エレン「言うなよ！誰にも！...俺が泣いてたとか...」

アニ「...言わないよ」

ｽｯ

ハンネス「何泣いてんだエレン？」

エレン「！！」

ハンネス「アニにまた負けたのか？」ﾊﾊﾊ

エレン「違うよ！...負けるけど泣きはしねぇよ！」

アニ「...」

エレン「...また酒飲んでるの？」

ハンネス「...まぁなたまたま飲み物に酒が入ってただけだ！！」ﾊﾊﾊ

エレン「そんなんで...イザッて時に戦えんの？」

ハンネス「...イザッってとき？」

エレン「何いってんだよ！決まってんだろ...」

エレン「やつらが壁を壊して...街に入ってきたときだ！」

駐屯兵1「ﾊﾊﾊ...そんな事100年間で一度もないんだぞ？」

エレン「で、でも！！そーやって安心...」

アニ「...エレンもういこう。お酒臭いのは嫌いなんだ」ｸﾞｲｯ

エレン「お、おい！アニ！」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

ハンネス「相変わらず仲良いなアイツらは...」ﾊﾊﾊ

エレン「いてーよ！アニ！」ﾊﾞｯ

アニ「...お酒臭いのは嫌いなんだよ」

エレン「あぁ...そうだったな」

ｶﾝｶﾝｶﾝ

エレン「この音は...英雄の凱旋だ！！行くぞ！アニ！」ｷﾞﾕｯ

アニ「...うん」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

エレン「人混みで見えねーな...」

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

ブラウン母「息子の死は...人類の反撃の糧になったのですよね！？」

調査兵団団長「...我々は今回も...」

調査兵団団長「なんの成果も！！あげられませんでした！！」

エレン「...」

アニ「...」

一般人1「ひでぇもんだな...壁の中に入れば安全なのによ」

一般人2「兵士なんて税の無駄使いだ...」

一般人1「まったくだ...俺らの税でヤツらにエサをやってるようなもんだなぁ」

エレン「...」ｸﾞｯ

アニ「？」

エレン「...」ﾌﾞﾝｯ

アニ「！！」

ｺﾞﾂｯ

一般人1「ｲﾃｯ!!...何すんだ！！クソガキ！！」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

アニ「...ﾊｧ」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

エレン「おい...！アニ！もういいだろ！！」

アニ「...」ﾌﾞﾝｯ

ｶﾞｼｬﾝ

エレン「何すんだよ！...薪が散ったじゃねぇか！！」

アニ「...エレン調査兵団への気持ちは変わらないかい？」

エレン「...薪拾うの手伝えよ...」

-イェーガー家-

エレン「ただいま！」

カルラ「おかえりなさい...遅かったのね二人とも」

エレン「いや...まぁいろいろあって...」

アニ「...エレンが調査兵団に入りたいって...」

グリシャ「！」

エレン「あ、アニ！言うなって！」

カルラ「エレン！何を考えてるの！？壁の外に出た人類が...」

カルラ「どれだけ死んだかわかってるの！？」

エレン「わかってるよ！！ 」

グリシャ「...エレンどうして外に出たいんだ？」

エレン「外の世界がどうなってるか...何も知らずに壁の中で過ごすなんていやだ！」

グリシャ「そうか...船の時間だ...そろそろ行くよ」

カルラ「アナタ！エレンを説得して！」

グリシャ「カルラ...人間の探求心とは誰かに言われて押さえられるものではないよ」

グリシャ「エレン...帰ったらずっと秘密にしいた地下室を...見せてやろう...」

エレン「ほ、ほんとに！？」

アニ「...私も見たい」

グリシャ「あぁいいだろう。それじゃあ、帰ってくるまで母さんに迷惑かけずに待っていなさい」

エレン「わかった！！」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

キース「逆だ！コニー・スプリンガー！」

コニー「ﾓｶﾞｶﾞ」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

サシャ「...」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

キース「貴様...何している...」

エレン「...」

アニ「...」

ライナー「...」

ベルトルト「...」

ミカサ「...」

ユミル「...」

-食堂-

エレン「アニ！ジャン！お疲れ！」

アニ「...お疲れ」

ジャン「いちいちうるせーよお前は」

エレン「...お前はやっぱり通過儀礼やられたな！」

ジャン「だからうるせーっていってんだろ！！」

アニ「...あんたのがうるさいよ」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ミカサ「...」

エレン「ん？どうした？」

ジャン(う...美しい)

アニ「...」

ミカサ「...あなたの名前は？」

エレン「エレン・イェーガーだけど？」

ミカサ「...エレン」

エレン「お前の名前は？」

ミカサ「ミカサ・アッカーマン」

エレン「ミカサだな！よろしく！(...あれ？こいつ...)」

ミカサ「...じゃあ」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ジャン「あ、あの！」

ミカサ「？」ｸﾙｯ

ジャン「い、いや...と、とても綺麗な黒髪だ...」

ミカサ「...どうも」ｸﾙｯ

ジャン「...」ﾎﾞｰ

エレン「見てみろよ！ジャンのヤツ...黒髪が好きらしいぞ！」

アニ「...エレンも黒髪がいいのかい？」

エレン「え？...似合ってれば何でもいいかな」

アニ「...あんたらしいよ」ｸｽｯ

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ジャン「おい...お前ら...俺の恋が始まったかもしれない...」

エレン「は？恋？」

アニ「...馬面なのに？」

ジャン「馬面関係ねぇよ！！」

エレン「ﾊﾊﾊ...ジャンとりあえず寮に行こうぜ！」

ジャン「あぁわかった。じゃあな！アニ！」

アニ「...あぁお休み」

ライナー「なにしてたんだ？ミカサ」

ミカサ「...べつに...ただ...」

ベルトルト「ただ...？」

ミカサ「なぜかあのエレンって人に会ったのが初めてじゃない感じがした」

ライナー「？なんじゃそりゃ？」

ミカサ「わからない。気のせいだと思うけど...」

ベルトルト「...僕らは知らないから気のせいじゃない？」

ライナー「だな。気のせいだミカサ」

ミカサ「...」

ライナー「まぁどっちでもいいけどな。やることさえやればな」

ミカサ「それは平気。私は戦士だから」

ライナー「そうだな...んじゃ寮に行くか！ベルトルト！」

ベルトルト「そうだね。お休みミカサ！」

ミカサ「お休み」

アルミンはこのあとに出てくるよ

ジャンアニエレンって案外いい感じだと思ったが俺だけだったかな？

ほんじゃお休み

>>1です あげていきます

-男子寮-

ｶﾞﾔｶﾞﾔ

ジャン「あぁ...」

エレン「お前...本当に気持ちわるいぞ！」

ジャン「僻むなんじゃねぇよ！エレン！恋したことないからってよ！」

エレン「うるせぇよ！お前も今さっきだろうが！！」

ライナー(あれがエレンってやつか...)

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ライナー「よぉ...俺はライナー・ブラウン」

ベルトルト「僕はベルトルト・フーバー」

エレン「？俺はエレン・イェーガーだ」

ジャン「...俺はジャン・キルシュタインだ」

エレン「で、...なんか用か？ライナー」

ライナー「いや、恋ってワードが聞こえたからついな」

エレン「あぁ...こいつがうるさいんだよ！」

ジャン「恋をしたことがないお子ちゃまがうるせーな！」

エレン「んだと！」

ジャン「あぁ？じゃあ同期に可愛い女の子でもいたか？あ？」

エレン「そんなの気にするわけないだろ！！なぁ？」

ライナー「まぁ...可愛い子はいたな...」

エレン「！」

ベルトルト「うん...まぁね」

エレン「！！」

ジャン「やはりエレンはお子ちゃまだ...」

エレン「...」

ベルトルト「...ところで君たちの故郷はどこなんだい？」

ライナー「...」

エレン「...俺らはシガンシナ区出身だ！後はアニも...」

ベルトルト「あの一緒にいる子もか...」

ライナー「...」

ベルトルト「じゃあ君たちは知ってるんだね...アイツらを...」

エレン「あぁ...この目で見た...」

ライナー「いやならいいが...少し話を聞かせてくれないか？」

エレン「別にいいが...つまんねぇぞ？」

ベルトルト「...かまわないよ」

ジャン「...」

エレン「そうだな...まず...」

エレン「俺ら3人は幼馴染みだけど、アニは俺の家族なんだ」

ライナー「ん？どういう事だ？」

エレン「アニの本当のお母さんは...流行りの病で亡くなったんだ
」

ベルトルト「...」

エレン「そしてそのあとにアニもその病にかかったんだ。...でもその時俺の父さんが薬を打ってアニは助かった。」

エレン「...それでアニと俺が出会った。...アニは昔はいつもニコニコ笑ってヤツだったんだ。」

エレン「...ある日俺と父さんが診察しに訪問したら...」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
-レオンハート家-

アニ「ねぇお父さん！子供ってどうやって作るの？」

アニ父「！？そ、そういうのはイェーガー先生に聞きなさい。お、お父さんから言えないよ...」

ｺﾝｺﾝ

アニ父「ほ、ほら！きっと先生だ！」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ｷﾞｨｰ

ﾌﾞﾝ

アニ父「！！」ｻﾞｯ

アニ「え...」

悪党1「ﾁｯ!やっぱりただ者じゃねーな...」

悪党2「でも複数の武器を持ったを相手しながらガキを守るのはきついだろ？」

悪党3「さて...じゃあさっさと始末しよう...」

アニ父(全部で5人...)

アニ父「アニ！逃げなさい！はやく！」ｻﾞｯ

悪党1「なんとかやったな...」

悪党2「噂どおりだった。2人もやられるなんてな...」

悪党1「でも...計画は続行だ。」

アニ(痛い...寒い...)

エレン「ごめんください...」

アニ(エレン！？)

悪党1「おい！ガキ！どうしてここがわかった！？」

エレン「え...僕は森で迷って...小屋が見えたから...」ｸﾞｽｯ

悪党1「...ダメだろ～？森には怖いオオカミがいるんだぞ～？」

悪党1「でも、心配いらないよ。これからおじさん達と一緒に...」

エレン「...ありがとうおじさん...もうわかったから」ｽ

悪党1「？」

ｸﾞｻｯ

エレン「死んじゃえよ...クソ野郎」ﾋﾟｭｯ

悪党1「！！」ﾌﾟｼｭｰ

悪党2「う、嘘だろ？...」

エレン「...」

ｷﾞｨｰ ﾊﾞﾀﾝ

悪党2「ま、まちやがれ！！」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ﾊﾞﾀﾝ

悪党「！！」ﾄﾞｽｯ

エレン「この獣め！！おまえらなんかこうなって当然だ！！」

ﾄﾞｽﾄﾞｽﾄﾞｽ

悪党2「...」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

アニ「んーー！！」

エレン「...もう大丈夫だ...安心しろアニ。テープとって縄切ってやる」

ﾌﾞﾁﾌﾞﾁ

アニ「エレン！三人！三人いたはずだよ！」

悪党3「てめぇ！！よくも！！」ｸﾞｸﾞｸﾞ

アニ「あっ...」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

エレン「戦え！アニ！」

アニ「...」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

エレン「戦うんだ！...勝てなきゃそ...死ぬ...」

悪党3「ガキなに考えてやがる！！」ｸﾞｸﾞｸﾞ

エレン「...勝てば生きる...戦わなければ勝てない...！」

アニ「そ、そんな...」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

エレン「うっ...」ｶﾞｸｯ

アニ「うぁぁああ！！」ﾌﾞﾝ

ﾊﾞｷｯ

悪党3「！！」ｶﾞｸｯ

ﾄﾞｽﾄﾞｽﾄﾞｽ

悪党3「...」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

アニ「ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ」

グリシャ「エレン！！何て事を...憲兵団を待てと言ったはずだ！」

エレン「でも憲兵団じゃ間に合わなかったんだ！」

グリシャ「もしそうだとしてもだ！エレン！！お前運がよかっただけだ！！」

グリシャ「私はお前が自分の命を軽々しく投げ打ったことを咎めている！！」

エレン「でも...はやく助けてやりたかった...」

グリシャ「...でも無事でよかった二人とも...」ｷﾞｭｯ

アニ「...イェーガー先生...私はどこに帰ればいいの？お父さんもお母さんもいない...」

グリシャ「...」

アニ「寒い...私には帰る場所がない...」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

エレン「...」ｼｭﾙ

ｸﾞﾙｸﾞﾙ

アニ「！」

エレン「これで暖かいだろ？」

アニ「うん。暖かい...」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

エレン「な、泣くなよ！！アニ！」

グリシャ「...じゃあアニ私達と一緒に暮らそう」

アニ「えっ？」

グリシャ「君には十分な休暇が必要だ...」

アニ「...」ｼﾞｰ

エレン「なんだよ？...早く帰ろうぜ俺たちの家に！」

アニ「うん...帰る！」ﾆｺ

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰエレン「ってことがあって家族になったんだ！」

ライナー「そんな事が...」

ベルトルト「なんでアニをさらう必要があったんだろ...」

エレン「あいつ...客観的に見ても分かると思うが結構顔は整ってるだろ？」

エレン「小さくて可愛いとかは高値で売れるらしい...それで...」

ライナー「ひでぇ話しだな...」

ジャン「...」

エレン「あぁ...ここからは5年前のあのときの出来事を話すぞ」

ベルトルト「あぁ...頼む」

改行ミスった

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
エレン「ってことがあって家族になったんだ！」

ライナー「そんな事が...」

ベルトルト「なんでアニをさらう必要があったんだろ...」

エレン「あいつ...客観的に見ても分かると思うが結構顔は整ってるだろ？」

エレン「小さくて可愛いとかは高値で売れるらしい...それで...」

ライナー「ひでぇ話だな...」

ジャン「...」

エレン「あぁ...ここからは5年前のあのときの事を話すぞ」

ベルトルト「あぁ...頼む」

しばらく休憩

さてあげていこう

エレン「なんで外にの世界に出たいだけで白い目で見られるんだよ...」ｲﾃﾃ

ジャン「王様がビビリなだけだろ！」ｲｯﾃｰ

アニ「どーでもいいけど...私が来なきゃさっき負けてたでしょ...」

エレン「お前の蹴りに比べたら全然余裕だけどな！」ﾊﾊﾊ

ジャン「それは間違いねぇな！」ﾊﾊﾊ

アニ「あんたら...喧嘩売ってる？」ｽﾀｯ

エレン「じょ、冗談だよ！なぁ？」

ジャン「も、もちろん！」

アニ「...」

ﾄﾞｯｺﾞｫｫｫｫﾝ

エレンジャンアニ「「「！？」」」

エレン「な、なんだ？」

ジャン「スッゲー音がしたな...」

アニ「あ、あれ...」

ジャン「50mの壁だぞ...どーなってやがる...」

アニ「壁に...穴が...」

ﾄﾞｫﾝ ﾄﾞｫﾝ ﾄﾞｫﾝ

ジャン「やべぇ！壁の破片が飛び散ってる！逃げるぞ！」

エレン「壁の破片が飛んでいった先に...家が！！」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ジャン「お、おい！エレン！...ﾁｯ!アニ！エレンを追え！！俺はハンネスさんを呼びに行く！」

アニ「...あぁわかってるよ！」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

エレン「あの角を曲がれば...いつもの家が...」

エレン「...ｸｯｿ!!母さん！」

アニ「！！」

カルラ「エレン...？」

エレン「アニ！柱を持ち上げるぞ！」

アニ「わかってる！」

エレン「行くぞ！」

エレンアニ「「せーの！」」

ｸﾞｸﾞｸﾞ

エレン「...動かねぇ！！急げ！」

カルラ「...巨人が...入ってきたんだろ？...エレン！アニをつれて逃げなさい！！」

エレン「わかってるよ！だから早く出てきてくれよ！！」

カルラ「...母さんの足は瓦礫に潰されて...ここからでても走って逃げれない...」

エレン「俺が...担いで走るよ！！」

カルラ「...！」ｳﾙｳﾙ

カルラ「どうして...母さんの言うこと聞かないの！...最期くらい言うことを聞いて！！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

カルラ「アニ！！」

アニ「ヤダ...イヤダ...」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

カルラ「アニ...」

ｽﾞｼﾝ ｽﾞｼﾝ

カルラ「！！早く逃げて！二人とも！！巨人が来てる！！」

エレン「急げ！アニ！」ｸﾞｸﾞｸﾞ

アニ「わかってる！」ｸﾞｸﾞｸﾞ

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

エレン「ハンネスさん！！」

ハンネス「くっ...」ｼｬｷﾝ

カルラ「！待って！！戦ってはダメ！！」

カルラ「子供達をつれて逃げて！！」

ハンネス「見くびってもらっちゃ困るぜ！...こいつをぶっころして三人助ける！」

ハンネス「恩人の家族を救って...ようやく恩人を...」

カルラ「ハンネスさん！お願い！！」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ハンネス(おれは...俺は
！！)

巨人「ﾆﾀｧ」

ハンネス(お...オレは...)

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ハンネス「...」ｶﾞｼｯ

エレンアニ「「！！」」

エレン「お、おい！ハンネスさん！？何やってんだよ！！...母さんが！！」

カルラ「ありがとう...エレン！アニ！生き延びるのよ！！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

カルラ「あ...い、行かないで...」ｸﾞｯ

巨人「」ｸﾞｲｯ

エレン「やめろぉぉぉお！！」

アニ「...」

巨人「」ﾍﾞｷﾍﾞｷ

ｱｰﾝ

巨人「」ﾊﾟｷﾊﾟｷ

エレン「あ...あぁ...」

アニ「...」

エレン「余計なことしやがって！！」ﾊﾞｷｯ

ハンネス「え、エレン！何を...」

エレン「もう少しで母さんを！！」ﾌﾞﾝ

ハンネス「ｸｯ...」ｸﾞﾙﾝ

ﾄﾞｻｯ

ハンネス「...お前の母さんを助けられなかったのは...お前に力がなかったからだ...」

エレン「ｸｯ!!」ｶﾞﾊﾞｯ

ハンネス「オレが！！巨人に立ち向かわなかったのは...」ﾊﾟｼｯ

ハンネス「オレに勇気が！！...なかったからだ...！」

エレン「...！！」

ハンネス「すまない...」

アニ(あぁ...また...)

ﾄﾞｺｫｫｫﾝ

一般人1「ウォール・マリアが！！...突破された...」

一般人口2「おしまいだ...また人類は巨人に食いころされる...」

ｵﾜﾘﾀﾞ

ｼﾞﾝﾙｲﾊｵﾜﾘﾀﾞ...

エレン(...もう...母さんはどこにもいない...どうして...)ｸﾞｯ

アニ「エレン？」

エレン(どうして...人間が弱いから？弱い奴は泣きわめくしかないのか！？)

ﾌｰｯ ﾌｰｯ

エレン「...駆逐してやる...この世から１匹...残らず！！」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

エレン「ってなわけだ...」

ライナー「...」

ベルトルト「...今の話し聞いた限りでは...調査兵団行くみたいだね...」

エレン「あぁ...その通りだ...巨人を片っ端からぶっ殺す！」

ライナー「...ジャンもか？」

ジャン「...は？」

ベルトルト「...ジャンは違うのかい？」

ジャン「...調査兵団に決まってんだろ？俺もそとの世界を見てみたいしな！」

ライナー「そうか...」

エレン「お前らはどうするんだ？」

ライナー「あぁ...俺らは...」

ｶﾞﾁｬｯ

見回り「おい！消灯時間は過ぎているぞ！さっさと寝ろ！！」

ライナー「...話はまた明日だな...」

エレン「そうだな！」

ライナー「...じゃあまた明日！」

ベルトルト「お休み！」

ジャン「お疲れー」

エレン「またな！」

アルミン(外の世界...)

消灯時間過ぎたんで寝る

おやすみー

じゃあ、あげていこう

-翌日-

キース「まずは貴様らの適正を見る！両側の腰にロープを繋いでぶら下がるだけだ！！」

ｶﾞﾔｶﾞﾔ

教官「この段階で立体起動の素質は見てとれる...」

教官「見ろ...あの子を」

ミカサ「...」ﾋﾟﾀｯ


教官「まったくブレがない...これが素質と言うものだ...」

助手「でも今期は出きるものが多いですね...」

コニー「...」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

サシャ「...」ﾌﾟﾗｰﾝ

ジャン「...」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

助手「教官...あの...彼は...？」

教官「...人並み以上にできることがあれば...」

エレン「...」ｻｶｻﾏ

教官「人並み以上にできないこともある...」

エレン(うそ...だろ？こんな...ハズじゃ...)

ジャン(なにやってんだよあいつ...)

アニ(...)

キース「今回は終わりだイェーガー！！...明日できなければ開拓地へ行ってもらう！！」

キース「では解散！！」ｽﾀｽﾀｽﾀ

エレン「そんな...」

ジャン「おめぇは...なにやってんだよ...」

アニ「...上半身の筋肉は固く下半身は柔らかくだよ。」

ジャン「あとは前後のバランスにだけは気を付けろよ！わかったか？」

エレン「あぁ...わかった！上げてくれ！ジャン！」

ジャン「いくぞ！」ｷﾞｰｷﾞｰｷﾞｰ

ﾌﾞﾝ

アニ「あ！」

ジャン「おい！」

エレン「おわっ！！」ｺﾞﾝ

ジャン「お、おい！アニ！そっちもて！」

アニ「あぁ！わかってるよ！」

エレン「...」ﾀﾗｰ

ｶﾞﾔｶﾞﾔ

ｱﾚｯﾃｻｯｷﾉ...

ﾅﾝﾃﾞｱﾀﾏﾅﾗﾁｶﾞ?

ジャン「...なぁアニさっきの落ち方おかしくないか？」ｽﾞﾘｽﾞﾘ

アニ「あぁ...私もそれは思った。ベルトの調整を見直した方がいいかもね...」ｽﾞﾘｽﾞﾘ

ジャン「だな...つうかお前さぁ...」

アニ「...なに？」

ジャン「身長全然伸びねーよな...」

アニ「...は？」

アニ「...喧嘩うってんの？」

ジャン「ちげーよ...ただ...」

アニ「...ただ？」

ジャン「エレンの服が擦れて破けてるぞ...」

アニ「...」

-食堂-

エレン「...」ﾎﾞｰ

ジャン「おい！エレン！おぉぉい！」

エレン「！...どうした...ジャン」

ジャン「口開けてアホ面かましてんじゃねぇよ！」

エレン「...お前は馬面だろ！」

ジャン「...て、てめぇ！人がせっかく！」

アニ「...」ｸｽｯ

ジャン「アニ！てめぇも笑うじゃねぇよ！」

ｵｲｱｲﾂ

ｷｮｼﾞﾝﾌﾞｯｺﾛｽﾄｶ

ｲｯﾃﾀﾔﾂ

ﾔﾒﾛﾖｱｼﾀﾆﾊ

ｲﾈｪﾝﾀﾞｶﾗﾖ!

ｹﾗｹﾗｹﾗ

エレン「...」

ジャン「...」ｷﾞﾛ

ｽﾀｯ

アニ「...やめな！」

ジャン「ﾁｯ!...でもよ！！」

アニ「ここで手をだしたら...もっと情けないよ...」

ジャン「ﾁｯ!...わかったよ。」ｶﾞﾀｯ

アニ「エレン...今日は装備に異常がないか調整たほうがいいよ」

エレン「おう...」

アルミン「あの...すいません」

エレン「ん？どうした？」

アルミン「あの...さっきの見てたんだけど...」

エレン「あ、あぁ...」

アルミン「装備に問題があると思うんだ...後で僕にみせてくれない？」

エレン「本当か！？見てくれるのか！？」ｶﾞｼｯ

アルミン「う、うん！」

エレン「助かるぜ！俺はそういうの苦手でよ！」

アルミン「ﾊﾊﾊ...あっ僕はアルミン・アルレルトって言うんだ」

エレン「アルミンだな！俺はエレン・イェーガーだ！」

ジャン「俺はジャン・キルシュタインだ」

アニ「...アニ・レオンハート」

エレン「よし！自己紹介も終わったし...早速寮に行こうぜ！アルミン！」

アルミン「うん！」

エレン「じゃあなアニ！また明日な！」

アニ「うん...おやすみ」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

アニ「...」

ジャン「...大丈夫だアニ」

アニ「何が...？」

ジャン「そんな不安そうな顔してごまかすなよ！...エレンなら大丈夫だ」

アニ「...うん」

ジャン「...じゃあ俺も戻るぜ！じゃあな！」

アニ「...おやすみ」

-男子寮-

アルミン「...あっ！！」

エレンジャン「「！」」ﾋﾞｸｯ

エレン「ど、どうした？」

ジャン「驚かせんなよ！！」

アルミン「ごめんよ！...エレン！ベルトの金具が破損してるよ...」

エレン「え...ほ、本当だ！」

ジャン「でも整備項目にははいってねぇぞ...よく見つけられたな」

アルミン「僕のと見比べたら気がついたんだ。」

エレン「じゃあ...明日はいけるかもしれねぇな！ありがとう！！アルミン助かった」ﾆｺｯ

アルミン「うん！絶対大丈夫だよ！」ﾆｺｯ

ジャン「ふぁ～...じゃあもう寝ようぜ」ﾈﾐｨ

エレン「そうだな...ライナー達との話はまた今度にしよう...」

エレン「ライナー達に言ってくる！アルミンもおやすみ！」

アルミン「うん！おやすみ！」

ライナー「ん？俺らはかまわんぞ」

ベルトルト「...僕も大丈夫だよ」

エレン「すまねぇな！今度またゆっくり話そうな！」

ライナー「あぁ！わかった！」

エレン「おう！...じゃあおやすみ！二人とも！」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ライナー「...おい！エレン！」

エレン「ん？どうした？」

ライナー「...明日はうまくいく...お前ならやれるはずだエレン！」

エレン「あぁ！ありがとよ！」

ベルトルト「...」

ちょっと休憩！

これ需要あんのかよ...

ちょっと休憩！

これ需要ねぇだろ...

昨日眠すぎて何て打ってたかも覚えてなかったわ

美しい舞を見たから気合いいれるわ

-訓練所-

キース「エレン・イェーガー覚悟はいいな？」

エレン「はい！」

キース「...始めろ」

ｷﾞｰｷﾞｰｷﾞｰ

エレン「...」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

エレン(よっしゃぁ！できた！)

ジャン「なんとかなったな...アニ」

アニ「あぁ...エレンなら出来ると思ってたよ」

アルミン(よかったぁ...)

キース「...問題ないな明日から修練に励め」

-食堂-

ジャン「ﾌﾍﾍﾍﾍ...」

ライナー「なんだジャン...ずいぶんご機嫌だな」

ジャン「ミカサと約束したからさ！」ﾊﾊﾊ

ベルトルト「...どんな約束したの？」

ジャン「あ？それはな...」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

ジャン『み、ミカサ！』

ミカサ『？どうしたの？』

ジャン『明日訓練のペアになってくれ！』

ミカサ『...別にかまわない』

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

ジャン「という約束だ！」

ライナー(あぁ...やっちまったな...)

ベルトルト「そ、そうなんだ...(死ななければいいけど...)」

ジャン「そういえばお前らもかわいいと思うやついるんだろ？」

ライナー「まぁ...な」

ベルトルト「...」

ジャン「もったいぶらずに教えろよ！」

ライナー「...俺はあそこにいるクリスタだ」

ジャン「...確かにかわいいな...倍率が高そうだ。」

ライナー「あぁ...よく『クリスタが一番かわいい』って男子の中では話題だからな！」

ジャン「へぇーミカサが一番かわいいけどな...っでベルトルトは？」

ベルトルト「ぼ、僕は...」ﾁﾗｯ

アニ「...」

ジャン「ま、まじか！それは...」

ジャン「クリスタよりも厳しいな...つうか無理に等しい」

ライナー「？そんなにか？」

ベルトルト「な、なんで？」

ジャン「それはな...」ﾁﾗｯ

エレン「...」ｽﾀｽﾀｽﾀ

ジャン「まぁ、見てろよ...」

ライナー「あぁ...」

ベルトルト「うん...」

アニ「...」ｶﾞﾀｯ

エレン「...」

アニ「...」ﾆｺｯ

エレン「...」ﾆｺｯ

ジャン「...何話してるかわ分からないがアニが笑顔見せるのはエレンぐらいだ」

ライナー「...」

ベルトルト「...君には見せないの？」

ジャン「俺もたまにな...まぁいつもエレンと三人でいるときだがな！」

ライナー「...かなり厳しいなベルトルト」

ベルトルト「うん...そうだね」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

エレン「よぉ！みんな！」

アニ「...」

エレン「アニ！ライナーにベルトルトだ！みんないい奴らだぞ！」

アニ「...よろしく」

ライナー「俺がライナー・ブラウンだ。よろしくな！」

ベルトルト「僕がベルトルト・フーバー...君の事はエレンから聞いてる」

アニ「...あんたは私の何を話したんだい」ｹﾞｼｯ

エレン「ｲﾃｯ!脛蹴るなよ！...幼 馴染みだって言っただけだよ！」

アニ「...そう」

エレン「ったく...いきなり蹴るなよなぁ...」

ジャン「アニのはまじで痛てぇよな...」

ライナー「ﾊﾊﾊ...仲良いな...」

エレン「そうか？」ｷｮﾄﾝ

アニ「...」

ジャン「ﾌﾟｯ！」

ベルトルト「...あっもう寮に戻らないと」

ライナー「もうそんな時間か...」

ジャン「はえぇな...」

エレン「そんじゃあなアニ！...泣くなよ！」

アニ「！」ｹﾞｼｯ

エレン「ｲﾃｯ！」

ジャン「ふぁ～...んじゃおつかれさーん」

アニ「お疲れ様」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ミカサ「...」

11時ぐらいまで休憩ー

いい忘れたけど更新遅てすまない

-翌日-

ライナー「ﾌﾝｯ！」ｻﾞｯ

エレン「ﾊｯ!!」ｸﾞｲｯ

ライナー「ｯ...」ﾊﾞﾀｯ

エレン「悪いな...手加減が苦手でよ」ｽｯ

ライナー「俺の巨体を投げ飛ばすとわは...」ｶﾞｼｯ

ﾋﾞｭｩｩｩﾝ

エレンライナー「「！？」」

ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞ

ジャン「」ﾋﾟｸﾋﾟｸ

エレン「え」

ライナー「あ」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ミカサ「...」

エレン「お、おい！ジャン！」

ジャン「」

エレン「こいつが吹っ飛ばされるなんて...」

ライナー(ミカサだしな...)

エレン「...おい！ミカサ！俺と組もうぜ！」

ライナー「！！」

ミカサ「...別にかまわない」

エレン「やり方は分かるよな？...行くぞ！」ｻﾞｯ

ミカサ「...」ｸﾞｲｯ

ﾌﾞﾝｯ

エレン(か、片手で！？)

アニ「...」

ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞ

エレン「ｲｯﾃ...」ﾌﾗﾌﾗ

ミカサ「ｯ...」ｽﾞｷｽﾞｷ

ライナー(？頭抱えてどうしたんだ...ミカサのやつ)

アニ「...なぁあんた」

ミカサ「？なに？」

アニ「私と組まないかい？」ｷﾞﾛ

ミカサ「...えぇわかった」

ﾋｭｩｩｩｩﾝ

ベルトルト(ま、まずい！アニが！)

ライナー(や、やばいぞこれは...)

アニ「...」ｽｯ

ミカサ「...」ｸﾞｯ

エレン「うっ...」ﾊﾞﾀｯ

-医務室-

エレン「ん...」ﾎﾞﾔｰ

エレン「あれ？...俺は何を...」

ｽｯ

ミカサ「私が投げ飛ばしてしまった...ごめんなさい」

エレン「おわっ！！びっくりした！...気にすんな俺が弱いだけだ！」

ミカサ「...」

エレン「もう大丈夫だ！...訓練に戻ろうぜ！」

ミカサ「わかった...」

エレン「あれ？そういえばジャンは？」

ミカサ「ちょっと前に訓練に戻った」

エレン「出遅れたか！急ぐぞ！」

ミカサ「うん」

ﾀﾞｯ

寝る明日はﾄﾞﾝｯと進めるわ

舞っててくれ

美しいわ

-立体起動訓練-

エレン「すいません！遅れました！」ﾊｧﾊｧ

キース「もう体は平気なのだな？」

エレン「ハッ！」ｻﾞｯ

キース「ではイェーガーならびにアッカーマン訓練に入れ！」

エレン「ハッ！」ｻﾞｯ

ミカサ「ハッ！」ｻﾞｯ

ジャン「遅かったなエレン！」ﾊﾊﾊ

エレン「うるせぇよ！」

アニ「...ジャンも変わらないじゃん...」

ランナー「あぁ...たしかn...！？」

アニ「...///」

ベルトルト「...」ﾎﾟｯ

ランナー「...」

アルミン(なんか平和だなー)

ジャン「...変なギャグかましてんなよ！アニ！」

アニ「...別にかましてないじゃん」

エレン「...ﾌﾟｯ!」

ジャン「...」

アルミン「みんな！そろそろ始まるよ！」

教官「では...始め！！」

ジャン「お先！」ｷﾞｭｨｨｨﾝ

エレン「あっ！あの野郎！」ｷﾞｭｨｨｨﾝ

アニ「...」ｷﾞｭｨｨｨﾝ

ランナー「じゃあ俺らもいくか...」

ベルトルト「あぁ...」

ｷﾞｭｨｨｨﾝ

アルミン「ちょ！ちょっと！みんな！」ｷﾞｭｨｨｨﾝ

まじだ

エレン(見失っちまったか...)

ミカサ「...」ｻﾞﾝｯ

エレン(深いなあいつの斬撃は...)

ミカサ「...」ｻﾞﾝｯ

エレン「...」ｻﾞｸｯ

エレン(くっそ...全然だ！)

ミカサ「...」ﾁﾗｯ

エレン「？」

ジャン「よっしゃ！一番乗りだぜ！」

ｷﾞｭｨｨｨﾝ

ジャン「は？」

コニー「お前の後をつけてよかったぜ！...いただき！！」ｷﾞｭｨｨｨﾝ

ジャン「おいこらぁ！！ハゲェェ！！」

ｻﾞｸｯ

コニー「え」

サシャ「やったぁぁ！」ﾜｰｲ

コニー「て、テメェ！芋女！」

サシャ「コニーのあとつけていてよかったです！」ﾌﾝｽ

コニー「くっそ！」

ジャン「...テメェら！ついてくんじゃねーぞ！」

アニ「...」ｻﾞｸｯ

ベルトルト「...」ｻﾞｸｯ

ライナー「ﾌﾝｯ」ｻﾞｸｯ

アニ「...」ﾁﾗｯ

ベルトルト「...」ﾄﾞｷｯ

ライナー(ベルトルト...)

キース(...レオンハートとアッカーマンは斬撃及び立体起動はトップクラスだな)

キース(...キルシュタインは斬撃はいまいちだが立体起動はトップクラス)

キース(...イェーガーは斬撃および立体起動ともに今後に期待はできるな...)

キース(...ブラウンとフーバーは斬撃及び立体起動問題なし)

キース(...アルレルトは立体起動はまぁまぁだが斬撃は問題外だ...)

キース(...ブラウスとスプリンガーは斬撃も中々で素早い立体起動が持ち味か..)

キース(...今年は中々良い逸材が揃ったな...)

-食堂-

エレン「みんなお疲れさん！！」

ジャン「おーおつかれー」

アニ「...お疲れ様」

ライナー「今日もなかなかだったな...」

ベルトルト「うん...」

アルミン「筋肉痛が...」ｲﾃﾃ

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ミカサ「...」

エレン「あ！おい！ミカサ！」

ミカサ「...なに？」

エレン「お前すげぇんだな！斬撃や立体起動...対人格闘術もなに1つ勝てなかった...」

ジャン「お、俺も...」

ミカサ「私は...力の使い方がわかるだけ」

エレン「力の使いかた？」

ミカサ「えぇ...」

エレン「？」ｷｮﾄﾝ

ジャン「？」ｷｮﾄﾝ

ライナー(まぁあいつくらいだろうな...)

ベルトルト(...多文ミカサぐらいしかわからないよ...)

ミカサ「...ご飯を食べたいからもういい？」

エレン「あ、あぁ...止めて悪かった」

ミカサ「...」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

アニ「...」

エレン「...全然わからねぇ！!」

ジャン「俺もわからねぇ！！」

アニ「...うるさいよあんた達」

ライナー「まったくだ...」

ベルトルト「ﾊﾊﾊ...」

アルミン「ﾌﾌﾌ...」

アニ「...」ﾋｮｲﾋｮｲ

エレン「？」

アニ(私の格闘術教えてあげようか？)ﾎﾞｿﾎﾞｿ

エレン(え？お前昔はいくら頼んでも...)ﾎﾞｿﾎﾞｿ

アニ(...理由が理由だったからね...でももういいよ...エレンだけにね)ﾎﾞｿﾎﾞｿ

エレン(本当か！？じゃあさっそく頼むよ)ﾎﾞｿﾎﾞｿ

アニ(...今から？...別にいいけど)

ジャン「...」

エレン「わりぃ！みんな！ちょっとアニと席外すわ！」

ベルトルト「」ｶﾞﾀｯ

ライナー「おう！」

ジャン「...」ﾆﾔｯ

アニ「...」ﾌﾟｲｯ

アルミン「消灯時間の前には帰ってきてね！」

エレン「おう！じゃあ行ってくる！」

ちょっと休憩！

舞ってくる

-庭-

アニ「...まず簡単なやつからだね...私を襲ってきてみな」

エレン「...わかった！いくぞ！」ｻﾞｯ

アニ「...ﾌﾝｯ」ｶﾞｼｯ

エレン「ﾓｶﾞｯ」

アニ「...ﾊｯ!」ｹﾞｼｯ

エレン「ｳｹﾞｯ!」ﾄﾞﾃｯ

アニ「っとまぁこんな感じ」

エレン「ｲﾃﾃｯ...これで簡単なのか？」

アニ「...かなりね」

エレン「...この練習お前相手に投げなきゃいけないのか？」

アニ「...当たり前でしょ」

エレン「...いやそれは...」

アニ「...」

アニ「...なに？どういう意味？」

エレン「いや...だからお前を...その...」

「じゃあ俺の出番だな」

エレンアニ「「！？」」

ジャン「幼馴染みだぞ？そんくらいわかるわ！」

ライナー「なんで俺も呼ばれたんだ？」

エレン「じゃあジャンが相手してくれるんだな？」

ジャン「...はぁ？」

エレン「え」

ライナー「おい！聞いてんのか？」

ジャン「こいつがな」ﾎﾟﾝｯ

ライナー「おい！人の話を...」

ライナー「え」

エレン「本当か！？ライナー！」

ライナー「へ？いや...あの」

エレン「嬉しいぜ！ありがとう！！」

ライナー「いや...だから...」

エレン「じゃあさっそくやろう！！」

ライナー「あぁ...はい」

アニ「...」

ジャン「そう拗ねるなよアニ」

アニ「別に...」ﾌﾟｲｯ

ジャン「...あいつがお前相手にやりたくないっていった理由わかるか？」

アニ「...わからない」

ジャン「...本当にお前らは...」ﾊｧ

-男子寮-

ライナー「ｲﾃﾃﾃ...手加減をしろよなぁ...」

エレン「手加減が苦手なんだよ...」

アルミン「まぁライナーなら大丈夫でしょ！」

ジャン「ちげぇねぇな！」

ライナー「なんだよそれ...」

ベルトルト(ライナー無理しなくていいんだよ？)ﾎﾞｿﾎﾞｿ

ライナー(はぁ？仲間が頼ってきてんだぞ？俺にできることはするまでだ)ﾎﾞｿﾎﾞｿ

ベルトルト(...)

-女子寮-

ミカサ「...」

アニ「...」

ミカサ「...アニ」

アニ「なに？」

ミカサ「あなたは...私に会ったことある？」

アニ「ないよ...」

ミカサ「...そう」

アニ「...あなたもエレンに会ったような気がするの？」

ミカサ「あなた『も』ってどういうこと？」

アニ「エレンもそんなこと言ってた...」

ミカサ「...」

アニ「不思議だね...」ｸｽｯ

ミカサ「...うん」ｸｽｯ

ミカサ「ただ...エレンを見ると心が暖かくなる...」

アニ「...」

ミカサ「なぜかはわからないけど...」

アニ「...そういうのはアルミンに聞いてみたら？」

ミカサ「なぜ？...」

アニ「...アルミンは頭良いから」

ミカサ「うん...わかったあした聞いてみる」

-翌日-

エレン「よっしゃ！今日は休日だぜ！！ジャン！」

ジャン「うるせぇんだよ！！オメェは朝からよ！！」

ライナー「お前の方がうるせーよ...」

アルミン「ふぁー」ｺﾞｼｺﾞｼ

エレン「ったく...アルミン！飯行こうぜ！」

アルミン「えっ...うん!行こう！」

ベルトルト「僕も行くきたい...」

エレン「おう！じゃあ一緒に行こうぜ！」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

-食堂-

エレン「ん？おーい！アニ！...ミカサもか！」

アニ「...おはよう」

ミカサ「おはようエレン...」

エレン「おう！(なんか懐かしい？)」

ミカサ「いきなりだけどアルミン相談がある」

アルミン「は、はい！」

エレン「？」

ベルトルト「...」ﾁﾗｯ

アニ「...？」

ミカサ「...私とエレンは一度も会ったことないのに知っているような気がする...」

ミカサ「それは...何故なのかと」

アルミン「...それは前世の記憶ってやつじゃないかな？」

ミカサ「前世の記憶？」

アルミン「簡単に言うとミカサとエレンの前世はとても親しい関係...つまり家族や幼馴染みとかね」

ミカサ「か、家族とは？」

エレン「夫婦って事だろ？」

アルミン「いや...別に決まったわけじゃあ...」

ミカサ「夫婦...」

アルミン「...」

エレン「まぁなんでもいいけどな！...それにしても長くて綺麗な黒髪だな！」ｻﾜｻﾜ

ミカサ「そ、そうだろうか...」ｱﾜﾜ

アニ「...」

ベルトルト「...(あのミカサがね...まぁ男に髪触られるなんて初めてだし...)」

エレン「な、なに慌ててんだ？あいつ」

アニ「...さぁあね」ﾌﾟｲｯ

エレン「お、おい！アニ！」

ベルトルト(それにしてもかわいいなぁ...)

ミカサ「」ｱﾜﾜ

アルミン「...」

エレン「...あっ！そうだアニ！」

アニ「...なに？」

エレン「休日だし一緒に買い物いこうぜ！」

アニ「いいけど...何買うの？」

エレン「それは...秘密だ！」

アニ「...わかった」

エレン「じゃあ外出届だしにいこう！」

アニ「...うん」ﾆｺｯ

ベルトルト「...」ﾎﾟｯ

アルミン「ﾌﾌﾌ...まるでカップルみたいだね！」

ミカサ「...」ｷｯ

アルミン「え」

ベルトルト「...」ﾑｯ

アルミン「えぇ...」

アルミン(僕変なこと言ったかな...？)

今日は寝る

いつもの様に頼むよ

エレン「よし！じゃあ俺は準備してくる！」

アニ「...うん」

エレン「終わったらまたここに集合な！！」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

アニ(...どんな服着ようかな...)

ｽﾀｽﾀｽﾀ

-男子寮-

エレン「うし！お金持った寝癖も直した服も大丈夫！！」

ジャン「？なにしてんだ？お前は」

エレン「アニと買い物行くんだ！」

ジャン「ほぉ...」

エレン「お前も行くか？」

ジャン「いやまだ眠むいから俺はいいや」

エレン「そっか！...じゃあ行ってくる！」

ジャン「おう！...お土産は食い物なー」

エレン「わかってるよ！！」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

-女子寮-

アニ(これがいいかな...)

アニ(でもこっちもいいかな...)ﾑｩ

アニ(...決めた！こっちにしよう！)ｶﾞｻｶﾞｻ

ﾁﾗｯ

アニ(...化粧道具買ってみたけどやり方がわからない...)

アニ(これは...どう使うんだ...)

クリスタ「あ、あのー...」

アニ「？」

クリスタ「...よかったら私が化粧しようか？」

アニ「...いいのかい？」

クリスタ「うん！」

アニ「じゃあお願いするよ...(私がやるより上手いだろうし...)」

-食堂-

エレン(おせぇ...)

ﾂﾝﾂﾝ

エレン「？」

アニ「お待たせ...」

エレン「ったくアニおs...」

アニ「？」

エレン「」ﾎﾟｶｰﾝ

アニ「なに？...そんなに似合わない？」

エレン「いや...むしろ真逆だ...なんかめちゃくちゃかわいいぞ...」

アニ「...」ﾏｯｶｯｶ

エレン「...あっ！そういえば外出届はもう二人分出してあるからな！」

アニ「ありがとう...」

エレン「じゃあ行こうぜ！アニ！」ﾆｺｯ

アニ「うん」ﾆｺｯ

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ベルトルト「...」ｼﾞｰ

ライナー「...ベルトルト！」

ベルトルト「な、なに！？」

ライナー「今度アニを誘ってみろよ...行けるかもしれないぞ？」

ベルトルト「そ、そうかな？」


ジャン「いや、無理だろ...」

アルミン「うん...」

ちょっとだけ更新

ｶﾞﾔｶﾞﾔ

エレン「人が多いなー」

アニ「そうだね...」

エレン「はぐれたらまずいよな...ほら」ｽｯ

アニ「！...うん」ｷﾞｭｯ

エレン「なんか懐かしいな！いつぶりだっけ？」

アニ「数年ぶりだね」

エレン「そんなにか！？」

アニ「うん」

エレン「それは...随分前だな...まぁ...とりあえずいきたい店があるから行こう！」

アニ「...うん！」ﾆｺｯ

ｽﾀｽﾀｽﾀ

エレン「ついた！」

アニ「ここは...？」

エレン「入ってみればわかるって！」

アニ「...うん」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

店主「いらっしゃいませー！」

アニ「...すごいとこ来たね...何でここなの？」

エレン「...俺アニの誕生日プレゼント買ってなかったろ？...たから好きなの選べよ！それがプレゼントだ！」

アニ「...忘れてるのかと思ってたよ」

エレン「一ヶ月も遅れてごめん...」

アニ「ううん...大丈夫！」

エレン「よかった...さぁ好きなの選べよ！」

アニ「うん！」

アニ「...」ｼﾞｰ

エレン「...」

アニ(これいいけど...た、高い...)ﾑｩ

エレン「...おっちゃん！これくれ！」

店主「あいよ！」

アニ「え？」

エレン「...お前は昔からほしいのが高いとそんな顔してたじゃねぇか！」

エレン「父さんや母さんに気を使ってたのはバレバレだったぞ？」

アニ「う、うそ...バレてたんだ...」

店主「あのーお客さん！これペアリングに出来ますよ？」

エレン「ペアリング？」

店主「えぇ！カップルに人気ですよ！」

エレン「いや...別n...」

アニ「...それでお願いします」

エレン「え」

アニ「私も払うから」

エレン「いやいいよ！俺が払う！」

アニ「...これは私も払いたいの」

エレン「いや、だってプレゼントだし...」

アニ「...それでも」

エレン「あぁ...わかったよ！(こうなると折れねぇからな...)」

店主「はい！どうぞ！」

エレン「どうも！...ほらアニ」

アニ「うん」ﾆｺｯ

店主「ありがとうございましたー！お幸せに！」

アニ(綺麗...)ｷﾗｷﾗ

エレン(喜んでくれたな...)

エレン「うし！...他に行きたいとこあるか？」

アニ「...雑貨屋よってもいいかい？」

エレン「かまわねぇよ！...じゃあ行こうぜ！」ｽｯ

アニ「うん」ｷﾞｭｯ

ｽﾀｽﾀｽﾀ

-雑貨屋-

アニ「...エレン」

エレン「どうした？」

アニ「どっちの髪留めが似合うかな？」

エレン「え...うーん...」

アニ「...」

エレン「こっちかなぁ」

アニ「わかった...こっちを買うよ」

エレン「お、お前のほしい方を買えよ！」

アニ「じゃあ私もこれほしい...だから買うよ」

エレン「...」

アニ(明日から着けてみよう...)

エレン「よし！時間も時間だし帰るか！！」

アニ「...うん」ｽｯ

エレン「人そんないねぇぞ？」

アニ「...」

エレン「...ほらよ」ｷﾞｭｯ

アニ「...」ﾆｺｯ

エレン「さぁ帰るぞ！」

アニ「...うん！」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

よし休憩

気体になるまで舞っていてくれ

よぉ...昨日ぶりだな...

-食堂-

ジャン「あいつらおせーな...」

アルミン「早くしないと罰則受けちゃうよ...」

ライナー「あいつの事だ...大丈夫だろ」

ミカサ「...」

ライナー(俺的には...こっちの方が...)ﾁﾗｯ

ベルトルト「」ｵﾛｵﾛ

ライナー(心配だ...)ﾊｧ

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ジャン「...お帰りのようだぜ」

ﾊﾞﾀﾝ

エレン「ギリギリセーフだ！」ﾊｧﾊｧ

アニ「そうだね」ふぅ

よぉ...昨日ぶりだな...

-食堂-

ジャン「あいつらおせーな...」

アルミン「早くしないと罰則受けちゃうよ...」

ライナー「あいつの事だ...大丈夫だろ」

ミカサ「...」

ライナー(俺的には...こっちの方が...)ﾁﾗｯ

ベルトルト「」ｵﾛｵﾛ

ライナー(心配だ...)ﾊｧ

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ジャン「...お帰りのようだぜ」

ﾊﾞﾀﾝ

エレン「ギリギリセーフだ！」ﾊｧﾊｧ

アニ「そうだね」ﾌｩｰ

昨日はまじですまない

ジャン「遅かったな...あ」

エレン「？」

アニ「？」

ｷﾞｭｯ

アルミン「あ」

ライナー「あ」

ベルトルト「」

ライナー「...お、おい！ベルトルト！」

エレン「？どうした？お前ら？」

ジャン「熱いねぇ...」ｹﾗｹﾗ

エレン「はぁ？」ｷｮﾄﾝ

アルミン「...そんな姿見せられたら...ねぇライナー？」

ライナー「まったくだ...羨ましい限りだ」

エレン「？なんだあいつら？」

ベルトルト「て、手を繋いでるからだよ...」ｼｭﾝ

エレン「！ち、違うぞ！これは... ！」

ジャン「はいはいわかったわかった...っで、お土産は？」

エレン「...しまった！！」

ジャン「『しまった！！』じゃねぇよ！！そのために寝ないで待ってたのによ！！」

エレン「す、すまねぇ！」

ジャン「...」

ライナー「まぁもう遅い早く飯くって寝よう。明日からはまた訓練だ」

エレン「あぁそうだな！」

ジャン「...」

エレン「...そんな拗ねんなよ！ジャン！」

ジャン「うるせぇ！!」

ライナー「だから...ジャン...」

アルミン「君の方がうるさいよ...」

ミカサ「...アニそれ綺麗」ｼﾞｰ

アニ「...エレンとペアリング買ったんだ」

ミカサ「！...そう」

アニ「うん」

ミカサ「私も...」ﾎﾞｿｯ

アニ「？何かいった？」

ミカサ「...何もいってない」

アニ「...そう」

じゃあ今日はここまで

明日の夜はドンッと進ませる

おやすみなさい

舞不足で元気ない

エレン(アニ今日も頼むぞ)ﾎﾞｿﾎﾞｿ

アニ(...今日は新しい技教えてあげる)ﾎﾞｿﾎﾞｿ

エレン(本当か！？)ﾎﾞｿﾎﾞｿ

アニ(うん)ﾎﾞｿﾎﾞｿ

ライナー(...)

アルミン(ライナー...)

アニ「じゃあ始めるけど...先にいっておくことがあるよ」

エレン「ん？なんだ？」

アニ「...あんたはただ黙々とやるんじゃなくて力の使い方を考えな」

エレン「力の...使い方？」

アニ「単純な腕力勝負なら...私はあんたにも勝てないんだ」

エレン「...」

アニ「なのにあんたらに負けた事がないのは...この技術があるからなんだ」

エレン「なるほど...」

アニ「...だからマスター出来ればミカサにも負けなくなるよ」

エレン「おう！頼むぜアニ！」

アニ「さぁ始めるよ！」

ライナー「...」

-翌日-

ミカサ「...」ﾌﾞﾝｯ

ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞ

ンャジ「...」

アルミン「ジャン！大丈夫？」

ンャジ「」

エレン「よし...」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

アニ「...」ﾁﾗｯ

エレン「ミカサ！俺とやろうぜ！」

ミカサ「えぇ...」

エレン「さぁ...来いよ！」

ミカサ「...」ｻﾞｯ

エレン(は、早い！...だけど...)ｶﾞｼｯ

ミカサ「！」

ｸﾞｲｯ

エレン「ﾌﾝｯ!(ここで蹴り！！)」ﾌﾞﾝｯ

ライナー(ま、まさかミカサが！？)

ベルトルト(本当に！？)

ｽｶｯ

エレン「え」

ミカサ「...」ﾌﾞﾝｯ

ﾊﾞﾀﾝｯ

エレン「まじかよ...」

ライナー(やっぱミカサつぇー...片腕捕まれてるのにバク宙かよ...)

ベルトルト(片手でエレンを投げ飛ばすのね...)

アニ「...」

ミカサ「エレン...今のは少し危なかった」

エレン「畜生...次は負けねぇぞ！ミカサ！」

ミカサ「望むところ...」ｸｽｯ

ライナー(あいつ...)

ベルトルト(笑った...？)

アニ「...」

-食堂-

アニ「...惜しかったね」

エレン「あぁ...すまねぇ」

アニ「？なにが？」

エレン「せっかく教えてもらったのに...情けねぇ...」

アニ「...気にするんじゃないよ。」

ジャン「ｲﾃﾃ」

アニ「あんたも大丈夫かい？」

ジャン「まじで記憶がねぇよ...」

アニ「...」

ベルトルト「...」ﾁﾗｯ

アニ「...ねぇ...あんた」

ベルトルト「ぼ、僕！？」

アニ「ベルトルト...だっけ？」

ベルトルト「う、うん」ｵﾛｵﾛ

アニ「よく私と目が合うけど...何か用？」

ベルトルト「え...(ど、どうしよう...えぇーと...)」


ベルトルト「あ、アニは所属はどこにする予定なの？」

アニ「私は...調査兵団だよ」

ベルトルト「そ、そうなんだ...」

アニ「あんたは？」

ベルトルト「ぼ、僕はライナーと同じ兵団に...」

アニ「...あなたに自分の意思はないの？」

ベルトルト「僕には自分の意思がないんだ...だからジャンやエレンが羨ましい...」

アニ「...」

ベルトルト「自分達の意見を言いあって喧嘩もしてる...でも...」ﾁﾗｯ


エレン「んだとぉ！！」ｷﾞｭｯ

ジャン「ｲﾃﾃ!!この野郎俺は怪我人だぞ！！」

エレン「知るか！！」ｷﾞｭｯ

ジャン「ｲﾃﾃ!!悪かった！！許してくれ！！」

エレン「わかればい...」

ｷﾞｭｯ

ジャン「おらぁぁ！！」

エレン「ｲﾃﾃ!!」


ベルトルト「すごい仲良いと見ててもわかる...」

アニ「それだけじゃなくてあいつらは...ちょっと特殊かもね...」

ベルトルト「え？」

アニ「エレンにジャンは強い...格闘術とかじゃなくて心...精神力がね...」

ベルトルト「心...」

アニ「...普通大きな流れに逆らうって...とても勇気がいることなのに...あの二人は平然とそれができる」

ベルトルト「...」

アニ「まぁあの二人は単に馬鹿なだけかな」ｸｽｯ

ベルトルト「それはあってるかもね」ﾊﾊﾊ

アニ「あんたは...あんたの思うようにした方がいいよ」

ベルトルト「うん...そうだね！」


ライナー(ベルトルト...)

ちょっと休憩

この先一気に飛ぶよー！！

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ 850
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

『主席ミカサ・アッカーマン』

ミカサ「...」

『二番アニ・レオンハート』

アニ「...」

『三番ライナー・ブラウン』

ライナー「...」

『四番ベルトルト・フーバー』

ベルトルト「...」

『五番エレン・イェーガー』

エレン「よし...」

『六番ジャン・キルシュタイン』

ジャン「くっそ...」

『七番マルコ・ボット』

マルコ「！」

『八番コニー・スプリンガー』

コニー「よっしゃ！」

『九番サシャ・ブラウス』

サシャ「...」ﾌﾝｽ

『十番クリスタ・レンズ』

クリスタ「う、うそ...」

-食堂-

ジャン「やっと終わったぜぇぇ！！」ﾌｰ

エレン「あぁ！そうだな！」

アニ「...お疲れ様」

モブ兵「おい！お前らはやっぱり憲兵団行くのか？」

エレン「え？行かねぇけど？」

モブ兵2「は？駐屯兵か？」

ジャン「はぁ？調査兵団に決まってんだろ！！」

ｼｰｰｰｰｰｰｰｰﾝ

モブ兵「...お前らは馬鹿か？調査兵なんて...死ににいくだけだぞ...」

モブ兵2「いっちゃ悪いが...巨人には勝てねぇよ...」

エレン「俺はそうは思わねぇ...」

ジャン「同感だ...」

エレン「お前らは戦術の発達を放棄してまで大人しく巨人の餌になりたいのか？...冗談だろ？」

エレン「俺...俺たちには夢がある...」

アニ「...」

エレン「巨人を駆逐してこの狭い壁内から外の世界へ行くんだ...」

エレン「そして...思う存分探検するんだ...」

ミカサ「...」

サシャ「...」

コニー「...」

ジャン「ﾌﾝｯ...」

アニ「...」ｸｽｯ

-翌日-

エレン「はぁ？調査兵団にする？...コニーお前は憲兵団にはいるって...」

トーマス「お前らの昨日の演説が効いたんだよ」

コニー「」ﾋﾞｸｯ

コニー「い、いや...俺はだな...」

トーマス「素直に認めなよ！」ﾊﾊﾊ

コニー「う、うるせぇ！」

トーマス「まぁそれにお前だけじゃないしな！」

エレン「？」

サシャ「あのぅ...お肉盗ってきました...」ﾀﾞﾗｰ

コニーエレントーマス「「！？」」

コニー「馬鹿って怖えぇ...」

ミーナ「土地が減ってからお肉はすごく貴重なんだよ？大変なことに...」

サシャ「...大丈夫ですよ」

コニー「はぁ？」

サシャ「土地を奪還すれば...牛も羊も増えますからね！」ｶﾞｻｺﾞｿ

エレン「え？」

トーマス「ウォール・マリアを奪還する前祝いだな！」

エレン「...」

サムエル「...俺もその肉食う！！」

ミーナ「わ、私も！」

サムエル「ほら！エレン！作業に戻るぞ！」

エレン(あれから五年...人類は尊厳を取り戻しつつある...)

ﾋﾞｭｩｩｩﾝ

エレン(人類の反撃は...これからだ！！)

ﾋﾟｼｬｧｧｧｧｧﾝ

超大型巨人「...」

ﾌﾞｫｫｫｫﾝ

エレン「っく...みんな！無事か！？」

コニー「おう！」

トーマス「...」ｺｸｯ

ミーナ「うん！」

サムエル「」

ﾋｭｰﾝ

エレン「お、おい！サムエル！」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ｽﾞﾄﾞｯ

サシャ「サムエル！動いちゃダメですよ！！」

エレン「危ねぇ...」

ﾄﾞｺﾞｫｫｫｫｫﾝ

コニー「や、やっぱり人類は...」

エレン「サシャ！サムエルは任せた！」

サシャ「はい！」

エレン「固定砲台整備四班！！戦闘準備！！...目標目の前！！超大型巨人！！」

ﾊﾞｼｭｯ

ｷﾞｭｨｨｨｨﾝ

エレン「よぉ...五年ぶりだなだな...」

超大型巨人「...」

超大型巨人「...」ｸﾞﾜﾝ

エレン「！」

ｷﾞｭｨｨｨｨﾝ

ｽﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ

エレン「砲台を...狙いやがった...！だが...」

エレン「俺を...舐めるな！！」

ｷﾞｭｨｨｨｨﾝ

超大型巨人「...」ﾌﾞｼｭｰ

エレン「熱っ！！...」

超大型巨人「...」

エレン「うぉぉぉおおお！！」ﾌﾞﾝｯ

ｽｶｯ

エレン「まただ...また消えた..」

ｷﾞｭｨｨｨｨﾝ

ｽﾀｯ

エレン「どーなってんだ...」

ｷﾞｭｨｨｨｨﾝ

上官「おい！新兵！ただちに持ち場に就け！！」

エレン「ﾊｯ!」

エレン(五年と同じ...くっそ...)

ミカサ「エレン...気をつけて」

エレン「？あぁお前もな！ミカサ！」

ミカサ「うん...行ってくる...」

エレン「おう！」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

アニ「こんなとこで死ぬんじゃないよ...」

エレン「死ぬわけねぇだろ！」

アニ「ｸｽｯ...じゃ、また後で」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ジャン「おいこら！エレン！」

エレン「なんだ？馬面！」

ジャン「テメェには負けねぇぞ！...って誰が馬面だ！！」

エレン「お前だよ！」ﾊﾊﾊ

ジャン「お前は...悪人面だろ...」

エレン「うるせぇよ！...死ぬなよ...ジャン...」ｻｯ

ジャン「死ぬかよ...バカ野郎...」ｻｯ

ﾊﾟﾁﾝｯ

ｽﾀｽﾀｽﾀ

今日は寝るよ！

舞がたりなくてやばい...

気体してるんだが...

Happyだね！

もうすぐ終わりってなると寂しいな

エレン「行くぞ！！」

34班「「「おおぉぉぉ！！」」」

ﾊﾞｼｭｯ

ｷﾞｭｨｨｨｨﾝ

ミーナ「うそ...巨人がもうあんなに...」

トーマス「まだ殆ど時間がたってないのに...前衛部隊が総崩れだ！」

ﾋｭｰﾝ

エレン「！奇行種だ！！みんな避けろ！！」

ﾄﾞｫｫﾝ

エレン「ｯｸ...」ﾁﾗｯ

トーマス「ｸｯ...クソ！！」

エレン「トーマス！！」

トーマス「え、エレン...！」

巨人「」ｺﾞｸﾝ

エレン「！！っの！！待ちやがれぇぇぇ！！」

ﾊﾞｼｭｯ

ｷﾞｭｨｨｨｨﾝ

アルミン「ダメだ！エレン！単騎行動は！！」

ミーナ「！！エレン！下にも一体！！」

エレン「なっ！！」

ﾊﾞｸﾞｯ

ﾄﾞﾝｯ ﾄﾞｺﾞｫｫｫｫ

エレン「...」

アルミン「そ、そんな...」ｶﾞｸｯ

モブ兵「おい！来るぞ！！」

巨人「」

ﾄﾞｼﾝ

モブ兵「かかれぇ！！！」

ﾊﾞｼｭｯ

ｷﾞｭｨｨｨｨﾝ

34班「「「うおぉぉぉ！！」」」

エレン(左足に感覚がない...)

エレン(頭が...意識が...)

「うわぁぁぁぁ！！」

エレン(！！...動け！助けねぇと！！)ｸﾞｸﾞｯ

「いやぁぁぁぁぁ！！」

エレン(くっそ！！う...動けぇぇぇ！)ｸﾞｸﾞｯ

アルミン「僕は...なんで仲間が喰われるのを見てるだけなんだ...」

巨人「」

ｽﾞｼｰﾝ

ﾋｮｲ

アルミン「え...」

ﾎﾟｲｯ

ﾊﾟｸｯ

アルミン「う、うわぁぁぁぁぁ！！」

ｽﾞﾙｽﾞﾙ

エレン(アルミン！！)ｸﾞｸﾞｯ

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

アルミン『僕が立体起動の装備をチェックしてあげようか？』

アルミン『ﾊﾊﾊ...二人とも仲良いね！』

アルミン『えっとエレンここの問題はね...』

アルミン『僕もエレンと外の世界みたいんだ！』

アルミン『僕は...調査兵団になる！』


アルミン『僕は...エレンやジャン見たいになりたいんだ！』
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

エレン「うおぉぉぉぉぉ！！」ﾀﾞｯ

エレン「アルミィィィン！！」ｷﾞｭｯ

アルミン「え、エレン！」

エレン「うぉぉぉおおお！！」

ｸﾞｲｯ

アルミン「ｯ！...エレン！」

エレン「大丈夫か？アルミン？」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

アルミン「うん！..エレン早く！」

エレン「あぁ...でも踏ん張りが効かねぇ...」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

エレン「ｸｿｯ...俺はここまでなのか...?」ｸﾞｯ

ｶﾞｼｯ

「全く傷つくよ...あんたはそんなことで諦めちまう男だったのかい？」

エレン「！？」ﾁﾗｯ

エレン「アニ！？」

アニ「まったく...」ｸﾞｸﾞｸﾞ

エレン「やめろ！アニ！お前も一緒に...！！

アニ「もう大切な人を失いたくない！」

エレン「...アニ...」

アルミン「アニ！！手を...」ｻｯ

アニ「ｸｯ...」ｻｯ

ﾊﾞｸﾞｯ

ｺﾞｯｸﾝ

アルミン「！！ぁ...ああぁぁぁぁ！！」

ﾊﾞｼｭｯ

ｷﾞｭｨｨｨｨﾝ

ジャン「さすがに...ガスが残り少なくなった...っておい！アルミン！」

アルミン(！！...僕のせいでエレン
...ジャンに合わせる顔なんかない...！！)

ジャン「おいって！アルミン！あの悪人面はどこ行きやがった！！」

アルミン「ｯ！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ジャン「！」

アルミン「僕達34班...」

「トーマス・ワグナー 」

「ナック・ティアス」

「ミリウス・ゼルムスキー」

「ミーナ・カロライナ」

「エレン・イェーガー」

アルミン「以上五名は自分の指名を全うし...壮絶な戦死を遂げましまた...」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ライナー「！」

ベルトルト「！」

ミカサ「...」

アルミン「ごめんジャン...アニまでも...僕の身代わりに...」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ジャン「...」

アルミン「僕は...なにも...」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ジャン「アルミン...落ち着け...」

アルミン「うぅぅ...」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ミカサ「ジャン」

ジャン「...なんだ？」

ミカサ「本部に群がる...巨人を排除すればガスが補充できてみんな、壁を登れる...」

ミカサ「違わない？」

ジャン「あぁ...こいつらをどうやって...」

ｽｯ

ミカサ「私は...強い...すごく強い！」

ミカサ「...ので私は...あそこの巨人共を蹴散らせることができる...例えば一人でも...」

ミカサ「あなた達は...臆病で腰抜けだ...とても残念だ」

ミカサ「ここで...指をくわえたりしてればいい...くわえて見てろ」

ジャン(ﾌｯ...残念なのはお前の言語力だ...)

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ジャン(...エレン...見とけよ！)

ジャン「おい！！俺達は仲間に一人で戦わせろと学んだか！？...お前ら！！本当に腰抜けになっちまうぞ！！」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

サシャ「や、やーい！腰抜けー弱虫ーア、アホー」

コニー「はやくいくぞ！バカ！」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

モブ兵「あいつら...畜生...やってやるよ...！！」

「「「うおおおおぉぉぉ！！」」」

ちょっと休憩！

携帯を休めるね！

ベルトルト(僕は...)

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

アニ『よく目が合うけどなんか用？』

アニ『...自分の意思をもちなよ？』

アニ『あんたの身長ちょっと私にわけてくれないかい？』ｸｽｯ

アニ『ベルトルト...あんたも死ぬんじゃないよ...』

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

ベルトルト(僕は...僕は！！)

ベルトルト「ライナーすまないが...僕は行くよ！！」

ライナー「あぁ！仲間を見捨てるなんて出来ない！」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

-エレン&アニ-

ﾎﾞﾁｬﾝ

エレン「な、なんだ...これは...」

アニ「巨人の胃の中だね」

エレン「...アニ...腕が...」

アニ「...片腕無くても...私は巨人を殺せる」

エレン「...」

アニ「エレンと一緒に戦って外の世界にいくからね...」

エレン「...俺だって片足ぐらいじゃ戦えるぜ！」

アニ「...」

エレン「...俺にも『今自分がやるべき事』が分かるぜ」

アニ「ジャンの言葉まんまだね...」ｸｽｯ

エレン「まぁな...」

アニ「私にもわかるよ...」

エレン「あぁ...まずはこの汚ねぇとこから這い出て...」

アニ「そして外にいる巨人を...全部...」

ｴﾚﾝｱﾆ「「ぶっ殺す！！！」」

ｶｯ

-ミカサ側-

ジャン(とんでもねぇ速さだ...！！)

アルミン(違う！あれはどうみても...ガスの使いすぎだ！)

ミカサ「...」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

エレン「おはよう！ミカサ！」

エレン「綺麗な黒髪だな！」ｻﾜｻﾜ

エレン「？顔赤いけど熱あるのか？」

エレン「いつか絶対勝ってやる！」

エレン「また...負けた...」

エレン「よっしゃぁぁぁ！ミカサから一本とったぞ！！」

エレン「...死ぬなよ...ミカサ...」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

ミカサ「...」

ﾌﾟｼｭｰ

ミカサ「！！」ﾄﾞｻｯ

ミカサ(私らしくもない...動揺してる...私が？)

ミカサ(私は戦士...感情は殺さなくてはならない...)

巨人「」ﾄﾞｼｰﾝ

ミカサ(なのに...なぜ...)ﾂｰ

ミカサ「涙が...」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ミカサ「エレン...」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

巨人「」ﾄﾞｼｰﾝ

エレン巨人「」ﾀﾞﾝｯ

巨人「」ﾄﾞｺﾞｫｫｫｫ

ミカサ「え...」

エレン巨人「ｳｶﾞｧｧｧｧｧ！！」

ミカサ「これは...！！」

アルミン「ミカサ！！」ｻｯ

ｷﾞｭｨｨｨｨﾝ

ミカサ「！アルミン」ｻｯ

ｽﾄﾝ

アルミン「よかった...無事で...」

ミカサ「うん...ありがとう...それよりあの巨人は...」

アルミン「あぁ...向こうにも女型の巨人が巨人と戦ってる...」

ミカサ(なぜ...私たち以外に...)

アルミン「とりあえずこの奇行種達を利用して本部に入ろう！」

ミカサ「...わかった！」

アルミン「じゃあ、行くよ！」

-ジャン側-

ジャン「オラァ！！」

ﾊﾞﾘｨﾝ

ライナー「ﾌﾝｯ」

ベルトルト「ｸｯ」

ﾊﾞﾘｨﾝ

ジャン(助かった...でも俺のせいで何人...)

マルコ「ありがとう！ジャン！君のおかげで今僕は生きてる...」

モブ「あぁ！ありがとう！」

ジャン「あぁ...」

ｺﾞｫｫｫｫｫ

ライナー「！！...伏せろ！！」

ﾊﾞｺｫｫｫ

ジャン「なっ...人が集まりすぎたか...！！」

巨人「」

ジャン「くっそ...どうすれば...」

ﾋﾞｭｭﾝ

巨人「」ﾒｷｯ

ﾊﾞｺｯ

女型の巨人「あああぁぁぁぁ！！」

ジャン「巨人が蹴り！？...しかも今の蹴りって...」

ﾊﾞﾘｨﾝ

アルミン「よし！間に合った！」

ジャン「アルミン！...ミカサ！」

ミカサ「...」

夏バテだから寝る！

それにしても11巻面白かったわ

>>1です

ただいま！


アルミン「みんな！！あの奇行種の他にもう一体同じように巨人を殺す奴ががいるんだ！」

ジャン「どーなってやがんだ...」

ライナー「...兎に角ガスを補給しよう！もうないからな！」

ベルトルト「うん...そうだね」

アルミン「さぁ...取りに行こう！」

ジャン(さっかの巨人の蹴りって...まさか...そんな訳ねぇよな？)

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

ジャン「よし！みんな！ガス補充できたか？」

アルミン「うん！」

ミカサ「...えぇ」

ベルトルト「うん！」

ライナー「大丈夫だ！」

コニー「バッチリだぜ！」

サシャ「大丈夫です！」

ジャン「じゃあいくぞ！」

ﾊﾞｼｭ

ｷﾞｭｨｨｨｨﾝ

ライナー「！！...おい！待て！」

ジャン「あぁ！？なんだよ！」

ベルトルト「あれを...」

ミカサ「...」

巨人エレン「ｳｶﾞｧｧｧｧｧ」

巨人「」ﾊﾞｸﾊﾞｸ

巨人アニ「ｱｱｧｧｧｧ」

ﾍﾞｷｯ ﾎﾞｺｫｫｫ

巨人「」

巨人エレン「...」ｻｯ

巨人アニ「...」ｻｯ

アルミン「あの２体の巨人...背中を合わせて戦ってる...」

コニー「助け合ってるみたいだな！」

ジャン(まるでガキの頃のアニとエレンじねぇか...)

サシャ「でも傷は復活してませんね...」

ライナー「残り４体だ...いけるか？」

巨人エレン「ｶﾞｱｧｧｧｧｧ!!」

ﾊﾞｷｯ

巨人「」ｼｭｰ

巨人アニ「ｳｶﾞｧｧｧｧｧ!!」

ﾊﾞｺｯ

巨人「」ｼｭｰ


サシャ「あの二体もう立ってるのもやっとですよ...」

ライナー「あぁ...まずいな...」

ベルトルト「助けに...いくかい？」

巨人エレン「...」

ばき

あれミスって送ってた

巨人エレン「...」

ﾊﾞｷｯ

巨人「」ｼｭｰ

巨人アニ「...」

ﾍﾞｷｯ

巨人「」ｼｭｰ

巨人ｴﾚﾝｱﾆ「「ｶﾞｱｧｧｧｧｧ!!」」

ﾊﾞｯﾀﾝ

ジャン「おい...何を助けるって...？」

ｼｭｰ

エレン「...」

アニ「...」

ジャン「！！」ﾀﾞｯ

ﾊﾞｼｭ

ｷﾞｭｨｨｨｨﾝ

ｽﾀｯ

ジャン「...」ﾋﾟﾀｯ

エレン「...」ﾄﾞｸﾝﾄﾞｸﾝ

ジャン「...心配かけさせんじゃねぇよ...バカ二人...」

ｸﾞｲｯ

ﾊﾞｼｭ

ｷﾞｭｨｨｨｨﾝ

アルミン「え、エレン...アニ...！！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ライナー「どうなってやがる...」

コニー「やっぱ死んでなかったか！！この二人は！」

サシャ「よかったです！」ｸﾞｽｯ

ベルトルト(アニ...よかった...)

ミカサ「...」ｳﾙｯ

ライナー「！ミカサ...お前...」

ミカサ「...」ﾌﾟｲｯ

「そこまでだ！！貴様ら！！」

ｼﾞｬﾝﾐｶｻﾗｲﾅｰﾍﾞﾙｺﾆｻｼｬ「「「！！」」」

小鹿「エレン・イェーガー及びアニ・レオンハートからすぐに離れろ！！」

ジャン「...は？」

小鹿「他の者もこの事を他言するな！！」

ジャン「...おいオメェら！早く壁を登れ！」

ライナー「だが、お前が...」

ジャン「俺はの事はいい！」

コニー「わかった！...無茶するなよ！」

ﾊﾟｼｭ

ｷﾞｭｨｨｨｨﾝ

小鹿「...そこの二人を連れて壁を登れ！」

モブ兵「ﾊｯ!」

ｸﾞｲｯ

ｶﾞｼｯ

ジャン「おい！俺が運ぶ！...離せよ」ｷﾞﾛｯ

モブ兵「！！」ﾋﾞｸｯ

小鹿「いいだろう...早くしろ！」

エレン「...」

アニ「...」

ジャン(早く起きろよな...)

エレン(もっとだ...もっと...)

エレン「コロシテヤル...」

ジャン「おい！エレン！」

エレン「え...」ﾁﾗｯ

エレン「なんだ...これは...」

アニ「大丈夫かい？」

エレン「アニ！大丈夫か？」

アニ「私はね...それよりこの状況は好ましくないよ...」

小鹿「イェーガー訓練兵及びレオンハート訓練兵！！」

小鹿「貴様らは...巨人か！！人間か！！どっちだ！！」

エレン「え...何を言ってるんだ？」

アニ「...」

ジャン「オメェら二人は巨人になって巨人をぶっ殺してたんだよ...」

エレン「...じゃああれは夢じゃなかったのか？」

アニ「みたいだよ...」

小鹿「早く答えろ！！」

エレン「に、人間です！！」

まぁ一旦区切るって感じかな

小鹿「シラを切る気か化け物め！！...大勢のものが巨人の体内から出てくるのを見たんだぞ！！」

モブ兵「今なら簡単に殺せます！！奴が人に化けているうちにバラしましょう！」

エレン「ど、どうすれば...」

アニ「...」

ジャン「ﾁｯ!...」

小鹿「もう一度問う！！貴様の正体は何だ！？」

エレン「じ、自分は...人間です...」

小鹿「悪く思うな...誰も自分が悪魔じゃないと証明できないのだから...」ｽｯ

ﾁｬﾘﾝ

エレン「！！」

グリシャ『エレン..この鍵を...ずっと肌身離さず持っているんだ...』

グリシャ『そして...この鍵を見るたび思い出せ！！』

グリシャ『お前達は地下室に行かなくてはならないことを！』

グリシャ『ジャンや...みんなを、救いたいならお前達はこの力を...』

グリシャ『支配しなければならない！！』

エレン「アニ！お前は左だ！」ｶﾞﾌﾞｯ

アニ「わかってる！」ｶﾞﾌﾞｯ

ﾄﾞｵｫｫｫｫｫﾝ

小鹿「...」

リコ「...」

ｺﾞｫｫｫｫｫｫｫ

モブ兵「う...うわぁぁぁぁぁぁ！！」

小鹿「！！」

巨人エレン「...」

巨人アニ「...」

ジャン「おい！早く出てこいよ！！」

エレン「...ｸﾞｯ」

アニ「ﾌﾝｯ...」

ジャン「よし...これからどうするんだ？」

エレン「...考えは二つある。俺ら三人で壁を越えて俺の家の地下室にいく」

ジャン「は？なんでお前の家なんだよ」

エレン「思い出したんだ...父さんがいってた言葉を...地下室に巨人の秘密があるって...」

ジャン「なるほどな...っでもうひとつは？」

エレン「ジャンがもしここで駐屯兵団を説得できたら...みんなでそれに従う」

ジャン「...は？俺が？」

エレン「お前は昔から『今なにをするべきか』を正しく導きだしたろ...」

アニ「...そうだね。さぁジャンどうするの？」

ジャン「ﾁｯ!...あぁ！わかったよ！！...だけど保証はねぇからな！」

エレン「おう！」

ジャン「じゃあ...行ってみようか！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

小鹿「！！」

ジャン(なんとかするしかねぇよな...)

小鹿「もし奴が巨人ではないと言うなら証拠をだせ！！」

ジャン「証拠は必要ありません！！」

小鹿「な...」

ジャン「みんなも見たはずだ！...周囲の巨人があの野郎に向かってく姿を！！」

モブ兵達「！！」

ジャン「つまり巨人共は我々人類と同じく補色対象として認識していた！！」

小鹿「！！」

モブ兵「た、確かに...ヤツら味方かも...」

小鹿「...迎撃体制をとれ！！ヤツらに惑わされるな！！」

ジャン「...は？」

小鹿「...もうヤツらの好きにさせてはならん！！」

ジャン(ふざけんな！！考えることを放棄してやがる！)ﾁﾗｯ

エレン「...」ｺｸｯ

アニ「...」ｺｸｯ

ジャン「...」ﾄﾞﾝｯ

小鹿「！」

ジャン「彼の持つ『巨人の力』と残存する兵力が組み合わされれば！！」

ジャン「この街の奪還も不可能ではない！！」

ジャン「彼の戦術価値を説きます！！」

小鹿「...」ｽｯ

ジャン「！！...でっけー図体して...小鹿みたいに震えてんじゃねぇぇぇぇ！！」

ｶﾞｼｯ

小鹿「！」ﾁﾗｯ

ピクシス「相変わらず図体のわりには小鹿みたいに繊細な男だ...彼の言う通りじゃ...」

ピクシス「今ついたとこだが...状況は伝わっている。お前は増援の指揮につけ」

小鹿「...ﾊｯ」

ﾋｭｩｩｩｩ

ピクシス「ところでお主はあのとき『巨人の力』でこの街を奪還できるといったのぉ...」

ジャン「は、はい！」

ピクシス「具体的には考えたおるのか？」

ジャン「あのとき俺が思い付いたのは...巨人になったエレンがあの大岩を扉まで運ぶことです」

ジャン「そしてアニと兵士は...そのエレンに群がってくる敵を排除する」

ジャン「っと言うのを考えていました...」

ｽｯ

ジャン「？」

ピクシス「エレン訓練兵よ...穴を塞ぐことはできるのか？」

エレン「...はい。塞いでみます！何があっても...」

アニ「...」

ピクシス「よう言ったの！主は男じゃ！！」

ピクシス「参謀を呼ぼう！！...作戦を立てようぞ！！」

よし今日は寝る！！

舞っていてくれ

一ヶ月休みなしの夜勤は辛いな...

ﾀﾀﾀ

イアン「俺はイアンだ。この隊の隊長だ。」

エレン「はい！」

イアン「お前の事は最優先で守る。」

エレン「はい！」

ピクシス『人類の勝利は...この少年にかかっている！』

エレン(...あんなこと言われたらやるしかねぇよな！)

ジャン「...任せたからな！エレン！」

アニ「...いざって時は私も巨人化するよ」

エレン「あぁ！頼む！」

イアン「よし！ここが最短ルートだ！...行くぞ！！」ﾀﾝｯ

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

エレン「ﾌﾝｯ!」ﾀﾝｯ

アニ「...」ﾀﾝｯ

ジャン「行くか！！」ﾀﾝｯ

ｷﾞｭｨｨｨｨﾝ

エレン(...でけぇ岩だな...)ﾁﾗｯ

ジャン「...」ｸﾞｯ

アニ「...」ｺｸｯ

エレン(...でもやるしかねぇよな！！)

ｶﾞﾌﾞｯ

巨人エレン「ガアァァァ！！」

ジャン「よし！やるぞ！エレン！」

巨人エレン「...」ﾁﾗｯ

ジャン「？どうした？」

巨人エレン「...」ﾌﾞﾝｯ

ジャン「！」

アニ「！！」

ﾄﾞｺｫｫｫ

ジャン「な、何しやがる！エレン！」ｻﾞｯ

アニ「...自我がない？」ｻﾞｯ

ジャン「ま、まじかよ！」

巨人エレン「ウガァァァァ！！」ﾌﾞﾝｯ

ジャン「ﾁｯ...どーすんだ！」ｻﾞｯ

アニ「私が動きを止める！」ｶﾞﾌﾞｯ

ジャン「...あぁ！頼むぜ！」

巨人アニ「...」

巨人エレン「ガアァァァ！！」ﾌﾞﾝｯ

巨人アニ「...」ﾌﾞｳｫﾝ

ﾊﾞｷｬｯ

巨人エレン「」

ｼｭｰ

アニ「ｸｯ...」ﾌﾗﾌﾗ

ジャン「おい！大丈夫か？」

アニ「あぁ...なんとかね」

ジャン「顔色も悪いし...体に影 響もあるみたいだ...」

アニ「みたいだね...」

ジャン「...俺がエレンの所に行く！ゆっくり休んでろ」

アニ「うん...ありがとう」

ジャン「じゃあ...行ってくる！」

ﾊﾟｼｭ

ｷﾞｭｨｨｨｨﾝ

リコ「撤退をしよう！」

イアン「...エレンを置いて行くわけには行かない」

リコ「...さっきのを見なかったのか？」

アニ「...」ｶﾁｬｯ

イアン「まて...アニ...落ち着け」

だめだ眠い！

寝てくれてもいい

さぁ気合いいれよう！

アニ「...」ﾌﾗｯ

イアン「アニ無理をするな...」

アニ「...」

イアン「リコ班！後方の12m級をやれ！...ミタビ班と俺の班で前の２体をやるぞ！」

リコ「何だって！？」

ミタビ「正気か！？イアン！！」

イアン「指揮権を託されたのは俺だ！...黙って従え！」

リコ「ｸｯ...」

イアン「...エレンを無防備なまま置いてはいけない！」

アニ「！」

イアン「作戦変更だ...エレンを回収するまで彼を守るんだ」

イアン「彼は人類にとって貴重な可能性だからな...」

リコ「この出来損ないの人間兵器に...こんだけで数百人は死んだだろうね...」

リコ「こいつを回収してまた同じことするっての？」

イアン「あぁ...何人死のうと何度だってな！」

ミタビ「...」

リコ「イアン！正気なの！？」

イアン「では！どうやって！！人類は巨人に勝つんだ！？」

リコ「...！」

イアン「なぁ！！リコ教えてくれ！巨人の圧倒的力に打ち勝つにはどうすればいいのか！」

リコ「そんなの...私が知ってるわけない...」

イアン「あぁ...誰もそんな方法はわからないんだ...だから俺たちが今やるべきことをやるんだ！」

リコ「了解...作戦に従おう」

ﾀﾀﾀ

ミタビ「立ち話が過ぎたなイアン...行くぞ！俺たちは前方の二体だ」

イアン「あぁ！」

アニ「ありがとうございます...イアン班長」

イアン「礼には及ばん...お前は当初の作戦通りでいい自由に動け！」

アニ「はい！」

イアン「恋人を守るためだしな... 」

アニ「か...家族です...」

イアン「...ﾊﾊﾊ」ﾆｺｯ

ﾀﾀﾀ

アニ「...」ﾁﾗｯ

巨人エレン「...」ｼｭｰ

アニ(傷が回復していない...でも今はジャンに任せよう)

アニ(ジャンならきっまエレンを正気に戻せる...)

○アニ(ジャンならきっとエレンを正気に戻せる)

×アニ(ジャンならきっまエレンを正気に戻せる)

エレン(あれ？俺は今...なにしてんだ？...座ってるのか？)

エレン(わからねぇ...何も見えねぇ...)

ﾊﾟﾁｯ

エレン(ん？...なんだ...ウチか...)ﾈﾑ

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

ジャン「おい！馬鹿野郎！！聞こえてんのかよ！！」

エレン(なんだよ...まったく...)

ジャン「お母さんの仇を取るんじゃねぇのかよ！！」

エレン(何いってんだよ...母さんならここにいるぞ)

ジャン「しっかりしろよ！！...お前はまたアニを一人にするのか？...」

エレン(？...アニだってここ...あれ？)

ジャン「ずっと側にいてやるんじゃねぇのかよ！」

エレン(黒髪...あの顔は...ミカサ！？)

ジャン「なんで...お前は外の世界に行こうとしたんだ？」

エレン(外の世界...)

ジャン「なぁ...何でだ？」

エレン(それは...俺がこの世に生まれたからだ！！！)

ﾄﾞｫｫｫｫﾝ

くっそ睡魔に勝てねぇ...

ごめんな！また舞たせち舞うな！

遅れたね！再開するよ！


ジャン「...心配させやがって！」

巨人エレン(助かったぞ...ジャン)

ｷﾞｭｨｨｨｨﾝ

アニ「ジャン！エレンは？」

ジャン「もうエレンは大丈夫だ！」

アニ「よかった...」

ジャン「おい！エレン！やることはわかってんな！？」

巨人エレン(あぁ分かってるよ！)

ｸﾞｲｯ

ジャン「俺らはエレンの側にいるぞ！...回りは先輩方に任せる！」

アニ「わかった！」

ジャン「あと...もしもの時の...の話だが...」

アニ「...私も巨人になるよ」

ジャン「あぁ...すまねぇな」

巨人エレン(体が...グチャグチャになりそうだ...)

ﾄﾞｼﾝ ﾄﾞｼﾝ

イアン「よしっ！！みんな！自分の命に変えても...エレン達を守れ！！」

「「「「おおおぉぉぉぉ！！」」」」

ジャン「それにしても...」

ｷﾞｭｨｨｨｨﾝ

巨人「」ｻﾞｸｯ

アニ「あぁ...そうだね...」

ｷﾞｭｨｨｨｨﾝ

巨人「」ｻﾞｸｯ

ジャン「急にエレンに向かって集まって来やがるな...」

アニ「...」

ジャン「ｯﾁ...３体来やがった！！」

アニ「ここは私が行く...」

ジャン「あぁ...人数が減ったせいで巨人１体に数人しかいない...だから時間がかかっちまうだ...」

アニ「いくよ！」ｶﾞﾌﾞｯ

ジャン「あぁ！！」

ﾄﾞｫｫｫｫｫﾝ

巨人アニ「アァァァァァ！！」

ジャン「頼んだぞ！アニ！」

巨人エレン(アニ...)

巨人「」ﾄﾞｼﾝ ﾄﾞｼﾝ

ジャン「エレン！アニが引き付けてくれてるうちにいくぞ！！」

巨人エレン(わかっ...てる！！)

ﾄﾞｼﾝ ﾄﾞｼﾝ

ジャン「おい...まじかよ...」

巨人「ｱｰ」ﾄﾞｼﾝ

ジャン「巨人が４体...」

巨人エレン(逃げろ...ジャン！)

ジャン「...やるしかねぇよ！」

ﾊﾞｼｭ

ｷﾞｭｨｨｨｨﾝ

巨人エレン(やめろ！！ジャン！)

ジャン「オラァァァ！！」ｻﾞｸｯ

巨人「」ﾊﾞﾀﾝ

巨人「ｱｰ」

ｷﾞｭｨｨｨｨﾝ

ジャン「ｸｯ...あと３体！！」

ｻﾞｸｯ ｻﾞｸｯ ｻﾞｸｯ

ジャン「！？」

巨人「」ｼｭｰ

巨人「」ﾊﾞﾀﾝ

巨人「」ﾊﾞﾀﾝ

？？「最高のタイミングだったろ！」

？？「ギリギリだったね...」

？？「ギリギリ間に合った...っと言うべき」

ジャン「...お前ら！」

ライナー「確かにギリギリだったな...」

ベルトルト「うん(あれ？僕は... )」

ミカサ「...」

ジャン「助かったぜ！3人とも！」

ライナー「あっちも終わったみたいだぜ？」

巨人アニ「...」

巨人「」ｼｭｰ

ジャン「いくら疲れてても...巨人３体ならあいつなら大丈夫だよ！」

巨人アニ「！！」ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ

眠すぎる！今日は寝る！

ただいまぁ！

あげてくよ！

ライナー「なんだ？」

ベルトルト「まさかアニも理性を...！？」

ミカサ「...」

ジャン「...」ﾁﾗｯ

奇行種「...」ﾀﾞﾝｯ

ジャン「奇行種だ！！エレンに向かって来てる！！」

ライナー「だが、アニだって両腕再生されてないぞ！！」

ベルトルト「疲労のせいだ！まずいよ！」

ミカサ「...」

巨人アニ「アアァァァァァ！」ﾀﾞﾝｯ

ジャン

奇行種「」

ｸﾞﾁｬｯ

巨人アニ「...」

ジャン「飛び膝蹴り...かよ...」

ライナー「さすがだな...」

ベルトルト「怖いくらいだね」

ミカサ「強い...」

巨人エレン(俺も負けてらんねーな！アニ！)ﾄﾞｼﾝ

ジャン「よっし！！やれ！！！エレン！！！」

巨人エレン「ガァァァァァ！！」

ﾄﾞｯｺﾞｫｫｫｫ

巨人エレン(終わったんだな...)ｼｭｰ

巨人アニ(何とかもってくれた...)
ｼｭｰ

ジャン「おい！エレン！！大丈夫か！？」ｸﾞｲｯ

エレン「あぁ...」

ミカサ「アニ体調はどう？」ｸﾞｲｯ

アニ「良くは...ないね...」ｸﾞｯﾀﾘ

ベルトルト「...」

ライナー「まぁ無事だったなら良かった...こっちも来てるけどな...」

巨人「アー」ﾄﾞｼﾝ

ライナー「２体だ...やるぞ！ベルトルト！」

ベルトルト「あぁ！」

ｻﾞｸｯ ｷﾞｭﾙ ｻﾞｸｯ

巨人「」ｼｭｰ

ﾗｲﾅｰﾍﾞﾙﾄﾙﾄ「！？」

リヴァイ「おい...ガキども...これはどういう状況だ...」

寝おちしてたぁぁ

明日は終わらすわ！

舞いきってください

よーしやっていこう！

エレン「....ん」

アニ「目が覚めたみたいだね。」

エレン「アニ？...ここは？」

アニ「見ての通り...」

エルヴィン「地下牢だ」

アニ「...」

エルヴィン「今君たち二人の身柄は憲兵団が受け持っている」

エレン「これから俺らはどうなるんですか！？...あと一緒にいた仲間は？」

エルヴィン「話を聞いているよ。君の過去を知っているすべてにね」

エルヴィン「...」ｽｯ

ｴﾚﾝｱﾆ「...!」

エルヴィン「これは君のだ...あとで返すよ」

エルヴィン「君の生家...シガンシナ区にあるイェーガー医師の家の地下...」

エルヴィン「そこに巨人の謎がある...そうだね？」

エレン「はい...おそらく...父がそう言ってました」

アニ「...」

リヴァイ「...」

エルヴィン「この先...君たち二人の意志が『鍵』になる...」

エルヴィン「この絶望から人類を救い出す『鍵』なんだ」

エレン「お...俺たちが...」

アニ「...」

エレン「...」

リヴァイ「おい...さっさと答えろクズ共...テメェらがやりたいことはなんだ？」

エレン「...」ｸﾞｸﾞｸﾞ

リヴァイ「...！」

エレン「調査兵団に入って...とにかく巨人をぶっ殺したいです...」

リヴァイ「ほぅ...悪くない...」

リヴァイ「エルヴィン...こいつらの世話は俺が責任をもつ。上にはそう言っておけ...」

リヴァイ「俺はこいつらを信用したわけじゃない。こいつらが裏切ったり暴れたりしたら...」

リヴァイ「俺が殺す！」

ｴﾚﾝｱﾆ「...」

リヴァイ「上も文句は言えんはずだ...俺以外に適役がいないからな...」

エルヴィン「決まりだな...」

リヴァイ「あぁ...認めてやるよ...お前らの調査兵団入団を...」