エレン「ドラフト会議?」(108)

エレン「何だそれ?」

アルミン「うん、何でも各兵団が今期、獲得したい訓練兵を1位から5位まで決めるんだ」

エレン「なに?!じゃあ、俺が憲兵団に指名されてしまったら、調査兵団になれないってことか?!」

アルミン「いや、あくまで交渉権を得られるということだから、僕たちにも断る権利はあるよ」

エレン「そうなのか?よかった、けど何で今更そんな制度が?」

アルミン「近年、ここだけでなく、他の地区の訓練兵も上位10人はほぼ憲兵団に行くみたいだからね。さすがに、憲兵団も人員削減が進んでるから、より厳選して人員を確保しようということみたい」

ジャン「ったく!!…クソな制度だぜ。俺より下位のやつが憲兵で、俺が憲兵になれないってこともありえるじゃねえかよ!!」


テコトハオレタチニモチャンスガ
ヤッタナ!


エレン「けど、それなら憲兵だけでやればいいんじゃないか?」

アルミン「やはり、戦力不均衡だからね。調査兵団も駐屯兵団も交渉次第で成績上位を獲得できる可能性があるから、どうせなら全兵団でやることで総統が決めたらしいよ」

アルミン「そして、指名されなかった人は成績上位でも調査兵団か駐屯兵団しか選べなくなる」

ジャン「チクショー!!ふざけてるこんな制度!何のために今までの訓練がんばったんだよクソ!!」

エレン「いいじゃねえか。お前立体機動術はミカサに次いで2位だし、憲兵が指名してくれんだろ」

ジャン「調査兵なんかになりたがる死に急ぎ野郎に何がわかんだよ!」ガシッ

エレン「何だ?やんのか?」ガシッ

アルミン「やめなよ2人とも!教官が来ちゃうよ!」オロオロ

ジャン「くそっ…てめぇはどうせ指名されなくても希望の兵団に行けるんだから、お気楽だよな」

エレン「悪かったなお気楽で。でも確かにそれじゃあ俺はモチベーション上がらねえな」

アルミン「そうでもないよ?どの兵団でも、上位指名されて、入団すれば、一般入団よりも好待遇が得られるらしいよ」

エレン「本当か?!なら楽しみだぜ!1位指名されてえな…」

ジャン「こんなことなら、憲兵団にもっと媚び売っとくんだった」

~調査兵団本部~

リヴァイ「おい、エルヴィン。明日のドラフト会議のこと何だが…」

エルヴィン「ああ、私の計画通りに行けば、上位組のほとんどを獲得できる。ハンジにも話しておいた」

リヴァイ「本当だろうな?最近は全く骨のないゆとりの変人しか来ねえからつまらん」

エルヴィン「本当だ。信じろ」

リヴァイ「……了解だ、エルヴィン。お前の判断を信じよう」

~ドラフト会議当日~

ダリス「それでは、これより第104期訓練兵ドラフト会議を始める。まずは、それぞれの兵団の代表者を発表せよ。まずは憲兵団」

ナイル「はっ!憲兵団の代表は団長のナイル・ドークが務めさせていただきます」

ダリス「うむ、では次、駐屯兵団」

ピクシス「はっ!駐屯兵団代表は司令のドット・ピクシスが務めさせてもらう」

ダリス「ほう、こんなことでわざわざピクシスがでてくるとはのう」

ピクシス「駐屯兵団の未来がかかっとるからのう」ホッホッホッ

ピクシス(訓練兵の美女は調査済みじゃ。)ウッシッシッ

リコ(このエロジジイ司令にしたやつでてこい)

ダリス「では最後、調査兵団」

エルヴィン「はっ!調査兵団代表は団長のエルヴィン・スミスが務めさせていただきます」

またスローペースで書きます

ダリス「兵士長に分隊長2人まで引き連れて、総出じゃのうエルヴィン」

エルヴィン「はい。私たちも調査兵団の未来がかかってますから当然です」

ダリス「そうか。では改めてこのドラフトのルールから確認する」

・まず1位指名から名前を書き、総統へ提出する

・それぞれの兵団の1位指名の名前を読み上げる。

・単独指名ならば無条件で交渉権獲得。

・競合した場合、くじ引きで決定する。

・くじ引きで外れた兵団は改めて別の者を指名する

・指名はどの兵団も上位10人に限らない

・これを5位まで繰り返す

ID変わってるけど>>1です

ダリス「これで異論はないな?」

3人「はっ!」

ダリス「では、まず1位指名の訓練兵の名前を書き、それぞれ私に提出せよ」

ナイル(おそらく、1位はどの兵団も同じだろう)カキカキ

ピクシス(強さと美しさを兼ね備えていて申し分ないわい)カキカキ

エルヴィン「……」カキカキ

リヴァイ「やはりまずは今期注目されている首席の女だろうな」

ハンジ「フフフ…」ニヤニヤ

リヴァイ「?」

安価ではなさそうでよかった

エレン「やっぱりまずは、3兵団ともミカサ指名なんだろうな」

ジャン「バカ、当たりめぇだろ!てめぇみたいな格闘術しか取り得ないやつとはミカサは違うんだよ!」

エレン「あん?」

アルミン「やめなよ2人とも、ほら開封が始まるよ!」

ダリス「では、3兵団とも投票は終わったようなので開封する。名前と総合成績順位を読み上げる」

ダリス「まず、憲兵団。1位指名……



ミカサ・アッカーマン。総合成績順位第1位。」

>>13
はいアンカはないです

ヤッパリシュセキハイイナー
サスガアッカーマンダ
ワイワイ
ガヤガヤ

エレン「やったなミカサ!お前が憲兵に行けば破格の待遇を得られるらしいぜ!」

ジャン「さすが俺のミカサだぜ!」

ミカサ「……」

ダリス「皆の者静粛に。続いて、駐屯兵団。1位指名…



ミカサ・アッカーマン。総合成績第1位。」

ヤッパリカワイイオンナノコガイイヨナ
シカモシュセキダシナ

ナイル(やはりいきなり競合したか。まあ問題ない。くじ引きを作った政府の人間にはいくらか掴ませている。手触りだけで当たりクジがわかるようにな)ニヤリ

リヴァイ「いきなり競合か…こればかりは仕方ないか」

ハンジ「そうでもないかもよ」フフフ

リヴァイ「いったいさっきから何だ気持ち悪い」

ハンジ「まあ見てなって」

ダリス「最後に、調査兵団。1位指名…



エレン・イェーガー。総合成績第5位。」

一同「!!!!!!!」

マジカヨ…
イキナリアンナチュウトハンパナヤツヲ
ザワザワ
ガヤガヤ

リヴァイ「おい、エルヴィン!何でいきなり5位なんていつでも指名できそうなやつ指名してんだ!」ガタッ

エルヴィン「…」

ハンジ「まあまあ、ほら総統がこっちみてるから座りなよ」

リヴァイ「チッ」

ダリス「開封の結果、調査兵団は単独指名によりエレン・イェーガーとの交渉権を獲得とする」

エレン「うおおおおおお!本当かよ!俺が1位指名だぜ!アルミン!」

アルミン「よかったねエレン!」

ジャン(よし!これでミカサとエレンは離れたな!あとは俺が憲兵に指名されるのを待つだけだぜ)

エルヴィン「エレン」

エレン「あっ!エルヴィン団長!」バッ←敬礼

エルヴィン「君のように、志の高い者に調査兵団に来てもらいたかったから、1位指名させてもらった。今の君の気持ちはどうだ?」

エレン「はい!喜んで入団させていただきます!」

エルヴィン「よし!よろしくなエレン」アクシュ

エレン「ありがとうございます!」アクシュ

リヴァイ「おい本当にいいのかよ。アッカーマンを1位にして、最悪ハズレで指名でもよかったんじゃねえのかよ」

ハンジ「ほら、ミカサ・アッカーマンの競合が始まるよ」

ダリス「では、憲兵団と駐屯兵団の代表者はくじ引きを引け」

~くじ引き終了~

ダリス「くじ引きの結果、憲兵団がミカサ・アッカーマンとの交渉権を獲得とする」

野球では入団拒否したらまた来年だけどどうするんだ?

もし拒否出来て他のところに行けるならドラフトの意味ねえずらよ

ヨッシャー
ヤッパリケンペイハイイナ
ワイワイ

ダリス「では駐屯兵団は今一度1位指名の訓練兵の名前を書き提出せよ」

ピクシス(しょうがない。とりあえず上位はとれる時にとっておくかのう)カキカキ

ダリス「では、開封する。駐屯兵団1位指名…



ライナー・ブラウン。総合成績第2位。よって、駐屯兵団はライナー・ブラウンとの交渉権を獲得とする」

憲兵団
1位ミカサ

駐屯兵団
1位ライナー

駐屯兵団
1位エレン

>>24
調査兵団は人不足だから希望があれば来年待たず即入団というご都合主義でたのんます

>>25
最後調査兵団に訂正

ナイル「アッカーマン、お前の素質なrミカサ「お断りします」

一同「!!!!!!!!」

ナイル「なに?!!お前憲兵に行けるんだぞ?!!お前なら我々上官並みの待遇は得られるんだぞ!」

ミカサ「申し訳ありません。憲兵には興味ないので」

エレン「おい!お前何考えてんだよ!!」

スタスタ←エルヴィンの前に来る

ミカサ「私を調査兵団に入団させていただけないでしょうか?」ペコ

一同「!!!!!!!!」

エルヴィン「ほう…ここでは憲兵のような待遇は与えられないがそれでもいいのか?」

ミカサ「構いません。エレンがいれば」

エルヴィン「調査兵団は慢性的に人が不足している。そういう希望なら断る理由はない」ニヤリ

エルヴィン「よろしくな、ミカサ」アクシュ

ミカサ「ありがとうございます」アクシュ

ハンジ「ふふふ…ミカサのエレンに対するヤンデレは調査済みだったよ」

リヴァイ「マジかよ。1位と5位いっぺんに獲得かよ」

エレン「ったく…お前はいつまで俺にかまってるんだよ…」

ミカサ「エレンは私がいないと早死にする」

ジャン(ちくしょおおおお!!もう俺だけでも憲兵にいくからな!!エレンの野郎がムカつく!!!!)

ナイル「くそ!!!あの変人兵団これを狙っていたのか!!!もうこんなことはさせんからな…!!」

ダリス「では、続けるぞ。次は2位指名の訓練兵の名前を書き提出せよ」

ナイル(さすがに次はこいつだろう)カキカキ

ピクシス(そろそろあの娘でいくかの)カキカキ

エルヴィン(次の狙いはあいつだな)カキカキ

リヴァイ「順当にいけば、3位のやつか…」チラ

ハンジ「」ニヤニヤ

リヴァイ「またなんか企んでんなお前」

ダリス「では開封する。まずは、憲兵団。2位指名…



ベルトルト・フーバー。総合成績第3位。」

ヨカッタナブーバー
イケメンハケンペイイクヨナー

ベルトルト(ライナー、アニとうまくバラけてくれればこれからのこともやりやすいだろう)

ダリス「続いて、駐屯兵団。2位指名…


クリスタ・レンズ。総合成績第10位。」

ウッヒョー
テンシキター
チュウトンヘイダンイクゾオレ

ピクシス「これで美女は決定じゃのう」ハナノシタノビル

リコ(このシジイ私欲で指名しやがって)

ライナー「クリスタと同じ兵団…結婚確実!」ウホウホ

ユミル「調子のんなゴリラ」バキッ

ユミル「とりあえず安全な駐屯兵団に行っとけよクリスタ」

クリスタ「うん…」

ダリス「続いて、調査兵団。2位指名…



クリスタ・レンズ。総合成績第10位」

一同「!!!!!!!」

ピクシス「なんじゃと!!」

マサカチョウサヘイダンガテンシヲ
テンシガアンナトコロイクワケナイダロ
ガヤガヤ

リヴァイ「!!おい、さすがにこれはねえだろ!10位の女を2位指名とか何してんだ!しかも競合してるじゃねえか!」

ハンジ「いいからリヴァイは黙って見てなって」

ダリス「結果、憲兵団は単独指名によりベルトルト・フーバーとの交渉権獲得とする」

ダリス「では、駐屯兵団と調査兵団でクリスタ・レンズの競合を始める。くじ引きを引け」

エルヴィン「ピクシス司令!その前にお願いがあります!」

ピクシス「なんじゃ?」

エルヴィン「くじ引きは私たちが先に引かせていただけないでしょうか?これまで、私たち調査兵団も人員確保に苦労していましたので…」ペコ

ピクシス「うーん……まあええじゃろ。お主らも苦労しているじゃろうしな」

エルヴィン「ありがとうございます」ニヤリ

エルヴィン「ミケ!」

ミケ「」スッ

ピクシス「?」

ミケ「」クンクンクンクン

ミケ「これだ、エルヴィン」つ

エルヴィン「ご苦労」

ピクシス「まさかのう…」

ダリス「それでは開封せよ」

ガサゴソ

エルヴィン「当たりました」ニヤニヤ

ピクシス「くそくそ!!」

ダリス「それでは、くじ引きの結果、調査兵団がクリスタ・レンズとの交渉権を獲得とする」

マジカヨ…
テンシガアンナヘンジンノソウクツニ…

ユミル「クリスタ、ちゃんと断れよ。私も指名されても断るから、来年にかけよう」

クリスタ「…」

エルヴィン「クリスタ」

クリスタ「エルヴィン団長…」バッ

エルヴィン「信じられないという顔だね。確かに君の実力で調査兵団に指名されるとは考えなかったのだろう」

エルヴィン「しかし、君の馬術の実力はちゃんと見させてもらった。その特性は調査兵団でも活かせる。それに…」

エルヴィン「君がレイス家の妾だということも知っている」ヒソヒソ

クリスタ「!!」

エルヴィン「だから調査兵団を希望している理由も知っている。どうか君の特性を最後にここで活かしてくれないか?」

クリスタ(ここでいいことをして、死ねればそれでいいかも…)

クリスタ「…わかりました。よろしくお願いします」

エルヴィン「ありがとう。よろしくな、クリスタ」アクシュ

クリスタ「」ポロポロ

ユミル「あいつ…泣くくらいならよしとけってんだよ…」

ライナー「…ピクシス司令」

ピクシス「なんじゃ?」(まさか…)

ライナー「今回の指名、お断りさせてください。申し訳ありません!」ダッ

ピクシス(エルヴィンのハゲがぁぁぁ!!)

ライナー「エルヴィン団長!私も調査兵団に入団させていただけないでしょうか?」ペコ

エルヴィン「本当にいいのか?君は駐屯兵団1位指名だろう?」

ライナー「問題ありません!天使がいれば」

エルヴィン「なら断る理由はない。よろしくな、ライナー」ニヤリ

アニ(あのメンヘラゴリラめ)

ベルトルト(ホモゴリラのくせに)

リヴァイ「今度は2位強奪に10位獲得かよ」

ハンジ「ライナー・ブラウン。通称メンヘラゴリラ。私の調査に間違いはなし」キリッ

クリスタ「ライナーもいいの?せっかく1位指名だったのに…」

ライナー「ああ、俺は簡単には死なんさ」(結婚しよ)

ダリス「では、改めて駐屯兵団は2位指名の訓練兵の名前を書き提出せよ」

ピクシス(エルヴィンのやつめ…天使と2位を強奪しよって…しょうがないから二番目に好みのあいつにするかの)カキカキ

ダリス「それでは開封する。駐屯兵団2位指名…



サシャ・ブラウス。総合成績第9位」

憲兵団
1位ミカサ
2位ベルトルト

駐屯兵団
1位ライナー
2位サシャ

調査兵団
1位エレン
2位クリスタ

ダリス「では、続いて3位指名の訓練兵の名前を書き提出せよ」

ナイル(ここからだな…)カキカキ

ピクシス(あいつはのう…)カキカキ

エルヴィン(次は…)カキカキ

リヴァイ「4位のやつが残っているな。あまり人気がないのか?」

ハンジ「えーと…アニ・レオンハート。成績は申し分ないが、性格は孤立ぎみで、連帯性に難あり」

リヴァイ「もうフラグにしか見えねえよ」

ジャン(順当にいけば次は憲兵は俺を指名してくれるはずだ!アニは性格に問題があるから憲兵には好かれないだろう)

ダリス「では、開封する。まずは、憲兵団。3位指名…



マルコ・ボット。総合成績第7位」

ジャン「はあああああああ??!!!何で?!俺の方が上位なのに!!!」

ダリス「君、静粛に。静かにしなければ、ここから出て行ってもらうぞ」

ジャン「なんで…なんでだよ……」

ダリス「では、次、駐屯兵団。3位指名…



マルコ・ボット。総合成績第7位」

ピクシス(アニという娘は好みじゃないからのう)

ジャン「なんでなんでなんでなんでなんで…駐屯兵団にも嫌われてんだよ…」

休憩します

このSSでは他の七ヶ所訓練所は存在しないって認識でおけ?

眠くなるまで書きます

僕もアニは一番好きです。鷲鼻もコミュ障もかわいいです。

>>54
そういえば他の地区もありましたねw
そのように解釈しといていただければありがたいです。

ダリス「では、次、調査兵団。3位指名…



アニ・れおん」

上はミスです。

ダリス「では、次、調査兵団。3位指名…



アニ・レオンハート。総合成績第4位」

リヴァイ「やはり。けど、そんな組織行動向かないやつを指名していいのかよ」

ハンジ「よいしょっと」ガタッ

リヴァイ「どこ行くんだハンジ?」

ハンジ「ちょっとね」ニヤニヤ

ダリス「結果、調査兵団は単独指名によりアニ・レオンハートとの交渉権を獲得とする」

エルヴィン「アニ」

アニ「入団させていただきます」

アニ(当初の予定とは違うけど、ベルトルトが憲兵にいるしこれで大丈夫だろう…)

エルヴィン「そうか。話が早くて助かる。よろしくな、アニ」アクシュ

アニ「ありがとうございます」アクシュ

ベルトルト「…」

ハンジ「やあ!君がベルトルト君だね」

ベルトルト「うわ!何かご用ですか?」

ハンジ「アニは調査兵団に行っちゃうけど、それでいいの?」

ベルトルト「……どういう意味ですか?」

ハンジ「ここ何週間か君たちのことを調査させてもらっていてね。たぶん、アニはエレンに少なからず好意を持ってる可能性が高いんだよねぇ…」

ベルトルト「!!」

ハンジ「そして、君がアニを好きな可能性も高いんだよねぇ…」

ベルトルト「!!!!!」

ハンジ「そして、エレンもエレンもアニに恋愛感情は今はわからないけど、尊敬の念はある。これがいつ恋愛感情に変わるのかなぁ…」

ベルトルト「!!!!!!!!!!」

ハンジ「今何をするべきか、君はわかるんじゃないかなぁ、チラトルト君」ニヤリ

ベルトルト(僕は戦士だ僕は戦士だ僕は戦士だ僕は戦士だ僕は戦士だ…)

ベルトルト「悪魔の末裔め…」ボソッ

ベルトルト「ナイル団長、今回のお話なかったことにしてください」ペコ

ナイル「なんだと?!!!」

スタスタ

ベルトルト「エルヴィン団長、僕も調査兵団にエルヴィン「かまわんよ」ニヤリ

ライナー「おい、べルトルト!好きな女がいるからって、そんな判断は兵士として…」ヒソヒソ

ベルトルト「君人のこといえないだろ」ヒソヒソ

アニ「あんた何やってんの?誰か1人は内地にいないと…」ヒソヒソ

ベルトルト「やっぱり3人いっしよにいよう。計画に支障はないさ」ヒソヒソ

ナイル「エルヴィンのハゲがぁぁぁ」ギリギリ

ダリス「では、憲兵団と駐屯兵団でマルコ・ボットの」

上またミス

ダリス「では、憲兵団と駐屯兵団でマルコ・ボットの競合を始める。くじ引きを引け」

ナイル(あまり当たりすぎても怪しまれるからな。ここはわざと…)

ダリス「くじ引きの結果、駐屯兵団がマルコ・ボットとの交渉権を獲得とする」

ダリス「では、憲兵団は改めて3位指名の訓練兵の名前を書き提出せよ」

ナイル「」カキカキ

ジャン(よし!よし!!次こそさすがに俺だろう!残るはあのバカだけだ!)

ダリス「では、開封する。憲兵団3位指名…



コニー・スプリンガー。総合成績第8位」

コニー「よっしゃああああ!母ちゃん俺やったぜー!!」ガッツポーズ

ジャン「おおおおおおおおいいい!!!!何であのバカがしめされんだよ!!おかしいだろ!!!」ガタッ

ナイル「こちらの調査では、貴様は抜き身すぎる性格で軋轢を生みやすいと報告がある。そんな爆弾を持っているやつより、素直なバカの方がかわいいものだ」

ジャン「」

エレン「まあ…元気だせよ……駐屯兵団から憲兵への移動狙えばいいじゃねえか…」

アルミン「…そ、そうだよ!ジャンならすぐに評価されると思うよ!」

ジャン「」

憲兵団
1位ミカサ
2位ベルトルト
3位コニー

駐屯兵団
1位ライナー
2位サシャ
3位マルコ

調査兵団
1位エレン
2位クリスタ
3位アニ

眠いから寝ます

これって憲兵団はまだ実質一人しか獲得できてないってこと?

>>66
憲兵団の腐った体制だったらジャンの性格とか関係ないだろ、むしろ理解があるほうだと思うが

ちょくちょく再開します

>>69
そういうことになっちゃいますねw

>>70
クズのくせに自分がクズだと自覚できておらず、自分はエリートだと無駄に自尊心だけ強い一番ダメなパターンをイメージしました。
なので、一丁前に反抗ばかりされて自分たちの組織を乱されるかもということを嫌い、素直な馬鹿なら扱いやすいと考えるかなと思いました。

リヴァイ「今度は3位と4位を獲得かよ。俺たちどこかの球団みたいじゃねえか」

ハンジ「まあスカウトの腕と調査がいいからね。今まで戦力が偏りすぎてたんだから、今期くらいいいじゃん♪」ドヤッ

リヴァイ「まあ、それもそうか」

ダリス「では、続いて4位指名の訓練兵の名前を書き提出せよ」

ナイル(もうここまで来たら絞られる)カキカキ

ピクシス(あと1人くらいは美女をなんとしてもいれんとのう…)カキカキ

エルヴィン「」カキカキ

リヴァイ「もうだいたいわかってきた」

ダリス「では、開封する。まずは、憲兵団。4位指名…



ユミル・××。総合成績第11位。」

ユミル「…」

ジャン「」

ダリス「続いて、駐屯兵団。4位指名…



ユミル・××。総合成績第11位。」

ピクシス「ユミルさま…」ハアハア

ユミル「…」

ジャン「」

ダリス「最後に調査兵団。4位指名…


ジャン・キルシュタイン。総合成績第6位。」

ダリス「結果、調査兵団は単独指名によりジャン・キルシュタインとの交渉権を獲得とする」

リヴァイ「やっぱりな」

ジャン「ちょいまてええええい!!ぜってー調査兵団なんて行かねえからな俺は!!」

エルヴィン「ジャン」

ジャン「俺は絶対行きませんから!!まだ駐屯兵団の方が何百倍もマシだ!」

エルヴィン「そうか、まあ少しだけ私の話を聞いてくれ」

エルヴィン「ここ数日君の訓練を見させてもらっていた。君の立体機動術の腕は私も目を見張るほど惚れ惚れしてしまったよ」

ジャン「…誉めてもらっても絶対に行きませんからね…」

エルヴィン「そして、君の現状認識力。自分がどう行動するべきかわかっていることは素晴らしい才能だ。本来ならば君を1位指名したかったんだ」

ジャン「!ええ?!!」

エルヴィン「いかんせんこちらにも事情があってね。君のような素晴らしい才覚を4位指名なんてすまなかった」

エルヴィン「しかし、君はまだまだ伸びる。まだまだ強くなる。その伸びしろの意味も込めて4位だ」

ジャン「…俺はさっきも言ってた通り人とぶつかりやすい性格ですよ」

エルヴィン「君はまだ若い。そんな欠点、私ならいくらでも正してやれる」

エルヴィン「君のまだ眠っている才覚がこのまま埋もれてしまうのは実にもったいない。調査兵団なら君の能力を100%…いやそれ以上引き出せる」

ジャン「……」

エルヴィン「もし、それが叶えば、将来的には私の後も継げる指揮官にもなりえる可能性もあると考えている」

エルヴィン「もちろん、君の意志は尊重しよう。嫌なら嫌と断ってくれてもいい。少しでも考えてくれたら嬉しい」

ジャン「………考える時間をください…」

エルヴィン「わかった。わからないことがあったらいつでも聞いてくれ。では」スタスタ

ジャン(チッ…俺は……調査兵団なんか………調査兵団なんか…………)グッ

エルヴィン「」スタスタ←ハンジたちのもとに帰ってくる

ハンジ「どうだった?次期団長候補の彼は?」

エルヴィン「問題ない。彼なら自分がやらなければいけないこと…それに必ず気づけるはずだ」

エルヴィン「もし、気づけなかったら、それまでの男だったというだけだ。そんな者に調査兵団団長なんて務まらんからな」

ハンジ「それもそうだね。彼なら気づいてくれるよきっと!」

リヴァイ「なかなかおもしろそうなやつじゃねえか」

ダリス「では、憲兵団と駐屯兵団でユミル・××の競合を始める。くじ引きを引け」

~くじ引き終了~

ダリス「くじ引きの結果、憲兵団がユミル・××との交渉権を獲得とする」

ナイル「ユミrユミル「断る。あんたらみたいなきたねぇマネするやつらの組織なんて興味ないね」

ナイル「!!貴様…我々に逆らいよって………死罪にされても」

ユミル「くじ引きのイカサマはわかってんだぜ」ヒソヒソ

ナイル「!」

ユミル「自分がどういう立場かよく考えな。なんならここでバラしても…」

ナイル「まっ、待て!」

スタスタ

ユミル「エルヴィン団長、私も調査兵団に入団させてください」ペコ

エルヴィン「オッケ~☆」テヘペロ

ナイル(あいつのヅラ絶対バラしてやる)ギリギリ

クリスタ「ユミル…ここに来たのってもしかして…」

ユミル「バーカ、勘違いすんな。お前をメンヘラゴリラから守るためだよ」

ライナー「」ウホウホ

ダリス「では、駐屯兵団は改めて4位指名の訓練兵の名前を書き提出せよ」

ピクシス(憲兵どもめ…やはりなんか仕組んでおったな…)カキカキ

ダリス「では、開封する。駐屯兵団、4位指名…


ミーナ・カロライナ。総合成績第69位」

ミーナ(ふふふ…憲兵は無理そうだから、あのハゲにたくさん媚び売っといてよかった)

ジャンはベルトルトと同じ方法で釣ってくると思ったのに。

ミーナの順位は大体200人中で、平均よりちょっと上くらいかなと思ってこの順位。あとは卑猥だからw

憲兵団
1位ミカサ
2位ベルトルト
3位コニー
4位ユミル

駐屯兵団
1位ライナー
2位サシャ
3位マルコ
4位ミーナ

調査兵団
1位エレン
2位クリスタ
3位アニ
4位ジャン

>>82
ジャンは好きだからちゃんと実力を認めてやりたかったんですよね

リヴァイ「しかし、本当にどこの金満球団だよ俺たち」

ダリス「では、最後に、5位指名の訓練兵の名前を書き提出せよ」

ナイル(はあ…もういいやつもいないな…)カキカキ

ピクシス(もう魅力的な美女もおらんからのう…)カキカキ

エルヴィン「」カキカキ

リヴァイ「もう上位もいねぇし、順当に12位くらいのやつだろ」

ハンジ「もうこれだけとれたら十分だからね。もう私も指示はしてないよ」

ダリス「では、開封する。まずは、憲兵団。5位指名…


○○。総合成績第12位。」

ヨッシャーギリギリケンペイダゼ
チクショー

ダリス「続いて、駐屯兵団。5位指名…


□□。総合成績第13位」

ヨシ!コウタイグウナラチュウトンヘイデモイイゼ
イイナー

ナイルピクシス(おそらくどちらかと競合か…)

ダリス「最後に、調査兵団。5位指名…



アルミン・アルレルト。総合成績第198位」

一同「なにいいいいいいい!!!!!!!!!」

いくらなんでも低すぎるだろwww

座学トップでその順位ってことは、他がからっきしってことか……

寝落ちしてました

>>87
>>90
先の方が言っている通り、卒業模擬戦闘試験に奇跡的合格とあったので、これくらいの順位にしました

アルミン「!!ぼっ、僕?!!!」

エレン「やったな、アルミン!5位指名なんてすげえじゃねえか!」

イチバンシンジラレネエ…
アンナレットウセイガカヨ…

リヴァイ「おい、エルヴィン。これはどういうことだ?あんなギリギリ卒業のやつ、ここに来てもすぐ死ぬだけだぞ」

ハンジ「…エルヴィンのことだから、何か考えがあるんだよね…?」

エルヴィン「ああ、私が調査兵団に彼が必要だと思ったから指名した」

エルヴィン「それよりハンジ、お前は最後の仕事を頼むぞ」

ハンジ「わかったよ、じゃちょっと行ってくるね」ガタッ

ダリス「以上5位指名は競合なしのため、それぞれ交渉権を獲得とする」

憲兵団
1位ミカサ
2位ベルトルト
3位コニー
4位ユミル
5位○○

駐屯兵団
1位ライナー
2位サシャ
3位マルコ
4位ミーナ
5位□□

調査兵団
1位エレン
2位クリスタ
3位アニ
4位ジャン
5位アルミン

エルヴィン「アルミン」

アルミン「エルヴィン団長…なぜ僕なんかを指名したのですか?僕も嬉しいですけど…」

エルヴィン「確かに、君は人より体力はない。壁外調査でもすぐに巨人のエサかもしれないな」

アルミン「…」ゾクッ

エルヴィン「しかし、君の座学の授業での受け答えを見させてもらった。君の非凡な考えに私も納得させられたこともあった」

エルヴィン「兵士に必要なのは体力だけではない。作戦立案、状況判断力、体力だけではどうしようもない場面はいくらでもある」

エルヴィン「君のそれに賭けたいと私は思ったのだ。おそらく、君は指名がなくても、調査兵団に来てくれたと思うが、私の期待を込めて好待遇の5位指名にさせてもらった」

エルヴィン「…あの幼なじみ2人を守れるのも君しかいないとも思うからな。君は2人のためなら死ねるか?」

アルミン「……いや、死ねません。何があっても生きて、今度は2人を守りたいです!」

エルヴィン「よし!死ぬ覚悟よりも、生きる覚悟が君にはある。調査兵団に来てくれないか?」

アルミン「はい!ぜひ入団させてください!」

エルヴィン「よし!よろしくな、アルミン」アクシュ

エレミカ「アルミン…」

アルミン「今度は僕が2人を助ける番だ!絶対に生きて外の世界を探検しよう!」

エレン「ああ!もちろんだ!俺もアルミンを守るぞ!」

ミカサ「アルミンは家族同然。私もアルミンを守る」

リヴァイ「…こんなことまでわかっていたのか、エルヴィンのやつは」

ダリス「それでは、104期訓練兵ドラフト会議を終了する」

ハンジ「お待たせ~これで私の仕事も終わり!」

リヴァイ「どこいってやがった。しかし、訓練兵7、8、9位以外の上位ほとんど獲得したな」

ハンジ「いや、もっと獲得できてるよ。ほらあれ」

リヴァイ「?」

サシャ「みなさん!私も調査兵団で巨人を駆逐しますよ!」

コニー「俺もきてやったぜ!」

エレン「お前ら!どうして調査兵団に…?」

サシャ「何か、分隊長から巨人一体討伐ごとに肉1つのボーナスがあるって聞いたので、来ました!」

コニー「俺はどうしても天才の俺が調査兵団には必要だとか言われて、まあお前らを助けに来てやったんだよ!」

エレン「ハハハ!まあお前らもよろしくな!」

ナイルピクシス「」チーン

リヴァイ「MAJIKAYO」

ハンジ「あの2人は簡単だからね!これで上位組のほとんどは獲得だね!」

ジャン「…」

マルコ「ジャン…」

ジャン「マルコか…何だよ」

マルコ「調査兵団にいくのかい?」

ジャン「はあ?馬鹿言うな…俺は…」

マルコ「僕はエルヴィン団長の意見もわかるなぁ」

ジャン「!」

マルコ「前にも言っただろ?ジャンは強い人ではないから、弱い人の気持ちがよく理解できる」

マルコ「それでいて、現状認識力に長けているから、今何をすべきかが明確にわかる」

ジャン「…」

マルコ「調査兵団の人も弱い人間が大半だと思う。それと同じ目線から放たれた指示ならどんなに困難であっても切実に届くと思う」

マルコ「ジャンが指示することで多くの命が救われることもあるんじゃないかなと思うんだ」

マルコ「もちろん、駐屯兵団でまたジャンといっしょに仕事をするのも僕は嬉しいけどね」ニコッ

マルコ「ジャンはいい意味でも、悪い意味でも正直者だから、自分がしたいようにすればいいと思うよ」

ジャン「……ったく……お前はお人好しだな」

終わりです
読んでくれた方はありがとうございました!

まだいくつか構想はあるんで書きためます

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