【咲】【聖闘士聖矢】京太郎「燃えろ!!俺の小宇宙!!」【安価】 (959)

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         _// ._.¨.〃// 〃.'-' ‖'-' .‖    ‖ i/ ヽ'、 .lj ヽ_l  L_、ゞゝ
        ./〃  ''' .〃 - 〃F=:-=i .lL,,  _」ッ=コ  i`ニ〈      ヾ.、
       ./〃__ ./L__〃|[二.]__「‖.|  |  | _ノ      ヾ、 _   _ 〃〉
       ./〃─−=−─.〃‖ ̄l「゙゙ .]| .|  |  | .|  i-i  i---`、ノ /   V/〈
      //生ニコ  iニニ/ .‖[] にi .‖.| |.| .|   ̄   ̄"ヾ"./ λ ヾヾ、

      コ〃__   ___〃. || _  |‖ || .| | | レー-.i   ,---ヽ/  い,  ヾヽ
     /〃"---i  i---〃 lj i] [ニl ||. |┌" "┐i──!   !─┐/  lΛ'、  ヾヽ
     〃/        〃 lL,,,,,,ノ|  ||. ||   ||        レ  .l!.,、、'、   ヾヽ
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●咲で聖闘士聖矢をやる無謀な企画

●咲安価スレではもはや説明不要の京太郎が主人公

●聖衣は原作基準(オメガじゃない方)

●登場人物は咲のキャラクターのみ

●必殺技は原作のもの、オメガのもの、咲の登場人物をイメージしたものがある

●咲の登場人物に男は殆どおらず、このスレで男聖闘士は京太郎しか出ないので、女聖闘士は素顔を見られたら、殺されるか愛されるかしかありません

●女聖闘士は全員チョロイン

●バトルがメインですが大味

●バトルでしか信頼や友情は生まれません。会話?そんなのは飾りです

●完全な見切り発車

●女神はすこやん、辰巳は恒子

以上


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1363356180


■■■ルートの説明■■■

ルートは大まかに分けて3つあります

1.原作基準ルート(ペガサス、ドラゴン、キグナス、アンドロメダから守護星座を選択)
原作通り、ペガサス、ドラゴン、キグナス、アンドロメダ、(あとフェニックス)が主役で、難易度は低め

2.原作IFルート(ユニコーン、ヒドラ、ウルフ、ベアー、ライオネットから守護星座を選択)
京太郎の守護星座が原作の主役メンバーに加わります(6人で物語を進める)
その際、原作基準ルートのメンバーが外れる事はありませんが、初期取得済みの必殺技の弱さから難易度は中くらい

3.闇堕ちルート(フェニックスに守護星座を決定)
財団主催の銀河戦争に参加せず、最初は襲撃者として登場
青銅聖闘士が全員敵で難易度は高い
銀河戦争編でのみ青銅聖闘士に倒されても、ゲームオーバーにならず、ルートが原作基準ルートに強制移動します
逆に全ての青銅聖闘士を倒した場合、闇堕ちルートのまま、白銀聖闘士編や黄金十二宮編に突入します
3つのルートの中で難易度は最も高めですが、フェニックスがチートのため、序盤は楽勝です。そして最初からブラックフォーが慕ってくれてるので(弱いけど)仲間には困りません



■■■あらすじ(原作基準ルート・原作IFルート)■■■

日本の大沼財団から京太郎は聖闘士になるべく各地に派遣された子供の一人。

青銅聖闘士になったばかりの京太郎は日本の大沼財団から聖衣を持って日本に帰ってくるように命を受ける。

日本に戻った京太郎を待ち受けていたのは銀河戦争(ギャラクシアンウォーズ)という聖闘士同士による死闘の見世物だった。



■■■あらすじ(闇堕ちルート)■■■

日本の大沼財団から京太郎は聖闘士になるべく各地に派遣された子供の一人。

京太郎が派遣されたのはデスクイーン島。この世の地獄と呼ばれる島であった。

憎しみで小宇宙を高める教えを受けた京太郎だったが、心優しき京太郎は聖闘士の資格を取得することができなかった。

修行の最終日に師匠の攻撃をかわしたことで、幼い頃から仲良くしていた咲に似ている少女エスメラルダを死なせてしまう。

エスメラルダを殺した師匠と、死なせてしまう原因を作った自分が許せず、優しい心を封印し、憎しみの心で小宇宙を燃やす事に成功し、師匠を倒す。

その後、瀕死の師匠から大沼財団総帥・秋一郎が京太郎の父親であり、既に他界している事を聞かされる。

エスメラルダの死の原因を作った大沼秋一郎に対してのやり場の無い怒りが爆発した事で、大沼財団に関わるもの全てを抹殺しようと考えるに至った。

その後、京太郎は日本の大沼財団から聖衣を持って日本に帰ってくるように命を受ける。

その後、京太郎はデスクイーン島の暗黒聖闘士をまとめあげ、大沼財団が開催する銀河戦争の舞台に乗り込むのであった。

■■■一日の流れ■■■

聖闘士は完全にバトルしかないわけではなく、休息の日々も存在します

一日に何人もの聖闘士と戦うことはまずありません

一日は午前と午後の2パートに別れ、そのどちらかに休息をとると、小宇宙、身体損傷、精神損傷は若干回復します
ただし黄金十二宮編では都合上、12時間の12パートに別れます



■■■コンマ判定■■■

高い数値ほどいい効果が得られるが、以下の状況でクリティカルやファンブルとなります
※00は100として計算

・下1桁が7でクリティカル(効果が1.5倍)
・下1桁が4でファンブル(効果が半分)
・77、44以外のぞろ目でWクリティカル(効果が2倍)
・77でスーパークリティカル(問答無用の完全勝利)
・44でスーパーファンブル(問答無用の完全敗北)

77と44はどのタイミングで出してもイベントで決着がつく


■■■能力値■■■

登場人物には以下の能力値が設定されています

小宇宙:攻撃、防御、回避、説得、逃走とマルチに使える能力。0になると戦闘不能
攻撃力:戦闘時の打撃や捕縛や必殺技にボーナス
命中力:戦闘時の命中ボーナス
回避力:戦闘時の回避ボーナス
防御力:肉体攻撃に対しての防御力
精神力:精神攻撃に対しての防御力
一撃耐久力:一撃を耐える力。これ以上のダメージのある攻撃を食らうと昏倒し、敗北となります
身体損傷:80で動けなくなります。100を超えると死にます
精神損傷:80でカタカタします。100を超えると発狂します

聖衣には以下の能力値が存在します

聖衣強度:聖衣自体の防御力。暗黒<=青銅<<<白銀<<<<<黄金
聖衣損傷:聖衣の耐久力。80で仮面が割れます。100を超えると聖衣が完全破壊されます。さらに頭から地面に落下します

■■■戦闘方法■■■

戦闘自体は大味で、青銅同士の戦闘でも1〜2ターンで終わるような感じになっています
相手が格上でも、運がよければ1ターンで倒せます

1.コンマで高い方が先行
2.攻撃側の場合は攻撃方法と追加消費する小宇宙の量を決定
3.防御側の場合は防御か回避を選び、消費する小宇宙の量を決定
4.攻撃側は命中判定を行い、防御側は防御または回避判定を行う
5.攻撃が命中した場合、攻撃判定を行い防御側の身体または聖衣にダメージがいく
6.1〜5を繰り返し、以下の条件になった場合戦闘が終了する
・小宇宙が0になる
・一撃耐久力以上のダメージを食らう
・身体損傷が80を超える
・精神損傷が80を超える
・戦闘時のコンマ判定のどこかでスーパークリティカルかスーパーファンブルが出る
・聖衣耐久力が80を超える(戦闘は一時中断し、説得に成功すると戦闘終了)



■■■攻撃方法■■■

攻撃方法は以下の通りで、小宇宙を追加消費する事でダメージを上乗せする事ができます

<打撃攻撃>普通に殴る、または蹴る
・攻撃力+(コンマ÷5)+(追加消費小宇宙÷2)=打撃ダメージ

<捕縛攻撃>押さえつけたり、絞めつける攻撃
・攻撃力+(コンマ÷5)+(追加消費小宇宙÷2)=捕縛力
※捕縛攻撃を受け続けると、肉体損傷や聖衣損傷に捕縛力分のダメージを食らい続け、相手は振りほどきに成功するまで動けない

<必殺技・固有技>小宇宙を消費して発動する事が出来る効果の高い攻撃

[一撃系〜]文字通り一撃のみのダメージ
・攻撃力+コンマ+攻撃補正+(追加消費小宇宙÷2)=一撃系のダメージ

[拡散系〜]二撃以上の攻撃となり、与えるダメージが半分になるが2回分のダメージを与える
・攻撃力+(コンマ+攻撃補正+追加消費小宇宙)÷2=拡散系のダメージ

[捕縛系〜]敵の動きを封じる攻撃
・攻撃力+コンマ+攻撃補正+(追加消費小宇宙÷2)=捕縛力
※動きを封じるだけのものと、連続でダメージを食らうものがある
※捕縛攻撃を受け続けると、肉体損傷や聖衣損傷に捕縛力分のダメージを食らい続け、相手は振りほどきに成功するまで動けない

[自爆系〜]敵にもダメージを与えるが、自身もダメージを食らう
・攻撃力+コンマ+攻撃補正+追加消費小宇宙=自爆系のダメージ

[精神系]精神にダメージを与える攻撃。一方的に攻撃を受けるため、防御不可能
・コンマ+攻撃補正+(追加消費小宇宙÷2)=精神系のダメージ

■■■防御方法■■■

防御方法は以下の通りで、小宇宙を追加消費する事でダメージを減少させる事が出来ます

<防御>聖衣のある部分で防御を行う
・防御力+聖衣強度+(追加消費小宇宙÷2)=ダメージ無効値
※攻撃側のダメージから防御側のダメージ無効値を差し引いた分が肉体損傷や聖衣損傷に加算されます

<回避>攻撃を回避する
・回避力+コンマ+(追加消費小宇宙÷2)=回避判定
※防御時に回避判定で相手の命中判定を上回る事で、ダメージを全く受けない

<振りほどく>攻撃や必殺技で捕縛された場合にその状況から脱出する
・コンマ+(追加消費小宇宙÷2)=脱出判定
※防御時に攻撃側の捕縛力を脱出判定が上回ると、振りほどきに成功

<必殺技・固有技>小宇宙を消費して発動する事が出来る効果の高い防御方法

[盾]盾のついている聖衣は防御時に命中判定を成功させることで、盾で攻撃を受けることができる
・聖衣強度(盾)+コンマ+(追加消費小宇宙÷2)=ダメージ無効値
※攻撃側のダメージから防御側のダメージ無効値を差し引いた分が肉体損傷や聖衣損傷に加算されます

[防御系]聖闘士の防御術や、聖衣を使った防御技
・防御力+聖衣強度+コンマ+防御補正+(追加消費小宇宙÷2)=ダメージ無効値
※攻撃側のダメージから防御側のダメージ無効値を差し引いた分が肉体損傷や聖衣損傷に加算されます
※カウンター技の場合は、防御に成功した際、相手に絶対命中のダメージを与える



■■■命中判定■■■

命中判定は小宇宙を乗せる事が出来ませんが、相手が回避する、または命中判定のコンマでファンブルになる以外は必ず命中します

<命中判定>
・命中力+コンマ=命中判定

■■■京太郎の強化■■■

戦闘に勝利すると、相手の小宇宙分だけ技能ポイントが加算されます
戦闘に敗北、または引き分けても京太郎が生存していた場合は、相手の消費小宇宙分だけ技能ポイントが加算されます

技能ポイントは能力値に振り分けたり、必殺技を習得する事が可能です



■■■仲間の強化■■■

原作ルート、原作IFルート、闇堕ちルート全てに共通して、仲間の強化は必須です
でないと黄金聖闘士には勝てません
策を練らなければ白銀聖闘士にも勝てません
青銅聖闘士と暗黒聖闘士はほぼ互角なので勝敗は運次第です

原作ルートでは銀河戦争編では誰も仲間になりませんが、暗黒聖闘士編以降、原作通りペガサス、ドラゴン、キグナス、アンドロメダがチームを組みます

IFルートであれば、さらに京太郎も主力チームに加わります

逆に闇堕ちルートでは最初からブラックフォーが仲間に存在しますが、従来のペガサス達は仲間になりません

チームを組んだ時点で、持っている技能ポイントで強化が可能となります



■■■必殺技の習得■■■

技能ポイントを50消費する事で下記の必殺技や一度見た必殺技を習得する事が可能です

<必殺技> 閃光拳<消費小宇宙20:攻撃補正+30>[一撃系打撃][光属性]
※攻撃成功時に相手の命中力&回避力を半減

<必殺技> フレイムデスペラード<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃][火属性]

<必殺技> 鏡花水月<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃][水属性]

<必殺技> ソードフィッシュカッター<消費小宇宙20:攻撃補正+80>[拡散系斬撃][水属性]

<必殺技> ディバイントルネード<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃][風属性]

<必殺技> ブラストタイフーン<消費小宇宙20:攻撃補正+80>[拡散系斬撃][風属性]

<必殺技> グランドニードル<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃][土属性]

<必殺技> フォルゴーレルネッサンス<消費小宇宙20:攻撃補正+40の打撃攻撃[一撃系打撃][雷属性]



また下記の必殺技は本来であればドラゴンとキグナスが使用できますが、黄金聖闘士のもののため、しばらく習得は出来ません

<必殺技> 廬山百龍覇<消費小宇宙50:攻撃補正+200>[拡散系打撃]

<必殺技> 聖剣(エクスカリバー)<消費小宇宙50:攻撃補正+100>[一撃系斬撃]

<必殺技> オーロラエクスキューション<消費小宇宙50:攻撃補正+100>[一撃系打撃][氷属性]

<必殺技> フリージングコフィン<消費小宇宙50:攻撃補正+100>[捕縛系][氷属性]



以上でテンプレ終わり

1.原作基準ルート(ルート決定後にペガサス、ドラゴン、キグナス、アンドロメダから守護星座を決定)

【ペガサス】 聖衣強度:50

<必殺技> ペガサス流星拳<消費小宇宙10:攻撃補正+40>[拡散系打撃]

<必殺技> ペガサスローリングクラッシュ<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃]

<必殺技> ペガサス彗星拳<消費小宇宙30:攻撃補正+60>[一撃系打撃]



【ドラゴン】 聖衣強度:50 聖衣強度(盾):200

<必殺技> ドラゴンの盾<消費小宇宙10>[盾]

<必殺技> 廬山龍飛翔<消費小宇宙10:攻撃補正+20>[一撃系打撃]

<必殺技> 廬山昇龍覇<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃]

<必殺技> 廬山亢龍覇<消費小宇宙40:攻撃補正+80>[自爆系][火属性]
※聖衣強度無効



【キグナス】 聖衣強度:60

<必殺技> ダイヤモンドダスト<消費小宇宙10:攻撃補正+20>[一撃系打撃][氷属性]

<必殺技> カリツォー<消費小宇宙10:捕縛補正+20>[捕縛系][氷属性]※ダメージ無し

<必殺技> ホーロドニースメルチ<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃][氷属性]



【アンドロメダ】 聖衣強度:50

<必殺技> ネビュラチェーン<消費小宇宙10:捕縛補正+15>[捕縛系絞技]

<必殺技> ローリングディフェンス<消費小宇宙10:防御補正+30>[防御系]

<必殺技> アンドロメダネビュラ<消費小宇宙20:防御/攻撃補正+30>[防御系カウンター][一撃系打撃]

<必殺技> サークルディフェンス<消費小宇宙20:防御補正+30>[防御系]

<必殺技> サンダーウェーブ<消費小宇宙30:攻撃補正+45>[一撃系打撃]
※命中判定不要

<必殺技> ネビュラストリーム<消費小宇宙30:攻撃補正+60>[捕縛系絞技][風属性]

<必殺技> ネビュラストーム<消費小宇宙40:攻撃補正+80>[一撃系打撃][風属性]
※ネビュラストリームからのコンボとして使用した場合は命中判定不要

2.原作IFルート(ルート決定後にユニコーン、ヒドラ、ウルフ、ベアー、ライオネットから守護星座を決定)

【ユニコーン】 聖衣強度:50

<必殺技> ユニコーンギャロップ<消費小宇宙10:攻撃補正+40>[拡散系打撃]

<必殺技> ユニコーンヘッド<消費小宇宙10:攻撃補正コンマ+20>[一撃系打撃]



【ライオネット】 聖衣強度:50

<必殺技> ライオネットバーニングファイヤー<消費小宇宙10:攻撃補正+20>[一撃系打撃][火属性]

<必殺技> ライオネットボンバー<消費小宇宙10:攻撃補正+40>[一撃系打撃]

<必殺技> ライオネットエクスプロージョン<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃][火属性]



【ベアー】 聖衣強度:50

<必殺技> ハンギングベアー<消費小宇宙10:捕縛補正+20>[捕縛系絞技]



【ウルフ】 聖衣強度:50

<必殺技> デッドハウリング<消費小宇宙10:攻撃補正+20>[一撃系斬撃]



【ヒドラ】 聖衣強度:50

<必殺技> パラライズベーゼ<消費小宇宙10:攻撃補正+15>[一撃系打撃][麻痺属性]

<必殺技> メロウポイズン<消費小宇宙10:攻撃補正+20>[一撃系打撃][毒属性]

<必殺技> ヒドラスサウザンドパラダイス<消費小宇宙10:攻撃補正+40>[拡散系打撃]

<必殺技> ヒドラスゴージャスキック<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃]

3.闇堕ちルート(ルート決定後は守護星座がフェニックスに決定)

【フェニックス】 聖衣強度:60
※聖衣損傷が100を超えても、フェニックスの聖闘士が昏倒しなければ聖衣はその場で再生し、聖衣損傷が0となる

<必殺技> 鳳翼天翔<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃][風属性]

<必殺技> 鳳凰幻魔拳<消費小宇宙30:攻撃補正+60>[精神攻撃]



【ブラックペガサス】 聖衣強度:50

<必殺技> 暗黒流星拳<消費小宇宙10:攻撃補正+30>[拡散系打撃]
※聖衣強度で防がれたダメージの半分は必ず身体損傷のダメージとなる



【ブラックドラゴン】 聖衣強度:50

<必殺技> 暗黒昇竜覇<消費小宇宙10:攻撃補正+20>[一撃系打撃]



【ブラックスワン】 聖衣強度:50

<必殺技> 暗黒吹雪(ブラックブリザード)<消費小宇宙10:攻撃補正+40>[拡散系打撃][氷属性]



【ブラックアンドロメダ】 聖衣強度:50

<必殺技> 暗黒流牙星雲(ブラックファングネビュラ)<消費小宇宙10:攻撃補正+20>[一撃系打撃]

>>1です

某ライダースレに触発されて立ててみました

ライダーでいけるなら聖闘士聖矢もいけるんじゃないかと、わけのわからない事を考えてやりました

後悔はしていません

それより昔の聖闘士聖矢を知っている人がいるかどうかが疑問です

まあ、今やってるオメガを少し泥臭くしたような感じでとらえてもらっても問題ないかと思います

最初にルートを決定します

ルートの番号を指定してください

1.原作基準ルート(ペガサス、ドラゴン、キグナス、アンドロメダから守護星座を選択)
原作通り、ペガサス、ドラゴン、キグナス、アンドロメダ、(あとフェニックス)が主役で、難易度は低め

2.原作IFルート(ユニコーン、ヒドラ、ウルフ、ベアー、ライオネットから守護星座を選択)
京太郎の守護星座が原作の主役メンバーに加わります(6人で物語を進める)
その際、原作基準ルートのメンバーが外れる事はありませんが、初期取得済みの必殺技の弱さから難易度は中くらい

3.闇堕ちルート(フェニックスに守護星座を決定)
財団主催の銀河戦争に参加せず、最初は襲撃者として登場
青銅聖闘士が全員敵で難易度は高い
銀河戦争編でのみ青銅聖闘士に倒されても、ゲームオーバーにならず、ルートが原作基準ルートに強制移動します
逆に全ての青銅聖闘士を倒した場合、闇堕ちルートのまま、白銀聖闘士編や黄金十二宮編に突入します
3つのルートの中で難易度は最も高めですが、フェニックスがチートのため、序盤は楽勝です。そして最初からブラックフォーが慕ってくれてるので(弱いけど)仲間には困りません

>>13-17の多数決でルートを決定します



すこやん「何を言っているのです京太郎、あなたにはまだ命が残ってるではありませんか」かぁ……

多数決の結果、闇堕ちルートに決定しました

京太郎の守護星座はフェニックスになります

では、ブラックフォーの人物を決めてください(連投OK)

>>20 ブラックペガサス
>>21 ブラックドラゴン
>>22 ブラックスワン
>>23 ブラックアンドロメダ

※ただし、宮永咲、原村和、高鴨穏乃、松実玄は選べません
※被ったら再安価

小走先輩

宮永照

がいとさん

すいません。そういえばてるてるも無しでした

なのでブラックスワンは再安価で>>26

シロ

安価の結果

ブラックペガサスやえ
ブラックドラゴン霞
ブラックスワン白望
ブラックアンドロメダ智葉

に決定しました

ブラックペガサスのかませ臭が半端ない



次に京太郎の能力値を設定します
※高いコンマほど能力値が高くなります

>>30 小宇宙(コンマ+20):攻撃、防御、回避、説得、逃走とマルチに使える能力。0になると戦闘不能になります
>>31 攻撃力(コンマ÷5+5):戦闘時の打撃や捕縛にボーナス
>>32 命中力(コンマ÷5+5):戦闘時の命中ボーナス
>>33 回避力(コンマ÷5+5):戦闘時の回避ボーナス
>>34 防御力(コンマ÷5+5):肉体攻撃に対しての防御力
>>35 精神力(コンマ÷5+5):精神攻撃に対しての防御力
>>36 一撃耐久力(コンマ÷2+10):一撃を耐える力。これ以上の攻撃を食らうと昏倒し、敗北となります

あと、このスレは連投OKなので隙があればガンガン連投してください

おまかせあれ!

おまかせあれ!

おまかせあれ!

おまかせあれ!

おまかせあれ!

おまかせあれ!

おまかせあれ

【フェニックス京太郎】 聖衣強度:60
小宇宙:87+20=107 攻撃力:(83÷5)+5=22 命中力:(88÷5)+5=23 回避力:(89÷5)+5=23
防御力:(91÷5)+5=24 精神力:(86÷5)+5=23 一撃耐久力:(24÷2)+10=22

【フェニックス】 聖衣強度:60
※聖衣損傷が100を超えても、フェニックスの聖闘士が昏倒しなければ聖衣はその場で再生し、聖衣損傷が0となる

<必殺技> 鳳翼天翔<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃][風属性]

<必殺技> 鳳凰幻魔拳<消費小宇宙30:攻撃補正+60>[精神攻撃]



かなり強いけど打たれ弱いフェニックス京太郎になりました

とりあえずプロローグを書くので今日はここまで

プロローグは明日の夜にでも投下をはじめます

あとは影武者フェニックスと青銅聖闘士のバトルも出来ればと考えています

質問、疑問があれば、答えられる事は答えます

それではこれにて



鋼鉄聖闘士は出るの?

これは・・・まさか血がつながって……
乙ー

聖衣身につけると攻撃翌力があがるとか鳳凰は修復で進化する能力とかはあるのかな

とりあえず一撃耐久あげよう、影武者鳳凰誰だろう?

乙〜
ワイ双子座、余裕の面持ちでスレを見守る

暗黒じゃない方のアンドロメダが誰になるかが重要やね

ちょっと頭痛で頭が痛いので長く出来ませんが投下します


>>42
一応、考えたけど鋼鉄聖衣の性能に頼ってるせいか、雑魚っぽいイメージしかわかない
白銀聖闘士編では役に立てるけど、黄金聖闘士編では役に立てないので、出ない方向で
出ても京太郎に倒されるだけなので、あまり意味もないし

>>45
流石に全員が秋一郎とは血は繋がってないです
京太郎だけが秋一郎の実子。苗字が違うのは気にしないでほしい

あとの青銅は全員孤児(アニメ設定)

>>48
今のところ聖衣を脱いでも咲ちゃん以外は攻撃力が変化したりはしません
特殊能力を手に入れて、紫龍の様に脱いだら強くなるみたいなのは考えてます

あとフェニックスの聖衣は特定の条件を満たして破壊された時のみバージョンアップします
そのため黄金十二宮編終わっても聖衣は初期状態のままの可能性もあります

>>49
まあ、この双子座はね。このスレでも当然ラスボスだし
ちなみに>>1は山羊座だけど、カプリコーンを贔屓しようとかそういうのはないよ
このスレの山羊座の黄金聖闘士は微妙だし


>>50-51
すぐにわかる事ですがアンドロメダは咲ちゃんです
ちなみに京太郎がフェニックスじゃない場合は照がフェニックスになってました

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           _x<三ニ/´ /     /ニ三三三三三三三>

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(注)エスメラルダです



エスメラルダ「キョーちゃん。今日も生傷だらけだね」

京太郎「ん、ああ。傷が多いのは小宇宙を高められない俺のせいだけどな…」


いつも思うが師匠の修行は容赦がない。
こっちの準備が出来ていようが、出来ていまいが関係なく、勝手に始める。
だから、この数年間で師匠の攻撃を避けるのは上手くなった。
それでも師匠は俺よりも強く、休む隙を与えてくれないから生傷は耐えないのだが。


エスメラルダ「お父さんも手加減してくれればいいのにね」

京太郎「師匠は悪くないよ。俺に聖闘士の才能が無いだけだからさ」

エスメラルダ「そんな事無いって、キョーちゃん!!キョーちゃんは誰よりも頑張ってるじゃない!!」

京太郎「ありがとな、さ…エスメラルダ」


自分で言うのもなんだが、確かに頑張っている。
師匠との特訓で戦う力は身につけてきたし、小宇宙の燃やし方もある程度は身についている。
だけど、憎しみの心で小宇宙を高めるというのが、俺には出来ない。

厳しいけど俺を強くしようとしてくれる師匠。
デスクイーン島という厳しい環境にありながら、真っ直ぐ正しく生きている少女エスメラルダ。

そんな人達を俺が憎めるわけがない。


エスメラルダ「あー。京ちゃん、また私の事、サキって呼ぼうとしたよね?」

京太郎「あー悪い悪い。なんて言うか本当に似てるんだよ、咲とエスメラルダが」

エスメラルダ「ふーん」

京太郎「なんだよ?信じてないのか?」

エスメラルダ「ねえ、キョーちゃん…」

京太郎「なんだ?」

エスメラルダ「わ、私とサキって子のどっちが…」

京太郎「うん?」

エスメラルダ「…や、やっぱなんでもないよ。ゴメンね」

京太郎「んー?変なエスメラルダだな」

                 ,イ
              ,,,ノ.ノ  _,,,,,,,,_ ...,,,、、、,,.
            ,r´"..,,〃"",r"r'"",r-'フ ⌒`、

           / ,r”/  〃λ.r'" ('" i -=ニミ
       .,イ r'"ト  |./  ',,)"`Y"  ヽ, /|    "¨=、、、
      /.[ r'' |'、  ,rッ,-''"  .'  .ノノ ノ、      "`ヽ、
   /( ,'  .ヽ|.  | '、 / | "  .,r-…ヽ、__,〃)ヽ、   ,,_  ヽ
   / .'、|  _`ト、.||. .V ノ.|_,,r'" r-、 \__ノ ) )、   "\"`ヽ.`,
.|  〔  ヽ| "`ゞヽγ| ' /|"/¨!.ノ" し'⌒)ヽ、/ λヽ、    \ ヽj
‖ {  ト、.,r'⌒ゝ、 !,,ノ Ч ニ-ニ=ミヾト、`|,,、トミ、 `、    \
. !レキ-ヾ、  ,r'"\"`Ψr-っノ"/',r二ミ、`)ヽt  ヾ、ヽ,     `

.`、¨ヽ、  i“(`‐'" 〉¨`・| ¨ ./((..◎.〃‖ ├'''"\ 〕. `ぇ、,,__,,、
 ヾト、 !、_...〔(¨` ..,r-^ ノ`-,,,ノ !,ヾミΞツ_ノ  i, _,,,,,,j ノ  ¨¬-
ヾミヽ、ト、` |) i"r⌒ニ`l|ヽ,`=:t ゞ、__ニ-/ | ├" _,,|/  〃 ノ゛

 `、ヾ、\ Y V i ◎ミ”|  〉 ''⌒)-'''" ノ  〕.r''" 'l .///
  ヾ、ヾ、ニ=ミl^( !,ミ_シゝ| l  ,-っ.二="ヾ  Λ ,、-"|/ .'"  ノ
    "-|,`l" '!, ゝ、_..,,r⌒、|_〃゙ ̄,r--| `、/ ‘|  _/(  _,,-"
     人ヾr⌒、 ‘シ="V=三/ ,r-〔  ‘、 V  ノ、/.|‘|k _,,,,,
    / ‘、、  λ \≡r-y⌒'!  ヽ_,ノヾ、\/| / |_))、
    .〔  ヽヽ/ 〉、`〒 ヽ、_.,,ト-'"ヽ.-''`ノ"ッ+=t,/ トtノ`'¬フ
    j、 ‖\、/ ゝ、`l  j、_」ゝ-"_,,,,ノ /   `、|| \ノ
    'l、 | |  `ヾ、/  〉、j /、,,,_、ニ-"/ ,/    `ヾ,,|_,ノ
     ヽ「 .|    \.//|./、¬--、、_上./
      ` 'ヽ`ミ¬-、\__|" `ト、___ノ⌒

       \"¬-  > )-、,, |               ,,、r
        \____,,,//|`、"ヽ|              _r"

         ヾ、  / j、`i,. )             _r¨
           "''シ  ノ|__,,jレ"            _r'
        _,,,,、、r-''"⌒  _,,,、、-−-;;、,,    -''



師匠「京太郎。今日は修行の最終日だ」

京太郎「はい!!よろしくお願いします!!」

(……!?)

(これは…あの日の…)

師匠「これでワシを倒せないようならば…貴様は死ね!!」

京太郎「し、師匠!?」

師匠「いや。…憎しみの小宇宙を解放できないのであれば、ワシの一撃で貴様を葬ってやろう」

師匠の放った拳圧はいつも以上に凄まじく、直撃すれば俺は殺される。
そう感じ取った俺はそれを何とか回避する。


(避けるな!!避けるんじゃない!!)


だが——。


       .l;;i′      /     .!;;/ .イ、;;;;;;;;;;;;;;./ |;;;;;; /         .r' /     ,イ゙ .,〃     ../; /
       .|/       ノ      .l;;; !  l;;;;;;;;;;;;;;;;ゝ !;;./           ,,ilr'"     ,i'./        ,./ ,/ .,.
       :l゙                 | !  /;;;;;;;;;;;; /  /./         '″      .,l./        ,,ノン"  .フ;;
              _,,          !゙.,,.,i";;;;;;;;;,./  .iУ                             ,i'/ .,..r'";;;;;
   .i}′        / ;;,! .,      /;゙;;;;;;;;; /   .l″            ,ν         / /_..-'";;;;;;;;;;;;;;
   `           i";;;,/ /      /;;;;;;;;;;;;/                   il l′         _..-";;;;;;";;;;;;;;;;;;;;;;;;_,,.
           l /  ."、    / ;;;;;;;;;;/               _    ,,i!!″     .,..r'";;;;;;;;;;;;;;;;;;.,,,r‐ー'″
          /./    l「    .../ ;;;;;;;;; /              ,,il″   .´     .,,./ ゙;;;;;;;;;;;;;;;;;_ン'"
     .,i''l   .,〃    .〃 /  ./ ;;;;;;;;;./    .,.     _ /″           _/;;;;;;;;;;;;;;;;;,./ ´        _ン'
    ,lゾ  .〃   .,〃 ./  ,i";;;;;;;;./     ./     ,r'./     .,    ._/;;;;;;;;;;;;;;,,,./ ゛       . _,,-へ.iii
   .〃   ./l   、〃 ,ir / ;;;;;;; /    .,〃    .,ノン′  .,,ir'"  _/丶;;;;;;,ン'″    ,, ;;二二r‐''''、;;;;;;;.
   〃  .,ノ~;/  .,/./ .,ノ/ / ;;;;;;;;;;;;l  .,.. |″    ,i'ン"   ,ii'" .,..-'";;;;;;;;;;;,/゛  _,,,,,__ ,ir!'"       `'''″
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(あ、ああ…)

(くそっ…、くそっ…!!)


俺が回避したはずの拳圧は俺の背後で、肉を潰す音を立てた。
たまたまそこにいた動物にでも当たったのかと思い、俺は少し申し訳ない気持ちに駆られた。
良心の呵責なのか、俺が避けたせいで命を散らす事になったそれを恐る恐る見る。


京太郎「……」


それはたまたまそこにいた動物ではなかった。

そこに倒れているのは俺のよく知る少女。
今日が俺の最後の修行の日だという事を聞きつけ、心配でかけつけてくれたエスメラルダだった。


京太郎「あ……あぁ……」

エスメラルダ「きょ…ぉ…ちゃん…」


俺はすぐにエスメラルダの元に駆けつけ、血まみれの背中を抱き起こす。
尋常じゃない出血。
早く手当てをしなければ助からない。
俺はエスメラルダを抱きかかえたまま、師匠の方に振り返る。

だが——。


師匠「フン。何をしている、京太郎」

師匠「そいつは助からん」

師匠「さっさと構えろ。出なければ死ぬぞ」


師匠は俺の背後で仁王立ちで構えている。
まるでそんな事はどうでもいいと言わんがばかりに。


エスメラルダ「…、ぉ…ちゃん…」

京太郎「エスメラルダ!!エスメラルダぁっ!!」

エスメラルダ「…頑張って…、りっぱな…聖闘士に…なって…」

エスメラルダ「キョーちゃん…、なら…きっと…なれ…」


エスメラルダは俺の手を弱弱しく握ろうとする。
彼女はゆっくりと目を閉じる。
俺が彼女の手を握り返そうとするが、彼女のその手は力なくだらりと地面に落ちる。


京太郎「エスメラルダぁっ!!!」

よくよく見てみると星矢じゃなくて聖矢になってる

そういやヒドラは誰になるんだろ

京ちゃん初登場時にいきなりやられちゃうんだけど……

 
 
 
 
 
彼女はもう何も答えない。

彼女はもう俺を見ない。
彼女はもう俺に触れない。

彼女はもう生きていない。

 
 
 
 
 

>>61
ユニコーン、ライオネット、ヒドラ、ウルフ、ベアーは相応しい二軍キャラを用意しています



京太郎「……」

京太郎「…ここは?」


目を開けた俺の視界に飛び込んできたのは蝋燭の明かり。
辺りを見渡すと、ゴツゴツとした岩肌に囲まれている
横になれる程度のスペースがあり、俺はかぶった覚えのない毛布が身体にかかっていた。

思い出した。
俺は今、日本の富士の樹海の洞窟にいるのだ。


「京太郎?」

>>64 声をかけてきたのは?

判定
01〜50:影武者フェニックス副会長
51〜60:ブラックペガサスやえ
61〜70:ブラックドラゴン霞
71〜80:ブラックスワン白望
81〜90:ブラックアンドロメダ智葉
91〜00:影武者フェニックス照

おまかせあれ

直下は近いな

ところで女性は全員仮面着けてるんだろうか

>>60
うおっ!?なんてこったい
もうHTML化依頼を出して最初からやり直したい気分になった

>>66
了解しました
とりあえず連投OKなので下3つくらいでやります

>>67
青銅、白銀、黄金と全員つけてます
つけてないのは京太郎と掟とか関係ない配下のブラックフォーくらい



判定結果:>>64(小走やえ)



声をかけてきたのは少し怪訝な表情を浮かべる髪が片側ドリルの少女。
彼女は両手でお盆を持っており、その上にはパンと水の入ったコップがある。

彼女の名前は小走やえ。
デスクイーン島でフェニックスの聖衣を手に入れるときに立ちはだかった敵の一人だった少女。


やえ「はい。朝の食事よ」

京太郎「ありがとうございます。やえさん」

やえ「……。京太郎」

京太郎「どうしました?」

やえ「君は私達の首領なのよ。だから敬語で話したり、私たちの事をさん付けで呼ばなくていいのよ」

京太郎「まあそうなのかもしれませんけど、みんな年上ですからね」

やえ「そう?まあ、無理に呼び捨てにしろとは言わないけどね」

京太郎「まあ、こういう性格なんで」

やえ「ふーん」

やえ「私達を力で無理矢理蹂躙した時は貴様とかおい!とかだったのにね」

京太郎「その時は聖衣を手に入れるために仕方なくですよ」

京太郎「そういえば霞さん達は?」

やえ「ああ——」

>>71 霞たちの行動

1.京太郎の指示を待っている(原作よりも早いタイミングで銀河戦争に襲撃可能)
2.銀河戦争の偵察に行ってる(原作通りのタイミングで銀河戦争に襲撃)
3.他の暗黒聖闘士たちと訓練をしている(原作よりも遅いタイミングで銀河戦争に襲撃)

>>67
最初に女聖闘士は素顔見られたら〜ってあるから着けてるでしょ
完璧超人並みのマスク狩りがこのスレで流行る(確信)

とりあえずここまで

頭痛が治ったら日付が変わるか変わらないかくらいの深夜にも投下するけど
投下がなかったら、次の投下は明日の夕方くらい

質問、疑問があれば、答えられる事は答えます

それではこれにて

蟹座虐めやめーや

頭痛が治まったので投下を再開します

>>70
そして全員から命を狙われる展開になると

>>80
カニバ?(難聴)

選択結果>>71(京太郎の指示を待っている(原作よりも早いタイミングで銀河戦争に襲撃可能))



やえ「京太郎の指示を待っている。今は洞窟内のどこかにいると思うんだけど…」

京太郎「そうですか。それじゃ、行きますか」

やえ「え?ちょっと待ってくれ」

やえ「あいつらの精確な場所は私も把握してなくて…」


やえはばつが悪そうに京太郎から目を逸らす。

暗黒聖闘士は良くも悪くも自由。
首領である京太郎の命令がなければ好き勝手に動く。
命令があればその時はそれに従う。

暗黒聖闘士の先代首領だったジャンゴがそうさせていたのだから、京太郎もそうさせている。
好き勝手にやらせる事でデメリットがないわけでもない。
だが、京太郎にとってその程度のデメリットは全く気にもならなかった。

…そうか、ジャンゴとかいう奴はこのメンバーでハーレム作ってたんだな

京太郎「安心してください。霞さんたちの小宇宙の位置を探るのは大した労力じゃないんで」


京太郎は起き上がり、やえからパンと水を受け取る。
水を口に含み、パンを頬張る。
デスクイーン島で食べていた硬くて味の全くしないパンじゃない。
やわらかく少し甘みの強い、味のある美味しいパン。


京太郎「このパン美味しいですね。ありがとうございます、やえさん」

京太郎(こんなに美味しいパンを作れるなんて。意外だな、やえさん)

やえ「そ、そうか。まあ、副会長どもに作らせたんだがな」

京太郎(…やえさんの手作りじゃないのか)

京太郎(それにしても意外な才能過ぎるだろ、副会長ども…)

>>86
ブラックフォー以外は暗黒聖闘士は全員副会長だからハーレムってほどでもない
逆に京太郎が聖闘士全員に愛された方がよっぽどハーレム



パンを食べ終えた京太郎は洞窟内にある小宇宙を探る。


京太郎(俺の目の前にやえさん。洞窟内は…副会長達しかいないのか)

京太郎(霞さんと白望さんはすぐ近くの湖辺り…)

京太郎(洞窟から少し離れた崖の所に智葉さんがいるな)

京太郎「やえさん。ここから少し離れた崖の辺りに智葉さんがいるんで連れてきてもらっていいですか?」

京太郎「あと、湖に霞さんと白望さんがいるんで智葉さんを回収した後に二人も回収してきてください」

やえ「わかった」

やえ「ところでコロッセオ襲撃と黄金聖衣の強奪は京太郎と私達四人でやるのか?」



>>91 襲撃と奪還の人数

1.影武者フェニックス副会長を十人追加
2.影武者フェニックス副会長を五人追加
3.影武者フェニックス副会長を連れて行かない

副会長が不憫すぎるんですけどぉ 3

選択結果>>91(影武者フェニックス副会長を連れて行かない)



京太郎「ええ。そうですね」

京太郎「やえさん達は以外は連れて行きません」

京太郎(正直、青銅聖闘士相手に副会長は足手まといだろうし)

京太郎(それならパンでも作ってもらってた方がよっぽど役に立ちそうだ)

やえ「そうか。ならば私達は京太郎の期待に応えねばな」

京太郎「期待してますよ、やえさん」

やえ「ああ。任せてくれ」

やえは京太郎が指し示した場所に向かい、自分以外のブラックフォーに京太郎からの命令が出た事を伝えに向かった。

京太郎はやえを見送り、自分も洞窟の外へと向かう。
洞窟内で何人もの副会長とすれ違う。


京太郎「さて…」

京太郎「大沼秋一郎に関わる者を皆殺しにする時が来た」

京太郎「まずは俺以外の九人の青銅聖闘士」

京太郎「そして、大沼秋一郎の娘…健夜」

京太郎(あいつの娘という事は俺の姉になるんだろうが——)

京太郎(関係ない。俺は全てを殺すだけだ)

洞窟を出た京太郎の元に四人の暗黒聖闘士が集う。

ブラックペガサスの小走やえ。
ブラックドラゴンの石戸霞。
ブラックスワンの小瀬川白望。
ブラックアンドロメダの辻垣内智葉。


霞「いよいよね、京太郎」

智葉「復讐の時が近づいてきたな」

やえ「あと、黄金聖衣の強奪も忘れたら駄目だから」

白望「やる事が多いのはダルいんだけど…」

やえ「そんなに多くないんだけど」

京太郎「ですね。やえさん達にやってもらいたい事は一つ」



>>100 ブラックフォーへの命令

1.青銅聖闘士を一対一で倒す(対戦相手は後で決定)
2.黄金聖衣のパーツを持って逃走
3.小鍛治健夜を人質として攫う

2

選択結果>>100(黄金聖衣のパーツを持って逃走)



京太郎「黄金聖衣のパーツを持って逃げてください」

京太郎「それだけです」

霞「あらあら。そんな簡単な事でいいの?」

京太郎「ええ。それだけです」

白望「走るのとか凄くダルいんだけど…」

智葉「そのくらいは我慢しろ」

やえ「もし青銅聖闘士が私達を追ってきたらどうればいいの?」

京太郎「逃げ切れそうなら逃げてください」

京太郎「倒せそうなら倒してください」

京太郎「その辺りは臨機応変にお願いします」


京太郎の言葉にやえ達は頷く。

好きにやればいい。
そう言われたのだから、いつも通り好き勝手にやるだけだ。


霞(京太郎君以外の青銅聖闘士がどのくらい強いのか興味はあるわね)

智葉(青銅聖闘士なんて所詮は最下層の聖闘士だ。逃げる必要もないな)

白望(逃げるのとか面倒だし、倒した方が絶対楽だよね?)

やえ(追ってきたとしても、聖闘士になったばかりのニワカじゃ相手にならないな)

大沼財団が作った銀河戦争の会場となる特設コロッセオ。
ローマの闘技場を思わせるそれは青銅聖闘士たちの戦いを見るために集まった観客達の熱気で異常なほどにドーム内の温度は上がっていた。


穏乃「へー。こんな広い所で試合をやるのかー」

舞「はっ。ペガサスの奴、キョロキョロしてまるで田舎者だな」

穏乃「むっ」

葉子「仕方ないんじゃないですか?こいつ、昔っから落ち着きのない奴だったし」

舞「違いないな」

玄「喧嘩はやめるのです、あなた達!!」

舞「ちっ。ドラゴンか」

玄「もうすぐ抽選で対戦相手が決まれば否応なく戦わないといけないし、ここで喧嘩する意味はないのです!!」

葉子「舞さん。こんな奴ら放っといて、向こうに行こ」

舞「そうだね」

穏乃「ありがとう、玄さん。助かりました」

玄「気にしなくて大丈夫です。舞さん達も闘いの緊張のせいでピリピリしてるだけだと思うのです」

穏乃「まあ、私もそうなんですけどね」

誰だ……舞って誰だ……?

>>104
すまない。雑魚過ぎるからフルネームで書くべきだった
舞と葉子は田中舞(今宮女子)、門松葉子(今宮女子)の二人。



玄「だったらリラックスできるようにマッサージをしてあげようか?穏乃ちゃん」

穏乃「本当ですか?玄さん」

穏乃「それじゃ、お願いしますね」

玄「お任せあれ!!」


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: ′  _ | 丁 | |` ミ  \ ̄/,,_  |彡"彳/ /::::::::.___
:   | 、__) ー  | ,.:┐t'⌒{ }   入 |  r v // r—::′
! r‐、} '^    | | {ニ=- ∨ _ノ┴ュ'′/ }   〈_/ \

  し        ー  |ニニニ{ニ}ニニニニ} / ,ノ、     rヘ,_〉
   }       /    ニニニィ¨ト=ニニ7 {   ‘,      ̄}::.
. イ∧        /ニニニ/ マニニニ\ :,        /し':::::::.
  / ゝ     /'⌒ヽ/   マ> ´  \     /::::::::::::i::}


玄は笑顔で両手を前に突き出し、ワキワキと指を動かす。

穏乃は何をするのかと、不安を隠せない。


穏乃「玄…さん?」

玄「大丈夫なのです!!優しくするのです!!」

穏乃「ちょ、ちょっと…」

       / /  ./  ,ィ          ヽ ヽ_
        / /  ./  //   /!  |l!   .lY'::::::::::)
      ; i  くlハ //,ィ  / .|  リ! j  l }::::::::::l!
      |イl!  ' _`Vメ、 l  / __.! ./_l/__ ノ l::::::i='ヽ
      ゝゝ| ;´んィ:!`    =j/__ノノイ /¨T ヽヽ

      ||  l 弋_丿     'んィ:!.ヽ// ,'   !  } }
      ||  l 、、、     弋_丿 // .,ヘ  .!   j/
      ||  l     '   、、、 // ./イ  |   
      || ::ゝ.    __     // ./. !   |  
      ||  | l > ´‐-'   _イ//‖| l  |   
      |l!. l_L:;ノ:.ト!¨  T¨ェ:://.‖ll! l  | 
      l|-、 ヽ: : : :.l! ̄` |:.:.// /l!ll| .!   | 
     /-、:::ヽ ヽ: : : l ̄ ̄l:.// /: :ヽ! .!   !  
.    / | >ヽ ヽ:.:.:l    l;'///: :/\ .|   |
.     /  l . /ヽ:ヽ ';.:ヽ /:::////、   \  |
   人.. V    } :!:ヽV/'/l;;;_/  Y ..人 !
.  /  ヽl     l  ! [__] / .l     i/  ヽ|


和「何をやってるんですか、玄さん」

穏乃「あ。和ぁ!!」

玄「何って…、見ればわかるのです。リラックスのためのマッサージなのです」

和「リラックスって、穏乃が半泣きじゃないですか」

玄「これがやがて愉悦の涙に変わるのです!!」

和「そんなオカルトありえませんから」

穏乃「そ、そういえば、和って抽選までに間に合わないかもって聞いてたんだけど、大丈夫だったんだ?」

和「そうですね。なんとか間に合いました」

玄「これで後来てないのはフェニックスの人だけという事ですね」

穏乃「そっかー。フェニックスの人ってどんな人なんだろ?」

永森和子「棟居さん、上柿さん、宮永さん。そろそろ抽選が始まるってー」

棟居仁美「んー。わかった、今行くよ」

上柿恵「あたしゃいつも通り抽選して運に託しますよ」

咲「あ、は、はい、わざわざありがとうございます」


.   / :.:.:.|:.:.:.: /^l:.: : ||:.:.:.:.:.:.:| ヽ:.:.:.:.:.ハ:.:.:|:.:.:.:.:.:.ヽ:.::.:.::.
  /  .:.:.:.|:.:.:.:.|  :.: : ||:.:.:.:.:.:.:| |:.:.\ | :.:|:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.
  /  .....:.|:.:.:.:.| /: :.:|ト:.:.:.:.:.:.| |:./_\:/|:.:.:.:.:.:.:八:.:.:.:::
. /  .:.:.:.: |:.:.:.:.|  \||:.:\:.:.::. ィX笊竺心j:/|:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.|

/    イ从:.:.:| ィ/笊匁、 \:.:..   ノ{:::::::ハ |:.:r-x:.:.:.:.:.: |

ー    |:.:.:.\| i| ノ{:::::ハ      乂ー-ソ j/  V:.:.:.:.:|
      |:.:.:.:.:.:. 从乂ーソ               .:.:.:.:ハ|
      |:.:.:.:.:.:.∧      ′    ""     /:.:.:./
      |:.:.:.:.:.:.:.:ハ ""             厂:.:.:/j/
      |:.:.:八|:.:.八      r-,     /:.:.:.:/
      |:./  \:.:{\          /  |:.::/
      |:     \  >  .. _  イ   リ/
                  __]       {___
                _/三l       /三三三≧=-__
           _x<三ニ/´ /     /ニ三三三三三三三>

.         r≦三三ニニ/      /三三三三三三三>´
         /|三三三三ニ{____/ニ三三三三三三>´      \


咲(そういえば結局、京ちゃんはここにいなかったな…)

咲(聖闘士になれなかったのかな、京ちゃん…)

リング中央に九人の聖闘士が次々と入場してくる。

最初に入場したのはペガサス座の高鴨穏乃。
それに続くようにドラゴン座の松実玄。
反対側のゲートからウルフ座の門松葉子とベアー座の田中舞。
玄の少し後ろからキグナス座の原村和。
葉子と舞の後ろからユニコーン座の永森和子、ライオネット座の棟居仁美、ヒドラ座の上柿恵。
そしてその三人に続くように最後に入ってきたのはアンドロメダ座の宮永咲。

全員がマスクをつけているため美少女かどうかは判断つかない。
だが、それでもドラゴン玄が入場した時は大きな歓声が上がり、キグナス和が入場した時はその歓声は一番大きなものとなった。


和「……」

玄「凄いね、和ちゃん。まあ、観客の人たちが盛り上がるのも私にはわかるのですけど」


そう言って玄の視線は和の胸に注がれる。
マスクで相手の顔が見えないので、本当に見ているかどうかはわからないが、玄は見ている。
少なくとも和はそう感じた。


健夜「みなさん。ようこそお越しいただきましてありがとうございます」

健夜「これより銀河大戦を開催いたします」


スクリーンに映し出された大沼財閥の一人娘・健夜。
彼女は公の場に出るのが苦手なのか、その表情はどことなくぎこちない。


穏乃「いよいよ始まるんだ。銀河大戦が…」

舞「あんたはそんなに気負わなくても大丈夫だって。どうせすぐに負けるんだから」

穏乃「何をー!!」

棟居「はいはい。こんな所で無駄な喧嘩しないの」

棟居「どうせ対戦相手が決まれば誰かと闘う事になるんだから」

穏乃「わかってますよ」

舞「チッ…」

その時、京太郎は観客に混じり、その様子を見ていた。

京太郎も孤児として大沼邸に集められたうちの一人で、リング中央に集まった九人の聖闘士の中には何となく見覚えのある者もいる。


京太郎「あれは…咲か?」


最後に入ってきたオドオドとしているアンドロメダの聖衣を纏った少女。
マスクをしているからはっきりと断定は出来ないが、あの髪の色と髪型はもしかしたら小さい頃に仲良くしていた咲なのかもしれない。


京太郎(だが、関係ない)

京太郎(あいつが咲だろうが、そうじゃなかろうが、大沼秋一郎に関わるものは殺す)

京太郎(それだけだ——)

今回の作戦は京太郎が青銅聖闘士達に奇襲を仕掛け、目を引いてる間にやえ達が黄金聖衣を手分けして持って逃げる。
単純な作戦だが、人数的には京太郎達の不利は否めない。
だからこそ、京太郎の奇襲で青銅聖闘士をどれだけ倒せるか、目を惹きつけられるかが重要になってくる。


>>115 奇襲のタイミングと黄金聖衣の入手方法

1.2回戦の途中で襲撃(原作とほぼ同じ)、黄金聖衣を強奪させる
2.全ての1回戦終了後に襲撃、黄金聖衣を強奪させる
3.今すぐ襲撃し、黄金聖衣を強奪させる
4.選手として参戦し、誰にも気付かせずに黄金聖衣を盗み出させる

4

問題は一発で負けかねないということだが

>>117-118
先手をとっての鳳凰幻魔拳で全員末原さん化



とりあえずここまで

ユニコーン以下は雑魚キャラなんでこの辺りでいいかと思ってやりました
あと棟居さんはなかなかの美人

次の投下も一応明日の夕方くらいを予定してます

質問、疑問があれば、答えられる事は答えます

それではこれにて

聖衣の複数所持とかできますか?
あと、小宇宙の黄金着れるレベルとかセブンセンシズとかのステータスはある?

>>124
聖衣の複数所有は出来ません。持つ事は一応可能
また聖衣が京太郎を所有者として認めない限りは他の聖衣は装着できません
ただし、イベントで京太郎が黄金聖衣を着たり、他の聖闘士から巻き上げた聖衣をやえさん達に着せてあげる事は可能

セブンセンシズは特殊能力として習得予定です
ちなみになるとは限りませんが紫龍の目潰しで小宇宙が1.2倍、一輝の五感潰しで小宇宙が2倍となります

<特殊能力> セブンセンシズ:小宇宙総量と必殺技の補正値を2倍として計算する[常時発動]

選択結果:>>115(選手として参戦し、誰にも気付かせずに黄金聖衣を盗み出させる)



京太郎は観客席の最後尾で立ち見をしている黒髪の少女、辻垣内智葉に視線を送る。
気付いた智葉は京太郎の近くまでやってきて小声で話しかけてくる。


智葉「どうした?」

京太郎「作戦の変更です」

京太郎「俺が頃合いを見計らって、黄金聖衣の収納箱から出てくる作戦はやめにしました」

智葉「それは賢明な判断だな。インパクトはあるが普通に考えれば馬鹿っぽく見えるしな」

京太郎「ちょっと!?思ってたんなら言ってくださいよ!!」

智葉「京太郎がノリノリだったし私は別にいいかなって思ってたんだけど」

京太郎「くっ…智葉さんは意地悪だ」

智葉「何を言ってる。私なんかまだマシな方だ」

智葉「霞の奴はその恥ずかしいシーン…じゃなくて、雄姿をビデオカメラにおさめるとか言ってたぞ」

京太郎「マジですか。そういえば俺、霞さんに寝顔の写真とかも撮られたらしいんですけど」

智葉「フフッ。私達暗黒四天王はみんな京太郎のことが大好きだからな」

智葉「そのくらいはするだろう」

京太郎「その言いぶりだと智葉さんも俺に対して何かやってるんですか?」

智葉「……」

智葉「…それは内緒だ」

智葉「言えば多分引くだろうし」

京太郎(言えば引かれるような事って何なんだ!?)

京太郎「そ、それはともかく予定してた俺が単独で青銅聖闘士相手に大立ち回りをするというのはやめます」

智葉「それは私達も青銅聖闘士の始末に参加した方がいいという事か?」

京太郎「いえ。そうではなく、作戦の根本から変更します」

京太郎「どう変更するかというと、まず俺は選手として参加します」

智葉「ふむ」

京太郎「銀河戦争の日程は第一回戦、第二回戦、決勝戦の三日間です」

京太郎「今日か明日の夜中に黄金聖衣を盗み出せるように中から上手く手配します」

京太郎「そこで智葉さん達に盗み出してもらって、俺はそ知らぬ顔をし続けます」

智葉「そうか。それなら襲撃の初期配置で目立たないようにと買った今日の立ち見席のチケットが無駄にならずに済んだようだ」

京太郎「そして決勝戦が終わったあと、優勝者に優勝商品として授与する黄金聖衣が空っぽであると発覚するまで俺はコロッセオに残ります」

智葉「確かに京太郎が途中でいなくなれば、黄金聖衣を盗んだ犯人として間違いなく疑われるからな」

京太郎「いや。残る理由は疑われたくないからとかそういうのではなくて」

智葉「ではどういう事だ?」

京太郎「小鍛治健夜の落胆ぶりをこの目で見たいっていうか」

智葉「フッ。悪趣味だな」

京太郎「気のせいですよ」

京太郎「それに大沼財団関係者を抹殺するのはその後でも遅くないと思いまして」

智葉「そうか」

智葉「京太郎が決めたのなら私達はそれに従うまでだ」

京太郎「そういうわけでやえさん達にも智葉さんから連絡をお願いできますか?」

智葉「わかった。あいつらにも伝えておこう」


   /  /     |  ハ       |  | i 、 ヽ  \     \_
.   i  /     |  | |       |  | |、 i  ゙、 、 \_     _>
   |  i   | i  |  | |       |  ハ ハ _i!_ i   \ ヽ` ̄ ̄
   |  |   |+--|、_|! |   | i! ,/.ィ'|"i´ ハ  | i  ヾ 、 ヽ
   |  |   |.|ヽ |、_|王!ー  |./i .;"´/=、!/ | ! |   \ 、i     
.   !. r|   i.|、!,,ィ'":::._iミi!  |/ /彳:::: r:!ヽ,| ,イ | 、_   \     
.   | |^!.  N 《 _、o;;;;i_ 丶、/ / ┴゜‐'"´ !イ | λ i` ー--ヽ
    ! | i、i、 ゙、  ` ̄ ̄   メ(       /^|イ `、|
   ノi \ヾi:.、、         i!      i ノリ   `
    |  ヽ__i                |イ|/
    ヽ i、  i                |/
      ヽ!、  i\    ー-- —   /、!
       i !i 、 \     ̄´  /!/      
         |ハ,i、! 、 \      / ./.|      
         ト、! ゙、  `ー---'′ /|V


京太郎「さあ、それじゃまずは青銅聖闘士をルールに則って始末していくとするか」


京太郎は傍に置いてあった鳳凰座の青銅聖衣の箱を担ぐと、関係者用入り口へ向かう。

青銅聖闘士が全員揃った事でコロッセオ内の観客の盛り上がりは最高潮に達するだろう。
だが、観客も大沼財団関係者も小鍛治健夜も青銅聖闘士も知らない。

鳳凰座の聖闘士の真の目的を。

恒子「それじゃあ、抽選を始めましょうかー」

健夜「でも、まだもう一人の子が揃ってないよ?」

恒子「遅刻はあれでいいんじゃない?不戦勝?」

健夜「それを言うなら不戦敗じゃ…」

恒子「細かい事は気にしたら駄目だって」

健夜「全然細かくないよ!?」

恒子「うん?」

健夜「どうしたの?恒子ちゃん」

恒子「あそこ。…あの正面の入場口から誰か入ってこようとしてますね」

健夜「もしかしたら…」

恒子「不審者?」

健夜「なんで!?」

健夜「多分あれだよ、十人目の聖闘士が来てくれたんだよ!!」

恒子「そうなんですかねー?」

健夜「…一応、うちの主催でやるわけだし、もうちょっと盛り上げていこうよ」

分かっちゃいたがこのアテナ神秘性ゼロだなww

>>132
アラフォーだから仕方ない



リング中央に九人の女聖闘士達と、その向こうの貴賓観覧席に小鍛治健夜とその執事、福与恒子がいる。

手が届く。

この位置からでも、小鍛治健夜を殺す事は可能だ。
だが、今は生かしておく。

色々なものを失った俺のように、小鍛治健夜にも色々なものを失ってもらう。

黄金聖衣を。
信頼を。
財産を。
そして、命を。

カツーン、カツーンと足音を鳴らし、リング中央へ近づいていく。


玄「誰か来てるのです」

和「あれは?」


仮面をつけた女聖闘士達が京太郎の方に視線を向ける。


穏乃「ひょっとして遅れてきた人?」


自分達と同じく青銅聖衣の箱を背負う少年が近づいている。


咲「…あ…」



>>136 京太郎の正体

1.一応アイマスクで顔の半分は隠している。登録名はフェニックス
2.一応アイマスクで顔の半分は隠している。登録名はヘルカイザー
3.一応アイマスクで顔の半分は隠している。登録名はダークフレイムマスター
4.一応アイマスクで顔の半分は隠している。登録名は安価
5.特注マスクで顔の全てを隠している。登録名はフェニックス
6.特注マスクで顔の全てを隠している。登録名はゼロ
7.特注マスクで顔の全てを隠している。登録名は安価
8.顔は隠さず、登録名もフェニックス京太郎

8

選択結果>>136(顔は隠さず、登録名もフェニックス京太郎)



舞「うわっ、あいつ男だよ」

葉子「聖闘士なのに男とか、ありえないんだけど」

棟居「そういえば聖闘士になるために各地に送られた奴らの中に十人くらいは男いたっけ?」

恵「そんなもんじゃないですかね?」

和子「男の聖闘士って噂通り、仮面をつけてないんだ…」


物珍しそうにリング上の女聖闘士達がボソボソと話し始める。


和「男の人の聖闘士、初めて見ました」

玄「私もです」

穏乃「でも、男とか女とか関係ないよね。聖闘士は聖闘士だし」


まるで珍しいものを見るような目で和達は京太郎に視線を注ぐ。


京太郎(噂によれば殆どの聖闘士は女ばっかりらしいし、確かに男の聖闘士は珍しいのかもな)

京太郎(だけど陰口ならせめて聞こえないところで叩いて欲しいもんだ)

性別逆転か
悪堕ちルートは青銅って仲間にできないのかな?

>>141
普通にやれば無理です
特殊な条件をクリアすれば青銅聖闘士も仲間に加える事が可能です
そのためには闇堕ちルートから外れない事は絶対条件ですが



ただ八人の女聖闘士達が奇異の視線をぶつけてくる中、ただ一人、アンドロメダの聖衣を纏った少女だけは違った。


咲「…京ちゃん…」


マスクに遮られてわからないが、その声は泣いている様にも聞こえる。


京太郎(あのアンドロメダ…咲、か?)

京太郎(そうか。咲も聖闘士になれたんだな…)

京太郎(他の奴らはともかく…)

京太郎(お前だけは苦しまずに倒してやるからな)


京太郎が鳳凰座の聖衣をリング上におろし、貴賓観覧席にいる健夜と恒子を見上げる。


恒子「どうやら彼は十人目の聖闘士。鳳凰座の京太郎みたいですねー」

健夜「みたいですねって…、マイクのスイッチ入ってるよ、恒子ちゃん」

恒子「はわっ!?」

健夜「とにかく全員揃ったんだからそろそろ抽選を始めてもいいんじゃないかな?」

恒子「オッケーです。さすがお嬢様はアラフォーなだけあって気配り上手ですね」

健夜「アラサーだよ!!」

                  優
                  勝
                  ┃
        ┏━━━━┷━━━━┓
        ┃                  ┃
  ┏━━┷━━┓      ┏━━┷━━┓ 
  ┃          ┃      ┃          ┃
┏┷━┓      ┃      ┃      ┏━┷┓
┃    ┃      ┃      ┃      ┃    ┃
┃  ┏┷┓  ┏┷┓  ┏┷┓  ┏┷┓  ┃
�  �  �  �  �  �  �  �  �  �
.ド  .ペ  ベ  ヒ  キ  ウ  .フ  .ラ  ユ  ア
ラ  .ガ  ア  ド  .グ  ル  .ェ  .イ  ニ  .ン
ゴ  .サ |  ラ  ナ  .フ  .ニ  .オ  コ  .ド
ン  .ス        ス     ッ  ネ  |  ロ
                  ク  .ッ  ン  メ
                  ス  .ト    ダ

※↑多分、原作のトーナメント組み合わせはこんな感じ



>>146 トーナメント表

1.(多分)原作通りのトーナメントにする
2.対戦相手を指定安価で決定
3.対戦相手をコンマで決定

面白そうだし3

選択結果>>146(対戦相手をコンマで決定)



恒子「それじゃあ、抽選始めるよー」

舞「うわっ。軽いな、あいつ」

葉子「まあ、金持ちの道楽で始めた格闘大会なんてこんなもんじゃないですか?」

恒子「それじゃー、トップバッターはドラゴン玄さんとペガサス穏乃さん。一人ずつ抽選ボックスから玉を一つ取ってください!!」

玄「お任せあれ!!」

穏乃「はい!!いきますね」



>>150 玄の引いた番号(コンマの下1桁)
>>151 穏乃の引いた番号(コンマの下1桁)※玄と被った場合は+1

ksk

おまかせあれ!

判定結果>>150 玄の引いた番号(�)
判定結果>>151 穏乃の引いた番号(�)


玄「10番なのです!!」

恒子「ドラゴン玄さんはシード枠ですね」

穏乃「私は2番か」

恒子「ペガサス穏乃さんは第一試合ですね」

穏乃「第一試合か。緊張するなぁ〜」

恒子「それではベアー舞さんとヒドラ恵さんも抽選ボックスへお願いします!!」

舞「はいはいっと」

恵「あたしゃいつも通り玉を引っ張り出すだけですよっと」



>>156 ベアー舞の引いた番号(コンマの下1桁)
>>157 ヒドラ恵の引いた番号(コンマの下1桁)※舞と被った場合は数値を増やして空いている場所に
※コンマの下1桁が1〜2なら1、9〜10なら9

ふむ

判定結果>>156 ベアー舞の引いた番号(�)
判定結果>>157 ヒドラ恵の引いた番号(�)



舞「私は3番だね」

恵「あたしゃ4番か」

恒子「第一試合はペガサス穏乃対ベアー舞に決定しました!!」

穏乃「初戦の相手は舞さんですか。よろしくお願いします!!」

舞「あんたが相手か。まあ、せいぜい頑張りな」

恒子「それではどんどん行きましょう!!キグナス和さんとウルフ葉子さん、抽選ボックスへ!!」

和「はい」

葉子「はい!!」



>>162 キグナス和の引いた番号(コンマの下1桁)
>>163 ウルフ葉子の引いた番号(コンマの下1桁)※舞と被った場合は数値を増やして空いている場所に
※コンマの下1桁が1〜2なら1、3か5なら5、4か6なら6、9〜10なら9

そん

判定結果>>162 キグナス和の引いた番号(�)
判定結果>>163 ウルフ葉子の引いた番号(�)


和「私は9番ですか」

和(第一試合を勝ち抜けば玄さんと闘う事になるんですね)

葉子「私は6番です」

葉子(とりあえず舞さんとは決勝まで戦わずに済んでホっとしたわ)

恒子「二人とも対戦相手が開いてるところに入ってしまいましたね」

恒子「これで残りの聖闘士達は一つ開いているシード枠かベアー、ウルフ、キグナスの対戦相手となりますね」

恒子「それでは聖闘士の黒一点フェニックス京太郎君とライオネット棟居さん。抽選ボックスで玉を引いてください!!」

京太郎「先に引かせてもらいますね」

棟居「お好きにどうぞ」


>>168 京太郎の引いた番号(コンマの下1桁)
>>169 ライオネット棟居の引いた番号(コンマの下1桁)※京太郎と被った場合は数値を増やして空いている場所に
※コンマの下1桁が1〜2なら1、3〜5なら5、6〜7なら7、8〜10なら8

えい

それっ

判定結果>>168 京太郎の引いた番号(�)
判定結果>>169 ライオネット棟居の引いた番号(�)



京太郎「俺は…8番だな」

和(彼が私の対戦相手…)

棟居「私は、ほら。5番だね」

恵「た、大将!?」

棟居「恵が相手?まあ、いいわ。容赦はしないから」

恵「よ、よりによって一番戦いたくない相手と戦うなんて…」

棟居「ま。抽選だし、これも仕方ないわね」

恒子「それでは最後のお二人、ユニコーン和子さんとアンドロメダ咲さん、抽選ボックスへお願いします!!」

和子「え?最後の人は自動で決まるから意味がないんじゃ…」

恒子「は!?」

恒子「とにかく玉を引いてください!!」

和子「は、はぁ」


>>173 ユニコーン和子の引いた番号(コンマの下1桁)
※コンマの下1桁が1〜5なら1、6〜0なら7
※咲は残りの枠に自動的に決定

うp

判定結果>>173 ユニコーン和子の引いた番号(�)



和子「私は7番ですね」

咲「という事は私は1番かぁ」

咲(京ちゃんと戦わずにすんでよかったよ…)

恒子「さて、抽選の結果、以上のように決定しました!!」


                  優
                  勝
                  ┃
        ┏━━━━┷━━━━┓
        ┃                  ┃
  ┏━━┷━━┓      ┏━━┷━━┓ 
  ┃          ┃      ┃          ┃
┏┷━┓      ┃      ┃      ┏━┷┓
┃    ┃      ┃      ┃      ┃    ┃
┃  ┏┷┓  ┏┷┓  ┏┷┓  ┏┷┓  ┃
�  �  �  �  �  �  �  �  �  �
ア  .ペ  ベ  ヒ  ラ  .ウ  ユ  .フ  キ  ド
ン  .ガ  ア  ..ド  .イ  ル  .ニ  .ェ  グ  .ラ
.ド  .サ  |  ラ  .オ  フ  .コ  .ニ  ナ  .ゴ
ロ  .ス        ネ     |  .ッ  ス  .ン
メ           ッ    .ン  .ク    
ダ           ト         ス    

恒子「それでは第一試合ペガサス穏乃対ベアー舞まで三十分の休憩に入りますので、お客様は今のうちにおトイレやお食事を済ませてくださいねー」

健夜「あ。私も今のうちにトイレに行くね」

恒子「それなら一緒に行こ。連れションしよ、連れション」

健夜「恒子ちゃん、連れションって…」


緊張感のない健夜とその執事、恒子を見て京太郎は溜息をつく。
地獄のような苦しみを味わった事のない彼女達の能天気な態度や言動が京太郎の怒りを駆り立てる。

これ以上気にしていても無駄だ。
そう考えた京太郎は自分も控え室に戻ろうと、踵を返す。

振り返ったその先には幼馴染だった少女、アンドロメダ咲が立っていた。


京太郎「咲…」

咲「きょ、京ちゃん。京ちゃんも聖闘士になったんだね…」

京太郎「ならなかったら死んでいたからな」

咲「そ、そうだね。私も修行はすごく大変だったよ…」

京太郎「そうか」

咲「ね、ねえ、京ちゃん。一緒に控え室に戻ろ?」



>>179 京太郎の台詞
1.俺に構わないでくれ
2.方向音痴は直ってないみたいだな、咲
3.俺とお前は大会では敵同士。馴れ合うつもりはない
4.群れるのは嫌いだ
5.その他(台詞の内容を書いてください)

選択結果>>179(方向音痴は直ってないみたいだな、咲)



京太郎「方向音痴は直ってないみたいだな、咲」

咲「そ、そんな事ないよ!!」


頬を少し膨らませて上目使いで怒ってみせる咲。
その表情に違和感を感じながら、俺は軽く目を閉じる。


京太郎(目の前にいるのは咲であってエスメラルダじゃないんだ)

京太郎(エスメラルダと咲は違う)

京太郎(わかっているはずなのに、なんで咲にエスメラルダを重ねようとしてるんだ。俺は)


京太郎は目を開けて、咲の頭にポンと手を置いて、クシャクシャと髪を撫でる。


咲「はわわっ?京ちゃん、やめてって」

京太郎「悪い悪い。ちょうど撫でやすかったから、つい」

咲「ついじゃないよ、もおー」

京太郎「お詫びに控え室まで連れてってやるから許してくれよ」

咲「あと、ジュースも奢ってくれたら許してあげるよ」

京太郎「もうすぐ試合なのにジュースなんか飲んで大丈夫か?」

咲「大丈夫だよ、多分」

京太郎「漏らしても知らねーぞ」

咲「この年になってお漏らしなんかしないよ!!」


咲は顔と耳を真っ赤にして声を荒げて否定する。


京太郎(その否定の仕方じゃ、トイレの我慢に自信がありそうには全然見えないな)

咲「それに私はシードだから今日は試合がないんだよ」

京太郎「そっか。それなら思う存分漏らせるな」

咲「なんで漏らす事前提なの!?」

京太郎「よし。久々に再会した幼馴染に俺がジュースを奢ってやろう」

京太郎「俺は優しいからな」

咲「ありがとうね。優しい優しい京ちゃん」


■咲に対しての殺意が軽減しました

京太郎の少し後ろを歩くように咲がついてきている。
咲の手には京太郎が自販機で買ったオレンジジュースが握られている。

京太郎は何も喋らず、咲も京太郎が話しかけてこない限りは黙ってついてきている。


京太郎「……」

咲「……」


咲は京太郎の背中を見ながら、ずっと話しかけるタイミングを計っていた。

小さい頃に聖闘士になるべく集められた孤児達。
咲もその孤児の一人だった。

聖闘士の修行地としてこの世の地獄といわれるデスクイーン島を引き当ててしまった咲は、一日も持たずに死ぬだろうと死刑宣告に似たような言葉を突きつけられた。
咲は恐ろしさのあまりに泣いて別の場所に変えてほしいと懇願したが、その願いは受け入れられなかった。

他の孤児達が次々と抽選を引いていく中で、異例の事態が起こった。
それはもう一人の孤児が修行地にデスクイーン島を引き当てたのだ。

修行地は全てで一〇〇ヶ所。
孤児達は全員で一〇〇人。
すなわち誰一人として修行地が被らないようにクジは作られていたはずだ。
本来ならありえない事に、大人達は慌て、どうするかを決めかねていた。

咲はデスクイーン島でなくなって欲しいと、自分の傍に捨てていたクジを拾い上げ、祈った。

大人たちが咲ともう一人の孤児のクジを再確認する。
咲の手に握られていたのは修行地がアンドロメダ島と書かれていた。
もう一人の孤児のクジはデスクイーン島と書かれていた。

いつの間に咲のクジがアンドロメダ島に変わったのかはわからない。
それでも、デスクイーン島に行きたくない思いから、咲はジッと大人たちの決断を待った。


「俺がデスクイーン島でいいんだろ?」


孤児の少年は気にした様子もなくクジの箱を持っていた大人達に言い放つ。
大人達はこれ以上修行地の抽選に時間はかけていられないと判断し、孤児の少年をデスクイーン島に送り込む事に決めた。

その孤児の少年こそ、咲の目の前を歩く須賀京太郎その人だった。

咲は結局京太郎に話しかけられないまま、控え室の前に到着する。


京太郎「お邪魔しまーす」


京太郎が扉を開けると、一斉に女聖闘士達の視線が京太郎に集中する。


京太郎(こうやって一斉に睨まれるのって、やっぱきついな)

京太郎(まあ、男聖闘士が珍しいのはわかるけど、もう初めてじゃないんだし、いい加減慣れてくれないかな)

舞「さっさとドアを閉めろよ、フェニックス」

葉子「立ってるのが好きなら外で立ってれば?」

京太郎「あー、はい。すいませんね」

玄「ふんふむ。フェニックス君、ちょっといいですか?」

京太郎「俺、京太郎って名前があるんですけど」

玄「そうなのですか?じゃあ、改めて京太郎君」

京太郎「なんですか?ドラゴンさん」

玄「自分の事は名前で呼ばせて、私の事は聖衣の名前を呼ぶのはどうかと思うのですが?」

京太郎「えっと、玄さんでしたっけ?」

玄「はい。これからはそう呼んでください」

京太郎「…わかりましたよ、玄さん」

京太郎「それで俺に話があるみたいですけど、なんなんですか?」

玄「ああ。その事ですけどもうすぐ穏乃ちゃんの、ペガサスとベアーの試合が始まるんです」

京太郎「はあ」

玄「だから一緒に応援しませんか?」

京太郎「……」

京太郎「…は?」

玄「穏乃ちゃんは昔からの友達なのです。だから応援してあげたいのです」

京太郎「いやいや、大会に参加する以上は敵でしょう?応援して勝ったとしても最後には敵じゃないですか」

玄「敵じゃないです!!ライバルなのです!!」

京太郎「どう違うんですか?」

玄「頑張って力の限りを尽くせば最後には友情が生まれるのです!!」

玄「だから穏乃ちゃんも応援するし、和ちゃんも応援するのです!!あ、京太郎君も応援しますよ」

和「私の試合は須賀君となんですが、その場合はどっちを応援するんですか?」

玄「はうっ!?」

玄「……」

玄「……」

玄「り、両方応援するのです!!」

玄「だからみんなで穏乃ちゃんを応援するのです!!」



>>190 京太郎の台詞
1.だが、断る
2.俺にとっては全員敵なので応援は出来ません
3.わかりました。一緒に応援しましょう
4.逆に俺はベアーさんを応援しておきますね
5.その他(台詞の内容を書いてください)

3

選択結果>>190(わかりました。一緒に応援しましょう)



京太郎「わかりました。一緒に応援しましょう」

玄「本当ですか!!」

京太郎「まあ、嘘をついても仕方ないでしょう。応援くらいなら全然大丈夫ですよ」

京太郎(それに青銅聖闘士の力量を見ておくのも悪くはないし、応援という名目なら多少は近くで見ても問題ないだろう)

玄「それなら私は和ちゃんと京太郎君の試合の時は二人とも応援するのです!!」

京太郎「ははっ…」

和「そういえば玄さん。穏乃はどこへ行ったんでしょう?」

玄「落ち着かないといってどこかへ走って行っちゃいました」

舞「ハっ。あの猿女、どうせ怖気づいてどっかでケツ出してビビってんじゃねえの?」

葉子「全くですね」

和「またそうやって穏乃の事を侮辱して…」

舞「やんのか?キグナス」

和「…あなた達!!」

京太郎(…なんか凄く居心地が悪いんだけど、この空間)

京太郎は誰か止めた方がいいんじゃないかといった雰囲気で辺りを見渡す。

棟居と恵は我関せずといった感じでソッポを向いている。
咲は状況に怯えて目を逸らしている。
玄だけが三人の間に入って必死に仲裁している。


玄「やめるのです!!和ちゃんもあなた達も!!」

京太郎(ていうか、咲の奴すげえ臆病なのに、これでよく聖闘士になれたよな…)



■玄に対しての殺意が軽減しました

和「そろそろ第一試合が始まる時間ですね」

玄「みんなで応援に行くのです!!」

京太郎「そうですね」

咲「きょ、京ちゃん。私も穏乃ちゃんの応援に行っていい?」

京太郎「いいんじゃねーの?」

玄「大歓迎なのです!!宮永さんが闘う時も私が応援しますね」

和「穏乃が勝ったら次の相手は宮永さんですよ。玄さん」

玄「問題ないのです!!両方応援してはいけないなんて法律はないのですから」

京太郎「まあ、そうですけど…」

和「あっ、穏乃が入場してますよ」

玄「穏乃ちゃん頑張れ〜」


  ∧/ : |: : : :|: : |: /  |: j |: : :〕 : : |: : :|| |: |: : :ヽ  `ヽ
  ,′ \:l: : :| |: : |_′ |斗:七´:ハ: :/|: : :ル': :|: : : ∧    .
 i|/⌒八‐┼-: :|    | リ |/ |/ :|: :/:': : :|: /: : '.   ,
 ||: : : :' :| ヽ:|_|\|    |/ 忻芋示ミ、|,イ: : : : |: : : : : :i   ′
 ||: : : l: :|_iテ示ミ        {r' ::i〕 ヽ' : : : , |: : : /: :|    :,
 : : : : |: 〃 {r'::i〕      乂z:ソ,  / : /}:′/: : ′    :
. 八: : :ト、|i 乂:ソ           / イ: |r= 、 : : : /      !
   \l:|:ヽ    ,       ''"     |: :|   V: :/      |
     |: ,  '"      __        |: :|  ./: /:.     |
     |: :.     v´    |      ,|: :|ー.:'/:: : .      |
     |: 圦        ノ     ,イ |: :|i イ : : : : :      |
     |: : :|               〔,.l: :j  |: : : : : : :.     |
     |: : :|   >   __,.        |、|:/'  |: : : : : : : :    |
     人 : |     r‐┤       /〔   |: : : : : : : : :.   |
      ヽ|     ∧ !  ,r‐=''"   \ |: : : : : : : : : .  |
       〕    /⌒� 〔 |       \_: : : : : : : : :  |


【高鴨穏乃】
小宇宙:95 攻撃力:15 命中力:16 回避力:14
防御力:15 精神力:25 一撃耐久力:60

【ペガサス】 聖衣強度:50

<必殺技> ペガサス流星拳<消費小宇宙10:攻撃補正+40>[拡散系打撃]
<必殺技> ペガサスローリングクラッシュ<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃]
<必殺技> ペガサス彗星拳<消費小宇宙30:攻撃補正+60>[一撃系打撃]

ここでしっかり見ておけば後でラーニング……
開始時点で既にローリングクラッシュと彗星拳覚えてる!?

葉子「舞さん!!頑張ってください!!」

舞「頑張らなくても楽勝だっての」


           _, ._,,、-, ,,、、--、、,   ./ヽ, ヾ;i、
         ,、‐';//;;;;;;rシ'゙;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ-/ .,r'i, ゙i‐゙;;;;゙!
      _,,,_ |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、-‐'''゙´´´  /  ゙i ゙i;;;;;ノ、,_
     /;;;;;;;;;;゙;;;;;;;;;;;;;;;;、-''゙´       〈,.   ゙i.ヽ;;;;;;;;;;゙'i
    l;r;>;;;;;;;;;;;;;;;;;/   _,,、r;;;;;;「゙'ーヾ;、.ヽ, /  .゙i;;;;;;;゙'--';;|
ヽ,  /;;;;;;;;;;;;;;;r'゙   .,,ィ二、、,ゝ;;;;\,__,ヽ、 _,、へ,  ゙i、;;;;;;;;;;;ノ
 ヽ,. l;;;;;、;;;;;;;;;;/   ;i゙ ゙'、, i;:(;'ヽ;;;;;;;;;シシ;゙';゙r‐''";;゙i;  ゙!;;;;;;;'';;|
  |, Y/;;;;;;;;;;/    .l.   ゙'ヽ-、.j゙>''゙'´ ;シi;t'"ヽ'゙| .|;;;;;;;ノ゙
  .| /;;;;;;;;;;;/     l,            ゙、,,,,, ノ .l  |;;;;;;;;;;゙'!
   |.゙i;;;;;;;;;/      `゙'''''"'i,     ゙i,      ./  |;;;;;;r!ノ
   |. );;;;;i;          .!    ゙二 .、゙  ,r‐'゙   l;;;;;;;`゙j゙
   :|''゙;;;;;;;;゙l,         :l      /´  .l     l;;;、=;;'゙,,、、、
   .|、);;;;;;;;;;゙l,        l .,、、-—‐-.、,  .l     j;;;;;;;;ノ
   .ト、;;;;;;;;;;;;;;゙i,       |       ゙ .j    /;;;ぐ ./
   .レ゙;;;;;;;;;;;;;;;;∧      j゙    ,;;ッ   ,!   /;;;;;;;;;|/
   .|、;;;;i;;;;;;;;;;/ ゙'==-‐T'゙´      ´   .l゙  ./;;;r;;;;;ノ!
   .| ゙\;;;;;/     , `ヽ、,_      ,/゙''''´;;;;;;;l,ノ'゙.j゙
   .ト、. ゙'く      .ii,    ``゙゙゙゙'''''—i|;;;;;;;;;ト、;;;;> i゙
   :! \. \     .゙i,        ::::i|;;;;;;;;;゙i、, .| .|
   ト.、,_ \,. ゙ヽ、,   .゙ii,        :::.i|゙ヽ、/ i゙ .|
   |   `゙''‐-ヽ、 ゙ヽ,  ;i;、,       ::i|;  ゙ヽ,i゙ .i
  .|        ゙'i,  ゙Y゙.ヽ、`゙゙''—-、,   .ii、   ゙i、 |
  .|         ゙'i  ゙i;.  ゙ヽ,、,_  `゙''‐:ゝ;:.   ゙'i、,
  |          ゙i,. ゙i;    ゙i,. ``゙''‐-、, ゙ヾ;:.  ゙i,`゙ヽ、,


(注)田中舞です

【田中舞】
小宇宙:40 攻撃力:10 命中力:14 回避力:11
防御力:14 精神力:16 一撃耐久力:30

【ベアー】 聖衣強度:50
<必殺技> ハンギングベアー<消費小宇宙10:捕縛補正+20>[捕縛系絞技]

>>200
一応、難易度的に覚えさせています
咲ちゃんとかは最初の段階でネビュラストリームも使えます



玄「近くで見るとベアー舞さんも強そうなのです」

京太郎(俺には別人にしか見えないんだが…)

和「頑張ってください!!穏乃」

穏乃「ああっ!!任せて」

舞「フン。臆病風に吹かれて逃げてた方がよかったって事を後悔させてやるよ!!」

穏乃「後悔なんかしないよ!!私は勝ちあがって、和と闘うんだ!!」

和「穏乃…」

恒子「それではペガサス穏乃対ベアー舞の第一試合、はじめ!!」



>>206 第一試合をキンクリしますか?
1.する(コンマで勝敗判定。使用された技の判定有り。ラーニングは可能)
2.しない(ペガサスかベアーのどちらかの視点で戦闘)

2

選択結果>>206(キンクリしない)



>>210 どちら視点で戦闘を行いますか?
1.ペガサス
2.ベアー
※次回からキンクリしない場合は合わせて聖闘士の選択も行います

選択結果>>210(ペガサス)



【高鴨穏乃】
小宇宙:95/95 攻撃力:15 命中力:16 回避力:14
防御力:15 精神力:25 一撃耐久力:60

【ペガサス】 聖衣強度:50

<必殺技> ペガサス流星拳<消費小宇宙10:攻撃補正+40>[拡散系打撃]
<必殺技> ペガサスローリングクラッシュ<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃]
<必殺技> ペガサス彗星拳<消費小宇宙30:攻撃補正+60>[一撃系打撃]


VS


【田中舞】
小宇宙:40/40 攻撃力:10 命中力:14 回避力:11
防御力:14 精神力:16 一撃耐久力:30

【ベアー】 聖衣強度:50
<必殺技> ハンギングベアー<消費小宇宙10:捕縛補正+20>[捕縛系絞技]




コンマでイニシアティブを決定します。高い方が先行です
>>216 ペガサス +小宇宙消費
>>217 ベアー
※小宇宙を消費する事で、消費分をそのままイニシアティブに加算できます

ここで使うのもあるのか

ベアーさん勝ってるところが一つもない…

>>216
この戦闘システムは先手を取った方がある程度有利に進められるので、小宇宙に余裕があればイニシアティブで小宇宙を使ってもいいかと思います


判定結果>>216(ペガサス(クリティカル):17×1.5=26)<(ベアー:39)


ベアーの先手

>>222 ベアーの攻撃(コンマで攻撃方法を決定)
01〜10 打撃攻撃
11〜30 捕縛攻撃
31〜00 ハンギングベアー

>>223 ペガサスの防御(防御or回避)+小宇宙消費
※小宇宙を消費する事で、回避や防御に消費分の半分を加算できます

ベアー

回避 小宇宙30
ちょっと質問なんだけど÷2って切り捨てか切り上げどっちかね

>>225
小数点は切り上げです

あと攻撃タイプの決定の後、命中判定忘れてました
ちょっとグダグダになってしまいましたが、先に命中判定やります
その後、回避か防御か選択してあわせて小宇宙の追加消費指定という流れで
とりあえずペガサスの防御判定をもう一度行います
すいませんがよろしくお願いします


>>228 ベアーの攻撃(ハンギングベアーの命中判定)

>>229 ペガサスの防御(防御or回避)+小宇宙消費
※小宇宙を消費する事で、回避や防御に消費分の半分を加算できます

ふむ

回避

判定結果>>228(ハンギングベアーの命中判定:49)
判定結果>>229(ペガサスの防御:回避 49)



ベアーの攻撃:命中力14+コンマ49=63
ペガサスの回避:回避力14+コンマ49=63

ベアーの攻撃がペガサスに命中しました



>>234 ベアーの攻撃(ハンギングベアーの攻撃力)

燃えろ

ベアーの命中判定おかしくない?

>>235
おかしいですね。どこを見間違えたんでしょうか?
攻撃は外れてますね



>>231修正分

判定結果>>228(ハンギングベアーの命中判定:31)
判定結果>>229(ペガサスの防御:回避 49)

ベアーの攻撃:命中力14+コンマ31=45
ペガサスの回避:回避力14+コンマ49=63

ベアーの攻撃が外れました

14+76じゃない?
変わらないからいいけど

>>239
回避か防御かの指定がなかったので安価下で>>230にしました
判定結果の>>229が間違いです
もう、間違いが多くてグダグダ感が半端ないですけど、>>1が慣れるまで辛抱してお付き合いいただけたら幸いです


舞「行くよ!!ハンギングベアー!!」

穏乃「そんなの当たらないってば!!」


穏乃は持ち前の身のこなしで回避する。

穏乃を掴もうとした舞の指は虚しく空を切る。


穏乃「今度はこっちの番だよ!!」

舞「ちょこまかと鬱陶しいね…!!」

次から番号をつけてわかりやすくしてみる

漏れ
■田中舞の小宇宙を10消費しました


【高鴨穏乃】
小宇宙:95/95 攻撃力:15 命中力:16 回避力:14
防御力:15 精神力:25 一撃耐久力:60
肉体損傷:00 精神損傷:00 聖衣損傷:00

【ペガサス】 聖衣強度:50

<必殺技> ペガサス流星拳<消費小宇宙10:攻撃補正+40>[拡散系打撃]
<必殺技> ペガサスローリングクラッシュ<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃]
<必殺技> ペガサス彗星拳<消費小宇宙30:攻撃補正+60>[一撃系打撃]


VS


【田中舞】
小宇宙:40/30 攻撃力:10 命中力:14 回避力:11
防御力:14 精神力:16 一撃耐久力:30
肉体損傷:00 精神損傷:00 聖衣損傷:00

【ベアー】 聖衣強度:50
<必殺技> ハンギングベアー<消費小宇宙10:捕縛補正+20>[捕縛系絞技]


>>246 ペガサスの攻撃方法の選択+追加小宇宙消費量
1.打撃攻撃
2.捕縛攻撃
3.ペガサス流星拳
4.ペガサスローリングクラッシュ
5.ペガサス彗星拳

この消費は命中にプラスされるんだっけ
5 小宇宙 39

3 小宇宙20

>>245
テンプレに書いてある順番だとコンマ判定で攻撃力を決定、さらに小宇宙の追加消費で攻撃力に上乗せ
その後、回避判定⇒命中判定っていう、よく考えればおかしな流れになってるので、ちょっと明日までにまともに煮詰めてきます

一応、今回はテンプレどおりの攻撃力決定⇒防御方法の決定&判定⇒命中判定という流れでやります
さっきのベアーの攻撃の判定順番がおかしかったのも、>>1がちゃんと戦闘ルーチンの流れを把握できてないのが問題だったわけで
わかりづらくて本当に申し訳ないです



判定結果>>246(ペガサス流星拳:49)

ペガサス流星拳のダメージ:攻撃力15+(コンマ49+攻撃補正40+追加消費小宇宙20)÷2=70



■コンマで決定
>>248 ベアーの防御方法
01〜50 防御
61〜00 回避

>>249 ベアーの防御判定or回避判定

>>250 ペガサスの攻撃(ペガサス流星拳の命中判定)

ペガサス

判定結果>>248(ベアーの防御方法:回避)
判定結果>>249(ベアーの回避判定:(Wクリティカル)00)
判定結果>>250(ペガサス流星拳の命中判定:65)


ベアーの回避力:回避力11+コンマ100=111×2=222
ペガサスの命中力:16+コンマ65=81

ペガサスの攻撃が外れました


穏乃「行くよ!!今度はこっちの番だ!!」

穏乃「ペガサス流星拳!!」


穏乃の必殺技であるペガサス流星拳は一秒間に百発以上の拳を放つ音速の拳。
一度食らえば、次々と拳が当たり、最後にはその衝撃で遠くまで弾き飛ばされてしまうほどの威力を持つ技である。

だが、舞は音速の拳を次々とかわし、見た目とは裏腹な軽いフットワークで全ての拳を避けきる。


舞「はっ!!この程度かい」

穏乃「嘘!?見切られた!?」

舞「言っとくけど、その程度の技じゃ私にはかすり傷一つつけられないよ!!」

穏乃「くっそー」

和「穏乃!!」

玄「穏乃ちゃん!!頑張って!!」

■高鴨穏乃は小宇宙を30消費しました

一応最速クラスのセイントだし
シズの命中と回避もうちょいあげていいんじゃね?

正直ペガサスの攻撃を避けられるベアーに違和感が……

中途半端なところですが一旦ここまでで

命中と回避がコンマに左右されすぎる感があるので、コンマをそのまま採用するよりも小宇宙の追加消費で上手くバランスを取れるように調整したいと思います

次の投下も一応明日の夕方くらいを予定してます

それではこれにて

>>252
それは自分も思いました
書いててこの展開はありえないだろ、みたいな

おつー
戦闘は聖闘士の能力を2倍で計算したりコンマ表用意するのも有りだと思うよ

そういえば、輝火は福山潤だったな

コンマを0.5掛けとかにすれば良いんじゃね?

コロナブラスト覚えたいな

>>253で言った明日っていうのは今日ですが、色々とあって今日は更新できません
とりあえず戦闘ルールは基本を変えずに小宇宙の追加消費量の効果を高くすることで戦闘に時間がかからないヌルゲーになるようバランスをとってみました



>>261
コンマ表は敵の行動パターンのみで使用で、判定方法はこのままでいきます
決してコンマ表を考えるのが面倒とかそういうわけではないんですよ

>>262 >>264
LCとかハーデス編とか、そんなん考慮しとらんよ
一応、黄金十二宮で終わる予定なんで

決してポラリスのカツ丼さんとか、ポセイドン咏ちゃんとか、パンドラ良子さんなんて考えていません

>>263
敵のコンマだけ×0.5とか、回避のコンマだけ×0.5いうのはありかなって思いましたけど
小宇宙の消費率が下がりそうなんで、ちょっと新しく作った分で様子を見もってやってみます

とりあえずテンプレの>>5-6が今回から以下のように変わります



■イニシアティブを決定
視点聖闘士はイニシアティブに追加小宇宙を加算できます

視点聖闘士のイニシアティブ:コンマ+(追加小宇宙消費量×5)
対戦聖闘士のイニシアティブ:コンマをそのまま

イニシアティブを取った方が先攻、取られた方が後攻となります



■視点聖闘士が攻撃側の場合
�攻撃行動と追加小宇宙消費量を決定(ここのコンマで追加攻撃力も決定し、最終攻撃力も算出)
 ・打撃攻撃
 ・捕縛攻撃
 ・必殺技

�対戦聖闘士の防御行動と回避力をコンマで決定
 下の一つ目で防御方法を決定し、下の二つ目で回避力を決定

�命中判定と追加小宇宙消費量を決定
 最終命中力=命中力+コンマ+(追加小宇宙消費量×5)
 ・対戦聖闘士が回避行動の場合はダメージが身体損傷に与えられる
 ・対戦聖闘士が防御行動の場合はダメージが聖衣損傷に与えられる

�行動結果
視点聖闘士の最終命中力>=対戦聖闘士の最終回避力
 視点聖闘士の攻撃が命中

ダメージの算出:視点聖闘士の最終攻撃力−対戦聖闘士の最終防御力



■視点聖闘士が防御側の場合
�対戦聖闘士が攻撃行動とその攻撃力をコンマで決定
 下の一つ目で攻撃方法を決定し、下の二つ目で攻撃力を決定

�回避行動と追加小宇宙消費量を決定(ここのコンマで追加回避力も決定し、最終回避力と最終防御力も算出)
 ・回避を選択した場合
   最終回避力=回避力+コンマ+(追加小宇宙消費量×5)

 ・防御を選択した場合
   最終防御力=防御力+聖衣強度+(追加小宇宙消費量×5)

�対戦聖闘士の命中判定
 最終命中力=対戦聖闘士の命中力+コンマ
 ・視点聖闘士が回避行動の場合はダメージが身体損傷に与えられる
 ・視点聖闘士が防御行動の場合はダメージが聖衣損傷に与えられる

�行動結果
対戦聖闘士の最終命中力>=視点聖闘士の最終回避力
 対戦聖闘士の攻撃が命中

ダメージの算出:対戦聖闘士の最終攻撃力−視点聖闘士の最終防御力



■イニシアティブ、攻撃、防御を繰り返し、以下の条件になった時に戦闘は終了する
・小宇宙が0になる
・一撃耐久力以上のダメージを食らう
・戦闘時のコンマ判定のどこかでスーパークリティカルかスーパーファンブルが出る
・身体損傷が80を超える
・精神損傷が80を超える
・聖衣耐久力が80を超える(戦闘は一時中断し、説得に成功すると戦闘終了)

■■■攻撃方法■■■

攻撃方法は以下の通りで、小宇宙を追加消費する事でダメージを上乗せする事ができます

<打撃攻撃>普通に殴る、または蹴る
・攻撃力+(コンマ÷5)+追加消費小宇宙=打撃ダメージ

<捕縛攻撃>押さえつけたり、絞めつける攻撃
・攻撃力+(コンマ÷5)+追加消費小宇宙=捕縛力
※捕縛攻撃を受け続けると、肉体損傷や聖衣損傷に捕縛力分のダメージを食らい続け、相手は振りほどきに成功するまで動けない

<必殺技・固有技>小宇宙を消費して発動する事が出来る効果の高い攻撃

[一撃系〜]文字通り一撃のみのダメージ
・攻撃力+コンマ+攻撃補正+追加消費小宇宙=一撃系のダメージ

[拡散系〜]二撃以上の攻撃となり、与えるダメージが半分になるが2回分のダメージを与える
・攻撃力+(コンマ+攻撃補正)÷2+追加消費小宇宙=拡散系のダメージ

[捕縛系〜]敵の動きを封じる攻撃
・攻撃力+コンマ+攻撃補正+追加消費小宇宙=捕縛力
※動きを封じるだけのものと、連続でダメージを食らうものがある
※捕縛攻撃を受け続けると、肉体損傷や聖衣損傷に捕縛力分のダメージを食らい続け、相手は振りほどきに成功するまで動けない

[自爆系〜]敵にもダメージを与えるが、自身もダメージを食らう
・攻撃力+コンマ+攻撃補正+追加消費小宇宙=自爆系のダメージ

[精神系]精神にダメージを与える攻撃。一方的に攻撃を受けるため、防御不可能
・コンマ+攻撃補正+追加消費小宇宙=精神系のダメージ



■■■防御方法■■■

防御方法は以下の通りで、小宇宙を追加消費する事でダメージを減少させる事が出来ます

<防御>聖衣のある部分で防御を行う
・防御力+聖衣強度+(追加消費小宇宙×5)=ダメージ無効値

<回避>攻撃を回避する
・回避力+コンマ+(追加消費小宇宙×5)=最終回避力

<振りほどく>攻撃や必殺技で捕縛された場合にその状況から脱出する
・コンマ+(追加消費小宇宙×5)=脱出判定
※防御時に攻撃側の捕縛力を脱出判定で上回ると振りほどきに成功

<必殺技・固有技>小宇宙を消費して発動する事が出来る効果の高い防御方法

[盾]盾のついている聖衣は防御時に命中判定を成功させることで、盾で攻撃を受けることができる
・聖衣強度(盾)+コンマ+(追加消費小宇宙×5)=ダメージ無効値

[防御系]聖闘士の防御術や、聖衣を使った防御技
・防御力+聖衣強度+コンマ+防御補正+(追加消費小宇宙×5)=ダメージ無効値
※カウンター技の場合は、防御に成功した際、相手に攻撃判定を行い絶対命中のダメージを与える



基本の形は変わってませんが、こんな感じで視点側の聖闘士(今回だとペガサス)は小宇宙を追加消費する事で
イニシアティブを取りやすく、当てやすく、回避しやすくなりました

ダメージに関しても追加小宇宙消費量を半分ではなく、そのまま割り当てることで少ない小宇宙で攻撃力を上げられるようにしました

メインどころは基本の能力値を変えても良かったんですが、
逆に京太郎と敵対した時に運でしか勝てなくなってしまうので、それは不味いかなと思いました

基本コンセプトは
・小宇宙は常に使う(少しは考えながら)
・使うキャラが入れ替わっても味方キャラは強く、敵キャラは弱く
・出来るだけ自分が面倒な事は避ける
の三つという事で



本編再開の投下は明日の19:00くらいを予定してます

それではこれにて

技だけなら!技だけなら!コロナブラストも出せるかも!
ピーチアタックとか

カタケオで宥姉を暖めてあげたい

>>264 >>273
確かにコロナブラストはフェニックスが覚えててもそれほど違和感のない技なので技だけならどこかで習得イベントでも入れてもいい気はします
だが、ピーチアタック。テメーは駄目だ

<必殺技> コロナブラスト<消費小宇宙50:攻撃補正+200>[拡散系打撃]
廬山百龍覇と互角ならこんな感じで、あとは小宇宙を乗せる量で調整といった感じで

<必殺技> ピーチアタック<消費小宇宙10:攻撃補正+20>[一撃系打撃]
これを京太郎に使わせるというのか…?

         B       M

ピーチ        O   O
 アタァーック     O

    `∧_∧   ヽヘノレ〆

    ( `Д)  /⌒ヽ::Z
    _| |⌒ ̄ ̄   |゚::)
    -ヽヽヽ__/ ノ:。)ミ

    =// / // //W/ヾ
    -((_ノ // / // / |
    -=≡ _// / ((_ノ  )
    =≡ ((_/ // /
          \\ \
          (⌒(⌒ )
            ̄  ̄

>>274
あったかいどころの騒ぎじゃない

前回までのあらすじ

>>1の戦闘システムがグダグダでベアーさんが普通にペガサス流星拳を華麗に避けるという糞展開に
とりあえずベアーさん相手にそれはないわということで戦闘システムをちょっと修正

という事で>>213以降の流れをなかったことにして、最初からペガサス対ベアー戦をやらせてください
副会長が何でもしますので許してください

という事で、次の投下から本編

【高鴨穏乃】
小宇宙:95/95 攻撃力:15 命中力:16 回避力:14
防御力:15 精神力:25 一撃耐久力:60
肉体損傷:00 精神損傷:00 聖衣損傷:00

【ペガサス】 聖衣強度:50

<必殺技> ペガサス流星拳<消費小宇宙10:攻撃補正+40>[拡散系打撃]
<必殺技> ペガサスローリングクラッシュ<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃]
<必殺技> ペガサス彗星拳<消費小宇宙30:攻撃補正+60>[一撃系打撃]

     __     __.   __  
     |   |    /  /  /   .\ 
     |   |.   /  / ./ / ̄ ̄|_l
     |   |  /  / ./  '、___    
     |   |  /  /  ..\     \  
     |   |. /  /      ̄ ̄|  | 
     |   |/  /       ./  /  
     |.     /   ___/  /  
     |    /  . ./     ./  
      ̄ ̄ ̄     ̄ ̄ ̄ ̄        

【田中舞】
小宇宙:40/40 攻撃力:10 命中力:14 回避力:11
防御力:14 精神力:16 一撃耐久力:30
肉体損傷:00 精神損傷:00 聖衣損傷:00

【ベアー】 聖衣強度:50
<必殺技> ハンギングベアー<消費小宇宙10:捕縛補正+20>[捕縛系絞技]



□■ペガサスとベアーの主導権■□

■イニシアティブをコンマと追加小宇宙消費量で決定します

>>278 ペガサスのイニシアティブ (+追加小宇宙消費量×5)
>>279 ベアーのイニシアティブ

※追加小宇宙消費に関しては数値だけ書き込んでください

先攻は貰った!

おい…

判定結果>>278 ペガサスのイニシアティブ(02(+追加小宇宙消費量00×5))
判定結果>>279 ベアーのイニシアティブ(69)



ベアーの先攻

□□ベアーの攻撃行動□□

□攻撃行動と追加攻撃力をコンマで決定

>>281 コンマでベアーの攻撃方法を決定
01〜10 打撃攻撃
11〜20 捕縛攻撃
21〜00 ハンギングベアー<消費小宇宙10:捕縛補正+20>[捕縛系絞技]

>>282 コンマでベアーの追加攻撃力を決定

ほい

判定結果>>281 ベアーの攻撃方法(ハンギングベアー)
判定結果>>282 ベアーの追加攻撃力(22:クリティカル)



■■ペガサスの防御行動■■

■防御行動と追加小宇宙消費量を決定(コンマで追加回避力も決定し、最終回避力と最終防御力も算出)

>>285 コンマでペガサスの防御方法を決定
1.防御
2.回避

※追加小宇宙消費に関しては数値だけ書き込んでください

□□ベアーの攻撃□□

>>286 コンマでベアーの追加命中力を決定

2 20

うい

判定結果>>281 ペガサスの防御行動(回避:74)
判定結果>>282 ベアーの攻撃行動(54)



ペガサスの最終回避力=回避力14+コンマ74+(追加小宇宙消費量20×5)=188
ベアーの最終命中力=命中力14+コンマ54

ベアーの攻撃は外れた!!



■■ペガサスの攻撃行動■■

■攻撃行動と追加小宇宙消費量を決定(コンマで追加攻撃力も決定し、最終攻撃力も算出)

>>288 ペガサスの攻撃
1.打撃攻撃
2.捕縛攻撃
3.ペガサス流星拳<消費小宇宙10:攻撃補正+40>[拡散系打撃]
4.ペガサスローリングクラッシュ<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃]
5.ペガサス彗星拳<消費小宇宙30:攻撃補正+60>[一撃系打撃]

※追加小宇宙消費に関しては数値だけ書き込んでください

小宇宙残量の表示忘れてた

判定結果>>288 ペガサスの攻撃行動(ペガサス流星拳:80)



ペガサスの最終攻撃力=攻撃力15+(コンマ80+攻撃補正40)÷2=75(2回ダメージ)

ペガサスは小宇宙を10消費した!!



■■ペガサスの攻撃■■(小宇宙残量:65)

■命中判定と追加小宇宙消費量を決定(コンマで追加命中力を決定し、最終命中力も算出)

>>291 コンマでペガサスの追加命中力を決定

□□ベアーの防御行動□□(小宇宙残量:30)

□防御行動と追加回避力をコンマで決定

>>292 コンマで防御方法を決定
01〜80 防御
81〜00 回避

>>293 コンマで追加回避力を決定(防御の場合は加算されず)

どうだ

低く

予想以上にペガサス流星拳のダメージが出ない
今の攻撃力計算だと小宇宙消費してもほぼ聖衣で防がれるので
次のターンから攻撃力の追加小宇宙消費による攻撃力補正にも×5の補正入れます(現状では×1)

でないと思ってたほどヌルくならないし



判定結果>>291 ペガサスの追加命中力(68)
判定結果>>292 ベアーの防御行動(防御)
判定結果>>293 ベアーの追加回避力(14:ファンブル)



ペガサスの最終命中力=命中力16+コンマ68+(追加小宇宙消費量0×5)=84
ベアーの最終回避力=回避力11

ペガサスの攻撃が命中した!!



ベアーの最終防御力=防御力14+聖衣強度50=64
ペガサスの最終攻撃力=攻撃力15+(コンマ80+攻撃補正40)÷2=75(2回ダメージ)

ペガサス流星拳によるダメージ=11×2=22

ベアーの聖衣に22のダメージを与えた!!

2ターン目



【高鴨穏乃】
小宇宙:95/65 攻撃力:15 命中力:16 回避力:14
防御力:15 精神力:25 一撃耐久力:60
肉体損傷:00 精神損傷:00 聖衣損傷:00

【ペガサス】 聖衣強度:50

<必殺技> ペガサス流星拳<消費小宇宙10:攻撃補正+40>[拡散系打撃]
<必殺技> ペガサスローリングクラッシュ<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃]
<必殺技> ペガサス彗星拳<消費小宇宙30:攻撃補正+60>[一撃系打撃]

     __     __.   __  
     |   |    /  /  /   ..\ 
     |   |.   /  / ./ / ̄ ̄|_l
     |   |  /  / ./  '、___    
     |   |  /  /  ..\     \  
     |   |. /  /      ̄ ̄|  | 
     |   |/  /       ./  /  
     |.     /   ___/  /  
     |    /  . ./     ./  
      ̄ ̄ ̄     ̄ ̄ ̄ ̄        

【田中舞】
小宇宙:40/30 攻撃力:10 命中力:14 回避力:11
防御力:14 精神力:16 一撃耐久力:30
肉体損傷:00 精神損傷:00 聖衣損傷:00

【ベアー】 聖衣強度:50
<必殺技> ハンギングベアー<消費小宇宙10:捕縛補正+20>[捕縛系絞技]



□■ペガサスとベアーの主導権■□

■イニシアティブをコンマと追加小宇宙消費量で決定します

>>297 ペガサスのイニシアティブ (+追加小宇宙消費量×5)
>>298 ベアーのイニシアティブ

※追加小宇宙消費に関しては数値だけ書き込んでください

おまかせあれ!

来いっ

判定結果>>278 ペガサスのイニシアティブ(82(+追加小宇宙消費量00×5)=82)
判定結果>>279 ベアーのイニシアティブ(03)



ペガサスの先攻!!



■■ペガサスの攻撃行動■■(ペガサスの小宇宙残量:65)

■攻撃行動と攻撃力に加算する追加小宇宙消費量を決定(コンマで追加攻撃力も決定し、最終攻撃力も算出)

小宇宙残量の表示忘れてた

>>291 ペガサスの攻撃
1.打撃攻撃 (+追加小宇宙消費量×5)
2.捕縛攻撃 (+追加小宇宙消費量×5)
3.ペガサス流星拳<消費小宇宙10:攻撃補正+40>[拡散系打撃] (+追加小宇宙消費量×5)
4.ペガサスローリングクラッシュ<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃] (+追加小宇宙消費量×5)
5.ペガサス彗星拳<消費小宇宙30:攻撃補正+60>[一撃系打撃] (+追加小宇宙消費量×5)

※追加小宇宙消費に関しては数値だけ書き込んでください

>>301 ペガサスの攻撃
でお願いします

5 20

判定結果>>301 ペガサスの攻撃行動(ペガサス彗星拳:85/追加小宇宙消費量20)



ペガサスの最終攻撃力=攻撃力15+コンマ85+攻撃補正60+(追加小宇宙消費量20×5)=260

ペガサスは小宇宙を50消費した!!



■■ペガサスの攻撃■■(小宇宙残量:15)

■命中判定と追加小宇宙消費量を決定(コンマで追加命中力を決定し、最終命中力も算出)

>>305 コンマでペガサスの追加命中力を決定 (+追加小宇宙消費量×5)

※追加小宇宙消費に関しては数値だけ書き込んでください



□□ベアーの防御行動□□(小宇宙残量:30)

□防御行動と追加回避力をコンマで決定

>>306 コンマで追加回避力を決定(防御の場合は加算されず)

>>306の下1桁で防御方法を決定
1〜8なら防御、9〜0なら回避

14

えいっ

ペガサスの最終命中力=命中力16+コンマ91+(追加小宇宙消費量14×5)=177
ベアーの最終回避力=回避力11

ペガサスの攻撃が命中した!!

ペガサスは小宇宙を14消費した!!


ベアーの最終防御力=防御力14+聖衣強度50=64
ペガサスの最終攻撃力=攻撃力15+コンマ85+攻撃補正60+(追加小宇宙消費量20×5)=260

ペガサス彗星拳によるダメージ=260−64=196

ベアーの聖衣に196のダメージを与えた!!

ベアーの聖衣が破壊されました!!



          トv'Z -‐z__ノ!_

        . ,.'ニ.V _,-─ ,==、、く`
      ,. /ァ'┴' ゞ !,.-`ニヽ、トl、:. ,
    rュ. .:{_ '' ヾ 、_カ-‐'¨ ̄フヽ`'|:::  ,.、
    、  ,ェr<`iァ'^´ 〃 lヽ   ミ ∧!::: .´
      ゞ'-''ス. ゛=、、、、 " _/ノf::::  ~
    r_;.   ::Y ''/_, ゝァナ=ニ、 メノ::: ` ;.
       _  ::\,!ィ'TV =ー-、_メ::::  r、
       ゙ ::,ィl l. レト,ミ _/L `ヽ:::  ._´
       ;.   :ゞLレ':: \ `ー’,ィァト.::  ,.
       ~ ,.  ,:ュ. `ヽニj/l |/::
          _  .. ,、 :l !レ'::: ,. "
              `’ `´   ~

(注)ベアーです

試合開始直後、穏乃が構える前に舞は両腕を前に突き出し、襲い掛かってきた。
だが、穏乃はこれを颯爽とかわし、距離を取って体勢を立て直す。


穏乃「そんな動きの遅い奇襲なんか当たりませんよ!!」

舞「はっ!!お前なんか捕まえちまえば私のパワーで一捻りだよ!!」

穏乃「そうは行きません!!次はこっちの番ですから!!」

穏乃「ペガサス流星拳!!」


穏乃の必殺技の一つ、ペガサス流星拳。
一秒間に一〇〇発以上の拳を繰り出す、音速の拳。
普通の人間が食らえばひとたまりもないが、相手も同じ聖闘士。


舞「がああっ!!鬱陶しいね!!」


舞はすぐに両腕で全体をガードする。
ペガサスの拳はベアーの両腕に阻まれる。


穏乃「そ、そんな…」

舞(ちっ!!こいつ、細いくせになんてパワーだ…)

舞(聖衣がなければかなりやばかった!!)

穏乃「なら、これで!!」


穏乃はペガサス流星拳の分散する攻撃力を一点に集める。
それは流星から彗星のように。


      ,__
    r‐、ヘ. ヽ
  ,-マ ,廴__ \                        γ==‐
  入. \ーュ、 ̄`ヽ                  ム - : : `
  { \_ く.| ̄`  V                    ´: : : : : : : ` 、: \
.  `寸‐二八    ト、            /: : : :/: : : : : : : : : \: \
    \   ヽ   // 勹ュ          ′ : : /: : : : /: : : :,ィ: : : ヽ: :\
     ヽ__   // /./二\         /|: :\/:/: : :/ : : : / ハ: : : : :ヘ: : :` ー-_- __
       `寸ニ/ノ /二二ハ.     |λ:!: ,l:/: :\|: i: ;.イ / | : : : : : ヾー- 、: : : ` 、-- _‐-、
        守三ヲ二二二入      lハ:|:ハト、i: |_|ヽ: | |/ ||: :|:ト、:\  ` 、: : : ヽ  `ヾ、
         マ二二二二二ニヽュ_  V´.|:l ,ィ示心ト、ハ| -┼|: :|:| |トヽー-- \: : : \   `
.            `寺二二二二二ヘ\八 ハヘ. 弋_ツ   ヽン芯ムイ:./|: | j! ヾ.    \: : : \
.              `寸二二二二ヽニマ.迅ヘハ ""    .辷ツ/|_j厶レ'二≧、ヾ     ヽ: : : ハ
                   ` 二二二二{ニ.ハ、ヾ、| Y`ー、_ '  ∧:|二/ムァ‐ 、二ヽ\、    }: : : |
                   \二二ニ./ニヘヽ.|ト、`ー_'_ ィニ∧、〈 { / / /ヽニ{       ノ: : :/
                   \二/二二二リ「} ̄二ニ/ニ/ニ.ヾ、>ニュ{_ム}‐'    _/: : /
                   |_/二二二二 ||二二ニレニ.厶ィ´ }:|        ー—‐z/
                   |二二二二二ニ||二二ニ厂    リ
                   |二二二二二ニ||二二./
                   |二二二二二ニ||二ニ./
                   λ二二二二ニ ||ニニ./
                  ハ.}二二二二ニ/'二 /\
                  二二二二二./'二 /ト、ニヽ
                   |二二二二二.{{二ニノ ヾュニ}
                    |二二二二二.ハヤ二二二ノタ
                     |二 「l二二二二ヾ二ニ/.,イ
                     |二 |.|二二二二ニ}} /./ '
                八二l」二二二二_ム' /   ト、

                  }二二≦==‐rヘ´     .|ヾュ、


穏乃「ペガサス彗星拳!!」

舞「な…!?」

舞「このパワーは…」

舞「ぐああああああっ!!!」


DOGOOOOOONN!!

舞の身体を覆っていたベアーの聖衣はペガサスの一撃で破壊される。
その衝撃で舞の身体は宙に浮き、リングの外の壁に投げ出される。

恒子「勝者!!ペガサス穏乃!!」


執事兼アナウンサーを務める福与恒子が大声で穏乃の勝利を宣言する。
穏乃はほっと胸を撫で下ろし、その場でへたりこむ。


葉子「舞さん!?」


吹き飛ばされた舞は壁にぶつかり、大きな穴を開けた後に前に倒れ込む。


和「穏乃!!」

玄「穏乃ちゃん!!やったのです!!」

咲「高鴨さん。あんなに小さいのに凄いパワーだったね、京ちゃん」

京太郎「ん?そうだな」

京太郎(ペガサスのあのスピードと爆発力は侮れないな)

玄「勝者はそんな所で座ってないで、お客さんにアピールした方がいいよ」

和「そうですね。観客の人もあんなに歓声を上げてくれているんですから」

穏乃「は、ははっ。小宇宙も殆ど使い切っちゃって立てないよ、もう」

玄「それなら京太郎君が肩を貸してあげるのです!!」

京太郎「は?…俺が!?」

玄「女の子に優しくするのは男の子の役目です!!」

京太郎(女の子の前にみんな聖闘士だろ。それにしても何で俺が…)

>>316 京太郎の台詞
1.それよりも友人である玄さんや和が行った方がいい
2.勝者なら自力で立ち上がってみせろ
3.わかりましたよ。お姫様をエスコートさせていただきますね
4.牝猿の間違いじゃ…?
5.その他(台詞の内容を書いてください)

選択結果:>>316(勝者なら自力で立ち上がってみせろ)



京太郎「勝者なら自力で立ち上がってみせろ」

玄「京太郎君!?何を言ってるのです!?」

穏乃「いや、玄さん…」

穏乃「そいつの、京太郎の言うとおりだよ」


穏乃は両手をリングにつけてプルプルと震えながらも立ち上がろうとする。
小宇宙を限界まで消費した穏乃は体力も限界に近く、額や頬が汗で濡れ、髪がべったりと張り付いている。


穏乃「勝者は勝者らしく…」

京太郎「……」

穏乃「自分の足で立たないと、ね…」


なんとか立ち上がった穏乃は、ゆっくりと両腕を突き上げ、客の歓声に応える。


玄「穏乃ちゃん…」

和「頑張って。穏乃」


そして、手を振りながらゆっくりとリング外に向かって歩き出す穏乃。

すぐに支えられるようにと心配そうに見上げる玄。
両拳を胸の前で握り締めて行方を見守る和。
羨望の眼差しで見上げる咲。
両腕を組んだ状態で不適な表情を浮かべる京太郎。

リングを降り、観客の方に手を振りながら、ゆっくりと入場口へ向かって歩く。

あと少し。
観客の前以外なら倒れてもいい。

そう言い聞かせ一歩ずつ外に向かって歩き始める。

そして、入場口から少し進んだ場所。
観客から見えない場所。


穏乃「ここなら…いいよね?」


力尽きた穏乃は暗く冷たいコンクリートの廊下にフラリと倒れ込む。

だが、いつまで経っても通路にぶつかる感触はやってこない。
誰かが支えてくれている。


玄「大丈夫?穏乃ちゃん」

和「しっかりしてください」


穏乃を支えてるのは玄と和と咲の三人。
京太郎は穏乃たちの少し後ろにいた。


穏乃「玄さん…、和…」

穏乃「ははっ…、なんとかお客さんにかっこ悪いところは見せずに済んだかな?」

玄「穏乃ちゃんは凄くかっこよかったのです!!」

和「ええ。凄かったですよ、穏乃」

穏乃「あ…。京太郎」

京太郎「なんだ?ペガサス」

穏乃「ありがと。あんたの叱咤のお陰で何とか歩いてこられたよ」

京太郎「ペガサスが歩けたのは勝者としての自覚がそうさせたんだろ。俺は何もしてないさ」

穏乃「いいよ。それならそういう事にしといてあげるさ」

京太郎「……」

京太郎「次の試合は一時間後だったな。俺は先に控え室に戻っておく」


京太郎は咲の肩をポンと叩き、一人控え室に向かって歩き始める。

咲「京ちゃん。私は松実さんや原村さんと一緒に、高鴨さんを医務室に連れてくね」


咲の言葉に京太郎は背中を向けたまま、ヒラヒラと軽く手を振る。


玄「京太郎君は応援もあまり声を張り上げてなかったし、倒れそうな穏乃ちゃんを放っておくし、結構冷たい人ですね」

和「自分の試合までに一人きりで集中力を高める。そういうタイプの人なのかもしれませんね」

咲「…京ちゃん」

穏乃「……」

京太郎「ペガサス」


京太郎は少し歩いたところでピタリと立ち止まる。
穏乃達に背中を向けたまま。


京太郎「いい試合だった」

穏乃「ありがとう!!京太郎!!」


京太郎は再び歩き始め、控え室に向かう。


■穏乃に対しての殺意が軽減しました
■穏乃が京太郎に好印象を持ったようです

京太郎(何かおかしい)

京太郎(具体的に何がって言われると困るけど)

京太郎(絶対に何かおかしい」

棟居「あんたの頭が?」

京太郎「いや、俺の頭じゃなくて…」

京太郎「は?」

棟居「それで何がおかしいんだい?」

京太郎「え?」

棟居「?」

京太郎「いや、えっと、なんでもないです」

棟居「ならいいんだけど」

恵「大将。どうしました?」

棟居「ん?何でもないさ」

恵「そうですか…」

棟居「次は私達の試合だね」

恵「そうですね。大将と闘う事になるなんて…、ついてないわー」

棟居「まあ、あんたも聖闘士なんだし、私に遠慮せずに本気でかかってきなさいよ?」

恵「そりゃーそうするつもりではいますけど、あたしが大将に勝てるかって言われたら、ねー?」

棟居「諦めずにいつも通りやってればいいんだよ。あんたは強いんだから」

恵「大将に期待されたら頑張らないわけにはいかないですね」

棟居「そうそう。頑張ればいいんだよ」

京太郎「……」

恵「フェニックス。あんた何ジロジロ見てんだよ」

恵「言っとくけど、あたしらはあんたみたいなのは相手にしないからね」

>>324 京太郎の台詞
1.気のせいじゃないですか?
2.俺も相手にしてないからおあいこですね
3.二人ともなかなかのおっぱいをお持ちのようで(ゲス顔)
4.自意識過剰ですね
5.その他(台詞の内容を書いてください)

このフレンドリーさからして、ここのフェニックスさんはアニメ版のようだな。

こいつらには4でも良かった気はする
堕ちても優しいのな

>>328
闇堕ちしても紳士な京太郎はそのうち原作ルートに違和感なく入る布石だと思います


選択結果:>>324-326(気のせいじゃないですか?)



京太郎「気のせいじゃないですか?」

恵「何言ってんのさ。あんた、こっちを見てたじゃないか」

棟居「恵。そんな貧弱坊やに絡まないでやりなよ」

棟居「ただでさえ男の聖闘士は肩身が狭いんだから、控え室くらいでは好きにさせてやりなよ」

恵「助かったな、フェニックス。対象が心の広い人で」

京太郎「はあ」

恵「またあんまりジロジロ見てるようだったらぶっ飛ばすけどね」

京太郎「はあ」

京太郎(なんで俺がこんなに言われなきゃいけないんだ?)

京太郎(あんまり難癖つけられるのも嫌だし、この人達の試合が始まるまでどこかで時間でも潰すか?)

>>332 京太郎の行動
1.控え室で不貞寝
2.ペガサスの様子を見に医務室に向かう
3.ベアーの様子を見に医務室に向かう
4.観客席にいる暗黒四天王の誰かのところに向かう(やえ、霞、白望、智葉)
5.その他(台詞の内容を書いてください)

選択結果:>>332(ペガサスの様子を見に医務室に向かう)



京太郎(ここにいてもライオネットとヒドラに変な目で見られるだけだし、医務室にペガサスの様子でも見に行くか)


京太郎は面倒臭そうに立ち上がり、医務室に向かう。

正直、ペガサスは小宇宙の極端な消耗だけだから命に別状はないはずだ。
逆に聖衣を完全破壊されたベアーの方が重症なはずだ。
吹っ飛ばされて、壁に叩きつけられて、顔面から床に落ちたのだから。


京太郎(そういえばよく知らないんだけど)

京太郎(聖衣って破壊されたら聖衣修繕職人の所に持って行けばいいんだっけ?)

京太郎(確かジャミールの奥地にいるって聞いた事があるけど…)

京太郎「……」

京太郎「修理代っていくらだろ?」

京太郎「…まあ、俺には関係ないしどうでもいいか」


フェニックスの聖衣には自己修復機能と自己進化機能が付いている。
聖衣が塵になろうとも、一握りの灰があればそこから完全復活する。
これは他のどの聖衣にもない、フェニックスの聖衣だけの特殊な力だ。

どういうシステムでそうなってるのかは知らないけど、そういう事らしい。

そんな風に色々考えていた京太郎は気付けば医務室の前にたどり着いていた。


京太郎「失礼しまーす」

>>336 医務室の中の状態
01〜40 眠っている穏乃以外に医者と玄と和と咲がいる
41〜70 眠っている穏乃以外に医者がいる
71〜98 眠っている穏乃だけがいる
ぞろ目 眠っている穏乃?だけがいる

眠れ

うむ

判定結果:>>337(93:眠っている穏乃だけがいる)



ガラッと扉を開けると、ベッドには穏乃がすやすやと寝息を立てて寝ている。
周りには誰もいない。
医者の机辺りを見るが誰も座っていない。


京太郎「留守ですかー?」


反応はない。
京太郎はここに自分と穏乃しかいないことを理解する。


京太郎「折角様子を見に来てやったのに寝てるのかよ、ペガサスは」


京太郎は穏乃のベッドに近づいて、穏乃の顔を覗き込む。
眠ってる間もマスクは外していない。


京太郎「そういえばこのマスクって、つけてて寝苦しかったりしないのかな?」


京太郎が率いる暗黒四天王は女聖闘士だが、聖闘士からのはみ出し者ということもあり、最初からマスクをつけていない。
暗黒聖闘士に聖闘士としての全うな掟は守る意味もなければ、通用もしない。


京太郎「……」

京太郎「…やっぱり素顔とかって気になるよな」


だからこそ、京太郎はマスクをつけてる聖闘士の異様さとその信憑性が気になって仕方がなかった。

マスクをつけてるからこそ、その素顔を見たいという衝動に駆られる。

綺麗なのか?
可愛いのか?
優しそうなのか?
怖そうなのか?
美少女なのか?
不細工なのか?

京太郎にとって、マスクの奥の素顔とは、服によって隠れているおっぱいを想像するのと同じような意味を持つ。


京太郎(すげえ見てぇ)


女聖闘士は素顔を見た者を殺すか愛するかしなければならない。
そんな掟を聞いた事があるが、それは複数の人数に見られた場合はどうなるのか?

全員、殺すのか?大量殺人事件になるな。

全員、愛するのか?そりゃあ相当ビッチな女だな。

それとも最初の一人だけ有効なのか?

よくわからない事を考えながら、気がつけば穏乃のマスクに手を伸ばそうとしている。


京太郎「うおっ!?」

京太郎「あ、あぶねぇ…」


慌てて手を引っ込める京太郎。

女聖闘士にとって素顔を見られるという事は裸を見られるよりも屈辱的な事らしい。
そんな屈辱的な事を寝ている相手にやっていいものなのか。
寸でのところで思いとどまった京太郎は軽く深呼吸をする。

>>347 京太郎の行動
1.穏乃の髪を撫でる
2.お見舞いにおいてあるリンゴを食べる
3.穏乃のマスクを取って素顔を見る
4.丸椅子に座って穏乃の寝顔を眺める
5.その他(行動の内容を書いてください)

1

選択結果:>>347(穏乃の髪を撫でる)



京太郎は再び手を伸ばし、軽く穏乃の頭を撫で、サラサラの髪を撫でる。
京太郎の少し固い癖っ毛とは全く違い、女性らしい綺麗でしなやかな髪。


京太郎「綺麗な髪だな」


京太郎が髪を撫でていると、穏乃の肩がプルプルと震えだす。


穏乃「な、何してるんだよ!?」

京太郎「ああ、起きたのか」

京太郎「する事がなかったから髪を撫でてたんだが」

穏乃「いや!?なんで!?」

京太郎「撫でたい気分だったんだよ」

穏乃「撫でたい気分って…私の髪なんか撫でても仕方ないだろ?」

穏乃「撫でるなら和とか玄さんの方が綺麗な髪だし、私ってほら女の子らしくないから」

京太郎「そんな事は全然ないけどな。どう見ても普通に女の子だろ」

穏乃「ほ、本当に思ってるのか?」

京太郎「当たり前だろ。けど、髪を撫でたのはすまなかった」

京太郎「綺麗な髪だったからついつい撫でたんだが、女の子の髪を撫でるのなんて、普通に考えれば確かに良くないな」

穏乃「うぅっ…」

京太郎「体力も多少は戻って、少しは元気になったみたいだから俺も戻るわ」

>>362 穏乃の台詞
01〜40 じゃあな、京太郎
41〜70 心配してくれてありがとうな
71〜98 なんか悔しいから京太郎の髪も撫でさせてよ
ぞろ目 あ…。待って、京太郎

まって

穏乃が京太郎に逆セクハラする事が決まったところで、一旦ここまでで

戦闘に関してはもう少し判定をあっさり進められたらいいなって思うけど
システムが下手だから仕方ないですね

次の投下は一応明日の14:00くらいを予定してます

それではこれにて

乙ー
必殺技の威力をもっと間あけないと、消費小宇宙分、上乗せした方が威力出ちゃいそうな気がする?

乙ー
この京太郎は光政の血を引いている気がする

流星拳やハンギングベアーはともかく、パラライズベーゼ(ヒドラの爪)とかネビュラチェーンとかは聖衣あっての必殺技なので、取得できない事に今更気付いた

>>369
一応小宇宙は追加消費した方が絶対にお得な感じで考えてるんで、それはそれでオーケーです
あんまり頑張ってバランスとってもしゃーないし

>>370-371
京太郎のエクスカリバーに子種という名の小宇宙が集まって解き放たれるわけか…



あと、今日14:00からって言ったけど多分16:00か17:00くらいになる模様

判定結果:>>362(98:なんか悔しいから京太郎の髪も撫でさせてよ)



穏乃「う〜っ」

京太郎「どうした?ペガサス」

穏乃「私だけ髪を撫でられて、なんか悔しいから京太郎の髪も撫でさせてよ」

京太郎「何言ってるんだ、お前」

京太郎「男の髪なんか撫でても面白くもなんともないぞ」

京太郎「そもそも俺の髪は髪質が硬いから、撫でても気持ちよくないぞ。きっと」

穏乃「それでも京太郎だけズルいじゃん!!」

京太郎「はぁ…」


ベッドの上でじっと京太郎を睨みつける穏乃。
京太郎は観念したように頭を軽く下げる。


穏乃「届かない」

京太郎(そりゃあ寝転がったまま身体を起こさなかったら届かないだろ)

穏乃「もっとこっちに頭を寄せてよ!!」

京太郎「じゃあ、これでどうだ?」

穏乃「……!!」


京太郎は寝転がってる穏乃の顔の前に自分の顔を寄せる。
京太郎の鼻の先から穏乃の鼻の先まで一〇センチ程度しか離れていない。

穏乃「わわっ!!」

穏乃「〜〜〜っ!!」

京太郎「この位置なら手が届くだろ」

穏乃「と、届くけどさ、距離が近すぎないかな?」

京太郎「じゃあどうしろって言うんだよ」

穏乃「…わ、わかったよ」

穏乃「な、撫でたらいいんだろ!!撫でたら!!」

京太郎「なんで怒ってるんだ?」

穏乃「怒ってないよ!!」

京太郎(どう聞いても怒ってるようにしか聞こえないけどな)

穏乃「じゃあ…、撫でるからね」

京太郎「おう」


京太郎は目を閉じて髪に手が触れられるのを待つ。
京太郎が目を閉じた事で安心したのか、穏乃は恐る恐る京太郎の頭に手を伸ばす。

ワシャワシャ。
そんな擬音が似合いそうな感じで京太郎の頭を撫でる穏乃。


穏乃「京太郎の髪って硬いね」

京太郎「だから言っただろ」

穏乃「でも、男の子って感じがするね」

京太郎「そりゃ、男だからな」

穏乃「そうだね。京太郎は男の子だもんね」

京太郎「おう……」

穏乃「……」

京太郎「……」

穏乃「……」

京太郎「…なあ、ペガサス」

穏乃「なに?」

京太郎「そろそろ起きてもいいか?」

穏乃「あ。ごめんごめん」

穏乃「もう十分に京太郎の髪を堪能したから」

穏乃「ありがとう」

京太郎「そっか。じゃあ、俺もそろそろ次の試合見にいってくるわ」

穏乃「なあ、京太郎」

京太郎「どうした?ペガサス」

穏乃「私の事も玄さんみたいに下の名前で呼んでよ」

京太郎「……」

京太郎「わかったよ。穏乃」

穏乃「ん。また後でね、京太郎」

■穏乃に対しての敵意が軽減しました
■穏乃は京太郎の印象がさらに良くなりました

京太郎「さて、そろそろ次の試合が始まる頃か」

>>382 京太郎の行動
1.第二試合ヒドラVSライオネット戦をリング外から観戦(一人でor玄、和、咲から選択)
2.第二試合ヒドラVSライオネット戦を観客席で暗黒四天王と観戦(やえ、霞、白望、智葉から選択)
3.控え室に戻って寝る
4.ベアーの様子を見に医務室に向かう
5.その他(行動の内容を書いてください)

1 和

糖質による光堕ちも十分ありえます。原作IF2ルートみたいな



選択結果:>>382(和と第二試合ヒドラVSライオネット戦をリング外から観戦)



京太郎が会場内へ入ると、リング外から誰もいないリングを眺めている和を発見する。
和の周囲には玄も咲もいない。


京太郎「よお。キグナス」

和「どうしました?フェニックス」

京太郎「観戦するなら、一緒に観戦しようぜ」


京太郎は途中、売店で買ってきたポップコーンとコーラを和に渡そうとするが、和は首を横に振る。


京太郎「ポップコーンは嫌いか?」

和「そういうわけではありませんが、私とフェニックスは敵同士」

和「穏乃の応援という名目で一緒にはいましたが、それ以外で一緒にいる必要性はないと思います」

京太郎「そりゃあそうか」

和「それに観戦するならどこでも観戦できますし、向こう側も空いていますよ?」

>>391 京太郎の台詞
1.堅い事言うなよ。一緒に観戦しようぜ
2.悪かったな。それじゃ向こうに言ってるわ
3.どこでも観戦できるなら隣で観戦させて貰うとするかな
4.じゃあ、俺はキグナスの正面に回って、その大きなおっぱいを鑑賞しよう
5.その他(行動の内容を書いてください)

選択行動:>>391(悪かったな。それじゃ向こうに行ってるわ)


京太郎「悪かったな。それじゃ向こうに行ってるわ」

和「どうぞ。ご自由に」


京太郎は軽く手を振って、リングの向こう側、和の対角線上あたりに移動する。


京太郎「仲良くしようとは思っちゃいなかったけど、ああもあからさまに拒絶されるのはあんまり気分が良くないな」

京太郎「……」

京太郎「せっかく観戦用に買ったコーラが余っちまったな…」


京太郎はベンチの上にコーラ4つとポップコーン2つを広げ、小さく溜息をつく。

>>395 京太郎の傍にやってきたのは?
01〜40 咲
41〜70 玄
71〜98 永森和子
71〜98 門松葉子
ぞろ目 玄、咲、和

おまかせあれ!

コンマ範囲がおかしかったので再判定

>>397 京太郎の傍にやってきたのは?
01〜40 咲
41〜70 玄
71〜84 永森和子
85〜98 門松葉子
ぞろ目 玄、咲、和

えい

判定結果:>>397(86:門松葉子)



葉子「あれ?あんた…」

京太郎「ん?ああウルフさんですか」

葉子「何これ?あんた一試合の観戦にこんなにも飲み食いすんの?」

京太郎「そういうわけじゃないんですけど、…そうだ。ポップコーンとコーラがあまってるんで、よければいりますか?」

葉子「マジで?いいの?」

京太郎「このまま残しておいても仕方ないし。人の腹に入ってもらった方が全然いいんで」

葉子「あんた、男聖闘士の癖にいい奴だな」

京太郎「男聖闘士の癖にって…。そう言われる意味がわからないんですけど」

葉子「へへっ。それじゃいただくね」

京太郎「ええ。どんどんいっちゃってください」

葉子「…あ」

京太郎「どうした?」

葉子「ばっ!!馬鹿、こっち見んなよ!!」

京太郎(あ。マスクをずらしてる)

京太郎(飲み食いのためにマスクを外さないといけないのか)

京太郎(そう考えると、女聖闘士って色々面倒だよな)

装着シーンは無駄にカッコイイウルフさんだ
Ωでも空気気味なウルフさんだ

>>402
オメガだと最近はドラゴンさんも空気っぽくないですか?



葉子「……」

葉子「な、なあ」

京太郎「どうしました?」

葉子「素顔、見えてないよな?」

>>407 京太郎の台詞
1.はい。見えてませんでした
2.肌が綺麗なのがわかったくらいです
3.ストローを咥える唇がセクシーでした
4.……え、えーっと
5.その他(台詞の内容を書いてください)

2

選択結果:>>407(肌が綺麗なのがわかったくらいです)



京太郎「はい。殆ど見えていません」

京太郎「見えたのは肌が綺麗なのがわかったくらいです」

葉子「そ、そうか…」

葉子(お、男の子に綺麗なんて初めて言われた)

葉子(それにこいつ…)

京太郎「?」

葉子(よく見れば結構美形じゃね?)

京太郎「どうしました?」

葉子「あ、いや、うん。なんでもないから」

葉子「フェニックスを殺さずにすんでよかったなって事だ。うん」

京太郎「そういえばそんな掟もありましたね」

葉子「そ、そういう事だから、振り向く前には一声掛けろよ?いいな?」

京太郎「わかりましたよ、ウルフさん」

■葉子に対しての殺意が軽減しました
■葉子が京太郎に好印象を持ったようです

本当に憎しみさんどこへ行ったんでしょうね



葉子「そろそろ第二試合が始まる時間だね」

京太郎「そうですね」

葉子「そういえばあんたはドラゴンやキグナスと一緒に観戦しなくていいのかい?」

京太郎「別にキグナスとは然程仲良くもないし、第四試合で闘う相手ですからね」

京太郎「応援を手伝うように言われた以外は一緒にいる理由もありませんよ」

葉子「そうなのか」

葉子「うちの舞さんがペガサスにやられたから、ペガサスの仲間は敵だって思ってたけど…」

京太郎「そもそも穏乃達とは仲間でもなんでもないですよ」

京太郎(少なくとも大沼財団に関わる連中は全員敵だしな)

葉子「そ、そうか」


葉子は京太郎の台詞を聞いて、嬉しそうに京太郎の肩をバシバシと叩く。


京太郎「い、痛いです、ウルフさん…」

葉子「あ。ごめんな」

京太郎「おっ。ヒドラが入場してきましたね」

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   _, -‐´ ̄「`、_ー 、_,ヘ_,----┐

, -‐´  \  |     ̄冂'     |┬-、
      \ |  ⊂二〉ノこ   / |  |`!

【上柿恵】
小宇宙:40/40 攻撃力:13 命中力:11 回避力:12
防御力:16 精神力:21 一撃耐久力:27
肉体損傷:00 精神損傷:00 聖衣損傷:00

【ヒドラ】 聖衣強度:50
<必殺技> パラライズベーゼ<消費小宇宙10:攻撃補正+15>[一撃系打撃][麻痺属性]
<必殺技> メロウポイズン<消費小宇宙10:攻撃補正+20>[一撃系打撃][毒属性]
<必殺技> ヒドラスサウザンドパラダイス<消費小宇宙10:攻撃補正+40>[拡散系打撃]
<必殺技> ヒドラスゴージャスキック<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃]

※[毒属性] 毒状態/ダメージを受けた相手は次ターンから肉体損傷に10ポイントの固定ダメージ
※[麻痺属性] 麻痺状態/ダメージを受けた相手は次ターンのみ行動不可

京太郎「そういえばヒドラとライオネットの人って仲がいいですよね」

葉子「ああ。舞さんと私みたいに昔ここに集められた時に仲良くしてたんだろうね」

京太郎(俺と咲みたいなものか…)

    /l |        、----、,,_ヾ;゙V / i゙

    .j | ゙l _、, /ヽ、、、-—-=、;;;;;;;;;;;゙;/ / ;ト;、
    .゙!.| l;;;;ヽ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、ノ / .j゙;;;;;゙'ヽ、
   /l l. ゙ヽ、;;;;;;;;;;;;/゙ヽ, ._,、r'゙ ._,/ ,ノ;;;;;;;;;ヾ,ヽ,

 j|. l;;;;;l、,゙'ヽ、,`゙゙''7゙,r''"'i ゙l ,,/._,、<;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙i,゙
..l;;;i、l;;;;;;;;;`ゞ、,`゙''i゙ .!i;し'j| .j'゙´,、<  .゙ヽ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙l

..l;;;;;;;;;;;;;;;;/ ./<゙ヾ;.゙'ー'゙ .ノ'゙´彡゙゙゙''ヾ、,  入;;;;;;;;;;;ト;|
 i;;;;;;;;;;;;;l ;/;rニ、ミ;、,゙;ヽ;;'",,;K;、、,、、、,,. l;;;Y  ,>、;;;;;;;l.゙'
 /;;;;;;;;;r、/.-;-t;ォ''ミi,ヾ゙ー"ヽ,゙''゙  ノ j;;l  //゙i;;;;;;;;!
 l;;;;;;;;;;{ ゙) ゙'ヽ-. <     ,,,_ ̄ .''"'''.j;|  |.| .j;;;;lV゙
 .ヽ=、;! .i゙ -= .∠,_,、-.''"゙'  i、. ノ;;l  l,゙l/;;;;l
 .ヾ;ノ;;l, l,            .l;;;;;;;;;;;;;l,__./;;;;;;;;l,

  .ヽ;;;゙'''゙i,   ,,,、.  '''''‐—-、,,ヾー゙;;;;;;;;;;シ;;;;;;ヾ;‐ゝ
  iヽ,/;;;;;;;゙i,            ゙ヽr-'i'゙;;;;;;;;;;、;;゙ゝ
   ゙ヽ;;;;;;;;;;;l.    `゙゙      ./  .l;;;;;;;;;;;;;`i、   ._,
  .ヾ;-;;';;;;;;;|    _,,,,,,,,,,,,,,,,,/    ヽ;;;;;;;、、i-;;7゙´
    ゙''ラ;;;;;゙T" ̄     ,/      ,/    /
 _,,,、r、,,>''゙.,j゙       ,/     _,、-/    .i゙
''゙ /´ _,r;'j゙      ,/゙ _,,、r‐'゙´  i゙    .|;   ,r
 /   ./`'ヽ、、,,,,,,,、、--='゙´      ;l     .l;   |
./   ,/                _,、-!     .゙i,  ゙i、
   /      、,,,,,,,,,,,,,、、--‐'''゙゙´   ゙L、、、,,,,,,,,,;i;,
  ./                  /   `゙ヽ、, `゙゙''

,,,,ノ          _,,,r‐''゙´ ̄ ̄`゙'Y゙        `ヽ、

【棟居仁美】
小宇宙:50/50 攻撃力:19 命中力:18 回避力:15
防御力:18 精神力:17 一撃耐久力:33
肉体損傷:00 精神損傷:00 聖衣損傷:00

【ライオネット】 聖衣強度:50
<必殺技> ライオネットバーニングファイヤー<消費小宇宙10:攻撃補正+20>[一撃系打撃][火属性]
<必殺技> ライオネットボンバー<消費小宇宙10:攻撃補正+40>[拡散系打撃]
<必殺技> ライオネットエクスプロージョン<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃][火属性]

※[火属性] 熱い/ダメージを受けた相手は次ターンまで命中と回避に−25

ちなみに属性はこんな感じで、京太郎の鳳翼天翔は風属性
※[火属性] 熱い/ダメージを受けた相手は次ターンまで命中と回避に−25
※[水属性] 濡れる/ダメージを受けた相手は次ターンまで命中と回避に−25
※[氷属性] 冷たい/ダメージを受けた相手は次ターンまで命中と回避に−25
※[風属性] 涼しい/ダメージを受けた相手は次ターンまで命中と回避に−25
※[地属性] 硬い/ダメージを受けた相手は次ターンまで命中と回避に−25
※[光属性] 眩しい/ダメージを受けた相手は次ターンまで命中と回避に−25
※[雷属性] ビリビリ/ダメージを受けた相手は次ターンまで行動不可
※[麻痺属性] 麻痺状態/ダメージを受けた相手は次ターンまで行動不可
※[毒属性] 毒状態/ダメージを受けた相手は次ターンから肉体損傷に10ポイントの固定ダメージ

属性は効果よりもイメージの方が重視されると考えてもらっていいです
あと新しい属性が出てきたら追加する予定で



葉子「やっぱり棟居さんは舞さんと同じ優勝候補なだけあって迫力が全然違うな」

京太郎(迫力が違うというより、顔が違うんだが…)

葉子「この仲良し対決。フェニックスはどっちが勝つと思う?」

葉子「ちなみに私はライオネットの棟居さんが勝つと思ってるけどな」

京太郎(小宇宙の力量を考えればライオネットが勝ちそうな気もするけど、ヒドラも一癖も二癖もありそうな顔してるんだよな)

京太郎「まあ、優勝候補って言われてるライオネットさんといいたいところだけど、ヒドラが勝つ気がしますね」

葉子「なるほどね。それじゃあ、どっちが勝つか何か賭けてみる?」

京太郎「今日の晩御飯のデザートでも賭けますか?」

葉子「デザートって…なんかちょっとしょぼいけど、まあそれでいいよ」

恒子「それでは第二試合、ヒドラ恵対ライオネット仁美戦、はじめ!!」

>>425 第二試合(ヒドラ恵対ライオネット仁美)をキンクリしますか?
1.する(コンマで判定。使用された技の判定有り。ラーニングは可能)
2.しない(通常の戦闘方法。視点キャラを記入。ヒドラ(上柿)orライオネット(棟居))

1

選択結果:>>425(第二試合をキンクリする)



ヒドラとライオネットの戦闘値+小宇宙の合計値が高い方が勝利

>>427 ヒドラの戦闘値

>>428 ヒドラの使用した必殺技
01〜40 パラライズベーゼ
41〜70 パラライズベーゼ、メロウポイズン
71〜98 パラライズベーゼ、メロウポイズン、ヒドラスサウザンドパラダイス
ぞろ目 パラライズベーゼ、メロウポイズン、ヒドラスサウザンドパラダイス、ヒドラスゴージャスキック

>>429 ライオネットの戦闘値

>>430 ライオネットの使用した必殺技
01〜60 ライオネットバーニングファイヤー
61〜98 ライオネットバーニングファイヤー、ライオネットボンバー
ぞろ目 ライオネットバーニングファイヤー、ライオネットボンバー、ライオネットエクスプロージョン

じゃ

ほい

判定結果:>>427(ヒドラの戦闘値:78)
判定結果:>>428(80:パラライズベーゼ、メロウポイズン、ヒドラスサウザンドパラダイス)
判定結果:>>429(ライオネットの戦闘値:18)
判定結果:>>430(03:ライオネットバーニングファイヤー)



ヒドラの戦闘値78+小宇宙40=118
ライオネットの戦闘値18+小宇宙50=68

ヒドラの勝利!!

この試合で京太郎の覚えられそうな技
ヒドラスサウザンドパラダイス、ライオネットバーニングファイヤー

仁美「ライオネットバーニングファイヤー!!」


第二試合はライオネットはヒドラの特性を考慮して、常に遠距離から火球を放ち、一定の距離を保っていた。


仁美(確かヒドラの聖衣は毒が内蔵されてるんだっけ?)

仁美(聖衣の上からならともかく、毒なんかかすっただけでもアウトだから、私の闘い方は恵を近づけない。それにつきるわね)


火球を何とか避けるヒドラ。
ヒドラは距離を何とか縮めようと、必死に動く。
動かなければ焼き払われるからだ。


恵(ヒドラの爪を当たれば勝てるはず)

恵(常に火球を飛ばしてくるって事は、近づかれる事を恐れてるって事だから)

恵(ていうか、あたしの攻撃って近距離攻撃しかないってーの)

恵(だからあたしゃいつも通りの闘い方をして大将を倒させてもらいますよ)

仁美(まあ、近づこうとしてるのは全然わかるけど、だからといってはいそーですかなんて簡単にはさせないけどね)

仁美「ライオネットバーニング…ファイヤー!!」


ライオネットの放った火球がヒドラに直撃する。


恵「ああああっ!!!」

仁美「よしっ!!」


思わずガッツポーズをとるライオネット。
だが、ヒドラはその瞬間を見逃さなかった。

攻撃を防御しきったヒドラはわざとやられたふりをしたのだ。

そうする事で油断を誘い、そして、一気に間合いをつめる。


仁美「しまっ…」

恵「パラライズベーゼ!!」


ヒドラの牙がライオネットを襲う。
ライオネットの腕に突き刺さったヒドラの牙から麻痺毒が注入される。

ライオネットはすぐさまヒドラの牙を叩き折るが、麻痺毒は既に体中を駆け巡っていた。
間合いを取ろうとするが、足が動かない。
防御姿勢をとろうとするが、腕が動かない。


恵「ようやく近づけましたよ、大将」


ライオネットの目の前にはいつも慕ってくれている後輩はいない。
いるのはライオネットを倒すために全力を尽くすヒドラの聖闘士だけだった。

そこからヒドラは自分の持てる限りの技を使い、動けないライオネットに集中攻撃を食らわせる。


恵「メロウポイズン!!」

仁美「うぐぅっ…!!」


麻痺の牙を折られたヒドラだったが、新しく生えた毒の牙でライオネットの体力を奪う。


恵「ヒドラスサウザンドパラダイス!!」

仁美「ああああっ!!!」


紫色に怪しく光る無数の拳のオーラでライオネットは大きくダメージを受ける。


恵「これでとどめです!!」

恵「ヒドラスゴージャスキィィィーーック!!」


DOGOOOOOONN!!


仁美「きゃあああっ!!!」


ライオネットを場外に弾き飛ばしたのはヒドラの飛び蹴り。
当然ただの飛び蹴りではなく、聖闘士を倒す力を持った必殺技としての飛び蹴りだった。

ペガサスが彗星拳でベアーを弾き飛ばしたほどの威力はないが、それでもライオネットを宙に弾き、床に顔面から落下させるには十分な威力だった。


恒子「勝者!!ヒドラ恵!!」

優勝候補だったベアー舞とライオネット仁美が揃って一回戦敗退。
その事実に葉子は唖然とする。


葉子「…嘘…」

葉子(ライオネットはパワーがあるからヒドラなんかには絶対に負けないと思ってたのに…)

葉子(棟居さんがヒドラに負けてしまうなんて…)

京太郎「おしっ!!ヒドラが勝ったな」

京太郎「ウルフさん、晩飯のデザートよろしくお願いしますね」

葉子「あ。う、うん」


葉子にとってはそれどころではなかった。
自分が強いと思ってた人が負けて、格下だと思っていた二人が勝ちあがったのだ。

自分だって辛い修行を終えて聖闘士になった。
だが、日本に戻ってきて舞や仁美を見て、自分では敵わないなと思ってしまうくらい、二人は強く成長していた。

ペガサスとヒドラは経緯はどうであれ、その二人を倒してしまったのだ。


葉子(くっ…)

葉子(私が決勝戦に進んでも、ペガサスやヒドラに勝てるのか…?)

のどっちの精神崩壊は明日までお待ちください
今日はすでに眠気MAXなのでここまでにしておきます

一応、鳳凰幻魔拳は色んな使い道があるので、のどっちに幻魔拳が決まったら、
キグナスの頭についてるエトペンがのどっ乳をつつくとか、のどっちを弄るしょうもない小ネタを書きます

次の投下は一応明日の20:00くらいを予定してます

それではこれにて

乙ー
一回戦で小宇宙使い切って問題ないー?

>>446
一日一試合なので小宇宙が〇にならなければ問題ないです
〇になったら、負けが確定してしまいますので

テンプレで半日休憩でちょっと回復とか書いてますが
よく考えれば銀河大戦中にそれは無理な話なので
一日の間で連戦する以外は小宇宙は全回復ということで

京太郎(仲良し対決かどうかはわからないけど、ヒドラ対ライオネット戦は憧れの大将を倒して見事下克上を果たしたわけか)

京太郎(正直、次のユニコーン対ウルフ戦も小宇宙は大した差がないし、それほど興味深い戦いでもないな)

京太郎(小宇宙の高さから考えて、俺の敵になりそうなのがキグナス、ドラゴンの玄さん、ペガサスの穏乃)

京太郎(あとは…咲くらいか)

京太郎「……」

京太郎「まあ誰が来ようと捻じ伏せるだけだけどな」


京太郎は軽く握り拳を作り、グッと力を込める。


京太郎(そういえば俺の試合は一番最後だから、あと2時間近くは暇なんだよな)

>>454 京太郎の行動
1.控え室に戻って寝る
2.ベアーの様子を見に医務室に向かう
3.ライオネットの様子を見に医務室に向かう
4.観客席にいる暗黒四天王の誰かのところに向かう(やえ、霞、白望、智葉)
5.その他(台詞の内容を書いてください)

4 やえ

選択結果:>>454(観客席にいるやえのところに向かう)



やえ「それにしても京太郎は何を考えているのだ?」

やえ「青銅聖闘士なんかパパッと皆殺しにしてしまえばいいのに」

京太郎「ほんと、何を考えてるんでしょうね」

やえ「そもそも黄金聖衣を気付かれずに盗んだところで私達にメリットがあるとも思えないし」

京太郎「それはね。でも、人知れずに大切な物がなくなってるって、結構ショックな事じゃないですかね?」

やえ「そう言われたらそうなのかもしれないけど…」

やえ「…って、京太郎!?」

京太郎「どうも」

やえ「一体、いつの間に背後に…」

やえ「いや、それより君は出場選手だろう!!何故、こんな所に来てるんだ!?」

>>458 京太郎の台詞
1.暇だったもので
2.やえさんの顔を見たくて
3.黄金聖衣窃盗計画について指示を出しに来た
4.やえさんから見て、青銅聖闘士達の感想を聞かせてください
5.その他(台詞の内容を書いてください)

選択結果:>>458(やえさんから見て、青銅聖闘士達の感想を聞かせてください)



京太郎「やえさんから見て、青銅聖闘士達の感想を聞かせてください」

やえ「ふむ。私の観察力を頼りにきたのか」

やえ「まあ、京太郎は洞察力は優れているが、観察力は一部分しか見ないせいかニワカだからな」

京太郎「一部分って…?」


京太郎は言って、いつの間にか自分がやえの胸を見ている事に気付く。


京太郎(確かに言われてみれば女の人の胸はよく見るよな。大きくても小さくても)

京太郎(霞さんの胸なんかずっと見過ぎて、崖から足を踏み外しそうになったことがあったっけ?)

やえ「ごほん!!」

やえ「可哀想なものを見るような目で私の胸を見るんじゃない、京太郎」

京太郎「あ、はい」

やえ「それでだ。観察力に特に優れている私が特別に青銅聖闘士達を見た感想を教えてやろう」

京太郎「お願いします」

>>462 やえの選別眼
01〜40 ペガサス、ドラゴン、キグナス、アンドロメダは強い(漠然)
41〜70 青銅聖闘士達の動きの欠点について(対青銅聖闘士戦時に主導権+20)
71〜90 青銅聖闘士達の動きの欠点について(対青銅聖闘士戦時に主導権+20/回避+20)
91〜98 青銅聖闘士達の動きの欠点について(対青銅聖闘士戦時に主導権+20/命中+20/回避+20)
ぞろ目 青銅聖闘士達の動きの欠点と京太郎の動きについて(対青銅聖闘士戦時に主導権+20/命中+20/回避+20&京太郎の回避力+ぞろ目の下一桁)

王者

判定結果:>>462(46:青銅聖闘士達の動きの欠点について(対青銅聖闘士戦時に主導権+20))



やえ「注意して見てみたのは彼女達の動き方だ」

やえ「まず京太郎の対戦相手であるキグナスだが最初に…」


やえは京太郎に対戦するであろう全ての青銅聖闘士の情報を教えた。

初動。
それのタイミングがわかるのと、わからないのでは全く違う。

最初に先手を取れれば、無傷で勝てる可能性が高い。
京太郎は自分以外の聖闘士に遅れをとる事はないと思いつつも、やえのアドバイスに耳を傾けた。

彼女に質問したのは京太郎で、彼女は京太郎のためを思って、青銅聖闘士達の弱点をずっと探していたのだ。


やえ「……と、これが青銅達の動き始める時の癖だ」

京太郎「ありがとうございます、やえさん」

やえ「気にするな。私達、暗黒四天王は君の役に立つためにいるのだからな」

■京太郎は対青銅聖闘士戦時に主導権+20されるようになりました

京太郎「そろそろ第三試合が始まる時間ですね」

やえ「そうか。私は引き続きここで観ているから、何かあればまた来てくれ」

>>468 京太郎の行動
1.第三試合ウルフVSユニコーン戦をリング外から観戦(一人でor玄、和、咲から選択)
2.第三試合ウルフVSユニコーン戦を観客席で暗黒四天王と観戦(やえ、霞、白望、智葉から選択)
3.控え室に戻って寝る
4.ベアーの様子を見に医務室に向かう
5.ライオネットの様子を見に医務室に向かう
6.その他(行動の内容を書いてください)

2 白望

選択結果:>>468(第三試合ウルフVSユニコーン戦を観客席で白望と観戦)



京太郎「さて、第三試合は適当な所で観戦でも…」

白望「あ。きょーたろー」

京太郎「あれ?白望さん、そんな所で観戦してたんですか?」


下のリング設置会場に移動しようとした京太郎の視界に入ったのは端っこの席で天を仰ぐような姿勢で気だるそうな表情の白望だった。
智葉とやえが立見席なのに対して、白望は何故か後ろの方の観客席に座っている。


白望「立つのダルいし…」

京太郎「それはいいんですけど、当日券で観客席なんてよく空いてましたね」

白望「霞に頼んだらくれた」

京太郎「霞さんに?」

白望「よくわからないけど、何かを潰したとか言ってた」

京太郎「……」

京太郎「ま、まあ、確かによくわかりませんね」

京太郎「それでその霞さんはどこに?」

白望「さあ?」

京太郎「そうですか。まあ、別に俺も霞さんに用事があったわけじゃないんで、霞さんがいなくてもいいんですけど…」

白望「そう」

白望「……」

白望「きょーたろー」

京太郎「どうしました?」

白望「一緒に観戦しよ」

京太郎「それは別にいいんですけど、座席が空いてないから階段の所に座ればいいんですかね」

白望「それは他のお客さんに迷惑…」

京太郎「そうですよね」

京太郎「でも後ろも前も座席があるからここで観戦するには離れた場所に行くか」

京太郎「階段に座って出来るだけ白望さんの方に身体を寄せるかのどちらかしかないですね」

白望「……」

白望「ここ…」


白望は立ち上がると、自分が座っていた座席を指差す。


京太郎「え?」

京太郎「そこは白望さんの席じゃ…」

白望「大丈夫」

白望「座って…」

京太郎「いいんですか?」

白望「いいから」

京太郎「まあ、そこまで言うなら…」

京太郎は白望の座っていた席に座る。
プラスチックの椅子だが、白望がさっきまで座っていたせいか冷たさは感じられない。
それどころか、少し温いせいで硬いはずのプラスチックの椅子が何故か柔らかく感じてしまう。

この席からだと普通の人はリングの全体や聖闘士達の動きは見えるが、顔や指の細かな動きまで見るのは少し厳しいだろう。
だが、京太郎は聖闘士で視力も然程悪くはない。
この距離からでも十分聖闘士の視線や筋肉の動きを見るのは全然難しいことではない。

そんな観戦について思考をめぐらせていた京太郎だったが、白望が京太郎の前に背中を向けて前方の視界を塞ぐように移動する。


京太郎「白望さん?そこに立たれると前が見えなく…」


白望は何もない座席に座るかのように京太郎の太股に腰を下ろす。

ふにょっ。

白望の柔らかいお尻が京太郎の太股に触れる。


京太郎「白望さん!?」

白望「充電、充電」

京太郎「充電って何ですか!?」

白望「きょ−たろー。静かにして」

白望「他のお客さんに迷惑…」

京太郎「いや、その、ええっ!?」

白望「これで二人とも試合を観戦できるから…」

京太郎「いや、そうかもしれないですけど…」

京太郎「これなら座席半分ずつの方がいいんじゃ…?」

白望「それだと私がダルい…」

京太郎「……」

白望「選手が入場してきた…」

京太郎「白望さん」

白望「なに?…」

京太郎「白望さんの背中が近すぎて前が見えないです」

白望「……」

白望「じゃあ、これで…」


白望は少しだけ上半身を左にずらし、右腕を京太郎の背中に回す。
京太郎の右胸と顔だけが影から開放される。


京太郎(この体勢…)

京太郎(左に視線を向ければ白望さんの素晴らしいおっぱいがあって試合どころじゃないんですけど!!)

京太郎(それに白望さんの匂いが鼻腔を刺激してくるし、俺の五感のうち視覚、嗅覚、触覚は完全に白望さんの支配下に置かれてるよ!!)

白望「?」

白望「息が荒いけどどーしたの?きょーたろー」

京太郎(駄目だ。気だるく甘い声で聴覚もやられそうだ)

京太郎(我慢、我慢、我慢…)

>>483 白望の充電によるダイレクトアタック(精神力判定)
01〜76 ちち、しり、ふとももーっ!!
78〜98 なんとか試合に集中
ぞろ目 問題ない。おっぱいも試合も両方観戦する(京太郎の小宇宙+1)

燃え上がれ俺の小宇宙ー!

判定結果:>>483(ちち、しり、ふとももーっ!!)


京太郎(我慢、我慢、我慢…)

京太郎「出来るかーっ!!」

白望「い、いきなりどうしたの?きょーたろー」

京太郎「目の前に大きなおっぱいがあって、太股の上にはやわらかいお尻、膝の上には太股だぁ?」

京太郎「そのうえ、腕まで丁寧に回して俺に全体重を預けてくるなんてご褒美を通り越して拷問でしょ!!」

白望「…あー」

京太郎「さすがにこれは試合に集中できないから、俺は椅子から降りて横で見ます!!」

白望「じゃあ、私も階段に座ったきょーたろーで充電を…」

京太郎「しないでください!!」

京太郎「これ以上、充電されると本当に俺の理性が崩壊するんで」

白望「それならしょうがない」

白望「まあ、充電は後で霞にやってもらうから…」

京太郎「……」

京太郎(それは是非俺もやってもらいたいな)

              ._,,,、、---;z,,、、、、、、,,,, __
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      ./;;;;//;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;ノ、-'゙;;゙i,

    ,ィ ,/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ヽ、;;;;;;i゙   .゙i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l,
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..l;;;;;;;;;|   ゙Y゙ ゙ヾ゙''.T,フ'''''ー、,, .j i゙ ヾ‐;゙   `゙ヽ, .l;;;;;';;;;/

 l;;;;;l`゙''ヽ、,_ l,  `゙''ヽ.、,,_. ./゙     .l,、--、、,,_.,./゙'゙;;;;;;;;;/
..iヽ,>;l,    ヾ,            .ii゙`''゙  //;;;;;;;;;;;;/
 l;;;;;;;;;l,    ゙l,            ゙ヾ゙゙゙´  ./;;;;;;;、‐シ
  ヽ;;;;;;゙l,    l,         ,、  /   ./;;;;;;;;;;;;/
  、,,ノ;;;;;゙i,    ゙l          ./    /;;;;;;;;;;;ノ
  ヽ;;;;;;;;;;;;゙ヽ,   |      ,  _, _    .i゙;;;;=シ
  、 `フ;;;;;;;;;゙ヽ-、!     ゙ ̄   `   /;;;;;;;ノ
  ヾ、;;;;;;;;;;;;;;;j゙  \,       =    /;;;<,,
  、,,_,/;;;;;;;;;j゙.    ゙\、       ./;;;;;;;;;;/
  ゙'ヽ、;;;;;;;;;;/    .i,   `ヽ、,   ./;;;;;;;;;/
  ゙\;;;;;;;/     .;,     `゙ーイ;;;;;;;;;;;;;;)
  、,  `゙ヽ、,    ゙i       .i|;;;;;;;ヾi/,ィ
   \   \   ;l,      i|;;;;;;;;;;;;;;/

     `゙i   ;!   i;      i「゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙´´ ̄ ̄ ̄`゙゙゙''''ー-、,,
     ./   ノヽ、  ;l,      ;|'ヽ、,    ,r—---、、,,_
    ,/    /.  `゙ヽ、;,_     i|、  ゙i,   l,      `゙゙'ヽ
   /    ./`\,     `゙'''ー-、、-'゙  ゙i,   .゙l,

【門松葉子】
小宇宙:40/40 攻撃力:12 命中力:07 回避力:14
防御力:12 精神力:18 一撃耐久力:32
肉体損傷:00 精神損傷:00 聖衣損傷:00

【ウルフ】 聖衣強度:50
<必殺技> デッドハウリング<消費小宇宙10:攻撃補正+20>[一撃系斬撃]


葉子(リング外で観てるのはドラゴンとキグナス、あとはアンドロメダの3人だけか)

葉子(負けて重傷を負った舞さんとライオネットは当然来れるわけないし、勝ったとはいえ負傷してるペガサスとヒドラが来れないのもまあわかるけど…)

葉子(なんでフェニックスが来てないの?)

葉子(私達の試合なんて眼中にないって事?)

葉子(くっ…。もしそうならこの試合に勝ちあがって、フェニックスに目に物見せてやる!!)

■ウルフの嫉妬により小宇宙が5増加しました

                                 .,ィ
                   _,,_ ._,,, ,ノ!  _,,,,,,,,,_ /./
                ,r;''"´rシ'゙;''"´;;<゙゙ヾ、;;;;;;;;;イ゙ ./
             ,.r‐、,l;;;;;;;;;;゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ, .゙'V゙ .ヽ,,/、,,ノi,

            ./゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、;;l ,ィ´l,  ./;;;;;;;;;;ノ,,ノ!
           ,r'"'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、r‐'''"7゙ .Y'" |  ゙'T゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ
          ./;;r;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、r'゙    /  ;|,  ゙ヽ、/ .゙!、;;;;;;;;;;;゙ヽ,
          .l/'゙;;;;;;;;;;;;;r''   ,,.、-=-l, .ノ、ヽ、,,,/.|  | l;;;;;;;;;;r;;;;!
          l;;;;;;;;;;;;;;/ ,、∠二ヾ;;;;\,,,_,,ヽ, /ヽ j、!|;;;;;;/ ゙'゙

          l;;;;;;;;;r-、,/;l''i;;;;;i'"゙;j゙'ヽ;、,,;;rシ.゙'゙/二=゙'ク';;;;;;;゙'‐ノ
          l;;;;;;;l゙ >-、l;;;;i,.゙'‐-ニ<,, /´   /しj ゙'/;;;;;;;;=ジ

         _,j゙;;;;;;;l, l,,r‐i;;;;ヽッi        ヾ;;、.r /;;;;;、;;;ノ゙
         ='';;;;;;ヽ,ヽ、!;;;;;;;;'シ        / ./;;;;;;)
         ゙ヽ、;;;;;;;;;;;ヽ、,;==‐'゙   =、,,,__ ;゙  ノ;;;l'",

\ \、,_      /;;;、;;;;;;;;;;;;/\,         /'--‐゙
;;;ヾ;、 ヽ ゙ヽ、,______ヽ(ノ;;;;;;;;;;;/  .゙ヽ、,   ''  /
;r‐ヾ;、 ゙i、  `ヽ,  ̄ ̄`゙'Y    i; ゙'ヽ-、,,ィ'゙;;゙ー''ノ゙     _,
   ヾ;.、 i,   ゙i,     .ノ、   i;     |'゙゙"'''''''ー-、--<
    ヾ;.、 l    .i,   ノ゙ ヽ,_  .i;     .i゙i,ヽ     ゙l

【永森和子】
小宇宙:40/40 攻撃力:11 命中力:09 回避力:13
防御力:15 精神力:15 一撃耐久力:32
肉体損傷:00 精神損傷:00 聖衣損傷:00

【ユニコーン】 聖衣強度:50
<必殺技> ユニコーンギャロップ<消費小宇宙10:攻撃補正+40>[拡散系打撃]
<必殺技> ユニコーンヘッド<消費小宇宙10:攻撃補正コンマ+20>[一撃系打撃]

玄「もうすぐ和ちゃんの試合ですね」

咲「京ちゃんにも頑張ってほしいけど、原村さんも頑張ってね」

和「ありがとうございます」

和「でも私はどの戦いも全力を尽くすだけです」

和子(誰も応援してくれないんだ…)

恒子「それでは第三試合、ウルフ葉子対ユニコーン和子戦、はじめ!!」

>>497 第三試合(ウルフ葉子対ユニコーン和子)をキンクリしますか?
1.する(コンマで判定。使用された技の判定有り。ラーニングは可能)
2.しない(通常の戦闘方法。視点キャラを記入。ウルフ(葉子)かユニコーン(和子)を選択)

原作の京太郎のポジションを考えるとユニコーンを応援したい…

>>499
しかし現実は非常



選択結果:>>497(第三試合をキンクリする)



ウルフとユニコーンの戦闘値+小宇宙の合計値が高い方が勝利

>>501 ウルフの戦闘値

>>502 ウルフの使用した必殺技
01〜98 デッドハウリング
ぞろ目 デッドハウリング、???

>>503 ユニコーンの戦闘値

>>504 ユニコーンの使用した必殺技
01〜60 ユニコーンヘッド
61〜98 ユニコーンヘッド、ユニコーンギャロップ
ぞろ目 ユニコーンヘッド、ユニコーンギャロップ、???

ホー

へい

めー

はい

判定結果:>>501(ウルフの戦闘値:44(スーパーファンブル))
判定結果:>>502(09:デッドハウリング)
判定結果:>>503(ユニコーンの戦闘値:04(ファンブル))
判定結果:>>504(10:ユニコーンヘッド)



ウルフの戦闘値44(スーパーファンブル)+小宇宙45=118=完全敗北
ユニコーンの戦闘値04(ファンブル)+小宇宙40=44×0.5=22

ユニコーンの勝利!!

この試合で京太郎の覚えられそうな技
デッドハウリング

最初に動いたのはウルフだった。
たった一つの必殺技に特化したウルフは奇襲を仕掛け、ユニコーンに反撃の隙を与えずに仕留める作戦に出た。

全力で、全ての力を込めて。

だが、その奇襲は失敗に終わった。

ユニコーンも同様にパンチによる打撃攻撃で奇襲に打って出たのだ。

その結果、ユニコーンのパンチが加速したウルフの鳩尾にはいり、ウルフは自身の勢いでカウンターを食らってしまう結果になった。
もんどりうって勢いよくひっくり返るウルフ。
だが、思ってもなかったウルフの全力攻撃のせいでユニコーンも手首を傷めてしまっていた。

この時点で近くで見ている玄たちは当然、観客席で見ている京太郎や白望たちも泥仕合になる予感がしていた。

生まれたての子鹿の様にプルプルと震えながら立ち上がるウルフ。
ユニコーンも傷めた手首を庇うようにユニコーンヘッドでの攻撃に切り替える。

ウルフは何とか逃げ回るが、結局小宇宙が尽きて倒れそうなところにユニコーンヘッドの攻撃が決まってしまうという、今までの試合の中でどうしようもないくらい見栄えの悪い試合で終わってしまった。


恒子「えーっと…しょ、勝者!!ユニコーン和子!!」

健夜「この試合はどっちも最悪だね…」

恒子「ま、まあ、次の試合に期待しよ」

京太郎「なんていうか、酷い試合でしたね」

白望「確かに」

白望「でも、少し笑えた」

京太郎「聖闘士の闘いで笑える要素なんていらない気がするんですけど」

白望「きょーたろーの試合も面白い事を期待する…」

京太郎「試合の面白さは期待しないでください」

京太郎「とりあえずサクッと済ませてはきますけどね」

白望「頑張って…」

京太郎「行ってきます」

ドキドキしてきた、紙装甲が不安だ…

>>517
攻撃に当たらなければ大丈夫



京太郎「それにしてもペガサス、ベアー戦に比べて、ウルフ、ユニコーン戦は本当に酷かったな」

京太郎「不慮の事故がないように気をつけないとな」

>>521 京太郎の行動
1.控え室に戻って寝る
2.負傷聖闘士の様子を見に医務室に向かう(ペガサス、ベアー、ライオネット、ウルフ、ユニコーンから選択)
3.観客席にいる暗黒四天王の誰かのところに向かう(やえ、霞、白望、智葉から選択)
4.コロッセオ内を徘徊する
5.その他(行動の内容を書いてください)

2 ウルフ

ネタキャラはいつでも人気になる宿命



選択結果:>>521(ウルフの様子を見に医務室に向かう)



京太郎「そういえばウルフさん、大丈夫かな?」

京太郎「ユニコーンの角で結構抉られてたけど」

京太郎「売店でリンゴでも買って見舞いに行くか」

京太郎「……」

京太郎「まあ、あれだよな」

京太郎「別に青銅聖闘士と仲良くするつもりはないけど、一緒に試合を観戦した仲だし、見舞いくらいは普通するよな?」


誰が聞いてるわけでもないが、京太郎は一人で自問自答する。
京太郎は青銅聖闘士たちと一緒にいて、自分の憎しみが若干揺らいでいるのを自覚していた。


京太郎「まあ、仲良しごっこも今のうちだけだ」

京太郎「ふふふっ、クククククッ」

京太郎「あ。おばちゃん、リンゴはその大きいやつお願いします」

売店のおばちゃん「あいよ」

京太郎「ウルフさーん。お見舞いに来ましたよー」


京太郎は葉子がいるはずの医務室の扉をガラッと開ける。


>>528 医務室の中の状態
01〜40 治療室に搬送されているため、葉子は不在
41〜70 女医の診察中。葉子はお腹丸出し
71〜98 女医の診察中。葉子は上半身裸
ぞろ目 葉子はマスクを外して顔の怪我を確認中

ほい

判定結果:>>528(91:女医の診察中。葉子は上半身裸)



葉子「ちょ…!?フェニ…」

京太郎「あ」

葉子「な、なななっ!?」

京太郎「す、すいません!!すぐに出て行きます!!」


京太郎は慌てて外に出て扉を閉める。

正直に言えば、女性のおっぱいを見たのは生まれて初めてである。
溢れんばかりのおっぱいを持つ霞さん。
大きく形のいいおっぱいの白望さん。
程よい大きさで綺麗な美乳の智葉さん。
小さく主張の慎ましいおっぱいのやえさん。
想像では何度か見てるが、生では一度も見たことのないおっぱい。
今日はそれをはじめて見てしまった。


京太郎「ピンクって言うよりは少し濃いベージュだったな…」

京太郎(大きさ的には智葉さんくらいか、それよりも少し小さいくらいだな)

京太郎(よし、あのおっぱいを俺の記憶に保存して、智葉さんに当てはめて楽しむとしよう)

葉子「フェニックスの馬鹿!!変態!!覗き魔!!痴漢!!」


医務室の中で葉子は京太郎の文句を並べ立てている。
だが、当の本人である京太郎は目を閉じて、頭の中で智葉と葉子(おっぱい)のアイコラ作成に必死だった。

暫く京太郎への罵詈雑言は続いていたが、しばらくして女医と思われる女性の声で中に入って大丈夫だと声をかけられる。
その頃には脳内でおっぱいの張り合わせも終わっていて、京太郎は一仕事終えた笑顔で医務室の中に入る。


葉子「むーっ」

京太郎「いやー、本当にすいません。わざとじゃないんですよ」

葉子「その割には凄く笑顔なんだけど?」

京太郎「そりゃあ、あんな素晴らしい物を見せてもらえたら笑顔にもなりますよ」

葉子「す、素晴らしいって…」

女医「セクハラ発言はその辺にしておいて頂戴」

京太郎「あ、すいません」

女医「あと、診察中はああいう事が起きるから、中に入る前に必ず相手の確認を取ってから入るようにして頂戴」

京太郎「それはそうですよね」

京太郎「すいません。以後気をつけますんで」

葉子「ほ、本当に駄目だからな!!」

京太郎「わかってますって」

京太郎「あ。これ、お見舞い品のリンゴです」

葉子「それは、うん。ありがとう」

京太郎「そういえば怪我の具合はどうでした?」

女医「ああ、致命傷は避けてるし、聖衣もあったお陰か外傷は殆どないね」

女医「ただ、聖衣の損傷は酷いみたいだけど」

葉子「ま、まあ、小宇宙の使い過ぎで暫くは出歩けないけど、身体自体はピンピンしてるし」

京太郎「それを聞いて安心しましたよ」

葉子「悪かったな。心配をかけてしまって」

京太郎「いえ。ウルフさんが無事で何よりなんで俺の事は気にしなくても大丈夫です」

葉子「そうか」

京太郎「試合の準備があるんでそろそろ行きますね」

葉子「……」

葉子「な、なあ」

京太郎「どうしました?」

葉子「私の名前は門松葉子っていうんだ」

葉子「だ、だから…」

京太郎「わかりました。それじゃあ、また後で」

京太郎「葉子さん」

葉子「あ、ああ。また、あとでな、京太郎」

■葉子は京太郎の印象がさらに良くなりました
■葉子に対しての敵意が軽減しました

京太郎は葉子と別れ、試合会場へ向かう途中に和達と遭遇する。
既に聖衣を身に纏い、戦闘体勢に入っている和。
玄と咲は京太郎と和の間に発生したピリッとした空気に思わず息を呑む。


玄「和ちゃん…」

咲「…京ちゃん…」

和「もうすぐ試合だというのに敗者へのお見舞いとは余裕があるんですね?フェニックスは」

京太郎「そういうキグナス達だって、ペガサス、ベアー戦の後で穏乃の見舞いにはいったんだろ?」

和「穏乃はお友達ですから!!」

京太郎「いや。自分以外はみんな敵だろ?」

和「…そんな事はありえません!!穏乃も、玄さんも、それに宮永さんもお友達です!!」

京太郎「おっ。良かったな、咲」

京太郎「俺以外にも友達が出来て」

咲「きょ、京ちゃん…」

和「あなたと話す事はもう何もありません!!行きましょう、玄さん、宮永さん」

玄「え、えーっと…」

咲「……あうあぅ…」

京太郎「二人ともキグナスについて、応援してあげてください」

玄「でも、私は京太郎君も応援する約束をしてるし…」

咲「わ、私だけでも京ちゃんを応援するよ!!」

京太郎「この試合では必要ありませんよ」

京太郎「第二回戦の試合で応援してくれればいいんで」

和「…!!」

和「私は眼中にない。そういう事ですか?」


和の顔が怒りの表情で歪む。
玄と咲はその剣幕にビクリと身体を震わせる。


>>553 京太郎の台詞
1.友情ごっこをしてるような惰弱な奴に用はない
2.そんな事はないさ。真剣に闘ってほしいと思ってるだけで
3.その通りだ
4.正確に言えばそのおっぱい以外は眼中にないだけだ
5.その他(台詞の内容を書いてください)

選択結果:>>553(そんな事はないさ。真剣に闘ってほしいと思ってるだけで)



京太郎「そんな事はないさ。真剣に闘ってほしいと思ってるだけで」

和「フェニックスはそうやって上から目線なのですね」

和「わかりました。男の聖闘士がどれほどの力なのか、全力を持って当たらせてもらいます!!」

京太郎「おうっ!!楽しみにしてるぜ」

和(この余裕が自信の表れなのか、私の力を見抜けないだけなのか…)

和(この試合であなたの事を見極めさせてもらいます!!)

■和は全力で戦うと誓ったため小宇宙が10、攻撃力、命中力、回避力、防御力、精神力、一撃耐久力が5増加しました
■和は京太郎の評価を迷っているようです

和のカタカタは明日に持ち越しで

次の投下は一応明日の19:00〜20:00くらいを予定してます

それではこれにて

おつー
幻魔拳でどれくらい小宇宙乗せたらいいんだろ

おつーはやく和を調教したい

乙ー

正直京ちゃんが憎しみ要素ゼロすぎて
お師匠様も京ちゃんが甘いからあんな事言ってる
としか思えなくなってきたぜ……

>>565
幻魔拳は青銅、白銀の中では(多分)唯一の精神攻撃
防御が効かない、当たればほぼカタカタのチート攻撃

<必殺技> 鳳凰幻魔拳<消費小宇宙30:攻撃補正+60>[精神攻撃]

幻魔拳のダメージ=コンマ+60+(追加消費小宇宙×5)−(対戦相手の精神力)

しかし、ダメージ100越えで発狂確定なので、青銅相手だと当たればだいたい50%前後の確率で発狂

なので攻撃時に手加減宣言すれば、お漏らし程度で済むようにしておきます

>>569
敵にも甘い京太郎の性根を治すための荒療治
そう考えれば凄くいい師匠なわけですね

>>570
治ってないような気が……まあヘルカイザールートは勘弁なんでこのままでいいですが

正直京太郎が何したいのかよくわからん

そら父親殺しよ

のどっちのキグナスダンスはおもちがブルンブルン
それに見とれてまともに攻撃をくらって敗北する京太郎

>>568
発情スレと間違えていませんか?

>>571
なんだかんだ言っても一輝もスウィートな漢だったので、京太郎もそんな感じで進む気がします
安価では光政キャラになりつつありますけど

>>574
すこやんから何もかも奪いたいと考えてる
黄金聖衣を盗むのもその一環

>>575
すでに死んでる

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    __,......----、___,」`ー-!_!_」__/ /         \   5//±_」゙、.

 __v'´ _, '彡三三彡イ__   .___|ι-、,-、r-、r-、r-、___,._゙、 (//≦、`ト、
イ/  ///, --、___  `ト ニ!ニ!ニ!ニ!〉_〉=========、h‐n|〉/´,.\)´ |

7  //´/ \   ̄`.|      |彳Y ̄!二!ー!┬!-ト、)__|ニtケト'´!`i   |‐-、
__// /   `ー—‐|      ト'`´ ̄   ト| ||ζ     | |  |. 〉   ト-、ζ

恒子「本日最後の試合にしてメーンイベントの第四試合の選手が入場してきました!!」

健夜「あれ?第四試合ってメーンイベントだったの?」

恒子「出場選手のビジュアル的にどう考えてもメーンイベントじゃないかな?」

健夜「あー。確かに彼女って、顔や胸は男受けしそうだよね…」

恒子「僻まないでください、お嬢様」

健夜「僻んでないよ。羨ましいだけだから」

恒子「じゃあ、そういう事にしておきましょう」

健夜「なんか引っかかるなー」

恒子「それにしてもあんなおっきなモノぶら下げて闘えるんですかね?キグナスの原村さんは」

健夜「闘う必要ないから少しは分けて欲しいよね」

恒子「でもあのおっぱいがお嬢様についたらお嬢様じゃなくなる気がするんだよね」

恒子「貧乳こそお嬢様のステータスみたいな」

健夜「そんなステータスはいらない」

   /  /     |  ハ       |  | i 、 ヽ  \     \_
.   i  /     |  | |       |  | |、 i  ゙、 、 \_     _>
   |  i   | i  |  | |       |  ハ ハ _i!_ i   \ ヽ` ̄ ̄
   |  |   |+--|、_|! |   | i! ,/.ィ'|"i´ ハ  | i  ヾ 、 ヽ
   |  |   |.|ヽ |、_|王!ー  |./i .;"´/=、!/ | ! |   \ 、i 
.   !. r|   i.|、!,,ィ'":::._iミi!  |/ /彳:::: r:!ヽ,| ,イ | 、_   \
.   | |^!.  N 《 _、o;;;;i_ 丶、/ / ┴゜‐'"´ !イ | λ i` ー--ヽ
    ! | i、i、 ゙、  ` ̄ ̄   メ(        /^|イ `、|
   ノi \ヾi:.、、         i!      i ノリ   `
    |  ヽ__i                 |イ|/
    ヽ i、  i    ____....,     |/
      ヽ!、  i\   `ー-- —'´  /、!
       i !i 、 \     ̄´  /!/ 
         |ハ,i、! 、 \      / ./.| 
         ト、! ゙、  `ー---'′ /|V

恒子「続いて青銅聖闘士唯一の男聖闘士フェニックス京太郎が入場してきました」

恒子「最後にやってきたイケメン聖闘士という事もあって、女性の観客は9割以上が彼のファンになってますね」

健夜「でも初戦で敗退する可能性もありますよね、彼」

恒子「ほほう。お嬢様の事だからイケメン贔屓にすると思ったけどそうでもないんですね」

健夜「彼が強いイケメンなら応援したいけど、弱かったら意味はないし」

恒子「意外にドライですね」

恒子「で、本音はいかに?」

健夜「銀河大戦で負けても傍において置けるから買っても負けても問題ないかなって」

健夜「逆に途中で負けて自分の弱さを嘆いているところを私が大人の魅力で慰めてあげたい」

恒子「大人の魅力って…それって突っ込むところ?」

健夜「違うから」

確かに酷い誤字だ



玄「和ちゃん、頑張って!!」

和「はい。彼には、フェニックスには絶対に負けません」

咲「……」



【原村和】
小宇宙:80+10=90/90 攻撃力:12+5=17 命中力:13+5=18 回避力:24+5=29
防御力:22+5=27 精神力:22+5=27 一撃耐久力:42+5=47
肉体損傷:00 精神損傷:00 聖衣損傷:00

【キグナス】 聖衣強度:60
<必殺技> ダイヤモンドダスト<消費小宇宙10:攻撃補正+20>[一撃系打撃][氷属性]
<必殺技> カリツォー<消費小宇宙10:捕縛補正+20>[捕縛系][氷属性]※ダメージ無し
<必殺技> ホーロドニースメルチ<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃][氷属性]

※[氷属性] 冷たい/ダメージを受けた相手は次ターンまで命中と回避に−25



【須賀京太郎】
小宇宙:107/107 攻撃力:22 命中力:23 回避力:23
防御力:24 精神力:23 一撃耐久力:22
肉体損傷:00 精神損傷:00 聖衣損傷:00

【フェニックス】 聖衣強度:60
※聖衣損傷が100を超えても、フェニックスの聖闘士が昏倒しなければ聖衣はその場で再生し、聖衣損傷が0となる
<必殺技> 鳳翼天翔<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃][風属性]
<必殺技> 鳳凰幻魔拳<消費小宇宙30:攻撃補正+60>[精神攻撃]

※[風属性] 涼しい/ダメージを受けた相手は次ターンまで命中と回避に−25



恒子「それでは第四試合、キグナス和対フェニックス京太郎戦、はじめ!!」

>>589 第四試合(キグナス和対フェニックス京太郎)をキンクリしますか?
1.する(コンマで判定。使用された技の判定有り。ラーニングは可能)
2.しない

2

【須賀京太郎】
小宇宙:107/107 攻撃力:22 命中力:23 回避力:23
防御力:24 精神力:23 一撃耐久力:22
肉体損傷:00 精神損傷:00 聖衣損傷:00

【フェニックス】 聖衣強度:60
※聖衣損傷が100を超えても、フェニックスの聖闘士が昏倒しなければ聖衣はその場で再生し、聖衣損傷が0となる
<必殺技> 鳳翼天翔<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃][風属性]
<必殺技> 鳳凰幻魔拳<消費小宇宙30:攻撃補正+60>[精神攻撃]

※[風属性] 涼しい/ダメージを受けた相手は次ターンまで命中と回避に−25

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【原村和】
小宇宙:80+10=90/90 攻撃力:12+5=17 命中力:13+5=18 回避力:24+5=29
防御力:22+5=27 精神力:22+5=27 一撃耐久力:42+5=47
肉体損傷:00 精神損傷:00 聖衣損傷:00

【キグナス】 聖衣強度:60
<必殺技> ダイヤモンドダスト<消費小宇宙10:攻撃補正+20>[一撃系打撃][氷属性]
<必殺技> カリツォー<消費小宇宙10:捕縛補正+20>[捕縛系][氷属性]※ダメージ無し
<必殺技> ホーロドニースメルチ<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃][氷属性]

※[氷属性] 冷たい/ダメージを受けた相手は次ターンまで命中と回避に−25



□■フェニックスとキグナスの主導権■□

■イニシアティブをコンマと追加小宇宙消費量で決定します(小宇宙残量:107)

>>593 フェニックスのイニシアティブ (+追加小宇宙消費量×5)
>>594 キグナスのイニシアティブ

※追加小宇宙消費に関しては数値だけ書き込んでください

てい

17

判定結果>>593(17:クリティカル(+追加小宇宙消費量00×5)=17)
判定結果>>594(33:Wクリティカル=66)



フェニックスのイニシアティブ:(17+20)×1.5=56
キグナスのイニシアティブ:33×2=66



キグナスの先攻!!



□□キグナスの攻撃行動□□

□攻撃行動と追加攻撃力をコンマで決定

>>599 コンマでキグナスの攻撃方法を決定
01〜10 打撃攻撃
11〜20 捕縛攻撃
21〜60 ダイヤモンドダスト<消費小宇宙10:攻撃補正+20>[一撃系打撃][氷属性]
61〜90 カリツォー<消費小宇宙10:捕縛補正+20>[捕縛系][氷属性]※ダメージ無し
91〜00 ホーロドニースメルチ<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃][氷属性]

>>600 コンマでキグナスの追加攻撃力を決定

むん

むほ

判定結果>>599 キグナスの攻撃方法(カリツォー)
判定結果>>600 キグナスの追加攻撃力(86)



■■フェニックスの防御行動■■(小宇宙残量:107)

■防御行動と追加小宇宙消費量を決定(コンマで追加回避力も決定し、最終回避力と最終防御力も算出)

>>602 コンマでペガサスの防御方法を決定
1.防御 (+追加小宇宙消費量×5)
2.回避 (+追加小宇宙消費量×5)

※追加小宇宙消費に関しては数値だけ書き込んでください

□□キグナスの攻撃□□

>>603 コンマでキグナスの追加命中力を決定

×>>602 コンマでペガサスの防御方法を決定
>>602 コンマでフェニックスの防御方法を決定

判定は一つずつずらす

小宇宙7

>>1がちゃんと『安価で防御方法を決定』と書いてなかったのが悪いのでちょっと再判定しなおします



■■フェニックスの防御行動■■(小宇宙残量:107)

■防御行動と追加小宇宙消費量を決定(コンマで追加回避力も決定し、最終回避力と最終防御力も算出)

>>609 安価でフェニックスの防御方法を決定
1.防御 (+追加小宇宙消費量×5)
2.回避 (+追加小宇宙消費量×5)

※追加小宇宙消費に関しては安価の後ろに数値を書き込んでください



□□キグナスの攻撃□□

>>610 コンマでキグナスの追加命中力を決定

防御 10

2 小宇宙7

カリツォーに防御って…



判定結果>>609 フェニックスの防御行動(防御(+追加小宇宙消費量10×5):53)
判定結果>>610 キグナスの追加命中力(41)



フェニックスの回避力=回避力23+追加回避力53=76

キグナスの命中力=命中力18+追加命中力41=59

キグナスの攻撃が外れた!!



■■フェニックスの攻撃行動■■

■攻撃行動と追加小宇宙消費量を決定(コンマで追加攻撃力も決定し、最終攻撃力も算出)

>>614 フェニックスの攻撃(小宇宙残量:97)
1.打撃攻撃 (+追加小宇宙消費量×5)
2.捕縛攻撃 (+追加小宇宙消費量×5)
3.鳳翼天翔<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃][風属性] (+追加小宇宙消費量×5)
4.鳳凰幻魔拳<消費小宇宙30:攻撃補正+60>[精神攻撃] (+追加小宇宙消費量×5)

※追加小宇宙消費に関しては安価の後ろに数値を書き込んでください

4 手加減 17

判定結果>>614 フェニックスの攻撃行動(鳳凰幻魔拳:39/追加小宇宙消費量17)



フェニックスの最終攻撃力=攻撃力22+コンマ39+攻撃補正60+(追加小宇宙消費量17×5)=206

ペガサスは小宇宙を47消費した!!



■■フェニックスの攻撃■■(小宇宙残量:50)

■命中判定と追加小宇宙消費量を決定(コンマで追加命中力を決定し、最終命中力も算出)

>>619 コンマでペガサスの追加命中力を決定 (+追加小宇宙消費量×5)

※追加小宇宙消費に関しては数値だけ書き込んでください



□□ベアーの防御行動□□(小宇宙残量:80)

□防御行動と追加回避力をコンマで決定

>>620 コンマで追加回避力を決定

>>620の下1桁で防御方法を決定
1〜2なら防御(無意味)、3〜0なら回避

10

そい

>>618は投下後に酷いと自分でも思った

なのでやり直します



■■フェニックスの攻撃■■(小宇宙残量:50)

■命中判定と追加小宇宙消費量を決定(コンマで追加命中力を決定し、最終命中力も算出)

>>630 コンマでフェニックスの追加命中力を決定 (+追加小宇宙消費量×5)

※追加小宇宙消費に関しては数値だけ書き込んでください



□□キグナスの防御行動□□(小宇宙残量:80)

□防御行動と追加回避力をコンマで決定

>>631 コンマで追加回避力を決定

>>631の下1桁で防御方法を決定
1〜2なら防御(無意味)、3〜0なら回避

小宇宙15

うーん、この……
というか回避側コンマイッチに任せた方がいいんじゃないかな>>628のレスコンマで、とか

>>634
一応、某ライダースレみたいにGMコンマ的なものを採用しようかと考えた時期もありました
色々考えてどこかでうまくいかず挫折した覚えあるので、また様子を見てなんとかします



判定結果>>630 フェニックスの追加命中力(35/追加小宇宙消費量15)
判定結果>>631 キグナスの防御行動(回避)
判定結果>>631 キグナスの追加回避力(98)



フェニックスの最終命中力=命中力23+コンマ35+(追加小宇宙消費量15×5)=133
キグナスの最終回避力=回避力29+コンマ98=127

フェニックスの攻撃が命中した!!

フェニックスは小宇宙を15消費した!!

キグナスの最終防御力=精神力27
フェニックスの最終攻撃力=攻撃力22+コンマ39+攻撃補正60+(追加小宇宙消費量17×5)=206

鳳凰幻魔拳(手加減)によるダメージ=206−27=179

キグナスの精神に179のダメージを与えた!!

キグナスの精神が破壊(仮)されました!!

フェニックスとキグナスの闘いは一瞬で決着がついた。

キグナスがフェニックスの動きを止めるためにカリツォーを放つが、フェニックスはそれをあっさりと回避する。
そして、すれ違いざまに放った鳳凰幻魔拳がキグナスの動きを止める。


和「……」

玄「和ちゃん!!距離をとらないと攻撃を受けてしまうのです!!」

咲「ま、松実さん」

咲「原村さんの様子が少しおかしくないですか?」


和は口をぽかんと開けて、視点も定まっていない。


和「……」

玄「和ちゃん!!」

京太郎「残念ながら玄さんと咲の声はキグナスには届いていません」

玄「それって…?」

京太郎「彼女は今、鳳凰幻魔拳によって地獄を見ています」

玄「ほ、鳳凰幻魔拳?」

京太郎「まあ、一応地獄具合は手加減しておいたので運がよければ明日の朝には意識が戻るんじゃないですかね?」


>>647 京太郎の行動
1.和が動けない事をレフリーに確認させる
2.鳳翼天翔で場外に弾き飛ばす
3.場外に放り出し、動かなくなった事をレフリーに確認させる
4.リング外にいる玄の方にキグナスを放り投げる
5.その他(台詞の内容を書いてください)

選択結果:>>647(リング外にいる玄の方にキグナスを放り投げる)



京太郎は勝ち名乗りを上げるために、意識のないキグナスをリング外に放り出すことにした。

玄と咲はリング状の京太郎が何をするのかと、不安そうに見上げている。


京太郎「玄さん」

京太郎は和の腰を抱え、勢いよく玄の方へ放り投げる。
玄は慌てて和を抱きとめるが、勢いあまって尻餅をついてしまう。


玄「和ちゃん…」

和「……」

咲「原村さん…」

玄「女の子をこんな風に扱うなんて、京太郎君は最低なのです!!」


>>652 京太郎の台詞
1.女である前に彼女は聖闘士でしょう
2.勝者が敗者をどう扱っても問題はないでしょう
3.ゴミを片付けただけです
4.玄さんが受け止めてくれると信じてたんですよ
5.その他(台詞の内容を書いてください)

選択結果:>>652(女である前に彼女は聖闘士でしょう)



京太郎「女である前に彼女は聖闘士でしょう」

玄「それはそうかもしれないけど…」

咲(あっ…)


咲は和の状態の違和感に気付く。


咲(原村さんの足元が濡れてるのって、これって汗じゃないよね…)

咲(そっか。原村さんがこうなってる事に気付いたから、京ちゃんはこっちに原村さんを投げたんだ…)

咲(レフリーの人に気付かせないために…)

レフリー「とにかく、キグナスの状態を確認する。選手以外は下がりたまえ」

咲(ええっ!?それはすごく不味いよ…)

レフリー「まずはキグナスが戦闘可能かどうかを確認する」

咲「……」

玄「和ちゃんは闘える状態じゃないのです!!」

レフリー「その判断は君達ではなく、公平な立場である私が行う」

咲(き、来ちゃ駄目…)

京太郎はレフリーの肩を掴み、軽い溜息をつきながら自分の後ろに投げ飛ばす。


レフリー「お前!?何をする!!」

京太郎「自力で立てない奴が戦闘可能なわけないでしょ。どう考えても俺の勝ちですよ」

レフリー「しかし、確認をしなくては…」


京太郎はレフリーの言葉を遮り、貴賓席にいる健夜と恒子に視線を向ける。


京太郎「リング外に放り出されて、戻ってこなければ戦意喪失扱いでいいですよね?」

恒子「うーん、私的には修行をした聖闘士が戦意喪失とかって駄目な気はするんだけどねー」

京太郎「でも、俺とキグナスだとそれだけの差があるんですよ」

京太郎「まあ、キグナス以外とも同じくらいの差はあるんですけどね」

京太郎「だから俺は俺以外の聖闘士が戦意喪失しても仕方ないんじゃないかなって」

恒子「そんな風に大口を叩いてると、負けたときに恥ずかしいよ?」

京太郎「負けませんから」

恒子「うわー。社会の厳しさを知らない新卒のエリートみたいな口ぶりだ」

といっても、いきなり職人の家に弟子入り状態だったんだよなぁ
しかも理不尽な厳しさ付きの

成長は+10された90入るんかな
とりあえず一撃耐久を上げたい

>>669
ちゃんと入ります



京太郎「どうですか?キグナスの戦意喪失を認めてもらえませんか?」

健夜「いいよ」

恒子「いいの?」

健夜「だって、キグナスの攻撃が外れて、フェニックスがすれ違っただけであの様でしょ?」

健夜「あそこでキグナスが反撃に出ないって事は、フェニックスがすれ違い様にキグナスが反撃できない状態にしたって事だし、それはそれで興味があるかな」

健夜「だからキグナスの戦意喪失は認めるよ」

京太郎「ありがとうございます」

咲「京ちゃん…」

京太郎「玄さん、咲。早くキグナスを連れてってください」

咲「う、うん!!行こう、松実さん」

玄「…うん」


玄と咲が和の肩を抱えて、入場口から出て行く。
玄たちの背中の方では勝者であるフェニックスを称える歓声が大きく湧き上がっている。


玄「…和ちゃん。和ちゃんの敵は私がとります!!」

咲(松実さんが原村さんの敵を取るってことは、私が負けるのは前提条件なんだ…)

和「……」

咲(でも京ちゃんの攻撃を食らうとお漏らしさせられるのかぁ)

咲(京ちゃんと戦うのやだなぁ…)

>>670
トーナメントを勘違いしていたので以下のように訂正



京太郎「どうですか?キグナスの戦意喪失を認めてもらえませんか?」

健夜「いいよ」

恒子「いいの?」

健夜「だって、キグナスの攻撃が外れて、フェニックスがすれ違っただけであの様でしょ?」

健夜「あそこでキグナスが反撃に出ないって事は、フェニックスがすれ違い様にキグナスが反撃できない状態にしたって事だし、それはそれで興味があるかな」

健夜「だからキグナスの戦意喪失は認めるよ」

京太郎「ありがとうございます」

咲「京ちゃん…」

京太郎「玄さん、咲。早くキグナスを連れてってください」

咲「う、うん!!行こう、松実さん」

玄「…うん」


玄と咲が和の肩を抱えて、入場口から出て行く。
玄たちの背中の方では勝者であるフェニックスを称える歓声が大きく湧き上がっている。


玄「…和ちゃん。和ちゃんの敵は私がとります!!」

和「……」

咲(京ちゃんの攻撃を食らうとお漏らしさせられるのかぁ)

咲(京ちゃんと闘うとすれば決勝なんだろうけど、決勝で闘うなら京ちゃんより松実さんの方がいいよね…)

                  優
                  勝
                  ┃
        ┏━━━━┷━━━━┓
        ┃                  ┃
  ┏━━┷━━┓      ┏━━┷━━┓ 
  ┃          ┃      ┃          ┃
┏┷━┓      ┃      ┃      ┏━┷┓
┃    ┃      ┃      ┃      ┃    ┃
┃  ┏┷×  ┏┷×  ×┷┓  ┏┷×  ┃
�  �  ●  �  ●  ●  �  �  ●  �
ア  .ペ  ベ  ヒ  ラ  .ウ  ユ  .フ  キ  ド
ン  .ガ  ア  ..ド  .イ  ル  .ニ  .ェ  グ  .ラ
.ド  .サ  |  ラ  .オ  フ  .コ  .ニ  ナ  .ゴ
ロ  .ス        ネ     |  .ッ  ス  .ン
メ           ッ    .ン  .ク    
ダ           ト         ス    


優勝候補と謳われていたベアーとライオネットが一回戦敗退という結果となり、銀河大戦の一回戦は全て終了した。


恒子「なんかだいぶ大番狂わせな感じだねー」

健夜「優勝候補なんて言われてても、本当に強い人なんか一握りである事の方が多いから仕方ないんじゃないかな?」

恒子「そんなもんなの?」

健夜「多分」

恒子「それより明日はアンドロメダとドラゴンが初試合だね」

恒子「どんな試合になるんだろうねー」

健夜「ウルフ対ユニコーン戦みたいにならない事だけを祈ってればいいんじゃないかな」

恒子「そうだね」

今日の試合が全て終わり、観客達がいなくなった特設コロッセオはさっきまでの熱気は完全に消え失せ、廃墟のような雰囲気さえ感じさせる。

しかし、コロッセオは無人というわけではなく、警備員や清掃員が数人ウロウロしている。
京太郎はリング傍のベンチに腰をかけ、それを眺めている。


京太郎(一応、黄金聖衣の周りに警備員が二人。あとは見回りの警備員が五、六人って所か)

京太郎(清掃員はいつまでやるか知らないけど夜中までって事はないな)

京太郎(監視カメラの類はなかったから、黄金聖衣を盗み出すには警備員の目を欺く必要があるわけか)


>>688 京太郎の傍にやってきたのは?
01〜40 咲
41〜70 葉子
71〜90 玄
91〜98 穏乃
ぞろ目 健夜

ほあ

無事に動ける人だけの安価にしたから



判定結果:>>688(玄)



「京太郎君」


京太郎は考え事に集中していたせいか、背後に近づいていた人物に気付かず、思わず身体をビクリと振るわせる。
京太郎が振り向くと、そこには少し困ったような表情の玄が立っていた。


玄「な、何をそんなに驚いてるんですか?」

京太郎「玄さん…?」

玄「……」

京太郎「……」

玄「隣に座っていいですか?」

京太郎「あ、はい」


玄は京太郎に断りを入れると、一人分のスペースをベンチに腰掛ける。


玄「……」

京太郎「えっと、なんでしょう?」

玄「理由がなかったら隣に座ったら駄目ですか?」

京太郎「いや、そういうわけじゃないですけど…」

玄「それと、さっきはありがとうなのです」

京太郎「はい?」

京太郎「さっきって何の事ですか?」

玄「和ちゃんの事です」

玄「宮永さんから聞いて、和ちゃんがあんな状態になってるとは知らなかったので京太郎君を責めてしまって申し訳ないのです」

京太郎「まあでも、キグナスがああなったのは俺の技のせいですし…」

玄「…でも和ちゃんと本気で戦った結果のせいであんな事になっただけで、京太郎君だけが悪者というわけではないのです」

京太郎「…そうですね」

京太郎(全力ではないですけど)

玄「明日は…」

京太郎「はい」

玄「私とも本気で戦ってくれますか?」

>>697 京太郎の台詞
1.なら全身全霊全力本気でやらせてもらいますね
2.お断りします
3.はい。もちろんです
4.ご褒美をくれたら本気で戦います
5.その他(台詞の内容を書いてください)

1

選択結果:>>697(なら全身全霊全力本気でやらせてもらいますね)



京太郎「なら全身全霊全力本気でやらせてもらいますね」

京太郎「玄さんも当然俺の本気に応えてくれますよね」

玄「当然なのです!!」

玄「本気の京太郎君に勝って、決勝で穏乃ちゃんと戦うのです!!」

京太郎「向こうの決勝は誰が勝ち上がるか知りませんけど、こっちの決勝で勝ち上がるのは俺ですから」

玄「京太郎君はなかなかの強気発言ですが、私も負けないのです!!」

玄「明日は頑張って京太郎君を涙目にするのです!!」

■玄は京太郎を涙目にすると誓ったため小宇宙が15、攻撃力、命中力が10増加しました
■玄が京太郎に好印象を持ったようです

新しい技覚えて試すのもいいなぁ
ラーニング以外の習得はないのかな

>>714
>>7にある必殺技は習得可能です
ラーニング以外は不可で



気付いたら寝てました

まだ眠いので今日はここまでで終わりにしたいと思います

あと、京太郎の強化は1レス指定でまとめてやってしまうか、5レスくらいで強化ポイントを一種類ずつ指定してやってもらうかどっちの方がいいか多数決を取ります

1.1レスでまとめて強化
2.5レスくらいで一種類ずつ強化

集計は明日の19:00くらいまで放置しておきます

次の投下は今日と同じで明日の19:00〜20:00くらいを予定してます

それではこれにて

京太郎の強化は5レスくらいで能力値一種類または習得必殺技指定という方法で決定
あと、一気に能力値が上がりすぎるのは良くないので1レスにつき制限として能力値上昇は小宇宙は10、それ以外は5までとさせていただきます

ようするに
》123 小宇宙10
》124 攻撃5
》125 小宇宙10
》126 耐久5
》127 耐久5
なら、小宇宙20、攻撃力5、一撃耐久力10上昇といった感じで技能ポイントの消費は35
余ったポイントは次回に持ち越し、途中でポイントが足りなくなったら、強化は終了という具合で

強化できるのは以下の内容

1.小宇宙の強化
2.攻撃力の強化
3.命中力の強化
4.回避力の強化
5.防御力の強化
6.精神力の強化
7.一撃耐久力の強化
8.必殺技の習得(技能ポイント50ポイントにつき必殺技1つ)

<習得できる必殺技>
流星拳<消費小宇宙10:攻撃補正+40>[拡散系打撃]
彗星拳<消費小宇宙30:攻撃補正+60>[一撃系打撃]
ライオネットバーニングファイヤー<消費小宇宙10:攻撃補正+20>[一撃系打撃][火属性]
デッドハウリング<消費小宇宙10:攻撃補正+20>[一撃系斬撃]
ヒドラスサウザンドパラダイス<消費小宇宙10:攻撃補正+40>[拡散系打撃]

※ハンギングベアー、カリツォーは攻撃がヒットしてないので未完全攻撃のため習得不可

強化が5レスじゃ少ないから10レスくらいにしろとか、その他質問等がなければこのスレ内の日付変更時に強化安価だします

質問

習得できる必殺技は能力強化安価提出時ごとにリセットされたりしますか?
このタイミングじゃないと現在習得可能な技は習得できないとかそういう意味で

>>725
リセットはされないです
ラーニング可能技は常に蓄積されていきます
一応、次スレでは完全に見た技はラーニング可能技としてテンプレに貼り出します
あと、暗黒四天王が見た技もラーニング可能技に追加されます

しかし正直な所、威力と属性が違うくらいで技なんてどれも同じなんですけどね

あと、某ライダースレでやってたように>>1000のコンマで以下のようなボーナスとかも考えてます

01〜25 コロナブラストが習得可能になる
26〜50 ライジングダークネスが習得可能になる
51〜75 ブラックペガサスがペガサス流星拳を習得する
76〜98 鳳翼天翔の攻撃力補正がさらに+10される
ぞろ目 ピーチアタックが習得可能になる

こんな感じで



玄「それじゃ、私は和ちゃんの様子を見に行くので」

京太郎「あ。はい」


そう言って玄はベンチから立ち上がり、その場を去っていく。
ヒラヒラと軽く手を振って見送る京太郎。
そして、黄金聖衣の方に再び向き直る。


京太郎(黄金聖衣の警備は交代のタイミングにバッティングしなければ2人か)

京太郎(暗黒四天王だけだと警備員に全く気付かれずに黄金聖衣を盗み出すのは難しいか)

京太郎(まあ、細かい事は盗み出す直前に考えるとするか)

>>729 京太郎の行動
1.控え室に行く
2.負傷聖闘士の様子を見に医務室に向かう(穏乃、和、舞、葉子、棟居、和子から選択)
3.シャワーを浴びに行く
4.コロッセオ内に用意された自分の部屋に行く
5.その他(行動の内容を書いてください)

2 和

選択結果:>>729(和の様子を見に医務室に向かう)



京太郎「俺もキグナスの様子を見に行くか」


京太郎はベンチから腰を上げ、和が運び込まれている医務室に向かう事にした。


京太郎(それにしても聖闘士一人に対して医務室が一つっていうのも贅沢な話だよな)

京太郎(まあ、全員が怪我をする恐れがあるからそれくらいは必要なのかもしれないけど…)

京太郎(……)

京太郎(それにしても大沼財団は銀河大戦のためだけにこの施設を作ったんだよな)

京太郎(正直な話、馬鹿馬鹿しいとしか言いようがないよな)

京太郎「おっ。ここがキグナスがいる医務室か」

京太郎「さっきは声を掛けずに入ったせいで葉子さんに怒られたわけだし、ここは一度声を掛けてから入るか」

京太郎「……」

京太郎「だが、少し考えてみようか」

京太郎「もしかしたら玄さんがキグナスの看病で服を脱がせて身体を拭いてあげてるかもしれないな」

京太郎「……」

京太郎「失礼しまーす」


京太郎は医務室の中に声を掛けるのと同時に扉をガラッと開ける。

>>735 医務室の中の状態
01〜40 和は静かにベッドで眠っている。玄と咲もいる
41〜70 和は魘されながらベッドで眠っている。玄と咲が心配そうにしている
71〜98 和は顔を紅潮させ、荒い息づかいではあるがベッドで眠っている。玄と咲が心配そうにしている
ぞろ目 和はベッドで眠っているがお漏らしをしていて、玄と咲がその対処に追われている

判定結果:>>735(和は魘されながらベッドで眠っている。玄と咲が心配そうにしている)



咲「あ、京ちゃん」

玄「京太郎君も和ちゃんの様子を見に来てくれたのですか」

京太郎「まあ、俺のせいでこうなったわけだし、ちょっとくらいは様子を見に来たほうがいいのかなって」


京太郎はそう言って和の顔を覗き込む。

眠っている和は額に脂汗を浮かべ、魘されるような呻き声をあげている。
たまに上半身がビクリと震え、玄と咲は不安そうな顔をする。


玄「和ちゃん、大丈夫でしょうか…」

咲「うん…。凄く辛そうだよね」

京太郎(今も意識の中っていうか、夢の中じゃずっと地獄(手加減)を見せ続けられてるわけだからな。今は大丈夫じゃないだろうけど…)

京太郎「……」

>>740 京太郎の行動
1.タオルで和の額の汗を拭う
2.暫く玄達と一緒にいる
3.一人で医務室から出ていく
4.こっそりと和の鳳凰幻魔拳の状態を解除する
5.その他(行動の内容を書いてください)

4

4

最初に皆殺しだと言ってたんだけどな

原作もこんな感じだろ(投槍)

>>745
ヘルカイザーじゃない京太郎が皆殺しするとかが無理があったんだと思います



選択結果:>>740(こっそりと和の鳳凰幻魔拳の状態を解除する)



京太郎(まあ、このまま魘されたままっていうのも可哀想だし、玄さんや咲は明日は試合がある)

京太郎(キグナスの看病のせいで玄さんが本気を出せなくなるのも困るしな)


京太郎は和に近づき、そっと和の額に指を当てる。
そして、精神を支配している鳳凰幻魔拳の効果を微量の小宇宙で破壊する。


京太郎(これでキグナスは地獄のような悪夢に襲われる事はなくなったはずだ)

京太郎「それじゃあ、俺はそろそろ戻ります」

咲「あ、うん」

京太郎「キグナスの心配もいいですけど、咲も玄さんも明日は試合があるんで、早めに休んだほうがいいですよ」

玄「わかってるけど、和ちゃんが心配で…」

京太郎「あれれー?キグナスの寝息が静かになってるよー」


京太郎はキグナスの方を指差して、出来るだけ自然体を装って声を出した。
普通の人が見れば、過剰演技過ぎるように見えるだろう。
だが和の心配をしている玄と咲は京太郎の口調の違和感に気付かない。

玄と咲が京太郎に言われて、和の方を見る。
和はさっきまでの魘された表情から一変して、落ち着いた表情で眠っている。
脂汗も止まり、寝息も普通の状態に戻っている。


玄「よかったー。和ちゃんが持ち直した!!」

咲「もう大丈夫なのかな?」

京太郎「それじゃ、俺は行きますね」

咲「私達も原村さんの状態がこのまま落ち着いたら自分の部屋に戻るね」

玄「よくわからないけど和ちゃんの状態が元に戻って本当に良かったのです!!」

■和に対しての殺意が軽減しました

皆殺しも別にいいけどせめて白銀を倒せるステが欲しい

幻魔拳に更なる磨きをかけよう
それで大抵なんとかなる

>>751
白銀は青銅二軍の三倍程度のステータスと考えていただければOK

>>752
必殺技の強化は忘れてたので京太郎の強化に

9.必殺技の強化(技能ポイント50ポイントにつき攻撃補正さらに+10)

というのを追加します



京太郎「そういえばそろそろ晩飯の時間だな」

京太郎「外出は禁止されてるから、売店か食堂のどっちかで食うか」

>>757 京太郎の行動
1.食堂に向かう
2.売店に向かう
3.シャワーを浴びに行く
4.コロッセオ内に用意された自分の部屋に行く
5.その他(行動の内容を書いてください)

>>758 移動途中にエンカウント
01〜40 誰にも会わない
41〜70 和子
71〜98 穏乃
ぞろ目 健夜&恒子

皆殺し→皆ゴッ倒すだと思えば

選択結果:>>757(シャワーを浴びに行く)
判定結果:>>758(誰にも会わない)



京太郎「そういやコロッセオの熱気やリングを照らしてるライトのせいで汗を結構かいたな」

京太郎「ちょっと飯食いに行く前にシャワーを浴びていくか」

京太郎「確か更衣室の奥にシャワーがあったよな」


男の青銅聖闘士が京太郎しかいないが、特設コロッセオの施設である更衣室やシャワールームは女聖闘士と同じ大きさで設置されている。
そのため、男子更衣室も男子シャワールームも使用者は京太郎以外は存在しない。


京太郎「男の聖闘士が俺一人なわけだから、この作りはすげー勿体無い気がするな」


京太郎は更衣室で服を脱ぎ捨てると、全裸のまま更衣室奥のシャワールームに入る。

京太郎はシャワーの蛇口を捻り、頭からシャワーを浴びる。
備え付けのシャンプーを適当な量をひねり出し、目を瞑ったまま頭を洗い始める。


京太郎「うひょーっ。気持ちいー」


デスクイーン島での修行時代は傷口に沁みるから水浴びはあまりせず、身体を水で濡らしたタオルで拭く事が多かった。

デスクイーン島を出て、富士の樹海に隠れ家を作ってからは湖で水浴びが出来るようになった。
それでも冷たい水だと刺激が強いので水浴びよりも身体を拭く方が回数的には多かった。


京太郎(やっぱ温かいお湯で身体を洗うのは気持ちがいいなー)

京太郎「えーっと石鹸は…」


目を瞑ったまま、前の方に腕を伸ばし、手探りで石鹸を探す京太郎。


「もう少し左にありますよ」

「タオルはその少し下だ」


京太郎は声の誘導に従い、石鹸とタオルを手にする。
目を閉じたまま、タオルに石鹸をこすって泡立てる。


「身体を洗うより先にリンスで髪をすすぐべきじゃないのか?」

「みんな集まりすぎ。狭くてダルいんだけど…」


京太郎「……」

京太郎「え?」

京太郎は自分しかいないはずの男子更衣室に他の人がいる事にようやく気付く。
それも声の主は全員女性。

シャワーから温水を出したまま、恐る恐る目を開ける京太郎。

ニコニコといつもの笑顔を浮かべてビデオカメラを回している霞さんが。
真面目な顔で京太郎の下半身を覗き込んでいる智葉が。
シャワールームの胸と腰が隠れる程度のプラスチックの扉に寄りかかるように白望が。
顔を恥ずかしそうに背けているが、視線は京太郎を確実に捉えているやえが。


京太郎「———え」

京太郎「えええええっ!?」

霞「あらあら?どうしました?」

霞「何を驚いているんですか?」

京太郎「何を…ってこの状況は何なんですか!?」

智葉「見てわからないか?」

京太郎「覗かれてるくらいしかわからないんですけど…」

白望「違う。暗黒四天王は京太郎の親衛隊」

白望「今は京太郎を危険から守るために身辺警護をしている…」

京太郎「ビデオカメラ回されてるし、逃げられないし、今の状況の方がよっぽど危険なんですけど…」

やえ「わ、私はやめようって言ったんだ」

霞「言いました?」

智葉「言ってない」

白望「一番ノリノリだった…」

やえ「ち、ちが…」

京太郎「いや、それはいいんでとりあえずビデオカメラを回すのはやめてもらえませんか?」

霞「じゃあ、携帯の待ち受けにしてもいいかしら?」

京太郎「いいわけないでしょう」

危ない(確信)

京太郎は手遅れと知りつつ、タオルを腰に巻いて自分の股間を隠す。


京太郎「それで何しにきたんですか、皆さん」

やえ「黄金聖衣を盗み出す計画をまとめようと思って…」

白望「暇だから来た」

霞「撮影会」

智葉「覗きに来た」

京太郎「やえさん以外は全員酷い理由ですね」

霞「そうでしたか?」

智葉「違うだろ」

白望「やえはきょーたろーが青銅聖闘士に誑かされてないか心配って言ってた」

やえ「し、心配なんかしてないっ!!か、勘違いしないでよね!!」

京太郎「何の勘違いかは知りませんけど、誑かされてはいませんよ」

やえ「そ、それならいいんだが…」

京太郎「ていうか、よくバレずに入って来れましたね」

京太郎「関係者以外立ち入り禁止だし、関係者専用の入り口で警備員が入館証を確認してたと思うんですけど」

智葉「入館証なら副会長達に偽造させた」

霞「あの人たち、手先は器用みたいだから」

白望「それだけは役に立ってる」

やえ「戦闘では役に立たないけどね」

京太郎「はあ。そうなんですか」

京太郎「とにかく、一旦服を着るんでみなさんそこをどいてもらっていいですか?」

霞「着替えの撮影はしてもいいかしら?」

京太郎「いや、なんでですか。いいわけないでしょう」

霞「残念ですね」

智葉「だから言っただろう。最初から盗撮にしておけと」

霞「でも、それだといいアングルで撮れなかったり、大事な部分が見切れてしまったりしませんか?」

智葉「だが、気取らず着飾らない、身も心も曝け出した京太郎の映像が手に入るのは盗撮だけだと思うんだが」

京太郎「そこの二人、不穏な会話はやめてください」

白望「まあ、きょーたろーの着替えの話はどうでもいい…」

白望「重要なのは黄金聖衣を盗む方法と盗み出すタイミングについて」

やえ「あ、ああ、そうだな」

やえ「バレずに盗むとなると深夜に停電させて、その隙に盗み出すとか」

智葉「気配を完全に絶って上からネビュラチェーンで一つずつ盗むとかかな」

霞「タイミングは警備員しかいない深夜を狙うとして、今日か明日か明後日か」

白望「三日後は決勝戦だから深夜には盗めない…」

>>779 盗み出す方法
1.停電させて盗み出す
2.ネビュラチェーンで盗み出す
3.鳳凰幻魔拳で警備員に幻覚を見せて盗み出す
4.こっそり盗むのは諦めて、強奪に切り替える
5.その他(行動の内容を書いてください)

>>784
A.今日の深夜
B.明日の深夜(シード戦終了後)
C.明後日の深夜(準決勝戦終了後)

ここまでやってきたこと無意味になってんじゃねえかよぉ!!A

射手座に認められて纏いたいけどどういう条件なんだろ?

>>795
アテナ(すこやん)を守りたい気持ちが強い人



選択結果:>>779(こっそり盗むのは諦めて、強奪に切り替える)
選択結果:>>784(今日の深夜)



京太郎「そうですね。考えるのが面倒なのでこっそり盗むのは諦めて、強奪に切り替えましょう」

霞「あらあら。それでいいんですか?」

京太郎「そもそもこっそり盗んでも後でばれる訳だし、それなら盗み方に拘らなくてもいいかなって」

やえ「私達は京太郎に従うだけだから、京太郎がそうすると決めたのならそれで構わない」

白望「ダル…」

智葉「それで結構のタイミングはどうする?」

智葉「強奪するなら深夜でなくても問題はないが」

京太郎「じゃあ、早めに盗んだ方がいいでしょうし、強奪の決行は今日の深夜にしましょうか」

智葉「わかった」

霞「強奪するなら折角作った入館証が無駄になったけど、仕方ないですね」

やえ「まあ、容易く侵入できたわけだから全くの無駄と言うわけでもないけどな」

京太郎「黄金聖衣を強奪したら富士の樹海の隠れ家に持っていってください」

白望「わかった…」

強奪後どうなるんだ
やっぱり大会中止?
それとも盗まれた事実を隠して大会続行?

>>800
強奪成功したら、シズ、玄、咲、葉子、和子が追ってくる原作類似展開
ただし京太郎はラスボス



霞「京太郎君」

京太郎「なんですか?」

霞「私達が黄金聖衣を盗むのはわかったけど、京太郎君はどう動くのかしら?」

京太郎「そうですね」

>>804 京太郎の台詞
1.青銅聖闘士の足止めをします
2.小鍛治健夜の指示に従うふりをします
3.俺も一緒に黄金聖衣を強奪します
4.その場の状況に合わせて動こうと思います
5.その他(台詞の内容を書いてください)

>>801
×強奪成功したら、シズ、玄、咲、葉子、和子が追ってくる原作類似展開
○強奪成功したら、シズ、玄、咲、恵、和子が追ってくる原作類似展開

選択結果:>>804(小鍛治健夜の指示に従うふりをします)



京太郎「小鍛治健夜の指示に従うふりをします」

智葉「従うふり?」

京太郎「ええ。多分、黄金聖衣が盗まれた事が発覚した時点で、小鍛治健夜から黄金聖衣の奪還命令が出ると思うんですよ」

京太郎「それに従ったふりをして、黄金聖衣を奪還しようとする青銅聖闘士の足を引っ張ろうかなって思ってます」

やえ「なんと言うか、まどろっこしいな」

白望「面倒臭そう…」

霞「京太郎君の動きはわかりました」

霞「でも、それだと黄金聖衣強奪後に私達がどう動いたらいいかわからなくなりますね」

京太郎「大丈夫です。適当な頃合いを見て戻るんで、それまで隠れ家で待っててください」

智葉「じゃあ、今日の深夜に黄金聖衣の強奪を決行する」

京太郎「はい。お願いしますね」

霞「……」

白望「……」

智葉「……」

京太郎「もう行ってもいいんですよ?」

やえ「ほ、ほら、みんな行くぞ」

白望「やえ。おぶって…」

霞「タオルがお湯で透けて京太郎君のアレが薄っすらと映りこんでいるのをビデオカメラに収めないと」

智葉「タオル越しで構わないが、出来れば大きくなったところも見たいな」

京太郎「お願いだから帰ってください」

おねむの時間が来たので今日はここまでで終わりにします

次の投下は明日の1回目を09:00〜10:00くらい開始予定を予定してます

それではこれにて

暗黒四天王を追い返し、無事シャワーを終えた京太郎は通路を歩いて、食堂に向かっていた。


京太郎(くそー。今度隠れ家に戻ったら霞さんのビデオカメラを取り上げないといけないな)

京太郎(事ある毎にセクハラを受けてる気がするんだが…)

京太郎(いっその事、幻魔拳で記憶破壊したいくらいに色々見られてるよな)

京太郎「ん…?」

葉子「ああ、京太郎。ぐ、偶然だな」

京太郎「偶然?」

京太郎(食堂の前で待ち伏せしてたように見えたんだが、偶然って言っていいのか?それは)

葉子「晩御飯はまだだよね?よ、よかったら一緒に食べない?」

京太郎「いいですよ。どうせ一人で食べるつもりだったんで」

葉子「私も舞さんが怪我をしてるから一人で食べるつもりだったし。うん、ちょうどいいよな」

葉子「でも、京太郎はてっきりアンドロメダの子と一緒に食べるのかなって思ってたんだけど」

京太郎「咲ですか?」

京太郎「あいつはキグナスのお見舞いに行ってますよ」

葉子「キグナスって言えば、京太郎の試合、凄かったよね」

葉子「額近くに叩き込んだ攻撃で瞬殺だもんね」

葉子「京太郎って強かったんだね」

京太郎「まあ、弱くはないですよ」

葉子「結構な自信家ね。でも、そういうのは嫌いじゃないわ」

京太郎「ありがとうございます。まあ、明日はドラゴン倒して、明後日は葉子さんの敵討ちでもさせてもらいますよ」

葉子「それじゃ敵討ちも期待しつつ、京太郎が優勝出来るように応援してあげるわね」

京太郎「そりゃありがたいです」

京太郎「それじゃ適当に開いてる席で食べますか」

葉子「そうね」

葉子「ちなみに京太郎が来る前に調べておいたんだけど、食堂でデザートが付いてるのは三つあるわ」

京太郎「ふむふむ」

葉子「一つ目は日替わりD定食。おかずはすき焼き風煮込みで、デザートはみかんね」

葉子「二つ目はレディースランチ。おかずはナポリタンにクリームシチューで、デザートは焼きプリンね」

葉子「三つ目は大人専用キッズプレート。カレーとハンバーグで、デザートはゼリーね」

葉子「賭けで負けたからデザートは献上するけど、京太郎はどのデザートを食べたい?」

>>825 京太郎の台詞
1.日替わりD定食のみかんをおねがいします
2.レディースランチの焼きプリンをお願いします
3.キッズプレートのゼリーをお願いします
4.売店のりんごでいいですよ
5.その他(台詞の内容を書いてください)

>>823

選択結果:>>825(レディーズランチ交換)



京太郎(つーか、あのレディースランチってすげー美味そうなんだよな)

葉子「どうしたの?」

京太郎「葉子さん」

葉子「な、なにっ?」

京太郎「俺、レディースランチってのを食べてみたいんですけど…」

葉子「あ、ああ、あの女性限定のやつね」

京太郎「なのでレディースランチを頼んでもらっていいですか?」

葉子「いいけど、デザートはどうするの?」

京太郎「デザートはレディースランチについてくるやつがあるんでそれほど拘ってはないですけどね」

葉子「そ、そう?じゃあ、京太郎は私の分を、日替わりA定食を注文してもらっていいかな?」

京太郎「お安い御用です」

京太郎と葉子は食券で日替わりA定食とレディースランチを購入し、厨房前のカウンターで厳つい調理人の男性に食券を渡す。


京太郎(なんかすげー厳ついおっさんだな)

葉子(私や京太郎をジロジロ見て嫌な感じね…)


京太郎は日替わりA定食を、葉子はレディースランチを受け取り、近くのテーブルに定食が載ったトレイを運ぶ。
京太郎と葉子は席に座り、お互いに持ってきた定職を入れ替えようとする。
だが、調理人の男性がジッと京太郎達の方を見ている事に気付き、京太郎の手がピクリと止まる。


京太郎「うわー、すうげー見てますね」

葉子「き、気にする事はないわ。別に悪い事してるわけじゃないし」

京太郎「そ、そうですよね。別に注文した定食を誰が食べても問題ないですもんね」


京太郎は再びレディースランチに手を伸ばす。


調理人「あ゛あ゛っ?」


厳つい調理人はカウンターのテーブルを指で叩きながら舌打ちをする。
京太郎は思わず手を引っ込めると、調理人もカウンターのテーブルを叩くのを中断する。

再び京太郎がレディースランチに手を伸ばそうとすると、調理人は握り締めた拳でガンッとカウンターのテーブルを叩き、イライラした様子で指によるテーブル叩きを再開する。


京太郎(交換せずに食わなきゃ睨み殺されそうな勢いだな)

葉子「京太郎」

京太郎「えっと、…はい?」

葉子「あの調理人が鬱陶しいから、今日はこのまま食べる事にしよう」

京太郎「仕方ないですね。こんなに見られてたら晩御飯を美味しく食べれそうにないですしね」

葉子「あと、レディースランチは明日食べればいいんじゃないかな?例えば、食堂の一番端で食べるとか」

京太郎「それなら視線を気にしなくてもよさそうですよね」

京太郎「それじゃ、そうしましょうか」

葉子「そ、そうだね」

葉子(何気なく明日も京太郎と一緒に御飯を食べる約束を取りつけられた!!)

葉子(よくやった、私!!)

京太郎は日替わりA定食を、葉子はレディースランチを食べ始める。
それを見た調理人は二、三度頷き、厨房の奥へ姿を消した。


京太郎「それにしても食べるものくらい好きに食べさせてほしいもんなんですけどね」

葉子「そうね。私も日替わりA定食食べたかったしね」

京太郎「あ…すいません。俺のせいでこんな事になっちゃって」

葉子「大丈夫よ。気にしてないし、あとレディースランチも美味しいから」


京太郎と葉子はそれぞれの定食を食べ終え、葉子の手元にはレディースランチの焼きプリンが残っている。


葉子「調理人は奥に行ったままだし、デザートくらいなら渡しても大丈夫そうね」

京太郎「いいんですか?焼きプリン貰っちゃって」

葉子「賭けに負けたのは私だし、全然いいよ」

京太郎「ありがとうございます。それじゃ早速…」


京太郎はプラスチックのスプーンを包装を破って、焼きプリンを一口パクリと食べる。


京太郎「うわっ、ちょー美味いんですけど!!」

葉子「ふふっ、そうやってはしゃいでると子供みたいね。京太郎は」

京太郎「俺、このプリンが味わえるなら子供扱いでも全然いいんですけど」

葉子「そんなに喜んでもらえると、賭けで負けたせいとはいえ、プレゼントした甲斐があってよかった」

青銅達(一軍+葉子)は一応闇堕ちフラグはたってるけど、ポイントが足りてない模様
今のところ、普通に敵対ルート



京太郎「もー、マジ美味いっす!!」

葉子「そんなにその焼きプリンって美味しいんだ?」

葉子「それじゃ、私もそのうちレディースランチの焼きプリンを食べてみよっかな」

>>839 京太郎の台詞
1.そのうちと言わず今食べてみます?
2.本当に超お勧めです!!
3.俺の焼きプリンが減るのは困る
4.焼きプリンだけ別売りになりませんかね
5.その他(台詞の内容を書いてください)

>>837

選択結果:>>839(そのうちと言わず今食べてみます?)



京太郎「そのうちと言わず今食べてみます?」

葉子「ふぇっ?」


京太郎はスプーンでカラメルソースのついたプリンをすくって、葉子の目の前に差し出す。


京太郎「はい。どうぞ」

葉子「ちょ、それって…」

葉子(京太郎が使ってたスプーン…)

>>843 葉子の反応
01〜40 流石に無理
41〜70 気にせず一口食べる
71〜90 戸惑いながらも食べる
91〜98 あ、あーん
ぞろ目 あーん、パクッ、スプーンをねぶる

おお

現時点で咲ちゃんが最初から設定されて京太郎への印象に並びました



判定結果:>>843(あ、あーん)



葉子はギュッと目を閉じて、恐る恐る口を開ける。


葉子「あ、あーん」


その顔は羞恥で真っ赤に染まり、耳まで赤くなっている。
その表情は期待と不安が入り混じる複雑なもの。
京太郎が口にスプーンを運んでくれるのを葉子はじっと待つ。


京太郎「え、えっと、葉子さん」


京太郎は少し戸惑ったような声を上げる。

どうしたのだろう?
この期に及んでやっぱりやめたとか言うのかと、不安が大きくなる。


葉子「ど、どうしたの?」

京太郎「口を開けてもらってるみたいですけど、マスクが邪魔で食べさせられないんですけど」

葉子「…あうっ」


葉子はさっき以上に顔を真っ赤に染める。

食事中はマスクをずらして食べる習慣が身についていたから自然に食事していた。
だが、これまで生きてきた中で男子、それもイケメンに食べさせてもらう機会などなかったため、極度にテンパッていたのだ。

葉子は京太郎からプリンののったスプーンを受け取ると、マスクをずらしてパクリと食べる。


葉子「う、うん、美味しいね」

京太郎「ですよねー!!」


葉子はプリンを食べたが、恥ずかしさのあまりいまいち味がわからなかった。
それでもスプーンが唇に触れた時、京太郎の唇を見てハッキリと意識した。


葉子(間接キス…ってやつだぁ)

■葉子に対しての敵意がさらに軽減しました
■葉子は京太郎を信用しているようです

食事を終え、用意された自分の部屋に戻った京太郎はベッドの上に身体を投げ出す。

弾力のあるベッドに、ふかふかの枕。
陽の匂いがする布団に、清潔感のある白いシーツ。

自分が育ってきた環境や修行地の寝床とは全く違う贅沢なベッドに京太郎は小さく歯軋りをする。


京太郎「……」

京太郎「まずは黄金聖衣を奪う」

京太郎「小鍛治健夜は、姉さんは黄金聖衣が奪われたらどんな反応をするんだろうな」

京太郎「慌てるのか、嘆くのか、怒るのか、悲しむのか…」

京太郎「俺にその負の表情を見せてみろ…」

京太郎「そうする事で大沼秋一郎の憎しみが一つずつ晴れるはずだ」


京太郎は目を閉じて、ゆっくりと眠りにつく。
目を覚ましたら暗黒四天王の手によって黄金聖衣が盗み出されているはずだ。

京太郎「俺が目を覚ませば、最初の復讐が幕を開けるんだ」

>>855 京太郎が目を覚ますと
01〜40 深夜に起こされる。何者かが黄金聖衣を盗んだと報告を受ける
41〜70 途中で目が覚める。何者かが黄金聖衣を盗んだと報告を受ける
71〜90 深夜前。何となく目が覚める
91〜98 深夜前。扉がノックされて起こされる
ぞろ目 朝。黄金聖衣が何者かに盗まれた事が気付かれなかった

おっき

判定結果:>>855(深夜前。扉がノックされて起こされる)



コンコン———。

扉の向こうでノックする音が聞こえた。
京太郎はそのノックの音で目が覚めてしまった。

時計を見ると、夜の九時ごろ。
まだ、黄金聖衣を奪う前の時間。


京太郎「どちらさんですかー?」


京太郎は面倒臭そうに身体を起こし、扉を開ける。

>>859 扉の向こうにいたのは?
01〜40 咲
41〜70 穏乃
71〜90 玄
91〜98 和
ぞろ目 健夜&恒子

アラフォー

判定結果:>>859(健夜&恒子)



健夜「えっと、京太郎君?でいいんだよね」


一瞬、京太郎の表情が凍りついた。
何が起きたか、何が起きてるのか、すぐには理解出来なかった。

目の前にいるのは三〇歳を目前に控えた大沼財団のお嬢様・小鍛治健夜。
そして、その執事である福与恒子。


京太郎「こ、小鍛治、さん?」

健夜「ほ、ほらー、恒子ちゃん」

健夜「京太郎君もやっぱりビックリしてるよ」

恒子「あれー?こういうサプライズには動じない子だと思ってたんだけどなー」

京太郎「あ、あの、何しにきたんですか?」

恒子「あ。一応、一回戦を突破した聖闘士に労いの言葉をかけて回ってるんだよ」

恒子「健夜お嬢様から直々に声を掛けてもらえるんだから、京太郎君も嬉しいよねー?」

>>867 京太郎の台詞
1.いや、別に
2.ありがとうございます。小鍛治さん
3.勝者だけでなく敗者にも労いの言葉を掛けてあげてください
4.優勝するつもりなので一回戦を勝った程度でいちいち来なくていいです
5.その他(台詞の内容を書いてください)

2

選択結果:>>867(ありがとうございます。小鍛治さん)



大沼秋一郎の娘。

たかがそれだけの事で沸々と湧き上がる憎しみを京太郎はグッと押さえ込み、平常心を装う。
京太郎は笑顔を浮かべ、小さく頭を下げる。


京太郎「ありがとうございます。小鍛治さん」

恒子「じゃあ、シード戦も頑張ってー」

健夜「それじゃ、明日も頑張ってね」

京太郎「はい。頑張ります」

京太郎(明日には試合どころじゃないでしょうけどね)

健夜「あ。京太郎君」

京太郎「どうしました?小鍛治さん」

健夜「えっと、もし京太郎君が嫌じゃなければでいいんだけど…」

健夜「私の事は下の名前で呼んでくれるかな?」

>>875 京太郎の台詞
1.わかりました。健夜さん
2.失礼します。小鍛治さん
3.おやすみなさい。健夜お嬢様
4.だが断る
5.その他(台詞の内容を書いてください)

選択結果:>>875(失礼します。小鍛治さん)


京太郎「失礼します。小鍛治さん」

健夜「……」


京太郎は一礼してから扉を閉める。
扉を閉めた京太郎の目はさっきまで健夜が立っていた場所辺りを何となく眺めている。


京太郎(別に呼び方を変えるくらいはどうでもいい)

京太郎(それで多少機嫌がよくなって警戒心が薄れるなら、尻尾を振ってもかまわない)

京太郎(……)

京太郎(いいや、違う。あの女に媚びる必要はない)

京太郎(俺にとって、あの女は大沼秋一郎の代わりだ)

京太郎(俺やエスメラルダの人生を無茶苦茶にして、勝手に死んだ糞みたいな男の代わりなんだ)

京太郎(……)

京太郎(全てを奪うべき、…俺の敵)

健夜「え、えーっと、…」

健夜「次は穏乃ちゃんの所に行こっか」

恒子「オーケー」

健夜「……」

恒子「……」

健夜「……はぁ」

恒子「……」

恒子「小鍛治さん」

健夜「うっ」

恒子「いやー、靡かなかったね、あのイケメン君」

健夜「別にいいよ。それに彼は異性の名前を下の方の名前で呼ぶタイプじゃなかったのかも」

恒子「でも、ドラゴンの娘やペガサスの娘、あとアンドロメダの娘も下の名前で呼ばれてたよ」

健夜「それは仲が良かったからじゃないの?」

恒子「アンドロメダの娘はそーだけど、ドラゴンの娘やペガサスの娘は今日初めて喋ったっぽいけどねー」

健夜「え、えっと、年上には気を使ってるんじゃないかな、きっと」

恒子「それはそーかもしれないですね」

健夜「だよね!!決して、私がとっつき難いとかじゃないよね?」

恒子「そんなに大声出さなくても、全然とっつき難くないよ」

恒子「どっちかっていうとイジり易いキャラだし」

健夜「それは褒め言葉じゃないよね」

健夜「まあ、京太郎君は年下だし、名前で呼ばれないのはなんか悔しいけど、年上の寛容な心で許してあげるよ」

恒子「さすがアラフォー」

健夜「アラフォーじゃないよ!!アラサーだよ!!」

■健夜が京太郎に好印象を持ったようです
■恒子が京太郎に好印象を持ったようです

しかし、こーこちゃんが辰巳ポジとは……
剣道三段なのかな?

>>887
竹刀の変わりにマイクを持って暴れます



スレ内で日付が変わるので京太郎の強化を行います

【須賀京太郎】
小宇宙:107 攻撃力:22 命中力:23 回避力:23
防御力:24 精神力:23 一撃耐久力:22

【フェニックス】 聖衣強度:60
※聖衣損傷が100を超えても、フェニックスの聖闘士が昏倒しなければ聖衣はその場で再生し、聖衣損傷が0となる
<必殺技> 鳳翼天翔<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃][風属性]
<必殺技> 鳳凰幻魔拳<消費小宇宙30:攻撃補正+60>[精神攻撃]

■習得できる必殺技■
流星拳<消費小宇宙10:攻撃補正+40>[拡散系打撃]
彗星拳<消費小宇宙30:攻撃補正+60>[一撃系打撃]
ライオネットバーニングファイヤー<消費小宇宙10:攻撃補正+20>[一撃系打撃][火属性]
デッドハウリング<消費小宇宙10:攻撃補正+20>[一撃系斬撃]
ヒドラスサウザンドパラダイス<消費小宇宙10:攻撃補正+40>[拡散系打撃]
※ハンギングベアー、カリツォーは攻撃がヒットしてないので習得不可

>>892-896 京太郎の強化内容と技能の消費ポイントを記入(技能ポイント:90)
1.小宇宙の強化(技能ポイント1ポイントにつき1増加)
2.攻撃力の強化(技能ポイント1ポイントにつき1増加)
3.命中力の強化(技能ポイント1ポイントにつき1増加)
4.回避力の強化(技能ポイント1ポイントにつき1増加)
5.防御力の強化(技能ポイント1ポイントにつき1増加)
6.精神力の強化(技能ポイント1ポイントにつき1増加)
7.一撃耐久力の強化(技能ポイント1ポイントにつき1増加)
8.必殺技の習得(技能ポイント50ポイントにつき必殺技1つ)
9.必殺技の強化(技能ポイント50ポイントにつき攻撃補正さらに+10)

7 40

>>721で書いてたルール

京太郎の強化は5レスくらいで能力値一種類または習得必殺技指定という方法で決定
あと、一気に能力値が上がりすぎるのは良くないので1レスにつき制限として能力値上昇は小宇宙は10、それ以外は5までとさせていただきます

というのをすっかり貼り忘れてました

一応、これを貼った時に変更しろとか、質問もなかったのでこのルールで再安価したいけどよろしいかな?

いいですよー

これだけ成長速いとあっという間に全ステ100超えそう

>>898-902
じゃあ、技能ポイント消費に制限掛けるけど、戦闘終了時に成長する方針に変更で
あとは技能ポイントが溜まり始めたら5レスから範囲を増やすって事で

>>903
100を超えても黄金はもっと強いから問題なし



【須賀京太郎】
小宇宙:107 攻撃力:22 命中力:23 回避力:23
防御力:24 精神力:23 一撃耐久力:22

【フェニックス】 聖衣強度:60
※聖衣損傷が100を超えても、フェニックスの聖闘士が昏倒しなければ聖衣はその場で再生し、聖衣損傷が0となる
<必殺技> 鳳翼天翔<消費小宇宙20:攻撃補正+40>[一撃系打撃][風属性]
<必殺技> 鳳凰幻魔拳<消費小宇宙30:攻撃補正+60>[精神攻撃]

■習得できる必殺技■
流星拳<消費小宇宙10:攻撃補正+40>[拡散系打撃]
彗星拳<消費小宇宙30:攻撃補正+60>[一撃系打撃]
ライオネットバーニングファイヤー<消費小宇宙10:攻撃補正+20>[一撃系打撃][火属性]
デッドハウリング<消費小宇宙10:攻撃補正+20>[一撃系斬撃]
ヒドラスサウザンドパラダイス<消費小宇宙10:攻撃補正+40>[拡散系打撃]
※ハンギングベアー、カリツォーは攻撃がヒットしてないので習得不可

>>909-913 京太郎の強化内容と技能の消費ポイントを記入(技能ポイント:90)
1.小宇宙の強化(技能ポイント1ポイントにつき1増加)※指定値の上限は10
2.攻撃力の強化(技能ポイント1ポイントにつき1増加)※指定値の上限は5
3.命中力の強化(技能ポイント1ポイントにつき1増加)※指定値の上限は5
4.回避力の強化(技能ポイント1ポイントにつき1増加)※指定値の上限は5
5.防御力の強化(技能ポイント1ポイントにつき1増加)※指定値の上限は5
6.精神力の強化(技能ポイント1ポイントにつき1増加)※指定値の上限は5
7.一撃耐久力の強化(技能ポイント1ポイントにつき1増加)※指定値の上限は5
8.必殺技の習得(技能ポイント50ポイントにつき必殺技1つ)
9.必殺技の強化(技能ポイント50ポイントにつき攻撃補正さらに+10)

※複数指定は無効で安価下

7 5

1 10

7 5

加賀光留(千葉県船原市立船海第二中学校3年5組女子3番)はトイレを済ませ、外の空気を満喫していた。
バスの中の臭いはあまり好きではない。
肩に届かない短い髪が、風に靡いていた。

「光留、お待たせ!」

「ねえねえ、ジュース買わない?」

トイレから出てきたのは、幼馴染の幸田真菜(女子5番)と中学生になってから出会った松田由梨(女子18番)だ。
3人はいつも一緒にいる仲良し3人組だ。

 

自動販売機の所には既に先客がいた。
茶髪に両耳に合計5つのピアス——所属する陸上部では県の記録を持つらしい因幡彰人(男子2番)だ。
光留は彰人のような派手な男子は好きではないので、会話を交わしたことはない。

「ほらほら、由梨、因幡くんだよっ」

真菜が由梨の耳元で囁き、肘で小突いていた。
由梨は顔を真っ赤にしている。
由梨の想い人だそうだ。

「い…因幡くんも…ジュース買うの…?」

由梨が勇気を振り絞って声を掛けていた、ナイスファイト。
彰人はにこっと微笑んだ。
好きではないが、かっこいいとは思う。

「バス酔いがいるからさ、冷たい物でもって思って。
 俺も喉渇いたしさ。
 …って1人で持てるかよ、手伝え!!」

後半は由梨に向けられた言葉ではない。
自動販売機の前にあるベンチの前にいた久保田篤史(男子5番)が溜息混じりにタラタラと歩いてきた。

「これくらい1人で持てよ、陸上部っ」

「陸上と関係ないだろ、サッカー部」

自販機占領しててごめんな、と彰人は由梨にもう一度笑顔を向け、ベンチの方へ向かった。
由梨がこれでもか、というほどに顔を赤くしていた。

真菜と由梨がジュースを買う間に、光留はベンチに目を向けた。

篤史は同じサッカー部仲間であり幼馴染でもある安藤悌吾(男子1番)にジュースを渡していた。

5 5

彰人が心配そうにジュースを渡したのは、まだ幼さを残している大塚豊(男子3番)と、その横に座っていた瀬戸口北斗(男子6番)。
豊はその可愛らしい顔を青ざめさせていたが、北斗は酔ってはいないらしい。
ちなみに光留は北斗もあまり好きではない。
肩まで伸びた茶髪に3つのピアス、トレードマークらしいバンダナを巻いている容姿は、やはり派手だ。

光留には興味がないが、悌吾・彰人・篤史・北斗は女生徒からの絶大の人気を誇る4人組だ。
普段からしょっちゅう他のクラスの女生徒たちが5組の教室を覗きに来ている。
今も、近づいては来ないが、あちこちから視線を感じる。

「とにかくこれ飲め」

北斗は彰人から受け取ったジュースの缶を開け、横でしんどそうに座っていた相模晶(女子6番)にそれを渡した。
茶髪の長い髪を2つに束ねて耳には青いピアス、晶は学年1と謳われるほどの美少女だ。
しかし、ほとんど表情を変えない無口な晶には、光留を含めてクラスメイトたちはあまり近づかない。
近づくのは晶も入る幼馴染グループの北斗・悌吾・彰人・豊・篤史、そして晶の所属するバスケットボール部のメンバーくらいだ。

「ありゃー…晶ってばバス酔い? …あ、もしやゆたちゃんも?」

「……まどか……」

晶がやや青ざめた顔を上げた。
遠くから走ってきたのは、女子バスケットボール部のキャプテンである谷口まどか(女子8番)だ。
恐らく晶が心を許している唯一の女子だろう。
後ろには同じくバスケットボール部でややぽっちゃりした体型の白鳥里子(女子7番)と、ボーイッシュな野島美奈子(女子15番)を引き連れていたが、この2人はそこまで晶とは親しくないらしい。

「おーい、なぎさっ! 酔い止め持ってない?!」

まどかが叫んだ先には、クラスの副委員長である深森なぎさ(女子20番)と、なぎさの親友である津和野早苗(女子9番)がいた。

光留は突然背後から聞こえたドスのきいた声にビクッと体を震わせた。
恐る恐る振り向くと、自動販売機にジュースを買いに来たらしい森嵩(男子18番)が光留を睨み下ろしていた。
慌ててその場を退く。

「嵩、あまり脅すな」

嵩を諭していたのは滝川渉(男子8番)。
2人は5組が誇る(いや、誇ってない)不良男児2人組だ。
特に渉は近隣の中学校にまで恐れられている、学校1の問題児だ。
関わりさえ持たなければ害はないのが救いだが。

「深森、向こうで大雪が探していた」

「え? あ、そうなの? ありがと、滝川くんっ」

無表情の渉に言われ、なぎさはにこっと笑んで走っていった。
渉に怯えるどころか笑顔を見せるなぎさに敬服。
本人に確認した事がないが、なぎさと嵩は従兄弟らしい。
それが真実なら渉に怯えないのも頷ける、慣れているのだろう。
ちなみに、大雪というのはクラスの担任の苗字だ。
まだ若い女の先生で、やや愛国主義のきらいがあり、とっつきにくい人だ。

5組には女子にも問題児がいる。
今はバスの中にいるであろう東ちとせ(女子1番)と上総真央(女子4番)だ。

7 5

男子トイレから出てきた手塚直樹(男子10番)が駆けてきた。
見た目も中身も15歳とは思えないほど老けているが、本人はさほど気にしていないらしい。
後ろからその親友である浜本謙太(男子14番)が追いかけてくる。

「違うよ、何か集まっちゃっただけ」

「あ、そうなの? …ん、そっちの少年とお嬢さんはバス酔い?」

直樹は光留からベンチに座っている豊と晶に目を向けた。
晶は溜息を吐き、すっと立ち上がった。

「…戻る」

「え、ちょ… 晶、待てって!!」

バスの方へ戻っていく晶を北斗が追った。
相模さんは人に囲まれるのは嫌いなのかな?、ぼんやりと考えた。

「あ、オレらもそろそろ戻ろうぜ、集合時間だ」

直樹の声に、一同はぞろぞろとバスに戻った。

 

「隣の人はいますかー!?」

委員長の戸坂竜一(男子11番)が声を上げた。
なぎさと一緒に点呼をとっている。

全員揃っていたらしく、バスは出発した。

 

光留の横では可愛らしいお嬢様、天道千夏(女子10番)が既にうとうとと眠りに落ちようとしていた。

前に座る千夏の親友である戸田彩香(女子11番)と夏生初音(女子13番)のバレー部コンビは、それに気付いて少し声のトーンを落として(それでも大きいが)騒いでいた。

5組に存在するカップルは2組とも隣に座って談話をしている。
1組はバスケットボール部に所属しているとは思えない、クラス1ほのぼのとしている近原公孝(男子9番)と、女子のバスケットボール部キャプテンの谷口まどか。
まどかの元気いっぱいの声が聞こえ、時々公孝が笑っている。
もう1組は互いに陸上部である、二松千彰(男子15番)と淀野亜美加(女子21番)。
こちらは声は聞こえないが、時々笑っているのか頭が揺れている。

後ろで騒いでいるのは、小柄ながら元気は1番である村尾信友(男子17番)、信友の幼馴染の西岡隼人(男子13番)、そしてそれに付き合っている山峡和哉(男子19番)。

その前で口論をしているのは、ソフトボール部でバッテリーを組んでいるはずの長谷川由子(女子16番)と服部和子(女子17番)で、それを仲裁役である三名川万世(女子19番)が止めようとしているが、のんびりしている万世には止められていない。
普段は亜美加と一緒にいるが今は万世の隣に座っている沼井千尋(女子14番)が、万世と一緒になって2人を宥めていた。
千尋と亜美加、千夏・彩香・初音も女子主流派グループに分けられる。
このクラスの女子はあまり細かいグループに分けられていない。
主流派だけで女子の過半数を超えている。
やや特殊なクラスと言えるだろう。

その横では中田智江子(女子12番)が大好きなゲームの話をしているようだったが、横にいる上田昌美(女子2番)は興味がない上にそれどころではなく、エチケット袋を片手にバス酔いと戦っていた。

前に目を向けると、クラス1大柄な加堂啓(男子4番)と、千夏と同じく裕福な家で育った園田茂樹(男子7番)が何かを話しているようだった。
いつも一緒にいる2人だが、あまり仲良しに見えないのはどうしてだろう?
クラスメイト全員をグループ分けするのなら、智江子と啓が同じゲーム部の部員なので、4人は一緒にいる事が多いので1つのグループと言えるだろう。

その横では中森正樹(男子12番)と松浦亮介(男子16番)が並んで座っている。

後ろで同じように扉を開けようとする音が聞こえた。
廊下側(だろうな、ドアがあるんだから)の1番後ろの席に座っていた手塚直樹(男子10番)が、どうにかして扉を開けようとしているようだったが、無駄骨だったようだ。

「後ろも開きゃしねぇ!!」

直樹の言葉に教室がざわめく。

「ひかちゃん、そこ鍵開けろ!!」

「う、うん!!」

窓際の席に座って様子を見ていた久保田篤史(男子5番)が立ち上がり、後ろの席の加賀光留(女子3番)に窓の鍵を開けるよう指示した。

一応焼き依頼してきたけど、鬱陶しいなあ

窓際の前から2番目、明るいバレー部員の夏生初音(女子13番)の甲高い悲鳴が教室に響いた。
前に座っていた親友の戸田彩香(女子11番)が必死に落ち着かせようとしている。
しかし、それを皮切りに次々とあちこちから悲鳴が上がった。

「バカか隼人!!
 冗談は時と場合を考えて言え!!」

篤史の横で安藤悌吾(男子1番)が怒号を上げる。
隼人の横では幼馴染の村尾信友(男子17番)も隼人を責めていたが、隼人本人の耳には届いていないらしい——自分の言った事の深刻さに気付き、ガタガタと震えているだけだった。

「いやあっ!! 出して、ここから出してぇ!!」

廊下側では上田昌美(女子2番)と松田由梨(女子18番)が泣き叫びながら窓を叩いている。
どうやら廊下側の窓は開かないらしい。

「上田、松田、どいてろ!!」

3年5組の不良男子ペアの片割れ、粗暴な森嵩(男子18番)が自分が座っていた椅子を片手に叫んだ。
嵩は椅子を窓に叩きつけた。
昌美と由梨が小さく悲鳴を上げた。

しかし、窓は割れない。

「何で割れねぇんだよ、ちくしょう!!」

嵩が拳で窓を殴る。
当然だ、嵩は機嫌が悪くなるとしょっちゅう学校の備品(特に窓)を椅子で壊していたのだから。

「落ち着け、嵩」

嵩の相方、学校一の問題児である滝川渉(男子8番)の低い声が1番後ろの席から聞こえた。

「落ち着けるかよ、プログラムだぞ!?
 ざけんな、死にたくなんかねぇし、殺しなんかできるかよ!!」

嵩が叫ぶ。
意外な言葉だな、喧嘩ばかりしているから、てっきり『殺してでも生き残る』とか言い出すんじゃないかと思っていた。
勘違いしてごめん、彰人は心の中で謝った。

「まだそうと決まったわけじゃないだろう」

むしろ怖いのは渉だ。
確かにまだプログラムだと決まっていないとはいえ、どうしてそこまで落ち着いていられるのだろうか?
何を考えているのかわからないので怖い、まだ粗暴な嵩の方がマシだ。

もちろん、女子不良ペアの2人——渉の横で眠そうに欠伸をする東ちとせ(女子1番)と、窓際から2列目の最後尾で無関心そうに頬杖をついている上総真央(女子4番)も十分に怖いが。

 

「…あ、誰か来るよ?」

 

由梨の前の席、クラス1ほのぼのしている近原公孝(男子9番)が、珍しく険しい表情を浮かべて言った。
教室内が静まり返った。

>>921
焼き依頼ありがとうございます



京太郎の強化内容は以下のとおりになりました

>>909(一撃耐久力+5)
>>910(小宇宙+10)
>>911(一撃耐久力+5)
>>913(防御力+5)
>>916(一撃耐久力+5)

【須賀京太郎】 技能ポイント:90⇒60
小宇宙:107⇒117 攻撃力:22 命中力:23 回避力:23
防御力:24⇒29 精神力:23 一撃耐久力:22⇒37

思ったよりポイントを消費しなかったので、次回から強化枠を10に増やしていきます
あと、重ね重ねですがこのスレは連投OKなので早い者勝ちで好きなように京太郎を育成してください

一旦ここで中断して、夕方17:00くらいか19:00くらいに再開します
あと、その時ついでに次スレも立てておきます

1000ネタや質問等あれば受け付けます

それではひとまずこれにて

どうやら川原龍輝(男子五番)が相葉優人(男子一番)の弁当のから揚げを無断で食べたらしく、優人が怒りの声を上げていた。
その様子を見て、雨宮悠希(男子三番)と内藤恒祐(男子十二番)と望月卓也(男子十七番)が机や手を叩きながら大笑いし、控えめな性格の田中顕昌(男子十一番)はおろおろとして止めようとしているがどうにもできず、集団のリーダー格である春川英隆(男子十四番)は苦笑いを浮かべて優人を慰め、日比野迅(男子十五番)は呆れ顔で龍輝を窘めていた。
クラスの中心で盛り上がるお気楽な集団。
たかがから揚げ一つでそこまで騒げるなんて、なんてお気楽でなんて幸せなの。

前方で騒いでいるのは、医療方面に特に大きな力を持つ城ヶ崎グループの跡取だという超が付くお坊ちゃんの城ヶ崎麗(男子十番)を取り巻く一団だ。
豪華な弁当を前に騒いでいるのは、麗の取り巻きたちの中の庶民幼馴染トリオの鳴神もみじ(女子十二番)・木戸健太(男子六番)・朝比奈紗羅(女子一番)だ。

「ちょっと、食事中に騒がしいですよ、埃が立つでしょう!
 これだから庶民は…っ!」

「君の声も大概騒がしいよ、高須」

「もー瑠衣斗くん、撫子に喧嘩売るのやめて。
 ご飯は楽しく食べないと」

「咲良さんの言う通りです…」

騒ぐ3人を咎めたのは黙っていれば大和撫子という言葉が相応しい出で立ちなのだが非常に気の強い高須撫子(女子十番)。
その撫子に静かに意見した真壁瑠衣斗(男子十六番)は中等部からの入学以来ずっと学年首席の座を守り続けている天才だ。
2人を宥める上野原咲良(女子二番)と池ノ坊奨(男子四番)は幼い頃からずっと麗に付き従ってきており、まるで麗の家来のように見える。

そのどちらにも当てはまらない水田早稀(女子十七番)は、体育館の壁にへばりつき、普段から人気のない体育館裏をそっと覗いていた。
その視線の先には女の子が1人で立っている。
別のクラスの、早稀の友達だ。

早稀はそわそわする気持ちを押さえようと、ポケットに手を突っ込んでペロペロキャンディーを取り出し、片手で器用に包みを開けると口に入れた。
口の中に甘い苺の味が広がる。
昔から通い続けている鳴神もみじ(女子十二番)の祖母が開いている駄菓子屋で買い物をした時に、厚意で貰ったおまけのキャンディーだ。

「おやおやおや、そこにいるのは早稀じゃないかい?」

突如名前を呼ばれ、早稀はびくっと肩を震わせて振り返った。
そこにはお団子頭と縁無しの眼鏡の奥にある吊り上がった瞳、えんじ色の正直ダサいとしか言えない指定ジャージにスカート——そんな恰好をしている知り合いは、早稀には1人しか心当たりがない。
早稀は相手の口を手で覆った。

「しーっ!
 今覗き見してんだから静かにして、葉瑠っ」

クラスメイトの小石川葉瑠(女子五番)は眉を顰め、先程までの早稀と同じように体育館裏を覗き込んだ。

「ありゃ、あれはC組の成田さん?
 何だい早稀ちー、いつから女の子をつけ回す趣味が?」

「違うって、黙んなきゃ殴るよ?」

「おっと勘弁してよ、黙るからさァ」

葉瑠は声のトーンを落としたものの、一向に黙る様子はない。
早稀はクラスの中ではやや浮いているギャルグループの一員だが、その中では最も交友関係が広い。
一方葉瑠は女子主流派グループの1人で、クラスの女子の中で最も個性的なのだが、独特の親しみやすい話し口調は早稀も気に入っており、グループの垣根を越えて気軽に話のできる相手の1人だ。

「成田ちゃん、今日告るんだってさ、陰ながら応援してんの」

「へぇ…でもこんな試験前に告ることなくない?」

「ま、そうなんだけどねー…あ、来た来たっ」

相手の男子生徒が来た。
B組の、適度に顔が整った運動神経は抜群の人で陸上部の高跳び選手をしていると聞いたことがある。
早稀とは初等部の頃に2回程同じクラスになったことのある人だ。
早稀の後ろから葉瑠も顔をそっと覗かせた。
告白シーンなんて滅多に見れるものではないので、葉瑠も興味津津なのだろう。

好みは人それぞれとはいえ、大抵なら早稀たちの所属する3年A組でイケメンが誰かを挙げるなら、その人気たるや中等部に留まらない城ヶ崎麗(男子十番)と春川英隆(男子十四番)だと思うのだが。
何せ彼らは顔立ちは良いし(麗はどこか外国人を感じさせる顔立ちで、英隆は中性的な顔立ちをしている)、所属する部活では部長を務め、将来は恐らく大東亜の経済を牽引していく立場になるであろう特殊な人種だ。
もし結婚できるとしたら、それは所謂“玉の輿”というやつになるだろう。

「え、一押し?
 そんなの、裕一郎くんに決まってんじゃん!」

「…ユウ?意外なのきたね」

ユウこと原裕一郎(男子十三番)は、お世辞にも目立つタイプではない。
無愛想でぶっきらぼうで、いつも部活仲間の横山圭(男子十八番)と口喧嘩をしては彼らとつるんでいる宍貝雄大(男子八番)に止められている。

大きく息を吸い込み肺を新鮮な空気で満たしながら大きく伸びをした望月卓也(男子十七番)は、感動の言葉と共に両足で何度もジャンプをした。
その隣では親友の1人である春川英隆(男子十四番)が苦笑しながらも、同じように大きく伸びをしてから軽く身体を捻ってストレッチをしていた。

卓也たちが今いる場所は、高速道路のサービスエリアだ。
私立帝東学院は大東亜共和国有数の名門校だが、その評判を定着させた所以は富裕層の親が金を積めば入ることのできる学校というわけではなく、頭脳や才能がある者には積極的に奨学金を出したりその他にも支援制度が充実していることにより、たとえ家がそこまで裕福でなくとも入学することができる門の広さにあるだろう。
一般家庭で子どもを通学させている親が金銭面でできるだけ苦労しないようにという配慮がなされているので、学校行事でも有名私立だからといって高級感があるわけではなく、内容は一般の公立中学と大差ない。
修学旅行も、普通の4列シートのバスにクラス毎に分かれて乗車して京都を目指し、普通の旅館に宿泊しながら観光や学習を行うという予定になっている。
今朝は早い時間に学校に集合してバスに乗車し、ひたすら西に向けて走ってきたが、時計が午後0時を回ったところで昼休憩のためにサービスエリアに入ったのだ。

「昼飯何にしよっかなー、ラーメンとかないかな!」

明るい茶色に染めた髪と間から覗く耳に開けられた両耳計4個のピアス、ロザリオと左中指のごつごつとしたシルバーリング、カッターシャツの前は全て開けて中に着込んだ赤いTシャツを見せ、学校指定のブラウン系のチェック柄のズボンは膝下まで捲り上げるという、お坊ちゃんからは程遠い出で立ちをした内藤恒祐(男子十二番)が卓也と英隆を追ってバスから降りてきて、辺りを見回した。

「フードコートがあるって先生言ってたから、中にあるんじゃない?
 俺うどんとか食べたいな、あるかな」

恒祐の後ろを追ってきたのは、田中顕昌(男子十一番)。
派手な恒祐といつも一緒にいるとは信じがたい程に大人しい容姿と控えめな性格で、細く垂れた小さな目はとても優しく見る者をほっとさせる。

「あるんじゃないの、定番だしさ。
 俺も天ぷらうどんとか食べたいなぁ」

「なあ恒ちゃんよ、あそこにご当地ラーメンって書いてね?
 せっかくだしアレ食おうぜ!」

更に雨宮悠希(男子三番)と川原龍輝(男子五番)が降りてきた。
悠希は非常に爽やかで声や表情だけでなく性格も優しい上に文武両道なのだが、少々ナルシストな面がある。
しかし、それが憎めないどころか好感が持ててしまうのは、悠希のナルシスト発言をいつも龍輝が面白おかしく茶化すからかもしれない。

弱々しい声を吐いているのは、相葉優人(男子一番)。
いつもはへらへらとした笑顔を浮かべている優人だが、今はその顔は青ざめている。
青縁眼鏡に青白い顔だなんて青々しているな——などと卓也は一瞬思ったのだが、本人はバス酔いでふらふらしているので笑うのは失礼だろう。

そんな優人を気遣っている日比野迅(男子十五番)も顔色が悪い。
優人は元々乗り物酔いしやすい体質なのだが、迅はバスの中でずっと観光用の雑誌を見ていたせいで酔ったのだろう。

赤みがかった茶髪のボブヘアとブラウスの袖から覗くごついブレスレット、そして吊り上がり気味の勝気さが満ちた瞳——まだ修学旅行の行きしなだというのに既に土産物のまんじゅうの箱を手に取っていた朝比奈紗羅(女子一番)だ。
身長は150cmにも満たない小柄な体格だが、その身の軽さもあってか新体操部のエースの座に君臨する、ややきつい性格をしているが気軽に話せる女の子だ。

「迅と優人がバス酔いしたから、食えそうなモン探しに来たんだよ。
 そっちこそ、土産はまだ早いっしょー」

「いーのぉ。
 せっかくだから、普段食べないこういうのみんなでバスで食べようってなったの」

卓也のツッコミに対したのは、猫っ毛の短めの髪の一部を赤いの飾りのついた髪留めで留めた髪型が愛らしい、いつも眠たそうにしている鳴神もみじ(女子十二番)。

「だからって甘ったるいのばっか食えねぇよ、もっと小さい箱にしろよな!」

もみじが手にしていた大きな箱を後ろから取り上げたのは木戸健太(男子六番)。
男子の中で最も小さいが熱気が身体から噴き出さんばかりの熱血家で努力家の少年漫画の主人公になれるタイプの性格で、卓也とはテニス部でダブルスを組んでいる仲の良い相棒だ。
紗羅ともみじと健太は幼馴染トリオで全員が中等部から帝東学院に入学して非常に仲が良いので、3人をまとめて“庶民トリオ”と陰で呼ぶ者もいる。
小柄な3人がじゃれあう姿は、小動物を見ているようで微笑ましい。

「バス酔いって大丈夫なの?
 あ、飴とか舐めたらいいって聞いたことあるんだけど…どうかしら、瑠衣斗くん」

「あ、確か相葉も日比野も席が後ろの方だったね。
 前の方が揺れがマシらしいから、席替ってもらえば?
 望月たちから離れて、静かに寝てしまうのが1番じゃない?」

それぞれ手に地域限定のお菓子を持った上野原咲良(女子二番)と真壁瑠衣斗(男子十六番)が、バス酔い対策を話し合ってくれていた。
咲良は類い稀なる愛らしい容姿と誰にでも優しい性格で異性人気が非常に高い帝東学院のマドンナ的存在だ。
ここに入る前にちらっと姿が見えた時には、同じサービスエリアに居合わせた他の学校の修学旅行生に声を掛けられていたが、咲良の隣にいた強面で大柄の池ノ坊奨(男子四番)にじろっと一瞥されて彼らはそそくさと逃げて行ってしまっていた。
まるで奨は咲良のボディーガードのようだった(実際は幼馴染らしいのだが)。
本当なら恋人の健太が護ってやるべきだと思うのだが、小さな健太が睨みをきかせてもあまり効果はなかったようだ、お気の毒に。

麗に群がる女子たちの間に割って入り麗の腕を引っ張ってその中から救い出したのは、麗を取り巻くグループの最後の1人、高須撫子(女子十番)だ。
麗に群がっていた女子たちが非難の声を上げるが、撫子に勝ち誇った笑顔を向けられると萎縮し、そのままどこかに行ってしまった。
撫子は華道の家元を祖母に持つお嬢様で、艶やかな長い黒髪に上品な言葉遣いと物腰、狐のように吊り上がった目元にキツさを感じるが“大和撫子”と呼ぶに相応しい咲良とは違うタイプの容姿に恵まれた女の子なのだが、恐らくこのクラスで最も家柄に対する偏見が酷い。
中等部から入学した人間に対して、普通に“庶民”という言葉を遣い見下している。
それはいつも行動を共にする健太・瑠衣斗・紗羅・もみじも例外ではなく、特に紗羅との折り合いが悪いように見受けられる。

「お前ら、買うモン決めたか?
 とっとと買って、あっちにある喫茶店にでも入ろうぜ」

麗は髪を掻き上げながら仲間の元に戻ってきた。
クラス1の家柄で育った麗には、外の屋台やフードコートでご飯を食べるということは考えられないらしく、競合店がないからか値が張っているサービスエリアの喫茶店に入ることを当然のように提案していた。
健太たちの財布には少しきついのではないのだろうか、何となくそう感じたが、健太たち“庶民”も異議を唱えることはなくそれぞれ土産物の会計に向かったので、卓也と英隆は麗たちとは別れて胃に優しい物を再び探し始めた。

結局梅干しおにぎりを2つと自分たちの昼食を買ってから売店を出た。
ふとフードコートに目を遣ると、奥の方では恒祐たちが騒いでいたのだが、手前側にも見慣れた顔があった。
先に気付いたらしい英隆が、既にそちらの方に向かっていた。

「あ、ハルカワー!!」

最初に英隆に気付いて大声を上げたのは、クラス1小柄で小学生のように幼い広瀬邑子(女子十五番)、英隆の幼馴染だ。
その手元にはたこ焼きが置かれている。

「へー、たこ焼き売ってるんだ、おいしそうじゃん、邑ちゃん」

「じゃあ1つおすそわけ、どーぞ!」

邑子は持っていた箸でたこ焼きを1つ持ち、英隆の方にやった。
それは所謂“あーん”なのだが、英隆もさして気にも留めない様子で差し出されたたこ焼きを口に入れ、美味しさに顔を綻ばせた。
それを見ていた小石川葉瑠(女子五番)と平野南海(女子十四番)と山本真子(女子十九番)がにやにやしながら「おおー」と声を上げた。

「相変わらず仲が良いのね、2人は」

「邑子そういうのやめなよね、周りから誤解されるよ?」

くつくつと蓮井未久(女子十三番)が笑い、その隣で阪本遼子(女子八番)が頬杖をつきながら呆れた表情を浮かべていた。

「阪本さんも、圭にやってあげたら?」

英隆が意地悪く言うと、遼子は顔を真っ赤にした。

「はぁ!? 意味わかんない、何であたしが横山にそんなことしなきゃいけないの。
 熱いおでんなら突っ込んでやっても良いけどさ」

「どっかのお笑いタレントか!」

遼子の後ろでツッコミを入れたのは、遼子の相手役に挙げられた横山圭(男子十八番)、遼子とは9年連続同じクラスの腐れ縁だという。
9年連続クラスメイトということもあり、2人は言い争いを続けているのだが、それは息がぴったりの夫婦漫才のようにしか見えず周りはそれを見て笑っている。

「横山テメェ水汲んだら戻ってこいよ」

「そんなの両手に持って喧嘩して、零しても知らないぞ」

離れた場所から圭を呼んでいるのは、いつも圭と一緒にいる原裕一郎(男子十三番)と宍貝雄大(男子八番)だ。
特に裕一郎は圭とはサッカー部で同じポジションを争ったライバル同士ということもあってか日頃から口喧嘩が絶えず、今も圭を睨みつけている。
それでも一緒にいるというのは、雄大がいつも間に入って仲裁してくれるということもあるだろうが、何か通じるものをお互い感じているのだろう。

早く優人と迅のところに戻らなければいけないと思い、背中に遼子と圭の声を浴びながら卓也と英隆は外に出た。
優人と迅のいるベンチには先客がいた。

「…顔色悪っ」

「バス酔いかぁ、お気の毒ねぇ」

「あ、カリカリ梅ならあるよ、これ食べたらすっきりしないかな、迅!」

財前永佳(女子六番)、湯浅季莉(女子二十番)、水田早稀(女子十七番)のギャルグループの面々だった。
永佳は卓也の顔を見ると、ふいっと顔を背けた。
永佳とは彼氏彼女の関係なのだが、永佳は人前では絶対に卓也に寄り付かない。
卓也の周りはそれを変だと言うが、人前で寄り付かないのも悪態付くのも全て永佳の照れ隠しなのだ。
季莉と早稀も永佳のそんな性格をわかっているので、永佳と卓也を交互に見て苦笑を浮かべるだけで、せっつくような真似はしなかった。
ちなみに英隆は永佳とも幼馴染なのだが、永佳は邑子のように英隆に対して親しげに話しかけたりはしないし、英隆もそれに対しては何も言わず、どこか余所余所しい。

青白い顔をしている迅の彼女である早稀は、リュックからカリカリ梅を取り出した。
早稀は無類のお菓子好きで、初等部の頃に遠足で“お菓子は300円まで”と決められた中でも大量のお菓子を持ってきた上に、教師に注意されると真顔で『飴は喉が痛くなった時に痛みをマシにするためのお薬だし、ガムとかグミは噛む力を鍛えるものだし、バナナは果物だし、ビスケットは動物にあげるエサだから、お菓子じゃないです』と言い放ったつわものだ。

この場にいない永佳たちの仲間である星崎かれん(女子十六番)は非常に大人びた容姿と性格をしており、同い年の人間との付き合いにはあまり関心がないらしい。
援助交際をしているという噂が立っており、交友関係を広げることが得意な卓也ですら少し敬遠してしまっているクラスメイトの1人だ。

卓也は購入したばかりの鮭おにぎりを頬張りながら、周りを見回した。
まだ5月末で冷たい物を食べるには時期が早い気がするが、ソフトクリームを売っている屋台の前には、荻野千世(女子三番)・佐伯華那(女子七番)・鷹城雪美(女子九番)・室町古都美(女子十八番)といった文化系女子グループの面々がいた。
確かに“濃厚ミルクソフトクリーム”と書かれれば食べたくなる気持ちはわかる。
卓也の傍でも、早稀が物欲しそうに屋台を見ている。

視線に気付いた雪美がこちらを見て怪訝そうな表情を浮かべたので卓也は慌てて視線を逸らし、反対側に顔を向けた。
目に入ってきたのは、芥川雅哉(男子二番)と奈良橋智子(女子十一番)という世にも奇妙な組み合わせだ。

前方を見ると、錬、堅物の榊原賢吾(男子七番)、委員長の芳野利央(男子十九番)といった普段から寡黙なトリオも眠っているし、先程何事かを話していた雅哉と智子それぞれの隣に座る林崎洋海(男子二十番)と如月梨杏(女子四番)も窓に身体を預けて眠っていた。
そう、誰も彼もが眠りに落ちていたのだ。
いくら食後とはいえ、あまりにも不自然ではないだろうか。
かく言う卓也も、頭が重く今にも倒れてしまいそうだ。

不意にどさっという音が聞こえ、卓也は今にも閉じてしまいそうな目を精一杯開いて、音の根源を探した。
それはすぐにわかった——恒祐が座席から落ちて通路に倒れた音だった。
普通なら驚いて目を覚ますはずなのだが、恒祐は目覚める気配がない。

季莉は友人の水田早稀(女子十七番)の名前を呼んでみた。
フードがついている服を着ている人間で最初に思い浮かんだのが全体はカーキ色でそこに白黒のストライプ模様のフードが付いたパーカーをいつも着ている早稀だったこともあるが、早稀が前にいるのなら、それは教室での席順と同じ可能性が高いからだ。

前にいる人物は何も答えないので、今度は後ろや左側に手を伸ばしてみたが空を掴んだだけに終わった。
季莉の席は最後列で窓側から2列目、ただし窓際の列は机が1つ少ないので季莉の左隣には誰も座っていなかった——つまり、やはりこれは教室での席順と同じ並び方なのではないだろうか。
そうであれば、右隣にはクラス1大きな体を持つ無愛想な林崎洋海(男子二十番)がいるのだろうし、右斜め前には副委員長の奈良橋智子(女子十一番)が、左斜め前には銀髪赤メッシュという、パーマをかけた明るい金髪をツインテールにしている季莉と同レベルで派手な頭をしているサボリ魔の芥川雅哉(男子二番)がいるはずだ。
とにかく、こう暗くては確認することも困難なのだけれど。

「ねえ、早稀…早稀ってば」

洋海とは会話をしたことはないし、智子はたまにからかったり嫌がらせをしてやったりしたこともある仲だし、雅哉は女子相手にヘラヘラしているところがあまり好きではないので、声を掛けるならやはり前にいるであろう早稀しかいなかった。
お互い一時は問題児扱いされていた者同士ということもあって仲良くなったのだけれど、お互い落ち着いた今では様々なことに対して同じテンションではしゃぐことができる1番の親友だ。


「…その声は…湯浅か?」


低すぎずどこか色気を感じてしまう声に名を呼ばれ、季莉は顔を前に向けた(やはり暗くてよく見えないのだけれど)。
大いに聞き覚えのある声に、少しだけ安堵した。

「うん、あたし。
 アンタは…城ヶ崎だよね?」

季莉の祖父は大東亜を代表する自動車会社を経営しているため家は裕福で、季莉はこのクラスではトップクラスのお嬢様なのだが、季莉の家も恐らく足元にも及ばないであろう家に生まれ育ったクラス1、いや学校1のお坊ちゃんである城ヶ崎麗(男子十番)は季莉の質問に対し「ああ」と答えて肯定した。
顔は見えないけれど、きっと「俺に決まってるだろうが」と言いたげな自信に満ち満ちた表情を浮かべていることだろう。

「他に起きてるヤツは?」

麗は先程より大きな声を出したが、返事はなかった。
どうやら季莉と麗以外はまだ眠りに落ちたままのようだ。

「これは修学旅行の一環…ではなさそうだよな。
 いつもの教室でもないようだし。
 湯浅、他に何かわかっていることは?」

「えー…あ、多分今の席の並びは、普段と一緒だと思う。
 あたしの左と後ろには誰もいないし、前は多分早稀だし」

「ふーん、成程。
 おい、咲良、咲良!」

麗は季莉から情報を受けるとすぐに上野原咲良(女子二番)を呼んだ。
咲良は麗とは幼馴染であり、家柄の話をすると昔は主君と家臣の関係だったという話を聞いたことがある。
麗の左隣の席であることもあり、咲良を起こしに掛かったのだろう。
間もなく寝ぼけたほわほわとした声で「麗くん…?」と呼ぶ咲良の声が聞こえた。

「咲良、ここは教室で席の並びは普段と同じらしい、周りの奴を起こせ。
 電気のスイッチはどこだろうな…紗羅、芳野!!」

麗は今度は廊下側の最前列の席である朝比奈紗羅(女子一番)と芳野利央(男子十九番)を呼んだ。
紗羅も麗の取り巻きの1人であり、季莉とは波長が合うので仲が良い。
利央は学級委員長で、寡黙ではあるが文武両道である点を麗は認めているらしく、自身のライバルだと公言している。

そして改めて周りを見渡すと、周りにいる雅哉や洋海や智子だけでなく、早稀の前の席に座る小石川葉瑠(女子五番)と話をしている横山圭(男子十八番)と阪本遼子(女子八番)にも(葉瑠はいつも何故か学校指定ジャージを着用しており、ジャージのファスナーを上まであげているので首は全く見えず確認できなかった)、洋海の隣で大騒ぎしている川原龍輝(男子五番)や龍輝と同じく騒いでいる内藤恒祐(男子十二番)にも、全く同じ首輪が付いていた。
そして、季莉は教室の前方に目を遣る。
最前列で1人おろおろと不安げに辺りを見回している松栄錬(男子九番)——親が決めた季莉の許嫁であり、現に現在付き合っている季莉の彼氏だ——の首にも、その首輪はいやらしく存在を主張していた。

早稀の声に、それぞれが首輪の存在に気付き、一様に不安な表情を浮かべ、今までより一層騒ぎ出した。

後ろの扉には、麗を取り巻く面々の中でも群を抜いて麗を慕っている鳴神もみじ(女子十二番)がおり、何とかして開けようとしていたようだがそれは叶わなかった。

「会長会長っ、窓も同じようになってるよ」

廊下側の席に座る春川英隆(男子十四番)が後ろの席の日比野迅(男子十五番)と共に窓を開けようとしたようだが、それもできなかったようだ。

つまり、自分たちはこの部屋に閉じ込められている。

教室内を不安な空気が満たしていく。
季莉自身も言いようのない不安が徐々に膨らんでおり、手が震えるのを押さえて必死に隠していた。

「…意味わかんない、ムカつく」

不機嫌さを前面に押し出した声を上げたのは、廊下側の席の最後尾、季莉や早稀の仲間の星崎かれん(女子十六番)だった。
明るい茶色に染まった髪を手櫛で掻き上げると、立ち上がって自分の座っていた椅子を掴み、振り上げた。
前の席の宍貝雄大(男子八番)や迅がぎょっとした表情を浮かべ、慌てて自分の席を放棄して窓から離れると同時に、かれんは椅子を窓に向けて振り回した。

季莉の左斜め前、窓際の列の一番後に座る雅哉とその前に座る高須撫子(女子十番)が声を上げた。
確かに、雅哉と撫子の間の窓は開いているのだが、撫子は本来何もないはずの場所をコンコンと叩いている。
その高音から察するに、金属製の板が張られているようだ。

つまり、季莉たちは、完全に閉じ込められてしまっているということだ。

「麗サマ、俺見たんだけどさ!」

麗とは部活仲間であり、季莉の友人の1人である財前永佳(女子六番)と現在付き合っている望月卓也(男子十七番)が声を上げた。

「その、みんながバスの中で眠っちゃってて…俺多分最後まで起きてたんだけどさ。
 塚村センセ、ガスマスクみたいなのしてたんだ!
 つまり、俺ら眠らされて閉じ込められてる…ってことだよな?
 …なんか……ヤバくね……?」

「い…意味わかんない…!!
 何なの、何なのよ、もうッ!!」

女子の中で圧倒的な運動能力を誇る元気印、平野南海(女子十四番)が悲鳴のような声で叫ぶのを皮切りに、再び教室内はざわめき始めた。

周りのクラスメイトたちが息を呑むのが空気で伝わってくる中、城ヶ崎麗(男子十番)は小さく溜息を吐いた。
修学旅行に行く途中に睡眠ガスで眠らされ、謎の首輪を付けられて見知らぬ教室に閉じ込められた現状——麗は1つの大きな可能性としてプログラムを予見していた。
その考えをクラス全員の前で披露するわけにはいかなかったので(プログラムかも、だなんて死刑宣告のようなものだ、言えるはずがないだろう?)、真壁瑠衣斗(男子十六番)や芳野利央(男子十九番)に話したところ2人は大きく動揺していたが(瑠衣斗の驚いた顔や、利央の慌てた声——あまりにレアなものを目にしたので、こんな状況じゃなければ笑っていただろう)、2人共心のどこかに「もしかしたらそうではないか」という考えを持っていたらしかった。

戦闘実験、通称“プログラム”。
小学4年生の社会の教科書に登場するし、国語辞典の“プログラム”という項目にも載っているし、ローカルニュースでも年に数回その話題が出るので、大東亜共和国に住む者なら知らない人などいない。
全国の中学校から任意に選出した3年生の学級内で生徒同士を戦わせ、生き残った1人のみが、家に帰ることができる、わが大東亜共和国専守防衛陸軍が防衛上の必要から行っている戦闘シミュレーション。
それが、戦闘実験第六十八番プログラムだ。

しかし、教壇に立つ男は、“戦闘実験第七十二番”と告げた。
麗が知っているプログラムとは違うものなのだろうか。
例えば戦闘実験だからさすがに戦闘はするだろうが命懸けではないとか——いや、あの男は『殺し合いをしてもらう』と言っていたのでそれはないか。

「あ、そういえば自己紹介してなかったっけなぁ。
 俺、今日からみんなの担任の先生になったんよ。
 気軽に、“ライド先生”って呼んでくれてええからな?」

男はライドと名乗り、妖艶という言葉が似合いそうな笑みを浮かべた。
中性的でどこか大東亜人離れした目鼻立ちとそれに似合う肩よりも下まで伸ばされた髪は、こんな状況でなければ女子は見惚れてしまうのではないだろうか。
ややのんびりとした関西弁は、中等部に入るまでは関西の小学校にいたというクラスで唯一関西弁を話す荻野千世(女子三番)にどこか似ていた。

「それから、右からシンちゃん、エッちゃん、アッキー。
 みんな俺の仲間やねん、まあ立場的には俺の助手みたいな?」

「ライド、紹介の時はあだ名で呼ばんといて、空気台無しやん。
 俺はエツヤ、あっちがシンでこっちがアキヒロ」

“エッちゃん”と呼ばれたライドの隣にいたエツヤが改めて紹介した。
こちらも整った顔立ちをしているが、髪には羽根を模したようなアクセサリーを付けていたり厚底の靴を履いていたり、何より他の3人が黒を基調とした服装だというのに1人だけ赤を基調とした派手な服を着ているので最も目立っている。
ライドにツッコミを入れたあたり、根は真面目なのかもしれない。

その隣にいるシンと紹介された男は4人の中では最も背が高い(とは言っても、目算で瑠衣斗と同じくらいなのではないだろうか。身長170cmの瑠衣斗はこのクラス内では平均的な身長なので、シンも周りが低いから高く見えるだけのようだ)。
猫のような口許と目は幼さを感じさせるが、薄く髭を生やしているので他の面々と同年代だろうということは見て取れる。
咥え煙草をしているのだが、今は火を点けていない。

麗から見て真ん前に立つアキヒロと呼ばれた男はライド程ではないが小柄で線も細く、一見掴み掛かれば勝てるのではないかと思わせる。
しかし、眉ひとつ動かさずに吊り上がり気味の目で教室を見回すその様子から、他の3人同様に只者ではないというオーラを感じる。

「すみません、“担任”というのはどういう意味ですか?
 私たちの担任は塚村先生のはずですが」

麗の2つ右隣の席の如月梨杏(女子四番)が手を挙げつつ質問をした。
銀縁の眼鏡と赤いカチューシャで飾っただけの漆黒のストレートヘアにきっちりと着こなされた制服からその几帳面さが見て取れる梨杏は、非常に成績優秀であるがそれ故に周りの人間を見下した態度を取っており、梨杏に一歩届かない麗もその対象であるために梨杏のことはあまり好きではない。
もっとも、このような状況で普段の授業中に教師に質問するのと変わらない様子で発言をする度胸は、感服せざるを得ない。

「あー、塚村先生?
 先生は話したら快諾してくれて、みんなを見送って家に帰ったと思うけど?
 『生徒たちをよろしくお願いします』ってお願いされたなぁ。
 いやー、生徒思いの良い先生やね」

塚村景子教諭を思い浮かべ、麗は再び溜息を吐いた。
生徒同士が殺し合わなければならないというプログラムに自分の担当する生徒が選ばれて、そんな薄情なことが言えるものなのか。
もちろん、彼女には彼女の家族がいて生活があるのだから国に逆らってでも反対しろとは言えないが(この大東亜共和国という国は、逆らう者は一般市民であろうが射[ピーーー]ることも珍しくないのだ。所詮赤の他人である生徒のために命を落とせ、などとは流石に言えない)、もう少し何か言ってくれてもいいのではないだろうか。

「あ…あの…っ!!」

梨杏の隣、今度はクラス内で2番目に小柄な山本真子(女子十九番)が声を上げた。
左側のサイドポニーが小刻みに揺れているのが麗からも確認できる程に真子はガタガタと身体を震わせており、いつもの明るさは見る影もない。

瑠衣斗の前にいる朝比奈紗羅(女子一番)は眼前にいるシンを睨み付けており、強気な紗羅らしいと思ったが、その胸の内は不安で一杯なのだろう。
真子の後ろの席に座る木戸健太(男子六番)も紗羅と同じようにシンを睨み、紗羅以上に怒りの感情を露わにしていた。
その後ろにいる鳴神もみじ(女子十二番)は幼い頃からの付き合いである紗羅や健太とは違い怯えの表情を浮かべていたが、麗と目が合うと無理矢理作った笑顔を浮かべて「大丈夫だよ」と口パクで伝えてきた。
視線を左側に移す。
池ノ坊奨(男子四番)は麗より前にいてその表情が確認できないが、心優しい奨のことだ、胸を痛めているだろう。
左後方にいる高須撫子(女子十番)の方を見ると、撫子はライドをじっと見ていたので必然的に麗と目が合い、端正な顔を悲しげに歪めた後麗から視線を逸らした。
そして、左隣の上野原咲良(女子二番)は俯いており、長い髪でその横顔の大半は隠され表情は確認できなかった。

田中顕昌(男子十一番)の突然すぎる死に、教室内にはいくつもの悲鳴が重なり合って響き、黒板の前に並ぶ政府の人間たちから少しでも離れようと自分の席を放棄して教室の後ろ側にクラスメイトの大半は逃げて恐怖に顔を引き攣らせている。
木戸健太(男子六番)も自分の後ろの席に座る幼馴染の鳴神もみじ(女子十二番)の手を引きながら後方に下がり、同じように朝比奈紗羅(女子一番)を連れてきた真壁瑠衣斗(男子十六番)と共にもみじと紗羅を隠すように立ち、ライド(担当教官)たちを睨みつけた。

中には、動かないまたは動けない者たちもいた。
友人が射殺される瞬間を間近で見てしまった平野南海(女子十四番)や雨宮悠希(男子三番)は腰を抜かしてしまい、その場にへたり込んでしまっていた。
アキヒロ(軍人)が放った銃弾のうちの1つが自らの机に着弾した鷹城雪美(女子九番)は座ったままじっと穴の開いた机を見つめており、隣の席の榊原賢吾(男子七番)の声にも無反応だった。

そして、健太たちをいつも引っ張っているリーダーの城ヶ崎麗(男子十番)。
麗の幼馴染であり、健太の彼女である上野原咲良(女子二番)を護るように抱き締めながら、ライドたちの動きをじっと見て警戒心を露わにしている。
近くの席の池ノ坊奨(男子四番)と高須撫子(女子十番)も2人の傍に寄り添い、やはりライドたちの動きを警戒しているようだった。

最初は左にいる水田早稀(女子十六番)を見たのかとも思ったが、どうやらその隣にいる芥川雅哉(男子二番)を見ていたようだった。
というのも、発言している智子の様子を頬杖を付きながら見ていた雅哉が智子の視線を感じたらしく、僅かに口角を上げたのが健太からは見えたので。
優等生の智子と、サボリ魔の雅哉——あまりにも不釣り合いな組み合わせなのだが、健太が知らないだけで何か関係があるのだろうか。

「どうしても…やらないといけないんですね…?」

右側から聞こえてきた春川英隆(男子十四番)の声に、健太は我に返った。
いつの間にか挙手をして当てられていた英隆の絞り出すような声に胸が傷んだ。

朝比奈紗羅(女子一番)は、不機嫌さを表情に出して歩いていた。
修学旅行に行くはずだったのに、連れて来られたのは観光地ではなく小さな島で、しかも殺し合いをしろと強要された。
どうしてこんな目に遭わなければいけないのか。

プログラム本部である小中学校を出ると、木々が覆い茂りその枝に括りつけられている電球が申し訳程度に足元を照らしていた。
一応人が通れるように木々の間は開いているのだが、長い年月をかけて幾人もの人がそこを踏むことによっていつしかできた道のようで舗装は全くされておらず、都会育ちの紗羅は歩きにくさに眉を顰めた。
これだけ鬱蒼としているということは、昼間には虫が多く出そうだ、そんなの絶対に耐えられない、気色悪いったらない。

「とりあえず腰を下ろすか」

前を歩いていた城ヶ崎麗(男子十番)の声が耳に入り、紗羅は視線を地面から前に向けた。
麗の強気な笑みを見ると、心が少し落ち着く。
麗ならこの状況を何とかしてくれるのではないか、そんな気にさせるのだ。

人が踏み慣らして出来た道を外れて木々の間に入っていくと、少しだけ広いスペース(といっても、5・6人が円になって座るのがやっとくらいの広さだけれど)があった。
麗は自分のスポーツバッグを地面に置いてその上に腰を下ろした。
地べたに座るのは、彼の育ちの良さが許さなかったのだろう。

その隣に鳴神もみじ(女子十二番)がちょこんと座り、麗の向かいには木戸健太(男子六番)がどさっと腰を下ろし片膝を立てた座り方をした。
紗羅も2人に倣って荷物を置いて座った。

「とりあえず…だ。
 誰がリーダーなのか確認しとかねーとな」

麗は紗羅たちの顔を順番に見た。
確かに、リーダーが誰なのかということは非常に重要な問題だ。
リーダーが殺されると他のメンバーの首輪は自動的に爆発するというルールがあるのだから、誰が全員の命を握っているかということを知っておかなければ動くに動けない——ハッ、誰かに殺される?馬鹿みたい、ありえないでしょ。
しかし、紗羅の耳にはアキヒロ(軍人)の放った言葉がしっかりと残っている。
“殺らなきゃ、殺られるよ?”
実際、これまで何年も行われてきたプログラムの中で、誰も殺し合わずにタイムオーバーになった例はほとんどなかったという——つまり、ありえないと思っていても、誰かに殺されそうになることがあるかもしれないし、逆に誰かを死に至らしめるかもしれないということなのだ。
ぞっとする。
離れていたものの、ルール説明中に反抗した田中顕昌(男子十一番)が撃たれる様を紗羅は見てしまった。
弾かれるように頭を仰け反らせ、そのまま後ろの席の広瀬邑子(女子十五番)の机に一度倒れ込むような形でぶつかり、そして床へと体を沈めていった。
あんな風になるかもしれない。
あんな風にしてしまうかもしれない。
考えただけで吐きそうになる。

「…紗羅…おい、紗羅、大丈夫か?」

健太に肩を揺すられ、紗羅ははっと我に返った。

「あ、うん…大丈夫、ごめん」

大丈夫であるはずがない。
それを健太もわかっているのだろう、それ以上は何も言わなかった。

「ああ、麗ごめん、話逸れちゃったね。
 リーダーが誰かって確認するんだよね?
 ま、このメンツなら普通は麗以外あり得ないと思うんだけどね」

なのだが、田中顕昌(男子十一番)だけはもう音を聞くことができなくなってしまった)の耳にも届いた。

「おー、早速やなぁ」

ライド(担当教官)が楽しそうに声を上げた。
これが笑いごとか、人の命が掛かっているというのに——芳野利央(男子十九番)は眉間に皺を寄せてライドをじっと見ていたが、視線がかち合ってしまい反射的に顔をふいっと背けた。
後ろでは室町古都美(女子十八番)が堪え切れなくなった嗚咽を洩らしていた。
普段から非常に大人しく引っ込み思案な印象のある古都美のことだ、胸の内は恐怖で一杯でどうすればいいのかわからないのだろう。
かく言う利央自身も、どうすればいいのかわからないのだが。

…城ヶ崎。
このタイミングでの銃声は、まずいぞ。

利央は十数分前に城ヶ崎麗(男子十番)が颯爽と出て行った扉を見つめた。

『俺は政府の連中の言うことなんか絶対聞いてやらねぇ』

プログラムのルールに則っての殺し合いをを拒否すると、高らかに宣言した麗。
いつもと変わらない自信に満ちた姿に安心した者も少なくないはずだ。

しかし、この教室を出発したチームは現在僅か2チームのみ。
つまり、先程の銃声に麗たちのチームはほぼ確実に関与していることになる(もう1つのチームが下剋上ルールやリーダーのみが生き残ることができるルールの下仲間割れをしたのなら話は別だが)。

これは、教室に残るクラスメイトたちに不安や疑心植え付ける事態だ。
やる気ではないと宣言した麗たちが襲われるとなると、やはりアキヒロ(軍人)の言う通り“殺らなきゃ殺られる”のかと、せっかく麗がいつも通り振る舞うことでクラスメイトたちの不安を僅かでも払拭したというのに水の泡となってしまう。
逆にこれが麗のチームの発した音であると推測するなら、麗のあの宣言は演技だったのか、ということになり、より一層疑心暗鬼に陥るだろう。
皆の不安を軽減させようと取った行動があの銃声により逆効果になってしまったことに、麗は気付くだろうか。

「なんや、やればできるやん、城ヶ崎も」

エツヤ(軍人)が感心したというような口調でライドに話し掛け(このエツヤの発言は、皆が“麗が戦闘に参加した”と思うように誘導するためのものではないだろうか。そう考えると、エツヤは中々の切れ者なのかもしれない)、麗が出発を遅らせる行為を取り続けたことに対して苛立っていたアキヒロも、口の端が僅かに上がったところを見ると、麗の行動と先程の銃声がもたらした影響に気付いたのだろう。
麗の望まぬ展開に進もうとする現実に、利央は唇を噛みしめた。

今と同じく、その両脇の一歩下がった位置には、当時からずば抜けて大柄な体をしていた池ノ坊奨(男子四番)と、当時からその愛らしさで麗に負けないくらいに有名人だった上野原咲良(女子二番)が控えていた。

「麗くん、人を呼び止める時にその言い方は失礼じゃないかなぁ」

「ん?あ、そうなのか、そっか、悪かったな芳野!
 芳野ってさ、この前のテストで全部満点だったんだって?
 凄いなー、頭良いんだな!」

麗は大して悪びれた様子もなく咲良の忠告を軽く流した後、赤みを帯びた瞳に利央を映して笑顔を輝かせながら、利央の手を取って無理やり握手をしてきた。
何が何だかわからないという表情で麗を見ると、麗はにっと笑みを浮かべた。

「俺決めたんだ、これから俺と芳野はライバルな!
 好敵手って書いてライバルって読んで、さらにともって読むんだって!
 …ってこの前クラスのヤツらが読んでた漫画に書いてあった!」

更に何を言わんとしているのか理解できない利央の様子に気付いた咲良が、麗の後ろから補足の説明を入れてきた。

「あ、えっと、あのね。
 麗くん、置いてあった漫画を見てね、自分にもライバルが欲しいって思ったの。
 でね、芳野くんって何でもできる凄い人でしょ?
 だからね、麗くん、お友達になりたいんだって」

教室では部活仲間の榊原賢吾(男子七番)や、大人しい松栄錬(男子九番)と一緒におり、会話は少ないが2人共大切な友人だと思っている。
それとは別のベクトルで大切な友人である麗。
あの麗が早々に命を落とす姿など想像できないしもちろんしたくもないが、もしかしたらあの銃声によって怪我をしたかもしれない——心配でならなかった。

クラスメイト同士の戦いなんて、間違っている。
これは麗と同意見だ。
麗が戦いを放棄するのなら、自分もそれに倣いたい。
たとえあの銃声によって周りのクラスメイトたちが疑心暗鬼に陥っていたとしても、利央は麗の言葉が揺らがないことを信じる。
慣れ合うことはなくとも相手を認め強さを信じる——好敵手とはそういうものだ。

「お、10分経ったなぁ、じゃあ次7班!
 えー、男子十一番・田中顕昌君!…はアッキーが殺してもたから飛ばして…と。
 男子十九番・芳野利央君!
 女子八番・阪本遼子さん!
 女子十三番・蓮井未久さん!
 Are you ready?」

名前を呼ばれ、利央はライドに視線を向け、更に左に顔を向けて同じく名前を呼ばれた遼子と未久に視線を向けた。
先に動いたのは、身長は145cmと控えめだけれども強気な性格をしている遼子で、舌打ちで明らかに不機嫌であることを表現しながら乱暴な音を立てて立ち上がると、持参していた大きめのボストンバッグを引っ掴んだ。
左後方に座る小石川葉瑠(女子五番)や後ろの横山圭(男子十八番)といった親しくしている友人たちには見向きもせず、大きな足音を立てて前に出て来た。
遼子が自分の脇を通るのを見てから、未久もブラウンに染められたセミロングヘアーを揺らしながら立ち上がった。
穏やかな未久は遼子とは対照的にとても静かで、いつも浮かべている微笑はさすがに影を顰めており、それどころか感情を何一つ持っていないような無表情だった。

数回言葉を交わしたことはあるがあまり知らない2人とのチーム(と言うものの、クラスの女子で親しくしている人は一人もいないので、話したことがあるだけマシなのかもしれない)は不安で仕方がないけれど、文句を言っても何が変わるわけでもないのは木戸健太(男子六番)の言動によって証明済みなのでどうしようもない。

「遼子!!」と、遼子より更に身長が低いチビッ子仲間の広瀬邑子(女子十五番)が叫び立ち上がったが、斜め後ろにいた邑子の幼馴染である財前永佳(女子六番)が腰を浮かせて精一杯手を伸ばして邑子の服を掴み、無理矢理座らせていた。

「ふーん、上等、教えてもらおうじゃ——」

「ごめんなさい、遼子ってば血気盛んで…っ!」

喧嘩腰の遼子の口を未久が手で塞いだ。
もがく遼子をしっかりと抑えながら、未久はアキヒロたちに何度も頭を下げていた。

「まあまあ、エツヤもアッキーも銃下ろしなって。
 蓮井さんも頭上げて、な?」

シン(軍人)がアキヒロたちと遼子たちの間に割って入った。
正直、シンがいなければここまでの犠牲は顕昌1人で済まなかったのではないだろうか——政府に感謝の心を抱くなんてまっぴらごめんなのだが、シンの存在に関してだけ、利央は小指の甘皮のほんの先っちょ分程感謝した。
とにかく、遼子が今この場で顕昌の二の舞になることは避けたい。
利央は遼子と未久の前に立ち、ライドに頭を下げた。

「申し訳ありませんでした。
 出発するので、荷物をください」

「ちょっと芳野…むぐっ」

番目に名前を呼ばれた如月梨杏(女子四番)も同意見だ。
どうして自分がこんな連中と行動を共にしなければならないのか、理解に苦しむ。

そもそも梨杏は3年A組に対して思い入れもなければ親しくする者もいない。
いや、親しくする価値のある人間なんて、このクラスにはほとんどいないのだ。
誰も彼も馬鹿ばかり。
せいぜい認めてやっても良いのは、成績で梨杏の上を行く学年首席の真壁瑠衣斗(男子十六番)・委員長の芳野利央(男子十九番)・副委員長の奈良橋智子(女子十一番)くらいのものだ。
それ以外の人間とは、同じ空間にいるだけでも嫌になる。
梨杏は、馬鹿で愚かな人間が嫌いなのだ。

梨杏は黒いストレートヘアーを指先で弄びながら溜息を吐いた。

「…あのさ如月さん。
 ムカつくからさ、溜息とかやめてくれない?」

「私が何をしようが勝手でしょ。
 …じゃあ言わせてもらうけど、ムカつくので喋らないでくれる?」

「…マジムカつく、一回死んで」

梨杏に文句を言ってきた星崎かれん(女子十六番)は大袈裟な舌打ちをし、不機嫌な表情を浮かべて梨杏から視線を逸らした。

派手さはかれんを凌ぐ、金髪を巻いたツインテールに赤いピアス、赤いブーツに紫のセーターと、色合いからして馬鹿みたいで、耳に入ってくる声は腹立たしい程騒がしく甲高い湯浅季莉(女子二十番)。
髪色はかれんや季莉よりは落ち着いているがそれでも明るい赤みがかった茶色に染め、鼓膜を破りかねないような大声で季莉と騒いでいる、昔は喧嘩ばかりしていたという荒っぽい女、水田早稀(女子十七番)。
そして騒がしくないだけまだマシだが、両耳には頭がイカれているのかと思えるほどに多くのピアスをしており、昔は万引きの常習犯だったという噂もある財前永佳(女子六番)。
かれんは彼女らと行動を共にしているだけでなく、クラス内にいる彼氏と仲良くやっている3人とは異なり、援助交際という淫行に手を染めていると聞いたことがある。
そんな女が仲間だなんて、ありえない。

その隣で膝を抱えているのは内藤恒祐(男子十二番)。
A組男子の中で最も派手で馬鹿丸出しの出で立ちをしている恒祐も、梨杏の嫌う愚かな人間の1人だ。
いつも教室の真ん中でくだらない話をして大騒ぎしており、どこにいても恒祐の声は聞こえてくるのではないかと思えるほど煩い。
非常に軽い男であり気に入った女子に次々と声をかけていることは有名で、梨杏はその全てを知っているわけではないが、朝比奈紗羅(女子一番)や平野南海(女子十四番)といった、頭の軽そうな女子に軽く告白をしては振られているのは、彼女らが話をしていたのを小耳に挟んでいたので知っている。
その軽さから、頭の軽いギャルグループとも比較的親しく、かれんともそれなりに仲良くしていた記憶がある。
今はその騒がしさも軽さもなりを潜めており、顔を膝に埋め、時折嗚咽や鼻を啜る音が聞こえる。
軽い男は嫌いだが、うじうじしているのも見ていて腹が立つ。

「内藤くん。
 いつまでもうじうじ泣くのはやめてくれない?
 こっちまで気が滅入るわ」

「は? その言い方はさすがにないんじゃないの?
 内藤は、田中と仲が良かったんだから」

反論してきたのは恒祐ではなくかれんだった。
馬鹿が馬鹿の擁護?——馬鹿らしい。

ライド(担当教官)にプログラムに対する異議を申し立てて射殺された田中顕昌(男子十一番)——余計なことを言えばああなる可能性はこの国でなら十分あり得る話だというのに、その考えに至らなかった憐れで愚かな男。

林崎洋海(男子二十番)を見上げた。
細身だがクラスで最も背の高い洋海は、手にしていた金属バットを振り下ろした。
恒祐が身を起こすために地面に付けていた右手のすぐ横にそれは振り下ろされ、小石に当たったらしくカァンという高音が響いた。
恒祐はぎこちなく首を動かして金属バットが振り下ろされた先を見、口許をわなわなと震わせていた。

洋海は梨杏とは同じ文芸部に所属する部活仲間だ。
とは言うものの、洋海は挨拶以外では言葉を発しないのではないかと思う程に無口で(このクラスには池ノ坊奨(男子四番)や榊原賢吾(男子七番)や瑠衣斗や利央といった口数の少ない者が多いが、その彼らですら饒舌だと思えてしまう程に洋海の無口さは群を抜

女子一番 赤松啓菜(あかまつ・けいな)

支給武器 はしセット
被害者 なし
加害者 なし
死因 --
最終行動 矢口正悟(男子21番)と共に片瀬ツバサ(転入生)を追いかけたが、鈴木涼磨(男子10番)と共に事切れている姿を見つける。正悟と共に優勝したが……。
友人関係 本城七瀬(女子18番)
所属部 帰宅部
備考 食い意地がはっている。子供っぽい性格。口癖は「おなかすいたー」「ごはんまあだー?」

男子一番 愛川優希(あいかわ・ゆうき)

支給武器 --(出発前に死亡)
被害者 なし
加害者 なし
死因 首輪による爆死
最終行動 乾楓(女子4番)が死亡したことによりランダムで自分の首輪が作動する。クラスメイトを巻き込まないように教室から出て、廊下の方へ走った。
友人関係 今村遥斗(男子2番)
所属部 帰宅部
備考 体力は普通。よっほどのことがないと怒らない。普段は笑って許せる。あまり存在感がないように見えるが、実はやる時はやる時に目立つタイプ。

男子四番 大前克(おおさき・まさる)

支給武器 登山ナイフ五本
被害者 なし
加害者 鈴木涼磨(男子10番)
死因 銃による被弾
最終行動 風間太一(男子5番)と合流する。鈴木涼磨(男子10番)の作戦にはまり、大事な親友・太一を殺され、自分も、銃口をあてられる。
友人関係 風間太一(男子5番) 柏原蓮(男子6番) 西岡大輔(男子15番)
所属部 卓球部
備考 何かのきっかけで荒れるようになる。一度決めたことは一切変えないのでクラスメイトは困っていた。現在はおとなしくしている。柏原蓮(男子6番)の仲間。

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