エレン「俺たちは屈しない」(31)
エレン「固定砲整備34班!行くぞ!」
班員「オーーー!」
エレン「奇行種だ!止まれ!」
ズガッ
トーマス「う…ああ…」
エレン「トーマス!」
ゴクンッ
エレン「……何しやがる!トーマスを…返しやがれ!」
バシュッ
アルミン「よせエレン!単騎行動は危険だ!」
エレン「おらあああああ!」
ザクッ
エレン「討伐数1!」
サムエル「エレン!下だ!」
エレン「くっ!」
パキッ
ミーナ「いやああああああ!」
エレン「ミーナ!身代わりに…」
ミーナ「私の分まで…巨人を…」
バクンッ
エレン「あああああああ!!」
エレン「畜生…ミーナを…仲間を返しやがれえぇぇぇ!」
バシュッ
アルミン「ダメだエレン!ガスをふかしすぎだ!」
エレン「オラアァァァア!」
ザクッ
エレン「討伐数2!」
アルミン「エレン!止まって!」
プシュッ
エレン「うおっ!」
ガンッ
アルミン「エレン!今いく!」
アルミン「ガスをふかしすぎだよ!」
エレン「どうすれば…」
アルミン「幸い僕のはまだたくさんある…これといれかえるんだ!」
エレン「そんなことしたらアルミンが…」
アルミン「大丈夫…僕も後からいけるよ!案はある!」
エレン「でもアルミンを置いてなんて…」
アルミン「あとから必ず追いつくから!僕を信じて!」
エレン「……分かった。待ってるから必ず来いよ!」
アルミン「うん」
エレン「必ず…」
バシュッ
アルミン「ごめん…エレン…案なんて無いんだ…」
ズシン
アルミン「来たか…生きたまま食われるぐらいなら…」
ザクッ
アルミン「うああ…生きて…エレン…」ガクッ
エレン「…!あれは…」
エレン「ジャン!マルコ!なんでこんなところにいるんだ?」
ジャン「あぁ…あれを見てみろよ…」
マルコ「もう終わりだ…」ガタガタ
兵士1「やめてぇぇぇ!」
兵士2「いやだあぁぁぁ!」
エレン「あれは…」
ジャン「俺たちもあんなになるんだ…」
エレン「………!」
マルコ「奇行種だ!みんな避けろ!」
ガッシャーン
>>1
固定砲整備4班な
>>12
ごめんタイプミス
エレン「みんな大丈夫か!」
マルコ「うわああああ!」
ジャン「マルコ!今助けるぞー!」
エレン「おい!ジャン!」
ガシッ
ジャン「うぐああああああ!」
エレン「ジャン!マルコ!」
ジャン「やめろ!やめろぉ!」
パキパキッ
エレン「ジャン…マルコ…」
マルコ「行くんだ…エレン…僕たちの…代わりに……」
エレン「ちくしょぉぉぉぉぉ!!!」
シュバッ
シューーー
ライナー「エレン!」
アニ「あんたは生きてたか」
エレン「あぁ…俺以外全滅だ…」
ライナー「そうか…」
エレン「ベルトルトは…」
アニ「くっ……」
エレン「うぅ……」
エレン「(覚悟はしていたが仲間が死ぬのはツレェ…)」
アニ「前だ!」
ライナー「ふっ!!」
ザクッ
エレン「さすがだなライナー」
ライナー「まあな…」
ゴーンゴーンゴーン…
ライナー「今更撤退命令かよ…」
アニ「もうガスが無いね」
スタッ
コニー「お前ら!生きてたか!よかった!」
クリスタ「三人が生きててくれて少し心強い…」
アニ「ユミルはどうした…いつも一緒だ…ろ…?」
クリスタ「……っうわああぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
クリスタ「ユミルは…私が…食べられそうに…なったのを助けて……」
ライナー「クリスタ…もういい…もういいんだ…」
コニー「人類は結局巨人には勝てないのか…」
エレン「補給所は!?」
アニ「巨人が群がって近づけないよ」
アニ「みんなガスはほぼ空だし。動けずじまい…そんでみんな喰われるんだろうな……」
ズシン…ズシン…
ライナー「3時と11時の方向から15m級が2体…」
クリスタ「もうだめ…」
ザシュッ
ミカサ「みんな大丈夫?」
サシャ「みなさん無事ですか?!」
エレン「ミカサ!サシャ!」
ライナー「お前は後衛のはずだミカサ」
ミカサ「後衛は私以外全滅みんなの安否を確かめるためにこちらに来ている途中サシャと合流した」
クリスタ「二人も無事で良かった…」
エレン「でも俺たちは機動力を失った…戦えない…」
ミカサ「一か八かやるしかない…」
クリスタ「…へ?」
ミカサ「私のガスももうない…なら…地面を歩いて行くしかない」
エレン「そんなことしたらすぐに巨人の餌だ!」
ミカサ「でもこれ以上の案はでない。アルミンがいないから」
エレン「分かったよ!やってやる!」
ライナー「補給所までは約2km…走れ!」
うおおおおおおおおおおお!
クリスタ「キャッ!」
ズサッ
サシャ「クリスタ!」
ミカサ「振り返ってはダメ!」
サシャ「でもクリスタが!」
ガシッ
サシャ「いっ…うわあああ!やめてくださいぃぃ!」
ミカサ「………」
タッタッタッタッタッ
サシャ「置いていかないでぇぇぇぇ!!!」
パキパキッ
クリスタ「あ…あ……」
ぐちゃっ
ライナー「クリスタ……俺は…戦士だ!」
エレン「うああああああああああああああああ!!」
タッタッタッタッタッ
アニ「奇行種だ!」
ガッシャーン!
ライナー「アニ!」
アニ「足が瓦礫に潰された…もう動けないな…」
アニ「情けないよ…」
ライナー「何いってる!一緒に逃げるぞ!」
ガシッ
ライナー「うごがあああああ!離せえぇぇぇぇ!!」
エレン「アニ…ライナー…」
ミカサ「エレン走って」
エレン「ハハハ…」
ヘナッ
ミカサ「!…エレン立って」
エレン「もう無理だ!こいつらは人間とは違う!戦っても勝てないんだよ!」
ミカサ「エレン…あなたなら…」
エレン「ハハハハハハハハハハハハハハハ!」
ミカサ「エレンしっかり…エレン!エレン…」
ーーーーーー
ーーー
ー
ミカサ「エレン!!」
エレン「ん……?」
ミカサ「もう帰らないと日が暮れる」
エレン「……あれ?」
エレン「ミカサ……お前…髪が伸びてないか…?」
ミカサ「そんなに寝ぼけるまで熟睡してたの?」
エレン「イヤッ…なんかすっげー長い夢を見ていた気がするんだけど………何だったっけ思い出せねぇな…」
ミカサ「エレン?」
ミカサ「どうして泣いているの?」
エレン「え…!?」
845
終わり
全滅物みたいなのが書きたかったので書きました。
駄作になってすみません。
読んでいただいた方ありがとうございました。
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