巫女「若をお守り致します」 (11)

注意点

主人公の名前は男です

時折えろい

ボクっ娘が出て来ます(巫女ちゃんではありません)


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事は昨日に遡る

男「は?今なんて言った」

父「会社倒産したから武者修行してくるわって言った」

男「俺はどうするんだよ?」

父「母さんの実家の分家の人がお世話にくる、お前のあと二年間の学生時代に必要な金は母さんの実家が用意してくれる」

男「」

男「ちょっと待てや、こら」

父「なんだ我が息子よ」

男「母さんの実家っていったい…」

ぴーんぽーん

父「おや早速きたらしいな、じゃ…父さん行ってくるわ」

男「二度と帰らなくていいからな」


母さんの実家の分家が送ったというのは少女だった

男「えっと…母さんの実家の分家の人?」

巫女「巫女とお呼びくださいませ、若」

男「巫女ちゃんは何年生?」

巫女「若と同じ4月より高校2年生にございます」

男「え…(てっきり小学生かと思ったわ)」

巫女「失礼を承知で御願いがあります」

男「何かな?」

巫女「巫女ちゃんではなく巫女とお呼びくださいませ、くすぐったいんです」

男「分かったよ…ん、待てよ?巫女はどこの学校に通うんだ?」

巫女「若の学校へ…ちなみに編入手続きはすんでいます」

男「はやっ!?」

ぴーんぽーん

巫女「お客様でしょうか?」

男「俺が出る…ってもう居ねぇ」

玄関

友「えっと…男君は?」

巫女「中にいますが何用ですか?」

友「ボクね、今日遊ぶ約束したんだけど…急がしいかな?」

男「よぉ!友」

友「汗だくの息切れだね、大丈夫?」

男「俺は大丈夫だ…巫女、そういうことで行って…」

巫女「私も行きますよ、買い物したいので」

男「え…」

巫女「そうですか友殿は若の級友ですか」

友「あはは、まぁねボクは男君とよく遊ぶんだ〜巫女さんはさ嫌じゃない?」

巫女「私は…」

ドン

友「痛っ」

怖そうな人A「うわ〜骨折れてもぉたわ、責任取ってや兄ちゃん」

友「兄ちゃんってボクかい?」

怖そうな人B「兄ちゃん以外誰が責任とるんや」

友「……ふむ、ボクはね…女の子なんだ間違えられるのは………嫌いだな♪」





巫女「御強いんですね…」

友「まぁ一応空手やってるしね」

男「ジュース買ってきたぞ…ほい、オレンジジュース」

友「うん、サンキュー」

巫女「」クンクン

巫女「なんですか…これは?」


男「オレンジジュースだよ」

巫女「オレンジ…柑橘類の飲料水ですか?」

男「まぁ…そんな感じだな」


巫女「頂きます…」ごくごく……ぶっ!?


男「うおっ…どうした?」←濡れた

巫女「口の中で飲料水が弾けましたよ?」

男「炭酸入ってたのか…」

巫女「炭酸水ですか…友殿はよく飲めますね」

友「あはは、ボクは飲み慣れてるし、巫女さんって炭酸水飲んだ事ないのかな?」

巫女「すいません…御茶か水しか飲んだ事ありません…」

男「マジかよ…」

ファミレス

巫女「」モグモグ

男「鯖味噌定食に鍋焼きうどん定食に卵とじ定食にカツ丼に現在は…牛蒡天麩羅定食ね」

巫女「なんですか?」

友「凄い食欲だね」

巫女「はい?そうですか?」



男「カード払いかよ…」
巫女「なんですか?」

友「巫女さんってお金持ちのお家なんだね」

巫女「若もお金持ちの筈ですけど?」

男「あ…いや、母さんが死んだ後は母さんの実家の手は借りてなかったからな…」

男「って言うか今さらなんで母さんの実家の分家から人が送られたのか…」

巫女「それは本家の……友殿、少し離れてください」

友「どうしたの?」

巫女「若は友殿と先に帰ってください」



_____
巫女「なんの用ですか?」

黒服「目的を忘れてないだろうな?」

巫女「わかっています…我々分家が本家を支配する…そのために私は若と結ばれる」

黒服「そうだ、お前と奴の子供が我らの希望となるだろう」

巫女「わかっています(若は私がお守り致します)」

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