妹「兄さんったら、もう……また腹筋ですか?」(1000)
兄「72、73……そ、そうなんです……74、75……」
妹「まったくもう……わざわざそんなスレを開かなければ良いのに」
兄「男には、それが腹筋スレとわかっていても開かなければならない時もあるのです」
妹「……学習能力、無いんですね」
兄「そこに1%でも可能性があるのならば」
妹「ああもうわかりました、わかりましたから」
兄「うむ……76、77……」
妹「……へえ、こんなスレを」
兄「いや読むなよ!」
妹「……はぁ、夜ご飯までには終わらせてくださいね?」
兄「大丈夫だ、また別のスレに釣られない限りは」
妹「わかりました、パソコンの没収も検討しておきましょう」
兄「……以後気をつけます」
ようやくPCが復旧したので喜びのあまり立てた
後悔はしていない
妹「でも兄さん、何も律儀にやる必要も無いのでは?」
兄「釣られるときは全力で釣られる、それが男の道なのだよ」
妹「……………………」
兄「やらなかったら負けかな、と思っている」
妹「こう言ってはアレですけど、兄さんって本当にアレですよね」
兄「アレってなんだよ」
妹「いえ、ご想像におまかせします」
兄「なんだか、とても失礼なことを言われてる気がする」
妹「まさか、気のせいですよ。 それで兄さん、あと何回ほどで終わるんですか?」
兄「……あれ、何回までやったんだっけ?」
妹「たしか、50回ほどだったかと」
兄「え、まだそのくらいか……ちくしょう」
妹「頑張ってくださいね」
兄「おーう……51、52……」
コンコン
妹「兄さん、夜ご飯の準備ができましたよ……兄さん?」
ガチャ
兄「……ぐぅ……すぴ……」
妹「……まったくもう、腹筋のし過ぎで疲れて寝てしまうなんて……」
兄「……あと……ひゃくろくじゅう……むにゃ」
妹「ほら、兄さん?起きてください、兄さんったら」
兄「……んー……むにゃ」
妹「兄さん、ご飯ですよ?兄さーん」 プニプニ
兄「……んむ、むぅ……むにゃ……」
妹「……か、可愛い声を出しても駄目なんですから」
ピロリン、ピロリン
兄「……んぅ、むー……」
妹「……画像フォルダ、設定、待ち受け……と」
妹「……まったくもう、パソコンまでつけっぱなしなんて……」
妹「…………?」
妹「なんでしょうか、この画面は……ゲーム?」
妹「えーっと、タイトルは……」
妹「………………」
妹「あ……姉、しよ……?」
敬語妹の人か
支援
【……食事中……】
兄「そこで俺は言ってやったんだよ、お前はスロ・オンニ・コルッカか!ってな」
妹「……はあ、なるほど……」 ポリポリ
兄「その時のそいつの顔ときたら、まるで毛を毟られたケワタガモみたいでさ」
妹「……はあ、そうですか……」 ポリポリ
兄「あ、ああ……えっと……なあ、何かあったのか?」
妹「……はい?いえ、なんでもありませんですよ」
兄「いやいや、口調までおかしくなってるじゃないか……大丈夫か?」
妹「はい、本当に、なんでも……ありませんから」
兄「そ、そうか……」
妹「はい……」 ポリポリ
兄「………………」
妹「………………」 ポリポリ
兄「なあ、そんなに漬物ばっかり食べてると体壊すぞ」
>>8
どうもです
妹「……はぁ……」
兄「あー……それじゃ俺、風呂入ってくるから」
妹「はい……わかりました」
兄(妹のやつ、本当にどうしたんだろ……)
バタン
妹「………………」
妹「…………よしっ」
妹「………………」 ピピポパ
妹「もしもし……友ちゃん?」
妹「……ええ、相談があるんです……はい、とても大事な」
妹「……わかりました、では明日の放課後に……はい、ありがとう、友ちゃん」 ピッ
妹「…………ふぅ……」
また友はでる?
兄「んー、やっぱり妹の作るご飯は美味いな!」
妹「え?ああ、はい……ありがとうございます」
兄「特にこのフレンチトースト! 大好物! 今日で4日連続だけどぜんぜん飽きないね!」
妹「はあ……ありがとうございます」
兄「う、うん……」
妹「……はぁ……」
兄「な、なあ妹、ほんとになにm」
妹「兄さん、私今日の放課後は用事がありますので……」
兄「あ、うん……わ、わかった」
妹「………………」 モグモグ
兄「………………」
>>12
もちのロンです
【……放課後】
妹「ねえ、その……友ちゃん?」
友「…………なに?」
妹「私、たしかに大事な相談があるとは言いましたけど……その」
友「……相談なら、年長者にするのが一番」
妹「それはわかります、わかりますけど」
友「……と、いうことでお呼びしました」
妹「ああ、どんどん話がややこしい方向に……」
会長「ふむ……それで、頼もしい先輩であり、兄くんが所属する学生会の会長でもあるボクが呼ばれたのだな」
友「……説明セリフどうもです」
会長「かまわないとも。 それで、相談事とは何かな?妹くん」
妹「えっと……あの、聞いても呆れたり、笑ったりしないでくださいね?」
会長「ああ、約束しよう」
友「……約束する」
妹「で、では言います……けど」
会長「うむ」
友「……………」
妹「実は兄さんは……姉好きなのかも、しれない、と」
会長「………………は?」
友「……ほわっつ?」
妹「で、ですから……兄さんは、妹よりも姉が欲しかったタイプなのかな、と」
会長「………………」
友「………………」
会長「……おわり?」
妹「はい」
会長「………………」
妹「………………」
友「…………会長さん、このお菓子食べてもいい?」
会長「ああ構わないぞ、なんなら紅茶でも淹れようか」
妹「あの、スルーしないでください」
この前の転校生でいじめられっ子の兄のSS書いてた人ですか?
会長「まったく、どんな悩みかと思えば……」
妹「わ、私にとっては重要なことなんです!」
会長「彼のシスコンぶりは学校中でも有名なほどなのになぁ」
友「………………」 コクコク
妹「ですが、もし兄さんが……その、今の生活に不満などを抱いていたら、ですね」
会長「ああ、わかったわかった……というか」
妹「はい?」
会長「そもそも、なぜ急にそんなことを思ったんだ?」
妹「……い、言わなきゃだめですか?」
会長「もちろんだとも、経緯を詳しく聞かないければ助言も何もできない」
友「……かもん」
妹「う、うう……絶対、絶対に兄さんには言わないでくださいね?」
……………………
会長「な、なるほど……くく、彼のパソコンに……くっ、ふふふっ」
妹「ああもう!に、ニヤニヤしないでください!」
友「…………?」
妹「と、友ちゃんは気にしないでいいですから」
友「……わかった」
会長「よーしよーし。 可愛い後輩の頼みだ、ボクも協力しようじゃないか」
妹「とてつもなく悪い予感しかしないんですが……」
会長「安心したまえ、妹くん。 ボクの方からも、さりげなく探りを入れてみよう」
妹「……で、ではお言葉に甘えて」
会長「ああ、任せてくれたまえ」 ニヤニヤ
妹「………………」
会長「うんうん……さりげなく、さりげなく……ふふふっ」 ニヤニヤ
妹「なんだか、余計に心配になってきました……」
>>19
人違いでございますわ
兄「妹のやつ、大丈夫かなぁ……今朝も暗かったし」
兄「……なにか、悩みでもあるのかなぁ……」
会長「ふふーんふんふーん♪ ……やあ、誰かと思えば兄くんじゃないか!」
兄「うっわあ、ものっそいわざとらしい現れ方」
会長「いきなり失敬だな君は、偶然出会った先輩に向かって」
兄「……はいはい、それで今回はどのようなご用事で?」
会長「む……君はあれだな、最近少し生意気だな!」
兄「言いがかりはよしてください」
会長「兄くんのくせに生意気だー!」
兄「劇場版になった途端に男前になるガキ大将のような台詞とかいりませんから」
会長「むむ……」
兄「………………」
会長「……生意気言うのもおっけーおっけー!」
兄「ブフォーッフ!!」
>>1、あんたを待ってた
会長「んんー? どうしたんだ兄くん、急に噴きだしたりして」 ニヤニヤ
兄「あ、あのdす、あのでsうね」
会長「兄くん……少し、頭、冷やそうか……日本語にすらなっていないぞ」
兄「な、なんですか!?なんなんですかさっきの!!」
会長「えー、ボクはただ、少しくらいの生意気くらいなら許してあげようかな、とだね」 ニヤニヤ
兄「……そ、それならいい……んです、けど」
会長「まあ、その話は置いておこうじゃないか。 ポイっと」
兄「あの、捨ててますよね? それ置かずに捨ててますよね?」
会長「細かいことは気にしなくてよろしい。 今日は君に、少し質問があってね」
兄「……質問、ですか」
会長「ああ。 これはわりと大事なことだ、君も真剣に聞いてくれ」
兄「は、はあ……わかりました」
会長「では、単刀直入に聞こう。 君は、妹さんを大切に思ってるかな?」
兄「…………はい?」
会長「さあ答えてくれ、いたって真面目に」
兄「それは、もちろん……大切ですよ、世界一大事な妹です」
会長「ふむ……では、次の質問。 君は、今の生活に何かしらの不満はあるかい?」
兄「……あの、さっきから質問の趣旨がですね」
会長「今質問しているのはボクだよ、兄くん」
兄「ああ、もう……わかりましたよ」
会長「それで、どうなのかな?」
兄「……無いですね、一切」
会長「おや、ずいぶんきっぱりと即答したね」
兄「そらもう、心から大満足してますから」
会長「ほぉーう」
兄「可愛くて優しい妹がいて、無口だけど面白い後輩がいて」
会長「……うんうん」
兄「で、まあ……意地悪だけど、何だかんだで色々と気遣ってくれる先輩もいますし」
会長「……君はあれだな、ずるい。 なんというか、タイミングが」
兄「ずるいですか?」
会長「ずるいな」
兄「………………」
会長「ん……まあ、ボクが聞きたかったのはこれくらいかな」
兄「そ、そうですか……」
会長「でもまあ、あと一つだけ」
兄「はい?」
会長「さっきの君の言葉を、妹さんにも直接言ってあげたらどうだ? きっと、喜ぶと思う」
兄「いや、それは……ちょっと」
会長「ん、何か問題でもあるのかな?」
兄「そんな、わざわざ口に出して言わなくても……照れくさいですし」
会長「……いくら兄妹でも、口に出さなければ伝わらないこともあるよ」
兄「そんなもんですか?」
会長「そんなものさ。 ではボクはこれにて失礼するよ、アデュー」
兄「は、はあ……わかりました、それでは」
会長「……ふんふふんふーん♪」
兄「………………」
会長「……ねぇーちゃんとー恋しようーよー♪」
兄「ンブォフォーッフ!!??」
【……数分後】
会長「……というお話だったとさ」
妹「そ、そうですか……なるほど」
会長「良かったじゃないか、彼も今の生活がお気に入りらしくて」
妹「……そうです、ね」
会長「可愛い妹との暮らしに大満足だそうだ」
妹「そ、そんな……か、可愛いって……そんな、えへへ」
会長「………………」
妹「え、いやでも、そんな……え、えへへ」
友「………………」
会長「…………なんだこれ、なんだか面白くないな」
友「……めでたしめでたし」
会長「なんだかモヤモヤしてきた、もう一度兄をからかってこようかな」
友「……いってらっしゃい」
妹「そんな、満足だなんて……もう、えへへ」
【……その日の夜】
妹「はい兄さんっ、兄さんの好きなブロッコリー入りシチューですよ」
兄「あー、うん、元気が出たようで何よりだ……それで……あの、な、妹」
妹「はい?」
兄「えっと、その……うん、俺は妹と一緒に暮らせて、嬉しいなー、と」
妹「……あ、あの、兄さん?」
兄「……あーあー!ダメだ恥ずかしい!ものっそい恥ずかしい!」
妹「……あ、あのですね?兄さん」
兄「う、うん?」
妹「わ……私も、兄さんと一緒に暮らせて……嬉しいです、よ?」
兄「………………」
妹「………………」
兄「あ、ありがとう……」
妹「い、いえ……こちらこそ、ありがとうございます」
兄「………………」
妹「…………あぅ」
妹「……兄さーん、お風呂が沸きましたよー」
妹「…………兄さん?」 コンコン
妹「もう……入りますよー?」
ガチャ
兄「……ぐぅ……あ、あと……にひゃく、よんじゅう……むにゃ」
妹「また腹筋の途中で寝ちゃったんですか、もう……」
妹「兄さん、起きてください、兄さ……ん?」
妹「……またパソコンをつけっぱなし……って」
妹「……しかもまたゲームですね、これは……」
妹「えっと、題名は……『恋する妹はせつなくてお兄ちゃんを思うとすぐ…………す、すぐ……」
ベッチーン
兄「のぁっふ!? な、なんだ!? 敵襲!? 敵襲か!?」
妹「に、兄さんのバカ、えっち、へんたい!」 ギチギチギチ
兄「ああぁいっだい痛い痛い痛いめっちゃ痛いちぎれるちぎれるってやめてぇあああああ!!!!」
【THE・エロゲーマー兄貴編・完】
ほらね!早くもネタ切れでごらんのありさまだよ!
>>42
あれ?にゃんにゃんは???
>>45
まったくもう、最近の紳士はすぐににゃんにゃんを……
もうちょいしたらね
兄「そういえばさぁ」
妹「はい?」
兄「その『もう』って言うの、妹の口癖だよなぁ」
妹「何を言ってるんですか、もう……あ」
兄「………………」 ニヨニヨ
妹「に、兄さんの気のせいじゃないですか?」
兄「いーや気のせいじゃないね、しょっちゅう言ってるね」
妹「そんなことありません、兄さんがそう思ってるだけです!」
兄「あまい!過去ログを見れば一目瞭然なんだぞ!」
妹「異次元的な発言は控えるようにと言ってるじゃないですか、もう……」
にゃんにゃん!にゃんにゃん!
しえん
ネタが尽きたからって安易にキャラを増やすのはよくないってばっちゃが言ってた
でもそんなの関係ねぇ
後輩「どうも! こんにちわ、センパイっ!」
兄「え? あ、ああ、……えっと、こんちわ」
後輩「うんうん、今日もお元気そうですねー」
兄「ああ、おかげさまで……っていうか」
後輩「はい?」
兄「その……ごめん、どこかで会ったっけ?」
後輩「え? いえいえ、こうしてお話するのははじめてですよ!」
兄「うん、そうだよね……それで、そんな俺に気さくに話しかけてくる君はどちら様?」
後輩「そうそう、実はですね! あたし、センパイに渡すものが……」 ガサゴソ
兄「……人の話を聞かない子だねまったく」
後輩「あれー? どこにしまったっけ……あ、あったあった!」
兄「うん?」
後輩「はいセンパイ、受け取ってください!」
兄「えっと……何これ、手紙?」
後輩「どう見ても手紙ですよ、ズワイガニにでも見えます?」
兄「突然カバンの中から活きの良い甲殻類を取り出されたらトラウマもんだぞ」
後輩「ですよねー。 というわけで、はいどーぞ!」
兄「あ、うん……って、これ俺に?」
後輩「はい、当然です!」
兄「……で、これは今開けて読んでも良いの?」
後輩「ダメに決まってるじゃないですか!」
兄「決まってるのか」
後輩「お手紙ですよ? 手渡しですよ? 目の前で読んだらなんの意味もありませんよ!」
兄「そんなもんなのか?」
後輩「それじゃあ直接言ったほうが早くない?ってことになります」
兄「それは、まあ、一理あるな」
後輩「と、いうことで! あたしがいなくなったら読んでくださいね、速やかにじっくりと」
兄「……よくわからん要求をする子だな、ほんとに」
後輩「ということで、じっくりと読んで、あとでお返事を聞かせてください!」
兄「ああ……うん、善処するよ」
後輩「はい! それではセンパイ、また後ほど!」
パタタタ……
兄「……元気なやつだな」
兄「それにしても、手紙ねぇ」
兄「……ん? 可愛らしいピンク色の封筒、手渡し、下級生、女の子……」
兄「…………あれ?これはもしかしたらもしかすると……」
会長「恋文だな!」
兄「ギャー!!!!」
会長「なんだその悲鳴は、まるでボクが死神のようじゃないか」
兄「ええ、俺から見ればむしろ悪魔ですけどね!」
会長「悪魔っ娘か」
兄「なんでも『娘』をつければ良いってもんじゃありませんよ」
会長「チッ」
兄「なんでそこで舌打ちするんですか!?」
会長「ふん……ところで、兄くん」
兄「あい?」
会長「うまいこと話を誤魔化したつもりだろうが、そう上手くはいかないよ」
兄「…………チッ!」
会長「こら舌打ちするな、行儀が悪いぞ」
兄「数行上の自分のセリフを見てから言ってください!」
兄「……お、俺をどうするつもりですか」
会長「ふふふ……安心したまえ、用があるのは君じゃない」
兄「え?」
会長「そのピンクの封筒だ!!」
兄「うわー悪魔だ!ほんとに悪魔だよこの人!」
会長「一人の年長者として、君が欲望のままに暴走するのを黙って見ているわけにはいかない!」
兄「なんで暴走することが前提なんですか!」
会長「君がなんと言おうと……その封筒、こちらに渡してもらう!」
ジリジリ……
兄「……あ、あの、マジで勘弁してくださいほんとに」
会長「ふふふっ……甘いぞ、兄くん!」
兄「え?」
会長「……確保!!」
友「………………」 ガシッ
兄「ぎゃー!ちょ、友お前どこから出てきた!?」
友「……クシャミひとつで呼ばれたからは」
兄「お前いくつだよ!俺も生まれてねえよその年代!」
会長「さあ友逃がすな、そのまま捕らえるんだ!」
友「…………了解です」 ギリギリギリ
兄「ちょっ痛い痛い!!何これ!?何この腕力ありえねえ!!」
会長「ふふふ、観念するんだ良い子だから!さあ!」
兄「くそっ、最後まで抵抗してやる!」 カサッ
会長「む……おのれ、ポケットにしまうとは卑怯だぞ」
兄「二対一で実力行使する人に言われたくありません!」
会長「おのれ……よし、奪い返すんだ、友」
兄「最初っから俺のですから!って友、やめて体をまさぐらないで!」
友「…………どこ?」 ゴソゴソ
会長「ちがうそっちじゃない、ズボンの中だ」
友「……ズボンの」 モゾモゾ
兄「キャー!?ちょっ違う違うやめてやめてやめてぇえええええ!!」
友「……どこだろう」
兄「やめて!やばいからほんとにやばいからお婿にいけなくなっちゃうから!!」
友「…………あ、何かあった」 ギュ
兄「あががががgggggggggggg」
会長「……友、ボクが言ったのは前じゃなくて横だ」
友「……?でも、ここに何か」 ギュー
兄「やめて掴まないで引っ張らないでもげる!伸びるもげるもげる!」
兄「……はぁ……はぁ……」 ビクンビクン
会長「なあ友、ボクは確かにズボンの中とは言ったが……それはポケットの中、という意味なんだ」
友「……?でも、何か入ってた」
会長「ほぉーう、それはこのくらいだったか?」
友「……ううん、そんなに大きくはなk」
兄「言うな何も言うな!ってああやばいまたお腹が痛く……」
友「……大丈夫?」
兄「誰のせいだとツッコミを入れたいところだけど、今はその優しさが身に染みる……」
友「……よしよし」 ナデナデ
会長「うんうん、友は優しいなぁ」
友「……背中、撫でてあげる」
兄「うん、ありがとう……」
友「…………ついでにこれも、預かっておいてあげる」
兄「うん、ありがt……え?」
友も女だったよな・・・
会長「でかした友!」
友「……いえい」
兄「か……返せ! 俺の喜びごと返せ!」
会長「ふっふっふ……そう言われて、ボクが返すとでも?」
兄「くっ……そ、そうだ、友」
友「…………?」
兄「……今度、一緒に飯でも食いに行こう。もちろん俺が全部奢る!」
友「…………」 ピクン
会長「ま、まさかそう来るとは……!」
友「……なんでも?」
兄「ああ、何でもだ!焼肉だろうが寿司だろうがケーキバイキングだろうが!」
友「……一緒に?」
兄「もちろんだとも!」
友「…………」 フラリ
>>68
男なんて書かないよ、だって可愛くないじゃない
会長「ま、待て友! ボクを見捨てるのか!」
友「……でも、ご飯……なんでも、一緒に」
会長「……ボクの知り合いに、とある高級料亭のオーナーがいてね」
友「…………?」
会長「ごく一部の人間しか暖簾をくぐることを許されない隠れた超名店だ、名を美食倶楽部という」
兄「ま、まさか……」
会長「今度一緒に行こう、もちろんボクの奢りで」
友「………………」
兄「ま、惑わされるな友!」
会長「さあ友、こっちに戻るんだ!」
友「…………むぅ」
友(…………会長さんは、この手紙を手に入れたい)
友(……でもお兄ちゃん【※兄のこと】は、私に会長さんのところへ行ってほしくない)
友「…………むぅ」
兄「め、珍しく友が悩んでいる……」
会長「くっ……さあ友、こっちだ」
兄「な、なんの!友、こっちに来てくれ!」
友「………………!」 ハッ
会長「ん?」
兄「お?」
友「……では、お二人の意見をどちらも尊重する方針で」
ガサガサ
兄「……おい、友ちょっとお前まさか」
友「…………拝啓、突然のお手紙申し訳……」
兄「読むなぁああああああああああああああ!!!!」
友「……突然のお手紙もうしわけありません。 きっとセンパイもびっくりしたと思います」
兄「…………」 ビクンビクン
会長「どうした兄くん、羞恥心の限界を超えたか」
友「……でも、このお手紙で、あたしの気持ちが少しでも伝わればいいな、と思います」
会長「……ふむふむ」
友「……今まではずっと遠くから眺めているだけでしたが、やっと決心がつきました」
兄「ははは、ころせ、もうころせよ」
友「……ずっと憧れだった人に近づくために、勇気を振り絞ってこの手紙をおくります」
会長「……ほぉーう、兄くんもなかなかスミにおけないなぁ」
友「……と、いうことですので、どうか協力してください。 よろしくお願いします」
会長「…………ん?」
友「……後輩より。 しょっちゅう憧れの会長の近くにいる見知らぬセンパイへ」
兄「………………」
会長「………………」
友「……おわり」
会長「あー……つまり、これは」
兄「………………」
会長「君への恋文ではなく、ボクへの遠まわしなファンレターだったということか」
友「……どんまい」
会長「いやしかし、もしやボクに恋愛感情を?……参ったな、ボクに百合の趣味は無いぞ」
友「…………ゆり?」
兄「友は知らなくていいから! っていうか会長も変なこと言わないでください!」
会長「変なこととはなんだ、もしそうだとしたらこの子はあれだぞ?恋する乙女だぞ?」
兄「いや、ですから」
会長「恋する乙女の心を無碍にはできない……そう、この乙女は」
兄「は?」
会長「……乙女はボクに恋してる!……かもしれない!」
兄「………………」
会長「……乙女はボクn」
兄「二度も言わないでください、あと略すのも禁止です」
【……翌日】
後輩「あ、センパーイ! 手紙、読んでくれましたか?」
兄「お、おま、おおおおお前はなんちゅ、なんちゅうことを」
後輩「はえ?」
兄「ななななんちゅうことをしてくれたんだ! よくも俺の純真な心を!」
後輩「ちょっ、いきなり叫ばないでくださいよ!」
兄「うっさい! っていうか最初っから本人に渡せよああいうのは!」
後輩「こ、こっちにも色々とあるんですよ!色々と!」
兄「お前のその色々な事情のおかげでな、こっちは大変だったんだぞ!」
後輩「知りませんよそんなこと! っていうかあれですか、もしかしてラ、ララ、ラヴレターとでも勘違いしたんですか!?」
兄「あれで勘違いしない奴のほうが珍しいわコンチクショー!」
後輩「うわっキモッ!変な勘違いしないでください!えっち!」
兄「キモい言うなチビ!」
後輩「あー言いましたね、その禁句を言いましたね!」
兄「うっさいちび、ちーび!」
後輩「むっかぁー!! そんなにちっちゃくないもん、平均よりちょっと下くらいだもん!」
・
・
・
会長「……なんだかんだで、すっかり仲良しじゃないか」
友「……なかよし」
会長「精神年齢が同じくらいなんだろうな、うん」
友「…………」
会長「いやー、これからまた賑やかになりそうだ」
友「……うん」
妹「……おかしいですよね……私のスレのはずなのに……」
また年下かwww
【……放課後、サークル棟、調理室にて」
ガヤガヤ……
兄「さあ愛しの妹よ、遊びに来たぞー!」
妹「!……お、大声で何言ってるんですか、もうっ」
友「……ようこそ」
後輩「あれ?センパイじゃないですか。 ちはーっす」 モグモグ
兄「……なぜナチュラルにお前がいるんだ」
後輩「む?なんだかその質問にはトゲを感じますね!」
兄「質問に答えたまえ、なぜお前がここにいて俺の妹が作ったクッキーを食べているのか」
後輩「ふーんだ、あたしはやっちー(妹)と友ちゃんのお菓子を食べに来ただけですよーだ!」
兄「なっ、ずるいぞそこは俺の席だ!」
妹「……ああもう喧嘩しないでください、まだありますから」
友「…………」 モグモグ
>>83
年上:会長
同い年:なし
年下:妹、友、後輩
なんだよ、これじゃ俺が年下好きみたいじゃないか!
>>85
好きなんだろ?
>>85
正直に言っちゃえよw好きってw
兄「っていうか、みんな知り合いだったんだな」 モグモグ
妹「知り合いというか、私たち全員同じクラスなんですよ?」
友「…………」 コクコク
後輩「やっちーからお兄さんの自慢話はしょっちゅう聞かされてましたね」
兄「ほうほう」 ニヨニヨ
妹「ちょ、ちょっとコウちゃんっ!」
後輩「優しくて、面倒見が良くて、気配りもできて、たまに変なことも言うけどやっぱり優しくて……」
兄「ほほぉーう」 ニヨニヨ
妹「に、兄さんもニヤニヤしないでください!」
後輩「そんな話ばかり聞かされて、どんな素敵な人なのかと思ってたら……はぁ……」
兄「おいなんだ今の溜め息は」
後輩「いえー?べーつーにー」
兄「こ、こいつめ……」
兄「っていうか、お前はアレか?」
後輩「はえ?」
兄「この時間にここにいるということは、帰宅部なのか」
後輩「いえいえ、これでも立派な陸上部員ですよ!」
兄「……立派な陸上部員だったら、ここにいちゃダメだろ常識的に考えて」
後輩「いいんですよ、今日はのんびりお休みの日なんです!」
兄「誰が決めた」
後輩「あたしが決めました」
兄「……はぁ……」
後輩「あー! なんですか、今の溜め息はなんですか!」
兄「先に溜め息吐いたのはそっちだろ!」
妹「……な、なんか息がぴったりですね、この二人」
友「…………なかよし」
妹「む、む……」
兄「っていうか、とても体育会系には見えないな」
後輩「むー、ほんとに失礼な人ですね」
兄「だって体格も小さいし、筋肉もほとんど無さそうだし」
後輩「ガタイが良くて筋骨隆々な女性なんて誰も喜びませんよ!」
兄「謝れ!タカさんに謝れ!」
後輩「誰ですかそれは!」
妹「あーもう、二人とも落ち着いてください」
兄「……むぅ」
後輩「……ふんだ」
友「…………」 サクサク
兄(後輩の体格は……友より少し大きいくらい、か)
兄「……あ、いいこと思いついた」
後輩「?」
兄「お前、ちょっと友と腕相撲してみろ」
後輩「はぁ?」
兄「この中でお前でも勝てそうなのって友くらいだしな、うん」
後輩「あのですね、あたしだって一応鍛えてるんですよ?」
兄「妹は何気に強いぞー、普段の家事やら何やらで体動かしてるしな」
妹「そ、そんなことありませんよ?」
兄「そうなると、やっぱりお前が勝てそうなのは……」
後輩「あたしを見くびってもらっちゃ困りますよ、センパイ」
友「…………」 モグモグ
後輩「それに、友っちもお菓子にご執心で興味無さそうですし」
兄「……そうだ、負けた奴は勝った奴に学食で何か奢る、ってことで」
友「………………」 キラリ
後輩「あのセンパイ、あたしの話聞いてます?友っちもやりたくなさs」
友「………………」 スッ
後輩「……あれ?」
友「……ばっちこい」
兄「さあ両者出揃ったな、いざ勝負だ」
後輩「あーもう、わかりました!やれば良いんでしょうやれば!」
友「………………」 ゴゴゴゴゴゴ
後輩「はぁ……友っち、恨みっこ無しだかんね」
兄「では行くぞ、レディー……」
後輩「でぇりゃあああああああああああああああ!!!!」
兄「ちょっ早い!早いよお前!」
後輩「甘いですよセンパイ、戦いは常に真剣勝負!ヨーイドンでしか走れぬ者を闘技者とは……って、あれ?」
友「………………」
後輩「で……でりゃっ!ふん!ふんぬぅううううううううう!!」 グググ……
友「………………」
兄「……あ、では改めまして」
後輩「ちょいあっ!ていっ!ぬぬっ、だりゃああああっ!」
兄「……レディー、ゴー」
スパァン!!
>>1 は年下好きというより、ちびっ子好き
会長も妹よりちびっ子だし
>>98
お前……
後輩「そ、そんな……」 ガクッ
友「…………プリン、エクレア、シュークリームとココア」
妹「しかも、さっそく注文を決めてますね……」
兄「なんだよちー、鍛えてたんじゃなかったのかー?」 ニヨニヨ
後輩「う、うるさいです! それになんですかちーって!」
兄「お前がちびって言うな!って怒るから、代わりに」
後輩「むっかぁー! 似たようなもんじゃないですか!」
兄「まあ何はともあれ、おもでとう友。 残念だったなちー」
後輩「むむー……じゃあ、次はセンパイが友っちと勝負してくださいよ!」
兄「……何……だと……?」
後輩「ほらほら、センパイとしての威厳を見せてください!」
兄「……あちゃーいっけねえ学生会の仕事に戻らないと」
後輩「はいっ!?ちょ、逃げるなー!!」
ちょい休憩します、タイピングなんて久しぶりなんで手首がチクチクするぜ
休憩がてら、今まで出たキャラの設定をおさらいでもしようかと思うんですが構いませんねッ!?
あー、容姿に関する設定はあくまでも俺の脳内の中のものなんで
脳内補完したい人は各自スルーしちゃってください
妹。
言わずと知れた「兄さん+敬語」の妹。
容姿端麗で優しくて料理上手な正に理想の妹。
「もう」が口癖という微妙に細かい裏設定。
周りとの人々と比べると微妙に身長が高いことを気にしているというさらに細かい裏設定。
ええ、もちろんブラコンですよ。
記念すべき初にゃんにゃんを担当した女の子。フヒヒ
バストサイズは87のD。
会長。
兄たちが通う学校の学生会会長。
自他共に認める「巨乳&眼鏡&ボクっ娘」という非常にレア度の高い存在。
兄をからかっては遊んでいる困った性格の持ち主。
妹よりも背が低いことを気にしてるあたりが可愛いよねンフフ
妹に続いてにゃんにゃんを担当した女の子。
その性格ゆえか妹よりも目だってしまいがちだから困る。でも可愛い。
バストサイズは92のE。たゆんたゆん。
友。
妹のクラスメートその1。
登場時はセリフよりも三点リーダの方が多かったくらいの無口っ娘。
無表情ではあるが無感情に非ず。ちっちゃくて甘えん坊という実にツボをついてくるキャラ。たまらん。
つるでぺた。食べる量がものすごかったり実は力持ちだったりという謎設定。何気にハイスペック。
未だににゃんにゃんを担当していない女の子。
だってこう、こういう無口で可愛い女の子って、もっとじっくりとこう、ねえ?
バストサイズは74のA。ぺた。
後輩。
今回のスレで初登場。元気いっぱいなちびっこ。たまらん。
兄がただのツッコミ役になりがちだったので急遽出してみた。兄が唯一対等に接することができる貴重な女の子。
男女というよりは悪友といった感じでガンガン絡んでくるキャラ。うん。たまらん。
ちょっとおバカだけど元気でカバーするよ!可愛い!ちびっこかわいい!
もちろんにゃんにゃんはまだ。
絡ませたいけど、エロパートに入るまで時間がかかりそう。難しい。
バストサイズは79のB。友とどっこいどっこい。
兄。
シスコン。苦労人。兄=お前ら。以上。
>>117いままでのスレ
3回目 妹「ほら、兄さんのここ……こんなに固くなってますよ」 - SSまとめ速報
(http://www.23ch.info/test/read.cgi/news4vip/1231503671/)
まとめは探したがみつからない…
おまけ。
俺の中の各キャラ身長
妹=160半ばくらい。モデル体系。
会長=hydeくらい。
友=142くらい。
後輩=150いくかいかないかくらい。
兄=お前らくらい
>>121
やめてぇえええええええええええええええ
ぶっちゃけ、一番キャラが不安定だったのは会長
性格はほとんど変わらんけど、登場時は自分のことを「私」と呼んでた
私→僕→ボク
なんでボクっ娘になったのかは思い出せない
ところでみんな
仮に、あくまでも仮にだが
今日もにゃんにゃんをやるとして、さて誰が良いだろうか……
まあそうだよな、妹スレだもんな……うん
よし決めた、今日は妹だ
まあもうちょい後になりますけどね
わはは、このへんたいさんどもめー
ごめんね、佐川急便のおじさんが来てたのごめんね
ってことで続けます
【とある休日、アンニュイな午後】
妹「はふー……」
兄「んーむ……」
妹「……兄さーん?」
兄「おう、なんだー」
妹「暇ですねー……」
兄「……うん、暇だなぁ」
妹「ちなみに、会長は?」
兄「実家の都合で、今は……佐世保、だったかな」
妹「そうですかー……」
兄「友とちーは?」
妹「友ちゃんは横浜の中華街に買出し、ちーちゃんは陸上の記録会だそうです」
兄「そっかぁー……」
妹「はいー……」
兄「しかし、やることがないなぁ……」
妹「宿題も終わりましたし、家事も一通り済んじゃいましたもんね」
兄「うーむ」
妹「……はふん」
兄「……妹ってさ、あれだよな」
妹「はいー?」
兄「普段は凛々しいけど、リラックスする時はほんとにふにゃふにゃになるよな」
妹「んー、そうでしょうか」
兄「普段の学校での妹しか知らない人はびっくりするだろうなぁ」
妹「それは、まあそうかもしれません」
兄「………………」
妹「兄さんの前だと、ほんとうにリラックスしちゃうんですよねー……」
兄「ん?そうか」
妹「安心できると言いますか、気が休まると言いますか……はふ」
兄「……あー、その言葉は照れる。照れるぞ」
兄「しかし、このまま何もせずに過ごすというのも……うーむ」
妹「どこかに遊びに行きますか?」
兄「うーん、外で遊ぶってのもなぁ……あ、そうだ」
妹「はい?」
兄「なんか、映画でも借りに行くか」
妹「この近所にレンタルビデオの店なんてありましたっけ?」
兄「うちの前の坂を降りてったところに、この間新しくできただろ」
妹「……ああ、そういえば」
兄「暇つぶしにはもってこいかもしれないし、ちょっと見に行ってみるか」
妹「そうですね、じゃあ支度しちゃいましょう」
兄「そんなに気合入れなくていいぞ、すぐそこなんだし」
妹「はーいっ」
妹「けっこう品揃えも豊富なんですね」
兄「まあ、できたばっかりだしな」
妹「あ、こっちがDVDのコーナーみたいです」
兄「……なあ妹、今ふと思ったんだが」
妹「はい?」
兄「どんなにDVDが普及したとしても、やっぱり『レンタルビデオショップ』なのかな」
妹「それは……どうなんでしょう」
兄「うーん」
妹「でも、『レンタルDVDショップ』だと語呂が悪いですよね」
兄「たしかに」
妹「ところで兄さん、この話は今しなければいけないものですか?」
兄「いや、ぶっちゃけどうでもいい話」
妹「もう……それなら早く選びましょう」
兄「おう」
妹「邦画に洋画、ホラーにアニメ、アクションにラブロマンス……へえ、いろいろあるんですね」
兄「ああ、そういえば妹ははじめてか。こういう店に来るの」
妹「映画を見ること自体が少ないですから。テレビでやってるのを見るくらいです」
兄「そう言われてみると、俺も金を払って映画を見るってことはあんまりないなあ」
妹「それが当たり前になると、なんとなくお金がもったいなく感じちゃいますもんね」
兄「たしかにそうだ」
妹「でも本当に、いろんなコーナーがありますね」
兄「ああ、目移りしちゃうよな」
妹「うわー……けっこう奥まで続いてるんですね、この店」
兄「うん……って妹、あんまりそっちに行っちゃダメだ」
妹「これは任侠もの、ってやつですよね……あれ?」
兄「ちょっ」
妹「兄さん、このカーテンの奥は……」
兄「うあーあーあーダメだ妹入っちゃダメだ!!」
妹「………………」
兄「……だ、大丈夫か?」
妹「だ、だい、大丈夫で、です」
兄「……ああいうのに免疫無いからな、妹は」
妹「…………はぅ」
兄「き、気を取り直して選ぼうか!」
妹「え?あ、はいっ」
兄「チラシについてたクーポン券も持ってきたから、多少多めに借りても大丈夫だぞ」
妹「えっと……では、二手に分かれて探してみましょうか?」
兄「それもいいな、それぞれお薦めを持ってくる、みたいな感じで」
妹「はい、それではいったんここで」
兄「おう、また後で落ち合おうぜ!」
妹「えっと、洋画……洋画は……」 スタスタ
兄「………………」
兄「…………よ、よし」
兄「………………」 キョロキョロ
兄「………………」 ソーッ
妹「……何してるんですか、兄さん」
兄「ンナァッフ!!?」
妹「な、なんでそのカーテンをくぐろうとしてるんですか!」
兄「いや違う、違うんだ妹!これは好奇心というか、知的探究心というかだn」
ベッチーン
妹「復唱してください、私は二度とあのカーテンの向こうに行こうとはしませんと」 ギチギチギチ
兄「わかった誓う誓いますからぁいだいいだだだだいったぁあいねじれるねじ切れる!」
妹「まったく、もう……ちゃんと探してくださいね?」
兄「わかりましたごめんなさい」
妹「よろしい。 それでは、また後ほど」 スタスタ
兄「……俺も、真面目に選ぶかなぁ」
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
兄「決まった?」
妹「ええ、兄さんは?」
兄「俺も決まった、じゃあ会計して戻るか」
妹「わかりました……って兄さん、何本借りるつもりなんですか?」
兄「今日一日でクーポン使い切っちゃう勢いだよわはは」
妹「ほんとにもう、子供なんだから……」
兄「ただいまー」
妹「ただいまです」
兄「それで、妹は何を借りたんだ?」
妹「えっと、これで全部ですね」 ガサガサ
兄「アクションにラブロマンスか。うん、オーソドックスだな」
妹「兄さんは何を借りてきたんですか?」
兄「俺は……よいしょっと」 ドサドサドサ
妹「アニメ、ホラー、アニメ、アニメ、アクションにアニメ……」
兄「それとアニメとアニメ、某アニメを実写にしたやつとかあとはアニメだな」
妹「……これ、お薦めというよりは兄さんの趣味ですよね?」
兄「いやいや、これは一般人にこそ見て欲しい作品を厳選してだね」
妹「はいはい、わかりましたから……それで、最初は何から見ましょうか?」
兄「それはもちろん、アニメからだろう」
妹「……まあ、予想はできましたけどね」
マメチシキー
エダマメハダイズヤネンデー
兄「………………」
妹「……ふあ……ふ」
カタツムリッテ、ムシー?
兄「………………」
妹「………………」 うとうと
ヤ、ヤマピカrピッ!
妹「……あ、あれっ?兄さん、途中なのに止めちゃうんですか?」
兄「いや、うん……俺が悪かった、暇つぶしに見るもんじゃないね」
兄「じゃあ次はアクションものいってみようか」
妹「そうですね……はいっ」
兄「……これ、妹のお薦め?」
妹「はい、私のお気に入りのシリーズです」
兄「あー、うん、そっかあ」
妹「以前テレビで見たとき、すごく面白くって……あの、兄さん?」
兄「い、いや、いいんだ……とりあえず見よう」
妹「?はい」
ズドーンドカーン
兄「………………」
妹「………………」
ガガガガキーン
兄(……妹と二人っきりでセガールを見るってのも、なんかこう……シュールだ)
妹「……ふぅ、やっぱり沈黙シリーズは面白かったです」
兄「なんか見てるだけで疲れたんだけど……」
妹「そこが良いんじゃないですか、ハラハラして」
兄「……実はけっこう濃いジャンルが好きだったんだなあ、妹は」
妹「えっと、次はこれを見てみましょう」
兄「これは……戦争ものか。珍しいな、妹がこういうの見たがるなんて」
妹「昔からネットでも話題になっていたので、一度見てみたかったんです」
兄「おー、じゃあとりあえず見てみよう」
某軍曹『口で(※自主規制)前にサーをつけろ!』
某軍曹『(※自主規制)を昇天させた(※自主規制)はもう終わりだ!』
某軍曹『上に(※自主規制)待ってりゃ登るんだろコノヤr……ピッ
兄「うん、これは……やめておこうか」
妹「か、家族と一緒に見るものではないですね……あぅ」
【……ラブロマンスものを上映中】
兄「………………」
妹「……ぅ…………」
兄「……うわ」
妹「…………あ、あう」
兄(……な、なんでこういうのに限って濃厚なベッドシーンが……)
兄「……あー、妹さん……」
妹「ぐすっ、えぐ……は、はひ……」
兄「……そこまでマジ泣きするとは思わなかったなぁ」
妹「だ、だってあの二人……あんなに幸せに、うぐ、ふぇ……」
兄「あーよしよし、良かったな、ハッピーエンドで」
妹「あう、ぐすっ……はい」
兄「ほらティッシュだ、なんなら顔洗ってくるか?」
妹「そ、そうします……」
パタパタ……バタン
兄「………………」
兄「……我が妹ながら、可愛いやつだなぁ」
妹「はふ、さっぱりしました」
兄「おう……どうする?他の見るか?」
妹「はい、せっかくですから見ましょう」
兄「じゃあ次は……ホラーか」
妹「…………え」
兄「これ、けっこう話題になってたんだよなぁー」
妹「……………………」
兄「映画館で失神する人まで出たらしいからな、いやぁ楽しみだ!」
妹「え、ええ……そうです、ね」
兄「…………あー、あれだ。怖いなら無理しなくて良いぞ?」
妹「こ、怖いなんて言ってないじゃないですか!」
兄「え、いやでも、なんか顔こわばってないか?」
妹「気のせいです。さあ見ますよ、張り切って見ますよ」
兄「……なんでそこで意地張るかなぁ」
【そんなこんなでホラー上映中】
兄「……お、おお……」
妹「………………」 フルフル
兄「……なあ妹、本当に無理しなくても」
妹「む、無理なんかしてません!」
兄「いや、でもさぁ……」
妹「こ、このくらいなんでもないです、本当ですよ?こんなのぜんz」
ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
妹「ひゃあうっ!?」 ギュ
兄「な、なあ本当に無理するなよ、な?」
妹「む、むむ無理なんてしてません、兄さん一人だと怖がってしまって可哀想だなあとおm」
バァアンッ!!!!
妹「きゃあっ!!」 ムギュ
次は友のにゃんにゃんって言ってたじゃないか!
>>1のウソつき!
妹「ふ、うぇ、ひう」 フルフルフル
兄「ちょっ、い……妹っ!?」
妹「う、あう、あうあう……」
兄「だ、ダメだなこの映画つまんない!全然つまんないからもう止めちゃおう!うん!」
妹「……ひゃ、ひゃい……」
兄「い、妹?大丈夫か?なあ」
妹「だ、だだ大丈夫、だいじょう、ぶ、です」
兄「…………あー、あれだ。あんなの全部作り物だからな、な?」
妹「は、はい……作り物、です」
兄「そうそう、たかがフィクション……ん?」
字幕『この作品は実話を元に製作されました』
妹「……ひゃ、あう……」
兄「……………………」
ピッ
>>170
えーっと、じゃあ、アレだ
どっちも書けってことですねわかりました!!!!
【……しばらくして】
兄「えーっと、いただきます」
妹「はい、いただきます」
兄「…………」 ジーッ
妹「どうしたんですか?兄さん」
兄「いや、だからさっきの……あれで」
妹「さっきは少々気が動転していただけですよ、もう」
兄「つまり、今はもう平気ってこと?」
妹「当然です私も子供じゃないんですから」
兄「そ、そっか……」
妹「はい」
兄「………………」
妹「………………」
兄「……あの、じゃあなんで隣にくっついて座ってるの?」
>>1は学生じゃないの??
会長もそうだけど、友のにゃんにゃんはifルートになるんだろうか
そうじゃなかったら妹が不憫だZE
【……さらにしばらくして】
兄「さーて、そろそろ寝るかな」
妹「えっ……も、もう寝るんですか?」
兄「もうって、いつもこのくらいの時間に寝てるだろう」
妹「あ、ああ……そ、それもそうです、よね」
兄「……なあ、本当に大丈夫か?」
妹「も、もちろんです!馬鹿にしないでください、もう」
兄「それならいいけど……」
妹「………………」
兄「……いいか妹、今日は風が強い」
妹「は、はいっ?」
兄「だから、窓が揺れたり物音が立ったりするのも、全部風の仕業だ」
妹「……そ、そうですよね」
兄「おう、だから何も怖いことなんか無いからな」
妹「……は、はい……」
さて、それでは
にゃんにゃんの前にご飯食べてくるNE!!
書き手が既存の作品について語りすぎると、読んでくれてる人のイメージをぶっ壊しかねないので
そういった話題についてはあまり語らないほうが良い、と思うんだがどうだろう
うん、やたら細かい設定を書いちゃった俺が言えることじゃないけどね!!
>>1
社会人なのか!前からスレ見てたけど、仕事しながらこのペースでSS書くのって大変じゃないの?
>>187
お前いいやつだな
やっぱうちに嫁に来いよ
ただいま、カレーうどん美味しかったです
熱いお汁でべとべとになっちゃったけど美味しかったです
正直に申し上げますと、本格的にSSを投下し始めたのは正月の某スレからなのですよ
>>189
とくに大変ってことはないなぁ
仕事中もずっと可愛い妹たちのことを考えてるので
>>195
ボク男の子だよぅ///
あれ?ID変わってね?
まあ良いか、そんなことよりにゃんにゃんだ!
波打つように吹く強風が窓をガタガタと揺さぶる。
風に舞い上げられた木の葉が窓ガラスを引っ掻く、耳障りな音。
こういうときばかり的中する天気予報、この風は朝まで治まりそうにない。
兄「んー……妹、大丈夫かなぁ」
目蓋を閉じても、思い浮かぶのは妹のことばかり。
優しくて、凛々しくて、でもその内面は、昔から変わらずに甘えん坊のままで。
そして、何よりも大切な、最愛の妹のことばかり……
キイッ……
今夜だけで何度目かの寝返りを打ったとき、今までのそれとは違う異質な音が耳に入る。
軋むような、引きずるような、不可解な物音。
そしてそれは、未だ夜風が吹きすさぶ窓の外からではなく、この部屋のすぐ……
……コンコン
兄「ぬおあっ!?」
妹「ひゃうっ!?」
にゃんにゃん!にゃんにゃん!
正直、喉が裏返るほどびっくりした。今も心臓が早鐘を打っている。
いや、だって、こんな真夜中に。しかも外は大荒れで。しかもホラー映画を見た後に。
いきなり部屋のドアを外側から叩かれたら、誰だって驚くだろう。絶対。
兄「な、なんだ、妹か?」
妹「ふぇ……?は、はいっ!」
しかし、驚きのレベルは妹のほうがはるかに大きかったようだ。
ドアを隔てて聞こえるくぐもった声からも、まだ半分放心状態であることが窺える。
兄「あー……なんだ、何かあったのか?」
妹「え、あ、そのですね、えっと、その」
ベッドから半身を起こして、ドアの向こうに居る妹に声をかける。が、どうも歯切れが悪い。
眠らなくなったのか、心細くなったのか、あるいはその両方か。
兄「まあ、ドア越しってのもあれだし……うん、入ってきなよ」
妹「そ、そうしたいのは山々なんですが……その、えと」
兄「…………?」
5秒。10秒。20秒。
長いようで短い沈黙をやぶったのは、か細く弱々しい、妹の泣くような声。
妹「その……立てなく、なっちゃいました」
兄「…………は?」
その声が鼓膜を振動させて、脳に伝達され、灰色の演算装置が回答を導き出すまでに、少々時間がかかった。
立てなく、なった。事故やら怪我以外に、人が立てなく理由というと。
兄「ああ……びっくりして、腰、抜けちゃったか」
妹「う……は、はい」
いつもは凛々しくて、何でも卒なくこなす、「優秀な女の子」である妹が。
今、この瞬間、今にも泣いてしまうのではないかと思うほど、か弱い。
そんなことにすら愛らしさを感じてしまいながらも、ゆっくりと体を起こして、ドアに近寄る。
ガチャ
兄「……ほら、妹。大丈夫か?」
妹「あ……あ、あう」
ぺたん、と床にお尻をくっつけたまま、子犬のように見上げてくる妹。
そっと手を差し出すと、ようやく安心したような表情で、その手を握ってくる。
兄「まったくもう……よいしょ、っと」
妹「え?あ……わ、わっ」
そのまま、ふにゃ、と脱力してしまっている妹の両脇に手を差し入れ、ゆっくりと立ち上がらせる。
たまにかくりと膝が折れそうになるも、なんとか自力で立てるようにはなったようだ。
兄「あー、その……あれだ、眠れないのか?」
妹「…………」 コクリ
怖かったのか?と訊ねても、妹が首を縦に振ることはないだろうな。
そんなことを思いながら、その小さな頭をぽんぽんと撫でてやる。
兄「じゃあ……眠くなるまで、適当に過ごすか。二人で、まったりと」
妹「…………」 フルフル
すると、今度はその首が横に振られる。
その予想外の反応に、少しばかり面食らう。
兄「えっと……どうしたんだ?妹」
妹「ちがう、ちがうの兄さん……そうじゃ、なくて」
その時に、ようやく気がついた。
先ほどまでに、妹がへたりこんでいた場所。
……そこに転がっている、可愛らしい模様の、小さな、枕。
>>212
見られちゃった
もうお嫁にいけない///
>>213
先ほどまでに、妹がへたりこんでいた場所に妹のおもらしがあったと思ったやつは俺だけじゃないはずだっ!!
兄「……その、なんだ、妹……その、もしかして」
妹「…………」 キュ
……一緒に、寝て欲しいって、こと?
パジャマの裾を、きゅっと握り締めたまま俯いている妹。
いつも通りの端麗さの中に、普段は決して見れないような、怯えた表情。
それを見てしまっては、ダメだ、部屋に戻れなどと……とても、言えなくなる。
兄「……わかった。ほら、おいで」
妹「えっと……は、はい」
そのまま、極力安心させてあげられるように優しく、妹の手を引く。もちろん、枕を拾うことも忘れずに。
ベッドの横に立ったとき、少し迷ったが……そのままゆっくりと、ベッドに横たわる。
兄「ほら、おいで……遠慮なんか、しなくていいから、な?」
妹「は、はい……お邪魔、します」
掛け布団を持ち上げたままぽんぽんとマットを叩く。
そこで、妹はようやく、表情を和らげて。
……そっと、俺の横に、寝転がる。
妹「………………」
兄「………………」
顔が近い。互いの息遣いが伝わるような距離で、しばし無言のまま、視線だけが交錯する。
澄んだ、円らな瞳。長い睫毛。整った鼻。なだらかな頬。淡い桃色の唇。
恥ずかしくて、照れくさくて、顔が火照るのに……目が、離せない。
兄「……なあ、妹」
妹「は、はい?」
兄「少しは……安心、できたか?」
妹「そ……そうですね、なんとか」
口ではそう言っているが、やはり全ての不安が完全に取り払われたわけではないらしい。
時折、怯えるように宙をさ迷う視線が、それを物語っている。
兄「まあ、その……あれだ」
妹「…………?」
兄「お前が安心するまで、俺、起きてるからさ」
妹「…………はい……ありがとう、ございます」
ふられちゃったお(´・ω・`)
さみしいから寝るお(´・ω・`)ノシ
その時。まるで圧縮された空気が、一気に開放されたかのような。
強烈な突風が窓をたたき、ガラスを振動させた。
ガタッ、ガタガタン!!
妹「……ひっ……う……!」
兄「う、わっ……!?」
その音が引き金になったように、妹が強くしがみついてくる。
それは、抱きしめる、というような甘いものではなく。
ただひたすらに、恐怖から、不安から逃げたくて、何かにすがりたい。
そんな思いが伝わるほどに、その腕の力は強く……体は、震えていた。
兄「い、妹……だ、大丈夫か?」
妹「あ、う……は、はい……」
その震える体に。泣きそうな声に。
俺は、やましい気持ちなど一切抜きに、妹の体を、抱きしめる。
妹「に……にい、さ……?」
兄「……どうだ?少しは、落ち着いたか?」
その体を包むように、優しく腕を回して。
その手で、幼い子供をあやすように、そっと背中を撫でてやる。
妹「……ん……不思議です、ちょっとだけ」
兄「そっか、それは良かった」
しばらくそうしていると……少しずつ、妹の体から、力が抜けていくのがわかる。
まるで力と一緒に、体の中に充満した畏怖までも抜けていくように。
俺の胸板、鎖骨のあたりに、すりすりと妹の鼻がこすりつけられる。
妹「……ほんとに、不思議です。なんだか、急に、ほっと……」
そう言いながら、なおもすりすりと体を寄せてくる。
しかしそのたびに、薄手のパジャマの下にある、柔らかな弾力が……
兄「……って、え」
妹「……?どうしました、兄さん?」
この、柔らかな……厚手の布地に覆われていない、ふくらみ。
そして、その中心に感じる、かすかな感触…………
……妹、もしかして、つけてない?
兄「あー、そのー、妹さん」
妹「はい?」
兄「そ、そそそそのですね、なんというかその、こう、覆うものというか包むものというか、ぶっちゃけ下着というか」
妹「えっと……私、寝るときはいつも、外してますけど……」
認められてしまった。
そうはっきりと言われてしまうと、こう、余計にその感触が、気になり始める。
というかもう、これは……
兄「……なあ、妹」
妹「なんですか?」
兄「その……もう、平気か?」
その言葉を聞いて、また妹の顔に、不安の色が現れる。
部屋に戻らなくてはならないだろうか、という考えが、見て取れるように。
兄「あー、大丈夫。一人で寝ろなんて言わないからさ」
妹「ほ、本当ですか?」
兄「うん。ただ、せっかくだからさ」
……妹の、柔らかな頬に、手を添える。
兄「……怖いこととか、不安なこととか……全部、忘れちゃおうか」
そのまま、ゆっくりと、唇を重ねる。
ふにふにとした触感を楽しみながら、その唇を下でなぞる。
妹「ん、ふっ……!?んっ、んんっ」
その口が何かを言おうと開いたところに、するりと舌を割り込ませる。
舌先で歯茎をくすぐると、すぐにその歯の間にも、隙間が生まれる。
ちゅ、ぴちゃ……
妹「んっ、む、んぅ……っ、う……んっ」
妹の、柔らかくて甘い舌を味わうように、絡ませる。
戸惑いながらさ迷う舌を逃がさないように、深く、口付けながら。
兄「……ふ、う……」
妹「……はっ、はぁ……っ……」
互いの唇が、静かに離れる。
突然の事態に頭がついていけていないのか、妹の顔はぽかんとしたもので。
半開きになったままの唇が、てらてらと光る。
妹「あ、あの、兄さんっ?な、なにを……」
兄「だからさ、こうやって、二人で」
そっと、妹のお腹に手のひらをあてる。
そのままパジャマのボタンは外さず、その隙間から手を差し入れた。
妹「ひゃっ、あ!?ん、あぅっ!」
兄「……二人でくっついてれば、怖いのなんて、忘れちゃうだろ?」
そこに感じる、手のひらからこぼれるような柔らかさと、温かなぬくもり。
手の中でぽよぽよと弾むそのマシュマロのようなふくらみを、ゆっくりと揉む。
妹「や、あっ!んぅ、にいさ、あっ、あぁうっ!」
そのまま、もう片方の手で、前のボタンを一つずつ外していく。
そうしている間も、下から掬い上げるように、愛撫を続ける。
妹「あぁ、んっ、や、兄さ……はずか、し……んっ、ひゃうっ!」
そして、全てのボタンを外し終わると、そのパジャマの前をそっと開く。
薄暗い部屋の中でも、その瑞々しいふくらみが、体の震えと共に揺れるのがわかる。
兄「ん……恥ずかしい、って言うけどさ」
胸を、揉むのではなく、手のひらでこねるようい愛撫する。
つんと硬くなったその桜色の先端を、優しくこするように。
妹「ふ、あっ、あぁうっ!んっ、あっ、はぁっ、んっ」
兄「妹のここ、もうこんなになってるぞ……?」
その顔をじっと覗き込みながら、ささやく。
恥ずかしさのせいか、妹はきゅっと目を閉じながら、ふるふると首を横に振る。
その表情を見ながら、片手をそっと……パジャマのズボンのなかに、差し入れる。
く、ちゅ……
妹「っ!や、あっ、ん、あぁんっ!」
ズボンの布越しでも、音が聞こえてくるような感覚になるほど。
そこはすでに熱く、潤っていた。
兄「…………汚したら悪いから、脱がすよ?」
妹「ふ、え?……や、ちょっと、兄さんっ!?」
すでに体に力が入らないのか、抵抗とよべるほどの抵抗もなく。
そのままするすると、あっという間に、妹のズボンを脱がし終える。
兄「んー、やっぱり妹はどこも可愛いなぁ」
妹「な、なに言って……あっ、や、あぁうっ!」
妹の秘部を、下着の上からくにゅくにゅと揉むようにさする。
上下に、その割れ目をなぞるように指先を動かせば、その指に絡まる蜜の量も、どんどん増えてゆく。
妹「あ、やっ、んんぅ!んっ、あ、はぁ、んんっ!」
くちゅ……ちゅく、ちゅぷ……ちゅくん
ゆっくりと、その指先が、妹の小さな入り口に飲み込まれていく。
その中のぬめった粘膜をこすりあげるように、中をかき混ぜるように、指を動かす。
妹「ん、あっ、あっあ、ああっ!んっ、う、んんんっ!」
指を動かすたびに、妹の愛らしい嬌声が部屋に響く。
湿った水音は少しずつ大きくなり、その蜜は俺の指だけではなく、手のひら全体に絡んでいた。
それを見ていると……すぐに、我慢が、できなくなる。
兄「……はい妹、足、伸ばしてね」
妹「ふ、あっ、やだ、あ、あっ、恥ず、か、しっ……くっ、んんっ!」
そのまま、くるくると丸めるように、妹の脚から蜜を吸った下着を抜き取る。
そして、妹のはりのある太ももを抱え込むようにして……大きく、足を開かせる。
兄「……すごいよ、妹のここ。もうこんなに……熱くなってる」
妹「やあ、見ちゃ、やっ……んっ、あ、あっ!」
く、ちゅ……
すでに我慢の限界であったそれを取り出して、その、蜜にまみれた入り口にあてがう。
普段なら、きちんと妹に声をかけていたが……すでに、俺の理性も、崩壊しかけていて。
ゆっくりと、腰を、押し進める。
妹「んっ、ふ、えっ!?やっ、ああ、入っちゃ、くっ、あぁんっ!」
妹の、驚いたような声と同時に、その中の粘膜がきつく締め付けてくる。
今までにないその膣内の動きに、腰がビリビリと痺れた。
兄「妹……き、つっ……」
その、今まで感じたことのないような締め付け。
痛みすら感じるほどのそれに驚きながら、妹の顔を見る。
妹「……く、ぅ……っ、あ、んぅ……っ!」 フルフル
妹はきつく目を閉じたまま、小刻みに体を震わせていた。
……どこか、具合でも悪いのだろうか。
兄「な……なあ妹、どうかしたか?」
妹「ふ、あっ……だめっ、兄さん、動、か、なっ……く、うっ!」
下唇をかみ締めながら、なおも体を震わせている妹。
ますます心配になり、その顔を覗き込もうと体を寄せると……
ぐ、ちゅっ
……結果として、より深く、妹と繋がるかたちになってしまった。
妹「やっ、やあっ!だめっ、兄さ、抜い……てっ、ふ、あっ、あぁんっ!」
兄「……っ、え……?」
……ぷ、しゃっ……
妹の体の震えが、いっそう激しくなったとき。
……俺の下腹部に、温かいものが、広がった。
妹「や、あぁぁっ、あっ……やだ、やっ、んううっ!」
しばらくふるふると震えていた妹の体から、力が抜ける。
そして、じんわりと感じられた、温かいものも……
妹「あっ、あ、ああ……や、やだ、やっ……」
妹の挙動、震え、広がった、温かいもの。それらが頭の中で一つに繋がるまで、それほど時間はかからなかった。
妹「ご、ごめっ……ごめん、なさ、兄さっ……」
その言葉をさえぎるように。
妹の唇を塞ぎ、体を強く抱きしめ、腰を、動かし始める。
妹「んっ、あ、あっ!?やっ、だめ、にい、さっ、あっ、あんっ!」
妹「あ、あっ、だめ、兄、さっ……兄さんが、汚れ、ちゃ、あっ、んんっ!」
兄「いいよ、妹なら……何、されても、いい」
その、小さくて細い体を抱きしめながら、強く腰を打ち付ける。
湿った水音と、肌と肌がぶつかる音。その中で、深く繋がりながら、口付ける。
妹「ん、ふっ、んんっ、ん!ふ、はっ、あぁんっ!にい、さっ……あ、ああっ!」
全てを受け止めてくれる妹。だから、そんな妹の、全てを受け止めたい。
唇だけではなく、首筋に、鎖骨に、肩に、口付けながら。少しずつ、昇り詰める。
妹「んっ、ふ、ああっ!やだ、兄さっ、わた、しっ……何か、きちゃ、ああっ!」
兄「うん……良いよ、我慢しなくても」
妹の爪が、背中に食い込む。
しかし、そんなことはお構いなしに。体を重ねるようにぴたりと密着させながら。
……なおも、妹の体を突き上げる。
妹「あっ、だ、だめっ……ですっ、んっ!にい、さっ、抜いてっ、んんっ、あっ!」
兄「……やだ。抜かないし、離れない」
妹の体が、再び少しずつ、小刻みに震え始める。
それと同時に、俺のそれを包む熱い粘膜も、根元から先端までを絞るように、動き始める。
妹「やっ、にいさっ……あっ、だめ、かかっちゃうっ、んんっ、あ、あっ!」
兄「……だから、我慢、しなくて……いい、ってば」
俺自身も、もう限界寸前で。
妹の背中を優しく撫でながら……強く、深くまで、腰を沈めた。
妹「やあっ、きちゃっ、きちゃいます、んんっ!にい、さっ、あ、あぁあっ、んんんぅっ!!」
兄「……くっ、う……」
……ぷしゃっ
妹の、温かなものを感じながら、その一番奥で、果てる。
ふるふると震えるその体を抱き寄せ……最後まで、その温もりを、感じた。
おらーにゃんにゃんタイムはおしまいだよへんたいさんどもー
おつかれさまっした
ゴゥンゴゥンゴゥン……
妹「き、昨日のことは、忘れてください」
兄「えー、シーツの洗濯中にそんなこと言われてm」
妹「わ・す・れ・て・く・だ・さ・いっ!」 ギチギチギチ
兄「ちょっごめんごめんなさいそれやめてなんでいつもその部分ばっかり痛い痛い痛い!!」
妹「ま、まったくもう……や、やめてくださいと言ったのに」
兄「……だって、可愛かったんだもん」
妹「か、可愛いわけありません! こ、この年で、その……お、おもらし、だなんて……」
兄「……う……」
妹「な、なんでそこで前屈みになるんですか!」
兄「いや、でも……うん、冗談抜きで、可愛かったし」
妹「ぅ……」
兄「妹のだったら、別に汚くもなんともないかなー、って思ったしさ」
妹「わっ……わかりましたから、黙って洗濯してください!」
兄「ういー」
一度でいいからやってみたかったおもらしネタ
最初は>>217みたいな感じでも良いかなー、と思ったんだけど
やっぱり、行為中のおもらしこそが紳士の嗜みだと思ってね、うん
それにしてもあれだな、このスレは変態ばかりだな!
……どうしてこんなに変態ばかり集まるんだろう
さすがにぶっ続けでにゃんにゃんはちょっとwwwwww
ほのぼのも好きなんだけど、キャラどうしでわいわいやらせるのも好きなんだよなぁ
濃いキャラばっかりだから、ただ騒がせてるだけでも楽しいぜ
まあ、にゃんにゃん書くのも好きなんですけどねンフフ
よっしゃ、じゃあこのメンバーでお泊り会だな!
あ、二番煎じでしたねすいません
後輩はSMでお願いします
兄「……ほぁあああ……護身☆開眼!!」
ガラガラッ
店員「はーい、6等のポケットティッシュでーす」
兄「ぬぁあちっくしょう!!」
妹「これで、9枚の福引券が9つのポケットティッシュに姿を変えましたね」
兄「9回くらい引けば一度くらいは……そう思っていた時期が 俺にもありました」
会長「まあまあ、当分はティッシュ代が浮いて助かるじゃないか」 ニヤニヤ
兄「いや、俺そんなにティッシュ使いませんから」
会長「…………ゴミ箱に直接というのは、衛生上あまり良くないぞ」
兄「なんの話ですか、っていうかいつからいたんですか!?」
会長「つい先ほど通りかかったら、仲良く福引をしている兄妹が目に入ったものでね」
友「……どうも」
後輩「どもー、こんにちわっ!」
兄「ああ、また騒がしくなる……」
>>302
ダメだ、後輩は普段は強気で元気いっぱいで生意気だけど
にゃんにゃんになると途端にしおらしくというか初々しくなるというかうへへ
後輩「さあさあ、次はあたしの番ですね!」
妹「ちーちゃんも福引をするんですか?」
後輩「もちろん! 券は一枚しかないけど!」
兄「……ふん、たった一枚で当たると思うか?」
後輩「ふっふっふ、やっぱり甘いですねー先輩は!」
兄「なぬ?」
後輩「マンガでもアニメでも、こういうのは確立が低い場合ほど成功するんですよ!」
妹「えっと、でもそれはフィクションの世界だからであって……」
後輩「まあ見ててくださいって!あたしが一発、大金星を引いてみせますから!」
ガラガラッ
兄「はいはい、どうせティッシュ……って、あれ?」
妹「白色の玉じゃない……ということは、少なくともティッシュ以上の何かですね」
会長「おお、やったじゃないか!」
後輩「……………………」
兄「お前が一番驚いてどうすんだよ」
後輩「おっ……お、おおおおじさん!これ!これ何等ですか!?」
店員「ああ、それは三等だねぇ」
後輩「やったー!すごい!すごいあたし!いえーいっ!」
兄「はしゃぎすぎだろ、お前」
後輩「おやぁー?くやしいんですか、ティッシュセンパイ」
兄「人をちり紙扱いすんな!」
後輩「ふんふんふーん♪それでおじさん、景品はなんですかっ!?」
店員「はい、これ」
後輩「……なにこれ」
店員「お酢だよ」
後輩「酢ですか!?」
店員「ああ、ちゃんとしたブランド品だよ、一応」
兄「お、お酢……ぷぷ、景品がお酢……」
後輩「そこ!ティッシュのくせに笑わないでください!」
兄「うっさいお酢」
後輩「ふんだ、ティッシュ男!」
兄「あんだとこのやろー!」
後輩「上等だうりゃー!」
妹「ああもう、こんな道端で喧嘩しないでくださいよ……」
ガラガラ
兄「ん?」
後輩「はえ?」
妹「はい?」
友「…………金色?」
店員「……お、大当たりー!」
友「……おお」
兄「と、友!お前が一等を引いたのか!?」
妹「すごい、すごいですよ友ちゃん!」
後輩「さすが友っち!いつかはやるって信じてた!」
友「…………いえい」
店員A「お、おい!一等の玉は最初から抜いておくようにって言っただろ!」
店員B「おかしいな、確かにとりのぞいておいたはずなのに……おっかしいなぁ」
友「……………………」
夜勤明けでぶっ通しはさすがにきついものがあるというかね、ちょっとね、うん……
ごめん、そろそろ限界……みてえだ
もし起きたときに、このスレが残ってたら続きを書きます
落ちてたら、まあそれはそれで……
ということで、とりあえずお休みなさいです
ほ…しゅ~zzz(*v_v*)zzZ
おはお
限界だ。後は任せた・・・
>>362
乙。ゆっくり休んでくれよ。
ほ
しゅ
ほ
ぎゃあああああああああ起きたらこんな時間とかぁああああああああ!!!!
おはようございます!
保守と応援ありがとう!
兄「そ、それで一等の景品は何なんですか?」
店員1「はい、こちらの……豪華・温泉旅行の宿泊券です」
後輩「おお温泉!!」
妹「すごいですね友ちゃん!」
友「……スパ」
店員2「おっかしいなぁ、一等の玉は抜いておいたのに……おっかしいなぁ」
妹「それで、場所はどこなんでしょう?」
兄「草津!?」
後輩「登別カルルス!?」
友「……銀山?」
会長「ブダペスト?」
兄「会長、さすがに海外はちょっと」
店員1「いえ、仙台です」
兄「……せん、だい?」
店員2「はいおめでとうございまーす」
妹「これは、まあ……予想外、というか」
後輩「……びっみょー」
兄「いやいや謝れ!仙台の人に謝れ!」
会長「いやしかし、温泉旅行で行くような場所でもないな」
兄「ま、まあ……当たっただけでもすごいじゃないですか、うん」
友「…………」 クイクイ
兄「うん?」
友「……ここは、何があるとこ?」
兄「あ、えーっと……ぎゅ、牛タンとか、萩の月とか」
妹「食べ物くらいしか思いつかないんですね、兄さん」
友「……………………」 フンスー
兄「いや、でも友は張り切ってるみたいだぞ」
会長「しかし、一つ問題があるな」
後輩「あい?」
妹「……この宿泊券、ペアです」
兄「まあ、景品っていったら普通はそうだろう」
友「……みんなで、いけない?」
兄「さすがに三人が自己負担ってのは、厳しいかもしれんなぁ」
会長「……ふむ、よし」
兄「まあ今回は、友も家族と一緒にでも……え?」
妹「……か、会長さん?」
ガラガラ
後輩「しかも当然のように金色ですか!?」
会長「いやあ、ボクのクジ運もすてたものじゃないなぁーあっはっは!」
兄「ご都合主義ってレベルじゃない、何をしたんだこの人は……」
店員1「……なあ、一等の玉って二つも入れたっけ?」
店員2「いや、一つしか無かったはずだけど……」
【……色々とはしょって当日、新幹線の中】
妹「四人が宿泊券、一人ぶんをみんなでワリカンとは……」
兄「会長、見事な采配です」
会長「どうせボクが奢るといっても聞かないだろうからね、君たちは」
友「………………」 モグモグ
後輩「うわー、これ美味しい!」 モグモグ
兄「お前ら、名物なら向こうに着いてから食えよ」
後輩「良いんですよ!行きは家を出た瞬間から、帰りは家に着くまでが旅行なんです!」
兄「どんな理屈だ。 まあ、友と会長に感謝しながらありがたく味わうがいい」
後輩「なんでセンパイが偉そうなんですか、このティッシュ男!」
兄「その名で呼ぶなこのお酢少女!」
後輩「むっかぁー!お酢言うな!」
妹「ああもう二人とも、車内で騒がないでください」
友「…………」 モグモグ
兄「………………」
妹「………………」
友「…………トム、これは旅館ですか?」
後輩「いいえマイク、これは廃墟です」
兄「お前らも余計なことは言わんでよろしい」
会長「まあ良いじゃないか、趣があって」
妹「そ、そうですね……歴史が感じられるというか、その」
兄「俺はわりと好きだぞ、こういうこじんまりとした旅館も」
会長「話は後回しにして、とりあえずは入ろうじゃないか」
妹「そうですね」
兄「おう、行こう」
後輩「……この後、とてつもない恐怖が襲ってくることを……あたしたちは知る由も無かったのです」
兄「そういうアテレコはいらん、っていうかやめろ」
兄「おお、内装はわりとまとm……うん、綺麗だな」
妹「こういう場所が、隠れた穴場と言うのかもしれませんね」
スッ
女将「ようこそいらっしゃいました」
兄「あ、いえ、どうも」
女将「では、お部屋へご案内いたします」
妹「わ……中まで入ると、本当に綺麗なところですね」
兄「外から見るのとではえらい違いだなぁ」
後輩「でも、ずいぶんと静かですねー」
女将「本日は、お客様方のみがお泊りになっておりますので」
兄「え、他にお客さんいないんですか?」
女将「ええ、なぜか皆様急遽……まあ、がっつりとキャンセル料いただきましたので」 ニコニコ
兄「そ、そうですか……でも、なんで急に」
会長「……………………」
兄「…………あの会長、何もしてないですよね?」
会長「うん、綺麗な部屋じゃないか」
兄「華麗にスルーされましたが、まあ追求したくないので突っ込みません」
後輩「うわー、センパイ見てください!綺麗な和室!しかも畳!」
兄「そりゃ床がカーペットだったら和室とは呼べんだろ」
会長「……さて、では部屋分けといこうじゃないか」
兄「部屋分けって、そりゃ常識的に考えれば男女べt」
後輩「うっわ、センパイはこの広い部屋を独り占めするつもりですか!?」
兄「そういう意味じゃねえ!」
会長「さーて、兄くんは誰と相部屋になるのかなぁ」 ニヤニヤ
兄「楽しんでますよね、会長楽しんでますよね?」
妹「まったくもう……ダメですよ、あまりいい加減なことをしては」
兄「ああ、我が妹の助け舟をこんなにありがたいと思った日は無い」
妹「に、兄さんと私は家族なんですから……その、やはりそこを踏まえれば、兄さんは私と」
兄「……あ、あの、妹?」
兄「ということで、部屋割りは男女別!異論は認めません!以上!」
後輩「えー……センパイ、横暴ですー」
兄「知らん、聞く耳もたん」
後輩「勝手に自分一人で部屋割りを決めるなんて良くないですよ!」
兄「男女が相部屋って方がよっぽど良くないわ!倫理的に!」
会長「まあ、部屋割りはあとでどうにでもなるとして」
兄「どうにもしないでくださいお願いだから」
友「……これからどうするの?」
妹「外に行くとしても、街までは距離がありますしね」
会長「大丈夫だ、この旅館にも娯楽施設がある」
兄「なんでそんなに詳しいんですか?」
会長「パンフだ」
兄「……何気に張り切ってるなぁ」
会長「ふふっ、では行こうか」
会長「……っと、その前に」
兄「はい?」
会長「まずは着替えようか、お約束として」
兄「なんのお約束ですか」
会長「それはもちろん、温泉旅行のお約束だよ」
後輩「えっと、何に着替えるんですか?ジャージ?」
兄「いや、修学旅行じゃないんだから」
妹「部屋に備え付けの浴衣に、でしょうね」
会長「うんうん、ここの浴衣は可愛くて評判なんだぞ」
兄「それもパンフで?」
会長「いや、ネットで調べた」
兄「……ああ、そうですか」
会長「それでは各自、着替えて集合ということで」
兄「うわー……すごい、ちょっとしたゲーセンみたいなのまでありますね」
妹「宿泊施設というより、ちょっとしたレジャーランドみたいです」
兄「ああ、うん……な、なあ妹」
妹「はい?」
兄「あー……うん、浴衣、似合ってるぞ」
妹「え、あ……は、はい、ありがとうございます」
会長「……初っ端から二人の世界に入らないでほしいんだが」
妹「あ、う」
兄「す、すいません……」
会長「それは良いとして、どうだ?」
兄「何がですか?」
会長「ボクの浴衣に決まってるじゃないか」
兄「あ、えーっと……はい、よく似合ってます」
会長「そうかそうか、うん!思う存分ハァハァすると良いぞ!」
兄(……やっぱり、浴衣着ると……こう、帯に、乗っかるんだな……)
友「…………」
兄「おお、友も着替えたのか」
友「…………」 じっ
兄「ん?あ、ああ……うん、似合ってるぞ、すごく」
友「……うん」
兄「友は浴衣似合うなー、和服美人って感じで」
友「…………うん」 モジモジ
兄「しかもサイズまでぴったりじゃないか、良かったな」
友「……………………」
兄「あ、あれ?友?」
妹「に、兄さん、ちょっと……」
兄「な、なんだ?」 ヒソヒソ
妹「ですから、あれは……」 ヒソヒソ
兄「……なに?子供用?」 ヒソヒソ
友「………………」 ペタペタ
後輩「ふふーん……じゃーん!どうですかセンパイ!」
兄「とくになし」
後輩「うあっ、なんですかそのやる気が無いアンケートの回答みたいなリアクション!」
兄「だって特にないんだもん」
後輩「むっくぁー……こうなったら!」
兄「ん?」
後輩「センパイ……どうですか?」 チラチラ
兄「……なにしてんの?ヒンズースクワット?」
後輩「違いますよ!ほら!このセクシーなうなじ!」
兄「何が良いのかさっぱりわからん」
後輩「こ、この人は……乙女心を踏みにじりましたね!」
兄「え?お前にもそんなんあるのか?」
後輩「ありますよもちろん!乙女ですよ、超乙女ですよ!」
兄「はいはい乙女さん乙女さん。いいからはやく行こうぜ」 スタスタ
後輩「むむーっ……もう……」
会長「うん、温泉旅館といったらやはりこれだ」
妹「卓球、ですか」
会長「ピンポーン、正解だ。 ちなみに今のは、卓球とピンポンをかけてみた」
兄「解説とかしなくて良いですから」
後輩「えーっと……でもあたし、あんまり詳しいルールとかはわからないですよ?」
友「……おなじく」
兄「まあ、そんな本格的なもんでもないしなぁ」
会長「安心してくれみんな、これからやるのはただの卓球じゃない」
妹「と、いうと?」
会長「お題を出し、お題に当てはまるモノを 順番に答えて行くゲーム……それに卓球の要素をミックスした…」
兄「ま、まさか……あの、伝説の!?」
会長「そう……おt(※自主規制)名物! "電車卓球地獄変"だ!!」
後輩「……なんか、よけいに複雑になってませんか?」
兄「俺が審判ということで……第一試合、友VSちびで」
後輩「ちび言うな!」
ゴワァーン
妹「あの会長、その銅鑼どこから持ってきたんですか?」
会長「盛り上げるために女将から拝借してきた」
兄「なんでそんなもん置いてあるんだ、ここは……って、友」
友「……?」
兄「それじゃ裾が邪魔になるだろ、ほらこっち来い」
友「……え、あ」
後輩「……むむ」
兄「しょ、っと……ほい、これで大丈夫だろ?」
友「…………あ……ありがとう」
兄「ん、どういたしまして」
友「………………」
後輩「……むむー」
兄「それじゃ、先攻後攻を決めるぞ?……ほい、っと」 パシッ
友「……うら」
後輩「表で!」
兄「うむ。 ……なあ、妹、これってどっち?」
妹「造念表示があるので、こっちが裏面ですね」
兄「よーし、それじゃ友からだ」
会長「いきなりぐだぐだじゃないか」
妹「かっこつけてコイントスなんてするからですね」
会長「ジャンケンできめれば良かったのになぁ」
兄「あーもう外野はうるさい、いいからはじめるぞ」
友「……ん」
後輩「うっしゃー!ばっちこぉーい!!」 シュッシュ
兄「……なんであいつは闘志満々なんだ?」
友「……さあ」
間違えた
「造念」→「造年」ね
後輩「前は腕力で不覚をとったけど……今回は負けない!」
兄「まだ根に持ってたのか、お前は」
後輩「すばしっこさと体力には自信があるんです!友っち、負けないかんね!」
友「……ん」
兄「では友から、お題を言ってからサーブを打つんだぞ」
友「……わかった」
後輩「さあ!いつでもこぉーい!」
兄「では……はじめ!」
友「……お題、ドストエフスキーの著書」
後輩「…………はえ?」
友「……カラマーゾフの兄弟」
スパァン
兄「はい、友が一点先取ー」
後輩「ちょっ、なんですか今のは!」
兄「何って、お題だろ」
後輩「どす……えふ?さんなんて知らないですよ、何した人ですか!」
兄「あー……なあ、友」
友「…………?」
兄「ハンデとしてさ、こいつにお題を決めさせてやってくれないか」
友「……うん、べつにいい」
兄「ごめんなー……ほら、こいつ……ちょっとあれだから」
後輩「人のことを生暖かい目で見ないでください!」
兄「友は賢いから、そのくらいハンデがあっても平気だもんな?」
友「……うん、がんばる」
兄「うん、えらいえらい」 ナデナデ
友「…………あ、う」
後輩「む、むーっ……」
後輩「はいはい、じゃあはじめますよ!」
兄「おう、まあせいぜい頑張れ」
後輩「うっさい!」
後輩(友っちを相手に、頭脳勝負で勝つのはきっと無理……)
後輩(……それなら、できるだけ簡単なお題を出して)
後輩(……体力勝負に持ち込む……!)
兄「なんかよくわからんが……すごい闘志だ」
会長「……あんなに真剣な表情、はじめて見るな」
妹「兄さん、本当にわかってないんですか?」
兄「え?なにを?」
妹「はぁ……もう」
後輩「……いくよ、友っち!」 スッ
友「……うん」
後輩「……お題!お魚の名前!」
友「……魚類のこと?」
後輩「そうそれ!じゃあいくよ!」
後輩「イルカ!!!!」
友「…………え?」
スパァン!
会長「………………」
妹「え、っと……」
後輩「ぃよっしゃあ!!グゥレイトォ!!」
兄「……はい、友の勝ちー」
後輩「ええっ!?なんでですか!?」
兄「おまえ、一回小学校からやり直したほうがいいよ」
後輩「負けた……一度ならず二度までも……」
兄「ほとんど自滅だったじゃないか……それじゃ、第二試合いきまーす」
妹「………………」
会長「………………」
兄「……あの、なんで二人とも目が真剣になってるんですか?」
会長「表だ」
妹「裏で」
兄「え?あ……はいはい」
後輩「な……なんかあれだね、真剣勝負だね」
友「……うん」
会長「では、ボクからだね」
妹「ええ……負けませんよ」
会長「では、お題はさっき決めた通りで」
妹「はい」
兄「え?もうお題決めてあるの?」
会長「では、いざ……勝負!」
妹「…………!」
兄「で、では……はじめ!」
会長「お題……兄くんの好きなもの!!」
兄「え?」
会長「紺色のスク水!」 スパンッ
妹「フレンチトースト!」 カコンッ
会長「フリルのついたエプロン!」 コォンッ
妹「ココア味のクッキー!」 スパァン
兄「いやいやいやいや!!やめておねがいだからやめてぇええええええええ!!!!」
後輩「な、なんかすごい気迫……」
友「………………」 サラサラ
後輩「……あの、友っちは何をメモしてるの?」
会長「スパッツ!」
妹「いちごポッキー!」
会長「イヌ耳!」
妹「ピーナッツバター!」
会長「ランドセル!」
妹「チョコ入りのマシュマロ!」
会長「白黒のリコーダー!」
カコンカコンカコン……
後輩「すごーい……かれこれ30分は続いてますね」
友「…………めもめも」
兄「………………」 ビクンビクン
後輩「こっちは既に限界っぽいですし」
妹「ガトーショコラ!」
会長「白衣!」
会長(くっ……やはり、体力勝負ではこちらが不利か……)
会長(ならば仕方ない、奥の手だ……!)
会長「黒スト!」 カコンッ
妹「バニラのソフトクリーム!」 スパンッ
会長(ここでっ……決める!)
会長「浴衣姿の……」 ググッ
妹「…………!?」
会長「可愛い妹!」 スパァンッ!
妹「え、あ、なっ……あっ!」
スパンッ……コロコロ
後輩「ゲームセット!ウォンバイ会長!」
兄「はは……ころせ、もうころせよ」
友「…………大丈夫?」
兄「終わった……のか、俺の拷問のような時間は」
後輩「審判が試合ほっぽりだして悶絶するなんてどういうことですか!」
兄「あんな中何食わぬ顔で平然と審判やれる奴がいたら尊敬するわ!」
会長「……はぁ、はぁ……うん、良い試合だった」
妹「はぁ、ふぅ……そ、そうですね……」
ガシッ
兄「おお、健闘を称えあう熱い握手だ」
後輩「いや、お互い情報交換できて良かったねという意味にしか見えないんですけど」
兄「おー妹、お疲れさん。 勝てなくて残念だったな」
妹「え?あ、は……はい、兄さん……え、えへへ」
兄「えっと、なんで負けたのに微妙に嬉しそうなんだ?」
友「…………帰ったらまずは買い出し、ドンキで」
【……数時間後】
会長「ではみんなグラスを持って、カンパーイ!」
兄「ストォオオーップ!!」
会長「なんだ兄くん、藪からスティックに」
兄「なにこれ、デジャヴ!?なんかこの光景前にも見た気がするんですけど!!」
後輩「あのセンパイ、なに言ってるんですか?」
兄「そしてひどい目にあった気がする!とてもぴピンクで危険な目に!」
妹「まあ、軽くたしなむ程度なら大丈夫だt」
兄「その言い分もすでに聞いた気がするんだよ俺は!」
後輩「かたいことは言いっこなしですよ、センパイっ」
友「…………」 コクコク
兄「……ああ、もうどうにでもなれ」
妹「でも、こんなに広い宴会場を独占状態というのは……」
会長「うんうん、なんだか良い気分だな」
後輩「あ、すごーい!カラオケまでありますよ、ここ!」
兄「そりゃまあ、宴会する場所だからな」
会長「……よし、歌うか!」
妹「え?」
会長「ボクたちしかいないんだ、せっかくだからめいっぱい騒ごうじゃないか」
後輩「じゃ、あたしがいっちばーん!」
兄「………………」
友「………………」 チビチビ
兄「……だ、大丈夫……だよ、な?」
友「…………うん」 チビチビ
兄「そ、そうか」
後輩「よっしゃー歌いますよー!」
チャラララッチャララララッ♪
会長「ん?これは聞いたことがあるな」
チャッチャラーチャーラララーラーチャーララー……
妹「あ、懐かしい……兄さんよく見てましたよね、小さいころ」
兄「なつかしいなー、よくかめはめ破の練習をしたもんd」
後輩「 ス パ ァ ー キ ィ ー ン ッ !!!!」
キーーーーン
妹「きゃっ!?」
兄「お、おおおおおい、もっと音、音下げてっ」
後輩「ひっかるぅーくぅーもをつきぃーぬけー!!」
兄「ちょ、音っ、音量を下げっ!」
後輩「ふらぁいあうぇええええええええええええええいっ!!!!」
兄「うるっせぇええええええ!!」
ジャッジャッジャラジャンッ♪
後輩「ふぃー……すっきりしたぁー」
兄「だ、大丈夫かみんな……」
妹「ま……まだキンキンいってます、耳が」
会長「大丈夫だ、早々に耳を塞いだからな」
後輩「センパイセンパイ、どうでした?あたしの美声は」
兄「あー……うん、良いんじゃない。夢つめこめそうで」
後輩「だっ、誰の頭が空っぽですか!」
会長「じゃあ次は……妹くん、君にきめた!」
妹「え、指名されるんですか!?」
会長「もちろんだ、さあさあ歌えー歌いまくれー」
兄「……会長、早くも酔ってるでしょ」
会長「酔ってないもん!」
兄「キャラ変わってるじゃないですか!何が『もん』だ!」
チャーラーチャーララーララー♪
妹「……追いかけっこでー遊んでいたーそんなーむじゃきなーあの頃のー」
会長「おお、上手いな」
後輩「すごーい、プロみたいです!」
兄「………………」 ソワソワ
後輩「?どうしたんですか?センパイ」
兄「いや、妹はどこでこの曲……いや、なんでもない」
妹「……お嫁さんにしてくれる、って、その君の言葉、嬉しかったよー♪」
会長「見られてるなぁ」
後輩「めっちゃ見られてますね!」
兄「な、なんだろう恥ずかしい、すごく恥ずかしい」
支援
妹「ふぅ……」
後輩「お疲れーっ!」
会長「良かった、とても良かった!結婚してくれ!」
兄「ああもう、この酔っ払いは……と、ところで妹」
妹「はい?」
兄「さっきの曲……その、どこで聞いたんだ?」
妹「以前兄さんに借りた本に、CDが挟まってました」
兄「……聞いたの?」
妹「はい……ところであのCDは何なんですか?何かのアルバム?」
兄「いやー気にするな!気にしなくていいから!」
妹「………………?」
会長「さーて、そろそろボクの出番かな!」
兄「……間違っても電波ゆんゆんな曲はやめてくださいね」
会長「もちろんだとも、さあ歌うぞー」
チャーララーチャララー♪
会長「……隠しきれない 移り香が いつしかあなたに 浸みついたー……♪」
兄「こ、こう来たか……」
妹「会長さんもお上手ですね」
後輩「綺麗な曲ー……これなんですか?演歌?」
会長「……誰かに盗られる くらいなら あなたを殺していいですかー……♪」
妹「…………」
兄「…………」
後輩「……今、一瞬目がマジになってませんでした?」
兄「気のせいだ……うん、きっと気のせいだ」
友「………………」 チビチビ
友「…………ひっく」
会長「うーん、やっぱり石川さゆりは良いなぁ!」
兄「なんていうか、意外な曲でした」
会長「そうかな?ボクにぴったりの曲だと思うけど」
兄「……どこらへんが?」
会長「どこだと思う?」
兄「…………いえ、聞かないでおきます」
会長「さて、次は……あれ、友?」
友「…………ひっく」
兄「……友も、歌うのか?」
友「………………」 コクコク
兄「……さっきから全然セリフが無かったけど、平気なのか?」
友「………………」 コクコク
兄「そ、そうか……うん」
友「…………ひくっ」
後輩「いえーい、良いぞー友っち!」
妹「でも、友ちゃんは何を歌うんでしょう?」
兄「いや、全然見当もつかん」
友「……以前、会長から借りた曲です」
会長「ああ、あれか」
友「……これを歌うと、お兄ちゃんが喜ぶ、と……ひっく」
兄「なんだろうね、嫌な予感がする!すごく!ひしひしと!」
会長「よーし良いぞ友、兄くんを喜ばせてやれ!」
友「……うん」
テレテレテレレテーレテレー♪
友「……めざましーどーけいがーおどりーだしてー♪」
兄「ンヌブォーッフ!!」
妹「わー、可愛らしい歌ですね」
後輩「うんうん……って、センパイがまた痙攣してるんですけど」
会長「………………」 ニヤニヤ
友「……せーいふくをーきておーてーつーだーいー♪」
兄「ひ、ひぎい……」
友「……まっしろーな、エプロンが、にあーってるーでしょー?」
兄「…………」 ビクンビクン
妹「友ちゃんすごい、微動だにしてません」
後輩「……むしろセンパイの反応見て楽しんでないですか?」
会長「…………」 ニヤニヤ
友「……ひらひらーとターンしーたらー♪」
兄「……おぉオお……」
友「……とびきりを、あ・げ・る♪」 ニコ
兄「オォオウフッ!!」 ビクンビクン
会長「いやー、良かったぞ友!」
友「……どうも」
妹「あの……兄さん?大丈夫ですか?」
後輩「すごーい、悲しみと幸せがいっぺんに来たみたいになってますよ」
兄「………………」 ビクッビクッ
会長「さて、盛り上がってきたところだし……飲むぞ!」
妹「え、あの、兄さんは?」
会長「今に起きる、むしろ小言を言われる前に飲んでしまおう」
後輩「そうですそうです、飲んだもん勝ちですよっ!」
友「………………」 チビチビ
会長「むしろ友は最初から飲み続けてるしな」
妹「……まあ、兄さんは頑丈ですし……放置しても大丈夫ですね」
後輩「はいはい、ということで!カンパーイっ!」
兄「……神は死んだ……神は死んだ……」 ビクビク
「はじめてのおてつだい」という、ロリk……いやなんでもない
あ、でも俺はロリコンじゃないですよ?
ちょっとご飯食べてきますです
>>1がロリコンなのは既に本人も認めていることw
なぜ人々が子犬を愛するのか、それはかわいいからだ
なぜ子供がぬいぐるみを欲しがるか、それはかわいいからだ
かわいい年下が好きで何が悪い!みんなただいま!
二日連続カレーうどんがべとべとだよぅ……///
【……少しして】
兄「……ぬ、ぬぅ……」
妹「あ……やっと復帰しましたか、兄さん」
兄「おう、なんとか」
妹「そうですか、それは良かった……うん」
兄「?どうした、妹」
妹「いえいえー、別に、なんれも、ないれすよ?……ひっく」
兄「…………おい、なんだこの空き瓶の数は」
妹「そんなことはよりも、兄さん!」
兄「な、なんだよ?」
妹「ここに座りなさい」
兄「……はい?」
妹「いいからー!正座するんです!」 ペチペチ
兄「わ、わかった、わかったから叩くな」
会長「………………」 ニヤニヤ
【……しばらくして】
妹「……ですからー、兄さんは、女心というものがわかってません!」
兄「わかってないのですか」
妹「はい!ぜんっぜん!……ひっく」
兄「だ、大丈夫か?妹」
妹「わっ……私が、こんなに、その、兄さんを……なのに、もうっ!……ひっく」
兄「うん、何に怒ってるのかはさっぱりわからんが、とりあえず落ち着こうか」
妹「私は落ち着いてますっ!」
兄「いや、だからさぁ」
妹「……ずっと喋ってたら喉が渇きました」 ゴクゴク
兄「あ、あああ……」
妹「ふぅ……ひっく……あれ?どこまでお話しましたっけ?」
兄「本当にもうやめて、お願いだから!」
妹「んー……まあいいや、最初から話しますね。だから兄さんは……」
後輩「うはー……なんていうか、すごい絡み酒ですね」
【……数分後】
妹「……すぅ……うーん……」
兄「よ、ようやく開放された……」
会長「やあ、お疲れ様兄くん!」
兄「そう言うなら助けてくださいよ、まったく……」
会長「まあまあ、さあ君も飲むんだ!ぐいっと!」
兄「飲みます、飲みますからくっつかないで!押し付けないで!」
会長「なんだー、飲む前から顔が赤いぞ?ほらほら」
兄「あーもう、離れてくださいよっ!」
会長「口では嫌がっても、体は正直だなぁー」 ニヤニヤ
後輩「……ねえ、友っち」
友「…………なに?」 チビチビ
後輩「……巨乳好きなんてみんな消えてしまえば良いのに」
友「……同感……ひっく」 チビチビ
友wktk
兄「ぬあー!だから離れてって……あれ、友?」
友「…………ひっく」
会長「なんだー、友も兄くんで遊びにきたのか?」
兄「ほんとに、この酔っ払いは……で、友はどうした?具合でも悪いのか?」
友「…………手」
兄「え?」
友「…………手を、貸してください」
兄「あーっと、はい……なんだ、手相でも見るのか?」
友「……………………」
ふにゅ
兄「え?あ、え、ええええええええええ!?」
友「…………んっ」
兄「何してんの!何してんの友!ねえ!」
友「……あ、赤くなった」
兄「当たり前だろぉおおおおおおおおおお!!」
ハーレムすぎだろ…
友「……わたしのでも、赤くなった」
会長「いや、むしろボクのときより赤いぞこれは」
兄「会長の場合は慣れもあるんですよ!っていうか友!離して!」
友「…………ちっちゃいの、いや?」
兄「いやーそうじゃなくて!っていうかむしろ!いや今何を言おうとしたんだ俺!!」
会長「良かったなー友、兄くんは小さいのも好きらしいぞ」
友「…………えへ……ひっく」
兄「もう無理!ってかもうダメ!俺は逃げる!」
会長「なんだ兄くん、冷たいぞー」
友「…………むー」
兄「戦略的撤退です!」
後輩「お疲れさまでーすっ!」
兄「ああ、ほんとにな……隣、いいか?」
後輩「え?あ……もちろん、どーぞどーぞ!」
>>512
ほんとにね、書いてて死にたくなってきた
まあ毎回のことだけど!
兄「あー、お前はいつもと変わんないのな」
後輩「んー……そうみたいですね」
兄「もしかしてお前、飲み慣れてるんじゃないだろうな」
後輩「違いますよー、体質的なもんじゃないですか?たぶん」
兄「ああ、まあお前は日頃から半分酔っ払ってるようなもんだからな」
後輩「人をパンチドランカーみたいに言わないでくださいよ、失礼な!」
兄「そうだな、実際そうなってる人たちに失礼だな」
後輩「そっちか!……あーもう、この人は」
兄「でもまあ、こういう時は安心するなぁ」
後輩「はえ?」
兄「いや、いつもどおりのテンションってのは、安心しるもんだなーって」
後輩「そうですか?」
兄「うん」
後輩「そうですかー……えへへっ」
兄「?」
後輩「もうセンパイったら、あまえんぼさんなんだからっ!」
兄「……前言撤回、お前もちょっとは酔ってるだろ」
後輩「えー、ちょっとですよ?ほんのちょっとですよ?」
兄「どうだかなぁ……」
後輩「いいからセンパイも、じゃんじゃん飲んでくださいっ!」 グイグイ
兄「あー、わかった。わかったからひっつくな」
後輩「ええー、良いじゃないですか別に!」 グイグイ
兄「断るっての、暑苦しい。っていうかむしろ痛い」
後輩「むー……会長や友っちにくっつかれた時はそんなこと言わなかったじゃないですか!」
兄「それはそれ、これはこれ!だからくっつくなっての!」
後輩「む、むー……」
兄「まったく、お前もお前で絡み酒だな……」
後輩「………………」
兄「ん?どうした?」
後輩「………………ぐすっ……」
兄「…………あ、え?」
後輩「うー……やっぱりセンパイ、あたしのこと……えぐっ」
兄「な、なんだどうした、何事だ!」
後輩「……あたしのこと、きらいなんだ……ぐすっ、ふ、えぇええ」
兄「いや、ちょーちょーちょー!?なに泣いてんだよ!」
後輩「ううっ……うっさい、センパイのバカちん!もう知らないもん!」
兄「いや、知らないって言われても……」
後輩「ぐすっ、ひぐ……うぇ、ふぇええ……」
兄「……あー、ごめん!俺が悪かったから!謝るから!」
後輩「……別に、謝ってほしいわけじゃないです……ぐす」
兄「冷たくしたのは悪かった、でも別に嫌いだからじゃなくてだな?」
後輩「じゃあ、なんであたしにばっかり……むー、友っちたちには優しいのに」
兄「いや、だってお前は……ほら、あれだ」
後輩「?」
兄「その、遠慮とか、そういうの無しで付き合える奴だから、かなぁ」
あれ?後輩って会長が好きなんじゃ?
酔っ払ってるからか
>>524
忘れてたwww
後輩「かなぁ、って言われても……」
兄「だからその、別にお前のことが嫌で言ったわけじゃないんだ。ほんとに」
後輩「……じゃあ、あたしのこと、きらいじゃない?」
兄「当たり前だろ」
後輩「いつも、うるさいやつだなー……とか、思ってないですか?」
兄「賑やかな奴だとは思うが、別に嫌ではないな」
後輩「じゃ……じゃあ、あたしも、センパイの近くにいて良いんですよね?」
兄「くっつくなとは言ったけど、そばに寄るなとは言ってないだろう」
後輩「……そっかぁ、よかった……ぐす」
兄「まさかお前に絡まれるとは思ってなかったぞ……あー疲れた」
後輩「むっかぁー!疲れたとはなんですか!女の子を泣かせておきながら!」
兄「そ、それを言うなよ!」
後輩「言っておきますけど、あたしはまだ許してませんよ!」
兄「うっ」
後輩「ふーんだ」
兄「あー……悪かったよ、許してくれ」
後輩「言葉だけではー、なーんとでも言えますよー?」
兄「……わかった、どうすれば許してくれるんだ?」
後輩「じゃあ、あたしの命令を聞いてください!」
兄「…………可能なことで頼むぞ」
後輩「えーっと、それじゃー……えへへ」
兄「だんだん酔いがまわってきてないか、おい」
後輩「それじゃー、センパイ!」
兄「な、なんだ?」
後輩「あれやってください、人間座椅子!」
兄「……それはあれか?中世ヨーロッパの拷問か何かか?」
後輩「違いますよ!いいですか?センパイはそのまま、座ったままで……」
すとん
後輩「えへへー……はい、できあがりです!」
…はぁ、死にたくなってkt(´・ω・)
兄「こ……これはつまり、座った状態で抱っこってことか?」
後輩「そうとも言いますねー……えへへ、センパイの体あったかくてきもちいー」
兄「お、俺はこのままでいいのか?」
後輩「はいっ!……あー、でも、もう一つだけ」
兄「え?」
後輩「もうちょっと、こう……ぎゅってしてください」
兄「……な、何気にハードル高いっすけど」
後輩「してくれるまでー、許してあげませーん!」
兄「あーちくしょう、わかったっての……ほら、これでいいか?」
後輩「はい!じゃあしばらくこのままで!」
兄「……………………」
後輩「んーっ…………えへへ、センパーイ」
兄「な、なんだ?」
後輩「えへっ、呼んでみただけです!」
兄「あ、ああ……そう……」
後輩「んー……なんか安心して、ふわふわしちゃいます」
兄「……頼むから、このまま寝ないでくれよ」
後輩「努力しまーす……んー、えへへ」 スリスリ
兄「結局お前も酔っ払ってんのな……」
後輩「今はそんなことどうでもいいんですー……」 スリスリ
友「………………」 じっ
兄「……なあ友、なに?その視線は」
友「……ううん」 フルフル
会長「おー、なんだ友、羨ましいのかー?」
友「……………………」
会長「兄くんは酔った女性に優しいからなー、今ならほっぺにチューくらいはしてくれるかもしれないぞ?」
兄「な、何言ってるんですか会長!」
友「………………」 グビグビグビ
兄「友もここぞとばかりに一気飲みするんじゃない!」
>>536
まて、まだ慌てるような時間じゃない
あーびっくりした……
またID変わってるけど>>1です
どうなってるんだこのオンボロノートめ
【……しばらくして】
兄「よっ、い……しょ、っと!」
後輩「んー……にゃも……」
妹「……すぅ……ん……」
友「…………ん、ん……」
兄「だ、だから寝るなら部屋で、って……はぁ……」
会長「お疲れ様、兄くん」
兄「本当に疲れましたよ……宴会場からここまで、一人ずつ背負って往復するなんて」
会長「君の運び方が優しいおかげかな、みんなとても心地よさそうだ」
兄「……まあ、会長がピンピンしてるのは意外でしたけど」
会長「酔って乱れることはあっても、酔いつぶれることはしない主義だ」
兄「乱れてるって自覚があるだけタチが悪いです」
会長「まあ良いじゃないか、おかげで運ぶ人数が一人少なくて済んだ」
兄「はぁ……もう、俺も寝ますよ」
会長「ああ、わかった……おやすみ、兄くん」
【……翌朝】
兄「んー……ぐぅ……」
ガラッ
友「………………」
兄「……んん、んぅ……」
友「……すぅ……」
ホヒヒヒヒヒヒホヒーーーーーーホーーーーーーーー!!!!
兄「……っぎゃあああ!!」
友「…………そーいんおこし」
兄「な、なんだ友か」
友「……起こしにきた」
兄「うん、それはありがたいんだけど……なに、それ」
友「……乙女のたしなみ」
兄「サイドパイプをたしなむ乙女なんて聞いたことねえ!」
兄×友は譲れない。
ホヒヒヒヒヒヒホヒーーーーーーホーーーーーーーー!!!!
↑
これってサイドパイプってやつの音?
友が奇声あげてるのかと思ったwwwwwwwwwwww
後輩「おふぁようございまふ……ふ、あ」
会長「ああ、おはよう。こんな朝に全員を集めたのには理由がある」
妹「は、はあ……なんですか?」
友「……?」
会長「……朝風呂だ!」
兄「……何言ってるの、この人」
会長「ここは温泉だぞ?温泉旅館に来て温泉に入らないわけにはいかない!」
妹「え?でも昨日……」
俺「書くの忘れてましたごめんなさい」
後輩「……はえ?センパイ、今なにか言いました?」
兄「いや、何も?」
後輩「なんか野太い声が聞こえたような……まあ、気のせいですねきっと」
会長「というわけで、今日は全員で温泉だ!」
兄「はいはい、とりあえず朝ご飯を食べましょう」
>>567
サイドパイプの音、っていうか「総員」の号令ね
兄「……ところで、ちーよ」
後輩「はいっ?」
兄「お前、昨日のこと覚えてる?」
後輩「……さあー、何のことやらさっぱり」
兄「なんだよ今の間は」
後輩「知りませーんわかりませーん」
兄「……お前、もしかして妹か弟いる?」
後輩「はえ?はい、妹が一人」
兄「やっぱり」
後輩「あの、なんでわかるんですか?」
兄「いや……お前は小さいころ、周りに素直に甘えられなかったタイプかな、と思って」
後輩「……それは、まあ……そうかも、しれないですけど」
兄「やっぱりなぁ」
後輩「やけに実感こもってますね」
兄「……そりゃまあ、俺も妹を持つ身だからな」
会長「さて、朝ご飯も食べたことだし……」
後輩「いざ!温泉だーっ!」
妹「友ちゃん、それは?」
友「……洗面用具」
後輩「うわっ、なにそれ可愛い!ひよこ?」
友「……あひる」
会長「うんうん、実に愛嬌のある顔をしているな」
妹「うちにも昔ありましたけど……本当に可愛いですね、このアヒルさん」
友「……キヨシ」
妹「え?」
友「……清らかと書いて、キヨシ」
後輩「えっと……この、アヒルの名前?」
友「……うん」
兄「なぜにキヨシ……」
友「………………」
会長「気を取り直して、いざ温泉だ」
妹「……あれ?会長、そっちは」
会長「昨日入ったのは大浴場だろう?実はな、こっちにもう一つあるんだ」
後輩「マジですか!?すごーい、まさに隠れた秘湯!!」
兄「隠れてなかったら秘湯じゃないだろ、っていうかそんなのあるんですか?」
会長「もちろんだとも、さあ行こう」
妹「……あの、この立て札は」
友「…………関係者以外の、立ち入りを……」
兄「駄目じゃん!」
会長「ああ、それは気にしなくていいんだ」
後輩「いいんですか?」
会長「一般客の目を欺くためのフェイクだからな、無視していい」
妹「……私たちも、普通の一般客のつもりだったんですが」
兄「この貸切状態といい、隠された温泉といい……何者なんだ、この人は」
後輩「ミステリアスでかっこいいじゃないですか!」
妹「それでは兄さん、また後で」
兄「ああ、先に上がったらそこら辺で待ってるよ」
後輩「あたしたちより先にコーヒー牛乳飲んでたら罰金ですよ!」
兄「知らねえよ!早く飲みたいなら早くあがれよ!」
友「……じゃあ、またあとで」
ガラッ
兄「……うわー、やっぱり誰もいないし」
兄「旅館丸ごと貸切状態なんて、こんな贅沢そうそうできないよなぁ……」 ヌギヌギ
カシャッ……ジコジコ……カシャッ
兄「………………何してるんですか、会長」
会長「いや、この旅行の記念撮影が終わってないから」
兄「だからって今!?しかも使い捨てカメラ!!現像に出す気ですか!?」
会長「フィルムがあと数枚ぶん残ってたのでな。それではまた、アデュー」
兄「うわぁあああああああもうお婿に行けねぇええええええええええ!!!!」
兄「はぁ……まったくもう、あの人は」
ガラッ……
兄「……おお!露天風呂、しかも広っ!」
兄「すごいな、中からだと全然わからなかったけど……」
兄「こんなに広いと、普通に泳ぐくらいできそうだ」
カポーン……
兄「はぁ……癒される……」
兄「こんなに広い風呂を独り占めなんて、最高の贅沢だな」
兄「ふぅ……ん?なんだろ、なんか流れてきた」
兄「……?……あ、あれ」
兄「……こ、これは……キヨシ!?」
ザブザブ
兄(や、やばいっ!) サッ
友「…………キヨシ、どこ?」
兄(な、ななななななんで!?なんで友が!?)
友「…………キヨシ」
兄(こ、ここはおとなしく撤退しよう、見つかる前に……)
ソーッ……
キヨシ「ガァ」
兄「鳴くなよ!こんなときに鳴くなよキヨシ!」
友「……キヨシ?」
兄「や、やばいとりあえず逃げっ……!」
会長「…………」
兄「…………」
兄(はい終わったー!よくわからないうちに俺の人生が今終わったよ!)
会長「……んー?」
兄「…………?」
会長「すまない、眼鏡が無いから全然……んー、誰だ?」
兄(まだだ、まだ終わってない!今のうちに逃げれば……)
後輩「友っちー、キヨシみつかったー?…………あ」
兄「なんだよもう!希望が見えたと思ったらこれだよ!持ち上げて落とすなよ!!」
後輩「……きっ、ききっ」
兄「落ち着け落ち着くんだ、素数を数えて落ちt」
後輩「きゃああああああああああっ!!!!」
会長「あっはっは、やっぱり兄くんだったか」
兄「わかってたのかよ!っていうか会長、タオルはちゃんと巻いてください!」
会長「巻きたいところだが、窮屈で背中にきちんと回らないんだ」
兄「ああー確かに、窮屈そうですもんねえあっはっは!」
後輩「わ、笑ってないで後ろ向いてくださいよ!」
友「……キヨシ、いた?……あ」
兄「…………あー、もう一思いに殺してください」
友「……あ、う……あ」
会長「おお、真っ赤になって慌てる友なんてはじめて見た!激レアだ!」
兄「会長も少しは恥らってください!」
友「……あ……えと、あの……キヨシを、探してて」
兄「えーっと、とりあえず……はい、返すよ」
友「……う、うん……」
兄「………………」
友「………………」 モジモジ
兄「……友、タオル、はだけてる」
友「…………?え、あっ」
兄「………………」
友「………う……」
兄(み……見事なぺただ……)
妹「お待たせしました、みなさ……ん……」
兄「うん、なんていうかね、やっぱり最後はこうなるよね」
友「………………」 モジモジ
後輩「ふ、ふぇえ……もう、もうお嫁に行けませーん!」
会長「大丈夫だ、兄くんならきっと責任をとってくれるさ」
兄「……いやー、妹も大きくなったねーあっはっは!」
妹「そ、そそそそのセリフを、こっ、このタイミングでいいいい言いますか」
兄「うん、だってこの先の展開は読めたからね!」
妹「にっ……に、にに兄さん」 フルフル
兄「……はい、なんでしょう」
妹「……私が、今から左右のどちらの手で兄さんを叩くか、わかりますか?」
兄「あーどうせ両方だろう一思いにやってくれよちくしょう!!」
ベッチーン
妹「に、兄さんのバカ、えっち、へんたいっ!」 ギチギチギチ
兄「あぐぁがががっがあがああがいだいいだいいだい直接は直接は痛いって!!」
会長「そしてここでネタバラシ、なんとこの温泉は混浴だったのだ」
兄「どこの丸見えなテレビ番組ですか!……あ、痛い駄目だまだ痺れてる」
妹「ま、まあ知らなかったのなら、まだ情状酌量の余地は……その」
後輩「納得できませーん!よくも花も恥らう乙女の肌を!」
兄「納得いかんのはわかるから腕を振り上げるな、タオル落ちかけてるぞ」
後輩「ひゃわぁっ!?」
兄「ナイスなおへそだった」
後輩「し、死んじゃえへんたい!」
友「………………」 モジモジ
会長「いやー、兄くんも大変だな!一気に四人分の責任をとらなければいけないとは」
兄「人の着替えを激写した会長には言われたくない!」
友「…………せきにん?」
兄「いや、とらないとは言えないけど!言えないけどでも!」
後輩「うう……誰にも見せたことなかったのにー……」
会長「おっと湯冷めしてしまう、もう一度湯に浸からなくては」
兄「ど、どんだけマイペースなんですかあなたは!」
会長「ん?兄くんも入れば良いじゃないか、風邪をひくぞ」
兄「だ、だからですね」
会長「……兄くん、ちょっと」 チョイチョイ
兄「はっ、はいっ?」
ぷにゅ
兄「……ぬ、は……!」
会長「なあ、兄くん……湯に浸かれば、もうそれを押さえる必要も無いぞ?」 ヒソヒソ
兄「はっ?」
会長「さっきから両手で押さえて、苦しそうじゃないか」 ヒソヒソ
兄「………………」
会長「………………」 じーっ
兄「キャーーーっ!!!!」
妹「い、いいですか兄さんっ!絶対にこっち見ないでくださいね!」
兄「見るなも何も、タオルで目隠しされたら何も見えんよ」
妹「気持ちの問題なんですっ!」
兄「冷たいなー妹よ、昔はよくお風呂に一緒に入って流しっことかm」
ザッパン
兄「冷たっ!!ほんとに冷たっ!!いきなり冷水ぶっかけるなよ心臓止まるだろ!!」
妹「兄さんが変なこと言うからです!」
会長「しかし、ずっと壁の方を向いたままというのも可哀想だな」
兄「はい、柵の隙間から吹く風がめっちゃ冷たいです。冷水の相乗効果もあって」
会長「ふむ……まあ、こっちを向くくらいは許そうじゃないか」
妹「か、会長っ!?」
会長「どうせ目隠しで何も見えないんだ、どこを向いたって同じだろう」
妹「そ、そうですけど……」
兄「ありがとうございまーす!」
兄(……とはいえ、実際は……)
後輩「うう、なんか落ち着きませーん」 ソワソワ
会長「こう考えるんだ、口からお湯が出るライオンの像みたいなものだと」
妹「ま、まったくもう……」
兄(……さっき頭から水をかけられたおかげで、目隠しが……こう)
妹「……は、ふ……でも、やっぱり良いお湯ですね」
会長「そうだな、せっかくだから楽しまないと損だ」
妹「そ、そうですね……」 チラチラ
会長「うん?……ああ、これか?」 たゆん
妹「え、ええ……その、ご立派だなぁ、と」
会長「君のだって十分なサイズじゃないか。はりもあるし、何より整っている」
妹「そ、そうですか?……って、ひゃんっ!」
会長「おーおー、この弾力……んー、瑞々しいなぁ」
妹「やだっ、そこ、くすぐったいです!ひゃ、ひゃうっ!?」
兄(妹、会長……ごちそうさまです)
後輩「でも、友っちはいいなー……」
友「…………?」
後輩「こう、女の子っぽいっていうか、可愛らしいっていうか」
友「……そんなこと、ない」
後輩「あたし、ぜんぜん女の子っぽくないし……育たないし……小学校のころの服、いまだに着れるし」
友「……わたしも、着れる」
後輩「でも友っち、あんなに食べるのに全然太らないよねー」
友「……太らない……けど、育たない」
後輩「……ねえ、友っち」
友「…………?」
後輩「ちょっと、ちょーっとだけ、タオルの下見てもいい?」
友「?……うん」 ハラリ
後輩「…………」 じっ
友「…………?」
後輩「……うん、良かった!なんか安心した!」
友「…………?」
後輩「いや、なんていうかこう……うん、あたしとそんなに変わらなかったから!」
友「……そっか」
後輩「うん……でもほんとに、なんでおっきくならないんだろ」 ペタペタ
友「…………うん」 ペタペタ
後輩「会長さんまでとはいかなくても、せめて平均サイズくらいは欲しいよね」
友「……大丈夫、まだ、これから」
後輩「そ、そうだよね!これからだよね!」
友「……うん」
後輩「はぁ……でも、こんなにちっちゃいの、好きな人なんかいないよね……」
兄「そんなことないぞ、ちゃんと需要はある!」
後輩「………………」
兄「ん?」
後輩「……あの、センパイ?なんであたしのいる方向がわかったんですか?」
兄「え?…………あ」
【……その後】
兄「い、痛い……背骨が、背骨がきしむ」
妹「自業自得です、もうっ!」
後輩「完全にお嫁に行けなくなっちゃいましたよ、どうしてくれるんですか!」
会長「それはもう、兄くんに責任をとってもらうしかないだろうなぁ」
友「……需要、ある?」
兄「ごめん俺にその質問をしないで、それを直接聞かないで」
会長「大きいのも小さいのも好きとは、兄くんは節操なしだなぁ」
兄「それをここで言いますか!?」
妹「……もう、ほんとにえっちなんですから」
じゃあ余り物っぽい会長はやはり俺のもの
さーて
……もうほのぼのネタが尽きかけてきたなぁ
>>627
妹=敬語、「兄さん」、家庭的
友=小さい、無口、あまえんぼ
後輩=小さい、元気っこ、おばか
会長=低身長、眼鏡、黒髪ロング、巨乳、ボクっこ、唯我独尊、お姉さん気質、攻められると弱い
この、会長だけがやたら濃い設定……意味は……わかるな?
>>628土日の俺の楽しみはこのスレなんだぜ・・・そこをなんとか
>>633
安心してくれ
「友のにゃんにゃん」という最大にして最高の課題が残ってる
実は>>1はロリ好きじゃなくて年上好きなんだな!!
>>638
ロリとか……年上とか……
巨乳とか……貧乳とか……
そんなの関係ねえ!!可愛いものはみんな好きだ!!
にゃん☆
うわあああぁぁぁぁ……うわあ………………うっわ……
っていうか、友のにゃんにゃんに期待してる人っているのかね
妹と会長しかにゃんにゃんさせてないから、いまいち需要がわからん
むしろ>>1が需要ある
>>1、嫁に来てくれ
>>651
むしろ全ルート(ハーレム有)を…
>>655
日常ほのぼの=ハーレム√
にゃんにゃん=個別√
こ、これじゃ駄目なのか……?
マジレスすると
四人同時に絡ませるなんて、ボクの文才じゃ無理だにゃん☆
>>664
つまり3Pならできるんだな
兄「>>1……」
俺「あ、兄くん……」
兄「…………」
俺「…………にゃん☆」
俺「うヴぉええええええええええええ!!」
兄「うぐぉうええええええええええええ!!」
>>666
できる……かも……わからん
まあ、複数同時に絡ませるのは全員の個別√が終わってからの方が良いと思って
おっといけねえ、ID変わっちゃったか
ちょっち小用があるので席を外しますです
その間に、この後の展開についてリクがあったら書いてってくださいませ
しょ、小用って言ってもおしっこのことじゃないんだからねっ!?///
あえての後輩とのにゃんにゃんキボンヌ!!
後輩は絶対スパッツ派なんだぜきっとそうなんだぜ
ID変わっちゃってるけどただいまだにゃん☆
>>682
お前……
いったい俺が、なんのために「後輩は陸上部員」なんて設定にしたと思ってるんだ!
うん、スパッツいいよねスパッツ
飲み物だけ買ってくるはずが、
チーズスフレがあまりに美味しそうだったので、つい買ってしまった
とりあえず今までの流れを見ると、やはりというかひんぬー好きな方々が多かったので
一休みしたら友のにゃんにゃん書きます
ただいまー
ちょっとうんk……トイレに行ってた、いやー難産だった
さあはりきってにゃんにゃんだ
【……とある日、放課後、図書室】
ガラッ
兄「うっわ、見事に誰もいねえ」
兄「……まあいいや……古語辞典、古語辞典……」
友「…………?」
兄「うわ、びっくりした……友、いたのか」
友「……どうも」
兄「おう、友も図書室に用事か?」
友「……お仕事、図書委員の」
兄「友は図書委員だったのか、初耳だ……まあ、イメージ通りだけど」
友「…………?」
兄「じゃあちょうどいいや、古語辞典ってどこ?探してるんだけど」
友「……辞典は、こっち」
兄「おう、助かる」
友「……ううん、いいの」
友「……はい、これ」
兄「おー、ありがと。助かったよ」
友「……なににつかうの?」
兄「宿題出されちゃってさ、これが無いとどうにもならん」
友「……なるほど」
兄「ここって、まだしばらく開いてるか?」
友「…………うん、まだまだ」
兄「じゃあ、ここで宿題やっちゃって良いか?家でやるとだらけちゃいそうだし」
友「……うん、じゃあ……こっち」
兄「うん?そっちって使ってもいいの?」
友「……ほんとはだめだけど、いい」
兄「良いのか駄目なのかわからんなぁ」
友「……誰も来ないから、いい
兄「まあ、友がそう言うなら……じゃ、お邪魔するよ」
友「……うん……」
兄「ここは……なんだ?蔵書がいっぱいだけど」
友「……昔の文芸部室。廃部になってからは、物置なの」
兄「そっかぁ……うん、静かだし、宿題やるにはもってこいだな」
友「……終わったら、声、かけて」
兄「ん、わかった」
友「……じゃあ、がんばってね」
兄「おう、友もお仕事がんばれよー」
友「……うん」
バタン
兄「んーっ……さて、ぱぱっと終わらせますか」
カリカリカリ……
【……そして、一時間後】
兄「んーっ……はぁ、やっと終わった」
兄「古文の加賀め、毎回毎回宿題ばっかり……っと、友に声かけないとな」
ガチャ
友「………………」 ペラ、ペラ
兄(……なんか、めっちゃ真面目に読書してるし)
友「…………むぅ」
兄(しかも、なんか考え込んでるし……声かけづらいなぁ)
兄「……友?」
友「……!……宿題、終わったの?」
兄「おう、おかげさまでな」
友「……ううん」
兄「ずいぶん真面目に読んでたな、それ。なんの本なんだ?」
友「…………」
兄「ん?」
友「……ひみつ」
兄「ええー、秘密にされるとめっちゃ気になるんですけど!」
友「……だめ。おしえない」
兄「ええー……」
友「………………」
兄「……ほら友、こんなとこに購買のプリンが」 サッ
友「……あ」
兄「宿題のあとに食おうと思ってたんだが……今日のお礼に、友にあげよう」
友「……いいの?」
兄「もちろんだとも、はい」
友「……ありがとう」
兄「うまいか?」
友「……うん、おいしい」
兄「友はプリンが大好きだもんなぁ……よいしょ、っと」
友「……うん……あっ?」
兄「あれ、本じゃないな……雑誌か?」
友「……だ、だめ、かえして」 ピョンピョン
兄「はっはっは、届かないなぁー……なになに、『好きな男の子に想いを伝える百の方法』……」
友「…………」
兄「…………」
友「……あ、う……あ」
兄「……なんていうか、うん、ごめん」
友「……見ちゃだめって言ったのに」
兄「ほんとごめんなさい、こんな人間でごめんなさい」
友「……むー」
兄(しかし、友がこんな本を……ねぇ)
兄「…………」 ジッ
友「……な、なに?」
兄「いや、やっぱり友も女の子だなー、って思って」
友「……しらない、もう」 プイ
兄「……なあ、友」
友「………………」 プイ
兄「いや、謝るから。とりあえず、聞きたいことがあってさ」
友「…………なに?」
兄「あー、その、あれだ……」
友「?」
兄「……友って、好きな人とか、いるの?」
友「!」
兄「………………」
友「…………うん、いる」
兄「あー、そっかぁ……そっかぁ」
友「……はう」
兄「うん、なんていうか……その、がんばれ」
友「……うん」
兄(…………なんだろう、なんかモヤモヤする)
兄「娘を嫁にやる気持ち?いや違うか……」
友「?」
兄「いや、なんでもない。うん、ちょっとびっくりした」
友「……そうなの?」
兄「友に好きな人がいるなんて、考えもしなかったからな」
友「……そう」
兄「まあ……応援するよ。友が幸せになれるように、応援してる」
友「……うん、ありがとう」
兄(あー、ほんとに……なんだろう、このモヤモヤは)
友「……でも……」
兄「うん?」
友「……きっと……わたしじゃ、むり」
兄「無理って、そんな……ん?」
友「……むー」 サワサワ
兄「男の前でね、そうやって、自分の胸を触っちゃいけません」
友「……わかった」
兄「でも、そうか……友は、自分に自信が持てないのか?」
友「…………」 コクリ
兄「大丈夫だって、そんなに悲観的にならんでも」
友「……それに……」
兄「うん?」
友「……その人の周りには、素敵な人が、いっぱいいるの」
>>729
久しぶりだにゃん☆
いつもありがとう、そして今日もGJだぜ
兄「周りに?素敵な女性が?いつも?」
友「……うん」
兄「どんなイケメンだよちくしょう、そうやってイケメンが独り占めするから……」 ブツブツ
友「……おにいちゃん?」
兄「あ、いや、なんでもない。というかだな、友よ」
友「?」
兄「友にはな、友にしかない魅力があると思うぞ。俺は」
友「……ほんとに?」
兄「おう。その人たちと比べなくても、十分に魅力的だと思う」
友「……あ、ありがとう」
兄「自信を持てとは言えないけどさ。でも、友はすごく可愛いんだから」
友「……うん……」
兄「だから、頑張ってみろよ。友なら大丈夫だって、絶対」
友「…………うん……」
兄(……あれ?……冷静になったら、けっこうとんでもないこと言ってね?俺)
友「……ほんとに?」
兄「うん?」
友「……おにいちゃんから見て……わたしにも、魅力があるの?」
兄「え?あ、それはもちろん」
友「…………ほんと、に?」
兄「あ、ああ……なんだ、どうした?」
友「……おにいちゃん」
兄「は、はい?」
友「……あ……あの、ね……その、ね」
兄「?」
友「…………あ、あの……おにい、ちゃん」
兄「う、うん」
友「…………すき、です……」
【……一週間後。誰がなんと言おうと一週間後】
兄「ですから、この予算は……」
会長「ぶー、めんどいぞー」
兄「め、めんどいって……あなたが会長なんですから、こういう仕事くらいはですね」
会長「めんどいものはめんどい、適当に判子押しておいてくれ」
兄「それじゃあ困るんですよ、せめて目を通すくらいは……」
コンコン
友「……失礼します」
会長「おお、友か……ちょうどいいところに来た、暇をもてあましてたんだ」
兄「暇って、今仕事中だったでしょうが!」
友「……おしごと……おにいちゃん、いそがしいの?」
兄「……え?あ……」
会長「………………」 ニヤニヤ
兄「……ちょうど、休憩しようと、思ってたんだ……ちくしょう」
友「……はい、おにいちゃん……お菓子」
兄「おー、ありがとう!ちょうど甘いものが欲しかったんだ」
友「……今、お茶淹れるね」
兄「おう、頼む」
会長「…………」
友「……どうぞ」
兄「ありがとな、友」 なでなで
友「……ううん、いいの……」
兄「さて、いただこうかな」
友「……となり、いい?」
兄「おう、もちろん」
友「……うん」 ピト
会長「…………ちょーっと待った」
兄「ん?どうしたんです、会長」
友「……たべないの?」
会長「ああ、もちろん食べるとも。可愛い友の手作りお菓子だ、ハァハァしながら食べるとも」
兄「いや、できれば普通に食べてくださいよ」
会長「……最近、君たちは随分仲が良いなぁ」
兄「え?あ」
友「…………?」
会長「……まあ、薄々感づいてはいたけどね」
兄「そ、そうですか」
会長「しかしボクはだね、学生会室で公然といちゃつくのはどうかと思うんだ」
兄「だ、誰がいちゃついてるんですか!」
会長「手作りお菓子の差し入れ、お茶まで淹れてもらい、しかも座った場所はすぐ隣!そう、肩が触れ合うくらいに!」
兄「……た、たしかに」
会長「言われるまで気づかないとは、よほどのろけてるんだなぁ……」
友「…………?」
会長「まあ、仲が良いのは別に構わないが……場所くらいは考えないとね」
兄「い、以後気をつけます……」
友「……くっついちゃ、だめなの……?」
兄「あー、会長もああ言ってることだs」
会長「よし許可しよう!」
兄「あれ!?さっきと言ってること違ってませんか!?」
会長「うん?人前でいちゃつくと不快に思う人もいる、という意味で忠告したんだ」
兄「いや、だったら」
会長「ここにはボクと君たちだけ、そしてボクは不快には思わない。ほら、万事解決だろう?」
兄「……それはまあ、そうかもしれないですけど」
会長「まあ、目の前でいちゃつかれたら、多少からかいたくはなるかもしれないが」
兄「え」
会長「ボクにからかわれるのが嫌ならいちゃつかなければ良い。簡単な話じゃないか」 ニヤニヤ
兄「あ、悪魔め……」
>>748
……ふぅ……
いつもいつも本当にありがとうだぜ
友「……あの」
兄「な、なにかな」
友「……離れなきゃ、だめ?」
兄「い、いや……それは……」
会長「…………」 ニヤニヤ
友「…………」 じっ
兄「……はぁ……いいよ、離れなくても。ほら、おいで」
友「……うん、ありがとう」 スリスリ
会長「実に幸せそうじゃないか」
兄「一応、男としては素直に嬉しいですけどね」
会長「こんなに幸せそうだと、女としても羨ましいものだ」
兄「そんなものですか?」
会長「幸福を欲することに、男女の差があるはずないだろう?」
兄「まあ、そうです……ね」
友「……ん……はふ」
妹スレなのに友が一番可愛いとはどういうことだ
実にけしからん
会長「しかしあれか、君の体からは人をリラックスさせるオーラでも出てるのか?」
兄「そんなわけないでしょう、まったく」
会長「ふーん……いいなぁー」 ニヤニヤ
友「…………?」
会長「なあ友、兄くんをちょっとだけ分けてくれないか?なに、数分すりすりするだけだ」
兄「ま、また会長はそんな……って、うわっ」
友「……だめ」 ギュ
会長「えぇー……良いだろ、ちょっとだけ、な?」
友「……やだ」 ギュー
兄「ちょっ……友、くるしい」
会長「ハァハァ……な、良いだろう?先っちょだけ、先っちょだけだから……!」
兄「なんの先っちょで何をする気ですか、ってちょ、友っ」
友「……ぜったい、やだ」 ギュウ
会長「ああ、やっぱり友は可愛いなぁ……」 ニヤニヤ
>>755
考えるんだ
妹が血の繋がった実の妹であるなら、友は血の繋がらない妹であると
考えるんだ
【……そして、帰り道】
兄「……はぁ、ひどい目にあった……」
友「……だいじょうぶ?」
兄「ん?まあ、いつものことだからな」
友「……うん」
兄「あー、そういえば……夕飯の食材、買っていかないと」
友「?」
兄「ああ、妹がちょっと母さんのとこに泊まりに行っててな。自分で準備しないと」
友「……そうなの」
兄「おう。でもめんどいな、惣菜で済ませちゃうかな……」
友「……あの、おにいちゃん」
兄「うん?」
友「……良かったら、わたし、つくる?」
兄「……いいの?」
友「……うん、いいの」
【……夜ご飯の時間だよ】
兄「いただきます!」
友「……うん、どうぞ」
兄「…………やばい、うまい、死ぬほどうまい」
友「……ほんと?」
兄「もちろん!いや、ほんとにうまい」
友「……あ、ありがとう」
兄「いやー、友と結婚する奴は幸せだなー……って」
友「……………………」
兄「いや、冗談。ごめん、だから泣きそうな顔しないで。ほんとに冗談だから」
友「……冗談?」
兄「も、もちろん!」
友「……じゃあ」
兄「うん?」
友「……おにいちゃんの、およめさんに、してくれるの?
兄「あー……うん。そうしたいと、思っております」
友「……そしたら、おにいちゃんも、しあわせ?」
兄「ああ、それはもう幸せだろうなぁ」
友「……よかった」
兄「?」
友「……それなら、わたしも……しあわせ」
兄「………………」
友「………………」
兄「ごっ……ご飯、食べようか」
友「……う、うん」
兄「…………あ、このサラダもうまい」
友「……ドレッシング、手作り」
兄「ああ、それでか……うん、どれもうまい」
友「……あ、ありがとう」
【……食後】
兄「片付けも終わり、っと……ごめんな、最後まで手伝わせちゃって」
友「……ううん、いいの」
兄「いや、でもなんか悪いなぁ」
友「……だんなさまに尽くすのが、つまのお仕事」
兄「…………え、え?」
友「……言ってみたかったの」
兄「あ、ああ……そうか」
友「………………」 モジモジ
兄「……て、テレビでも見て休んでてくれ、その後家まで送ってくからさ!」
ピッ
テレビ『日没後に荒れ模様となった関東地方では、依然として強い風雨が……』
兄「……何……だと……?」
友「……おにいちゃん、外……」
兄「え?あ、ああー……」
コンドームは…コンドームはつかえよ!!おにいちゃん!
ザァアアアアアア……
友「……どうしよう、傘、ない……」
兄「いや、これは傘でどうにかなるようなもんじゃないなぁ」
友「……でもテレビで、明日の明け方までやまない、って」
兄「まいったなぁ……」
友「……う、うん」
兄「なんなら、今晩泊まっていくか?」
友「……!」
兄「なーんて、冗談だよ。あまり遅くまで荒れるようなら、タクシー呼んで……って、あれ?友?」
友「……もしもし、おかあさん?うん、今日は友達の家に……」
兄「え、あ、ちょっ!?あの、冗談なんd……」
友「…………?」 ピッ
兄「ああ……うん、もう……いいよ、好きにして」
友「……お世話になります」 ペコリ
>>780
こら!いつまで現実なんて見てるの!
さて、月満ちる夜に金色になれなかった俺が勝手に先走った
http://imepita.jp/20090118/090700
ペンタブのコードどこだよ・・・
【……だいたい一時間後】
友「……おふろ、あがりました」
兄「お、おう……」
友「……きもちよかったです」
兄「そ、そうか」
友「……はふ」
兄(付き合い始めてけっこうたつし……これは、ある意味チャンスなのか?)
兄(いや、でも友は純粋な気持ちでうちに泊まることにしたんだぞ!?)
兄(だがしかし、友も俺を好いてくれているし、ここは……)
兄(いや駄目だ、友だって心の準備もできてないだろ!)
友「……おにいちゃん、だいじょうぶ?びくびくしてる」
兄「……そ、そうだ……久しぶりに、理性さんと本能さんに登場してもらおう!」
友「…………あの、おにいちゃん?」
>>787
ちょ、ちょっと……
キーボードを打つ手が自然に下半身に行っちゃうよ、どうしてくれんの
GJ!!
【久々、兄の脳内】
理性「いけませんよ、兄!そんな邪な感情を抱いてはいけません!」
本能「でも、友だってそのつもりかもしれないじゃないか」
理性「いいえ違います!友はもっと純粋に、兄と一緒にいたいという気持ちでですね!」
本能「だから、一緒にいてやればいいだろ」
理性「はい?」
本能「夜も。朝までずっと。ベッドの中でも一緒にいてやればいい」
理性「……あーなるほど、そういう考えもありですね!」
本能「だろ?それなら問題ない」
理性「はい、問題ありませんね!」
本能「がんばれよ」
理性「がんばってください!」
今後も友は彼女設定で頼むよ
兄「あ、相変わらず役に立たないな俺の理性さんは!……はぁ、そろそろ寝ようか」
友「どこで?」
兄「それは、お泊り会のときみたいに……って、そうか、妹いないのか」
友「……うん」
兄「妹がいないのに、妹の部屋に友を寝かせるのもなぁ……」
友「……やっちーにわるい」
兄「かといって、まさか妹に確認とるわけにもいかないし」
友「…………」
兄「……仕方ない、俺の部屋使っていいよ。俺は居間で……」
友「……やだ」
兄「ん?大丈夫だ、全然臭くないぞ?この前干したばっかりだし」
友「……ううん、ちがうの」
兄「え?」
友「…………」 キュ
友「……おにいちゃんと、いっしょじゃなきゃ……やだ」
>>796
ヒント:ほのぼのは共通√、今は個別√
おっけー?
>>799
………友が彼女じゃないと、いや
………友が彼女じゃ、だめ?
モゾモゾ
友「……おやすみなさい、おにいちゃん」
兄「お、おやすみ……」
友「……んっ」
兄(……お、俺は止めたんだ……でも、断ろうとすると泣きそうな顔に……)
兄(それでも、床に二組の布団を敷いて寝るってことは納得させたけど……)
兄(……あんな顔されて断れるやつがいたら出て来い、勲章やるから)
友「……おにいちゃん、ねた?」
兄「ん?ああ、まだ」
友「…………そ、そう」
兄「うん……」
友「……ねえ、おにいちゃん」
兄「おう、どうした?」
友「…………そっち、いってもいい?」
>>801
俺も友が好きさ!でも同じくらい妹と会長と後輩も好きなんだ!
こんなこと言って四人に刺されても本望なくらいにね!
モゾモゾ
兄「あ、あのー……と、友?」
友「……んっ……はふ」
兄「ちょっ、何してんの友!布団を別々にした意味無いでしょこれ!」
友「……おにいちゃん、いやなの?」
兄「い、嫌じゃないけど!むしろ嬉しいけど!いや何言ってんだ俺!」
友「……わたしは、おにいちゃんと、いっしょがいい」
兄「い、いや……だからね?」
友「…………?」
兄「あ、あの……友、いいか?俺今から大事なこと言うぞ」
友「……うん、なに?」
兄「俺は友が好きです。だから、友と一緒にいられるのは嬉しいです」
友「……うん、ありがとう……おにいちゃん」 ギュ
兄「は、話終わってないから!まだ最後まで話してないから!」
友「…………むー」
兄「でもな、いくら一緒にと言っても……その、布団の中ってのは、ちょっと違ってくる」
友「……ちがうの?」
兄「そのだな、こう……男女が一緒の布団に入るということはだな、つまり」
友「…………」
兄「その、うん……覚悟とか、心の準備とか……そういうのが、必要なんだよ」
友「……うん、しってる」
兄「そうか知ってるか、やっぱり友は賢いn……え?」
友「……おにいちゃんは、できてないの?」
兄「で、できてない、って……な、何が?」
友「……心の、準備とか」
兄「え、いや……」
友「……わたしは、ずっと、できてるのに」
兄「…………え?」
友「……おにいちゃんのこと、好きになってから……おにいちゃんの、彼女になってから……」
友「…………ずっと……覚悟、できてるのに……」
さあにゃんにゃんタイムだ涎がとまらねえぜンフフ
書き手がwktkしてどうすんだっちゅうねフヒヒwwwwwwww
……いつだって、そうだ。
この子は……友は、小さくて、幼くて、健気で、努力家で、肝心なとこでちょっと抜けてて。
でもその内は、常に誰よりも、大人だった。
兄「じゃあ、その……いいのか?」
俺からの問いに、無言のまま小さく頷く。
俺より、頭一つ以上小さな体を、静かに抱き寄せる。
そのままぽふんと、俺の手の中に収まってしまう友の体。その背中を、優しく撫でてやる。
兄「あー……ごめんな。お前のこと、ちゃんとわかってやれてなかった」
友「……ううん、いいの」
ふるふると首が横に振られる。そのたびに前髪が胸板をこすり、すこしこそばゆい。
しばらくしていると、もぞもぞと友が動き始める。そのままよじ登るように、少しずつ顔の位置を近づけてくる。
友「……ん……えへへ」
兄「お、どうした?」
あまり見ることがない、友の笑顔。
普段の友は、表情を和らげることはあっても、誰の目から見てもわかるほど、感情を表に出すことは無い。
友「……おにいちゃんの顔、ちかい」
兄「ん?まあ、普段は身長差があるからなぁ」
友「……ん、えへへ」
普段、ここまで近づくことのない互いの顔。
その距離が縮まっただけなのに、とても嬉しそうな友が、たまらなく可愛い。
友「……あの、おにいちゃん」
兄「ん?」
友「…………あ、あの、ね?その……」
その柔らかそうな頬を赤く上気させたまま、もじもじと体をゆらす。
じっとその顔を覗き込んでいると、何かを決心したように、身を寄せてきた。
友「…………あの、おにいちゃん」
兄「は、はい」
友「…………ちゅーして」
その言葉を聞いて、しばらく思考が止まる。
脳が活動を再開すると、そんなことを恥ずかしそうにお願いしてくる友をとても愛しく感じる。
それと同時に、そのくらいのことを今までしてやれなかったことに、罪悪感を感じた。
兄「……うん、いいよ。目閉じて」
友「…………うんっ」
嬉しそうに頷いて、素直に目を閉じる。
その、閉じられた淡いピンク色の唇に、そっと口付ける。
友「…………んーっ」
触れるだけの、重ねるだけの、短いキス。
それだけで、とても嬉しそうに震える、友の体。
友「……はふ……おにいちゃんと、キス、しちゃった」
兄「あー、しちゃったなぁ」
そのまま、嬉しそうにもじもじとしていた友。
しばらくそうしていると、再び……にじにじと、俺に顔を近づけてくる。
兄「お、友?」
友「……おにいちゃん、もういっかい」
もう一度、俺に言われたとおりに、目を閉じる。
そしてそのまま、期待に満ちた表情で、慎ましく唇を突き出してくる。
そこに、もう一度、唇を重ねる。
唇同士が触れ合い、押し付け合い……離れる。
しかし今度は、二人の距離が遠ざかることはなかった。
兄「お?」
友「……おにいちゃんに、おかえし」
そのまま、今度は友の方から唇を重ねてくる。
重なり、離れる。再び重なり、離れ、重なり……何度も、何度も。
友「……んっ……えへ、いっぱいおかえし」
兄「あ、ああ……いっぱいされちゃったな、おかえし」
そんな会話をしている間も、すりすりと体をこすりつけてくる友。
心なしか、その目も、とろんとしてきている。
友「……おにいちゃん、あのね」
兄「うん?」
友「……その……ね?こんどは、おとなのちゅー、して」
……ああもう、なんでこの子は、こんなに可愛いのか。
その言葉だけで、胸が高鳴りながら……今日だけで何度目か、唇を重ねる。
友「……んー……あむ」
友の唇が、ついばむように、俺の唇をはさむ。
そうしてできた唇の隙間に、そっと舌を挿し入れる。
友「……ん、ふっ……んっ」
侵入してきた俺の舌を、嬉しそうに、吸い上げる。
そしてそのまま、互いの唇を押し付け合い、舌を絡ませる。
友「……は、ふっ……ん、ちゅっ……ん」
そのまま、友の二の腕を撫で、肩を撫で、鎖骨を撫で。
その手のひらが、友の胸にさしかかったとき。
友「……んっ……ふ、あうっ」
ビクンとはねた、友の体。
さすがにまだ早かっただろうかと、その手を止めて、唇を離す。
兄「あ、っと……ごめんな、びっくりしたか?」
友「……ち、ちがうの……ちがくて、その」
顔を俯かせたまま、しばらくもじもじとしていると……
ふいに起き上がり、布団の上に、ちょこんと座る。
兄「ど、どうした?何か、嫌だったか?」
友「……ううん、やじゃ、ないの」
視線を右往左往、不安げにさ迷わせながら、小さく呟く。
そして、その指が、友自身が着ているシャツの、裾をつまむ。
兄「と、友?」
友「……ちゃんと、みてほしいの。おにいちゃんに、わたしの……からだ」
そのまま、ゆっくりとシャツをたくしあげ……脱ぎ捨てる。
白い肌。肩から脇、脇から腹部へ繋がる、なだらかなライン。
そのつつましい、ささやかなふくらみと、小さな、桜色の頂点。
雲間からのぞいた月明かりが部屋に射しこみ、その体を照らした。
友「……お、おにいちゃん?」
見とれていた。友に声をかけられるまで気がつかないほどに。
その、あまりに可愛らしく、綺麗な体に。
友「……おにいちゃん、やっぱり……その」
その小さな両の手のひらが、包むように、そっとその胸を覆い隠す。
不安そうに見上げてくるその視線が、まるで怯える子犬のように、ゆれていた。
友「……やっぱり……ちっちゃいの、いや?」
その問いに、言葉で返すよりも先に。
俺は友の体を抱きしめ、そっと、布団に押し倒した。
友「……あっ、あの……おにい、ちゃん?」
兄「大丈夫だよ。友の体なら、友なら、全部好きだから」
そう答えると、ようやく安心したように、その体から力が抜ける。
そっと、もう一度唇を重ね……その胸に、手を這わせる。
友「……う、あ……んっ、ふあっ」
手のひらにすっぽりと収まるほどの、ささやかなふくらみ。
それを、さするように、こねるように、そっと愛撫していく。
友「……ん、ふっ……んう、んっ」
……友の声に、少しずつ、艶が出始める。
その桜色の先端を、手のひらでさすり、転がす。
人差し指と中指の付け根ではさみ、しごくように動かす。
友「……ふっ、あっ、んんっ!お、おにいちゃ……ん、んっ!」
そして、空いている手で、優しくそのお腹を撫でる。
よけいなものなど何一つついていない、すべすべの感触を楽しむ。
友「……あっ、ひゃんっ!や、そこ、くすぐった……んっ、あ!」
そしてそのまま手を下ろし、その薄手のズボンの隙間から、手を入れる。
その時、また友の体が、ビクンとはねる。
兄「あー、大丈夫だよ、友。ちゃんと、優しくするから」
友「……ち、ちがうの、おにいちゃん……そ、その」
兄「?」
友「……わ……わらっちゃ、やだよ」
そんな友の言葉に内心首を傾げながらも、怖がらせないように、ゆっくりと。
その手を、ズボンの中へ、滑らせていく。
……く、ちゅ
その指先が、足の付け根に到達したとき。
熱い蜜のような液体が、指に絡まる。
友「……ひぅ、んっ!」
兄「あー……笑うなって、これのこと?」
友「……んっ……ふ、え?」
兄「別に気にすることないのに、当たり前の反応なんだから」
友「……あ、あの、ちがっ……ん、ふあ、んんっ!」
そのまま、湿った下着の上から、指先を上下させる。
布越しでもわかる、その下の割れ目をなぞるように、何度も。
友「っ……んっ、あ、やっ、ひゃうっ!」
兄「ん……汚れちゃうから、下も、脱がすよ?」
そう一言かけて、友の両足を持ち上げるように支え、ズボンに手をかけ、するすると脱がせる。
残った、熱い蜜を吸って火照った下着にも、手をかける。
友「……あっ、あの、お兄ちゃん」
兄「うん?」
友「……い、いいの……自分で、ぬぐから」
兄「え?あ、ああ……わかった」
友「…………まだ、見ちゃ、だめ」
正直、今さらどうしたのかとは思ったが、無理強いはしたくない。
友の言葉に従い、後ろを向いたまま、しばらく待つ。
友「……い、いいよ?……おにいちゃん」
兄「おう、わかっ……って、友?」
俺が目を開けてその体を見るよりも早く、友が俺に抱きつく。
ぐいぐいと、体を押し付けるように密着させてくる。
友「……その、えっと……つ、つづけて」
兄「あ、ああ……うん、わかった」
その行為を不思議に思いながらも……もう一度その体に、手を這わす。
片方の手が、友の背中を撫で続け。
もう片方の手を、胸へ、胸から腹部へ、おへそへ、さらに下へと、撫でながら下る。
友「……ひ、ぅ……」
兄「?……あ」
その手が、おへそよりも下に行き、太ももの内側を撫で、その付け根に触れたとき。
ようやく、先ほどの友の言葉の意味が、わかった。
友「……お、おにい、ちゃ……わ、わらわないで」
兄「ん……うん、大丈夫。笑ったりしないから」
ぴったりと閉じられた割れ目。その隙間から零れるように、溢れる蜜。
その周囲にも、どこにも……それを覆い隠す毛は、無かった。
友「……ほ、ほんとに?……つるつるでも、へんじゃ、ない?」
兄「友の体におかしいとこなんてないし、友の体は全部好きだよ?」
不安そうに尋ねてくる友に、極力優しく、答える。
そして、やっと安心したように、息を吐いた。
くちゅっ、ちゅくっ
そのまま指先で、その割れ目をなぞる。
指先に触れるのは、柔らかくすべすべな友の肌だけ。指先に絡まるのは、熱い友の蜜だけ。
友「……ふ、えっ、やんっ!あ、ぅうっ!」
手の動きに合わせてその体が震え、甘い声が唇から漏れる。
指先にほんの少し力を入れ、その割れ目を、そっと押し開く。
友「んっ……あう、あっ、んんっ!」
じわりと指先に、指の付け根に、手のひらに伝う、熱い潤滑液。
それを掬い上げ、まぶすようにしながら、その入り口付近を愛撫する。
友「っ……あ、ああっ、んっ!おにい、ちゃっ……ん、あうっ!」
その体がビクビクと震え、四肢から、体全体から、力が抜け始めていく。
ゆっくりと友の両足を抱えるように持ち上げ、そっと開かせる。
……そこは、もう十分なほどに、熱く濡れていた。
友「……んっ、ふ、あ……おにい、ちゃん?」
兄「友……その、どうだ?」
友「…………?」
自分でも、こんな質問をするのは恥ずかしい。が……
これに答える友の恥ずかしさを考えれば、どうってことないだろう。
兄「その、な……俺も、よくわかんないから……こういうの」
友「…………あ」
そこまで言ったところで、俺の言葉の意味がわかったのか。
少しの沈黙のあと……恥ずかしそうに、ゆっくりと……その足を、開く。
友「……うん、その……もう、だいじょうぶ、だから」
膝を折り曲げたままの足が、ゆっくりと開き……その、蜜にまみれた割れ目が、露になる。
友は、羞恥に顔を真っ赤に染めながらも、震えながらも、小さく、呟いた。
友「…………きて、おにいちゃん……」
友の言葉に、頭の中心がカッと熱くなる。
その熱に神経が焼き切れぬように注意しながら、ゆっくりと、友の体に覆い被さる。
く、ちゅ……
俺の、その先端が……閉じられた割れ目を、そっと割り開いた。
ぐっ……ぐ、ちゅ……
そのままゆっくりと、腰を押し進める。
しかし、初めてだからか、体格の差か、そこは侵入を拒むように、押し返してくる。
友「……ひ、ぐっ……く、ぅううっ!」
兄「……と、友?大丈夫、か?」
大丈夫なはずが、ない。
いくら一つ下とはいえ、こんな小さな体で。他人のそれを受け入れて、苦しくないはずが、ない。
友「……だい、じょうぶ、だか、らっ……くぅうっ、つづ、けてっ……!」
兄「続けて、って……」
ゆっくりと結合部へ、目を落とす。
その、何にも覆われていない割れ目が押し開かれ、俺の醜いそれの先端が、そこに埋まっている。
そしてそこから流れ出る、一筋の、赤い線。
兄「なあ、友……無理することないよ、別に今日最後までしなくても、これからゆっくり……」
友「……ひぅ、くっ……やっ、やだっ……おにいちゃ、やめちゃ、やっ……!」
兄「嫌だ、って言われても……」
しばらくそのまま、動きを止めていると。
ふいに、開かれていた友の足が、俺の腰に絡んでくる。
兄「え、あ……と、友?」
友「……はぁっ、はぁ……く、くぅうっ!」
兄「ちょ、待てっ……う、あっ!」
そのまま、ぐいっと足に力を入れ、俺の腰を無理やり、引き寄せる。
先端が、きつい引っかかりを掻き分けるように進み……一番奥の、肉壁を、叩いた。
友「……ひぅ、ぐっ、くぅうんんんんんっ!!」
唇を噛み締めたまま、くぐもった甲高い……悲鳴のような声をあげる。
熱い粘膜が容赦なく、俺のものを締め付けるように動く。
兄「と、友っ……大丈夫か?」
俯いたまま、何度も小刻みに、首を縦に振る友。
しかしその息は荒く、肩は大きく上下していた。
友「……っ、おにい、ちゃ……おねがい、ひとつだけ」
兄「お……おう、なんだ?」
震えながら顔を上げ、じっと俺の目を見てくる。
目じりに、小さく涙を浮かべながら。
友「……すきって、言って……わたしのこと、すき、って」
兄「それだけで、いいのか?」
友「っ……うん、それだけで、いいの。それだけで、わたしは……しあわせ、なの」
……友の体を優しく抱き寄せ、髪を撫でながら。その言葉を、何度も、耳元で言ってやる。
その言葉を言うたびに、少しずつ、友の体から力が抜け……中の粘膜も、ほぐれはじめる。
友「……は、ぁ……おにい、ちゃん?」
兄「どうした?」
友「……もう……うごいて、いいよ。おにいちゃんの、すきにして、いいの」
その目にはもう、先ほどまで浮かんでいた涙は無く。
優しく微笑みながら、俺の体に、手を回してきた。
兄「……じゃあ……動く、ぞ?」
友「……うんっ……わたしで、いっぱい……きもちよく、なって」
その言葉に、眩暈を覚えるほど、くらくらする。
友の体を抱きしめながら、少しずつ腰を、前後し始める。
友「……く、んっ……あ、あっ、んっ!」
くちゅ、ちゅくっ
ゆっくりと引き抜き、もう一度ゆっくりと、腰を沈める。
互いの下腹部が密着し、離れるごとに、熱い蜜が、卑猥な音をたてる。
友「……お、にい、ちゃっ……いいの、むり、しないで……もっと、早くても、んっ!」
兄「でも、その……いいのか?」
友「……く、うっ……おにいちゃんが、いいなら……わたしも、んっ、う!」
……あまり気を使いすぎると、かえって悪い気がする。
友が、ここまで俺を想ってくれるのなら、無碍にはできない。
少しずつ、腰の動きを、早める。
友「……んっ……ふっ、あ、あっ、ひゃんっ!?」
だんだんと腰を動かすスピードを上げていくと、少しずつ、友の声色が変わってきた。
今までの押し殺すような声から、わずかに、艶が滲み始める。
友「っ……や、あうっ、あっ!おにい、ちゃっ、わたし、わたっ……ん、んうっ!」
兄「なっ……なんだ、どう、した?」
友「んっ……わからなっ、んっ!びりびりって、なにかっ、ひゃ、んんっ!」
結合部から響く水音が、少しずつ大きくなる。
にちゃにちゃと、俺のものの根元から、太ももに伝うまで、蜜が溢れ始めた。
友「ふっ、や、んんんっ!やあ、おにいちゃ、あっ、んうっ、んっ!」
気づけば、友もその腕を俺の体に回し、きゅっと目を閉じたまま……
俺の動きに合わせて、おずおずと、腰を振っていた。
友「やああっ!あっ、なに、わから、なっ、んんっ!やだっ、おにいちゃ、あうっ!」
未経験な感覚に戸惑いながらも、俺の体にしがみついてくる友。
互いが、互いの体を求め合う。
友「おに、いちゃっ……あぅっ!やだ、きちゃ、なにかきちゃう、のっ……ん、やっ!」
兄「大丈夫、だから……そのまま、安心、して」
もう互いの動きは、体を重ねるだけではなく。
互いの体にしがみつきながら、ガクガクと、腰を打ち付けあう。
友「ふ、あっ!やっ、おにいちゃ、つかまえ、てっ、わたしのことっ、んんっ!」
震える友の体を、小さく細い体を、包むように強く抱きしめる。
そのままの体勢で、ひたすらに、友の体を突き上げる。
……限界に向けて、一気に駆け上がるように。
友「やあっ、おにい、ちゃ、ああうっ!すき、すきなのっ、おにい、ひゃうっ、やあっ!」
兄「……くっ、う……」
俺のものに密着していた友の粘膜が、きつく搾るように、締め上げる。
それに合わせるように、深く腰を沈め、一気に、引き抜く。
友「ふあ、やっ、おにいちゃっ、あっ、んんっ!あっ、あ、やっ、あああんっ!」
友の体が、電気が流れたように、ビクビクと痙攣する。
その、蜜にまみれたそこと、つるつるの下腹部に……俺の吐き出したものが、かかる。
兄「はぁっ、はぁ……」
友「……くぅっ、ん……はぁ、はっ……」
折り重なるように、二人で荒い息をする。
そうしている間にも、友の体が時折、ぴくぴくと震える。
友「……は、ぁ…………あう」
兄「だ、大丈夫か?友」
友「…………うん、だいじょうぶ」
そう言いながら、よじよじと、俺に顔を近づけ……
そっと、唇が、重なった。
友「……うれしいの、おにいちゃん」
兄「え?」
友「……ちっちゃいわたしでも、おにいちゃん……よろこんでくれた、から」
そのまま甘えるように、すりすりと身を寄せてくる。
そんな友が、可愛くて、何よりも、愛しくて。
幸せな感情に包まれたながら、そっと、その髪の毛を撫でた。
おらおらー、にゃんにゃんタイムは終わりだよーへんたいさんどもー
なんか、何気に一番長かった気がするんだ
友「……んー……えへへ」 スリスリ
兄「幸せそうだなぁ」
友「……おにいちゃんは?しあわせじゃないの?」
兄「……幸せです、ものすごく」
友「……うん、よかった……あ」
兄「え?」
友「……これ、おにいちゃん、の?」
兄「あー、ごめん、今拭くから」
友「…………あむ」
兄「ちょー!?ちょっ、何してんの!汚いだろ!」
友「…………ん、む……にがい」
兄「あーもう……ほら、全部拭くよ?汚いから」
友「……むー……おにいちゃんのなら、やじゃないもん」
兄「ま、またお前はそういうことを……」
友「……ん……えへへ」
俺はロリコンだけど友が好きな理由はそこじゃないんだ…わかるよね?
マジ乙!
>>874
わかる!君のその気持ちよくわかる!
うん、まあ俺はロリコンだけどねぶっちゃけ
>>875ぶっちゃけというより何を今更wwww
それは周知の事実だ
>>876
で、でも会長は巨乳だぞ!身長低いけど
妹は身長高いけど、怖がりであまえんぼで
後輩は年下で元気っこでアホの子で
友はもう上で見た通り
……うん、やっぱり俺ロリコンだわ
いやー、でも友√を書けて良かった
書いててめっちゃ楽しかったぜ
順当にいけば、次回は後輩かなぁ……ンフフ
っていうかあれか、みんな寝ちゃったのかな
>>877
とりあえずこれを↓
http://imepita.jp/20090118/200160
>>885
あー大丈夫!惨事の小さい子には興味ないから!
俺が好きなのは虹の小さい子だけだから大丈夫!
っていうか、この画像の女の子可愛くね?かえって悪化させてね?
とりあえず
ここまで応援してくださった皆さん、ありがとうございました
最初はただの妹スレだったのに、スレを重ねるごとに次々と仲間が増え
どんどん賑やかになってきて本当に嬉しいです、書いてて楽しいです
これからも妹スレを立てていきたいと思いますんで、もし見かけたらただ一言
「またお前か、ロリコン乙」とでも言ってくれれば泣いて喜びます
寝る方々はおやすみなさい。皆さんの夢に、可愛い妹たちがたくさん出てきますように
>>895
ロリコン乙、おやすみなさい
>>895
ロリ仲間乙
妹が母親のところに行ってるって描写があったけど離れて暮らしてるの?
最初のスレでもお年玉送られて来てるからそうなんだろうとは思ってたけど
その辺の記述ってあったっけ?まあぶっちゃけ無くてもいいんだろうけど
一寸気になったので出来れば設定だけでも教えて欲しかったり。
>>897
うおーい、俺はまだ寝ないぞ!
>>898
あー、一応両親とは離れて暮らしてる設定です。仕事の関係で。
たまにふらりと街まで帰ってきたりするので、甘えんぼな妹はそのたびに会いに行く、みたいな
家族構成やら両親の事情やらは、書くと話が重くなりがちなので、あえてぼかしました
……っていうか、俺お年玉ネタなんて書いたっけ?
スレも残り100を切りました
なんか落としちゃうのがもったいないので
細々と小ネタでも書いていくかな……
>>899
んーもしかしたら他の妹スレと混同してるかもしれんすまない。
しかしそれでも答えてくれるお前は素敵だありがとう
>>902
嫁にくるかい?
しかし、友のセリフで
三点リーダよりも先に言葉が入ったのはにゃんにゃんシーンだけ、という事実に
いったい誰ほどの人が気づいただろうか
いや、まあだから何?ってレベルの話なんだけど
そんじゃ細々とやっていきますぜ
全員分のバストアップカラーで描こうかと思ったけど、
先達がいる && ペンじゃなくて竿を握ってたのでやめーた。
元生徒会長の俺は妹派です(´・ω・`)
【 いぬ 】
兄「しかし、お前が陸上部所属というのは未だに信じられん」
後輩「むっかぁー!失礼な、これでも立派な陸上部員ですよ!」
兄「よーし、では試してやろう」
後輩「はえ?」
兄「俺がこのフリスビーを投げる。これを、はたしてどれだけ早く取ってこれるかというテストだ」
後輩「それって陸上関係あるんですか?」
兄「あるとも、大有りだ!本当にお前がランナーなら、誰よりも早く戻ってこれるはず!」
後輩「よっ……よっしゃー、ばっちこぉーい!」
兄「どっせぇええええいっ!」 ブンッ
後輩「う、うわっ!?どんだけとばしてんですかセンパイ!!」
兄「ほらほらどうしたー、もうテストは始まってるぞー」
後輩「はっ、しまった!」 ダッ
兄「いやー、飛んだ飛んだ」
>>907
逆に竿を使って描いてみるのはどうだろう
>>908
は、はずかしいにゃん///
後輩の妹は5年生位でお願いします。髪はセミロングで。
出るかどうかも解らないキャラに注文w
後輩「でぇやぁああああああああ!!」 ダダダダ
兄「おー、早い早い……けど、雄叫びをあげながら走るのはどうなんだろう」
後輩「てりゃあっ!!」 パシッ
兄「うん、ナイスキャッチだ」
後輩「はぁっ、はぁ……はいセンパイ、とってきました!」
兄「おう、お疲れさんと見せかけてうりぃいいいいい!!」 ブンッ
後輩「ああー!せっかく取ってきたのにー!!」
兄「さあもう一度だ、行けちび!」
後輩「よっしゃ、行ってきます!っていうかちびって言うな!」 ダッ
兄「元気だなー」
後輩「とぉりゃあああっ、てぇいっ!」 パシッ
兄「おお、見事なジャンピングキャッチだ」
>>913
後輩√に入ったら出るかも。
というか出す。うん。
>>918
序なんであげてきた
ttp://toku.xdisc.net/Sn2/up3/ggg/re4194.zip.html
>>1へのせめてもの貢物的な意味も込めて。
7時までには消しますね
後輩「はっ、はっ……はいセンパイ、取りましたよ!」
兄「おーおー、おつかるぇえええええええいっ!!」 ブォンッ
後輩「あーもう!何やってるんですかさっきから!!」 タタッ
兄「さあ行け……って、言う前に行ったか」
後輩「うぉりゃああああっ、たあっ!」 パシッ
後輩「はっ、はっ、はっ……はいセンパイ、とってk」
兄「ふんぬっ!!」 ブンッ
後輩「で、でぇやぁああああああっ!!」 ダダッ
兄「……元気だなぁ」
後輩「はっ、はっ……せ、センパーイっ!」
兄「おう、どうしたー?」
後輩「な、なんか、楽しくなってきましたー!」
兄「そうかー、良かったなー」
後輩「とぉうっ!よっしゃ、ナイスキャーッチ!」
兄「……うん。陸上部員らしいかは別として、犬っぽいという俺の予想は当たりだったみたいだな」
>>920
べ、別に欲しくなんてなかったんだからねっ!!///
……ふぅ……
しまった・・・俺としたことが飛んだ失敗をやらかしたぜ
妹スレなのに妹物ではなくて炉漫をあげてしまうとは迂闊だった
まあ>>1ロリだしいいよね?
【 ストロー 】
兄「ただいまー」
妹「おかえりなさい、兄さん……どちらまで?」
兄「坂の下にあるコンビにまで、これを買いに」
妹「ああ、兄さんの好きな紙パックの麦茶ですね」
兄「ペットボトルじゃ物足りないんだ」 ガサゴソ
妹「まあ、中身は同じだと思うんですけど」
兄「気分の問題だよ……ところで妹」
妹「はい?」
兄「……なんで、1リットルのパックにまでストローつけるんだろうね」
妹「それは……もし無かった場合、クレームをつけられるからでは?」
兄「でも明らかに飲みきりサイズじゃないだろ、この量は」
妹「確かに、全部いっぺんに飲んだらおなかがたぷたぷになっちゃいます」
兄「おかげでうちには、余ったストローが袋いっぱいに」
妹「エコとは真逆をいってますね、アウトローです」
>>923
このスレは妹スレ
でも俺は妹だけでなく小さくて可愛いものなら好き
つまり、小さくて可愛ければ炉漫だろうが何だろうが一向に構わんッッッ!!!!
それよりもなぜコンビというコンビニの略称に誰もつっこまないのか
【エロおやじ二人】
友「……会長さん、お茶です」
会長「ああ、ありがとう」
友「……はい、おにいちゃんも」
兄「ん、ありがとな」
友「…………」 トテトテ
会長「……はぁ、やっぱり友は可愛いなぁ」
兄「たしかに、可愛いです」
会長「あの、ぷにっとしたほっぺなんかもう、指でつんつんしたくなるな」
兄「いやいや、そこはあえての耳ですよ。こう、くすぐる感じで……」
会長「それもいいなー、こそばゆくて身悶えするところ見たらもう」
兄「たまりませんよね、男としては」
会長「たまらないなぁ、女としても」
「こんにちは、失礼しま……って、友ちゃん?どうしたんですか?」
友「……今はきちゃだめ、へんな空気になってる」
>>927
ぼ、ボクも眠いんだよぅ///
夜中に気付いて今やっと追い付いた
楽しみにしてたからいつスレ立つかと待ってたぜ
次回作の予定は未定?
【恐怖・都市伝説】
後輩「センパーイ、あの噂聞きました?」
兄「あの噂、って……あれか?最近この辺に、口裂け女っぽいやつが出るって」
後輩「そうなんですよ!今時口裂け女なんて、どんだけトレンディなんですかね?」
兄「そう言うな、うちの妹なんて怖がって、最近はどこに行くのにも付き合わされるんだぞ」
後輩「はいはい、ゴチソーサマです……でも、ほんとに見た人なんているんですか?」
会長「ん?それっぽい女性なら、昨日下校途中に出くわしたぞ」
後輩「ええっ!?だ、大丈夫だったんですか?」
会長「ああ、突然『わたしきれい?』と聞かれたのでな」
後輩「う、うんうん……」
会長「まあ普通だけど、ボクのほうが美人だな……と言ったら、泣いて逃げた」
兄「……ひ、人として最低の答え方ですね」
後輩「さ、さすがです会長……」
会長「特に語るところのない、ごく平凡そうな顔だったからな」
兄「っていうか会長はある意味、妖怪より恐ろしいです」
>>933
立てるとしたら金曜。
来週になるか再来週になるかは未定です
取り合えず>>1にささげる第二弾
炉漫もいいけど妹物もね!
しかも友達に兄を取られて兄に(ry
ttp://www3.vipper.org/vip1072214.jpg
ttp://www2.vipper.org/vip1072216.jpg
ttp://www3.vipper.org/vip1072217.jpg
ttp://toku.xdisc.net/Sn2/up3/ggg/re4195.zip.html
7時半もしくは>>1が落としたら消しますね。
【ブラコン講話】
後輩「ねえねえ、やっちー……やっちーは、なんでセンパイのどこが好きなの?」
妹「は、はいっ!?」
後輩「だってセンパイ意地悪だし、子供っぽいし、えっちいし……」
妹「で、でもですね……その、良い所もたくさんあるんですよ?」
後輩「へー、たとえば?」
妹「そうですね……優しいところとか、ちゃんと周りに気を配るところとか、頼りになるところとか」
後輩「ふんふん」
妹「作った料理を褒めてくれたりとか、買い物に付き合ってくれたり、お洋服を選んでくれたり……あ、あとですね」
後輩「う……う、うん」
妹「お洗濯を手伝ってくれたり、その、髪型を褒めてくれたりですね?え、えへへ」
後輩「…………」
妹「そう、この前なんか兄さんったら、私が今晩何を食べたいか聞いたら……」
友「……どうしたの?げっそりして」
後輩「……延々とのろけ話を二時間……な、なんかお腹いっぱいな気分」
>>937
も、もうっ……えっちなものばっかりなんだから!///
ありがとう、保存した
結局敬語妹はずっと可愛いんだが
他のキャラも負けず劣らずのクオリティで書いてる1はすごいわ
性の力ってすごいわ
【番外編・シスコン講話】
後輩「ねえセンパイ、センパイはやっちーのどこが……あ」
兄「……よくぞ聞いてくれた!」 キラン
後輩「あ、あああ……ごめんなさいセンパイ、聞かなかったことに!」
兄「そうだなー、たくさんありすぎて困るが……まず挙げるとしたら」
後輩「なんか勝手に始めちゃってるしー!?」
兄「まずはあれだな、とても素直なとこだ。良い子だし、とても優しくて思いやりがある」
後輩「……あーもう、好きにしてください」
兄「料理を含む家事全般が得意だ、家庭的だろ?特に料理に関しては、もう一級品の腕前でなあ」
後輩「……はあ、そーですか」
兄「あとはあの言葉遣いだな、優しさの中にも気品というか、貞淑さというか……っておい、聞いてるか?」
後輩「あーもう、聞いてますよ!」
兄「ああ、それなら良いんだ。それからだな、普段はクールっぽく振舞ってはいるが、たまに…………」
会長「……なんだ、どうした?最近よくやつれているなぁ」
後輩「……ブ、ブラコン+シスコンの話で合計4時間……もう無理です、口から砂吐きそうです」
>>942
おいおい、それじゃ俺が性の力のみで書いてるみたいじゃないか!
せいぜい八割くらいだぞ!
【ベッドの下は欲望番外地】
妹「こっ、これは……兄さんの部屋の片付けをしていたら、まさかこんな……」
妹「…………こ、これはチェックしないといけませんね、妹として」
妹「……う、うあ……うあー……」 ペラ、ペラ
妹「こ、こんなにロープを……お、お野菜をこんなことに使うなんて、もったないないです!」
妹「……そ、それにしても……」
妹「女性の胸のサイズが極端ですね……おっきいのと、ぺたんこなのと」
妹「……会長は、大きい方……友ちゃんとちーちゃんは、まあ……」
妹「………………」 ふにふに
妹「も……もしかして、私って……一番、中途半端?」
妹「ね、ねえ兄さん、中途半端ってどう思います?」
兄「うん?なんのことかはよくわからんが、やっぱり中途半端は良くないぞう」
妹「……そ、そうですよね……はう」
兄「?」
【だが、それがいい】
友「…………はぁ」
妹「友ちゃん、どうしたんですか?なんだか落ち込んでますけど」
友「……以前、おにいちゃんはスク水がすきって聞いたから」
妹「……ま、まさか、買いに行ったんですか」
友「……うん、ドンキに」
妹「ど、ドンキに」
友「…………売ってもらえなかった」
妹「それは、まあ……っていうか売ってあったんですね」
友「……でも、それは別によかった……仕方ないので、家にあった小学校のときの水着を出してみたの」
妹「……そ、それで……」
友「…………ためしに着てみたら、いまでもぴったりサイズだった……」
妹「……そ、それは……」
友「…………ぴったりだったの……」
妹「………………」
【一言、物申す】
俺「よう兄くん!」
兄「……うわっ、誰だあんた!」
俺「俺はこの世界の神様さ、君の願いを一つだけ叶えてあげよう!」
兄「え、えらく人相の悪い神様だな……えっと、それじゃあですね」
俺「うむ」
兄「俺を……モテるようにしてください!!」
俺「…………おいお前、ちょっとそこに座れ」
兄「え、あ、はい」
俺「可愛い妹がいて?会長がいて?友と後輩がいて?すでにハーレムじゃねえかよふざけんな」
兄「……あ、あのですね」
俺「その上モテたい?どんだけ贅沢言ってんだよこの野郎」
兄「…………えっと、でも」
俺「うっさい甘えんなちくしょう」
兄「…………ハッ!ゆ、夢か……」
【薄いって言うな】
兄「最近うちの妹が、キャラが薄いんじゃないかと悩んでるみたいで……」
会長「なんだ兄くん、薄さに悩んでるのか?そんな時は亜鉛をだね」
兄「そっちじゃないし俺のことでもない!っていうかこのやりとり前にもしましたよね!?」
会長「ふむ……ここはどうだろう、妹くんのキャラを濃くしてみては」
兄「と、いうと?」
会長「そうだな、まずは……ケモノ耳をつけてみようか」
兄「……お、おお!それはネコですか、ウサギですか!?」
会長「いやいや、ここはイヌだろう。耳と同色の、ふさふさの尻尾もつけて」
兄「く、首輪は?首輪もありですか?」
会長「それもありだな、そして語尾には『わん』と……」
兄「ふ、ふぉおおお!た、たまりませんね!」
会長「ああ、たまらないな!」
妹「あれ?どうしたんですか友ちゃん、学生会室の前で」
友「……今はきちゃだめ、ぜったい」
……気づいたら外が明るかったぞどういうことだ
むしろ会長が1番キャラ強いんじゃ…
やっぱり作者お気に入りだからか…
というか1の眠気はどうなってるんだ?
次スレ立てるとすればパー速か、VIPかどっち?
>>955
お気に入りというか、一番感情移入しやすいwwwwww
だから書きやすいのかもしれんね、うん
このスレが落ちるまで起きていれば可愛い妹ができる
自分にそんな暗示をかけるだけで三日は戦えるぜ!
>>956
VIPかな、やっぱり
来週になるか再来週になるかはわからん、ごめん
もう、みんな……///
あとちょっとなのにネタ切れだよもう
兄と同年代の新キャラを出す予定はあるの?
>>963
一応考えてはあるけど、いつ出そうか迷ってる
後輩√も中途半端だしなぁ……ほんと、いつ出そう
>>964
同年代の新キャラは男かな?
初登場時から見返してみると……
友はどんどん幼くなるし、会長はどんどん変態さんになってる気がする
妹はほとんど変わらないのに、なぜだろう……
ああ、俺が考えなしに書いてるからか
>>966
お……お前、何を言ってるんだ……?
男なんて書いても楽しくないだろ!!!!
>>968
お前俺の嫁に(ry
>>970
……はう、ボクはノンケだよぅ///
【そうだよ変態だよ】
兄「あれ、会長……犬の散歩ですか?」
会長「ん?ああ、友人の犬を預かっていてね」
友「……かわいい」
後輩「うっは、ふかふかですねー……あの、触ってもいいですか?」
会長「もちろんだとも」
後輩「うわー、かわいー……おすわり!」
友「……おりこう」
後輩「じゃあ……お手!」
友「……えっと……ちんちん」
後輩「ちょっ、友ちゃん!!」
会長「……どうしたシーザー、ちんちんできるだろう?ほら、ちんちんだ」 ニヤニヤ
兄「………………」
後輩「せっ、センパイも何を前屈みになってるんですか!」
会長「兄くんに命令したわけじゃないんだがなぁ」 ニヤニヤ
とっさに思いついたネタがこれかと思うとだんだん死にたくなってきた
薄い
同級生キャラは幼馴染と決まっているだろう?
会長「なんだ、>>975くんは薄さに悩んでいるのか?そういう時は亜鉛を摂取するといい」
>>977
幼馴染……では、ない。すまん
最初は俺もそう考えてたけど、兄と妹は昔からずっと一緒だったことを考えると……
うん、設定に無理があるかなー、と思って
>>981
主人公っていうのは得てして記憶を失いやすい生き物なんだぜ・・・?
結婚の約束とかな。
>>982
残念!それはすでに妹としていた!
兄は忘れそうだけど、妹は絶対そういうの覚えてるタイプだと思うんだ
妹スレとして生まれ
会長スレと言われたり、友が主役と言われたりしたけど
……ま、まさか俺がメインヒロインになるなんて…………
恥ずかしいにゃん☆
女なのにいつも>>1のスレにいるのは私くらいのはずだ…
>>992
ごめんなさい、奥行きがある立体の女性は苦手なんですごめんなさい……
さあみんな、もうすぐ1000だよ!
今回も長くお付き合いしてくれてありがとう、またいつか妹スレで会おう
みんなは……俺の嫁です!!
乙!!
このSSまとめへのコメント
これ大好き