・モバマスSS
・劇場137話を見て思いついた一発ネタ
・真奈美さんSRおめでとう
よろしくお願いします。
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――ハワイにて
村上巴「ひ、ヒラヒラしてて落ち着かんの……」
矢口美羽「おおーっ、巴ちゃん、白いワンピース似あってますね!」
巴「そ、そうか?Pがこういうのがええ言うたけぇ、着てみたんじゃが……」
美羽「うんっ!とってもかわいいよ!」
巴「う、ウチにはかわいい要素など必要ないけぇ、やっぱり着替えて……」
棟方愛海「おおぅ……素晴らしいぃ……っ!」ワナワナ
愛海「みんなかわいーっ!!」ワキワキ
巴「わぁっ!?な、なんじゃ愛海か、びっくりさせんでくれ」
美羽「あ、愛海ちゃん?アイドルがしちゃいけないような顔をしてますよ……」
愛海「ぐふふふ……これが正気でいられるか、だよっ!」ジュルリ
愛海「普段より薄着な開放感……!」ジリ
愛海「清純なイメージ……!!」ジリジリ
巴「な、なんじゃワレ……!」
美羽「愛海ちゃん、どうしたの!?」
愛海「うひ……うひひひ……巴ちゃんかわいいよーっ!!」ジリジリ
巴「お、おぬし何を言うとるんじゃ……!」
愛海「おおぅ、その顔もイイねぇ!それじゃいただきまーっす!!」ルパンダーイブ
巴「わぁぁぁっ!?」
美羽「ああっ!巴ちゃんっ!!」
??「……やれやれ」
ガシッ
巴「……ん?」
美羽「……あれっ?」
木場真奈美「全く……。オイタが過ぎるようだな、お嬢ちゃん」ヤレヤレ
愛海「なん……だと……!?」ブラーン
巴「あ、姉御!ど、どうなってるんじゃ……?」
美羽「真奈美さん、瞬間移動したんですか!?」
真奈美「ははっ、そんな大層なことじゃないさ。ただ、」
??「テレポーテーション!超能力ですねっ!」
真奈美「愛海君が良からぬ事をしようとしたのが見えたからね」
巴「誰じゃ今の」
真奈美「さて、愛海君。……分かっているね?」ジロッ
愛海「……はい。しません。もうしません」
真奈美「よろしい。では降ろしてあげよう」ヒョイッ
美羽「おおー、真奈美さんかっこいい……!」
巴「ウチもあんな女性になりたいのう……」
愛海「ごめんなさい……と見せかけて隙ありっ!」ガバッ
美羽「あっ、真奈美さんっ!」
愛海「うおおおおぉーっ!!おっぱぁぁぁぁぁいっ!!」ドドドドッ
真奈美「おやおや、分かってくれたと思ったのだが――」
パシッ
愛海「へっ?」
真奈美「……ふふっ。残念だよ」ニッコリ
クルッ
ドサッ
愛海「……ええっ!?」
真奈美「ほら……捕まえた」
愛海「おっぱいがぁ……!!おっぱいがぁぁぁぁっ!!」ジタバタ
真奈美「さあ、おとなしくしてようか」キュッ
愛海「ぐぬぬ……頭に当たっているのに……触れられないっ!!」ジタバタ
巴「身から出た錆じゃけぇ、大人しくしとき」
美羽「そうです!そんな子には誰もサービスしてくれませんよ!」
真奈美「それで……反省は?」
愛海「もうしません」
真奈美「本当にか?」
愛海「本当に揉みません」
真奈美「むっ、あっちにマイクロビキニの雫君が」
愛海「ええっ!?どこどこ!?雫ちゃーん、あたしが行くまで待ってて――」
真奈美「……はぁ」
真奈美「仕方ないな」
コキッ
愛海「きゅぅ」
美羽「えっ」
巴「あ、姉御!?」
真奈美「安心したまえ、首を傷めないように細心の注意を払った」
美羽「そうですか……。あ、愛海ちゃん?」
愛海「」チーン
巴「おお……」
真奈美「大丈夫だ、そのうち目が覚めるよ」
巴「姉御……かっこええのぅ!」
美羽「……巴ちゃん?」
巴「木場の姉御!流石じゃ!」
真奈美「うむ」
美羽「え?……えーと、どうしたらいいんだろう、この流れ」
美羽「流石……さすが……ああ待ってください、何か思いつきそうなんですっ!」
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村上巴(13)
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矢口美羽(14)
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棟方愛海(14)
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木場真奈美(25)
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劇場
真奈美「……ところで巴君、美羽君」
美羽「はいっ、何ですか?」
巴「なんじゃ、姉御」
真奈美「比奈君を見なかったかな。先程までは一緒だったのだが……」
美羽「あれ……辺りにはいませんね。どこに行ったんでしょう?」キョロキョロ
巴「ん……、美羽、姉御。何か聞こえんかの」
真奈美「ん?」
アタシノサケガノメナイッテノカー!
ヤメテクダサイッスー!
真奈美「……行ってくるよ」
巴「あ、姉御っ!」
美羽「あっ、行っちゃった。……愛海ちゃん?愛海ちゃーん?」
愛海「我がおっぱい道に……一片の……うっ」ブツブツ
美羽「……誰か来ないかなぁ」
――ビーチの露店
真奈美「むっ……。あれは」
巴「どうしたんじゃ、姉御……おおぅ」
姫川友紀「比奈ちゃーんっ!!ほらっ、ほらっ、ほらっ!!」ヒック
荒木比奈「だ、だから駄目っス!わわっ、私この後撮影っスよ!?」
友紀「えーっ、比奈ちゃんはあたしのお酒が飲めないのーっ!?うわー、悲しいなぁー?」グイッ
比奈「わわわわっ、何してるんスか!?」
真奈美「……巴君、見ないほうがいい」
巴「うちの若いのがあげなことになったら、何本で済むのかのぅ」
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姫川友紀(20)
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荒木比奈(20)
真奈美「やあ、比奈君。助けに来たよ」
比奈「ま、真奈美さん!!た、助かったっス!」
友紀「おおーぅ、真奈美さんだぁー。真奈美さんでもいいよぉ、飲もーっ!!」
巴「友紀さん……相当ベロンベロンじゃな」
真奈美「ああ……。友紀君、相当飲んでるな?」
友紀「えぇーっ?ぜんっぜんだよー?」ケラケラ
真奈美「そうか……」チラッ
原田美世「うぅ……気持ち悪い……」グッタリ
黒川千秋「も、もうだめ……」グデー
巴「比奈さん、あれはなんじゃ?」
比奈「二人とも、私をかばってくれて……でも」
真奈美「ふむ、なるほどね」
友紀「ぷはーっ!!……えーと、すみませーん!ビール……、ん、ビアーのほうがいいのかなーっ?」
真奈美「やれやれ」
真奈美「友紀くん、ちょっといいかな」
友紀「おーっ、真奈美さん!飲もう飲もう!」
真奈美「待て、話を聞きたまえ」
友紀「真奈美さん、ビールでいいよね?へーいっ、びあー・わんもあーっ!!」
比奈「ワンモアじゃおかわりになるっスよ」
巴「友紀さん、姉御もこの後仕事あるん分かっとるのかのぅ」
真奈美「全く……。ほら、酒は一旦やめだ」ヒョイッ
友紀「あーっ、何でですかぁー!?」
真奈美「昼間から酒浸りだなんて、パパラッチにでも遭ったらどうするんだ」
友紀「えーっ?でも、ハワイじゃキャッツ中継も見れないし、あたしの楽しみが……」
真奈美「……これじゃ今日は駄目そうだな。さあ、ホテルに帰ろう」
友紀「やだやだ、これじゃまだ足りないよーっ!!」
巴「……友紀さん、二十歳じゃったかの」
比奈「言っちゃ駄目っスよ、巴ちゃん」
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原田美世(20)
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黒川千秋(20)
真奈美「仕方ない……。友紀君、ちょっとこっちに」
友紀「んー?なになに、真奈美さーん」
トンッ
友紀「ふぎゃっ」パタッ
真奈美「やれやれ……私だって、手荒な真似はしたくないんだが」
巴「しゅ、手刀で気絶させよった……」
比奈「私じゃなきゃ見逃しちゃうっスね」
真奈美「はぁ、もったいないな……。どうしてもう一杯頼んだんだ」グイッ
比奈「えっ、真奈美さん、これから撮影じゃ」
巴「姉御!そげなことしたらあかんじゃろ!」
真奈美「……確かに酒を飲んでから仕事に入るのは礼儀としてなっちゃいないな」
巴「そしたら……」
真奈美「だが、このままにしておくわけにもいかないだろう?店にも迷惑だ」
巴「姉御……」
真奈美「それにこれくらい、酔いもしないさ」
巴「かっこええのぅ……」
比奈「か、かっこいいタr……言わないっスよ?」
真奈美「よいしょ、っと……。比奈君、美世君を頼む」
比奈「は、はいっス!でも、千秋ちゃんは」
真奈美「なぁに、一人も二人も変わらないさ。よっと」
巴「おお……二人とも抱えよった……」
巴「木場の姉御!流石じゃ!」
比奈「そこにシビれるあこがれるっス!」
真奈美「うむ」
――ホテル前
比奈「大丈夫っスかね、三人とも」
真奈美「ああ、清良君達に頼んでおいた。人手も足りていたし、大丈夫だろう」
巴「しかし、ああはなりとうないもんじゃのう」
比奈「私もあんな風にはなりたくないっスね……」
真奈美「頼むぞ。彼女達の世話を何度させられたことか……」ハァー
比奈「き、気を付けるっス……ん、あれって」
アーッハッハッハッハ!
真奈美「む……。何もなければいいのだが……、どれ。様子を見てくるか」スタスタ
巴「あ、姉御っ!」
比奈「巴ちゃん、ついて行くっスよ!」
小関麗奈「アーッハッハッハ!我ながら素晴らしい作戦だわ!」
巴「ほう、どんなんかちぃと言うてみぃ」
麗奈「フンッ!日焼け止めクリームの容器に洗顔クリームを詰め替えてやったわ!他にも……」
真奈美「他にも?」
麗奈「他にも……って、アンタ達は……」
真奈美「やあ、邪魔して悪かったね」ニッコリ
麗奈「」ガクガクガクガク
比奈「真奈美さんって、時々すっごく怖いっスね」
巴「うちの若いのも姉御を見習ってほしいのぅ」
麗奈「ええ、そうよ!Pに新しいスポーツドリンクと言ってミネラルウォーターを渡したり……」
真奈美「ふむ」
麗奈「イブの着替え中に水着をコンブと取り替えたわよ!」
比奈「それ以上いけないっス」
真奈美「なるほどね。わかったよ」
巴「姉御、どうするんじゃ?」
真奈美「こうするのさ」ペチッ
麗奈「痛っ!?なっ、このレイナサマに向かってデコピンするなんて――」
真奈美「これくらいで済んでよかったじゃないか」
巴「投げられて組み伏せられんかっただけ、ましじゃな」ウンウン
比奈「真奈美さん、まるでどこぞのコックや伝説の傭兵みたいっス」ウンウン
麗奈「えっ」
真奈美「そういう訳だ。とにかく、その日焼け止めは――」
??「ふふん!カワイイボクともあろう者が、日焼け止めを忘れてしまいました!」
??「こんなにカワイイのにドジっ子でもあるなんて、なんてボクは罪なんでしょう!」
真奈美「……幸子君?」
幸子「ああっ、麗奈さん!調度良く日焼け止めを持っているじゃありませんか!」
麗奈「えっ、ちょ、これは……」
幸子「……そんなに大事な品でしたか?それでしたらさすがのボクでも……」シュン
麗奈「いや、そういうのじゃないけど……」
幸子「ならボクに貸してください!」パシッ
麗奈「あっ」
比奈「あの日焼け止め、中身は洗顔クリームなんスよね?」ニヤニヤ
巴「この日差しじゃけぇ、夕方には真っ黒になるのぉ」ニヤニヤ
幸子「ふふん、そろそろボクはお仕事なので!ありがとうございました、麗奈さんっ!」スタスタ
麗奈「あ、ちょっと待って……」
真奈美「ほら、幸子君が行ってしまうぞ?」
巴「どうするんじゃ?」ニヤニヤ
麗奈「ううっ……い、行くわよ!行けばいいんでしょう!?」
麗奈「幸子ーっ!ま、待ちなさーいっ!!」ダダダダッ
比奈「おおっ、友情っスねー」
巴「木場の姉御!流石じゃ!」
真奈美「うむ」
比奈「友情……やっぱ、若さっスかねぇ」
??「若さ、若さってなんだ?」
比奈「振り向かないことっス」
今日はここまで。
明日には終わらせる予定です。
それでは、また。
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小関麗奈(13)
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イヴ・サンタクロース(19)
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輿水幸子(14)
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闇に飲まれた劇場24うわ何をするやm
皆さんこんばんは。
あと10分くらいしたら、再開いたします。
今日もよろしくお願いします。
――ビーチ周辺
真奈美「ふむ……何か、予感がするね」
比奈「もうここまで来たら、真奈美さんが予知能力とか持ってても驚かないっス」
巴「姉御じゃけぇのぅ」
真奈美「ふふっ、流石の私もそんな力は……おや?」
ウフフーアイチャーン♪
マ、マツンダサナエサン!!
比奈「その時不思議なことが起こったっス」
巴「姉御じゃけぇのぅ」
真奈美「この声は……行くぞ!」
巴「はいっ、姉御!」
比奈「はいっス」
??「むむむっ、テレポーテーションの他に予知能力までも!流石は真奈美さんですねっ!」
??「ハワイでこんなに事件が起こるのも、ゴルゴムの仕業だな!?ゆるさんっ!!」
比奈「誰っスか今の」
真奈美「……やはりか、早苗さん」
比奈「あ、あいさん大丈夫でスか!?」
東郷あい「う……真奈美さんに、比奈君、巴君か……」フラフラ
片桐早苗「おやおやおやーっ!?真奈美ちゃんに比奈ちゃん、飲むよねーっ?」ケラケラ
巴「ウチの事務所は、どうしてこんな人が多いんかのぅ」
真奈美「全くだよ。頭が痛いね……」
あい「私も……頭が痛いよ……うっ」
比奈「あいさん、意味が違うっス」
早苗「まったくもー、だらしないぞあいちゃん!これくらいでー」ケラケラ
あい「これくらい……そうか、まだ足りなかったのか……?」
比奈「ああもうっ!あいさん、早苗さんの言うこと聞いちゃ駄目っス!」
真奈美「そうだな。ここまで酔ってしまっては仕方ない」
真奈美「お姉さんに、任せたまえ」ニコッ
比奈「まさに姉御っスね」
巴「じゃろ?」
比奈「姉御違いっスけど」
早苗「おおっ、やるかい、真奈美ちゃん!」ビシッ
真奈美「ははは、お手柔らかに頼むよ早苗さん。私は有段者じゃないからね」
巴「ま、待つんじゃ姉御!ここで暴れちゃいかんじゃろ!」
真奈美「いやいや、巴君。何も暴力で解決しようとは言っていないよ」
比奈「じゃあ、どうするんスか?」
真奈美「なぁに、簡単さ。ちょっと待っててもらおう」
真奈美「――――」ペラペラペラ
店員「――!――♪」ペラペラペラ
早苗「なになにー、つまみでも注文したのー?」
あい「……真奈美さん……!?」ゾワッ
比奈「へっ?な、何スか?」
巴「あいさん、姉御は何を頼んだんじゃ?」
真奈美「さあ、早苗さん。ビールにも飽きただろう?ほら」
早苗「えー、これだけしか入ってないよーっ?」
真奈美「まあまあ、いいじゃないか。早苗さん、私のおごりでいいから」
早苗「本当ー?……これ、なんてお酒なの……」チビッ
早苗「!?」
真奈美「……ふふっ、どうしたんだい早苗さん?」
早苗「真奈美ちゃん……こんなの飲んでるの?」ガクガク
真奈美「まさか早苗さん……私の酒は飲めないのかな?」ニッコリ
早苗「そ、そんなわけ……」
真奈美「ふふっ、では乾杯」カンッ
クイッ
早苗「ふ、ふふっ、おいしいじゃない……真奈美ちゃ……、ん……」
真奈美「おやおや、ちょっとシゲキが強すぎたようだな」
フラッ
真奈美「おっと、早苗さん?」
早苗「……んー……」スピー
真奈美「こんなところで寝てしまうとは……さあ、帰りますよ」
あい「真奈美さん……まるで鬼や、悪魔だな……」
比奈「私から見たら正義の味方っスけどね。デビルマンとかみたいな」
巴「今度実家に来てもらおうかの。うちの若いのを叩きなおしてほしいわ」
早苗「……zzz……ぐがー……」
真奈美「さすがにあれだけ飲んだんだ、しばらくは起きまい」
比奈「……はい、……了解っス。では。……真奈美さん、連絡ついたっスよ」
あい「ああ……ありがとう……うっ」フラフラ
巴「あいさん、大丈夫けぇ?」
あい「なに……ひな祭りほどではないさ……みんな、すまないね」フラフラ
真奈美「いいんだ、あんな状況を見捨ててはおけないよ」
比奈「普段は早苗さんがセーフティーなんスけどね……」
巴「瑞樹さんが言うとったのは本当じゃったか……」
真奈美「あまり早苗さんを責めないでやってくれ。飲んでいない時は、皆のために気を利かせてくれているからね」
比奈「たまにハメを外さないと、爆発しちゃうっスからね」
巴「なるほど……かっこええのぅ!」
巴「木場の姉御!流石じゃ!」
比奈「巴ちゃん!早苗さん起こしちゃうっスよ!」シィーッ
真奈美「うむ」
巴「……すまんの」
あい「こうして背負われて寝てたら……普通の女性なんだがな……」ツンツン
早苗「んー……」モゾッ
真奈美「あい君、あまり早苗さんをつつかないでくれ。動かれると背負いづらいよ」
あい「ふふっ……失礼……」
――ホテル前
真奈美「ふぅ。もうこれ以上は御免だぞ」
比奈「……あいさんから聞いたっスよ。一番度数の高いお酒を頼んだって」
巴「あ、姉御!?」
真奈美「ははは、気にすることじゃあないさ。……早苗さんはああでもしないと、ね」
巴「それで……姉御は大丈夫なんか?これから撮影もあるんに……」
真奈美「心配無用だ。これから撮影だって控えているからね、休んでなんか――」
フラッ
比奈「真奈美さん!?」
巴「あっ、姉御!?」
真奈美「――おや?」
??「大丈夫ですか、真奈美さん」
真奈美「これはこれは……Pか。心憎い登場だな」
P「探しましたよ。清良さん達から電話も入りました」
巴「P、真奈美さんは悪うないんじゃ、ただ」
P「分かってるよ、巴。怒りにきたんじゃない……さて、そろそろ撮影の時間だが」
比奈「へ?……あー、本当っスね。でも……」
P「すまんが比奈、巴と二人で行ってきてくれ」
比奈「えっ!?」
真奈美「なっ、P……何を言っている?」
P「こんな状態の真奈美さんを、撮影には行かせられないよ」
比奈「……はいっス!」
巴「おう!早う終わらせてくるけん、姉御は休んでてくだせえ」
真奈美「そんな……」
真奈美「心配ない……私は大丈夫だ、P。……仕事に」
比奈「駄目っスよ、真奈美さん。休んでなきゃあ」
P「スタッフには連絡しました。真奈美さんだけ夕方からにしてもらったので、それまで休んでてください」
真奈美「むぅ……仕方ない、のか」
比奈「そうっスよ。ここは二人で頑張りまスから!」
真奈美「そうか……ではお言葉に甘えるとしよう」
巴「姉御、ここはウチらに任せてくだせえ!」
真奈美「……ふふっ。頼れるようになったな」
真奈美「村上のお嬢、流石だな」ニコッ
巴「姉御……!」パァァァ
巴「はいっ!」
比奈「それじゃ、行ってくるっス!」
巴「P、期待して待っとれや!」
P「おう、行ってらっしゃい」
真奈美「ふふっ……たまにはこういうのもいいな……」
P「……真奈美さん?」
真奈美「いつも、私は頼られる側の人間だからね……」
P「そうですね。……たまには、真奈美さんだって誰かを頼ったり、甘えていいんですよ」
真奈美「……そうか」
真奈美「……私も、酔いが回ってきたようだな」
P「真奈美さん?」
真奈美「P、ちょっと膝を貸してくれ。……私も、もっと甘えてみることにするよ」
P「……はい、わかりました。どうぞ」
真奈美「ふふっ……時間になったら、起こして、くれ……」
比奈「お疲れ様っスー」
巴「姉御ーっ、撮影終わらしてきたけん……おぉ」
P「おう、お疲れさん。静かにな」
真奈美「……すぅ……」
比奈「……巴ちゃん、遊びに行こうっス」
巴「おう。P、ウチらは遊んでくるけん、姉御んこと頼むぞ」
P「おいおい、気を使わなくても……まあ、いいか。時間だけ気をつけろよー」
比奈「はいっス!」
巴「おう!」
巴「……ウチが今日頑張れたんは、姉御のおかげじゃ」
巴「流石じゃ、木場の姉御」
P「へぇ……凄いじゃないですか、真奈美さん。巴達に尊敬されて」
真奈美「……ふふっ……たまには、悪くは……」ムニャ
P「……まだ時間はありますから、ゆっくり休んでくださいね」
おしまい
一見なんでもできそうな人がふとした瞬間に隙を見せる
そういうのって素晴らしいと思いませんか?
劇場137話の最後のコマを見たら、ティンと来たので書きました。
真奈美さんかっこいいので、とりあえずツアー走ってきます。
おまけがありますが、どうしましょう?
晶葉ちゃんガチャの時の残りで少しだけ回してみましたが、舞ちゃん一枚だけでした。
それでは、非常に短いですがおまけ書きます。
もう少しだけお付き合いください。
おまけ
愛海「――はっ!ここはどこ!?おっぱいはどこっ!?」ガバッ
美羽「あっ、愛海ちゃん!?ようやく目が覚めたんだね……」
柳清良「あら、美羽ちゃんどうしたの……あらあら」
愛海「はっ……おっぱいが、おっぱいが私を呼んでいるぅぅぅぅぅぅっ!!」ダダダダッ
美羽「ああっ、ま、待って愛海ちゃん!清良さん、どうしましょう!?」
清良「追いかけましょう。何か起こっても困りますから」
愛海「おっぱい、おっぱいはどこだぁぁぁぁぁ!!」ダダダダッ
美羽「わわっ、愛海ちゃん、凄い速さですっ!!」
清良「ええ、たまにああなるの。離脱症状かしらね」
愛海「こうなったら……おっぱいレーダァーッ!!」ピコーンピコーン
美羽「何なんですか、その能力は!?」
清良「……もしかして、治療しすぎたのかしら?」
愛海「……こっちかぁぁぁぁぁぁっ!!」ドドドドッ
美羽「あ、愛海ちゃん、待って、待ってーっ!!」
清良「うふふ、まさかね。被害が出る前に捕まえましょうか」
愛海「うおおおおおぉぉぉぉ!!おっぱいよ、あたしは帰ってきたぁぁぁぁっ!!」ダダダダッ
P「わっ、愛海!?」
愛海「うひょひょぐへへおっぱいおっぱぁぁぁぁぁ――」ルパンダーイブ
真奈美「……うーん……」ゴロッ
愛海「あっ」
P(説明しよう!今、真奈美さんは寝返りを打って横向きとなった。腕を組みながら!)
愛海「……い、」
P(つまり、ルパンダイブした愛海のみぞおち辺りに、調度良く肘が置かれてしまったのである!)
愛海「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ドスッ
愛海「オアフ」ピクッピクッ
P「いったい何だったんだ……」
真奈美「……ん……なんだ、P、もう時間か……?」ムニャ
真奈美「だからって……そんな起こし方は少々大胆だぞ……ん?」パチッ
愛海「」チーン
真奈美「……愛海君……?」
P「ああ、気にしないでください。ほとんど自滅でした」
美羽「……はっ!オアフ島でおあふ!」ピコーン
清良「美羽ちゃん、はやく愛海ちゃん連れて帰るわよ」
美羽「ああっ、微妙でしたかぁ~!?」
比奈「ビーチで泳いでから帰ってきてみたら……なんスか、これ」
巴「寝ながらでも愛海を退治しよるたぁ……やっぱりかっこええのぅ!」
比奈「……ふふっ、そうっスね!」
巴「木場の姉御!流石じゃ!」
比奈「流石は姉御、っスね!」
真奈美「なんだかよくわからないが……」
真奈美「うむ。私に何でも任せたまえ」
おしまい
これにておまけも終了です
真奈美さんかっこいいよ真奈美さん
師匠は……いつか、もっと素敵な役で書きたいものです
それでは、またいつか。
ありがとうございました。
最後にもう少しだけ。
このSSは「真奈美さんだから仕方ない」を前提に書いています。
特に早苗さんとのお酒のくだりは絶対に真似しないように。大変危険です。
師匠の誕生日……あっ
いつか師匠を主役で書きます。師匠ごめん。
では、また。
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません