小鳥「これが…性別が逆になる薬ね!…フフフ」  (261)

小鳥「…プロデューサーさんに隠される前にゲットしてよかったわ!」

小鳥(無味無臭タイプで粉もすぐ溶ける…これは使えるわ!)

小鳥「袋を破裂させると、広範囲に広がるため注意が必要です…」

小鳥(破裂させるなんてとんでもない!)

小鳥「まず最初に、真ちゃん決定ね!」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

談話室

雪歩「飲み物持ってきましたー」

あずさ「あら、雪歩ちゃんありがとうねぇ」

伊織「オレンジジュースじゃない、気が利くわね」

律子「流石雪歩、いいタイミングね」

亜美「キンキンに冷えたファンタちょーだい!」

お茶葉の袋とかに混ぜとくとカオスになりそうだな

小鳥「…これから起こる事を想像したら…うぅーっ!ワクワクしてきたわ!」

小鳥(…あんなことや…こんなことやぁ…ムフフ…!)

小鳥「あぁそんな、もう、いやぁーだぁー!!」ブンブン ポイッ

小鳥(…!?しまった、勢い余って手から飛んじゃったわ…!)



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


談話室

雪歩「熱いお茶が美味しい時期ですねー」

ヒューン ポトッ

亜美「…ん?何か今飛んでこなかった?」

律子「飛んだ…?私は見えなかったけど…」

伊織「何か床に落ちてるわよ?」

雪歩「ふぇ!?ど、どこに?」キョロキョロ

小鳥「ゆ、雪歩ちゃん!そこ動いちゃ駄目ぇぇぇ!!!」ダッダッダッ!

雪歩「ひうっ!?」ザザッ


グニィ


雪歩「…な、何か踏んd」


…ッパァ-----ン!!!!  ボワワッ   モクモク


小鳥「…!?」ビクッ

雪歩「っ、ごほっごほっ!」

あずさ「えほっ、えほっ…な、何これぇ」

伊織「あ、亜美…!窓あけて!ごほっ」

亜美「う、うん!…うぇぇ…」

小鳥「…ま、まずいかも」



雪歩「ふぅ、これで何とか息が…」

あずさ「今の、小麦粉か何かですか?」

小鳥「…いやー…そのぉー…」ビクビク

伊織「…っ!?」ドクン

亜美「あ、あっ!?」ドクン

アイドルマスター ~ガールズサイド~ か…

雪歩「亜美ちゃん!?一体どうし…っん!?」ドクン

あずさ「身体が…あ、熱いっ…!?」ドクン

律子「…ま、まさ…か!小鳥さん…!?」ドクン


小鳥「…逃げるっ!!」ダッ

貴音「…お待ちなさい」キッ

小鳥「ひいっ!」

貴音「正直に話すのです…」

♀P「あーぁー…ありゃ駄目そうだ」

春香「…増えちゃいますね、また」

仲間を増やす…あぁ屍人になってた名残が…

律子の逆ハーレムで、更に性欲を持て余す薬投下して
理性と欲求の狭間でもだえ苦しむ律子とかもちょっと見たかったな

数分後

雪歩「…これが…わ、私…!?」ビクッ

♀P(…ガテン系の筋肉質なあんちゃんって感じかなぁ、雪歩は)


あずさ「あら、あら…これが、私の…顔なんですか?」オソルオソル

♀P(あずささんは面影があるなぁ、おっとりお兄さんって感じで)


律子「ったく、私まで…巻き添えじゃないの!」

♀P(メガネ美男子か…女子から受けが良さそうだな)


伊織「流石伊織ちゃん、男の子になっても素敵ね!…って、そんな訳無いでしょ!」

♀P(お坊ちゃまキャラとして良い感じだな、凸も残ってるし)

亜美「まっさか亜美がこうなっちゃうなんてねー…まぁいいけど」

♀P(流石亜美、呑み込みが早いなぁ…見た目も割と変わってない方だし)

亜美「とりあえずさー、兄ちゃん」

♀P「ん…?何だ」

亜美「この格好、かなりキモいだろうから服買ってきてよー」

♀P(…確かに雪歩あたりがヤバい!早く行こう…)



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

小鳥「こ、これは…私グッジョブなのでは!?」キラキラ

律子「アホかっ!」

雪歩「ふぇ…う、うっ…これから…どう、すれば…うぇっ」ポロポロ

伊織(…ちょっとこれは…)

亜美(キモい…キモいよ)

あずさ「あらあら、雪歩ちゃん…そんなに落ち込まないで~」ナデナデ

支援

支援

数時間後


貴音「荷物はこれだけですか?」

春香「よいしょっと…」

♀P「ありがとう、助かったよ!」ドサッドサッ

亜美「あ、兄ちゃんお帰り→」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~

♀P「とりあえず、落ち着いたみたいだな」

あずさ「えぇ、何とか」

雪歩「はぁ…」ドヨーン

伊織「…まぁ、今に始まった事じゃないしね」

律子「春香達が居て良かったわ…」

亜美「んっふっふ~…真美ビックリするだろうなー!」

♀P「何か分からない事があれば、俺じゃなくて春香と貴音の方が詳しそうだな」

春香「そうですねー、こうなってもう一週間経ちそうですし」

貴音「それならばもう効果が切れるのでは?」

春香「…千早ちゃんにもう一錠飲まされちゃって」

貴音「なんと…」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


あずさ「ねぇ、貴音ちゃん」チョイチョイ

貴音「どうしたのですか、あずさ?」

あずさ「…トイレどうやってしてるの?」ゴニョゴニョ

貴音「あぁ、それですか…確かに最初は慣れませんね」

あずさ「お互い大変ねぇ…はぁ…」

貴音「…同じようなものを持つ同士、悩みは分かります」

支援

小鳥「ほ、本当は真ちゃんに一服盛ろかと思いまして…」

♀P「…真は一番やっちゃいけない人物じゃないかと」

雪歩「小鳥さん…そんなことしようと思ってたんですか!?」ドガッ

小鳥&♀P「ひぃっ!?」ビクッ!?

雪歩「真ちゃんは…女の子だからこそ良いんじゃないですか!!」グワッ

春香「雪歩!落ち着いて、二人とも怖がってるよ…」

小鳥「ぴぃ…ぴぃ…」ブルブル

♀P(この身体になってから、男性の顔が近くにあると…どうも調子が…)

雪歩「ご、ごめんなさい…怖がらせるつもりは…」シュン

伊織「少し怒鳴るだけでもこの迫力…萩原家の血筋かしら?」

ふと「ちんこ音頭」を歌ってるアイドルを想像してしまったわ

支援

律子「これで事務所の半分が男性になっちゃいましたね…」

♀P「あーぁー…仕事のスケジュールどうすんだよもう!」

律子「このまま仕事に出させる訳にもいかないし…うーん…」

社長「…その事なら、私にまかせたまえ!」

♀P「社長!」

社長「いっそ、新しいアイドルとして売り出せばいい!」

律子「…本気で言ってるんですか!?」

♀P「でも…身内の方にも内緒なんですよ?この事」

社長「あ、それならもう言ってきたよ」

♀P「えぇっ…親御さん達、何て言ってたんですか?」

社長「色々言われたが…一定時間で元に戻れる事を教えたら、何とか承認を得たよ」

律子「一体どうやって説明したんですか…?」

社長「はっはっは、写真を見せたら大体の親御さんは許してくれたよ」

社長「特に、天海君の両親なんてノリノリだったからねぇ…」

♀P(流石…春香の親なだけある…)

社長「意外な事に、萩原君の両親もすぐに許してくれたよ」

律子「あの、怖いって有名な…雪歩のお父さんも!?」

社長「理想の息子だったそうだ」

♀P(社長ってこういう変な時に、異常な行動力を発揮するんだよな…)



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

律子「名前は隠して、偽名で活動するんですか…」

♀P「…親戚やいとこ、という設定なんですね」

社長「そうだ、現在性別が変わっている子達は海外でドラマ撮影で不在、という事で」

♀P「ファンの皆、どう思うだろうなぁー…」

社長「彼女ら…いや、彼らの身内にはもう口裏合わせはしてある、早速準備だ!」

律子(まさか涼と似たような境遇に置かれるとは…)



~~~~~~~~~~~~~~~~~~

次の日 ライブ会場

小鳥「今日はファンの皆様に重大なお知らせがあります!」


ガヤガヤ ナンダロウ マサカシンメンバートカ?


小鳥「まず一つ目ですが…現在、この会場に居ないアイドル達は海外でドラマ撮影を行っているため」

小鳥「暫くの間、こちらに帰国することが出来ません」


エェーッ イオリンニアエナイノカヨー! タカネイナイノカヨタカネ ガヤガヤ   ザワザワ


小鳥「ですが皆様、変わりに765プロに新たなアイドルが加わる事になりました!」

マジカヨ!  ダレダロウネー  マサカオトコトカ?   ガヤガヤガヤ   ザワザワザワ

支援

返金で済んだらマシなレベルになりそうだよなぁ

小鳥「それでは、早速登場してもらいましょう!

春香「初めまして!天海春馬です!」

貴音「四条貴明です、以後お見知りおきを」

伊織「スパーカッコいい水瀬伊吹君だ!よろしくな、にひひっ!」

亜美「双海亜麻だよ→よろっすー!」

雪歩「あ、あの、萩原雪久…です…よろしくお願いします!」

あずさ「三浦、梓です~…あ、梓は漢字ですからねー?」


オトコジャネーカ! ナンカニテネー?   タカアキカッコイイヨタカアキ   シンセキカ? キョウダイジャネーヨナ? キャアアアアアア!!アズサクンカッコイイイイ!!!


小鳥「実はこの7人、春香ちゃん達の親戚やいとこなんです!!」


エエエエエエエ   コレカネカエシテモラエルヨナ? バカシンセキナンダカラヤサシク…  タカアキイィィィィィィィィィ!!! アズサクゥゥゥゥン!!!!


社長「…とりあえずこの場はしのげたが…」

♀P「後始末が大変だわ…これ」

しのげて無いと思うの

小鳥「この場には居ませんが、秋月律子の親戚も次回のライブで登場する予定です!」


ワーワー ガヤガヤ    ザワザワ                      マサカ、アノクスリヲ・・・


小鳥「それでは皆様、新たなメンバーと共に765プロをよろしくお願いします!!」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
数日後

社長「…どうだね、ファン達の反応は」

♀P「もっと酷い事言われそうだとは思いましたが、親戚いとこ設定のお陰かそこまでは…」

律子「女性ファンの増加が凄まじいです、真のファンは大混乱中で凄い事に」

小鳥「思ったより悪く無さそうです、千早ちゃん達が残ってて良かったです」

♀P(あの時、まだ性別が逆になって無い人全員が煙を浴びてたら…想像しただけでも…)ブルッ

「まだ性別が逆になって無い人全員が~」って全員性別を逆にする気か…

社長「後はボロが出ないようにするしかない」

♀P(フォローは任せたぞ、女性組…!)

律子「うぐぐ、手伝えないのが…悔しい!!」

小鳥(これから春香ちゃん達用の衣装や新曲も出す事になる…楽しみだわ!)ニヤニヤ

♀P「こいつ…」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


貴音「…まぁ、女性からのファンレターがこんなにも」ドチャー

あずさ「結婚してください、この姿でも言われちゃうなんて…」

伊織「いぶきんマジ最高!…この人、ずっと私のファンしてくれてるヤツじゃない」

雪歩「ライブでバク転して欲しい…、今なら出来そうかも…」

亜美「もしかして3つ子だったりして…いや、それは流石に…」

これ、元の性別のファンを奪ってるだけなんじゃ…

春香「あぁー…久々の仕事は疲れたよ…」ドサッ

千早「身体がなまってるのね」

春香「本当は元の姿に戻ってるはずだったんだけどー?」チラッ

千早「…ごめんなさい、急に惜しくなっちゃって…それで」

春香「もー、次は駄目だからね?」メッ



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

♀P「その後、何とか仕事を再開した春香達」

♀P(しかし、性別が逆になったということは身体や心が大きく変化する)

♀P(最初は…>>62に起きた)   


1 やよいおり
2 あみまみ
3 みきりつ
4 ゆきまこ
5 あずぴよ               ※はるちは、たかひびは後で今は無し

5

あずぴよ編



小鳥「あのー…あずささん」

あずさ「あ、音無さん…何でしょうか~?」

小鳥「友達から、これを貰ったんですけど…」

あずさ「…これって、旅館のチケットですか?」

小鳥「カップル専用の…2人組限定チケットなんですぅ…」

あずさ「あら、それでしたら春香ちゃんか、響ちゃんに渡せば…」

小鳥「両方とも二十歳を超えてないといけなくて…」

あずさ「なるほど…それで私に?」

小鳥「それに、ちゃんと私の名義で、チケットを使ったか見せないと、友達にいじられるのが嫌で…」

あずさ「まぁ…そういうことでしたらお付き合いしますよ、音無さん」

アイドル活動させた事で、「男のアイドルなんて増やしてどうすんだよ」
とジュピターが出た時と同じ感情ががが…

支援

小鳥(流石あずささん…男になっても、余裕があってうらやましい…)

あずさ(分かる…分かりますよ音無さん、友達にちくちく痛いところを突かれるのは…)

小鳥「来週の…この時間なんですけど…」

あずさ「えぇ、大丈夫ですよー」



千早「…ねぇ春香、音無さんが」

春香「うん、聞いたよ…」

千早「いくらあずささんと言えど、今は男よ」

春香「そうだね…」

千早「念のために、アレを…」

春香(あずささんかぁ…サイズ合わなそう…)

春香「千早ちゃん、渡すならこっちの方が…」

支援

当日


小鳥「…山奥の隠れ家って感じですねー」ノビー

あずさ「空気も澄んでいて、静かで落ち着きます…」

小鳥「少し散歩しませんか?紅葉が綺麗ですし」

あずさ「うふふ、私もそう思ってました…さぁ行きましょう」スッ

小鳥「あ…そんな、手をつながなくても…」

あずさ「一応山道ですから、安全のために…ですよ」

小鳥「すいません、気を使わせちゃって…」

あずさ「いいえ~」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

小鳥「ちょ…ちょ!あずささん!そっち崖ですよ!?」

あずさ「あ、あらあら…」

小鳥「きゃあああ!!滝が、滝が近いぃぃ!!」

あずさ「あらぁ…?おかしいわねぇ」オロオロ

小鳥「…ふふっ!」クスクス

あずさ「も、もう!笑わないでください!」プンスカ

小鳥(カッコいいけど、間が抜けてる…やっぱりあずささん、なんですねぇ)ニコニコ

あずさ「男の人になっても方向音痴はそのまま…はぁ…」ショボン



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
旅館


小鳥「つ…づかれたぁ…」ゲッソリ

あずさ「旅館に着くまでに2時間もかかっちゃうなんて…ごめんなさぁい」シュン

小鳥「か、帰ってこれたんですからいいですって!」

小鳥(…全然疲れてない…体力は流石に男性かぁ)

その夜


小鳥「あれ、あずささん…お酒飲まないんですか?」

あずさ「私…酔うと何するか分からないので…控えておきます」

小鳥「あー…そうですねぇ…じゃあ私もやめておこう…」

小鳥(私もよくないハッスルしちゃいそうだし…)



温泉

支援

ミスっちゃった

よくある事だ気にしない

その夜


小鳥「あれ、あずささん…お酒飲まないんですか?」

あずさ「私…酔うと何するか分からないので…控えておきます」

小鳥「あー…そうですねぇ…じゃあ私もやめておこう…」

小鳥(私もよくないハッスルしちゃいそうだし…)



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

温泉

小鳥「部屋に温泉が付いてるなんて…贅沢ぅー♪」チャポ

小鳥(貸し切りの露店風呂って…最高だわ)

小鳥「あずささんって…本当、ぶれないなぁ」

小鳥(私なんて、2×歳になるのに全然…しっかりしてないし…)

小鳥「からかわれるもの…無理無いかー」ブクブク

休憩させてくれー

なるべく早く復活するから!!

俺も眠いわぁ

保守だYO!

保守

保守どうも!  ぼちぼち再開

部屋



あずさ(身体が変わると、心もそれに合わせて変化してしまう)

あずさ「春香ちゃん達から聞いていたけど、本当だったのね」

あずさ(音無さんと顔を合わせて笑ったりする時、今まで感じた事のない感情が…)

あずさ「友達としてではなく、異性としての愛情…なのかしら」

あずさ(難しいですねぇ…男性って)



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

数十分後

あずさ「部屋のお風呂で済ませちゃいましたー…ってあら?」

あずさ(音無さん、まだ露店風呂に…?)

あずさ「…長すぎる様な」

あずさ(様子を見に行きましょう!!)

露店風呂


ガラッ

あずさ「音無さん!大丈夫ですか!?」

小鳥「…」グッタリー

あずさ「上せちゃってるわ…冷やしてあげないと…」ザバァー

小鳥「…」ポタポタ

あずさ(腕力があって助かったわ…)



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

あずさ「冷やしタオルを頭と首に…これでいいかしら?」

あずさ「流石に裸のままは嫌ですよね…浴衣を着せましょう」

小鳥「…んっ」モゾッ

あずさ(…っ、余計な事は考えちゃ駄目っ!)ブンッ

あずさ「失礼しますね…」ゴソゴソ

小鳥「…」ゴロン

あずさ(袖を通して…帯を結んで…)ゴソゴソ

小鳥「ん…」シュルシュル

あずさ「ちょっと腰を浮かせて…」サワッ

小鳥「っう…」ビクッ ズルッ

あずさ(あ、やだ…足が開いちゃった…)

小鳥「…ぁ」モゾッ

あずさ「……集中して…集中…ふぅー…」


小鳥「い…やぁ…っ」モゾモゾ


あずさ「……っ!!」ザザッ

あずさ(どうして…私、こんなドキドキしてるの…!?)ドクドク

あずさ「早く、終わらせ…ましょう…」

あずさ(ごめんなさい音無さん…私…)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

小鳥「ん…あ、あれ?私…」ガバッ

あずさ「あ、音無さん…もう平気ですか?」チラッ

小鳥「…あ、そうか…露店風呂でうたた寝しちゃって…」

あずさ「枕元に…お水がありますから飲んでください」

小鳥「あずささんが助けてくれたんですか…?」

あずさ「えぇ、心配したんですよ…?」

小鳥「…うー…情けないですぅ」

小鳥「…ところであずささん」

あずさ「な、何でしょう…?」

小鳥「ど、どうしてそんな距離を…空けるんですか」

あずさ「そ、それはぁ…」オロオロ

小鳥「もしかして、私の事…嫌になっちゃいましたか?」シュン

あずさ「そういう訳では……」

小鳥(…気絶してる間に…私、何かしちゃったかしら?)スック テクテク

あずさ(あぁ…こっちに来ちゃう…)オロオロ

あずさ「わ、私夜風に当たってきます…!」スッ

小鳥「あ、ちょっと待ってください!」ガシッ

あずさ「…っあ!?」ビクッ ドサッ

小鳥「ご、ごめんなさい!裾引っ張っちゃって…」

あずさ(…な、何…今の感覚…)ドクン…ドクン…

小鳥「…あずささん…?どこか身体の具合でも……っ!?」ビクッ

あずさ「ばれちゃいましたか…」

あずさ「…年長者として失格ですよね、こんな姿」

小鳥「…」カァァ

あずさ「薬の効果とは言え…大人として恥ずかしいです」

あずさ「音無さんとの、楽しい旅行…ぶち壊してしまって…ごめんなさいっ」



小鳥「そんな事無いですっ!!」

あずさ「あぅ!?」ビクーン

小鳥「私の悩みを知っていて、優しくしてくれる…そんなあずささんが、そんな事する訳ないじゃないですか」

あずさ「…音無さん」

小鳥「あずささんは、あずささんですって」ニコッ

あずさ「…ありがとうございます、音無さん」




小鳥「…でも、あずささんの…それ、自己主張が強すぎるかな…?」チラッ

あずさ「ううぅぅ…あまり見ないでくださいぃ」カアッ

小鳥「ど、どうしましょうか…それ」ドキドキ

あずさ「ど、どうしましょう…」ドキドキ

小鳥「あの、あのあの…私でよければ…その」

あずさ「…」ゴクリ

小鳥「お、お手伝い…し、しま、しますけどぉ…?」テンパリ

あずさ「…じゃ、じゃあ…お願いしようかしら~…」ドキドキ

小鳥(何これ、すっごい緊張する…)

あずさ(…初夜ってこんな感じなのかしら…)

小鳥(うわー…ち、近くで見ると…迫力が…)

あずさ(音無さんの顔、上せてる時より赤いかも…)

小鳥「えっと…確かこうやって…」グッ…

あずさ「ん…」ピクッ

小鳥(上下に動かせばいいのよね…?)シュッ…シュツ

あずさ「っふ…ぁ」ビクッ



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

あずさ「う…ぐっ…あぁ…」ビクッビクッ

小鳥(あずささん、気持ち良さそう…こんな感じでいいのね)

あずさ「っ…あ、な…何か…」ドクドク

小鳥「…ん?あずささん…今何か言っ」

あずさ「お、あっ…!」ビュルッ! ビュッ!

小鳥「きゃあぁっ!?」ベチャッ

あずさ「すいません…お顔を汚してしまって…」フキフキ

小鳥「あはは…まだ慣れてないし、しょうがないですって」



あずさ「…い、いいんですか?本当に…私で…」

小鳥「はい…と、いうかむしろ…お願いしたいくらいです」

小鳥(元女性ですし、女の子の身体を知ってるから…もしかして私、こうなる事…期待してた?)

小鳥「あ…そうだ、あずささん…これ」スッ

あずさ「これって…何で音無さんが持ってるんですか…」

小鳥「千早ちゃんがくれたんですよ…万が一のために持って行ってくださいって」

あずさ(春香ちゃん達は…分かってたのね…流石先輩だわ)

小鳥「…っ、つうっ…!」

あずさ「い、痛いですか…やめておきます…?」

小鳥「い、いんです…私の事は…気にしないで…」

あずさ「…分かりました…っ…!」グイッ

小鳥「っ、うぅ!?」ビクッ



小鳥「…痛いの、大分治まってきたので…動いて、いいですよ?」

あずさ「分かりました…ゆっくり、少しずつ…」ズッ…ズッ…

小鳥「っあう…っう…ぁ」ビクッ

あずさ(我慢、我慢…痛がってるんだから…)

小鳥「うあ…はぁ…っん」ビクッ

あずさ「ど、うですか…?痛いの…は」ズッ…ズッ

小鳥「あ、ぁっ…も、もう…平気かな…ぁ」ビクッ

あずさ「も、もう少し…早くしても?」ズッ

小鳥「あはぁ…い、いいですっ…」ビクッ



あずさ「ハアッ、ハアッ…ぐぅっ…ぁが」ズッ ズッ ズッ

小鳥「うぅぅっ…!んくぅ、ふぅっ…!」ビクッビクッ

あずさ「ハアッ、ハアッ…ぐっ…あぁ」ズッ ズッ ズッ

小鳥(は、速い…呼吸…続かない…ですよぉ)

あずさ「んっ…ハアッ、ハアッ…ふっ…ふうっ…」ズッ ズッ ズッ

小鳥「は、速すぎるっ…はぁっ、もうす、こし…おそ…くぅ」ビクッ

あずさ「ハアッ、ハアッ…」ズッ ズッ ズッ

小鳥(聞こえてないいぃぃぃ…)

小鳥「ふぅっ、はあぐっ…ふぅ…っ…!」ビクッビクッ

あずさ「…っ、ううっ…ハアッ、ハアッ!」ゾクゾクッ

小鳥(う、動きが…止まって)

あずさ「っ、ぐ…おぉ…っ!!」ズンッ!  ドクドク…

小鳥「っあぁぁぁぁ…っ!?」ガクッ



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

小鳥「あいたたたた…」

あずさ「あ、肩貸します…よっ」

小鳥「すいません、何度も…」

あずさ「…あの時、我を忘れて…無我夢中になってしまって…」

小鳥「あははは…す、凄かったです…いろんな意味で…」

小鳥「次するときは…ペース合わせてくださいね?」

あずさ「気を付けますぅ…」

小鳥(でも、意外な一面が見れてこれはこれで…)



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

次の日 事務所

あずさ「ただいま帰りました~」

小鳥「皆ーお土産買ってきたわよー」

♀P「あ、音無さんとあずささんも、こっち来てください!!」

小鳥「うわわっ!?」

律子「早くテレビを見てください!!」

ご飯行ってきます

TV『次のニュースです』

TV『961プロダクションの社長、黒井崇男(54)が他アイドル事務所に、謎の薬品を送りつけていたことが分かりました』

TV『もっとも被害を受けた、765プロダクションの社長、高木順二郎(56)に話をうかがってみると』

社長『いやぁ、こうなるならもっと早く言ってくれればいいものを…』

TV『2日前に765プロダクションのライブに現れた、謎の7人の男性は薬によって見た目が変わっていた本人…』

社長『そういうことになるねぇ、ファンの人たちには申し訳ない事をした…』



♀P「黒井社長の仕業だったのかよ!!」

律子「調べてみたら、黒井社長は876プロとこだまプロにも薬を送ってるらしいです」

TV『黒井社長は現在行方不明です』

TV『高木社長によると、自身に薬を使い行方を眩ませているのではないか、との事です』

TV『アイドル界を揺るがす、大きなニュースでした』

TV『僕は、好きなアイドルの性別が変わったとしても応援しますけどね」

TV『○○さん、好きなアイドルって居るんですか?』

TV『765プロの水瀬伊織ちゃんですねー、デビュー当時からずっと応援してます』

TV『…それでは次のニュースです』



律子「あっ、もしもし涼?律子だけど…えっ、そうなの?…うわぁ、そんな事になってるの…ありがとう」ピッ

♀P「涼って確か…律子のいとこだっけ?876プロアイドルの」

律子「はい…どうやら、涼以外全員薬を使っちゃったそうです…」

♀P「…男しかいねぇじゃねぇか…」

♀P「っても他の事務所には、ラムネ菓子と間違えそうな奴しか送ってないんだよな?」

律子「765プロには特別、薬を多めに送りつけてきたんでしょう」

♀P「それに、悪乗りしやすい人達も数人いるしな…」

律子「双子とか…事務員とかね…」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

♀P(その後、ファンの信用を回復した俺達は、新たに増えたファンと共にトップアイドルを目指す事に)

♀P(だが、性別が逆になったということは身体や心が大きく変化する)

♀P「次は…>>171に起きたのだった」


1 やよいおり
2 あみまみ
3 みきりつ
4 ゆきまこ               ※はるちは、たかひびは後で今は無し

あみまみ編



亜美「んっふっふ~…真美の身長抜かしたー!」

真美「ホントだ、160cmになってる!」

亜美「いっそ180cmくらいにババーン!って伸びればよかったのに→」

真美「その領域は真美達には無理だよー」


あずさ(185cm)「そうねぇ、真美ちゃん達の年齢じゃあ、厳しいわね」

貴音(183cm)「しかし、ここまで高くなると…」

雪歩(180cm)「差がありすぎて…違和感が凄いですぅ」

律子(178cm)「そうですか?私的には…高いところに手が届いて、楽してますけど?」

春香(175cm)「あー、それは分かります!便利ですよね、身長あると」

伊織(158cm)(…+5cmかぁ、それでも亜美真美より低いのね)

亜美「…んっふっふ~…じゃあ、あっちの身長はどれくらいなのかな~?」

真美「真美、あっちって何さ?」

亜美「男の子になったら分かるよ→」

千早「そうね…この前測ったら10…ご」

春香「言わなくていいから!っていうかいつ測ったの!?」

♀P「俺にもあんな時期がありました…」

小鳥「やっぱり男の子って、そういう話するんですねー」

♀P「女性で言う、おっぱいのサイズ話と一緒ですね」

小鳥「じゃあやっぱりちっちゃいと、コンプレックスだったりします?」

♀P「はい…」ショボン

小鳥「へ、へぇ~…」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

亜美「いっくよぉー…それーっ!」シュタン

真美「バク転じゃん!すご→!」

亜美「今度、ライブする時ラストでバク転するんだ→」

真美「いいなー」

真美(亜美楽しそうだし、真美も一回使ってみようかなー)

貴音(…好んでつかう物ではないと思いますよ)

真美(お姫ちん…脳内に直接…!?)

貴音(ふふっ、冗談です)


貴音「私は自らの意思で使いましたが、この身体は…とても苦労するものです」

真美「お姫ちんは、全然苦労してるようには見えないけど…?」

貴音「…まるで自分の中に、二つの人格が出来たように感じるのです」

真美「二つの人格?」

貴音「元々持っている女性としての考えと、急に心の中に現れた男性としての考え」

貴音「そして、何より身体の大きな変化」

真美「…うん」

貴音「それらが混ざり合い、衝突することで…思考回路がおかしくなってしまうのです」

真美「難しいよ…お姫ちんの言ってる事」

貴音「要するに、使わない方がよいのです」

貴音(おそらく、黒井殿は…この混乱を狙って私達に…この薬を)



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次の日


亜美「たっだいまーっ!!」

真美(…昨日、お姫ちんが言ってた事が気になるよ→)

亜美「ん、真美?何か難しい顔してるね→?」

真美「わぁっ!?」ピョイン


     ゴッ


亜美「ぐえっ…」ズシャア…

真美(やっべ、驚いた時に足で股間蹴っちゃったよ…!)

亜美「こ、これが…金的って…奴か…」ドサァッ… oz

真美「亜美ぃぃぃぃぃ!!!」



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春香「あ…あー…い、たそ…」

貴音「私も一度、響の家に行った時、いぬ美に頭突きをされた事が…同情します」

♀P(あれって気持ち悪くなったりするんだよな…痛いとかそういう次元じゃない…)

春香「元々女性だったから、ああいうのに慣れてないんですよね」

貴音「女性の時でももちろん痛いですが、これは痛みを超越した何かです」

♀P(女性の時でも痛いのか…よく覚えておこう)



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

真美「亜美ごめんねー…」

亜美「いんや、これは亜美のガードが薄かったせいだよ…」

亜美&真美((…もう男子に金的するのやめよう))


真美「一応薬塗った方がいいってさー」

亜美「塗ってくれんの?」

真美「痛いことしちゃったのは真美だしね→」

亜美「…握りつぶしたりとかしないよね?」ブルッ

真美「怯えすぎだよー…」

談話室



真美「ちょい赤くなってる?」

亜美「まー今は痛くないし、大丈夫っしょ」

真美「そっか、じゃあ塗るねー…べとー」ペチャ

亜美「優しくだよー」

真美「…変な感触だね、これ」ヌリヌリ

亜美「こりこりしてるよね」

真美「うーん…あんまり触った事ない感じ→」ヌリヌリ

亜美「亜美も最初はビックリしたよ→」

真美(…お姫ちんが言ってた、苦労って亜美にもあるのかな)

亜美(…あ、また真美が難しい顔してる)

亜美「真美ー…」

真美「ん、どっか痛いとこ触っちゃった?」ピクッ

亜美「ううん、そうじゃないよ」

真美「…?」ヌリヌリ

亜美「早く一週間経たないかなっーて思って」

真美「何で?」

亜美「…亜美は、真美とそっくりのままで居たいな…って思ったんだ」

真美「嬉しい事言ってくれるねぇ」

亜美「やっぱり双子は双子らしくなきゃね、この姿じゃ兄妹みたいだし」



真美「はい、終わったよー」

亜美「ありがとー真美!」

真美「手、洗ってくるねー」パタパタ

亜美「いってらー」フリフリ



亜美(…危なかったぁ)

亜美「双子なのに、おかしいよね…」ギンギン

亜美(最近こういう事多くて困るよー…)

亜美(真美はいつもどおりの真美なのに…どうして、こんなドキドキしちゃうんだろう)

亜美「亜美が亜美じゃないみたいで、変な感じ…」

春香「プロデューサーさん!リクエスト通り、ドーナツ作ってきましたよ!」ガサッ

♀P「最近甘いものが美味しくてな、ありがとう」

春香「食べ出すと止まらなくなっちゃいますよねー」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

♀P(この身体で太ったら、元の身体でも太ったままなのだろうか…)

♀P「嫌だな…」

♀P(つまり、性別が逆になったということは思考も変化するわけだ)

♀P「今度は…>>221に起きたのだった」


1 やよいおり
2 みきりつ
3 ゆきまこ               ※はるちは、たかひびは後で今は無し

に!に!!

了解 少し離席します

♀P「あれから一週間が過ぎた」

♀P(春香達の薬の効果も切れ、全員が元に戻った…様に見えたが、実際はそうではなかった)

貴音「私は、あの時響に降りかかった薬の効果が、完全に消えるまでこの姿で居ます」

♀P「辛く、ないのか?」

貴音「辛くないと言えば嘘になります、ですが…響の苦労に比べれば…これくらい、どうということはありません」キリッ

♀P「…強いな、貴音は…」


春香「うわあああん!!やっと元に戻れたよぉぉぉ!」

♀P「うおー…なんか懐かしい」

春香「ほら、リボンですよリボン!」

♀P「やっぱり春香って言ったら、リボンだもんなぁ」

春香「あの姿では流石に着ける気はおきませんでした…」

千早「…あと3週間…待ち遠しいわ」ニヤニヤ

♀P「…何にやけてるんだ、千早」

千早「春香の長期オフです…うふふ…」

♀P(そういえば千早って、裸リボンで箱の中に入って自分がプレゼントよ!って春香に迫った事あったっけ…)


亜美「真美ぃー!!」ギューッ

真美(最近、よく抱きついてくるなぁ…)

亜美「ちょっとー、可愛い妹が抱きついてんだよ?棒立ちは無いっしょー」

真美「はいはい…」ギュッ

亜美(やっぱり、こうじゃないとねー…)

♀P「あずささん、来週は男性で過ごされるんですか?」

あずさ「はいー、音無さんの彼氏役で…」

♀P「あんまり都合良くすると駄目ですよ?」

あずさ「そうですね~…今度私が同じ状況になったら…その時は、ふふっ」


♀P「あれ、伊織…なんでそっちの姿なんだ?」

伊織「…ファンが私に言うのよ」

♀P「…はい?」

伊織「いぶきんの姿でも活動してくれってうるさいの…」

♀P「さ、流石…伊織のファンだな…」

♀P(やってあげちゃういおりんマジ優しい)

雪歩「すいません、通してもらっていいですか?」

♀P「あ、あぁ…すいません今どきま…あれ、雪歩か」

♀P(男の方の声で話しかけられたら…顔見ないと雪歩だって気付かないな)

雪歩「今、お父さんのお手伝いをしてるんですぅ」

♀P「男の方の姿じゃなくても良いだろうに…」

雪歩「それが…元の姿だと、危険だからやめなさい、って言われてて出来なかったんですよ…」

♀P(…一体何を手伝ってるんだろうか)

♀P「律子、また使ったのか」

律子「この身体で仕事すると、体力もあるし力もありますから」カチャカチャ

♀P「あんまりこれに頼るのは良くないぞ…?」

律子「いいんですよ、私は裏方なんですから」

貴音「…」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

美希「ハニーは何で元に戻ってないの…?」

♀P「…実はだな、俺が飲んだ粉の奴…錠剤をいくつも潰して作った物なんだ」

美希「まだ効果が続いてるってこと…?」

♀P「そういうことだ…」

♀P(…多分この中で一番長く続きそうなのは…俺かな)

ご飯作ってきます

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