ライナー「結婚した」【安価】(124)
鎧の巨人
ベルトルト
サシャ
ユミル
ライナー「新聞は?」
鎧の巨人「オオ」スッ
ライナー「ありがとう」バサッ
ベルトルト「母さん飯は?」
鎧の巨人「アア」スッ
サシャ「お母さんお弁当は?」
鎧の巨人「オ」スッ
サシャ「では行ってきます!」
ライナー「あいつは忙しないな」
ユミル「わんわん!」
鎧の巨人「オー」スッ
ユミル「わん!」バクバク
ライナー「ベルトルト勉強どうだ?」
ベルトルト「普通?」
ライナー「そうか」
鎧の巨人「オオ?」
ライナー「今日は遅くなりそうだ」
鎧の巨人「オー」グッ
ライナー「行ってくる」
鎧の巨人「オオ」フリフリ
ライナー「今日は暑くなるかねぇ」
ベルトルト「父さん僕も途中まで一緒に行くよ」
ライナー「そうか」
ベルトルト「今日は残業?」
ライナー「そうだな。お兄ちゃんなんだから家のこと頼むぞ」
ベルトルト「うん、じゃあ僕はこっちだから」
ライナー「あぁ」
>>10「おはようライナー」
コニー
コニー「おはようライナー」
ライナー「おうコニーおはよう」
コニー「今日も暑くなりそうだな」
ライナー「そうだな。お前の頭は涼しそうで羨ましいよ」
コニー「そうか?お前も坊主にしたらどうだ」
ライナー「遠慮しとくよ。道開けられそうだからな」
コニー「確かにお前が坊主だと厳つすぎるな」
ライナー「だろ?」
コニー「嫁さんの鎧の巨人とはどうだ?」
ライナー「仲良くやってるよ。お前のとこの嫁さんの>>16とはどうなんだ?」
アルミン
コニー「アルミンか……」
ライナー「どうかしたのか?」
コニー「最近どんどん喧しくなって来てな。やれ掃除がどうだの靴下脱ぎっぱなしにするなだの」
ライナー「それはコニーも悪いんじゃないか?」
コニー「あいつだってズボラなところはズボラなのに注意したら」
コニー「俺が片付けしなかった日とか、飲んで遅くなった日、靴下に穴開けちまった日を、半年以上前のまで覚えててズラズラ言ってくるんだよ」
ライナー「頭が良い嫁さんにも苦労するな。内容はまぁ微笑ましいが」
コニー「いや微笑ましくなんかねぇよ!」
ライナー「なんでだ?」
コニー「一回飲み屋の姉ちゃんの名刺捨てるの忘れててさ」
ライナー「見つかったのか。うちなら全力でタックルされるな」
コニー「うちはさ、朝起きたら包丁持ってジーッと見下ろしてたんだぜ!?」
ライナー「怖いな」
コニー「なんとか土下座して許してもらったけどな」
ライナー「気をつけろよ?」
コニー「あぁ、おっそろそろ仕事場だな」
ライナー「そうだな。俺たちの仕事場>>23だ」
超大型巨人の口の中
ライナー「超大型巨人の口の中だ」
超大型巨人「ンア」アーン
コニー「今日も一本ずつ丁寧にブラッシングしねぇとな」
ライナー「超大型巨人は今や引っ張りだこのタレントさんだからな」
コニー「芸能人は歯が命だからな」
ライナー「そうだ。最近うちのベルトルトが超大型巨人に憧れて巨人化の練習始めたんだよ」ゴシゴシ
コニー「お前のとこの息子か」ゴシゴシ
ライナー「娘のサシャは色々忙しいみたいだしな」ゴシゴシ
コニー「うちの子の>>28と学年同じだったか」
女型
ライナー「メガタちゃんか。お前子供の名前くらいちゃんとしたの付けれなかったのかよ」ゴシゴシ
コニー「女型な。女型・スプリンガーだ」
ライナー「カタカタのが一応女の子に見えるだろ。洗剤くれ」
コニー「おう、なんかまた成長期で14mくらいだったっけかな」
ライナー「うちの嫁さんと変わらないな。そういえばサシャを頭に乗っけて通学してくれたらしいぞ」ゴシゴシ
コニー「そうなのか、最近巨大ヨーヨー買ってって言われるんだがどうしたもんかな」ゴシゴシ
ライナー「巨人服買ってやったほうが痴漢対策になるぞ」ゴシゴシ
>>29カタカナだった。
コニー「あれ痴漢されるもなにも電車使えねーよ」
ライナー「うちの鎧と一緒か?電車に掴まると早いぞ」ゴシゴシ
コニー「なるほど」ゴシゴシ
ライナー「作業が遅れてるな。そろそろ超大型巨人が口を閉じる時間になっちまう」ゴシゴシ
コニー「まじかよ!やばいじゃないか」ゴシゴシ
ライナー「確かにヤバいな。その時間を見誤って先週も作業してた>>32の奴が歯に潰されて死んじまったんだからな」
コニー「あぁ……不運だ」
ピクシス
ライナー「ピクシスの爺さんが歯に潰されて死んじまったからな」ゴシゴシ
コニー「良い爺さんだったのにな……ちょっと酒くさかったけどよ」ゴシゴシ
ライナー「今からスパートかけるぞ!」ゴシゴシ
コニー「よしきた!やるぜ!!」ゴシゴシ
――作業後――
ライナー「ふー……腕がパンパンだぜ」
コニー「超大型巨人さんまたよろしくってよ」
ライナー「便利屋の仕事も楽じゃない」
コニー「さっそく次の現場の>>34に向かうとするか」
ライナー「そうだな」
壁外
コニー「さっそく次の現場の壁外に向かうとするか」
ライナー「ちょっと待っててくれ」カチカチ
コニー「嫁さんに電話か?」
ライナー「そうだ。頭に乗ったほうが早いだろ」
コニー「人の嫁さんの頭に乗るのもな」
ライナー「気にするな。お前くらい軽かったら大丈夫だ」
ライナー「うん。オレオレ、ライナーだちょっと壁外まで頼む。えっ?ユミルの散歩?賢いし二足歩行出来るから大丈夫だろ?頼むよ。急いでるんだ」ピッ
コニー「どうだ?」
ライナー「壁上で待ってろってよ」
鎧の巨人「オオ」メキッ メキッ
コニー「よく考えたら門で待ったほうがよくなかったか?駐屯兵社から苦情出るぞ?」
ライナー「最近運動不足だからクライミングしたかったらしい」
鎧の巨人「オー」グッ
ライナー「よし頼む」バッ
コニー「お邪魔します」バッ
鎧の巨人「オッオ」コクッ
ライナー「さぁ走れ!」
鎧の巨人「オー」ピョン ガガガガッ
コニー「嫁さんなんで全裸なんだよ」
ライナー「着てるだろうがビキニ。うちのはサイズがそれとエプロンくらいしかないんだよ」
コニー「やっぱり巨人移動は楽だな」
ライナー「だろ?うちのは安定感があるし障害物にはタックル出来るしな」
鎧の巨人「オオ」コクッ
コニー「うちの女型は最近反抗期なのか奇声あげて巨人呼んでさ……自分喰わせるんだよ……」
ライナー「自傷行為か……まさかメガタちゃんいじめとかに」
コニー「わからねぇ。再生するから良いけど親としちゃな」
ライナー「アルミンはなにかしないのか?」
コニー「したけど女型の奴が、自分で目と耳を潰して見ようとも聞こうともしなくてさ」
ライナー「手強いな……」
鎧の巨人「オオオ?」
コニー「えっ?俺達の夫婦仲はどうかって?そういえば喧嘩も多いような」
鎧の巨人「オッ!」
ライナー「それだ!ってか。確かに思春期に両親が不仲だとな」
コニー「原因は俺とアルミンにもあるってことか」
鎧の巨人「オオ」コクッ
ライナー「アルミンと仲良くしてメガタちゃんと出かけてみろよ」
コニー「そうだな。今度女型の好きな人肉亭のステーキ食いに行くよ」
鎧の巨人「オオオ」コクッ
ライナー「おっ、そろそろ次の現場の>>45だな」
↑
ライナー「次の現場の巨大樹の森だ。立体機動に移るぞ」パシュッ
コニー「はいよ」パシュッ
巨人「うがーうがー」ドテドテ
鎧の巨人「……」スッ
鎧の巨人「ォォォォォォォ!!」ドゴォォォォォ!
巨人「うー」シュゥゥゥ
ライナー「帰りは巨人化してして適当に帰るから大丈夫だぞー」
鎧の巨人「オオ」コクッ フリフリ ダダッ
コニー「お前が最初から巨人化したら早かったんじゃね?」
ライナー「俺のは純正鎧の巨人と違って燃費悪いからな」
ライナー「さて依頼人の欲しがってる巨大樹の森にしかない蜂蜜は手に入るかね」
コニー「他の業者も探してるからなかなかな」
ライナー「小物じゃなく大物にしか興味はないがな。あっちの方に行くか」パシュッ
コニー「おう」パシュッ
――2時間後――
ライナー「ダメだな……ちっともありゃしない」
コニー「先を越されたのか?」
ライナー「ここの巨大樹の森はまだ巨人が一杯だからそう簡単には採り尽くせないはずなんだが」
>>49「おっ、知った顔がいる」
エルヴィン
エルヴィン「おっ、知った顔がいる」
ライナー「うわ!隠居した調査兵社の元社長」
コニー「懐かしい」
エルヴィン「やぁ、君達が私の部下だったのは随分前だが覚えててくれたか」
ライナー「その袋はまさか……」
エルヴィン「蜂の巣だが?」
コニー「一個ください」
エルヴィン「え?やだよ」
ライナー「コニー!欲しいものは自分達で入手するが基本だろうが!」
コニー「そうだった」
ライナー「しかしそんなに……まさか調査兵社を動かしたんですか」
エルヴィン「そうだが?何人かだけどな」
ライナー「そりゃ蜂の巣が取られるはずだ」
コニー「乱獲は禁止なはずでしょ!!」
エルヴィン「奥のほうならまだあるよ。巨人の巣になってるけどな」
ライナー「ガスの残量考えると……」
エルヴィン「巨人化したら?」
ライナー「帰りの燃料分でギリギリですね。歳なんで」
エルヴィン「そうか。なら一番大きいのを……くらいで売ってあげよう」
コニー「ぼったくりにも程がある!!」
ライナー「自力でなんとかします」
エルヴィン「そうか。うちの嫁さんの>>53が大好物なものでね。ただではやれないからさ」
↑
エルヴィン「うちの嫁さんのハンジの大好物なのでな」
ライナー「あぁメガネの」
コニー「あれ女だったんですね」
エルヴィン「そうだ!馬鹿にするな!!」
ライナー「じゃあ俺らは奥の行くんで」パシュッ
エルヴィン「精々死なないようにな」
コニー「死にませんよ」パシュッ
――巨大樹の森・奥――
巨人「あーあー」
巨人「おいーおー」
ライナー「うじゃうじゃいるな」
コニー「ライナーあそこ!」
ライナー「蜂の巣はあるが……作業には巨人が邪魔だな」
コニー「どうすんだよ」
ライナー「うーむ……」
巨人「うーうー」
ライナー「そういえばメガネちゃんは巨人呼べるんだろ?学校終わった時間だろうし、来てくれないか?」
コニー「女型か?ちょっと電話してみる」カチカチ
コニー「な!!」
ライナー「どうした!」
コニー「着拒されてた……」
ライナー「お前嫌われてるじゃないか」
コニー「ちょっとアルミンに中継してもらう」カチカチ
ライナー「娘に着拒か、そんな時が来るんだろうか……切ないな。ベルトルトが反抗期なかった分」
コニー「うんうん。南側の巨大樹の森だよ。えっ?女型に直接かけろって?着拒されてんだよ!!」
巨人「ああー」
ライナー「巨人に笑われてるな」
コニー「よし、20分くらいで来るらしい」
ライナー「早くね?」
コニー「うちの女型は短距離走の大会じゃずっと1位だからな」
ライナー「なるほど」
――20分後――
キィィヤアアアアアアア!!
巨人「!?」ダダッ
ライナー「メガタちゃん来たみたいだな」
コニー「今のうちにさっさと採ろうぜ」
ライナー「おう」
――蜂の巣確保――
ライナー「ふぅ……こりゃ相当な額になるぜ」
コニー「ん?メール来たから待ってくれ」
ライナー「また飲み屋の姉ちゃんか?」
コニー「女型だな。えっとバイト料よろしく?」
ライナー「払ってやれよ。助かったんだし。ヨイショ」パシュッ
コニー「まぁ仕方ないな」パシュッ
――巨大樹の森・入り口――
ライナー「ん?」
鎧の巨人「……」チラッ
コニー「あれ?鎧さん帰ったんじゃなかったか?」
巨人「……」シュゥゥゥゥ
鎧の巨人「オッオオ!」
ライナー「迎えに来てくれたらしいな」
ライナー「迎えどうもな」ナデナデ
鎧の巨人「オオオ、オッ」
ライナー「ついでに巨人潰してダイエット?太ってないだろ」
コニー「いいムキムキだと思いますよ」
鎧の巨人「オオ///」
ライナー「あまり褒めないでくれ、岩持ち上げてトレーニングし始めるからな」
コニー「すまんすまん」
――壁内――
鎧の巨人「オオ」フリフリ
ライナー「おう、また後でな」
コニー「さて、依頼人に届けに行くか」
ライナー「そうだな。依頼人の>>62に渡しに行くとするか」
天国のカルラ
ライナー「そうだな。天国の母さんの大好物だった蜂蜜採って来てくれって依頼してきたエレンに渡しに行くか」
コニー「久しぶりに会うけど、あいつ仕事してんのか?」
ライナー「いや、調査兵社で働いてんじゃないのか?」
コニー「アルミンの奴が言うには巨人化の修行したいから辞めるとか言ったらしいけど」
ライナー「えっ?まじで?」
コニー「らしいぞ?今は何の仕事してるかまったくわからないらしい」
ライナー「暇してるなら誘うか?というか仕事してなかったらあいつ嫁さんの>>65のヒモかよ」
↑
ライナー「嫁さんのミカサのヒモかよ」
コニー「そりゃないだろ」
――イエーガーんち――
ライナー「いるかー」ゴンゴン
エレン「あん?」
ライナー「よう、久しぶりだな」
コニー「久しぶりだな」
エレン「よぉ、今ガンプラの塗装してて忙しいんだよ」
ライナー「今日は仕事休みか?」
エレン「ミカサなら働きに出てるぞ」
コニー「お前の話だよ。蜂の巣採ってきたぞ」
エレン「おーちょっとミカサのへそくりから」ガサゴソ
ライナー「お前今なんの仕事してんだ?」
エレン「>>69」
王
エレン「王だよ」
コニー「王様はアパートに住まないぞ?」
コニー「お前巨人化の修行は?」
エレン「飽きたし辞めた」
ライナー「今なにやってるんだ?」
エレン「ネットしたりガンプラ作ったり、最近は深夜アニメ観たり」
コニー「あっ、そっちの王か」
ライナー「お前……ミカサに働かせて恥ずかしくないのか!」
エレン「うち子供いないし、ミカサは何も言わないぞ?」
コニー「アルミンとは連絡取ってないのかよ」
エレン「家庭持ちとは普通に関われないだろ」フッ
コニー「うちで一緒に働かないか?丁度ピクシスの爺さん死んじまったしさ」
エレン「えー……危ないんだろ?ミカサに怒られるし……」
ライナー「エレンの実力なら問題ない。巨人化も出来るしな」
エレン「でもさー……日焼けとか……お前ら超日焼けしてるし」
ライナー「まぁ野外作業も多いからな」
コニー「あとは自由にやれるから楽しいぞ?」
ライナー「アパートに籠ってないで一緒に働こうぜ」
エレン「でもさー……別に壁外とかテレビで見れるし……」
ライナー「一緒にやろうぜ」
エレン「>>74」
危険なことだしミカサに任せときゃいいんだよ
エレン「危険なことだしミカサに任せてればいいんだよ」
コニー「お前本当にエレンかよ!昔はあんなに目をギラギラさせてたくせに!」
エレン「人間、楽を知っちまうとな」フッ
ライナー「このバカチンが!!その蜂の巣はくれてやる!考え直したら電話してこい!!いくぞコニー」
コニー「お、おう……じゃ、いやまたなエレン!待ってるからな!」
エレン「おー」フリフリ
ライナー「まったく!次の現場に行くぞ」
コニー「次はどこだ?」
ライナー「壁内で>>77の店やってる>>79を手伝いに行く」
上
キース
ライナー「壁内でおっパブの店やってるキース教官の手伝いをしにいく」
コニー「あのオッサンいい歳なのに経営頑張ってんな」
ライナー「色々な横繋がりがあるから客には困らないんだろ」
コニー「というかおっパブでなんの手伝いすんだよ」
ライナー「店内改装兼掃除だ」
コニー「儲かってるなら専門の業者使えばいいのに」
ライナー「俺らみたいな知り合いの方が融通が利くからだろ」
コニー「飲み屋とかなら姉ちゃんと知り合えるかと思ったけど」
ライナー「ははは、アルミンに腹貫通されちまうぞ」
――店――
キース「今日はよろしく頼む」
ライナー「任せてください」
コニー(相変わらず禿げてんな)
ライナー「そっちのテーブルからやるぞ」ガシッ
コニー「おう」ガシッ
ライナー「しかし内装はまさにって感じだな」
コニー「お前はこういう店来ないのか?」
ライナー「冗談だろ?鎧の奴に殺されちまうよ」
コニー「夫婦喧嘩とかどんな感じにやるんだ?」
ライナー「とりあえず、巨人化して壁外に出て殴り合いからのマウントだな」
コニー「勝てる?」
ライナー「負ける」
コニー「男なのに?」
ライナー「お前なぁ、あっちは中身が無いんだぞ?」
コニー「うなじの弱点が無いのか」
ライナー「そうだよ。絞められたらかじり取られちまう」
コニー「そりゃ勝てないな」
ライナー「次そっちのソファーな」ガシッ
コニー「おう」
ライナー「お前もメガタちゃんと喧嘩したらわかるよ」
コニー「やだよ!ただでさえ父ちゃん最近鬱陶しいとか言われるのに」
ライナー「切ないな……」
コニー「アルミンとは一緒に寝るくせによ!」
ライナー「よく潰されないな」
コニー「そういえば純正じゃない女型の巨人の方のアニってなにしてんの?」
ライナー「戻った話は聞いてないから壁外にいると思うがな」
コニー「こっちの床は?」
ライナー「あぁ、一緒にやるぞ」
コニー「おう、アニは壁外か。あいつまだ独身?」
ライナー「いや、どうなんだろうな」
コニー「連絡とってないのか?」
ライナー「前はとってたんだが。最近は疎遠になっちまったな」
コニー「いつ頃の話だよ」
ライナー「あれは鎧と結婚した時だから数年以上は昔だな。アニが>>85と壁外に旅に出た頃か」
ダリス・ザックレー
ライナー「アニが老い先短い総督の頼みで頭に乗っけて壁外に旅に出た時か」
コニー「もう死んでるだろ。じじいだったし」
ライナー「だろうな。壁外でいい人でも見つけて結婚してんじゃね?」
コニー「かもな」
――作業後――
キース「ご苦労だった」
ライナー「いえいえ」
キース「受け取ってくれ」
ライナー「まいどあり!またよろしくお願いします」
コニー「よろしくお願いします!」
キース「そうだ。せっかくなら遊んで行くか?入店したばかりの>>87と>>88もいるぞ」
トーマス
アニ
キース「丁度入店したばかりのトーマス・ワグナーと」
ライナー「男ですよね。結構良い年ですけど」
キース「うちはそういう趣味のも幅広くカバーしてるからな」
コニー「アルミンの胸で十分です」
キース「アニ・レオンハートもいるぞ」
ライナー「ははは、またご冗談を」
アニ「……」チラッ
コニー「いたな」
ライナー「いたな」
キース「レオンハートにするか?」
ライナー「……お前なんでこんな場所にいるんだよ」
アニ「壁外戻ったけど仕事ないから?」
ライナー「仕事ないからってダメだろ!」
アニ「お金無いから?」
コニー「知り合いとか頼れよ」
アニ「フラフラしてたら勧誘された」
ライナー「総督は?」
アニ「死んだから埋めといた」
コニー「やっぱり死んだのかよ」
アニ「意外と長生きはしたよ。で、どっち?」
コニー「じゃあ俺で」
ライナー「コニー、アルミンとメガタちゃんに……」
コニー「冗談に決まってるじゃないかー」
ライナー「アニは辞めさせます」
キース「えー困る」
ライナー「辞めさせます」
キース「素直に辞めさせるとでも?」
ライナー「鎧の巨人が2体で来ますよ」
キース「どうぞどうぞ」
ライナー「さっさと着替えて来い」
アニ「はーい」
コニー「あいつ壁外でちょっと緩くなってないか?」
ライナー「一人旅してたからだろ」
――着替え後――
アニ「終わり」
ライナー「エレンの奴が働かなかったしうちで働いてもらう」
アニ「いいよ」
ライナー「じゃあさっそく次の仕事に行くぞ。今日はこれで終りだ」
コニー「なにすんの?」
ライナー「壁内の>>94を>>95に運ぶ作業だ」
死体
ライナーの家
ライナー「壁内の死体を俺の家に運ぶ作業だ」
アニ「なにそれ」
コニー「また鎧さんに処理させるのか」
ライナー「火葬代けちる奴は多いからな」
ライナー「今日は……三件だな」
アニ「多いの?少ないの?」
コニー「前はもっと多かったよな」
ライナー「今日は少ないほうだな。行くぞ」
――死体回収後――
ライナー「お疲れ、明日明後日は休みだから家族と仲良くな」
コニー「おーお疲れさん」
鎧の巨人「オオ」アーン ゴクン
ライナー「ちゃんと消化してくれ」
鎧の巨人「オ」コクッ
鎧の巨人「アア……」ジーッ
ライナー「こいつか?同郷の馴染みだ。しばらくうちに住ませる」
アニ「よろしく」
鎧の巨人「オオ?」
アニ「嫌いな物はないけど」
鎧の巨人「オォ」グッ
ライナー「良いことだか。子供達は?」
鎧の巨人「ア、ア、オオオ」
ライナー「なるほど。ベルトルトは部活でサシャはわからないか」
アニ「子供の名前どうにかならないの?」
ユミル「わんわん!」
アニ「なんであんた全裸なの!?」
ライナー「ペットのユミルだが?」
ユミル「わん」
アニ「壁外にいる間にいったい何が……」
ライナー「そうなったんだよ」
アニ「なるほど」
ベルトルト「父さんおかえり!」
アニ「ベルトルトが息子……?」
ライナー「そうだぞ?」
ベルトルト「そっちの人は?」
ライナー「しばらく一緒に住むアニだ。仲良くしろ」
ベルトルト「おー綺麗な人」
アニ「……よろしく」
サシャ「帰宅しました!」
アニ「また知った顔が……」
ライナー「娘だ」
アニ「なるほど。よろしく」
サシャ「初めて見る人ですね、よろしくお願いします!」
鎧の巨人「オォ」グッ
ライナー「消化完了かよくやってくれた」
アニ「……」モグモグ
サシャ「そのおかずもらった!」
ベルトルト「あぁ!!」
サシャ「たらたら食べてるのが悪いんです」
ベルトルト「くっ……」
ユミル「わん」
ライナー「壁外はどうだった?」
アニ「それなりに楽しかったよ」
ライナー「それなら良かった」
アニ「もしかしてもう皆結婚してたりする?」
ライナー「まぁ粗方結婚してるんじゃないか?あぁ、>>101なら独身か」
ダズ
ライナー「あぁ、ダズなら独身か」
アニ「あれか、ならいいや」
ライナー「即答かよ」
アニ「少しはまともなの残ってれば会ってみるかなとか思ったけどあれはいいや」
鎧の巨人「オオ、オオ?」
ライナー「アルミンもエレンも結婚してるよ。アルミンの場合はコニーと結婚してメガタちゃんもいるしな」
アニ「!?」
ライナー「お前の巨人体に似てる子だ」
アニ「どうやって産んだの」
ライナー「アルミン頑張ったんだよ」
アニ「エレンの相手はミカサ?」
ライナー「そうだよ」
ライナー「そのエレンも今じゃ……自分は王だとか言ってミカサのヒモだ」
アニ「うわー確かに巨人巨人とか言ってないあいつがまともに働いてるイメージなかったけど」
鎧の巨人「オォ……」
ライナー「仕事に誘ったんだがな……無理だった」
アニ「やればいいのにね」
ライナー「ミカサの給料が良いからだろ」
アニ「なるほど、ダメ男の典型だね」
ライナー「そういうこと言うなよ」
アニ「ミカサがエレンと結婚したならジャンの奴は?」
ライナー「ジャンか?ジャンは>>106」
サムエルと夫婦生活をしている
ライナー「ジャンはサムエルと夫婦生活してるよ」
アニ「サムエルって誰だっけ」
ライナー「なんか黒髪でゴツいやつだよ」
鎧の巨人「オーオ」
ライナー「あんたが言うな?やかましいわ」
アニ「ミカサがエレンと結婚して男に走ったか。男全滅だね」
ライナー「めぼしいのは全滅だな」
アニ「一生独身か」
ライナー「まだまだ見た目若いんだし機会あるだろ」
鎧の巨人「オォ」グッ
アニ「既婚者に応援されてもねぇ」
ライナー「最終手段でダズとか」
アニ「死ぬほうがまし」
アニ「あとさ」
ライナー「なんだ」
アニ「あんた鎧の巨人だよね?」
ライナー「そうだが?」
アニ「庭に寝転んでるのも鎧の巨人だよね?」
ライナー「庭じゃないぞ。嫁さんの部屋だ」
鎧の巨人「オ」
アニ「そうなんだ。なんで鎧の巨人が二種類いるの?」
ライナー「あれは女の鎧の巨人だ。皮膚がピンクだろ」
アニ「言われたらそうだけどさ」
ライナー「この世界には女の別種がいたんだよ。だから結婚した」
鎧の巨人「オオ」コクッ
アニ「あんたクリスタは?」
ライナー「クリスタか?クリスタなら>>110」
ベルトルトと付き合ってる
ライナー「クリスタならうちのベルトルトと付き合ってるぞ」
鎧の巨人「オオ」グッ
ライナー「この前もユミルと一緒に散歩したらしい」
鎧の巨人「オォ」
ライナー「なんかデートする度にユミルが巨人化して鎖ちぎって付いてくるからベルトルトが困ってるって?」
ライナー「おいユミル」
ユミル「わん?」
ライナー「ベルトルトとクリスタは仲良しなんだからあんまり邪魔したらダメだろ?」
ユミル「わん」プイッ
アニ「あいつは子供側か。なら親がいるはず」
ライナー「クリスタの親なら>>112と>>113だよ」
マルコ
フランツ
ライナー「クリスタの親ならマルコとフランツだよ」
アニ「男じゃん。というかハンナはどうしたの」
鎧の巨人「……」
ライナー「……」
アニ「まさか死んでる?」
ライナー「ただなんも知らないだけだ」
鎧の巨人「オォ」
アニ「なにそれ紛らわしい」
ライナー「まぁ皆それなりに結婚生活を楽しんでるんだよ」
鎧の巨人「オオオ、オッ」
アニ「あなたも頑張りなさいって……こんな状況になってるなら壁外のほうがましだよ」
ライナー「そう言うなよ」
アニ「あー……恋愛したい」
飽きたしおわり
このSSまとめへのコメント
そして俺得でもある
鎧同士で夫婦とか夢のカードだわ