P「765プロでジュピターにドッキリ?」 (64)

高木「うむ、ジュピター・・・というより天ケ瀬冬馬といった方が正しいがね」

P「ど、どうしてジュピターのドッキリをウチの事務所が仕掛けるんです?」

高木「いやぁそれがね、彼らは961プロを辞めて今はフリーで活動しているだろう?」

P「はい、新しい事務所がなかなか見つからないとかで・・・」

高木「フリーでも彼らの人気は絶大で、とある番組で彼らにドッキリを仕掛ける企画が上がったんだ」

P「はぁ」

高木「しかし、事務所が無いからと本人にドッキリの仕事を説明したら意味がないだろう?」

P「まあ・・・そうですね」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1378022783

高木「そこでターゲットを天ケ瀬冬馬に絞り伊集院北斗、御手洗翔太に話を持ち掛けたんだよ」

高木「2人とも快く引き受けてくれたらしいが、その企画にうちの事務所も協力して欲しいと提案してきたんだ」

P「北斗達がですか?」

高木「ああ、うちの事務所と交流もあるし企画が盛り上がると思ったんだろう」

高木「うちのアイドル達も勉強になると思って承諾したんだが、キミも協力してくれるね?」

P「そういうことなら、わかりました」

高木「うんうん、頼むよ!」

P(こんな大人数で冬馬1人を騙すのはちょっと可哀相だけどな・・・)

P「・・・というわけなんだ」

亜美「メッチャおもしろそーじゃん!」

真美「あまとうボッキリ企画!だね!」

やよい「はわっ!冬馬さん折れちゃうんですか!?暴力はよくないと思いますー」

春香「冬馬君騙されやすいだろうし、ちょっと可哀相だな・・・」

千早「そうね、あまり趣味がいいとは思わないわ」

P「いやー、ははは・・・俺も少し思うことはあるが・・・」

P「でも事務所がない彼らにとっても、もちろん俺達にとってもいい仕事だと思うんだ、頼むよ」

真「まあ、仕事だし・・・」

美希「ミキはなんでもいいよ」

伊織「あんなちんちくりん脅かしたところでなんだって言うのよ」

雪歩「後ですっごく怒られたりしないかなぁ・・・」

律子「ほーら、もう決まってる仕事なんだから文句言わないっ」

律子「ゴールデンタイムの大きな企画なんだからね、しっかり頼むわよ!」

貴音「して、どっきりとは・・・?」

あずさ「きっと物陰に隠れてわぁ~って、驚かすのよ~」

響「そんなんじゃ誰も驚かないと思うぞ・・・」

小鳥「私もお手伝いしますね、プロデューサーさん」

P「ああ、よろしくお願いします」

P「じゃあ、俺は北斗と翔太とも打ち合わせしなきゃならないから少し空けるぞ」

P「とりあえずこの企画書を見てみんなで話し合いを進めておいてくれ」

全員「はいっ」

ガチャッ
バタン

律子「さてプロデューサー殿も出て行ったことだし・・・」

春香「えっ?」

律子「あなた達にもう一つ大切な話があるの」

ドッキリ当日


P「今日はテレビ局の広い範囲を使った大掛かりな収録だ、みんなスムーズに行動するんだぞ」

春香「う~、うまくいくかなぁ・・・転けちゃわなきゃいいんだけど・・・」

真美「はるるんそれはフラグっていうんだよ!」

春香「ふ、ふら・・・?」

翔太「おはよーございまーす!今日はよろしくねっ♪」

北斗「こんなに沢山のエンジェルちゃんに協力してもらえるなんて・・・俺、もう天国に行ってしまうのかな・・・?」

響「うぅ・・・なんだか寒気がするぞ!」

伊織「あんた・・・まさか私達に囲まれたいからってこの仕事持ち掛けたんじゃないでしょうね?」

北斗「あぁっ!君はワガママ☆エンジェル伊織ちゃん!今日も輝いてるね・・・」

伊織「ヒィィッ、寄らないで!」

翔太「あははっ、北斗君今日も気持ち悪ーい♪」

美希「あふ・・・」

律子「こーら美希、あなたちゃんと段取り確認できてるんでしょうね?」

美希「大丈夫なの、冬馬は単純だから簡単にひっかかるって思うな」

P(酷いな・・・)

千早「プロデューサー、今天ヶ瀬冬馬がテレビ局に入ったそうです」

P「じ、じゃあ(ものすごく不安だが)最初の3人、スタンバイしてくれ!」

P「最初は真美、雪歩、貴音の3人でひたすら名前を間違うんだ」



冬馬「」テクテク

真美「あっ、あまとうじゃーん!」ドンッ

冬馬「っお前ら、765プロの・・・つーか、あまとうって呼んでんじゃねえ!」

貴音「その様に声を荒らげるものではありません、天ヶ崎竜馬」

冬馬「誰だよ!そりゃ声もデカくなるっつーの!」



小鳥「相変わらず律儀にツッコミますね・・・」

P「うわっ小鳥さん!?どこから・・・」

小鳥「うふふっ、実況解説で楽し・・・いえ、活躍しちゃいますよ~」



雪歩「・・・あぅ、あ・・・あのぉ・・・」

冬馬「なんだよ・・・?」

雪歩「う・・・ら・・・羅刹さんっ!」

冬馬「・・・」

雪歩「うぅ・・・」

冬馬「今のはどう考えてもわざとだろ!?」

雪歩「ひうぅっ」

真美「か弱い乙女を泣かせるとは!あめとう最低っしょ~!」

冬馬「変形に変形を加えるんじゃねえ!」

貴音「真、人のする諸行ではありませんね、あまがせとうう」

冬馬「あんたらの方が人としてどうなんだよ!」

雪歩「うぅ・・・ごめんなさい~!やっぱり穴掘って埋まってますぅ~!」

冬馬「えっ!?ちょっ、待て・・・」

小鳥「ここで去り際が大事になるんですが」

P「ちゃんと気付くように落とせますかね」



冬馬「行っちまった・・・ったく失礼な連中だぜ・・・」

冬馬「ん?」ヒョイッ

冬馬「なんだ?これ・・・って財布!?」

冬馬「お、おい!財布落としてったぞー!」

シーン...

冬馬「いねえ・・・ホントになんなんだよ、迷惑な奴らだな・・・」



小鳥「おおっ、やはりここは迷わず持ち主に返そうとしましたね」

P「ここでネコババされたら色々大変なことになりますしね・・・」

P「よし、じゃあ次の2人!行ってくれ!」

P「次は伊織とやよいで冬馬を財布泥棒扱いする」

小鳥「やよいちゃんにそんなことできますかね~?」



冬馬「とりあえずこれを届けねえと・・・」

伊織「あら、誰かと思ったら無所属貧乏アイドルじゃない」

冬馬「あ?なんだt」やよい「伊織ちゃんっ、どうしてそんな酷いこと言うの?そんな言い方よくないよ!」

伊織「や、やよい!?」

やよい「伊織ちゃん、そんな酷いこと言うような人じゃないでしょ?」

伊織「うっ、わ、わかってるわよ!雰囲気を出そうとしただけよ!」

やよい「・・・?よくわかんないけど、そういうのは"めっ"だよ!」

伊織「うう・・・わ、わかってるってば・・・い、言い過ぎたわ・・・」

冬馬「??お、おう」

小鳥「あ~っやっぱりやよいちゃんにはこういうの向いてないですね」

P「伊織も少し張り切りすぎてるな・・・」


伊織「それよりっ、あんたの持ってるそれ!」

冬馬「ああ、さっきお前らのとこの奴が・・・」

やよい「ど、泥棒はダメですー!」

冬馬「は、はぁ!?」



小鳥「おおーっとまさかのやよいちゃんから発動しました!」

P「ここは台本にありましたからね、やよいは仕事はしっかりやりますよ」

伊織「そうよ、それは雪歩の財布よ!」

やよい「お金がないのは大変ですけど・・・泥棒はダメです!」

冬馬「ちっ、違えよ!さっき落としていったのを拾って」

伊織「隠し持っていたわけ?」

やよい「そういえばさっき雪歩さん泣いてました・・・」

冬馬「な、なんだと」

冬馬(さっきので泣かせちまったのか・・・)

冬馬「・・・すまねえ」

伊織「ほら、やっぱり盗んでたんじゃない!これは事務所で対応しなくちゃいけないわね」

冬馬「はあ!?」

ちょっと用事できたんで間開きます
9時くらいに戻るかな・・・

やよい「と、とりあえずプロデューサーに相談しようよ・・・」

伊織「そうね」

冬馬「いやっ、だから!盗んでねえって!」

伊織「ったく、うるさいわね!盗んでなくても盗んでてもそう言うんでしょ?」

冬馬「じゃあどう言えってんだよ!」



小鳥「このままだと普通に口論が始まりそうですよ」

P「よし、ここで次の2人を入れて伊織とやよいを捌けさせよう」

またID変わりましたが>>1です
再開します



P「響と真で冬馬に特攻するぞ」


伊織「もぉー!往生際が悪いわね!」

冬馬「だから!人の話もろくに聞かねえでいい加減なこと言ってんじゃ・・・」

真「とりゃーーーっ!」ビュン

冬馬「どわっ!?」サッ

真「ちっ、避けたか・・・」

冬馬「今度はなんだ!」

響「伊織とやよいは楽屋に戻って!」

伊織「え、ええ・・・」

真「雪歩に怒鳴りつけた上に財布を盗んだんだって?」

響「お前、アイドルのくせに信じらんない奴だな!」

冬馬「いきなり跳び蹴りかましてくるアイドルの方が信じらんねーよ!」

小鳥「なんだか真ちゃん本気で当てに行きませんでした・・・?」

P「は、迫真の演技ですよ・・・!というか冬馬のツッコミが的確すぎて辛い・・・」



真「とにかく雪歩の財布を返せ!」シュッ

冬馬「うっ、わっ・・・!だからなんですぐに手が出るんだよ!こんなもん別にいらねえよ!」ペイッ

響「わっと、と」パシ

響「うぎゃー!なんだその態度!ムカつくぞー!」

冬馬「ムカついてんのはこっちだっての・・・」

真「なに?ボクとやるってのか!」


小鳥「ちょ、ちょっと、プロデューサーさん?真ちゃん本気じゃないですか!?」

P「え、えええまさかぁ~?いくら真が血の気が多いといっても、本当に冬馬が盗んだ訳じゃないですよ?えっ、大丈夫?」

冬馬「ハッ、王子様"もどき"とやり合う気はねーよ」

真「なっ・・・!口が悪い奴だとは思ってたけど・・・ここまで嫌な奴だったとはね!」

冬馬「俺も、お前らがこんなに話のできない奴だとは思わなかったぜ・・・」

響「まだしらばっくれる気かー!?真、自分たちもプロデューサーのところに急ごう!」

真「・・・そうだね」



小鳥「いつ乱闘が始まるかと冷や冷やしましたが、なんとか進みそうですね・・・」

P「いや・・・冬馬が大人で良かった・・・真が救われた・・・!」

小鳥「ここからは冬馬君をいいところで撒けるかが大事ですよ~!」

P「た、楽しそうですね・・・」

真「いいか?これが事務所にわかったら大問題になるからな!」ダッ

冬馬「おいっ!待てって話を聞け!」ダッ

真・響「」ダダダックルッ

冬馬「おい!ちょ」ダダダ

真・響「」ダダダックルッダダダッ

冬馬「ちょっ、・・・チョロチョロしやがって!」ダダダッ

真・響「」ダダダッバッ

冬馬「なっ!?なんで二手に分かれんだよ!楽屋に行くんじゃねえのかよ!」

冬馬「・・・ゼェハァ・・・意味が、わからねえ・・・」


小鳥「さすが真ちゃんと響ちゃん!上手く撒きましたよ、やりましたね!」

P「・・・次の3人頼む!」

P(胃が痛い・・・)

P「つ、次は・・・春香、千早、美希でガン無視だ」


冬馬「ど・・・どこ行きやがった・・・」

春香「・・・でねー、千早ちゃん」

美希「あっ、それミキも見たよ!」

千早「そうなの?」

キャッキャッ

冬馬「あっ!おい、お前ら!」

春香・千早・美希「」ピタッ

冬馬「なあ、さっきから765プロのアイドル達に濡れ衣を・・・」

美希「そーなの!千早さんにも見せて上げたいなっ」

春香「そ、そうだね~!一緒に見ようよ!」

冬馬「お、おい・・・ちょっと話したいことがあんだけど・・・」

千早「へえ、少し興味あるわ」

美希「やったー!じゃあ、今日の仕事が終わったら一緒に行くのっ!」

冬馬「・・・」

春香「わ、わ~楽しみだな~!」

冬馬「・・・おい、天海!」

春香「!」

春香「うぇ~っと、あと、あとは~」キョドキョド

千早「は、春香!今日の仕事も頑張りましょう」

美希「今日もキラキラするのーっ!」

春香「そ、そうだね!」

冬馬「今完璧に聞こえてただろ!?」

小鳥「は、春香ちゃん・・・頑張って!」

P「美希は動じないなぁ・・・」



春香(うわ~駄目だぁ・・・!)

春香「は、早く行こうよ!」

千早「えっ、春香?待っ」

春香「わわ、きゃあっ!!」

ドンガラガッシャーン

美希「春香はやっぱりドジなの・・・あふ」

冬馬「お、おい大丈夫かよ!ほらっ」

春香「あ、ありが・・・」

春香「!」ハッ

春香「ご、ごめん!」ダッ

冬馬「え・・・」

春香「え、えーと・・・楽屋!ドコだったっけぇ~?」のワの

美希「楽屋は3階の階段の・・・んーと、右手にあったと思うの」

千早「ええ、確か3階の階段の右手の部屋だったわ」

春香「そっかー!3階の階段の右手にあるんだったね!」

冬馬「おい!なんなんだよいったい!」

美希「でもミキ、楽屋に戻る前に何かジュースが欲しいな☆」

春香「じゃ、じゃあ!向こうの自販機見に行こっか」

千早「それなら、少し急ぎましょう」

バタバタバタ...

冬馬「・・・」ポツーン

小鳥「これは効きましたよ~!ちょっと春香ちゃんが危なっかしかったけど・・・」

P「ちゃんと楽屋の場所も伝えられましたしね、冬馬が上手く動くかどうかです」



冬馬「なんか、今日は仕事する前に疲れてるぜ・・・」ハァ...

冬馬「とにかくあいつらの楽屋に行ってみるか」



小鳥「来ました!来ましたよ!」

P「本当に引っかかるとは・・・南無三・・・」

冬馬「・・・ここか」

冬馬「おい、誰かいるか」トントン

冬馬「・・・」

冬馬「・・・?おーい!」ドンドン

冬馬「いねえのか?」

冬馬「・・・」ガチャッ

あずさ「あら・・・」

冬馬「」

あずさ「いや~ん、えっち~?」

冬馬「わーーーっ!!!」バタンッ

冬馬「%\ぃht!?@cshj%*lw%!?!?!」

冬馬「わわ・・・いや、ああのうわあわわわ悪い!見てない!見てない!」

あずさ「えーと、竜馬君・・・だったかしら?」ガチャッ

冬馬「い、いやっ違ういや違わない違うけど!それでいい!いやあの」

あずさ「あ、あらあら~?」

小鳥「いくらあずささんの色気とはいえ、靴下履こうとしてただけなのに・・・冬馬君・・・(哀れみ)」

P「それで覗きの冤罪も無理やり追加する作戦でしたが・・・予想以上のテンパり様でこっちが困りますね」

P「ここに律子と亜美を遭遇させて追いつめますよ」



律子「ちょっと!うちのアイドルに喧嘩売って窃盗したくせにこんなところに何の用!?」

亜美「うあうあうあー!極悪怪人あまとうだぁ~!」

冬馬「いや、違、いやその!違うんだよ!」

あずさ「竜馬君は私が着替えてたところに訪ねてきただけよ?」

亜美「ええっ、あまとう覗きもしちゃったの!?うわーっ!」

律子「本当ですか!?あずささん!」

あずさ「え?ええ、そうなのかしら・・・?」

冬馬「待て待て待て!違う!」

律子「あなたね、前科もあるくせに違う違うばかり・・・もうちょっとろくな弁解できないわけ!?」

冬馬「だから!前科が違うんだって・・・!」

亜美「覗きはしたんだー!あまとうもやりますなぁ~あずさ姉ちゃんのおっぱい大きかったっしょ~?」

冬馬「ぶっ・・・馬鹿か!見ねえよ!」

律子「ちょっと亜美!ふざけるのもいい加減にしなさい!」

亜美「うあー!鬼軍曹現るー!」

律子「なっ、なんですってー!?」

冬馬(と、取り敢えず逃げよう・・・)コソコソ



小鳥「うふふっ、遂に逃げちゃいましたね・・・!」

P「本当に予定通り動いてくれてますね」

P「次は今までと比べ物にならない爆弾ですよ・・・」

ジュピター楽屋前


冬馬「もう・・・向こうから話を持ちかけてくるまで、全部忘れよう・・・」

冬馬(仕事に集中だ!)ガチャッ

冬馬「お、北斗も翔太ももう来てたのか」

翔太「てゆーか、冬馬君が遅いんだけど・・・」ボソッ

冬馬「・・・え?」

北斗「本当に、リハすっぽかしといてよくそんなこと言えるね」

冬馬「なんだと!?だ、だってリハは10時からって・・・」

北斗「あははっ!10時?もうとっくに終わってるんだけど」

翔太「ちょっと~、遅れといて言い訳ー?」

冬馬「・・・す、すまねえ・・・」

冬馬(絶対教えられたら時間は違うはずだ・・・しかも遅れてるなら連絡くらいくれても・・・)

冬馬(いやっ、そんなこと言ってる場合じゃねえ!すっぽかしたのが事実なら、その分を取り戻さねえと!)

北斗「で?」

冬馬「え?」

北斗「え?じゃないよ、まさか一言謝って許してもらえると思ってるの?」

翔太「ホントだよー!仕事しないリーダーとか、僕勘弁してほしいな♪」

冬馬「いや、本当に悪かったと思ってる・・・すまなかった」ペコッ

冬馬「だからっ!これからの仕事で挽回させてほしい!」

北斗「いつまでもその熱血のノリでやられても困るんだよねぇ・・・」

翔太「そーそー、別にこれからに期待なんかしてないから」

冬馬「え・・・どういう・・・」

北斗「猪突猛進だとは思ってたけど、犯罪を犯すほど考え無しだとは思ってなかったよ」

翔太「もうテレビ局に噂広まってるよ?天ヶ瀬冬馬は泥棒野郎の覗き魔だーって」

冬馬「そ、それは・・・お前らもその話を信じるのか!?」

翔太「だーかーらー!本当でも嘘でもね、もう961プロってバックもないしさ、いつまでも冬馬君に付いていけないってこと!」

冬馬「!」

小鳥「ふふふふ・・・もう頭が回らないですよこれは!」

P「と、冬馬死にませんか?大丈夫ですかね?」バクバク



北斗「ね?もう限界なんだよ」

冬馬「ま、待ってくれ!今回のことは本当に!ただの連絡ミスなんだ!噂も真っ赤な嘘だ!」

冬馬「俺はこれからもこの3人でやっていきたい・・・」

翔太「あっははー冬馬君だけでもIA大賞とれるんでしょ?」

北斗「ああ、確かにそんなこと言ってたねぇ・・・」

冬馬「それはっ!・・・それは、俺が何もわかってなかったときの話だ・・・!」

冬馬「今は、お前達とジュピターをやれて本当に良かったって、本気で!そう思ってるんだ!」

冬馬「これからも一緒に活動してほしい・・・ついて来てくれ、頼む」ペコッ

翔太「・・・」

北斗「冬馬・・・」

冬馬「なあ・・・」

翔太「ほら、出て」ガチャッ

北斗「何か勘違いしてるみたいだけど・・・出て行くのは冬馬の方だ」

冬馬「っ・・・!」

翔太「ほーら!早くっ!」グイッドンッ

冬馬「・・・」フラッ

バタンッ

冬馬「・・・」

冬馬「嘘、だろ・・・」

小鳥「こっこれは!熱い展開ですよー!」ダンダン

P「も、もうネタバラししましょう・・・」

小鳥「何言ってるんですか!ここからがメインなんですよ!?」

P「えええ・・・本当にやるんですか・・・?」

小鳥「私の妄想力・・・いえ、エンターテイメント力をフルに活用して用意した台本です!お願いしますよ!」フン-ッ

P「はぁ・・・行ってきます・・・」

冬馬「・・・」ボケー

P「おっ、冬馬じゃないか」

冬馬「あ・・・あんたか」

P「今日はジュピターもここで仕事か」

冬馬「もう俺に仕事はねえよ・・・、あんたも俺を捕まえに来たんだろ?」

P「つ、捕まえる?どうしたんだよ冬馬、酷い顔色じゃないか」

冬馬「元を言えばあんたんとこのアイドル達が意味わかんねーことばっかり・・・」

冬馬「いや、いい・・・どっちにしろ俺は不要な存在だったんだ」

P「おい、本当に大丈夫か?話聞くぞ?」

P「ほら、そこの部屋空いてるから、そっちで話聞くよ」

冬馬「ああ・・・」

P「そうか、散々だったな・・・」

P「いや、うちのアイドルが迷惑をかけた、すまない」

冬馬「・・・信じてくれるのか?」

P「そりゃあ、そんな顔で言われたら嘘だとは思えないよ」

冬馬「はは、そんな酷い顔してんのか」

P「ところで、ジュピターを辞めた話だけど」

冬馬「そういえば・・・これからどうするかなぁ」

P「俺のところに来ないか?」

冬馬「え・・・?」

P「冬馬さえよければ、俺にプロデュースさせてほしい」

冬馬「・・・いや、だってあんたもうプロデュースしてるじゃねえか」

P「俺は冬馬をずっとプロデュースしたいと思ってたよ」ズイッ

冬馬「・・・!?い、いや・・・だから、あいつらはどうするんだ」

P「なぁ、冬馬は嫌か・・・?」ズイズイッ

冬馬「だっ、だから嫌とかじゃなくて・・・!おい、なんか近いぞ!」ザッ

P「他の子達のことは大丈夫だ、気にしなくていい、冬馬の気持ちが大切なんだ」ズイーッ

冬馬「近い近い近い!」

P「酷いな、怖がることないだろ?」ガシッ

冬馬「ひいいいっ」

小鳥「き、きたぁあああああ!」ガタンッ

律子「改めて、酷い台本ね・・・」

春香「ぷ、ぷろりゅー///・・・近っ、近っ・・・!」

千早「た、高槻さんは見ちゃダメよ!」サッ

伊織「そ、そうよ!絶対ダメなんだから!」

やよい「えっ、えっ、どうしたんですか~?」

亜美「あれれ?チャオの兄ちゃん達、あんまり盛り上がってない感じ?」

真美「え~!?ヘアバン君とか大爆笑っしょー!」

翔太「いや~なんていうか・・・」

北斗「俺たちが始めたことだけど、さっきの冬馬の反応にちょっと、ねぇ・・・」

翔太「僕たちもダメージ受けちゃったって言うか・・・」

あずさ「うふふっ、仲良しさんなのね~」

小鳥「ああっ、これがドッキリじゃなければ・・・!」

雪歩「ど、ドッキリじゃなかったらこ、こんなっ・・・男の人同士・・・///ありえないですぅ・・・!」

美希「そうなの!ハニーはミキみたいなイケてる女の子が好きなの!」

響「でも、真はドッキリなのに本気になってたぞ・・・」

真「あぅ・・・つ、ついカッとなっちゃって・・・」

貴音「しかし、私は理解しかねますが、愛の偉大さの前には性別など小さな問題なのかもしれませんね・・・」

小鳥「そうです!本気になってくれても構いませんよ!プロデューサーさん!」

律子「それは大問題になりますから!」ダンッ

P「どうした?冬馬、なんで逃げるんだ」

冬馬「ああああんたがやたら近いからだろ!?」

P「こんなのプロデューサーとアイドルにとったら大した距離じゃないよ」

冬馬「それ駄目だろっ!?」ズササ

冬馬「」ドンッ

冬馬(やばい、壁だ!逃げ場が・・・!)

P「なあ、冬馬」ガシッ

冬馬「や、やめ・・・やめろっ・・・!」ドカドカッ

P「お、俺だけの」ズイッ

冬馬「くそっ!・・・くっ」ゲシゲシッ

P「アイドルに・・・」ズイッ

P(も、もうそろそろネタバラし来てほしいんだけど・・・痛いし・・・)

冬馬「・・・っ~!」

P「なってくr」

冬馬「ふっ・・・うぅっ・・・グスッ」

P「!?」

春香「な・・・」

小鳥「泣いたーーー!!」ガタタンッ

あずさ「あら~」

翔太「ね、ねえもうそろそろ・・・」

律子「ええ、ネタばらしに行きましょう」

小鳥「き、キスしないんですか!?」

伊織「するわけないでしょ!?」

やよい「はわわっ、冬馬さん泣いちゃったんですか!?ど、どーしましょー!」

亜美「んっふっふ~、亜美が一番乗りでネタバレしちゃうもんねー!」

真美「ああっズルい!真美も真美もー!」

バタバタ

冬馬「くそっ・・・グズッ・・・ふっ・・・ズッ」

P「えええ冬馬!?大丈夫か!?」ガシッ

冬馬「ひっ・・・!さ、さわんな!!」バシッ

P「ご、ごめんごめんごめん!何もしないから!!」ザッ

冬馬「くそっ、くそぉ!ヒック・・・なんなんだよぉ・・・!」

P「あうああ~・・・ほ、本当に!絶対!俺から近づかないから、落ち着いてくれ!」

冬馬「・・・本当か・・・?」チラッ

P「ああ、誓うよ!」

冬馬「・・・」ジー

P「うう・・・」

冬馬「・・・俺は、よかったんだ」ボソッ

P「え・・・?」

冬馬「あんたに、多くの事を教わった・・・その、尊敬してたんだよ・・・」

P「え?・・・あ、ありがとう」

冬馬「うるせえっ!」バシッ

P「いてっ」

冬馬「なのに・・・あんたは・・・!」ジワッ

P「ちょっ、・・・冬馬?」

冬馬「グスッ・・・あんたはなぁ・・・!あ、あんなこと・・・!」バシッ

P「本当にっ!ごめん!いたっ!」

冬馬「ヒック・・・俺は・・・!ずっと、プロデュース・・・グシッ・・・してほしかったのに!!」バシバシバシ

P「いたたたたえっ?えっ?いたっ」

亜美・真美「イェーーーッイ!!」バーン

冬馬「!?」

亜美「ドッキリー?」

真美「だーいせいこぉ~!!」

律子「ちょっ、ちょっと!勝手にやっちゃダメでしょー!?」

冬馬「へ・・・?」

春香「と、冬馬君・・・そういうことなんだ、ごめんね・・・」

やよい「冬馬さん大丈夫ですかー?これ、言えますか?」

冬馬「え、え?」

真美「ほら、あまとう!カメラこっちだよ!」

亜美「ドッキリー?」

冬馬「あ・・・」

冬馬「・・・大成功!だぜ!」キリッ

伊織「すごい豹変様ね」

美希「デコちゃんは人のこと言えないって思うな」

亜美「というわけで今日の亜美達はドッキリ戦隊なのでしたー!」

真美「あまとう、すっかり嵌められちゃったよねー!」

冬馬「双子はいつもと一緒だっただろ!」

亜美「んっふっふ~♪それを言っちゃあおしめぇよぉ・・・」

翔太「冬馬君」

冬馬「・・・北斗、翔太」

翔太「そういうことなんだ、ごめんね」

北斗「今日言ったことは全部台本なんだ」

冬馬「・・・」

翔太「やっぱり、怒ってる・・・?」

冬馬「いや・・・、よかった・・・ホントに、よかった・・・!」ジワ

北斗「ははっ冬馬、泣きすぎ」

翔太「でもねっ、ジュピターが変わるのは本当なんだよ!」

冬馬「え・・・?」

高木「君たち、ご苦労だったね」

P「しゃ、社長!?どうして・・・?」

高木「実はもう一つ、キミも含めてのドッキリを仕掛けてあってね」

P「えっ!?俺にですか・・・?」

高木「そうなんだよ」

翔太「へへっ、ビックリしちゃうよー!」

冬馬「??」

高木「キミにジュピターのプロデュースをしてもらおうと思ってね」

冬馬「え・・・」

P「えええええぇ!?」

響「こっちも大成功だな!」

雪歩「ぷ、プロデューサー、腰が抜けてますぅ・・・」

P「い、いやっ、ですが社長!俺はもう彼女たちを・・・」

高木「ははは、そう言うと思ったよ」

春香「私たちなら大丈夫ですよ、プロデューサーさんっ」

律子「彼女たちのプロデュースは私も協力しますから」

伊織「そういうこと、竜宮小町だってもう律子にベッタリついてもらわなくたって活動できるんだから」

美希「もちろん、ハニーを独占なんてさせないの!」

高木「キミの負担は増えるかもしれないが・・・どうかね?ジュピターをうちに迎え入れてもかまわないかい?」

P「え、ええ・・・それは勿論、俺も頑張ります!」

翔太「えっへへ、やったね!」

高木「はっはっは、そうかそうか!天ヶ瀬君には最後に確認したかったんだか・・・」

北斗「まあ、先に言っちゃいましたしねぇ」

冬馬「へ・・・?」

真「ぐすっ・・・俺は・・・あんたにプロデュースしてほしかったんだよー!うわーん!ってね」

冬馬「!!」

響「真、冬馬のこと嫌いなのか・・・?」

冬馬「そそそそれは!!」

翔太「ほらほらっ!いーから、冬馬君!」グイッ

北斗「新しいプロデューサーに挨拶しなきゃね」ドンッ

冬馬「え、あ、・・おう・・・」

P「冬馬」

冬馬「ま、まぁ・・・これから俺、いや、俺たちのプロデュース、頼むよ」

P「ああ、こちらこそよろしく頼むよ」スッ

冬馬「ひっ」ズササッ

P「・・・え?」

春香「ど、どうしたんですか?」

P「いや、俺は握手しようとしただけなんだけど・・・」

冬馬「よ、寄るなぁっ!」ガタガタ

北斗「ほう・・・」

翔太「これって・・・」

千早「トラウマですね・・・プロデューサーのことが怖いみたいです」

P「えっ!?」

貴音「あの様な出来事の後、無理もないでしょう」

律子「小鳥さんに頼んだのが間違いだったかしら・・・ハァ・・・」

春香「あ・・・あはは~・・・じゃあ、まずは克服からですね!が、がんばりましょー!」

おわし!

前SS書いたとき「ジュピターをドッキリでいじめてよ^^」って言われたのがずっとモヤモヤ残ってたんで
羅刹さんいじめて泣かせました羅刹さんごめんなさい

小鳥さんは腐女子じゃなくてカプ厨・・・いや、万人の恋愛を愛し暖かく見守る女神だと思っています
でもとりあえず小鳥さんごめんなさい

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