小鳥「真ちゃんのプレゼント」 (23)

小鳥「はふ、ちょっとため息……」

真「あれ? 小鳥さん、今日元気ないですね」

小鳥「あら、真ちゃん。カッコ悪いとこ見られちゃった?」

真「何かあったんですか?」

小鳥「うん、あるというか……これから起こるというか」

真「ボクでよかったら相談に乗りますよ!」

小鳥「ありがとう。実は真ちゃんにもチョット関係してるんだけど……誕生日のことで」

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真「昨日のボクの誕生祝いですか?」

真「スケジュールの都合がよかったメンバーだけでしたけど、楽しかったですよね」

小鳥「うん、いいわよね」ボロボロ

真「うわわ、なんで泣いてるんですか!」

小鳥「ホント、若いっていいわー。私、自分の誕生日が来るのが怖くて怖くて」

真「あ……。小鳥さんももうすぐ誕生日なんですね」

小鳥「若いとどんどん大人になっていいわよね……。真ちゃんも綺麗になっていくし」

真「へ? ホントですか! やーりぃ!」

小鳥「でも、私ぐらいの歳になると、誕生日への日程が死のカウントダウンにしか見えなくなって……」ダー 

真「……そ、そんなことないですよ! 小鳥さんだって」

小鳥「なぐさめはいいのよ……真ちゃん」

真(そうか、小鳥さんの誕生日ってボクと近かったんだね)

小鳥「私はこのまま腐っていくのみ……」

真(なんとか元気だしてもらいたいなあ)

小鳥「色即是空空即是色……」

真「そうだ!!」

小鳥「応ッ!?」

真「小鳥さんの誕生日にボク、プレゼント送りますよ!」

小鳥「残念だけど、真ちゃん」フルフル

真(え? 小鳥さん、ホワイトボードを指さして……)

菊地真 知床ロケ9/7~9/12

真「ああっ! そうだった!」

小鳥「私のことなんか気にしないで、北海道楽しんできてね」

真(うう、これじゃ……)

小鳥「北海道路線バスの旅だったっけ? 私、楽しみな番組なのよね!」フンス

真「ご、ごめんなさい」

小鳥「いいのよ、真ちゃん。その気持だけで、うれしいから」

真(せっかくの誕生日なのに、楽しめないなんて、小鳥さんかわいそうすぎるよ)

小鳥「ま、私はみんなから元気をもらって、それを糧にするとしますか!」デュフフ

真(普段、みんなのために色々がんばって、気を使ってくれて)

小鳥「昨日の誕生祝いでは真ちゃんと雪歩ちゃんの、濃密なやりとりも録画出来たし!」

真(ボクにだって、さっきカワイイって言ってくれたりしたのに!)

小鳥「真ちゃんがしばらくロケだから……。来月は春香ちゃんと千早ちゃんの絡み強化月間に……」

真(考えるんだ! ボクに小鳥さんにしてあげられることを!)

真「……」グッ!

小鳥「真ちゃん?」

真「小鳥さん! ボク、小鳥さんに、笑顔で誕生日を迎えてもらいたい!」

小鳥(あ、あれ? とてもありがたい言葉なんだけど、真ちゃん気合が入りすぎてる)タラー

真「だから、僕に出来る事を『今』小鳥さんにプレゼントしますよ!」

小鳥「へ!?」

真「さあさあ! こっちへ!」

小鳥(えっ!? なにこれ? 真ちゃんが近づいてきて……)ドキドキ

小鳥(ことまこ? ことまこなの? この場合はまここと? なるほど! そういうのもあるのか!)

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亜美「うあー。事務所までの階段キツイよーアツイよー」

真美「ガマンだ! 亜美隊員! 登り切れば、冷蔵庫の中のスペシャル抹茶アイスバーがまってるぜよー」

亜美「ウィ、がんばるよー」

高木「おや? 亜美君、真美君。おはよう」

真美「社長? おはよーございまーす!」

亜美「キゴウですなー」 

高木「外回りの挨拶から帰ってきたところだよ。キミ達もいま来たところかい?」

亜美「そーだよ」

真美「今日は二人でのシゴトだからねー」

高木「そうかそうか。じゃあ一緒に事務所までいこうか」

亜美「それじゃ、社長のペースに合わせるよー!」

真美(社長、夏でもこんなに黒くて暑くないのかな?)

ダメ! ダメヨ、マコトチャン!

真美「ん? ねえ今、変な声しなかった?」

亜美「え? 何も聞こえなかったけど?」

アッ、アーッ! マコトチャン! スゴイ!

真美「いや、明らかに聞こえるっしょー?」

高木「音無君の声のようだが…」

アアッ! アアッ! アッー!

高木(こ、これは……まさか)

真美「社長! ピヨちゃんが!」

亜美「ナニモノかに襲われているんだよー!」

高木「あー、キミ達! 危ないのでここは私が……」

亜美「真美! 突入するよ!」チャキ

真美「アイアイサー!」シャキン

高木「お、おい! 折り畳み傘なんか構えて! ちょっと待ちたまえ!」

亜美「正義のアイドル! アミマミン参上!」ガチャリ

真美「参上!」シュタッ

小鳥「あああっ! はうう!」

亜美真美「……」

亜美真美「アッー!」

高木(いっ、いかん! 二人には教育上よろしくない事態に!)

真美「いいなぁ、ピヨちゃん。真美もまこちんにしてもらいたいよ」

高木(!? 真美君、なにを!)

亜美「キモチよさそうだよね」

高木(亜美君まで……。ここは社長として! いや一人の年長者として!)

高木(毅然とした態度で不純異性行為……ではなく、同性行為を止めねば!)バッ!

高木「音無君! 菊地君! やめたまえ!」バーン

真「あ、社長! おはようございます!」

高木「おや?」

小鳥「」ビクンビクン

高木(音無君がソファにうつ伏せになって……。菊地君はその上に……立っている!?)

真「小鳥さんに、マッサージしてたんですよ! 誕生日のプレゼント代わりに」

小鳥「凄い効くわー。5歳は若返ったわー」

真「へへっ! 父さんによくやらされてたんで、慣れたもんですよ!」

小鳥「体が軽い! 大空を飛ぶ鳥のように翼を広げて羽ばたけるようよ!」

高木「……」

真「小鳥さん! まだまだこれからですよ!」

小鳥「へ?」

真「ここからが本番です」ポキポキ

真「今までのは、体を柔らかくするマッサージです」

真「これからは更にその上をいく、空手を応用した整体術です」ゴキゴキッ!

真「レーサーの父さんもたまに悲鳴をあげますけど、終われば完璧にスッキリしますよ!」

小鳥「ちょ! ま、真ちゃんもう充分よ! 憂鬱な気分も吹っ飛んだし!」

真「まだまだ! ボクのプレゼントは最後までやって完成するものですからね!」

小鳥「タンマタンマ! も、もう誕生日つらいなんて言わないから、みんなで妄想するのもやめ……」

真「小鳥さん! ボクのプレゼント! 受け取ってくださいっ!」ググッ!

マッコリーン!

ピヨォァァ!

高木「……なんだかうらやましいね。私も誕生日を祝って欲しかったな」

亜美「社長?」

高木「7月6日だったんだが、誰にも気づいてもらえなくてね。まぁ仕方ないか……」

真美「……」

亜美「……」

亜美「社長! 大丈夫だよ!」

真美「真美たちが、社長にオクレばせながら、プレゼントあげるよ!」

高木「おお? そうか! とてもうれしいよ!」ホッコリ

亜美「まこちんみたいなのがいいんだよね?」

高木「ん?」

真美「アレだね! 亜美!」

亜美「オウよ!」

高木「な?」

真美「『双海流ショック医療マッサージ』ってのがあるんよー」

高木「ヴァイ?」

亜美真美「じゃあそこのソファにうつ伏せになって!」

高木(あらあら?)

亜美真美「せーの!」

グキッゴキッ! 

アレ? マチガッタカナ?





その後、小鳥さんは誕生日も含め、心身ともに清々しい数週間を過ごせたそうだ。

ボクのプレゼント気に入ってもらえたよね?




おわり

最後まで読んでいただきありがとうございます

真と小鳥さんの絡みを書きたかっただけなんだ

おつ!

社長は犠牲になったのだ…

>>6
誤字すまん

真(考えるんだ! ボクが小鳥さんにしてあげられることを!)

心まで矯正するまこりんマッサージは流石やでぇ……おつつ

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