アルミン「あとちょっとだったんだけどなぁ・・・」ｶﾀｶﾀ

　　　　「あとちょっとで数学オリンピックトロスト区代表になれたのに」ｶﾀｶﾀ

マルコ「またそれかい？アルミン」ｶﾀｶﾀ

　　　「それよりさ、今年の夏のテーマ決めよううよ！海とスイカと女の子！」ｶﾀｶﾀ

アルミン「海は壁の外だから行くのは難しいね～、女の子も僕はいいや」ｶﾀｶﾀ

マルコ「ちぇー、つまんないのー」ｶﾀｶﾀ

バタン！！←ドアが開く音

クリスタ「ねぇ、二人とも！バイトしない！？」

アルミン「クリスタか、びっくりしたー」

マルコ「僕達いまバイト中だよ？」

クリスタ「へ?バイト？？なんの？？？」

マルコ「OZのシステムの保守点検だよ。末端の末端の末端だけどね」

クリスタ「へぇーすごいね！」

アルミン「OZとは、最近壁のなかで流行りだしたインターネットの仮想世界。今まで技巧班が秘密裏
　　　　　に作っていたパソコンと携帯が壁の中で普及し、それに比例するようにOZも普及した。
　　　　　ちなみにパソコンと携帯の作り方は技巧班の一部の人間しか知らないらしい。」

クリマル（（アルミンは誰に対して言っているんだろう・・・））

クリスタ「でも残念だなあ。二人ともバイト中かぁ・・・」

アルミン「よかったら、僕がやろうか？」

マルコ「じゃあ、OZのバイトはどーすんのさ」

アルミン「ごめんクリスタ、やっぱできないや」

クリスタ「バイトと言っても、私と一緒に旅行するだけなんだけどなぁ」

マルコ「じゃあ、ハイ！僕やる！！」

アルミン「え、じゃあ僕も！！」

クリスタ「う～ん、二人はちょっと多いかな。」
　
　　　　「募集人員、一名なの！」