男「ふぅ……ん?」(18)

このお話はいつもティッシュに吸われてごみ箱に捨てられる精液の中の精子が復讐するお話です



男はいつものように学校から帰り、オナニーをします。

そしていつものように精液を鈴口から発射します。

ところがその瞬間、男は異変に気づきました。

男「は?何これ、精液固まってるんだけど」

男「触ってみよ……何これめっちゃツルツルじゃん」

男「何これきめえ…でも触るの気持ちいい……」

男「でもなんで急に固まったんだ…」

男は固まった原因について深く考えましたが、よく分からず諦めてしまいました。

男は何事も挑戦だ、と思い剥がしてみることにしました。

男「ん…」ペリ

男「んんんんんんんんんんんんん!!!!!!!!」バタバタ

男「何これくっそ痛てええええええええ!!!」

男「ハァ…ハァ…うわ血が出てきた……」

男「ティッシュで血を拭かないと…」

めくろうとしたら、血が出てきました。

なぜ血が出たかについても考えましたが、痛さで頭が混乱して結局分かりませんでした。

しかし男は諦めずに次の実験へ移ります。

男「水でふやけねえかなぁ…」

男「でもくっついてるからなぁ…」

男「まぁ試すか」

男「早速トイレ行くか」

移動:トイレ

男「正直ふやけそうもないけどなぁ」

男「物は試しだな」

男「行くぜ!」ジャーッ

男「ダメだ水を弾いていやがる」

男「クソ、次は削る…ダメだ失敗したときが怖い」

男「なんかどうやっても取れそうなにない気がしてきた」

男「もうどうでもいいかな」

男は諦めてしまいました。

明日はラジオ体操があるので寝ます
あと精液の感触は固まったボンドだと思ってください

諦めた男は恐ろしいことに気がつきました。

射精した後に遅れて出てくるあの精液、オナニーしたことのある人なら分かりますね?

あれも固まってしまっているのではないか、そんな恐ろしい考えが浮かんでしまいました。

男「やべえよ…これおしっこするときどうなるんだよ…」

男「これは本気で取り除かなければ!」

男「にしても次はどうするべきか…」

男「俺だけが異常なはずない…俺にあり得るんだから他の人にもあり得るはずだ…」

男「よし!ネットだ」

移動:男の部屋

男「リアルタイムに更新されるのは今利用してるやつだと…」

男「2chとツイッターか」

男「まずは2chからだ」

男「どこ行くべきか…VIPかな」

男「どれどれちんこちんこ……『ちんこかいいwwwwwww』知るかよしねよ……」

男「次だ次…『ちんこが語る現代』…無視しよう」

男「おっ?これかな?『精液固まった……』」

男「ちんこで探す意味なかったな……」

また15時ごろ…

男「どれどれ、『マジで固まったんだがどうすればいい?』か、他にもいるとは…フッ、俺の予想通りだな…」

男「次行くか、『俺もだ』次、『俺はさっき出たけどならなかったぞ』か…』」

男「固まった人と固まらなかった人がいるのか…」

男「でもなんで固まった人と固まらなかった人に別れたんだろう」

男「きっとなんか違いがあるはずだ」

男「まあこの話は置いといて次行くか」

男「『色々試してみたけど取れねえ』か」

男「絶望的だな…ハァ…」

男「まだだ、まだなんかあるはずだ」

男はすべてのレスを見ましたが、いい解決策はありませんでした。

男は不安になりました。

不安になって、心拍数が上がってきました。

心拍数が上がると緊張したときと同じような症状が現れます。

つまり、終わりの時は近いのです。

男「あぁトイレ行きたい」

男「でもこの尿意を消すことはできないんだよな」

男「尿が尿道を通って、そしたら尿が、固まった精液で塞き止められて…」

男「ちんこが裂けるのかな…」

男「ああもう!なにもできないのか!」

男「せめて尿道辺りの精液に穴開けれればよかったのに…」

男「もう我慢できない」

男「……出る!!」ビュ…

とその時!

男のちんこに付いていた精子がすべて溶けだしました。

そのせいで尿が床にビチャビチャと飛び散りました。

男は唖然としましたが、すぐにタオルを持ってきて床に飛び散った尿を拭きました。もちろん精液も。

そしてそのまま洗濯機にいれて何事もなかったかのように過ごしました。

男はその後、オナニーをするのが怖くなりました。

オナニーをしなくなり、オナ禁をしてるのに近い状態になりました。

そして男はモテ始め、彼女ができました。

この頃から男はあの事件を忘れました。

そしてセックスをして中出ししました。

精子も本来の目的に使われて嬉しいのか今回は固まりませんでした。

男も嬉しそうです。




終わり

精子が固まった理由はオナニーの頻度ですね
それにリア充かリア充じゃないかも関係します

これにて終わりです

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