苗木「君達の希望がはそんな物なのかい? !」 (34)


一回目の学級裁判より


桑田「じゃあどーやって証拠の処分したんだよ?」

苗木「・・・」

十神「言ってやれ苗木」

苗木「・・・」

霧切「苗木君?」

苗木「ボクは知らないよ」ニッコリ

山田「でも、苗木誠殿は焼却炉の捜査をしていましたよね?」

苗木「・・・」

腐川「や、やっぱり苗木が犯人なんじゃないの?!」

苗木「そうかもね」ニッコリ

葉隠「これじゃあ桑田っちが犯人だって決め付けられねーべ!!」

苗木「そうだね」ニッコリ

朝日奈「あーもう!誰が犯人か分からないよ!」

セレス「苗木君、あなた何か知ってるんじゃありませんか?」

苗木「さぁ」ニッコリ

セレス「早く言えっつってんだろぉぉぉ!!」

山田「ひぃぃぃ!!」

葉隠「いや山田っちがびびってどうすんだべ・・・」

苗木「クスクス」

霧切「苗木クン、このままだとあなたも死ぬわよ?」

苗木「・・・」

モノクマ「これじゃあ誰が犯人か分からないよね!まさに絶望的!!」

苗木「絶望・・・?」

モノクマ「そうだよ!絶望的だよ!」






SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1378739627


苗木「君達はこの程度で絶望してるのかい!?」

モノクマ「え」

苗木「誰が犯人か分からない、この程度の事で絶望してるのかい!?」

石丸「このままでは皆死ぬのだぞ!?」

苗木「だからって希望を捨てるんだね・・・」

朝日奈「あんたさっきから何言ってるの?!」

苗木「君達にはがっかりだよ・・・」

モノクマ「うぷぷぷ、ボク的には絶望してくれて大助かりなんだけどね!」

苗木「この程度の絶望・・・」

苗木「この程度の絶望じゃあ持った時の希望が輝かない・・・モノクマ、お前もこの程度の絶望しか与えられないのか・・・がっかりだよ」

モノクマ「」


苗木「この程度の絶望しか与えられないなんて学級裁判も大したこと無いんだね、黒幕の持つ絶望への希望が目に浮かぶよ」

モノクマ「絶望への希望・・・?」

苗木「そうさ!黒幕がみんなに絶望を持って欲しいと思う希望が足りないからこの程度の絶望しか与えられないんだよ」

ーーーーーーー


江ノ島「絶望への希望・・・」


江ノ島「私様が甘かったようね・・・」


ーーーーーーー


モノクマ「苗木君、ボクは・・・間違ってたよ!」

苗木「モノクマ・・・」


モノクマ「えー、オマエラ、今日の学級裁判は閉廷とします、なお今回のクロは桑田君です!」

霧切「やっぱり桑田君だったのね」

十神「ふん、何を今さら」

桑田「おい、て事は・・・オシオキ?」

モノクマ「そうです!今回のクロの桑田君にはオシオキをーーー」

桑田「オシオキなんてされてたまっか、アホアホアホアホアホアホアホアホアホ」

モノクマ「執行しません!」

桑田「あ・・・・・アポ?」


モノクマ「まぁオシオキっちゃあオシオキか!では超高校級の野球選手桑田君のオシオキスタート!」

・・・・・

大神「何も、起きないが?」

モノクマ「そうです、そうなのです!ゴーカートのオシオキは「何も起きない」のがオシオキと言う事にさせていただきました!」

モノクマ「これはちゃんとクロを暴けなかったオマエラへのオシオキでもあります!」

モノクマ「桑田君は殺人鬼として回りから常に疑われ非難され続け、逆にオマエラは殺人鬼と暮らさないといけないと言う不安が残ります!」

苗木「凄いよモノクマ!少しの絶望だけどこの絶望を越えたらどんな希望が見えてくるんだろうね!」

モノクマ「えへへ、照れるなー」///

桑田「そんなのってあるかよ・・・」


苗木「桑田クン!希望的を捨てちゃダメだ!この絶望を越えた先にはきっと輝く希望があるはずだ!」

桑田「苗木・・・お前は今まで通り接してくれるんだな」

苗木「え?それとこれとは別さ!殺人鬼とは話たくないからね!」

桑田「」

モノクマ「いい感じに絶望してるね、うぷぷぷ」

不二咲「苗木君・・・」

朝日奈「そんな奴だったんだ・・・」

苗木「え?」ピク

苗木「この程度で絶望するのかい?」

苗木以外(何これデジャヴ)

苗木「希望を捨てちゃダメだ!僕がこんな人間だからって言って絶望したってそれを越えた先の希望はちっぽけでしかないじゃないか!」


苗木「僕はね、大きな絶望を越えた先にある希望が大好きなんだ!君達にはそれがあると期待してた、それなのにがっかりだよ」

モノクマ「その気持ち、わかるよ!絶望と希望が逆だけどね!」

苗木「だから君達はこんなちっぽけな事で絶望なんかしちゃダメだ!」

苗木「舞園さんが死んだ時は僕もかなり絶望したよ・・・でもそれを越えた先の希望はまさに快感だよ!」ゾクゾク

苗木「僕はこの快感を君達に味わって欲しいんだ!」

葉隠「味わいたくねーべ・・・」

大和田「苗木・・・」

石丸「苗木君・・・」


バン!!


苗木「だからこの程度で絶望すんなっつってんだろぉぉぉがよぉぉぉぉ!!」

セレス「真似すんじゃねぇぇぇぇ!!」

苗木「うっせんだよヤスヒロぉぉぉぉ!!」

セレス「っ!」

葉隠「ひっ!」

苗木「あ、葉隠クンじゃあないからね」ニッコリ


苗木「みんな聞いて!セレスさんの本名は安弘多恵子って言うんだ!」

山田「な、なんですとぉぉぉぉ!?」

不二咲「安弘多恵子・・・」

葉隠「俺かと思ってびっくりしたべ」

セレス「何故その名前を・・・」

苗木「みんなを絶望させて希望へ向かわせるために色々な事を調べたんだ!」

セレス「ひ、ひどい」ウルウル

苗木「どうだい?散々隠したかった本名をばらされた気分はかなり絶望的だよね!ここから向かう希望はどれだけ輝くんだろうね!」

大和田「女を泣かせるってのは気に食わねぇな」

苗木「大和田クン・・・」

大和田「あぁ?」

苗木「お兄さん、どうして死んだんだろうね?」

大和田「っ!コノヤロウ・・・!」

うわっ!タイトルからミスるなんて!それに誤字も多いし・・・これから言われるツマンネーとかそう言う非難の声を越えたらどんな希望が見えるんだろうね!

とりあえず今日は終わり、これから受ける絶望から向かう希望の事を考えるとゾクゾクするよ!


不二咲「大和田君のお兄さん?」

苗木「そうさ!大和田クンのお兄s」

ドゴッ

苗木「え・・・?」

大和田「それ以上・・・言うんじゃねぇ」

苗木「何言ってるんだい大和田クン!この程度の絶望で・・・こんな強いパンチを繰り出せる大和田クンが・・・こんな絶望じゃあ希望は輝かないよ」

大和田「そうだ、俺は強い、強いんだ・・・!

苗木「そうだよ!希望を捨てるちゃダメだ!」

大和田「俺は強い俺は強い俺は強い俺は強い俺は強い俺は強い俺は強い俺は強い・・・」

苗木「ははははははははははははははははははははははははははははははははは!!これは大きな絶望だ!この絶望からの希望はどんなに輝くんだろうか!はははははははははははははははははは!!考えただけでゾクゾクする!!」アヘェ


苗木「そうだ大和田クンそのいきだ!さぁ希望を持つんだ!希望を捨てちゃダメだ!」

大和田「そうだ、俺は強いんだ、だから、だから!」

グサッ

苗木「は?」

「・・・・」

苗木「・・・」

ズブズブ

十神「自分でナイフを抜いた・・・?」

苗木「こんな・・・」

苗木「こんな所でボクが死んだら・・・学級裁判でみんなが絶望しない・・・」

苗木「希望も起きない・・・」

苗木「君にはがっかりだよ」


苗木「は、ははは・・・」ユラユラ

霧切「苗木君やめなさい・・・!」

苗木「ははははははははははははははは!!

霧切「苗木君!」

ギュ

苗木「な、何やっているの霧切さん?」

霧切「希望を、捨ててはダメよ」

苗木「でも大和田クンは」

霧切「あなたの希望はその程度なの?」

苗木「!」

苗木「霧切さん・・・」

霧切「苗木君、大和田君はまだ輝く希望を持ってるわ、それを見ずにあなたは死ぬ気?」

苗木「霧切さん、僕が間違ってたよ」

モノクマ「イイハナシダナー」

霧切「それでこそ苗木君よ」

霧切「希望を捨てちゃダメよ希望を捨てちゃダメよ希望を捨てちゃダメよ希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望希望」

苗木「霧切さん・・・!君となら!ボクと希望の世界を築いて行けそうだよ!」

霧切「そう・・・」フフ

霧切(苗木君ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ)

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom