店長「連れて来たわ…さ、ご挨拶は？」

少女「……」ぐぅ～

少女「おなかすいた…」

店長「こら、ちゃんと挨拶しなさい」

少女「……わかった…ちょうど窮屈だった」

店長「ちょっとまっ」

メキメキ

バサッ
バサッ

コウモリのような翼、牛の如き角、魚もしくは蛇とも取れる鱗

まさしくそれはドラゴンと呼べるだろう…

少女「ふわぁ～……」ごんっ

シュルシュル

少女「痛い…」

男「変身して戻った…」

店長「だから待ってって言おうとしたのに…」

男「本当に竜なのはわかりました」

少女「…おなかすいた…」ぐぅ～

男「あ、クッキーあるけど…」

少女「食べる！」

男「名前は少女ちゃん、人間年齢で12歳ね」

店長「そう、それで地上に降りて来たのよ」

男「地上？」

店長「天空に竜の里があって…それはおいといて、その子預かってくれない？」

男「庭があると便利な理由がわかりました」

店長「よろしくね」

少女「かいもの？」

姉「そうよ、少女ちゃんの服いっぱい買いましょうねぇ」

男「おい、待てや姉よ」

姉「なにかしらぁ～」

男「この鎖をほどいていけや」←縛られております

姉「い、や、よ」ニコッ

男「まちやがれ！レズ女…ほどいていけ、マジでお前と少女ちゃんだけにしたら不安しかねぇよ！」

姉「…ちっ」