女「聖ふたなり学園の性処理係ですか?」 (25)

校長「ああ、やってくれるかね?」

女「えっ?嫌ですよ気持ち悪い」

校長「えっ?」

女「大体生徒に対して性処理係をしろなんて...普通なら豚箱行きですよ?」

校長「そうだな...すまなかった。今のは忘れてくれ」

女「ホント気持ち悪い...死ねハゲ」

校長「...」

終わり

女「はあ~~きっも 大体ふたなりとかきもっ 死ねば良いのに」

生徒1「………クスッ」

生徒2「逃げられると思ってるのかな?」

生徒3「もう一生帰れないのにね」

女「はあ?な、なによ…そこ通しなさいよ…」

コンコン

校長「入りたまえ」

少女「失礼します」

校長「君は確か◯◯高校の推薦希望者だったね」

少女「...はいそれが何か?」

校長「あー君は成績も良くて規律も守るいい生徒だ」

少女「はぁ...」

校長「そんな君に推薦状を出したいのは山々なんだが、ちょっと条件があってね」

少女「条件...?」

校長「ああ、少しの間ある学校に仮入学してもらう」

少女「仮入学ですか?」

少女(仮入学?聞いた事がないな...)

校長「そこで他校の生徒と交流をしその学校の文化を肌に感じ取って私に報告してくれ」

校長「そしたら君に推薦状をやろう」

校長(我ながらこれは苦しいかな...?)

少女「...わかりました」

校長「っ!?本当にやってくれるのか?」

少女「...?は、はい」

校長(良し!良し!これで報告すれば終わりだな!)

プルルルプルルル

校長「あ、こんにちわ!いつもお世話になってる校長です!」

校長「はい!ええ!何とか決まりました!はい!後日そちらの方を伺いますので、はい!」

校長「あ、それと一つ...彼女はまだ経験がないみたいで..はい、なるべくはい、お願いします」

校長「それでは失礼します」

校長「....はぁ」

校長(騙す形になったがこれも我が校の為...耐え忍んでくれよ...)

数日後

少女「ここが言ってた学校か...」

少女(ついその場の勢いで引き受けちゃったけど...いや、今更悔いても意味ないか)

少女「確か待ち合わせ場所はここだっけ..?」

少女(誰もいないな...)

金髪「あらあら、やっと見つけましたわ」

少女「えっ?いやぁえっ?誰?」

金髪「あらあら、これは失礼しました。私2-Aの学級員を務めてる金髪と申しますわ」

少女「えっ?...あっ、今日こちらでお世話になる少女って言います」

少女「えっと、よろしくお願い申し上げます」

金髪「あらあら、此方こそよろしくお願いしますわ」

金髪「ささっ、中に入って御覧なさい皆さんが待っていますわ」

少女「は、はい...」

少女「あの、担当の人は?」

金髪「あの方は少々怠惰な方でして...たまに私が生徒を引率しますの」

少々「へ、へぇそうなんだ...」

少女(...大丈夫かなこの学校)

金髪「先生連れて来ましたわ」 ガラッ

クラスメイト「「「うひょおおおおおおおおお!!!!」」」 ガタッガタッガタッガタッ!!

少女「ひっ!?」 ビクゥ!

先生「うるせーぞガキ共!!黙ってろ!!!」

シーーーンッ......


先生「たくっ、おい金髪そいつがあれか?」

金髪「はいそうですわ」

金髪「と言うよりも、いい加減生徒の引率ぐらいこなしてください」

先生「あーはいはい考えておくよー、おい自己紹介」

少女「えっ?あ、◯◯学園から来ました少女と言います、よろしくお願いします」

先生「はい自己紹介終わり~とっとと教科書開けー授業始めっぞ」

茶髪「はいはいはい!!!先生!!今日は授業中止して少女ちゃんとのコミニケーションタイムが良いです!!」

クラスメイト「そうよね」

クラスメイト2「さんせーでーす」

クラスメイト3「私も右に同じー」

先生「はいはい、そう言うのはあとで結構、とっとと始めるぞー」

「「「えーーー!!」」」

先生「うるせぇ、ほらお前らも席に付け」

少女「あの、私は」

先生「お前はあの茶髪の隣だ」

茶髪「ヨロシコ~!」

少女「うわぁ...」

放課後

茶髪「ねえねえ!この後校舎回らない!?まだわかんないとこいっぱいあるっしょ!?」

少女「は、はぁ...」

黒髪「やめなさい、あなたどうせ茂みで押し倒すつもりでしょ?」

黒髪「そう言うのは金髪に任せなさい。それに面倒なのに恨みを買うわよ」

茶髪「ねーし!ねーし!」

少女「ごめんなさい...ちょっと今日は疲れてて....」

茶髪「えー、まぁ仕方ないか...明日校舎案内するから!楽しみにね!」 タッタッタッタッ

少女「は、はい」

黒髪「ごめんなさいね、彼女ちょっと元気だから」

少女「あ、いえ大丈夫です...」

少女「今日は疲れたな....はぁ」

少女(悪い人じゃないんだけど...どうも...)

金髪「あら、少女さん!お帰りですか?」

少女「え、えぇまぁ」

金髪「それではご一緒しましょう、分からない事もあると思いますから」

少女「えっ?」

金髪「あら、聞いてらっしゃらないんですか?この学校は全寮制ですわ」

少女「えっ?」

金髪「まぁ、少女さんは一人部屋ですから、襲われる心配はございませんわ」

少女「えっ?それどういう...」

金髪「あら!?いけませんわ!門限が近づいてますわ!急ぎましょう!」ガッ

少女「えっ?ちょっとまっ!」

金髪「ハァハァ...どうにか間に合いましたわ....」

少女「ケホッケホッ....はぁ、いきなり酷いよ引っ張るなんて」

金髪「すみませんでしたわ....門限を破った処罰は大きいですから....」

金髪「…それよりもお部屋に案内しますわ、多分荷物の方も届いてるかもしれませんし」

少女「えっ?荷物?」

金髪「ええ、それではお部屋にむかいましょう」

少女(…どうなってるの?)

金髪「此方が貴方のお部屋ですわ」 ガチャ

少女「うわぁ....広い…」

金髪「何かありましたら何時でもお声をおかけください」

少女「あ、はい…ありがとうございます」

キィ~バタンッ

少女「…校長に電話をしなきゃ」

プルルルプルルル

校長「はい、もしもし」

少女『もしもし少女です』

校長「ああ、君か?どうだね?何とか馴染めそうかな?」

少女『……』

校長「ん?どうしたかね?何かあったかな?」

少女『……』

校長「……はぁ、分かった…すまなかった…本当の事を話そう」

少女『…どうして黙ってたんですか…』

校長「…」

少女『私....売られちゃったんですか…?』

校長「…まて落ち付きたまえ」

少女『そんな!落ち着けませんよ!…私…私…まだ…』

校長「少女君よく聞くんだ、これは仕方が無いんだ…だから」

少女『嫌です!そんな…お母さんにも…』

校長「我が校が存続する為にも仕方が無いことなんだ…」

少女『うぅ…』

校長「私だって辛い、自分の生徒を売春婦のように扱うのは嫌なんだ…」

少女『そんな…自分勝手ですよ……』

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