ」
姉「……」
弟「……分かったか……くくっ、なんだかな」
姉「?」
ハッピーエンドが見たい・・・
でもまだ終わってほしくないずっと読んでいたい・・・
という気持ちになった
弟「こういう感じのお前って……妹みたいだと思って」
姉「?」
弟「知ってるか?……生まれた時間。俺達が」
姉「……」
弟「俺の方が3時間も早いんだぜ」
姉「え?」
弟「つまり……」
姉「そ、それでも私がお姉ちゃんだもん!ずっとそうだったもん…お姉ちゃんだもん」
弟「可愛いお姉ちゃんだな、はは」
姉「……あんたは、ずっと…弟よ」
弟「それでいいよ……ねぇちゃん」
姉「……でも、たまには妹でも…いいよ」
弟「たまにって何だよたまにって……ほらっ、涙ふいて」
姉「ん…・・」
弟「ところで…悪いんだけど布団の中でうんこ漏らした」
姉「……」
弟「離さないよ」
姉「くさい」
弟「朝までこのままだ…そらっ追加うんこだ!」ぶばばばば
姉「…」
こういうのは黙ってスルーしたほうがいいのか?
ミーンミーンミンミンミー
姉「…セミがうるさいわね」
女「…そうね」
姉「…暑いわね」
女「…そうね」
姉「…」
女「…私まだあきらめてないから」
姉「…そう」
姉「…」
女「…」
ガラガラ
姉・女「!」
弟「ただいま!」
姉・女「おか…えり?」
金髪美少女「コンニチハ!コレガダーリンのオネイチャンか?」
弟「いや一人は違うけどな」
弟「そろそろ元のキャラに戻そうぜ」
姉「……」
弟「……スッキリしただろ、何か」
姉「もう寝る」
弟「……あっそ、くくっ」
姉「笑うな。しね」
弟「ひっでぇなおい」
姉「もうしらん」
弟「あ、怒った…」
姉「……ねぇ……私の部屋のクーラーね…」
弟「知ってるよ」
姉「……手、握って」
弟「……おやすみ」
( ;∀;)イイハナシダナー
姉「後ね…あんた、くさすぎ…」
弟「え?」
姉「…」
弟「ニヤ」ぶりびりみちみちみち
姉「くさい…」
チュンチュン ミーンミーン
弟「こっち側で寝て正解だったな……そーっとそーっと…」
弟「……何か書いとくか……これでいいや」
弟「……」
姉「……」スー スー
ナデナデ
弟「……」
ガチャッ バタンッ
リビング
弟「よっし、準備よし」
ただいまー
弟「お、帰って来たか」
父「ただいま」
弟「おかえり」
母「準備できた?」
伝説になってほしい
弟「一応衣服とかつめといたけど」
父「十分。んじゃ、今から学校に挨拶に行ってそれから空港行くからな」
弟「うぃ」
母「姉は?まだ寝てるの?」
弟「ああ、まだ寝かせといてやって。昨日花火大会行ってさ、甘酒飲みすぎたみたいで。当分起きないぞありゃ」
母「あらそうなの。でもねぇ…」
弟「大丈夫。ちゃんと寝る前にいってきますって言ったから」
母「ほんとに?」
弟「……まぁ多分」
母「もう……まぁいいわ、それじゃあ……ね」
弟「おう。しばらくお別れだな」
父「行ってくる」
母「行ってらっしゃい、体に気を付けて……」
弟「母さんもな」 ガチャッ バタンッ
姉「……」 スー スー
これだからvipやめられない
学校
担任「そうか、もう行くのか……実はお父さんから話は聞いていたんだが」
父「ハワイ支社の仕事始めがいきなり明後日に変更になりまして…いい物件が早く借りられたもので……」
弟「先生知ってたんですか」
担任「ああ、一応ね。しかしまさか本当だとは…」
父「編入手続きは、むこうのこいつの通う学校が決まったら追って妻にさせますので」
担任「あ、はい。よろしくお願いします……弟。お前はハワイに行っても私の大事な生徒だからな」
弟「くっさいねぇ…いで!!」
父「すみませんねぇ馬鹿息子で」
担任「はははっ、とにかく……周りは英語だらけで不安だろうが、頑張れよ」
弟「ははっ、まぁ日本人学校に行くみたいだし……はい。頑張ります、ありがとうございました。先生」
父「……さて、それじゃあ空港に行くぞ」
弟「空港に近くてラッキーだったな」
父「まぁな、じゃあ行こう」
空港
父「それじゃあ搭乗手続きをしてくるから、お前はここにいなさい」
弟「ロビーのイス座り心地よすぎだろ、いいね。何時のに乗るんだ?」
父「まだ1時間ある、そこの売店で何か買って食っても大丈夫だぞ」
弟「なるほどね……了解。手続きしてこいよ」
父「ああ」
弟「……うわー、飛行機でけぇ……落ちねえよな」
弟「……マジで行くんだなぁ……まじ、かぁ……何か変なの」
弟「……少し眠い」
弟「……ん」
「……と……弟……弟ー!!」
弟「うお!……夢?……じゃ…ない……お、おい!俺はここだ。おーい!……な、なんで…」
>836
でもこれで血がつながってたら昼1時半から30分放送される類の話になるぜ
ギュゥゥゥゥ
弟「!」
姉「ばかぁ!なんでいないのよぉ!!」
弟「え?」
姉「朝……起きたなんでいないのよぉ!!うぇぇ……吃驚した…じゃん……か…」
弟「……」
姉「………なんで…」
弟「昨日言わなかったっけ……ああ、嘘って言っちゃってたっけ……」
姉「そうだよ!ふざけんな!!」
ギュゥゥゥ
弟「何の為に昨日の夜涙のお別れしたと思ってんだよお前は……はぁ」
姉「な、なによ…ふざけんじゃないわよ……嘘って言ったじゃんかぁ……ヒック……えぅ…・・・」
これは1時から30分の方だな
>843
愛の劇場だろjk
俺も自重
>>838
女「弟は私のものよ」
佐々木「いえ私のものよ」
姉「あんた達なんかに渡すもんですか。この泥棒猫」
弟「と、とにかく落ち着けよ。人が見てるぞ」
姉「関係あるかぁ!ばかぁ!!」
弟「ごめんごめん。ごめんって」 ナデナデ
姉「ばかぁ……ばかぁぁ……」
弟「よしよし」
姉「……ヒック…」
弟「…はぁ………げっ、親父」
父「あれま、わざわざ見送りに来てくれたのかと思いきや……これはこれは」
母「起きるなり飛び降りてきて空港連れてけって大連呼よこの子
……姉があんなに必死になってるの初めて見たわ。泣きながら」
姉「うぇぇ……」
弟「いつもの暴言吐きまくるお前はどこ行ったよ。そんなに取り乱すなよ」
姉「うるさいぃぃ……ふざけんなぁ……」
弟「はぁ……親父、あと何分?」
父「5分位で搭乗口に行くぞ」
弟「聞いたか?5分だってよ」
姉「5年?」
弟「5分」
姉「5年って聞こえた……」
弟「んなアホな……あと5分だ」
姉「……」
弟「……」
姉「……メールして、毎日」
弟「俺の携帯が国際対応になったらな、しかも金かかるだろうからなぁ……」
姉「電話でいい…から」
弟「…わかったよ」
姉「……ヒック……やだよぉ…」
弟「今更言うなよ、しょうがねぇな……」
姉「え? ふむぐっ!?」
アナウンス「現在、機長がうんこを漏らしたために運航が困難になっております」
弟姉「「誰が上手いこと言えと」」
弟「……」
姉「……」
弟「なにポカンとしてんだよ馬鹿」
姉「……馬鹿ていうなばかぁ…うぁぁん」
弟「ばーか……ははっ」
姉「ヒック…」
弟「書き置き見た?」
姉「……見た。破いた」
弟「おま…」
姉「……直接言って」
弟「……行ってきます」
姉「……うん」
父「そろそろ行くぞ」
弟「おう……」
姉「弟の口…うんこの味がしたわ…」
母「ちょおま」
姉「まだあった。書き置きには…」
弟「そうだっけ?」
姉「そう……」
弟「……」
姉「……」
弟「……行ってきます」
姉「……」
弟「……好きだよ」
終わった終わったwwwwwww
今回のテーマは「知っていた」って感じかなww
お互い知っていた。でも知らないと思い込んでいた、でもそれは思いやっているだけだった
みたいな感じで見て頂けるとよかったかなぁって感じ。
あー疲れたwwww レス自粛感謝!!もういいよwwwありがとうございました。
後日談は蛇足になるから各自脳内変換でよろしく、質問なければ30分位に寝るわwww
まぁあともう1つ言いたい事は
NGID(透明あぼーん)便利すぎワロタwwwwストレス0wwwww
乙
>>862
他になんか書いてる?
>>1乙
この調子で不細工のほうも完結させてくれ
>>891
いろいろ書いてるけど言わないw
叩かれまくってるのもあるからw
一気にブワッとレスきてフイタwwwwww
皆さんがレス自粛してくれたおかげで1000までに終われたな。ありがとうww
あと誤字脱字は勘弁ねw
つまんねー駄作の作者が顔真っ赤にしてNG便利とか言っててワロタ
>>906
あれは書き溜めておきますサーセンwww
姉「クーラーぶっこわれたよおい」
ここからこうなるとは思わなかった
乙
楽しませてもらったよ
>>912
お前不細工のヤツか
続きずっと待ってるんだけど
下手な感動ものの映画なんかより全然泣けた
本書いたら速攻で買いに行く
ガッテン!!!!
ぬぁぁ眠いwwwそろそろ寝るかよ
る遅くまで皆ありがとうww1000いくかなこりゃwwあざす!!!>>922近々動くぜw
ぽん酢
じゃw
お前等がもてはやすからこういう駄作者がつけあがるんだろ
糞みたいなSSはパー速でまとめスレ立ててそっちに書けよ死ね
>>944
嫉妬してもお前じゃ敵わない
こんな駄作見て感動したとか書いてる奴の感性を疑うわ
恋空以下 スイーツ脳以下
死ね
>>955
フフフ
駄作っていうくらいだなんだかんだ言いながら全部読んだんだろ?
シャイなところが可愛いじゃないか
AHOならしかたがない
マジで何が面白いのか説明してくれ
台詞だけで構成された物語
ありきたりな 姉弟恋愛
偉そうな作者
糞つまらんのだけど?
兄弟に女が居ない童貞にしか需要が無い駄作
本気で死ね
俺のIDナイスガイSM女王様の略っぽくね?ww
>>976
こんだけ叩かれてまだ言うかwwwww
流石A
1000AHOが取ったりしてなwwwwwwww
お前等が普段馬鹿にしてる恋空以下の駄作
それを神とあがめるスイーツ脳以下の品性
マジ沸いてる
1000なら隣にかわいい子が越してくる
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人 ││ ●\ ●\
ノ二\ ナ ゝゝ V ●●● ●\ ●\
/ / 乙 つ O ●\ ●\ ●\ ●\
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⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
このSSまとめへのコメント
結構好きだけどなあこのストーリー