夏希「この変態が！」

ロイド「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああ！ギブギブギブゥウウ」

夏希「もう二度としないと言え」

ロイド「分かった、分かったからぁあああ！」


夏希「ーーーってなことが度々ありましてそれ以降、私の枕の匂いを嗅いでるひとには問答無用で逆エビ固めを決めるように」

桜「うわぁ」

桜「弟って、弟って」

花梨「クレア先輩、その弟さんは夏希ちゃんのことが大好きなんですね」

クレア「そうね、とても大好きなんでしょうね」

夏希「やめてください」

牡丹「なるほど、社会の常識を打ち壊す者か。なかなか、見所があるな」

夏希「ただの変態ですよ」

ロイド「姉ちゃん、入るよ」

夏希「おい、勝手に入ってくるな」

ロイド「姉ちゃん、枕貸して」

夏希「嫌だよ！」

アザラシ「アザラシもクンカクンカしたい」

桜「ロイドよ、夏希ちゃんの枕が欲しけりゃ私を倒して」

夏希「あんたのものでもないからね！」

桜「きゅううう」チーン

ロイド「それじゃあ約束通り姉ちゃんの枕はいただいていく」

夏希「いや、なに私の許可もなしに枕の取り合いしてんの！？」

花梨「ねぇ、クレア先輩。枕を集めてなにするんだろ。もしかして枕投げ？」

クレア「花梨さんにはまだ早いわ」

ロイド「あ、う」ガクッ

夏希「まったく、毎回毎回姉弟なのに何考えてんの」

ロイド「そ、れは、もちろん、エロいこと、を、ぐはっ」チーン

夏希「やかましいわ！」

牡丹「おお、見事なかかと落とし」

花梨「クレア先輩、エロいことって」

クレア「花梨さん、はいこれでも食べて」

花梨「わーい、かりんとうだ」

夏希「あんたら…」

桜「ふふ、夏希ちゃんの匂い」クンカクンカ

夏希「っていつの間に！」

桜「ふふふ、甘いよ、夏希ちゃん。本当の敵はロイドではなく、私だ」

アザラシ「アザラシもいるよ」

夏希「くっ、ま、まぁ、桜先輩になら別に…////」ｶｧｧ

桜「な、夏希ちゃんがデレた！？」

牡丹「おお、これは」

牡丹【可愛い】

クレア「ありね」

クレア【可愛い】

夏希「う、うるさい！」

夏希「と、とにかく！その枕返してください！」

桜「ええー」

夏希「もう十分嗅ぎましたよね」

桜「まだ足りないよ」

クレア「そうだ、それならこうしましょう」

夏希「ちょっ、桜先輩。あんまりくっつかないでください」

桜「ええー、いいじゃん。減るもんじゃないし」

夏希「あっついんですよ」

夏希（クレア先輩の提案で一緒に寝ることになったけど、この真夏にこれは暑い）

桜（夏希ちゃん、いい匂い）

クレア「花梨さん、もっとくっついてもいいのよ」

花梨「はい」ぎゅう

クレア「うふふ」

牡丹「私はひとりか。大丈夫。寂しくなんかない」ぐすっ

アザラシ「アザラシがいるよー」

ロイド「俺は放置かよ」

おわり