アルミン「僕は無敵だ!もう何も怖くない……」(10)

アルミン「もう、何も怖くない…………」


エレン「アルミン?何言ってんだ?」


アルミン「僕は、この宇宙を混沌へと陥れる、究極のカオスの力を手に入れたんだ……」


エレン「ア…アルミン?」


アルミン「これから僕はこの力を解き放ち、全ての巨人をデスピアさせてくるよ。」


エレン「お、おう……がんばれよ。」


アルミン「それじゃ。」バヒュン


エレン「消えた!?」




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




巨人「ウアァァァァ!!」ドゴォン


巨人「ガァァァァァ!!」ドゴォン


アルミン「……やってるなぁ……」


アルミン「それじゃ、いこうか。」ニタァ


アルミン「ハァァァ!!!!」


アルミン「ガルドレード・カオス!!」


ドゴォォォォォォォ!!!!!!

……………
…………
………
……



ドゴォォォォォォォ!!!!!!


ミカサ「何!?」


ライナー「何の衝撃だ!?」


エレン「ア……アルミンだ!!」


ミカサ「アルミン!?そういえば、いない!」


エレン「一人で、きっと、シガンシナに……」


ライナー「おいおい!アルミン1人で、そんなトコに行ったのか?」


エレン「あぁ。何か、究極のカオスがどうとか、混沌が、どうとか言ってた。」


ミカサ「なっ……!!?」


ライナー「ミカサ。何か知ってるのか?」




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




ミカサ「……聞いたことがある。
100年前、そう。人類滅亡の危機に陥ったときの事。」


ミカサ「人類は、マリア、ローゼ、シーナの、それぞれの壁で、生き残った。」


ミカサ「しかし、どうやってその壁を建てたのか、疑問が残ると思う。」


ライナー「た…確かに。壁を建ててる間、巨人が攻めてきたらどうすんだって話だよな。」


ミカサ「その通り。で、その壁は人類が建てたのではなく、創造神によって創られた、と言う説が立てられた。」


エレン「創造神?」


ミカサ「えぇ。この世を創ったとされる神の事。」


ミカサ「そして、それと対になるように、もうひとつの神、カオスがいた。」


エレン「カオス! アルミンが言ってたヤツだ!」


ミカサ「そう。アルミンは、そのカオスの力を手に入れたと言ってたのよね?」


エレン「あぁ。混沌がどうとかって。」


ミカサ「カオスは、さっき言った創造神、コスモスとは正反対の力、つまり、全てを破壊する力をもっていた。」


ライナー「す……全てを…破壊する………」ゴクッ


ミカサ「恐らく、アルミンはその力を使い、巨人と戦うつもり。」


エレン「そういえば、巨人をデスピアさせてくるとか言ってたな。」

ミカサ「デスピアとは、消すと言うことかしら。」


ライナー「そうだろうな……だかまずはアルミンを探そう! 心配だ。」


エレン「そうだった、いこう!」




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




アルミン「フハハハハハハッ!!!!!!」


アルミン「もっとぉ!! もっとこい!! 巨人こぉぉぉい!!!」


巨人「アァァァァ……」


アルミン「フハハハ!! 散れぇ!!!」


アルミン「アルマゲドン!!100万分のいちぃぃぃ!!!」ドガァァァァァァァン


エレン「ちっ……またか!」


ライナー「ち…地球に……クレーターなんてあったか?」


ミカサ「……これがカオスの力?それにしては弱いような……」


エレン「おい!それって、まだアルミンは全力じゃないって事かよ!?」


ミカサ「わからない…けど………」


ピシャャャャャャャン!!


ライナー「!?!?!?!?」


エレン「お……おい……なんで……あいつが……」


ライナー(ベルトルト!?なにやってる!!まだ作戦は始まってないぞ!!」


アルミン「……超大型巨人。エレンの家族が奪われた原因。………」


アルミン「「消してくれる!」」


アルミン「オォォォォォォォォォォォォ!!!!!!」


エレン「何だ?アルミンの体に……鎧?」


ミカサ「あれは……カオス!?」


ライナー「なんて禍々しい気を放ってやがる……」


エレン「あれが……カオス」


アルミン「我はこれより、人類に恐怖を齎しすべての混乱の元凶を、憎き醜き肉塊を、」


アルミン「消去する。」


アルミン「」→→カオス


カオス「ゆくぞ……」フッ


ライナー「おい!消えたぞ!?」

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