エレン「クリスタ姉さん」(47)
クリスタ「ふふ、なーにエレン」
エレン「ただ呼んだだけ」ハハ
クリスタ「もう、なにそれぇ」プン
アルミン「(どうしてこうなった…)」
教官に見つかったから俺の代わりにあとは頼んだ
乗馬の訓練。
何時もの光景だった。
エレン「それにしても…クリスタは巧いよなぁ」
アルミン「そうだね、乗馬の成績だけなら彼女がトップだよ」(だって天使だモノ)
何気ない会話
エレン「…俺、ちょっとコツ聴いてくる!!」
親友の愚直なまでの向上心に関心しながらも、僕達の天使に何の遠慮も見せずに話しかけようとする姿と
行動力にちょっと嫉妬しながらも、僕はその後ろ姿見送った。
ミカサ「……私も教えれる…のに…」
アルミン「ハハ…それでもやっぱりトップの人間に教わりたいって言うのは皆が思う事だよ、ミカサ? 皆そう思うさ」
僕はこの時、自分の胃の痛みが無かった事に安心していたんだ。
クリスタなら、僕達の天使ならエレンのあの向上心から来る行動に感心はするが男女の関係には成らないだろうと…
ミカサ「……あまり納得できない」ゲシ
理由も無い暴力がライナーの乗っていた馬を襲う!!
ライナー「ちょっ?! ミカ 馬「ヒィィィン!!」 誰か止めてくれぇぇ!!」
ウワーライナーガフロオトサレタ
アブネェクリスタ!!
エレン?!
アルミン「うわぁ、今後の展開が読めちゃったよ」(何をしているんだミカサ!!)
ミカサ「エレン?!」
アルミン「で、どうするんだいミカサ? 今回の事はミカサの自業自得だよ?」
ミカサ「…反省してる。最近エレンを付け狙う女狐がウザくて…エレンと一緒の時間も中々取れなかったからつい…」
アルミン「ついじゃないよ!! も〜!!」
ライナー「アルミン、今は怒ってる場合じゃないぞ、俺達の天使が…」
ベルトコンベア「そうだよ僕達の女神が!!」
〜食堂〜
クリスタ「はい、エレン。ア〜ン////」
エレン「////もう、一人で食べれるよ!!」
クリスタ「アーン!!」ムゥー
エレン「/////」パク
クリスタ「フフフ、美味しい?」パァァァァァ
エレン「い、一緒のもんだろ。それよりもクリスタ姉さんもアーン」
クリスタ「ア〜ン」パク
ユミル「……(私もアーンされたい。いや、夜の方でもアーン♪したい)」
アルミン(天使)
ミカサ(私もエレンと夜のアーン♪したい)
ライナー(結婚しよ)
ベルカンテス(あの口に僕の超大型人を捻じ込みたい////)
ユミル(?!今、誰かが私に共感した!!)
ミカサ「ちょっと削いでくる(そして私がア〜ンする、してされる)」フフフ
アルライベ「ちょっと待って!!」
ごめん、今日夜勤だから寝る。
ワタシガシタイノデソグ
ダカラダメダッテ!!エレンニキラワレルヨ!!
!?
ヨカッタリフジンナボウリョクナンテコナカッタ
クリスタ「エレンは頑張り屋さんだね」ナデナデ
エレン「な、なんだよクリスタ姉さん。突然そんな事言うなよ」ハズカシイ/////
クリスタ「今日だって体を張って私を護ってくれたじゃない」
エレン「当たり前だろ!! 姉さんは俺の大切な家族じゃないか!!」
ミカサ「?!」
アルミン「ライナー!! ベルトルト!! ミカサを押さえて!!」
ライベル「おう!!」
ミカサ「離し アルミン「ミカサ少し黙って!!」っでも!!」
アルミン「ミカサ、良く聞いてくれ。今のエレンは落馬の衝撃で記憶の混濁で朦朧とした所に
刷り込みによってクリスタの事を家族として認識している状態だ。此処までは良いね?」
ミカサ「家族は私っ」ギリッ
アルミン「そうだね、だからこそ今下手に関わったらいけないんだ。」
ライナー「どう言う事だ? 言っちゃ悪いが家族だからこそミカサが関わった方が良いと思うんだが? 記憶も戻るかもしれないし」
ベルトナンド「僕もそう思う」(ライナーはクリスタとエレンがくっついて居るのが面白くないだけだろうけど)
アルミン「もし…エレンの中でクリスタとミカサの位置が変わって居たら?」
ミカライベ「!?」
アルミン「分って貰えたようだね? 良いかい、そうだとしてもそうでなくてもあの二人はアレ以上は進めない。認識の問題だ。」
そう、認識の問題。クリスタがもし…いや、あり得ないけどもし!! そう言う事をしようとしてもエレンは応じない。暴力は振るわないだろうけど
絶対に逃げる。そして、僕に相談しにくる。僕なら対処できる。
ミカサ「で、でも…エレンは、私の家族。さ、最後の家族」プルプルグス
ライナー(涙目で震えてる?! あのミカサが?)
ベルベルン(あっ、キュンてきた……いやいや?!違うでしょ僕!!)
アルミン「そう、ミカサはエレンの家族だ。だからこそ今がチャンスなんだよ!!」
ミカサ「どう言う事?」
アルミン「家族と言う括りの中に居たからこそ君はエレンに異性だけど近いでも決して交わらないと言う位置に居たんだ」
ライナー「!! そうか、もしクリスタとの位置が変わっているのなら…」
べ○○○ト「…今は同期の女の子。つまり」
アルライベル「エレンがミカサに惚れる可能性がある」
ミカサ「…?……ホント?」
アルミン「確実じゃない。でも以前よりは勝ち目が大いにある!!」
ライナー(ふぅ、流石アルミン巧くミカサの敵意をそらしたな)
ベルベ(そうだね。これでクリスタは無事だ)
ミカサ「ちょっとエレンの所に行ってくる」
アルミン「今はダメだよ。家族の時間をじゃまする人間を良くは思わないでしょ?」
ミカサ「…分った。明日の朝にする」
アルミン「応援してるからね」(まぁ、クリスタとミカサの位置が変わってるって言う前提から不確かなんだけどね)
夜、もう直ぐ就寝時間が来る。日頃の訓練に加え厳しい自主訓練を自分に課している
エレンは既に半分寝ている様な状態だった。こういう時、同室で良かったと心底思う。
アルミン「ねぇ、エレンエレンはミカサの事をどう思ってるの?」
エレン「ミカサ? いや、家族だろ?」
アルミン(あちゃー、クリスタが加わった形かー)
エレン「クリスタ姉さんにミカサ、俺に残された最後の家族だろ? 勿論アルミンの事だって親友以上にその…家族だと思ってる」
アルミン「フフ、ありがとうエレン。僕もエレンの事家族だと思ってるよ」
エレアル「ハハハ」
ライベル(心が痛い…)
ジャン(ミカサ…)
その時、アルミンに電流が奔る!!
アルミン(僕とエレンは家族。つまり、エレンの姉であるクリスタとも家族!!)
アルミン(合法的に甘えられるじゃないか!!)
アルミン(ヤバイ、そう考えたら眠れなくなって来た)ムクムク
〜女子寮〜
ミカサ「クリスタ」
クリスタ「あっミカサ、そのごめんね。ミカサもエレンの事心配してたのに、夕食の時に…」
ミカサ「構わない。エレンはクリスタの事を姉と思ってる。なら、私にとっても家族」ソウオモワナイトイシキガトブ
クリスタ「ありがとうミカサ!!」ダキ
ミカサ「っ?!」(何故? 今のクリスタをどこかで見た事が在る?)ナデリナデリ
クリスタ「わ、私ね。家族って言うのに憧れてるの。言えない事も多いけど、その嬉しくて」テヘッ
ミカサ「そう」(家族は良いモノ。家族が居るから温かい…温かい?)
あぁ、そうか。私は思い出した。今のクリスタは昔の私だ。あの時の私だ。
エレンが助けてくれた時の、マフラーをくれた時の私にとても近い
ミカサ「クリスタ、私達は仲間。エレンが元に戻っても仲間…なので、もっと頼ってくれても良い」ナデリナデリ
クリスタ「ありがとう、ミカサ」ナンダカオネエチャンミタイ
このSSまとめへのコメント
つまんな
↑そんなこと言うなら自分で書いて見れば
めちゃくちゃ尾も白い次も見ます!