先生必死
平塚「12500円!」
由依「へっ!?」びくっ
小町「おーっと!いきなり高額のUPですねぇ!それ以上ありますか?」
平塚(ふふっ、最初の上乗せで2.5倍でかけてやれば相手は諦める。とハンターハンターに書いてあったのさ!)
平塚(これで比企谷の貞操は私がいただきだっ!!)ドヤッ
雪乃「・・・5万」ぼそっ
平塚「ファッ!?」
雪乃「5万と言ったのよ、平塚先生?」ニコッ
平塚「雪ノ下・・・貴様ぁ!」キッ
雪乃「どうしたのかしら平塚先生?これはあくまでも公平な競売よ?
私は何も不正を行ったわけではないのだけれど?」ニコニコ
平塚「クッ、い、いいだろう。とことん競ってやろうじゃないか・・・!」
雪乃「ええ、楽しみにしていますよ」ニコッ
平塚「・・・50万だ!」ドンッ
由依(えぇ~~っ!?)
小町「早くも元値の100倍きたー!さっすがお兄ちゃん!本当はできる子だと思ってたよ小町は~!」
小町「あ、今の小町的にポイント高いっ」
雪乃「やりますね。流石は社会人の経済力と言ったところですか?」
平塚「ふっふっふ、学生の身分ではこれ以上の額など出せまい?ここらで折れるのも嗜みというものだぞ?」
由依(大人げないのは先生の方かなー?なんて・・・。言えないけど)
平塚「さあっ!降りろ雪ノ下ぁあっ!!」
紗希「ちょっと待った!!」ガラッ
全員「!!?」
紗希「私も参加する!ここに100万あるッッ!!!!」どんっっ!
全員「なん・・・だと・・・!?」
平塚「川崎、貴様は金に困っていたはずでは?どこからそんな金を・・・!」
紗希「前にバイトして貯めたお金ですよ。スカラシップさえ取れれば、このお金は丸々余りますからね。」
紗希「だ、だからこのお金を、まぁ、仮にも世話になった彼に返すのも筋かな、と・・・///」
平塚「何をたわけた事を・・・!」キッ
雪乃「まったくね。お為ごかしにも程があるわ」
紗希「ふんっ」
雪乃「もっともらしい口実を作らなければこの場に参戦出来ないような者には、夢を見せることすらさせないわ」
雪乃「180万出すわ」どんっっっ!
全員「くっ・・・!」
由依(異次元の額になってきたよー)
平塚「このガキ・・・っ!」ギリリッ
小町「すごーい!雪乃さんヤバイ!本気でセレブじゃないですかー!!」ぱたぱたぱたぱた
雪乃「私が使える金額の全てを掛けました。ところで平塚先生、ここらで折れるのも嗜みというものですよ?」ニコッ
平塚「クソッ!クソ!!クソ!クソったれぇえええ!!!」ダンッ!ダンッ!ダンッ!!
ガラッ
陽乃「やっはろー♪面白そうな事やってるって聞いて参加しに来たよー!」ニッコニッコ
雪乃「なっ!?」ビクッ
陽乃「私は比企谷くんのドーテーに250万円くらいなら出しちゃうよー?」ニコニコ
雪乃「そ、そんな・・・っ!」ガクッ
名前の変換が間違っていたらしい
適当に変換しておいてくれ
雪乃「姉さん、これはどういう事ですか?」
陽乃「あっれー?雪乃ちゃん妬いてるの?」ニヤニヤ
雪乃「姉さん。悪ふざけはやめてください・・・ハッキリ言って迷惑です!」
陽乃「やだなぁ。悪ふざけなんかじゃないのよ?私、けっこう比企谷君の事大好きなんだよー?」ニコニコ
陽乃「そういうわけだから、私が落札した比企谷君のドーテーを雪乃ちゃんに譲る、なんて期待はしないでね?」ニコッ
雪乃「・・・クッ」
平塚「おい陽乃。何を勝ったつもりになっている?」ゴゴゴゴゴ・・・
陽乃「やっはろー静ちゃん♪あれあれ?静ちゃんも比企谷君狙いなの?」
平塚「ふんっ、今のうちに調子に乗っておけばいいさ!」ククク
平塚「貴様ら学生には出来なくて、私にはできる事、何があると思う?」ニヤリ
雪乃「まさか・・・平塚先生、あなたまさか・・・!?」
平塚「雪ノ下姉妹!貴様らが下らぬケンカをしている最中に、私がどこに電話をしていたと思う・・・?」
沙希「先生、本気なんですか!?」
平塚「ローンを組んだ!400万出すぞ!!!」どんっっっっ!!
結衣(先生、必死過ぎます)
平塚「はーーっはっはっは!!どうだ!見たかお前ら!!私の勝ちだぁああああ!!!」どやぁぁぁぁあああ!
雪乃「そんな・・・そんなっ!!」ガクッ
陽乃「あーらら♪雪乃ちゃん、静ちゃんを本気にさせちゃったみたいだねぇ」ニヤニヤ
雪乃「・・・姉さんのせいでしょう?」キッ
陽乃「あ、そういう事言っちゃうんだー?せーっかくお姉ちゃんが協力してあげようと思ったんだけどなぁ?」ニコニコ
雪乃「!!?」
陽乃「私の250万、雪乃ちゃんに貸してあげてもいいんだけどな~?」ニコニコ
雪乃(250万!?それがあれば、私の180万と合わせて430万。平塚先生に勝てる!)
雪乃「姉さん、どうすればいいの?」
陽乃「話が早いわね雪乃ちゃん。いいわ、でもね、条件があるの」ニコッ
雪乃「・・・やはり、タダではいきませんか」
陽乃「うん♪雪乃ちゃんが、
『お姉ちゃんお願いしますっ!比企谷君とラブラブちゅっちゅしたいからお姉ちゃんのお金貸してください!お願いしま~す!』
って言いながらセクシーポーズをしてくれたら貸してあげるよー♪」
雪乃「なっ!!?」
平塚「さぁ、小町ちゃん!この400万が最終落札価格だっ!!」どん!
小町「お兄ちゃんにそんな価値が・・・?いや、さすがは小町のお兄ちゃんなだけはありますよねっ」
小町「あ、今の小町的に・・・別にポイント高く無かったよね」
陽乃「ほらほら~。忙ないと、比企谷君を取られちゃうよー?」ニコニコ
雪乃「・・・うぅ」
小町「まあ、いいや。それじゃあお兄ちゃんの童貞は平塚先生に・・・」
雪乃「ちょっ、ちょっと待ったーー!!!」
小町「おーっと!ここで雪乃さんが再び戦線復帰!面白くなってきたー!」ワクワク
雪乃「待って。その落札。私はまだ・・・できるわ。まだ払える・・・!!」
平塚「い、今さらそんな金っ!貴様にある訳がないだろう雪ノ下ぁーーっ!!」
雪乃「やるわ!私、やります姉さん!」
陽乃「・・・・・・へぇ?」ニヤァ
雪乃「・・・。・・・・・・っ///」かぁぁ
雪乃「お姉ちゃ、お姉ちゃんっ!お願いしますっ!
比企谷君と、比企谷、君とっ!ら、ラブラブちゅっちゅしたいからっ
お姉ちゃんのお金貸してくださいっ!!お願いしまぁ~す///」
あっはぁ~~ん(セクシーポーズ)
陽乃(wwwwwwwwwwwwwwww)
しえん
小町「落札っ!落札です!!」コーン!
平塚「・・・くぅっ!」ぶわっ
沙希「仕方ない、か」ガクッ
結衣「最初から最後まで空気だったよね?私・・・」
小町「430万円でっ!雪乃さんにお兄ちゃんの童貞落札でーす!!」
雪乃「やったのね・・・?私、ついにやりとげたのよね?」うるっ
陽乃「おめでとう、雪乃ちゃん」
雪乃「・・・姉さん」うるうる
陽乃「雪乃ちゃん、これはあなたが勝ち取ったものなのよ?誇っていいわ」
雪乃「はいっ、はい・・・っ」ぶわっ
陽乃「さぁ、さっそく比企谷君に連絡してみましょう?」ニコッ
雪乃「今こそこの比企谷君の電話番号に電話をかける時なのね?」
結衣「ゆきのん、頑張って・・・!」
雪乃「由比ヶ浜さん・・・」
結衣「私、応援するから!」うるうる
雪乃「うんっ、うん・・・!」ぶわっ
陽乃「さ、雪乃ちゃん。電話を」
雪乃「はいっ!」
ピポパ
トゥルルルルル
雪乃「・・・つながらない」
八幡「戸塚、本当にいいのか?///」ギシッ
戸塚「うん///僕、八幡とだったら・・・///」ぎゅっ
八幡「戸塚っ!戸塚ぁ///」ギシギシ
戸塚「ああっ///八幡っ!八幡んっ///」ぎゅぅ
陽乃(あらああ、比企谷君にあらかじめ渡しておいた媚薬と高級ホテルの予約権が『思わぬ方向』に作用しちゃったかなー?)
陽乃(それにしても、雪乃ちゃんは私に250万も借金して、これからどうするつもりなのかしら?)ニコッ
雪乃「比企谷君?比企谷くーん?」
ツーツーツー
終わり
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