モバP「ヒトカラでも行くか...」 (97)

のんびりと書いて行きます

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ピピピピ....



P「うーん.....」パチッ

P「....あれ?」

P「やばっ!遅刻.....じゃない...」

P「....そうだった、今日は休みだった」

P「ふわぁっ......ここんとこずっと働きっぱなしだったからなぁ....」

P「でも家でグータラしてるのもなんかもったいないし.....」

P「かといって特別やりたいことがあるわけでもないんだよな....」

P「なにしようかな?パッと思い浮かばない...」

P「はぁ...とりあえず朝飯を食べよう」

P「まずはそこから考えるとするか...」

−−−−−−



P「とりあえず外に出てみたものの、特に行きたいところもないなぁ....」

P「このままブラブラしててもいいんだけど.....」

P「おっ、ここに新しくカラオケが出来たのか」

P「.....まっ、たまにはいいかな」



ウィーン



「いらっしゃいませー!本日はおひとり様ですか?」

P「そうです」

「会員証などはお持ちでしょうか?」

P「いえ、初めてです」

「かしこまりました、ではこちらにご記入をお願いします」

P「はーい」カリカリ

「本日のご利用時間はどのくらいでしょうか?」

P「うーん、とりあえず3時間くらいで」

「かしこまりました、ではお部屋の方が5番になりますので」

P「あっ、はい」

「ではごゆっくりどうぞー」




P「最近全然来てなかったからずいぶんと久しぶりだな」

P「しかしたまの休みにすることがヒトカラとは....俺もさびしい奴だ」

P「まあ、たまにはこういうのもいいよな」

P「さて、それじゃ歌うとするか」

P「とりあえず一曲目....」ピッピッピ



♪〜



P「明日があるさ 明日がある♪」

P「若い僕には夢がある♪」

P「いつかきっと いつかきっと わかってくれるだろう♪」

ウィーン


「いらっしゃいませー!本日はおひとり様ですか?」

奈緒「はーい」

「会員証などはお持ちでしょうか?」

奈緒「んっ、これで」

「いつもありがとうございます、ではこちらにご記入をお願いします」

奈緒「はいはーい」カリカリ

「本日のご利用時間はどのくらいでしょうか?」

奈緒「3時間で」

「かしこまりました、3時間ですね」

「ではお部屋の方は6番になりますので」

奈緒「6番...」

「ではごゆっくりどうぞー!」

奈緒「うーん、最近忙しかったからなかなか来れなかったなぁ...」

奈緒「今日は思いっきり歌ってストレス解消するか!」

奈緒「にしても今期の夏アニメは楽しみなのが多いなぁ.....」

奈緒「とりあえず一曲目は.....」ピッピッピッ

奈緒「これだ!」



♪〜



奈緒「短い夢を重ねて 永遠にして逝く花の♪」

奈緒「偽りが切ない 閉じ込めた生命の♪」

奈緒「孤独を君に捧げる♪」

奈緒「Preserved Roses♪」


奈緒「あー、やっぱりひとりだとキビシイか.....」

P「俺はただひとり 俺はただひとり♪」

P「荒野を走る♪」



P「ふぅ、ちょっとトイレ....」ガチャッ

P「休日の昼間なのに結構人いるんだなぁ...」

P「おっ、隣の女の子すごいノリノリで歌ってるな」

P「しかも結構上手い....」

P「いかんいかん、スカウトしようなんて考えちゃイカン!今日は休み!」

P「それよりトイレトイレ.....」スタスタ....



ウィーン



「いらっしゃいませー!本日はおふたりでよろしいですか?」

凛「はい、そうです」

「会員証などはお持ちでしょうか?」

加蓮「あっ、これでお願いしまーす」

「いつもありがとうございます、ではこちらにご記入をお願いします」

「本日のご利用時間はどのくらいでしょうか?」

凛「どうするの?」

加蓮「3時間くらいでいいんじゃない?」

凛「じゃあそうしよっか、3時間でお願いします」

「かしこまりました、では7番のお部屋になります」

加蓮「はーい、どうも」

「ごゆっくりどうぞー」




加蓮「なんかカラオケに来るのって結構久しぶりかも」

凛「そうなの?」

加蓮「凛は結構来るの?」

凛「ちょこちょこかな、自主トレとかで来たりするし」

加蓮「真面目だね、凛らしい」

凛「そんなことないって」

加蓮「でも今日は難しいこと考えずに思いっきり歌おうよ♪」

凛「うん、そのつもりだよ」

加蓮「じゃあまずは私から歌ってもいい?」

凛「うん、いいよ」

加蓮「じゃあ....」ピッピッピ....

加蓮「えいっ!」


♪〜


凛「あれ?これ....」

加蓮「ふふっ♪」



加蓮「ずっと強く そう強く あの場所へ 走り出そう♪」



凛「私の曲じゃん....」

P「おっ、これは凛の曲じゃないか」

P「あいつもついにカラオケで歌われるレベルのアイドルになったか」

P「なんだか感慨深いなぁ....」ガチャッ

P「さーて、次はっと....」ピッピッピ....


♪〜


P「盗まれた過去を探し続けて♪」

P「俺はさまよう 見知らぬ街を♪」

P「炎の匂い 染みついて♪」

P「むせる♪」



奈緒「ふぅ、最初から飛ばしすぎたかな....」

奈緒「ちょっとトイレっと....」ガチャッ

奈緒「んっ?隣の人ずいぶんいい趣味の曲歌ってるな」

奈緒「次はアタシもちょっと古い曲でも歌おうかな....」テクテク

凛「なんか楽しそうだね加蓮は」

加蓮「まあね、凛は何歌うの?」

凛「これだよ」ピッピッピ

加蓮「あっ、この曲....」

凛「私、カラオケに来たら一曲目はこれって決めてるんだ」


♪〜


凛「泣くことならたやすいけれど 悲しみには流されない♪」

凛「恋したこと この別れさえ♪」

凛「選んだのは 自分だから♪」


加蓮「へぇ、やっぱり歌いなれてる感じだね」

加蓮「あっ、そうだ!」ゴソゴソ

加蓮「はい、笑って〜」カシャッ

加蓮「プロデューサーと奈緒に送信っと....」



P「んっ、メールが...加蓮からか」

P「『今日は凛とふたりでカラオケデートだよ☆』か....」

P「そういえばあいつらも今日休みだったな」

P「最近ずいぶん忙しいからゆっくりできて嬉しいんだろ」

P「『俺も今カラオケしてるところだぞ』っと...」

P「ついでに飲み物も頼むか」カチャッ

P「すいません、ジンジャーエールひとつお願いします」

P「よし、じゃあ次は....」ピッピッピ


♪〜


P「晴れた日は出かけよう どこか遠くへ♪」

P「知らないとこ 目指して歩いて行こう♪」

P「さあ冒険だ♪」

奈緒「なんだよ、凛と加蓮はふたりで遊んでたのか?」

奈緒「なんであたしに声かけてくんなかったんだろ?」

奈緒「ふん、いいですよーだ、その分ひとりで思いっきり歌うから」

奈緒「『アタシも今カラオケ中だよ、ぼっちのアタシはひとりさみしく歌うんだ、シクシク....』これでよし」

奈緒「さっ、次!」


♪〜


奈緒「オーラロードがひらかれた♪」

奈緒「きらめく光 俺をうつ♪」

奈緒「オーラの力たくわえて♪」

奈緒「ひらいた翼 天にとぶ♪」

加蓮「あれ、奈緒とプロデューサーもカラオケしてるんだって」

凛「えっ、そうなの?それってふたり一緒にいるって事?」

加蓮「うーん、でも奈緒はひとりで歌うってメールくれたからきっとどっちもヒトカラなんじゃない?」

凛「そうなんだ、それならプロデューサーと奈緒も誘っちゃえばよかったかな」

加蓮「本当は奈緒にも声かけようと思ったんだけど、奈緒は昨日さっさと帰っちゃったんだよね」

凛「ああ、そういえばそうだったね、最近忙しくて撮り溜めたアニメがなかなか見れなかったって嘆いてたし....」

加蓮「また今度一緒に来ようよ、じゃ次は私行くね」ピッピッピ

凛「加蓮、飲み物頼むけどなにがいい?」カチャッ

加蓮「オレンジジュースで」

凛「了解、すいませんオレンジジュースとウーロン茶お願いします、あとポテトも」


♪〜


加蓮「MOONY GOOD NIGHT 真夏に光る♪」

加蓮「お月様 お願い良い夢を♪」

P「おっ、またメールだ」

P「『プロデューサーもカラオケするんだったら一緒にくればよかったのに そうすれば凛と私がいろいろしてあげたのにな〜』ね....」

P「やれやれ、そんなことしたら大変だっての」

P「『そんなことしたらお前たちのファンにヒドイ目にあわされるので遠慮しておきます』っと....」

P「あいつらも自分たちが人気アイドルってのを忘れてるんじゃないだろうな」

P「それより奈緒もカラオケやってたとは、まさか彼氏とかと一緒じゃないだろうな?」

P「まっ、とりあえず次....」ピッピッピ


♪〜


P「ありがとうって伝えたくて♪」

P「あなたを見つめるけど♪」

奈緒「あっ、返信だ」

奈緒「『だって昨日さっさと帰っちゃうんだもん、また今度一緒に行こうよ』か...」

奈緒「うーん、昨日あたりでそろそろ撮り溜めを消化しときたかったんだよなぁ」

奈緒「まだ半分くらいしか見てないけどな」

奈緒「『あとプロデューサーもヒトカラしてるらしいよ♪』だって」

奈緒「そういえば久々の休みだって言ってたなぁ」

奈緒「まっ、いつも頑張ってるしゆっくりしてくれるといいんだけど.....」

奈緒「でもひとりで行くくらいならアタシに声かけてくれたって....」

奈緒「な、なに言ってんだアタシは!さあ次だ!次!」ピッピッピ


♪〜


奈緒「キミにBaby sweet berry love♪」

奈緒「ホントノキモチだけ♪」

奈緒「分け合えたらいいのにな 願いを叶えてよ♪」

http://i.imgur.com/fWrnsjt.jpg
http://i.imgur.com/fIlO9ln.jpg
渋谷凛(15)

http://i.imgur.com/n6e4m1L.jpg
http://i.imgur.com/tFrWrMa.jpg
北条加蓮(16)

加蓮「ねえ凛、勝負しない?」

凛「勝負?」

加蓮「うん、次の曲で点数出してさ、負けた方が罰ゲームってのはどう?」

凛「ふーん、別にいいよ、でもやるからには勝つからね」

加蓮「私だって負けないよ」

凛「どっちからにする?」

加蓮「じゃんけんで決めよっか」

凛「いいよ、ジャーンケン.....」

凛・加蓮「ポン!」

加蓮「あっ」

凛「私の勝ちだね、じゃあ私から」ピッピッピ

加蓮「何歌ってもいいからね」

凛「じゃあ奈緒から教えてもらったこれで」


♪〜


凛「いつも通りのある日の事 キミは突然立ち上がり言った♪」

凛「今夜星を見に行こう♪」

P「おっ、今度は奈緒からか」

P「『ひとりでカラオケしてるらしいじゃん 楽しんでる?』か....」

P「『まあな お前もカラオケしてるらしいけどひとりなのか?』っと」

P「これで『実は彼氏と一緒だよ♪』とか返信きたらどうしよっかな?」

P「さすがにない.....とは思うんだけど....」

P「....どうも仕事モードになってしまうなぁ」ピッピッピ

P「いかんいかん、今日はオフだ」


♪〜


P「小さな肩に背負いこんだ 僕らの未来は♪」

P「ちょうど今日の夕日のように 揺れてたのかなぁ♪」

奈緒「んっ、プロデューサーから?」

奈緒「『なんだよ ひとりだよ 悪いかよ』っと....」

奈緒「うーんと...『っていうかひとりで行くくらいならアタシに連絡くれれば付き合ってやったのに』」

奈緒「送信!」

奈緒「....送っちまった」

奈緒「何て返信来るかな....」

奈緒「歌いながら待ってよっと」ピッピッピ


♪〜


奈緒「呼吸を止めて一秒 あなた真剣な目をしたから♪」

奈緒「そこから何も聞けなくなるの星屑ロンリネス♪」

奈緒「きっと愛する人を大切にして 知らずに臆病なのね♪」

奈緒「落ちた涙も見ないふり♪」

凛「夜を超えて 遠い思い出の♪」

凛「君が指をさす♪」

凛「無邪気な声で♪」


加蓮「おぉー、さすがは凛♪」パチパチパチ

凛「手ごたえあり!どうかな?」



【91点】デンッ!



凛「やった!」

加蓮「むぅ、強敵だね....」

凛「さっ、次は加蓮だよ」

加蓮「これはちょっと本気出さないとマズイね...」ピッピッピ


♪〜


加蓮「空に抱かれ 雲が流れてく♪」

加蓮「風を揺らして 木々が語る♪」

加蓮「目覚めるたびに変わらない日々に♪」

加蓮「君の抜け殻探している♪」


凛「う、うまい....」

あっ、まちがえた!


○ 空にだかれ

× 空に抱かれ


です

P「きたか....」

P「ほっ、どうやら俺と一緒でヒトカラだったみたいだな」

P「『別に悪くはないさ 奈緒も最近は忙しかったみたいだしひとりの時間も必要だしな』」

P「『ていうかたまの休みにまで自分のプロデューサーと一緒じゃ気が休まらないだろ?』っと...」

P「でも気を使ってくれてるみたいだな、結構嬉しいなこういうの」

P「奈緒もずいぶんと優しくなった、いやもともとか」

P「でも出会ったころと比べればだいぶ気を許してくれてるな」

P「嬉しい限りだ」ピッピッピ


♪〜


P「街をつつむ Midnight fog♪」

P「孤独なSilhouette 動き出せば♪」

P「それは まぎれもなくヤツさ♪」

奈緒「むぅ、プロデューサー?」

奈緒「えっと...『確かにひとりの時間も欲しいけどさ 誰かに一緒にいてほしい時だってあるだろ』」

奈緒「『わかれよ そのくらい』....これでいいかな?」

奈緒「....『プロデューサーもさみしい時はアタシを呼べよ そばにいるくらいのことはしてやるからさ』」

奈緒「送信!」

奈緒「....はぁ、今日のアタシはなんか変だな」

奈緒「難しいこと考えるのはやめて、歌おっと」ピッピッピ


♪〜


奈緒「ここなんて歌ってんのかな....」



奈緒「踏まれた花の名前も知らずに 地に堕ちた鳥は風を待ちわびる♪」

奈緒「祈ったところで何も変わらない 今を変えるのは戦う覚悟だ♪」

加蓮「側にいると約束をしたあなたは嘘つきだね♪」


凛「すごい....」パチパチパチ

加蓮「この歌結構好きなんだ♪」

凛「むぅ、これはちょっとマズイかも....」

加蓮「この前ね、お仕事で三浦あずささんに会ったんだよ!すごく綺麗で優しい人だったなぁ....」

凛「私も会ってみたいな、歌のコツとかいろいろ聞いてみたい」

加蓮「さあ点数はどうなるかな?」



【92点】デンッ!



加蓮「やったー!私の勝ち!」

凛「うーん、惜しかったなぁ....」

加蓮「でも勝ちは勝ちだもん!」

凛「わかってるよ、それで罰ゲームって何?」

加蓮「じゃあこれ歌って?」

凛「....えっ、これって」

P「奈緒のやつ嬉しいこと言ってくれるよな」

P「『ありがとう すごくうれしいぞ』」

P「『奈緒もさみしいときは俺を呼べ なにもできないけど俺だって隣にいることくらいならできるからな』、これでよし」

P「今度どこかに連れて行ってやろうかな?」

P「最近はとっても頑張ってるし、ご褒美って事で」

P「うん、今度会ったときに言ってみよう」ピッピッピ


♪〜


P「この街のメインストリート 僅か数百メートル♪」

P「さびれた映画館と バーが5、6軒♪」

P「ハイスクール出た奴等は 次の朝バッグを♪」

P「かかえて出てゆく♪」

奈緒「おっ、返ってきた」

奈緒「な、なんだよ!別にアタシはさみしいなんて....」

奈緒「....言えば一緒にいてくれんのかな?」

奈緒「.....今度ちょっと、ちょっとだけそういう素振り見せても....」

奈緒「なっ、何考えてんだアタシは!」

奈緒「今カラオケ中だ!カラオケ!」ピッピッピ


♪〜

奈緒「君とまた物語が 始まるの♪」

♪〜


奈緒「記憶の遠く走ってた♪」

奈緒「きらめく影法師を忘れられなくて ずっと♪」

凛「ねぇ、本当にこれ歌うの?」

加蓮「うん、できるだけノリノリでね」

凛「なんか楽しそうだね.....」

加蓮「まあね♪歌詞もさっき言った通りでお願い」

凛「うぅぅ、恥ずかしい....」

加蓮「ほら始まるよ?ちゃんとセリフもやってね」


凛『そ、その時空から不思議な光が降りてきたのです.....』

加蓮「あれはだれだー!だれなんだー!」

凛『それは....リンでーす♪』


♪〜


凛「これは想像以上に恥ずかしい....」

加蓮「いいよ、すごくいい!カワイイよ♪」

凛「こんなのプロデューサーに見せられない....」

加蓮「ほらほらコール!」

凛「うぅぅ...」



凛「リリリン!リリリン!シーブリン!!リリリン!リリリン!シーブリン!!」

凛「リリリン!リリリン!シーブリン!!シブシブシーブ シブリン!」

ちょっと映画を見てくるので中断します ヒトカラならぬひとり映画館です

早く見たいな モンスターズユニバーシティ

帰ってきたら再開します

いまかえってきました えいがおもしろかったです

つづきをさいかいします

P「純白のメルセデス プール付きのマンション♪」

P「最高の女とベッドでドン・ペリニヨン♪」

P「欲しいものは全て ブラウン管の中♪」

P「まるで悪夢のように♪」

−−−−−−−−−


奈緒「二人でまた夢を見よう 二人でまた笑い合おう♪」

奈緒「ほつれたままだった明日が 始まるの♪」

−−−−−−−−−


凛「シーブリン シーブリン♪」

凛「実家は花屋だ お花屋さん♪」

凛「シーブリン エーンドールフィーン♪」


凛『ハッ、こ、ここは実家じゃない?』

凛『プロデューサーの部屋だった〜!』


凛「ちょっと何この歌詞!?」

加蓮「はいはい、歌に集中♪」

P「いつかこの手に つかむぜBIG MONEY♪」

P「I' ve got a nothing nothing to lose♪」

P「MONEY♪」

−−−−−−−−−−−


奈緒「君とまた声交わそう♪」

奈緒「私とまた笑い合おう♪」

奈緒「蕾のままだった明日を♪」

奈緒「咲かせるの 君の近くで♪」

−−−−−−−−−−−


凛「シブリンハートに ワンワンきらめく♪」

凛「ホントの気持ち♪」

凛『キャハッ! ラブリー15歳♪ ブイッ♪』

凛「大事な大事な ときめきだワン♪」

凛「ワンツー!せーの!ハイ!」

凛「リリリン!リリリン!シーブリン!!リリリン!リリリン!シーブリン!!」

凛「リリリン!リリリン!シーブリン!!シブシブシーブ シブリン!」

P「ふぅ、だいぶ歌ったなぁ....」

P「たまにはいいもんだな、ヒトカラも」

P「でも今度はもっと時間あるときにちひろさんとかと来てみるか」

P「んっ、ちょっと飲み物飲みすぎたかな....」

P「トイレトイレっと....」



奈緒「あー、結構歌ったな....」

奈緒「久しぶりに来たからずいぶんとハッスルしたけど....」

奈緒「今度は凛とか加蓮とかと一緒に来ようかな」

奈緒「あと....ついでにプロデューサーも...」

奈緒「おっともうこんな時間か」

奈緒「ちょっとトイレにいこっかな」

凛「疲れた....」

加蓮「お疲れ♪思いがけずいいものが見れちゃった」

凛「まさかの本格的罰ゲームだったよ....」

加蓮「でもさすがは凛だね、まさかの振付つきでやってくれたし」

凛「その代わりに大事なものを失ったような気がする....」

加蓮「今の動画と写メに撮ってあるからブログに載せよっかな?」

凛「ダ、ダメ!絶対にダメ!そんなの見られたら表を歩けない!」

加蓮「じゃあせめてプロデューサーと奈緒と....ついでにナナちゃんに見せちゃおっかな?」

凛「ダメ!プロデューサーには特にダメだってば!」

加蓮「わっ!ちょっと凛、危ないって....」バタン!

P「うおっと!?」ドンッ!

凛「あっ、ゴメンなさい!」



P「んっ?」

凛「あれ?」

加蓮「えっ?」

奈緒「おっ?」

P「まさか全員同じ店にいたとはな.....」

凛「しかも部屋は隣どうし....」

奈緒「世間は狭いな....」


加蓮「神SUMMER!! おひさま!! HAPPYにしちゃおう♪」

加蓮「みんなみんなみんな 世界で♪」

加蓮「いちばん熱い夏がダイスキ♪」


〜♪


P「イエーイ!加蓮イエーイ!」パチパチパチ

加蓮「ありがとプロデューサー♪」

奈緒「ノリノリだな....」

凛「今日の加蓮はテンション高いんだ、久々に休みがそろったからかな?」

奈緒「だろうな....」

凛「ねぇプロデューサー、今度はみんなで来ようよ」

P「そうだな、お前たちと俺と、未央と卯月も連れて来よう」

凛「うん、きっとだよ」

P「ああ、ところで凛?」

凛「なに?」

P「お前はこう....なんていうか結構はっちゃけた曲も行けるかもしれないな」

凛「な、なんのこと?」

P「いやさっき加蓮が....」

凛「か、加蓮!」

加蓮「だってあんなおもしろいもの、私ひとりで見るのはもったいないよ」

奈緒「結構似合ってたと思うぞ」

凛「似合ってない!全然似合ってないから!」

加蓮「あっ、ナナちゃんからメールだ」

加蓮「『ヒドイです凛ちゃん!ナナはあの曲真剣に歌ってるんですよ!激おこです!怒髪天を突くです!MK5です!』だって」

凛「だから知られたくなかったのに....」

奈緒「なあプロデューサー、さっきのメールのことだけど....」

P「んっ?」

奈緒「その....あれはだな...」

P「ありがとう奈緒、さっきのメールすごくうれしかったぞ」

奈緒「なっ!?」

P「お前もさみしかったりしたらすぐに言えよ?すぐに駆けつけて行ってやるからな」

奈緒「そ、そんなことあるわけないっての!」

P「いやいや、どうなるかはわからないぞ?」

奈緒「絶対にない!」

加蓮「むぅ、ふたりしてナイショの話?」

凛「許せないねこれは」

P「な、なんだよ.....」

加蓮「あっ、そうだプロデューサー、これからみんなでご飯食べに行こうよ」

凛「みんないっしょでね」

P「ああ、それもいいかもしれないな」

凛「決まりだね、じゃあそろそろ出よっか」

P「忘れ物するなよ?」

加蓮「大丈夫だって、子供じゃないんだから」

奈緒「今から行くのかよ....」

P「どうした奈緒?嫌なのか?」

奈緒「いやそういうわけじゃ....」

凛「プロデューサー、奈緒は帰って撮り溜めたアニメが見たいのかもね」

加蓮「なーんだそうなんだ、私みんなで行きたかったんだけどな〜」

奈緒「べ、別に行かないなんて言ってないだろ!」

P「そうだったのか?奈緒、別に無理しなくても.....お前に予定があるなら」

奈緒「ないない、たった今キャンセルしたからなにもない!」

P「そうか、じゃあ早く準備しろよ、置いてくぞ」

加蓮「ほらプロデューサー、早く行こ?」グイッ

凛「そうだね、私も歌いすぎておなか減っちゃった」グイッ

P「こ、こら.....引っ張るなっての...」






奈緒「お、おい!ちょっと、置いてくなー!!」






おわり

駄文失礼しました〜
あんまり内容のない話ですがこの前行ったヒトカラが楽しかったので書いてみました
いいですねヒトカラ なんか自由な感じがします
あとウーロン茶はカラオケの時はよくないのか....覚えておこう
ではまた〜

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