ー常盤台中学女子寮、早朝ー
美琴「………ん……んっ……ぁぅ……zzZ」
美琴「…ゃ……ん……はぅ……」ピクッ
美琴「…………あ………//////」ビクンッ
美琴「…………………………………うああああああああっ?!?!」ガバッ
黒子「…んん…どうかなさいましたのお姉様……あふ…」ムクリ
美琴「はぁ…はぁ……」ドキドキ
黒子「……お姉様?」
美琴「んぁ?! ななな何でもないわよ!? おっお早う黒子!!」
黒子「おはようございますお姉様、お顔が赤いですけれど大丈夫ですの?」
美琴「大丈夫だってば!!ホントに気にしないでマジで!!」
黒子「…お姉様がそう言うのでしたら」
美琴「…はは、あはは…はは」ダラダラ
黒子(…変な夢でも見たのでしょうか?)
美琴(…なんつー夢見てんのよ私は?!ああもう!!)ガシガシ
ー同刻、第7学区とある男子寮ー
………
上条「……朝か、ふぁ…」スタスタ
上条「インデックス〜朝だぞ〜起きろー…ってあれ、早いな今日はもう起きてたのか」
禁書「っ!!」ビクッ
上条「流し台で何してんだ?洗い物…?」
禁書「……ぅ……」ジワッ
上条「インデックス?おい何だよどうしたんだよ?」
禁書「……あ、あっちいっててとうま……お願いだから………」ウルウル
上条「………つーか何洗ってんだ?えーと…………………………………………………パンツ…?何故に?」
禁書「見ないでって言っているのにとうまのバカぁ!!!!」がぶぅっ!!
上条「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああ!?!!??!」ビクンビクン
ー同刻、黄泉川のマンションー
一方「………」ムクリ
打ち止め「あ、今日は早起きさんだねってミサカはミサカはアナタに朝の挨拶をしながら言ってみたり!!おはよー!!」
一方「…………おォ……」フイッ
打ち止め「どうかしたの?ってミサカはミサカは顔を反らしたアナタに質問してみる」
一方「……うるせェ、起きがけで機嫌悪ィだけだ向こう行ってろクソガキ」
打ち止め「ふーん?わかったってミサカはミサカはアナタに素直に従ってみる!!キチンと起きたらまた来る事を示唆しつつミサカは朝ごはんに突撃ー!!」タタタ
一方「……………チッ」
一方「………最悪だ……よりによって……なンつゥ夢だクソ……」ズーン
ー同刻、アイテムのマンションー
浜面「…………」ムクリ
浜面「…なんつー夢だ…」
浜面「………」モソモソ
浜面「………………素知らぬ素振りで風呂に行こう、大丈夫だまだあいつらは寝てるはず、パンツ1枚洗っててもばれたりしないはずだ…」ノソノソ
浜面「…………溜まってたのか……はぁ…………」ガチャ
絹旗「げっ浜面…」
浜面「うっ!?はっ早いな絹旗!?」ギクッ
絹旗「……ちょ、ちょっとシャワーを超浴びたかった気分だったので……まあ先客が超居たので順番待ちしてる所ですけど」
浜面「…えっ風呂誰か入っての?」
絹旗「麦野が現在超使用中ですよその前の滝壺さんが入ってましたからぶっちゃけ超待ちくたびれてます」
浜面「……みんな起きてる…」
絹旗「浜面、シャワー入りたいなら私の超後でお願いしますよ、その隠してるつもりの超汚いあパンツ洗った後の浴室なんて超入りたくないので」
浜面「」
………
初春「……はぁ…」
黒子「どうかしましたの初春?」
初春「いえ、その……」
黒子「悩み事なら聞きますわよ、言ってごらんなさい」
初春「…………白井さんなら……そうですね、えーと…その…」
黒子「わたくしがなんですの?」
初春「………解るのかなって……」
黒子「…?いまいち要領を得ませんわね、本当ににどうしたんですの?」
初春「………実は……その…夢を見たんですよ私」
黒子「夢ですの?」
初春「はい……」
初春「……私は衿衣ちゃんと一緒に住んでるじゃないですか、それでですね…その…」ゴニョゴニョ
黒子「…つまり?」
初春「……衿衣ちゃんの夢を見たんですよ…」
黒子「…えーと?それがどうして悩み事に?」
初春「……………うぅ…」ジワッ
黒子「う、初春?」
初春「私…自分はノーマルだって思ってたのにホントは違うのかなぁ…なんで…なんであんな夢見るんですか!?気まずくて衿衣ちゃんと顔を合わせられないです!!」ウルウル
黒子「初春!?なんで泣くんですの!?一体どんな夢見たんですの!?」
初春「…………誰にも言わないでくださいね…実は…ゴニョゴニョ」ヒソヒソ
黒子「ふむふむ……ほぇ?」キョトン
初春「………白井さんと同じなんてちょっと…」ゲンナリ
黒子「初春てめえこの…っ!!」ムカッ
黒子「とにかく、初春が同性にに対して欲情したというのは理解しましたけれど」
初春「はっきり言わないでくださいよ!!違うかもしれないのに!!」
黒子「認めた方が気分は晴れますわよ初春」
初春「やです」プイッ
黒子「愛情に性別など些細な事ですのに」
初春「全然些細じゃないです、大問題です」
黒子「で、それはともかく春上さんと気まずいままで宜しいんですの?」
初春「………良くないから困ってるんです」
黒子「自分の心に嘘を付かなければ気まずくなんてないんですのよ?」
初春「私嘘なんかついてません」プイッ
黒子「……じゃあどうするんですの」
初春「………うぅ…」ショボン
眠いねるわ
スマホでやるのなれてなくて 遅いが気を悪くせんといてくれ
初春「……はぁ…」
黒子「そういえば佐天さんはいらっしゃられないんですの?」
初春「佐天さんですか?今日はまっすぐ帰りましたよ?」
黒子「あら、珍しいですわね」
初春「実は…最初は佐天さんに相談したんですよ、学校で」
黒子「ふむ…佐天さんはなんと?」
初春「特になんとも…」
黒子「………あの佐天さんが何も?初春をいじくるネタとしては最高のネタですのに本当ですの?」
初春「………いじくるって、いや確かにいつもの佐天さんならからかってきそうですけど」
黒子「意外ですわね…」
初春「………確かに、その後聞いた能力テストの結果も教えてくれませんでしたし」
……翌日
黒子「………ん…」ムクリ
黒子「……あふ…おはようございますお姉様…」
黒子「……お姉様?」キョロキョロ
シャァァァァァァァァァ…
黒子「……んん…なんだお風呂ですの…ふぁ…」モソモソ
ゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴン!!
黒子「ッ?!」ビクッ
ガンガンガンガンガンガンガンガンッッ!!!!
アリエナイアリエナイナンデドーシテアンナコトシタイトカオモッテナイ…
黒子「……お、お姉様?」オロオロ
カチャ…
美琴「…………………」ノソノソ
黒子「………お姉様?一体何を……」
美琴「………ああ…起きてたの黒子……おはよ…」ゲンナリ
黒子「………おはようですのお姉様…それで…先程の音はなんなのですの?あとお姉様のおでこにでっかいたんこぶ出来てますの」
美琴「…………気にしないで、何でもないから」
黒子「………いやですが……」
美琴「ホントなんでもないから…」ウルウル
…………
禁書「………ぅ…」パチリ
禁書「……」モソモソ
禁書「……うぅ…またかも…」ゴソゴソ
禁書「……洗わないとだめかも…おふろに本当は入りたいけれどとうまがいるし…」
禁書「………うぅ…」
ねる
なんかはかどらん
禁書「……どうしよう…もうとうまには見られたくないかも…」
禁書「………」
禁書「…………………」
禁書「………ふぇ………」ジワッ
禁書「…ひっく…っ……ぐす………ぅ…」グシグシ
上条「……どうしたインデックス?なんで泣いてんだよ…」
禁書「っ!?」ビクッ
上条「なんか嫌な事でもあったのか?なぁ…朝っぱらから泣いてるなんて変な夢でも見たのかよ?」
禁書「……ぅ…おはようとうま…」モジモジ
上条「おはよう、で…どうしたマジで」
禁書「……………なんでもないもん」ウルウル
上条「………ううん?」キョトン
………
一方「………………………………」ムクリ
打ち止め「………zzZ」ギュッ
一方「…………」
打ち止め「………zzZ//////」ギュー
一方「…………………」
打ち止め「……ふへっ……/////zzZ」スリスリ
一方「…おい、なンでオマエ俺のベッドに入り込んでやがる、起きろ」ペシン
打ち止め「あぅ!?ってミサカはミサカはデレッでれのアナタも悪くないよね…ってあれ?」キョトン
一方「………」
打ち止め「……ぁ…なんだ夢か…ってミサカはミサカはせっかく良い夢見てたのに無理矢理起こされて不機嫌かも…」プクッ
一方「……良いから退け、人の寝てる所に入ってくンなっていつも言ってんだろクソガキ」
打ち止め「……むー…」
一方「………」
打ち止め「むにゃむにゃあと5分…ってミサカはミサカは二度寝する決まり文句を呟きつつ再びベッドに潜り込んで見たり」モゾモゾ
一方「…っ…!!良いから退けっつってンだろォが!!近づくな!!」ドンッ!!
打ち止め「あぅ!?」ビタン
一方「っ!!」
打ち止め「うぅ…何もベッドから落とす事は無いんじゃないかな!?ってミサカはミサカはアナタの横暴さに声を荒げて意義を申し立ててみる!!」
一方「良いから退けっつってンだ!?離しやか
一方「良いから退けっつってンだからつべこべ言わずに言うこと聞きやがれクソが!!」
打ち止め「ふぇ…」ジワッ
一方「…っ!!」
打ち止め「……ぅ…ごめんなさい…ってミサカはミサカは………うぅ…」トテトテ
一方「…あ………くそ…………!!」
一方「…どこまでクソッタレなン俺は…!!」ギリッ
……学校
上条「………土御門、インデックスの様子が おかしい」
土御門「……どんな風にぜよ?」
上条「朝起きたら泣いてたりとか俺が起きる前にこそこそなんしてる」
土御門「ふーん」
上条「…なんだよその微妙な反応」
土御門「あんなのでも一応隠しておきたい秘密のひとつや二つくらいあるだろ、気にするな」
上条「そんな事言われてもなぁ…」
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