人類最強の理髪師(63)

エレン「兵団の理髪店だって!?」
アルミン「エレン知らないのかい?」
エレン「髪は、いつもミカサが切るからなぁ」
アルミン「ジャンが聞いたら、羨ましがるだろうね」アルミン「いわゆるクイックカットをしてくれるそうだよ」

文章が繋がっちゃってるぞ

間は一行空けた方がいい

>>2
有難うございますm(__)m
一行あけます

エレン「クイックカット?」
アルミン「興味あるなら覗いてみたら?」

エレン「まあ今日は訓練がないから、行ってみるかぁ」

○ウォールローゼ中心街○
エレン「あれがアルミンが行ってた理髪店かぁ」

エレン「兵団の理髪店…わりと賑やかな所にあるんだなぁ」

ちらっ(店内を覗く)

エレン「すごい…込み合ってる…」

A兵「そこの新兵!」

エレン「ビクッ」

A兵「入るのか、入らないのか どっちだ!!」チッ

エレン「あっ!はっ入ります!!」(思わず入るって言ってしまった)

ギィ〜(中に入る)

エレン(中は狭いなぁ でも待ってる人で溢れてる)

B店主「客か…?少し待っとけ」
エレン「あっ、いや、あの〜その〜」

B店主「さっさと答えろ… 愚図野郎が」

エレン「スミマセン…中の様子が気になって、見にきたんで…客ではありません」
A兵「兵長!!こいつ店の前でボーッとつったってたんですよ」

B店主「オルオか」

オルオ(A兵)「はい!!今日も賑わってますね!!自分もお願いしたいんですが。待ちますから!」

リヴァイ(B店主)「まあ待て、こいつが客じゃないとすると」

リヴァイ「おい…お前」

リヴァイ「俺は今忙しい…俺の助手をしていた奴が、この前の壁外調査で巨人に食われたからな…」

リヴァイ「お前、客じゃないなら手伝え…」

エレン「!!」

オルオ「おい!!新兵、おっお前できるのか?」

エレン(理髪店の助手?そもそも理髪店自体来るのが初めてなんだが…)

オルオ「おい!?」

エレン(助手って、まさか俺が髪を切ることはないよな…簡単な手伝いだよな)
リヴァイ「…」

エレン(というか兵長って、あの有名なリヴァイ兵長?)

リヴァイ「…」

エレン(目付きかなり悪いんですけど) コワッ

リヴァイ「おい…」

リヴァイ「できるか、できないかじゃねぇだろ…やるのか、やらねぇのか?」ゴゴゴゴ

エレン(ヒィ!!)

エレン「やっ!やります」(そっ削がれる) ブルブル

リヴァイ「よし」

リヴァイ「取り敢えず見ろ」

シュパパパパ シユパパパパ

エレン(すごい…二本の刃で髪を削ぎ落とし、もとい切り落としてる)


あっという間に 刈り上げ一丁あがり♪

ナイル「今日も腕がいいな、リヴァイ」

オルオ「兵長!!今日もリヴァイカット素晴らしいです」

エレン(リヴァイカット!?)

エレン(そういえば、さっき店を出た兵士も刈り上げだった)

エレン(クイックカットはリヴァイカット!?)

オルオ「おい!!新兵、ちゃんと見ろよ。兵長の素晴らしいリヴァイカットを!お前みたいなションベン臭いガキに兵長が付きっきりィィ」ガシュ!! ブシュ〜!!

エレン「大丈夫ですか!?」(長いセリフで舌を噛んだ!?)

オルオ「おおい…いっぱしの理髪店員を名乗るには、必要な手順を踏んでないぜ」

エレン(心配しただけなのに…)

リヴァイ「おい…お前」

エレン「はい」

リヴァイ「切れ」

エレン「!!」

エレン(一回見ただけで実戦?)

リヴァイ「取り敢えず、オルオで練習しろ」

オルオ「!!」(兵長〜!)

リヴァイ「(髪の毛を)駆逐しろ」

エレン「くっ駆逐!?」

エレン「駆逐…」

エレン「やってやる!毛根を一本残らず駆逐してやる!!」

オルオ「おい!!(毛根て禿げるやれがっ)」

リヴァイ「…」

ユラ〜(ブレードを二本持つ)
エレン「でやっ!!」


シュパパパ シュ…ジョリ

オルオ(!?ジョリ?)

エレン「ふぅ」

リヴァイ「ほう…悪くない…」

リヴァイ「認めてやるよ…お前の調査理髪店入りを」
エレン「!!」(調査理髪店!?めっちゃ名前こじつけ)



ギィ〜

客C「やあリヴァイ」

リヴァイ「今混んでる、エルヴィン」

エルヴィン(客C)「みたいだな だが私も今しか時間が取れない」

エレン(あっあの人は調査兵団の団長!!エルヴィン・スミス)

リヴァイ「腕のいい助手が入ったが」

エレン(俺!?)

エルヴィン「この店は兵団の助手が入っても入れ替わりが激しくてね(壁外調査で食われるから)」

エレン(入れ替わり!?)

エルヴィン「よろしく」

エレン「よろしくお願いします」

リヴァイ「こいつで良かったら今すぐできるが」

エレン(!!)

エルヴィン「腕がいいならね」

オルオ(ジョリって言いましたが…)

リヴァイ「ジロッ」 ニラム

オルオ「ビクッ」

エルヴィン「リヴァイのお墨付きなら安心か」

エレン(お墨付きって、見よう見まねに一度カットしただけなんだけど)

エレン(嫌な流れ…)

エルヴィン「では、よろしく…えっと」(握手を差し出す)

エレン「訓練兵、所属のエレン・イェーガーです」

エルヴィン「エレン、宜しく」(握手)

エレン(いきなり実戦、これが調査兵団もとい調査理髪店か…)

エレン(とんでもない事に巻き込まれた…)

バァァン!!

ハンジ「リヴァイ〜♪」

シュババババ シュババババ

リヴァイ「…」

シュババババ シュババババ

リヴァイ「ドアはゆっくり開けろ、髪の毛が飛び散って汚ねぇだろが、クソメガネ…」

ハンジ「ごめーん、相変わらず繁盛してるね♪」

ハンジ「あっ!!やっぱりいた!!エルヴィン〜」

エルヴィン「どうかしたか?」

ハンジ「ごめんね〜捕獲したあの子達(巨人)の事で至急報告があるんだよ〜」

エルヴィン「ハンジ、ようやく時間が取れて、ここに来れたんだが…」

ハンジ「ごめん!!少しだけ!ねっ!?」

エルヴィン「…」

リヴァイ「邪魔になる…よそでやってくれ」

シュババババ

ハンジ「リヴァイもごめんよぅ、でもね今日はいいもの持ってきたんだ!!」

ハンジ「役に立つからさ、これ使って!」(小瓶を差し出す)

リヴァイ「今、手が離せない…」

シュババババ

エルヴィン「ハンジ、取り敢えず出て話そう(早くカットしたい)」

ハンジ「あっ急ぐんだよね、リヴァイじゃあ置いておくからね!後で説明するから」

ギィ〜(2人出ていく)

リヴァイ「チッ」

エレン(えっと…取り敢えず良かった) ホッ


ギィ〜

客D「今いいかな?」

バッ!!!! (全員敬礼)

リヴァイ「あいにく混んでいる…」

リヴァイ「と言いたい所だが、いつものでいいのなら、助手に任せるが」

ピクシス司令(客D)「ああ、いつものじゃ」

エレン「ビクッ!」

リヴァイ「エレンよ、サッパリスッキリシャンプーとトニックだ…」

エレン(サッパリスッキリシャンプー?)

ピクシス司令「どうも暑くてのう、ここのシャンプーは冷たくて気持ちがいい」
リヴァイ「企業秘密だ…」

エレン(シャンプーが冷たい?)

エレン(俺にできるかわからないけど)

エレン「やります!!」

ピクシス司令「よう言った、主は男じゃ」

エレン「では司令、シャンプー台へ」

エレン(シャンプーはこれだよな)

プシュ

エレン(わっ!!泡が冷たい!!)

エレン(これが企業秘密の)
ピクシス司令「グゥグゥ」

エレン(え!?寝た!?即寝?)
エレン(取り敢えずシャンプーを) シャカシャカ

エレン(乾かすのには〜司令の頭だと手拭いで拭いたら乾くだろ…)ゴシゴシ

エレン(次はトニックか)

エレン(トニック…トニック…)

エレン(あっこの瓶かな…)
パシャパシャ



ワサワサワサワサワサ

エレン「ウワァァァァ!!」

リヴァイ「うるさいぞ!!」


ワサワサワサワサワサ

エレン「髪っ!髪が生えたぁぁぁ!!」

リヴァイ「!!」

ピクシス司令「グウグウ」

リヴァイ「おい、何をした?エレンよ」 ギロッ

エレン「ビクッ!!」

レス有難うございます!!
初めての書き込みで 誤字 改行の不備があり 見辛いかと思いますが すみません!
続きは夜に書きます ペコリ

エレン「あっあの…(冷や汗)ここに置いてあった小瓶の液を司令にかけました…」

リヴァイ「小瓶だと?」ビキビキ

バァァン!!

ハンジ「リヴァイ〜お待たせ♪」

リヴァイ「全く待っいない。ドアは静かに開けろと言っただろうが」

エルヴィン「やあ、早速してもらおうかエレン」

エルヴィン・ハンジ「!!」
エルヴィン「どうして司令に髪の毛が、その…(めっちゃ言いにくい)」

ハンジ「もしかして」タラリ

リヴァイ「トニックと間違えて、小瓶の液をかけたそうだ…」

リヴァイ「お前だな?」

ハンジ「タラリ(冷や汗)」

リヴァイ「削ぐ」



客達「ナンカクウキガオモイ」

客達「すみません、また出直します」イソイソ

ピクシス司令「んー寝てしもうたか」

一同「ビクッ!!」

ピクシス司令「はて…ん?これは…」

リヴァイ「どういう事か説明して貰おう、クソメガネ」

ハンジ「すみません!!お店の役に立つかと超即効性の毛はえ薬を調合しました!!」ペコリ

リヴァイ「役に立つ…だと?」

ハンジ「渡したのは原液だから薄めて使えば、髪が伸びるのが通常より早くなるんだよ〜」

ハンジ「伸びるのが早ければ、もっと繁盛するじゃない?」 テヘッ

リヴァイ「これ以上俺に働けと?」

ハンジ「だって兵団の理髪店だから国から助成金が入るでしょ?もっと集客があれば助成金も多くなる」

ハンジ「調査兵団は赤字だしね」

エルヴィン「一理あるな」
リヴァイ「俺1人でどうやってやれと?」

ハンジ「人類最強じゃない!」

エルヴィン「有望な助手も入ったしな」

エレン(入ってない、入ってない)

リヴァイ「今回の失態はクソメガネが原因だ」

エルヴィン「そうみたいだな」

エルヴィン「リヴァイ、この際エレンを調査理髪店の戦力として向かえよう」


ピクシス司令(かなり放置じゃが…)

リヴァイ「(髪の毛を)駆逐だ」

エレン(駆逐)

エレン(駆逐)プルプル

エレン「俺は毛根を駆逐します!!」

リヴァイ(こいつ、駆逐という言葉に反応するな)

オルオ「毛根はよせ」

ハンジ「オルオいたんだ?」
一同(いたんだ…)

ピクシス司令「話がまとまったようじゃが」

一同(やべっ!!司令放置してた)

ピクシス司令「若き兵士の為に人肌脱ごうぞ」

ピクシス司令「わしの髪の毛を切れ!(練習台)」

エレン「司令!」

ピクシス司令「リヴァイカットじゃ」

一同「!!」

エレン(司令もリヴァイカットしたかったんだ…)

エレン(超即効性毛はえ薬によって肩まで生えた司令の髪をリヴァイカットに)
エレン(確かに腕がなる…)
エレン「やります!!」

ハンジ「調査兵団の明るい未来の為に!だねっ」

シュパパパパパ

シュパパパパパ

リヴァイ「悪くない…」

エレン(超必死)

シュパパパパパ

エレン「ふぅ」

ハンジ「いいじゃん!!上手いよ!!これなら助手いけるよ!!」

エルヴィン「そうだな、なかなかのものだ」

エレン「討髪数2!」

ピクシス司令「若き兵士よ、なかなかのものぞ」(憧れのリヴァイカット)

ハンジ「(似合うかどうかは別にして)いいと思うよ!」
ピクシス司令「またお願いする」

エレン「有難うございました!!」

ハンジ「それはそうと」

ハンジ「エルヴィン、カット急いでたんじゃない?」
エルヴィン「あの状況で言えるはずがない」

エルヴィン「リヴァイ、客もひいたし、お願いするよ」

ハンジ「違うでしょ!!」

ハンジ「あのピクシス司令が調査兵団の為に実験台もとい、人肌脱いだんだよ?」

ハンジ「この流れだと当然エルヴィンもだよ?」

リヴァイ「一理ある」

エルヴィン(しれっとリヴァイにカットして貰おうと)

エルヴィン「ああそうだな、してやられたよ」

リヴァイ「なんて面してやがるんだ」

エルヴィン「あらためてお願いするよ、エレン」

エレン「!!」

リヴァイ「(髪の毛を)駆逐しろ」

エレン(駆逐!)メラメラ

エレン「やります!!」

リヴァイ(こいつやはり駆逐に反応する)

エルヴィン(あー…)

エレン「いきます!!」

シュパパパパパ

シュパパパパパ

シュパパパパパ

ハンジ「なかなか様になってきたね!!」

シュパパパパパ

バンッ!!バァァン!!

エレン「ビクッ!!ズザッシュ!」

ミカサ「エレン!」

エレン「ああぁぁぉ!!!!」
リヴァイ「誰だ!ドアは静かに開けろ、髪の毛が…」
ハンジ「リヴァイ!!そんな場合じゃ」アセアセ

エレン「ぁぁぁぁぁぁ…」
エルヴィン「ヒィ〜!!」

ハンジ「エルヴィン大丈夫?じゃないよね」 ププ

ハンジ「ごっごめん!!無理無理無理!プッぷぷ」

オルオ「ふがっ!」

ハンジ「オルオまだいたの?鼻鳴らして笑わないで。クスクス」

リヴァイ「…」

エルヴィン(遠い目…)

エレン「ぁぁぁ…すっスミマセン…」

ミカサ「!?」

リヴァイ「削ぐ」ギロッ

ミカサ「何?ちっ(チビ)」(何このチビは)

アルミン(ミカサ…ちびって言いかけたね)

ハンジ(何?この子たち)

ハンジ「あなた達は?」

アルミン「失礼しました!!訓練所属!アルミン・アルレルトです!!」

ミカサ「同じくミカサ・アッカーマンです」

リヴァイ「お前ら、扉は静かに開けろ…髪の毛がとびちると汚ねぇだろうが」

二人「ハッ」(敬礼)

ミカサ(何?このチビ)

ハンジ「それにしても…」

ハンジ「リヴァイどうする?」クスクス

リヴァイ「あれは無理だな」
エルヴィン(静かに目を閉じる)

エレン(世界は残酷だ)

ミカサ「エレンの帰りが遅い…それに嫌な予感がした」

エレン「予感というか…」

アルミン「状況は呑み込めたよ」

ミカサ「そう…あれは、てっぺんは」アルミン「事故がおきてしまった!」

ミカサ(てっぺん禿げ)

ハンジ「そうそう!!大丈夫だよ♪エルヴィン!!」

ハンジ「私が持ってきた超即効性毛はえ薬があるじゃない?」

エレン「小瓶ですよね…」

ハンジ「そうそう♪」

エレン「トニックと間違えて…すっ全て使ってしまいましたぁぁ」

リヴァイ「削ぐ」

エレン(涙目)

ミカサ「!」

アルミン「(胃が痛い)ミカサ…ここはダメだ」

ミカサ「ギリギリ」

リヴァイ「おいクソメガネ…」

リヴァイ「作れ」

ハンジ「1ヶ月はかかるかな〜」

リヴァイ「削ぐ…」

ハンジ「あー待って待って!削いだら作れないよ」

エルヴィン(黙祷)

エレン(さらに涙目)

ハンジ「そうそう!!東洋の技術でカツラというものが作れるんだって」

リヴァイ「東洋の技術って、誰も知らねぇぞ」

ミカサ(挙手)

ミカサ「作れます」

リヴァイ、ハンジ「!?」

エルヴィン(灰化)

ミカサ「器用な女ですから」
ハンジ「いや〜凄いね!!」

リヴァイ「…」

リヴァイ「おい、次はねぇぞ」

ミカサ「当然です」

アルミン(ミカサが原因なのに偉そうだ…)

チクチクチクチク

チクチクチクチク

チクチク

ミカサ「できました」

ハンジ「ところで元になった髪は?」

ミカサ「ここにあったので…」

リヴァイ「司令の髪の毛だ」
ハンジ「…」

ハンジ「一応、私も役にたてたね…」

リヴァイ「一応な」

ハンジ、リヴァイ「…」

リヴァイ(エルヴィンに被せる) フー

ハンジ「エルヴィン!!」

エルヴィン「!」

エルヴィン「私は一体…」

エルヴィン「確かハンジに呼ばれて…外に出て…」

エルヴィン「…」

ハンジ(もしかしてショックで記憶障害!?)

リヴァイ「カット終わったぞ」 シレッ

エルヴィン「ぁぁ…有難う。そうだ!急いでいたんだった」

エルヴィン「ではリヴァイ、明日は会議だ。遅れるなよ」

リヴァイ「ああ俺は時間には正確だ」

ハンジ「時間にも、でしょ?」

エルヴィン、リヴァイ、ハンジ(和やかムード)


ギィ〜(エルヴィン出る)

エレン「あの…いいんですか?俺のせいで」

ハンジ「いいのいいの、元はといえば調査兵団の利益の為にエレンを利用しちゃったしね」

リヴァイ「だな」

ミカサ「あれはなかなか取れない、なのでエレン大丈夫」

アルミン(何か違う、胃が痛い)

ミカサ「エレンは私が守る」

エレン「俺!俺は!」

エレン「調査兵団に入って、とにかく毛根を駆逐したいです!!」

オルオ「毛根はやばいだろ」
ハンジ「オルオまだいたんだ?」

一同「いたんだ…」



エレン・イェーガー 調査兵団に入る決意を固めた日…

人類最強の男とともに 駆逐していくと…



最後まで 拙い文章 お付き合いくださり 有難うございました。

ペコリ

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