勇者「0時00分のチート能力で冒険する」(1000)

前スレ:神「一日一回の安価チート能力を授ける」
神「一日一回の安価チート能力を授ける」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1368929141/)

ルール:普通の安価スレに加え、0時00分(秒数は何でも可)の時に、なんでも自由のチート安価を作動できる。ただし一日一回の早い者勝ちであり、あまりにすごすぎるチートをすると反動が起こり得る(例:魔王を消滅させると大魔王が誕生するとか)。
ローカルルール:後述の伝説の剣を安価によって募集したりする場合がありますが、その際は
「○剣××」としてください。○は漢字一文字のみ採用します(例:魔剣アエギュプトゥス)

前スレのあらすじ
神によって「0時00分のチート能力」を得た勇者は、魔族に苦しめられる人々を救うべく町の外へ。とある酒場で神剣の声を聴いた男、アットの夢をかなえることと、今後の戦いに役立てるために伝説の剣を求め世界各地を旅することになり、その行く先々で強力な魔族や怪物と戦ったり、仲間を集めていく。
しかし、両想いになったエルフの少女、エルが呪いにかけられた憎しみと怒りによって、勇者はチート能力で破壊魔獣ラクを召喚してしまう。さらにはそれを滅ぼそうとする守護妖霊シイラも現れ、両者は争いを始める。王国一つを滅ぼし、世界をも巻き込みかけた戦いの末、勇者は神剣(前述とは違う)を犠牲にラクとシイラを消滅させた。
その後も勇者の旅は続き…武術の町ラトネーでのチームバトルトーナメントに参加した。

主な登場人物:現パーティ
勇者 純朴な青年 チート安価により、すべての呪文を使える上にMPはすごい高い。ただし、知らない呪文も多い。剣技も多数習得。ピンチになるとステータス五倍。

スラミン 体当たりの超強いスライム。勇者になついてる

ドラキチ スラミンのライバルであるドラキー。狂音波や麻痺の噛みつきが得意

白竜 神竜の子供。正確はおとなしめの子供。すべてのブレスが使える。

クロ 黒髪長髪。勇者曰く『美』。のイケメン。テンション高め。剣での戦いが大好きだが、さらに打撃、関節技や投げ技を取り入れている。

イナ エルフ。女。見世物小屋から勇者に助けられて仲間に。やや思い込みが激しい?

現時点ではあんま関係ないけど前スレの主な登場人物。あんま気にしないで

エル エルフ。スタイル抜群。勇者とは両想いの仲だが誰かにさらわれ行方不明(勇者にとっては生死すら不明)。

ロッカ 魔族の少女。テンション高めで乱暴なところも。エルと共にさらわれている。

マルア 元ラダクルト王国騎士団長。男。今は王国の再建にいそしむ。

アット 神剣の声を聴き、18の伝説の剣を探す旅をする中年の男。幼馴染の魔族が差別で殺されている。

ノクラス 少数民族トゥリア族の一人で、歴史を調べ古文書の解読にいそしむ男。古代魔法の使い手。冗談好きで、現時点作中で一番スケベ。

魔界の陣営
魔王 差別をする人間をクズと考えて粛清をもくろみ人間界を攻撃する。

ゼクル 何人もいる幹部の一人で、人間の男。魔鎧戦士になろうと魔力を持つ武器を集めている。アットの幼馴染で、過去も相まって魔王に共感している。ロッカは彼の部下で準幹部でもある。

魔界騎士団長 表記名は団長。残忍で卑怯。仲間もあっさり見捨てる。

その他:
ラク 勇者の怒りによるチート安価で召喚された別次元の破壊魔獣。星を破壊する勢いだったが勇者に消滅させられた。

シイラ ラダクルトのある大陸の守護妖霊。光の力と闇の力のバランスを第一に考え、それを乱すものを容赦なく滅ぼそうとする。ラクとの戦いにおいて、そのやり方が勇者の逆鱗に触れラクもろとも消滅させられた。

>>797名前だけだったか…見落としすまん  通称及び表記名はナナ。宇宙に浮かぶ2kmの巨大な球体。異次元のことを知っており、またわずかな魔力のずれも感知できる察知能力の持ち主。

ラトネー~~

勇者「さーて、参加受け付けは…」

クロ「一昨日したよ、俺ら5人な」

勇者「俺とクロとスラミンとドラキチと白竜…人間が2人しかいないのも珍しいかな」

クロ「デカライオンやデスリザドとか連れてる奴らもいるな。人間の友達少ないのか?」

白竜「クロが言えることじゃないと…」

スラミン「ぴぎぎ(うんうん)」

ドラキチ「しぎぎ(そうそう)」

イナ「かわいそうなクロさん」グスン

クロ「俺幸せだけどな」キョトン

勇者「あはは…」

ワーワーワーワー

勇者「最初の敵は…テイマーチーム?」

クロ「ふーん」

スラミン「ぴぎ」

白竜「モンスターを操る人間のチームだね。試合はほとんどモンスターに任せるみたい」

ドラキチ『良く知ってるな』

白竜「さっきマニアの人が言ってた」

勇者「どうしよっか? 確か1,2回戦は3人しか出られないんだよね」

クロ「俺は全部に参加したいから、後二人決めろ」

勇者「じゃ、俺がでよう。最後の一人は…>>5、頼む」

白竜、ドラキチ、スラミンから選んでください。今回はここまで!

スラミンダロ!

ありがとうございます、これからもがんばります! ちょっとだけ再開

勇者チーム対テイマーチーム

テイマーA「行け、フレイムドラゴン」

フレイムドラゴン「グオオオオ」

審判「フレイムドラゴン対勇者、はじめ」カーン

勇者「見世物小屋の火炎竜とどう違うんだろ…それより、炎の槍で属性的に戦えるかのほうが問題だ」

フレイムドラゴン「ガウーーーッ!!」

勇者「噛み付きに来るか!なら…ていっ!」ビシッ!

フレイムドラゴン「がっ!」ズデン

勇者「足元をたたくっ!」ビシバシ

テイマーA「セコ戦法だな」

勇者「それそれっ!」ビシバシ

フレイムドラゴン「ぐぶあ…」ズデンバタン

イナ「勇者様ってずるいやり方をするんですね…はっ!もしかして私も何かの手段で手篭めに…いやん!」

クロ「何言ってんだこいつ」

白竜「気にしないほうが良いと思うよ」


勇者「ヒャダイン!」ヒュオオオオオッ

フレイムドラゴン「ぐあがるるるる!」ジュ~~

テイマーA「バカめ、高温の皮膚にそんな技が効くか! いっきにいけ!」

ズバン!

勇者「ぐっ 尻尾攻撃か…」

テイマーB「止めを刺しちまえ」

テイマーA「よし、燃え盛る火炎でとどめだ」

フレイムドラゴン「ゴバアアアーーッ!!」ボオオオオワッ

勇者「風神大演舞・一之型!」ヒュルウウウウウッ!!!

フレイムドラゴン「ご…!?」ボッメラメラ

テイマーA「風で跳ね返されたぞ!」

勇者「さらに…二之型!」ヒィバッ!!

フレイムドラゴン「がっ!?」ヒュルルルズデン!

クロ「へー、風で吹っ飛ばすんだ」

イナ「スカートがめくられたらどうしましょう」イヤンイヤン

クロ「バカだろお前」

勇者「とどめは剛厳破砕ショルダータックル!!」ドギャアアアッ!!

フレイムドラゴン「げぼーーーーーーーっ!!」ズウウウウン

審判「勝者、勇者! 勇者チーム一点先取!」

ワアアアアアアア

観客達「つえーあのドラゴンを」「やるう」「テイマー腰引けてるぞー」ワーワー

テイマーA「バカにしやがって…」

テイマーB「次は…行け、グランドヴェノム」ボワン

グランドヴェノム(巨大毒蛙)「げろろりりり…」ウルックウルック

審判「続いては、グランドヴェノム対スラミン!」

スラミン「ぴぎー!」

ドラキチ『俺との決着を前にこんな奴に撒けるんじゃねえぞ』

スラミン『わかってるって』

勇者「あんな相手に大丈夫かな…触れただけで猛毒くらいそうなのに」

白竜「よ、鎧を着けてるから大丈夫だよ。フォース(様々な属性付きの体当たり)もあるし」

スラミン「ぴぎ!」ゴゴゴゴゴ!

勇者「さっそくフォースを使ってる、属性は雷か」

スラミン「ぴぎーーーーーーーっ!!」ドーーーーーッ!!

グランドヴェノム「げるっぴ」ヴェドッ

スラミン「ぴぎっ!?」ベチャーッ!

勇者「げっ!」

イナ「毒の粘液を吐き出してからめとってしまいました!」

ドラキチ「しぎいぎ!!!」

白竜「ああっ!舌を伸ばしてる!」

グランドヴェノム「げりりらら…」ベローン

テイマーB「喰ってしまえ!」

グランドヴェノム「げり…り?」カチコチ

勇者「ああっ、舌に捕まった…あれ?」

イナ「待って下さい、あれ、スラミンを覆っている粘液が…固形化しています!」

白竜「何で…!? ああっそうか! スラミンはフォースを氷属性に切り替えて、毒液を舌もろとも凍らせたんだ!」

ドラキチ「しぎいーーーっ!」ピョンピョン♪


スラミン「ぴぎーーーーーーーっ!!」バリイイン!!

クロ「お、凍った粘液とやらから脱出したな」

グランドヴェノム「げ…げるりら…」

スラミン「ぴっぎーーーーっ!!」ドガシャガリゴゲゴーーーーン!

審判「勝者、スラミン! 勇者チーム二本取得により二回戦進出決定!!」ワーワーワー

観客達「すげー」「さすが勇者様」「テイマーのモンスターがこんなにやられまくるの初めて見た」

テイマーA「うぬぬぬう!!」

テイマーB「おのれおのれおのれ!!」

勇者「スラミン大丈夫? 毒消しつかわないと」ポワリン

スラミン「ぴぎー」フラフラ

クロ「あーあ、これで俺の出番ナシで終わりかー残ね…ん?」

テイマーA「終わってない…まだ最後の一匹を出していない!」

テイマーB「真の最強とは、最高の力を操る頭脳の事だと教えてやる!」

テイマーA&B「ゆけ! カイザイオン!!」

カイザイオン(大型のライオン。強靭な筋肉と刃のような歯と爪を持つ)「ぐろーがーーーーーーーーーーっ!!!」ドドドドドドオッ!!

勇者「あ、あいつら!」

白竜「やぶれかぶれになってメチャクチャする気だよ!」

イナ「ひゃああっ!!」

クロ「任せな…!!」ドッシイイイイン!!

勇者「正面から…受け止めた!!」

カイザイオン「ぐろおおおあ…あ…あああ!?」

クロ「おうるぁっ」ドスン

テイマーA「な、投げ落とした!バカな!」

テイマーB「行け、ひるむなカイザイオン、噛み殺せ!」

カイザイオン「が、がおおお…」

クロ「よせよ」ガシッ

カイザイオン「がああっ!」

クロ「あーーーーーん…」


ガブウウウウウウウ…ッ

勇者「クロ…が噛んだんだよね」

イナ「は、はい…」ゾッ

白竜「ひえー…」

スラミン「ぴ、ぴぎ」

ドラキチ「しいぃぎ…」

テイマーA「カイザイオン…の首元を」ブルブル

テイマーB「鬣に邪魔されながら…噛み破っただと…!!」ガタガタ

クロ「早く治療しとけよな」ドスン

テイマーA&B「は、はいいいいいいいっ!!!!!」ダダダダダーーーーッ!

勇者「逃げてっちゃった…」

クロ「さーて、次までちょっと寝てるかな」ゴロン

勇者「あ…偵察とかしなくて良いかな」

クロ「俺はしないよ、お前は好きにしろ。俺は…その場その場で新しい楽しみと出会うのが好きなんでね」zzz

勇者「変なヤツ…でも俺はどうしよう。偵察しようか他のことしようか」

安価↓どうしよっか? ちなみに二回戦は5時間後、決勝は翌日昼。勿論棄権とかそう言うのナシよー、
しばらく後まで踏まれなかったら今日はここまで。そして今スレ初のチート安価はどうなるのか。
よろしくお願いしまーす

勇者「よし、偵察にしよう。まずは2回戦の相手だね」

白竜「うん、そうしよう」

ワーワーワーワー

勇者「闘場はあっちだね」


審判「チーム・ミラージュ対RPGチーム!」

戦士「せいやあっ!」ガキン!

ミラージュA「ふんっ!」ブン!

戦士「うわああっ!」

魔法使い「戦士の剣が通用しない!」

ミラージュA「ミラー・カッター」スパッ

戦士「ぐふぅ」バタッ

審判「ミラージュA勝利!」

ワアアアアアア

勇者「強い!」

審判「ミラージュB対魔法使いはじめ!」

魔法使い「くらえ! イオラ一点集中弾!!」チュドボボボイッ!!

ミラージュB「バカめ…ミラーコート・バリア!」カキンッ

魔法使い「反射された!!」ボボボボボン!!

審判「…ミラージュB勝利ーーっ!」

賢者「……!」

武闘家「どうするおい」

遊び人「……」チョロロロロロ

勇者「なんてことだ…」

ミラージュC「どうした?最後は3人まとめてかかってみるか」

賢者「な、ならそれでやってやる!」ダダダッ

ミラージュC「バカめ」

ミラージュC「ミラー・コピー」ポボワオン

賢者「!?」

遊び人「ひえ!?」

武闘家「なんだあ!?」

勇者「デカい鏡のごとく…RPGチームの面々がもう一組現れた!」

コピー賢者「イオナズン!」ズドムッ!!

コピー武闘家「回し蹴り!」ドガガアッ

コピー遊び人「へんてこ斬り!」ズババッ!

RPGチーム「う、うわあああっ!応戦応戦…」ドガガアガガッガ

ミラージュC「バカどもめ…2勝した時点ですでに試合は終わっているというのに舞い上がりおって」

ミラージュA「どっちが勝ったってもうどうしようもないねー」

ミラージュB「本当の戦いなら、あいつらがコピーを倒して力尽きているときにCにやられて終わりだ」

アッハッハッハ

勇者「どうしよう…くそっ、しっかり作戦を練らないとならなくなった!」

作戦を安価↓ と↓↓ 次回は明日の夜になる

勇者「マホカンタ使える人手を挙げて」ノ

白竜「はい」ノ

スラミン「ぴ、ぴぎ(手がない!)?」

ドラキチ「しぎー(羽でいい? あ、つかえねーや)」

イナ「はい」ノ

勇者「いや、イナは良いんだ…クロはどうなんだろ?」

白竜「あの感じじゃそういう前準備すごい嫌いそうだからなあ…まあ、鏡で跳ね返す技を使うのがミラージュBだけだとしたら楽だけど」

スラミン「ぴぎ」

イナ「では、下剤ジュースは私に任せてください。エルフ伝統の腹下し薬を…」

勇者「うう…実行しなくてもいいはずだよね、作戦は作戦だからさ!」

白竜「そうかなあ…やるべきかなと」

スラミン「ぴー!ぎー!(凍てつく波動を覚えようとしている)」

ミラージュC「勇者さん」

勇者「あ、チーム・ミラージュの…」

ミラージュC「あと4時間程ですが、よろしくお願いしますよ。ちなみに、次の対戦順を私たちは決めましたので、どうぞ」

勇者「えっ」

1 ミラージュD
2 ミラージュE
3 ミラージュC

勇者「え…AとBは?」

ミラージュC「彼らも疲れていますからね。はっはっは。それでは」

勇者「ちょ…まって! …作戦が変わってきたかも…!」

スラミン「ぴぎー」

イナ「えっと…ポルビナ草ってこの辺にありますかね?」キョロキョロ

第二試合~~

勇者チームの陣営
1クロ
2白竜
3勇者

クロ「よーし、今度は確実に試合するぞー」

ミラージュD「ククククク」ゴロゴロゴロ

審判「始め!」カーン

クロ「しゃおっ!」ズバッ!

勇者「でたっ鞭のような聖剣ルーヴェル!」

ミラージュD「ぬっ!? あれが聖剣ルーヴェルか!」ゴロゴロギュルルル

ミラージュC「ほう」ゴロロ

ヒュッビシッ!!

ミラージュD「ぬう」ゴロゴロ

勇者「敵の肩鎧がすっぱり切れた!」

観客「すげー」「ムチ捌きだ」「あれ剣じゃねえの?」

勇者「いける! 十分に!」

ミラージュD「はっ!」シュバッビシッ

クロ「おらおらっ」ドッ、ビシッ

ミラージュA「良い感じだな…」ギュルルル

ミラージュB「まあ互角…いや押され気味だ」グログロ

クロ「そらっ!」ギュオン!

ドスン!

ミラージュD「な、投げ技…」ゴロゴロピー

勇者「全然平気な顔してるね彼ら」

イナ「強力な下剤仕込んだんですけどねー?」


ミラージュD「ふふ…」ギロリ

ミラージュD「この鏡を見よ…はあっ!」ギラン!

クロ「あん!?」

イナ「あら、かわいい女の子ですね」

勇者「クロにそっくりだ…」

クロ「俺のガキの頃?」

ミラージュD「そう。あなたの少年時代…ぐわ!」バキッ

クロ「おらおらっ!」ドガバキズバ

ミラージュD「E、頼む!」ポイッ

ミラージュE「おお!」ゴロゴロゴロ

勇者「なんだ!? ミラージュDが投げた鏡をミラージュEが受け取って、自分の鏡と向かい合わせに…」

観客「???」「合わせ鏡とな…?」「縁起わるー」

勇者「あ…あれっ!?」

グワオオオ…

クロ「ん~~~~?」チョコン

観客「かわいい」「かわいい」「かわいい」「かわいい」

イナ「まあ、さっきの女の子!」

勇者「クロが…子供に戻ってる!」

クロ「ありゃ?」ポケー

ミラージュD「私の鏡は、映された者の10年ほど前の姿を映し出す。Eの鏡は、ミラージュ一族の鏡能力によって映された姿に、その相手を変える。その鏡の力をコンボにしたのがこれだ。お前は今、10歳程度の子供に戻ったのだ!」ギュルルルルル

クロ「ありゃりゃー」ポケー

イナ「ポケーってしちゃってかわいい…抱きしめたいかも」

勇者「あのねえ…クロ、戦ってくれー!」

クロ「ふにゃ?」

観客♀「かわいい~~~~~~~~~~っ!!!」

ミラージュD「あとは殺すだけだ」ギヌッ

ミラージュD「喰らえ…メラミナックル!」ダッ

クロ「あっと」ヒョイ

ミラージュD「な!?」

ミラージュA「速い!」

ミラージュD「くっ! ヒャドキック!」シュッ

クロ「るー」ササッ

ミラージュD「たあああああああああっ!!」シュババババババッ!!

クロ「らーららー」ワーイワーイ

勇者「全部避けてる! すごい!」

イナ「ちょこまかしてかわいい~~~~~~~~~っ!!」////

ミラージュD「ふざけるな…!!!」ゴロゴロキュルキュル

勇者「下剤効いてないな…」

クロ「がー!」ガジガジ

ミラージュD「ぎょえええええええええええええ」

クロ「ていやっ!」ズバッ!

ミラージュD「ぐふっ」バタッ

審判「く、クロ勝利…勇者チーム一本先取」

勇者「やっちゃった…斬撃も多少甘いもののすごい」

白竜「すごすぎる…なんなの」

スラミン「ぴぎ」

ミラージュE対白竜

審判「はじめ!」カーン

白竜「輝く息!!」コオオオオオオオオオオ!

ミラージュE「ミラー・バリア」カオオオオオオオ

白竜「!」

ミラージュE「私の持つ鏡は絶対防御のバリアにもなる」ギュルル

白竜「だったら…えいっ!」ドン!

勇者「転ばせた!」

ミラージュE「ちっ」ギュルルルル

白竜「構えを解いたところで…」

ミラージュE「はっ!」ピカン!

白竜「うわっ!すごい光!」

ミラージュE「ショルダー・ミラー・タックル!」ドゴッ!

勇者「鏡を肩に装備したタックルだ!」

白竜「うげ…っ」

ミラージュE「はああああああーーーーーーーーーーっ!」ガシッ

ギュルンギュルンギュルンギュルン

勇者「脚をつかんで回る…ジャイアントスイングだあああっ!!」

白竜「わああああああああああああっ!!!」

ブンッ!

ドシャアアアアアアアアッ!!

白竜「ぐふっ」

勇者「ま、負けるな白竜!」

白竜「うう…しゃくねつ!」ボワアアムッ!

ミラージュE「ぬうっ!!」

白竜「しゃくねつしゃくねつしゃくねつしゃくねつ」ボワムオオオオッ!!

ミラージュE「ぐう…これは…」グググ

スラミン『いける!』

ドラキチ『勝った!』

白竜「はあ、はあ…うっげほっ」

勇者「だめだ!さっきの投げのダメージが!」


白竜「うう…っ」

ミラージュE「好機!」バッガシッ


ギュルルルルルルルルルルルウルルルウウッ!!!!


勇者「またジャイアントスイングだ!」

白竜「うわあああああああああああああっ!!!」

ポーーーーーーーーン

勇者「!? 高々と投げ上げたぞ!」

ミラージュE「ミラー・バリア!!」

ドラキチ『さっきの防御技だ』

スラミン『もしかして…』

勇者「落ちてきたのをあの絶対防御で迎え撃つ気か!!」

スラミン『白竜!飛んで逃げて―――!』

クロ「やべえ!」

イナ「ああ…っ」

白竜「……」

グシャアアアッ

審判「勝者、ミラージュE!!」

観客「ひでー」「やりすぎだろ」「かわいそーあのドラゴン」

勇者「くっ! ベホマ!」パワワワワ

ミラージュA「ザオリクのほうが良いんじゃね?」ゴロゴロゴロ

ミラージュB「トイレ行ってきたぞ、試合はどうなった?」スッキリ

勇者「この…!」

ミラージュE「なかなかの強敵だった」

スラミン「ぴぎいい…」

ミラージュE「最初のジャイアントスイングで内臓にダメージを与えたからこそ、灼熱を途切れさせることができた」

勇者「…クロはいつ戻る」

ミラージュE「さあな…ふふふ」

勇者「くそっ!」

ミラージュC「最後は私と君だ」ニヤリ

勇者「ミラージュCの能力は、俺と同じもう一人の俺をコピーすること…」

審判「勇者対ミラージュC、開始!」カーン

ミラージュC「行くぞ…」ポボワオン

コピー勇者「虎爪真空じ…」

勇者「光の剣…うおおおおおおおおおおおっ!!!」

ズバオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!

観客「なんだ!?」「うわっ!まぶしい!」「なんというパワーじゃ」

審判「うおおお…」

クロ「わーすげー」

イナ「なに!? 光の力がものすごい…!」

白竜「うう…」

スラミン「ぴぎ…!」

ドラキチ「しぎぃ…!?」

ミラージュたち「なんだあれは……!?」

勇者「ギガクロスブレイクぅ!!!!!!!!」シャズァアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!


コピー勇者「!!!」

ミラージュC「な…っ!!」

ズドギャリアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!









シュウウ…

勇者「はあ、はあ、はあ…」

ミラージュC「か…」ズン…

審判「勝者、勇者! よって勝利チームは勇者チーム…ぬ?」

勇者「げふぉおおおおおお、ごへ、がはっ、うえっぷ…」ブシャアアアアアアッ

イナ「!?」

クロ「体中から血を出してる!」

観客たち「きゃあああああああああああああああああっ!」「どうしたんだ!?」「技の反動に違いないぜ」

勇者(すごすぎる武器を自分の力で出す能力…これがチート安価の反動か…ぐううっぐふっ)ベッ

スラミン「ぴぎいーーーーーーーーーーっ!!」ズザザザザーーーッ!!

ミラージュA「なんだかすごいことになったな」ゴロゴロ

ミラージュE「だが…残念ながら負けてしまった。Cは生きているか?」

ミラージュB「なんとか」

ミラージュA「負けちまったから言うけどよ…お前ら、絶対優勝しろよ」

ザッザッザ…

イナ「そんなこと言われても…勇者様ヤバいでしょうこれ!」

クロ「明日どーすんだよー」

勇者「……」ウツロ


ワーワーワーワーワーワーワー…

準決勝第二試合~~

イナ「お医者さんに勇者様と白竜を預けてきたは良いものの…クロちゃん抱きしめたいなあ」フウ

スラミン『偵察に来てんのに何言ってんの』

ドラキチ『おっ、始まるぜ』

ワーワーワーワー

審判「これより、催眠術師軍団対大柄一家の試合を行う」

大柄長男「いくぜっ!あんなひょろひょろ催眠術師に負けるもんか!」バッ

催眠術師「では、頼むよ…こちらの一人目は、この女だ!」

エル「行くわよ…」ギッ

イナ「えっ!?」

スラミン「ぴぎっ!?!?!」

観客「おおーかわいー」「レベルたけー」「ヤりたい」

イナ「エルっ!どうして…!?」

大柄父「ほほう、かわいい子ではないか。我が妻には負けるが」ガシッ

大柄母「あんたったら人目もはばからないで///」

スラミン「ぴぎー(おえー)」

大柄長男「いくぜっ!!」ドドドドドドドッ!!!

エル「…ウインドブレイク!!」ギャゴガガガッ!!!!

大柄長男「はひ…」バタッ

審判「勝者、エル!催眠術師軍団一本先取!」

ワアアアア

催眠術師「フッフッフ…」

大柄次男「兄ちゃんが…やられた」

大柄犬「わおおおお…!」

大柄母「次はあたいが行くよ!」

催眠術師「二人目は…こいつだ!」バサッ

審判「大柄母対ロッカ、始め!!!」カーン

スラミン「ぴぎいいいいいっ!?!?!??!」

ドラキチ「ど、どうしたんだよー」

イナ「エル、どういうことなの…ねえ!」

ワーワーワー

大柄母「がおおおおおおおおおっ!!秘技・鬼嫁の怒り!!」ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!

大柄父「本当は天使なのになあ」

ロッカ「…悪魔ぱーんち!」ドムズブゲッ

大柄母「かふふふふふふふ」グデーン

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

審判「…さ、催眠術軍団勝利…!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

スラミン『二人とも…なんで…!』

ドラキチ『なにがどうしたんだよー』

イナ「エル…」

催眠術師「くっくっく…私の力こそ真の無敵…ふふふふふふ」ザッザッザ…

エル「その通りです」ザッザッザ

ロッカ「さいきょーださいきょーだ」ワーワー


スラミン「ぴぎいいいい…」

イナ「エル!待って!」ダッ

エル「?」

イナ「エル…私よ、イナ」

エル「…?」クルッ

スラミン「ぴぎい!」バッ

ストライク「邪魔!」ビシッ!

スラミン「ぴぎぎっ!!」ズテン

スラミン『ライクまで…!?』

ザッザッザ…


今回ここまで読了乙、残り二人のメンバーを安価↓2までで募集。なければそのまま書きます。ちなみに催眠術師は非戦闘要員です。それではまたー



決勝戦~~

勇者「ぐふっ、はあはあ…」ゲホッゲホッ

クロ「勇者棄権かー?」

イナ「そうするしかないわよ…」

クロ「一個分不戦敗になっちゃうから気をつけろよー」

白竜「勿論だよ…もともと、これ以上負ける気はない!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

白竜「!?」グググググググ

クロ「なになに~?」

白竜「おおおおおおおおおおおん!!!!」パワアーーーーーッ

クロ「まぶしー」

白竜⇒聖竜「なんだ…このパワーは」

スラミン「ぴぎー」ボーゼン

聖竜「いまなら催眠術も解ける…」

クロ「さいみんじゅつ~?」

イナ「なら、エルたちを元に戻せるんですね!」

聖竜「ああ。僕はそれが出来る…」

ドラキチ「しぎぎー」

勇者「……頼む」ハアハア

クロ「明日は決勝だ~~♪」


イナ「…抱き締めて寝ちゃダメ?」

決勝~~

審判「両チーム前へ」

勇者チーム
1勇者(棄権)
2ドラキチ
3スラミン
4聖竜
5クロ(子供)

催眠術軍団
1エル
2ストライク
3アット
4ナイト
5ロッカ

勇者「アットさんまでいたのか…」フウフウ

聖竜「浄化ーーーーーっ!!!」パワワワワ

エル「あれ?私は何を…ああっ、勇者様!大丈夫ですか!?」ダダーッ!

勇者「え、エル…良かった」フウフウ

ストライク「私は何を…あれっ!? アットさん!?」

アット「お、おう…何がなんだかわかんねえけど…?」

イナ「エル!」

エル「えっイナ?何であなたまで?」

ロッカ「はれれ? あたしどうしてたの?」

聖竜「催眠術が解けたんだよ」

ロッカ「うわーでっかーい! 何この竜」

聖竜「白竜だよ」

ロッカ「ふへー、前の鎧もう着れないね」

聖竜「あのね」

審判「あのー、試合は…」

イナ「かくかくしかじか」

エル&ストライク&アット「この…催眠術師が?」

催眠術師「ガクブル」

エル「ウインドブレイク!!!」ズギャギャ…

ナイト「ホーリーライト!」ババババッ!!

エル「! きゃああっ!!」ズザアアッ!

勇者「え、エル」

イナ「すごい光の力で押し戻した…あの天使、相当な実力者!」

アット「でもよ、この試合、俺とストライクとロッカが棄権すれば、自動的に3勝出来て終わりだな」

イナ「そ、そうですね!」

ドラキチ『えーつまんねーよー』

スラミン『まあしかたないよ』

ロッカ「えーやだー、あたし戦いたーい」

クロ「そーだそーだ」

勇者「え」

審判「ぬう、つまり…こうなるわけだな」

1   ×勇者対エル○
2 ○ドラキチ対ストライク×
3 ○スラミン対アット×
4    聖竜対ナイト
5    クロ対ロッカ

勇者「戦わずして2勝1敗の状態か…」

催眠術師「くへへへへ、アホがいてよかったぜ…これで伝説の剣と同じ威力の剣はいただきだ」

ナイト「任せておけ」

聖竜「もう負けないといったはずだよ…あ、ごめん。君には言ってなかった」

ナイト「ふっ」

審判「ナイト対聖竜はじめ!」カーン!

聖竜「ジゴスパーク!」ガガガガンッ!!!!!

ナイト「いきなりか…エンジェルウインド!」ファオオオオッ!

聖竜「!? うわああっ!」ガガガガッ!!

ナイト「魔法力の流れを変える風だ。ジゴスパークは特技だが、MPを消費するからな」フッフッフ

勇者「あいつもできる…」

ナイト「くらえ、レーザーセイバー!」ズビャッ!

聖竜「ぐっ!」

勇者「あれは…身体に傷をつけずHPのみを減らす! マルアさんの得意技じゃないか!」

エル「そんなに無理して実況しなくても」

クロ「うおーすげー」

ナイト「たあっ!」バキッ!

聖竜「ホーリーウィンド!」ボホオオオオッ!

ナイト「うおおおおお…残念、聖なる力は私にとってご馳走だぞ? 天使だからな」

聖竜「あ…あああっ!」

勇者「まずい、後手後手に回ってる…あいつ、自分の力を使いこなせてないんだ!」

アット「このまま負けるってのかよ、あんだけ成長したのによ!」

ストライク「体の成長には、心がついてこなければ…」

アット「くっ! そんなことわかってら!」

ストライク「怒られた」ガーン

ナイト「お前の負けだ…エンジェル・トライアングル!!」コオオオア…

勇者「三角形の輪を出して…ああっそのまま聖竜を捕らえてしまった!」

聖竜「う、うごけない…」

ナイト「君は聖なる牢獄へ囚われた哀れな囚人…残すところは処刑のみ。この三角の輪は刃となり、狭まり、君の肉体を切り分けてゆくのだよ」

聖竜「そ、そんなこと…させるもんか…ぐううっ」

ナイト「さあ…さあ! 死への旅路へ!」

聖竜「そんなの…いやだーーーーーーーーっ!!!」グワン!!

催眠術師「おわ…ってねえ! 自力でぶっ千切っちまった!!」

聖竜「かがやく息!!」コオオオオォォォォォーーー----------ッッ!!!

ナイト「うおおおおおおお…ッ」

勇者「効いてる!」

アット「今試合初の決定打だ! やれやれ!」

聖竜「こおおおおおおおおおおお」

ナイト「ふ、うううう、ふうううう…ふううううううう」

催眠術師「くそーっ負けんなあ!」

ナイト「ふううううううう…」

聖竜「こおおおおおおおおおおおおおお」

催眠術師「こうなりゃ…」ピリン

聖竜「!?」ガクッ

勇者「なんだ!? 聖竜の体制が崩れた!」

エル「ダメージのせいでしょうか!?」

ナイト「残念だったな!」ズドバッ!

聖竜「ぐか…っ!」ズウウウウン…

ナイト「ふう、ふう…」グラッバタッ

審判「…引き分け!」

ワーワーワーワーワー

勇者「うう…聖竜、惜しかった…」

聖竜「うう…なんか思うように動けない…」

アット「ダメージのせいだろうよ、しかたねえ。今後その力を本当のものにしていきな」

聖竜「は、はい…」グッ

催眠術師「よーし、あと1試合…勝てば同点だ…その場合どうするんだ?」

審判「それまでの試合に勝った者同士から一人ずつ選び、その上で再戦を行ないます」

催眠術師「そうかそうか…ロッカ負けんなよ~(まあ俺には催眠術があるし、敵の勝った奴は不戦勝の雑魚モンスターだけだし、しかも仲間を攻撃できるとも思えん、勝てる)」

次回、クロ対ロッカ

この試合に関わらない自由安価↓3まで、次回までになければそのまま続ける。

ロッカ対クロ

ロッカ「悪魔ぱーーん…」

クロ「がぶーーっ!!」

勇者「わあっ! いきなりのど元に食らいついた!」

エル「ロッカちゃんあぶない!」

ロッカ「な、なによおばかああ…!」

クロ「」ガジガジガジ

ロッカ「いたい…このばかああ!」キンッ

勇者「うわ、金蹴り」

エル「いやん///」

ストライク「な///」

アット「ありゃ~」

クロ「って…この!」ブン!

ボゲ!

ロッカ「ぎゃう!」

勇者「今度は頭突きだ!」

ロッカ「このー!」

勇者「耳引っ張ってる!」

クロ「このー!」ボカボカ

ロッカ「このー!」ボカボカ

勇者「なぐり合ってる…これじゃ子供の喧嘩だ」

観客たち「ふざけんなー」「ちゃんとたたかえー!」「金返せー!」ポイポイ

審判「物を投げないでください!」

勇者「わわ」

アット「おいおいおい」

ロッカ「あいたっ!」ビシッ

クロ「あっ」

勇者「ロッカちゃんの頭にビンが!」

クロ「バカヤローーーーーーーーーーーっ!!!俺の敵だぞーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」オオオオオオオオオオ

観客たち「ひっ」ビクッ

シーン…

クロ「ばーか!」

ロッカ「あうう…」ドキ

ロッカ「////」

クロ「さ、続きやろ」

ロッカ「うん…」ドキドキ

エル「え」

勇者「あれれれれれ…」

ドカボカバコボコバコポカスカポカカカカカカカカカ


勇者「結局殴り合いの末にクロが勝ちました…と」

催眠術師「ちくしょおおおおおおおおおおおおおおお」

審判「優勝、勇者チーム…はあ」

イナ「かちましたー!」

アット「ふう」

勇者「アットさん、これでまた聖剣が手に入りますよ」

アット「ど、どういうことだ?」

勇者「かくかくしかじか」

アット「マジかよやったぜ!」

クロ「わーい剣もらったー」

勇者「じゃあ約束通り」

クロ「うん、あげる」ホイ

勇者「これで何本目でしたっけ?」

アット「12本だ」

勇者「さ…そろそろ積もる話をしに宿屋に行きますか」

皆「さんせーい」

勇者「って、催眠術師は…あ、いない!」

スラミン「ぴぎいいい」

ドラキチ「しぎ」

イナ「逃げられてしまいましたね…」

勇者「くそ…次にあったら確実に懲らしめないと」

~~~~~~~~

勇者「で、エルとロッカちゃんはあの時にさらわれてたんだね」

エル「はい。おそらく…気が付いたときにはここにいました」

ロッカ「うん」

アット「俺は1週間前、聖剣エクスカリバーを探して情報を集めていたらあいつに会った覚えがある」

勇者「聖剣エクスカリバー…なんともストレートですね」

アット「まあな」

ストライク「私は、オットスに帰る途中にあの催眠術師に遭いました」

勇者「そうか…」

聖竜「それよりも…ロッカ」

ロッカ「うん」

聖竜「君、これからどうするの? 魔族の仲間だったなんて…」

ロッカ「えっと…んー。クロ…どうするの?」チラ

クロ「俺はどうしよっかなー。元に戻るまで勇者と一緒にいこっかなー楽しいし」

ロッカ「じゃ、あたしもいっしょにいくー///」ガバッ

クロ「?」

ストライク「な」

イナ(ぐっ!)

勇者「ロッカちゃん、それってゼクルと離れるってことになるけど、いいの?」

ロッカ「う…うん」コク

勇者「本当にそれでいいんだね?」

ロッカ「う…」

クロ「あれ、やめるの?」

ロッカ「やめないっ!クロといっしょにいくの!」///

クロ「よかったーロッカ面白いもんね」

ロッカ「/////」

勇者「あらららら」

エル「かわいいカップルですね//」

勇者「うーん、クロが元に戻ったらどうするんだろ」

聖竜「ふう…まあ、ロッカってそういう奴だもんね…まあいいんじゃないかな」

勇者「まあね」

ストライク「さて…かなり遅れてしまった。わたしはそろそろオットスに戻って報告せねば」

勇者「あ、じゃあ、俺のルーラで行かない?」

ストライク「…頼みます」


バビューン!



~~~~~

ストライク「クロの現在地の情報を掴むのが任務だったのに…遅れに遅れたうえに、最終的な目的である、聖剣ルーヴェルを勇者たちの手に渡らせるというのもすでに終わっていたなんて…」

勇者「ま、まあまあ」

ストライク「罰として謹慎…すこし勇者たちと旅をして来いと言われたから、少しの間お世話になるわ…」

勇者「な、ならよろしく」

ストライク(でもアットさんと一緒にいられるなら…あれ、もしかして副隊長、それをねらって?)

勇者「アットさんはどうするんですか?」

アット「魔法の気球を野放しにしちまったから取りに戻るよ。そんじゃな」

勇者「じゃあまた!」

ストライク「」


エル「現パーティは…」

勇者
エル
スラミン
聖竜
ドラキチ
ロッカ
クロ
ストライク
イナ

勇者「また大所帯になっちゃったな」

エル「次はどこへ行きましょうか?」

イナ「近くに村がありますから、情報収集しましょう」

ドグッドグッドグッ

勇者「ん?」

ドグッドグッドグ…

勇者「なんだ…?」

エル「どうかしましたか?」

勇者「いや、なんか…いや、なんでもないよ」ハハ

エル「…?」

~~~~~~

勇者「サンタノの村に着いた」

聖竜「ちょっと特訓しようよ」

勇者「いいね」

ロッカ「クロっやろやろ!」

クロ「おー」

スラミン「ぴぎ!」

ドテンバタン

中断 あと安価欲張りすぎに注意

ストライク「アットさん…はあ、つまらない…退屈。いっそ何か面白い事件でもないかなあ…」

イナ「勇者様たちが特訓している間が暇ねえ…クロちゃんったらロッカちゃんと仲良ししてるし」

クロ「わーい」ポカポカ

ロッカ「わーい」ポカポカ

イナ「意味なく殴り合ってるし…どういう愛情表現」

ドラキチ「しぎーしぎー」

イナ「なあに? あそこにいきたいの?」

ドラキチ「しぎ!」

イナ「洞窟かあ…仕方ないわねもうなんでもいいわ」テッテカテー

ストライク「? 二人ともどこへ…」

~~~~

イナ「へー、中は明るいんですねー。ランプとかあるし、人が手入れしてるのかしら」

ドラキチ「しぎいい」

ストライク「あのですねお二人とも…勝手な行動は慎まないと」

イナ「あら、ライクさん」

ストライク「やめてくださいよ、すぐ戻りましょう」

ドラキチ「しぎい~~!」

イナ「ドラキチ、ごめんなさいね行きましょう」

ストライク「もう…あら?」

イナ「どうしたんです?」

ストライク「…出口がない」

イナ「…まるで行き止まり…私たちはどこから入ったっていうの!?」

ドラキチ「しぎいいいい!」

~~

イナ「この付近に出口はとりあえずないようですね…」

ストライク「このっ!!」ガガガガッ!!

イナ「ああっ、壁を攻撃したらダメですよ、落盤につながりますから!」

ストライク「し、失礼」

ドラキチ「しぎぎぎ」

イナ「とりあえず、奥に進みましょう。今はそれしかなさそうですから」

ストライク「はい…」

ザッザッザ

イナ「扉?」

ストライク「そんなものないですけど」

イナ「え…?だって、ここに」

ストライク「水筒なら有りますけど」ヒョイ

イナ「何を言っているんですか?」

ドラキチ「しぎー!」バッヒュッバッ!

イナ「ドラキチは何を遊んでいるの? もう」

ドラキチ「しぎっ!」ガアッ

イナ「何か噛んでるの? あーもうイライラする!」ガチャ

イナ「さ、扉があいたわ!」

ストライク「だから、何の話ですか!?」

イナ「だから扉が!」

ストライク「そんなもんないって言ってるでしょ!」ジャキッ!

イナ「きゃっ!剣を向けないでよ!」

ドラキチ「しぎ!?」

ストライク「このーーっ!」バッ

イナ「ひゃああっ!」

ドラキチ「しぎぎ!」

ガチャッダダダバタン!

イナ「うう…(ドアの先に逃れた)」

ストライク「い、イナさん!? どこへ!?」

イナ「え…?」

ストライク「イナさん! イナさん!?」

イナ「ねえ…」ガチャ

ストライク「イナさん」

イナ「本当に、この扉が見えないの?」

ストライク「見えないも何も、無いですよ」

イナ「ちょっと待って。私は見えるし、実際に開けられました。ライクさんこそ、その水筒というのを…今も持っていますか?」

ストライク「ええ、飲みますか?」

イナ「私には全く見えない…今思えば…ドラキチはこの洞窟から出ようとしたとき、出たくないと思わなかった?」

ドラキチ「しぎ」コクコク

イナ「やっぱり…ここはそういう、中に入った者の心に対して幻覚を見せる力があるのよ」

ストライク「で、でも、私は出たくないなんて思わなかった…」

イナ「う…」

ストライク「…いや…少し…思った」

イナ「ま、退屈だったものね…」

ストライク「なにか起こらないかと少し期待したところはありました。あ、さっきのドラキチも…敵が出てほしいなーなんて思って、そしたら幻覚の中で出てきて、それと戦っていたの?」

ドラキチ「しぎ」コクリ

イナ「はあ…こんなことなら特訓に加わればよかったかも」

ドラキチ「しぎい~」

カツーンカツーン

ストライク「誰か来る?」

ドラキチ「しぎ!」

イナ「悪の波動…しかも強い!」

オルガード「何者だ…お前たちは」

イナ「強力な魔族!」

ストライク「なんですって!?」ジャキン!

オルガード「そこの君こそ半分は魔族のようだが…?」

ストライク「…」

ドラキチ「しぎぎ」

オルガード「モンスターに、それにエルフ…か。君たちは『殺される』ということについてどう思うね?」

ストライク「ええっ? だって…」

オルガード「質問に答えたまえ」

イナ「か、かわいそうだとは思いますけど…」

ストライク「それを与えられたものによると判断するわ。善であれば悲しまれ、尊まれるべきですが、悪であるならば蔑まれ、喜ばれるべきであると」

イナ「ちょっと極端な気もするけど…まあ確かに」

ドラキチ「しいぎ?」

オルガード「ほほう…私の家族は人間やエルフ、天使と言った多種族にそれぞれ殺された。みな、その瞬間、『魔族を倒した』と喜んでいた」

イナ「えっ?」

オルガード「喜んでいたな…そして、死体を見て蔑んだなあ…何もしていないのにっ」ダッ

ガシィイ!

ストライク「ぐっ!(首をつかまれて壁に押し付けられてる!)」

イナ「やめてください!」

ストライク「すごい力…」

オルガード「俺の家族も悪だったというのか…ただ魔族だというだけで!」グググ

イナ「や、やめてくださいっ!! もうやめて!」

ドラキチ「しぎー!」ビシッ!

オルガード「っと…」

ドラキチ「しぎょーーーーーーーーーーーっ!!!!(おたけび)」

オルガード「!」ビクッ

ストライク「てやあっ!」ズバッ

オルガード「ぐ」ビシッ

イナ「ナイフエッジ・シャイン(光のナイフを連射する)」ビシシシシシイ!

オルガード「ぐああああ…」

ギロッ

イナ「!」

オルガード「死ね!! エルフ!! 竜魔波ーーーーっ!!」ズバオオオッ!!

イナ「きゃああああ…っ!」ズザアッ

ストライク「二飛刀斬!!」ズババッ!

オルガード「ふん」ガキン!

ストライク「な…!」

オルガード「この闘竜魔に逆らえる剣などあるものか」

ストライク「そんなことはないっ! ウインドレイズ!」ブオオオオッ!!

オルガード「!? 上昇して…ぐわっ!」ガツン!

ストライク「天井に無様に頭をぶつけたな! サンダーボルト!」ガガガ!

オルガード「ぐあああああ!」

ストライク「二飛刀回鮮斬(にひとうかいせんざん)!!」

オルガード「速い!」

ガキン!

ストライク「止められた…!」

オルガード「でいやああっ!」ブンッ!

ストライク「ぐふ!」ドサッ

オルガード「モールア…聞こえるか。侵入者を捕える」

ドラキチ「しぎーーーっ!!」ガブ!

オルガード「うお!」

ストライク「今! はっ!(左手の剣で刺す)」ドゥッ

ガキン!

オルガード「な…闘竜魔に穴をあけるとは!」

ストライク「とっさの反応はさすが…でもしくじったわね」

オルガード「きさまーーーっ!」ドムッ

ストライク「ぐふあっ!」バタッ

ドラキチ「しぎぎぎぎぎーーーーー(狂音波)!」クワンクワンクワン

オルガード「ぐあああ…ふざけるな!」ドガガガガッ

ドラキチ「しぎっ」ボテン

オルガード「今度こそ…終わりだな」

~~~~~

ストライク「ここは…」

オルガード「生贄の祭壇だ…闘竜魔の強さを高めるためのな」

ドラキチ「しぎ!」

ストライク「動けない…くっ! 拘束されて…」

イナ「」

ストライク「イナさん、イナさん!?」

オルガード「まだ死んではいない。まあ、俺の竜魔波を喰らってかなり衰弱しているがな。どっちみち同じことだが」ギラン

ストライク「その剣で私たちを刺すつもり…?」

オルガード「ああ」

ストライク(!? 剣に穴が開いていない…)

オルガード「なんだ」

ストライク「と、闘竜魔とかいうその剣…再生能力もあるの?」

オルガード「何を言っている。意味が解らないな」

ストライク(? ? ?)

オルガード「死ね」

ストライク「ぐ…っ!」

ヒュンッ!

ドラキチ「しぎーーーーーーーーーーーーーーっ!!!(おたけび)」

オルガード「ぬっ!」

ストライク「ドラキチ!」

ドラキチ「しぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎい(狂音波)」

オルガード「うるさいっ!」ドズッ

ドラキチ「しぎ…」カフッ

ドラキチ「」

ストライク「どら…きち」

オルガード「ふっ、これで闘竜魔がより力を…」

ストライク「うわあああああああああああああっ!!!!!」ドゴォン!!!

オルガード「!?」

ストライク「うおああああああああああああああああああああぅっ!!」

メキメキメキャメキャメキメキメキャメキャ

オルガード「なんだこれは…左手の剣がどんどん形を変えていく!」

イナ「…? ライクさん…?」

ストライク「あぁぁああぁぁあああああああああああああああ…」

イナ「その左手…なんてまがまがしい剣…!」

オルガード「覚魔力…か!?」

ストライク「許さない…ああああああああああっ!!」ズバンッ!!

オルガード「うわああっ!」ガキン!

ドタン!!

オルガード「闘竜魔が吹っ飛んでしまった…どこだ!?」

ストライク「死ねえええええっ!!」

オルガード「うわっ!」

ドスッガキッズバッ

イナ「だ、だめよライクさん! 憎しみにとらわれては!」

オルガード「ぬうう、うおああ!?」

ストライク「でいやあああああああああっ!!」

オルガード「うおわあああっ!!」ドガッガラガラ

ズシイイン…

ストライク「はあ、はあ、はあ…」

イナ「あの魔族、崩れてきた岩の下敷きに…」

ストライク「!?」グルウッ

イナ「えっ」

グニグニグニイイッ

イナ「ライクさんの左腕が闘竜魔と融合した…?」

ストライク「な、なに…? ぐううっ」

~~~

ストライク「ドラキチ…」

イナ「かわいそうに…あれ? 勇者様のザオリクで治るんじゃない?」

ストライク「そ、そうね、早くここを出ましょう」

イナ「…あら? あの魔族が…いない?」

ストライク「えっ? ああっ本当!」

イナ「ちょっと待って。あ、この壁、穴が開いててその向こうに…また部屋があるわ」

ストライク「幻じゃなさそうですね」

イナ「行ってみましょう。ドアがあったらいいな…って思いながら…ん」

ストライク「ドアが現れた」

イナ「さ、早くいきましょう」

ストライク「はい」

ガチャ




イナ「…うわー」

ストライク「あうわあわわ////」

イナ「えっとー。培養液のカプセルに入った男の子…服無の」クスクス

ストライク「き、機械もたくさんありますね…/// あれ? この少年、見覚えが」

イナ「え、アレに見覚えが?」

ストライク「違います! 顔にです! たしか…そう、あのラクとの戦いのときに…たしか、竜に変身する」

イナ「へえ…それがなんでこんなところに?」

イナ「~♪」ガチャガチャ

ストライク「さあ…あの、配慮はうれしいのですが…さすがに、小さな岸壁を立てかけてきょ…局所だけを隠すというのは////」

イナ「じゃあもっと積み上げようかしら」

ストライク「も、もうやめましょう! 勇者たちに報告しに戻りましょうよ! ドラキチの事もあるし…」

ピシッ

ストライク「?」

レイ「ぐるるううううう…」

イナ「なあに?」

レイ「あおおおおおおおおおおおお…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

パリイイイイイッ!!!

イナ「カプセルが割れた!?」

レイ「がうらあああああああああああああっ!!!!」ズゴオオオオオッ!!!

ストライク「竜に…変身した!!!」

レイ「がおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!」

ドガガガガガガガラララララララ!!

~~~

村人「ど、洞窟から竜が出てきたぞ!」

勇者「な、なんだあの竜は!」

クロ「わーでけー」

ロッカ「洞窟こわれちったー後で行こうと思ってたのに」

スラミン「ぴぎ!」

エル「ああっ! イナにライクさんが飛び出てきましたよ!」

聖竜「助けなくっちゃ!」シャッ!

勇者「ルーラ!」バビューン!!

サササッ!

勇者「二人を連れて戻ってきました…ってドラキチ!」

イナ「ザオリクをお願いします!」

勇者「わかった…うわあああっ!!」

ボワアアアアアアアアアアッ!!!

エル「なんて強烈な炎を吐くの!」

レイ「がるるるるるるう」

ストライク「あれは、たぶんレイとかいう…」

勇者「レイだって!? あれが!?」

クロ「よーし、バトルだー!」ダダア

ロッカ「クロまってーあたしもやるー」ダダッ

村人たち「ひえええええ…」

ストライク「!?」シュルシュルシュル

勇者「ライク!? 左手の剣が…!」

ドズズズズズズッ!!!!

村人たち「…がふっ」バタバタバタ

勇者「な、なにをやってるんだ!?」

ストライク「わ、わからない…左手が勝手に!」

イナ「もしかして、闘竜魔のせいじゃ!?」

ストライク「ええっ!?」

――時は来た

グオオオオングオオオオオオン

ストライク「う、うわああああああああっ!!」

勇者「左手の剣が…膨らんでる!?」

ストライク「うぐ…」ブチッ

ビューーーーーン!

勇者「わあっ!?」

クロ「ん?」

ロッカ「剣があの竜に飛んでいくよー」

勇者「あ、ああああっ! あれはたしか…闘竜魔!なんで!」

ドスウウウウッ!

勇者「レイの胸に闘竜魔が刺さった…!?」

レイ「あおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」ゴワゴワゴワ

勇者「変身…していく?」

クロ「あれ、ちいさくなってくー」

ロッカ「あれれれれ?」

勇者「あの姿は…?」

聖竜「人と竜の合わさったような姿…」

レイ「これが…悪魔竜人(あくまりゅうじん)」

勇者「なにがどうなっているんだ!? レイ!」

レイ「…教えてあげよう。闘竜魔と融合することで、僕は悪魔竜王ガイオンの力を完全に受け継いだ」

勇者「なっ!」

聖竜「悪魔竜王…」

イナ「あのカプセルは…?」

レイ「融合のための前準備さ」

ストライク「じゃあ、あの魔族は…?」

レイ「彼の…オルガードの魂は我が偉大なる父のしもべとなった。自分でも気づかぬうちに。そして洞窟に来た冒険者などを闘竜魔で刺し殺し生贄としていた。すでに実体はない」

イナ「そんな…魂を利用していたの」

レイ「さあ…この辺にしようか」

ロッカ「オルガードを…? このばかあっ!」ドガアッ!

レイ「ふ」

クロ「このっ」バッ

レイ「ふん」ブンッ

クロ&ロッカ「わあっ」ズザザッッ

クロ「いてーぶっとばされたぞー」

レイ「ガキが…死ねっ!」

聖竜「やめろーーーーーーーっ!! ホーリーブレス!」バオオオオオオオオオオ!!

レイ「ダークブレス!」バルオオオオオオオオオオオオオオ!!

勇者「魔力を消し去るホーリーブレスと…おそらく、聖なる力を消すダークブレスのぶつかり合い!」

聖竜「う…うわああっ!」

勇者「特訓で体力を消耗した分か聖竜が不利だ!」

レイ「消滅しろ!」

勇者「やめろっ! 暴虎風神剣!」ズバッ!!

レイ「ぐっ! …ふっ、さすが勇者様だ」

クロ「このっ!」ドガッ

レイ「うぐ」

勇者「頭蹴った」

レイ「ちっ、お前も…」

聖竜「凍える吹雪!」ヒョオオオオオオオオオッ!

レイ「ふ…面白い…これだけ大勢でいれば確かに強いな。ひとまず退却させてもらう。さらばだ!」バサッ!

勇者「翼…!」

ビュオオオオオオオオオオオオオッ!!

勇者「うわ、速い…逃げられたか…!」

クロ「ちえーまてーばかー」

ロッカ「ばかーばかー」

エル「みんな、聖竜ちゃんが!」

勇者「!? どうした」

聖竜→白竜「うああああ…ふう、ふう」

勇者「そうか…やっぱり聖なる力をかき消されたのか…」

白竜「もどっちゃった…はあ、はあ…」

勇者(チート能力まで元に戻すなんて…すごい奴だ)

イナ「あ、あの、ライクさんも危ないみたいなんですけど」

ストライク「ふう、はあ…ぐっ」

スラミン「ぴぎっ!」

勇者「そうか…きっと闘竜魔に力を吸われたんだ…」

エル「この衰弱ぶり…どうしましょう?」

勇者「そうだ。魔力研究所に行こう」

イナ「あ…あ、そうだ! ドラキチが!」

勇者「!?」

スラミン「ぴぎっ!?!?」

クロ「死んでる…?」

ロッカ「わーん!」

イナ「ザオリクで、早く!」

勇者「ザオリク!! 時間がたっている上に死体を焼かれている…大丈夫なのか?」

ドラキチは生き返るのか?安価↓↓

古代魔法研究所~~

所長「名前を間違えただと?」ギロリ

勇者「す、すいません…」

所長「ふうむ…このストライクという半魔半人、かなりの…いやほぼすべての魔力を失っているが、わしのところで治療しながら養生すれば時期なおるじゃろう」

勇者「ふう」

イナ「良かった…で、ドラキチはどうなの?」

混乱した…ドラキチどうなったか再安価↓

ドラキチ(強ドラキー)「がほおおおおん!!!」バッサバッサビュンビュン

勇者「うわああ! 危ない!」

イナ「ひゃあこわい!」

エル「勇者様危ない! あうっ!」ドテッ

クロ「つかまえろーっ」

ロッカ「つかまえろー」

ガシッ

ドラキチ「がほ!?」

クロ「がー」ガブガブ

ロッカ「がー」ガジガジ

ドラキチ「がほぃやあああああ!!」ジタバタ

所長「しかたない、閉じ込めろ」

スラミン「ぴ、ぴぎー」

白竜「かなり興奮してるね…」

安価↓ ドラキーはどんなパワーアップをした?
ちなみに元の設定→スラミンのライバル。技は麻痺噛みつき、雄叫び、狂音波

ドラキチ「がほがほはーほがーほ!!」ドギュドギュ

勇者「わあメラ連発してる」

ドラキチ「がほおおおおおっ!!」

白竜「大陸隆起魔法・アンホイを使うって言ってる!」

勇者「ええっ!?」

所長「全ての魔法を使えるというからにはそれくらい当然じゃろう!」

エル「とめないと…」

ドラキチ「がほおおおおっ!!」

MPが足りない!

ドラキチ「」orz

勇者「デジャヴ」

所長「じゃあ、ストライクとドラキチはこちらで預かっておくぞ」

勇者「よろしくお願いしまーす」

クロ「おー」

ロッカ「わー」

エル「あはは…」

イナ「でも、こんなところがあったなんてね…堕天使が所長やってるのも驚いたし…あっ」

エル「?」

イナ「で、でもこんなところがあったなんて驚きましたわ。だ、堕天使が所長をなさっているのも驚きましたし」

エル「猫かぶり止めましょうね」

イナ「あぐあう」

勇者「はは…」

白竜「ふう…疲れるなあ」

勇者「うーん、まあ最近変身や戦いを繰り返してるからね…うっ」グフッ

勇者(なんだ…苦しい)

*現在パーティ 勇者 エル スラミン クロ ロッカ イナ 平原にて~~

イナ「…ところでエル、里に帰ってこない?」

エル「いやよ…まだやることが残ってるの」

イナ「まだあのことを?」

勇者「?」

イナ「もう…」

勇者「何があったんだろ…」

スラミン「ぴぎー」


ロッカ「ぎゃっ!!!」

勇者「ロッカちゃん!?」

ロッカ「はあ…はあ…」

勇者「どうしたの!? …うええ、なんだこの臭いは」

ヘドロドロ「オオオオーーードーーーーー」

クロ「ロッカ、顔色メチャクチャ悪い」

エル「もしかして、ヘドロドロの毒では!?」

イナ「すっごいやばい毒よ!!」

勇者「な、何だって…!?」

クロ「このクソ!!」ドビャッ!!

ヘドロドロ「オーーー」ズシャ…

白竜「ロッカ、大丈夫!?」

スラミン「ぴぎ!」

ロッカ「あ…う…死にそう」

勇者「キアリー…効かない!」

勇者「どうしたらいいんだ!」

エル「…」

イナ「わかってるわよね、エル」

エル「…」

勇者「エル? 何か知っているのか?」

クロ「わーロッカー!」

ロッカ「うう…うっ」

エル「…」

イナ「エル!」

エル「…ヘドロドロの毒を消すためには、ヘドロキュアという魔法が必要です」

勇者「魔法だったらドラキチが全て覚えている筈」

エル「ドラキチのMPでは多分不可能だと思います。エルフでも習得は難しい。でも…エルフの里に、ヘドロキュアは伝わっています。エルフの誰かに、ヘドロキュアを使う事ができる者が居るか、もしくは…私達のどちらかが覚えれば」

勇者「そうか、じゃあ…エルフの里にすぐ行こう!」

エル「…」

勇者「エル、何があったか知らないけど、今は緊急事態なんだ。わかるよね?」

エル「…」

クロ「いいからいくぞーーーーっ!」ガジガジガジ

エル「ぎゃあああああああ行くから! わかったから!もう離して!」キャー

勇者「き、決まりだね」

イナ「じゃ、行きましょ。私の帰巣魔法…キエストを使うわ」

勇者「わかった、行こう!」

スラミン「ぴぎー!」

白竜「うん!」

キュオオオオオオオン!!

今回ここまで。次回はエルフの里へ行きます。読了乙&安価ありがとうございます。

ここでエルフの里に暮らすエルフ達を募集、一レス2キャラまでOKです。

テンプレ

名前:
性別:
容姿:
得意魔法:
備考(2行程度まで):

安価↓4まで募集しますが、次回まで何もなければそのまま続けます。
それではまた

一つ言い忘れ。
前スレに引き続いてのローカルルールで、チート安価は他の安価とは関係なくスレが進みます。
つまり、普通の安価とチート安価の連投とかはありだし、「安価↓5まで」の間にチート安価をした場合はそのまま普通の安価は再安価↓となります。

てな訳で、>>114のルールのまま引き続きエルフの里のエルフを募集、再安価↓2までで

エルフの里~~

イナ「着いた」

エル「…」

勇者「ここがエルフの里か…拓けたところだね」

イナ「まあ、外からは魔法の霧や法術の靄によって確認できないし入っても通り抜けるようにできてるんですけどねー」

勇者「へー」

エル「…」

勇者「エル、何があったかは知らないけど…今は」

エル「わかってます…」

クロ「ロッカを早くなおすぞー!」ワー

ロッカ「うう…」

スラミン「ぴぎ!!」

勇者「ん? ちょっとまって…なんだ…?」

エル「えっ?」

勇者「ほら、たくさんの同じ顔をしたエルフが睨んでる」

クロ「なんだこの! あれ?」ブンブン

スラミン「ぴぎーっ!」スカッ

勇者「幻覚…!?」

エル「あ、それはきっとローリアです」

勇者「?」

イナ「マヌーサで人間を入れないようにしている奴です。私たちが声を出せばやめてくれるはず」

エル「私よりはイナのほうが…」

イナ「そうね…ローリア、やめてーもう」

ローリア「あら? イナだったの?」パッ

勇者「あ、幻覚がなくなった」

スラミン「ぴぎっ」

勇者「ローリアさんね…」

ローリア「よろしく…エルフが人間を連れてくるパターンは久々かしら。まあそれだけで信用に値するから文句なしに入れてあげるけど」

勇者「へえ…あ、どうも」

イナ「まあまあその辺の話は後にして…この子を治してあげてほしいの」

ロッカ「ぐにゃ~」グッタリ

ローリア「まあ、ひどい状態ね」

クロ「ヘドロキュア使えるか~?」

ローリア「私は使えないわ…というか、この里にヘドロキュアを使える者がいるかどうか…何分高等技術なのよね」


ボムッ!!


勇者「なんだ今の」

ローリア「バカのやってることですからお気になさらず」

エルフの里~~

勇者「ここがエルフの里の中…すごくきれいな自然に囲まれた村だね」

エル「自然は…ですけどね」

勇者「…?」

クロ「ロッカ治せロッカ治せ」グルル

白竜「早くしようよ、エルフのお医者さんとかいないの?」グチャ

白竜「わあバラバラ死体!!」

イナ「…バクのバカ」

エル「…(苦笑)」

スラミン「ぴ、ぴぎー」

勇者「で? どこに行けばいいのかな?」

イナ「安価↓」

勇者「そんなところがあるの? この里の中に?」

イナ「ええ。その中心には、長老様の家がある…」

勇者「へえ…で、どうやっていくの?」

クロ「どこでもいいからとっとといくぞー俺の移動技で」

勇者「あ、それがあるか…」

白竜「あれ危ないからなあ…ロッカがさらに悪化するんじゃない?」

クロ「うー」

イナ「あそこにある小船で行くのよ」


ザザザザザ…

長老の家の前~~

ルミラ「どうも~♪」

勇者「ど、ども!」

クロ「治せーロッカ治せー」

ロッカ「へにゃ~」グッテリ

イナ「もう一つの職業は今は勘弁ね?」

ルミラ「はいはい、仕方ないわね…って」

エル「こん…にちは」

ルミラ「あんた…よく戻ってこれたわね。逃げたかと思ってたのに」

エル「っ」

勇者「えっ? なにが…う!」ゴフッゴフゥ

エル「だ、大丈夫ですか?」

スラミン「ぴぎー」ピョン

勇者「う、うん…」

ルミラ「なにごまかしてんのよ」

エル「ご、ごまかしてなんか…」

イナ「はいおわりーはいおわりー! 早く、ロッカちゃんを長老様に」

勇者「そ、そうだ、早くしないと」

ロッカ「ひにゅ~」ドッテリ

クロ「だんだん変になってく早く治せ~」ドテテ

スラミン「ぴぎー」

白竜「長老さーん!」


長老「入るがいい…」

勇者「!」

~~~~

長老「ほお…ヘドロキュアか…残念じゃが、今すぐに使える者はこの場におらん」

勇者「くっ」

エル「でしょうね…」

イナ「ちょ」

エル「…私がヘドロキュアを覚えます」

長老「エル…おぬしがか」

エル「はい」

長老「一族の汚名を少しでも注げるか…」

エル「そんなつもりで言っているのではありません! 私はただ…仲間を助けたいだけなんです!」

勇者「エル…」

長老「うむ、しかし、試練に打ち克つ必要があるぞ」

エル「どんな試練でも受けて見せます、何をすればいいんですか!?」

長老「>>132…ということをせねばならん」

自分の一番大切な者を殺す

エル「え…っ」

勇者「ええっ」

クロ「え? なあに? なんだかよく聞こえなかったけど早くやってよ!」アーアーアー

ロッカ「ふぐっげほっうぇっぷ!」ゲホゲホ

エル「そんな…私…私っ!」

イナ「…難しいってそう言うことだったのね…」

勇者「…エル」

エル「私…私っ」

長老「すこし考えるがいい。ほあああ…」ボゥウウン

ロッカ「あ」ピタッ

クロ「!?」

長老「法術クロノ・デイ。ある生き物の時間を一度だけ、丸1日分のみ停止する…その時間だけ、考えるが良い」

勇者「…」

エル「…」グッ

イナ「え、エル…」

白竜「エル」

スラミン「ぴいぎ…」

エル「……」

勇者「エル」

エル「……さい」

勇者「えっ」

エル「うるさい…です! エルエルエルエルバカみたいにみんなして」

勇者「そ、そんな、みんな君を心配…」

エル「み…みんなおせっかいです! みんな…だいっきらいですっ!!」バシン!

勇者「だっ!」

エル「勇者様なんて…一番嫌いですっ!!!」ダダーーーッ!

勇者「エル!!」

長老の家・屋上--

エル「うう…ぐすっ」

イナ「エル」

エル「イナ…こないで」

イナ「無理しないで。ロッカちゃんのことは、他の方法を探せばいいじゃない」

エル「そんな事言っても…あと1日でどうしろっていうの…?」

イナ「…」

エル「もう…ロッカちゃんを助けるためには…方法は一つだけ」

イナ「ざ、ザオリク使えば?」

長老「無駄じゃ…愛した者が永遠に帰らぬ悲しみを心にともさねば、ヘドロキュアは使えぬ」ザッ

エル「…でしょうね。でなければ天国へ行くのと同じように簡単にできるはずですもの」

長老「うむ…」

エル「私…私、大切な人を自分の手で永遠に葬るなんて、できません」

長老「うむ…当然じゃ」

エル「でも、それじゃあロッカちゃんが…」

長老「…む? 勇者殿」

勇者「話をしたい…エル」

長老「ゆくぞイナ」

イナ「は、はい」

ザッザッザ


エル「勇者様…いえ、近寄らないで、人間」

勇者「…無理しなくて良いよ」

エル「…」

勇者「嫌われるため…いや、自分で嫌いになるためにやってるってことはわかってるんだ…これ以上、心に嘘をついて自分を傷つける事はないよ」

エル「勇者…様」

勇者「…頼みがあるんだ」

エル「…はい」

勇者「俺を…殺してくれ」

エル「で…できませんっ!! そんな頼み、聞けませんっ!! いやですっ!!」

勇者「お願いだ…俺達には、時間が無い。ロッカちゃんは後1日とちょっとで死んでしまうんだ」

エル「ううっ、ううっ、ううっ、ううっ!」

勇者「さあっ! 決めるんだ!」

エル「どうして…自分を犠牲にしてまで…私を悲しませてまで…」

勇者「誰かがしなければならない…その誰かの中に俺がいる。誰かが悲しまなければならない…その誰かの中に君がいる。それを、他の誰かに押し付けることなんて、俺にも君にも出来ない…それがわかっているから…」

エル「勇者…様ッ」

勇者「それに…君との最後の1日を、できるだけ長く過ごしたいんだ」

エル「最後の…一日」

勇者「たったの1日だけど…二人で過ごそうよ」

エルフの里・森の園~~

勇者「へえ…涼しくって、静かで…気持ちのいいところだね」

エル「ええ…そうですね」

勇者「小鳥が囀ってる…」

エル「可愛いですね」

勇者「君のほうが…なんて//」

エル「////」

勇者「あ、どんぐり」

エル「あら、子供の頃、近所の男の子が私にぶつけてきたんですよ。あの時は痛かったです」

勇者「今すぐそいつぶっ飛ばしてやる」

エル「まあ、勇者様ったら」クスクス

勇者「ははは…///」

エル「ふふふ///」


フウウウウゥゥ……

長老の家~~

スラミン「…」

白竜「元気だしなよ」

スラミン『だって…勇者が死んじゃわなきゃならなくなるなんて…』

白竜「うん…この後の戦いだってあるのに…でも、勇者らしい選択だと思うよ」

スラミン『それは…わかるけど』

白竜「君の気持ちもわかるよ。一番最初の仲間だったんでしょ?」

スラミン『うん』

白竜「マルアさんやアットさん、それにノクラスさんにもなんて言えばいいか…」

スラミン『…』

白竜「…」


イナ「ばか勇者…ばかエル…なんで諦めんのよ…私は方法を探して見せるわ! いざ図書館!」ダダダーッ

エルフの里・涼の川~~

勇者「うわ、冷たい」ピチャピチャ

エル「きゃっ!」ドボン!

勇者「だ、大丈夫!?」

エル「え、ええ…やだ、服が透けて…」

勇者「////」

エル「えっち!」バシャッ

勇者「わっぷ! やったな! このー」バシャバシャ

エル「ウインドカッター!」ズバッ

勇者「水をふっとばしちゃった!」

エル「うふふ、こんな時まで実況ですかー?」

勇者「あはは、ごめんごめん」

エル「あははははっ」

勇者「ははは…」

チャポ…

ラダクルト跡地~~

マルア「ふー」ザックザック

ムーマ「あの、お水は如何ですか?」///

マルア「お、気が利くな…ありがとよ」

ムーマ「////」

兵士「晩生ー」

ムーマ「うるさい…今日の夜悪夢見せるわよ」

レミリアンス「まーまー」

姫「あの、おにぎりを持ってきたのですが///」

マルア「あ、どうも」パク

ムーマ「あああっ」

マルア「うまい」ムグムグ

エルフの里・羽ばたきの丘~~

勇者「わー、見晴らし抜群だ」

エル「でしょう? 毎年ある時期になると、神鳥が大きくなってはばたいていくんです」

勇者「へえ…」

フォオ…

エル「優しい風ですね…勇者様みたい///」

勇者「…いや…君こそありがとう」

エル「えっ?」

勇者「俺に付き合って…一人で背負う覚悟を決めてくれた。本当にありがとう」

エル「勇者様…」

勇者「ごめん。さ、次いこっか」

ユルウウウウ…

マーク村~~

アット「ただいま…神父様」

神父「おおアット。また伝説の剣を預けに来てくれたのか?」

アット「聖剣エクスカリバーです」

神父「ほお、なんともストレートな」

アット「ヘヘ、勇者にもそう言われました」

神父「ふむ…あの純粋な青年か。ところで、エリミンの墓参りをしてくると良いぞ」

アット「え?」

~~~

アット「花が…植えられてる…」

ジワ…

エルフの里・光の聖堂~~

勇者「うわあ、これまでは自然の美しさだったけど…今度は、芸術だ」

エル「像に絵画、ステンドグラス、音楽…エルフは魔力や法力を込めた芸術を作ったりもできるんです」

勇者「へえ…エルはなにか作ったことがあるの?」

エル「え…あ、私はちょっと…」

勇者「踊りは得意だったよね? …あ、ごめん」

エル「…」ゴゴゴゴ

勇者「ご、ごめんってば!」

エル「しりません!」プン!


♪ ♪ ♪

オスト帝国・図書室~~

ノクラス「ふー、なかなかそれらしい本も見つからないな…ん?」

ノクラス「へー、『エルフの里の伝説』か」

ノクラス「エルちゃんの故郷かあ…勇者のヤツ、その内エルの両親に会って『ハーフエルフの孫は要りませんか~?』なんつってなw」

ノクラス「…さーて、続き続き…暗号解読の本探さば良いってもんじゃねーしな…」

司書「お静かに」

ノクラス「お、失礼」

エルフの里・色彩の花畑~~

エル「この切り株の椅子に座ってくださいね」

勇者「花を踏めないからここに来るだけで…よっ、一苦労だ」

エル「ふふ…でも、一本も踏むことなくこれるなんて流石ですね」

勇者「ありがと…」

エル「…」

勇者「ねえ」

エル「はい?」

勇者「君は…どうしてここに来たくなかったの? いいところじゃないか」

エル「……」

勇者「あ、ごめん。無理にとは…」

エル「黄金樹のつぼみ…の事を覚えていますか?」

勇者「え? うん、つか持ってるし」

勇者「たしか、膨大な魔力を発生させられるけどダークエルフに切られたんだっけ、木が」

エル「ダークエルフじゃないんです…」

勇者「えっ」

エル「れっきとしたエルフの一族…魔力が出すぎる事を危険と判断した、私のご先祖様がしたことなんです」

勇者「ええっ!?」

エル「当時のエルフ達はそれを問題視し、ご先祖様を天使や魔族に売り渡したのです。黄金樹の魔力はそれぞれの世界にとって必要なものですから。ご先祖様は、ダークエルフとして扱われ、処刑されました。以来、私達一族は肩身の狭い思いをしてきたのです」

勇者「そうだったのか…」

エル「そして、私も後ろ指を刺され…あの日、勇者様と出会う少し前ですが…代々伝わるご先祖様の記録…みんなのためにと想って木を切ったご先祖様の正しい気持ちを証明するために旅にでたのです」

勇者「そうだったのか…ごめんね」サスサス

エル「ありがとう…ございます」ゴロ…

勇者「ひざまくら?」

エル「ちょっとだけ…お願いします///」

ルルル…

長老の家~~

スラミン「ぴぎ?」

白竜「クロったら寝ちゃったよ」

クロ「zzzzz」

バタン

白竜「?」

スラミン「ぴぎ?」

ナイト「お邪魔するよ」

白竜「なっ!!ナイト!」

ナイト「? 誰だ? 良く俺を知っているな」

白竜「な、なんでここに…」

催眠術師「チート安価の恩恵にあずかれたのさ。クックック、ロッカは今から、魔王と幹部ゼクルを処刑する断罪人となる」パワアワワワ

白竜「ロッカは時間が止まってる!むだだ!」

ナイト「そんな事は無いさ…」

ロッカ「…」ムクリ

白竜「魔王を殺してどうする気だ!」

ナイト「ふ…子供はしらんでいい」

催眠術師「くっくっくっく。まあ特別に教えてやろうかな…」

ナイト「よせ。何が災いをもたらすか分からん」

催眠術師「堅えーなー」ククク

スラミン「ぴぎーーーーーっ!!」ドグウボカン!

催眠術師「ほえー!」ドガラガッチャ

ナイト「ちっ」タタタッ

白竜「やばい、ロッカが…」

ロッカ「処刑…断罪…魔王…ゼクル…」オキュロウウウウウン

白竜「消えちゃ…った」

今回ここまで読了乙 魔王軍の幹部・準幹部を安価↓4まで募集、ルールは前回エルフの時と一緒

名前:サキ
性別:女
容姿:一部茶のかかった黒髪セミロング、157cmでHカップ。日本人のような容貌。
得意魔法:魔術・陰陽術・密教術・妖術・淫術(いずれも上級まで使える)
備考:性格はおしとやかでのんびりしている。料理がかなり上手。ただしかなりのドジっ娘。
ただし怒ったら100万都市を簡単に壊滅できてしまう。
人間から見て外見年齢は20歳前後に見える。武器は錫杖。(しゃくじょう・遊行僧が携帯する道具の1つ)

名前:アングル
性別:男
容姿:短髪黒髪、176cm68kg
得意魔法:蘇生魔法・即死魔法・妨害系全般
備考:現魔王の一族。高祖父(ひいひいおじいさん)の子供(曽祖父)の代で現魔王(長男系)と(次男系)の家系に分かれる。つまり高祖父は現魔王と共通。
懐刀をはじめとした武器に精通。曽祖母にニンフ、祖母に人間、母にエルフであり、色んな血が混ざっている。下に妹がいる。シスコン。



>>152の備考が3行になってしまった。ごめん。

>>152>>153 一人2キャラでなくて1レス2キャラに注意
連続安価取りはマナー違反

ドタドタドタ

ルミラ「何の騒ぎ!?」

白竜「る、ルミラさん…あんたなんでこいつらを通したのさ!」

ルミラ「わからない…何もわからない!」

長老「何があったのじゃ」

白竜「かくかくしかじか」

長老「なんと…ロッカとやらがかどわかされるとは」

ナイト「彼女には理性を失ってもらった。そして、すでに今頃魔王城で暴れている」

長老「バカな…クロノ・デイによって時を止めた筈…」

催眠術師「? よくわからんけど、出来ちまったもんはしかたねえだろ」

ルミラ「ラリホー!」ポオオン

ナイト「エンジェルウィンド!」ファオオッ!!

ルミラ「え…!」

長老「ぬうう…」

白竜「zz」

スラミン「zzz」

ルミラ「やられ…zz」

長老「くっ! 魔力の流れをかえおったか!」

ナイト「さすがエルフの長老。そこのエルフのラリホーでは眠りはしないか」

催眠術師「どうする? 殺すか」

長老「ソーハ・トンヤ!」ズボオオオッ!!

ナイト「!!?」ズギャッ

催眠術師「ごはああっ!」ドタッ

長老「この場を黙って立ち去れると思うではないぞ…」

ナイト「チッ」

長老「ほああああ…」

ナイト「く…」

長老「先ほどの法術…エンジェルウィンドとやらの技では返せぬぞ」

ナイト「エンジェルトライアン…」

長老「ローマ・ナラ!」ドムッ

ナイト「ぐふっ! 内臓に直接響く…」

長老「さあ、あの少女をこの地へと戻すのじゃ」

ナイト「ふ…それは不可能だ。俺は彼女を故郷へ送る…キエスタの魔法を使っただけだ。この場にもいないあの少女を元の場所に戻す技は持っていないのだ」ククククク

長老「ぬう」

催眠術師「ぐ…今や」プッ

長老「!?」ピシッ

催眠術師「毒針命中…クククッ」

長老「……」ズシン

~~~

クロ「う~ん…」ムニャラ

クロ「あれ、みんな寝てるの?」

長老「うう…お主が…最後の希望…」

クロ「えっ? どしたのおじーちゃん」

長老「誰かを呼んでくれ…うご…けぬ」

クロ「はーい」トテトテ



クロ「…ロッカどこいった?」クルッ

クロ「起きろコラーーーーーーッ!!」ブンブンブン

白竜「うう…あっ」

クロ「ロッカがいねーんだよーっ! どっかに行っちまったのか!!」

白竜「え、あ、あえ、う?」

クロ「なんかわかんねーのかよおいスライム!おらっ」ボンボン

スラミン「ぴぎっ!?」ハッ

クロ「どうなってるんだよーーーっ!!」

白竜「えっと…そうだ、ロッカは今魔王城に!」

クロ「はあ!?」

白竜「どうすりゃいいんだよ…」

バタン

イナ「皆! 勇者とエルを探して!」

クロ「あん?」

イナ「ヘドロキュア以外にもロッカちゃんの毒治す方法があったのよ! 魔界に行くわ!」

クロ「えっ!」

イナ「ヘドロキュアの能力を吸い込んだという魔器具があれば、治るって!」

クロ「マジかよ! じゃあ魔界いくぞ!」

イナ「それもそうだけど、エルが勇者を殺さないうちに伝えないと! 今あの二人がどこにいるのか…?」

白竜「それはぼくが探すから、3人は魔界に行って!」

クロ「どうやって行くんだよ!」

スラミン「ぴぎぎー」

イナ「方法はあるわ。長老様の移動魔法で送ってもらえば…長老様!?」

長老「毒を解いてくれ…」

イナ「キアリーキアリクキアレストーッ!!!」アセアセアセ

長老「はあ、はあ…なんとか、動けるようにはなったが、あらゆる力が減退しておる。おぬしらを送ることしかできぬが、よいな?」

イナ「は、はい」

スラミン「ぴぎ!」

クロ「はやくしろよ!!」

長老「ごほっごほ…っ わかった。しかしこれだけは言っておく。魔界のどこかには、この地につながる場所があるらしい。もしもキエストを使えるイナと別れてしまい、その状態で帰るときは、その場所を探すのじゃ」

イナ「わかったわね? クロちゃん」

クロ「わかったから早く!」

長老「では行くぞ…はああああ…法術・遠界送!!」

キュオオオオオオオオオオオオオッ!!!

イナ&クロ&スラミン、魔界へ――魔界のどこらへんに落ちた? 安価↓

ドボーン

イナ「つめたーーーーい!!!」ベシャベシャ

スラミン「ぴぎーーー!」バシャバシャ

クロ「はやくいくぞーっ!」ザバン

イナ「え、ええそうね。でも年長者の私の言う事を良く聞くのよ」

クロ「うおーーー!」ザバザバ

イナ「行くなーーーーっ!!」

氷ワニ「がおー」ザバ

クロ「なんだこの」ガブガブ

氷ワニ「ぎゃおー」

クロ「うおらっ」ズバッ

氷ワニ「ぎゃ」ザブン

イナ「なんというかワイルドというかばかと言うか…」

スラミン「ぴぎー」

ザバンベチャベチャ

イナ「うー、気持ち悪い」

クロ「いいからいくぞー!」

イナ「待って、身体をあっためさせてよ」

クロ「そんな暇あるか」

スラミン「ぴぎー(フォースの炎)」ボワア

イナ「ちょっとだけ、ちょっとだけね!?」

クロ「ううー」プクー

イナ(ほっぺた膨らませかわいいっ!!)ドキュン!

イナ「えっと…あ、魔王城の場所がわかんないと仕方がないでしょ? まずはそれがわからないと」

クロ「あ、そっか」

スラミン『素直』

イナ「あ、そうだわ…魔族ではないとばれないように、魔力を帯びた服を着ないといけないんじゃなかったかしら」

氷魔の男女「あははははうふふふ」バシャバシャ

イナ「丁度いいのが…あれを失敬しましょうね」

クロ「俺男の服」

イナ「私のは…安価↓」

イナ「うわー…ちょっとなによこれえ////」

クロ「よーしいくぞ」

スラミン「ぴぎー」

イナ「ちょ、ちょっとまって!胸のあたりが緩くて…やん!」

クロ「はやくしろー」

イナ「わかってるわよお!もう!」タタタ

クロ「お、あの崖を上れば何か見えるかも」

タタタタタ

~~~

イナ「本当にもうワイルドって言うか元気って言うか…」ハアハア

クロ「黒い霧がかかってて良く見えないなあ…」

スラミン「ぴぎ!」

クロ「どうした…お、町が見える! あそこに行こー!」

イナ「う…魔族とは言えたくさんいるところに…この格好で!?」イヤアアアン!

魔界第三町~~

トコトコトコ

ジロジロジロ

イナ「うう、なんでこんな恥を…」コソコソ

「おい、なんだあれ」

「ぉおおおお、あれはもしや第2町に現れたという…」

「裸踊りの名手!ダークエロフのエロちゃんだあああっ!!」

イナ「知らないわよそんなのーッ!!」ガー!

クロ「魔王城ってどーやっていくの?」

「おお、ショタ連れだ」「ショタオネだあ」「いやオネショタだ」「エロス!」

クロ「質問に答えろー!」

スラミン「ぴぎー…」ハア

プロモーター「あの…本日のキャットファイトに出演して貰えませんか」

イナ「はあ!?」

クロ「んな暇あるかー! 魔王城行くんだー! どこだー!」

プロモーター「…じゃ、じゃあ報酬として、金のほかに、魔王城まで連れて行くというのではどうですか?」

クロ「ふざけんなー!」ガジガジ

プロモーター「あだだだだあだああああ」

プロモーター「じ、時間の事は安心してください、タイムストップシステムを採用していますから」

クロ「なんだよそれ」

プロモーター「ある空間の中を、外の時間と隔絶する魔力の最新技術です」

イナ「そんなのがあるの…?」

プロモーター「お願いしますよー、出て下さい!」

クロ「ぐるるるるる」

どうする安価↓

二連続チート安価なしか…まあ状況も状況だしなあ

闘技場~~

プロモーター「さあ、登場していただくのは、ダークエロフのイナちゃんとショタのクロくん、そしてペットのスラミンでーす!」

ワーワーワーワー

イナ「うう…」プルン

観客「いいぞエロ~」「インナちゃ~ん」「インナンちゃーん」「インランちゃ~ん」

イナ「!?」イ…!?

クロ「早く終わらすぞ!」ガルル

スラミン「ぴぎ!」

プロモーター「対戦相手は…氷魔カップル&氷ワニチーム!」

氷魔♂「なんであのガキが俺の上着着てるんだ…」

氷魔♀「私の水着…かえせええっ!!」ボイン!

氷ワニ「がおーーーーーーっ!!」

イナ「げ」

氷魔♂「アイスブレス!」コヴォオオオオオ

クロ「うわ、つめてー」ササッ

氷魔♀「アイス・ランス!」シュパパパパパッ!

イナ「うっ! あっ!! 水着に引っ掛けないでよ!」

観客「おおおおおおお」

氷魔♀「言ってる場合じゃないわよ…アイス・ランスは振れば振るほど周囲の気温を下げていく!」

イナ「う…そう言えばなんだか…」

スラミン「ぴぎー!」ボオオッ!!

氷ワニ「!?」

イナ「炎のフォースね! 助かるわ!」

氷魔♂「我々にとってあれが一番厄介だな…」

氷魔♂「だが俺が勝つぜ! アイス・ボリクス!!」ガガガガッ!

観客「電気を纏った氷の塊を出したぞ!」

クロ「うわっ!」ドガッ!

バヂヂヂヂヂヂヂヂ

クロ「うわあ…!」

イナ「クロちゃん!」

スラミン「ぴぎ!」

氷魔♂「私達に勝てると思わないことです…さあ、♀」

氷魔♀「はい…♂さん」

イナ「一々しゃべりかたと戦い方が…! そっか、そうやって惑わす気ね!?」

氷魔カップル「早くも終わりにさせてもらいますよ…恥かきな」ニヤッ

イナ「くっ!」

氷魔カップル「絶対氷河」ゴオオオオオオオオオオ

クロ「うお、寒い」

スラミン「ぴ、ぴぎ!」シュン…

イナ「炎が消えた!? う…!」ブルブルブル

氷魔♂「それが俺等の真骨頂だぜ!」

氷魔♀「ふふ…自らの異変に気がつかない?」

観客「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

イナ「え…な…なに?」ストーン

イナ「なによ…なんだっていうの!」

氷魔♀「ばーかね…くくく、あんた、寒くて体が縮こまってるでしょ? さらに、私のほうがスタイルが少し上。で、私の水着を着て、体が収縮した結果…どうなったでしょー?」

イナ「…はっ」

クロ「あ、水着の下脱げてるよ」

イナ「きゃああああああーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!」

スラミン「ぴぎーっ!!」ドガシャン!

氷魔♂「ぐえあ!」

氷魔♀「氷ワニ!あの変態エロフのお尻に噛み付いてやりなさい!」

氷ワニ「がるーーーーーっ!」ガバア

イナ「いやああっ!」ドテテズッテン

観客「うおおおおお激エロいいいいいいい」

クロ「くそっめんどいな!」ダッ

氷魔♀「邪魔はさせないわ」スウウッ

クロ「ちっ!」ガキン!

氷魔♀「!?」ブシュウウウ

氷魔♂「なんだあの剣は…凄いパワーだ!」

クロ「おうらっ!」ドガッ

氷魔♀「くっ!」

氷魔♂「頭突きとは…! しかし、まったく体の動きが衰えんとは何者!?」

クロ「子供は風の子だもーん」タタタッ

氷魔♂「速い!」

クロ「うおらっ!」シャキン!

氷魔♂「うおっ」サッ

クロ「オラララ!」ズバズバ

氷魔♂「うおおお…」サッサッチッ

氷魔♀「く…」

スラミン「ぴぎーーーーーーーっ!!」ドガシャラガン!!

氷魔♀「げふ…っ」ドザアアアアア

プロモーター「うーん、胸の水着を必死で抑えながら半裸で逃げ回るインランちゃんにみんな夢中になってるなあ…今後契約したいなあ」

イナ「きゃああああこないでええええ」アーン

クロ「あとは男のほうだけだ」バシッ

氷魔♂「アイスブレス!」ヴォコオオオオオオオオ!!

クロ「うわ!」

スラミン「ぴぎーーーーーーっ!!」ギューーーン!

氷魔♂「おっと」ヒョイ

クロ「このっ!」ヒュン

氷魔♂「無駄だ!」サッ

氷魔♂「アイスニードル・アーマー!」カカカカカカッ!

クロ「体中から氷のトゲだ!」

氷魔♂「ニードル・タックル…」

クロ「おっと」サッゴロングイッ

氷魔♂「…!?」

観客「ん? あ…アンクル・ロック(脚を捻じ曲げる関節技)だ!!」

氷魔♂「無駄だ、氷を自由に操れる私の能力なら体術など…」

ブチッ

氷魔♂「…はっ」

ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ



スラミン「ぴぎーーっ!!」ドギャリンコン!

氷ワニ「がぶっ!」ズシイイイン!

イナ「た、たすかった~」

審判「勝者、ダークエロフのインランチーム!」

わあああああああああああああああ

イナ「なんだか変なことになってるしいいいいいいっ!!」

観客「うおおおおおおおおお、さいこーだったぜー」「裸踊りのエロ、裸バトルのインランか…」「語り継ごう」

イナ「やめてええええええええ!! バカー!」/////

氷魔♀「とりあえず恥はかかせられた」クックック

クロ「よーし、早く魔王城つれてけー!」

プロモーター「ええ、勿論」

イナ「え? ちょ、下穿かせて!」

プロモーター「ルーラ!」バビューーーン!

スラミン「ぴぎー!」

今回ここまで読了乙 イナは下を穿けたのか?安価↓(コラコラ

穿けた

少し前、魔王城の会議室~~

魔王「では…最終戦争についてだ」

ホゲ「ま、待ってくださいよ…ねえ、そんなことをしたらもう人間界つぶれちまいますよ」

魔王「力無きものは敵を殺めることでしか勝利できぬ。我々は敵を生かし、己を生かし、被害を最小限に勝利を得る程の力を持てばよいのだ」

ゼクル「それだけの力…いかにして得ればよろしいのですか?」

リーラ「…」

魔王「賢者の石を知っているか?」

ゼクル「は…はあ」

ホゲ「世界最高の触媒と言われるあれです…よね」

魔王「その通り」

サキ「と、いうことは…賢魔の石ですわね?」

ホゲ「あ、あれを!?」

魔王「その通り…大量の魔力を吸い込んだ賢者の石は、さらに絶大なる魔力の触媒となる。我々魔族の手に更なる力を渡らせる」

アングル「すごいですねー」ボンヤリ

魔王「お前は相変わらずだな」

アングル「…チッ」

サキ「まあまあ、落ち着いてくださいな」

ゼクル「して…賢魔の石はどう手に入れるのですか?」

魔王「忘れたか…モールアの事を」

ゼクル「?」

魔王「奴は死んだ者から発せられ、空気へと溶け消えていく前の魔力を取り込む力があったのは、儂が奴の体内に賢者の石を埋め込んでいたからだ」

ゼクル「なっ」

魔王「そして最後に、あの破壊魔獣ラクの死の瞬間に魔力を吸収した時点で、完成を見たわけだ。ついでに、胃の中のオルガードや他の魔族の魔力もついでに吸収してな」

準幹部達「おお…」

ゼクル「ぐう…」

ホゲ「で、でもラクはあの戦いで消滅したはずじゃ…体内にあったもんなら、一緒に消えてんじゃないですかね?」

アングル「そうですよねえ…」

魔王「ラクの首が消滅した時点でラクが死に、その魔力その一瞬ですべて賢者の石に吸収された。そして、賢魔の石は完成次第わが手に移るよう仕掛けをしておいたのだ…」

サキ「うーふふふー♪」

アングル「サキさん、あんたもしや…」

サキ「あらら、何のことでしょうねー」

アングル「チッ」

サキ「うふふ~♪」

リーラ「強くなるのは魔力だけですか…」

ゼクル「気にするな。自分の力に自信を持っていればいい」

リーラ「はあ? アホですか」

ゼクル「…」

リーラ「ふん…だ」

他の幹部&準幹部「…」

魔王「下らぬ話は終わりだ」

団長「で…どうあっても、最終戦争を行うというのですね」

魔王「む? 異議申し立てがあるのか?」

団長「正直言って…現在、平和解決を望む魔族は少数派なのですよ」

魔王「ほほう…」

ホゲ「これまで通り、適当に人間界を襲ってちょっとずつ侵略してきゃあ良いじゃないですか…ね、へへへ」

ゼクル「臆病者は黙っていろ!」

ホゲ「ひいっ」ドテン

ゼクル「無様な」

ホゲ「なんだよ! 人間のくせに! ちょっと魔王様に気に入られてるからって調子乗んな!」

ゼクル「何…」ガタッ

魔王「やめろと言っているだろう…」

ゼクル「申し訳ございません」

リーラ「すぐに喧嘩するんだからバカ幹部…」

ゼクル「ぐ…後で話そうか」

リーラ「みっともないやめなさいよ」

ゼクル「がっ」

団長「それにしても、平和解決のための最終戦争か…魔王様ともなると考えることが違いますな」

魔王「ふん」

団長「……我々戦争屋とは」

魔王「戦争がしたいのか」

団長「ええ。敵を殲滅し、焼き尽くし奪いつくし、その焼け跡に我らの旗を立てる…それこそが真の勝利ではないのですか」

ゼクル「お前ともあろうものが古い考えだな」

団長「変わらぬ美しさというものだよ」

ゼクル「差別のない世界を、強大な力による支配の下で作っていくという魔王様の計画を無視してまでその美しさを貫きたいというのか」

団長「はあ…全く。幼馴染を殺されたのだったか? お前の周りはそういうのが多かったな。ロッカは母大家が人間の奴隷にさせられて死んじまったし、オルガードも家族をいろんな種族に殺されて、他にも差別から逃れてきたザコ魔族が何人も下にいたっけか」

ゼクル「笑いながら言うな…」

団長「モールアだけは唯一まともだったな。自分の境遇を利用して、共感するものをスカウトしていたからな。自分自身は何とも思ってなかったくせにww」

ゼクル「な…!?」

団長「気づかなかったか…あいつにとっては差別などどうでもよかったのさ」

ゼクル「ふざけるな…」

リーラ「ゼクル様、おやめください!」

サキ「仲間同士の喧嘩はダメよ~?」

ゼクル「…」

団長「ふっ。で…魔王様。この後如何いたしますか? ただ圧倒的な力だけを使い、人間や天使、妖精、エルフなどを無理に従える”最終戦争”を始めるおつもりか?」

魔王「うむ」

団長「そして、ゼクルもそれに賛同すると」

ゼクル「ああ」

団長「他の幹部連中もそうなのかな?」

幹部たち「あ、ああ…」「ま、まあ魔王様が言うなら」「確実だろうし…」

団長「彼らの本音を教えましょう。殺戮し、奪い取り、楽しむのが戦いの目的だ、平和な世界など望みはしない」

魔王「その考えが他の魔族に対する差別を生みだすのがわからんのか」

団長「ふ…」

魔王「何がおかしい」

団長「その考えが身の危険を生み出すのがわからないんですかね…魔王は世襲制、逆らうものは一人もいない…お坊ちゃんにはわからん話でしょうね」

リーラ「…」

アングル「…」

魔王「なんだと…?」

団長「気配もなく忍び寄るとはすごい…」

魔王「?」

ドスッ

魔王「ぐはっ」

ゼクル「魔王様!?」

リーラ「魔力の刃で魔王様が刺された…!?」

魔王「お、お前は…」

ゼクル「ロッカ!」

ロッカ「」

リーラ「今更戻ってきて…どういうつもり!?」

サキ「魔王様、大丈夫ですか!?」

魔王「ぐふっ、ごほ…っ」

ロッカ「」

リーラ「表情一つ変えず…? なんなの!?」

ゼクル「やめろ!」

ロッカ「」

ゼクル「!?」

ドバアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!

リーラ「すごい爆発…!」

ゼクル「くっ!」

魔王「なんだと…ロッカの魔力が大きく上がっている! なにがあったのだ!」グブ

ロッカ「」ドガッバシッ

魔王「ごはっぐふ…っ なんなのだこの強さは…っ!」

団長「残念でしたー。今の彼女はこれまでをはるかに超えていまーす」

ゼクル「よせ、やめろロッカ!」ガシッ

ロッカ「」ドムッ

ゼクル「ぐああああああっ」

リーラ「ぜ、ゼクル様…ロッカ、やめなさい! ホーリーライト!」キュイイイイイオン

ロッカ「」

リーラ「効いてない…!?」

サキ「すごい…どうして?」

ホゲ「だ、団長、あれはどういうこって」

団長「フフフ…まあいいじゃないか。それより、あれを頼みますよ~」

ホゲ「あ、ああ…」

サキ「魔王様…きゃっ」ズッテンボイン

幹部A「エロっw」

団長「…」


魔王「ダークネス・ライジング!」バァボガアッ!

ゼクル「ダークネス・ブラッシュ!」ボオオオオオオッ!!!

ドボオオオオオン…

ロッカ「」シュウウウウ…

魔王「またしても効いていない…?」

ゼクル「表情一つ変えずに…なぜだ!」

魔王「こうなれば…賢魔の石の力を見せてくれる!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

ゼクル「そ、それではやりすぎ…」

魔王「ヘルダーク・デスティカ!!」キュドアオオオオオオオオオオオ!!!!!!!

ゼクル「うああああああああああああああああっ」

幹部たち「わあああああああああああっ!!」

シュウウウウウ…プスプス

魔兵たち「何があったんですか!」「うわ、壁が吹っ飛んでる…」「あれ、ロッカちゃんじゃね?」ジャッジャッジャッ

アングル「遅いぞお前等、反逆者は魔王様が……何っ!?」

ロッカ「」ザ…

魔王「効かない…なぜだ!なぜなのだ!」

団長「どうやら彼女のパワーアップは想像を絶していたらしいな」ククク

ホゲ「でもこの無表情は変じゃねえか?」

団長「…確かに。一体どういうことだ?」

サキ「ま、魔王様、援護を…えっ?」ボオン…ジャキッ!

ホゲ「プリズンプリンス…空気中に溶け込み、必要に応じて魔の檻をだして相手を閉じ込める。魔王の味方をするのなら、ださんぜ」

サキ「え…っ」

アングル「なんだと…!」

サキ「お、お願い出して!」

幹部達「だ、出せー!」「ホゲ!お前魔王様を裏切るのか!」

団長「お前等…本当にあの魔王についていく気か? 先代を思い出せ。叩き潰し、殺し尽くし、奪いとり、自由と快楽と戦いと歓喜の日々を我々に約束したあのお方の事を。あのお方に我々はついていきたかったのではなかったのか?」

「う…」

団長「そういうわけです。ロッカに殺されてくれ魔王様」

魔王「ぬうううううっ!!」グフッゲホッ

数時間後~~

アングル「魔王様が押されていく…」

魔王「ぐあああああああっ!!」

ゼクル「ぐふっ!がほっ!げがっ!」

リーラ「やめ…ぎゃっ!」

ロッカ「」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドオドドオドドドドドオオドドドドドドドドドドドドドドドドッドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

ゼクル「ぐふぅあ…ああっ」

魔兵たち「うわあああああああああああああああああああああああ」

団長「あはははははははははははは! なんて凄い魔力の波動弾…しかもあんなに連射して」

魔王「がほお…ぐふっ、がああああ」ギロッ

団長「死相が見えているぞ…? ん?なんだ?」

魔王「ルーラ!」バヒュッ!!

アングル(ルーラで団長に近づき…間合いを一気に詰めて攻撃する気か!?)

魔王「ぬおおおおおおっ!!」

ホゲ「おっと」

ガキンッ!!

魔王「な…っ!? 魔反射の壁!? ホゲ、貴様」

ホゲ「へ、へへへ、さよならです魔王様」

アングル(魔力を反射する罠…ルーラで突っ込んできた魔王を思いっきり打ち弾くとは)

団長「死ね、平和主義者!」ドスッ!!

魔王「ほげえええっ…」グフッ

ゼクル「ま…魔王様!」

ドサッ

団長「名前を呼んだだけなのにそのせいでずいぶん間抜けな断末魔になってしまったな」クックック

ゼクル「魔王さまああああああっ!!!!」

バキッ!

ゼクル「ぐあっ!」

ロッカ「」ドカンドカンドギャギャギャグギュッ!!

ゼクル「ぐああああああ…」メキャメキャメキャ

リーラ「このままじゃゼクル様まで死んでしまう…やめてっ! あなたにとっても大恩ある方でしょう!」ベシッ!

ロッカ「」

リーラ「…」

ドゲッ

ゼクル「リーラ!」

リーラ「」

ゼクル「リーラ…」アアアッ

ゼクル「ロッカ…よくも…よくも魔王様にリーラまでもっ!! ゆるさんぞっ!!!」オオオオオオオッ!!!

ロッカ「」バキッ!

ゼクル「ぐふっ!」ドタッ

団長「ふふあっけない…止めを刺せ」

ロッカ「」グッ

ゼクル「う…うおおおおおおおおおっ!!」

バキャアアアッ!!



アングル「ロッカが吹っ飛んだぞ!?」

サキ「あれは…スライム!?」

スラミン「ぴぎーっ!!!!」

団長「なんだと…!?」

クロ「ロッカーっ!いるのかーっ!?」

イナ「あぶなかった~…>>181さんありがとー」フウ

プロモーター「うわー、魔族の幹部がいっぱいいる…さよなら」バビューン!

団長「お前ら何者だ」

イナ「げ…強そうな魔族」

クロ「るせーバカ!」

団長「…ほう」

イナ「バカ、怒らせちゃって…あ、あの私たち、ロッカちゃんの友達であははは」

スラミン『あ、やば余計なことを』

団長「死ねっ!」バッ

ジャキイイイッ!

クロ「やめろってのに」

団長「なんだその剣は…! ゴルゴダソードと互角だと!?」

クロ「このっ!」キンッ!

団長「ぐあああああああ」

サキ「あら金蹴り…」イヤンイヤン//

ホゲ「こ、こいつら…はっ!」

ガシン!

イナ「きゃっ! 床から槍が!?」

ホゲ「俺の仕掛けた罠を喰らいやがれ!」ガシシシシシン!

イナ「きゃあああっ! 水着はちぎらないでっ!」

ホゲ「む…確かにエロいが…」

幹部達♂「うむ…素晴らしい。サキもあれを着てみないか?」

サキ「いやあねえもお~///」

エルフの里~~

勇者「なんだって…ロッカちゃんを元に戻す方法が他に!?」

エル「そ、そうなんですか! よ、よかったー」

白竜「そうなんだ! で、今すぐ魔界にいかないといけないんだ!」

勇者「そ、そう…////」

白竜「ん?」

エル「えっと…さっきからもう最後だと思ってもうなんかえっと…やんっ////」

勇者「ちょ、ちょっとやりすぎたかな…あ、あはははは////」

エル「やだもう勇者様ったら~~~~~////」ドン!

勇者「わたっ危ない!」

白竜「な…何やってるのさこんな時に!!!早くいこうよ!」

勇者「あ、そうだ、そうだった。魔界の入り口に…ルーラ!」バビューーン!

魔界の入り口~~

勇者「着いた!」

エル「でも、結界が…闇の力で覆われて、通れません!」

勇者「あ、そっか…前の時はラクやシイラの力が干渉して、結界が一時的に効かなかっただけなんだった」

白竜「大丈夫、闇の力ならぼくのホーリーブレスで消しされるよ。はあっ!」フオオオオオーーーーーーーーッ!!

勇者「おおっ、それがあったか」

エル「結界が消えましたよ!」

白竜「ぜえはあ…後は任せたよ」

勇者「ああ、行こうエル! 再び魔界に!」

エル「はいっ!」

ブオオオオオオオン!!

白竜「がんばって…ロッカを助けてあげて…」ガクッ

今回ここまで読了乙、最近疲れ気味だったせいかどうにもグダってすんません。
今回は多少マシなつもりなんだけど…。
まあ言い訳なんですけどね。
人も離れてるみたいですけど、最後までやるつもりではいるので、読んでくださってる方、これからもよろしくお願いします。

そんじゃまた

魔王城~~

クロ「うおおおおおおおおおっ!!!」

ガシイイイイッ

勇者「クロ! ロッカちゃんは大丈夫なのか!?」

イナ「ロッカちゃんは長老様の法術で時間が止まって、一切の干渉を受けない状態にあるからどんな攻撃も効かないの!」

エル「い、イナ、その恰好は」サアアア

イナ「あうっ、み、見ないであんまり///」


団長「ふうむ…」

催眠術師「おう」

団長「…お前か」

催眠術師「おひさ」

ナイト「同じ考えの下仲間にならないか?」

団長「何を言っている、元からだろう」

ナイト「…すまん、なぜか言わねばならなくなってしまった」

催眠術師「勇者たちにも言ってくる」タッタッタ

ナイト「おいよせ」

催眠術師「考えが共感してるから仲間にならないかーぐえっ」ビタン

勇者「ふざけんなロッカちゃんをあんなにしておいて!」

ナイト「…はあー」

催眠術師「だって誘わざるを得ない…」ガクッ

団長「なんだそれは」

勇者「あはは…ってそんなことよりロッカちゃんをどうにかしないと!」

エル「ロッカちゃんやめて!」

ロッカ「」ドギャギャギャギャギャギャギャギャギャ!!!!

クロ「うおおおおおおあああ…」

スラミン「ぴぎいいいっ!!」

ゼクル「ぐふっ、がはあ…」

勇者「理性を失ってて時間が止まってどんな攻撃も効かない…魔力が暴走してパワーアップ…しかも、数時間以内にヘドロキュアで治さなければならない…そんな相手をどうすればいいんだよ!」

ゼクル「なんだと…ロッカはヘドロの毒に侵されているのか?」

勇者「ゼクル…治す方法を持っていないか?」

ゼクル「あ、ああ…それより、ロッカは自分の意志でここを襲ったのではないのだな?」

勇者「聞いたか!? エル、イナ、取ってきてくれ!」

イナ「え?」

エル「はい!わかりました!」ダダーーッ

勇者「…あの催眠術師とナイトっていう天使のせいらしい」

ゼクル「そうか…よかった。本当に裏切ったのではなかったのだな…ぐふっがふっ」

勇者「だ、大丈夫か」

ゼクル「ふん…お前に心配されるほど落ちてはいない。それより、時が止まっていようと物理的に動かすことはできるはずだ。押さえ込めば動きが止まる」

勇者「あ…そうか!」

あ、ミス…失礼。

勇者に尋ねられた時、ゼクルは「治す魔器具が俺専用の倉庫にあったはずだ」と言ってます。

ホゲ「ところで、あいつら邪魔だけど良いのか?」

団長「いいさ。どうせロッカにやられるか、疲れているところで俺達がとどめを刺せばいい」

サキ「ひどいわねえ」

団長「なんとでも」

アングル「…」

サキ「アンくん大丈夫~? 魔王様死んじゃってショック?」

アングル「…」



勇者「ベホマ」

ゼクル「ふん…」

勇者「よし…ロッカの動きを止めよう」

ゼクル「ああ…団長たちが高みの見物をして油断しているからな、あとはすぐに退散することだ」

勇者「だったらルーラで…ぐふっ」ゴホゴホ

スラミン「ぴぎっ!?」

勇者「くそ…なんだ? まただ…」ゴホッゴホッ

ゼクル「役立たずが…!」ダッ

勇者「くそっ!」


ロッカ「」ドギャギャギャギャギャギャ

クロ「おおおお…」

勇者「クロのガードが持たない…」ゲホッゲホッ

クロ「うあああっ」ドザアアアッ

ゼクル「ロッカ、やめろ!」ガシッ

ロッカ「」ボムッ

勇者「うわ、周囲に魔力を放った…」

ロッカ「」ドドドドドドドドドドドギュウウウウウウウウウウウウッ

ゼクル「ぐあああああああ」

スラミン「ぴぎいいいいいいいい」

団長「すごい…ここまでとは本当に予想以上だ」

ゼクル「…」グッタリ

スラミン「…」グッタリ

団長「ふははははははは」

ロッカ「」

勇者「はあ、はあ、はあ…ぐふっげほっ…やめろロッカちゃん…」

ロッカ「」グッ

ゼクル「う…」 

勇者「くそ…動け俺の体!」

ロッカ「」ブンッ

ガシッ

ロッカ「」グイグイ

クロ「はあはあ…よしとけ」

勇者「大人に戻ったクロが後ろから腕をつかんで止めている!」

クロ「うおらあああ…」グルンゴロン

ロッカ「」

勇者「あれは…仰向けになって、その上で反り返った相手の両手両足を自分の両手両足で封じる…ロメロスペシャルだああっ!!」

ロッカ「」グッグッ

団長「なんだと…」

ホゲ「動き封じやがったな」

クロ「アストロン使え…っ」

勇者「そ、そうか…うおおおおっ! アストロン!!」コアアアアーーーーッ

カチーン

クロ「」

ロッカ「」

団長「なんてやつだ…しかし」

団長「サキさん…凍てつく波動を頼む」

サキ「え…」

団長「頼むよ」ニッコリ

サキ「…はい」

アングル「はっ!」シュコオオオオオオオオオオオオオオ!

サキ「えっ?」

団長「お前がやるのか」

アングル「…」


クロ「な…っ?」

ロッカ「…」ドゥッ!!

クロ「ぐあっ!」

団長「よし、あの男から体が離れたぞ! あとはゼクルを殺すだけだ!」

ゼクル「ろ、ロッカ…」

ロッカ「」

ゼクル「…っ」

クロ「くそっ!」ガシイッ

ロッカ「」

団長「しがみついたか」

ホゲ「危ないロリコンみてえだな」クックック


クロ「止まってろバカガキ…」

勇者「クロ…」

ロッカ「…きゃああああおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!!!!」


全員「!?」ビクウッ

スラミン「ぴ、ぴぎ…?」

勇者「ついに来たんだ…長老さんの時間停止が終わるときが! だからすべての呪いが動き始めたんだ…毒も!」

ロッカ「げぼお…っげぼおお…っ」ギャドオオオッ!!

クロ「ぐおおおお…っ」

ゼクル「ロッカ…やめろおおっ!」

クロ「おるあああっ!!」ゴキン!!

ロッカ「…ぅ」バタッ

勇者「き、気絶させた! やった!!」

ロッカ「」

団長「ちいいっ!」

アングル「予定変更だな」

団長「ならば俺がやるだけだっ! ホゲ、ナイト、援護しろ!」ダッ

ホゲ「え? あ、ああ」

ナイト「おうっ!」シュバッ

勇者「ぐ…みんな来たぞ!」

ゼクル「…お前たちは逃げろ、奴らの狙いは俺だけだ!」

勇者「ゼクル、そんな!」

ゼクル「差別のない世界を…頼む」ニコッ

勇者「ゼクル…」

クロ「ざけたこと言ってんじゃねーやバーカ!」グイッ

ゼクル「!?」

クロ「とっとと帰るぞお前らっ!」ダダダダダダッ!

勇者「うわわわわ味方全員を担いでる!?」

クロ「あとはエルとイナつれてきゃいんだろっ!」ダダダダダッ

ホゲ「逃がさねえぞ! 罠発動!」

ドンガンドシャガンズドドドドドオッ!

勇者「うわ、トゲとか鉄球とか電流とかわんさか罠が!」

クロ「おるあああああああっ!!」ダダダダダッタタッパシッ

勇者「すごい全部避けてる」

勇者「両側の敵と共に走りながら戦ってる状態だ! クロだけ!」

ダダダダダ

ナイト「待て!」バッ

団長「死んでもらう!」シュバッ

クロ「がうっ!」ガキンッ

団長「ご、ゴルゴダソードをかむな!」

クロ「ぐるっ!」パシッ

団長「とるなーーーっ!!」

勇者「よし…メラガイアー!」ズドムッ!!!

団長「ぐあああーーーーーーーーっ!」ズデンゴロッ

勇者「ごほごほ」

ゼクル「無理をするな…」

スラミン「ぴぎー」

ロッカ「」

ナイト「ちいいいっ!」シュバシュバッ

クロ「おららららっ」ドガバシ

スラミン「ぴぎーっ!」ドムギャリバン!

ナイト「ぐふぁっ!」ガシャーン!

勇者「やった、今のうちに行こう!」

クロ「おうっ!」

ゼクル「君らの仲間はどこにいったかが問題だ…俺の部屋を探しているはずだが」

勇者「うーん、そこらじゅうを探してるはずだけど」

クロ「なんか手がかりはねえのか」

少し前、エル&イナ、通路にて~~

エル「ウインドブレイク!」フォオオオッ!

イナ「ナイフエッジ・シャイン!」シュパパパパパパッ

魔兵3人「ぐわあああ」

イナ「ふう…どこにあるのかしら、あの魔族専用倉庫なんて」

エル「うーん…」

ドシイイイイン…

イナ「うわ、すごい音…上で勇者たちが戦ってるのね」

エル「あら、衣料室ですって」

イナ「助かる!」タタッ

クロ「うおっしゃあっ!!」ドダッ!!

エル「きゃあっ!?」

勇者「え、エル」

エル「勇者様!? どうしてここに!?」

勇者「ロッカちゃん連れてきた! 魔器具は見つかった!?」

イナ「まだですーっ」

ゼクル「方向は間違っていない、あっちにいくんだ!」

クロ「おーし!」ドタドタドタ

イナ「あの、着替えもうすぐ終わるから待って!」

ナイト「どこだ貴様ら~~~」バサッ

イナ「きゃああああああああああああああああ」

ナイト「どわあああああああ//////」ブーズッテン

勇者「!? どうやったの? 顔面殴ったの? すごい鼻血で倒れてる」

イナ「いいから行きましょう(雷撃のワンピース着用完了)」

クロ「おっしゃー」ドドドドド

ゼクル「あっちだぞあっち」

ロッカ「ぐうっげほっ」

勇者「ロッカちゃんがまた…ラリホー!」ポオオ

ロッカ「zzz」

クロ「アストロンのほうが良いんじゃねえか?」

勇者「そういえば…」フウフウ

エル「そういえば勇者様、顔色が悪いですが」

勇者「なんだかね…変なんだ。最近どうも…」

エル「ですよね…?」

ゼクル「着いたぞ!」

勇者「どれがヘドロキュアの力を吸った魔器具なんだ?」

スラミン「ぴぎ」

ゼクル「これだ…」ゴト

勇者「その黒い塊が魔器具?」

ゼクル「ああ。石に魔力を詰めたものが魔器具と呼ばれる。使い捨てだが…石の純度によっては詰めた魔力を高めることもできる。とにかく、これをロッカに使うんだ」

キュイイイイイン

ロッカ「zzz」

クロ「お…顔色がずっと良くなったぞ!」

スラミン「ぴぎっ!」ピョコン!

エル「よかった~」

イナ「ホント…」

ロッカ「う…ぐるっ」

ゼクル「!」

ドスッ

勇者「やばい! ゼクルを殺そうとしていることは変わってないんだ!」

ロッカ「きゃおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!」

クロ「止め―――――――」


パンッ


勇者「」

エル「」

スラミン「」

クロ「くそ…っ」

勇者「ゼクルが…木端微塵…っ」ゾクッ


ロッカ「きゅがががががああああああああああああああああああああああっ!!!!」

勇者「アストロン!」カチイインッ

ロッカ「」

勇者「はあはあ…」バタン

エル「勇者様!」

ロッカ「」

クロ「くそ…くそっ」

イナ「ああ…かわいそうに」

スラミン「ぴぎ…」

勇者「ロッカちゃんにとって…ゼクルは特別な人だった…それを…」

クロ「くそがあああああああああっ!!!!!」ギロオッ

催眠術師&団長「やっと追いついたぞ!」

クロ「このやろおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」ドガァギイイイイッ!!!

ボカボカボカボカボカボカボカボカボカボカボカボカボカボカボカボカボカボカ

団長「ごあはああああああああっ!!」

催眠術師「ぎゃほおおおおっ!」

クロ「死ねこのバカガキがああああああああああああっ!!」ベキョバカボカボカボカ

クロ「呪い解けどあほうっ!」

催眠術師「ひええええええええええ」

催眠術師「は、はああへえ、教えるから許してくれええ」

クロ「早く言え!」

団長「言うな…ロッカは俺達の兵器だぞ!」

クロ「るせえっ!」ベキャ

団長「ぐほあ…」ズン

イナ「ひゃー」

催眠術師「あの…その方法は…ひいい、>>227だ」

かなり強力にかけたから解けないし制御できない

勇者「そんな…じゃあアストロンが解け次第…また暴れだすのかよ」

クロ「くそっボケがっ!」バキッ

催眠術師「ごはっ!」ドクドクドク

エル「きゃっ! 歯が折れてる…」

クロ「この野郎…おらああああああっ!!」メキメキメキ

イナ「ちょ、絞め続けることないんじゃない!?」

クロ「このゴミ…このクソ…死にやがれ…!!!」

催眠術師(こっちに呪いかければよかった)ゴハッ

催眠術師「」

エル「あ…あああ…」

イナ「死んじゃった…」

イナ「と…とにかく、ここにあるキメラの翼で逃げましょ」

エル「え、ええ…」

クロ「は、はあ、はあ…」ペッ

スラミン「ぴぎい…」

エル「たあっ!」バビューン!!

~~~~~~~


ドサッ

イナ「ここは?」

エル「魔界の入り口よ…」

クロ「…」

ロッカ「」

クロ「どうするよ…ロッカを」

エル「…わからないわ、どうすればいいのか。勇者様…気絶してる」

イナ「勇者もなんでこんなになっちゃってるの?」

エル「さあ…この前にした話だと、ラクとの戦いに光の剣を使ったときからなんだかおかしいとか」

スラミン「ぴぎい~~…」

クロ「次どこ行く?」

エル「ううん…そうだわ。呪いや魔法の事なら…>>231

1、エルフの里
2、古代魔法研究所
3、ノクラスのいるオスト帝国
4、自由安価(その場所の説明を追記プリーズ)

4温泉の時の王子のいる国で様々な種族がいるローランド王国。

クロ「どうやって行くんだそんなもん」

エル「それはですね…」

イナ「エルフの移動呪文があれば簡単よ。死者の国である天界の中でも、生きたまま入れるし」

クロ「そっか」

スラミン「ぴぎぎ」

白竜「うう…」フラフラ

エル「あ、そうだ白竜ちゃんいたんだったわ」

白竜「忘れないでよ」

イナ「じゃ、行くわよ。エルフリア・クレイドル!」

トラララランッ

安価↓4までで住んでいるキャラを募集1レス2キャラまで

テンプレ

名前:
種族:
性別:
容姿:
能力:
備考:

備考は2行程度でよろしゅうに

~~~~~~

勇者「うーん…」

エル「あら…?」

クロ「おー起きたか」

勇者「クロ」

クロ「ここに飛んできたとき、バリアにぶつかってぶっ倒れちまったんだよ」

勇者「そういえば…そうだったっけ」

スラミン「ぴぎー」

白竜「スラミンの鎧も壊れちゃったりしてね…」

勇者「ああ…まあ長い事使ってたからね。ところでここは?」

クロ「ダークエルフのイーゴってやつの宿屋だよ」

勇者「ダークエロフ?」

エル&イナ「…」ゴゴゴゴゴゴ

勇者「すごい威圧感…なんだこれ。あ、ロッカちゃんは?」

ロッカ「zzz」

クロ「あれからずーっと寝てる。イーゴの友達がかなり効く眠り薬を作ってくれたんだ」

勇者「へえ…ずーっとって?」

クロ「もう丸3日になるか…」

勇者「ええええっ!」

イーゴ「カッカッカ、さわがしーのう」

勇者「あ、あなたは」

イーゴ「この宿屋の主人のイーゴじゃ。倒れていたおぬしらを引き取ってやったんやぞ」

エル「まあ…それはそれはお世話になりました」

イーゴ「カッカッカ。まあそこのロリの呪いが解けるまでここを拠点にするがええ。半額にしちゃるぜ」

勇者「ど、どうも…」

白竜「今、いろいろ調べてるところだよ。呪解屋(じゅかいや)っていうお店にもいくつか回ったんだ」

スラミン「ぴぎぴぎ」

イナ「図書館とかも見て回ったけど、光の呪いってすごく珍しいから何にもないのよ」

エル「ううん…ここなら何かあると思ったのに」

イーゴ「あとは予約待ちの大呪解屋のとこに片っ端から予約入れといたが、最短でもあと5時間かかる」

勇者「そうか…」

エル「それって、あの、お代は足りるのでしょうか?」

クロ「さあ」

エル「ちょっ!!」

勇者「か、金の計算しないと…」

ワタワタワタ

金は足りるか足りないか安価↓

勇者「良かったー」

エル「でも長引けば長引くほどお金が足りなくなりますから気をつけないと」

勇者「大変な計算量だったなー5時間もかかっちゃった…ん?」

イーゴ「クロもう行っちまったぞ大呪解屋に」

勇者「そっか…俺達も何か探しに行こう」

エル「そうですね。えっと…イナ、図書館は全て調べたの?」

イナ「まだよ。なんせ広いもん」

スラミン「ぴぎぴぎ」

イーゴ「そうそう、金の心配をするなら、モンスターファイトをやったらどうや。なかなか人気の賞金マッチじゃで」

勇者「モンスターファイト?」

イーゴ「ああ。そこのスライムや白竜なら参加可能じゃ思で」

白竜「じゃあ…でてみようか」

スラミン『うん!』

誰視点にする?安価↓

1 クロ&ロッカ 大呪解屋へ
2 勇者&エル&イナ 図書館へ
3 白竜&スラミン モンスターファイトへ

図書館~~

勇者「よーし、始めよう」

エル「あ、この漫画探してたやつ…」

勇者「あのね」

エル「あ、ご、ごめんなさい///」

イナ「もう…」

勇者「光の呪いだから…光魔科学…光属性呪文…光の魔法…神の力…いろんなジャンルがあるなあ」

エル「人間界の本よりずーーっと多いと思いますよ」

勇者「なるほどね…ふんふん。でも光の呪いについて書いてある本はというと…うーん」

「なに探してるんですか?」ミョコッ

勇者「え」

エル「あ、どうも」

勇者「魔族…(おっと、ここは多種族が平和に暮らしてるから問題はないね)」

ミユ「あたし、ここの館員のミユです、何かお探しならお聞きくださいね♪」

勇者「あ、どうもありがとう…」

エル「あ、じゃあ…光の呪いについて書かれた本を探しているんですけど」

ミユ「光の呪い? 呪文や闇の呪いではなく…光の呪いですか」

勇者「ああ。使ったのは天使族らしいから」

ミユ「それは聞いた覚えがありませんね…うーん」

勇者「まあ仕方ないよ」

ミユ「む…っ。そんな言い方をされると意地になりますね…データベースを探ってみるので待っててください」トテテ

勇者「はは、かわいい子だなあだだだだ」ギュー

エル「」

勇者「ごめんよお」

トテテテ

勇者「戻ってきた」

ミユ「…そういう本はありませんでした」

勇者「そう…」

ミユ「ただ、題名やジャンルにそういったものがないだけで、内容の一項目に書いてある可能性はありますから、まだ探す価値がないとは言えませんよ」

勇者「大変なことになりそうだな…その間に人間界…っていえばいいのか。あの世界に危機が迫ったとしたら…」

エル「マルアさんやアットさんが何とかしてくれますよ、ね?」

勇者「ノクラスさんもね」

エル「あの人はいいです」

勇者「そんな」

~~~

勇者「んー、なんだろこれ、魔王族の系譜だって。なんでこんなのが光魔法の棚に?」

ミユ「えっ、あ…これはですね、作者が高名な天使だからですよ」

勇者「ちょっと後で読んでみよっと」

ミユ「あ、そうですか…」グ

エル「?」

イナ「ふんふん…この本…うーん、”光に呪われた”って言葉はあったけど、比喩表現だったわ」

エル「こっちなんて、”呪いにより髪が抜け落ち頭が光り輝き続けた”ですって…はあ」

勇者「恐ろしい呪いではあるけどね…その後その人どうなったの」

エル「その頭骨は今でも魔界のあるダンスホールを照らしているそうです」

勇者「ひえー」

~~~

勇者「ふー、そろそろ一休みにしよっか」

エル「そうですね」

イナ「賛成」

ミユ「私は探し続けます、必ず」ゴソゴソ

勇者「ありゃー、プライドに火をつけちゃったな」

エル「あはは…じゃあさっきのマンガでも読もうっと」

イナ「私ねよーっと」

勇者「俺は…あ、さっきの”魔王族の系譜”を読んでみよう」


~~~

勇者「あの魔王の家系、長いこと続いてるんだなあ…」

勇者「ふん、ふん…」

勇者「他にもいくつかの魔国に、魔王がいるんだ…でもほとんど細々としてるな」

勇者「ふうん…魔王の高祖父の時代に…へえ、その次男がニンフと結婚したのか。すごいなあ…えっ? えっ? さらにその息子が人間と、さらにさらにその息子がエルフと結婚してる? わあ、すごいなあ」

勇者「今、一番下は魔界軍幹部をしている…と。あのとき魔王城にいただれかがそれだってことか…あのホゲとかいう奴かもしれないな」ウン

勇者「ふん、ふん、ふん…」

勇者「あれ? このページ先に続いて…えっ!?」

イナ「しずかに…」

勇者「あ、ごめん…みなさんすいません」ペコペコ

エル「どうしたんですか?」

勇者「館員のミユってあの子…魔王の妹だって…!?」

エル「えええっ?」

勇者「なんでこんなところで図書館員だなんてやってるんだ…?」

エル「ううーん、でもそんなに悪い人じゃないと思いますけど」

勇者「そりゃまあ…かといって本人に聞いてみるのもナンだしなあ…」バサッ

勇者「あっ、ページがとじちゃった…」パラパラ

エル「え?」

勇者「どうしたの?」

エル「まえがきがチラっと見えたんですけど…」

――この本が我が心の夫である魔王、そして彼の下へと今もいるであろうわが娘リーラに捧ぐ

勇者「…この本の作者の天使は…魔王との間に子供を…?」

エル「いろいろあったんですね、魔王の周りにも」

勇者「ああ…もっと昔のほうもよく読んでみよう」

勇者「ふうーん、由緒ある家系なんだなあ、昔のは特に…高貴な家系や特に強い魔力を有した者しか家系に加わってないや」

エル「やっぱりそうなんですねー…あら、この2万年前の魔王と奥さんの部分だけ顔が描いてないですね」

勇者「本当だ…何かあったのかな…追放?」

エル「へえ…もしかすると、駆け落ちしちゃったとか」

勇者「あり得る」

ミユ「そろそろ休憩やめたらどうですか?」ミョコッ

勇者「わ」

ミユ「…読みましたよね、それ」

勇者「あ、ああ…君が魔王の妹だったなんて」

ミユ「お父様が病死する寸前、ここに修行に来るように言われたのです。まあ、けっこう楽しくやってますし、いまさら魔界に戻る気もないですけどね」フフ

勇者「そうなんだ…」

エル「さ、じゃあそろそろ本探しに戻りましょうか」

勇者「ああ、そうしよう」

イナ「zzzzzzz」

勇者「…寝かせといてあげようね」

~~~

勇者「うーん、なにかないかなにかないか」

エル「だめ…これもだめ」

ミユ「うう、そもそもあるのかどうかさえ…」

イナ「zzzzz」

勇者「…起こそう」イライラ

エル「ええ」イライラ

ミユ「そうしましょう」イライラ


ユッサユッサグイグイツネツネゴツンゴツンポカポカ

イナ「あだだだだ何なのなんなの」


館長(タヌキ魔獣)「何をやっとんのかね君は」

ミユ「あっ館長」

館長「ほほう…光の呪いの本を探しておるのですか」

勇者「何かご存じないですか?」

館長「さあて…聞いたこともないが…あの方ならご存知かもしれんなあ」

勇者「えっ? だれなんですか!?」

館長「この図書館の創立から通い続けているサイクロプス爺さんの、通称暗記王。私も子供のころからよくかわいがってもらったものだよ。あの方なら、読んだすべての本を覚えておられるはずだからな」

勇者「そ、それはどこにいらっしゃるんですか!?」

館長「このあいだ新刊の料理の本を読んで、1週間かかる美味しいスープをつくってみると言っていたから、今ご自宅でそのスープを作っているころだと思うよ」

勇者「その家はどこに?」

館長「地図に印をつけるからちょっと待っていてくれたまえ」ズッズッズッズ

エル「…よかったですね、勇者様!」

勇者「ああ。これでなんとか…」

イナ「ついでに、今後役立ちそうな本でも借りていかない?」

勇者「旅のせいで返せなくなるとまずいからやめとこう」

暗記王の家~~


勇者「ここかあ」

イナ「大きな家ねえ」

エル「サイクロプスだから?」

ミユ「まあね」

勇者「…なんでここに」

ミユ「あははは、聞きっこなしよ」

イナ「つかアンタ、館員なのになんで知らなかったの? 名物っぽい客の事」

ミユ「まあ、忙しいから」

イナ「ふーん…ってっ!!」

ワイバーン「きゅろろろろろろろろろろお!!!」バサバサバサ

勇者「な、なんだあ!?」

エル「せ、戦闘!?」


暗記王「ワイ、よさんか…お客さんじゃ」

勇者「うわ、でかい…」

暗記王「美味しいスープのにおいにつられたかの? ホッホッホ」

勇者「あ、たしかに…いい匂い」

エル「素晴らしいですね」

暗記王「図書館の新しい料理の本に載っておっての。ついついすすりたくなって1週間家にこもりきりじゃ」ホッホッホ

ワイ「きゅろろお~」

ミユ「えっと、あの…私、図書館員のミユと言います」

暗記王「おお、いつも一生懸命書庫の整理をしてくれてありがとうの。本たちも喜んでおるじゃろうて」ホッホッホ

ミユ「えっ、ど、どうも」

イナ「さすが暗記王よく見てる」

暗記王「ホッホッホ…まあ上がんなさい」

~~~~

勇者「あの、一つだけ聞きたいことがあるんですけど…」

暗記王「まっとくれ。ついに火を止める時が来たんじゃ」

ガチャン

暗記王「…できたぞ、1週間かけての大作、その名も虹のスープじゃ」

エル「わあ…すごい、さっきよりずっといい匂いが増してます」

暗記王「そうじゃのう。できたとたんに一気に味がよくなるという話じゃからのう。さ、みんなで飲んでみよう」


~~~~

勇者「…ぷはああああ…」

エル「おいしい…っ」

イナ「とろけるうううう」

ミユ「生きてて…よかったああああ」

ワイ「きゅらりろら」トロン

暗記王「素晴らしい…美味しいさもそうじゃが、みんなの喜ぶ顔が本当にうれしいのう…」

暗記王「…さて、聞きたいことがあるとそうじゃったのう」

勇者「はい、それは、『光の呪い』についての事です。これまで、図書館で読んだことはありませんか?」

暗記王「…ほほう、光の呪い…図書館でそれについての記述は観たこともないのう。もっともこの1週間、新しい本を一冊も読んでおらんから、その間になにかあったかもしれんがのう…」

ミユ「この1週間、新しい本は入っていません…」

暗記王「…なんてな」ホホホ

ミユ「?」

暗記王「確かに、図書館では読んだことがないが、この国に来る前に遭ったことがあるぞ…光の呪術天使に」

勇者「おおおおおおおっ!」

勇者「そ、その人からなにか呪いを解く方法を聞いたことはありませんか!?」

暗記王「無い」

エル「い、今その方はどこに!? 天国ですか!?」

暗記王「そうじゃな。別れるとき、天国に帰ると言っておった」

勇者「そっか…エルちゃん、久々にあそこに行くことになったみたいだね」

エル「ええ!」

イナ「ちょ、ザオリク今使える人いる!? せめてザオラル!」

勇者「う…俺は使えるけど…う、ゴホゴホ」

ミユ「? ? ?」

暗記王「ふうむ…一度死ぬことで天国へ行くんじゃったの」

イナ「うーん…あ、なら…私とエルとミユさんで行きましょう。そんで、終わったら合図しますから勇者がザオリク使って!」

ミユ「え、私も行くの?」

~~~~

宿屋~~

クロ「おう勇者、どうだった? こっちはダメだった。明日にまた2人、大呪解屋に行くことになってるが」

勇者「手がかりあったよ。あ、お土産にスープちょっともらっちゃったから飲んで」

クロ&イーゴ「うめえええええええ」

白竜「ただいまー」

勇者「あ、白竜」

イーゴ「すげえうめえぞおい…飲んでみろ」

白竜「うわああああ、おいしすぎるううう!!」

スラミン「ぴぎぎいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」

勇者「はは、暗記王さんにお礼言わないとね」

クロ「っで、手がかりってなんだ?」

勇者「うん、天国に光の呪術天使がいるらしいんだ」

クロ「天国!? どうやって行くんだ!?」

勇者「一度死んで、後で生き返ればいいんだ。ザオリクとかで」

ミユ「私も生き返り技使えるけど…んー」

勇者「え、そうなの? じゃあここに残ってよ」

ミユ「え、ええ…んー」

エル「では、メガンテしますので天国に行く人は私の周りに集まってください」

勇者「死体を守る必要もあるから、何人か残らないとね」

誰が行くかメンバーを安価↓ ミユとロッカは行けない

勇者「…俺だけ?」

エル「あ、あの、メガンテしますから私も行きますよ!?」

勇者「え、じゃあ…」

イナ「二人っきりねw」

勇者「////」

エル「////」

イナ「おーやおやww」

ガタンバタン

ルイ17世「おーい白竜くんスラミンくん!!」ドタドタ

勇者「?」

白竜「あ…」

スラミン「ぴぎい」

イーゴ「なんだいなんだい、どうしたんじゃ」

白竜「モンスターファイトの若オーナーのルイ17世…さっきぼくたちの戦いがすごかったからって専属になってって頼まれちゃって」

スラミン「ぴぎい!」

ルイ17世「頼むよ!みんなきっと喜ぶからさ!」

勇者「ははは…見込まれちゃったんだね。でも、こっちにはこっちのやることがあるからさ…ね?」

ルイ17世「う、で、でも…」

エル「早くいきましょう…メガンテ!!!」ボムッ!!!

ルイ17世「うわああっ!!!」ボン!

イナ「うわー危ない」

ルイ17世「うーんうーん」ピクピク

イーゴ「やべ、瀕死の重傷だよこら

スラミン「ぴぎー」

イナ「あのー、だいじょうぶ坊や?」

ルイ17世「うう坊やとかいうなあ、僕は13歳だあ」

クロ「とりあえず寝ろ、薬とか使ってやるから」

ルイ17世「ううう…こんなことをして…白竜とスラミンがうちの専属ファイターにならない限り許さないぞ~」ウーンウーン

白竜「わがままだなあ」

スラミン「ぴぎい~」

イーゴ「ああ、こいつあモンスターファイト闘技場のオーナーか、今気づいたわ」

白竜「さっき言ったでしょ」

イーゴ「今度俺も出たいのお、ダークエルフじゃが」カッカッカ

天国~~

勇者(魂)「ふう、久々だね」

エル(魂)「ええ…魔法の気球を借りて以来ですものね」

勇者「…そういえば、アットさんに貸してるんだよな…また貸しなんかして大丈夫だったかな、今更だけど」

エル「う…できるだけ早く情報を集めましょうね」

勇者「うん」

~~


天使1「あら、エルさんお久しぶり。元気でしたか?」

エル「ええ、なんとかやってますわ」

天使1「エル母さんとは会いましたか?」

エル「え…あ、そういえば会ってないです…エルフの里にはいったんですけど」

天使1「はあ…?」

勇者「それより、光の呪術天使について知らないかい?」

天使1「ええっ? 光の呪術天使???全く存じ上げませんわね」

勇者「そっか…ううん」

天使1「物知り天使様に訊いてみましょうか」

勇者「え、そんな天使がいるの? お願いします!」

エル「初めて聞いた名前だわ」

~~~~~


物知り天使の館~~

勇者「ここかあ…」

天使1「あのー、いらっしゃいますかー?」

ガチャ

物知り天使「なんだね」ガタッ

勇者「うわ、またでかいなあ」

エル「暗記王さんくらい大きいかも…」

物知り天使「私はもともと知識をつかさどる天使だったのだが、知識を覚えるたびに光の力が体内にたまり、そして体の大きさまでも変えていったのだよ」

勇者「へえー」

物知り天使「光能力性細胞肥大(こうのうりょくせいさいぼうひだい)…という珍しい病気の一つだ。まあ、生活に支障はきたさぬが」

勇者「さすが物知り」

物知り天使「して、ここに見知らぬ客人が来たということは何か私に訊きたいことがあるのだろう。なんでも訊いてみてくれ」

勇者「じゃ、じゃあ早速…光の呪術天使について聞きたいのです」

物知り天使「…!」

エル「何か知っているんですか!? 天国にいらっしゃるんですか!?」

物知り天使「この天国にはいない…筈だ」

勇者「ええっ?」

物知り天使「天国に住んでいる筈…だが、この天国でその姿を見たものも、気を察知した者もいない。神でさえも」

勇者「そんな…どういうことなんだ!」

物知り天使「私自身、実際は噂を知っている程度だ」

勇者「それはいったい…!?」

光の呪術天使に関するうわさとは? 安価↓
所在に関する噂はNG。能力や性格とかで…

勇者「ナイト…あいつか?」

エル「で、でも、あの男は今魔界に居るはずです」

勇者「うーん、かつては天国にいたけど今は魔界に居るってことか?」

エル「待ってください、ナイトと『呼ばれている』男でしょう? それに噂だし、実際はえーと…『炎のナイト・ジョン』とかそういう…異名とかかも知れませんよね」

勇者「そうだね…あ、そういえばあの時…ほら、クロが催眠術師を殺した時聞こえてきたけど、やつの口ぶりからして、呪いをかけたのは催眠術師だったようだったし。ナイトに光ののろいをかけられるのかどうかもわからないじゃないか。色々と情報がちぐはぐだが…他に何かご存知ではないですか?」

物知り天使「光の呪術天使について知っているのはこれだけだ」

勇者「そうですか…うう~ん」

エル「帰りましょう…」

勇者「そうだね…」


~~~~~~~

イーゴの宿屋・相談後~~~~

勇者「現在わかっていることは…」

・ロッカは光の呪いに侵され、意識のある間中理性もなく暴れまわる。

・光の呪いを使った張本人と思われる催眠術師はクロに絞め殺された。

・光の呪術天使が天国にいるかもしれない。ただし、1000年の永い間ローランド王国に暮らしている暗記王が入国する前に出会っただけなので今は不明。

・天国には光の呪術天使はいない。

・物知り天使が効いた噂によれば、光の呪術天使はナイトと呼ばれる男らしい。ただし噂の域を出ない。

・催眠術師は天使ナイトと行動を共にしていた。

勇者「こんなところか…早くしないと、ロッカちゃんも衰弱してしまうし、人間界にどんな事件が起こるともわからない」

エル「頑張りましょう!」

ルイ17世「スラミンと白竜を我がモンスターファイト専属にしろー」

白竜「しつこい帰れえ!」

ヴーヴーヴー

勇者「な、なんだ?」

ルイ17世「げ、厳戒態勢だ!」

イーゴ「何か事件があったのか!?」

勇者「行ってみよう! …クロはロッカちゃんを看ててくれ!」

クロ「おう!」

ダダダダダダッ


勇者「も、モンスターが町を襲ってる!」

ルイ17世「やっぱり! うちの専属モンスターだ!」

勇者「なんだって…!?」

モンスターたち「ガルギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア」「メガギャアアアアアアああああああああああああ」「マグマあああああああああああああああああああああ」

ルイ17世「な、なんであんなに凶暴化しているんだ!?」

勇者「興奮剤の入れすぎとか?」

ルイ17世「そんなもの使うか!」

あずきあらい「お、オーナー!大変ですぜ! あいつら急に…」

あずきとぎ「どうしましょうどうしましょう」

あずきこぞう「一般参加のモンスターたちも同じように暴れてるんですよー」

ルイ17世「ど、どういうことなんだ」

河童「何かが起きて、モンスターたちを凶暴化させたに違いないよ!」

勇者「なんだって…?」

エル「何が…?」


ミユ「解決する前に『あの状態』になりませんように…」

スラミン「ぴぎ?」

勇者「殺さずして鎮圧しないと…ゴホゴホッ」

エル「また…大丈夫なんですか?」

勇者「うう…あ、ああ」

イナ「でも、動きだけを止めるなんて…よっぽどの力持ちか動きを止める魔法を使えないと」

勇者「アストロンがあるが…時間制限がありすぎか」

白竜「どうしようか」

スラミン「ぴぎー」

イナ「あ、長老様ならクロノ・デイで1日分、動きを止められるはずよ」

勇者「そうか、それがあった!ルーラでいけるかな!?」

イナ「その筈…!」

勇者「よし、ルーラ!」バビューーーーーーーーーゴンッ!!

勇者「な、なんだあ…!? 天井に…」

ルイ17世「外敵の侵入を防ぐバリアだが…なんで今作動してるんだ!?」

ヘルリザド「がるるるうおおおっ!!」

勇者「こいつは…」

エル「ヘルリザド! 氷が弱点ですよ!」

勇者「殺さない程度に…ヒャダルコ!」カカカカカッ

ヘルリザド「がるああああ…」

ネオホークたち「ふおーーーーーーーーーっ!!!」バッサバッサバッサバッサ

勇者「あれは…軍団魔法だ!」

フォオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!

町のみんな「うわああああああああっ!とっぷうだあああ!」

勇者「く…っ!」

ルイ17世「ひええええ…!」

ミユ「イオラ!ベギラマ!」バンギラン!

ソードドラゴン「るらあああっ!!」ドシュッ!!

ミユ「スカラ!」ゴゴゴッ

勇者「大丈夫!?」

ミユ「はい!」

エル「…」

イナ「早く、もっと攻撃よ!」


スラミン「ぴぎー!」ドギャゴメリカ!

サイボーグタイガー「ぎゃごっ!」ズザアアッ

白竜「こごえるふぶき!」フォオオオーーーーッ

ネオホークたち「ほおおおおおっ!」バタバタバタ

エル「凪のダガー…そういえば、麻痺効果があったんじゃなかったかしら(間違い)…えいっ!」ガキン

アーマーアンキロ「?」

エル「あ゙…折れちゃった」

アーマーアンキロ「ガドーーーーーーッ!!」オオオオオオオオ

エル「きゃ…っ!!」

ガキイイイイ…ッ

勇者「エル…っ ん?」

ピキーン

勇者「エルが鋼鉄化…アストロン!?」

ラック「大丈夫かいアンタら、助太刀するぜ」

ミユ「あれはお肉屋のラックさん! アストロンが使えたなんて!」

ラック「おう、図書館のミユちゃんじゃないか! ここは危険だ、逃げなよ。もうじきに自警団が来る!」

ミユ「そういうわけには…私だって戦えるんですよ! はあああ…ギガ・スクルト!」ギョイオオオオ!

勇者「お…!?」

ミユ「全員の防御&魔法防御UP! ほーら、役に立つでしょう!」

勇者「たすかる!うおおおおっ!」ベシバシベシ

スラミン「ぴぎーーーっ!」メキョリンカ!

白竜「燃え盛る火炎!!!」ボバアアア!!

アーマーアンキロ「が…どぉっ」バタッ

ルイ17世「あのアーマーアンキロを数度の攻撃で倒すなんて…あ、し、死んでないだろうな!」

その頃イーゴの宿屋~~

イーゴ「暇だね」

クロ「ああ」

ロッカ「zzz」

イーゴ「ん? いらっしゃいませー」

客「…」

イーゴ「どうしたんですお客さん。お泊りですか?」

客「魔族の少女がここにいるな」

イーゴ「あ? はあ確かに」チラ

ロッカ「zzz」


客「…なら」

バサッ

刺客(魔族)「そのガキいただきに…参上っ!!」

イーゴ「何っ!?」

クロ「あんだてめえっ!」ガタッ

刺客「うおらああっ!!」ゴゴオオオオ…ギュオンッ

イーゴ「ほほお、魔力で作った槍か」

刺客「ただの魔力じゃねえ…くらえカラフルレイン!」シュロロロドドドドッ!!!

クロ「! いろんな色に光る槍を投げまくってきやがった!」

イーゴ「それぞれが属性攻撃ってわけかい…カッカッカ、燃えるぜ!」シャキンッ!

バラバラバラ

刺客「何っ!?」

クロ「お…槍で全部弾いちまいやがったすげえな」

イーゴ「お客さん、今日は運がいい…おれっちの槍さばきが見られるなんざ普通はねえやあっ!!」

刺客「おららららっ! フレイムピラアスピン!」シュゴオオオオッ!!

イーゴ「炎の槍を回転させて炎の円を作り出すか…」

ゴオオオオオオ!

クロ「おー火炎放射になったぞ」

イーゴ「ウォーターストリーム!」ジャバアアッ…ジュウウウウウ

刺客「ふ、ふふふふ! そんな弱い水魔法じゃ勝てんぜ」

イーゴ「だろうな…こちとら魔法は苦手でねえ」

刺客「…」ピク

イーゴ「ほーれ、ヤリヤリダンスラーーーッシュ!」シュババババババババッ!

刺客「くっ!連打突き程度で…うおおおおお…っ!?」ズバババババ

クロ「見る見るうちに刺客がハチの巣になっていきやがる」

刺客「ぐあああああああああ…」バタッ

イーゴ「さーて、なんでロッカちゃんを襲うのか、教えてもらおうけぇ」

刺客「畜生…くそ、俺は魔王様に言われて準幹部のロッカ様を助けに来たのさ、強大な戦力だからな」

イーゴ「べらべらしゃべんのな」

刺客「へっへっへ…」

クロ「嘘ついてねえだろうな」ジャキン!

刺客「」

イーゴ「まあまあ…ってそいつは、魔剣ゴルゴダソードじゃねえか」

クロ「知ってるのか? 魔王城で団長って奴のを奪い取っちまって、その勢いでもってきちまったんだ」

イーゴ「はへー、伝説の剣だよ。斬った相手のHPを吸い取れるとかいっとるぞ」

クロ「へー」

刺客「だ、団長から…!? くそっ盗人め」

勇者たちのところ~~


自警団「参上!!!」ガシャーン!

勇者「ごほ、げほ、おお、ついに来たか!」

ラック「早く、こいつらを止めてくれ!」

自警団「うおおおおーーーーーーーっ!」ガシイン

モンスターたち「ガオーーーーーーーーーーッ!」ドドドドドド

ガッキイイイイイン…


~~~~~~


勇者「やっと鎮圧した…よかったー」

イーゴの宿屋~~

勇者「で、結局原因はわからずじまい。ルイ17世君や他のモンスターの主人達はとりあえずおとがめなしだってさ」

クロ「刺客ってやつは自警団に突き出された…で、そいつは?」

ラック「ああ、申し遅れた。俺はラックと言って、魔族だ」

クロ「ラク?」

ラック「ラックだ」

勇者「さあて…どうしようか。変なことに…ごほごほ、この国、防衛用のバリアが解けないらしいんだ。つまりこの国に俺達は閉じ込められたんだ」

クロ「ふーん…」

エル「今回のモンスター暴走事件の事も気になりますしね」

勇者「よーし、また二手に分かれよう」

勇者たちは、翌朝から二手に分かれて行動します。
班決めを!

1 モンスター暴走事件の原因追究 メンバーは>>288
2 光の呪いをもっと探求 メンバーは>>288の余り

現在メンバー

勇者 エル スラミン クロ 白竜 イナ ラック ミユ

でも…なんだか勇者とエルの体に異変が?

ミユ「……」

勇者

日が開いたすまん再開です


勇者「うう…なんだろ、この感じ」ドキドキドキ

エル「なにかしら…あうっ」ドキュドキュ

ミユ「~♪」ピッピピー

イナ「あんた何かごまかしてない?」

ミユ「な、なんでもないで~す」ソラゾラシー

勇者「ぐぐぐ…なんだか女の子を見てると…まずい感じがする! ごめん、部屋に戻る!」バタン

エル「あぅ、勇者様あ…」ジンジン

ミユ「詳しくは私登場の安価にて」

スラミン「ぴぎー」ピョンピョン

勇者の部屋~~

勇者「うう…」

スラミン「ゆーしゃ」

勇者「ん? 今の声スラミ…ん!?」

スラミン・人(♀)型「ゆーしゃゆーしゃー」ダキッ

勇者「わああおっ!?」////

勇者「も、もしかしてスラミン!?」

スラミン「スラミンわたし・ゆーしゃすきー」

勇者「なんで人間の姿に…わああ////」

勇者(なんかひんやりしてつめたくて気持ちいいし…かわいいし…どうしたらっ)


*今更ながらスラミンの設定は元からメスです。

ギイイ

エル「勇者様…あのっ…その…って」

スラミン「ゆーしゃー♪」ピギー♪

勇者「スラミン…やめっ…あ」

エル「」

勇者「ちがうんだあああ」

スラミン「える、ごめん、スラミン、ゆーしゃ、好き。まえの、ほうが、しゃべり、やす、かった」

エル「私も…」ボソ

勇者「え?」

エル「な、なんでもないですすみません~~~~~~っ!!」ガチャンダダーーーーッ

勇者「え、エル!? うわ」ガシ

スラミン「ゆーしゃーすきー///」キャハハ

勇者「そ、そこはダメ//」

エル「うう…私ったら…なんてことを…一緒にだなんて…」

エル「3P…えへっ///」

エル「ってなんてことを!」ブンブンブン

ガチャ

エル「?」

クロ「なんだうるせえな」

エル「く、クロさん…ロッカちゃんの部屋で何を…まさか…まさか」

クロ「?」

エル「いやあんもうっ! エッチ!」ドン!

クロ「何しやがるこの野郎!」ガシッ!

エル「きゃあああっ!!」

勇者「どうしたエル!」バタン

クロ「んのやろおおおお」グイグイグイ

エル「あんあんあん、もう…らめえええ」ジワアアア

勇者「わああエル! クロなにやってんだあ! 押し倒してるじゃないか!」

クロ「こいつがいきなり突き飛ばすから腹立ってついアームロックを」

スラミン「える、こーこつなかお」

エル「あぁあぁぁ」

勇者「え、エル…」

エル「あはぁぁ…ゆーしゃさまあ…」

勇者「え、エル…」グスン

エル「私…私…こんな姿に…ぐすっひっく」

スラミン「えっと…えるごめん」

クロ「なんなんだよ」

~~~

ミユ「…と、いうわけでお二人は性欲が強くなってしまったがためにこうなったんです」

勇者&エル「先に言えーーーーーーーーっ!!!」

ミユ「きゃああごめんなさーい!」

クロ「何なんだろね結局」

スラミン「ぼくねんじん」

クロ「?」


~~~~~

翌朝~~


勇者「さてと…じゃあ俺一人でモンスター暴走の手がかりを探しに行ってくる」

ラック「じゃあ俺達はロッカちゃんを助ける手がかりを探しておくよ」

イーゴ「看病は俺と友達の薬師に任せとってくれや」

勇者「さ…まずは事件現場に行ってみるか」

スラミン「ゆーしゃと、いっしょ、いきたい」

勇者「安価は絶対だよー」トコトコトコ


白竜「人型になって急に積極的になったね…」

スラミン「ひとがた、けっこん、できそう、このくに」

エル「…」

~~モンスターファイト闘技場


勇者「どうもー」

自警団長「おおアンタか」

ルイ17世「やあ…昨日はありがとう」

勇者「その後何かわかりましたか?」

ルイ17世「暗記王さんが教えてくれたんだけどね、魔物を操る伝説の剣がこの国の地下に収められていたらしいんだ」

自警団長「それで調べてみたら、博物館の地下倉庫にあったその剣が無くなっていたそうだ」

勇者「なるほど…それじゃあその剣の行方を追えればいいのか!」

博物館~~

勇者「どうも」

博物館長(おばさん)「あー、あんたが勇者さん。まずはこれを受け取ってくださいよ」

勇者「これは?」

博物館長「これはね、ぬりかべの盾って言って、妖力を秘めた盾さ。あんた、活躍してるみたいだから上げようと思ってね」

勇者「あ、ありがとうございます…で、地下でなくなった剣について訊きたいのですが」

博物館長「ああ、その剣だね。なんでも半径100Mにいるモンスターを操れる剣で、名前は>>303さ」

注:ローカルルール>>1を参照

魔剣ののろい

勇者「魔剣…”ののろい”か」

博物館長「ああ、そうさ」

勇者「どのようにして盗まれたかわかりましたか?」

博物館長「まだだけど…自警団が、動いた魔力をたどれる人を募集してる。それでわかるんじゃないか?」

勇者「そうですか…他にとられたものとかは?」

博物館長「>>305

龍の化石

勇者「龍の化石…?」

博物館長「ああ、随分前にオットスとかいう町で発掘されてね。そこのきこりが寄付してくれたんだけど、いい飾り場所がなくてね…あんなでかいもんまでごそっと盗んでいくなんてやるもんだよ」

勇者「はは…余裕ですね」

博物館長「まあね、はっはっは!」

勇者「さて…そろそろ行くか」

博物館長「ああ、がんばんなよ」

勇者(まるで他人事だな…ま、いいか)

ガチャ


~~~


その頃光の呪い解き組は大呪解屋に来ていた

大呪解屋「はいや~~~!おんだらごんだらどららむぐげごんぼさそうや~~~~~~!!」ドンデケドンデケ

エル「」

ラック「すごい発声だな」

ミユ「しーっ」

大呪解屋「はんごーーーーーーーーーーっ!!!」ジャガガーーーッ

ロッカ「zzz…」

クロ「…」

大呪解屋「…」

ロッカ「ぐっがっごっ」ビクンビクン

スラミン「だめ、だった…ね」

白竜「ここも駄目かあ…」

大呪解屋「ぬうううう…私の力をもってしても解けぬとは無念なり…そもそも、闇の呪いは聞いたことがあるが光の呪いなど聞いたことも無い…」

ラック「そうですかあ…まあ、ありがとうございました」

外~~

クロ「やっぱ、天使がどうたらを調べなきゃならねんじゃねーか?」

イナ「うーん…でもこの国、防御バリアが誤作動したきり出られないんでしょ?」

ミユ「あ…だったらこの国にいる天使に訊けばいいんじゃないですかね」

ラック「なんだ、それをやっていなかったのか。ならば知り合いにいるぞ天使が」

エル「どんな天使様なのですか?」

ラック「それは…>>309

テンプレ
名前:
職業:
性別:
容姿:
能力:
備考:

能力、備考は2行程度で

名前:コマチ
職業:和歌師範兼弓術師範
性別:女
容姿:かなり美しい。世界で5本指に入るほどの美貌の持ち主。
能力:魔法は初級のみ。和歌がうまい。生き物の型を自由自在に変化させることができる。(例:獣型⇒人型)
備考:普段はおしとやかであるが、怒ると尻を長時間叩く癖がある。
弓術は達人並。200名以上の弟子を抱えている。

コマチ和歌・弓術教室~~

エル「うわあ、立派な門ですね」

クロ「よし、行こうぜ」

ラック「失礼の無いようにしろよ」

スラミン「おこる、こわい?」

イナ「格式高いところだったら…」

ミユ「戸を叩いてみましょうか」

白竜「ラックさん、それっていいの?」

ラック「ああ…この呼び鈴を鳴らすんだ」チリイン

エル「わあ、きれいな音」

弟子1「はーい」ガタ…

弟子1(♀)「ご用事はなんでしょうか」

エル「えっと、あの、コマチさんに会いに」

ラック「師範にお目通り願いたい。ラックが来たと伝えてほしい」

弟子1「かしこまりました。少々お待ちください」シャナリシャナリ

イナ「あの人も優雅で上品な感じね」

ラック「高弟ともなれば当然さ」

クロ「女多いな」

ラック「ま、コマチさんに憧れてる女の子がそれだけ多いってことだな。200人以上のほとんどがそうだから」

クロ「ふーん」

ミユ「私、うわさでしか聞いたことないのよね…」

ラック「…来たっ」


コマチ「ラックはん、お久しゅうございます~~」ハンナリ


エル&ミユ&イナ「わあ…素敵」

スラミン「きれー」

コマチの部屋~~

コマチ「あら…光の呪いについてですのん? まあ…」

ラック「光の呪術天使とか、ナイトと呼ばれている男とか…なにか知っているものはありませんか」

コマチ「ナイトはん? ああ、天国にいたころにお知りあいになりましたなあ」

イナ「えっと、どんなことがあったんですか?」ドキドキ

ミユ「その、あの、その」ドキドキ

エル「どんなことでもいいから、教えてください」ドキドキ

スラミン「おねがい」ドキドキ

クロ「おまえらどうした?」

コマチ「かわいおすなあ、お客さんたち」

エル&ミユ&イナ&スラミン「は、はい!」

白竜「…」

ラック「で…ナイトの事ですが」

コマチ「ナイトはんいうたら…天国の天光流道場でがんばっとりましたわなあ…」

白竜「道場?」

コマチ「ええ。様々な戦いの技を鍛える道場で…うちは弓術をしとりまして、おかげさまでこんな大きな道場を持てるようになっとります」

クロ「へえ」ピクッ

コマチ「…あら? ちょいと不穏な気どすなあ、堪忍しておくれやす」フフフ

クロ「ちえ」

エル「こ、コマチさんに失礼な態度を取らないでくださいよ」

クロ「なんだよー」

コマチ「あちらさんも相当がんばっとったみたいどすが、結局うもう行かなかったようで、ひとり人間界へと…あら、違うたかしら。友達と一緒にだったかしら。とにかく、人間界へと渡ったっちゅう話をききましたんや。彼とはそれきりどす」

白竜「うーん、なるほど」

クロ「光の呪いに関する話じゃねえな全然」

エル「く、クロさん! そんな言い方…!」

クロ「なんだってんだ」

コマチ「まあまあ、喧嘩はよしとくれやす。光の呪いが、天国のどこかにいるっていう噂は聞いたことがあるんどす。でも、天国の住民がただ行こうとしても行くことができん場所とも言われておるのどす」

ラック「ふうん…天国の更なる秘境というところか…」

スラミン「てんごく…てんごく」

エル「スラミンちゃん、どうしたの?」

スラミン「ナイフ…かえして」

エル「えっ? ナイフ…って?」

スラミン「さびた…ナイフ」

エル「さびた…って、あ、もしかして冒険の始まりのころ、勇者様に貰った錆びた短剣の事?」

スラミン「きおく…もどす」

エル「な、なんの事を…?」

エル「これをどうするの?」

スラミン「さび、おとして…のむ」

イナ「えっ短剣を飲むの!?」

ミユ「スライムだから怪我はしないと思うけど…」

クロ「なにをするんだ?」

スラミン「てんごく…おもいだす」

コマチ「もしや…スラミンはんは”天国の使い”やあらへんのどすか?」

エル「て、天国の使い…?」

コマチ「天国の使いは、人間界を見るために記憶の一部を小さな道具のに移し…必要な時にその道具を飲み込んで記憶を取り戻しなすべきことをするというお話がつたわっとるんどす」

クロ「今がその時…ってことか? でもよ、錆落とさなきゃなんねんだろ?」

エル「そういえば…この短剣、ドラゴンが呑み込んでたって話を聞いたような…その時胃液か何かの成分で錆びたんでしょうか」

スラミン「さび、おとし、たい」

白竜「この錆をおとせばいいんだね。でもどうやって?」

コマチ「ドラゴンの胃液にやられたのが本当なら、簡単ではあらしませんなあ…やるには、時間を戻さんと」

クロ「時間を戻す?」

コマチ「はいな。それはうちの秘歌でできますわ…」

エル「じ、時間を戻すのですか!?」

コマチ「はいな。ただ、この歌は1日の間歌い続け、その間>>317をし続けなければならへんのどす」

盆踊り

クロ「盆踊り~?」

コマチ「へえ。そうと決まれば、早速準備どす~」パンパン

弟子たち「はい、師範」ガララッ

コマチ「今から、盆踊りの準備を行ってもらってよろしおすか?」

弟子たち「わかりました!」シュババッ

コマチ「さあ…うちもお歌のための精神統一に、>>319をせんと…てつだっとくれますか?>>320(パーティメンバー)はん」

ストリップ

エル イナ スラミン
一人だけと指定されてないし大丈夫だよな?

エル「わ、私そんなあ」

イナ「で、でもコマチさんが言うなら…」

スラミン「やるっ」

ミユ「わたしやんないんだホッ」

コマチ「殿方も見といとくれやす。でないとストリップの意味があらしませんもんなあ」

ラック「喜んで」ゴクリ

クロ「いーよ別に」ふぁ~あ。

白竜「? ? ?」

エル「うう…」ヌギッ

イナ「くうう、あの時の屈辱が再来するなんて」ヌギッ

スラミン「ぬぐー」ヌギッ?

コマチ「あの…うちがやるだけで3人は手伝ってさえくれれば」

エル&イナ&スラミン「」

コマチの精神集中が始まったその頃勇者・地下道にて~~

勇者「お前が犯人か!」バーン!

泥棒剣士「くそっ見つかるなんて…」

自警団「魔力を追えば簡単に見つけられるのだよ」

泥棒剣士「ぐううううう…しかし残念だったな。剣はすでにあのお方の下へと渡っている」

勇者「何!?」

泥棒剣士「その名を悪魔竜人レイ様だ! お前ら、このままこの国と共にレイ様の配下におさまれはーっはっはっは!」

勇者「この…」

自警団「たしかに、魔力は更なる方向へと移動している…しくったか!」

勇者「くそ…っ!」ゴアッ

泥棒剣士「しょあっ!」ビュバン!

勇者「なんだ!? こっちの槍撃(勇者の今の武器は炎の槍)を液体状の剣で包み込んだ!?」

泥棒剣士「ざんねんだったな…これは泥剣といって、沼のように敵の攻撃を刀身の中に沈めてしまうのだ」

勇者「あ…っ飲み込まれる!」

自警団「ちいっ! 豪腕ラリアット!!」ズドム!

泥棒剣士「ごはああああ…っ」

自警団「剛脚キーーーック!!」ドターッ!

泥棒剣士「おっと…秘技・スリの手口!」スパンッ

自警団「な…靴がなくなっている!」

勇者「な…!」

バコーン!

自警団「ぐふっ」バタッ

泥棒剣士「堅い靴だな…ククク…リレミト!」ボウン

勇者「くそ…っ! 自警団さん、しっかりして。ホイミ&リレミト!」

地上~~

勇者「あいつ、どこへ行ったんだろうか…自警団さん早く起きてくれ」

自警団「」

勇者「だめだこりゃ…傷は治っても気絶は治らないもんなあ。どんだけ硬い靴だよ。まあ打ち所とかあるけどさ」

勇者「ねえ、誰か怪しいやつ見なかった?」

子供「>>326

なんかドロドロした変なのがさっきここの道を通ったよ

勇者「ドロドロした変なのだって…? もしかして、”ののろい”の力でモンスターが?」

勇者「皆さん、気をつけてください! モンスターが…」

マッチョ「そりゃあ俺の相棒の事か?」

泥スライム「まぎー」

勇者「うわ、なんだこいつ」

マッチョ「俺の自慢の相棒だよ。今度モンスターファイトに出そうと思ってつれてきたんだ」

勇者「え、でも…」

マッチョ「ああ知ってるさ。そこのモンスターみんなが暴れたってのも、この国全体にもバリアが張られたのもな。だからその犯人を探してこうして歩き回っているんだ

勇者「あ、なるほど…でも、モンスターは操られてしまうから、その相棒君も危険だよ」

マッチョ「そ、そうか…ううむ」

勇者「…この自警団の人、早く起きないかな」

マッチョ「任せな!」

勇者「え」

~~~

自警団「頬が凄く痛いんだけど何かしらない?」タタタ

勇者「いや…はは」タタタ

自警団「む…どうやら奴はモンスター達の仮居住区に行ったようだ!」

勇者「そっか…レイのやつ、”ののろい”を使ってこの国のモンスターを操る気なら、仮居住区を狙うのが当たり前だ…くそっ、博物館で気づくべきだった!」

自警団「しかし…モンスターを操れるのは半径100Mのみ。大して役に立たんと思うが」

勇者「それもそうだな…あいつ、何を考えてるんだろ」

タッタッタ…


~~~~

仮居住区~~

ワーワーワーギャーギャーギャー

勇者「遅かった!」

自警団「モンスターが解き放たれている!! しかも陣形を作り…」

勇者「その中心にレイと泥棒剣士が立っているんだ!」

レイ「はははは…さあ、この国を明渡せ! でなければ100Mの魔円が全てを滅ぼすぞ!」

自警団たち「くそー撃て撃て!」ボヒュンボヒュン

レイ「逆らうものは死だ!」ゴオッ!

勇者「口から火を吐いた…それもとんでもない灼熱の!」

自警団たち「うあああああああああ」

自警団「あ…みんな!!」

勇者「レイーーーーーーーッ!!!!」

レイ「ん? ああ、勇者か」

タタッ!!

レイ「ひとっとびでここまでくるとは」

勇者「この…なんでこの平和な国をメチャクチャにしようとするんだ!」ブンブンッ

レイ「徒手空拳で俺に挑むか!」バキッ!

勇者「ぐふっ!」

レイ「ははは…ここには優秀なモンスターが沢山いるからだよ! 父の導きなんだ!」

勇者「げほ…ぅ、うぅ!」ウプッ

オエエエエエエエエエエエエエ

自警団「ゆ、勇者殿」

勇者「こんな時に…またアレがきた…げほっげほっ」

レイ「一発でそんなになるとは…力の差がついたな」

泥棒剣士「とどめは俺が!」バッ

レイ「必要ない。そんなやつは、手下にしたモンスター達の餌食にしてやればいいんだ」

泥棒剣士「確かに…くくくっ」

自警団「や、やめろおおおおっ!!」

ベチャッ

泥棒剣士「…」

レイ「…」

自警団「二人の顔面に泥が…?」

勇者「あっ」

マッチョ「100M以上近づかなきゃ操られる事も無いって訳だぜ」

泥スライム「まぎぎー」

レイ「貴様…よくも」


ドドドドドドムッ!!!!

モンスターたち「ぎゃああああああ」

レイ「今度はなんだ!」


住民達「住民なめんなー!」「魔法とか使えるんだぞー!」「国から出て行けー!」ワーワーワー

レイ「ちいっ!」

勇者「みろ…お前の味方になるやつなんかいるもんか! 剛厳破砕ショルダータックル!」ズギャゴン!!

レイ「ぐっ!」

勇者「…うっ!」ドスッ

泥棒剣士「俺が居るよ。どうだ?自分の槍の味は」

勇者「しまった…」バタッ

レイ「く…勇者め!」バッ


モンスターたち「ぎゃおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」

レイ「予定より早いが…復活の儀を行なう!」

ギョギョギョギョギョギョギョ!!!

住民「な、何だアレは…!?」「モンスター達が一塊に…」「まて、見ろ、中心に…」

博物館長「あれは、龍の化石だよ!」

暗記王「あれが…!」

レイ「我が父の王としての歴史上最高の配下…巨大龍よ、百の魔獣の心と身体を奪い、蘇れ!!」




巨大龍「じゃあああああああああああああああっ!!!!!!」ギュロオオオオオオオッ!!!

レイ「わかるな…主人が」

巨大龍「じゃああああ…」

レイ「ふふ…さあ、この国の者達にお前の力を見せてやれ」

巨大龍「じゃああおおおおお…じゃっ!!」ボバアアアッ!!!

暗記王「なんという純粋な炎…みな、逃げよ!」

ワーワーワーワー

マッチョ「あちちっ! なんて熱さだよ!」

泥スライム「ま、まぎぎ」

マッチョ「やばい、乾いて固まりだしてる! 逃げるぞ!」

泥スライム「まぎ…まぎぎぎ」ピキピキピキ

マッチョ「相棒!」

泥スライム「ま…」ピシッ

マッチョ「だ、だめだあああああああああああっ!!!」

ラック「ベホマ!」ポアアアアアア!

マッチョ「とりあえず割れずには済んだか」

泥スライム「ま、ま、ま」

ラック「早く湿り気のあるところに運びな」

クロ「よーしいくかー」

エル「え、ええ…でも」

イナ「えーっと…」

ミユ「あ、あはは…」

スラミン「コマチさん、はだか」

コマチ「よりによってこんな緊急事態にこんな姿で飛びださなあきまへんやった屈辱…絶対許しまへんえ」ピキピキピキ

泥棒剣士「うおおおおおすげええ」

住民達「おおおおおおお」

暗記王「絶対覚えておかねば死ぬまで」

レイ「ふしだら女め…巨大龍、焼き殺せ。あの白い肌を真っ黒にしてな」

巨大龍「じゃおーーーーーーーーーっ!!!」ボワアアッ

コマチ「天力の矢弾襲(てんりきのやだんしゅう)」ピシャアアアアアッ!!

弟子達「私達も…てやあーーーーーっ!!」ピシシシシシシシシ!

レイ「な!? 炎がかき消された! 光の力を纏った矢を連射しているのか!」

巨大龍「じゃ、じゃあおおお」ブスブスブス

泥棒剣士「こっちにはダメージありだ!どうするんです!?」

レイ「まだまだ…的が多ければ当たるまい!」

巨大龍「じゃしょおおおおおおおっ!!」ボウウウム!

ゼクル「…ここはどこだ」

巨大龍「じゃららららら!」

チョパチョパチョパ

ゼクル「あれは…? 巨大な龍が小さな何匹もの龍へと姿を変えてゆく?」

子龍たち「しゃーーーーーっ!!!!!」ワラワラワラ

コマチ「なっ!」

弟子達「なんですって…!?」

イーゴ「そいつらは任せな!」バッ

クロ「あ、イーゴ」

イーゴ「いつまでもこの国でメチャクチャはさせ無えぜっ! 再び見なこの槍捌きを!」ショババババババッ!

子龍たち「しゃーーーーっ!」ヒョウヒョウヒョウ

レイ「ふ…お前の槍などで捕らえきれるものか」

ミユ「じゃ、じゃあピオリム!」ポウッ!

イーゴ「スピードアーーーーーーップ!!」シュパアアアアアアアアアッ!!

チート安価によって、人間界で神格化された筈のゼクルが復活した事で反動が生じる!


ゼクル「ぐあああああああああああああああ」


どうなった?安価↓

ゼクル「ぐふっ、腕が…一体何がどうなっているんだ」


クロ「おらああああっ!!!」ドシャバキズバババババッ!!

ゼクル「あいつはたしか…しかも手に持っているのは魔剣ゴルゴダソードではないか!」

子龍たち「しゃああーーーーーーーーーっ!!」ボオオオオオオオオ

エル「ウインドブレイク!」ズバン!

ミユ「ギガ・スクルト!」ギョオオ

イナ「カッターレイン!」ピシシシ

ゼクル「戦っているのは勇者一行か…」

レイ「竜魔波ーーーーーーっ!!!!!!」ドバアアアアアアアアッ!!!

ゼクル「うおおおお…っ!?」

子龍たち「しゃあーーーーっつ!」ドドドムドドドムボボボボボボン!

スラミン「子龍たち、つよい」

白竜「…」

スラミン「どう、したの」

白竜「いや…なんだろう。あの子竜達を見ると…」

白竜「倒さなきゃって…思うんだ」

ゴゴゴゴゴゴゴ

白竜⇒聖竜「うおおおおおおおおっ!!!」ゴオオオオオッ!!

聖竜「ホーリーウィンド!!」ヴァオオオオオオオッ!!!

レイ「ぐあああああっ!?!?!」

子龍たち「しゃおぅ!?」

レイ「あいつは…まさか…そんなばかな!なんで神竜がここにいるんだーーーーーーっ!!!!!!」

勇者「う…」ガバッ

暗記王「そういえば、かつて巨大龍を倒し化石化したのは神竜だったとよんだことがある」

スラミン「だから…」

勇者「息子である聖竜はまた戦う使命感に燃えているんだ!」

レイ「息子…!? そうか、あの時の…」

たった一人の私の赤ちゃん--

聖竜「うおおおおおおおっ!!」

レイ「ちくしょおおおおおおおっ!!!!」バッ!

ガキイインッ!

聖竜「!?」

レイ「神竜の息子…たった一人の息子なんて…俺が親同様ぶっ殺してやる!」

聖竜「なんだって…!?」

勇者「やめろーーーっ!!」ダッ


ロッカ「ムニャムニャ…ん?」パチッ

ロッカ「ぎゃほおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!」

勇者「げっ!!」

イーゴ「こ、こんなときに…」

クロ「眠りから覚めた! おい、薬は!?」

イーゴ「あるぜ、ほら、飲ませてくれ!」パシッ

クロ「おう!」ダダッ!

子龍たち「しゃああーーーーーっ!!」バサバサバサ

ロッカ「」ギロッ

子龍たち「!?」

ロッカ「しゃがおがおごあおがおおあじょjろあじおこあおあぽあおあpこあか!!!!!!!」ドガガガガガガガガッ!!

子龍たち「しゃああああっ!」バラバラバラ

ロッカ「ぎゃろおおおおおおおっ!!!!」

エル「ロッカちゃん…とりあえず今は子龍たちを攻撃しているからいいけど…」

イナ「大変に危険よね」



聖竜「うおおおおおおおっ!!」バシバシバシ

レイ「があああああっ!!」ドガバキベキ

聖竜「ブラストブレード!」ズドバン!

レイ「ののろいの切れ味を受けろ!」ガキン!


泥棒剣士「勇者、お前の相手は俺だぜ! 泥剣をくらえ!」バッ

勇者「メラガイアー!」ドムッ!!!

泥棒剣士「ぎゃ…!」

勇者「光の剣を食らえ!」ズバッ!!!!!

泥棒剣士「」シュ…

今回ここまで読了乙&安価アンガト


でもチート安価がなあ…ある一人がssを支配するだけの物になってるから廃止しようかなと思ってる。そいつ以外殆んど書いてない感じだし…まあIDでわかんないから撮り越し苦労かもしんないんだけどさ。
他人のSS思い通りに改造する気なら前に紹介したシナリオ代行のとこいきゃ良いのに…すんませんまた下らない愚痴です。

自由安価↓2まで、チート安価踏んだ人はご遠慮ください

>>347
この自由安価てなんですか?

>>1
明日は久しぶりにチート安価をとる。
>>348は質問だからカウントされないよね…?まぁいいや
自由安価
勇者の新必殺技:シャイニングソード
説明:斬った敵を光の中に消し去る。技の反動でHPが減る。
聖竜の新必殺技:シャイニングウィング
説明:光の翼で敵を殴る。

>>348
何でも自由に希望を言っていいってことです。
前スレを読むと実例がわかるのでそっちを参照。
ただ節度を守らないとマナー違反になりますので注意。

>>349
質問は再安価↓と決めてなかったので今回無しってことで…あんがとっす

勇者「ドロボホッ、ごほっ、泥棒剣士は倒した…他の状況は!?」

自警団「レイと…聖竜が互角、他は子龍たちと戦い優勢だ!」

勇者「そ、そうか…よしっ…う、」ゴホゴホ

ルイ17世「た、たすけてー! モンスターたちがみんな死んでしまうー!」

自警団「もう死んでいるものとあきらめるしか…」

勇者「くそ…レイめ!」バッ

レイ「!?」

勇者「ギガクロスブレイク!!」ズゴアアオオッ!!!

レイ「竜魔波!!」ジュギャムッ!!

勇者「互角…!」

聖竜「でやああああああっ!!」ドゴッ

レイ「ぐふ…っ」

キィピーン…

勇者「いくぞ…背中にのせてくれ!」

聖竜「うんっ!」ガッ

レイ「二人がかりか…クズどもめ…」

勇者「いくぞおおおおっ!!!」ブウウウウウン!

聖竜「やあああああああああっ!!!!」ギュアアアアアアアアッ!!!

レイ「たあああっ!!」

ズゴッバキッドカッ

レイ「ふ…かあっ!」コオオオオオッ!!

勇者「冷気だ!」

聖竜「ホーリーフレイム!」ボアアアッ!!

勇者「おおっ!相殺!」

レイ「く…っ」

勇者「レイ…お前はなんでこの国の平和を乱したんだ!」

レイ「さっきも言っただろう…」

勇者「差別のないこの国がうらやましかったからか!」

レイ「な…違うっ!」ガキンッ!

勇者「イオラ!」ボボボンッ!

レイ「かがーーーーーっ!!」ボジュウウウッ!!

聖竜「闇の炎は光の冷気で吹き飛ばせばいいんだ!ホーリーフリーズ!」カオオオオオッ!

レイ「くっ!」

勇者「いいぞいいぞ…てやっ! 暴虎風神剣!」ズシュッ!!!

レイ「ぐは…」

勇者「うおおおおおっ!!」ズババババッ

聖竜「てやああああっ!!!」ドドドドドドゥ!

レイ「くは…はぐ…うおおお…ぐふっがはあ!」

エル「勇者様たち、大圧勝ですよ!」


――これで終わるのか

レイ「誰だ!?」

――ならばその肉体、わが魂の物とする

レイ「な…ああぉおおおおおおっ!??!」

ドジュアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

勇者「なんだ…っ!?」

コマチ「雰囲気変わりおしたなあ…」

スラミン「つよそ…」

子龍たち「」ブルブルブル



レイ→ガイオン「おおおおおお…甦ったぞわが魂っ!!! 悪魔竜王ガイオンのな!」


勇者「な…ガイオン!!」

聖竜「え…!?」

勇者「君のお母さん…神竜が滅ぼしたはずの悪魔竜王…そしてレイを産んだ親…」

聖竜「そんな…」

勇者「うおおおおおっ!!」ガキイン!

ガイオン「ふ・・・効かぬわ」

勇者「な・・・」

ガイオン「この肉体、真に使いこなせるのは我が魂のみ!」ズドン!

勇者「がはああああ・・・っ」

聖竜「ゆ、勇者!」

子龍たち「ブルブル…」

ガイオン「お前等…いつまでも怯えるな。全員魔竜としてくれよう」パチン

子龍たち⇒魔竜たち「ぐらあああああああああ!!!!」ドドーン!

コマチ「なんと…」

ラック「簡単にあんな事をしてのけるなんて…」

ルイ17世「あの魔竜たちうちに欲しい」

ロッカ「しぎゃあいあっじあじあじゃい!!」ダダダーーーーーッ!!

ガイオン「ふんっ!」バシッ!

ロッカ「」ッザザアアッ!

ゼクル「ロッカ!!」バッ

クロ「てんめええっ!!!」ダダッ

ガイオン「…はあっ!!」キュドオオッ!!

クロ&ゼクル「うおおおおお…」ドガシャン!

スラミン「ぴーぎーーーーっ!!」ドギャシャゴゲン!

ガイオン「うお…」ドザアアアアッ

>>357ミス
十二星剣の一本星剣タウラスが落ちていた(十ニ本集めると勇者の最強の剣になる)

勇者「なんだこの剣…」カラン

暗記王「そ、それは12星剣!」

勇者「どんな剣なんですか?」

暗記王「20年前に読んだ本によれば、たしか振るっただけで12の流星が降り注ぎ敵を討つという」

勇者「なっ!それはすごい!」

暗記王「それが何故こんなところに…!?」

勇者「行くぞーーーーッ!ガイオン!!」

ガイオン「なんだ、また貴様か…」

スラミン「フォース! かみなり!」ガガガッ!ドギュガコン!

ガイオン「ぬうっ!」

勇者「くらえーーーーーーっ!!!」ズバン!

ガイオン「!」

ガガガガガガガガガガッガガガン!!

>>359 安価は絶対ですが、明らかにイミフな文章や補足ありの安価でも無い限り訂正や補足は聞き入れません。
ましてやこのチート安価には絶対ありえません。そこに書いたことだけが反映されます。

ゼクル「ダークサイドブラッシュ!!」ヴァオオオオオッ!!

勇者「ゼクル!?」

ゼクル「助太刀するぞ…!」

エル「なぜ…!?」

イナ「おーイケメン」

魔竜たち「がややあやっやあああああああ!!」ヂュガーーーーン!

ルイ17世「ひえええこっちに来る!」

イーゴ「くそっ、この状況やべえぞ!」

聖竜「任せて! ホーリーブレス!!」シャアアアアアアアッ!!

魔竜たち「ががあああああ…!?」パラパラパラ

聖竜「闇の部分を抜いたから、毒気のないただの竜に変わった筈だよ」

魔竜たち⇒竜たち「がお?」

勇者「どうやら勝負は決まったな!」

ガイオン「いや…まだだ」

ガイオン「魔光視壊(まこうしかい!!)」ガガッ!!

勇者「!?」

周囲「うわ…眼が!」

スラミン「みえない!」

ガイオン「ちいおおおおおおっ!」ドスッ

聖竜「…っ」グフッ

勇者「しま…」

ガイオン「ふ…聖竜、お前を魔の者へと変えてやろう」

聖竜「う…あああああっ」

ガイオン「はあああ…ぬっ!?」ピタ

--だめだああああああっ!!!

ガイオン「レイ…お前なのか!」

--お母さん…お母さんは…

ガイオン「な、なんだと?」

--魔の竜に負けたりしないって…!!!!

オオオオオオオオオオオオオオオオ!!

ガイオン「ぬわーーーーーーーっ!!」ズギャン!!

ドポッ

ヒュンヒュンヒュン…

カキンッ

勇者「レイの体から剣が飛び出て…地面に刺さった」

ゼクル「あれは闘竜魔…オルガードが持っていた剣だ」

勇者「ああ…そっか。ガイオンはあの剣に魂を移してレイに乗り移ってたのかも…よし」

闘竜魔をどうする? 安価↓

勇者「ライクのところへ行ってみよう」

エル「またオットスへ行くんですか?」

勇者「ああ。ひょっとしたら有効利用できるかもしれないから」

コマチ「それより先にすること、あるんやあらしまへん?」

勇者「わあっ!なんでスッポンポン!?」

コマチ「は?」



コマチ「………」

コマチ「//////」ボンッ

弟子達「あああああ師範~~~~~~っ」

勇者「まあ確かに…や、やることはあるからそっちに専念しよう////」ゴホゴホ

エル「そ、そうですね///」

勇者「あっと、オットスじゃなくて研究だった。それより、白竜…それにレイは大丈夫なのか?」

レイ「く…」

勇者「うわ…凄い傷だ。すぐに治すからな。ベホマ!」

パワワワワ…

レイ「…俺は…僕は…」

勇者「何も言うなよ」ゴホゴホ

レイ「僕は…誰も差別しないこの国の存在を知って…」

ゼクル「差別のない国?」

レイ「ここなら…みんな僕を受け入れてくれると思って…」

勇者「レイ…」

パワワワワ…

勇者「さて…聖竜とレイはこれで治療終わった。みんな、大丈夫?」

クロ「俺は平気だ」

ゼクル「ロッカが倒れたきりだが」

クロ「睡眠薬のませとこう」

ロッカ「ZZZ」

スラミン「ロッカの、のろい、けっきょく、とけなかった」

エル「えっと…まって。今することは…」

1国を覆うバリアを解く⇒自警団が今やってるらしいので様子を見に行く
2ロッカの呪いを解く方法を探るため、スラミンの過去を探るべく、その記憶の封じられていると言う、ミステリアスな錆びた短剣の錆を落とす
3古代魔法研究所へ戻りストライクの左手と闘竜魔の合体が可能か試す

勇者「よし…ここでまた班を分けよう」

スラミン「スラミン、ゆーしゃ、いっしょ」ダキッ

エル「と、言うより、この国に残るか人間界へ帰るかって班分けですね」

勇者「うん。俺は人間界に戻る」

スラミン「ゆーしゃ、いっしょ」ダキッ

エル「じゃ、じゃあ私も」ガシッ

バチバチバチ

勇者「火花を散らさないで…はは…うっ!?」ゴフォ

バタッ

周囲「勇者(様)!?」

~~~~

勇者「う…ここは?」

エル「よかった、起きたんですね。ここはイーゴさんの宿屋ですよ」

スラミン「ふつか、ねてた」

勇者「二日…そうか…」ゴホゴホ

イーゴ「ところでよぉ、おめーさんが寝てっ間に他のみんながどうすっか決めた見てーだぜ」

勇者「そ、そう…」

聖竜「ぼくは勇者と一緒に行くよ」

イナ「んーー…私はこの国が気になるかも」

ミユ「私もここに残るわ。仕事あるし」

クロ「俺はロッカ治さなきゃいけねーからこっちかな」

ゼクル「俺は勇者と行こうと思う」

勇者(チート安価だもんな)

レイ「僕は…罪滅ぼしに、この国を立て直す手伝いをしようと思ってる」

勇者「レイ」

レイ「…夢に神竜様が出てきて…『あなたも私の子供です』って言ってくれた気がしてね…なんだか、そう思わずに居られなくなったんだ」

勇者「そっか…ガンバレよ」

レイ「ああ」

自警団「勇者殿、すでにバリアは解けている。いつでも出発できるぞ」

勇者「ありがとう。他の皆にもよろしく伝えといてください」

自警団「承知仕った」

勇者「さようなら…」

ザッザッザ…

現在パーティ

勇者 エル スラミン 聖竜 ゼクル

人間界にもどり、孤島の古代魔法研究所へいこうとするが…しかし!


勇者「なんだこれ…」

エル「どういうことですか…この…荒れ果てた土地は!!!」

スラミン「まち、むら、つぶれてる…」

魔兵士達「ひゃーはー!!! 友情教こそ真の救いだぜーーーーーーッ!!!」

魔兵士達「おおっ、あんなところに教団員候補がいるぜー!」ダダダダダ

勇者「いったいなんだ!?」

エル「魔族のようですが…」

ゼクル「貴様等、やめろ! 何を考えている!」

魔兵士達「あんだーっ!? 邪魔するなら友達じゃねーぞー!」

ゼクル「言ってわからんのなら…ダークサイドブラッシュ!」ズバン!

魔兵士達「ぎょへーーっ!!」

ゼクル「…さあ、話してもらおう。友情教とは何だ。そして、この現状は何だ。まるで人間界が戦場のようだ」

勇者「友情教って名前だけ聞くとよさげだけど…」

エル「そう言うのって、絶対危なそうですよね」

魔兵士1「友情教ってのはなあ、友情の人間神ゼクル様の下、世界に平和と救いをもたらす教団のことだよ! それを邪魔するバカ魔王の残党が人間界を拠点に反乱してきやがったからこうなったのさ!お前等も教団に入れぐはっ」

ゼクル「…なんだかよくわからん事が起きているらしいな」

古代魔法研究所~~

バビューン!

所長「おお、お前等、元気だったか!?もとい無事だったのか!」

勇者「あ、所長さん!」

エル「お久し振りです!」

~~~~~

所長「成る程…お主等がその国に行っておった頃、魔界では勢力が二つに分かれた。死んだ魔王をないがしろにするものとそうでないものにな」

ゼクル「魔王様…」

所長「片側は、団長と言うのをリーダーに、少数派であった『魔王派』を追い出した。しかしそれを良しとせず、魔王派は人間界へと赴き、とある都会の町を拠点に、自分等の兵士を増やそうと様々な種族を捕らえているそうじゃ」

勇者「そんな事が…!」

所長「そして、魔王という『看板』を失っている団長は、新たな看板として、同じ時に死んだとかいう幹部、ゼクルが突如神格化されたのを利用して、友情教を設立…教団員を増やし更なる戦いに備えようと言うのじゃな」


…今回ここまで読了乙&安価ありがとうございます。お見苦しい点ございますが今後もよろしくお願いします。

ストーリー破綻しない範囲の自由安価↓3まで、埋まんなかったらそのまま進める

勇者「自由安価↑と↑↑を頼みます」

所長「そういうことなら構わぬが…お前の体の検査、すぐにしなくて良いのか?」

勇者「なにしろ約束するって安価ですからゴホゴホ」

所長「ふうむ…とにかく、ゼクルとやらの左手に義手を取り付けてやろう。武器付きか…どんなものにする?」

ゼクル「そうですね…以前は爪付きの手甲を主に」

所長「ほほう…」

所員「じゃあこのドリルで」

所長「それでいいな」

ゼクル「な」

エル「で…ライクさんはお元気なんですか?」

所長「ああ。ドラキチは…まだその凶暴性をとりのぞけんでおるがの」

ドラキチ「しぎっぎぎぎぎぎぎ!!」ドタバタ

ストライク「私が闘竜魔の持ち主に…?」

勇者「ああ。ガイオンの魂を押さえ込んでおけるかもしれないと思うんだ」

ストライク「それができるならやってみようと思うけど…」

勇者「頼むよ」

ストライク「わかったわ…」

グオオオオン

勇者「……」

ドルゥアオオオオッ!!!

勇者「うわっ!! ライクの左手の剣がぐにゃぐにゃに動き…うわあああっ!!」

シュギャアンッ!!!

ストライク「な…」

勇者「おおお…」

ストライク「私の左手の剣がそのまま闘竜魔に…!!」

勇者「すごい…!しかもなんだこの輝きは!」

ストライク「…どうやら、できたよう…ね」

勇者「さ…行こうか、魔王派が占拠した都市に」

エル「はい…」

ゼクル「魔王派…か」

スラミン「…」

聖竜「ルーラでいける?」

所長「その都市にお前、行ったことあるのか?」

勇者「あ、いいえ…どこなんですかね」

所長「魔力ロケットなら使っても良いぞ。オートパイロットで、その都市まですぐに行けるようにしてやろう」

勇者「助かる!」

ストライク「私も行くわ」ガタッ


シュゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーッ

勇者「この辺は…始まりの町のあたりじゃないかな」

スラミン「あのとき、はし、おちて、いけなくなってた、まちー?」

勇者「そういえばそんな話もあったな…」

エル「ここ、エルフの里の近くでもあるんですよ本当は」ボソ

勇者「へえ、そうだったの!」

エル「しっ、あまり他に聞こえないように!」

聖竜「着くよ…そろそろ」

勇者「いや…まずは、見つからないように少し離れた場所に降りるようだ」

シュゴゴゴゴゴオーーーー


都市はどんなところ? 安価↓

そして、今はどんな感じ? 安価↓↓

占拠してるボスはどんなやつ? 前のテンプレで安価↓↓↓

都市~~

勇者「やっとここに来れたってわけか」

エル「特に悪そうな雰囲気ではなさそうですけどね」

ゼクル「ふうむ…しかし、街中にだれもいないぞ」

聖竜「ねえ…あの真っ黒な十字架なに?」

スラミン「きょうかい」

ストライク「なんだか…変な感じの建物ね」

勇者「あれ、もしかして教会? 黒い色だけど…いや、黒一色の教会だ!」

タッタッタ

勇者「魔王教…教会」

ゼクル「なんなんだいったい…」

魔兵「おい、お前たち、なぜ家の中で祈っていない」

勇者「え?」

魔兵「不信者め…この場で抹殺する!」バッ

スラミン「ぴぎーーーーっ!!」ドゴギャゴガン!!

魔兵「ごふぁ」

勇者「ちょ、やばいんじゃないか今の」

魔兵たち「何やってるんだお前たちー!」

勇者「くっ!」

エル「ほら敵が来た!」

スラミン「むかーーーっ!!」ドギャゴガン!!

魔兵たち「うごあああああ」

ワーワーワラワラ

エル「すごい数の敵に囲まれてしまいました」

ストライク「戦う?」

勇者「いや…ちょっと捕まってみようかと思う」

ゼクル「侵入する気か」

勇者「ああ…」

スラミン「やだー」

勇者「聖竜、エルとライクとスラミンを連れて逃げてくれ」

聖竜「わかったよ、みんな乗って!」



バサバサバサ

魔兵たち「逃げたぞ!」「撃ち落とせ!」「そこの二人をまず確保だ!」

教会地下牢~~

勇者「まさかこんなところが作られてるなんて思わなかったな」

ゼクル「教会を改造しているのだろうか?」

勇者「たぶんだけどね」

魔兵「今からスセ様による尋問を始める」ガチャ

勇者「…」

ゼクル「…」

スセ「ほっほう…どこかで見た顔ですのう」ジャラジャラ

勇者「すごい宝石」

ゼクル(この男確か…)

スセ「さあて…不信者として囚われそうになったところで公務執行妨害…ということでよいのかな?」

勇者「あ、えーと…」

ゼクル「何も知らずに町に入ったところ、急に魔兵に襲われました」

スセ「…ほほう! ほうほうほう…なるほど」

勇者(気持ちの悪い奴だなあ)

スセ「ほほほう! つまりこの都市の者ではなかったのですな、おふたがた。それでは魔王教を知らぬも当たり前。失礼をした。ただ、兵士を傷つけたことは褒められませんなあ…まあ、注意ということであとは不問としましょうか」

勇者「えっ」

ゼクル「そうですか…ところで、魔王教についていろいろと聞きたい」

スセ「ほほう、興味がおありで?」

勇者「そうだな…まず聞きたいのは…安価↓」

スセ「それは無論、魔王様の力強さと、あらゆる差別をなくそうという素晴らしい考えを広めるために決まっております」

勇者(…うわー)

ゼクル「魔王様はすでに亡くなったと…うわさに聞いたこともあるが?」

スセ「ほほう? 笑えぬ噂ですな。そんなことはありませんよ」

ゼクル「…そう、ですか? かなり…本当らしい噂だったのだが」

スセ「ほっほっほ…」

ゼクル(ザオリクや魔界樹の葉などで本当に生きているのか…生きていると嘘をついているのか…)

スセ「さて…釈放いたしますが、この後どうなさるおつもりで?」

勇者「安価↓」

街中・お祈りの時間終了後~~

勇者「うーん、家や物に魔族的な意匠が取り込まれてるわけじゃないけど…」コンコン

家人「はい…」ガチャ

勇者「あの、魔王教はどうしてるんですか?」

家人「…話すことは無いよ」

勇者「え、あの」

ゼクル「…(家の中に魔王様の写真が…?)」

勇者「どうしよっか…とりあえず武器屋でも行こうか。俺の剣ないし」

ゼクル「わかったいいだろう」

武器屋「まいど…」

勇者「この店一番の武器はこれか…『砂塵の剣』。でも、ご主人元気ないね。魔王教のせいかい?」

武器屋「あんまり大きな声で言わないでくださいよ…」ボソボソ

ゼクル「つまり、そう言うことなのだな」

武器屋「そりゃまあ…無理矢理教会に連れ込んで洗脳するみたいなんですよ…特に信仰心の薄い…というより、その演技のできなかった奴をね。昔ながらの友達3人が…ううっ、おかしくなっちまって…」

勇者「そうだったのか…やっぱり、魔王教なんて適当な嘘パチだ」

ゼクル「魔王様…もしもあの方の名を使っているだけならば…奴等全員首を落としてくれる!」

バッサバッサバッサ

勇者「あ、聖竜」

聖竜「大丈夫だったの」

勇者「ああ」

聖竜「よかった…こっちも、飛んでいる間に、上空からよく見ると…>>396

怪しい施設をいくつか発見した。

ゴワン!!

ゼクル「勇者!? …どうした?」

勇者→大勇者「いや、ちょっと…いろいろとね」

エル「な、なんだか勇者様たくましくなりましたね///」

大勇者「あ、あはは、そう?」///

スラミン「たくましー」ギュー

エル「だ、だめえ!」ワーワー

聖竜「…みて。怪しい建物がいっぱいある」

大勇者「確かに…」

ストライク「それぞれから闇の力を感じる…けど、なぜか違和感があるわね…」

勇者「一体なんだろう…」

エル「うーん、なんでしょうね」

スラミン「いってみよ」

勇者「確かに…」

ゼクル「それが良さそうだ」

聖竜「じゃあ降りるよ、まずは手前のところに」バッサバッサ

スタッ

大勇者「ううむ…たしかにまがまがしいオーラを放っている…放っているけど…?」

エル「だれかいませんかー」コンコン

ガチャ

アット「誰だい?」

大勇者「あ…アットさん!?」

アット「おおお! 勇者!」

エル「まあ、なんでこんなところに!?」

ゼクル「お前か…」

アット「ぜ、ゼクル…!」

大勇者「積もる話は中で…ここの魔兵に気づかれるとたぶんまずい」

アット「そ…そうだな。入ってくれ」

ゼクル「…」

地下施設~~

ザッザッザ、カツカツカツ

アット「ここらの建物のいくつかに闇のエネルギーを張り巡らせて、魔族の中でも平和な奴らをそこらに住まわせたりしてカモフラージュしてあるんだ」

アット「だがその実態は…見てのとおりの地下施設の入り口さ。戦争から回避し、いつかやめさせるためのな」

大勇者「なるほど…」

エル「あ、マルアさん!」

マルア「おう」

レミリアンス「お久しぶり!」

ストライク「あなたまでいたの」

ムーマ「どうも」

大勇者「知った顔も多いわけだね」

*勇者の内臓のダメージは一度消滅した時点でなくなっています

アット「早く戦争を終わらせたいが、俺達とは全く違った文化の連中だから戦う以外の方法が思いつかないのがつらいところだな」

大勇者「んー…」

マルア「まあ今すべきことは、施設を広げて、他の土地の人たちを呼ぶことかねー。とりあえず地下に逃げておけば戦争屋さんたちの勝手な行動から身を守れる」

大勇者「なるほど…ノクラスさんは?」

マルア「ああ…どこにいるんだか。オスト帝国にはいなかった」

大勇者「そうですか…あ、そうだ。ラダクルト王国の再建はどうしたんですか?」

マルア「はは、こんな時にできるわけないだろ」

大勇者「しつれーしました」

大勇者「さてと…どうしようか」

アット「適当にねぐらをこしらえてやるよ、待ってな」

エル「ありがとうございます」

スラミン「みー」

アット「しかしスラミンがあんなカワイコちゃんになるとはなへへへ」

ストライク「む…」



ドテンガタン

大勇者「ん?」

何か『ちょっとした』事件が起きた、内容を安価↓ちょっとしたと判断されなきゃ再安価(厳)!

大勇者「な、なんだなんだあ?」

エル「きゃーかわいいッ!」

レミリアンス「地下を掘っていたら彼らの住処だったみたいですね」

アット「うーむ…」

かわいい魔物たちのちょっとした行動安価↓

かわいい魔物たち「食料くーださい☆」テヘー

エル「か、かわいい…何か餌を上げましょうか」

大勇者「んー、つっても俺達食料なんて」

マルア「こっちにも限りあるしな」

アット「そうだなあ」

かわいい魔物たち「食料くださいよー」テヘヘ

大勇者「ちょっとやばくないか」

かわいい魔物たち「たべたいたべたーい」ゾロゾロゾロゾロ

エル「ちょっとっていうか…餓えてる!」

大勇者「わーどうしよ! 食べ物を手に入れないと!」

食料調達編スタート、チーム3人まで編成安価↓

大勇者「んー。どこに行こうか」

マルア「食い物が沢山ある場所つったら…そうだな、そういえばあの山はどうだ?」

アット「あの山?」

マルア「あの山賊がいた山だよ。たしか結構木の実があったぞ」

大勇者「そうでしたっけ?」

マルア「気が付かなかったみたいだな。まあいい。行こうぜ、魔法の気球で」

勇者「…わかりました、行きましょう!」

エル「お気をつけて!」

アット「そうだ…ここに逃れた人の中に、伝説の剣を持っていた人が居たんでその剣を譲ってもらったんだが、それが使えるかもしれないぞ」

安価↓ 神剣に関わる伝説の剣の一本をアットは手に入れていた。その詳細とは? >>1のローカルルールに従って名前をプリーズ。能力は木の実を集めるのに役立ちそうなもののみ採用。

チート安価
突如空から降ってきた七本の塔

中ボスクラスの力を持った敵がうじゃうじゃいて、塔ごとにとても強いボスがいる
七本の塔すべてを制覇すると現れると言われている神に勝利できれば願い事がひとつだけ叶う
(七夕だったのでこんなチート安価にしてしまいました許してください)

山~~

大勇者「久しぶりだなー、エルとも初めて会ったんだった」

アット「へへ、二人っきりで来たかったか?」

大勇者「///」

マルア「ざけてねーでとっととはじめようぜ」

ザックザックザック

大勇者「木剣ラグナロクって木刀なんですか?」

アット「いいや。芯に黄金樹の枝を使っているらしい」

大勇者「黄金樹ってあの…」

マルア「さ、はじめようぜ」

~~~~

魔鴉「かああああああああっ!!」バサッ!!

大勇者「おっと!」

魔鴉「かああああっ!!」ボムボム

マルア「火を吐いてきやがるな…まあ大した奴じゃねえ」

大勇者「じゃあ…新技を試そうかな」

マルア「おおっ?」

大勇者「マルアさん、俺と一緒にレーザーブレードをふるってください」

マルア「おう…たあっ!!」ヴァヴァッ

大勇者「ウォーソード!!!」ズバアアアアアアアアッ!!!!

アット「おおおっ!?」



魔鴉娘「かーかーかー! なんなのなんなのー!? あたし人間になっちゃったー」ウエーン

大勇者「…予想外の効果だ」

3時間後~~

大勇者「おーい、なんとか木の実を集めてきたよー…って」

ゴリゴリゴリゴリゴリ

エル「あ、お帰りなさい」

大勇者「どうしたのこの状況…あの魔物たちが岩肌をかじりまくって」

エル「それがですね…あの子たち、この岩が好物だったらしいんですよ」

マルア「なーんだ、折角とってきてやったのに」

アット「ま、みんなに配ればいいさ。木剣ラグナロクも割とうまく使えるようになったしな」

レミリアンス「大変よ!空から七本の塔が降ってきたわ!」

大勇者「なんだって!?」

レミリアンス「ほら…全部縦にかさなって…最後の一本だけ横だけど」

大勇者「わーーお」

ノクラス「あれは伝説の七塔だな」

エル「ノクラスさん!」

ノクラス「お久~」

スラミン「ひさびさー」

ノクラス「おおスラミンちゃんかわいくなって」

大勇者「で…あの塔は一体?」

ノクラス「>>442

大勇者「なるほど…成功すれば、戦争を止められるかも!」

ゼクル「ぜひいこう」

マルア「ああ!」

大勇者「安全を考慮して…上の塔からいこう。魔法の気球を使ってね」

人選を、今地下施設にいるメンバーの中から安価↓で

エル、スラミン、ムーマ、ストライク、レミリアンスの5人…だよな

エル「さあ行きましょう」

ムーマ「横になっているけど…あれが塔の入り口ね」

レミリアンス「仮に第1の塔って事で」

スラミン「扉あくー?」

ストライク「ええ、なんとか」ガチャガチャバタン

エル「では…突入ーー!」

オオーッ

魔者達「おおおおおおおおお」ギュガンギャギュギャン

ストライク「なにあれ…っ」

エル「普通の敵じゃないですね…!」

レミリアンス「ただ連打すれば勝てるような敵じゃないわね…」

スラミン「フォース、ほのお!」ドガヤボゴン!!!!

魔者達「おああああああ」ズバババ

レミリアンス「…スラミンだけでいけるかも?」

ストライク「私達も行くわよ! この闘竜魔の強さを思い知らせる時!」ダダッ

ズバババババババ!!!!

魔者達「ぐあおああああああああ」

エル「いけますいけます! ウインドブレ…ぎゃっ!?」ズオオッ

魔者達「なめるなあああああああ」ドオンッ!!

ストライク「う…っ!」

ムーマ「やっぱり! 舐めた敵じゃない!」

スラミン「あ…っ」ピタッ

ストライク「!?」

エル「スラミンちゃんの動きが止まった!?」

骸骨博士「不定形物質の動きを完全に止めるこのピタッと君1号の完成披露会にようこそ…くーっくくく」

レミリアンス「…くっ!」

骸骨博士「今度はお前達の血液を止めてくれる!」

ストライク「そうはさせな…うっ!?」ガシッ

パワー魔者「くくく…」グググ

エル「危ないストライクーーーッ!!!」

骸骨博士「死ねーーーーッ!!!」

ムーマ「でいやーーーーーーーーっ!!」ブン

魔物「がおっ!?」ピューン

骸骨博士「なに!?」ガガガ

エル「ストライクの変わりにあの魔物が受けたわ!」

魔物「ががが…がお」コチコチコチ

レミリアンス「な、なんて酷い死に顔…っ」

スラミン「ぴぎーぎー」カチカチ

骸骨博士「ちいいい…お前等、ちゃんとしっかり押さえつけんか!」

魔者達「おおーーーーっっ!!」ダダダ

エル「アイスラッシャー!!」ピキカカカカゥッ!!!

骸骨博士「なんと! 足元に打ち込みまきびしのように…!?」

魔者達「ぐああああいでえええ」

ストライク「今なら…ていやっ!」グニャン

パワー魔者「!?」

エル「闘竜魔がゴムのように…!」

ストライク「そりゃあああっ!!!」ズバッ!!

パワー魔者「げふううっ!!」ズジャン

骸骨博士「ふん、そんな剣、今すぐ固めてやる!」ガガガ

ストライク「いいの? 剣だけで!」ガキンッ!!

骸骨博士「!?」

ストライク「大きく湾曲した形で固まったわね…そして、それは巨大な鎌のようになりその切先が、あなたの真後ろへと伸びている!」

骸骨博士「な…ああああっ!!」

ストライク「最後はちょっと下がれば終わり!」ドッ

骸骨博士「うああああああああ」バタッ

エル「ウインドブレイク!」ギャン!!!!

スラミン(復活)「やー!」ドギャゴン!

レミリアンス「ていっ!」スパスパ

ムーマ「はああっ!」シャオオッ!

魔者達「ぐああああああああああ」ズタズタズタ


~~~~~

エル「ふう、強敵ばかりでしたね」

レミリアンス「でも、ボスとは?」

ムーマ「骸骨博士のことじゃない?」

スラミン「ちがうとおもうー」

エル「私もです…」

ボスとは誰だ? 安価↓ 大勇者とか、ストーリーおかしくなるのダメよー

エル「な なんで!?」

ストライク「よくわかんないけどやるっきゃないと!」

ゼクル「ダークサイドブラッシュ」ボアアアアアアアアアッ!!!!

レミリアンス「きゃああああっ!!」

スラミン「つよーい」

ムーマ「普通じゃない!なにが起きているの!!」

ゼクル「はあああああっ!!」バッバッバッ

ムーマ「うっ、打撃…!」サッサッサッ

ドゴッ

ムーマ「げほっ! ぐ、ぐふっ」

レミリアンス「よくも…ていっ!」ズバッ!

ゼクル「」ギロッ

レミリアンス「うう…っ!」

スラミン「やーーーーっ!!」ドギョガギョンッ!!!

ゼクル「っ」ズザアーーーーーッ!!!

レミリアンス「今皆で攻撃すれば!」ダッ

エル「ええ! ベキラマ!!」ボヒュンッ!

ムーマ「はああっ!」バッ

ゼクル「ぐう」

ストライク「とどめ!!!!」ズバアアアアアッ!!!

ゼクル「ぐふあああああああああ…」

グッ

ストライク「!」

ゼクル「だおあっ!!」ドムズッ!!

ストライク「げ…はあああっ!!!」

エル「まだまだ終わりそうにない…ですね!」

ゼクル「ダークサイドブラッシュ」ボアアアアアアアアアッ!!

みんな「きゃああああーーーーーっ!!!」

スラミン「すっごいつよおい…でもまけない! フォースひかり!」ギュワンガン!!!

ゼクル「ぐはうああ!!!」ドザッ

エル「光属性が効く…!」

ストライク「闘竜魔でとどめを…」

エル「待って! 闇属性のある攻撃は止めたほうがよさそうですよ!」

ストライク「なんですって…っ!?」

ムーマ「なら、それ以外でやるだけ! 疾風迅雷突き!!」ドヒュン!!

レミリアンス「壮烈火炎斬!」ドヴァア!!

ゼクル「っぐおおお…」

エル「ウインドブレイクーーーーーッ!!」ズギャゴン!!

ゼクル「ぐふああああああ…」

ストライク「ならこっちの片手剣で…連戦襲!」ジュビビビビッ!!

ゼクル「うおおお…ぐああああ…はあはあ…」

ゼクル「ああああおおおおーーーーーーーーっ!!!」ズション!!!

みんな「!?」ズザアッ!

エル「全身から魔気を放って…すごいパワー!」

レミリアンス「なんて敵…っ」

ムーマ「タフな上にこんなパワーまで…強すぎる」

ストライク「あき、らめちゃだめ…ぐふっ」ズッ

スラミン「あきらめないー!」ダッ

エル「スラミンちゃんあぶな…」ゴッ

エル「? これは!」

ゼクル「あおおおおおおおおお!!ダークサイドブラ…」

エル「ピタッと君1号!」ガガガ!

ゼクル「!?」ピタッ

ゼクル「な…な…!」

エル「思ったとおり、ダークサイドブラッシュが手の上で止まりましたね!」

スラミン「フォースひかりーーーっ!」ドギャゲゴッ!!!!

ゼクル「ぐふううう…がああああああああああああ」シュウウウン

エル「消えた…!」

レミリアンス「やった…勝ったのね!」

ストライク「一体何が起きたの?」

エル「かくかくしかじか」

ストライク「あの闇技を停止したの…!」

エル「そういうわけですよ」

スラミン「すごーいエル」ダキッ

エル「あ、あらら///」

第1の塔クリア!

大勇者「どうだった?」

エル「なんとか勝てました~」

大勇者「良かった」

ストライク「疲れたー、誰か回復魔法お願い」

白魔導師「おーけー」パワワ


アット「さ、次の第二の塔は誰が行く?」

大勇者「人選安価↓、さっきのルールと同じで」

マルア「なに言ってんだ?」

第2の塔~~

大勇者「よーし、新しい能力も得たし行って見よう」

アット「おう、俺もこの剣を試すぜ」

ゼクル「左手のドリルを使ってみるとするか…」

今回ここまで読了乙&レス・安価ありがとう。
ここで、次回に向けて安価で募集

アットの新しい剣 安価↓(名前や攻撃力、効果もあれば言っていいですが、普通の店で買えるレベルのもの)
ゼクルのドリルを使った攻撃技 安価↓↓

↑↑連続安価とりすぎ注意

大勇者「よーし、大勇者になって覚えた新技をつかってみるか…大勇気無限連斬!!」スパスパスパ

魔者達「ごああああああああああああ」スパスパスパ

アット「すげえな」

ゼクル「中ボスクラスの魔者達がこうもあっさりと…」

大勇者「グレイブ!」ドン!!

魔者達「うぎゃーー!」

アット「今度は地の柱が下から飛び出て敵を吹っ飛ばしたぞ」

ゼクル「うーむ」

大勇者の新能力は強い…しかしここのボスは安価↓ 第1の塔と同じルールで

エリミン「あああああ…」

大勇者「お、女の子…!?」

ゼクル「え、エリミン…」

アット「なんで…なんでだ!」

大勇者「エリミン!? たしか二人の幼馴染の!」

ゼクル「ぐ…ぐうううっ」

アット「第1の塔ではゼクルの幻影が出たというな…この塔、どうやら入った者の頭の中にあるものの幻影が現れるらしいぜ…」

大勇者「そうなのか…」

エリミン「あ あ あ あ あ」ゴワアアアッ!!!!

大勇者「うわーーーーーーーーっ!!!」

ゼクル「なんという衝撃波だ!!」

大勇者「大勇気無限連斬!!!」スパスパスパ

エリミン「…」シャシャシャッ

大勇者「全部避けた!!?」

ゼクル「く…あれは幻影…あれは幻影なんだっ!! ダークサイドブラッシュ!!」バオオオッ!!

アット「うおおおっそうだ!」シャシャッ

エリミン「…」オオッ

アット「ぐああああああ」

大勇者「ダークサイドブラッシュが曲げられてアットさんがふっとんだ!」

ゼクル「く…くうっ!!」

ゼクル「うおおおおおっ!!」シャッシャッヒュウッ

エリミン「」ヒョイヒョイヒョイ

大勇者「なんて身のこなし…いや、幻影だもんな…くらえっ! ストーンアロー!」ビッ

エリミン「!!」ドッ

大勇者「命中…!」

ゼクル「うぐ…」

大勇者「グレイブ!」ズン!!

エリミン「!!」グワッ

ゼクル「…ううううっやめろおおおおおおおおっ!!」

アット「うう…?」

ゼクル「やめてくれ大勇者!!」ガシッ

大勇者「うわっ!」ズデッ

エリミン「ダークサイドブラッシュ…」ボブウウウウウッ!!!!

アット「あ、あぶねええ!!!」

大勇者「あ…あああっ!!!」

ゼクル「エリミン…えりみ…うああああああああああああっ!!!」ズゥウウウウン…


シュウウウウ…


大勇者「ぐ…ゼクル、大丈夫か」

ゼクル「ぐ…ふっ」

アット「おめえってやつは…いつまでとらわれる気だ」

ゼクル「…」

大勇者「うおおおおおおおおっ!!」ダッ

エリミン「…」ボッ

大勇者「闇の火の玉か…うおおっ切り刻む!!」パシュパシュパシュッ

エリミン「…!」

大勇者「うおおおおっ!グラウンドソード(重い一撃を放てる地の剣技)!」ズバッ!!!!

エリミン「っ!」ドズムッ!!!!

大勇者「やった…」

ゼクル「エリミン…」

ゴゴゴゴゴゴゴ

大勇者「!?」

エリミン「きゃおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

ゼクル「!?」

アット「くそっ暴走し始めた…?」

大勇者「目や口から黒い血のようなものが出てるし顔にヒビが…うわあっ!」

ズドン!

エリミン「きゃぎゅぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」ズガンズガンズドンズボン

アット「闇のエネルギーがすごすぎるぞ!!」

ゼクル「エリミンやめろお!」

アット「いい加減にしろ!あれはただの幻影のはずだろ!」

ゼクル「幻影…」

ゼクル「幻影…そうだったな…くっ」

アット「そうだそうだ! 今すぐ立ってまた戦え!」

ゼクル「…あ、ああ…」

エリミン「きょぎゃーーーーーーーーーっ!!!」

ゼクル「ドリルミサイル!!!」ボヒュッ!!!

ヒュルルルルルルウ…

エリミン「」

大勇者「!?」

シュパアアアアアアアアアアアッ

ゼクル「エリミンが…消えた」

第2の塔クリア…次のメンバーを安価↓これまでと同ルールで。

第3の塔~~

魔者達「ぐあおおおお!!」

大勇者「ジゴスパーク!!!」ドッギュウウウウウウウウウンン!!!!!

魔者達「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああ」バタバタバタ

スラミン「すごーい」ギュー

エル「すごいです大勇者様!」ガシッ

大勇者「え、あ、あの…二人とも積極的だね」アハハ

マルア「ふふ、なかなかいい感じだな」

アット「さすが大勇者様だ…一気にザコっつか中ボスたちを倒しちまいやがった」

大勇者「ええ。今の俺なら、雑魚や中ボスなら何の問題もなくあっさり倒せますよ」


そんな大勇者の前に現れたボスとは…? 安価↓今までのと同ルールでね

マルア「巨大な機械龍だ!!」

大勇者「あれは…ガイオン!?」

メカガイオン「まっさつまままままあSっさっつがががが」ピーガー

エル「アイスシード!」カカカカッ

スラミン「きかない…!」

メカガイオン「ガー!」ドボオッ!

ドオオオオオオン…

大勇者「うわあああああああああああああ!」

アット「こりゃやべえぜ!」

マルア「レーザーブレード!」ビシッ

マルア「…効かねえ」

メカガイオン「あおがああああああああああっ!!!まあっさつうう!!」

大勇者「ギガスラッシュ!!」ガギャン!!

メカガイオン「抹殺う…」ギギギ

大勇者「これもあまり効いていない…とんでもない敵が第3の塔にいるなんて!」

スラミン「みぎゅーーーーーーっ!!!」ベギャガズドン!!!

メカガイオン「ま?」

スラミン「うああああ…」

アット「そ、そうだ!ウォーソードで攻撃すれば何か活路が見出せるかも知れねえ」

大勇者「そうか!」

マルア「俺達3人の剣技を合わせて…うおおおっ!!」

3人分のウォーソードの効果とは? 安価↓

大勇者「よーし、この能力で一気に…」ガキンッ

大勇者「!? 効かない!」

マルア「装甲が硬すぎる!」

メカガイオン「抹殺破壊イイイイイイイイイイイイ!」ガガガアアアオオオオオオオオオオオ

ドムウウウッ!!!

スラミン「ぴぎーーーーーっ!!!!」

エル「敵の攻撃も激しさを増すばかり…どうしたら!」

アット「ちっくしょうめ!」

マルア「傷でもつければ、その部分から斬ることが出来るかも知れねえ」

大勇者「そうか…じゃあ、やつの一ヶ所に向けて集中攻撃だ!! ギガスラッシュ!!」ガオン!

メカガイオン「抹殺…っ!」

エル「ウインドブレイク!!!」ギュワン!

マルア「一点集中なら…疾風突き!」シュビッ!

アット「うおらああああああっ!!!」ビシバシビシ

スラミン「フォースはがね!」ガキンドギャゴン!

エル「ベキラマ!」ボヒュッ

大勇者「ストーンランス!ジゴスパーク!ビッグバン!!」ドゥゥゥゥゥゥウッ!!

メカガイオン「ガギいギュアアあああああああああアア!!」

ボオン!!

大勇者「うわ…っ!!!凄い衝撃波!」ズザザッ

アット「効いてはいるが…傷がつかねえ」キッ

マルア「くそっ!何とかならねえのか!」

エル「ウォーソードによる別の技を試してみては?」

大勇者「なるほどっ!」

大勇者「ウォーソード!」シャッ

マルア「レーザーセイバー!」ビュバッ

アット「魔鴉は鴉娘になったがメカガイオンはどうなるんだ…?」

メカガイオン「かおおおおおおおおおおおっ!!」

大勇者「どうなった…!?」

メカガイオン⇒メカレイ「あおおおおおおおお!!」ズドンバゴン

アット「!?」

大勇者「なんでだあっ!!!」

メカレイ「キィウン」ズバアアアアアッ!!!

マルア「うおおお強さは変わってねえ!」

メカレイ「全滅絶滅壊滅死滅」ゴガガガガバーーーーーーーッ

マルア「れーざー撃ちまくってる!」

アット「やべえやべえ!」

エル「何か方法は…」

スラミン「いく!」タターーッ

大勇者「スラミン危ない!」

メカレイ「死滅!」ビー

スラミン「えいっ!!」シャキン!!

大勇者「ああっ!スラミンが自分の体の形を変えてレンズのようになってレーザーを屈折させて跳ね返した!」

ボム!

メカレイ「が---」

スラミン「えーーーーーい!!」ドギャボン!!

メカレイ「ぎがががが」

エル「い、今なら!」

大勇者&アット&マルア「改めてウォーソードだ!!」ボアアアアアッ!!

大勇者「うおおおおーーーーーーーーっ!!!」ズバアアアッ!!

メカレイ「破滅…っ!」ズシャ…


ドオム!ギュガンギュガンシュオオオオオオオオッショウン…

エル「凄い爆発…でも敵は消えましたよ!」

大勇者「やったあ!」


第3の塔クリア。次の塔の人選安価↓ ボス安価↓↓ これまでのルールどおりで。
ついでに安価↓↓↓で、ストーリーの邪魔にならない程度の自由安価募集。
埋まらなかったら勝手に進めるかも。

第4の塔近くの空域~~

聖竜「あれ? なんだろこの穴」

ノクラス「わからんな…ここの敵のせいなのか?」

レミリアンス「あの穴…一体何なのでしょうか」

ノクラス「おそらくはワームホール…入ればどこかへ飛ばされてしまうだろうな」

ムーマ「そんな!」

スラミン「よけてはいろー」

聖竜「そんな簡単に言わないでよね」

ノクラス「いや待てよ…第3の塔から入って、そこの床を突き破れば第4の塔内部に入り込めるかもしれないぞ」

レミリアンス「な…なるほど!」

ムーマ「出来るのでしょうか…そんな簡単に攻略できるとは思えません」

ノクラス「おー、言ったな? じゃあもしできたら>>494してもらうぞ」

出来たか出来なかったかは>>495

出来た

*すみません間違えました。

第4の塔~~

ノクラス「はいれたぞーはいれましたぞーww」

ムーマ「あ、あうううううう」

レミリアンス「あ、あらら…」

ノクラス「約束どおり後で…なw」

ムーマ「ぐうううううっ!」

聖竜「いいから早く行こうよ…でもへんだなあ、塔それぞれに魔者達がいるんじゃなかったっけ?だれもいないよ」

スラミン「気配ないー」

シュウウウウウウッ

聖竜「!?」

神竜「良く来ましたね…戦士たち」

スラミン「し、しんりゅー!」

聖竜「?」

聖竜「ぼくの…お母さんの?」

スラミン「たぶんー!」

神竜「まあ…あの時の白竜が…聖竜に」

ノクラス「ここの魔者達はどうやらあんたが倒したらしいな」

神竜「ええ。私は彼等とは本来別種の存在…悪しき者と戦うさだめにあります」

聖竜「…」

神竜「この塔に来たということは、貴方達は願いがあるということ…わかりました。私がお相手をいたしましょう」

ノクラス「おおっ」

レミリアンス「がんばろ…」

ムーマ(願いは…ノクラス爆死ってことでどうにか出来ないかな…)

スラミン「フォース!やみ!!」ズベギャン!!!

神竜「!」

ノクラス「ギラゾーマ!!」ボォム!!

レミリアンス&ムーマ「てやあああああっ!!!」ジャキキキキン!!

聖竜「かがやくいき!!」コォオオオオオオオオ

神竜「オールカウンター!」シュジャッ!!!

ノクラス「!?」

ドドドドオオオオオオオッ!!!!!!!

聖竜「受けたダメージを倍にして返す技…かっ」

神竜「ゴッドコーラス」オオオオオオン♪

ノクラス「ぐ…すげえ睡魔が襲ってきやがる!」

聖竜「み、みんな」

レミリアンス「う…うっ」フラフラ

ムーマ「zzzz」バタッ

スラミン「みんな寝ちゃった」

ノクラス「zzzz」

レミリアンス「zz」

聖竜「人間を眠らせる歌みたいだね」

神竜「そういうことです…まだまだ試練は序の口ですよ」

スラミン「ていっ!!!!」ボグエガゴッ!!!

神竜「ぐっ!」

神竜「はあああああああぅ!!!」ジャキンジャキン!!!

聖竜「う、うわあっ!凄い爪攻撃!」

神竜「嵐風劇情(らんぷうげきじょう)!!」ズギャギャギャギャ

聖竜「風を伴う爪撃…つよい!」

スラミン「フォース! かみなり!」ドベバベボッ!!!

神竜「ぐ…すごいですね」

聖竜「今だ! ライデイン!!」ズガガッ!!

神竜「く…オールカウンター!」ズギャオン!!!

聖竜「ホーリーウインド!!」バオオオオオッ!!!!

聖竜「相殺した!」

神竜「しかし…最早一対一ですね」

スラミン「」

聖竜「なにか勝ち目は…ないのか」

神竜「我が子聖竜よ…必ず勝機はあります。自らの心の中に、それを探しに行きなさい」

聖竜「?」

カッ!!

聖竜「う…ああああああっ!?」





聖竜の心の中にあった風景とは? 安価↓

↑だからなんのこっちゃww


聖竜「なんだろう…ここ」


神竜「オオオオオオオオオオオオオオッ!!」

ガイオン「ぐらあああああああああああああああああっ!!!」

聖竜「あれってお母さんと…ガイオン」


ガイオン「龍気炎!!」ボウッ!

神竜「龍鳳閃!!」ビガッ

ドムウウウ…ッ

聖竜「すごいぶつかりあいだなあ…」

ガイオン「ぐらるっ!!」ドブッ

神竜「が…っ」

聖竜「噛みついた!」

ガイオン「闇の刀剣と互角以上の我が牙に侵されるが良い…ククク」

神竜「ぐ…ぐぶっ」ゲホゲホ

聖竜「あぶない…!」

子神竜達「おかあさーん!」バサバサバサ

聖竜「あ、あれ!? たくさんの…中くらいの竜たちが?」

神竜「き、きては…いけま、せん!」

子神竜達「もえさかるかえん!!」ボブァワアアアアアアッ

ガイオン「フン…効かぬわ!」

神竜「やめなさい!!」

ガイオン「愚かな! 背を向けるなど!」

神竜「…っ!」バシッ

ガイオン「ぐあっ!」

聖竜「尻尾で打った!」

神竜「ホーリーバースト!」ズババババババッ!!!!

ガイオン「ぐあああああああああ」

子神竜達「やったあっ!!」

ガイオン「ぐ…ふっ」

神竜「早く逃げなさい!!」

ガイオン「おそいわーーーーーーーーっ!!!」

ガイオン「竜魔波ーーーーーーーーーっ!!!」ドウウウウウウウウウウウウウウッ!!

神竜「あぶな…」

子神竜達「弾けーーーーーーーーーっ!!!!」カッ!!!

ガイオン「なっ!!」ドズウウウウッ!!!

ガイオン「ぐああああ」フラフラ

神竜「な、何を…!?」

子神竜達「竜剣ドラゴンバレーを取り込んだんだよお母さん」

神竜「なるほど…竜剣の力と一体化することで強化を…でも、いけません。逃げるのです。あなたたちの攻撃は訊かなかったでしょう」

子神竜A「そんな! でも…」

神竜「いいから!!」

ガイオン「く…くくく…はああああああああああっ!!!」ボワアアアアッ

神竜「くっ!」ヒラッ

ボアアアアアアアアアアア

神竜「羽にあたってしまいましたね…くっ」

子神竜達「お、おかあさん!」

聖竜「おかあさんが…!」

ガイオン「ふ、ふはあははは! お前たちも焼き尽くしてくれる!」ボバアアアアアアアアアアアッ

子神竜達「また弾けば…」


バッサバッサバッサ

罪竜「はーっはっはっは!死ねえーーーーーーーっ!!!」ドスッ!!!

神竜「あ…っ!!」

聖竜「な、なんだあの竜!お母さんを剣で刺しちゃった!」

罪竜「戦術的には全くの経験不足のようだ…ガキどもめ!」

ガイオン「よくやったぞ罪竜」

罪竜「はっ」

神竜「く…くううっ」ズズ…

聖竜「お、おかあさん、倒れちゃだめだよ!」

子神竜達「よ、よくも…うわあああああっ!!!ホーリーバースト!!!」ドゥオッ!!!!!!

ガイオン「ほほう、揃えばそんな技も使えるらしいな」

罪竜「しかしその程度では俺の盾にも及ばぬ」バアアアアアアアアアアアアアッ

子神竜達「あ、あああああああっ!!」

ガイオン「魔光視壊(まこうしかい!!)」カッ!!

子神竜達「うわあっ!目が…っ」

ガイオン「とどめだ!龍気炎!!!」バボッ!!!!!

子神竜達「ああああああああああああああああ…っ」

神竜「や、やめてえええええええっ!!!」

ボトボトボト…

聖竜「みんな…しんじゃったの…お母さんの子供…僕のお兄さんとお姉さん…」

罪竜「ぐあはははははははは!!」

ザクッ

罪竜「ん? すごそうな剣も落ちてきたぞ。これは欲しい」

神竜「それに…さわるなあああああああああああっ!!!」カッ

罪竜「ぎゃあああああああああああああああああ」バタッ

ガイオン「な…!」

神竜「許さない…絶対に!」

ガイオン「ふ、本気を出したか! どああああああああっ!!」

ズギャンドギャッバキッガッ!!!!

聖竜「お母さんがんばって…!」

神竜「ホーリーバースト!」ボムッ!!!

ガイオン「ぬあああああああっ!!」

ガイオン「龍気炎!!」バボオオオッ!!

神竜「ぐうううううううううううう…オールカウンター!!!」ガギャアアアアアアアアアアッ!!!

ガイオン「! ぐあああああああ…なんという技だ!」

神竜「私としても未完成すぎる技故使いたくはありませんでしたが…ここであなたを確実に倒さねばなりませんからね…」

ガイオン「ぐ…があああっ がおおおおおおおおっ!!」

聖竜「また噛みつきを!」

神竜「はっ!!」ガキン!!!!

ガイオン「ぐがっ!」

神竜「はあ、はあ…」

聖竜「ドラゴンバレーで牙を折った!」

ガイオン「ふ、ざ、けるなあああっ!!」ガッ

神竜「あっ!」バシッ

ひるるるるる…

聖竜「ドラゴンバレーがとんでっちゃった…」

ガイオン「ぐ…ぐふうう…がはっ、ぐはっ」

神竜「とどめです!ホーリーバースト!!」ドオオオオオオオッ!!

ガイオン「ぐあああああ…れあああ…」ボロボロボロ…

ジャウウウッ

聖竜「ガイオンが炭化して崩れ去った…」

神竜「ああ…私の子供たち…」

神竜「? ああっ、命が一つ残っている! でもこの損傷では回復できない…」

神竜「ならばそれらの肉体の、生きた部分を少しずつ光と化させ…一つの卵にすれば…」

ポウウウウウ…パアッ

神竜「できた…たった一人の…わたしの赤ちゃん」ニコッ

聖竜「あ、ああああ…」

自らのルーツを知った聖竜、今回の戦いを制する? 大技を取得。
一体なんだ?安価↓

次以降、全てのチート安価の内容及びそのものは、チートを含めた他レスの干渉を受けない。

これはこのスレが終わるまで続く

聖竜「はあ…はあっ」

神竜「目覚めましたね」

聖竜「お母さん…」

神竜「さあ…来なさい」

聖竜「…お母さん、ぼくは」

神竜「戦うのです!」

聖竜「…うああああああああああっ!! ホーリーフレイム!!」ボオオオオオオオオッ!

神竜「オールカウンター…!!」ズアッ

聖竜「う…ぎゃ…ぐ…真・オールカウンター!」シュボッ


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

第4の塔クリア…しかし

怒勇者「なんじゃこらあーうっざいわドボゲコンチクショー!!!」

エル「きゃあああああああ」

聖竜「なにがどうしたの?」

ノクラス「めちゃ切れてるじゃないか」

怒勇者「反動じゃこらーッ!!どっかのボケがワシを笑勇者に変えよってからにざっけんなぼけがあああああああああああああああああ」

レミリアンス「こわ…」

ムーマ「どうしたら…」

マルア「この7本の塔の願いを元の大勇者に戻すってことにするか?」

アット「実質的なうまみねえじゃねえかよお」

聖竜「け、経験にはなるよ…ね」

エル「次はどうしましょう?」

第5の塔について(敵や仕掛けなどの特徴)安価↓ ボス安価↓↓ 人選安価↓↓↓ これまでのルール準拠で

レミリアンス「ひとりだなんて大変ね」

ムーマ「ううむ…でも決まった事だし」

怒勇者「がおーがーーおおおおおおお!!!!」

ムーマ「ぐう、うるさい…」

ノクラス「そうだ…眠り玉!」ポウン!

怒勇者「ぐあ…zz…z」バタッ

エル「よかった、とりあえず止まってくれましたね」

スラミン「ロッカみたい」

聖竜「た、確かに」

レミリアンス「眠り玉を使えば…」

ムーマ「私の、夢を操る能力とともに使えばかなりよさそう、持っていくわ」

第5の塔~~

ムーマ「うう、強そうな敵達…眠り玉が効くといいけど」ポウッ!

魔者達「zzzzzz」

ムーマ「驚くほど効くわね…魔法力の詰まった凄いアイテムって聞いたけど」

魔者達「zzzzzz」

ムーマ「ようし…互いに罵りあい争い合う夢を見せて…」ゴゴゴ

魔者達「あうがうあ!?」zz

ムーマ「これで良し…起きた後に仲間割れをすれば大成功だけど、巻き込まれないように注意しないと」

???「るるるるる…」

ムーマ「あれ? あの天井なんか変…」

ムーマ「ん…」グッ

???「るるるる…」

ムーマ「あいた!」パカッ

ムーマ「…隠し部屋があるわね」

チート安価
勇者の仲間全員生死も行方も不明になる

隠し部屋~~

ムーマ「薄暗いけどまあまあ見えるわね…なにこの本、それに錆びた剣…あんまり持ちたくないわ」

???「るるるるるるうるるるるるる…」オゴゴゴゴゴゴ

ムーマ「!?」

???はムーマの仲間の、誰に変身したか安価↓ 突発オリキャラもOK

>>532 反動により仲間全員集結。

>>533はこれを書いている間に誰かが書き込んでなければ再安価↓

ムーマ「聖竜なぜここに」

聖竜???「やあ…元気?」

ムーマ「い、いや、そりゃ元気よさっきも一緒に第4の塔に」

聖竜???「そう…ふふふ」

ムーマ「なんか変…」

聖竜???「はあっ!!」ボボボムッ!!

ムーマ「!?」サッ

ボムッ!!

ムーマ「爆発する火の玉を指から飛ばすなんて聖竜の技じゃない…なに? なんなの?」

聖竜???⇒エル???「あらら」

ムーマ「! え、エルさん!? どういうことなにこれ!」

エル???「ククク…」

エル「はあああああ!!」ボムッ!!!

ムーマ「あ、ああっ! エルさんまでなにをするんです!」

ムーマ「何がなんだか…あれ、聖竜がいない…エルさんもいない!?」

エル???⇒レミリアンス???「せいっ!!」シュバッ!!!

ビィッ

ムーマ「うわああああっ!!」ビュシュウウウッ

ムーマ「レミリアンス…どうしたの!?」

レミリアンス???「ふふ…」

ムーマ「さっきから変なことばかり!どうしたって言うの!!」

ムーマ「なにか方法が…何が起こっているのかがわかれば」

レミリアンス???「しゃああああああっ!!!!」

ムーマ「ぐ…っ!」

レミリアンス???⇒聖竜???「かがやくいき!」コオオオオオオオオオ

ムーマ「うああああああああああっ!!!」カチカチカチ

聖竜???「死まであとわずか…」

ムーマ「う、うぐうう…おそらくは変身…でもどうすれば看破できる…っ」

キュインキュインキュイン

ムーマ「!?」

ムーマ「さっきの錆びた剣が光っている…?」

ピカアアアッ!!!!

聖竜???⇒???「ぎええええええええっ!!」

ムーマ「あ、あれは…正体! やっぱり敵なのね!」ズキッ

ムーマ「ウッさっきの怪我が」

???「っるるるうっるるうるる」

ムーマ「それでも旋風剣!」シュゥッ

スカッ

ムーマ「!?」

???「るるるるるぅ」

ムーマ「効かない…実体がない!」

ムーマ「どうしたら…どうしたら!」

???⇒大勇者???「うはああああーーーーっ!!死ねええーーーーーっ!!」

ムーマ「ひゃっ!!」バッ

ドカッ

大勇者???「うわ!」ズテッ

ムーマ「当たった…? 変身していると実体化する!?」

大勇者???「ちっ」

大勇者???「ギガスラッシュ!!」ズアアアアアッ!!

ムーマ「あわわっ!!」ドグウウッ!!!

ムーマ「う…あああっ」ゲホッ

大勇者???「はははははは」

ムーマ(しかし…強さまでは本物どおりではない…それに正体を現すと実態がない…ここに付け入る隙が!)

大勇者???「ふっ」ブンッ

ムーマ「いまだ!」ピカーーーッ!!

大勇者???⇒???「るるるるうる!」

ムーマ「これでお前の攻撃は効かない!」

???⇒アット???「でめーーーーっ!!!」

ムーマ「変身した瞬間攻撃!!」ドズッ

アット???「ぐあああ…ぐふっ」

ムーマ「いける!」

アット???⇒マルア???「こんどはこれで…」

ムーマ「はう!!!」//////

マルア???「くらえー!」ズバッ!!

ムーマ「や、やめろ偽者!やめろおお!」ピカーーーッ!!

マルア???⇒???「るるる…るっ!」

???⇒マルア???「攻撃できんらしいな」

ムーマ「あ、ああああう! 実態を現す時は団長になるなんて…これじゃあ戦えない!!! あううううっ!!」

マルア???「くくく」

ムーマどうする? 安価↓

ムーマ「離脱!!!」ダダダーーーーッ!!

マルア???「なにっ!」

ムーマ「今回のところはこの本を持って帰らせてもらおう!」

マルア???「ま、待て! 俺の事を誰かに言うなよ!」

ムーマ「バカが、みんなに言いふらすわ!」ガチャン

マルア???「ま…待てーーーーーーッ!!!」

バッ

ムーマ「!」

マルア???「!!!?」

ムーマ(私は塔を出てすぐに魔法の気球にとび乗った…しかし、団長???はそれを知らず…飛び乗れなかった)

マルア???「うあああああああああああああああああああああああああ」



ベチャン


第5の塔クリア…

今回ここまで、読了乙。

集合した事による、現在の、行動可能なメンバー
エル マルア アット スラミン ムーマ レミリアンス ストライク クロ イナ ノクラス 聖竜 ゼクル

行動不能メンバー
怒勇者 ロッカ ドラキチ

…のはず。間違ってたら、ご指摘プリーズ。

そして、第6の塔について。ボス安価↓ 人選安価↓↓ 塔の神についての書物の内容安価↓↓↓ これまでのルール準拠で

スラミン「ぴぎゅー…」

エル「一人で大丈夫?」

スラミン「ふまんー!」

アット「おやおや…怒勇者と行きたかったのかな?」

スラミン「るーるー!いくーもういくー!」タッタタタ

第6の塔~~~


スラミン「フォース!ひかりーーー!!!」ドゴドゴドギャゴアガギゴケゴン!!!

魔者達「うぎゃああああああ」

スラミン「フォースほのお!」ボグアアガガガガア!!

魔者達「なんか憂さ晴らししてるぞ俺達でええええ」

スラミン「やっつけーーー…る?」

あしゅらさん「貴様よくも私の塔で暴れたな」

スラミン「つよそう…」

あしゅらさん「死ね…っ!!」ボアアアアアッ!!!

スラミン「口から火を吐いたよお!」

あしゅらさん「横に逃れようとするならば…右の口から冷凍光線を吐く」ピカーーーッ

スラミン「フォース!ほのお!」ボウッ!!!

あしゅらさん「ほお…ならばもう一つの口で雷撃だ!」ガガガッ!!!

スラミン「ぎゃ!!」ビガビガビガ

スラミン「つよい…」フラフラ

あしゅらさん「雑魚が」

スラミン「どうしよおおおお」

あしゅらさん「殺してやる」

スラミン「う…くっ」

あしゅらさん「6本の腕からエネルギーを放つ最高の秘技…あしゅらバスター!!」ドオッ!!!!


スラミン「ぴぎゃあああああああああああああああっ!!」


超危険…あしゅらバスターをどうするスラミン? それとも何か起こる?安価↓

スラミン「スラミンバスター!」ジュガッ!!!

あしゅらさん「なに!? 跳ね返しただと!」ドムドムドム!!

あしゅらさん「ぐふ…っ」

スラミン「フォースの力をビームに変えてみようとしたらできた」

あしゅらさん「ぐふ…やるな。だが!改良・あしゅらバスター!」ドオオオオオオオオッ!!!

スラミン「スラミンバスター…うきゃあっ!!」シュオオオオオオオオ

スラミン「すごい…げふっ」

あしゅらさん「これこそエネルギーの純度を増した改良・あしゅらバスター。しかしスラミンバスターを放っていたことで死亡は免れたようだが…」

スラミン「う…負ける…」バタッ

あしゅらさん「さて…どうするかな…そうだ、>>558をしよう」

チキンレース

スラミン「???」

あしゅらさん「チキンレースしってるか? バイクに乗って、塔の入り口ギリギリで止まったら勝ちだ」

スラミン「え、えうえう」

あしゅらさん「お前が勝ったら、塔を制覇したと認めよう。ただし、落ちた時の命の保証はない」

スラミン「や、やるー!」

あしゅらさん「行くぞ!」

ブロオオオオオオッ!!!!

あしゅらさん「スピード上げろおおおおっ!!」ブロオオオオッ!!

スラミン「ぴぎいいいいっ!!!!!!」ブロロロロロロ!!!

あしゅらさん「止め時だ!」

ブロロロロキキキキキィイイイイイイイ!!!

どっちが勝った? このレスの秒数最後の一桁が1か2ならスラミン勝ち

スラミン「ま…まけたの」

あしゅらさん「残念だったな。まあ落ちなかっただけ運が良かった。じゃあな」

スラミン「くやしい…」



~~~~

エル「あ、スラミンちゃん」

スラミン「まけちゃった~!」エーン

ノクラス「初の失敗か…どうする?」

マルア「じゃ、怒勇者の仲間になりたいって言った奴三人を行かせてみるか」

一体誰?安価↓3まで一人ずつ。チート安価のルールに従って、既存キャラで。

と、ゆーわけで個性的なメンツとなった。地下都市内にて~~

スライムの嫁「…スラミンちゃんがタイプじゃなくなってる…」

スラミン「たすかった~変身してよかった~」

ゼクル「君がここに来るとはな」

サキ「…戦争屋になったつもりはありませんから」

イナ「で、なんであんたまで?」

テイマーA「ま、俺も自由の無い生活は嫌だってことさ…くっそっ」

イナ「テイマーBは?」

テイマーA「…戦争で死んだんだよ」

イナ「…ごめん」


アット「よーし、じゃあ怒勇者の仲間になってくれたお前らを、魔法の気球で第6の塔へ連れて行くぞ」

テイマーA「わかった。行くぞーカイザイオン」

カイザイオン「ぐおーるるるるるるる」

第6の塔~~

あしゅらさん「今度は三人か」

サキ「始めましょうね」

スライム嫁「デス・バキューム!!!」バオオオオオオオオオオオオ!!!

テイマーA「うわ、すげえ吸い込みだ!」

あしゅらさん「お、おおお?」ズゴゴゴゴゴゴゴ

スライムの嫁「ずごおおおおおおおおおおおおお!!!」

サキ「すごおい…どうなってるの?」

テイマーA「ちょ、おい! スライムの嫁の後ろに回ってないと…」

サキ「きゃああああああああああああスカート吸い込まれちゃうううううっ!!」

テイマーA「役得っ!」

あしゅらさん「バイクをつっこむ!」ドグッ!!

スライムの嫁「げっぼおおっ!!」

テイマーA「く、口から吸いこんで引き寄せてたのか…ゴミとか埃とかも吸い込むのか?」

スライムの嫁「…うえーぷっぺっぺ」

テイマーA「あほー! …いけ、カイザイオン!」

カイザイオン「ぐろーらああああああああああっ!」ダッバシッシュバッ

あしゅらさん「おっと! こいつは肉体派か!やるな!」ビシバシ

サキ「ううん、あのライオンちゃんも押され気味ね…ここは私の魔術の出番かも。攻撃力をアップする…覚戦覇(かくせんは)!!」ズゴゴゴゴッ

テイマーA「たすかるぜ!」

カイザイオン「ぐおが!!」ガキッドコッズギャッ

あしゅらさん「おっとっと…でもスピードが足りてないぜ! 火炎放射!」ゴオオオオオオ

カイザイオン「ぐるあ…!」

テイマーA「火炎一発でこのダメージかよ…」

サキ「…ここは私に任せてくださいな」

テイマーA「お、おう」

あしゅらさん「最後はお前か…」

サキ「ええ…あなたにはこの技を見せてあげましょう」

先の使う技とは? >>152を踏まえて安価↓2まで、1人二個ずつプリーズ。
ただし今すぐすべて使うかは不明

サキ「雷砲!!!」バリュウウウウウウウウッ!!!!

あしゅらさん「雷撃!」ガガッ

ピシャアアアアッ!!!

テイマーA「うおおお、すげえぶつかり合いだがサキのが優勢のようだぜ!」

サキ「ふっ!!!!!」ミュオンッ

あしゅらさん「なに!?」

サキ「臥臨月破…これでそちらの術耐性は下がりました。雷砲!!」バリュウウウッ!!!

あしゅらさん「あしゅらバスター!!」ドオオオオオオッ!!!

サキ「!」

テイマーA「うわ、今度は押し負けた! これじゃあ術耐性を下げた意味がない!」

スライムの嫁「で、でもまだ…負けてないわ!」

サキ「強い…かなりの強敵だわ」

テイマーA「おいおい、まさかあきらめるんじゃねえよな?」

カイザイオン「ぐるーろう」

スライムの嫁「まだまだいけるはずよ」

サキ「当然。敵は術耐性が落ちている状態…そこを突けば十分に勝てるはず」

スライムの嫁「そ、そうよね」

テイマーA「何か作戦を…」

あしゅらさん「火炎冷凍雷撃連発!」ビビビガガガボワアアア

テイマーA「立てる暇がねえ!!」ギャアアア

サキ「火炎輪廻!」ボオオオオ…

スライムの嫁「地を這う二筋の炎が…?」

あしゅらさん「俺の両横側からゆっくりとくるだけ?そんなの相殺してやる!」ビガガガビリリリリ

サキ「スライムのお嫁さん! さっきのバキュームを!」

スライムの嫁「え? ええ! デス・バキューム!」キュゴオオオオオオオオッ

あしゅらさん「な…なにっ!?」

テイマーA「ぐぐ…おお、横一列だった二筋の炎とあしゅらさんが一気に…あしゅらさんにとっての真正面…スライムの嫁に引き込まれ、またあしゅらさんに炎が向かい続けていることで、あしゅらさんに炎が命中した…ってわかるかなこの実況で。とにかくあしゅらさんに炎が命中したってことだ」

あしゅらさん「ぐああああああああああ」

サキ「もうバキュームやめていいわ!」

スライムの嫁「ふう」

サキ「雷砲!」ボリュン!!

スライムの嫁「ヒャダルコ!」カカカッ

テイマーA「ギラ!バギ!」

カイザイオン「ぐるーらーーーーーーーーっ!!!」ダダッ

あしゅらさん「ぐあああ…耐性がおちてバギでも効く…ん!?」

カイザイオン「ぐるあ!!」ガブウッ!!

あしゅらさん「ぐ…はっ」

サキ「とどめ…波動砲!!」ドギュウウウウウウウッ!!!!

あしゅらさん「…改良・あしゅらバスター!!」ドバッ!!!!!

サキ「く…互角!!」

サキ「ふうはあ」

あしゅらさん「はあはあ」


テイマーA「すげえ…」

カイザイオン「ぐるるるうら」

スライムの嫁「勝てそうよ! このまま3人と一頭でやれば!」

あしゅらさん「ち…なら、一気に終わらせるしかないな…この技で」

ゴゴゴゴゴゴ…

カイザイオン「!?」ビクッ

サキ「エネルギーを…足から?」

あしゅらさん「そう。塔や地面のエネルギーを足から吸収し…6本の腕から放つ。アルティメット・あしゅらバスターとなる!!」

ゴゴゴゴゴガ!!!

テイマーA「や、やべええっ!!」

サキ「こ、これほどのエネルギーだなんて…でも、>>577の術があれば大丈夫!」

あしゅらさん「そんな技、>>578の能力でかき消してやる!」

サキ「!!」

加速能力

減速

サキ「加速の術…えっ?」

あしゅらさん「減速!」ワワワ

サキ「あ、あ、ああ、避けられな…きゃああああああああああっ!!」チュドオオオ…

テイマーA「げええええ…負ける…負けるぞこれはあああ!」

スライムの嫁「ま、まだおわってないわ! ヒャダルコーーー!!」カカカッ

あしゅらさん「火炎放射!」ボワアッ

スライムの嫁「きゃああああっ!」バタッ

テイマーA「も、もうだめだ…」

サキ(もう…体が言うことを…きかない)

あしゅらさん「終わりにするか?」

サキ(ならば…憑依術で!)ポルウウ…

カイザイオン「ぐる…る!?」

サキ(この元気な肉体を借りるわ!!)

カイザイオン(サキ)「ぐろおおおおおっ!!」バッ

あしゅらさん「!?」

カイザイオン「がうるるっ!!」バリュウウッ!!!

あしゅらさん「なに!? 雷砲を撃ってきた!? ぐあ!」ガガガッ

テイマーA「ど、どうしたカイザイオン!?」

カイザイオン「がりゅうううっ!」ゴオオオオッ

テイマーA「エネルギーを身に纏った!? こんどはなんだなんなんだ!」

あしゅらさん「ちいいいっ!!」バシュバシュバシュッ

カイザイオン「がるっ!」ヒョイヒョイヒョイ

テイマーA「避けまくってる…こんなスピードを上げるとは…」

カイザイオン(この強靭な肉体に、私の魂が入ったことで潜在能力を開放…そして今なら切り札が使える…!)ギュルウウウウ

ピョンピョンピョン

あしゅらさん「アルティメット・あしゅらバスターはもう使えない…くそっ喰らえ喰らえ!」バシュンバシュンドシュウウウッ!!

カイザイオン「がるああああああああああっ!!(スティンギーラビリンス! 私が今まで跳ね回った場所に溜めたエネルギーを、光る茨へと変える!)」ニィルルルル!!

あしゅらさん「な…なんだこれは…!?」ギュルルルルルッ

テイマーA「すげえ! あしゅらさんを棘で縛り上げた!」

あしゅらさん「ぐあああああっ!!」ドシュドシュドシュ

カイザイオン「がるるう!!!(術耐性も落ちている…とどめの雷砲!!!)」ドリュウウウウウウウッ!!!

あしゅらさん「そ…そうさ…い…」ギュッグウググ

あしゅらさん「できない…ぐああああああああああっ!!!」


ドオオオオオオオオオオオ…ッ!!!!




第6の塔、クリア。しかし、憑依の術を使ったことでサキとカイザイオンに影響が…>>583にて詳細

サキは反応がしばらく鈍くなる
カイザイオンは眠れる能力が刺激され覚醒する

地下都市~~

サキ「…と、いうわけです…」

ノクラス「へー」モミッ

サキ「」

ノクラス「ww」ピュー

サキ「」

サキ「よ、よくも!!」バー

エル「もう逃げちゃいましたよ…」

カイザイオン「ぐららるあるあああああ!!」

テイマーA「ちょ、あらぶるな!」

スライムの嫁「ところで、次で最後の塔なのよね。どうするの?」

第7の塔は「どんな」ところ?かを安価↓ ボス安価↓↓ 人選は安価↓↓↓ これまでのルールに順ずる

虚弱勇者「げほっうえっげほげほうぇー」ゴホンゴホン

クロ「おいおい大丈夫か?」

マルア「なんか急に病気になったな…」

第7の塔~~

エル「は、はやく神様を呼び出して勇者様を治しましょう!」

イナ「でもこのメンバーで大丈夫かしら」

サキ「」

サキ「…がんばりましょう」

スライムの嫁「不安ねえ…」

テイマーA「ホントだよ」

カイザイオン「がうるるるるるるるる…」

テイマーA「…こいつ、なんかたくましくなったなあ」

サキ「」

サキ「…そうですね」

塔内部~~

バタン

サキ「」

サキ「…宇宙空間のよう」

エル「魔者達が沢山いるはずですが…」

キラキラキラ

イナ「綺麗な星ね」

ノクラス「本当だな…だがなにかおかしな殺気のようなものを感じるぞ」

テイマーA「どうした?」

カイザイオン「ぐらるるあ…う…がるっ!!」バッ!!

星達「きらああああああああああっ!!!」ビュバババババッ!!

サキ「」

イナ「星達が弾丸のように攻撃を!?」

ノクラス「そうか…すべて、星じゃなくて、意志…いや、敵意を持って光る粒なんだ!いや、虫かなんかのような…とにかく小さな敵だ!」


テイマーA「マジかよ!こいつらを倒さないと…バギ!」ヒュルルルッ

星達「きらららら」

テイマーA「効かねえ!そうか…全員中ボスクラスか…」

スライム嫁「でも小さいなら私に任せればいいわ!デス・バキュームで吸い込んであげる!!」ビュオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!

星達「きららららああ…!!」ヒュイヒュイヒュイヒュイヒュイ!!

テイマーA「おお、全員吸い込まれていく…」

サキ「」

サキ「気を付けて、殺気が減っていないわ」

スライムの嫁「え?」

ボリュッ!!!

ノクラス「す、スライムの嫁!」

テイマーA「頭が…四散した」

星達「きららららら…きらららら…」

エル「す、スライムの嫁さん!」

イナ「こ、殺された!!」

星達「きららららっ!!!」ビガッ!!!

ノクラス「ぐわっ!すごい光だ!」

サキ「」

サキ「まぶしいだけじゃなく…ダメージも…」

サキ「いたいっ!」

テイマーA「いでででで!なんだこりゃあ!」

カイザイオン「がるるるるるっ!!」ドシュドシュッ!!

ノクラス「カイザイオンの攻撃は強力だが…当たっても敵の0.1,2%を撃ち落としている程度だ…一気に吹っ飛ばすぞ! ヒャドラ!!」カキイイイッ!!!

エル「アイスシード!」カカカカッ!

イナ「イオラ!」ボムッ!

サキ「」

サキ「波動砲!!」ボワアッ!!!

星達「きらら」ヒョイヒョイ

エル「サキさんのあっさり避けられてますよ!」

サキ「」

サキ「ごめん」

ノクラス「こうなったら…俺の持ちうる最高の古代魔法を使うしかないな」

エル「な、なんですか?」

ノクラス「自分のHPのほとんどと、MPすべてを放出して放つ…今でいう、マダンテとメガンテを合わせたような感じさ」

エル「ちょ…そんなことしたら!」

イナ「ボスもいるのに!」

ノクラス「ふふ…ここで全員殺されるよりマシだ!」

テイマーA「う、うおおおっ」

星達「きらああああああああ!!」ヒュバババババ!

ノクラス「メドンガ」


ド…ッ

シュウウウ…

エル「あ…ああ…」

イナ「星達が消えて真っ暗になっちゃった…」

エル「ノクラスさん!大丈夫ですか!?」

ノクラス「…」

テイマーA「生きてはいるようだ」

サキ「」

サキ「テイマーAさん、ノクラスさんを連れて帰ったほうが…」

テイマーA「戦力にならんからな俺は…でも、それをやったらカイザイオンの歯止めが利かなくなって無駄に暴れまくるぞ」

イナ「うーん…一旦帰る?」


ラスプーチン「よくぞここまできたな…」ゴゴゴゴ

イナ「無理みたいね」

ラスプーチン「私が術で生み出した星達をよく倒した…しかし、それができた者はすでに戦えぬようだな」

エル「くっ!」

イナ「…ナイフエッジ・シャイン!!」スシャシャッ!!

ラスプーチン「エターナルミラー」カキン

イナ「! はねかえって帰ってきた!」スシャシャッ

イナ「…っ」バタッ

ラスプーチン「跳ね返した上により強くなる…」

エル「そ、そんなの強すぎ…」

ラスプーチン「もうひとつ教えておこう。私は物理攻撃と毒に強い耐性がある」

テイマーA「ふざけんな強すぎだろおおおおおっ!!!」

カイザイオン「ぐ…るるるるるうっ!!!!」ダダッ!!!!

ラスプーチン「っ」

ズシャッ!!

ラスプーチン「っほほお…」タラ

テイマーA「やった! 傷を負わせたぞ!」

ラスプーチン「物理耐性を持っているといったそばからこれを破るとは面白い…ふふふふ…獣心操縦!」グワン!!

テイマーA「!?」

カイザイオン「!!!」

サキ「」

サキ「もしかして、動物をあやつるんじゃ」

カイザイオン「がるううううっ!!」ドスッ!!

テイマーA「そう…みたいだ…気をつけろサキ…」バタッ

エル「なんて…こと!!」

ラスプーチン「ふはは…そのカイザイオン、見事止めて見せよ」

エル「何とかしないと…」

サキ「」

サキ「時間を稼いで…」

エル「え?」

サキ「さっきからずっと…不調を治す術を使っているの…もうすぐ完了するから…それまで」

エル「わ…わかりました!」

エル「ウインドブレイク!!」ズギャッ!!!

カイザイオン「がるっ!」バッ

エル「避けられ…」

カイザイオン「がらあっ!!」ドムッ!!

エル「ぐふ…っ!!」

エル「う…ううっ」

ラスプーチン「さてどうする?」

テイマーA「え、エル…カイザイオンは、>>601をするとたとえどんな時でも少しはおとなしくなった…それをやるんだ」

エル「えっ!?」

ブラッシング

エル「え、ええええっ? クシなら持ってますけど…でも…まずは隙をついて近くによらないと」

カイザイオン「ぐるるるうううううがあああああああああああ」

ラスプーチン「何かしてみせるのだろう?さあやってみろ」

エル「…まずは顔に…スターフラッシュ(目くらまし)!」バッ!!

カイザイオン「がるっ!?」

エル「そして…回り込…」タタッ

カイザイオン「がるっ!!」ドシュッ

エル「…ませるのは分身!」ピカー

カイザイオン「!!!」

エル「今こそブラッシングを!!」ガシガシガシ!!

カイザイオン「がる…るぅ?」ゴロゴロ

エル「…ふう、止めた…!」

サキ「や…ったわ!」

サキ「今! 封印呪法!! 戦意の無い者を回復と同時に行動停止にするわ!」パアアアッ!!

カイザイオン「が…」ピタッ

エル「やった!」

ラスプーチン「…ふふふ。よくやった」

エル「あとはあなたですね」キッ

ラスプーチン「いや…わが試練を乗り越えた主らを認めよう。第7の塔、攻略だ」

エル「ええっ!」

サキ「や…やった!」

ゴゴゴゴゴゴゴ!!!!

エル「と、塔が揺れています!」

ラスプーチン「神のお出ましだ…」ニヤッ

塔の外~~

キュオオオオオオオオオッ!!!

虚弱勇者「か、神が…現れる?」

ストライク「すごい…!」

アット「エルたちがうまくやってくれたか」

スラミン「ゆーしゃ治すー」

クロ「ロッカちゃんもな。二人を並べて、『今ここにいる二人の変なのを治してくれ』っていえばいいんじゃないか?」

虚弱勇者「じゃ、じゃあドラキチもね」ゴホゴホ

アット「結局、うまみなしか…ま、いいさ」

タタタッ

ムーマ「エルたちが戻ってきました」

エル「た、大変です!スライムの嫁さんが!」

アット「あ、頭吹っ飛んで死んでる!」

マルア「だ、だれかザオラルでもザオリクでもやれ! だれかいるだろ!」

ゴゴゴゴゴ…

神「久しぶりだな勇者よ…いや、今は虚弱勇者か」

虚弱勇者「前スレ>>1にでてきた神…久しぶり。天国であったのとは別だな」

神「うむ…勇者よ。願いをかなえる前に言っておく。真の天国と世界をつなげよ」

虚弱勇者「えっ?」

神「…願いはわかっておる。この場にいる、虚弱勇者、ロッカ、ドラキチ、スライムの嫁を…それぞれ『心身ともに健康な時』へと戻すとしよう」

クロ「みんな、文句ねえよな?」

ゼクル「ああ…(エリミン…)」

アット「伝説の剣集めてーなんて言えねえしな」

マルア「姫様をよみがえらせることも…な」

虚弱勇者「で、でも…俺の今の状態はチート安価で…しかも、チート安価はもはや変更不能」

神「安心するが良い。スレや世界自体に変動をもたらす、>>523のチート安価はその反動で、>>523そのものが書かれなかったことになっておる」

パロロオオオオオン

虚弱勇者→大勇者「…ふう、はあ…助かった」

ロッカ「ふにゃ~? 眠いよお」グシグシ

クロ「おっ!起きたか!」

ドラキチ(なんだなんだー?)ムクッ

スラミン「どらきちー!」

スライムの嫁「地獄か天国かの審判受けてたわ…」

サキ「よかった、助かったのね」

大勇者「…これで7つの塔は終わったわけか…」

神「さらばじゃ」フウウウッ

大勇者「わざと弱点がくすぐりなんだよなーあのひと」

エル「勇者様っよかった!」ガシッ

大勇者「わ///」

マルア「ん? ムーマどうした?」

ムーマ「め、メイド服を…」ゴソゴソ

ノクラス「約束約束ww」


クロ「ん?ロッカどうした?」

ロッカ「だ…だれ?」

クロ「俺だよクロ、クロ」

ロッカ「え? きゅ、急に…大人になっちゃったの?」

クロ「いーや、ちょっと前まで子供に変身してた。大人の状態で会うの初めてだったかもな」

ロッカ「…!!」

クロ「どした?」

ロッカ「////」プシュードテン

クロ「おいおいどうした!」

ゼクル「ロッカ…おまえ」

ストライク「さて…クロ、久しぶりね」

クロ「ん? あーお前」

ストライク「時間ができたら…また勝負しましょうね」

クロ「おーいいぞいいぞっ!」ワーイ

ストライク「なっ」

レミリアンス「?」

大勇者「さてと…この戦いが終わって、みんなが元に戻った…」

エル「このあとどうしますか?」

アット「どうするもこうするもねえ」

大勇者「どうしたんですか? 急に暗い顔して」

アット「…どうやら、この数日の間で戦争が勃発したらしい。この地上で魔族同士のな」

大勇者「ええっ!」

アット「今、地下都市の仲間がきて教えてくれたよ」

マルア「どうする? 戦争を止めるための何かをするか?」

大勇者「うう…ん。でもどうすれば…よし、まずは戦地にいて巻き込まれている非戦闘員がいるかどうか調べて、それを助けよう」

クロ「それぞれの基地に殴り込みかけようぜー」

エル「え、そ、それはちょっと…」

大勇者「いや、それはありかも知れない。互いのリーダーに働きかけるんだ」

ノクラス「はーいムーマちゃん雑巾がけお願いねー尻をなるべく突き上げて」

ムーマ「屈辱うううっ!」ダダダ



…現在のメンバーと班分け

1大勇者 エル スラミン マルア ムーマ ノクラス
2アット クロ ロッカ ゼクル レミリアンス ストライク
3聖竜 サキ スライムの嫁 テイマーA ドラキチ 

それぞれの場所へ…どの班が行く?

安価↓  戦地の救助・調査班
安価↓↓ 魔王教本拠地(大都市)
残り 友情教本拠地(魔王城)

安価↓↓↓ 次から、どこの班の視点で行くかをプリーズ

安価毎度どうもありがとー。
今更ながら書き漏らしがあったので報告、3のチームにはイナも入ってます。
ではまた次回に…


テイマーA「あれ? カイザイオン何処行った…?」

魔界への入り口・聖竜のルーラでやってきた3班~~

サキ「まだここが使えてよかった…私が城を飛び出したときに封鎖された可能性も考えられていたけど、大丈夫だったわ」グググ…パアッ

ドラキチ「しぎぎー」

聖竜「開いた…!」

スライムの嫁「私たちなんかが行って大丈夫かしら?」

テイマーA「決まったことだ…行くしかねえよ」

聖竜「でも、どうして三人は仲間になってくれたの?」

テイマーA「…テイマーBが戦争で死んだからだよ。腹立っちまってな…」

スライムの嫁「そりゃ、世界平和のために決まっているわ」

サキ「私は…今はそれより、先に行きましょう」

魔界へと来た6人…魔界は今まで通りの姿でそこにある。
唯一違うのはかつて魔王城が存在していた友情教拠点ビル。

魔界編恒例:魔力を帯びた服で魔族と偽ろう

必要なのは聖竜、イナ、テイマーA、スライムの嫁、そして身分を偽る必要のあるサキ。
相変わらず水浴びをしている魔族の男女から魔の装備を盗みそれを着たが、一体どんなの?

安価↓ イナの
安価↓↓ サキの
他は魔の鎧とか衣で

イナ「またこんなの着ることになるなんて…」

サキ「…ま、まあ…こんなの着るなんて…私だとはだれも思わなくなる…かも。一応髪型もかえとこ…うう、恥ずかしい!」

テイマーA「来てよかった」

スライムの嫁「つまんないわねー早くいきましょーよ」

聖竜「うん、早くいこう」

ドラキチ「しぎぎー!」

イナ「う…」ジュンジュンジュン

サキ「どうしたの? …ん」ジンジンジン

テイマーA「ん?」

イナ「あ…あぁぁ…あぅv」

サキ「あはぁ…やだあ…こんなの着てるから…vv」

テイマーA「おおおおおおお!?」

テクテク

聖竜「どうしたの? 早くいこうよ」トコトコ

ドラキチ「しぎー!」パサパサ

テイマーA「なんて幸運だろうか」

イナ「あ、あん」クチュ…

テイマーA「うおっ!! すげえ! 手を脚の間に!」

イナ「み、見ないで! つ、ついつい…しかたないじゃないっ!!」

サキ「あ…はあっvv」タップンタップン

スライムの嫁「だらしないわねえ…」

サキ「何も言わないで…」ハァハァ

聖竜「なんなのかわかんないけど…3つの道のどこから行こうか?」

安価↓で選ぶ

1 荒野 変な一軒家があるらしい
2 森
3 鉄橋

荒野~~

ドラキチ「しぎぎぎー!」ガブッ!!!

超魔鴉「しゃが!」バタッ

テイマーA「バギ!」

超魔熊「がおおー!」

テイマーA「効かねえ!」

スライムの嫁「任せといて…マヒャド!!」コオオオオオ!!!

超魔熊「があああ…」

サキ「だ、だめ、倒せない…ああんだめえっ!」ジュンジュンジュン

イナ「あ、あはあっ!あはあっ!」クリュクリュ

聖竜「ホーリーウィンド!!」フォオオオオオッ!!

超魔熊「ぎゃ…お…お…」

ドラキチ「しぎー!」ガブガブガブ

超魔熊「が…」バタッ

テイマーA「勝ったはいいが…どうにかならないか二人のけしからんの。さすがに戦闘中までこれじゃな…」

イナ「あ、あう、ご、ごめ…あふvv」トローリ

サキ「すみません…すみません…あんあんvv」ジュクジュク

テイマーA「戦闘中以外なら良し」ビシッ

スライムの嫁「情けないわねえ…あら? あそこにあるのって、例の一軒家じゃない? 仕方ないからあそこで服を貸してもらいましょうよ」

聖竜「よくわかんない話だなあ」




ホゲ「くくく…来たな勇者の仲間達よ…」

一軒家の情報安価↓ そして、ホゲの仕掛けている罠を安価↓↓

スライムの嫁「こんにちは…どなたかいらっしゃいませんか?」

魔婆「おやおやいらっしゃい、こんなところに誰か尋ねてくるなんて珍しい」

テイマーA「なんか服とかあったら売ってくれないですかね?」

魔婆「? おー。そこの娘さんがたずいぶん薄着でさむかろうて。売るなどといわず、差し上げるよ」

イナ「あ、ありがと…ござます あんv」

サキ「あ、あふ…ぁvv」

ドラキチ「しぎぎー(それにしても本ばっかりだ)」

聖竜「魔婆さんは本が好きなんですね」

魔婆「そうじゃな…他の本好きと出会い、本と本を交換することで、何億の本をこの6000年の間に読んだもんじゃ」

聖竜「6000年!?」

魔婆「おお。ほれ、これなんか面白かったぞ。これをくれたのは…確か暗記狸とよばれとった」

聖竜「暗記狸…あれ? どっかで」

魔婆「ほれ、服を用意しとる間にお茶とケーキでもどうじゃ」カタ

ガチャン

テイマーA「お、そりゃどうも頂き…しょっぺえええええええええ」

ドラキチ「しぎょっ! しぎゃあああ!(めん、めんつゆだあああ!)」

聖竜「な、何これ…うえっぺ、ぺっ」

スライムの嫁「砂糖とお塩を間違えてるわ…このケーキ! うえー!」

サキ「やだ、こんなところにエッチな本…あううっ!エクスタシぃいいっ」

イナ「よ、余計なもの見つけないで…あうううぁああvvvv」


魔婆(通信)「一応上手くいきましたが…」

ホゲ(通信)「良し。作戦成功だ」

魔婆(通信)「成功でいいのですかい?」

どうにかこうにか、魔婆の持っていた闇の衣を着たイナとサキ。

サキ「ふう…もうこんなエッチなのすてちゃお」ポイ

ヒュルルル~~

テイマーA「うおおお風で衣がめくれ上がった」

サキ「ぎゃああああああああああああああああ」



二時間後、友情教本拠地に着いたが…何かが起こった!安価↓にて ストーリー破綻するようなのは無しね。

ドラキチ「し…しぎいいいいいいーーーーーーっ!!!!!」ギュン!!

ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

テイマーA「な、なんだあ!?」

イナ「凄い…飛んでいくわ!」

ギュオオオオ

聖竜「あ…れ?」

オオオオ…

スライムの嫁「行っちゃったわよ」

テイマーA「おいおいおい…」


魔兵達「怪しいやつらめ、なにをしている!」ガッチャガッチャガッチャ

サキ「ここは私が素性を明かすとまずいわ」ズルッ

サキ「きゃっ!」ズテン

魔兵達「ああっ!サキ様…いや、サキ!!」

テイマーA「ばれた」

魔兵達「殺せ殺せー!」ドタタタタ

イナ「ナイフエッジ・シャイン!!」スシャシャ

スライムの嫁「マヒャド!」カカカカカッ!!

魔兵達「うわああああああああ」

テイマーA「弱い」

サキ「最下級兵だもの…それより早く裏にでも回りましょう」

タッタッタ

裏口の門番はどんなやつ 安価↓
新キャラの場合は2~3行くらいで

テイマーA「よーし、いくぜ!あんな奴俺一人でも…」

チョン「どらあ!」ボケッ

テイマーA「ぐはおあ」

サキ「す、すごいパンチ力…!?」

イナ「ナイフエッジ・シャイン!」スシャシャシャシャッ

チョン「ぬほおおおおおおお!!」グワン!!

聖竜「気合でかき消した!?」

スライムの嫁「ただのザコのはずじゃ…」

チョン「くくく…皆で攻撃すれば怖くない…みんなで攻撃しなければ…誰よりも怖い! そして、ザコキャラの中には無敵キャラも存在する!!!」

スライムの嫁「アクションゲーム要素!?」

聖竜「じゃ、じゃあみんなで攻撃しよう!」

ドガバキドガバキ

チョン「ぬはあああああああああ!!」グワン

聖竜「うわわ…なんで!?」

チョン「お前ら、本当に今『皆』なのかな?」

サキ「あ…さっきドラキチ君が宇宙へ飛んで行ったわ…」

イナ「だからあいつが無敵なの!? どうするのよー!」

チョン「くくくくく…さあ、どうする? 降参したほうが良いぞ。そろそろ上級騎士団の皆様が駆けつけるはずだ」

サキ「く…っ」

聖竜「どうしよう」

テイマーA「逃げるか…わざと捕まるか…それともドラキチを信じて待つか…」

サキ「>>642にしましょう」

頑張ってドラキチ召還しようぜ

イナ「召喚術…というわけかしら」

サキ「ええ。私には妖術や魔術がつかえるから…それと、エルフや聖竜の力を組み合わせれば…」

チョン「何やってやがる」

テイマーA「みんな、こっちにこい。あいつ門番だから門から離れれば戦えないだろう」

聖竜「たしかに、身を隠そう」タタタ

チョン「お、おい…」

上級騎士団「門番、敵が来たのか」

チョン「はい。しかし、隠れてしまいました」

上級騎士団「草の根わけても探し出せー」タタタ

チョン「くそ、あいつらめ…」

サキ「さあ、行くわよ…」グゴオオオオ

イナ「で、でも、どうやって…」

サキ「私の構築した魔力分布図をみんなの頭に流し…そして、それぞれの念を込めたエネルギーを私の言うとおりに置きつないでいけば…」

聖竜「むずかしいけど…」

サキ「できるわ…できる…はああ…」

イナ「ん…む…」

サキ「最後にイナさん。叫んで!>>645と!」

あんたの股間は無精子症

イナ「そ…そんなこというわけ?」

サキ「わ、私だって今言ったんですから…あなたもおねがいします」

テイマーA「俺に向かって言うなよ」

イナ「わかってるわよ…ぐ…」

ドサドサドサ

スライムの嫁「!?」

聖竜「だ、だれ?」

魔物「あげる」

イナ「な、なによこれ…こんなやらしい水着貰ったって着たくないわよ!」

魔物「いいからいいから」

イナ「むか…っ」

サキ「はやく!敵が気づいたら…」

イナ「あんたの股間は無精子症!!!」

魔物「な、なんだと!」

上級騎士1「何だ今の声は…」ガサッ

聖竜「来たな…!ホーリーフレイム!!」ボワアッ!!

上級騎士たち「ぎゃあああああ」

ドラキチ「しぎぎぎぎーーーーー!!」バビューン!!

スライムの嫁「ドラキチも召還されたわ!」

サキ「良かった!成功よ!」

イナ「やったわ!これでチョンを倒せる!」

魔物「このエルフめ…!」バッ

イナ「キャノンボール・デス!」ボムッ!!

魔物「ぐふあっ!」バタッ

テイマーA「よし、再度裏門に向かうぞ!」

タッタッタ

裏門~~

チョン「げ、げげっお前等…」

イナ「表情でわかる~? そうよ、みんなが揃ったってわけ!」

テイマーA「今度こそいくぞ!」

ドカバキドカボカボカボカガンゴンギン

チョン「くぺぺぺぺ…」バタッ

聖竜「皆で攻撃すれば恐くない、かあ」

サキ「どういう条件なのかしら」

スライムの嫁「行きましょ」

ギギイイイ…バタン

友情教拠点ビル・大広間~~

ドロロドロロオードー

テイマーA「怪しげな儀式が行なわれているぞ」コソコソ

スライムの嫁「ふうん…あれが教祖かしら?」

団長「ゼクル様の名のもとに友情を重んじよ」

信者達「ははーゼクルさまー」オードードー

サキ「虫唾が走るわ…!」ボッ

聖竜「あ、焦っちゃだめだよ!」

団長「そこ…見えてるぞ!!」バッ!!

今回ここまで。行進頻度が下がってスマン。ちょい忙しくて疲れてる。読んでくれてる人、レスくれたり、安価踏んでくれる人ありがとう。

サキの行動 安価↓

団長の行動 安価↓↓

ハプニング 安価↓↓↓ 

ストーリー破綻しない程度でプリーズ。

団長は鼻血ブー
鼻血の出すぎで倒れる

謎の宝玉がドラキチの体から離脱&手に入る。
まだ錆まみれで最初は「風化した石」と呼ばれるが、
特別な布で磨くと他の安価により、真の輝きと大いなる力が手に入る。
特別な布は今まで登場したキャラの誰かが持っている

>>657
GJ!!

だから
What is GJ in Japanese?
訳:GJは日本語でなんといいますか

ストーリー破綻したらスマソ
下安価↓書き直しで

>>660
>>657くらいじゃ破綻しないから安心して。でもハプニングって感じじゃあないかなとは思う。
GJとは 「good job」→「いい仕事」→「よくやった!」って感じ。
>>658にとってすごく気に入ったようだからそう言われたわけね

それより問題は>>656ぅ! それ行動やない、反応や!

別に怒ってるわけじゃないよー、再安価もしない。たぶん夜には再開する…かもしんないから、ついでに安価でキャラ募集

友情教の強豪戦士を3~4行程度でプリーズ 安価↓で ストーリー破綻する能力や設定は使わないよー

>>658ありがとう
名前:マルクス:♂:青髪でほおに切り傷
得意魔法 忘却術イグと隠密術サリ
迅剣ヘルシュトールを愛用し、会心の一撃が可能
必殺技は天空斬り

>>662はここの初心者さん?
文脈からして>>660>>657と同一っぽいけど…だとするなら安価の連続取得はマナー違反なので勘弁。違ったらすまん。

再開

サキ「ここであの水着に着替える…」ゴソゴソ

団長「な!?」

イナ「さ、サキちょっと…///」

サキ「え」

イナ「この場所で『着替える』から…一度…その…すっぽんぽん…」

サキ「…きゃああああああああああああああ」

団長「ぐあああああああああああ」ブーーーーッ

バタッ

アングル「団長! ちいっ!!」バシュッ!!!

聖竜「うわっ!」バッ

アングル「このハンカチで団長の鼻血を止めろ!」

教団員「はっ」ゴシゴシ

ドラキチ「しぎぎぎぎぎっ!?!?」ギワンギワン!!

ゴテッゴロンコロコロ…

テイマーA「なんだこの…錆びた…というより、『風化した石』は」

アングル「いけっマルクス!」

マルクス「おうっ!!」テッ!!

スライムの嫁「なによアンタは…マヒャド!!」

マルクス「はっ!!」ビッ!!!

スライムの嫁「なによ…えっなんでマヒャドがでな…いの…」グフッ

バタッ

テイマーA「は、速い…う!?」バタッ

マルクス「雑魚は消えていろ…」

イナ「なんだかすごいのが出てきた…!」

サキ「」orzorzorzorz

アングル「ザラキ―マ!!!」ギガガガガッ!!!

イナ「きゃあああっ!あぶなすぎ!!」

聖竜「ホーリーバリア!!」ゥオオオオオン

アングル「完全防御か…! だが!」バッ

聖竜「!?」

アングル「接近戦ならどうかな!?」ドスッ

聖竜「く…っ!」

教団員1「どうなったんだ?」

教団員2「アングル様が、隠し持った懐刀で聖竜の胸を素早く貫いたのだ」

教団員3「早業だ!」オオー

サキ「うう…恥ずかしすぎる死にたい」

イナ「言ってる場合じゃないわよおおっ!!」

聖竜「ぐ…ううっ」

アングル「今だ! レッグ・ストロム!」コカカカカカッ!!

聖竜「あ…脚が重い!!」

イナ「こっちも…なにこれ!?」

サキ「く…これはアングルのレッグ・ストロム…脚をものすごく重くする術で…見事にかかっちゃったわ!」

マルクス「大した敵ではありませんでしたな」

アングル「ああ。せいぜいお色気作戦程度だ。サキも落ちたものだな」

団長「」

サキ「悔しい…」

聖竜「まだ負けたわけじゃない…ホーリーウインド!!!」バオオオオオオッ!!!!

アングル「!」

マルクス「隠密術…サリ」フォン

聖竜「!?」

サキ「何…!?」

イナ「攻撃が透き通ったわ!」

聖竜「攻撃の完全な透過だなんて…そんな技を使うなんて…」

マルクス「貴様らが間抜けなのだよ…」

聖竜「なんだって…!」

アングル「殺す前に訊くが…お前らどうしてここに来た? 暗殺が目的か?」

イナ「違うわよ!平和のため…」

アングル「だったら戦うなよな…」

バサバサバサッ

アングル「!」

ドラキチ「しぎーーーーーーっ!!」ドガッ!!!

アングル「ぐはあ…っ!」

聖竜「ドラキチの体当たりだ!」

イナ「やったわ!足が動く!」

マルクス「ふん!」バッ

イナ「う!」

サキ「雷砲!!」ヴァアアアアアアッ!!!

マルクス「!!」バリリリリリリリリッ!!!!

教団員「な、なんて技だ」

サキ「私をなめないほうが…いいわよ! 火炎輪廻!」ボワンッ

マルクス「ぐうう…ぐうふう…」

サキ「これで終わりよ!」

マルクス「忘却術イグ!」

サキ「       」

サキ「…え?」

イナ「私たちは、貴方たちの指導者と話をしたいのよ! そうしたら急に襲ってくるから…」

団長「ふ…信じられんな。急に脱ぎだすハレンチ女など」

サキ「え? え?」キョロキョロ

イナ「そ、それはその…ドジっただけよ!」

アングル「残念だが…勇者の仲間を信じるほど俺達魔族はバカじゃない」

マルクス「右に同じ…死ね」

聖竜「戦うしかないよ…もうここまで来たらね」

サキ「? ? ?」

ドラキチ「しぎーっ!」ガジガジガジ

マルクス「な、なんだ!? ぐわっ!」ビリビリビリ

イナ「ドラキチナイス!!」

聖竜「このまま一気に決めよう!」

アングル「糞ドラキーが!!」シュババババッ!!!

ドラキチ「しぎっしぎっ」ヒョイヒョイ

聖竜「ホーリーフレイム!」ボワアアッ!!!

アングル「ぐああああ…っ!!」

イナ「やったわ! じゃああの麻痺ってるやつにとどめを…ナイフエッジ・シャイン!!」シュカカカカカッ!!

マルクス「ぬうううう…ぬおおおおおっ!!」グワッ!!

イナ「! 気合で麻痺を…かき消し…」

マルクス「天空斬りーーーーーっ!!!」ズバアアアアアアッ!!!!

イナ「きゃ…」

聖竜「あぶない!」バッ

ズバッ!!!!

聖竜「今だ…真オールカウンター!!!」ギュガアアアアアッ!!!!

マルクス「な…うあああああああああああああああっ!!!」ジュシャアアアア…

アングル「ま、マルクス…っ」

教団員達「マルクスさんがやられたあっ!」

アングル「ザオリ…」

聖竜「マホトーン!!」コオオッ!!

アングル「!!」

団長「な、なんということだ…」

アングル「おめえが一番なんてこっただよ!ぶっ倒れやがって!!!」

団長「ぐうう」

聖竜「さ…戦いを一度やめて、話し合いに入ろう。戦いが続きそうだったから止めたけど…マルクスは後で生き返らせればいいでしょ?」

アングル「ち…っ」

ナイト「そうはいかんな」ジャキッ

聖竜「お、お前は!!!」

イナ「あ、あああっ!!」

ナイト「聖竜よ…あの時は子供だったが成長した者だな」ククククク…

サキ「だれなのみんな? どこなのここは…」

聖竜「ホーリーフレイム!!」ボワアアアッ

ナイト「エンジェルライト!!」シュカアアッ

信者たち「すげえ」

サキ「? ? ?」

イナ「エンジェルライトがまぶしいわ…」

聖竜「こ、こいつはぼくに任せて…みんな、どうにか話し合いを」

イナ「できるわけないでしょー!!」

ナイト「エンジェルボム!」ボボボボムッ!!

イナ「きゃああっ!!」

サキ「な、なにするの…なにをするのよ!?」

ナイト「…? あの女、なにか…」

ドラキチ「しぎぎー!」ガブガブ

ナイト「うおっ! こいつただのドラキーではないな…はあっ!」ビシッ!

ドラキチ「しぎゃ!」

ドラキチ「しぎぎぎぎぎぎ…」ゴゴゴゴゴ

イナ「ドラキチが怒ってる…!?」

ドラキチ「しぎぎぎゃーーーーーーーーっ!!!」ガギュイイイインッ!!!!

ナイト「ぐあ…!!」

信者たち「牙を高質化・巨大化させての鋭い咬撃(こうげき)…!」

ナイト「雑魚があっ!!」ビシッ!!!

ドラキチ「しぎがっ!」ズジャアアアッ

聖竜「ドラキチ!!」

聖竜「このーーーっ!ホーリーウィンド! かがやくいき!」シュオオオオオオッ!!

ナイト「マテリアシールド!」ガキン!!

聖竜「な、なんだあ!?」

イナ「聖竜の吐いた攻撃が固形化されて落ちたわ!」

ナイト「この盾はあらゆる気体・流体を固形化する…そして!」

ビュオオオン!!!

聖竜「うわっ!」ガツン!!

ナイト「エネルギーの強さに比例し固くなり…自動で敵に飛んでゆくのだ!」

ビュンビュン!!

イナ「きゃああっ!」ガツンガツン!!!

聖竜「うわ…うあ!」ゴチン!!

ドラキチ「しぎー!」ヒュンヒュン

サキ「…?」キョトン

イナ「サキ逃げてーーーーっ!!」

ナイト「はああああああっ!!」ビュンビュンビュン

聖竜「はあ、はあ…ぐっ」

ナイト「死ねええええっ!!!」ダッ

聖竜「があああっ!!イオ!」ババババッ!!

ナイト「な!?足元に…!?」

イナ「床が砕けて…砂になって…ナイトの目に入ったわ!」

ナイト「目つぶしとは…しかし俺の足止めはできても固形エネルギーを回避することは…」

聖竜「そんなの砕けばいいんだ!」ドガッ!!!!

ナイト「!!!」

パリイインッ!

ナイト「バカが…弾丸となってまたお前を襲うぞ!」

聖竜「ホーリーウィンドで吹き飛ばしてお前に当てる!!」ビュオオオオオオオオオオッ!!!!

ナイト「な…なにっ!!」

シュシュシュシュッ!!

ナイト「打ち弾く!!!」カキキキキッ!!

イナ「ナイフエッジ・シャイン!!」シュピピピピッ!!!

ナイト「それも同様だ!」カキキッ!!

ドラキチ「しぎぎ!!」ガブギッ!!!

ナイト「噛みつくしか…能がないかっ!!」ガシッ

ドラキチ「ひいぎ!?(牙掴まれた)」

聖竜「うわあ、また破片が飛んでくる!!」

ドシュ

聖竜「あ…」

サキ「きゃっ!喉に…!」

ナイト「残念だったな…」

イナ「あっ!!」ドシュッ

サキ「足首から…ひどい出血…」

ドラキチ「し、しぎっしぎっ!」

ドラキチ「しぎいいいっ!!」ピイイイッ!!!

ナイト「!?」

イナ「あ、狂音波!」

ナイト「ぐ、うぐう」

サキ「!?」

ナイト「ぐふ…ぬうう…混乱などせん!」ガッ!!!

イナ「自分を殴って覚醒しちゃった…くっ」

ナイト「は、はあ、はあ…侵入者たちよ、生贄にでもなってもらおうか…」

信者たち「魔王教の差し金も終わりだな」

イナ「…私たちが…魔王教の差し金!?」

聖竜「ち、ちが…」

ナイト「ふ、そのまま…魔王教として死ね。戦士マルクスを殺してくれたことを感謝しよう。これで士気が上がる」ボソッ

サキ「え…!?」

イナ「く…あなたは…戦争のためにみんなの気持ちを利用して…」

ナイト「信仰心こそ最高の力となるのでね」

ドラキチ「しぎいいいいいいいいっ!!」シュバッ

ナイト「いいかげんにしろ!」バキッ!!

ドラキチ「しぎゃっ」バタッ

サキ「ひどい…!!」グググ

イナ「ああああああああっ!!! キャノンボール・デス!」ボムッ!!!

ナイト「ぐふぁ…っ!!」

イナ「はあ、はあ…許さない…戦争に勝つために大勢の人の心を操るなんて!」

ナイト「勘違いするな…私達は戦争に勝ちたいのではない」

イナ「え…っ?」

ナイト「死ねえええっ!!」シュバッ!!!

サキ「やめてええええええっ!!!」ボワアアアアアアアアアッ!!!!

ナイト「しま…サキが覚醒した!?」ボワアッ!!

ナイト「ぐああああああっ!!!」

イナ「さ、サキ…!?」

サキ「ひどすぎる…ひどすぎる!!」

ナイト「くっ!」

アングル「こりゃあ…」

団長「ぬううう…このままでは!」

サキ「はああああああああっ!!!!」

バシュンバシュンボボビボッ!!!

イナ「すごい攻撃…」

聖竜「やった…っ」

ナイト「ぐむうっ!!」

団長「ま、まずいぞ…」

アングル「サキは怒ると100万都市を壊滅させられる!」

信者たち「うわあ、うわあ」

ナイト「安心しろ…こやつ、どうやら本当ではないらしい」

アングル「あぁん?」

サキ「がああああああああああああああああっ!!」

ナイト「エンジェルウィンド!!!魔法力の流れを変える!!」ボシュウッ!

ボボボボボムッ!!!!

サキ「」ドタン!!

団長「なにっ?」

ナイト「ふふ…俺の能力を知っていたはずだというのに…魔法技ばかりで攻撃するとはな。ふははははは!!」

聖竜「そうか…魔法の力を…よし!」

ナイト「ん? まだやるのか聖竜」

聖竜「ジゴスパーク!!!」ジガガガガガッ!!!!!

ナイト「ふ、エンジェルウインド!!」

聖竜「よし、真・オールカウンターで…でっ!?」

ガガガガガガッ!!!!

イナ「きゃああああああああああ」

ドラキチ「しぎいいいいいいいいいいいい」

サキ&テイマーA&スライムの嫁「」ビグンビグンッ

聖竜「あ、あああああ…」


ナイト「跳ね返されるとわかっている…それなのに撃った。ならば何かあるに決まっておろう」

団長「確かに…ダメージを跳ね返す技があったからな」

ナイト「なるほど」

聖竜「う…うわあああああああああっ!!!」

ナイト「さあ…とどめとするか」

聖竜「みんな…ごめん」

ドガガガガッ!!!!

ナイト「!?」

魔界大三町の魔族たち(>>169あたりを参照)「うおおおっ!インランちゃんをやりやがってこのーーーっ!!」

他の信者たち「お、お前ら何を!」

聖竜「!? な、なに!?」

ナイト「や、やめろ!」

信者たち「おい、やめさせろ!ナイト様を攻撃するなんて…」

第三町の魔族たち「インランちゃんをおおおおっ!!」

ナイト「よ、よせっ!」

聖竜「そうだ…ついに闇の技を使う時が来た! 魔族たちなら耐性がある、でもナイトは天使だ!くらえ…ダークインフェルノ!!」ドヴォオオオオオオオオオゥ!!!!

ナイト「な…ぐあああああああああっ!!!」

全信者「?」

ナイト「ぐ、ふう…がはあ、きさまら …ぐうふっ」

団長「まずくないか、今度こそ」

聖竜「は、はあ、はあ、はあ」

ナイト「く…お前らが邪魔をしたせいだ!」ドシュッ!!!

第三町の魔族たち「うぎゃああっ!!」バタバタ

信者たち「な、なんてことを! 逆らったとはいえ同じ友情教の…」

ナイト「下らん…な、なにが友情教だ…っ!」

信者たち「な、なんだと!!!ゼクル様を冒涜するかーーっ!!」ドドドドドド!!!!

ナイト「し…しま…っ!!」

団長「まずいぞ!」

アングル「逃げろ!」

団長「リレミト!!」ボムッ

聖竜「ま、待て…っ!」

ナイト「くそっ、俺だけおいて逃げたか…っ!」

信者たち「あいつを殺せ!うおおおおっ!!」

ガガガガガッ!!!

信者たち「うわあ地面から槍が!!」「ぐえっ!」「あぶねっ!」

聖竜「!?」

ヴァユー!

ホゲ「ナイト様、こちらへ!」

ナイト「おおっ!」

ホゲ「ルーラ!!」ヴァユー!



聖竜「に、逃げられた…っ」

~~~

信者たち「いでえ…」「いたいよー」「誰か妻を助けてくれ…」

聖竜「はあ、はあ…ぐっ」

サキ「…うう」フラフラ

聖竜「サキ、大丈夫?」

サキ「そっちこそ…はあはあ、どうやら…マルクスの技で記憶を一時的に失っていたのね。安心して、すぐに回復魔法でみんなを治すわ…治癒の風」パワワワワ

信者たち「た、たすかった?」「気持ちいい…」「ふう」

イナ「…どうなったの?」

聖竜「かくかくしかじか」

イナ「…そう。逃げられちゃったかあ…」

テイマーA「くそっ」

スライムの嫁「自分が情けないわ…何もできなかったなんて」

グラグラグラ…

聖竜「城…いやビルが崩れる!!」

ゴゴゴゴゴッ

イナ「あぶないわ!早く逃げなきゃ!」

ゴゴゴゴオ

信者たち「うわア崩れ始めた!」

サキ「結界魔法…浮遊!」ヴォウッ

テイマーA「おお!?」

サキ「周囲の物を…ビルの周囲の重力をなくしていくから、それまで何とか身を守って!」

スライムの嫁「なんとかって…」

信者たち「うわあああっ!」「ひゃあああっ!!」

サキ「冷静になってーーー!!」

グラグラグラ…!!!

信者たち「ひゃああああああーーーーーーーーーーー!!!」

~~~~~~

テイマーA「なんとか人的被害はなかったな」

スライムの嫁「ええ」

信者たち「ふうへえ」

チョン「…団長たちが逃げるなんて…俺達をおいて」

上級騎士たち「くそっ、魔王がいなくなったと思ったら今度は…くそぉ」ググッ

聖竜「…みんな、信じていたものに裏切られたんだね」

イナ「ええ…このままじゃ自暴自棄になるか無気力になるわ」

サキ「…どうにかしないと…そうだわ。まず、みんなにお料理を作りましょうよ」

スライムの嫁「いいわね。おなかを満たせば気持ちも満ちるし、美味しければなおの事よ!」

テイマーA「ビルに残ってた食料とか使おうぜ」

聖竜「火はまかせて」ボー

ワイワイガヤガヤ

信者たち「? なんだろ」

サキ「こうして、みんながおいしい料理で少しは元気になってくれました」

その頃…

1大勇者 エル スラミン マルア ムーマ ノクラス 魔王教へ戦争を止めに行ってる
2アット クロ ロッカ ゼクル レミリアンス ストライク 戦地へ調査・救助に行ってる

どっち視点? 安価↓ 
安価↓2~4までで、次行く場所での「軽い」新キャラ募集。次書くとき埋まってなかったらそのまま書くかも。
初心者のために一応言うと、一人が複数安価踏むのはマナー違反。ただしローカルルールによりチート安価は別。

名前:ミーシェ
特徴:戦場で情報収集する元魔兵の少女。素直だが腐女子。
情報収集が得意でルーラ・テレパシー・隠密魔法を使う。

戦場~~

ドドドドムッッ!!!!!

魔王教兵士「やれー殺せー」ドムドム

友情教兵士「友のために敵を殺せー」バギュンバギュン

ワーワーワー

崖の上~~

クロ「おーやってるやってる」

アット「お前、面白がってるんじゃねえよ」

ロッカ「ね、ねえ、クロは…その…年下好き?」

ゼクル「よ、よせロッカ。今は…そんな場合じゃない」

レミリアンス「町とかも被害に遭っているようね…」

ストライク「あきらかに兵士でない人の死体も転がっているわ…ひどい。友情教が余計に悪く感じるわ」

クロ「やってること同じなのに名前とかのせいで余計に悪く感じるのな」

ゼクル「む…見ろ。あの岩陰、数人の男女が隠れているぞ」

アット「戦況を見ている…どうにかこの戦場から逃げようとしているんじゃねえか?」

タッ

レミリアンス「走り出したわ!」

タタタタタッ

魔王教兵士1「なんだあいつらは!」

魔王教兵士2「友情教のやつらだ撃てえ!」

魔王教魔術師「イオグランデ!!!」

クロ「よーしっ!!」ギュオンッ!!!

アット「あの移動術か!」

男女「うわあああああ…!!」

ガシッ

男女「!?」

ササッ

魔王教兵士1「き、消えた!?」

クロ「あん!?」

ロッカ「クロが助けようとしたら誰か別の人が助けちゃったよ!?」

ゼクル「クロだけ置いてけぼりになった状態か…」

魔王教兵士1・2「今度は男が現れたぞ!」

魔王教魔術師「メラガイア…」

クロ「おーらっ!」スパッ

魔王教魔術師「ぐへっ」バタッ

魔王教兵士1「な、なななな」

クロ「そりゃっ」スパッ

魔王教兵士1「あさう」バタッ

魔王教兵士2「くそーーーっ!」ダダダッ

クロ「アルゼンチンバックブリーカー」ベキベキベキ

魔王教兵士2「ぎゃああああああああ」

クロ「ふー楽しいなやっぱ」

ミーシャ「あなたもあの人たちを助けようとしてたのね? みてたわ」

クロ「あん?」

ミーシャ「私はミーシャ。安心して、さっきの人たちは私のルーラで別の場所へ送ったわ…って」

ミーシャ、クロに対する反応を安価↓

ミーシャ「…」

クロ「?」

ミーシャ「この男に嫌がらせをされる…私が怒っても周りのみんなは私だけを非難し、この男を擁護する…私はその空気を打ち消すため我慢に我慢を重ね、自分らしさを失わずに嫌がらせに耐え続け…ついに爆発…そしてそれを再度非難した周りのみんなを裏切り者と罵り…」ブツブツブツ

クロ「なんだこいつ」

ヒルルルルル

クロ「あ、砲弾」

スパッボムッ

ミーシャ「…えっすごい」

クロ「わけわかんねえこと言ってないでやることやれ」タタタッ

ミーシャ「なんなのよあの男は…!」

え、えーと、新キャラのミーシャと>>699のミーシェは別人げふんげふんスマン間違えた。いっそほんとに別キャラにすることに決定

ミーシェ「ふんふん…この辺の兵力は魔王教4友情教6…一般市民は無しと…」カリカリカリ

クロ「なんだおまえ、また」タタタ

ミーシェ「? どちらさま?」

クロ「あん? だってさっき…いや、他人の空似か」

ミーシェ「あ…たぶんそれ双子の妹のミーシャだわ。私はミーシェ。戦場の調査をしてるの」

クロ「へー…」

ミーシェ「気の無い返事をしないでよね。で、あなたは?」

クロ「俺はクロ。剣持って戦うのが好きで世界中を旅してるんだ」ニコ

ミーシェ「軽いわね…そんな気持ちで戦場にこないでくれる?」イラッ

クロ「…あ、今は戦場の調査と非戦闘員の救助に来たんだったっけ」

ミーシェ「大事なこと忘れないでよね…あなたみたいな人、好きじゃないわ」

クロ「あーそ。まあいいや、ロッカちゃんたちのとこもどろっと」タッタッタ

ミーシェ「なんなのよあの男は」

その頃ゼクル達の前に何かが起こった なんだ? 安価↓

ワーワーワーワ

友情教兵団「撃て撃てー友とゼクル様のためにー!」バシュバシュ

魔王教兵団「殺せー!魔王様を裏切った悪軍を殺せー!」ビリュビリュ

ゼクル「く…っ! なんてやつらだ!」

レミリアンス「”ゼクル様”がここにいるって知ったらなんていうのかしら?」

ストライク「おそらくなんとも思わずに攻撃を続けるでしょうね…”ゼクル様”は彼らの心の中の存在だから」

アット「それより、どうやってこの状況看破するんだよ!このままだと、あいつらの攻撃に挟まれて殺されちまう!」

ロッカ「伝説の剣持って来ればよかったのに…」

ストライク「アットさんを責めることじゃないでしょ! こうなったら闘竜魔の力で一気に…!」

友情教兵士「!?」

ストライク「竜魔波!!!」グヲアアアアアアアアッ!!!

友情教兵団「うわあなんだあ!?」

魔王教兵団「どうした!? 急に敵の動きが止まったぞ!」

友情教兵団「くそっ、戦力12%低下!」

ストライク「全然倒せてない…」

友情教兵団「魔王教…邪悪神の軍隊め! 数は減ったが我々の絆を壊せると思うな!!」

友情教魔法隊長「私に任せなさい」バッ

友情教兵団「おお!魔法隊長殿!」

友情教魔法隊長「皆のMPを私に貸してくれ…はああああああ」

ゼクル「ま、まさか…みんなあぶないぞ! 伏せろ!!」

友情教魔法隊長「ミナデイン!!!」ギダアアアアアアアアアッ!!!


魔王教兵団「うわああああっ!!!」ヂュドオオオオッ!!!

魔王教兵団(一部)「マホカンタ効果の装備で…っ!」ガガッ!

友情教魔法隊長「ぬうううう…っ!!」

アット「互角の勝負だが…このままじゃ危なすぎるぞ!」

ゼクル「早くこの場からされればよいのだが…」

ストライク「クロが遅いから! 何やってるのよ!」

ロッカ「クロの悪口いうなー!」ベシッ

ストライク「あいたっ!」

レミリアンス「やってる場合じゃないでしょ!」

ゼクル「む…なんだ!? この穴は!!」

なんだこの穴は安価↓

レミリアンス「どこかってどこ!?」

ストライク「と、とにかく一度行かないと!」ピョーン

パワワワワワ…

ズシン

アット「いてて、ど、どこだここは?」

ミーシャ「今度は何よもう…」

ゼクル「お前は?」

ミーシャ「大勢…やっぱり新参者は苦労するでしょうね…なかでも、私に何かを教えてくれる人が皿を割ったとして、その片付けの道具を取りに行っている間に偶然私がその部屋に…。そこに、さらに別の人が現れて、私のせいだと言って責め立て…やっと道具を持ってきたころには私と他の人達の間には大きな亀裂が…」ブツブツ

レミリアンス「…?」

ロッカ「ばか?」

ストライク「仲間になりたいのかも」

ミーシャ「うっ! うるさーい!ルーラ!」バビューン!

ストライク「行っちゃった」

ロッカ「なんなのー?」

ゼクル「それより、ここもまだ戦場のようだな。む…あれをみろ。子供が倒れている!」

子供「お父さんお母さんどこぉ…」シクシク

レミリアンス「大丈夫、ぼく」

子供「ううっ、お父さんとお母さんがいきなりいなくなっちゃったぁ」グスン

ストライク「…」

アット「怪我もしてるな…薬草つかえ」パワワ

ロッカ「おかーさんとおとーさん…ねえ、さがしてあげよ?」

ゼクル「…それは戦いが終わった後にすべきだろう。今は調査と救助に来ているのだから」

ロッカ「えーーーっ!?」

ゼクル「まず、この子供をレミリアンスとストライクで安全な場所へ連れて行ってくれ」

レミリアンス「わ、わかったわ」

ロッカ「ぶー」

ゼクル「…彼の両親がどこへ行ったか分からんのだ。生きているのなら、我々がすべての非戦闘員を探す過程で必ず出会えるはずなのだ」

ロッカ「…」

ゼクル「わかってくれたか」

ロッカ「…はーい」

ゼクル「行くぞ」

ロッカ「はーい…クロだいじょーぶかなあ…」

アット「よしと、じゃあまずは高台にあがるとするか…」

タッタッタ

高台~~

アット「こっから見渡せば大体わかるだろ…」

ゼクル「近いところから助けていくとするか」

ロッカ「クロどこ? クロどこ?」キョロキョロ

ゼクル「全く…む? あれはクロではないか?」

ロッカ「ホント!? …ちがうよ、似てるけど…アホみたいな顔してるよ」

アット「口悪いな…教育どうなってんだ」

ゼクル「」

ゼクル「…それより、彼は何者だ? 兵士なのか?」

アット「あ、20人くらいで逃げようとしてる奴らがいるぞ!」

ゼクル「…む? なんだ? このあたりの地盤に魔法陣の波動を感じるぞ」

ロッカ「いろいろあるねー」

なにをする? 安価↓
1 クロに似た男に会いに行く 2 20人くらいの人々を助ける 3 魔法陣の波動を調べる

タッタッタ

クレ「ん?」

ロッカ「やっぱクロじゃないー」

ゼクル「それはわかっている事だろう」

クレ「なんだいあんた達」

アット「お前こそ、俺らの仲間に良く似ているし、兵士って感じでも無い。なんでこんなところにいるんだよ」

クレ「んー、まあ暇つぶし? 命いらないってやつらがたくさんいるから、こいつをためしにね」ジャキン

アット「その剣は…」

クレ「刀と言ってくれよ。>>725っていうんだ」

アット「で…伝説の剣!!」

*剣の名前に関しては>>1を参照! あと、その剣の能力についても言及プリーズ

剣の名前:政剣ハタブコウチャ
能力:複数の金属で出来ており、剣を装備することによってその者の腕力・耐久力を大幅にUPする。
その他の効果は書物には載っておらず一切不明。

なんか政剣の名に似合わない効果だな
「対剣イグナトル」に改名したい
(でもルール上これは禁句なんだな
ごめんなさい)

↑↑↑↑あちゃ~反映したか
>>732の者だが別で剣を作るんじゃなしに
ただ「政剣ハタブコウチャ」
       ↓
  「対剣イグナトル」
に変えたかったんだ。
でももう遅いし、さっさと「対剣イグナトル」
効果↓安価

ここで優しい作者が安価募集

対剣イグナトルの効果を安価↓で募集、あと伝説の剣であるかどうかも安価↓↓で

ちなみに、いまだ登場していない伝説の剣はあと2本、イグナトルが伝説の剣だとすれば後一本と言う事になるよー

アット「むぐうう…な、なあ。無茶な願いとは思うが、その剣を譲ってくれないか? 金だったらなんとかするし、できる限りのことをする!」

クレ「んー? どっしよかな」

アット(割と軽いな…)

ロッカ「もーいーじゃん他いこー」タッタラター♪

ゼクル「伝説の剣の事はこの際後にすべきだ。今は人々を助けるのが先だろう」

アット「そ、そうだな。やってる場合じゃない。なあクレ、後で話をしたいから、地図のこの場所を訪ねてくれないか」

クレ「ん…いーけど、いい感じの女子っている? そこ」

アット「は?」

ゼクル「いいかんじ…なんだ?」

ロッカ「女子いるよーここに」チョイチョイ

クレ「女子っつってもな」

ロッカ「」ブッチーン!!!

ドカスカボカスカ

クレ「あたたあたったなんだなんだ」

アット「そ、そりゃまあ…」

ロッカ「死ねこらーーー」

クレ「ちっ! 束当身(つかあてみ)!」ボクッ

ロッカ「あたっ! こ、このおおお!」ボカスカ

クレ「うわ、強いのかよ」

ゼクル「こんなところで戦っている場合か…っ!! バカ者!!」

ロッカ「う、はーい」シブシブ

ワーワーワーワー

アット「げ、両軍の…小隊がこっちに来るぞ!」


友情小隊「戦いの波動を感じたぞ戦えー」

魔王小隊「殺意の波動を感じたぞ殺せー」


アット「殺意ってロッカか」

ゼクル「だがどちらも少人数…戦って倒せぬ敵ではない!」

アット「おいおい、援軍きたらヤバいって」

クレ「ふう…めんどいな。でも見てみろよ。友情軍に一人女子がいるが、なかなかの露出度だぜ?」ジロリ

友情小隊長♀「やつらを倒せ!」バッ

クレ「んーハイレグから見える筋肉の筋が…」

友情小隊長♀「ぅ!?」ビクビクッ

魔王小隊長♂「なんだあいつらは…友情軍の仲間の遊撃隊か傭兵か? なんにせよ殺せ!」ボリュウウッ!!

ゼクル「ち…っダークサイドブラッシュ!」ズバアアアアアアアアッ!!!

魔王小隊「ぐあああああああああ」

魔王小隊長♂「くそ…よくも部下たちを! 我が槍撃で果てよ!」バッ!!

ゼクル「ドリルハンド!」ギュイイイイイ!!

ガキンガキンガキン!!!

アット「おお!」

ゼクル「ドリルミサイル!」バシュンボシュンドガン!

魔王小隊長♂「ぐふっ!」ドザッ

ロッカ「ゼクル様ってかドリルつよーい!」

ゼクル「おまえな」

友情小隊長♀「ほほう…お主やるな…しかも名前が我が神と同じゼクルとな…所属は?」

クレ「いやーいいおっぱいですね」

友情小隊長♀「」ベシン!

クレ「あいたたたた」

ゼクル「我々は…戦地に巻き込まれた非戦闘員を助ける活動をしている」

友情小隊長♀「ほほう、それは関心。我々も世界を友情で救うために戦っているのだが、それに巻き込まれてしまう人々や生き物にまで気を配っている余裕がないのだ。だから、おぬしらのような者達はありがたい存在だ」

アット「なんだそのエセ正義は…」ボソッ

クレ「なんだそのエロボイスは…」ボソッ

友情小隊長♀「いい加減にしろ切り捨てるぞ!」ズバッ!!

ガキン!!

クレ「おっととと、命の危機には立ち向かわないと」

ロッカ「わーすごい止めちゃった」

友情小隊長♀「ぬ、ぬうう…」

友情小隊「すごい」

ゼクル「…さて、そろそろ次へ行かないかアット。20人ばかりの人々を助けたほうが良かったな」

アット「そ、そうだな」

タッタッタ

アット「この辺にその人々がいたと思うが…」

ロッカ「いないねー、死んだんじゃない?」

ゼクル「ストレートでマイナスな表現はよせ…流石に今から彼らを探すのは不可能かもな…」

ドシャン!!!

アット「お、落とし穴!?」

ゼクル「バカな!」

ロッカ「いったー!!」

ミーシャ「かかった!」

ミーシェ「ごめんねー」

アット「あ、お前…」

ミーシャ「あ、あんた達は」

ゼクル「なぜ落とし穴を?そしてなぜ落とし穴の中にいる?」

ミーシェ「巻き込まれただけの人々を助けるために、落とし穴掘ったの。兵士たちだったらこのバスター砲でやっつけてたけどね」ジャッキーン

ロッカ「わーかっこい」

ミーシャ「で、助けた人たちをこの横穴から逃がすのよ、安全なところにね」

アット「安全?」

ミーシェ「最近できたっていう地下都市とつないだのよ」

アット「お、俺達のところにか…」

ゼクル「はは…」

ロッカ「でさー、どうすんのこれから。魔法陣の波動ってのは?」

ミーシャ「あー、それ多分ミーシェのBL探知魔法だわたぶん」

ミーシェ「余計なこと言うなっ!」ベシッ

ミーシャ「げっ!!」

その頃~~

レミリアンス「さ、ここまで戦場から離れれば大丈夫でしょう」

ストライク「あれから何度か非戦闘員を助け…15人くらいになりました」

レミリアンス「ライク? どしたの今の説明口調」

ストライク「ま、まあまあ…それより、みなさん。できれば、この地図の場所に行ってください」

人々「わ、わかりました…ありがとう」ザッザッザ…

ストライク「はたして無事に地下都市に行けるかどうか…あら?」

キラン

レミリアンス「対剣イグナトル…前に武器庫の資料で読んだことがあるわ。闇の力を浄化する光の剣だとか」

ストライク「そんなものがなんでこんなところに?」

レミリアンス「戦争屋さんが落としたんじゃない?」

ヒルルルルルルル

レミリアンス「?」

ズドン!!!!

ストライク「く、クロが降ってきた!!」

クロ「おう、お前ら無事だったか」

ストライク「え、ええ…ああびっくりした」

クロ「ロッカちゃんたち知らないか?」

レミリアンス「さあ…別れたからわかんないわ」

クロ「そっか…ん?」

クロが見たものとは? 安価↓

ドラゴンLv49(以下、ドラゴン49)「がりゅるるるるるるるる!!!!」ドギャゲッ!!!

クロ「うおっなんだ!?」

レミリアンス「いきなり超強いのが…っ!てやっ!!」ガキン!!

ドラゴン49「?」チョンチョン

ストライク「そんな…全く効いていないなんて…っ」

クロ「おっしゃ!」ザンッ!

ドラゴン49「ぎゃるっ!」

ストライク「ドラゴンになら闘竜魔で…てやーーーーーーーっ!!」バッ!!

ドラゴン49「ぎゃるっ!!」

ストライク「効いた!」

ドラゴン49「ばおーーーーーーーーっ!!」ボオオッ

ストライク「ひ、ひのいき!?う…ぎゃあああああああああああああああっ!!!!」

クロ「見かけよりずっと強えってわけだ! おらっ!」シュバッ

ドラゴン49「ぎゃるるるるるうるるっ!!!」ガキンズバッ

クロ「っと! 弾かれた!」トトッ

ストライク「く、なんてやつ…もう、うごけない…っ?」

レミリアンス「ら、ライク! …そんな!」

ドラゴン49「あどどどどどどどどっ!!!!」ズドム!!!!!

グラグラグラ

クロ「尻尾で地面たたいて地震起こしやがった!!」

レミリアンス「動けない…っ!」

ストライク「で、でもクロがあの移動技で飛び上がった!!」

ドヒュン!!!

ドラゴン49「!?」

クロ「よーし!」シュパパパパパパパパパパ!!!!!

ドラゴン49「る、ぎゃ、るぎゃ!!」

バシン!!

クロ「いてててて…図太い尻尾喰らっちまった…でもよ!」ガブッ!

ドラゴン49「ぎゃど!!」

クロ「へへっ」

レミリアンス「よし。体が動くわ…こうなったら、対剣イグナトルを振るってみるしか!」シュバッ!!!

ドラゴン49「ぎゃるるる…」ニヤッ

ガキン!!!

レミリアンス「きゃあああああああああっ!!」

ストライク「レミリ!」

レミリアンス「爪くらっちゃったわ…ぐふっげほっ」ダラダラ

ストライク「ど、毒!?」

クロ「ちいっ!」

ドラゴン49「ぎゃるるるるww」

クロ「おっらあっ!」ズババッ

ドラゴン49「ぎゃごら!!」ガブッ!!

クロ「ぐ…あっ!」バタッ

ストライク「そ、そんなまさか…っ! どうしてこんな強い敵がこんなところに!!!」


ビューーーーーーーーーーーーン

ストライク「何か飛んでくる!?」

タッ

クレ「にーちゃんだいじょーぶかー?」

チート安価の
クレの装備に「インペリアル盾」が追加する
狐のレリーフで煌めき、何かと派手な装飾。
毒耐性が上がり、防御力が(加減は>>1さんが決める)上昇。
しかし、攻撃力共にスピードが三分の一に低下する。

クロ「おめーか」

クレ「おう」

ストライク「なに?」

ドラゴン49「がりゅううううう」ブンッ

クロ「毒持った爪だ!」

クレ「ならなんか手に入れたこのインペリアル盾を使えばいい毒耐性が」ガキンッ!!!

クロ「…おい」

クレ「普通のダメージはでかい…ぐえええ」

クロ「どあほ」

クレ「スマン」

ドラゴン49「ぎゅるるるるるるるる」ボワアアアアアアアアアアアアッ!!!!

ストライク「はげしいほのお!?」

クロ「ちいっ!」シュバッ!

ボシュウウウウウッ

クレ「変な形の剣で炎斬った!」

ドラゴン49「が…っ!!」

クロ「おーし!」ドカッ

ドラゴン49「が」

クロ「おーらららっ!!」ドカドカドカ

クレ「にーちゃんやるう!」タッ

クレ「瞬連斬!」ビッ!!!

スパパパパパパパッ!!!

ドラゴン49「が…りゅっ」

ストライク「すごい剣技…っ」

クレ「このまま一気に…」

ドラゴン49「こおーーーーーーーーーーっ!!」

クレ「かがやくいきだあああっ!!」

クロ「うおおおおおお…聖竜のよりすげえかもな…ぐっ!」

ドラゴン49「がりゅううららら…」

レミリアンス「はあ、はあ、はあ…ぐっげほっ」

クロ「ちっ、とりあえずこの剣で吸い取ったあいつのHPを分けるか」パワワワ

レミリアンス「あ、ありがと…」

ストライク「そういえばあなたの剣も伝説の剣だったわね…よし、私も…イグナトルと闘竜魔の…久々の二刀流を見せてあげるわ!」ジャキン!!

ドラゴン49「がりゅ…っ?」

ストライク「ダブルダッシュ!!」シュバッ!!!

ドラゴン49「がっ」

クレ「へー、かわいいし二刀流もつよいんだー」

ストライク「るさいナンパ師」

ドラゴン49「がりゅううううううっ!!!」

クロ「あん!?」

レミリアンス「すごい怒ってる…っ」

クレ「なんだかすごいパワーを感じるぞ。もしかして切り札とか奥の手とかそういうことやるんじゃ…」

ドラゴン49「がりゅるるるるるるるるる!!!!!」

ドラゴン49の使う技とは? 安価↓

クロ「うおおお…っ!?」

クレ「なんかとんでもない技喰らっちまった…」

レミリアンス「げほげほげほっ!!」

ストライク「なんてことなの…」

ドラゴン49「ぐるるるるう…ぐぐぐる」

クロ「体中がおかしくなっちまったじゃねえかよ…」

ドラゴン49「がるううううっ!!」ブンッ!!!

クロ「ぐぉっ」ドザアアッ

クレ「にーちゃん! ちっくしょお!」ズバッ!

ドラゴン49「ごおおおっ!」ボオオオオオ

クレ「うぎゃああああああああああああああああ」

ストライク「どうしようもないじゃない…冗談じゃないわよ!!!」

ドコーンドコーン

ドラゴン49「!?」

ストライク「何!? ドラゴンに砲撃が当たったわ!」

魔王教大隊「撃て撃て!」ドコーン!

友情教大隊「放てー!!」バババババ

クロ「なんだあ…?」

ストライク「得体のしれないモンスターの登場に両軍が驚いたのよ!」

ドラゴン49「ぐるるるる…がりゅるるうるるるるるる!!!!」シュオーーーーーーーーーーッ!!!

両軍大隊「うわあああああああああああっ!!」

魔王教大隊長「く…これは…わが師に伝え聞いた混沌の息では」

魔王教兵士「だるいー」

ドラゴン49「がりゅううううう…ぐるるるる」

クロ「へへ…強いなあお前は…」ザッ

ストライク「危険すぎるわ! もう逃げましょう!」

クロ「は」ベロリ

クレ「にーちゃん…」

ストライク「…せ、せめてイグナトルを使って。攻撃力と防御力が上がるわ」ヂャギッ

クロ「ん?まあ普通の形してるしゴルゴダソードより使いやすそうだな」チャッ

ドラゴン49「ぎゅるるうるう」

クロ「さ…もう一回だけ戦おうぜ」ニッ

クロ「うおらああああああっ!!」ズバッ!!!

ドラゴン49「ぐるっ」ヒョイッ

ストライク「攻撃力と防御力が上がってるはずだけど」

クレ「スピードが下がりすぎてダメだ!」

クロ「うおらあああっ!!」シュババババッ!!

ドラゴン49「がりゅうううっ!」ボワア!

クレ「だめだ! スピードがないから!」

クロ「ちいいいいい…っ!」

クレ「…て違う!ストライク!攻撃・防御が上がるのは俺のハタブランカじゃないか!」

ストライク「え? そうだっけ?」

レミリアンス「武器の名前違いません? たしかアルマナイドでしょ」

クレ「…あれ? あれ? あれ?」ハニャ

ドラゴン49「がるうううらああああっ!!」ドズッ!!

クロ「ぐあ…っ!」ドクドクドク

レミリアンス「もしかして頭まで悪くなってるのあたちたち…はっ!!」///

クレ「今の萌えだったGJ」

クロ「このやろおおっ!」シュバッバキドカッ

ドラゴン49「がりゅうう…るるるらああああ!!」ブンブンブンン

クロ「ぐ…がああ…っ!」

ドラゴン49「がりゅららららら!!!」ドギャギャギャギャッ!!!

クロ「うおおお…ぐあっ」パシッ

レミリアンス「イグナトルを手放しちゃった…終わりかも」

ヒュンヒュンヒュンヒュンドスッ

クロ「ぐ」

レミリアンス「あ、あ、あ、胸に刺さっちゃった!」

ストライク「く、クレ!じゃなくてクラ…あれ?」

クレ「間違うな…自分の父親だろ!? …あれ?」ハニャー

キュオオオオン…

クロ「あん? なんだ…?」

ドラゴン49「!」

クロ「体の変な感じが治った…? 傷やダメージはともかく」

ドラゴン49「が…ぐりゅ?」

ストライク「闇の力を消すとか消さないとか」

クロ「だからあいつの技の効果が解けたってわけか…よし!」

ストライク「そ、その状態じゃ無茶よ!」

クロ「いっくぞー!」タッタッタ!

ヒルルルルル

クレ「?」

パユン

クロ「な、なんだ!?」

クレ「にーちゃんの頭に何かが…なんだあのピンクの煙」

ドラゴン49「ぎゃるるう!?」

クロ「お? なんか怪我が治った」

ストライク「回復アイテムかしら? なんか味噌的な」ハニャー

クロ「うおおおし!」シュバッ!

ドラゴン49「ぎゃるるらら!!」ボワアアアアアア

クロ「よっと」スパパッ

ドラゴン49「が…っ!」ブンッ

クロ「っし!」ガシッ

クレ「毒爪を受け止めた!」

クロ「うおおおおおおっし!!!」ガシイイッ

ドラゴン「!!?」

グキキキキキキキ

クレ「脇固めした! あのデカいクビに!」ハニャ

レミリアンス「げほっぷうえっ、うげっげほっ」ゴホゴホ


ドラゴン49「が、がぎご…」

クロ「お前のパワーを逆用しての関節技だから…もう折れるぜっ!」ベキッ

ドラゴン49「ぎゃががああああああああああああ」

クロ「うおらあっ!!」スパッ

ドラゴン49「が…が」ボテッ

ストライク「く、首を斬った…終わりね」

クレ「の、呪い解けたらしい体が軽い」フー

魔王教大隊「な、なんか復活できたぞ」

友情教大隊「あのドラゴン、死んだみたいだな…よし、戦闘再開だ」

魔王教大隊「殺せ殺せー!」ドンドン

友情教大隊「わが友とゼクル様のために!」バヒュンバヒュン

ストライク「みんなまた戦いを始めたのね…」

クレ「それより、ベイビーの毒治さないと」

レミリアンス「だ、だれがベイビーよ!」ゲホゲホッ

クレ「あいよ、この盾には毒耐性があるからもってな」ホイ

レミリアンス「治った…あ、ありがと」

その頃ミーシェの地下道

ロッカ「なーにこれ?」

ミーシェ「あっそこは!」

ゼクル「食糧庫か…」

ミーシェ「あ、食糧庫ね…ふう」

ミーシャ「もしかして、同じようなBLグッズや同人のお部屋とか作ってる?」

ミーシェ「ぎく」

アット「それより、そろそろ地上に戻って救助活動しようぜ」

ミーシャ「そうねえ…でも、襲われているところを助けたけど、助けた相手が怖さで目を閉じていて、目を開いたときに一番最初にみた救助者を犯人と決め付けてしまうってケースがあるから気を付けないとね」

アット「お、おう」

そういうわけで再び地上へ上がったアット、ゼクル、ロッカ…

その周辺での戦況は? 安価↓で

ゼクル「この場所での戦闘は終わっているのか」

アット「おう…あるのは死体だけだ」

ロッカ「じゃークロのとこか戦いのとこにいこーよー」

アット「あ、ああ。そうだな。そういえば、レミリアンスとストライクはどこだろうな」

ゼクル「先も言ったとおり、今の時点で互いに何処にいるかわからん者を闇雲に探しても無駄だろう。自分達のやるべき事をやっていればおのずと合えるはずだ」

アット「そうだな。よし、また戦場を探してみるか。兵士達が何のために戦っているのか詳しく聞きたいことだしな」

ロッカ「うーんー、クロがいーなー」

夜・崖の上~~

ゼクル「野営キャンプをしているようだな…あれを見ろ。友情教の旗が立っている」

アット「あっちは魔王教の旗だ」

ロッカ「小っちゃい焚火もあるよ」

アット「ありゃあ普通の人達だな…ってか子供だらけじゃねえか。でも食い物は随分持ってるらしいな」

ゼクル「魔王教の部隊は筋骨隆々の男だらけ…友情教は女ばかりか…」

アット「そうか…よし、じゃあ…」

どこの野営地に行く? 1魔王教 2友情教 3子供たち 安価↓で
ついでにそのリーダーの軽いキャラ設定を安価↓↓で

タッタッタ

アット「おーい、お前たち助けに来てやったぞ」

ギロッ

子供たち「…」

アット「殺気立ってるな…この場所じゃ無理もないか」

子供たち「…」

ゼクル「君たち…とにかく一度安全な場所へとゆこう」

子供たち「…」

ダイヤ「殺す!」シュッ

ゼクル「!?」

ロッカ「わ!」

ガキン!!!

ダイヤ「失せろ魔族のクソ…!!」グググ

ゼクル「な、なんだ…どうした!」ギギッ

ロッカ「ゼクル様になにすんだー! 魔力ぱーんち!!」ズドギャン!

ダイヤ「ぐほっ!!」バタッ

子供たち「だ、ダイヤ! だいじょぶ!? よ、よくも…」

アット「よ、よせおい…こんなところで喧嘩したら軍隊が来るぞ!」

子供たち「ぎゃーぎゃーぎゃー」

アット「し、しずかにしろ危ないぞ!」

ダイヤ「こ、この…ぶっ殺してやる…魔族め!!」

子供たち「魔族は出てけ!魔族は消えろ!」ワーワー

アット「あのなあ…」

ゼクル「く…ここは一旦、アットだけに任せたほうがよさそうだ」

アット「そ、そうだな」

ロッカ「やだー! こいつ殺すー!」

アット「ろ、ロッカはゼクルと一緒にクロを探しに行ってくれ」

ロッカ「OK!!!!!!!!!!!!」タタター

ゼクル「ま、待てロッカ! お、おい」タッタッタ

アット「恋は盲目というか…単純というか」

ダイヤ「あんただけは人間のようだね…なんで魔族なんかと」

アット「ま、まあ幼馴染なもんでな。それより、なんでお前は魔族ってだけで襲い掛かったんだ?」

ダイヤ「それは…>>788

ここにいるやつらはみんな魔族に家族を殺されたんだよ。

アット「なるほどな…もっともはもっともだがばかばかしい理由だ」

ダイヤ「なんだと…お前」

アット「俺は幼馴染を人間に殺されたよ。俺は人間嫌いにならなきゃいけないのか?」

ダイヤ「…えっ」

アット「種族で相手を見るなんてなよしとけ。今どうして戦争が起きたかわかるか? 元は差別が原因だろうよ…」

ダイヤ「…」

子供たち「だ、ダイヤ! こんなおっさんの言うこと真に受けてる場合じゃないよ!」

ダイヤ「あ、ああそうだ。そうだそうだ。お、お前が魔族となかよくしたいならこのままここから消えろ! 俺達は俺達でやる!」

アット「…くっ。どうすりゃいいんだか…」

魔王教兵士ゴリ部隊「殺意の波動を感じたぞ…友情教だな!」ザッザッザ

アット「畜生、こんな時に全員魔族かよ!」

ゴリ部隊長「ぬおーーーっ!友情教の少年部隊か! 全員マッスルパワーで圧死させてくれる――――!」

ゴリ部隊「うおーーーーーーーーっ!!」

子供たち「うわあ変態魔族だ!」

ダイヤ「殺してやる!」シャッ

ゴリ部隊1「…げっ?」ストン

アット「一瞬で首をはねた…なんて奴だ!」

ゴリ部隊長「な…おのれおのれおのれーーーーっ!マッスル・グラウンド!!」ドムッ!グラグラグラ

アット「地震起こしやがった!うおお」

ダイヤ「ぐ…っ!」

ゴリ部隊「「「よくもゴリ部隊1を! 俺達も隊長に加勢だ! マッスル・パワー・ボム!」」」ボボボボム!!!

アット「うおおっ!」

子供たち「うあああ…っ!」バタバタバタ

ダイヤ「みんな!」

ゴリ部隊長「どうだ!!! 我が部下たちの秘技!筋力のエネルギーを爆発力に変動し放出するマッスル・パワー・ボム!」ハハハハハ

アット「てめえ!」ジャキッ!

ゴリ部隊長「ほほう、お前も剣士かーーーっ!」ダダダッ

ダイヤ「う…うおわあああああああああああああああっ!!!」ゴゴゴゴゴゴッ!!!

ゴリ部隊長「な、なんだあ!?」

ダイヤ「死ねええええええええええええええええええええええ!!!」シュラアアアアアアアアアアアアッ

ボタボタボタ

アット「一瞬で隊長以外を細切れに…なんて技だ」

ゴリ部隊長「は…はへ」チョロロロロロロロ

ダイヤ「あとはお前だ…」

ゴリ部隊長「ま…待ってくれえ! ゆるしてくれえ!」

アット「自分だけは助かろうってのか…ふう、つまんねえ奴だ。でもよダイヤ、待ってくれ。こいつに聞きたいことがある。」

ゴリ部隊長「こ、答えれば助けてくれるのか!?」

アット「…呆れたやつだな本当に…。まあいい、一体お前たち魔王教はなぜ戦う」

ゴリ部隊長「そ、それは、友情教を滅ぼし亡き魔王様の栄光を後世に伝えるためだ」

ダイヤ「うるさいっ!」ドスッ

ゴリ部隊長「げは」ガクッ

アット「お、おいおい…今のはひどすぎねえか」

ダイヤ「うるさい…うるさい…今すぐ消えろ…でないとお前も殺すぞ!!」

アット「これまでお前に何があったかは知らんがよ…ここで止めておかないとさすがにまずいな。ちょっと手荒にやらせてもらうぜ」

アット「ここで取り出しましたるは木剣ラグナロク。自由自在に形が変わる…っと」

ダイヤ「殺す…殺す…」

アット「そして剣巨大化(ジャイアントモーフソード!!!)」ボワン!!

ダイヤ「殺す!!!」

アット「うおらあああああああっ!!」ブンッ!!!

ダイヤ「しゃあああああああっ!!」シュララララッ!!!


ガキイイイッ!!!ガキッガキキキッガキリリリリッ!!!


アット「お前のは斬撃を次々飛ばす技…こっちは剣を枝分かれさせることで防がせてもらったぜ!」

ダイヤ「ちいっ!!」

アット「お次は…おらよっ!!」グリン

ダイヤ「!」ゴロン

アット「剣を伸ばして転ばせる…っと♪」

ダイヤ「ちくしょおおおおおおお!!」

ダイヤ「うらあああああああっ!!」ガキンガキンガキンガキン!

アット「どうしたどうした? 受け切れるぜ」ガキキンッ

ダイヤ「く、は、はあああっ!」ブンブンブンブン

アット「へへ、スピードも落ちてら」ヒョイヒョイヒョイヒョイ

ダイヤ「ぐ…ぐううううっ!しねえ!!」ブンブンブンブ…ン

アット「斬れねえぜ…見るべきものを見誤ったガキの剣なんかじゃ、なーんもな」

ダイヤ「ぐ…ぐぐっ!!」ドサッ

アット「…もう一回見るんだ。世の中をな。大きな間違いを犯す前に…」

ダイヤ「ううううう…」

ダイヤ「>>795

お前が父さんと母さんを殺したの知ってるんだぞ!!姉ちゃんもどこにいるのかわからない………。

アット「はあ? 何を言ってやがる急に…」

ダイヤ「この…このっ」

アット「だってさっき言っただろ?ここにいるやつらはみんな魔族に両親を殺されたって…いや、『こいつら』にはお前は入ってないな」

ダイヤ「…」

アット「それにしたって、さっきまでのお前の言動とまるっきり違っているじゃないか」

ダイヤ「…」

アット「お前の性格なら、真っ先に俺を殺しに来たはずだろ。一体どういうことなんだ」

ダイヤ「…」

アット「まさか口が滑ったとはいわねえだろうな? どういうことか説明しろ」

ダイヤ「くそっ!!>>797!!!」

本当に口が滑ったんだよ! 悪いかゴルァ!

アット「…」

ダイヤ「…」

アット「…」

アット「安全なところへとっとと逃げろ…その前にお前の仲間が生きてるか確認しとけ…」ザッザッザ…

ダイヤ「…………」

その頃、友情教兵士たち数名を叩き潰したゼクル達~~

ロッカ「クロークロー」

ゼクル「いい加減にしておけ…」

ロッカ「だってー」

ゼクル「どうなったのだお前は…」

友情教兵「なんなんだお前たちは…!」ボロボロ

ゼクル「ふん…話してもらおうか。お前たちが戦う理由を」

友情教兵「ふっ、知れたこと。ゼクル様が礎となった友情の為、友とならぬものを抹殺するのだ」

ロッカ「えー」

ゼクル「新たに友をつくろうという考えはないのか」

友情教兵「自ら友情教へ入らぬ者は友ではない」

ゼクル「…なんということだ。それを伝えたのは誰だ」

友情教兵「当然、団長様達教団幹部に決まっている!」

ロッカ「ふーん…」

ゼクル「こいつらは完全に洗脳されていると言っていいかもしれん…目がそう言っている」

時を戻して大勇者達…魔王教本部のある、のっとられた都市へと来ている。
ちなみにメンバーは大勇者 エル スラミン マルア ムーマ ノクラス

マルア「さーて、どうしようか…」

大勇者「まずはあのスセに会いに行きましょう」

マルア「あいつか…」

エル「戦いを止められるといいのですが…」

スラミン「ぴぎー」

ノクラス「ところでメイドのムーマちゃん、スカート長すぎない?」

ムーマ「う、うるさーい!…ですっ」

ノクラス「www」

ムーマ(団長の前でこんな屈辱!許さない!!)

教会へ向かう大勇者達…しかしそこに見えたのは誰?安価↓で。新キャラの場合は軽いキャラ設定

↑ 安価踏んでもらってありがとう。ただ、>>800に沿っていない部分は使いませんのでご了承ください

鉄砲鍛冶「魔王教ばんざーい…ってか」ケッ

大勇者「だれだろあれ」

ノクラス「ムーマ、上目づかいで確かめてこい」

ムーマ「」ギュー

ノクラス「いででででつねるな」

エル「あ、あのー…」

???「うおおおおおおおおおおおお」ヒルルルルルルルル

大勇者「ん!? 待って、だれか落ちてくる!」

スラミン「わー!」

タッ

大勇者「え?」

マルオ「ふー、ついたついた」

ルイーゾ「あんたが勇者…いや、大勇者だな」

大勇者「な、何者?」

しもうた…見間違えた。指摘あんがと。



大勇者「すみません、えっと…いきなり言われても…」

マルオ&ルイーゾ「…」フッ

エル「えっ消えた?」

ジャキン

ノクラス「!?」

大勇者「6人全員の目の前に銃口が向けられた!?」

鉄砲鍛冶「二人の男の姿は俺の幻覚弾によるものだ。あとはこの6連装ライフルで消えな」

大勇者「…うっ」

エル「…っ」

ノクラス「重力魔法・ベタム!!」グオッ

ズンッ!!

鉄砲鍛冶「な、なんだ!?」

ノクラス「ちょっと警戒が足りないんじゃないか!?」

ムーマ「今すぐ斬る! てやあっ!!」シュバッ

鉄砲鍛冶「マシンガンモード!」ガシャッ

ガガガガガガッ!!!

ムーマ「!?」ササッ

ノクラス「すげえ連射力だ!」

スラミン「じゅーだんきかないー」プユニョン

大勇者「スラミン、このまま体当たりを!」

スラミン「おーけー!」タタタタッ

鉄砲鍛冶「ブレットチェンジ・サンダー!」カシャッガガガガガ!!

スラミン「ぎゃ!」ジジジジッ

マルア「こんなところでこんな音立てて何考えてやがる!」

鉄砲鍛冶「今はお祈りの時間だ、だれも気づきゃしねえよ」ガガガガガッ!!!

マルア「レーザーセイバー!」ズバッ!

エル「ベキラマ!」ボヒュッ

鉄砲鍛冶「おっと!」ヒョイ

大勇者「ストーンアロー!」バシュッ

鉄砲鍛冶「ぬっ!」ガガガガガッ!!

大勇者「ストーンアローに電気属性は効かないみたいだな!」

鉄砲鍛冶「しま…」ドスッ

大勇者「俺達全員を相手にしたのが間違いだったね」

鉄砲鍛冶「畜生…ま、こんな仕事なら失敗大歓迎だがね…」

大勇者「仕事? 話を聞きたい…エル、薬草を渡してあげて」

エル「薬草どうぞ」

鉄砲鍛冶「ああすまん…暗殺の依頼がなかなか多いんだ」

エル「受けなければいいのに」

鉄砲鍛冶「なかなかそれも出来なくてね…俺がやらなきゃ、他の誰かが手を汚すだろ?」

マルア「だからってなあ…」

鉄砲鍛冶「すまんすまん。それより、お前たち教会にいくんだな?」

ノクラス「ああ。戦争を止めたいが、何かいい情報はないか?」

ムーマ「こんな男から情報を貰って大丈夫かしら」

鉄砲鍛冶「…よし、一つ良い事を教えてやる。>>810

秘密の地下通路だ

大勇者「秘密の地下通路…まさか地下都市の事じゃ」ボソッ

鉄砲鍛冶「? なんか言ったか?」

エル「い、いえ…ぜひ教えてください」

ムーマ「本当に大丈夫なの?」

ノクラス「こいつの言うことが嘘なら嘘で、今後に関係しうる。何を言うにしても役には立つはずだ」

鉄砲鍛冶「あの教会のボスであるスセが緊急時に逃げるために造られた通路だ。場所は…」

マルア「お、それっぽい情報だな…行ってみるか?」

大勇者「ええ」

秘密の地下通路~~

鉄砲鍛冶「ネズミモンスターとか多いが気をつけろよ」

スラミン「そんなの、スセはどうしてるのー?」

鉄砲鍛冶「モンスター除けのロザリオを持ってるとかって話だ」

エル「へえ…」

鉄砲鍛冶「それより、メイドちゃんなんて連れてきて大丈夫か?」

ムーマ「むぅぐっ」

ノクラス「大丈夫大丈夫。服が汚れたら下着ごと全部脱いじゃえば良いしww」

ムーマ「がううう!!」ガブ

ノクラス「あだああっ!!」

マルア「どっちもやめとけ…」

ゾワワッ

大勇者「…この気配」

エル「例のネズミモンスターでしょうか」

鉄砲鍛冶「そのようだな…ものすごい沢山の目が光っているじゃないかよ…」

スラミン「一気にやろー」

マルア「だめだ、騒ぎを気づかれるのもまずけりゃ、ここが崩れるのもまずい」

大勇者「すばやくしずかに、振動なしでやっつける方法は…」

鉄砲鍛冶「サイレンサー式小型銃だ」チャキッ

ピシュッピシュッピシュッ

大ネズミたち「ききゃっ」バタバタバタ

大勇者「」

エル「すごいけど…なんか…」オエッ

大ネズミたち「ききゃーーーーっ!!」ドドドドドドッ!!

大勇者「攻めてきた!」

マルア「レーザーセイバー!」ヴァヴァヴァヴァヴァ

大勇者「一気にやっつけるしか!スラミンはパワー型だから手を出さないでくれ!」ズバッ!!

スラミン「えーっ」

大ネズミ1「ぶっふぉおおおおお!」バサバサバサ

大勇者「ど、毒の粉!? 気を付けてみんな!」

マルア「ちっ!」

ムーマ「疾風迅雷突き!」ドスッ

大ネズミ2「ぎゃほ」バタッ

エル「ウインドカッター!」スパスパスパ

~~~~

大勇者「げほっ、げほっ。全員倒したが…毒が立ち込めてしまった」

鉄砲鍛冶「早くスセの部屋へ行こう」

ノクラス「あ、ああ」ゲホゲホ

エル「げほげほっ」

どうにか毒まみれの通路を乗り越えスセの部屋に着いた大勇者達…
そこにいたのは誰?

1スセだけ
2誰もいない
3スセじゃない誰か(新キャラの場合軽い設定を自由安価)
4スセと誰か(同上)

あ、安価↓で

通りすがりの剣豪(以下、剣豪)「なんだお前たちは」

スセ「ぬうっ!? だ、大勇者に…鉄砲鍛冶」

大勇者「おまえ…暗殺者に依頼するなんてな」

スセ「ほほ!? 何の話ですかな? 私はそんなことはしておりませんよ」

鉄砲鍛冶「あん?」

スセ「もしや、鉄砲鍛冶は私と大勇者様を争わせるために…」

スラミン「ぴぎっ!?!?」

マルア「よせスラミン! まだなにもわからん!」

ノクラス「どっちの言ってることが本当か…か」

大勇者「話し合いましょう」

スセ「その通り、平和的に話し合いで解決しましょう」

大勇者「ただ…俺がしたい話し合いは、この件についてではなく…戦争についてです」

スセ「む…ほほう」

剣豪「…」

安価あんがとー再開


大勇者「戦争はなぜ起こったのです?」

スセ「当然、魔王教の素晴らしさと友情教の間違いを正すための聖戦ですよ」

エル「魔界から追い出されたからと聞きましたが?」

スセ「それも確かにございました。しかし、教団員以外は友でないと断ずる悪の友情教に対し、魔王教は一切の差別を消し去ろうという真の正義。戦いになることは至極当然」

大勇者「――戦いを起こしたのはどちらですか?」

スセ「…始まりは一部の過激な信者同士の喧嘩とか」

エル「…」

マルア「嘘だろ…追い出された復讐のために、自らの領土を広げて戦いの準備をしてたら邪魔されたのが始まりだ」

スセ「…」

剣豪「ほほう」

ノクラス「なんだよそれ」

マルア「こいつらに殺された都市警備隊長が死の間際に言ってたのさ」

マルア「お前ら魔王教がしたいことは領土拡大をすることでこの世界での地位を高め、そして魔界と人間界…っていうのか? 二世界を手に入れやすくすることだ。信者が集えば実際兵士にもなるしな」

スセ「…ほっほ。そんなことはございませんよ。平和と差別のない世界の為です」

剣豪「あまり軽口は叩くべきでないな」ガタッ

マルア「わかりやすい奴め」チャキッ

鉄砲鍛冶「おいおい、ここでやりあったら他の兵士とかが来るぜ」

ムーマ「しかし、やるしかなさそうですよ」

大勇者「スセさん。なるべく平和的に解決したいのですが」

スセ「ふむ…私も本音では争いは好みません。しかし、戦争をやめるわけにも参りませぬ。あの友情教の奴らに下手にでては、何を言われるかわかりませぬからね」

大勇者「今頃、友情教へ行ったみんなはどうしているんだろうか…彼らはうまくやっているだろうか?」

スラミン「ぴぎー」

スセ「…しかし、やっとの思いで来てくださった勇者…いえ、大勇者殿を手ぶらで返すのも気が引けますな」

大勇者「えっ」

スセ「魔王饅頭をおみやげに差し上げましょう」

大勇者「ふ、ふざけるな!」ワー

マルア「お、おい」

スラミン「だめー」

スセ「うわっ! 急に怒鳴るとは! なんと野蛮な! 皆の者! 皆のもの!」

皆の者「わーわーわー」ドタドタ

剣豪「…」ジャキン

ノクラス「チッ、どうやら最初からそのつもりか」

エル「戦うしかないのでしょうか?」

大勇者「ルーラで逃げられないこともないけど…ここは戦おう。少し悪い考えだけど…一番の頭を叩いて、戦争を終わらせる引き金にするんだ!」バッ!!

大勇者「ギガスラッシュ!!!」ズギャアアアアアアッ!!!

皆の者「ステルス・ボヤージュ!」シュオオオン

エル「あっ! ギガスラッシュが透け…!?」

ノクラス「物質や攻撃を体が通り抜ける技ってわけだ!」


マルア「おらあああっ!!」ガキン!!

剣豪「はあっ!!」ギャキン!!

ガギギギギギギギギギ

マルア「やるな」

剣豪「貴様こそ」

ガキイイイイン


皆の者「うおおおおっ! たああああああっ!」グググググ

ノクラス「軍団魔法か!!」

スセ「いけえええっ!!」

皆の者「スーパーメラ!!」ボワッ!

チュボワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

大勇者達「うわあああああっ!! なんて強さ…」

エル「見た目は同じでもメラなんかと全然違いますよ!」

皆の者1「さらに…ダークソウルショット!」ボシュッ!!

大勇者「そんな技、こうだ! チート安価で剣の属性を光か闇にできるんだ!それを使って光属性を付加して…それっ!」ズバッ!

皆の者1「げっ!」

大勇者「くらえ…」カチッ

大勇者「!? 何か踏んだ」

スラミン「ぴぎ…えっ!?」

ボズウウウッ!!!

大勇者「ほ、炎の檻だ!?」

ノクラス「なんだと!? 閉じ込められちまった!」

ムーマ「なんてこと!」

エル「ウインドブレイク…だめです、壊せません!」

大勇者「ギガスラッシュ…くっ、だめだ!これは魔力で作った罠…だ!!」

鉄砲鍛冶「くそーーーっ!!」

スセ「これで残すはマルア一人!」

マルア「なにっ!? みんな大丈夫か!?」

剣豪「あまり気を取られてはいかんよ」ドスッ!

マルア「ぐはっ!!」

スセ「ほほほ…」

者「大変です教祖様!!」タタタ

スセ「どうした!?」

者「突如島が現れました! 場所は海上829ポイント…」

スセ「なんと…」

者「未知のエネルギーが存在しています!」

スセ「なるほど…よし、使者を送り込み調査させよ!!」

剣豪「終わったな」

マルア「くそ、なんて固い体してやがる…」ススス…ドッ

剣豪「…壁際に逃げるだと? ふん」

マルア「こいや」

剣豪「御覇ああああああああああああああっ!!!」ダダダダダッ!!

マルア「レーザーセイバー!」ヴォヴォヴォヴォッ!!

剣豪「!!?」ヴァチッ

マルア「どんなに硬くてもこいつは通るぜ…そしてそれを目に食らえば…」

剣豪「ぐおおおおお…っ!」ブンッ!!

ドギャアアアッ!!!

マルア「って、壁と床こわすんじゃねえ…」グララ…ッ

ガラガラガラッ!!

マルア「うおっ!!崩れちまった!!」

剣豪「ぬうう…っ!!」

ムーマ「団長!!」

大勇者&エル「マルアさん!」

スセ「二人で落ちたか…まあ知らぬ剣豪くらいどうでもよい」

鉄砲鍛冶「いい加減にしろてめえ!バルカン砲でも喰らいやがれ!!」ガドドドドドド!!!!

スセ「うっ!?」

皆の者「ステルス・ボヤージュ!」フッ

鉄砲鍛冶「ちいっ!! 炎の檻に取り込まれて弾丸が飛ばねえ!」

スセ「た、助かった」

皆の者「」

スセ「もうこやつらに手出しはできん。皆の者、数人でマルアとやらの安否を確認せよ。生きていたら捕まえるのだ。無論殺しても構わぬが」

大勇者「なっ! やはり…お前も悪党か!」

スセ「ふ…ほほほほほ」

エル「さっきマルアさんが言った通りなんですね…」

スセ「ほーほほほ」

皆の者「では、一部の者が下へ向かいました」

スセ「よし、では次いで829ポイントの島へと向かう調査隊を選別するとしよう」

皆の者「はっ!」

大勇者「く…っ!!」

スセ「大勇者たちはこのまま飢え死にさせて構わぬが…ふむ。そこなエルフはかなりの上玉…しかし、素直に言うことを聞くわけでもないだろう。しかし、仲間の命がかかればいやいやながらも言うことを聞かざるを得ない」ジュル

エル「…えっ」ゾッ

大勇者「お、お前…どうするつもりだっ!!!」

スセ「そこのエルフ、その場で>>840をしろ」

大勇者とセックス

エル「…えっ」ゾッ
大勇者「…えっ」ゾッ

大勇者「そ、そんな…」

エル「こんな大勢の前で…っ!?」

スセ「当然。他の仲間たちも見ていなければ、全員処刑する」

大勇者「よくこんな酷い事を思いつくもんだな!」

スラミン「ぴぎぎぎぎぎぎ…」グググ

スセ「なんとでも言いなさい若造。さあ、エルフよ。生まれたままの姿になるがいい」

エル「みんなが殺されてしまうなら…仕方がありませんよ、大勇者様」グスッ

大勇者「エル…ごめん、俺に力が足りないからこんな事に」

ムーマ「どうにも出来ないのですか!?」

ノクラス「できるならどうにかしてる! くそっ」

スルスルスル…パサッ

エル「う…ううう、ううううっ」グスッ

ムーマ「かわいそうに…くっ!」

鉄砲鍛冶「畜生め!」

スセ「男性諸君は無理をせず楽しめばよろしい」

ノクラス「流石に今は無理だわ…お前の顔が吹っ飛ぶところじゃないと見ても楽しめそうにない」

スセ「ふひほほほ…さあ、大勇者よ。お前もあらゆる装備を外せ」

スラミン「ぴ、ぴぎい大勇者ぁ」

大勇者「ぐ…くっ! わかった…」ガチャ、スルッ、ゴトッ

エル「ああ、大勇者様…」

大勇者「く…」パサッ

皆の者「大勇者が素っ裸だーーーーー!!!」ギャハハハハハハハ

大勇者「ううう、うううっ!!」

エル「う、うああああっ!!」

ノクラス「くっそおおお…っ」

ムーマ「ああああ、酷い!」

スセ「ふほっほほほほ」

皆の者♂「クククク、なさけねー」

皆の者♀「へー、標準サイズでムケてんのね。でもピンクww」

大勇者「ぐううう…っ」

エル「よ、汚れた目…汚れた目で大勇者様を見ないで…っ」

スセ「黙り、おのれの姿をもう一度見てはどうだ?」

エル「ううう…」

スラミン「ぴ、ぴぎいいいいいいいい…」ゴゴゴゴゴ

スセ「さあ、はじめよ!」

スラミン「ぴぎぎゃーーーーーーーーーっ!!!!!!!!」ドォオオオァッ!!!

プニョニョニョニョニョッ!!!!!!!

ノクラス「な、なんだあ!?」

ムーマ「スラミンが膨張してる!?」

スセ「な、なにをしている!?」

大勇者「ス、スラミン!?」

エル「スラミンちゃん!?」

スラミン「大勇者…スラミンとするのーーーーーーーっ!!!」ゴワアッ!!!

スセ「炎の檻がこわれたあっ!!」

皆の者「げ、げっげえ!」

ノクラス「今だ!ベギナズン!!」ボギュウウラアアッ!!

鉄砲鍛冶「ガトリングガンモード…連射っ!」ガガガガガガッ!!

スセ「ステルス・ボヤージュを…」

皆の者「だめです、マルアの死を確認しに行った者達が戻るまでは使えな…うぎゃあああああ」

ムーマ「てやあっ!」ズバッ!

者「ぎょへっ!」バタッ

ノクラス「この場にいるてめーの部下は全員始末しちまったぞ」

スセ「ほぎゃあああああああ!!ゆ、ゆるしてくれえっ!」

スラミン「ゆるさないーーーっ!!」ドギャバゴン!!

スセ「ごぼえあ」ガラガラガッシャン

大勇者「ストーンアロー!」ヒュッ

エル「アイスシード!」カカカッ!

スセ「う…ぁっ」ズン

ノクラス「殺った!」

大勇者「スラミン、お陰で助かったよ」

スラミン「ぴぎー///」

エル「ど、どうせならもうちょっと早く助けて欲しかったけど…ありがとう」チャチャチャッ

ノクラス「着るのはえーよ」チッ

ムーマ「あほ!」

ムーマ「私は団長を見に行ってきます」タタタッ

鉄砲鍛冶「俺も行こう」タタッ

~~~

大勇者「装備しなおし…終了」ガチッ

エル「とんだことになっちゃいましたね…ふう」

ノクラス「もっと平和な時に見たかったぜ」

エル「」ゴゴゴ

ノクラス「…だ、だが、これからどうする? 魔王教のトップ死んじまったが…これで戦争終わるか? 上が死んだって事で余計激化する気がするな」

大勇者「うーん、怒りに任せちゃったからな…どうにか、戦場の兵士達の動きを止めなきゃいけないし。よし、みんなと合流して会議しよう」

外~~

皆の者「ふうむ、剣豪は>>851、侵入者(マルア)は>>852か」

両安価ともに 1、生存 2、死亡の二択。

さらに>>853で新キャラ募集、以下のテンプレを穴埋めする形でプリーズ
名前:
種族:魔族
外見:幼女
服装・装備:
能力・技:
備考:シスコンの兄がいる(既存のアイツ!)

1
やはりもっと潔いところでないと堕ちてほしくない
戦闘スィーンが見たいのでwwwwwww

2

名前:ヒナ
種族:魔族
外見:幼女
服装・装備:ロリータファッション
能力・技:シェイプチェンジ(幼女⇔大人体型変化=※子作りのためとステータス上昇効果、幼女になるとステータス減少)
      他はある程度の魔法は使える。
備考:シスコンの兄がいる。シェイプチェンジの大人体型はサキを参考にしている。
身長130cm。Aカップ。(シェイプチェンジ時は身長155cm、Gカップ。)素直な性格をした美少女。

ムーマ「だ、団長…っ! 団長ぉ…っ」ウッブルブル

鉄砲鍛冶「おい、そんなに大きな声を出すな」

ムーマ「す、すまない…」

鉄砲鍛冶「お前らの仲間だけが死んでしまうとはな…なんと言ったらいいかわからんが、やつらをどうするか…」

ムーマ「団長…」

皆の者「剣豪さん、こいつどうします?」

剣豪「立派な戦士に盛大な葬式をあげてやれ。それだけだ」

ムーマ「! こ、このままでは団長の遺体が奪われてしまう…っ」グッ

鉄砲鍛冶「お、おい、やめろ!」

ムーマ「うおわあああああああああああっ!!」

皆の者「!?」

剣豪「奴は…」

ムーマ「でいやああっ!疾風迅雷突き!」ドドドドッ!

皆の者「ぐええっ」

剣豪「ふんっ!」ドギャ

ムーマ「ああ…っ」ドッ

鉄砲鍛冶「だから言わんこっちゃねえ…」

剣豪「敵には死んでもらう…それがやはり一番だな」

鉄砲鍛冶「待て! このバズーカでも喰らいな!」ボシュッ!!

剣豪「ちっ!」シャキン!!!

ドムウウウウ…

鉄砲鍛冶「まともに食らいやがったか」

剣豪「なかなかだな」フウ

鉄砲鍛冶「耐え抜きやがった…」

剣豪「しゃおっ!!」ドシュンッ!

鉄砲鍛冶「…」バタッ

上階・勇者達~~

エル「では、マルアさんと合流した後リリールラで…」

ノクラス「おう、まかせとけ」

スラミン「?」

ウニウニウニ

大勇者「スセの体がうねっている? うわ気持ち悪い」

ノクラス「この感覚…違う、スセのエネルギーじゃない」

大勇者「えっ?」

ウイウニ…

エル「きゃあっ!スセの全身が風船のように膨らんでる!」

スラミン「ぐろ!」

プ…プププ…パァン!!!!

ノクラス「うお…!」


ヒナ「久しぶりのシャバの空気……くそまじぃな」

大勇者「一体、何者?」

エル「かわいい女の子…ですね」

スラミン「くちわるいー」

ノクラス「良い感じだな。10年後が楽しみ…と言いたいところだが、相当の魔力量だぜ」

大勇者「ええっ?」

ヒナ「ぁんだよ…ったく。スセ死んだと思ったら、ここの空気のがまずいってどういうこったらわっかんね。てめーらが目の前にいるからじゃねーの? けっ」カーッペッ

大勇者「う、うわあ」

ノクラス「下品な奴だな…しかし、なぜスセの体内に?」

ヒナ「封印されてたんだよ! 糞兄貴を仲間にしようとして、人質にとりゃーがったんだっ!」

ヒナの一人称安価↓で

ヒナ「あの糞兄貴、あたしのこと好き好き~~って言ってやがってくるくせに肝心な時に邪魔しゃーがってよぉ、あたしの時間をかえせつのボケが!!!!」

大勇者「あはは…ま、まあまあ」

ヒナ「るせー!」ボグッ

大勇者「いでええっ!!」

エル「な、何をするのですか!!」ギッ

スラミン「このー!」

ヒナ「なんじゃあ死ねやごく潰し共~~~!!!」

ノクラス「お、美少女ファイトだ」


ドン!!!!

大勇者「!?」

グラグラグラグラ…

ヒナ「あんじゃあ!?」

ノクラス「下で何かが揺れたんだ!」

大勇者「あ、あれは…?」

剣豪「残念だったな」

鉄砲鍛冶「」

大勇者「鉄砲鍛冶が…斬り殺されてる!」

エル「ええっ!?」

ノクラス「おいおい、マルアにムーマも倒れてるじゃないか!」

エル「どうしましょう!」

者「お、おい…あそこに転がってるの、スセ様の首だ!」

皆の者「な、なんだってー」

剣豪「大勇者よ…せっかくだ。戦ってみないか?」ギロッ

大勇者「な…!!」

ヒナ「おーい、あたしを無視すっとぶっころっぞー」

ドジュウウウウッ!!!

大勇者「!?」

剣豪「なんだ!?」

ノクラス「毒が…毒だまりが!?」

エル「ここは…なんなの!?」

ヒナ「なんじゃあ」

大勇者「今までになかった建物も現れたし…突然いったい何が? …まさかチート安価?」

スラミン「ムーマとマルア沈むー」

大勇者「えっ!?」

ノクラス「とっとと助けないとな!」ダッ

毒人A「くくくくく…」

ジャップジャップジャップ

大勇者「早く二人を…って、なんだあ!?」

エル「毒が街を侵食してますよ!」

大勇者「このままじゃ地下都市も危ないかもしれない…!」

剣豪「急な話だが…どうやら今はこの毒の町が驚異のようだ…」

ヒナ「気持ちわりーな…うえーーっぷ」

毒人たち「死ね…死ね…」ククククク

↑ 一応、作中に出ていないだけですでに物語の中に反映されています

毒人たち「狗餉餉餉餉餉餉餉餉」

大勇者「あいつら、悪人なのか?」

ヒナ「あー? 知ったこっちゃねーわうぜー死ねベギラゴン」ボウゥウゥウゥゥゥ

毒人たち「狗餉餉餉餉家ええ…」

剣豪「あいつ無差別攻撃かよ!」

スラミン「はやくマルア達助けるー」

ノクラス「あの位置なら…古代浮遊魔法・フワタン!」フヨヨヨヨヨ

エル「ふわたん?」

スラミン「ふわたん」

大勇者「マルアさんとムーマと鉄砲鍛冶を連れてくるんですね」

ノクラス「ああ、邪魔が入らんことを祈るが…」

ヒナ「あーうぜー」ボリュリュリュリュル

毒人たち「餉餉餉餉餉餉ぇぇぇぇ」

剣豪「気の毒になってきたぞ」

都市の人々「ぎゃあああああああ」「逃げろおおおお」「苦しい~~!!」ヒイヒイ

大勇者「やばい! 毒が侵食し始めた! 早くみんなを助けないと!」

皆の者「おい、お前ら、祈りの時間に家を出ることは許さん!」バシュシュュ

都市の人々「ぎゃああああ」

大勇者「お、おいおいおい…!!」

エル「こんな時にまで…ひどい!」

ノクラス「無理やり宗教に入れてたんだろうさ。従わなきゃ殺すってかー」

大勇者「くそおおおおっ!! ビッグレイブ(広範囲の面積の地表を突きあげる魔法)!!」ズン!!!!

皆の者「うぎゃああああああああああああ!」

剣豪「ちっ!」

フワリフワリ

ノクラス「ムーマは助けて…と。お、おい!マルア!?」

スラミン「!?」

大勇者「ど、どうしたんですか?」

ノクラス「…死んでる」

大勇者「…えっ」

エル「そんな、マルアさんが!? 大勇者様、ザオリクは…」

大勇者「大勇者になった時に使えなくなったよ…ノクラスさんは?」

ノクラス「ザオリクもザオラルも使えない…」

大勇者「く、早く地下に戻って使える人を探…」

毒人たち「ォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

ヒナ「!?」ビクッ

大勇者「!?」


ドッパアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ

剣豪「な!?」

ヒナ「うをあ!」

ノクラス「毒が一気に…何がどうなってやがるんだあッ!!! と、とにかくリリールラ!!!>>876(クロのとこか聖竜のとこ)へ!」

ヒナ「なんじゃお前ら逃げんなーーっ!」ガシッ

ノクラス「あ、ああっ! マルア…」

シュンッ

毒に呑まれた都市~~

剣豪(大岩に乗っている)「毒が島ひとつ丸ごと飲んじまったか…毒人たちはなにをたくらんでやがったんだか」

剣豪「魔王教はこれで終わったな…ん?」

ブスブスブスッスススス


毒王「グロロロロロロロロロロ…」

剣豪「な、なんだあいつは…グロい」

毒王「…」ギョロリ

剣豪「ぐ…ぐっ」

毒王「生贄…」

剣豪「はっ!?」

毒王「生贄…探す…我完成さる…」ゴゴゴゴゴゴ

剣豪「なんだって…!?」

絶対最強の剣入手

よっしゃ間に合った

リリールラで行った先がクロ達のとこか聖竜たちのとこかを再安価↓

さっきのはチ-ト安価安価下

>>879
チート安価は自動的に再安価になるってルールは前に設定した(>>1に書いてなかったので知らなかった人には申し訳ない)が、
その後の>>877が安価邪魔しているために再安価したことをおまちがえなく。

魔界~~

大勇者「せ、聖竜!」

聖竜「あ、大勇者!」

ノクラス「全員いるか!?」

エル「えっと…」

ムーマ「だ、団長は?」

ヒナ「なんじゃこりゃあ…どこじゃここ」

イナ「誰その子?」

サキ「あ…っ!」

ヒナ「あ、さ、サキ…さん」

ムーマ「団長が…いない」

ノクラス「やはりか…さっき、その子に掴まれた時に落としちまって…リリールラの適用範囲を超えてしまったんだ」

ムーマ「そんな、そんな…くっ! おまえのせいで!!」ガシッ!

ヒナ「なんじゃあ!」ギロッ

ムーマ「!?」ビビッ

ヒナ「あん?」

ムーマ「…い、いや…」

ヒナ「けっビビりよってからにw」

ムーマ「い、いや、ビビるとかじゃなくて…その」ドキドキドキ///

ヒナ「?」

ドラキチ「しぎぎー」

スラミン「ぴぎぎー」

イナ「で、魔王教はどうなったわけ?」

大勇者「そ、そうだ。大変なんだ。あの都市に急に、毒の沼のようなものが侵食してあわてて逃げてきたんだ」

ノクラス「魔王教自体は、指導者のスセが死んだがな」

聖竜「こっちは指導者の団長やナイトたちが逃げて行ったよ。でも、そのすぐ後に、漆黒の都市のやつらが…」

大勇者「漆黒の都市?」

聖竜「突然近くの山あたりの盆地から現れて、指導者たちがいなくなったぞーって攻撃してきたんだ」

大勇者「それで?」

聖竜「友情教の人たちを守るために、ぼくたちで守ろうってことになって…」

サキ「テイマーAとスライムの嫁に先導させて、友情教本拠地の人たちを逃がしつつこっちで時間稼ぎしてるのよ」

大勇者「大変なことになったなあ…そういえば、魔王教の教会にいるときも、なんか新しく島を見つけたとかなんとかって」

大勇者「ムーマ、みんな、ごめん。マルアさんの事は一度置いておくしかない。今は、目の前の人たちを助けよう。漆黒の都市と戦わなきゃいけなそうだ」グッ

ヒナ「関係ないわそんなもん」

ムーマ「そ、そういわずに…一緒に行かない?」///

ヒナ「なんじゃおどれ」

サキ「どうしたのかしら」

ノクラス「マルアが死んでおかしくなったのかもしれん…」

現在のパーティ
大勇者 エル スラミン ノクラス ムーマ
聖竜 イナ サキ ドラキチ ヒナ

聖竜「ここが友情教…というか、魔王城の跡地と漆黒の都市との間くらいの場所なんだ」

大勇者「だからここで待ち構えてるのかあ…」

聖竜「あ、言い忘れてたけど結構な数の魔族が協力してくれてて、そこらじゅうに潜んでるからね」

大勇者「なるほど」

エル「まるで戦争ですね…」

スラミン「皮肉だねー」

サキ「ええ」

ヒナ「めんどーなのにこいつが放してくれねえ」

ムーマ「い、いいじゃないのねえ」///

ノクラス「レズGJ」

ズゴゴゴゴゴゴゴゴ

大勇者「…来た」

漆黒達「手に入れろ! 魔界!!」ギュララララアアアアア

大勇者「騎馬戦車に乗っている!!」

サキ「皆出番よ!」

魔族達「おおおおおおおお!!」ダダダダダーーーッ

ワーワーワーワーワー

大勇者「ぐ…本当に戦争になったか…」

聖竜「ごめん、でも」

大勇者「仕方がないよ…今回は守るための戦い…だから」クッ

エル「彼らの目的はどうあれ、侵略行為には違いがありませんものね」

ワーワーワーワーワー

魔剣士♂「炎の舞戦闘ver!」ボオオオ

ヘビ女「毒ヘビの舞!」シギャー!

サキ「炎神輪廻!」ボボオオオオオオオオオオオオ

漆黒達「うごおおおおお!」「ころせー!」「死ねー!」

漆黒達「軍団魔法・暗黒牙流(あんこくがりゅう 牙型の闇エネルギーを大量放出)」ボリャアアアアアアアアアアアアア

大勇者「うわ…っ! みんながやられるぞ!」

魔族達「うわああああ!」

聖竜「ホーリーフレイム!」ボワアアッ!!

ワーワーワーワー

ドギュッ

魔踊り子「う…死ぬ」

魔族「し、死んじゃ駄目だ!」

魔踊り子「う、うう…せめて最後に…パルプンテ!!!」ドロリョッ!!?


パルプンテで何が起きた? 安価↓ ただし、ドラクエで起こり得ることのみ募集

漆黒達「手に入れろ! 魔界!!」ギュララララアアアアア

大勇者「ど、どうしたんだ!? なんだなんだ!?」

ノクラス「時が戻った…!?」

漆黒達「? 何が起こった?」

大勇者「今だビッグレイブ」ドン!!!

漆黒達「うわあああああああああ」

魔踊り子「マッスルダンス!」ドルルル

聖竜「ホーリーウィンド!」フォオオオオオオ

ワーワーワー

漆黒達「くそっ、軍団魔法…」

大勇者「何をするかはよくわかってる! その前にビッグバンをくらえ!」バヅン!!!!

漆黒達「ギャアアアアアアアアア」


ノクラス「ベギナズン!」

サキ「烈氷法断!!」シギイイイイ!

ドラキチ「しぎ?」

スラミン「スライムバスター! ほのお」ボワアアアアアアア!!!

漆黒達「ぎゃあああああああああ」

エル「ウィンドカッター!」

ヒナ「めんどいけど…ベギラゴン!」ボワアアア

ムーマ「がんばってヒナちゃん!」ドキドキ

ヒナ「るっぜーなあ…」

大勇者「一回時間が戻ったおかげで敵の攻撃がすごく読みやすくなったな」

エル「そうですね♪」

ノクラス「そして漆黒の都市の連中には学習能力なし、と…イオナボン!!!」ボボボボムッ!!!

漆黒達「ぐふぁあああ」

漆黒達「…軍団魔法…」

聖竜「ホーリーフレイム!!」ボワアアアッ!!

大勇者「ギガスラッシュ!」ギュオン!!

エル「サンダーボルト!!」ズギャギャッ!!

イナ「キャノンボール・デス!!」ボシュッ!

スラミン「スライムバスター!」バーーッ!!

大勇者「一気に行けええええええええええ」オーオーオー

漆黒達「ぎゃああああああああああ」ドズウウウウン…


ムーマ「圧勝、ですね」

サキ「そうね」

ヒナ「もうねむてえよぉ」

大勇者「よし、人間界…というのかはよくわからないけど、元の世界へ戻ろう」

聖竜「ルーラ!魔界の門へ!」バビューン!

魔族達「ありがとー」ワーワー

魔界の門~~

ノクラス「そうだ、テイマーA達に無事を伝えとかないと」

大勇者「あ、そっか、じゃあ何人かで頼むよ。聖竜はルーラが使えるから、それでお願い」

聖竜「わかったよ」

大勇者「あとは…」

聖竜と一緒に行くメンバーを安価↓2人募集 大勇者以外
現在パーティは>>886参照

人間界~~

現在パーティ 大勇者 エル スラミン ムーマ イナ ドラキチ ヒナ

大勇者「まずはクロ達と合流したいが…その前に、毒の沼がどうなったか気になる」

エル「そうですね、地下都市が侵食されているかもしれませんし」

ムーマ「団長のご遺体はどこに…あぁ」ギュッ

ヒナ「あつっくるしー抱きつくなボゲー」

大勇者「ところで、君は誰?」

ヒナ「今更かクソボケ!あたしはヒナっつって元魔王軍の準幹部じゃ!!おんどれらがガタガタやってくれたお陰でこちとら大変だったんじゃぞおワレエ!!」

大勇者「凄い子だな」

スラミン「大勇者の悪口言ったーこのガキー」

ヒナ「むか…シェイプチェンジ!!」

ポン、ボイン、キューーッ

大勇者「え///」

イナ「わ」

ヒナ(大人)「どーじゃ、ガキじゃなかろーが」

スラミン「でも大人ってゆーにはチビ」

ヒナ「じゃかあしいわああああっ!!!」

大勇者「ま、まあまあ…いてて!」ギュー

エル「今一瞬あの子に見とれましたね…」ムカムカ

大勇者「ご、ごめんって! そ、それより早く先に行こう」

ドラキチ「しぎー(あれなんだ?)」

所長「おーいお主らー」ゴゴゴゴゴ

大勇者「あれは魔力ロケット! 所長さん!来てくれたんですね!」

ムーマ「しかしどうしてここが?」

所長「魔界の門のエネルギー波動の変化を受信しての、現われたエネルギー波長からしてお主等じゃとわかり、助けになると思ってやってきたというわけじゃ」

ヒナ「なんじゃああのおねーさんは」

ムーマ「古代魔法研究所の所長…かな」ナデナデ

ヒナ「頭なでんな!」ガブ

ムーマ「!!!!」

スラミン「ぴぎー」

大勇者「さ、早速地下都市に行きたいのですが」

所長「だめじゃ。あそこは既に毒王に支配され”毒沼の大地”の一部となっておる」

大勇者「そんな!じゃあ都市や地下都市の人々は…」

所長「その代わりといってはなんじゃが、おぬし等の仲間の下へ案内してやるぞ」

戦場~~

ゴゴゴゴゴゴーーー

アット「ありゃあ…」

クロ「なんだあ?」

大勇者「おーい、みんなー」

イナ「どうやらみんな無事みたいね」フー

レミリアンス「大勇者様だわ」

ストライク「こっちですー」

ロッカ「ねークロー、それよりチューしよーチュー」

クロ「ああいいよ」チュー

ロッカ「////」

クレ「おにいさん…ちょいとぉ」

ムーマ(なんだかロッカも可愛く見える…なんで?)ドキドキ

~~

大勇者「…というわけで、魔王教はおそらく滅んだ」

イナ「友情教もね」

アット「そ、そうか…マルアが死んじまったなんて信じられねえが…だが、これで戦争も終わるかも知れねえな」

ゼクル「実際、それぞれの軍が急に動きを止めるなど勢いが一気に止まっている。おそらく終わると見ていいだろう。ただ、戦いたいだけのものや狂った残党が現われる可能性も有るが」

大勇者「うん…じゃあ、次の俺達の戦いは…毒王という奴だ。地下都市もそいつにやられたかも…ん? なんだか人が逃げてくるよ」

アット「あれ、地下都市の連中だぜ! そっか、ミーシャたちのつくった穴から逃げてきたんだな」

クレ「でもなんか逃げ惑ってる感じ…」

地下都市の人「毒が、毒が流れ込んで来るだーーーー!!」ワアアアアア!!

大勇者「や、やばい…っ!」

地下都市の人「もう何十人も死んでるし、地下都市自体は溶けちまった!!」

エル「じゃ、じゃあ…都市の人たちも…」チラッ

ムーマ「団長のご遺体も…あぁっ」フラッ

レミリアンス「だ、だいじょうぶ?」ガシッ

ストライク「ぶっ倒れてる場合じゃないわよ…」

所長「ああ。毒王を倒さんとな。わしがナノマシンで調査・分析したところによると、やつはこの世界に突如現われた強大な力を持つ魂じゃ」

所長「それが、自身と似通った波長を持つ者達の儀式と、その場におった生贄により毒で構成された肉体を持ったようなのじゃ」

所長「そして、生贄が不完全ながらもかなりの数が集まり…肉体を得る事は出来た。奴の目的は、その場に生贄として用意されながらも生き残った生物を抹殺し、真の強さを得ることじゃろうな」

エル「そこまでわかるなんて凄いですね」

所長「ナノマシンを通して奴の独り言を聞いた部分も有るがの」

大勇者「…よし、行こう!毒王のいる…”毒の大地”へ! 地下都市から逃げた人々は…ムーマ、レミリアンス、ドラキチ、イナ。君達が先導して安全な場所へ連れて行ってくれ」

レミリアンス達「はい!」

ゴゴゴゴゴゴーーー…

現在パーティ 大勇者 エル スラミン アット ヒナ クロ ロッカ ゼクル ストライク 所長

ヒナ「なんであたしついて行くんじゃろ? …もーえーわ付き合ったる」ケッ

~~~~

ゴゴゴゴゴオーーー

所長「あれが毒の大地じゃ」

大勇者「紫色に濁ったべっとべとの…いかにも毒だな」

アット「自然がメチャクチャになっちまうぜ…」

ストライク「? アレは…?」

エル「あの剣豪が…毒のモンスターと戦っています!」

所長「あれこそ毒王じゃ! しかもなんじゃ? 凄く強そうな剣まで持っておるぞ!」

剣豪「はあ、はあ、はあ…ゴフゴフッ」

毒王「毒の中ではもうお前は死ぬ…死ぬ…しね…生贄…くけけエケケ」

剣豪「どらあああああっ!!」ブンッ

毒王「しゃっ!」ガキン!!

剣豪「ぐあああああああ」ベチャッ

剣豪「ど、毒の上に倒れこんで…ゲホオオオッ!」ゴホオゴホゴホ

毒王「絶対無敵の剣手に入れた…既に最強」

剣豪「くそ、何だあの剣はいきなり現われ…ゲホッゲホッ」

大勇者「は、はやくこっちも降りて戦おう! 敵だけど、あのまま死なせるのは…」

所長「じゃったら、液体用防護幕を投下するぞ!」ボシュッ

所長「これで、足場が出来るからの! 空からの援護を任せておくがいい! あとは反重力装置で…よし、飛び降りるだけじゃ!」

大勇者「ありがとうございます!よーし、みんないこう!」

みんな「おー!!」バッ!!

ヒナ「おー」

毒王の技の、名前と能力を安価↓2までで募集
注・ストーリーに重くかかるような設定はご遠慮ください

大勇者「剣豪、今回ばかりは助太刀する!」タッ

剣豪「なんだなんだあ! お前ら逃げたのじゃなかったのか!逃げてりゃ良かったのに…」

ゼクル「どういう意味だ…?」

毒王「生贄…きたあああああああああああ」ドリュウウッ

剣豪「毒の霧だ! 俺でも受け切れないからみんなにげろ!」

クロ「ふーーーーーーっ!!」ビュオオオオオオオ

クレ「すっげえ肺活量でふっとばした」

ストライク「竜魔波!」バオオオオオオオオッ

毒王「へんっ」ババババッ

大勇者「絶対無敵の剣であっさり防御した…!」

エル「じゃあそれぞれ別の場所から攻撃すれば…ベキラマーー!!」ドヒュッ

スラミン「スライムバスター!」バオオオオッ

ヒナ「んー…メラミで」ボムッ!

アット「俺達も攻撃だ! うおおおっ!」バッ!

ゼクル「ドリルミサイル!」ボシュッ!!ギュルルルッ!!

スパッズシャッ

ロッカ「おー? やった?」

毒王「ふけ餉餉餉餉餉餉」ウニョウニョ

ゼクル「なんだと!? 再生…っ?」

所長「体が毒でできた不定形生物のような物なのじゃな…物理攻撃は効かぬぞ!」

クロ「しゃおおおおっ!!」スパッ!!スパパパパパパア!!

ロッカ「ダーリン! 斬っても効かないよ!!」

大勇者「ダーリンて」

毒王「毒の霧ーーー」ドリュウウウウッ

大勇者「魔法技を多用することになりそうだな…喰らえ!ジゴスパーク!」ギッガガガガガガガア!!

エル「サンダーボルト!」

スラミン「スライムバスター!」

ズギャオオオオオオオオッ!!

毒王「毒懸の陣…」

クレ「! 自分のパワーで跳ね飛ばしたり単に耐えたり避けたり…つええええっ!!」

毒王「うるさいしねえ」ドビュウッ

クレ「げっ俺にのしかかる気だ! インペリアル盾の効果で少しは防げるかもしれないけどすごい致死性の毒だったら死ぬしやべえこれうわあああ」

クロ「いつまでダベってんだバカ!」ギュオッ!!

クレ「ごふっ!!」

大勇者「クロの移動術で、クレに突進するような感じで毒王ののしかかりから助けた…けど、大丈夫かいまの?」

クレ「いてえよお」

毒王「>>910

弱い、弱すぎる………、一気に生贄をいただくとしよう……。

大勇者「!!」

毒王「ぎゅろおおおおおおおおおお!!」

クロ「!」

クレ「飛び上がって傘みたいにひらいた…一気に来る気だ!」

毒王「ぎゅろろろろおーーーーーーーーっ!!」バオオオン!!

スラミン「…フォース・はがね!!」ギュゴガイン!!!

毒王「!?」

スラミン「はがね…毒に強い…!」

毒王「ぢいいいっ」ベドッ

大勇者「毒王は着地したけど…スラミン!? スラミンはどこへ!?」

エル「そ、そんな…スラミンちゃん、やられちゃったんですか!?」

所長「まずいな…」


コマチ和歌・弓術教室~~

ムーマ「えっ」

スラミン「ぴぎ?」

サキ「ここ、どこ…?」

イナ「あららら?」

コマチ「ここで修業してもらいますえ…なんで急にこないなことに?」

イナ「急に呼び出したんですか!? 私たちを」

コマチ「それはウチやあらしません。でも、修行をしてもらわんことには」

サキ「やることがあるんです! 帰らせてください」

コマチ「…おそらく、神さまのみちびきですわな。スラミンの記憶を取り戻すための…錆びたナイフの時を戻し錆を落とす秘歌を、より簡単に、確実に行えるために」

スラミン「しっぱいしたのー?」

コマチ「あの時は儀式が中途半端でした…でも、>>915の修行をし、>>916をすればできるはずどす。みんな、覚悟はええか?」

サキ「? ? ?」

スラミン「かくかくしかじか」

サキ「なるほど…やりましょう」

第伍全裸女

永久凍土

サキ達「…ってええええええええええええええええええええええ!?!??!?!」

コマチ「やりおすな?」ニッコリ


毒王戦~~

大勇者「うおおおおおおおーーーーーーーーーーーーっ!!!」ズゴオオオオオオオオオオッ!!!

毒王「!?」

クロ「大勇者キレたぞ!」

クレ「ちょっとあぶないんじゃないか!? 冷静じゃないと…あいつに打撃・斬撃は効かな…」

大勇者「ビッグバン!!!ジゴスパーク!ギガスラッシュ!!!」ズッドンズギャギャンギゴゴゴゴゴゴ!!!

毒王「ぐふぁあああっ!」

エル「と、とにかく攻撃を私たちも!ベキラマ!」ドヒュン!

ロッカ「魔力ぱーんち!!」ドムッ!!

毒王「ぐがあああああ」

ドゥウウウウ!!

剣豪「毒王を相手にこうも…いや、あいつは絶対無敵の剣を持っていることを忘れるな!」

大勇者「もっとだーーっ!!」ドゥガアアアアアアアアアアアアアッ

ストライク「竜魔波!」バッ

ゼクル「ダークサイドブラッシュ!」グアッ

毒王「ぐんぬう!」ブウンッ!!

パーティ「うあああああああっ!!!」ドシュン!!!

ストライク「ぜ、全部跳ね返された…」

クロ「おらああっ!!」バッ

クレ「おにいさん!無理だ!打撃も斬撃も効かないんだぞ!」

アット「くそ、俺達には何もできねえのか!」

クロ「おららららっ!!」シィパパパパパ!

毒王「無駄だ無駄だ!絶対無敵の剣を使うまでもなく、お前の斬撃は通用せんのだ」

クロ「おおらあああああっ!!」シュパパパパパパパ!!

所長「どうすれば…そうだ、中和剤を作ろう! 毒を滅することができるはず…」

アット「俺達に何かできねえのか」

クレ「んー、今は役立たずかな」

アット「おいおいおい…それはねえだろう!」

クレ「っつってもなあ」

所長「物理技しかできないものはこっちに集まって中和剤の制作をてつだってくれ」ゴゴゴ

クレ「あ、わーかりました!」タタッ

アット「役には立てるな」フウ

ヒナ「めんどうじゃのお」

毒王「ポイズンスプラッシュ!」ベドベドベド

ヒナ「ぎゃ」ベチャ

ヒナ「よくもあたしの顔に…許さん!!!」ガアアアアアアア

ヒナ「グラアアアアアアアアアアア!!!」

毒王「?」

ヒナ「キアリー」パワワワ

毒王「ちいっ」

大勇者「ヒナちゃんはキアリーも使えるのか」

ヒナ「…」

毒王「…?」

ヒナ「があああああああああああああああおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」ズドオオオオオオオオオオオオオオッ

ヒナ「ベギラゴン!イオラ!メラゾーマ!ヒャダイン!バギクロス!ザキ!ジバリアああああああああああああああああ!!!」ドハオガオガイグライガイオリオアジャオアヴァパイ!!!

毒王「ぬううう、絶対無敵の剣で弾き返しきれぬ…!」

大勇者「そ、それじゃクロにまで被害が! くっ!」ダダッ

大勇者「クロあぶない!!」ガシッ

クロ「ん?」

毒王「ぐおおおおおおお!!」

ドズゥゥウゥゥ…ン

エル「大勇者様!?」

ロッカ「ダーリン!」

ゼクル「ぬう!」

シュウウウウ…

大勇者「はあ、はあ、はああ…」ドクドク

クロ「おい、大丈夫か?」

エル「顔色がお悪い…まさか毒を!?」

大勇者「げぼおおおっ!!」ドバアアアッ!!

毒王「そこな男は死に体か…ならば、毒の霧で死ぬがいい」

クロ「そうはいかねえ!」バシュン!!!

クレ「おにいさんが大勇者逃がした!」

アット「あぶねえあぶねえ」

毒王「ふふ…くくくく、準備は整った」

エル「!?」

毒王「毒陣完成! お前たちの張った幕など無駄の無駄! 一気に毒が噴出して真下から突き上げる!!」

所長「な…」

ドッパアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

アット「げ! あいつの言った通り、毒が噴出して所長の作った足場が大勇者たちごと吹っ飛んじまったぞ!」

所長「液体用防護幕じゃ!」

クレ「言ってる場合じゃねえだろ!みんな吹っ飛んじまったら全員毒に侵されちま…うわああっ!!」ベヂャッ

所長「うわ、毒まみれの防護幕がこっちにぶつかって…うわあああっ!バランスが…しかも毒が侵入してきたぞ!」

アット「や、やべえ、ガスが…ぐう、ぐう!」

シュオシュオシュオ

クレ「ロケット溶け始めたああ!」

所長「ちゅ、中和剤だけでも…ぬううっ!」カチャカチャカチャ

ヒルルルルルルドズウッ

毒王「狗餉餉餉餉家、毒陣によって全員毒に落ちた…ぬ?」

シュオシュオシュオ…

毒王「なんだ? 毒が消えてゆく」

所長「中和剤…完成じゃ」

毒王「ぬううっ!!」

所長「うちの魔力ロケットにはの…内部に魔法力で何でも作れる装置が組み込まれておるのじゃ!」

大勇者達「はあはあ」ザッ

毒王「しかしもうそのロケットとやらは壊れている…これ以上は中和剤は作れぬ。あとは我に殺されるのみ!」

毒王「…ぬ?」ガクガクッ

毒王「どうしたことじゃ?」

毒王「なんだ虚脱感と疲労感が…うおおお」

大勇者「なんだ?なんだ?」

クロ「魔剣ゴルゴダソードは斬った相手のHPを吸収する…さっきから斬りまくった上に今刺さってるんだよな…斬られた感覚がなくてわかんなかったろ」

ロッカ「さっすがー!」

毒王「か、ぜ、絶対無敵の剣で斬り壊してくれる…」

ロッカ「させないよーーっ魔力ぱーんち!」ドボッ!!!

毒王「! 敵の剣を押し込むな…ぐふっぐふっ!」

アット「いいぞ!」

大勇者「大勢の人やスラミンを…マルアさんの遺体まで…うおおおおおおおっ!!」

毒王「ま、まてえ…ぐぬううううっ!」

エル「ウインドブレイク!」ブバッ!!

ヒナ「バギマ!」ギュオオオッ

毒王「うおっ!手から無敵の剣が離れ…」


大勇者「自分のHPMP全快、さらに全員のHP全快!!」ポワアアッ

毒王「ぐ、ぐのおおおおっ!!」

所長「ほお!」

剣豪「なんて能力だ…」

ゼクル「い、一斉攻撃で倒せ!!」

毒王「ゆるし…」

大勇者「これがチート安価の力だあああああ!!」

ズッドンバッギャンズドドドドド…ッ

大勇者「はあ、はあ、はあ…」

エル「終わりましたね」

所長「地面に大穴が空いたぞ」

クロ「ゴルゴダソードは…あったあった」チャキッ

クレ「毒まみれに注意せよおにいさん」

アット「中和剤も十分じゃねえんだ、はやく研究所に行ってまた作らねえとな」

所長「うむ」

ストライク「絶対無敵の剣は?」

大勇者「さあ? 毒王と一緒に消滅したんじゃない?」

ストライク「絶対無敵なのに?」

大勇者「でなきゃ地面に埋まったかどこかへ吹っ飛んだか…か」

所長「研究所へもどるとするか…しかし、ロケットがなくては」

クレ「なら俺の移動術で、そこへいこう」

~~~

数時間後、中和剤を十分に作り、第2ロケットで散布。毒沼の町からなる毒はすべて消え去った。

大勇者たちは、コマチ達の元へ集められた以外のメンバーと再会し、近況を報告しあった。

魔王教と都市→大勇者たちと毒王により壊滅

地下都市→毒王により壊滅、住民の60%が死亡。既存キャラは全員生存。

友情教→ナイトたちの裏切りにより崩壊。

友情教含めた魔界の人々→漆黒の都市との戦いで10%死亡。

ナイトたち→不明

剣豪→旅へ

戦争→教団の壊滅によりなし崩し的に終了。

28のボス→ドラゴン49と毒王の死であと26名。

大勇者達→更なるそれぞれの旅へ

それぞれの状況
1 大勇者 エル アット ストライク 聖竜 伝説の剣さがし、所長の情報でポイント829の例の島へ。
新しい剣を買ってあげることでクロからゴルゴダソードを、キャバクラのチケット10年分をあげてクレからハタブコウチャもらう。
2 ゼクル ヒナ 魔界へ帰る
3 クロ ロッカ 自由な戦いの旅
4 テイマーA ドラキチ カイザイオン探し
5 クレ 気ままな旅
6 レミリアンス ラダクルト王国の姫やスライムの嫁、そして毒攻撃の生き残りを連れてラダクルト王国再建へ再始動
7 スラミン サキ ムーマ イナ コマチの修行。大勇者たちはそのことを知らない。

魔法の気球~~

ゴゴゴゴー

マルア「次の剣は…(名前と効果を安価↓、ルールは>>1参照)」

大勇者「元魔王教のメンバーも調査に赴いているのかなあ?」

ストライク「どちらにしろ、必ず手に入れましょうアットさん」//

聖竜「…」

エル「聖竜ちゃん? どうしたの?」

聖竜「居なくなった仲間たちの事が気になって…」

ルス島~~三方に断崖絶壁に囲まれた島。人口8000人ほどの町がある。

大勇者「ここが例の島かあ」

アット「ここに砕剣アースブレイクがあるのか…」

聖竜「あと何本だっけ?」

アット「あと2本で全てがそろう」

ストライク「か、必ず手に入るよう頑張ります!」///

大勇者「よーし、着陸!」

エル「はい!」

ゴゴゴゴゴ…

ルス島の町~~

大勇者「ここがその町かあ。砕剣アースブレイクの情報はあるかな? それに、元魔王教の兵士…『皆の者』はどこに?」

エル「とにかく、訊いてみましょう。あの…」

住民1「ここはルス島の町。あんたらどこから来たんだ?」

エル「私たちは…えっと、なんと言ったらいいのか」

住民1「ここはルス島の町。あんたらどこから来たんだ?」

エル「えっ? あ、あの」

住民1「ここはルス島の町。あんたらどこから来たんだ?」

大勇者「またこのパターンか…別の人に訊こう」

聖竜「? じゃ、じゃああの人に」

住民2「あんたら何者だい?」

聖竜「かくかくしかじか」

住民2「なるほど…砕剣アースブレイクのことはこの町でも有名だよ。でも、どこにあるかは誰も知らないんだよね~」

アット「くっ」

大勇者「じゃあ、俺達のほかにだれか最近ここに来た人たちはいませんか?」

住民2「ああ、そういえば昨日くらいになんか見知らぬ男女10数名を見かけたなあ」

大勇者「む」

アット「それは魔王教の奴らじゃ…」

住民2「まおーきょー?」

エル「き、気にしないでください。彼らがどこにいるかわかりますか?」

住民2「さてね。宿屋じゃないかな」

ストライク「そこへ行ってみましょう」

住民2「…そこのあんた、左腕からすごい気を感じるが…」

ストライク「…」

大勇者「え…えっとそれは」

アット「かくかくしかじか!」

住民2「へー大変だねー。そんじゃ、俺はそろそろ行くわ」タタタ

大勇者「簡単に言っちゃってよかったのかな…」

ルス島について 安価↓4まで
島の名所や難所、住んでいる人について。
今まで通り、「軽い」設定でプリーズ。
砕剣アースブレイクの在り処についてもNG。

注文多くて悪いが頼んます、次書くときまで埋まんなかったらそのまま続ける

宿屋~~

大勇者「あのー」

店主♀「いらっしゃい、またまた団体さんでうれしい限りです~」ニコパー

大勇者「ど、どうも」////

エル「大勇者様!?!?!?!?」

大勇者「ご、ごめん、つい」

アット「おやおや」

ストライク(田舎の優しい控えめお姉さん…的な? 確かにかわいい)チラッ

アット「団体さんってのは他にも何人かいたのか…10数名の男女とか」

店主「ええ、確かにいらっしゃいましたけど…あまり他のお客様の事はいえないんです~、ごめんなさい」ニコリッ

アット「ふ、ふーむ」タジッ

ストライク「!!!」

聖竜「どうしようか」

大勇者「とりあえずここに泊まるとして…情報集めは他でしたほうが良いね。酒場とか」

大勇者「男性用と女性用のそれぞれの部屋で休むことにしたけど…じゃ、アットさん、情報集めにいこう」

アット「おうよ」

エル「あの、私たちは行かなくてもいいのですか?」

大勇者「エルとストライクはお店に行って買い物をお願い。聖竜は一応、連絡係で」

聖竜「はーい」

大勇者「さ、行きましょう」

アット「おう」

どちら視点? 安価↓ 1 大勇者、アット 2 エル、ストライク

酒場~~

大勇者「さてと、だれに話を訊こうかな」

アット「変な奴に訊いたほうがむしろ良い情報が訊けそうだな。おれはあの毒々しい色の鎧を着てるやつに訊いてみよう」

大勇者「じゃ、じゃあ俺は普通の人に…あの頭に全く毛が生えていない人に訊こう」

大勇者「あの」

酒場客「なんですか?」

大勇者「この島に初めて来たんですけど、何か…うっ」

酒場客「?」

大勇者(冒険の初めに酒場でマルアさんに出会ったことを思い出してしまった…いけないこんなことじゃ)

酒場客「もう酔ってるのか」

大勇者「ち、ちがいますよ。この島に最近、10数人の男女が来たことってありますか?」

酒場客「おお、聞いた聞いた。つか最初に奴らが来たの見たのワシだしな」

大勇者「で、彼らが今どこにいるかとか…わかりますか?」

酒場客「それはわからんが…とにかく、『強い奴』の事を訊きまわっていたな。ワシも訊かれて、この島最強の男と最強の女コンビの事を教えてやった」

アット「なあ、イカした鎧じゃねえか。あんた、伝説の、砕剣アースブレイクについて知らないか?」

毒剣士「なんだお前は」ギロッ

アット「いや、旅の者さ。伝説の剣を集めてる」

毒剣士「はーん。伝説の剣か。アースブレイクはこの島にあるらしいことはらしいが、わからん。ただし、漆黒の都市というところの軸に、『亡剣ルクセイルギノントス』というのが使われていると聞いたことがある」

アット「漆黒の都市だと! くっ! 行けばよかったぜ…」

毒剣士「ん? まあいい。情報量として、酒いっぱいおごってもらおうかグヒヒ」

アット「ま、まあいいけどよ…マスター、なんかこの男の好きなのを一杯」

マスター「グラナバヅデンポをどうぞ」チャポン

毒剣士「オヒオヒグヒヒww」

アット(毒々しい酒だな)

~~

大勇者「どうでした?」

アット「アースブレイクについてはわからんが最後の剣・亡剣ルクセイルギノントスについてはわかった」

大勇者「え? アースブレイクが最後の剣じゃなかったんですか? ひのふの…」

アット「あ?」

大勇者「だって…」

アット「バカな。18本の剣がある筈…じゃあなんで俺は亡剣ルクセイルギノントスの名を知っているんだ?」

大勇者「ううん…これまでの旅で仕入れた情報とか?」

アット「しかし気になるなあ…」

大勇者「こっちでは、10数名の男女が『強い奴』について訊きまわってたとか、この島の西に洞窟があるとかって話を聞きました」

アット「そうか…じゃあ、強い奴を尋ねてみればわかるかもしれないな」

ちなみに今までの伝説の剣

○魔剣アエギュプトゥス 土属性、振ると同時に砂塵を巻き起こす。

○魔剣リザードマウンテン 風属性、刀身が二つに分かれ、羽のようになる。

○邪剣殺生夜叉 無属性、傷をつけただけでその人を殺せる。殺せるのは人のみで、あとは普通の剣と同義と言える

○妖剣マジェスタ 闇属性、毒液をまき散らせる

○魔剣ゴルゴダソード 闇属性、曲がりくねり何本にも枝分かれした短剣。斬った敵のHPを吸収。

○妖剣キラーザハード 雷属性のレイピア。まっすぐ、速く走れば走るほど攻撃力が増加する。

○氷剣マリュフリド 氷属性、というより、永遠に溶けないといわれた氷で出来ている。

△魔剣ののろい 半径100Mにいるモンスターを操る。 レイが所持。

○聖剣シーナ 炎属性、持った者の腕力を高める

○光剣ハサウェイ 氷属性、斬った場所をそのまま凍らせる

○巨剣ジャイアン 岩属性。巨人が使う4Mの巨大剣。

○聖剣ルーヴェル 水属性。水のように自在に曲がりくねる。使いこなすのは難しい。

○剛剣ドラゴンバレー 無属性、振るとドラゴンのパワーが付加され敵を切り裂く

○聖剣 エクスカリバー 光属性、ただただ強い剣。単に剣としては18本の剣の中では最強。

○陽剣 サンライト・ガル・ノヴェルボルトキングダム 

○政剣ハタブコウチャ 複数の金属で出来ており、剣を装備することによってその者の腕力・耐久力を大幅にUPする。
火属性と氷属性を兼ね備えた業物

○木剣ラグナロク 持ち主の考えてる通りに剣がのびる。1万度でも燃やすことはできず、凍ることはない。
剣をのばしてものを取るときは、力加減を間違えると潰れる。

その頃エル&ストライク、道具屋にて

エル「うーん、高いですね…十分な量の回復アイテムも買えないんじゃ困りますよ」

ストライク「物価が違うのね…」

レズ店主「あ、お姉さんたち? ひょっとして旅行者でお金が足りないとか?」

エル「あ、はい」

レズ店主「ふーん…」ベロ

ストライク(妖艶な舌なめずり…何を考えている?)

レズ店主「このお店で客引きのバイトしてくれたら安くしてあげるしお給料もあげるわよ?」

エル「う…なんか嫌な予感」

レズ店主「そこのエルフの子は>>946、半分魔族の子は>>947の服で>>948しながらお願いね?でないとこまるんでしょ?」ウフフフフフフフ

全裸で客寄せ

伝説のレースのかかったほぼ透明色

ステテコダンス

エル「うわあああっまたこんな!!!」

レズ店主「へえ? また? じゃあ今までにも経験があるのね? いやらしww」

エル「うう、どの時だって不本意でしたよ!!」

レズ店主「へー本当にやったのー? きゃーやだーww」

エル「あ、あうううっ」

ストライク「そ、そんなことしたら捕まりますよ!?」

レズ店主「安心しなさいな。ここはレズストリートだから」

ストライク「へぇぁ!?」

レズ店主「女性同士の『そういうこと』は一切罪にならないから、安心してお仕事に励んでねww」

エル「う、ううう~~~」

ストライク「ぐううううう!!」

レズ店主「こまるんでしょ?」

エル(確かに…大勇者様が全回復の技を持っているとはいえ、はぐれたりしたらまずいし…そもそも、状態以上の回復手段はないし…)クッ

レズストリート~~

エル「ううう、やっぱり恥ずかしいです///」ギュー

レズ店主「こらー、前を隠すとは往生際が悪いわよー(お尻丸出しだけどww)」

エル「ぜ、全裸には違いないじゃないですかあ!」ワーン

ストライク「なんでステテコダンス…ぐぐぐぐぐ!!」

レズ店主「スケスケもいいわねー。ステテコは別に脱いでもいいのよ?」

ストライク「こんなの…全裸のほうがマシ…でも今更脱ぐ勇気がないっ!!」

レズ店主「じゃあがんばってね~。私も見ながらお店の仕事するから~」

ストライク「見るなあああっ!!!」

レズたち「!? あれ何マジエロ!!」キャーキャードタドタ

エル「あ、お客さんが来た…?」

レズたち「かわいーっ!」「エルフ!? 魔族!?」「おっぱいおっきー!」「かわいいわー今晩どう?」キャーキャーキャー

エル「や、やめてください! 買い物だけしてくださいよー!」

ストライク「うぐぐう…こんなのの前で踊ったらオットスの戦士の名折れ…」

エル「でもやらないと…」

ストライク「ああああ…ううっ」ステテンステテン

レズたち「やだあv滑稽ww」「そこがいい!」「胸かわいーw」「左手どうしたの? がんばってね」

レズ店主「これで儲かるわねw」

レズたち「エルちゃん、手をどけなさい」グイグイ

エル「やめてええええええええ」

キャーキャーワーワーキャー

~~~~

エル「うううう、恥ずかしすぎですよおおお、普通の街中でこんなの!」

ストライク「もういや!今すぐ着替えるから!」バサバサ

レズ店主「あらライクちゃんってば大胆ww」

ストライク「いいから服返して!!」

レズ店主「…あら? 間違えてあなたたちの服売っちゃった」

エル&ストライク「きゃああああああああああっ!?!?!」

ストライク「殺す!!」

レズ店主「ごめんなさーい、でも代わりにうちで最高の防具をプレゼントするから、これを着てね?」

エル「>>953ですか」

ストライク「>>954…?」

ちゃんと着られるものをプリーズ、出なければ再安価

メイド服

看護服

エル「最高って、そう言う意味での最高ですか?」ギロロ

レズ店主「ちゃ、ちゃんと防御も高いから怒らないで」アハハ

ストライク「コスプレのほうがずっとマシ…」フウ

レズ店主「じゃ、好きなもの買ってってね」

エル「じゃあこれとこれと…やっと終わりました」

ストライク「さ、宿屋へ戻りましょ」

エル「はい」タッタッタ

レズ店主「おしいなーあのエロ可愛さ」

大勇者サイド・最強道場~~

大勇者「ストレートなネーミングだなあ…ここの二人の師範が、この島で最強だって、あの頭に毛が全くはえていない人が言っていました」

アット「よーし、訊いてみるか」

最強師範♂「どうした」

最強師範♀「ご用か?」

それぞれの軽い設定を安価↓ 安価↓↓ どっちを先にやってもいい

大勇者「実は魔王教の…」

最強師範♀→ゼルナ「魔王…!?」

アット「! やばい! 話を最後まで聞かないパターンだ!」

最強師範♂「皆出てこーい!!」

最強弟子達「ワーワーワー」

最強師範♂「こいつらは魔王教の一員だ、殺せ!」

大勇者「短気すぎる!!」

アット「どうする? 戦うか?」

大勇者「いや、ここは平和的に行きた…」

ゼルナ「一斉攻撃だあああっ!!!」ウオオオオオオ

大勇者「ダメだこりゃ!」

最強弟子A「む…待ってください両師範、彼の目は澄んでいます」

最強師範♂「本当だ」

ゼルナ「だが魔王教の一員なのだろう?」

アット(結構バカかもしれないこいつら)

大勇者「そうではなくてかくかくしかじか」

最強師範♂「なるほど、魔王教を追って…」

ゼルナ「奴らは新たな信者を集めようとしている。しかし私は魔族が嫌いでな、追い払ってやった」

大勇者「今どこにいるかは…」

ゼルナ「すまぬ。わからん」

最強弟子A「待ってください。そういえば、しばらく前にここを追い出された「最強もどき」が最近姿を見せないとか」

大勇者「最強もどき?」

最強師範♂「この道場は真の最強戦士を育成するための道場。才能が足りぬと判断された者は即破門としている」

大勇者「え…それはちょっと」

最強師範♂「見たところおぬしもかなりの才能を持っているようだが…」

大勇者「い、いえ、いいです!それより、最強もどきの家を教えてください!」アハハ

アット「ふうむ…」

最強もどきの家~~

現在のメンバーは、大勇者、アット、ゼルナ

大勇者「長屋に住んでたんだね」

アット「ちょっと部屋を見せてもらいたいが…」

ゼルナ「私がかけあおう」

大家「私はいわゆる普通の大家です」オーヤ♪

ゼルナ「最強もどきの部屋を見せてほしい。最近姿が見えないと噂になって心配だ」

大家「いいですよ」

大勇者「ありがとうございます」

アット「この部屋か」ガチャ

~~

大勇者「…うわー、最強道場の絵とか写真とかパンフとか…全部に『死ね』とか書いたり破いたり斬ったりしてある」

ゼルナ「なんという男だ」

アット「急に裏切られたと思ったんじゃねえのかな? ちょっと伝え聞いたくらいじゃ何とも言えんが」

ゼルナ「最強になれないものが我が道場にいても仕方がない」

アット「なんとも傲慢な考えだな」

ゼルナ「なんだと?」

大勇者「ちょっと…今は『最強もどき』の居所を探しましょうよ」

大家「彼がどうかしましたか?」

アット「カルト教団の仲間になった恐れがあるんだ」

大家「ええ~…じゃあ彼にはこの部屋を出て貰わないと」

大勇者「ちょ! この島の人は追い出すのが好きなのか!? そんなんだと、裏切りが蔓延してめちゃくちゃになるんじゃないの?」

ゼルナ「む…」

大家「(めんど)えっと~、最強もどきはどこに行ったか、部屋に手がかりはあるんですかねー? ないんじゃないですかー?」

アット「10数名の男女がここに来たことは無いか?」

大家「ん、んんー見慣れないカワイコちゃんが2人で尋ねてきたことはあったけど? 他はわからないですね」

アット「そいつら、10数名の男女…つか魔王教の一員かもな…」

大勇者「おそらく」

ゼルナ「むむむ…」

最強師範♂「なにかわかったか」

大勇者「あ、最強師範♂さん…いえ、なにも」

最強師範♂「そうか…ぬっ!? なんだこれは! 我が道場への冒涜か!」

ゼルナ「こ、これはおそらく最強もどきが…」

最強師範♂「おのれええええええええええええええええ!!!」ゴゴゴゴゴゴ!!!

大勇者「落ち着いてください!」

最強師範♂「…ああすまぬ」

大勇者「素直だなあ…いやあの、どこか、大勢が隠れられるところってないですかね? あ、あと、この島で他に強い人ってだれがいますか?」

西側の断崖絶壁~~

最強師範♂「ヨメ、ダテ、ワタリ、コクブン、コヤナガワの5洞窟…トロッココースとしても人気があったが、最近はあまり使われていない」

ゼルナ「ふむ」

大勇者「この中に魔王教の残党達が?」

アット「よし、入ってみようぜ」

最強師範♂「この小屋にトロッコがある筈だ」

大勇者「はいりましょう」ガチャ

最強師範♂「…あまりトロッコがないな。子供のころは20や30あったかと思ったが」

大勇者「壊れたのかな…いや、きっと魔王教の奴らが使っているからここにないんですよ」

アット「よし、一番丈夫そうなこれに乗ろう」

ゼルナ「すこし埃っぽいな…」ズッ

大勇者「さあいこう!ちなみにこのことは、最強弟子Aにたのんで聖竜に伝えさせてある!」ガタンガタンガタン

アット「なんだこの説明」

ヨメの洞窟~~

ガタンガタン

大勇者「じめじめしてるなー」

最強師範♂「この水分が光を反射して美しさを出していたはずなのだが…」

ゼルナ「今はただ湿っているだけ…か」

アット「トロッコが滑ったりしねえだろうな」

大勇者「でも、何もないね…おや?」

旅人「うーんうーん」

大勇者「と、トロッコとめて!」キキー

ゼルナ「大丈夫か」

旅人「うう…すまない。なにか食べ物を」

アット「さっき買ったポテトフライがある」

旅人「たすかった」モグモグ

大勇者「どうしてここに?」

旅人「仲間たちと一緒に、伝説の剣アースブレイクを探しに来たんだが…はぐれた上になんだか一気に腹が減って」

アット「アースブレイクがここにあるのか!?」

ゼルナ「…腹が?」

アット「腹が急に減ったってのか…どういうことだ?」

最強師範♂「…? ぐっ!?」ギュルルルルウルウウ

ゼルナ「う!?」グルルルルウ

アット「な、なんだなんだ!?」

ゼルナ「腹が減った…急にだ!」

大勇者「何で!? …よし、サンドストーム!」ヴロロロロロロ!!!!

??「ゾワーーーーッ!!!」

大勇者「モンスターだ!」

最強師範♂「こいつは…たしかオドロと呼ばれていた…まだ生きていたのか!」

オドロ「ゾワアアアアアアア」ジュヂヂヂヂヂイ

旅人「う…うおぐうあ…」

大勇者「旅人の腹から緑色の粒子がでて…それがオドロの口に吸いこまれていく」

旅人「うああああ、ひもじい」ギュルルルルルウ

大勇者「腹の中の食べ物を吸い取る能力なのか!?」

オドロ「ぞわわわわ!!」

大勇者「くそ、やめろ!」シュバッ!!

オドロ「ぞぼ!」ベシュッ

大勇者「うわっ粘液だ!腕が動かない!」

アット「おいおいおい! くそ…ここはゴルゴダソードだ!」ズバッ!!

ブニョン

アット「なんだって…弾かれた!? HPを吸ったのか? よくわからん!」

大勇者「なぜ…!?」

ゼルナ「ダークボール!」ボシュッ!!

オドロ「ぞわわ」ンマー

大勇者「エネルギー球を食べた!」

最強師範♂「そういえば、闇を食べると聞いたこともある」

大勇者「じゃ、俺の剣に光属性を与えて…」

最強師範♂「いいや、ここは任せてくれ」

大勇者「え!?」

最強師範♂「はあああ…気拳道!!」ズドン!!!!

大勇者「すごいパワー!」

オドロ「ぞ…ぞっ!!」ベシュシュシュシュッ!!!

最強師範♂「気拳体!」グオオオ!!

大勇者「気のエネルギーで粘液を吹っ飛ばした!」

ゼルナ「いいぞいいぞ!」

最強師範♂「気拳最奥道!!!」ドドドドドドドドド!!!!!

オドロ「ぞわあああああああああああああああああ」バシュシュシュシュボシュン

アット「…あっと言う間に倒しちまったな」

大勇者「すごい!単なる気拳の乱打じゃない、ちゃんと敵の全身にまんべんなく、平等に攻撃が行き渡るようにしている!」

ゼルナ「流石だ…しかし、食べ物がないと辛いな。あそこの蝙蝠でも…はっ!」シュピピピピッ

蝙蝠たち「」ボトボトボト

ゼルナ「焼いて食おう。メラ!」ボッ

旅人「食えるものなら何でもいい」

旅人「他の仲間はどこに行ったんだろう」ムグムグ

大勇者「全員ヨメの洞窟に入ったの?」

旅人「ええ、まあ」

大勇者「じゃあここで探さないとダメかな?」

アット「だがこっちにも予定がある」

旅人「さっきの化け物が死んだのなら、もうここは私一人で探しますよ」

大勇者「そ、そう? なら俺達はここを一回りして、次の洞窟に向かおう」

ガタンガタンガタン…

ダテの洞窟~~

ガタンガタンガタン

大勇者「結局、ヨメの洞窟で見つかったのはこの手槍だけか」

アット「ま、なんかに使えるだろ」

最強師範♂「それより見ろ。四角い水晶が重なり合って綺麗だろう?」

ゼルナ「本当だ…色褪せない美しさがあるな」

大勇者「待ってください、あそこになにか違う光がありますよ」

最強師範♂「あれは…なんだ?」

大勇者「ガイコツだ! クリスタルのガイコツだ」

アット「なんだありゃ」

最強師範♂「俺もわからん…何年もここには訪れていないが…いや、子供のころ友達が『ガイコツに襲われた』と逃げてきたことがあったが誰も信じなかったことがある。そういえば、その一件がここにみんなが寄り付かなくなった原因だったような覚えもある」

ゼルナ「ほほう、あのガイコツが動き出すかもしれんな」

クリスタルガイコツ→クリガ「…ガギゴ」

大勇者「動いた!」

クリガ「うーん、よくねたー」

アット「意外と気さくな感じの奴だな。ちょっと止めてみるか」キキー

クリガ「おやー、お客さん? なんか久しぶりに人と会ったなー」

大勇者「ど、どうも」

最強師範♂「昔、友達が会ったことがあるとか」

クリガ「友達? 昔? とすると、あの子の友達かな? あの時は驚かしちゃってごめんね」

最強師範♂「い、いや…私に謝られても。それより、怪しい者たちと会わなかったか?」

クリガ「あーあー。魔族が15人、ここに来たな。なんかいけ好かないから寝た振りしてたけど、なんかここの水晶の光が嫌だとかウダウダ言って、『別の洞窟に行く』って」

アット「本当か…そうだ、砕剣アースブレイクについて知らないか」

クリガ「なつかしいなー、もっともっとずーーーーっと前に、ここにきた友達が自慢してたよ。でも、なくしちゃったんだよね彼」

アット「どういうことだ」

クリガ「さあ? ぼくも、その時彼が『剣を失ってしまった』と言ってるのを聞いただけだから。年代からして彼もすでに死んでいるんだろうなあ」シミジミ

アット「くそ、どこに行っちまったんだ…最後の剣は」

ワタリの洞窟~~

ガタンガタン

大勇者「あとはコクブン、コヤナガワと」

ゼルナ「ここは苔が生しているのだな」

最強師範♂「ああ。手触りがなかなかいいが、手にまとわりついていかん」ススス

アット「へー」

ザワザワザワ

苔「また誰か来たー」「人が来たー」「魔族もいるー」

大勇者「苔がしゃべった!」

最強師範♂「苔のざわめき…ここの名物だった。怖くてトラウマになって、入りたくなくなった友達もいたがな」

アット「魔族ってのは?」

ゼルナ「私のことだ。お前たちを信用するから話すが、私は魔王のいとこなのでな」

大勇者「ええっ!」

ゼルナ「魔王の阿呆が、いつまでも他人を巻きこむ戦いをやめる気がないから奴に手を貸す気は全くない。そう思って魔王教を追い出したが、こんな面倒事になるとはな」

大勇者「…彼は、差別をこの世からなくそうとしていたんですよ」

ゼルナ「…ああ、わかっている。だが、私は己と相手の肉体の究極を競い合う戦いが好きなのでな」

ガタンガタンガタン…

大勇者「さて、コクブンの洞窟か。未だに有益な情報がないなあ。ワタリの洞窟で手に入れたのは『甘水』だけだ」

最強師範♂「ううむ…実際、だれもいない可能性もあるしな」

アット「それより、トロッコで見渡せるところなら隠れられるんじゃねえのか?」

大勇者「ええ、そんな…やり直ししますか?」

アット「ここかコヤナガワで見つかることを祈りつつ、しっかり探すしかねえ」キキー

大勇者「うーん…」ゾッ

最強師範♂「気をつけろ。ここだけ気温が低く、氷も張るし滑りやすい」

ゼルナ「みろ、この氷の奥底…剣が固まっている」

アット「何!? まさか砕剣アースブレイク!?」

大勇者「あの氷を解かすにはどうしたら?」

最強師範♂「さてな…」

大勇者「ううーん、それより一度、魔王教の連中を探すのが先かも」

アット「だ、だな。よし、剣はあとにするか」

ゼルナ「そうだな…一旦先送りにしよう」ザッ

大勇者「さあいこう」

ガタンガタンガタン…

コヤナガワの洞窟~~

ガタンガタン

魔王教残党「なんだお前たちは! 侵入者か!」

最強もどき「お前らは! 師範め、ここを嗅ぎ付けたか!」

大勇者「あっさりいた」

最強師範♂「お前ら、ここで何をしている!」

最強もどき「死ねおら!!」

ゼルナ「逆に私が殺してやろう! ダークデスティカ!!」ギョァアアアアアアアア!!!

魔王教残党「だまれ!我らが兵団に入らなかった愚か者め! うぎゃああああああ」

新兵団「くそっ、よくも教団員さんたちを!」

最強師範♂「お前ら、ルス島を裏切るのか!」

新兵団「うるせー!強いのはお前だけじゃないぞ!」「殺す!」「これがルス島の幸せの為なんだ!」ワーワーワー

大勇者「やめろ!戦争は終わったんだぞ!」

魔王教残党「なにをでたらめを…行くぞ! 軍団魔法…バーニングボルト!」ドドドドドドムイッ!!!!

大勇者「うわっ!」

ゼルナ「ダークシールド!」ゴッ!!

アット「完全防御した!」

最強師範♂「気拳道!かああああっ!!!」

最強もどき「悪拳道!どあああああああっ!!!」ゴゴゴゴ

ビシバシドカドカ

大勇者「けっこうな攻防だけど、最強師範♂さんが完全に押してるな」

ゼルナ「当然だ。レベルが違いすぎる」

新兵団「うおおらああっ!!」ダダダッ

アット「ハタブコウチャでパワーアップ…そして剣巨大化(ジャイアントモーフソード)!!」ブンッ!!!

新兵団「おっと、よけろよけろ!」ササッ

大勇者「ストーンアロー連射!」スシャシャシャシャッ!

新兵団「うわ!」「よけろ!」「あぶね!」パパーッ

新兵団「攻撃攻撃ー!」ズドドッ!ビシッ!ゴッ!シュバッ!

大勇者「うわ!」

ゼルナ「ぬあああ…なかなかやるな!」

魔王教残党「メラゾーマ!」「ベギラマ!」「ナックルビーム!」「エナジーショット!」ドン!ドン!ドン!!

大勇者「うぐっ!」

魔王教残党「最強もどきが押されてる、スカラ×4!!ピオリム!バイキルト!マホカンタ!」ズオオオオオオオオ!!!

最強もどき「うおあああああああああああっ!?!??」グングングン

最強師範♂「なに!」

最強もどき「うおっしゃあああ!!」ズドバキゴシャシャシャッ!!!

最強師範♂「ぐああああ…っ!」ドタッ!!

大勇者「くそっ! ギガスラ…」

最強師範♂「よせ!これはやつと私の問題だ!」

大勇者「そんなこと言ってる場合じゃ!(と言いつつギガスラッシュを魔王教残党に放つ)」ズドオオ!!!

魔王教残党「ぐほぁ!」

ゼルナ「今だ! ダークネスキル!!」ズリャアアッ!!!

魔王教残党「」「」「」バタバタバタ

ゼルナ「…よし」

大勇者「今のは…!?」

ゼルナ「体力は一気に減ったが…ふう、奴らは抹殺した」バタッ

新兵団「な!! あのゼルナさんが無防備に倒れた!」

大勇者「何をする気だ!」

最強師範♂「ぐ…お前ら!」

最強もどき「そっち気にしてる場合かよ!」グイッ

最強師範♂「うがあああっ!!」

大勇者「や、やめろ!」

最強師範♂「新兵団を倒せ! 私は最強もどきを倒す!」

アット「今はそんなこと言ってる場合じゃねえ! うおらっ!」シュバッ

大勇者「全員回復で…」

新兵団「メラゾーマ×10!」ボウァアアアッ!!

大勇者「うわあああああっ!!」

アット「くそ…っ!!」

新兵団「ベギラゴン×10!!」ギョララララララ!!!

アット「ぐあああああ!!!」バタッ

新兵団「くくく、もう終わりだな」

大勇者「まだまけないぞ!!」

新兵団「ふっ、雑魚が!」ダダッ

プッビシッ

大勇者「な、なんだ…うっ、体が麻痺した!?」

新兵団「麻痺の吹き矢だ」「おーいいなー」「やるぅ」

最強師範♂「ぐ…うううっ」

最強もどき「くかかかかかか、お前も終わりだな」グリグリ

新兵団「あとは。。。ちょっとゼルナさんをww」ハアハア

最強師範♂「や、やめろお!」

新兵団「ちょっと…」ズリズリズリ

ゼルナ「」

新兵団「おお、胴着の下はタンクトップか」「胸いいなー」「エロすww」

最強師範♂「やめろ…卑怯者めええええっ!!」

新兵団「次は下を脱がせ!」「おう!」「ひひひ」

ズリズリズリリリリイ…

最強師範♂「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

大勇者(あれが…エルだったら…もし…エルだったら…)

グッ

大勇者「うおおおおおおっ!!!」ガバッ!!!!

新兵団「!?」

大勇者「大勇気無限連斬んんんんんっ!!!!」ズババババババババババババババ!!!!

新兵団「ぐあああああああああああああっ!!!」

最強もどき「て、てめえ!」

大勇者「この…大馬鹿野郎!!」ダッ!!

最強もどき「けっ、ザコが!」ガシッ!

最強もどき「死ね!」グイッバキッ!!

大勇者「引き寄せられて顔面膝蹴り…でもこっちには手槍がある!」ズドッ

最強もどき「! ぐあああっ!」

大勇者「お前だけにビッグバン!!!!」ズション!!!!!


最強もどき「う あ あ あ あ あ  あ          あ」

~~~

ゼルナ「うう…ここは?」

最強師範♂「目が覚めたか」

ゼルナ「あ、ああ」

最強師範♂「助かった…彼のおかげでな(目覚める前に服を着せられてよかった)」

ゼルナ「そうか…すまなかった」

大勇者「いいんです…同じことになった時、きっと彼女を守れるって自信がつきました」

アット「へへえ」

最強師範♂(我々の考え方…少し直すべきか)

バサッバサッバサッ


聖竜「おーい大勇者!」

エル「すごい音がありましたけど、みなさんご無事でしたー?」

ストライク「アットさーん」

アット「おそいぜあいつら…へっ」

大勇者「みんな…エル、俺は無事だよ!」

エル「大勇者様!」スタッ

大勇者「…」ギュッ

エル「えっ、わ、わわ///」


大勇者「…これからも、きっと」

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このスレのこれ以降は要望板とします。ただし安価やチート安価と違い、採用するかは不明です。

初心者のために言っておきますが、1000レス超えるとスレのすべてが表示されなくなるので注意。

スマン書き忘れていた…天国に関する古代文書を探しています

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