妹「お兄ちゃん!そんなところで寝たら風邪引くよ」(670)

妹「お兄ちゃん!お兄ちゃんってば!こたつで寝ると風邪引いちゃうよ!」

兄「うるせぇなぁ、寝かせてくれよ」

妹「もうしょうがないなぁ。1時間したらちゃんとベッドにいきなよ」

兄「はいはい・・・フゴーフゴー」

妹「///・・・お兄ちゃんの寝顔・・・かわいい、いびきうるさいけど。お兄ちゃんってキスとかしたことあるのかな?
  唇も童貞さんなのかな?奪っちゃおうかな・・・」
 
・・・・・・

妹「・・・口臭い」

翌朝、チュンチュン、チュンチュン

姉「兄~、朝だよー起きなさい!」

兄「う~ん、むにゃむにゃ。俺に起きてほしければ「ご主人様、起きてくだしあ><って言うんだな」

姉「妹ちゃーん、起きなよー。遅刻するよー」

兄「むぅ、聞いてないし、てかもういねーし。姉ちゃんいつのまに神足覚えたんだ?」

姉「バカなこと言ってないで早く起きなさい」

兄「フゴッ!痛いよ!いつの間に戻って来てんだよ!ヤードラット星人かあんたは」

姉「何寝ぼけたこと言ってんの?今日は妹ちゃんの高校の入学式でしょ!あんたもついて来るって楽しみにしてたじゃない!
  親父とおふくろの分もお祝いしてやるって言ったのは誰?」

兄「そうかそうか。そうだったな。(やべっ、すっかり忘れてた)」

妹「お姉ちゃーん、ネクタイの結び方教えてよー!」

姉「はいはい。今行くからちょっと待ってな。兄も早く用意しなよ、もうっ」

兄「へいへい。(妹も高校入学か・・・早いな。ついこないだまで一緒に風呂入ってたのにな。
  月日が経つのって早いなぁ、ねぇ親父、おふくろ)」

・・・(入学式) ざわざわ、ワイワイ
 
妹「うわーいっぱい人がいるー。早く友達できるといいな」

兄「引越ししたから友達と離れちゃったもんな。まぁお前ならすぐできるだろ。
  明るいし、天然ちゃんだし、なんたってかわいいs(ry、
  フゴッ!いってーな、なんだよ!」

生徒「す、すいません!ちょっとよそ見してました」

兄「ったく、今いいこと言おうとしてたのに」

妹「なーに?お兄ちゃん?天然ちゃんだし、の後何て言ったの?」

兄「な、なんでもない!」

姉「ふふふ」

生徒「おいおい、見ろよあの子。めっちゃかわいいぜ」

生徒「ほんとだ。あの子と一緒のクラスになれるといいな」

兄「なかなかやりおるな、お主。もうファンがついておるぞ」

姉「全くでござる。さすが私の可愛い妹ちゃんでござる。隅におけないでござる」

妹「わ、わたし?私なんていいところ何もないし、ドジだし、天然だし」

兄「ふふふ、それがお主の天然たる所以なのじゃよ」

姉「そういうことでござる。
  まぁ妹ちゃんに悪い虫が付かないように守ってあげるね・・・あ!っ・・・でござる」

妹「二人ともそれ誰?しかもお姉ちゃん、キャラちゃんと統一できてないし」

姉「かたじけないでござる」

妹「でも・・・、私が好きなのは・・・」

兄「・・・好きなのは?好きなやつがいるのか妹よ」

妹「・・・ううん!なんでもない!」

兄「なんだよ!言いかけたなら最後まで言えよ!(・・・誰なんだろう、妹の好きなやつって。
  DQNかDQNなのか?まあいい、前髪アシンメトリーとかしてるやつだったら速効とび蹴り食らわせてやる)」

妹「・・・」

姉「・・・」

入学式終了~


妹「ふ~疲れた。もうくたくただよぅ。でも友達できたからよかった!」

兄「そうだな。カナちゃんだっけ?あの子かわいかったな」

妹「・・・バカお兄(ボソ)」

姉「二人でなーに話してんの?お姉ちゃんはそろそろバイトに行って来るわ。
  ご飯はレンジに肉じゃが入ってるから適当に食べといてねー」

兄妹「はーい」

兄「腹減ったな、妹よ」

妹「うん」

兄「肉じゃが食うか?」

妹「うん」

兄「お前は本当に肉じゃがが食いたいのか?」

妹「うん」

兄「ピザとか頼んでもいいんだぞ」

妹「えっ?どうしたのお兄ちゃん。肉じゃが嫌いじゃないでしょ?しかもお姉ちゃんがせっかく作ってくれたのに」

兄「だからだ!俺たちが全部平らげた後の皿を見た時の姉ちゃんの反応を想像してみろ」

妹「・・・うん」

兄「どんな感じ?」

妹「すっごいしつこく味の感想を聞いてきてる」

兄「お前はなんて答えた?」

妹「おいしいって答えた」

兄「その時の姉ちゃん、どんな顔してる?」

妹「すごく・・・どや顔です」

兄「だろ?あれが嫌なんだよ!確かに姉ちゃんの料理うまいんだけどさぁ、
  感想言った時にするどや顔がなんかさぁ、イラっとするんだよなー」

妹「ちょっと分かる・・かも・・・」

兄「分かってくれるか妹よ。そこでだ!ピザを頼もうと思ったがいかんせん金がない。お前、料理できるか?」

妹「できない。じゃ、お兄ちゃん作ってよ」

兄「俺ができると思うか?おままごとでさえダメだったんだぞ!
  あんなもん想像で料理すればいいだけなのに、俺には無理だった。
  あいにく俺は生まれつき料理に関するイマジネーションを持ち合わせてないらしい」

妹「よく分かんないけど、できないみたいね」

・・・
・・・・

兄「・・・肉じゃが食うか」

妹「うん」

なんかID変わった
とりあえずここで区切り。需要あるなら続き書くけど人いないみたいだね

需要あります

ああん
>>9>>10の間に

兄「ん?姉ちゃんも知ってるのか?誰なんだよ?教えてくれよ、僕たちファミリーじゃないか~」

姉「・・・妹はね、寝てる時、口臭い人が好きなんだって」

兄「なんだそれ。妹よ、なんか間違ってるぞ」

妹「・・・(言えない、絶対に言えない)」


が抜けてたorz
すまん、補完しといてくれ

兄「ふー、食った食ったー。姉ちゃんの肉じゃがって何気に結構うまいよな、悔しいけど」

妹「うん、お姉ちゃんの料理の中でも上位にくるね」

兄「そうだな。30位には入るな」

妹「それ微妙だよ!もしくはお姉ちゃんの料理のレパートリーが半端じゃなく多いってことだよ!」

兄「うむ。あっ、俺ちょっとコンビニ行ってくるわ。」

妹「えっ?こんな夜遅くに?危ないよ」

兄「俺もう21だぜ?襲われるかよ」

妹「あぅ。じゃあ、これ持って行って。お守り代わり」

兄「マフラーか、さんきゅ。(やべっ、いい匂いする)」

妹「何買うか知らないけど早く帰って来てね!」

兄「あーいよ」

妹「何買いに行ったんだろ・・・こんな時間にコンビニに行くなんて珍しい」

兄「さみーな。そういや今日妹の入学式だったんだよな。俺としたことがすっかり忘れてた」

妹「お兄ちゃん入学式のこと絶対忘れてたよね・・・来てた服もしわくちゃだったし。
  私って大事にされてないのかなぁ」

兄「頼む、開いていてください!閉まっていませんように!!」


>>21
いえす

後で各キャラのスペックも書いてくれい

兄「開いてろよ!!頼む頼む!!」

いらっしゃいまっせー'(BGMほーたーるのーひーかーり♪)

兄「あっぶねー、ギリギリセーフ!!えーと、あるかなあるかな・・・あった!!」

店員「○○円になりまーす、あっしたー」

兄「ふぅ、やばいな。早く帰んないと妹心配するだろうな」

兄「後は、コンビニっと」

妹「お兄ちゃん遅いなー。コンビニに行ったにしては長すぎる・・・なにしてんだろぅ」

・・・

妹「遅い!遅すぎるよ!事件に巻き込まれてたりしたらどうしよう・・・嫌だよ、そんなの嫌だよ・・・ヒック、ヒック」

・・・20分後

兄「ただいまー」

妹「!! 遅いよお兄ちゃん!!ヒック。何かあったんじゃないかと思ったよぅ・・・ヒック。頼むから心配掛けないでよぅ、ヒック」

兄「ただいまー」

妹「!!、遅いよお兄ちゃん!!ヒック。何かあったんじゃないかと思ったよぅ・・・ヒック」

兄「悪い悪い。何も泣くことないだろ。な、お兄ちゃんちゃんと生きてるからもう泣くな」

妹「・・・うん。でも一体何買ってたの?埼玉のコンビニにでも行ってたの?」

兄「アホか!なんでわざわざ県またいでコンビニに行く必要がある。
  ちょっと探し物があってな、実はヤ○ダ電機まで行ってた」

>>29

妹16歳
低身長、ロリ顔、天然

兄21歳
大学3年
ちょっと引きこもり気味

姉22歳
大学4年
就活終わってやりたい放題

妹「えっ?何で?コンビニに行くって言ったのに・・・嘘ついて、妹に心配かけて・・・」

兄「悪かった、謝るから許してくれ。妹よ、俺は今日が入学式ってことをすっかり忘れていた」

妹「知ってる」

兄「・・・ごめんな。そんな大事なこと忘れてて。お祝いもなく・・・兄貴失格だ」

妹「ううん、そんなの気にしなくていいよ」

兄「いや、だめだ!親父に「妹は俺が守る!」って誓ったのに早速破っちまった・・・」

妹「だからいいって!気にしないでよ。入学式なんてたいしたイベントじゃないんだから」

兄「いーや、だめだ。だから・・・せめてプレゼントだけでも思って・・・。
  これ受け取ってくれ。ヤ○ダ電機の包み紙で悪いけど」

妹「・・・もしかして、これを買いに?」

ガサゴソ、バリッ、ビリッ!

兄「(こいつ結構豪快に開けるな)」

妹「これは・・・私が欲しかったi-pod!!しかも最新型のnano!!嬉しい><」

兄「へへっ、お前それ欲しい欲しいって言ってたから。ほんと忘れててごめんな」

妹「ううん、ほんとありがとお兄ちゃん!!ギュッ!」

兄「おいおい抱きつくなよ。わかったわかった、よしよし。
  (しかし、i-podでこんなに喜ぶとは予想外だった。まだまだ単純でガキなんだな。やっぱ俺が守ってやんないと)

兄「(しかし、いい匂いするな女の子って。体はすっかり大人だな、いかんいかん、何を考えている俺は)

兄「あっそうだ!ちゃんとお祝いのケーキも買ってきてやったぞ!お前が好きなチョコレートケーキオンザ苺だ!!
  俺とお前と姉ちゃんの分は迷ったけど一応3つ買っといた」

妹「え?うそ?やったぁ!!なかなか売ってないのにこれ、お兄ちゃんありがとう」

兄「ああ、まぁ味わって食え。全く、姉ちゃんは何やってんだか。プレゼントもないのか」

妹「モグモグ、お姉ちゃんは時計をくれたよ。昨日の夜」

兄「何っ!!あの野郎、いいカッコしやがって。どうせ今日もどや顔するくせにチクショー!!」

スマン、苺オンザチョコレートケーキだorz

姉「ただいまー」

妹「あっ、お姉ちゃん帰ってきた。おかえりー」

兄「おかえり」

姉「妹ちゃんいいもん食べてるねー、どしたのそれ?」

妹「お兄ちゃんが買ってくれた、あとi-podも!!」

姉「へー、なかなかやるじゃない兄。今日の朝まですっかり忘れてたくせにいつ買ってたのよ。」

兄「いや・・・今・・・」

姉「今?今買いに行ったの?それはそれですごいじゃん!!ちょっと兄のこと見直したかな。ちゃんと約束守ってるね」

妹「約束って?」

兄「いや、なんでもない。それより姉ちゃんよ、手ぶらで帰るとはいいご身分だな。
ケーキの一つや二つ買ってねーのかよ。俺は3つも買ったけどな」

姉「そうだそうだ。ちょっと兄、運ぶの手伝って」

兄「何を?」

姉「いいからいいから、車まで来て」




たぶんID変わってる。ルータがおかしいみたい・・・・

お、変わってなかった

兄「(・・・この感じ、嫌だ。俺が今まで姉ちゃんを出し抜けたけとなんて一度もない。言ってみたはいいがたぶん今回も・・・)」

姉「じゃーん!!超特大!苺オンザチョコレートケーキ。これよこれ。さぁ運びなさい」

兄「(やっぱな、しかもホールで・・・)なんだよこれ!!・・・完敗だorz」

姉「ふふふ、ひれ伏せるがいい我が弟よ!でもあんたにしちゃよくやったよ(ボソ)」

兄「(バカ野郎、俺耳いいんだよ・・・聞こえてるよ。俺は・・・まだまだだ)」

兄「しかし重いなこれ。いったいどんだけでかいんだよ」

姉「知り合いにね、知り合いというかヒモにね、ケーキ屋がいるの。そいつに頼んで作らせたわ」

兄「鬼畜すぎる」

兄「ハァハァ・・・どっこらせっとぅ!!」

姉「頑張れ頑張れ、玄関はもう少しよ!」

兄「姉ちゃんもちったぁ手伝えよ!」

姉「バカ!私はインターホンを押すっていう重大な役割があんの!」

兄「なんだそれ」

妹「二人とも遅いなぁ。何してるのかなぁ。・・・お兄ちゃんのプレゼント、大切にしなきゃね」

姉「よし、玄関に着いたわね。用意はいい?」

兄「ああ」

姉「行くわよ!ポチッ」

ピンポーン、ピンポーン

妹「誰だろう、お兄ちゃんたちならインターホンなんて押さないし。ハーイ」

妹「今出まーす!」 

タッタッタ、ガチャッ

妹「二人ともなにしてr(ry」

姉「せーのっ」

兄「(えっ?せーのっって何だよ!打ち合わせなんかしたか?)」

(同時に)
姉「妹ちゃん!入学おめでとうー!!」
兄「い、いもう、ととちゃん!にゅ、にゅうがきお、おめでちう!」

兄「ぐだぐだじゃねーか!!!」

・・・(俺が姉に勝てることなんて皆無だ。なんでもそつなくこなすし、完璧な女だし、顔もかわいい。
     だが、だがしかし、ただ一つ言えることは・・・・詰めが甘い)

姉「・・・///」

これでひとまず終わり!
今まで読んでくれてた人ありがとう!

今日はもう止めるけど、明日スレが残ってたら続き書きます
もし、書いてほしい展開とかあったら書いておいてくれるとありがたい、ネタ切れ故に

なんか眠れないから再開する(´・ω・`)

保守ありがとう。3時くらいまでやりたい

翌朝・・・

ジリリリリリリ

兄「うーん、よく寝た。ふぅ・・・。昨日は色々あったな。姉ちゃんが巨大ケーキを拉致ってきたのにはびっくりしたが。
  でも妹が喜んでくれてよかった。なんか俺兄貴やってる気がしてちょっと誇らしいかも・・・。
  しかし、姉ちゃんのどや顔イラっとしたなぁ。肉じゃがだけでなく、ケーキでもあの顔しやがったし。
  お前が作ったんじゃねーだろ!結局ケーキ姉ちゃんがほとんど平らげてたし。ほんと困った姉だな」

姉妹「おはようー」

兄「おっはー。早いな、二人とも。どうしたの?」

姉妹「(古っ!)」

姉「バカ!今日はあんたが妹ちゃんを遊園地に連れてく約束してたじゃない!また忘れたの?」

兄「ああ、そうだった。(おいおい、俺は記憶欠乏症か)」

妹「・・・もう」

兄「すまんすまん」

・・・

兄「ほいじゃ、行ってくるわ。姉ちゃん、夕食は豪華なもん頼んだぜ!」

妹「行ってくるね、お姉ちゃん!」

姉「いってらっしゃい。気をつけてね。兄は妹を強姦魔から守るのよ!」

兄「ちょ!!姉ちゃん強姦魔って!!何言ってんだよ!ケーキ食いすぎて頭おかしくなったのか?」

妹「ねぇねぇ、お兄ちゃん、ごうかんまって何―?」

兄「ほらみろ!また妹がいらんこと覚えた!」

姉「ふふふ」

兄「ほら妹、行くぞ!」

妹「だからごうかんまって何なのー?」

兄「そういう名前のお化けがいるの、詳しくは帰ってから姉ちゃんに聞け」

妹「お化けか・・・怖いよぅ」

兄「大丈夫、強姦魔なんてそうそう現れないから。年末ジャンボ当たるくらい珍しいから」

妹「そうなんだ・・・でも、いいお化けかもしれないしね!!」

兄「・・・(もう無視無視)」

???「フヒヒ、あの子おいしそうだ」


遊園地にて

妹「えっと、確か入り口の前で待ち合わせだったよね」

兄「えっ?誰か来んの?」

妹「うん、カナちゃんも誘ってみたんだ~」

兄「カナちゃんって妹の初めての友達だろ?ほらっ、入学式で会った。あの子か。
  (これはwktk、あのカナちゃんが来るのか)」

妹「そうだよ。誘ってみたら是非来たいって言うからお兄ちゃんに内緒で誘っちゃった。ダメだった?」

兄「うんにゃ!全然OK。むしろOK!」

妹「それどういう意味?なんかすっごい喜んでない?エッチぃ意味で。目がやらしいよ」

兄「いやいや!兄としてだな、妹がカナちゃんともっともっと仲良くなれればいいなって思ってたからな。そういうことだ」

妹「ふーん。そういうことかー」

カナ「妹ちゃーん!!おーい!!」

妹「あっ、カナちゃんだ!おーい!!こっちこっち!」

カナ「妹ちゃんこんにちは。あれ?こちらは誰?お父さん?」

妹「ち、違うよ!お兄ちゃんだよ」

兄「(おいおい、俺そんな老けてっか?確かに役割的にはそんな感じだが)」

カナ「あ、お兄さんですか。お父さんにしては若すぎると思ったんですけど、すいません!」

兄「いや、いーんだよ。気にしないで。カナちゃんだっけ?妹共々よろしくね、キラッ☆
  (しまったー!!ランカちゃんやってしまったー!自己紹介する時にランカちゃんが出るくせ直ってなかったー)」

カナ「・・・あ、そ、それマクロスですよね。わ、私見てましたよっ!!ランカかわいいですよね」

兄「(やべー、明らかにテンパってる!てか、引いてる!!まずいな、第一印象出川並だろこれ。
   しかし、この子、15歳のくせに気の使い方知ってるな。なんとか挽回せねば)」

兄「あ、う、うん!そうそう!ランカかわいいよね(死ぬうううううううう)」

妹「(もう、仕方ないなぁ)」

妹「じゃ、私も改めてカナちゃんに自己紹介しとこうかな。わたくし、妹っていいます。よろしくね、キラッ☆///」

兄「(こいつ・・・できる)」

ジェットコースターにて

兄「しかし、人多いな。さすがは成人の日。成人でもない者たちが成人の日の名を借りて好き勝手羽を伸ばす日・・・。まぁ俺らもだが」

妹「まぁ、いいじゃん。休日なんてみんなそんなもんだよ。海の日なんて意味分かんないじゃん」

カナ「確かに・・・」

兄「そうだな。休日の意義なんて考えても仕方ないよな。
  俺たちにできることはあのウルトラマウンテンにでも乗って成人どもに感謝の意を込めた雄たけびを上げてやることくらいだしな」

妹「別にかっこつけなくていいよ。お兄ちゃんが叫ぶ理由はただ単に怖いからでしょ」



兄「・・・」

兄「おいおい、2時間待ち?ミミッチーランドかよ、ここは」

カナ「さすがは休日ですね。待ちますか?」

兄「うーむ、どうする?妹よ」

妹「さすがに2時間は待てないかな。それよりあっちでコーヒーカップ乗りたい!!」

兄「だそうだ」

カナ「いいですよ、コーヒーカップ好きですし」

兄「(この子ほんといい子だな。絶対乗りたくないだろコーヒーカップなんて)」

兄「ごめんな、妹のわがまま聞いてもらって。あいつ、子供っぽいから」

妹「こっちこっちー!お兄ちゃんカナちゃん早く早くー!!」

兄「あーいよ。いいからじっとしてなさい」

妹「3人で乗ろう!お兄ちゃんも!!」

兄「マジかよ、俺も乗るの?もう21だぜ?」

妹「乗るの!!」

兄「へいへい」

・・・ 
・・・・




兄「ぎゃああああああああああああああああああ」

妹「お兄ちゃん・・・コーヒーカップで・・・」

カナ「一番子供っぽいのって・・・」

兄「いやはや、最近のコーヒーカップって結構スリリングなのな。びっくりしたわ」

妹「あれでよくウルトラマウンテン乗ろうとしてたよね・・・」

カナ「たぶん、無理だと思います」

兄「カナちゃんまで!!あー、疲れた。ちょっときゅうけーい」

妹「あたし、アイス食べたい!!」

兄「おお、そうか。じゃ、俺が買ってきてやるよ。カナちゃん何がいい?」

カナ「バニラで」

兄「妹は?」

妹「苺オンザチョコレートアイス!!」

兄「またそれか!!さすがにアイスじゃないだろ」

妹「分かんないじゃん!!なかったら私もバニラでいいよ」

兄「了解。ちょっと行ってくるわ」



アイス屋にて

兄「あのー、バニラが一つとチョコミントが一つと・・・苺オンザチョコレートアイスって、さすがにないですよね?

店員「あるよ」

兄「あるのかよ!!」

兄「お待たせー。苺のやつあったぜ!!すごいなここのアイス屋」

妹「わーい!!私もあるとは思ってなかったよ。ありがとお兄ちゃん」

兄「へへっ、いいってことよ。(そういやさっきの店員どっかで見たことあるな、どこだ?確か、テレビかなんかで・・・気のせいか)」

兄「はい、カナちゃんにはバニラ!特別にダブルな!!」

カナ「あ、ありがとうございます!!嬉しいです」

妹「うー、ずるいー。私もダブルがよかったのに」

兄「わがまま言わないの。カナちゃんにはこれから妹をよろしくな、って意味も込めてダブルにしたの。
  あっ、俺も入れてトリプルにすればよかったかな」

カナ「そんな、お兄さんまでは///」

兄「そういう意味じゃないからね、いや、いいんだけど」

妹「ちょっとちょっとー!なんかおかしいよ!!」

兄「はいはい、わかったわかった。じゃ、妹には俺のチョコミントをやるよ」

妹「いらない、苦いもん」



兄「ニヤリ(計画通り)」

ふう、ちょっと休憩。人いるのかな?

次の乗り物は>>140

大八車

>>135
田中要次?
HERO?

兄「あ、あんなところに大八車がある!!遊園地にあんなのあるんだー」

妹「何?大八車って?」

兄「大八車とはな、
  江戸時代から使用され始めた、大きな荷物や、重量のある荷物を運ぶために使われる総木製の人力台車のことだ」

妹「お兄ちゃんすごーい、物知りだね!」

カナ「お兄さんすごいです。博識の人はかっこいいと思います」

兄「へへっ、そうか?(言えない、wiki参照なんて言えるはずがない)」




天国の親父「兄よ、オチがワンパターンになりつつあるぞ」




>>141
いえす

ダメだ・・・もう寝ます
全体的に短い話が多くなってきてる・・・
親父も怒ってるみたいだし、今日の昼くらいに残ってたら続き書きます

おはよう、保守ありがとう
では再開する

兄「よーし、色んなアトラクションも堪能したし、そろそろけーるか」

妹「乗ったのはコーヒーカップくらいでしょ」

カナ「あと、アイスも食べました」

兄「バ、バカ!他にも色々乗っただろ!尺の都合上カットされてるだけだ」

妹カナ「・・・」

兄「と、とにかく!!もう時間も時間だし、カナちゃんの両親も心配するかもしれないから帰ろう」

妹「そうしよっか。お腹も減ってるし。でもカナちゃんは心配いらないよ。今日ウチに泊まるから」

兄「な、なにっ!!そ、そうなのか!!(フラグキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!)」

カナ「はい。今日は妹ちゃんに誘われたのでお邪魔させていただきます」

兄「お、おう!!ウチの姉ちゃんがうまいもん作ってるだろうからな、たんまり食べてけ」

カナ「はい。ありがとうございます」

兄「(これはwktk!カナちゃんの後の風呂は何が何でも死守せねば)」

兄「あ、俺ちょっとトイレいってくるから君たちは出口で待っときなさい。すぐ行く」

妹「トイレ・・・?まーた黙って電機屋さんに行ったりしないよね?」

カナ「電機屋さん?」

兄「こ、こっちの話だよ。カナちゃん。行くわけねーだろ!大体遊園地に電機屋さんがあると思うか?」

妹「そうよね。じゃ、待ってるから早くしてね。行こうカナちゃん」

カナ「う、うん」

・・・・・



兄「妹のやつ、最近勘が鋭くなってきてるな。トイレじゃないことも見破られるとこだったし」

兄「ええと、たしかさっきのアイス屋ここらへんだったよな・・・。おっ、あったあった!」

兄「すいませーん!まだやってますか?」

店員「・・・」

兄「黙って営業時間を指さしてる。ふむふむ、まだやってるみたいだ。(てか話せよ、寡黙な人だなぁ)」

兄「あ、あのぅ・・・。
  (あるか?ないとは思うがこのアイス屋なんでもありそうだし・・・
  俺の夢が叶いそうなんだ!ダメ元でも聞いてみなきゃな!!)

店員「・・・」

兄「・・・パソコンの画面から二次元の嫁が出てくるドラえもんの道具みたいなものって・・・、ないですよ、ね・・・?

店員「・・・」

兄「・・・」



店員「ねーよ!」

兄「(なかったーorz)」

兄「そう・・ですよ・ね・・・。ほんとすいません、分けわかんないこと言って」

兄「(マジばかだ!兄貴失格だ、いや、人間失格だ。)」

店員「・・・」

兄「すいませんでした。アイス屋にそんなこと聞いた俺が間違いでした!
   電機を扱ってるならまだしも、そんな便利道具扱ってるわけないですよね。
   い、いや!電機を扱ってるわけもないか・・・アイス屋ですしね・・・」

店員「・・・」

兄「・・・」





店員「あるよ」

兄「(電機はあったー!!)」

10分後


妹「お兄ちゃんおそーい!!どこ行ってたのよ!!」

兄「悪い悪い。ちょっと電機屋で髭剃り買ってた。最近古いの壊れたからさ」

妹「電機屋で髭剃りかぁ、それならしょうがないね!!ってお兄ちゃんのバカ!!」

妹「あるわけないでしょ!電機屋さんなんて!!言い訳はかっこ悪いよ!!」

カナ「右に同じ」

兄「そ、そうだな。すまん。兄ちゃん最近便秘気味でさぁ、キレが悪くてな。時間かかっちまった」

妹「バカなこと言ってないで早く帰ろう!お姉ちゃん心配してるよ」

カナ「左に同じ」

兄「よし、けーるか!(カナちゃんのキャラがいまいち掴めん・・・)」

帰りの夜道にて


兄「あー、疲れた。早く帰って風呂にでも入りてー!」

妹「うん。わたしはもうお腹ぺこぺこだよぅ。うぅ」

カナ「お兄さん・・・ほんとにすいません。お邪魔しちゃって・・・」

兄「ん?いーんだよ、別に。ウチさ、両親死んじゃって俺と姉と妹の3人で住んでるんだ。
  だからカナちゃんが来てくれて嬉しいんだよ、家族が増えるみたいでさ」

妹「そういうこと!カナちゃんはもうわたしたちの家族同然なんだから!覚悟してよね」


カナ「・・・ヒック、ヒック。すいません。ボク、嬉しくて・・・ボクも両親いなくて、
   一人暮らししてるんですけど、家族だなんて・・・。嬉しい・・です。ヒック」

兄「・・・(そうなんだ、この年で一人だなんて・・・。強い子なんだなカナちゃんは)」

兄「・・・(てか、>>1適当すぎだろjk。カナちゃんボクなんて言ってたか?勝手にキャラ変更すんなよ)」

妹「そうだ!!今日からウチに住んじゃいなよ!!一人じゃ寂しいでしょ?
  ウチに来れば一気に4人家族になっちゃうんだよ。今日だって、実はこれを言おうとして誘ったの・・・」

兄「そ、そうだよ!ウチに来なさい、お兄ちゃんは大歓迎だな。ちょうど妹が欲しかったんだよ」

カナ「えっ?あ、あの・・・いいんですか?ボク・・たぶん迷惑かけちゃうと思うし、お姉さんにも悪いし・・・」

兄「それは全く問題無。ウチの姉ちゃんなら100%歓迎すると思うぞ」

カナ「・・・ほんとに、ありがとうございますヒック。ボク、嬉しくて・・・すいません、涙が・・・ヒック」

兄「いいんだいいんだ、家族の大切さは俺が一番分かってるから。
  カナちゃんみたいなかわいい妹ができるなんて、お兄ちゃん生きててよかったー!!」

妹「・・・(この兄、はやくなんとかしないと)」



???「フヒヒ」

兄「よーし!!それじゃ早く帰ってバカ姉に報告だ!先を急ぐぞ諸君」

妹「今お姉ちゃんのことバカって言ったね?報告しちゃお」

兄「それは報告せんでいい」


???「動くなー!!動くとお前らの命はないぞ、フヒィ」

兄「誰だお前は!!手には・・・ナイフ!!はっ、もしやお前・・・強姦魔か!?」

強姦魔「そうさ、俺が強姦魔さ」

兄「(おいおい、強姦魔ほんとに来ちゃったよ。ナイフ持ってるし、やばくないかこれ。
  てか、姉ちゃんがいらんこと言うから出てきちゃったんだろ!
  こんなんに出会うなら年末ジャンボに当たってくれた方が・・・クソッ!!どうする?どうする俺!)


兄「強姦魔!お前の要求はなんだ!?」

妹カナ「キャー!!」

妹「何あの気持ち悪いの・・・。お兄ちゃん、これが強姦魔お化け?あれほんとにお化けなの?人間に見えるよぅ」

兄「そうだ。あれが強姦魔だ。お兄ちゃんが絶対お前らを守るから心配すんな、大丈夫さ」

強姦魔「フヒ、すぐにその二人を渡せ。そうすれば命は助けてやろう。要求を拒めば・・・皆殺しだ」

兄「(やばい!こいつの目やばい!これはチョコとかコーラを打ってるやつの目だ。どうする、どうでる俺)」

兄「悪いがその要求は呑めない。二人とも大切な家族なんでな。
  今からウチで歓迎パーチーをやるところだ。やるなら俺をやれ、このくそったれ!!」

妹カナ「キャー!!怖いよぅ・・・」

強姦魔「ゆ、許さん・・絶対に許さんぞ虫けらども!じわじわとなぶり殺しにしてくれる!!」

兄「(ん?なんか聞いたことあるセリフだな)」

兄「おい、ゴミ虫!お前の戦闘力はいくつだ?」

強姦魔「私の戦闘力は53万です」



兄「アホだこいつ」

警察「こら!!そこのお前!何をやっている!!」

強姦魔「ちっ!ちょっと悪ふざけが多かったか。だが次会うときは覚悟しておけよ妹ちゃん、カナちゃん。フヒヒヒ」

警察「何をいっている貴様!さぁ来るんだ!!」

兄「ふぅ~、危なかった。お前たち、大丈夫か?」

妹「・・・うん。でも、こわ・・かった。」

カナ「ヒック、ヒック。うぅ、お兄さんありがとうございます。ボクも、怖かった・・・」

兄「もう大丈夫だ。お巡りさんが逮捕しちゃったからな」

妹「・・・ヒック、ヒック。お兄ちゃん、やるなら俺をやれ、とか言わないでよぅ。
  お兄ちゃんが死んじゃったらあたし・・・ヒックヒック。どうすればいいの?」

兄「だーいじょうぶさ。(こいつが嫁に行くまでは死ぬわけにいかねぇしな)」

兄「よし、けーるぞ。姉ちゃんが待ってる」

妹「うん」カナ「はい」

妹「ただいまー!!」

姉「おかえりー。遅かったわねー」

兄「ああ、色々あってな。それとこの子、カナちゃん。入学式の時会ったろ?一緒に住むことになったから」

姉「そうなの?ふふふ、大体把握したわ。寂しかったんだよね、カナちゃん」

兄「(さすが姉ちゃん、話さなくても分かるってか。まぁ楽でいいや)」

カナ「あ、あの!ボク、カナっていいます。お姉さん、よろしくお、お願いしまちゅ///!!」

姉「こちらこそよろしくね。お姉ちゃんって呼んでくれればいいから、キラッ☆」



兄妹「・・・(さすがは兄弟)」


兄「ふー、食った食ったー。既に歓迎会の準備がしてあったのには驚いたが、相変わらずうめぇな、姉ちゃんの飯は」

妹「ごちそうさまー!!あーおいしかった」

カナ「お、おいしい・・・こんなおいしいの、食べたことない・・・」

兄「まぁそう言うな、カナちゃん。調子乗るから」

姉「そう?おいしい?おいしいの?ねえ、どんな味?どんな味?」

兄「(始まったよ、ねえちゃんのどや顔攻撃。今日は一段とうぜえな)」

カナ「すごく・・・フルーティーです」

姉「でしょでしょー、分かるかー。季節のフルーツ7種類をブレンドしてみたんだー」

兄「もういいからさ、カナちゃん先お風呂入っちゃえよ」

カナ「あ、はい。じゃ、お先に入らせていただきます」

兄「(ktkr!その後は俺がもらった)」

姉「ねえ、兄。帰り道なんかあったでしょ」

兄「ああ、姉ちゃんが教えてくれたんだろ。気をつけろって」

姉「うん、なんか予感がしたんだ。当たっちゃったか・・・」

兄「おかげでえらい目に遭ったぜ。でもなんでいつも分かるんだ?予知能力でもあんのか?」

姉「自分でもよくわかんないんだけどね、わかっちゃうんだよ。
  特に家族に関しては。もっと気をつけるように言っておけばよかったけど・・・」

兄「まぁ、相手がバカで助かったけどな。あの時警察が来てくれなかったら今頃どうなってたことやら・・・」

姉「兄もさー、体鍛えないとだめだよ。いざという時に妹ちゃん誰が守るのさ。お父さんとの約束忘れたの?」

兄「ああ、そうだな・・・。確かに、俺が頼りないから襲われたのかもしれないし」

姉「そうだよ。そんな細い体じゃ強くなれないよ。ねぇ、姉ちゃんが毎日飲んでるプロテイン、特別にあげようか?」

兄「えっ?姉ちゃんそんなもん飲んでんの?初めて知ったぜ・・・」

姉「ふふふ、この引き締まった体を維持できるのは、まさしくプロテインのおかげなのだよ」

兄「どこにあるんだ?それ。ちょっと気になるかも」

姉「焦るな焦るな。この水屋の引き出しに入ってるから・・・」

ガザゴソ、ガサゴソ

姉「じゃーん!!見よ!この、光り輝く白い粉を!!」



兄「・・・姉ちゃん、それ・・・クリープだよ」

姉「く、クリープ?そんなはずは!!だって、確かに筋肉ついてきてると思うし・・・」

兄「なぁ、ものすっごい甘いだろ?そのプロテイン」

姉「確かに・・・飲み易いなぁとは思ってたけど・・・」

兄「そのラベルちょい読んでみ」

姉「ぷ、ぷろ、ぷろて・・・」

兄「書いてないだろ、ちゃんと読め」

姉「く、く、クリープ・・・」




兄「・・・(相変わらずウチの姉は・・・詰めが甘い)」

姉「・・・///」

ひとまずここまでー。
大学行って来るから、夜にでもまた書く

読んでくれた人ありがとう

風呂にて

チャプチャプ

カナ「ふんふふんふふんふーん♪全てーはー愛のターメリック。ハラハラハラペーニョー♪」

カナ「しかし、今日はいろんなことがあったな・・。3人で遊園地に行って、変なのに襲われて、
   みんなと家族になって・・・。お兄さん、かっこよかったな・・・///」



カナ「ふぅ・・・いいお湯でした」

兄「(お、上がったな!!あとはいかにさり気なくカナちゃんの後に入るかだ)」

兄「カナちゃん上がったかー。よし、じゃあ疲れたし、次は俺が入るかな(ウシシシ)」

姉「そうだね、入ってきなー」

兄「(ktkr!!)」

兄「(陰毛!陰毛!)」

脱衣所で脱ぎながら・・・

兄「なかれーちゃー、やだもん、シナモン、カルダモン!♪ふふふ、俺の時代が来た!!」

ガラッ


・・・


妹「誰の時代が来たって?」

兄「・・・」

ピシャッ!!

兄「(やられた!!)」

妹「(ふふふ、思い通りにはさせないからね)」

妹「ふぅ、いいお湯だった。お姉ちゃん絶妙の湯加減だね!」

姉「湯加減はお姉ちゃんに任せなさい!遠隔操作でいつも42℃フラットにしてるんだからね!!」

兄「(ご苦労なこった。俺の時はサボりやがるくせに・・・)」


姉「むっ!なんか言った!?」


兄「(ビクッ!)なんも言ってねぇよ!!
  (かっこついてるから聞こえてるはずねーのに・・・。さすがは姉ちゃん、読心術も身につけやがったか)」

姉「そんなことできるはずないしょー」




兄「・・・(もう無心でいよう)」

妹「お兄ちゃんお風呂入ってきなよー」

兄「ああ、そうすることにしよう」

カナ「す、すいません。一番風呂させてもらって・・・。」

兄「いいんだよ!それより妹!!なんだあの真似は!!」

妹「なに?そんなに2番風呂に入りたかったの?ねぇ、お兄ちゃん」

兄「俺はな・・・疲れてるんだ。一刻も早く風呂に入りたかったんだ」


妹「それよりカナちゃん!!ダメでしょ、湯船にあんなの浮いたままにしちゃ」

兄「(!!?)」

カナ「ぼ、ボクの・・・///」



兄「(妹のやろおおおお)」

姉「ふふふ」

兄「ふぅ、いい湯だった。俺の湯加減コントロールは相変わらず絶妙だぜ」


姉「ねぇカナちゃん。しばらく寝るのは兄の部屋でしなさい。兄の部屋は二段ベッドだったわよね?」

兄妹「(!!?)」

カナ「えっ?///は、はい!!」

兄「おいおい、さすがにそれはやべーだろ。姉ちゃんよ」

妹「そ、そうだよ!!それはまずすぎるよ。お姉ちゃん」

姉「なんで?なんかいやらしいことでも考えてるの?いいじゃない、家族なんだから」



兄妹「・・・」

兄の部屋


兄カナ「・・・」

兄「(むぅ、これはまずいことになった)」

カナ「(ドキドキ・・・どうしよう。男の人と二人っきりで寝るなんて・・・)」

兄「(俺の真下でカナちゃんが寝てるって考えると・・・やばい、眠れん)」

カナ「(ぼ、ボク迷惑かけてないかな?お兄さん嫌がってないかな・・・)」



兄「(いやいや、全然OK,むしろOK。ばっちこーい!!って何姉ちゃんみたいな真似してんだ俺は。そんな能力ないだろ)」

さっき大学に教科書買いに行ったんだが、売り切れだった。明日試験なのに・・・・
故に、友達に借りるためもういちど学校行ってくる。
すまんが、また後で再開するので待っててくれ

マジでもういいから…妹とか姉のSSは秋田

いやつまらんだろ
いい加減マンネリで飽きる

同じ展開 同じ性格してりゃそりゃなるわな

たまにはシチュ変えろ

こんなゴミみたいなスレに群がってる暇があったら働けカスニート共

兄「(マジ本格的にやばいな・・・明日は1限から試験だってのに。なんでこんなもん書いてr、
   そうじゃない、なんでこんなに興奮してるんだ俺は。相手はたかだか15の青二才じゃねーか)」

カナ「(な、なんでだろう。眠れない。それより今何時かな?うわっ、もう3時・・・。
   ボクいつも10時には寝てるっていうのに・・・。早く寝なきゃ)」

兄「(興奮しない興奮しない。15歳のガキんちょ相手に興奮するわけがない。興奮しない興奮しない・・・)」




・・・

兄「(やべぇww興奮しないって思えば思うほど興奮してくるorz)」

>>247>>1か?

兄「(カナちゃんはもう寝ちゃったかな?ちょっと呼びかけてみようかな。いや、さすがに寝てるか・・・)

カナ「(寝なきゃ寝なきゃ寝なきゃ寝なきゃ・・・眠れないorz)」

兄「(だめだ、らちが開かん!こうなったら・・・いっそ、賢者にでもなってみるか)

兄「(いや、ダメだ!!カナちゃんで抜くなんてけしからん!
   罪悪感に一生苦しめられることになりそうだ・・・耐えろ、耐えるんだ俺。てか、寝ろ!!)


カナ「寝なきゃ寝なきゃ寝なk寝な寝n根・・・すやすやzzz」

兄「耐えろ耐えろ耐えr耐え他・・・すやすやzzz」

>>250
いえす
IDコロコロ変わってすまん。仕様だ

こんなスレより妹「お兄ちゃん…」の方が断然楽しい件

早く潰れろ糞スレ

あんなスイーツ(笑)SSみてるのかこいつは

翌朝
ジリリリリリリリリリ

兄「う、うーん。あっ、いつの間にか寝ちゃったみたいだ。よかった、抜かずに済んだ・・・」



???「うーん、もぞもぞ」



兄「ちょっ!!い、妹、いつの間に・・・。
  (こいつ、俺がカナちゃんに取られたと思って嫉妬してたのかな?
   ふふふ、かわいいやつめ。もう少し寝かしておいてやるか)」

妹「むにゃむにゃ・・・。お、にい、ちゃん」

兄「はいはい、ここにいてやるから・・・と言いたいところだが、あいにく時間がない。先に出てるぞ妹よ」


>>255
お前あんなのって言うけど書けるの?
どうせなにも出来ないくせに文句つける奴は目障りだから消えろ

>>259
それおまえもじゃん?

妹「むにゃむにゃ、おはようー。あれっ?お兄ちゃんは?」

姉「おはよう。兄は学校で試験勉強するからって早くに出てったわよ」

カナ「おはよう、妹ちゃん」

妹「そうなんだ・・・」

姉「あんたねー、何のつもりよ。今時兄に夜這い仕掛ける妹なんて聞いたことないわよ」

妹「・・・」

>>260
はいはいそうやって自分がなにも出来ないのを誤魔化したい訳ね

妹「だって・・・」

カナ「・・・」

姉「いつまでも兄に甘えてたらダメよ!!もう高校生なんだから自立しなさい!」

姉「(この子、ちょっとまずいわね。甘えって感情じゃなくなってきてる。
  だからこそ、あえてカナちゃんを兄と一緒の部屋にしたんだけど・・・逆効果だったかな)」

カナ「妹ちゃん・・・遅刻するよ。早くご飯食べよ」

姉「そうよ、今日から本格的に学校が始まるんでしょ。初日から遅刻なんてしたらお姉ちゃん怒るからね」

妹「・・・はい」

この>>1マジで文才ねえなwwww
やる気あんのか?つまんねえし

>>268
お前いろんな妹スレに出没してはなんか言ってるよな
つまらんのなら自分が書けばいいのに

>>269
書いたことありますがなにか?

キーンコーンカーンコーン

先生「はーい、席についてー。HR始めるわよ」

妹「・・・はぁ。(お兄ちゃんのことを好きになっちゃダメなのかな・・・)」

カナ「妹ちゃん・・・」

先生「じゃー、自己紹介してもらうからあ行の人から順次よろしく」

妹「・・・はぁ」

>>272
ごめん、もういいや

生徒「ちょっと!妹ちゃん妹ちゃん!あなたの番よ」

妹「えっ!?何なに?」

生徒「自己紹介よ!あなたの番になったのよ」

妹「自己紹介?あたしの番?」

ガタッ!!


妹「は、はい!!○○中学から来た、い、妹です!キ、キ、(キラッ☆はらめえええええ)」




妹「キ、キ、・・・キンニクマンマリポーサが好きです!!///」

ちっ

>>274使って論争になれば>>1がやる気なくすと思ったのに

周りに助けてもらえて良かったね>>274くん^^

>>272
きっとそれも中学生が書いたようなSSだったんだろうな

一同「・・・(ポカーン)」



妹「///!!バ、バカ!キンニクマンマリポーサって何よ///!!
  こんなこと言うんだったらまだキラッ☆の方がよかった!!もうっ、わたしのバカ!!」

先生「あ、えー、こほん。だそうだ。先生はビッグボディの方が好きだなー。はい次」

カナ「い、妹ちゃん・・・」

妹「・・・(もうっ!!全部お兄ちゃんのせいなんだからね)」

キーンコーンカーンコーン

カナ「妹ちゃーん、お昼一緒に食べよう」

妹「う、うん。あー恥ずかしかったぁ。なんであんなこと言っちゃったんだろ!
  お兄ちゃんがキラッ☆とか吹き込むのが悪いんだから!
  帰ったらケーキ奢ってもらおう。苺がたくさん乗ってるやつ」

カナ「ニコニコ」

妹「ど、どうしたのよカナちゃん!何か言いたいことでもあるの!?」

カナ「ううん。いつもの妹ちゃんに戻ってよかったなーって(ニコニコ)」

妹「もうっ!とにかく!このことは忘れてよね。絶対お兄ちゃんとお姉ちゃんには内緒ね!」

カナ「う、うん。分かった。それよりこのお弁当おいしい。お姉ちゃんってほんと料理上手だね。
   料理だけじゃなくてなんでもできちゃうスーパーマン!ボクも将来あんな風になりたいなぁ」

妹「大丈夫!!カナちゃんならなれるよ!!わたしなんかよりずっとしっかりしてるし、かわいいし、・・・」

カナ「かわいいし・・・?」

妹「天然ちゃんだしね!」




カナ「・・・(妹ちゃんにだけは言われたくない)」

一方、こちらは大学


兄「なぁなぁ生徒、もし2段ベッドの下に高1のめっさかわいいボクっ子が寝てたらどうする?」

生徒「即行犯す!!」

兄「・・・お前に聞いたのがバカだった」

生徒「でもさぁ、そんなこと考えても仕方ないだろ。2次元の世界じゃあるまいし。」

兄「まあなぁ・・・。(いや、現実としてあるんだなー。ウチだけど)」

生徒「まぁ、もし本当にそんな状況になったら・・・犯すはしないまでも何かしないと気が狂うだろうな。
    一日だけならまだしも、そんなんが毎日続いたら・・・」


>>278
お前に人のSS貶す価値あんの?




ま、書いてないけどなw
釣られてやがんのwwwざまあwww

ぶひゃひゃひゃwww
ガキってだれのことぉ~?

僕わかんないなぁ^^

兄「(気が狂うかぁ・・・)」



兄「ただいまー!!」

3人「おかえりー」

兄「おっ、もうみんな帰ってるんだ。で、どうだった学校は?」

妹「それがねー、聞いてよお兄ちゃん!!お兄ちゃんのせいでね、自己紹介の時間違って
   キンニクマンマリポーサが好きですって言っちゃったんだよ!お詫びにケーキ奢ってー」

カナ「・・・(い、妹ちゃん。ぜ、全部言っちゃってるよ・・・)」

兄「ハハハ。バカだなーお前は。てかなんで兄ちゃんのせいになってんだよ!しかもたかるな。
  (ヒモからたかる姉ちゃんかお前は)」



姉「誰がたかるって?」

ゴツン!!



兄「イデッ!!(読心術の存在忘れてた・・・)」

なんか俺かわいいな
皆から可愛がられてんじゃん

さすがVIPのマスコット的存在なだけはあるな…

姉「で、どうだったの?一限の試験は?」

兄「ああ、試験?試験の結果なら明日スレが残ってた時にまた住民に報告するつもりだ」

姉「なに訳分かんないこと言ってんの!もう、だから妹ちゃんがアホなこと言っちゃうんだよ」

妹「そうだそうだー」


兄「バカ者。なんでも俺になすりつけんな」

マスコット的存在www

ぴったりじゃん俺wwwさすが15歳www


コテつけちゃおうかなぁ

夕食が終わってマッタリたいむ。なお、妹とカナは2階で遊んでる

兄「なぁ、姉ちゃん。カナちゃんのことなんだけどさぁ」

姉「ああ、そのことなら私が悪かったわ。あんたと一緒の部屋にさせて。妹も嫉妬してたみたいだし」

兄「あぁ、妹は別にいいんだが、俺がな・・・ちょっとこたえるわ」

姉「何?あんたあの子のこと好きなの?」

兄「ブーッ!!ケホケホッ!俺のカルピス返せ」

コテつけますた(^ω^)

みんなこれからよろしくな(^o^)/

兄「ケホッケホッ!!違うわ!好きとかじゃないわ。
  なんていうか、ああいう年頃の女の子は繊細みたいだしさ・・・
  男と一緒の部屋に寝かせるなんて教育上よろしくないというかなんというか」

姉「それもそうよねー」


兄「(ふふふ、なんてな。俺がいつ襲っちゃうか分かんないからに決まってんだろバーk・・・)」

姉「ジロッ・・・」




兄「・・・」

うわああああああああ!


このコテ格好良すぎwww俺似合いすぎじゃんwww

放置プレイ気持ちいいな


このいつレスされるかもわからないスリルがドキドキするなぁ

爆笑レッドカーペット楽しいなwwww
クオリティ高え

いとうあさこ痛すぎwwwwwwww

髭男爵キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

兄「とにかく!カナちゃんとは別の部屋にしてくれ!」

姉「そうね。あんたが変な気起こさないうちにね」

兄「・・・」

姉「おーい!!二人とも!ちょっとこっち来てー!」

妹カナ「はーい」


タタタッ

姉「カナちゃん!今日から妹の狭い部屋で妹と一緒に寝なさい。そっちのが楽しいでしょ、学校の話もできて」

カナ「え?・・・はい」

妹「・・・やったねカナちゃん!一緒に寝ようね」

カナ「・・・うん!!」


兄「(これでよかったんだよな)」

ひぐちカッターってこのことだったんかーいwwwww

兄「(正直ちょっと寂しくはなるけど、カナちゃんのことを思うとこっちのがよかったんだ。でも、やっぱ寂しいな)」

妹「カナちゃーん、寝よー!!」

カナ「う、うん!!」


兄「・・・」


カナ「お兄さん、おやすみなさい。一日だけでしたけど、一緒に寝られてボク、楽しかったです!」

兄「ああ、お、おやすみっ!!」

お前ら俺が楽しそうに見てるからってチャンネルレッドカーペットにしてんじゃねえよwwwwカス共がwwww

>>314
俺もコテが欲しい今日この頃

兄「よっこらせっと。ふぅ。やっぱり自分のベッドは落ち着くな」

ワイワイ、キャッキャッ

兄「・・・やっぱり、ちょっと寂しいな」

ワイワイ、キャッキャッ

兄「もう一日くらい、一緒に寝たかったな」

ワイワイキャッキャッ

兄「妹の部屋からか、枕投げでもしてんのかな?楽しそうだな」

>>334
コテデビューすればいいお( ^ω^)

ワイワイキャッキャッ

妹の部屋から聞こえる声
妹「カナちゃんやったなー!!これでもくらえ!!」

カナ「イテッ!!ボクも怒ったぞー!!くすぐってやる!!」

ワイワイキャッキャッ

兄「なんかかすかに声も聞こえるし、楽しそうだ」

ワイワイキャッキャッ

兄「いや!明日も学校だ!もう寝なきゃ。てか寝る!!」

ワイワイキャッキャッ


兄「・・・」

ハイキングウォーキング勢いありすぎwww楽しいwwww

ワイワイキャッキャッ

兄「・・・」

ワイワイキャッキャッ

兄「・・・」

ワイワイキャッキャッ

兄「・・・うるさくて眠れん」

ワイワイキャッキャッ

兄「・・・イライラ」

ワイワィ・・・シーン

兄「ほっ、これで眠れる」

・・・ワイワイキャッキャッ!

兄「・・・イライラ」

我が家もまあまあだな
ネタ的にはいい路線

ワイワイキャッキャッ


↑これ多用するとキモいな

ワイワイキャッキャッ

兄「・・・もう我慢ならん!!」


ダダダッ!ガラッ!!


兄「こら!おまえたち!いい加減にしろ!!」
姉「こら!あんたたち!いい加減ししなさい!」



妹カナ「ごめんなさい」

キングオブコメディきんもー☆

このスレは俺の自動保守で成り立ってるな
流石俺wwwww

翌朝

兄「おはよう、ん?何やってるんだ姉ちゃん?妹とカナちゃんを正座させて」

姉「おはよう、見て分からない?昨日の反省よ!あんなに騒いで迷惑かけて!」

兄「あぁ、そうだったな。おいお前たち!反省はしているのか?」

妹カナ「はい、ごめんなさい・・・」

もっこすファイヤーってなんだwwww

兄「よろしい。姉ちゃんもたいがいにしとけよ。ガミガミしつこい親は嫌われるぞ」

姉「親じゃないわ!あくまで姉よ!姉にこんなことさせるなんて、お母さんが見たら悲しむわよ!!」

妹「・・・」


姉「いいわ。反省したみたいね。わかったなら学校行きなさい。
  それから、今日は監視の意味も込めてお姉ちゃんも妹ちゃんの部屋で寝るから」


妹カナ「・・・」

天津木村つまんねえwwwwww

あると思います!


きめぇwwwwww

その夜

姉「よし、そろそろ寝ましょう!妹ちゃん、カナちゃん、部屋に行くわよ。兄おやすみ」

妹「はーい。お兄ちゃんおやすみー」
カナ「はい。おやすみなさいお兄さん」

兄「お、おう。おやすみー(・・・あいさつ一つで育ちの違いが出るな。ちゃんと教育しとけよ、親父おふくろ)」

兄「さーて、俺もそろそろ寝るかなー」

かしこかしこまりましたかしこー!

レッドカーペット終わったしシコって寝るかな…

>>1
エロ展開書いてくれよ
オカズにするから

兄「ふぅ、やっぱ自分のベッドは落ち着くぜ」

シーン

兄「静かだな。今朝姉ちゃんにあれだけ言われてたからな」

シーン

兄「快適快適」

コンコン

兄「ん?」

姉「兄、ちょっといい?」

あー
俺寝取られスキーだからそれ系で頼むぜぃ?

寝取られ!寝取られ!!

兄「なんだよ姉ちゃん?」

姉「今日ガキ使あること思い出しちゃってさ。ちょっと下で見てくるから、
  妹ちゃんたちが騒がないか見ててくんない?私も騒いでたら注意しに行くから」

兄「うん、いいけど。まぁ、大丈夫だろ。昨日姉ちゃんにあんだけ言われてんだし」

姉「そうよね、大丈夫よね。じゃ、いってくるね」

兄「うい、いてらー」

兄「さすがに騒がないよな。もしこれで騒ぐようなら、さすがにキツくしかっとかないと」

寝取られ支援

ほのぼのとからきすたかよwwwきめぇ

絶対このスレに寝取られスキーが潜伏してるなwww俺にはわかるwwww

シーン

兄「ふぅ、快適快適」

シーン

兄「ウチの子は1回叱られたら同じ過ちはしないからな。さすが我が妹。そしてカナちゃん」

シーン

兄「・・・zzz」


シーン・・・ザワ

兄「・・・zzz」

ザワザワ

兄「・・・zzz」

ザワザワ・・・シーン

兄「・・・zzz」

ザワザワワイワイ

兄「・・・zzz」

ワイワイ・・・シーン

兄「・・・zzz」

キャッキャッ・・・シーン

兄「・・・zzz」

ワイワイキャッキャッ・・・シーン

兄「・・・zzz」

ワイワイキャッキャッ

ワイワイキャッキャッ

兄「・・・ん?なんか騒がしいな。まさか!」

ワイワイキャッキャッ

兄「おいおい!!またかよ!!こりゃきつく叱ってやんなきゃな」

ワイワイキャッキャッザワザワドカンドカン

兄「なんで昨日より激しくなってんだよ!寝かせろよ!!ったく、ほんと困った妹たちだ」

ワイワイキャッキャッドーンドーン

兄「だめだこりゃ、収まる気配ねーわ」

ドーンドーンキャッキャッ

兄「・・・!!!もう我慢ならねぇ!!行くか」

ドタドタドタ、ガラッ!!

兄「おいお前ら!!ほんといい加減にしろよ!!」



妹カナ・・・姉「ごめんなさい」





兄「オマエモカー」

これで今日はおしまい!!
明日試験だからキツい・・・残ってたらまた書くね

追い付いた
ほしゅ

ほしゅ

ただいま(´・ω・`)
二日ルールか・・・まぁ、夜までには完成させます!

翌朝

姉妹カナ「・・・ごめんなさい」

兄「ったく!姉ちゃんがついてて何やってんだか。あんた昨日と立場全く逆だぞ!正座までさせられて・・・」

姉「ごめんなさい。だって・・・楽しそうだったから、枕投げ。つい・・・」

兄「つい・・・じゃねーよ!!姉の威厳ってもんがねーのかあんたには」

姉「すいませんでした。もうしません許してください」

兄「何だその棒読みは!反省する気あんのかまったく」

姉「してます、琵琶湖よりも深く反省してますから。どうか、体だけは・・・」

兄「アホなこと言ってんじゃない!親父が見たら落胆するぞ、姉ちゃんのこんな姿うんたらかんたら・・・」

妹「・・・(シシシ、このままお姉ちゃんだけ怒られてればわたしたちにはこないかも♪)」


兄「こら妹っ!!お前もだよ!!お姉ちゃんばっか怒られてるからって安心するな!」



妹「ごめんなさい」

兄「あっ、カナちゃんは別にいいからね。こんなデキの悪い姉と妹でごめんね」

カナ「・・・」





姉妹「(差別だ・・・)」

妹「歯磨かなきゃー。学校遅刻しちゃう!ん?新しい髭剃り?お兄ちゃんいつのまに買ってきたのかな・・・」

姉「兄―!!そういやあんた、今日の試験どうだったの?」

兄「ん?一限のやつか・・・。総勉強時間1時間未満だっただけに、死んだ。まぁ、でも最悪単位はでると思う」

姉「もうっ!しっかり準備しときなさいよ!あんた昔からそうなのよ。試験の前の日だけ徹夜して!
  私なんて1週間前から勉強してたんだからね。私を見習いなさい!留年したって授業料出さないんだから」

兄「分かってるよ。俺は姉ちゃんと違って要領がいいんだ。1、2年もフル単だったし。たぶん今年だって・・・」

姉「まぁ、単位が出るならいいけど・・・。いつか痛い目見るわよ」




兄「・・・(なんで>>1の代わりに俺が怒られなきゃならねーんだよ)」

妹の学校にて

キーンコーンカーンコーン

カナ「妹ちゃーん!ご飯食べよう」

妹「うん!食べようカナちゃん」

カナ「今日はなにかなー、フンフンフーン♪」

妹「なんだろうねー、スンスンスーン♪」

カナ「うわー、カニとエビをふんだんに使ったジェノア風ドリアだー!!」

妹「・・・」

カナ「どうしたの?妹ちゃん?ボク先に食べちゃうよ。いただきまーす」

妹「・・・カリフラワー嫌い!あげるっ!」

カナ「あっ!ダメだよ妹ちゃん。好き嫌いしちゃ。大きくなれないよ」

妹「ごめん・・・でもカリフラワーだけは、カリフラワーだけは、どうしてもダメなの」

カナ「もう、しょうがないなぁ。好き嫌いは体によくないよ」


妹「・・・」

カナ「ほんと、困った妹ちゃん」


妹「・・・ごめん、これも!!」




カナ「(カリフラワーだけって言ったじゃん・・・)」

リクもあったし、ルーターのせいでIDちょこちょこ変わって迷惑だろうから酉つけます

カナ「もぐもぐ、おししい」

妹「もふもふ」

男子生徒「あ、あの、妹ちゃん!!今日放課後体育館の裏に来てくれ!!待ってるから」

妹「・・・ふぇ?」

カナ「(うわー、妹ちゃんモテモテだー。
   自己紹介があった次の日からキンニクマンマリポーサのコスプレをした男子生徒が増えたって聞いたし)

男子生徒「と、とにかく来てくれ!待ってるからな!!!」

妹「・・・うんわかった」

妹「なんだったんだろう・・・」

カナ「(妹ちゃん・・・何も分かってない・・・)」

カナ「た、たぶん、愛の告白だと・・・思う」

妹「えっ!?告白!??なんで?わたしに?なんで・・・」

カナ「妹ちゃんかわいいから。知らず知らずのうちに色んな男の人を虜にしてるんだよ」

妹「わたしが?そ、そんな・・・困る。(お兄ちゃんがいるのに)」

カナ「えっ?なんで困るの?すごい、いい人そうだったよ。
   それに・・・あの人10組の酒井君だよ。学年で一番人気あるんだって」

妹「そう、なんだ・・・。確かに、かっこよかったけど・・・。ちょっと、考える・・・」

カナ「で、でもまだ告白されるって決まったわけじゃないからねっ!!(違ってたらどうしよう///)」

妹「う、うん」


キーンコーンカーンコーン、放課後―放課後―

カナ「と、とにかく、体育館裏に行ってみよう!なんかあったらボクが出て行くから安心して!」

妹「う、うん。ありがと」

>>460
考えてないwww
3組でいいやww

妹「(ドキドキ)」

酒井「おーい!!妹ちゃーん。ごめんごめん、待った?」

妹「・・・」

酒井「あ、あのさ。お、俺、一目見た時から・・・い、妹ちゃんのこと好きだった!付き合ってほしい」

カナ「(ドキドキワクワク)」

妹「・・・」

酒井「・・・ごめん。む、無理だよな。話したこともないし、ご、ごめんな」

妹「・・・」

酒井「・・・・」

カナ「(ドキドキワクワク)」




妹「・・・いいよ」

酒井「えっ?」

カナ「えっ?」

酒井「い、いいの?」

妹「・・・うん」

酒井「や、やったー!!(キタキタキタキタ俺の時代がキター)」

酒井「あ、ありがとう!!こ、これ俺のアドレスな。メールしてくれ」

妹「・・・うん」

カナ「(妹・・・ちゃん?)」

酒井「それじゃなー!いやっほーう」

タタタタッ

カナ「酒井君、行っちゃったね。どうしたの妹ちゃん。全然嬉しそうじゃないけど・・・」

妹「ううん。なんでもないよ。嬉しい(ニコッ)」

妹「(ほんとは、嬉しくなんかない・・・。でもこのままじゃ、お兄ちゃんが振り向いてくれない・・・。何かを、変えないと)」

カナ「???」



妹カナ「ただいまー」

兄「おかえりー。遅かったなー今日。なんかあったのか?」

妹「別にっ!なんにもないよ!それよりお姉ちゃん、ごはんー!」

兄「カナちゃん、あいつなんかあった?」

カナ「い、いえっ!知りません!!」

兄「(これはなんかあるなニヤリ)」

3日後・・・

兄「おーい!妹!ちょっとこっち来い」

妹「なーに?お兄ちゃん」

兄「(ニヤニヤ)お前さー、今付き合ってる人いるんだってな」

妹「!?ちょっ、それ誰から聞いたの?」

兄「・・・姉ちゃん」

妹「ちょっとお姉ちゃん!!なんで言うのよー!!」

姉「い、言ってないわよ!私。断じて言ってないわ」

兄「ふふふ・・・はははははは」

姉「ちょっとあんた!カマかけたわね!!」

兄「すまんすまん。最近の妹の様子がなんかおかしかったからな。どうせ思春期特有の恋わずらいでもしてるんだろと思って」

妹「!!!」

兄「で、どうなんだ妹。その子は?いいやつなのか?」

妹「う、うん」

兄「好きなのか?」

妹「う、うん」

兄「そうかそうか。じゃ、今度お兄ちゃんに紹介しなさい。姉ちゃんもどんなやつか興味あるだろ?」

姉「そりゃ、まあねぁ・・・」

兄「そういうことだ」

妹「わ、わかった」


そのまた3日後・・・

妹「つ、連れてきた・・・」

兄「お、早速連れてきたのか。どれどれ、上がってもらいなさい」

ボクっ子カナちゃんの影が薄くなってる

エルグランド

おっ、いけたw
合言葉エルグランド?

とりあえず怖いからゆっくり投下する

妹「入っていいよ」

酒井「お、お邪魔します」

兄「おお、君が例の酒井くんか。まぁ上がりたまえ」

酒井「は、はい。どうも、お兄さん」

姉「へー、この子が酒井君ね。なかなかかっこいいじゃない」

酒井「こんにちは、お姉さん」

兄「・・・」

兄「まぁまぁ、だな。俺には劣るがな」

酒井「・・・」

妹「もうっ、お兄ちゃんってば」

兄「ささ、こっちこっち。ここに掛けたまえ」

酒井「ああ、どうも」

兄「早速だが、酒井君とやら」

酒井「はい」

兄「・・・君、妹と結婚する気はあるのかね?」


姉妹カナ「!!!?」

酒井「えっ!!!?い、いやまだ・・・そんなことまでは。高校生ですし」





兄「・・・じゃ、だめ。別れてくれ」









姉妹カナ「え・・・・?(いやいやいやいや、早ぁあああああああああ)」

>>485
さるさんは連投規制

2~3分集中的に10回くらい連続で投稿した後は
3回くらい5分おきくらいに投稿したら良い

その夜


姉「ちょっとちょっと、あんた何のつもり!?」

兄「何がだ?」

姉「さっきのよ!!いきなり結婚する気あるのか?
  とか、ないなら別れろとか。展開が急すぎるのよ。酒井君も泣きながら帰っちゃったし」

妹「そ、そうだよお兄ちゃん。(でも、これで・・よかったの・・・かも)」

妹「(あのまま続けてても、きっと酒井君に悪いし・・・)」

>>489

酒井「ああ、どうも」

これに腹が立った
酒井氏ね

姉「大体あんたただの兄でしょ?親でもあるまいし、健全な妹の恋愛を邪魔するとお姉ちゃんが許さないから。
  ほんとっ!お父さんより厳しいじゃないのよ、それじゃ」

兄「何言ってんだよ姉ちゃん。だからこそだ!俺は親父の背中も一緒に背負うって誓ったんだ!
  だからこそ、親父以上に厳しくしないと親父に顔向けできないだろ!甘やかしてると親父に上で何言われてるかわかんねぇ」

姉「なにもっともらしいこと言ってんのよ!それとこれとは別でしょ!」

兄「いいんだ、これで。ほら、妹を見てみろ」

妹「お姉ちゃん・・・もう言わないで。お兄ちゃんと喧嘩しないで・・・」

姉「い、妹ちゃん・・・。ま、まぁ妹ちゃんがいいんだったらべ、別にかまわないけど」

兄「いいんだ、これで」

姉「そんなかっこいいこと言っといて、実は俺のかわいいかわいい妹ちゃんが取られるのが単に寂しかっただけだったりして」




兄「(ギクゥッ!!!)」






姉「(こいつ・・・)」

1週間後


妹「おにいちゃーん!!聞いて聞いてニュースだよ!!カナちゃんに、カナちゃんに、彼氏ができたんだってー!!」

兄「な、なに?か、カナちゃんに彼氏・・・?ほんとか」

妹「うん!それがね学年で2番目に人気のある酒名君だって」

兄「お、お前ら。1、2番を独占しやがって・・・」

カナ「ただいまー」

兄「おお、カナちゃんいいとこに来た。話は聞かせてもらったよ。彼氏が出来たんだって?」

カナ「は、はい///」

兄×妹・カナのハーレムルート期待

兄「酒名君って言うんだよな?是非一度会ってみたい。今度連れて来てくれ」

カナ「わ、わかりました。恥ずかしいけど、ボク・・・頑張ります」

兄「うむ、頼んだ」


翌日・・・

妹「ただいまー。連れてきたよー」

兄「お、さっそく来たか。まぁまぁ上がりなさい」

カナ「どうぞ、上がって」

酒名「お邪魔しまーす」

>>504

酒名「お邪魔しまーす」

この軽さに腹が立った
酒名氏ね

姉「いらっしゃい。なかなかかっこいいじゃない」

兄「・・・」

酒名「こんにちはお姉さん」

兄「まぁまぁだな、やはり俺には劣る」

魚「・・・」

兄「ささ、こっちだ。まぁ掛けたまえ」

酒名「失礼しまーす」

兄「こほん、さっそくだが酒名君」

酒名「はい」

兄「・・・」

酒名「・・・(ドキドキ)」

兄「いきなりで悪いが・・・」

酒名「・・・(ドキドキ)」






兄「・・・カナちゃんとは別れてくれ、俺の将来の嫁だから」


姉妹カナ「ええええええええええええええ??」







姉「(なんか妹の時と理由違うし・・・)」

妹「(差別だ・・・)」

カナ「(ボクと・・・///)」

魚って書くなw
声が甲高くてテンションの高い魚クンを連想してしまうじゃないかw

9ヵ月後


兄「もう2月かよ。ほんとさみーな最近。姉ちゃん暖房の温度上げてー」

姉「何言ってんの!こたつに入ってるのに暖房つけてもらってるだけありがたいと思いなさい」

兄「ちぇっ、ケチ。貧乳、タカり魔、超能力者、親殺し、お化け」

ゴツン!!

兄「いてっ!!ガチで殴ることねーだろ!!」

姉「それ以上言ったら殺すわよ。それに、親は殺してないからね。てか、お化けって何よ。何お化けよ?」

妹「ふふふ」

カナ「・・・はぁ」

兄「どうしたんだ、カナちゃん?ため息なんかついて。今の笑うとこだぞ」

カナ「はぁ・・・、えっ?い、いえ!なんでもないです!」

妹「変なカナちゃん」

姉兄「・・・」


・・・


兄「姉ちゃん、さっきのカナちゃんの様子見たか?」

姉「うん見た。あの子、なんか隠してるわね」

兄「だな。一体どうしたんだろう・・・」

カナ「はぁ、あと一週間・・・かぁ」

翌日

兄「おはよーカナちゃん!うう、さみー。おこたおこた」

カナ「・・・ぼーっ」

兄「おーいおーい」

カナ「へっ?あっ!すいません!気づかなくて、お兄さんおはようございます」

兄「おいおいカナちゃん。最近なんか変だぞ。何かあったか?」

カナ「・・・」

すまん、ちょっと急用ができた
6時くらいには再開するからちょっと待っててくり

8時までに書けばいいんだよな?それまでには終わらせるから

ほし

じゃあ、投下してくよー
さっき帰ってきてちょっと書き留めたから一気に行くぜ

兄「どうしたんだよ!!悩みがあるなら行ってくれよ!俺たち家族だろ!
  あっ、でも恋の相談はなしな。お兄ちゃんウサギちゃんみたいに嫉妬で死んじゃうから」

カナ「・・・」

兄「(ほんとどうしちゃったんだ・・・)」

姉妹「おはよう二人ともー」

兄「ああ、おはよう」

カナ「・・・おはよう・・・ございます」

兄「姉ちゃん!昨日も話したけど、やっぱカナちゃんなんかおかしいよ!こんなのカナちゃんじゃない!」

姉「そうねぇ・・・確かにおかしいわね。カナちゃん、なんかあった?」

カナ「・・・」

姉「黙ってるだけじゃ分かんないよ。口があるんだからちゃんと話しなさい!私たち4人、家族なんだから隠し事はダメでしょ。」

妹「そうだよカナちゃん。どうしたの?」

カナ「・・・ボク、ボク」

兄「どうした?言ってみな」

カナ「ボクの、ボクの叔母さんが・・・ボクを、引き取りに来るって・・・」

姉兄妹「!!!?」

兄「な、なんだって?」

カナ「ボク・・・、この家に、も、もう、1週間しか、住めない・・・うぅ、ひっく、ぐすっ」

姉「・・・どういうこと?」

妹「何言ってるのカナちゃん?わたしたちみんな家族でしょ?
  4人いて初めて家族なんだよ?誰一人として欠けちゃダメなんだよ?」

姉「カナちゃん?いきなりじゃ分かんないからちゃんと事情を説明して」

兄「そうだ!ど、どういう意味だよ。叔母さんって。誰だよそいつ」

カナ「・・・ボクがね、3歳の時、ママとパパが死んじゃったんです。それで、ボクは施設に預けられて・・・、
   一旦は叔母さんと住んだんですけど、叔母さんの仕事の都合とかで、中学生からまた施設で暮らし始めました。
   それで、入学式の日に妹ちゃんと出会って、お姉さんとお兄さんと出会って、
   気が付いたら家族になってて、ボク、ほんとうに嬉しかった。みんなと過ごして、ほんとうに楽しかった。
   ボクは、家族っていうものがどんなものか知らなかったけど、
   みんなのおかげでほんとうにあったかい気持ちになれた・・・。
   ボク、・・・い、嫌だ。みんなと離れるなんて絶対に嫌だ・・・。ぐすっ」

妹「そ、そうだよ!!わたしたち家族なんだから絶対に離れ離れになんかならないよ!」

兄「そうだな・・・。俺たちは家族だ。誰一人抜けることも許さん」

姉「・・・」


その夜

兄「ドサッ、ふぅー。今日は色々あったな・・・。それにしても、カナちゃんがあんな風に泣きじゃくったり、
  話したりするところ初めて見たな。普段はあんまり感情を表に出すような子じゃないのに。よっぽど好きなんだろうな、ウチが」

コンコンッ

姉「兄、いーい?」

兄「ん?あ、ああ」

姉「あ、あのさ。今日、一緒に寝て、いいかな?」

兄「え?う、うん。いいよ」

姉「ごめんね、下のベッド借りるね」

兄「あ、ああ」

・・・


兄「なぁ、姉ちゃん」

姉「ん?」

兄「どう思う?」

姉「なにが?」

兄「なにがって、カナちゃんのことだよ」

姉「・・・。うーん、私は。そりゃ、カナちゃんにいて欲しいって気持ちはあるよ。
  家族だし、私のかわいいかわいい妹だし。でもね、やっぱり・・・血の繋がりには勝てないと思うの」

兄「なんでだよ!!姉ちゃんはそれでいいのかよ!!大体、叔母がいることなんて初めて知ったぜ!!
  カナちゃんが高校生になるまで、あの子をほったらかしにしてたやつだぞ!!施設に預けっぱなしにして。信用できるかよ!!」

姉「もう、うるさい兄!静かにしなよ!二人が起きちゃうじゃん。」


兄「・・・ごめん」

姉「そりゃね、本音を言えば私だって兄と一緒だよ。いくら仕事が忙しかったって事情があるとはいえ、
  今まで何してたんだーって、叔母さんの家に殴りこみに行きたいくらい。
  でもね、私たち。心では繋がっていても、戸籍上は家族って認められてないんだよ?
  これからだって、色々大変なことがあるだろうし。だからね、私は・・・。叔母さんに預けた方がいいと思うの。
  もし争ったとしても、裁判で勝てるわけないし、それこそカナちゃんに迷惑かけちゃうから」

兄「裁判なんてくそくらえだ!そんなもん俺がぶっ潰してやる」

姉「バカ!そんなことしたらあんたが捕まっちゃうでしょ。冷静に考えなさいよ」

兄「・・・姉ちゃんはさぁ、大人だよな。俺と一つしか違わないのに、常に冷静にものごとを見てる。おふくろに似たんだな」

姉「それじゃあんたは父さん似ね、ふふふ」

兄「そうかもしれないな。たぶん、俺が親父だったら今頃母さんにたしなめられてるよ」

姉「そうね」

兄「うん」

姉「・・・もういいから今日は寝なさい。遅いから。また明日考えましょ」

兄「・・・ああ、そうする」

兄「おやすみ姉ちゃん」

姉「おやすみ」

翌朝

兄「おはよー、姉ちゃん」

姉「おはよう」

兄「あのさー、考えたんだけどさ、俺、考え改めるわ。姉ちゃんの考えの方がいいと思う。あの子にとっても・・・」

姉「・・・そう?そうね。寂しくなるけど、仕方ないわね」

妹「おはよー二人とも」

姉兄「おはよう」

兄「あれっ?カナちゃんは?」

妹「・・・まだ寝てる、ぐっすり」

兄「そうか。まぁ起こすな。そっとしておいてやれ」

妹「・・・」

妹「ねぇ、お兄ちゃん」

兄「ん?」

妹「カナちゃん、いなくならないよね!!絶対いなくならないよね?」

兄「・・・」

妹「ねぇ、なんで黙るの?昨日、家族が抜けるのは許さないって言ったじゃん!ねぇなんとか言ってよ・・・」

兄「・・・妹よ、お兄ちゃん考えたんだけどさ。やっぱ、カナちゃんは叔母さんと住むのがいいと思う」

妹「・・・なんで?なんでよ!昨日あんなこと言っといてなんなのよ!お姉ちゃん、お姉ちゃんはわたしの味方だよね?」

姉「・・・。兄と一緒の意見よ」

妹「・・・なんなの?二人ともカナちゃんが嫌いなの!?わたしはカナちゃんが好き!
  たとえカナちゃんの味方がわたし一人になったって、絶対カナちゃんは渡さない」

兄「・・・(これは厄介だな)」

兄「わかった、わかったから。そんな大声出すな。カナちゃんがびっくりするだろ。
  それと、カナちゃんの前ではいつも通りにしとけよ。変に意識したり、変に悲しんだりするな。
  一番悩んでるのはカナちゃんなんだからな」

妹「・・・分かった」

その夜

姉「困ったことになったわね」

兄「・・・ああ」

姉「あの子ほんといつまでたっても子どもなんだから」

兄「そうだな」

姉「でもね、兄。妹ちゃんも、妹ちゃんなりに色々考えてると思うの。
  カナちゃんのためになるにはどうしてあげたら一番いいかとか。あの子はウチの子なんだからバカじゃない。
  確かに幼いとこはあるけど、まだうまく感情をコントロールできないだけだと思うの。
  たぶん理性では分かってるんだよ。裁判とか、そんな難しいことまではまだよく分かってないとは思うけど、
  本能的に叔母さんのとこに戻る方がカナちゃんのためになるって、分かってると思う。
  家族の大切さを一番よく知ってるのはあの子だから。ただ、幼い分、それを認めたくない気持ちが強く働いちゃうんだよ。
  あの子もあの子なりに戦ってるんだね」

兄「・・・そうだな。妹も戦ってるんだ。俺たちと同じように・・・」

姉「そう。だからあの子もじきに気づくと思う。カナちゃんのために、どうしてあげたら一番いいかって」

兄「・・・。じゃ、俺そろそろ寝るわ。おやすみ」

姉「うん、おやすみ」

カナ「はぁ・・・、あと5日、かぁ・・・」

翌朝

兄「おはよう」

姉「おはよう」

妹「・・・おはよ」

兄「妹、昨日は眠れたか?」

妹「うるさいわね、ほっといてよ」

兄「・・・」

妹「あ、そうだお兄ちゃん、ちょっと新聞取ってきて

兄「(むっ!こいつ、俺を使うのか?このやr、はっ!そうだった、こいつは今戦ってるんだ。
  ここは兄としてなんとか我慢してやらねば)」

兄「へいへい、ほらよ」

妹「さんきゅ」

兄「(さ、さんきゅて・・・い、いや。いかんいかん。兄として、兄として、なんとか耐えてやらねば。
  戦ってるんだ、そっとしておいてやらねば)」

妹「兄貴―、ちょっとコンビニでアイス買ってきて。苺のやつ」

兄「(兄貴!!?・・・いやだめだ!兄として、兄として)」

兄「お、おう。アイスだな。待っとけ」

10分後

兄「ハァハァ、ほらよ。お待たせ」

妹「さんきゅ。あ、ジュース忘れた。もっかい行って来て」

兄「(兄として、兄として)」

・・・ピコーン!(兄ひらめく、の巻)


兄「!!?」








兄「・・・(ち、ちがーう!!こいつ戦ってるんじゃない。ただ単に怒りの全てを俺にぶちまけてるだけだー!!)」

兄「いい加減にしろよお前!!」

ゴツンッ

妹「いったーい!!ちょっと!何するのよお兄ちゃん!!」

兄「兄をそんな風に使うやつがどこにいるんだ!!人をアッシーみたいな扱いしやがって!!
  しかもなんだその言葉遣いは!!ほんと怒るぞお兄ちゃん」

妹「・・・だって、ぐすっ、ヒック、ヒック」

兄「(おいおい、今度は泣き落としかよ)」

兄「泣いてもダメだ!お前、ほんといつまでも甘えてんじゃねーぞ!!
  いっつも、いっつも、困ったらビーコラビーコラ泣きやがって。もう16だろお前!高校生だろ!!」

妹「ぐすっ、ぐすっ。・・・ご、めんな、さい」

兄「お前だって分かってるんだろ!カナちゃんにとって一番いいのはどうしてあげることかって!!
  いい加減大人になれよ。親父やおふくろを悲しませるような真似はするな」

妹「・・・うん。分かってる、分かってるんだよぅ。だけど、やっぱり寂しいの!すっごい寂しいの!!」



兄「ああ、そうだな。でもな、みんな寂しいんだよ。俺も、姉ちゃんも。でもな、一番悲しいのはカナちゃんなんだよ。
  気づいてやれよ。カナちゃんだってな、叔母さんの家に行くことを受け入れてるんだよ。
  ほんとは寂しいはずなのに、あの子は強いから口には出さないんだ。
  なのに、一番近くにいるお前が気づいてやれなくてどうする」

ギュッ!

妹「・・・ごめんね。わたし、いつまでも幼くて。ごめんね・・・」

ガシッ!

兄「幼いっていうのはな、裏を返せば優しいってことでもあるんだ。お前はウチの家族の中で一番やさしい子だからな」

妹「お兄ちゃん・・・。もうちょっとだけ、こうしてていい?」

兄「・・・ああ」

姉「(兄・・・)」



昼食の時間

兄「ふー、食った食ったー。姉ちゃん、今日もうまかったぜ」

姉「そう?ありがと。ウシシシ」

兄「その顔は止めろ」



姉「・・・」

カナ「・・・あの」

兄「ん?なんだいカナちゃん?」

カナ「ボク・・・叔母さんの家に住むことにします」


姉兄妹「・・・」


兄「そうか・・・それはカナちゃんがちゃんと考えて決めたことなんだな?
  俺たちに遠慮することはないんだぞ?むしろカナちゃんがいてくれた方が大歓迎だ!!」

カナ「はい。みんなと別れるのは寂しいけど・・・やっぱりボク、叔母さんの家に住んだ方がいいと思うんです。
   ・・・なんでかはよく分かんないですけど、でも、そっちの方がいいと思うんです!」

兄「(へー。この子もこの子なりの答えを見つけたってわけか・・・やっぱ強いなこの子)」

兄「そうか・・・寂しくなるけどな。けど、いつでも遊びに来ていいからな!俺たちは家族なんだから!!」

妹「そうだよ!!いつでもおいで!!あっ、でもわたしは学校で毎日会えるか。ごめんね、お兄ちゃん☆」

兄「てめー!うらやましいぞ、このやろー」

姉「ふふふ。カナちゃん、いつでも準備して待ってるからね」

カナ「えっ?」

姉「おいしい料理」

カナ「・・・はい!!」

最終日の夜

兄「ドカッ!ふぅ、・・・明日でカナちゃんともお別れか。寂しくなるな」


コンコンッ

兄「(ん?また姉ちゃんか?)」

兄「開いてるぞ」

ガラッ

兄「!!?か、カナちゃん!」

カナ「こ、こんばんは」

兄「ど、どうしたの?こんな遅くに」

カナ「あ、あの・・・今日だけ、い、一緒に、その・・・寝てもいいですか?」

兄「!!??あ、ああ!!い、いいよ。ちょっと待って!下のベッド片付けるから!」

ドタドタ、バタバタ、フキフキ

兄「あいよ、おいで」

カナ「し、失礼します!」

兄「(一体どうしたっていうんだよ)」

兄「その、か、カナちゃん。ど、どうしたの?」

カナ「・・・ボクここで寝るの今日が最後だし、初めてここに泊まった時みたいに、このベッドで寝たいなぁって思って・・・」

兄「そ、そうか!まぁ、ゆっくりしていきなさい」

カナ「・・・はい」


・・・


兄「なぁ、カナちゃん。起きてる?」

カナ「はい」

兄「カナちゃんがウチに来てからさ、色んなことがあったよな」

カナ「はい、色んなとこにも行きました」

兄「そうだな。遊園地でカナちゃんと初めて遊んで、それから色んなところに行ったなー。
  動物園にも行ったし、夏には海にも行った。花火もしたし、祭りにも行ったし、旅行にも行った。スキーもしたなぁ。」

カナ「そうですね。ほんとうに楽しかったです」

兄「なぁ、カナちゃん」

カナ「はい」

兄「明日からはちょっと離れちゃうけど、俺たち家族だからな。色んな思い出や想いで俺たち4人は繋がってるんだ。
  それを忘れないでくれよ」


カナ「・・・ありがとう、お兄さん。ぐすっぐすっ。ヒック、うぅ」


兄「(カナちゃん・・・)」

兄「よし!明日に備えて寝るか!もう3時だからな。おやすみカナちゃん」

カナ「・・・おやすみなさい」

次の日


兄「うわー、そろそろ時間だ!!叔母さん、どんな人かな」

カナ「結構美人だと思います」

兄「なにっ!?ほんとか。ターゲットを確認次第、補足せねば!」


ゴツンッ!


姉「補足してどうする!むしろ放流でしょうが。5人で一緒に住むつもり?」

兄「ってーな!姉ちゃんのゲンコツ本気だから嫌なんだよ」

姉「あんたがそういうことばっか言ってるからでしょ!」

カナ「ふふふ」

ピーンポーン


妹「あ、きた!!ハーイ」

兄「あいつ、一目散に飛び出して行ったな」

姉「そうね、気になるみたいね」

兄「あれ?戻ってきた、どうしたんだ?」





妹「・・・この抱き枕頼んでたの誰?宅配便のおじさんだったじゃんかー!!」

兄「わるいわるい、俺が頼んだやつだ。ははは」

姉「ほんとあんたってやつは!なんでこんなもん頼むのよ!」

カナ「ふふふ」

ピーンポーン

兄「おっ、今度こそ来たな。みんなで出迎えてやるか」

姉妹カナ「うん!」

ガチャッ

兄「あ、こんにちは」

叔母「こんにちは、あのーカナちゃんを引き取りに来た叔母ですけど」

カナ「叔母さん!!」

叔母「カナちゃん!!ごめんね、遅くなって!迎えに来たよ」

姉「よかったね、カナちゃん。叔母さんに迎えに来てもらって」

カナ「うん」

叔母「ほんとにありがとうございました。なんとお礼を行っていいのやら。うんたらかんたら」

・・・




叔母「それじゃ、失礼します」

カナ「みなさん、ありがとうございました。また遊びに来ます」

姉「うん、いつでもいらっしゃい。別に今生の別れってわけじゃないんだし。家もそう遠くないんだし」

兄「そうだそうだ。また遊園地行こうな」

妹「また学校でね、カナちゃん」

カナ「さようならー!!」

3人「バイバーイ!!」

兄「・・・ふぅ。行っちゃったな」

姉「そうね、寂しくなるわ」

妹「・・・」

兄「次、いつ来るだろうな?」

姉「そうねぇ・・・すぐってわけにはいかないんじゃない?色々整理とかもありそうだし」

兄「そうだな。寂しくなるな」

姉「うん」

妹「・・・」

その夜


兄「妹!おい妹!コタツで寝ると風邪引くぞー」

妹「うーん、むにゃむにゃ」

兄「無理もないか、あんだけ泣きじゃくってたんだもんな」


2時間前・・・

妹「うえーん、びえーん!!カナちゃんが行っちゃったー!!うわーん、びえーん」

兄「おいおいもう泣くな!十分すぎるほど泣いただろ。かれこれ1時間は泣いてるんじゃねーか?」

姉「泣かせときなさいよ。無理もないわ。別れ際、今にも泣き出しそうなのを必死に堪えてたんだから。しょうがないわよ」

兄「そ、そうだな。今日はしかたない、か・・・」

妹「うえーん、びえーん・・・」

・・・



兄「ふふふ。気持ちよさそうに眠ってらぁ。しょうがねぇなぁ。俺がベッドまで運んでやるか!」

妹「むにゃむにゃ」

兄「どっこらせっと!お、以外に重いのな。(こいつも成長したんだな)」

タタタタ、ドサッ!

兄「ふぅ。重かったー!!お姫様だっこだし、なお更重いぜ」


兄「おやすみ。いい夢見ろよ」

次の日


兄「おはよー」

姉妹「おはよー」

妹「お兄ちゃんおそーい、寝坊だー!!」

兄「ん?今日なんかあったか?また忘れてんのか俺?」

姉「別になんもないわよ。ただ、なんか目が覚めちゃってね・・・」

妹「わたしも、変な時間に目が覚めちゃって・・・。そのまま起きてた」

兄「お前は昨日早くから寝てたからな。目真っ赤にして」



妹「・・・///」

・・・



兄「はぁ・・・カナちゃんいないとやっぱ寂しいな」

妹「うん」

姉「元気出しなさいよー!そのうちひょっこり来るってー」

兄「そのうちっていつだよ?身辺整理とかあるんだろ?」

姉「うーん。そうよねぇ。1ヶ月は、難しいのかな・・・」

妹「えー?そんなにー?」

兄「だよなぁ・・・」

ピンポーン



妹「お兄ちゃん!今度は何?」

兄「ち、ちげーよ!俺何も頼んでねーよ!!」

姉「うそおっしゃい!抱き枕の次はー・・・変態///」

兄「だから違うって!じゃあ確認しに行こうぜ。絶対俺のじゃねーから」

姉妹「ニヤリ」

兄「なんだよ、その顔・・・。とにかく行くぞ」

タタタタタッタ

ガチャリ

・・・


カナ「こんにちは。来ちゃいました」











姉兄「(・・・もう来ちゃったー!!)」

姉「あ、い、い、いらっさい(あれ?おかしいわね。こんな早く来るとは)」

兄「お、お、おう!いらっしゃひ(おいおい、なんかかっこわりーぞ。来ない来ない言ってたくせに。 
  てか昨日の今日かよどんだけウチ好きなんだ)」

姉兄「(ふふ・・・ま、いっか)」

妹「カナちゃんいらっしゃい!!ほら、上がっていきなよ」

カナ「う、うん。お邪魔しまーす」

兄「カナちゃんどうだった?叔母さんの家は?」

カナ「うーん、まだよく分かんないですけど、なんとかなじめそうです」

兄「そかそか、よかったな」

カナ「あ、それと。叔母さんが週に何回はこっちに泊まっていいって言ってました。
   みなさんが迷惑じゃなかったら、ボク・・・また泊まりたいな」

兄「ほんとか!! うんうん泊まってけ泊まってけ!!俺たちは大歓迎だからな!」

姉「よかったじゃない!私たちも嬉しいわ!よーし、お姉ちゃん、おいしい料理作っちゃおー」

妹「よかった・・・本当によかった。また前みたいに一緒に寝られるんだね・・・」

カナ「うん。これからもよろしくね、妹ちゃん」

妹「こちらこそよろしくね、カナちゃん」


おしまい☆

すまない。時間に追われて・・・あと30分で落ちちゃうからなんとか終わらそうと思って
少々雑になっちゃったけど多目にみてくれ

保守してくれてたみなさん、ほんとありがとう!!

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom