マルコ「ニック司祭を犯そう」 (20)

ジャン「は?」

マルコ「いやぁ、訓練ばかりでストレスが溜まっちゃってさ、スッキリしたいんだよね」

ジャン「急に何言い出すんだよマルコ、どうかしちまったのか?」

マルコ「僕はね……周りを見て効率を考えたりみんなに気を回す生活に少し疲れたんだ」

マルコ「たまには僕だって欲望を剥き出しにして生きたいと思うんだよね」

ジャン「欲望を剥き出しって……え?え?」

マルコ「というわけでニック司祭を犯そうと思う」

ジャン「ちょ、ちょっと待てよマルコ……!」

ジャン「ニック司祭って誰だよ」

マルコ「壁教の教会で説教垂れてる干からびたおじさんだよ」

ジャン「おじさ……」

マルコ「それじゃあねジャン、ちょっと行ってくる!」ダッ

ジャン「マルコが……おかしくなっちまった……」

(教会)

ニック「祈りましょう……マリア、ローゼ、シーナ、三つの女神の健在を……我々の安泰を……」

ギイイ……(扉)

ニック(ん……?)

マルコ(ひょこっ)

ニック「どうしたのかね少年よ」

マルコ「あ、あのっ……僕、教会に来るの初めてなんですけど、入ってもよろしいでしょうか……?」

ニック「神はどんな者にも信仰の扉を開いておりますよ、お入りなさい」

マルコ「ありがとうございます」

(礼拝終了後)

ザワザワ……

ニック「ようこそ壁教へ。若くして自ら門扉を叩いた君を祝福しよう」

マルコ「いえ僕は……まだ入信するかどうかは決めていないんです……」

ニック「そうか、良いんだよそれでも。気軽に教会を訪れてくれれば良い」

マルコ「そうですか!良かったあ!」

ニック「今日はどうして教会に?」

マルコ「僕悩みがあるんです、誰にも言えない悩みが……」

ニック「ほう」

マルコ「毎日苦しくて辛くて……それを誰かに聞いて欲しくて……今日たまらず兵舎を飛び出して街を彷徨い、気づいたら教会の前にいたんです……」

ニック「そうか……。1人で抱えて辛かったろう……私で良ければ話を聞くが……」

マルコ「良いんですか!?ありがとうございます司祭様!」パアア

ニック「ははは……」

ニック「……人がいると困るんだね?」

マルコ「ええ……」

ニック「ではこちらの小部屋へ来るとよろしい。そのほうが落ち着いて話せるだろう」ガタッ

マルコ「ありがとうございます!司祭様はなんてお優しい方なんだ!!」キラキラ

ニック(眩しいな……素直な善い少年だ)

ニック「私はそんな大層な者ではないよ、悩める君の力になりたいだけだ」ハハハ……

(小部屋)

ニック「座りたまえ。お茶でも淹れよう」

マルコ「ありがとうございます」

ニック「さあどうぞ」ホカホカ

マルコ「わあ~いい香りだ!いただきます司祭様!」ニコニコ

ニック「ああ、召し上がれ」ニコニコ

ニック(良い子だ……悩み事ならたんと聞いてやろう……)ニコニコ

ニック「……で?悩みとはなんだね、話してごらん」

マルコ「ムラムラするんです」

ニック「そうかムラムラ……って、え?なんだって?」

マルコ「やだなあ~司祭様は鈍感難聴系なんですか?」

マルコ「だから、ムラムラしてしょうがないんですよ。わかるでしょ?」

ニック「な、何を言って……」

マルコ「ほら」グイッ

マルコはニックの手を強引に掴み、自身の股間へと押しつけた

ニック「……っ!!」ドキッ

マルコ「毎日勃起が止まらないんですよ司祭様、わかりますか?」

ニック(……っ、ビンビンだ……!)サワ……ッ

ニック(こんな……熱くて硬い……っ)サワサワ……

マルコ「あっ//」ピクン

ニック(いきりたった、若い雄の、象徴……!)コス……コス……

マルコ「んっ……//はぁぁ//」ビクンッ

マルコ「っ、司祭様は、はぁ、もしかして、衆道を、嗜んで、おられるのですか?僕の竿を、こんな、いやらしく撫でて……っんんっ」

ニック「はっ……!!いや違う!こ、これは……っ!!ち、違うんだ!ああっ手が止まらない!」サワサワコスコスニギニギ

マルコ「んっ…あああっ//」ビクン

ニック(はあぁっ……少年の一本が私の手中で脈打っているっ//熱い……!服の上からでも熱が伝わってくる……!)サワサワニギニギ

ニック(手が、手が止まらない!だってこんなっ、若いおちんちんは久しぶりでっ……)コスコスシコシコ

マルコ「し、司祭様ぁっ……!//」ビクン

ニック(ああ、何て立派で素敵な……っ//)サワサワ

マルコ「はあぁっ……//」ハアハア

ニック(少年の吐息が私の鼻腔にかかる……淫靡で甘い香りだ……)ハアハア

マルコ「あれっ……司祭様。司祭様のニックからもスケベな隆起が……」スッ

ニック「……ハッ!!だめだ!!こ、これ以上はいけない!!」バッ

マルコ「何故です司祭様」

ニック「そ、それは……っ」ハアハア……

ニック(駄目だニック!お前は“コレ”と酒に溺れて家族を失ってしまったのではないか!!これ以上は……、駄目なんだ!!)

ニック「だ、駄目だ、君の情熱……いや苦しみはわかったが……それだけは私の手で救う事は……できないんだ……すまない……」ハアハア

マルコ「そんな事を言わないで僕のマルコを救ってくださいよ司祭様」ギンギン

ニック「駄目だ!これ以上は、らめ……んっ//」

マルコがその唇でニックの口を塞いだ

ニック「ん……はあ、ぢゅる、んん……っ//」

マルコ「んん……」チュル……ッ

ニック(ああっ……少年の舌が私の口内を舐り回している……っ)

ニック(柔らかい唇だ…何十年ぶりだろうか…こんな熱いキスは……//)チュルヌチュッ

マルコ「ん、れろ、むちゅり……」

ニック(こんな、前途多望な若者がっ、私のような萎びた中年男を、求めてくれるだなんてっ……//)ビクンビクン

トロリ……

ニック「ん゛!!?」ビクン

ニック「ごほっ!!」

マルコ(にやり)

ニック「ごほ、ごほっ!……な、何を飲ませたのかね!!」

マルコ「僕を救ってくれない司祭様にお仕置きするんです」

ニック「う、ううっ……なんだ……と……」ドサッ……

(数分後)

ニック「はっ……!」

マルコ「気づかれましたか司祭様」

ニック「こ、これは、どういう事だね!」ギギギ

ニック「私を裸に剥いて、こんな、股を大きく開いたはしたない姿で縛りつけるなんてっ……!!」ギリギリ

マルコ「ふふっ 司祭様の恥ずかしいトコロが丸見えですよ」

ニック「ううっ」ムクムク……

ニック(いけない勃ってきた……!)ハアハア

マルコ「神の教えを唱える聖なる礼拝堂で、黒ずんだ陰茎と肛門を晒している気分はいかがですか?」

ニック「く、くうっ……こんな、ああ恐ろしい、女神への冒涜だ!君はなんて事を!」

マルコ「ふふっ……司祭様?……司祭様はココ、使ったこと……本当はあるんですよね?」ヌチュッ……

マルコはニックの菊門に指を三本入れ乱暴にかき混ぜた

ニック「んああっ!!だめだっ……!そ、そこはっ!ひあ!やめ!あ!マ、マリア様が見てる……ッ//」グチュグチュ

マルコ「やっぱり僕の指を簡単に受け入れた……しかも三本も……!開発済みですよねこれ。なんていやらしい司祭様なんだ!」グチュグチュッ

マルコ「貴方の神様はこのような陰売もお救いになるんでしょうか?」グチュグチュグチュ

ニック「んあっ//ああいい!!も、もっと!!いや違う!やめてくれ!」グチャグチャビクンビクン

マルコ「じゃ止めます」ヌチュ……

ニック「くうぅっ……」グスッ

ニック「こ、これは昔の私が犯した、過ちで……っ」

ニック(ああやめないでくれ!欲しい!本当は青く若い、屹立した君のチンポを私に入れて欲しいっ……!)ハアッハアッ……

マルコ「物欲しそうですよ司祭様」

ニック「……!」

ニック(嗚呼……見透かされている……!!)ハアハア

マルコ(にやり)

マルコ(かちゃかちゃヌギヌギボロン)

ニック「ああ!駄目だ君!これ以上は!本当に!」ハアハア

マルコ「挿れますよ背徳者のニック司祭」ヌチッ……!

ニック「か、神様あっっ!助けてくださいいいっ!!」

マルコ「貴方の信仰する神が、いま貴方をお救いになられるのか、証明して見せてください」

ニック「ああ……」

マルコ「もし神様が淫らに燃え盛る僕と司祭様の欲情を止めに入って救ってくださるのなら……僕は壁教の入信を考えますよ」フフ

ニック「ああ!神様!神様!私は……私はまた堕ちてしまう!!」

マルコ「せいぜい祈りを捧げてください」

ニック「……三つの女神の健在を……我々の安泰を……」ブツブツ

マルコ「んっ!!」

ズプププッ!!!

ニック「ああ―――――――――ッ!!!!」ビクンビクン

(翌朝)

ザワザワ……

ニック「」

信者「ニック司祭様が……裸で縛られて白濁の水溜りの中に倒れておられる……!」

信者「なんと不謹慎な……!なんと恐ろしい……!これは神への冒涜だ……!!」

ニック「私……は……」ボー……

ニック(夢のような一夜だった……たくましい少年が猛り狂う肉棒で縛られた私を突き続けた……)

ニック(家族を失ってから神への祈りで覆い隠していた、少年を求める淫らな情熱を……私は思い出してしまった……)

ニック(もう……戻れはしまい……)

ニック「諸君」ムクリ

信者「?」

ニック「……聞きたまえ!!私は実は少年愛好者だ!」

信者「うわあ!なんて汚らわしい!!」ドヨドヨ

ニック「黙りなさい!」カッ!!!

信者「!?」

ニック「もう祈りなど要らぬ!神も要らぬ!私には少年があればそれで良い!!」

信者「…」

ニック「再び私を汚れた地へ蘇らせた、そばかすの、あの少年が、あれば……っ!!」

ニック(そういえばあの少年、名はなんと……)

ニック「マルコ……」

ニック「マルコ・ボット!!」

信者「?」

ニック「さあ諸君!復唱したまえ!!輝かしきマラを持つその少年の名を!!」

ニック「マルコ・ボット!!」「マルコ・ボット!!」

信者「ま……マルコ・ボット」

ニック「声が小さい!!!!」

信者「「マルコ・ボット!!」」

ニック「そうだ!!マルコ・ボットだ!!!」

「「マルコ・ボット!!」」

「「マルコ・ボット!!」」

「「マルコ・ボット!!」」

ニック「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

コニー「うるせぇな、なんだあれ?」

サシャ「キモいですね…近寄りたくないです」

その日ニックはマルコを生けるご神体とした少年教を旗揚げした

マルコ「ふう……」

ジャン「本当にヤッてきたらしいな」

マルコ「うん」

ジャン「お前が犯したニックって奴が妙な宗教を旗揚げしたそうだ」

マルコ「ふーん」

ジャン「壁内に隠れていた少年愛好家たちが次々にカミングアウトしてるそうだぜ」

マルコ「あっそう。僕はどうでもいいかな。気晴らしできればそれで良かったし」

おしまい

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