????「うん、残念ながら...」
マルコ「というか、いきなりなんですかあなた?占い師か何かですか?」
????「突然見知らぬ男に自分の寿命を告げられても、信じろと言う方が無理な話だよね。でも、これを見たら君は信じざるを得なくなるよ。僕もそうだった...」
そう言って男はサングラスを外した
マルコ「あなたは...僕...!?」
マルコ?「そうだよ、僕は君と同じく本物のマルコ=ボットだ。ただ僕の方が君より一月ほど長く生きているわけだけどね」
マルコ「ということは...あなたは未来の僕なんですか?それも一ヶ月後の?」
マルコ?「理解が早くて助かるよ。さすがは僕だ」
マルコ「でも...僕の寿命があと1ヶ月だというなら、なぜあなたはまだ生きているんです?それにだいたいなぜここにいるんですか?」
マルコ?「いい質問だ、だがそれに答える前に僕と君とを区別するための呼び名が必要だな。でないと説明するときに混乱してしまうからね」
マルコ「一文字変えてマ○コというのはどうです?」
マ○コ「そうしよう」
マ○コ「まず君が最初に理解しなければならないこと、それは君が一ヶ月後に必ず死ぬという事実だ」
マルコ「...」
マ○コ「」
マ○コ「気持ちは分かるが受け入れてくれ。僕もそうした」
マルコ「分かりました...でもどうして僕は死ぬはめになるんですか?」
マ○コ「一ヶ月後、トロスト区で巨人と戦い、顔を半分にされて死ぬ」
マルコ「そんな...巨人に...」
マルコ「他の皆は?ジャンやコニーたちは生き延びられたんですか?」
マ○コ「ああ、上位10名は僕ら以外全員無事だ。あとアルミンやユミルなど主要キャラも」
マルコ「くっそおおお!僕は主要キャラじゃないってのかよおおおおおあああ!!」バンッ
マルコ「この僕がっ...104期訓練兵の最初の試練に色を添えるためだけに存在するモブキャラさながらに死ぬっていうのか!!」バキッ
マ○コ「落ち着いて...あと僕の顔を殴るのはやめて」
マルコ「でもそうだろ!!そういうのって主要キャラとちょっと仲がよくて性格もいいモブキャラがやるような役じゃんか!!顔が地味なやつがやるやつ!!」バキッ
マ○コ「僕の顔を見てみ」
ミーナ「でさー、エレンがね...」
ハンナ「えー、うっそー」クスクス
マ○コ「誰かくる!僕が二人いるところを見られるのはまずい!」
マ○コ「僕はいったんあちらの世界に帰るよ。また会おう」スッ
マ○コは陽炎のようにゆらめいて消えた
マルコ「え、ちょ!まだ色々聞きたいことが!おいマ○コ!マ○コ!」
マルコ「くそっ!戻って来てくれマ○コ!マ○コ!」
ミーナ「うーわ何あいつ...なに大声で叫んでるの?キモいんですけど」
ハンナ「きっと童貞をこじらせて頭がおかしくなったんだね。あとでフランツにしばかせましょう」
マルコ「マ○コおおおおおお!!」
ミーナ「うるさいなっ!いったいなんなのよ!」
マルコ「ひょっ!!」ビクッ
マルコ(しまった...マ○コの事で混乱して周囲の状況に気づかなかった)
ミーナ「マルコ、あなた今その...変なこと叫んでたみたいだけど...」
マルコ「え?」
ハンナ「こんな人放ってきましょうよ。あとでフランツにしばかせればいいじゃない」
ミーナ「あなたはちょっと黙ってて」
サシャ「あれ?マルコ...こんな所で何してるんですか?」
ユミル「ここは女子寮の廊下だから男は原則立ち入り禁止だろ?なんでお前がいるんだよ」
マルコ「それは当然、女子寮の治安を守るためのパトロールをするためだよ」キリッ
アニ「それはあんたの仕事じゃないよね...」
ミカサ「嘘くさい」
マルコ「本当だ!信じてくれ!」
クリスタ「そうよみんな。疑うのはよくないよ」
ミーナ「でもさぁ...」
ミーナ「さっき変なこと叫んでたよね?」
マルコ「いやあれはマ○コが!」
女子一同「...!?」
マルコ「マ○コが突然現れて、突然いなくなったんだ。僕もまだ何が起きたのかよく理解できてないんだけどね」
女子一同「...」
マルコ「分かってもらえたかい?」
ユミル「いや、お前が私らをからかってるってことは分かった...」
マルコ「ん?」
アニ「あんたが公然とセクハラするような変態だったなんてね...」
マルコ「いや違う誤解だよ!マ○コっていうのは...僕と対になる存在って言えばいいのかな...」
サシャ「最低です」
クリスタ「うぅ...気持ち悪い...」
ミカサ「つまみだそう。ユミル、アニ、手伝って」
マルコ「痛いっ!!放してくれ!!」ジタバタ
マルコ「どうして僕がこんな目に!!僕は本当にマ○コを見たんだ!」
アニ「死ね」ガッ
マルコ「コポォ!!」
ミカサ「二度と女子寮に近づかないで」ポイッ
マルコは放り投げられて全身を強打した
サシャ「塩撒きましょう塩」ペロペロ
マルコ「うぅ...くそぉ...覚えてろよ」ガクッ
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