狛枝「コロシアイ学園生活?」(30)

ifの世界です。

苗木は出てきません…

ゆっくり進めたいと思います。

モノクマ「今からオマエラにコロシアイ学園生活をおくってもらいます。」

狛枝「コロシアイ生活?」

モノクマ「そう、コロシアイ生活。


江ノ島「なんで私たちがそんなことしないといけないのよ!!」

モノクマ「なんでってそんなこと決まってんじゃん」

モノクマ「絶望…それだけだよ」

大和田「テメェ…ふざけてんじゃねぇぞ!!」

そういって大和田君がモノクマを掴もうとすると、

モノクマ「言っとくけど学園長ことモノクマへの暴力は処刑だからね!!」

狛枝「大和田君ちょっと待ってよ、


大和田「あぁ!?」

狛枝「今君がモノクマを殴ってもそこに希望はないよ…」

霧切「狛枝君の言うとおりよ
今はモノクマの話しを聞きましょう」

大和田「チッ、今はそうみてぇだな。」

十神「これだからプランクトンは…」

大和田「あぁ!?テメェだけは今すぐ殺す!!」

モノクマ「話しの途中で悪いけどみんなには生徒手帳を配布しま〜す。」

モノクマ「校則などの情報はすべてあるから見ておくように。」

モノクマ「じゃあ説明を手短に済ますから質問は受け付けま〜す。」

石丸「じゃあこの学園を卒業するにはどうすればいいのだ?」

モノクマ「もう、ちゃんと校則を見てよ〜!!」

モノクマ「書いてあるじゃん」

石丸「た…確かに…」

校則には人を殺せば卒業できる、と

狛枝「大丈夫だよ、みんなの希望が集まればこんな絶望的な状況でも勝てるに決まってるよ!!」

モノクマ「ウプププ…じゃあこれにて入学式を終わりま〜す!!」

葉隠「いゃあ、いいサプライズだったべ。」


石丸「諸君、とりあえずこれから30分後に食堂に集まろうではないか!!」

桑田「集まって何するんだよ?」

石丸「決まっているだろう!!学園内の詮索だよ!!」

セレス「では皆さん30分後に会いましょう。」スタスタ

舞園「そうですね…それでは狛枝君私と一緒に詮索しましょう。」

狛枝「僕みたいなゴミグズと一緒にいても超高校級のアイドルである舞園さん悪いよ。」

舞園「別に気にしませんよ、さぁ皆さんも行きましたし、私たちも生きましょう。」

こうしてコロシアイ生活が始まりました。

30分後

石丸「

30分後

石丸「では諸君、詮索の成果を発表しようではないか!!」

桑田「とりあえず校内をフラついてみたけどよ、出口らしきものはなかったぜ。」

大神「確かに校内には窓があったが…全部に鉄板が打ち付けられていて、我の力でも外せそうにない。」

石丸「ふーむ、では朝日奈君、詮索の成果を話したまえ!!」

朝日奈「私は不二咲ちゃんとセレスちゃんと一緒に寄宿舎を詮索したんだよ!!」

不二咲「えーっとぉ…すべての部屋に防音対策がされてあったことがわかったんだぁ。」

セレス「殺人をするにはもってこいですわね。」

葉隠「へっ、殺人?」

モノクマ「そーなのです!!」

葉隠「わっ、いきなり出てくんなべ!!」

モノクマ「だってコロシアイをしてくれないとつまらないじゃない?だったら殺人しやすくするのは当然じゃん!!」

モノクマ 「僕っていいクマだねぇ〜」

モノクマ「それじゃバイナラ〜!!」

葉隠「コロシアイ?もう種明かししてくれてもいいべ。十分だったべ。」

セレス「あなたはいつまで日和っているのですか?」

葉隠「へっ?」

セレス「もう始まっていますわよ。」

葉隠「なにがたべ?」

十神「お前には脳ミソというものがないのか?」

葉隠「あるに決まってるべ!!」


十神「コロシアイ生活はもう始まってるんだよ。」

葉隠「…」

石丸「気を取り直して詮索の成果の続きを発表してくれたまえ…」

山田「拙者は寄宿舎を詮索したでござる。二階があることがわかったでござる!!」

霧切「それだけで特に出口らしきものはなかったわ。」

石丸「ふーむ、収穫はなしか…では狛枝君成果を発表してくれたまえ!!」

狛枝「僕たちも寄宿舎を詮索したんだ。」

舞園「トラッシュルームとランドリーがあることがわかりました。」

狛枝「ただそれだけだよ…でもね、こんな状況こそ希望は輝くと思うんだ。」

大和田「で、テメェはなんか見つけられたのかよ?」

石丸「僕は食堂を詮索した。」

腐川「台所にはいろんな食材があったわ…」

石丸「とりあえずしばらくは無くなりそうにないぐらいの食料はあるぞ!!」

モノクマ「しばらくじゃなくて一生無くならないよ!!」

腐川「ななな何なのよ!!」

モノクマ「それじゃバイナラ〜!!」

霧切「今は脱出する方法はなさそうね。」

セレス「ねぇ皆さん、校則には夜時間というものがありますが夜時間の外出は禁止にしませんか?」

葉隠「それはいい考えだべ。」

十神「だがそれに強制力はないな。」

セレス「それでもかまいませんわ。」

ピンポンパンポーン

モノクマ「オマエラ夜時間になりました。」

セレス「夜時間の始まりですわね。」

石丸「それでは諸君明日の7時に食堂に集まろうではないか!!」スタスタ

セレス「それではご機嫌よう。さスタスタ

江ノ島「とりあえず私も部屋に帰るね…」スタスタ

狛枝「僕もこれにて帰らさせてもらうよ。」スタスタ

狛枝の部屋


狛枝(とりあえず、部屋の詮索でもしようか…)

おもむろに机の引き出しを開くとそこには工具セットがあった。

モノクマ「そーなのです!!男子には工具セットを女子には裁縫セットを用意させてもらいました!!」

狛枝「ふーん…まぁ僕が人を殺すわけないからね…使うことはなさそうだね。」

狛枝(次はシャワールームを調べるか…)

ガチャガチャ!!

狛枝「おかしいなぁ…モノクマモノクマ」パンパン

モノクマ「ハイハイ呼びましたかな?」

狛枝「シャワールームの扉が開かないんだけど…」

モノクマ「ではお答えしましょう。」

モノクマ「そもそもシャワールームには女子だけ鍵をかけることができるのです。」

狛枝「女子だけということは、僕の部屋だけ立て付けが悪いのかな?」

モノクマ「そのと〜り!!超高校級の幸運なのに自分だけ立て付けが悪いとか…超高校級の不運だね!!」

狛枝「まぁそんなことはどうでもいいよ…どうやったらこの扉を開けられるのかな?」

モノクマ「んも〜つれないなぁ〜コツはね、ドアノブを持ち上げてからドアノブを回すとはほら簡単に開くでしょ?」ガチャっ!!

狛枝「そうみたいだね。」

モノクマ「それじゃおやすみ〜!!」

狛枝(さて、モノクマも居なくなったし今日は寝ようか…あぁ!!早く明日になってみんなの希望を見てみたいな)

そうして狛枝はベッドに入った…

〜エピソード1〜

(非)日常編

朝6時と同時に奇妙なアナウンスがなった。

ピンポンパンポーン

モノクマ「オマエラおはようございます」

狛枝「ふあぁ…もう朝か…早く準備して食堂に行こうか。」

6時30分 食堂

狛枝「みんなおはよう!!って僕が最後ではないみたいだね。」

あたりを見回すといるのは石丸君に霧切さんに不二咲さんに朝日奈さんに大神さんに山田君に舞園さんだけだった

石丸「おはよう狛枝君!!」

舞園「おはようございます狛枝君。」

狛枝「早起きだね。僕も早く起きたつもりだったけど足元にも及ばないね。」

30分後にはみんながそろっていて各々で朝食を食べていた。

舞園「狛枝君!!」

狛枝「なんだい舞園さん、こんな僕に話しかけても舞園さんにいいことは何もないよ…」

舞園「そんなことありませんよ、これから私と一緒にもう一度校内の詮索しませんか?」

狛枝「もちろん!!こんな僕でも役にたつならいつでも大歓迎だよ。」

舞園「もう、大袈裟ですよ。では朝食のあとに私の部屋に来てくたさい。」

狛枝「わかったよ。」

朝食を食べ終わり僕は部屋に帰った。

狛枝部屋

狛枝「じゃあ舞園さんの部屋に行こうか。」

舞園の部屋の前

ピンポーン

舞園「来てくれたんですね、それでは行きましょうか。」

狛枝「じゃあ校内から詮索しようか。」

学校内をくまなく詮索したが出口らしきものはなかった…

狛枝「ごめんね舞園さん、僕みたいなゴミグズといたせいで君の時間だけを失ってしまって…」

舞園「そんなことありません、私も狛枝君といれて楽しかったですし。」

狛枝「こんな僕にそんなこと言ってくれるなんで僕は幸運だよ!!」

舞園「もうちょっと詮索したかったんですけど夜時間も近いですしこれでお開きにしましょう。」

狛枝「そうみたいだね、じゃあおやすみ舞園さん。」

舞園「はい、おやすみなさい狛枝君。」

舞園さんと詮索を始めて何日が過ぎたある日…

7時 食堂

この日も僕たちはいつものように朝食を食べていたら…

モノクマ「そうか、なぜ殺人が起きないかわかったよ!!」

十神「いきなり現れて何を言い出すかと思ったら。」

モノクマ「ウププ…いきなりですがオマエラに殺人の動機を与えてやります。」

山田「殺人の動機?」

モノクマ「その動機なんだけどね…みんなの過去の動画なんだけどね、とあるところで見られま〜す。」

モノクマ「探さないとオシオキだよ!!」

と、モノクマは立ち去って行った。

石丸「とりあえず探そうではないか!!」

狛枝「モノクマは動画と言ってたね…なら視聴覚室にありそうだね。」

石丸「では大至急視聴覚室に集まろうではないか!!」

江ノ島「…うん」

狛枝「どうしたの江ノ島さん?いつも明るい君が暗かったら育つ希望も育たないよ…」

江ノ島「あんたねぇ…少しは警戒しなさいよ!!」

狛枝「何に?」

江ノ島「モノクマの動機に決まっているじゃない!!」

狛枝「モノクマの動機ごときでみんなの希望が負けるわけないじゃないか!!」

狛枝「そんなんじゃ僕は動じないよ。」

江ノ島「ふーん、あんたがうらやましいわ。」

狛枝「そういってもらえると僕も嬉しいよ。」

江ノ島「なんだか狛枝の話し聞いてると動機なんかどうでも良くなってきちゃった!!ありがと狛枝!!」

狛枝「僕の方こそありがとう。」

視聴覚室

僕が来たときにはすでにモノクマ含めてみんながそろっていた。

モノクマ「それでは皆さんに例の動画のDVDを配布しま〜す!!」

不二咲「いったいどんな映像なんだろう…」

石丸「とりあえずこの動画を見ようじゃないか!!」

狛枝と書かれたDVDを受け取って見てみるとこんな映像が流れた。

?「おぅ狛枝、希望ヶ峰学園に入学すんだってな?がんばれよ!!」

?「俺はいつでもお前を応援してるぞ。」

?「めんどくさいから一言で言うぞ…飯ちゃんと食えよ!!」

?「クソじゃあぁぁぁぁ!!」

?「僕は自己紹介から始めたらいいかな?」

?「狛枝さん、がんばってください。」

?「狛枝よ、暗黒四天王も応援しているぞ」

?「凪斗ちゃん寂しくなったら帰って来てもいいっすよ!!

?「狛枝クーン、僕と一緒に暑い夜をすごそうよ。」

?「狛枝クン、大丈夫!!君ならうまくいくと思うよ?」

?「あー、なんだその、がんばれよ。」

?「ほら男ならシャキッとしなさいよ!!」

?「狛枝おにぃなんていなくても寂しくないもん!!…」ぐずっ

?「狛枝…元気でな…」

?「狛枝くん怪我したら私のところに来てくださいね。精一杯看病しますよ。えへへ…」

狛枝(誰だろう…でもなんだか懐かしい感じがする…すごいよ!!この人達からも希望が伝わって来るよ!!)

だが次の瞬間…映像のみんなが絶望に染まっていた。

狛枝(…!!)

狛枝「なるほどね、でもこんな絶望ぐらいみんなの希望が集まれば勝てるに決まっているよ!!」

そんな独り言を言っていると…

舞園「いやあぁぁぁぁ!!」

狛枝「 舞園さん?」

一人部屋を出ていった舞園さんを僕は追いかけていた…

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