やよい「うっうー!」 P「うっふぅ」 (17)


P「ふぅ……」

黄金色に染まっていた街に夜の帳が降りて、闇に染まっていく

街の明かりがその闇の中で輝き、

それらはつながって大きな光となっている

綺麗だな。ああ、きれいだ

そして俺は穢らわしい

今すぐにでも警察署に駆け込むべきだろう。

中学生に欲情した! と。

いや、それでは捕まることはないのだ

思えばそれは最悪の対応ではないだろうか?

事件が起きてからじゃぁ遅いんですよ!

わかってるんですかねぇ、警察の皆さんは

P「……はぁ」

余計なことを連ねても思考は変わらない。

やべぇどうしよう……やよいでヤっちまった

もうだめだ
やよいでしたし
しのうかな

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事の発端はそう、今日の営業だ

明るく元気なやよいが雑誌の表紙になるということで、

撮影があったわけで……時期は夏

そこはほら、やっぱり水着になるわけでですね

いや、もちろんグラビア撮影ではないですよ?

お父さんがそんな仕事は通しませんから

だからほら、きわどくない水着、っていうかビキニではないんですよ

だけどそれがまたなんというか、

全身を覆う水着は

未発達ながら確かな凹凸を際立たせるわけで、

プロデューサーさん! テントですよ。テント!

状態だったわけですよ。

いや、俺だって所構わず欲情する変態ではない

それはやよいだったからで……え、なに?

話は署で聞く?

いやだな、俺はまだ初犯ですよ

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