リヴァイ「ブリタニア?」 (57)
兵長とハンジがコードギアスの世界に来てしまう話です
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ハンジ「あたたたたた!!」
リヴァイ「水溜まりの上に放り出すとはクソが」
ハンジ「リヴァイ、早く立って!巨人が来る!ほら!巨人が…あれ、巨人が…居ない!?」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「あれ?おかしい!!だって私達今の今まで巨人に追い込まれて絶対絶命だったのに!?」
リヴァイ「」キョロキョロ
リヴァイ「おい、どこだここは」キョロキョロ
ハンジ「倒壊した建物があるね」キョロキョロ
ハンジ「リヴァイ、とにかく今は身を隠そう」
カレン「その必要はない!!」
ハンジリヴァイ「!?」
カレン「なんだお前ら?変な格好をしているわね。ブリタニア人…ではないようね…」
リヴァイ「おいお前これはどういう状況だ?」
ハンジ「リヴァーイ!!やめなって!!」
カレン「動くな!!」スチャ
ハンジ「ほら、リヴァイ!!なんか見たことないような銃向けられてるよー!!」
リヴァイ「教えろ」
カレン「動くな!!止まれ!!打つぞ!!」
ハンジ「リヴァイ!!情報だって集めなきゃいけないし、もっと聞き方ってもんがあるでしょうが!!」
リヴァイ「……」
カレン「その腰にぶら下げている物は何?」
ハンジ「あっ、こ、これは立体起動装置って言って…って知らないの?」
カレン「立体起動装置?そんなの見たことも聞いたこともない」
ハンジ「ちょ、ちょっと待って…質問なんだけどここは…どこ?」
カレン「アンタふざけてるの?ここは…シンジュクゲットーよ」
ハンジ「し、シンジュクゲットー…?」
リヴァイ「クソ女…ふざけてんのかてめえ?」じりっ
カレン「クソ…!?女に向かってクソとはいい度胸ね?オチビちゃんには口の聞き方も教えた方がいいかしら?」スチャ
リヴァイ「(オチビちゃん……)」ぐぬぬ
ハンジ「リヴァイ!駄目!大人しくしてて!」
リヴァイ「うるせぇ。俺はガキじゃねぇんだ」
ハンジ「あっ、あの、ここはウォールローゼ…だよね?あなた、そんな格好でウロチョロして大丈夫なの?」
カレン「はあ…?ウォールローゼ…?あなた達一体何者なの?見たこともない武器を身に纏っているし…」
ハンジ「私たちは調査兵団で私の名はハンジ。そこのオチビちゃんはリヴァイ。調査兵団の兵士長を務めているの。ああ見えてとても強いの。人類最強って言われてる。」
カレン「人類最強…?」クスッ
リヴァイ「何がおかしい」
カレン「皮肉なもんね。アンタらがブリタニア側の人間かこっち側の人間かなんて知らないけど人類最強の兵士がいながらニッポンはこのざまよ!人類最強の兵士さん、お昼寝でもしてたのかしら?」
リヴァイ「おいてめぇさっきから聞いてりゃ訳のわからねぇ事ばっかり喋りやがって…」
落ちます
ハンジ「オチビちゃんは黙ってて!」
リヴァイ「ハンジてめぇ…」
ハンジ「訳がわからないのはお互い様でしょ!!」
ハンジ「あの、私達敵じゃない…あなたの名前を教えてくれる?」
カレン「…名前はまだ教えられない。」
ハンジ「そう…ならいい。あなた、信じられないかもしれないけど、どうやら私が推測するに、私達は別世界からやって来たみたいなの。」
カレン「別世界…?(こいつら本当に気がふれてるやつらか?でもあの腰の装置は気になる…軍ヲタをこじらせた奴らとか?)」
ハンジ「そう。私達は今の今まで巨人と戦っていて絶対絶命の危機にいた。で、気がついたらここにいたってわけ。」
カレン「そ、そう…(私じゃどうにもできなさそうね…)」
カレン「とりあえず話はわかった。あなた達の事は私の一存じゃどうにもできない。上司に報告したいからその腰の…立体…」
ハンジ「立体起動装置?」
カレン「そう、それを使って見せて」
ハンジ「わかった。リヴァイ!」
リヴァイ「ちっ、めんどくせえな」プシュー
カレン「……すごい!!倒壊した建物の合間をいとも簡単に飛び越えてく…」
カレン「ナイトメアのスラッシュハーケンと似てるけどそれを人でやるとなると身体への負荷が半端ないはず…!!」
カレン「…わかったわ…あなた達を私の所属する組織に連れていく。ついてきて」
リヴァイ「」シュタッ
リヴァイ「そこへ行ってどうする?」
ハンジ「リヴァイ!ここは素直に従うの!」
リヴァイ「…」
カレン「…さあ、こっち」
ゼロ「ほう?そいつらが例の…」
カレン「はいゼロ。この者達の腰につけている立体起動装置、今まで私は見たことも聞いたこともありません。その装置の威力は差し置いても、この者達の身体の体力は正直未知数です。」
ゼロ「立体起動装置をラクシャータに分析させろ」
カレン「はい」
カレン「ハンジさん、リヴァイ、それを貸して貰える?」
リヴァイ「待て。こんな訳のわからん世界へ来て唯一頼れる立体起動を何故貸さなきゃならねえんだ?俺はお前らが何者なのかも、どんな力を持っているのかも知らないんだ。貸せる理由が見当たらない。」
ハンジ「(リヴァイの言ってる事が正しい…こいつらただならぬ雰囲気かもし出してるし、こいつらが巨人の集団じゃないって言う保証もどこにもない)」
玉城「ゼロォ!こいつら絶対ブリタニアの刺客ですよぉ!!さっさと殺した方がいいって!!」
リヴァイ「」ギロ
玉城「ヒッ…」
ゼロ「リヴァイ…と言ったか?お前の言い分も解らないでも…ない。だが我々は黒の騎士団なんだ。不安要素は一番最初に取り除いておくのが定石だろう?」
リヴァイ「黒の騎士団だかクソの騎士団だか知らねえが、これは渡せない」
ゼロ「……リヴァイ…私の前に来い(わからず屋にはギアスを使って本音を吐き出させてやる)」
プシュー
C.C.「ゼロ、やめておけ」
C.C.「そいつらの言ってる事は本当だ」
ゼロ「本当というのは異世界から来たとか巨人がどうしたという類いの事か?」
C.C.「そうだ」
ゼロ「何故わかる?」
C.C.「さあな。」
ゼロ「(C.C.がこう言うのならそうなんだろう…)」
ハンジ「あの、そちらの方は…?」
玉城「そいつはゼロの愛人のC.C.だ」
カレン「」ムカッ
ゼロ「玉城!!」
ハンジ「あ、愛人…そんな事をおおっぴらに言って大丈夫なんですか?重罰なんじゃ…」
玉城「なんだよ、お前の国じゃ愛人を作ったら駄目なのか?」
ハンジ「駄目というか…そんな事がバレたら処刑ですよ…」
ゼロ「そんな話はいい!!立体起動装置の分析も今はいい。今夜はもう遅い。皆は解散してくれ」
解散後
ゼロ「お前達、当然寝る場所がないのだろう?」
ハンジ「はい…」
ゼロ「私に知人がいる。そいつには話はつけてある。C.C.、アッシュフォード学園に案内しろ」
C.C.「私が…か?」
ゼロ「そうだ。協力しろ」
C.C.「ピザ10枚だ」
ゼロ「…わかった」
C.C.「ルルーシュの家でいいんだな?」
ゼロ「そうだ」
C.C.「お前ら、こっちだ」
ハンジ「あのー泊めて貰えるって事ですか?」
C.C.「らしいな」
リヴァイ「……」
アッシュフォード学園ルルーシュの家
ナナリー「お兄様…!?」
ナナリー「あ…C.C.さんでしたか…。それと他に…どちら様でしょうか?C.C.さんのお友達…ですか?」
リヴァイ「(可愛いな)」
ハンジ「(すっごく可愛い)」
C.C.「いいや、異世界からの旅人だ」
リヴァイ「お前、目が見えないのに何故俺達の事がわかった?」
ハンジ「リヴァイ…!!失礼だよ!!」
ナナリー「いいんですよ?私、目が見えない変わりに聴覚や嗅覚はすごく敏感なんです。それに、C.C.さんからはしない嗅いだことのない匂いがしましたから…」
C.C.「それはナナリーでなくてもわかる」
ハンジ「…?」
C.C.「お前ら、風呂にはいつ入った?」
リヴァイ「遠征中だったんだ。風呂に入った日なんて忘れた」
ハンジ「それって遠回しに匂うって事?リヴァイ、私達ってそんなに臭い!?」
リヴァイ「臭いんじゃねーのか?てめえの髪の毛フケだらけだしな」
ハンジ「ひっどーい!!そういうリヴァイだってスカーフが汗で黄ばんでるよ!?」
リヴァイ「黙れ、これは汗じゃねぇ」
ナナリー「お二人とも、仲がいいんですね」クスクス
ナナリー「お風呂は沸いてますよ、どうぞ入ってください」
ルルーシュ「ただいま」
ナナリー「あっ!お兄様!お帰りなさい!!」
ルルーシュ「ああ、あなた達が…、ゼロから話は聞いていますよ。」
リヴァイ「名前は?」
ルルーシュ「これは失礼を…ルルーシュ・ランペルージです。えっと、リヴァイさんとハンジさんですね?」
ハンジ「はい!(やだ、イッケメーン…!研究したい…!!)」
C.C.「ルルーシュ、こいつら臭いから先に風呂に入らせる事にしたが?」
ルルーシュ「C.C.…もっと言葉を選べ…」
落ちます。
レスくれたひと、読んでくれた人ありがとう
乙
乙、どう関わって行くのか楽しみだ
C.C.「本当の事だろう?」
ルルーシュ「すみませんね…こいつ口が悪くって…」
C.C.「女は生意気な位が丁度いいんだよ、坊や」
リヴァイ「ルルーシュ…お前がこの家の主か?」
ルルーシュ「そうです。妹のナナリーです。俺の一番大事な人です」
ナナリー「まあ、お兄様ったら…」
ルルーシュ「ナナリー、寝なくていいのか?」
ナナリー「はい、まだ平気です。それにお二人の話も聞きたいです。」
ハンジ「ナナリーちゃん?私はハンジ、で、あのちっこいのがリヴァイ。お世話になるけど宜しくね?」
ナナリー「ハンジさんにリヴァイさんですね!こちらこそ宜しくお願いします!」ニコッ
リヴァイ「()」きゅん
ハンジ「ああああ、もう我慢できない!!ナナリーちゃん可愛いね!!」ダキッ
ルルーシュ「あっ、おい、何をしている!!」
リヴァイ「このゲスが!!」ドカッ
ハンジ「い、いったぁああ」
リヴァイ「早く風呂行くぞ」
風呂後
ハンジ「あははははは!!リヴァイ、リヴァイヤヴァい!!普通の男の子みたい!!あははははは!!もしかしてリヴァイがずっとYシャツだったのって子供っぽさを隠す為だったの!?」
リヴァイ「うるせえ黙れ」
ハンジ「だ、だって、Tシャツに短パンって!!ハマリすぎだよ!!ひぃ、お腹痛い!!」
咲世子「サイズはピッタリのようですね」
ハンジ「うわあああっ!!」ビクッ
咲世子「申し訳ございません、驚かせてしまいましたね」
ハンジ「あ、あなたは?」
咲世子「私はこの家のメイド…使用人の咲世子です」
ハンジ「使用人…ですか」
咲世子「リヴァイ様が着ているお洋服はルルーシュ様が子供の頃に着ていた服だったんだすが、ピッタリでよかったです。」
ハンジ「ルルーシュさんが子供の頃の!?だって、リヴァイ!!」爆笑
リヴァイ「削がれてぇのかテメエは」
ハンジ「本当は削ぐんじゃなくて添い遂げたいんでしょ?」
リヴァイ「…咲世子…俺のスカーフはどうした?」
咲世子「あのスカーフでしたらとても汚れていたので漂白しております。変えのスカーフもございますよ。さあ二人供、お腹がおすきでしょう?食事を用意してますのでこちらへ」
ハンジ「」チーン
食卓
リヴァイ「…すげえなこれは…」
ハンジ「す、すごい…」
ルルーシュ「さあ、こちらへどうぞ」
ナナリー「お好きなだけ食べて下さいね!」
ハンジ「リヴァイ!リヴァイ!リヴァイ!!!肉がある!!!」
リヴァイ「黙れ…見ればわかる…」ゴクリ
ルルーシュ「肉、お好きなんですか?」
ハンジ「はぁはぁ…好きというか…はぁはぁ…私達の世界ではすごく貴重で高価な物で…」
リヴァイ「よだれをふけ!汚ねぇんだよさっきから!」
ハンジ「リヴァイもよだれ垂れてるよ!!」
リヴァイ「……」フキフキ
咲世子「お肉のおかわり沢山ありますから、どんどん食べて下さいね!」
ハンジ「いっ、いっ、頂きます…!!」
リヴァイ「」イタダキマス
ハンジ「」ガツガツガツ!!
リヴァイ「」ムシャムシャムシャ!!
ルルーシュ「ははは…そんな慌てなくともまだまだありますから」
C.C.「おいオチビちゃん、ピザを食べてみろ」
リヴァイ「チビじゃねぇクソ女。」
C.C.「いいからほら」
リヴァイ「むぐっ…」ムシャムシャ…
リヴァイ「うわ…なんだこれ…のびる…」ビヨーン
C.C.「それはチーズだ」
ハンジ「チーズってそんなに伸びるっけ!?私も食べたい!!」
C.C.「ほら、」
ハンジ「…んまーいっ!!!なんだこれ!!ぴざ!!おいしすぎるよこれ!!ね!?リヴァイ!?」
リヴァイ「汚ぇ、飛んでんだよてめぇ!!」
ナナリー「お二人はどかからいらしたんですか?」
ハンジ「私達はね、壁の中から来たの。ねっ、リヴァイ」
リヴァイ「ああ」ピザムシャムシャムシャ
C.C.「おいチビ、私のピザ食べ過ぎだぞ」
ハンジ「私達の国はね、頑丈で強固な壁で守られてるの。壁の外には巨人っていう生き物がいてね、ある日突然壁が破られたの。」
ナナリー「……」
ルルーシュ「壁といってもベニヤ板でできているわけではないでしょう?何故そんなに簡単に破られたんですか?」
リヴァイ「壁は頑丈だし高さも50メートルあった。だがな、壁と同じ高さの巨人が現れたんだよ」
ルルーシュ「50メートル級の生物が…?」
ハンジ「そう…」
ルルーシュ「ありえないな…人形をしたそんな生物いるわけがない」
C.C.「………人間は人間を化け物にする力を持っている」
ハンジ「…それってどういうこと?」
リヴァイ「…」
C.C.「さあな」
ハンジ「C.C.さん、もしかして何か知っている?」
C.C.「知っていると言ったらどうするんだ?」クスクス
ハンジ「そんなの決まってる!!巨人を駆逐してやるんだよ!!」
リヴァイ「エレンみたいなことを言うんだな。でも確かに知っている事があれば教えて欲しい」
ルルーシュ「C.C.、教えてあげたらどうなんだ」
C.C.「それはできない」
リヴァイ「クソ女…デタラメばっかり言ってんじゃねえぞ…」
ナナリー「ま、まあ…皆さん落ち着いて…」
C.C.「私がお前達の国の理を話したらお前達はすぐにそれを解決しようと最善の策で行動を起こすだろう?」
ハンジ「当たり前だ!!」
リヴァイ「……」
C.C.「そうすることで本来刻まれるべき歴史、人の歩みがなかったことになる。」
ナナリー「でも、問題が早く解決するならいいんじゃないんでしょうか?」
ルルーシュ「…駄目だな。沢山の犠牲の上で成り立つ事もあるんだ」しんみり
ハンジ「目の前に答えがあるかもしれないのに、それでもまだ沢山の犠牲を増やせって言うのか!?」
C.C.「結果そうなる」
C.C.「でもこれだけは教えてやる。お前達の抱える問題は必ず解決する。」
リヴァイ「何故…わかる?」
C.C.「私もその時代を生きた事がある」
ルルーシュ「なっ…!!お、おい、C.C.!!ナナリーがいるんだぞ…!!」コソッ
C.C.「大丈夫だ…ナナリーは疲れて眠ってしまった」
ハンジ「C.C.さん、さっきから冗談キツいよ全く…ははは…」
リヴァイ「胸糞悪いな」
C.C.「お前達のあの服…調査兵団だろう?」
ハンジ「ああ」
異世界といより未来ね
これはいいクロス
続き待ってます
一話のタイトルが「二千年後の君へ」だからなぁ……
C.C.「エルヴィン・スミス…調査兵団団長。違うか?」
リヴァイ「お前…!!」
ハンジ「私達はエルヴィンの事は話してない!!」
C.C.「これで信じたか?」
リヴァイ「魔女か…お前は!!」
ルルーシュ「待て、C.C.の事を魔女と呼んでいいのは俺だけだ!!」
C.C.「珍しいなルルーシュ…お前が私を庇う発言をするなんて」
ルルーシュ「…別…に。(こいつが魔女と呼ばれていた時代は悲惨だからな…)」
C.C.「ああそうだ、エレン・イェーガー…あの坊やは何がなんでも守ってやれよ。」
ハンジ「エレン…やっはり鍵はエレンか…」
C.C.「さぁこの話はおしまいだ…」
C.C.「お、おい…楽しみにとっておいたシーフードピザはどうした?ここにあっただろう?」
リヴァイ「それなら俺が全部食った」
C.C.「な…に?」
C.C.「Lサイズだぞ!?」
リヴァイ「旨かったぞC.C.」
C.C.「お前…人の楽しみを…」
リヴァイ「そこにまだあるだろう」
ハンジ「ごめん、そこにあるのは私が食べちゃったけど…」
C.C.「お、お前らは客人の癖に遠慮というものを知らないのか!?」
ハンジ「ご、ごめん!!」
リヴァイ「好きなだけ食べろと言ったのはお前らだろうが」
C.C.「私は言ってない!!」
ルルーシュ「C.C.…ピザなんていつでも食べられるだろ!」
C.C.「うるさい!私は今日、今、食べたかったんだ!!ルルーシュ、追加だ!!」
ルルーシュ「残念だな、もう閉店しているぞ」
C.C.「な……」
ハンジ「ごめんC.C.さん…お、お魚食べる…?」スッ
C.C.「食べるか!しかもほとんど骨だろ!だいたいさっきから思ってたがチビ、お前のそのコップの持ち方はなんだ!?飲み口を持つな!アレか?受け狙いか!?みみっちいぞ!!」
ハンジ「あはははは!!リヴァイ、ほら!C.C.さんも言ってる!やっぱりその飲み方気持ち悪いって!」
リヴァイ「…うるせえ…!!」ガタっ
ハンジ「あっあれ!?どこいくの?」
リヴァイ「寝る!!」
C.C.「恥を指摘されて寝る…か。見た目だけじゃなく精神もガキか?」
リヴァイ「……おいC.C.。俺の見た目がどうこう言ってるが、ならお前、俺に勝てる自信あるか?」
C.C.「ほお?私に勝負を挑むっていうのか?」
ルルーシュ「やめておけC.C.。リヴァイさんも抑えて…」
ハンジ「あれれれー謎の美少女と人類最強の男が勝負ー!?」
ハンジ「C.C.さん、リヴァイはこう見えて本当に強いんだよー!?」
C.C.「何で勝負するんだ?」
リヴァイ「C.C.が決めていい」
C.C.「ほう?対した自信だな。じゃあこれでどうだ?」スッ
ルルーシュ「酒…?」
ハンジ「酒…」
リヴァイ「(酒…だと)」
C.C.「そうだ。飲み比べだ」
リヴァイ「待て、酒はフェアじゃない…」
ハンジ「(リヴァイは酒に弱い…!!)」
C.C.「じゃあ何にするんだ?まさか体力勝負とか言わないよな?」
リヴァイ「」ドキッ
C.C.「いいか?オチビちゃん…。男が女に体力勝負を申し込むのは恥だぞ?女は男に比べて体力がないのだから負けるのは当たり前だ」
リヴァイ「こっちの世界じゃそんなの関係ない!女のが強い場合だってある。だいたいお前もナナリーも咲世子もルルーシュも触れれば折れそうな身体しやがって…!!見ていてて気持ちが悪い」
C.C.「はは…わかっていないな…確かにルルーシュは気持ち悪いくらいに痩せてる」
ルルーシュ「おい」
C.C.「だがな、リヴァイ。こっちの世界じゃ女はこの方が美しい。ほら、見てみろ…このしなやかな腰のライン…そそる…だろ?お前らカッチカチに鍛えられた女の身体ばかり見てきたんじゃないのか?」服を捲る
ルルーシュ「C.C.…まさかお前もう飲んでるんじゃないのか?」ドキドキ
リヴァイ「な……」カァアア
C.C.「腰だけじゃない…足だって」スルスルスル
ルルーシュ「C.C.!!脱ぐな!!」
C.C.「生きていく為に身体を鍛えるのは当たり前だ…だけどこの足…堪らないだろう?」
ハンジ「あわわわわわ!!!」
リヴァイ「や、やめろ…汚ねえ…!!」カァアア
ハンジ「あれ?あれれ?リヴァイ、顔真っ赤だよ!!あはははは!!」バンバン
ハンジ「そうだよね!?そうだよね!?ずっーと巨人相手に馬に揺られてたんだもんね!?」
ハンジ「いくら人類最強って言われても、全然女と触れあってないもんね!?見ただけでイきそうだよね!?あはははは!!」
リヴァイ「黙れ…!!」
C.C.「待てリヴァイ…」グイッ
リヴァイ「な…!!」
C.C.「この谷間に顔をうずめたくないか?」
リヴァイ「…っぷ…」
ハンジ「あはははは!!リヴァイ!!リヴァイ!!ヤヴァイ!!」大爆笑
C.C.「身体はチビでも下は立派に育ってきたんじゃないの……う……」
ルルーシュ「C.C.!!」
C.C.「るる…しゅ…気持ちわるい…」
ルルーシュ「やっぱりな酒を飲んでいたな!!悪酔いして!!」
ルルーシュ「ほらっ、こっち…!!咲世子、悪いけどナナリーもベッドに運んでやってくれないか?俺はこいつを…」
咲世子「かしこまりました」
ルルーシュ「寝室はここを出て左側のドアだから休んでください」
ハンジ「あっ、はい…ありがとう!」
C.C.「ルルーシュぅう…酒…」
ルルーシュ「馬鹿!早く掴まれ!!」
みんなが出て行く。
ハンジ「ここは平和だねリヴァイ」
リヴァイ「平和だ…だが、表向きは…な」
ハンジ「内部じゃ抗争やテロがあるって言ってたもんね。不思議だよね。土地の奪還の為に私達は死に物狂いで巨人を駆逐してるのに、この世界じゃ土地の為に人々がいがみ合ってる。」
リヴァイ「敵が違っても、争いは続いてくのか…」
リヴァイ「俺達の戦う意味ってなんだろうな」
ハンジ「そんなの自分が一番よくわかってるくせに」
リヴァイ「ここへ来てわからなくなってきた。俺達が必死で手にいれようとしていたものは結局人の手によって分割されてる」
ハンジ「でも巨人は居ない」
ハンジ「この世界があるってことは、エレンが何かを成し遂げたってことで、それはつまり、リヴァイがエレンをちゃんと守ったって事でしょ?」
リヴァイ「……」
ハンジ「ここから戻ったらまた地獄のような日々が待ってる。それでも私達は…私達がやらなくちゃ。」
リヴァイ「ああ…」
ハンジ「その為にもさ、今日は休もう!!」
リヴァイ「そうだな…いろいろありぎて疲れた」
ハンジ「リヴァイリヴァイ!!」
リヴァイ「なんだよ」
ハンジ「またトイレでこっそりと抜くんでしょ!?」ニヤニヤ
リヴァイ「」ゲシッ
ハンジ「あいたっ!!もー!!リヴァイの蹴り痛いんだからやめてよね!!」
落ちます
読んでくれた人、期待してくれたひとありがとう!
乙
だな
次の日の朝
ハンジ「んー!!よく寝た…っていってもまだ日は上ったばかりか…リヴァイは…」
リヴァイ「……」
ハンジ「起きてたんだ!!」
リヴァイ「こんなにグッスリ眠れたのは久しぶりだ」
ハンジ「そうだね!!この布団すごく気持ちよかった」
ガチャ
咲世子「おはようございます。よく眠れましたか?」
ハンジ「はい!!んもうすっごく眠れました!!リヴァイなんか寝言とか言っちゃってたんですから!!」
リヴァイ「お前はそうやってすぐ下らない嘘をつくんじゃねえよ」
咲世子「朝食ができていますよ。これに着替えて昨日の場所へいらして下さい。」
ハンジ「はい、わかりましたー!!」
ガチャ
リヴァイ「なんだ?この服」
ハンジ「真っ黒で喪服みたーい!!でもこの金の刺繍綺麗だねー!!」
ハンジ「ああん、リヴァイ、それ私の!!どうみたってこっちがリヴァイサイズだよ!?」
リヴァイ「…ふん」
ハンジ「なんだろこの服…!!リヴァイとお揃いだね!!」
リヴァイ「首もとがキツい」
ハンジ「リヴァイ!!リヴァイ!!スカーフ巻くの!?それに!?あはははは!!」
リヴァイ「行くぞ」
ダイニング
ルルーシュ「おはようございます。」
ナナリー「おはようございます。」
ハンジ「おはよう…あっ!!ルルーシュさんその服…!!私達と同じ!!」
ルルーシュ「ああ、これは学校の制服ですよ。」
リヴァイ「学校…?」
ルルーシュ「はい。お二人にも学校へ通って頂こうと思って。ここにいたってどうせ暇でしょう?」
ハンジ「リヴァイ!!学校だって!!私、学校なんて行った事ないから楽しみ!!リヴァイも行った事ないよね?」
リヴァイ「ああ」
ナナリー「お二人共とてもお似合いですよ。」
ハンジ「ナナリーちゃんリヴァイったらスカーフ巻いてるから変でしょ?」
ナナリー「い、いえ別にそんな…」
リヴァイ「……」
ハンジ「ほらね、リヴァイ。やっぱりそのスカーフとった方がいいんじゃない!?」ニヤニヤ
リヴァイ「黙れ」
ルルーシュ「ははは…さあ…食べてください…」
ハンジ「朝ご飯もおいしそうっ…!!いただきます…!!」
は
リヴァイ「」イタダキマス
ハンジ「そうだ。ゼロさんって普段どんなことしてるの?」もぐもぐ
リヴァイ「喋るな。飛んでる」
ルルーシュ「ゼロ…?ああ、黒の騎士団のか…俺も詳しくは知らないんですけどね…でも悪い奴等を倒してくれる正義の味方だってテレビとかでは言ってますよ」
リヴァイ「正義の…味方か」
ハンジ「私達は立体起動装置を付けて戦っているけど、黒の騎士団はどんな武器で戦ってるの?」
ルルーシュ「立体起動装置?聞いたことのない武器ですね」
ハンジ「ご飯食べたら見に来るといいよ!!で、黒の騎士団は?」
ルルーシュ「俺も詳しくは知らないけどブリタニア勢力と戦う為にはナイトメアフレームが必要不可欠なんじゃないですかね?」
リヴァイ「ナイトメアフレーム…」
ハンジ「ナイトメア!!なんだかすっごく強そう!!それをどうするの?装備して戦うの?」
ルルーシュ「ナイトメアフレームは乗り物ですよ…それにのってパイロットが操縦して戦うんだ」
ハンジ「ねえ!!ルルーシュさん!!私それ見てみたい!!」
ルルーシュ「いや…俺がどうこうできる代物じゃないですし…」
リヴァイ「でも気になるな…ナイトメアフレーム」
C.C.「ゼロに頼んだらどうだ?」
ナナリー「あら、C.C.さん、おはようございます。」
ルルーシュ「なんだ、もう起きてきたのか」
C.C.「頭が痛くて寝れたもんじゃないからな」
リヴァイ「…」
ハンジ「あー!!リヴァイ赤くなってるー!!そりゃ昨日あんな事されちゃあねー!!」
C.C.「あんな事?」
ルルーシュ「覚えてないのか?」
C.C.「昨日の事はほとんど覚えていない。」
C.C.「ゼロになら私から話をつけてやろう」
ナナリー「C.C.さんはゼロさんとお知り合いなんですか…?」
C.C.「ゼロは私の愛じ…」
ルルーシュ「C.C.!!ナナリーに余計な事を教えるな!!」
C.C.「いずれは知ることだ」
ルルーシュ「そもそもそんな関係等ではない!!」
リヴァイ「そんな話はどうでもいい。ナイトメアフレームを見せてくれるのか?どうなんだ?」
C.C.「見せるよ。その格好、学校へいくんだろ?終わったらここで待ってろ。動きやすい服装でな」
ルルーシュ「(C.C.め…勝手な事ばっかりして)」
学園、生徒会室
ミレイ「おはよー!!その二人がルルーシュの友達ねー!!」
ハンジ「ん?」
ルルーシュ「紹介しよう。生徒会長のミレイ先輩だ。二人の学園見学を許可してくれた人物ですよ」
ハンジ「そうなんだ!!よろしくお願いします!!(で、デカイ)」
ミレイ「よろしくね!!」
ミレイ「君がリヴァイ君?よろしく!!」ニコッ
リヴァイ「……」
ミレイ「ありゃりゃ?リヴァイ君は恥ずかしがりやだったか…!」
ハンジ「そんなんじゃないですよ!!こいつは本当に愛想がないだけですから!!」
リヴァル「二人共日本人…?でもない…よなあ?」
シャーリー「そういうことは聞かなくていいの!!」
シャーリー「私、シャーリー!!二人ともよろしくね!!」
ハンジ「うんよろしく!!リヴァイリヴァイ、みんな可愛いねぇ!!」
リヴァイ「ふん」
ガチャ
スザク「おはよう」
ルルーシュ「スザク…」
ミレイ「スザク君!!久しぶりねー!!軍の仕事は休み?」
スザク「はい、久しぶりの休みです。あれ?その二人は…?」
ミレイ「ルルーシュの友達!学園見学よ!」
スザク「そうなんですか…枢木スザクです。よろしく」
ハンジ「あれーー!?君、すっごく強そうだね…!!なんか不思議な感じ…!!」
リヴァイ「確かに他の奴等とは違う雰囲気だな」
リヴァル「そりゃそうだよー!スザクはユーフェミア副総督の騎士だもんなー」
ルルーシュ「こいつはブリタニアの王女の妹の騎士なんですよ」
ハンジ「へぇ、それで!!(でもなんか…それとは別の何かを感じるんだけどなあ)」
ガチャ
カレン「おはよう…げ」
リヴァイ「お前…」
ハンジ「あれ?君って…」
ルルーシュ「(やっぱり気がついたか)」
カレン「あの、ちょっと来て!!」
部屋の隅
ハンジ「昨日の女の子だよね?」
カレン「いい?私が黒の騎士団に所属してるってことは秘密にして!!あっちの私とこっちの私は別人なんだから…!!」
リヴァイ「なぜだ?」
カレン「いろいろあるのよ!!いい?わかった?」
シャーリー「おーい、カレン?どうしたの!?」
カレン「ふふふ…なんでもないわ…」
リヴァル「知り合いか?」
カレン「いえ…人違いだったみたい…」
ミレイ「さて、今日も大量にやることあるわよ!1限目までには半分終わらすわよ!!」
リヴァル「げー!!会長…この量は無理っすよ!!」
ミレイ「つべこべ言わないの!!それに今日はルルーシュもスザク君も、それに助っ人が二人もいるしね!!」
ミレイ「ルルーシュとスザク君はこれっ」ドサッ
ルルーシュ「か、会長?この量は…」
スザク「……」
ミレイ「あなた達は最近顔出さないからそのお礼ハァト」
ハンジ「うへぁ…すごい量だね…これを切って貼ればいいの?」
ミレイ「そうよ!!お願いできる?」
リヴァイ「楽勝だな…ちょっと待ってろ」
ハンジ「あっ、リヴァイ、私のも持ってきて!!」
スザク「何を持ってくるんだろう?」
ルルーシュ「(まさか…あのスチールの…)」
カレン「(スチール制のアレじゃないでしょうね…)」
リヴァイ「待たせたな」ガシャガシャ
ルルカレン「(やっぱり!!)」
ミレイ「こらこらー?学校にそんな危なっかしいもん持って来ちゃダメでしょう…それでどうする気?」
ハンジ「まあ見ててっ!ほら、リヴァイ!」
リヴァイ「ふんっ」スパパパパーン
シャーリー「う、わぁああ!!すっごーい!!」
リヴァル「うっひゃー」
スザク「すごい…一瞬で全部切れた…」
ハンジ「って…私の出番ないじゃん」
リヴァイ「これでいいんだろう?」スチャ
ミレイ「う、うん……あとは貼るだけ…すごい…当分の仕事終わっちゃった…」
リヴァイ「こんなのは朝飯前だ」
ハンジ「さっすが私のリヴァおイ!!惚れちゃうわー!!」だきっ
リヴァイ「離れろ、汚ねぇ」
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