アニ「魔法の指輪?」(44)
一部安価。
眠くなるまでにはおわらせるつもり
とある路地裏
謎の老人「もし、そこのお嬢さん」
アニ「なんだい?おじいさん」
謎の老人「ほれ、ここにある指輪なんだがね・・・実は魔法の指輪なんじゃよ」
アニ「そんなうさんくさいもの買うと思ったの?ばからしいから私はとっとと消えるよ」
謎の老人「まぁ待ちなさいよ。この指輪は願い事が3つまでなら叶う指輪なんじゃよ。なぁに、お嬢さんはかわいいからただで差し上げよう」
アニ「ただより高いものは無いって言うじゃない」
謎の老人「そんなこと言わずに・・・ほれ、お嬢さんの指にぴったりじゃ」オヤユビニハメハメ
アニ「ちょっ・・・ふ、ふん。じゃあもらっていくよ」
謎の老人「ふぉっふぉっふぉっ。願い事を強く祈って指輪をこすると願いが叶うよ。達者でな」
アニ「・・・どうも」
アニ(願い事・・・か)
アニ(とはいえ、こんなものもらっても使い道が・・・)
アルミン「おーい!アニ!何をしてるんだい?」
アニ「アルミン。いや、ちょっと散歩をしていただけだよ」
アルミン「そうなんだ。ん?なんかきれいな指輪をつけてるね!どこかで買ってきたの?」メガキラキラ
アニ(アルミン、するどい。むぅ・・・)「ちょっと小物が欲しくなってね。たまにはこういうのもいいだろ?」
アルミン(なんか心なしか光って見えるけど・・・)「うん。とってもよく似合ってるよ!」
アニ「アルミンこそ、こんなところでどうしたのさ?一人できた訳でもあるまいし」
アルミン「実は・・・ここいらに魔法使いがいるって噂があって、本当にいるのかエレンたちと探しにきたんだ」
アニ(まさか、さっきの・・・)「へ、へぇ・・・。どんな魔法使いなのさ?」
アルミン「アニも気になるんだね!どうやらローブをかぶったいかにも怪しい感じのおじいさんらしいんだけれど・・・」
アニ(ビンゴじゃん)
アルミン「せっかくだからアニも協力してくれないかな?人が多いとはかどるし!」
アニ「まぁ・・・別にいいよ」
(さっきのおじいさんに確認しなくちゃね・・・)
トテトテ・・・オジイサンドコカナー?
謎の老人「おや、お嬢さん。どうかしましたかな?」
アニ(まだいた!)「あ、あのさ・・・あんたって、魔法使いなのかい?」
謎の老人「ふぉっふぉっ、いかにも。だがねぇ、お嬢さん。わしは誰も彼も魔法を使える訳じゃないよ。魔法でちょっと背中を押しておゲルだけに過ぎん。お嬢さん。さっきの指輪もお嬢さん次第で天も地も選ぶおkとができるんじゃよ」
アニ「どういうことだい?」
謎の老人「よく考えて、お嬢さんの願いを使いなさい。わしはお嬢さんの幸せになることを祈っておるよ・・・」シュッ イナーイ
アニ(消えた! いったいどう使えってのかね・・・)
エレン「おっ!アニじゃん!何してんだよ?こんなとこで!」
アニ(え、エレン!)「別に・・・どうってことないよ。アルミンの魔法使い探しにつきあってた
だけさね」
エレン「おっ!お前もだったのか!んで、いたか?魔法使い!」
アニ「いや・・・」(ここでわざわざ会ったなんて言ってもねぇ・・・)
アニ(そうだ!せっかくだから最初はエレンに使ってみよう!)
アニ(強く願って指輪をこする・・・。エレンが私の想いに敏感になりますように・・・)スリスリ
ピカ!
アニ(まぶしっ!!)
エレン「ん?どうしたんだ?アニ」
アニ(どうやら、この光はエレンには見えてないみたいだね)「いや、なんでもないよ」
エレン「そうか?あぁ、そうだ!今度の訓練でもまた一緒に組んでくれよ!今度こそ負けないからさ!」
アニ(・・・っ!この鈍感やろう!指輪の力を使っても何にも変わっちゃい無いじゃないか!)「こ、今度はパスするよ。そろそろできの悪い奴とは組みたくなくなってきたとこだし」
エレン「なっ・・・。そうか。わかったよ・・・」
アニ(なんかキュンとする・・・)「一回休んでから挑んで来な。今のアンタじゃやっても意味ないよ」
エレン「わかったよ。じゃあまた今度お願いする・・・」シュン
アニ(かわいい)
オーイ!マホウツカイイタカー!?
イヤー!ダメダミツカラナイゼー!
エレンエレンエレンエレンコソワタシノマホウツカイ
ミカサハオレノマジョ!
ー翌日ー
キース「では格闘訓練を始める!」
エレン(今日はアニはベルトルトとか・・・。じゃあ・・・ミカサ「エレン!私がいる!私とエレンでやるべき!!」
エ
エレン「ミカサ、お前ライナーと・・・」ライナー「」ココハドコ?ワタシハダレ?ヨロイノキョジンホリタイ
ミカサ「ライナーはたよりにならない。ので、エレンと組むべきと判断した。問題ない。ライナーは寝てる」
エレン「そうか・・・?まぁ・・・いいけど。」
ミカサ「///」エレントアンナプレイヤコンナプレイ・・・
エレン「よし!ミカサいくぞ!!」
ミカサ「エレンエレン///」
ぽすっ ぐらっ
エレン「バカ!ミカサ!寄っかかるな!!!」
ブチィ!!!!
エレン「ゔぁああああああああ!!!!!!」
アニ「!?まさか・・・」ダッ
ベルトル「あ!?アニ!?」
ミカサ「え、エレン・・・?」オロオロ
アニ(この音・・・もしかしたら・・・)「エレン、足を見せて!!!」バッ
エレン「ゔぅ・・・アニ・・・?」
アニ(この感じ・・・間違いない。靭帯をやられてる!)「教官!」
キース「なんだ、レオンハート訓練兵。む。これはひどいな・・・。なぜ、こうなった?」
ベルトル(ほんとはアニと一緒にいたかったんだけど・・・エレン、一個貸しだな)「アッカーマン訓練兵がイェーガー訓練兵にふざけて寄りかかったためにバランスを崩したようです」
キース「何だと!?アッカーマン訓練兵。貴様が勝手にけがをすることは勝手だが、仲間を傷つけるとは何事だ!兵士たるもの自分を抑制しなくてはならん。よって本日より1週間謹慎処分とする!」
ミカサ「ごめんね、エレン。いたくない?いたいよね?ごめんね、エレン」オロオロ
キース「アッカーマン!!!」
ミカサ「は、はい!」(ベルトル削ぐ。ミンチにしてやる。貴様のせいでエレンを看病できないっ!)ギリギリ
キース「貴様をここまで逆上せあげたのは私の責任かもしれん。よって10日間に謹慎を増やしてやろう」
ミカサ(そんな!)「ハッ!」
エレン「アニ、すまない・・・痛っ!」
アニ(これじゃ、下手したら元通り動けない可能性も・・・)「動かないで!応急処置だから、すぐ医務室へ行かないと!」
キース「レオンハート訓練兵、担架がやってくるまでここでイェーガーを見ているように。すぐに戻る」
アニ「ハッ!!」
とりあえず一気にここまできました。
括弧の外のカタカナは半角カタカナのやり方がわからず、そのままモブの声を打ってる感じです。
アッカーマン訓練兵がこのSS
を読んだらどんな反応するのか個人的に気になります笑い
細かいけど、()と「」を同時に使いたいときは、
アニ()「」ってやるよりも、
アニ()
アニ「」 みたいに分けた方が見易いとオモ
ベルトル「アニ、僕はライナーを運んでくるよ。エレンを見てやっててくれ。エレン、大けがじゃないことを祈ってるよ。お大事に」
エレン「す、すまねぇな・・・ベルトルト・・・。お前にも迷惑を・・・」
ベルトル「気にしなくていいよ。じゃあ・・・」
アニ(ベルトルト・・・気を使い過ぎだよ・・・)「あぁ・・・」
医務官「イェーガー!大丈夫か!?すぐに医務室へ運ぶ!状況を説明できる者はついてきてくれ!」
アニ「ハッ! 私が説明できます!」
医務官「ではレオンハート訓練兵、一緒に来てくれ! ほかの訓練生は次の訓練場で教官が来るまで待機しているように!」
みんな「ハッ!!」
アドバイスありがとうございます。
Macで打っているので、それでもF8キー大丈夫ですかね?
ミカサ本人が来て削がれる前にアニに応援してもらえたらがんばります笑い
ー医務室ー
医務官「応急処置が迅速かつ適切だった為にそこまで腫れてはいなかったようだね。ただし、2週間は絶対安静だ。リハビリもあるから復帰には時間がかかるね」
アニ(これは・・・ひょっとしてあの指輪を私が使ったからという可能性も・・・あるのかな?)
エレン「そ、そんな・・・オレは・・・」
アニ「ほら、ゆっくり休めってことだよ。最近オーバーワークだったからね」
エレン「うるせぇ!!お前に!!アニにオレの何がわかるってんだよ!!!!」
アニ 「〜っ!!」ビクッ
アニ(そんなこと・・・わかってるっ!)
医務官「イェーガー!それは違うぞ。レオンハート訓練兵が迅速な処置をしてくれたおかげで、お前はまだ兵士として戻る可能性があるんだ!そうでなければお前は開拓地だ!」
エレン「え・・・。そんな・・・」
エレン「オレが・・・開拓地・・・?」
医務官「そうだ!お前にレオンハート訓練兵に八つ当たりをする権利などない!」
エレン(そうか・・・オレ、アニになんてひどいことを・・・)
エレン「すいません。動揺してたとはいえ・・・」
医務官「そうだ・レオンハー・・・」
医務官(相当堪えたんだろうな・・・。後で探してイェーガーが落ち着いたと伝えるだけ伝えておこう)
医務官「イェーガー。少し席を外す。レオンハート訓練兵が戻ってきたらきちんと謝罪するように」
エレン「はっ!」
ー廊下ー
アニ(たしかに・・・私も何もわかっちゃいなかった・・・エレンのこと)
アニ(私の押しつけだったのかな・・・?指輪が役に立つのかわからないけど・・・エレンのケガがなおるんなら何でもすがってやる!)
アニ(エレンのけががなおりますように・・・)コスリコスリ
ピカっ
医務官「レオンハート訓練兵。イェーガーはああ言っていたが、気に病む必要はない。けがをした兵士は一度は挫折して人にあたってしまうことがあるものだ。どうか、君もイェーガーが復帰できるように見守っていてやってほしい。君たちもまだ年端も行かない年齢だ。きっと仲間の思いやりが必要なときがあるだろう。きっと彼には今がその時だ。頼んだよ」
アニ「ハッ!!了解しました」
医務ベルトル(やれやれ・・・柄にも無いことしちゃったな・・・)
ガチャ
エレン「!? アニ・・・」
アニ「ここにいても・・・いいかい?」
エレン「・・・あぁ」
エレン「アニ・・・さっきは怒鳴ってすまなかったな・・・助けてくれたってのに・・・どうかしてた」
アニ「いや・・・私の方こそよけいなまねをして・・・」
エレン「いや、アニは悪くない。むしろ感謝してる。少し冷静になって考えてみたんだ。いろんなことを」
アニ「え・・・?」
エレン「これまで、アニは訓練のときにいつもオレの体のペースにあわせて鍛えてくれてた。今回の訓練も、オレの体が訓練に追いついてないから休ませようとしてくれてたんだろ?その他にも、お前と訓練してたときのことを思い出すたびに訓練が本当にオレを強くするためにやってくれてたって・・・気づいたんだ」
アエレン「それで・・・。オレの心をきゅっと締め付けてくるようになった。アニのことを思い浮かべるたびに。オレは、お前のことを尊敬してた。すごい技術をもってて、近寄りがたいところもあるけど、ほんとは優しくて・・・。なんて言ったらわかんなかったから照れくさいんだけど、聞いてくれるか?」
ニ(えっ・・・これって・・・?)
アニ「ふ、ふん。さっきからずっとしゃべりっぱなしじゃないか。最後まで聞いてやるから話しなよ」
エレン「はははっ。そうやって結局は聞いてくれるアニってやっぱり優しいよな。・・・うん。言うよ。アニ、オレはお前のことが好きだ。仲間とも違う・・・家族とも違う・・・なんか、オレの見方であってほしい・・・そんな好きって感じなんだよ」
アニ「・・・ばか。」
エレン「えっ!?なんで、いまバカって!!」
アニ「ばかばかばかっ!!!」ギュッ
ベルトルト「それから、しばらくアニはエレンに抱きついたまま離れようとはしなかった。
そして、エレンは驚異的なスピードで回復し、10日間で復帰を遂げたのだった・・・。
その後もアニとエレンは師弟関係のような、恋人のような関係を続けていたが、アニが戦士としての役割を果たすために憲兵団に行ってからは徐々に疎遠になっていった。
そして・・・アニがあの指輪を最後に使ったのは・・・
エレンを連れ去る時、自分の体を傷つける時だった・・・」
謎の老人/グリシャ「人は、自分の選択した結果を事前に知ることはできません。だからこそ、人は奇跡を信じ、希望を胸に抱くのです。
今回、このいたいけな少女の選んだ結果は、彼女自身にしか、正解かはわかりません。もしかしたら、彼女自身にもわからないかもしれません。しかし、彼女は、ひとときだけでも掴むことができたのです。
自分の、本当も気持ちを・・・」
終わり
終わりました。
続編があるかはわかりません。
気分転換に勢いで書いたので支離滅裂だったらお許しください。
現在、処女作のミカサ「光の・・・巨人?」も書いているのでお時間ありましたらぜひ。ミカサ「光の・・・巨人?」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1373103243/l50)
アニ「ぞ、続編読みたいかどうか・・・安価様で決めるよ!
>>40までに多い方で行くからね!」
出そうデス。
読みたい
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