アルミン「もう、何も怖くない…………」
エレン「アルミン?何言ってんだ?」
アルミン「僕は、この宇宙を混沌へと陥れる、究極のカオスの力を手に入れたんだ……」
エレン「ア…アルミン?」
アルミン「これから僕はこの力を解き放ち、全ての巨人をデスピアさせてくるよ。」
エレン「お、おう……がんばれよ。」
アルミン「それじゃ。」バヒュン
エレン「消えた!?」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
巨人「ウアァァァァ!!」ドゴォン
巨人「ガァァァァァ!!」ドゴォン
アルミン「……やってるなぁ……」
アルミン「それじゃ、いこうか。」ニタァ
アルミン「ハァァァ!!!!」
アルミン「ガルドレード・カオス!!」
ドゴォォォォォォォ!!!!!!
……………
…………
………
……
…
ドゴォォォォォォォ!!!!!!
ミカサ「何!?」
ライナー「何の衝撃だ!?」
エレン「ア……アルミンだ!!」
ミカサ「アルミン!?そういえば、いない!」
エレン「一人で、きっと、シガンシナに……」
ライナー「おいおい!アルミン1人で、そんなトコに行ったのか?」
エレン「あぁ。何か、究極のカオスがどうとか、混沌が、どうとか言ってた。」
ミカサ「なっ……!!?」
ライナー「ミカサ。何か知ってるのか?」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ミカサ「……聞いたことがある。
100年前、そう。人類滅亡の危機に陥ったときの事。」
ミカサ「人類は、マリア、ローゼ、シーナの、それぞれの壁で、生き残った。」
ミカサ「しかし、どうやってその壁を建てたのか、疑問が残ると思う。」
ライナー「た…確かに。壁を建ててる間、巨人が攻めてきたらどうすんだって話だよな。」
ミカサ「その通り。で、その壁は人類が建てたのではなく、創造神によって創られた、と言う説が立てられた。」
エレン「創造神?」
ミカサ「えぇ。この世を創ったとされる神の事。」
ミカサ「そして、それと対になるように、もうひとつの神、カオスがいた。」
エレン「カオス! アルミンが言ってたヤツだ!」
ミカサ「そう。アルミンは、そのカオスの力を手に入れたと言ってたのよね?」
エレン「あぁ。混沌がどうとかって。」
ミカサ「カオスは、さっき言った創造神、コスモスとは正反対の力、つまり、全てを破壊する力をもっていた。」
ライナー「す……全てを…破壊する………」ゴクッ
ミカサ「恐らく、アルミンはその力を使い、巨人と戦うつもり。」
エレン「そういえば、巨人をデスピアさせてくるとか言ってたな。」
ミカサ「デスピアとは、消すと言うことかしら。」
ライナー「そうだろうな……だかまずはアルミンを探そう! 心配だ。」
エレン「そうだった、いこう!」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
アルミン「フハハハハハハッ!!!!!!」
アルミン「もっとぉ!! もっとこい!! 巨人こぉぉぉい!!!」
巨人「アァァァァ……」
アルミン「フハハハ!! 散れぇ!!!」
アルミン「アルマゲドン!!100万分のいちぃぃぃ!!!」ドガァァァァァァァン
エレン「ちっ……またか!」
ライナー「ち…地球に……クレーターなんてあったか?」
ミカサ「……これがカオスの力?それにしては弱いような……」
エレン「おい!それって、まだアルミンは全力じゃないって事かよ!?」
ミカサ「わからない…けど………」
ピシャャャャャャャン!!
ライナー「!?!?!?!?」
エレン「お……おい……なんで……あいつが……」
ライナー(ベルトルト!?なにやってる!!まだ作戦は始まってないぞ!!」
アルミン「……超大型巨人。エレンの家族が奪われた原因。………」
アルミン「「消してくれる!」」
アルミン「オォォォォォォォォォォォォ!!!!!!」
エレン「何だ?アルミンの体に……鎧?」
ミカサ「あれは……カオス!?」
ライナー「なんて禍々しい気を放ってやがる……」
エレン「あれが……カオス」
アルミン「我はこれより、人類に恐怖を齎しすべての混乱の元凶を、憎き醜き肉塊を、」
アルミン「消去する。」
アルミン「」→→カオス
カオス「ゆくぞ……」フッ
ライナー「おい!消えたぞ!?」
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