モバP「打ち上げパーティーin居酒屋」 (96)
嫁ステマなんよ
※( ) 内は心の声です。例によって読み難くて申し訳ございません。
─とある居酒屋
ちひろ「えー、皆様、ようこそお集まり頂きました」
ちひろ「それでは、堅苦しい挨拶は抜きにして」
奈緒「(!?)」
ちひろ「てきとーに食って飲んで騒いで下さい!以上でーす!」
奈緒「………んだよ」
凛「奈緒、何が不満なの?」
奈緒「いやァ…ちひろさんが『くたばるといいね』って言って後ろのPさんが手から念弾を出すんじゃねェかって…」
凛「奈緒、大丈夫?」 (ヒヤヤカー)
モバP「一応貸し切ってますけど、未成年に酒飲ませたりしないでくださいねー!」
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─142cm卓
輝子「み、皆さんこんにちわ、ボ、ボッチでーす(横ピース) …フヒ…目立った? でも今日は…ボッチじゃないよ…フフ…」
小梅「りょ、料理沢山あるね…あ、タチ、タチの味噌汁だって…」
幸子「写真見る限りおみおつけに脳味噌が浮かんでるようにしか見えないんですが…軽いグロですよ」
小梅「ホビロン…わぁ、写真付きだぁ…」
幸子「軽いグロじゃない!重い!重いグロですよ!メニューに載せないで下さいよ!」
小梅「あ、しょーちゃんごめんね、メニュー…取っちゃって」
輝子「い、いや…いいよ、うん…あ、私フライドポテト…お願いして、いい…?」
幸子「ポテトですか…なるほど、そんな感じで皆で食べられる物頼みましょうか!ピザとか、パスタとか…」
小梅「きのこピザがある、ね…」
輝子「Oh... My friend...」
幸子「あ、しょーちゃんはキノコ…」
輝子「いや、食べるけど…大丈夫、フフ…調理されてしまったのならせめて弔ってあげよう…」
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幸子「一通り注文済みましたね、後何かありますか?」
小梅「だ、大丈夫ー… あれ? しょーちゃん、お水貰った…?」
輝子「フヒ… あ、いや、いいよ…唾でも飲んで慎ましく生きるから…」
幸子「すみませーん、お冷一つくださーい」
< モ、モウシワケゴザイマセーーーン!!!
輝子「な、なんか、ごめんね…店員さんに声かけるの、は、憚られて…」
幸子「いえ、いいですよ、しょーちゃん、LIVEモードじゃないと大人しいんですから」
小梅「じゃあ…LIVEモードで…店員さん呼んだら…」
輝子『ヒャッハァァーーー!水だ水だァーーーっ!』 バシャー
幸子「…怒られますね」
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幸子「ふー…注文も終わりましたし、一息つけますね!」
小梅「う、うん…そうだね…お料理楽しみ…ふふ…」
輝子「(違うんだよ…二人とも…むしろ…戦争はここから…ここからなんだよ…)」
幸子「それじゃあ、待ってる間ボクがカワイイ話でもしてましょうか!」 (ドヤァ)
小梅「か、怪談もあるよ」
輝子「キ、キノコー…」
周囲「(なにあの席…仲良さそうなのに噛みあってない…)」
< ハーイ カラアゲデース
輝子「(…来てしまった…!)」
輝子「(から揚げ…それはコミュ障が淘汰され強者の言いなりになってしまう居酒屋戦国料理四天王…!)」
輝子「(少しでも気を抜けば…)」
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菜々「あ、から揚げ来ましたねー、菜々はマヨn」
友紀「レモンだばぁ」 ケラケラ
早苗「ファッキューユッキ!(塩胡椒の小皿を持ちながら)」
菜々「早苗さん!これは公務執行妨害でタイホ待ったなしですよ!」
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輝子「(あぁなる………!)」
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輝子「(だが世の中には唐揚げ+レモンが好きな人もいる…そんな人の前で迂闊に「レモン要らないよね」なんて言ったら…)」
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拓海「レモンは使わねぇだろ?避けとくぜ」
仁奈「折角切られて並べて貰ったのにハブられるレモンの気持ちになるですよ…」 ショボーン
拓海「わ、悪ィ…謝っからよ…そんな顔しねぇでくれよ…」
仁奈「『えー、アイツ呼んだの誰だよwww』『誰も呼んでねえって、レモンなんてよーwwwww』って聞こえてきて涙を堪えるレモンの気持ちになるですよ…」
拓海「あ、アタシはそこまで酷い事をレモンに言っちまったのかよ…すまねぇ…すまねぇレモン…!」
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輝子「(あぁなる………! というか仁奈ちゃんが私の心を抉ってるんですが)」
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輝子「(といって『誰も傷つけたくない』として全員が動かなければ…唐揚げはどんどん冷めてしまう…)」
輝子「(まるで囚人のジレンマ…!この戦況を如何に切り抜けるか…コミュニケーション能力が試される…!)」
幸子「(…お二人とも唐揚げ苦手なんですかね? 定番でしたがこれは外しましたかね…)」
小梅「ね、ねぇ…しょーちゃん、さっちゃん、レモン、要らないの?」
輝子「(うめちゃんが動いた…!?)」
幸子「ボクは無くても構いませんよ!」
小梅「しょ、しょーちゃんは?」
輝子「あ、私も…ドッチデモー、ボッチデモー…」
小梅「あ、じゃあ、貰って…いい?」
幸子「いいですよ!」
輝子「ど、ドウゾー…フヒ…」
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小梅「いただき、まーす…はむ」
輝子「!?」
幸子「あぁ、かけるのではなく、普通に食べたかったんですか」
輝子「(まさかの各個撃破…! …天才じゃったか!)」
小梅「酸っ…ぱい…」 ニコニコ
幸子「(キューってなってるウメちゃんカワイイ)」
輝子「(やっばいかわいい)」
……………
輝子「(あんなレモンの処理方法があるなんて…いや、だがまだ唐揚げを倒しただけ…ヤツは四天王の中でも最弱…)」
< ボルチーニピッツァオモチシマシター
輝子「(まさかの連戦…! 四天王の一人…ピザ!)」
輝子「(冷凍食品ならともかくも…こういった手作り感のあるピザは具に偏りがある…)」
輝子「(さらに、切れ目こそ適当に入っているものの、その通りに切れる事など稀…気を抜くと…)」
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菜々「ウサミンカッター☆ 説明しよう!ウサミンカッターとはウサミン十七の武器の一つ…」
友紀「ちょっ!これサラミ乗ってないじゃーん!サラミレス!ってかー!今年は活躍するかなー!」
早苗「悲しいけどこれ、戦争なのよね!」 ヒョイ
菜々「あっ…! 隣合っているピースのチーズを巻き込んで…!?」
友紀「くそ!こんな事があってたまるか!こんな…こんなはずじゃ… …畜生ォ…持って行かれた………!!!」
─具を伴わないピザには意味がない
人はパンのみで生きる事などできないのだから
みちる「フゴ?」 (威圧)
笑美「そない事言うとらんで、もう一枚頼めばええんちゃう…?」
友紀「そういう問題じゃないんだよ…」
菜々「菜々たちが今取ったり取られたりしているのは、実はチーズじゃないんです…プライドなんですよ…」
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輝子「(あぁなる………! …あそこは三国志状態だね…)」
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輝子「(確かに笑美さんが言っていたとおり…複数枚頼めばいいのかもしれない…しかし…)」 チラッ
幸子「?」 チョコーン
小梅「?」 チョコーン
輝子「(ピザというのは意外と重い…この面子で複数食べると他が入らなくなってしまう…)」
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みちる「フゴフゴ…あたし、ピザ4枚ね」
モバP「2枚で充分だろ」
みちる「いや4枚。2と2で4枚」
モバP「2枚な」
みちる「パスタもちょうだい」
モバP「解ってくれよ」
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輝子「(アレ多分ブレードランナーごっこじゃなくて、マジで言ってるよね…アレは例外として)」
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輝子「(しかし、ここで優しさを見せてしまうと…)」
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拓海「ンだよ…仁奈のピザ、折角のボルチーニピザなのにボルチーニ乗ってねえじゃねえか」
仁奈「プレーンピザでごぜーます…」 (ショボーン)
拓海「ホラ、アタシのボルチーニやるよ」 グイ
拓海「(!!? ボルチーニがチーズを巻き込んで…!? しまっ…! 今更戻せねえ…!)」
仁奈「拓海おねーさんは… (ニヤァ) とろけるほどに甘ェでやがります」
拓海「(一切手を出さずにここまでアツい駆け引きをこなしやがるたぁ…こいつ…侮れねえ…!)」
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輝子「(あぁなる………! 具より後にチーズを掛けられた場合、具にチーズは絡むが下の具を取れば必然…チーズも“持っていかれる”…!)」
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小梅「ぼるちーに…? キノコ、キノコピザ頼んだよ…ね?」
幸子「ボルチーニってキノコの種類なんですよ!ね!しょーちゃん!」
輝子「ボルチーニ、ハラタケ目イグチ科ヤマドリタケ属。香りが強くて、乾燥させると醤油みたいな匂いがするんだよ。実は日本にもヤマドリタケとかヤマドリタケモドキが少しだけ生えてるけど余り注目されないかな。ちなみにボルチーニは“豚野郎”という意味があるんだぜぇーーーー!ヒャアッハーーーーーーー!」
輝子「………すみません騒ぎすぎました…フヒ…いや、ピザに豚野郎って他意はないです…」
幸子「相変わらずキノコの知識凄いですね…」
小梅「へぇ~…キノコなんだ…」
幸子「ふふーん!じゃあ、切って取ってあげますよ!ボクは優しいので!」 (ドヤァ)
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幸子「えーっと… (ギコギコ) あ、あれ…? くっ… あー…」
幸子「………」
グチャァ…
幸子「…ごめんなさい」
小梅「い、いいよ…お腹に入れば同じ、同じだから…」
輝子「ウン… フヒ…美味い…」 (モッチャモッチャ)
幸子「うぅ…ボクがちゃんと切れていれば…」
小梅「でも、これ…最初から4つに、切れてた…から…6等分しようとしたさっちゃんは…悪くないんじゃない、かな…」
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輝子「………ハッ」
幸子「ど、どうしたんですか?しょーちゃん…」
輝子「な、何事もなく、ピザ戦争が…終わった…?」
幸子「なんですかピザ戦争って…」
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奈緒「あ!凛!今同じの二枚目取っただろ!」
凛「ふふん、早い者勝ちだよ、これが欲しいなら加蓮から貰いなよ」
加蓮「タバスコー」 ビチャッ
奈緒「はい無理。 加蓮ジャンクフードっぽいの好きだよなァ…つってそれ食ったら多分あたしがジャンクになるわ」
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幸子「………あんなに食べないですから、取りあいみたいな戦争にはなりませんよ」
輝子「い、いや…気にしなくていい、イイヨー…」
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モバP「あれ? ピザ3種類だろ? 笑美二切れしか取ってなくないか?」
笑美「いや、ウチはこれでええねん。 ほら、ウチ、二枚目アイドルやろ…?」 (ドヤァ)
みちる「(モッチャモッチャ) …なら、あたしは…八枚目アイドル…だね… (ゴクン)」 (ドヤァ)
笑美「食い過ぎや!まさかボケをボケで返されるとは思ってへんかったわ…」
みちる「一枚足りなーーーい」
笑美「足らへんのかい!? もう十分やろ!? 時の総理かて『チーズに耐えてよぉ気張ったの!感動したわ!』て言うわ!」
みちる「まぁ、一枚どころじゃなく足りないんだけどね!あははー!」
笑美「」
モバP「お、笑美が突っ込めなくなった。 初めて見たな」
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加蓮「はーーーい、凛、奈緒、飲み物持ってきたよー♪ ドリンクバーっていいよねー♪」
凛「うん、ありがと。 加蓮、そういうの好きだよね」
加蓮「えへへ、オレンジカルピス作っちゃったー♪」
奈緒「おぉ…なァ、加蓮…あたしの知ってるメロンソーダはこんな茶色く濁ってなかったと思うんだけど」
加蓮「あーあー、聞こえなーい♪」
奈緒「ったく…まァ、この色ならメロンソーダとオレンジジュース…最悪ウーロン茶ってトコか…行けるだろ…」
凛「アイスコーヒーを頼んだ私の恐怖感凄いんだけど…オレンジの匂いはしないね」
奈緒「黒いからなァ…(ゴク) ゴホッ!おあっ…加蓮…何入れやがった…」
加蓮「醤油…ですかね…」
奈緒「そこ座れ」
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凛「………(チョビ) うわ、ガムシロ何個入れたの…」
加蓮「7個」
凛「そこ座りなよ加蓮」
奈緒「食べ物を粗末にしちゃいけませんって習わなかったか…?」
凛「飲み物も同じだよね?」
加蓮「はいすみませんでした」
奈緒「じゃあ、飲むよな? コレ…」
加蓮「え…あの、ちょっ」
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< ラメェェェーーー!!! ニュウッ!!! インッ!!! シチャウノォーーーー!!!
輝子「(始まった…!大惨事チャンポン大戦…! しかしこれは自分の身は自分で守ることで)」
小梅「あ…飲み物、無くなった…ね…」
幸子「ボク、持ってきてあげましょうか?」
輝子「(しまっ…!)」
小梅「ね、ねぇ…この、ソフトドリンクじゃない…くらまとじゅーす って、なに…? く、くらまとさんの…血…?」
幸子「いえ、それはですね…」
輝子「アルマ=クラマトーシュ、ルーマニアの貴族として生まれ、表向きは善人であったが奴隷を争わせて流血を肴に酒を飲む事を好む悪癖があった。晩年奴隷の反乱にあい、彼の持っていたグラスに最後に注がれたのは彼自身の血であった。という逸話をモチーフに作られたトマトジュースだね、ブラッディマリーと似てるけどソースじゃなくて貝のスープを使ってるのが特徴かな」
小梅「そ、そうなんだぁ…トマトジュース、好き…ふふ…これ、これ頼もう…」
幸子「へぇ~…どういう物かは知ってましたけど、そんな由来があったんですか…」
輝子「な、なーんて…全部…嘘っぱちなんだけど…さー…フヒヒヒヒ…」
小梅「だ、騙されたー…!」
幸子「しょーちゃんがスラスラと解説したら本当っぽいじゃないですか!もう!」
小梅「け、結局…これは…?」
幸子「クラム…貝のエキス入りトマトジュースでクラマトって言うんですよ、確か。ボクも頼んでみましょう」
小梅「あ、しょーちゃんの説明…合ってたんだね…」
幸子「中身はあってる分騙されましたよ…」
輝子「フヒ…じゃ、じゃあ、私も… (よし!戦争回避!勝利!ホシショウコ圧倒的大勝利!)」
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輝子「(………なんか…なんというか、平和な食事だね…) ア、コレオイシイ」
小梅「た、たらのめー」
幸子「てんぷらですか?」
小梅「これ…」 (ゴロン)
幸子「フギャー! た、タラって魚のですか!」
輝子「(いつも一人で食事してるから…沢山の人と食事をとるのって、気苦労ばっかりだと思ってたよ…)」
幸子「うぅ… …しょーちゃんどうかしましたか?」
輝子「い、いや…皆で食べる食事、フフ…楽しい、ね…」
幸子「そうですね! 今度、皆でピクニックとか行ってもいいかもしれないですね」
小梅「う、うん…面白そう…山、山だったら…しょーちゃんのキノコ狩りと併せて行ってもいい…よね…」
輝子「(そうだよ…この二人の優しさからして…戦争だのなんだのが起こるわけ無かったんだよ…)」
小梅「夜に廃墟巡りというのも…」
幸子「いやそれは不良とかがたむろってたりしてたら危険で危ないですから別に幽霊なんて怖くないですけどボクは強いので」
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─そんなこんなで
加蓮「かな子ちゃん…コーヒー飲みたくない…? というか助けて…醤油でもう私は限界…」
かな子「え、ええ…なんで助け…? 苦いのはちょっと苦手だけど…折角だから貰うね~」
かな子「(ゴクゴク) ミルク入ってないとやっぱりちょっと苦いねー…」
奈緒「ウソだろ…?歯を一本クラゲに変えて吸い取らせたんじゃ…?」
─宴は進み…
早苗「OK、友紀ちゃん…武器(ドレッシング)を捨ててゆっくり膝をつきなさい」 ジャキ
友紀「ぐっ…!」
菜々「サラダにはマヨネーズですよねー、キャハ☆」 ニュルニュル
早苗「ウーサミンッ!ファイッ!」
……………
薫「せんせぇ、このドレッシング、油しかないよー? 店員さん間違えちゃったのかな?」
モバP「分離してるんだよ、貸しなさい、振ってあげるから」
千枝「プロデューサーさん、千枝のもお願いします」
モバP「はいよ…? こういうドロっとしたフレンチドレッシングは分離しないよ?」
千枝「シャカシャカ振って、千枝の (サラダ) に白いの (ドレッシング) を沢山かけて下さいね!」
モバP「落ち着け、落ち着くんだ俺…狙って言っているはずない…言っているはず無い…」
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─そろそろお開きの時間
拓海「なっ…これも…コレも!枝豆に豆が入ってねェ…!? どうなってやがる…!?」
仁奈「拓海おねーさん…モゴモゴ…それは食べ殻入れなのですよ…」
拓海「(食べ殻入れ…? 食べ殻入れが何でアタシの前に置かれていた…? 何故…!?)」
仁奈「モゴモゴ」 (口の中に豆詰め込み状態)
拓海「(油断した…!初手で鞘から豆を取り出し…殻だけをアタシの前に置いたんだ…!)」
仁奈「枝豆はうめーですね!」
拓海「(殻だけを見てアタシは“枝豆はまだある”と思いこんじまった…!)」
仁奈「特に………持たざる者の前で食べる枝豆は格別でやがります…」 (ニッコォ)
拓海「ヘヘ…やるじゃねえか…特攻隊長やってた時ですらこんな強敵はいなかったぜ…」
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早苗「シメはやっぱり」
早苗「雑炊だね!」
菜々「うどんですよねー☆」
友紀「ラーメンだよね~」
ビキ…ビキビキ…
早苗「日本人ならお米食べなさいよ!」
茜「ご飯の話ですか!? このローストビーフをご飯に乗せて食べると美味しいですよ!!!」
菜々「うどんも日本人ならって条件を満たしてますよね?」
肇「………え?なんで私の方を見るんですか?」
友紀「ラーメンは最早カレーと並んで国民食という認識なのは確定的に明らか」
笑美「それこそデカイ鍋にせやんで別々に頼みぃや…」
早苗・菜々・友紀「これは!譲れない!」
笑美「なんや、アンタら仲ええなぁ…」
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かな子「全部」
店員「え?」
かな子「このページにあるもの…全部ちょうだい…」
店員「あ、あの…お客様…」
かな子「全部」 (ニコッ)
店員「ヒッ…しょ、承知いたしました!」
卯月「かな子ちゃん…『胸が一杯で』って言うのかと思ったら…デザートまで耐えていただけなんて…」
みちる「フレンチトーストのチョコアイス添え、えーと、1、2、3…7つね」
店員「7つですね、かしこまりました」
モバP「7人って誰々?」
みちる「私とみちるとみちるとみちるとみちるとみちるとみちる」
モバP「なにそれこわい お前は何を数えていたんだよ、胃の数か?」
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─ラストオーダー終了後
瑞樹「プロデューサー君…瑞樹、酔っちゃったみたい…」
モバP「川島さんお酒呑んでないですよね?」
瑞樹「もー、つれないんだからー」
楓「………あ、お銚子まだ残ってる」 グイー
楓「けふっ…あ、ごめんなさい… プロデューサーさん、私酔っちゃったみたいです」 (ケロッ)
モバP「楓さんの嘘が下手過ぎる………顔色すら変わってないじゃないですか…」
早苗「P君、お姉さん酔っちゃったーーー!あっはっはっはっは!飲んだ飲んだーーーーー!!!」 ゲラゲラ
モバP「見れば解ります」
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輝子「お、大人の…駆け引きってヤツ…だね…!」
幸子「………」
……………
幸子「プロデューサーさん!」
モバP「んー? どした幸子」
幸子「ボク、酔っちゃったみたいです!」 (ドヤァ)
モバP「おう未成年、吐かせてやるからそこに立て」
幸子「カワイイボクを送ってくれてもイイんですよ!」 (ドヤァ)
モバP「冥府までな… First…Comes…Rock…!」
幸子「容赦無さすぎませんか!?」
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モバP「飲んでないのは見りゃ解るけど、そういう事を嘘でも言ってしまうと、誰が聞いてるか解らないんだぞ?」
幸子「むー………だってズルいじゃないですかぁ…」
モバP「なんだよ…大人になりゃ飲めるからそれまで待てって」
幸子「むーん…そうじゃなくてですね…」
モバP「んー?」
幸子「…そう言えばべたべた甘えても許されるじゃないですか…」
モバP「あっ、やっばいコイツ超面倒くさい めんどくさ可愛さハンパない」
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モバP「だが俺はべたべた甘えなどさせん、かかってこい、頭わしゃわしゃしてやる」 ワッシャワッシャ
幸子「もー!もぉーーー!」 (嬉)
モバP「うぇへへへ、めんどく幸子はカワイイなぁ!」
小梅「あ、アレは…」
輝子「フヒ…さ、さっちゃんが勝ったと、言えるんじゃない…かな…フフ…う、羨ましい…」
?「……………」
?「プロデューサー(さん)」
モバP「ん?」
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まゆ「酔っちゃいましたぁ」 (ズズズ)
凛「(コーヒー)飲み過ぎちゃったみたい」 (リンッ)
ありす「私のような子供であればお酒の匂いで酔ってしまうのはあり得ない話ではないですからプロデューサーの務めとして個室で介抱をするべきです」 (フンス)
日菜子「あぁ…王子様…日菜子はお酒と言う毒に侵された白雪姫ですよぉ…」 (ムフフ)
みちる「お腹すいた」 (グゥー)
薫「せんせぇー!薫も酔ったって言ったら頭撫でてくれるのー?」 (ニコニコ)
千枝「プロデューサーさん…千枝、酔っちゃって明日は何も憶えてないかも…」 (ウワギヌギヌギ)
モバP「よし、お前ら全員座ろうか」
おわる
本当に申し訳ないです。
「注文をテーブル単位で出して皆で食べる」システムの際に好みの違いで発生する仁義なき戦いと
酔ったフリしてくっつくのを書きたかったのですが後者は全く言い訳できないです。
以後このような事がないよう気を付けます…
輿水幸子(14)
http://i.imgur.com/Nm1umHw.jpg
星輝子(15)
http://i.imgur.com/uUa8Yvj.jpg
白坂小梅(13)
http://i.imgur.com/SiuuSuP.jpg
向井拓海(18)
http://i.imgur.com/9tflvAu.jpg
市原仁奈(9)
http://i.imgur.com/ALkJIT1.jpg
片桐早苗(28)
http://i.imgur.com/VPiqB1J.jpg
姫川友紀(20)
http://i.imgur.com/eHiaWvV.jpg
安部菜々(17)
http://i.imgur.com/KrKrR1L.jpg
難波笑美(17)
http://i.imgur.com/nF70pf4.jpg
渋谷凛(15)
http://i.imgur.com/mfDabGM.jpg
北条加蓮(16)
http://i.imgur.com/UMdosXL.jpg
神谷奈緒(17)
http://i.imgur.com/95m6RmB.jpg
大原みちる(15)
http://i.imgur.com/QggaTHi.jpg
島村卯月(17)
http://i.imgur.com/LybhrBk.jpg
川島瑞樹(28)
http://i.imgur.com/NwL26yS.jpg
龍崎薫(9)
http://i.imgur.com/Y9vazBD.jpg
高垣楓(25)
http://i.imgur.com/9SReXOr.jpg
喜多日菜子(15)
http://i.imgur.com/tEFzcfR.jpg
佐々木千枝(11)
http://i.imgur.com/Bwz9Pwh.jpg
三村かな子(17)
http://i.imgur.com/tjCGAIV.jpg
(imgurに同じ画像5回位アップロードしてしまった…)
この度は本当に申し訳ございませんでした。
そもそもアイドルたるもの「可能性を生み出しただけでアウト」というのが前提でした…
飲酒喫煙は厳しい業界ですし、皆様お怒りはごもっともと思います。
お許し下さる方もお怒りの方にも申し訳ない気持ちで一杯です。 誠にすみませんでした…
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